JP5833444B2 - 第xiii因子含有サンプルの品質管理試験方法 - Google Patents

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Description

本発明は、第XIII因子(FXIII)含有サンプルの品質管理試験方法であって、前記サンプル中のプレ活性化(pre−activated)FXIII(FXIIIa )の存在を検出及び/又は濃度を測定する工程を含む方法、並びに第XIII因子(FXIII)含有サンプルの品質を測定するための品質管理用キットに関する。
血液凝固は、フィブリン塊を生じる、各種の血液成分(又は因子)の複雑な相互作用からなるプロセスである。一般的には、凝固「カスケード」と称されるものに関与する血液成分は、アクチベーター(これ自体が活性化された凝固因子である)の作用によってタンパク質分解酵素に変換される、酵素に不活性なタンパク質(プロ酵素又はチモーゲン)である。その様な変換を受ける凝固因子は、一般的に「活性因子」と称され、凝固因子の名前に「a」という文字を加えて標記される(例えば、第XIIIa因子)。
FXIIIは、組換えFXIII(FXIII−A)、血漿FXIII(FXIII−A)、又は細胞内FXIII(FXIII−A)のいずれかにおいてチモーゲンの形態で主に認められる。血漿中では、血液凝固の間に、トロンビン活性化経路が優位にある。トロンビンは、各FXIII−AサブユニットのN末端部分から37アミノ酸残基の活性化ペプチドを切断し、Ca2+の存在下において、活性化形態であるFXIIIa*を生じさせる。一方、細胞内FXIIIはトロンビンに接近することができず、タンパク質分解性でない活性化がある条件下で起こり、活性化FXIII種(FXIIIa)を生じ、これは、各FXIII−Aサブユニットの1−731アミノ酸の全てを含んでいるため、活性化トロンビンによって切断されていない(Polgar et al (1990) Biochem. J. 267, 557-560)。
Polgar et al (1990) Biochem. J. 267, 557-560
重度の血友病患者には、血液凝固因子、例えば、FXIIIを投与して血液凝固プロセスを助けている。FXIIIは、不活性/チモーゲンの形態で投与され、これは必要に応じて(例えば、裂傷が生じた際に)最初にインビボで自然に活性化される。製品の品質のパラメータとして、プレ活性化FXIII(FXIIIa)の含有量を測定し、かつ、最小の状態に維持する必要がある。しかしながら、医薬製剤中において、所定量のFXIIIは、FXIIIaへと非タンパク質分解性の活性化を受ける可能性があり、これによって非特異的な凝固のリスクが高まる。
かくして、FXIII製品の安全を確実なものとし、かつ、血友病の治療の最適化を確実にする、FXIII含有製剤の品質を測定する方法が非常に必要とされている。
本発明の第一の態様によれば、第XIII因子(FXIII)含有サンプルの品質管理試験方法であって、前記サンプル中のプレ活性化FXIII(FXIIIa)の存在を検出及び/又は濃度を測定する工程を含む、方法が提供される。
本発明の第二の態様によれば、第XIII因子(FXII)含有サンプルの品質を測定するための品質管理用キットであって、プレ活性化FXIII(FXIIIa)の検出及び/又は測定用成分、並びに本明細書に記載する方法にしたがって前記キットを使用するための説明書を含む、キットが提供される。
図1は、各種の異なる量のCa2+の存在下において測定したFXIII力価及びFXIIIaの%を示す。左側の図はFXIIIaの%を示し、右側の図は相対的な力価を示す。上側の図は0.05mMから5mMのCa2+を示し、下側の図は1mMから50mMのCa2+を示す。 図2は、各種の異なる量のNaClの存在下において測定したFXIII力価及びFXIIIaの%を示す。左側の図はFXIIIaの%を示し、右側の図は150mMのNaClに対して正規化した相対的な力価を示す。 図3は、pHの関数として測定した力価、FXIIIa、FXIIIaの%を示す。左上の図はFXIIIaの活性(RFU/秒/nM)であり、左下の図はpHの関数としての相対的な力価であり、右上の図は得られたFXIIIaの%である。相対的な力価は、pH7.4に対して正規化した。 図4は、力価、FXIIIa、FXIIIaの%に対するバッファー成分の影響を示す。左上の図はFXIIIaの活性(RFU/秒/nM)であり、左下の図はバッファー及びCa2+の関数としての相対的な力価であり、右上の図は得られたFXIIIaの%を示す。全てのアッセイは、図面に記載しているとおり、バッファー成分及び1又は5mMのCa2+の存在下においてpH7.4で実施した。相対的な力価は1mMのCaClを含むHepesに対して正規化した。 図5は、チモーゲンであるFXIII−A(図5A)及び活性化FXIIIa(図5B)を用いた陰イオン交換HPLCクロマトグラムを示す。 図6は、トロンビン+FXIII及びトロンビンの非存在下におけるFXIIIからのシグナルを示すアッセイ原理を示す。FXIIIの非存在下では、経時的な蛍光増加が検出されない。
本発明の第一の態様によれば、第XIII(FXIII)因子含有サンプルの品質管理試験方法であって、前記サンプル中のプレ活性化されたFXIII(FXIIIa)の存在を検出及び/又は濃度を測定する工程を含む、方法が提供される。
本発明は、トロンビンの非存在下でFXIIIの活性を測定するための方法を提供するため、サンプル中のFXIIIa及び既に形成されたFXIIIa*の双方がシグナルを生じるであろう。活性化メカニズムが区別されないため、この活性はFXIIIaと称する。実際には、FXIIIa*はFXIIIとは異なる質量を有するため、標準的なHPLC及びMS法によってFXIIIa*は容易に検出される。さらに、FXIIIa*の生成は、製薬学的なFXIIIの調製において容易に避けられる。対照的に、FXIIIaは、FXIIIと同一の質量を有するため、標準的な方法で検出することがより困難である。サンプル中におけるFXIIIa*の非存在下において、酵素アッセイ方法によってFXIIIaのレベルを測定する。
本発明は、FXIII含有サンプルの品質を評価及び保証するために必須であると解されている、プレ活性化FXIIIの正確かつ高感度な測定をするという点で顕著な利点を提供する。特に、本発明の方法は、約0.1%の感度で、チモーゲンであるFXIIIの中から微量のプレ活性化FXIIIを検出できることが認められている。したがって、本発明は、所定のFXIII含有製剤中に存在するプレ活性化FXIIIの量と直接的に相関する、前記製剤の品質及び有効性の正確な測定を提供する。例えば、ある製剤からのサンプルが、所定の割合を超えるプレ活性化FXIII(例えば、0.3、0.6、1、又は2%)を含有している場合には、FXIII含有製剤のバッチが廃棄されると予期される。
本明細書で使用する用語「プレ活性化FXIII」又は「FXIIIa」の各々は、トロンビンの非存在下において、非タンパク質分解性の活性化を受けたFXIIIである。本明細書で使用する用語「活性化FXIII」は、トロンビンの存在下でタンパク質分解性の活性化を受けたFXIIIである。
1つの実施態様では、前記サンプル中のFXIIIaの存在は、クロマトグラフィーによる分離によって検出される。
本発明のさらなる態様によれば、クロマトグラフィーによる分離工程を含む、プレ活性化FXIII(FXIIIa)の存在を検出及び/又は濃度を測定する方法が提供される。
1つの実施態様では、前記クロマトグラフィーによる分離は、陰イオン交換HPLCを含む。
チモーゲンであるFXIII及びFXIIIaは、異なる溶出プロファイル及び保持時間を有することが認められた。例えば、チモーゲンであるFXIIIは7.1分の保持時間を有し(図5A)、FXIIIaは10.4分の保持時間を有する(図5B)ことが図5において認められる。陰イオン交換法は、FXIII及びFXIIIaをベースラインが別の2つのピークとして検出することができる。図5Bに示すピークから得られた溶出フラクションを回収し、本明細書に記載のアッセイにしたがってFXIIIaの活性について試験し、100%FXIIIaを含有することが認められた。FXIIIa検出限界は、有益なことに、0.1から0.2%のFXIIIaほど小さいことが示され、このことは、クロマトグラフィーによる分離技術が高感度かつ迅速な品質管理方法であることを示す。さらに、クロマトグラフィーによる検出方法は、任意のアッセイ成分から干渉を受けることなくFXIIIaを測定することもでき、それによって分析中のインサイチュ活性化の可能性を排除する。
クロマトグラフィーによる分離の1つの実施態様では、陰イオン交換HPLCは、陰イオン交換カラム、例えば、DEAE−陰イオン又はQ−陰イオンカラムの使用を含む。さらなる実施態様では、陰イオン交換カラムは、DEAE−陰イオンカラム(例えば、TSKゲル DEAE−NPR (Tosoh Bioscience LLC))を含む。
クロマトグラフィーによる分離工程が、既知の手法、例えば、平衡化バッファー及び溶出バッファーの使用にしたがって実施されることは当業者には直ちに明らかであろう。
不溶性の塩、例えば、カルシウムを形成することができないことに基づいて、平衡化バッファー及び溶出バッファーが望ましく選択されると解されるであろう。かくして、クロマトグラフィーによる分離の1つの実施態様では、平衡化バッファー及び溶出バッファーは、20から100mMの間(例えば、50mM)の濃度でTrisを含む。
クロマトグラフィーによる分離の1つの実施態様では、平衡化バッファー及び溶出バッファーは、7と8の間(例えば、7.5)のpHに緩衝化される。
クロマトグラフィーによる分離の1つの実施態様では、平衡化バッファー及び溶出バッファーは少なくとも2mMのCa2+を含有する。さらなる実施態様では、平衡化バッファー及び溶出バッファーは、3mM及び5mMの間のCa2+を含有する。
クロマトグラフィーによる分離の1つの実施態様では、溶出工程は、選択した塩、例えば、200mMから700mMの間(例えば、500mM)のNaClの濃度を増大させることによって得られてよい、イオン強度を増大させることによって実施する。
1つの実施態様では、前記方法は、前記サンプルのプレ活性化FXIII(FXIIIa)の存在を検出し、プレ活性化FXIII(FXIIIa)の濃度を測定する工程をさらに含む。
1つの実施態様では、プレ活性化FXIII(FXIIIa)の濃度を測定する工程は、トロンビンの存在下又は非存在下においてFXIIIの活性を測定する工程を含む。
本発明のさらなる態様によれば、トロンビンの存在下及び非存在下においてFXIIIの活性を測定する工程を含む、プレ活性化FXIII(FXIIIa)の濃度を測定する方法が提供される。
本発明の当該態様は、プレ活性化FXIIIの割合を、全FXIII活性の割合として算出することを可能にする。トロンビンの添加の後に測定される全FXIIIの活性は、トロンビンによる活性化によって生じた活性に加えて、サンプル中に既に存在するプレ活性化(もしあれば)を含む。例えば、下式である。
Figure 0005833444
1つの実施態様では、活性化/プレ活性化FXIIIの測定工程は、FXIII基質の存在下における分析、すなわち、蛍光又は非蛍光(すなわち、吸光)分析を含む。
1つの実施態様では、活性化/非活性化FXIIIの測定工程は、蛍光基質の存在下における蛍光分析を含む。
さらなる実施態様では、前記蛍光基質は、トランスグルタミナーゼによって切断され得るものである。さらなる実施態様では、前記蛍光基質は、Abz−NE(Cad−Dnp)EQVSPLTLLK(ZEDIRA GmbH, Roesslerstrasse 83, D-64293 Darmstadt, Germany - Product Number A101)である。本発明のさらなる態様によれば、プレ活性化FXIII(FXIIIa)の測定におけるAbz−NE(Cad−Dnp)EQVSPLTLLKの使用が提供される。
学説につなげるわけではないが、グリシンエチルエステルの存在下において、FXIIIは、Abz−NE(Cad−Dnp)EQVSPLTLLKの側鎖から消光剤(Cad−Dnp)を切断し、前記エステル基を取込むと解される。
さらなる実施態様では、活性化/プレ活性化FXIIIは、その測定方法を参照によって本明細書に取り込むWO 2006/018164(N-Zyme Biotec GmBH)に開示された方法にしたがって測定される。
1つの実施態様では、活性化/プレ活性化FXIIIは、0.5から10mMのCa2+の存在下で測定される。更なる実施態様では、活性化/プレ活性化FXIIIは1から2mMのCa2+の存在下で測定される。FXIIIa%の測定がカルシウム濃度に依存するため(図1に示す分析から認められる)、2mM未満のカルシウム濃度を維持することが望ましいことが認められた。さらなる実施態様では、活性化/プレ活性化FXIIIは、2mMのCa2+の存在下で測定される。2mMのCa2+を選択する利点は、生理的な値に近い値であるため、インビボの環境を最も良好に摸倣することである。
1つの実施態様では、Ca2+は、原子吸光標準液のCa2+(Fluka又はSigma−Aldrichから購入し得る)として存在するであろう。原子吸光標準液のCa2+を使用する利点は、Ca2+の濃度が正確に測定され、酸性条件下で制御された状態にされていることである。対照的に、塩基性条件では、望ましくないことに、不溶性水酸化カルシウム及び酸化カルシウムの形成を生じさせる。さらに、原子吸光標準液のCa2+は、塩化カルシウム粉末によって示される欠点に悩まされることがない。例えば、塩化カルシウム粉末は、典型的には、周囲から水分を捕捉し、塩化カルシウム塩の水和レベルが容易に不正確なものとなるため、所定のモル量のCa2+の正確な秤量が妨げられる。
FXIIIの非タンパク質分解性の活性化のリスクを最小化にするために、アッセイ成分とのサンプルのインキュベーションと活性化/プレ活性化FXIIIの測定との間の時間の長さは最小化されるべきであると解されるであろう。かくして、1つの実施態様では、アッセイ成分とのサンプルのインキュベーションと活性化/プレ活性化FXIIIとの間の時間の長さが1時間未満である。
1つの実施態様では、活性化/プレ活性化FXIIIは、50から500mMのNaClの存在下で測定される。さらなる実施態様では、活性化/プレ活性化FXIIIは、100から200mMのNaClの存在下で測定される。NaCl濃度を変動させることによってFXIIIa%が影響を受けるため(図2に示す分析から認められる)、アッセイにおいてNaClの濃度を制御することが望ましいことが認められた。さらなる実施態様では、FXIIIの濃度は、150mMのNaClの存在下で測定される。150mMのNaClを選択する利点は、生理的な値に近いため、インビボの環境を最も良好に摸倣することである。
1つの実施態様では、活性化/プレ活性化FXIIIは、6.5から10の間のpHで測定される。さらなる実施態様では、活性化/プレ活性化FXIIIは7から8の間のpHで測定される。pHは力価及びFXIIIa%の双方に影響を与えることが認められたため(図3に示す分析から認められる)、アッセイのpHを調節することが望ましいと解された。例えば、FXIII*の活性化部位は、pHによって影響を受けることが認められた。さらなる実施態様では、活性化/プレ活性化FXIIIはpH7.4で測定される。pH7.4を選択する利点は、生理的な値に近く、インビボの環境を最も良好に摸倣することである。
活性化/プレ活性化FXIIIは、一般的には、7から8の間のpH(例えば、7.4)に緩衝化することができるバッファーの存在下で測定されると解されるであろう。1つの実施態様では、活性化/プレ活性化FXIIIはHepesバッファーの存在下で測定される。Abz−NE(Cad−Dnp)EQVSPLTLLKに推奨されるバッファーは、塩酸を使用してpH7.5に調整した50mM Trisである。しかしながら、バッファーの選択は力価及びFXIIIa%の双方に大きな影響を有することが認められた。例えば、FXIIIa%のより低い値が、驚くべきことに、Hepesで認められ、このことは、Trisが新たなインサイチュFXIIIaを誘導する可能性があることを示唆する(図4)。誤った値によってFXIII含有製剤のバッチの不必要な廃棄をもたらされ得るため、これは品質管理試験の間には明らかに不利益である。さらなる実施態様では、活性化/プレ活性化FXIIIは、50から200mM(例えば、100mM)のHepesバッファーの存在下で測定される。
1つの実施態様では、活性化/プレ活性化FXIIIは、界面活性剤の存在下において測定される。さらなる実施態様では、前記界面活性剤は、ポリエチレングリコール界面活性剤(例えば、PEG8000)である。存在する際には、前記界面活性剤は、典型的には、0.05から0.5%(例えば、0.1%)の量で存在するであろう。
本発明の第二の態様によれば、第XIII因子(FXIII)含有サンプルの品質を測定するための品質管理用キットであって、プレ活性化FXIII(FXIIIa)検出及び/又は測定用成分、並びに本明細書に開示する方法にしたがって前記キットを使用するための説明書を含む、キットが提供される。
1つの実施態様では、前記検出用成分は、陰イオン交換HPLCカラム、例えば、DEAE−陰イオンカラム(例えば、TSKゲル DEAE−NPR)を含む。さらなる実施態様では、前記検出用成分は、これまでに規定したとおりの平衡化バッファー及び溶出バッファーをさらに含む。
1つの実施態様では、前記測定用成分は、これまでに規定したとおりの蛍光基質(例えば、Abz−NE(Cad−Dnp)EQVSPLTLLK)を含む。さらなる実施態様では、前記測定用成分は、Ca2+(例えば、2mMの原子吸光標準液のCa2+)も含む。さらなる実施態様では、前記測定用成分は、100から200mMのNaCl(例えば、150mMのNaCl)も含む。さらなる実施態様では、前記測定用成分は、6.5から10の間のpH(例えば、7.4)に緩衝化された、50から200mMのHepesバッファー(例えば、100mM)をさらに含む。さらなる実施態様では、前記測定用成分は、0.05から0.5%(例えば、0.1%)の界面活性剤(例えば、PEG8000)をさらに含む。
以下の非限定的な実施例を参照することによって、本発明を説明する。
実施例1
FXIIIaのHPLC検出
表1に記載の条件にしたがって、FXIII含有サンプルを陰イオン交換HPLC分析に供して、FXIIIaの存在の検出及び定量をすることができる。
Figure 0005833444
FXIIIa%は、サンプルについて全て統合した面積のうち、FXIIIaが占めるピークの面積の割合として決定される。例えば、図5に示すとおりのものである。
実施例2
FXIIIaの活性の蛍光測定
トロンビンの存在下におけるFXIIIの活性は、典型的には、表2に記載の成分を含有する200μlの反応混合物を96ウェルマイクロタイタープレートに添加することによって測定した。
Figure 0005833444
次いで、418nmの発光及び313nmの励起で蛍光を観察した。典型的には、SoftMacProソフトウェアを使用して、蛍光をプレートリーダー(例えば、SpectraMax Gemini EM、Molecular Devices社製)で観察した。
トロンビンの非存在下におけるFXIIIの活性は、典型的には、表3に記載の成分を含有する200μlの反応混合物を96ウェルマイクロタイタープレートに添加することによって測定した。トロンビンの存在下又は非存在下におけるFXIIIの測定は、同一のプレート上で、最も正確な蛍光シグナルの比較を提供することを確実にした。
Figure 0005833444
次いで、上述のものと類似の様式で蛍光を観察した。結果は図6に認められる。トロンビンの存在下及び非存在下における活性を、FXIIIのRFU/秒/nM(RFUは相対的な蛍光単位)で測定し、FXIIIaの%を2つの測定の比率として計算した。
本明細書で参照した文献、特許出願、及び特許を含む全ての参考文献は、本明細書の他の部分で特定の文献が別に取込まれているかどうかにかかわらず、それらの全体が参照によって本明細書に取込み、かつ、参照によって取込む各文献が個別かつ具体的に示され、その全体が本明細書に記載されているのと同程度に(法が許容する最大限まで)参照によって本明細書に取込む。
本発明を説明する背景における「a」及び「an」及び「the」並びに類似の記載の使用は、本明細書中でそうではないと示しているか又は文脈に明らかに矛盾していないかぎり、単数及び複数の双方を包含すると解されるべきである。例えば、「化合物(the compound)」は、そうではないと示していないかぎり、本発明又は特定の開示した態様の各種の「化合物」を参照するものと解されるべきである。
そうではないと示していないかぎり、本明細書で挙げた全ての厳密値は、対応する近似値を代表するものである(例えば、特定の因子又は測定に関して挙げた全ての例示した厳密値は、適当な場合には、「約」によって修飾された対応する近似する測定値も提供するものと解することができる)。
単数又は複数の因子に関連した「含む(comprising)」、「有する(having)」、「含む(including)」、又は「含む(containing)」の態様又は任意の態様の本明細書における記載は、そうではないと言及しているか又は文脈に明らかに矛盾していないかぎり、その特定の単数又は複数の因子「からなる(consistis of)」、「から本質的になる(consists essentially of)」、又は「実質的に含む(substantially comprises)」本発明の態様又は類似の態様についてのサポートを提供することを意図する(例えば、特定の因子を含むものとして本明細書に記載の組成物は、そうではないと言及しているか又は文脈に明らかに矛盾していないかぎり、その要素からなる組成物も記載しているものと解されるべきである)。
本発明の好ましい特徴は以下のとおりである。
1.FXIII含有サンプルの品質管理試験方法であって、前記サンプル中のプレ活性化FXIII(FXIIIa)の存在を検出及び/又は濃度を測定する工程を含む、方法。
2.前記サンプル中のFXIIIaの存在がクロマトグラフィーによる分離によって検出される、第1項に記載の方法。
3.前記クロマトグラフィーによる分離が陰イオン交換HPLCを含む、第2項に記載の方法。
4.前記陰イオン交換HPLCが、陰イオン交換カラム、例えば、DEAE−陰イオン又はQ−陰イオンカラムを含む、第3項に記載の方法。
5.前記陰イオン交換カラムがDEAE−陰イオンカラム、例えば、TSKゲルDEAE−NPRを含む、第4項に記載の方法。
6.平衡化及び溶出バッファーが、20から100mMの間(例えば、50mM)の濃度でTrisを含む、第2から5項のいずれかに記載の方法。
7.平衡化及び溶出バッファーが、7から8の間、例えば、7.5のpHに緩衝化されている、第2から6項のいずれかに記載の方法。
8.平衡化及び溶出バッファーが少なくとも2mMのCa2+を含む、第2から7項のいずれかに記載の方法。
9.前記平衡化及び溶出バッファーが3mMから5mMの間のCa2+を含む、第8項に記載の方法。
10.溶出バッファーが、200mMから700mMの間、例えば、500mMのNaClも含む、第2から9項のいずれかに記載の方法。
11.前記サンプル中のプレ活性化FXIII(FXIIIa)の存在を検出し、プレ活性化FXIII(FXIIIa)の濃度を測定する工程を含む、第1項に記載の方法。
12.前記プレ活性化FXIII(FXIIIa)の濃度を測定する工程が、トロンビンの存在下(活性化FXIII)及び非存在下(プレ活性化FXIII)においてFXIIIの活性を測定することを含む、第11項に記載の方法。
13.前記活性化/プレ活性化FXIIIを測定する工程が、蛍光又は非蛍光FXIII基質の存在下における蛍光分析を含む、第12項に記載の方法。
14.前記活性化/プレ活性化FXIIIを測定する工程が、蛍光FXIII基質の存在下における蛍光分析を含む、第12項に記載の方法。
15.前記蛍光基質がトランスグルタミナーゼによって切断され得るものである、第14項に記載の方法。
16.前記蛍光基質がAbz−NE(Cad−Dnp)EQVSPLTLLKである、第15項に記載の方法。
17.前記活性化/プレ活性化FXIIIが、0.5から10mMのCa2+、例えば、1から2mMのCa2+の存在下で測定される、第12から16項のいずれかに記載の方法。
18.前記活性化/プレ活性化FXIIIが、2mMのCa2+の存在下で測定される、第17項に記載の方法。
19.Ca2+の起源、Ca2+の濃度が、酸性条件下で正確に観察されて制御された状態にされている、第17項に記載の方法。
20.Ca2+が原子吸光標準液のCa2+として存在する、第17又は18に記載の方法。
21.前記活性化/プレ活性化FXIIIが、50から500mMのNaCl、例えば、100から200mMのNaClの存在下で測定される、第12から20項のいずれかに記載の方法。
22.前記活性化/プレ活性化FXIIIが150mMのNaClの存在下で測定される、第21項に記載の方法。
23.前記活性化/プレ活性化FXIIIが6.5から10の間、例えば7から8の間のpHで測定される、第12から22項のいずれかに記載の方法。
24.前記活性化/プレ活性化FXIIIが7.4のpHで測定される、第23項に記載の方法。
25.前記活性化/プレ活性化FXIIIがHepesバッファーの存在下で測定される、第12から25項のいずれかに記載の方法。
26.前記活性化/プレ活性化FXIIIが、50から200mM、例えば、100mMのHepesバッファーの存在下で測定される、第25項に記載の方法。
27.FXIIIの濃度が界面活性剤の存在下で測定される、第12から26項のいずれかに記載の方法。
28.前記界面活性剤がポリエチレングリコール界面活性剤、例えば、PEG8000である、第27項に記載の方法。
29.前記界面活性剤が0.05から0.5%、例えば、0.1%の量で存在する、第27又は28項に記載の方法。
30.第XIII因子(FXIII)の品質を測定するための品質管理用キットであって、プレ活性化FXIII(FXIIIa)検出及び/又は測定用成分、並びに第1から29項のいずれかに記載の方法にしたがって前記キットを使用するための説明書を含む、キット。
31.前記検出用成分が、第4又は5項に記載の陰イオン交換HPLCカラムを含む、第30項に記載のキット。
32.前記検出用成分が、第6から10項のいずれかに記載の平衡化及び溶出バッファーも含む、第30又は31項に記載のキット。
33.前記測定用成分が、第15又は16項に記載の蛍光基質を含む、第30項に記載のキット。
34.前記測定用成分が、Ca2+、例えば、2mMの原子吸光標準液のCa2+も含む、第33項に記載のキット。
35.前記測定用成分が、100から200mMのNaCl、例えば、150mMのNaClも含む、第33又は34項に記載のキット。
36.前記測定用成分が、50から200mMのHepesバッファー、例えば、100mMのHepesバッファーも含む、第33から35項のいずれかに記載のキット。
37.前記Hepesバッファーが、7から8の間、例えば、7.4のpHに緩衝化されている、第36項に記載のキット。
38.前記測定用成分が、0.05から0.5%の界面活性剤、例えば、0.1%のPEG8000も含む、第33から37項のいずれかに記載のキット。
39.プレ活性化FXIII(FXIIIa)の測定における、Abz−NE(Cad−Dnp)EQVSPLTLLKの使用。
40.クロマトグラフィーによる分離工程を含む、プレ活性化FXIII(FXIIIa)の存在の検出及び/又は濃度の測定をする方法。
41.トロンビンの存在下及び非存在下でFXIIIの活性の測定をすることを含む、プレ活性化FXIII(FXIIIa)の濃度の測定方法。

Claims (23)

  1. FXIII含有サンプルの品質管理試験方法であって、0.5から10mMのCa2+の存在下で、前記サンプル中のプレ活性化FXIII(FXIIIa)の存在を検出する、及び/又はプレ活性化FXIII(FXIIIa)の濃度を測定する工程を含む、方法。
  2. 前記サンプル中のプレ活性化FXIII(FXIIIa)の存在を検出し、プレ活性化FXIII(FXIIIa)の濃度を測定する工程を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記プレ活性化FXIII(FXIIIa)の濃度を測定する工程が、トロンビンの存在下におけるFXIII(活性化FXIII)の活性及びトロンビンの非存在下におけるFXIII(プレ活性化FXIII)の活性を測定することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記活性化FXIII及びプレ活性化FXIIIを測定する工程が、蛍光又は非蛍光FXIII基質の存在下における蛍光分析を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記蛍光基質がAbz−NE(Cad−Dnp)EQVSPLTLLKである、請求項4に記載の方法。
  6. 前記活性化FXIII及びプレ活性化FXIIIを測定する工程が、蛍光FXIII基質の存在下における蛍光分析を含む、請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記蛍光基質が、トランスグルタミナーゼによって切断され得るものである、請求項4または5に記載の方法。
  8. 活性化FXIII及びプレ活性化FXIIIが1から2mMのCa2+の存在下で測定される、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 活性化FXIII及びプレ活性化FXIIIが2mMのCa2+の存在下で測定される、請求項8に記載の方法。
  10. Ca2+の起源、Ca2+の濃度が、酸性条件下で正確に観察されて制御された状態にされている、請求項8または9に記載の方法。
  11. Ca2+が原子吸光標準液のCa2+として存在する、請求項8から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 活性化FXIII及びプレ活性化FXIIIが、50から500mMのNaClの存在下で測定される、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 活性化FXIII及びプレ活性化FXIIIが、100から200mMのNaClの存在下で測定される、請求項12に記載の方法。
  14. 活性化FXIII及びプレ活性化FXIIIが150mMのNaClの存在下で測定される、請求項12に記載の方法。
  15. 活性化FXIII及びプレ活性化FXIIIが6.5から10の間のpHで測定される、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 活性化FXIII及びプレ活性化FXIIIが7から8の間のpHで測定される、請求項15に記載の方法。
  17. 活性化FXIII及びプレ活性化FXIIIが7.4のpHで測定される、請求項16に記載の方法。
  18. 活性化FXIII及びプレ活性化FXIIIがHepesバッファーの存在下で測定される、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 活性化FXIII及びプレ活性化FXIIIが、50から200mMのHepesバッファーの存在下で測定される、請求項18に記載の方法。
  20. 活性化FXIII及びプレ活性化FXIIIが、100mMのHepesバッファーの存在下で測定される、請求項19に記載の方法。
  21. FXIIIの濃度が界面活性剤の存在下で測定される、請求項1から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記界面活性剤がポリエチレングリコール界面活性剤である、請求項21に記載の方法。
  23. 前記界面活性剤が0.05から0.5重量%の量で存在する、請求項21または22に記載の方法。
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