JP5833209B2 - 複数のシステム帯域幅についてのリソース割り当てを伝達するための方法および装置 - Google Patents

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    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal

Description

優先権の主張
本願は、2009年10月15日に出願され、ここでの譲受人に譲渡され、参照によりここに組み込まれる「PHYSICAL DOWNLINK CONTROL CHANNEL (PDCCH) DESIGN FOR LTE-A CARRIER EXTENSION」と題された米国仮出願番号第61/252,136号の優先権を主張する。
I.分野
本開示は、一般的には通信に関し、より具体的には、無線通信システムにおける通信をサポートするための技法に関する。
II.背景
無線通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト等のような様々な通信コンテンツを提供するように広く展開されている。これらの無線システムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって、複数ユーザをサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システムを含む。
無線通信システムは、多数のユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができる多数の基地局を含めうる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信しうる。ダウンリンク(または順方向リンク)は基地局からUEまでの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)は、UEから基地局までの通信リンクを指す。
異なるシステム帯域幅上でUEとの通信をサポートするための技法がここにおいて説明されている。システムは、異なるタイプのUEについて(例、シングルキャリア上で)複数の利用可能なシステム帯域幅をサポートしうる。各タイプのUEは、利用可能なシステム帯域幅のうち1つまたは複数上で動作しうる、また、利用可能なシステム帯域幅のうち1つまたは複数内でリソースを割り当てられうる。所与のUEに割り当てられたリソースは、UEへ送信された制御メッセージのリソース割付フィールド(resource allocation field)によって伝達されうる。
一態様では、リソース割付フィールドは、異なるシステム帯域幅について異なる構成を有しうる。ある設計では、基地局は、UEのための制御メッセージを生成しうる、また、複数のシステム帯域幅の中からUEについて選択されたシステム帯域幅に基づいて制御メッセージのリソース割付フィールドを設定しうる。リソース割付フィールドは、選択されたシステム帯域幅について、UEに割り当てられたリソースのインジケーションを備えうる。基地局は、UEに制御メッセージを送信しうる、そのあとで、選択されたシステム帯域幅について、割り当てられたリソース上でUEと通信しうる(例、UEにデータ送信を送信する、および/または、UEからデータ送信を受信しうる)。
一般に、複数のシステム帯域幅は、制御メッセージの特定フォーマットについて、リソース割付フィールドの少なくとも2つの異なる構成と関連づけられうる。リソース割付フィールドの異なる構成は、リソース割付フィールドの異なるサイズまたは異なる解釈に対応しうる。ある設計では、リソース割付フィールドは、複数のシステム帯域幅について、異なるサイズを有しうる。基地局は、UEについての選択されたシステム帯域幅に基づいてリソース割付フィールドのサイズを決定することができる。別の設計では、リソース割付フィールドは、複数のシステム帯域幅について、同じサイズを有するが、異なる解釈(例、異なるリソースマッピング)を有しうる。各システム帯域幅についてのリソースマッピングは、リソース割付フィールドの異なる設定に対し異なる割り当てられたリソースを定義することができる。
ある設計では、制御メッセージは、ダウンリンク制御情報(DCI)を備えうる、また、DCIフォーマットのセットから選択されたDCIフォーマットに基づいて生成されうる。ある設計では、各DCIフォーマットに対して、リソース割付フィールドは、(i)すべてのシステム帯域幅について同じ方式で(例、同じ構成で)、または、(ii)異なるシステム帯域幅について異なる方式で(例、異なる構成で)、設定されうる。
ある設計では、リソース割付フィールドは、制御メッセージが送信されるサーチスペースによって異なる方式で設定されうる。一例として、リソース割付フィールドは、(i)制御メッセージが複数のUEのための共通サーチスペースで送信される場合には第1のシステム帯域幅、または、(ii)制御メッセージがUEのためのUE特有サーチスペースで送信される場合には第2のシステム帯域幅、に基づいて設定されうる。
ある設計では、リソース割付フィールドは、制御メッセージがUEへユニキャストメッセージとして送信される、または、複数のUEへブロードキャストメッセージとして送信されるかによって異なる方式で設定されうる。一例として、リソース割付フィールドは、(i)制御メッセージがブロードキャストメッセージとして送信される場合には第1のシステム帯域幅、または、(ii)制御メッセージがユニキャストメッセージとして送信される場合には第2のシステム帯域幅、に基づいて設定されうる。
ある設計では、UEは、基地局から制御メッセージを受信することができ、制御メッセージのリソース割付フィールドに基づいて、UEに割り当てられたリソースを決定することができる。UEは選択されたシステム帯域幅上で動作するように設定されうる。UEは割り当てられたリソース上で基地局と通信しうる。本開示の様々な態様および特徴は、さらに下記で詳細に説明される。
図1は、無線通信システムを図示する。 図2は、例示的なフレーム構造を図示する。 図3A、3Bおよび3Cは異なるシステム帯域幅を図示する。 図3A、3Bおよび3Cは異なるシステム帯域幅を図示する。 図3A、3Bおよび3Cは異なるシステム帯域幅を図示する。 図4および図5は、異なるサブフレームにおいて異なるタイプのUEを多重化する2つの設計を図示する。 図4および図5は、異なるサブフレームにおいて異なるタイプのUEを多重化する2つの設計を図示する。 図6A、6B、6Cは、サブフレームにおいてオーバーヘッドチャネルと信号を送信する3つの設計を図示する。 図6A、6B、6Cは、サブフレームにおいてオーバーヘッドチャネルと信号を送信する3つの設計を図示する。 図6A、6B、6Cは、サブフレームにおいてオーバーヘッドチャネルと信号を送信する3つの設計を図示する。 図7は、制御メッセージを生成するためのモジュールのブロック図を図示する。 図8は、制御メッセージを受信するためのモジュールのブロック図を図示する。 図9は、制御メッセージを送信するためのプロセスを図示する。 図10は、制御メッセージを受信するためのプロセスを図示する。 図11は、基地局とUEのブロック図を図示する。
詳細な説明
ここで説明される技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステム等のような様々な無線通信システムのために使用されうる。用語「システム」と「ネットワーク」は、多くの場合、置換可能に使用される。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装しうる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95規格、およびIS−856規格を含む。TDMAシステムは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実装しうる。OFDMAシステムは、発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(Ultra Mobile Broadband)(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などのような無線技術を実装しうる。UTRAとE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスド(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新規リリースであり、そしてそれは、ダウンリンクではOFDMAを利用し、アップリンクではSC−FDMAを利用する。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の団体の文書の中で説明されている。さらに、cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の団体の文書の中で説明されている。ここで説明される技法は、上述されたシステムおよび無線技術、ならびに、他のシステムおよび無線技術のために使用されうる。明瞭のため、本技法のある態様は、下記でLTEについて説明されており、LTE用語が下記の説明の多くにおいて使用されている。
図1は、無線通信システム100を図示し、そしてそれは、LTEシステムまたは他の何らかのシステムでありうる。システム100は、多数の発展型ノードB(eNB)110と他のネットワークエンティティを含めうる。eNBは、UEと通信するエンティティでありうる、また、基地局、ノードB、アクセスポイント等とも呼ばれうる。各eNB110は、特定の地理領域についての通信カバレッジを提供しうる、また、カバレッジエリア内に配置されたUEのための通信をサポートしうる。システムキャパシティを改善するために、eNBの全体的なカバレッジエリアは、複数の(例、3つの)より小さいエリアへと分割されうる。各より小さいエリアは、それぞれのeNBサブシステムによってサービス提供されうる。3GPPでは、用語「セル」は、eNBの最小カバレッジエリアおよび/またはこのカバレッジエリアにサービス提供しているeNBサブシステムを指すことができる。
UE120は、システム全体にわたって分散していていもよく、各UEは、固定式または移動式でありうる。UEはまた、モバイル局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局、などと呼ばれうる。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドへルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、無線ローカルループ(WLL)局、スマートフォン、ネットブック、スマートブックなどであってもよい。
システムは、周波数分割デュプレキシング(FDD)または時分割デュプレキシング(TDD)を使用しうる。FDDの場合、ダウンリンクおよびアップリンクは、個別の周波数チャネルを割り付けられる。ダウンリンク送信およびアップリンク送信は、2つの周波数チャネル上で同時に送信されうる。TDDの場合、ダウンリンクおよびアップリンクは、同じ周波数チャネルを共有する。ダウンリンクおよびアップリンク送信は、異なる時間インターバルで同じ周波数チャネル上で送信されうる。
図2は、LTEにおけるFDDについて使用されるフレーム構造200を図示する。ダウンリンクおよびアップリンクの各々に関する送信タイムラインは、無線フレームの単位へと分割されうる。各無線フレームは、予め決定された持続時間(例、10ミリ秒(ms))を有しうる、また、インデクス0〜9を伴う10サブフレームへと分割されうる。各サブフレームは2スロット含めうる。したがって、各無線フレームは、インデクス0〜19を伴う20スロットを含めうる。各スロットは、L個のシンボル期間、例えば、(図2で図示されるように)通常のサイクリックプリフィックスについては7つのシンボル期間、または、拡張されたサイクリックプリフィックスについては6つのシンボル期間、を含めうる。各サブフレームにおける2Lシンボル期間は、インデクス0〜2L−1が割り当てられる。
ダウンリンクについての各サブフレームは、制御領域とデータ領域とを含めうる、そしてそれは、図2で図示されるように時分割多重(TDM)されうる。制御領域は、サブフレームの最初のM個のシンボル期間を含めうる、なお、Mは、1、2、3、または4に等しく、サブフレーム間で変更することができる。制御領域はUEについての制御情報を搬送しうる。データ領域は、サブフレームの残りのシンボル期間を含めうる、また、トラフィックデータおよび/またはUEについての他の情報を搬送しうる。
eNBは、サブフレームの制御領域において、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、物理HARQインジケータチャネル(PHICH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信しうる。PCFICHは、サブフレームの第1のシンボル期間において送信されうる、また、制御領域のサイズ(すなわち、値M)を伝達しうる。PHICHは、ハイブリッド自動繰り返し要求(HARQ)を用いて、アップリンク上で送信されるデータ送信についてのアクナレッジ(ACK)情報を搬送しうる。
PDCCHは、UEについてのダウンリンク制御情報(DCI)を搬送しうる。DCIは、ダウンリンクグラント、アップリンクグラント、電力制御情報等を備えうる。eNBは、サブフレームのデータ領域において物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信しうる。PDSCHは、ダウンリンクでデータ送信についてスケジュールされたUEについてのトラヒックデータを搬送しうる。
アップリンクについての各サブフレームは、制御領域とデータ領域とを含めうる、そしてそれは、周波数分割多重(FDM)されうる。制御領域は、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され、設定可能なサイズを有しうる、そしてそれは、UEによるアップリンク上で送信されている制御情報の量に基づいて選択されうる。データ領域は、制御領域によってカバーされない残りの周波数を含めうる。
UEは、制御領域において物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、または、サブフレームのデータ領域において物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、のいずれかを送信しうる。PUCCHは、ダウンリンク上で送信されたデータ送信についてのACK情報、チャネル品質インジケータ(CQI)情報、スケジューリングリクエスト等のようなアップリンク制御情報(UCI)を搬送しうる。PUSCHは、トラヒックデータのみ、または、トラヒックデータおよびUEからのUCIの両方を搬送しうる。
LTEにおける様々なチャネルおよび信号は、公的に入手可能である「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題された3GPP TS 36.211の中で説明されている。
LTEは、ダウンリンクで直交周波数分割多重化(OFDM)とアップリンクでシングルキャリア周波数分割多重化(SC−FDM)を使用する。OFDMおよびSC−FDMは、周波数レンジを複数の(NFFT)直交サブキャリアへと分割する、そしてそれらはまた、トーン、ビンなどと一般的に呼ばれる。各サブキャリアはデータと変調されうる。
一般に、変調シンボルは、OFDMを用いて周波数領域で、およびSC−FDMを用いて時間領域で、送られる。隣接するサブキャリア間のスペーシングは、固定でありうる、また、サブキャリアの総数(NFFT)は、システム帯域幅に依存しうる。例えば、サブキャリアスペーシングは、15キロヘルツ(KHz)でありうる、NFFTは、それぞれ、1.25,2.5,5,10または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅について、128,256,512,1024または2048に等しい。
ダウンリンクおよびアップリンクの各々についての利用可能な時間周波数リソースは、物理リソースブロック(または、単なるリソースブロック)へと分割されうる。LTEでは、各リソースブロックは、1スロットにおいて12サブキャリアをカバーする。各スロットにおけるリソースブロックの数は、システム帯域幅に依存し、それぞれ、システム帯域幅1.25〜20MHzについて6〜110と変動する。各リソースブロックは、多数のリソースエレメントを含む。各リソースエレメントは1シンボル期間において1サブキャリアをカバーし、1変調シンボルを送信するために使用されうる、そしてそれは、実数値または複素数値である。
システムは、キャリア拡張のためにダウンリンクおよび/またはアップリンク上で異なるUEに対し異なるシステム帯域幅をサポートしうる。一般に、任意の数のシステム帯域幅は、所与のリンク上で1キャリアについてサポートされうる、各システム帯域幅は、任意の適切な幅を有しうる。ある設計では、ダウンリンクの場合、システムは、(i)レガシUEについては第1のシステム帯域幅(R8BWと表す)、および(ii)新規UEについては第2のシステム帯域幅(NewBWと表される)をサポートしうる。ある設計では、アップリンクの場合、システムは、(i)レガシUEについては第3のシステム帯域幅(R8BWULと表される)、および(ii)新規UEについては第4のシステム帯域幅(NewBWULと表される)をサポートしうる。一例として、レガシUEは、LTEリリース8または9、または他の何らかのリリースをサポートしうる、また、新規UEは、より後のLTEリリースをサポートしうる。レガシUEおよび新規UEは、他の方式で定義されうる。第2のシステム帯域幅は、完全にまたは部分的に、第1のシステム帯域幅をオーバラップしうる。同様に、第4のシステム帯域幅は、完全にまたは部分的に、第3のシステム帯域幅をオーバラップしうる。明瞭にするため、下記の説明の多くは、ダウンリンクについての第1のシステム帯域幅および第2のシステム帯域幅(すなわち、R8BW帯域幅およびNewBW帯域幅)についてである。
図3Aは、レガシUEおよび新規UEについてのR8BW帯域幅およびNewBW帯域幅の設計を図示する。この設計では、R8BW帯域幅は、周波数レンジの中央部を含み、ベースキャリアと呼ばれる。NewBW帯域幅は、R8BW帯域幅、ベースキャリアの上端の上層帯域幅セグメント、およびベースキャリアの下端の下層帯域幅セグメントを含む。上層帯域幅セグメントは、下層帯域幅セグメントに等しくてもよく、または、等しくなくてもよい。ある設計では、20MHzのシステム帯域幅の場合、R8BW帯域幅は、100リソースブロックをカバーし、NewBW帯域幅は、110リソースブロックをカバーする。
図3Bは、レガシUEおよび新規UEについてのR8BW帯域幅およびNewBW帯域幅の別の設計を図示する。この設計では、R8BW帯域幅は、周波数レンジの下層部を含む。NewBW帯域幅は、R8BW帯域幅とR8BW帯域幅の上端の上層帯域幅セグメントを含む。
図3Cは、さらに、レガシUEおよび新規UEについてのR8BW帯域幅およびNewBW帯域幅の別の設計を図示する。この設計では、R8BW帯域幅は、周波数レンジの上層部を含む。NewBW帯域幅は、R8BW帯域幅とR8BW帯域幅の下端の下層帯域幅セグメントを含む。
図3A〜図3Cは、キャリア拡張のためにR8BW帯域幅およびNewBW帯域幅の3つの設計を図示する。一般に、NewBW帯域幅は、(例、図3A〜図3Cに図示されるように)R8BW帯域幅を完全にオーバラップすることができる、または、R8BW帯域幅を部分的にオーバラップすることができる。NewBW帯域幅は、R8BW帯域幅の片側または両側に追加帯域幅(additional bandwidth)を含めうる。追加帯域幅は、ΔNewBWと表され、新規UEはアクセスすることができるが、レガシUEはアクセスできない。明瞭のため、下記の説明の多くは、図3Aで図示される設計を仮定する。
ある設計では、レガシUEおよび新規UEは、TDMを使用して異なるサブフレームで多重化されうる。ある設計では、ダウンリンク上の各サブフレームは、下記のうちの1つとして指定されうる。
・R8サブフレーム−レガシUEのみがスケジュールされるサブフレーム
・新規サブフレーム−新規UEのみがスケジュールされるサブフレーム
・混合サブフレーム−レガシUEおよび新規UEがスケジュールされるサブフレーム
ある設計では、アップリンク上の各サブフレームは、R8サブフレーム、または、新規サブフレーム、または混合サブフレームとして同様に指定されうる。一般に、任意の数のサブフレームタイプがサポートされうる。各リンク上の各サブフレームは、サポートされたサブフレームタイプのうちの1つとして指定されうる。
図4は、ダウンリンクまたはアップリンク上で無線フレームの異なるサブフレームにおいてレガシUEおよび新規UEを多重化する例を図示する。この例では、4つのサブフレーム0、4、5、および9がレガシUEについてのR8サブフレームとして指定され、4つのサブフレーム1、3、6、および8が新規UEについての新規サブフレームとして指定され、2つのサブフレーム2および7がレガシUEおよび新規UEについての混合サブフレームとして指定される。
ΔNewBW帯域幅は、新規UEのみがアクセス可能であり、レガシUEに対して後方互換性である必要はない。したがって、ΔNewBW帯域幅は、R8サブフレームおよび混合サブフレーム内にあったとしても、新規UEに使用されうる。
図5は、異なるサブフレームにおいて、また、全体的なシステム帯域幅の異なる部分で、レガシUEおよび新規UEを多重化する設計を図示する。図5で図示される例では、R8BW帯域幅がNewBW帯域幅の中央部を占め、NewBW帯域幅の2つのエッジは、新規UEのみがアクセス可能である。サブフレーム0〜9の各々の中央部は、レガシUE、または新規UE、またはレガシUEおよび新規UEの双方に使用されうる。各サブフレームにおけるNewBW帯域幅の2つのエッジは、新規UEのみに使用されうる。
ある設計では、混合サブフレームは、(i)M1混合サブフレームと呼ばれる完全互換性混合サブフレーム(fully compatible mixed subframe)、または、(ii)M2混合サブフレームと呼ばれる部分的互換性混合サブフレーム(partially compatible mixed subframe)のいずれかでありうる。M1混合サブフレームは、すべての関連チャネルおよび信号を含めうるので、レガシUEは、R8サブフレームにおけるのと同様な方式でサービス提供されることができる。M2混合サブフレームは、プライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(SSS)、物理的ブロードキャストチャネル(PBCH)、セル特有基準信号(CRS)等のようなあるチャネルおよび信号を含めうるので、レガシUEは、システムを獲得し、測定を実行することができる。レガシUEは、M2混合サブフレームにおいてではなく、M1混合サブフレームにおいてデータ送信についてスケジュールされうる。
図6Aは、ダウンリンク上でR8サブフレームにおいてオーバーヘッドチャネルおよび信号を送信する設計を図示する。図6Bは、ダウンリンク上でM1混合サブフレームまたは新規サブフレームにおいてオーバーヘッドチャネルおよび信号を送信する設計を図示する。図6Aおよび図6Bで図示される設計では、eNBは、すべてのUEによるシステム獲得をサポートするために中央の6つのリソースブロック上でPSS,SSSおよびPBCHを送信しうる。eNBは、サブフレームの制御領域において、R8BW帯域幅上でPCFICH,PHICHおよびPDCCHのような制御チャネルを送信しうる。ある設計では、eNBは、サブフレームの制御領域において、追加帯域幅上でいずれの制御チャネルも送信しない。この設計では、図6Bで図示されるM1混合サブフレームの場合、eNBは、サブフレームの制御領域においてR8BW帯域幅上で送信された制御チャネル上で、新規UEについての制御情報を送信しうる。
図6Aおよび図6Bで図示される設計では、eNBは、レガシUEをサポートする後方互換性サブフレームにおいて、(NewBW帯域幅上の代わりに)R8BW帯域幅上のみでレガシUEおよび新規UEの両方についての制御チャネルを送信しうる。レガシUEおよび新規UEは、その後で、制御チャネルについてのR8BW帯域幅のみをモニタすることができる。
図6Cは、ダウンリンクのM2混合サブフレームまたは新規サブフレームにおいてオーバーヘッドチャネルおよび信号を送信する設計を図示する。この設計では、eNBは、サブフレームの制御領域において制御チャネルを送信することがある、または送信しないことがある。一般に、eNBは、TDM、FDM、および/または他の何らかの多重スキームを使用して新規UEについての制御チャネルを送信しうる。
LTEでは、ダウンリンクまたはアップリンク上の各データ送信は、データ送信について、PDCCH上で送信されたDCIに伴って起こることがある。DCIは、ダウンリンク上のデータ送信についてのダウンリンクグラント、または、アップリンク上のデータ送信についてのアップリンクグラントを含めうる。グラントは、(i)ダウンリンクまたはアップリンク上で動的にスケジュールされたデータ送信について明示的に、または、(ii)アップリンク上で非適合送信またはダウンリンク上で半持続的にスケジュールされたデータ送信について暗示的に、送信されうる。一般に、DCIは、1つまたは複数のUEについての1つまたは複数のグラントおよび/または他の制御情報を含めうる。
LTEでは、利用可能な物理リソースブロック(PRB)は、シーケンシャルインデクスを割り当てられうる、また、リソースブロックグループ(RBG)へと配置されうる。
各RBGは、最大P個の連続PRBを含めうる、なお、Pは、システム帯域幅に依存しうる、また、1、2、3、または4と等しい。RBGは、P個のRBGサブセットへ分けられ、各RBGサブセットは各P番目RBGを含む。
LTEリリース8は、次のようなリソース割付タイプをサポートする。
・リソース割付タイプ0−RBGの整数を割り付ける
・リソース割付タイプ1−選択されたRBGサブセット内でPRBを割り付ける・リソース割付タイプ2−局在化されたまたは分散した仮想リソースブロック(VRB)を割り付ける
用語「割付」と「割り当て」は、置換可能で使用されうる、用語「割り付ける」と「割り当てる」もまた、置換可能で使用されうる。
リソース割付タイプ0の場合、UEは、利用可能なRBGのいずれか1つを割り付けられうる。UEについてのリソース割付情報は、各RBGについて1ビットを有するビットマップで送信されうる。リソース割付タイプ1の場合、UEは、選択されたRBGサブセットにおいてPRBのいずれかを割り付けられうる。UEについてのリソース割付情報は、(i)選択されたRBGサブセットのインジケーション、および(ii)選択されたRBGサブセットにおけるPRBについてのビットマップ、を含めうる。リソース割付タイプ2の場合、UEは、連続した局在化されたVRBまたは分散化されたVRBのセットを割り付けられうる。インデクスnVRBを伴う局在化されたVRBは、インデクスnPRBを伴うPRBに直接マッピングされうるので、nVRB=nPRBである。インデクスnVRBを伴う分散化されたVRBは、VRB・PRB間のマッピング関数f( )に基づいて、インデクスnPRBを伴うPRBにマッピングされうるので、nVRB=f(nPRB)である。UEについてのリソース割付情報は、(i)局在化されたまたは分散化されたVRBが割り当てられるかというインジケーション、(ii)UEに割り付けられた開始VRBのインデクス、および(iii)UEに割り付けられた連続VRBの数、を含めうる。
LTEは、表1にリストされる、多数のDCIフォーマットをサポートする。DCIフォーマット0は、アップリンク上でデータ送信についてのアップリンクグラントを送信するために使用されうる。DCIフォーマット1,1A,1B,1Cおよび1Dは、ダウンリンク上で1コードワードのデータ送信についてのダウンリンクグラントを送信するために使用されうる。コードワードは、トランスポートブロックまたはパケットに対応しうる。DCIフォーマット2,2Aおよび2Bは、多入力多出力(MIMO)についてのダウンリンク上で2コードワードのデータ送信についてのダウンリンクグラントを送信するために使用されうる。DCIフォーマット3および3Aは、UEへ送信電力制御(TPC)情報を送信するために使用されうる。各DCIフォーマットは、異なるタイプの情報を送信するために使用される多数のフィールドを含む。例えば、グラントのためのDCIフォーマットは、データ送信について割りつけられたリソースを伝達するフィールド、変調および符号化スキーム、プレコーディング情報、HARQ情報、TPCコマンド、他の何らかの情報、またはそれらの組み合わせを含めうる。DCIフォーマット0,1A,3および3Aは同じサイズを有する。DCIフォーマット1,1B,1C,1D,2,2Aおよび2Bは異なるサイズを有しうる。
Figure 0005833209
表1における様々なDCIフォーマットは、公的に入手可能である「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Multiplexing and channel coding」と題された3GPP TS 36.212の中で説明されている。3GPP TS 36.212はまた、各DCIフォーマットの様々なフィールドを説明する。
表1は、LTEリリース9によってサポートされるDCIフォーマットのセットをリストする。他のDCIフォーマットはまた、例えば今後のLTEリリースにおいて、サポートされうる。例えば、DCIフォーマットは、アップリンク上でMIMOとのデータ送信をサポートするために定義されうる。別の例として、追加DCIフォーマットは、新規UEへの他の特徴および/または他の情報を伴うデータの送信をサポートするために定義されうる。
ダウンリンク上のデータ送信についてのUEのためのDCIは、ダウンリンク(DL)ユニキャストと呼ばれ、DCIフォーマット1Aまたはモード依存DCIフォーマットを使用して送信されうる。UEは、高層を介し半静的な方式におけるダウンリンク上のデータ送信についての特定の送信モードで設定されうる。設定された送信モードは、LTEリリース9における8個のサポートされた送信モードのうちの1つであり、そしてそれは、送信ダイバーシティ、開ループ空間多重化、閉ループ空間多重化、ビームフォーミング等を含む。各送信モードは、異なるサイズの2つのDCIフォーマット−DCIフォーマット1Aとモード依存DCIフォーマット(例、DCIフォーマット1、1B、1D、2、2A、2B等)と関連づけられる。UEのためのDCIは、(i)すべてのUEに適用可能である制御領域の一部に対応する共通サーチスペース、または、(ii)UEに適用可能である制御領域の一部に対応するUE特有サーチスペース、のいずれかにおいて送信されうる。DCIフォーマット1Aのみが共通サーチスペースにおいて送信されたDCIについて使用され、DCIフォーマット1Aとモード依存DCIフォーマットの両方がUE特有サーチスペースにおいて送信されるDCIについて使用されうる。UEのためのDCIは、セルRNTI(C−RNTI),半持続的なスケジューリング(SPS)C−RNTI,一時的なC−RNTI等のようなUE特有無線ネットワーク一時的識別子(RNTI)とスクランブルされうる。
アップリンクでのデータ送信についてのUEのためのDCIは、アップリンク(UL)ユニキャストと呼ばれ、DCIフォーマット0を使用して送信され、そしてそれは、必要であればゼロパディングを介してDCIフォーマット1Aと同じサイズを有する。DCIフォーマット0および1Aの双方は、2つのDCIフォーマット間で区別するビットを含む。DCIフォーマット0および1Aについて同じサイズを使用することによって、PDCCH候補あたりのブラインドデコードの総数は、(3の代わりに)2つに限定されうる。UEのためのDCIは、UE特有かつ共通サーチスペースにおいて送信されうる、また、UE特有のRNTIとスクランブルされうる。
ブロードキャストサービスのためのDCIは、DLブロードキャストと呼ばれうる、また、システム情報、ページング情報、アクセス応答、および/または他の情報を含めうる。DLブロードキャストのためのDCIは、共通サーチスペースにおいてDCIフォーマット1Aまたは1Cを使用して送信されうる。DLブロードキャストのためのDCIは、UEによって知られる、システム情報RNTI(SI−RNTI)、ページングRNTI(P−RNTI)、ランダムアクセスRNTI(RA−RNTI)等のようなRNTIとスクランブルされうる。
TPC情報のためのDCIは、グループ電力制御と呼ばれうる、また、共通サーチスペースにおいてDCIフォーマット3または3Aを使用して送信されうる。TPC情報のためのDCIは、UEによって知られる、TPC−PUCCH RNTIまたは、TPC−PUSCH RNTIとスクランブルされうる。
表2は、レガシUEのためのUE特有かつ共通サーチスペースにおいて送信されうるDCIの様々なタイプを要約する。表2はまた、DCIの異なるタイプに使用されるRNTIとDCIフォーマットをリストする。すべてのDCIフォーマットについてのリソース割付フィールドは、レガシUEについてのR8BW帯域幅に基づいて設定されうる。
Figure 0005833209
eNBは、1、2、4、または8個のチャネル制御エレメント(CCE)におけるPDCCHの1インスタンスを送信することができ、各CCEは、36リソースエレメントを含む。1PDCCHを送信するために使用されるCCEの数は、PDCCHアグリゲーションレベル(または、単にレベル)と呼ばれる。レベル1、2、4および8は、それぞれ、1PDCCHを送信するために使用される1、2、4および8つのCCEに対応する。
各PDCCHアグリゲーションレベルは、PDCCH上で送信されるDCIに対し異なる効果的なコーディングレートに対応する。
UEは、UE特有かつ共通サーチスペースにおいてPDCCHを復号することを試みることができる。共通サーチスペースは、UEへ送信されるPDCCHに使用されることができる2つの起こりうるPDCCHアグリゲーションレベル(レベル4とレベル8)を有する。UE特有サーチスペースは、UEへ送信されるPDCCHに使用されることができる4つの起こりうるPDCCHアグリゲーションレベル(レベル1、レベル2、レベル4、およびレベル8)を有する。UE特有または共通サーチスペースにおける各PDCCHアグリゲーションレベルの場合、復号するためのUEについて2以上のPDCCH候補がある。より具体的には、共通サーチスペースでは、レベル4については最大4つのPDCCH候補、また、レベル8については最大2つのPDCCH候補がある。UE特有サーチスペースでは、レベル1、2、4、および8について、それぞれ、最大6、6、2および2のPDCCH候補がある。各PDCCH候補は、特定数のCCEで送信されるPDCCHの起こりうる送信に対応しうる。各PDCCH候補はまた2以上のDCIフォーマットと関連づけられ、そしてそれは、LTEリリース8および9において2つのDCIフォーマットサイズを有する、または、今後のLTEリリースにおいて2以上のDCIフォーマットサイズを有しうる。UEは、UEへ送信されたDCIを検出するために、UE特有サーチスペースおよび共通サーチスペースの双方では、すべてのPDCCHアグリゲーションレベルに対し、すべてのPDCCH候補について多数のブラインドデコードを実行することができる。ブラインドデコードの合計数は、2×[(4+2)+(6+6+2+2)]=44として与えられ、最初の「2」は、各サーチスペースにおける2つのDCIサイズに関するものであり、「4+2」は、共通サーチスペースについての2つのPDCCHアグリゲーションレベルに対するPDCCH候補の数に関するものであり、「6+6+2+2」は、UE特有のサーチスペースについての4つのPDCCHアグリゲーションレベルに対するPDCCH候補の数に関するものである。ブラインドデコードの数は、より多くのDCIフォーマットサイズ、より多くのPDCCHアグリゲーションレベル、より多くのサーチスペース等に関してより高いものでありうる。
共通サーチスペースは、静的であるが、UE特有サーチスペースは、UE特有RNTIに基づいて時間にわたって変動しうる。UE特有サーチスペースは、共通サーチスペースをオーバラップする、または、オーバラップしないことがある。しかしながら、各サーチスペース(UE特有サーチスペースまたは共通サーチスペース)内では、デコーディング候補は、オーバラップされたリソースを有していない。
ダウンリンクグラントのために使用されることができる各DCIフォーマットは、リソース割付フィールドを含み、そしてそれは、ダウンリンクのための特定のシステム帯域幅にわたってリソース割り当てまたは割付を提供する。リソース割付フィールドはまた、リソースブロック割り当てフィールド、リソース割り当てフィールド等とも呼ばれうる。リソース割付フィールドのサイズは、システム帯域幅と、使用のために選択された特定のリソース割付シグナリングスキームと、に依存する。一例として、連続VRB割付を伴うリソース割付タイプ2の場合、リソース割付フィールドのサイズ(ビット数)は、下記のように表されうる。
Figure 0005833209
RBは、システム帯域幅についてのリソースブロックの数であり、NBITSは、リソース割付フィールドについてのビットの数であり、
Figure 0005833209
は、シーリングオペレーションを表す。
RBは、(i)ダウンリンク上でシステム帯域幅についてのリソースブロックの数に対応し、
Figure 0005833209
として与えられ、または、(ii)アップリンク上でシステム帯域幅についてのリソースブロックの数に対応し、
Figure 0005833209
として与えられ、または、(iii)
Figure 0005833209
のうち大きなものに対応し、
Figure 0005833209
として与えられる。
一態様では、リソース割付フィールドは、システム帯域幅に基づいて設定されうる、また、キャリア拡張の場合、異なるシステム帯域幅について、異なるサイズを有しうる。ある設計では、すべてのDCIフォーマットについてのリソース割付フィールドは、レガシUEについてのR8BW帯域幅に基づいて設定されうる。ある設計では、リソース割付フィールドは、送信されているDCIのタイプ、使用されているDCIフォーマット、DCIが送信されるサーチスペースなどのような様々な要因によって、新規UEのためのR8BWまたはNewBW帯域幅のいずれかに基づいて設定されうる。リソース割付フィールドは、後述されるように、新規UEについて様々な方式で設定されうる。
共通サーチスペースにおいてDLブロードキャストを送信するために使用されるDCIフォーマット1Aおよび1Cについての第1の設計では、リソース割付フィールドは、R8BW帯域幅に基づいて設定されうる。第1の設計は、DLブロードキャストが同じ方式で送信されることまたレガシUEおよび新規UEの両方によって受信されることを可能にしうる。第2の設計では、レガシUEのためのDLブロードキャストのためのDCIは、R8BW帯域幅に基づいて設定されたリソース割付フィールドを有しうる、また、新規UEのためのDLブロードキャストのためのDCIは、NewBW帯域幅に基づいて設定されたリソース割付フィールドを有しうる。第2の設計の場合、レガシUEおよび新規UEは、DLブロードキャストに対し異なるDCIを有しうる。第3の設計では、DCIフォーマット1CのみがDLブロードキャストを送信するために使用されうる、また、DCIフォーマット1AがDLブロードキャストを送信するために使用されない。第3の設計の場合、DCIフォーマット1Cは、後方互換性のために使用されることができ、DCIフォーマット1Aは、DLユニキャストおよびDLブロードキャストの両方のために新規UEに対して使用されることができる。
共通サーチスペースにおいてグループ電力制御を送信するために使用されるDCIフォーマット3および3Aについての第1の設計では、リソース割付フィールドは、R8BW帯域幅に基づいて設定されうる。第2の設計では、DCIフォーマット3および3Aのためのリソース割付フィールドは、DCIがレガシUEまたは新規UEに対して送信されるかによって、R8BW帯域幅またはNewBW帯域幅のいずれかに基づいて設定されうる。
共通サーチスペースにおいてUL/DLユニキャストを送信するために使用されるDCIフォーマット0および1Aについての第1の設計では、リソース割付フィールドは、R8BW帯域幅に基づいて設定されうる。第1の設計の場合、リソース割付フィールドについてのビットの数が下記のように与えられうる。
Figure 0005833209
ここでは、NRB,R8BWは、R8BW帯域幅についてのリソースブロックの数であり、NBITS,R8BWはR8BW帯域幅についてのリソース割付フィールドについてのビット数である。
第1の設計の場合、新規UEが共通サーチスペースにおいて送信されるDCIを介してスケジュールされるとき、R8BW帯域幅におけるリソースブロックのみが新規UEに対して割り当てられることができ、ΔNewBW帯域幅におけるリソースブロックが新規UEに対して割り当てられることができない。
共通サーチスペースにおいてUL/DLユニキャストを送信するために使用されるDCIフォーマット0および1Aについての第2の設計では、リソース割付フィールドは、NewBW帯域幅に基づいて設定されることができ、より大きなフィールドサイズを有することでき、下記のように与えられることができる。
Figure 0005833209
RB,NewBWは、NewBW帯域幅についてのリソースブロックの数であり、NBITS,NewBWは、NewBW帯域幅についてのリソース割付フィールドについてのビットの数である。
第2の設計の場合、NBITS,NewBWは、NBITS,R8BWよりも大きいことがある。この場合、新規UEは、DLブロードキャストおよびDLユニキャストのために使用されるDCIフォーマット1Aについての2つの異なるDCIサイズを見ることができる。明瞭のため、DCIフォーマット0および1Aは、NBITS,R8BWビットを含んでいる、また、R8BW帯域幅に基づいて設定されたリソース割付フィールドを伴うDCIフォーマットを指す。DCIフォーマット0’および1A’は、NBITS,NewBWビットを含んでいる、また、NewBW帯域幅に基づいて設定されたリソース割付フィールドを伴うDCIフォーマットを指す。第2の設計の場合、ブラインドデコードの数は、偽アラーム確率が同じままであるが、レガシDCIフォーマット(例、DCIフォーマット0および1A)と新規DCIフォーマット(例、DCIフォーマット0’および1A’)の双方が共通サーチスペース空間においてサポートされる場合には、増大するであろう。あるいは、新規DCIフォーマット(例、DCIフォーマット0’および1A’)のみが共通サーチスペースにおいてサポートされるが、ブラインドデコードの数が変更されないままである。この場合、DCIフォーマット1Cは、DLブロードキャストのために使用されうる。
第3の設計では、DCIフォーマット0および1Aは、共通サーチスペースにおいてUL/DLユニキャストを送信するために使用されない。第3の設計の場合、新規UEは、共通サーチスペースにおいてDCIフォーマット0または1Aを使用して送信されるUL/DLユニキャストについて、DCIとスケジュールされない。
UE特有サーチスペースにおいてDLユニキャストを送信するために使用されるDCIフォーマットについての第1の設計では、リソース割付フィールドは、NewBW帯域幅に基づいて設定されうる。例えば、DCIフォーマット1’,1B’,1D’,2’,2A’および2B’は、それぞれ、DCIフォーマット1,1B,1D,2,2Aおよび2Bのフィールドのすべてを含めうるが、(NBITS,R8BWビットを含んでいる、且つ、R8BW帯域幅に基づく代わりに)NBITS,NewBWビットを含んでいる、且つ、NewBW帯域幅に基づいて設定されたリソース割付フィールドを有しうる。
表3は、ある設計による、新規UEのためのUE特有サーチスペースと共通サーチスペースにおいて送信されることができるDCIの様々なタイプを要約する。表3はまた、DCIフォーマットと、異なるタイプのDCIに使用されるRNTIをリストする。
Figure 0005833209
表3で図示される設計では、DCIは、R8BW帯域幅に基づいて設定されたリソース割付フィールドを伴う様々なDCIフォーマットを使用して共通サーチスペースにおいて送信されうる。DCIは、NewBW帯域幅に基づいて設定されたリソース割付フィールドを伴う様々なDCIフォーマットを使用してUE特有サーチスペースにおいて送信されうる。表3のUE特有サーチスペースのために使用されるDCIフォーマットは、表2のUE特有サーチスペースのために使用されるDCIフォーマットのものとは異なるリソース割付フィールドサイズを有することができ、この差を伝えるために、ダッシュ記号表示(例、1’)で表される。
各DCIフォーマットのリソース割付フィールドはまた、UE特有サーチスペースおよび共通サーチスペースについて他の方式で設定されうる。例えば、表3は、共通サーチスペースにおいて送信されるUL/DLユニキャストについて使用されるすべてのまたはあるDCIフォーマットのリソース割付フィールドが(R8BW帯域幅の代わりに)NewBW帯域幅に基づいて設定されうるように修正されうる。
別の態様では、リソース割付フィールドは、システム帯域幅に基づいて設定され、キャリア拡張に関しては、異なるシステム帯域幅について、同じサイズを有するが、異なる解釈を有しうる。R8BW帯域幅についてのリソース割付フィールドのサイズ(すなわち、リソース割付フィールドについてのビット数)は、式(2)で図示されるように与えられうる。リソースブロックのある最大数(NRB,MAX)は、リソース割付フィールドの所与のビット数NBITSによって伝達されうる。このリソースブロックの最大数は、R8BW帯域幅についてのリソースブロックの数(NRB,R8BW)よりも大きいことがある。NRB,MAXとNRB,R8BWとの間の差は、リソース割付フィールドのNBITSを伴う追加帯域幅のために伝達されうる、追加リソースブロックの数(NRB,Δ)を表すことができる。
ある設計では、NewBW帯域幅は、リソース割付を示すために使用されるビットの数が増加しないように、量によって制限されうる。追加帯域幅ΔNewBWの量(すなわち、起こりうるキャリア拡張レンジ)は、リソース割付フィールドに使用されるビットの数がR8BW帯域幅およびNewBW帯域幅の両方と同じであるように制限されうる。この設計の場合、新規UEのための共通サーチスペースで送信されたUL/DLユニキャストのためのDCIフォーマット0および1Aのリソース割付フィールドは、ブラインドデコードの数および共通サーチスペースについての偽アラーム確率を増加させることなく、NewBW帯域幅に基づいて設定されうる。
表4は、R8BW帯域幅およびNewBW帯域幅の両方のためのDCIフォーマット0および1Aのリソース割付フィールドについて同じビット数を使用する設計を図示する。
LTEリリース8は、6,15,25,50,75および100リソースブロックに対応する6つのシステム帯域幅をサポートし、表4のNRB,R8BWという見出しの下の3列目に図示される。これらの6つのシステム帯域幅は、R8BW帯域幅であり、リソース割付フィールドについての5,7,9,11,12および13ビットでサポートされることができ、表4のNBITSという見出しの下の1列目に図示される。リソース割付フィールドのNBITSビットによってサポートされるリソースブロックの最大数は、表4のNRB,MAXという見出しの下の2列目に図示される。NewBW帯域幅についてサポートされることができるリソースブロックの数のレンジは、表4のNRB,NewBWという見出しの下の4列目に図示される。NewBW帯域幅について使用されうる追加リソースブロックの最大数は、表4のNRB,MaxΔという見出しの下の5列目に図示される。表4で図示されるように、NRB,MaxΔは、リソース割付フィールドの異なるビット数に対して、0〜15(または27)と変動することができる。表4の最後の行は、リソース割付フィールドについての13ビットが最大127リソースブロックをサポートすることができる、ということを示す。NewBW帯域幅は、20MHzシステム帯域幅について110リソースブロックに制限されうる、または、110リソースブロックよりも多くカバーしうる。
Figure 0005833209
表4で図示された設計は、R8BW帯域幅およびNewBW帯域幅が、リソース割付フィールドについて同じ数のビットでサポートされることを可能にする。レガシUEは、R8BW帯域幅に基づいてリソース割付フィールドを解釈することができるが、新規UEは、NewBW帯域幅に基づいてリソース割付フィールドを解釈することができる。NBITSの所与の値の場合、レガシUEは、リソース割付フィールドについての第1のリソースマッピングに基づいてレガシUEに割り付けられたリソースを決定することができ、新規UEは、リソース割付フィールドについての第2のリソースマッピングに基づいて新規UEに割り付けられたリソースを決定することができる。第2のリソースマッピングは、第1のリソースマッピングにおけるすべてのエントリと、NewBW帯域幅についての追加リソースブロックのための追加エントリを含めうる。あるいは、第1のリソースマッピングと第2のリソースマッピングは、それぞれ、R8BW帯域幅およびNewBW帯域幅に基づいて定義される完全に異なるマッピングでありうる。
表4で図示される設計の場合、ブラインドデコードの数と偽アラーム確率は、レガシUEおよび新規UEの両方にとって同じである。このことは各DCIフォーマットがレガシUEおよび新規UEの両方に対して同じサイズを有することに起因しており、同じビットの数が、R8BW帯域幅およびNewBW帯域幅の両方についてのリソース割付フィールドに対して使用される。
表5は、ある設計による、レガシUEのものと同じリソース割付フィールドサイズを使用して新規UEのためのUE特有サーチスペースと共通サーチスペースにおいて送信されうる様々なタイプのDCIを要約する。表5はまた、DCIフォーマットと、異なるタイプのDCIに使用されるRNTIをリストする。
Figure 0005833209
表5で図示される設計では、DCIフォーマット0”,1”,1A”,1B”,1D”,2”,2A”および2B”は、それぞれ、DCIフォーマット0,1,1A,1B,1D,2,2Aおよび2Bに対応する(また、同じサイズを有する)。しかしながら、DCIフォーマット0”,1”,1A”,1B”,1D”,2”,2A”および2B”は、NewBW帯域幅に基づいて設定されたリソース割付フィールドを有し、DCIフォーマット0,1,1A,1B,1D,2,2Aおよび2Bは、R8BW帯域幅に基づいて設定されたリソース割付フィールドを有する。DCIフォーマット0”および1A”は、新規UEによってデコードの数を増やすことなく、UE特有サーチスペースと共通サーチスペースの両方について使用されうる。
様々な他の設計はまた、異なるDCIフォーマットのリソース割付フィールドについて使用されうる。例えば、表5では、DCIフォーマット1’,1B’,1D’等は、DCIフォーマット1”,1B”,1D”等の代わりに、UE特有サーチスペースにおいてDLユニキャストを送信するために使用されうる。
ある設計では、(例、表3または表5で図示されるような)同じDCIフォーマット構造がすべてのサブフレームについて新規UEのために使用されうる。その後で、新規UEは、このDCIフォーマット構造に基づいて、各サブフレームにおいて受信されたDCIを解釈することができる。別の設計では、サブフレーム依存リソース割付フィールドの定義について、異なるDCIフォーマット構造は、異なるサブフレームについて新規UEのために使用されることができる。例えば、新規UEは、第1のDCIフォーマット構造に基づいてR8サブフレームにおいて受信されたDCIを解釈することができる(例、表5で図示される)、また、第2のDCIフォーマット構造に基づいて新規サブフレームにおいて受信されたDCIを解釈することができる(例、表3で図示される)。新規UEは、第1または第2のDCIフォーマット構造または第3のDCIフォーマット構造に基づいて、混合サブフレームにおいて受信されたDCIを解釈することができる。異なるDCIフォーマット構造は、各DCIフォーマットに対して、異なるリソース割付フィールドサイズ(例、表3に図示される)、および/または、同じサイズのリソース割付フィールドの異なる解釈(例、表5に図示される)をサポートすることができる。
ある設計では、リソース割付フィールドは、新規UEのためのUL/DLユニキャストについてのすべてのDCIフォーマットに対して、例えばUE特有サーチスペースにおいて送信されたDCIに対して、同じ方式で設定されうる。例えば、UE特有サーチスペースにおいて新規UEのために使用されるすべてのDCIフォーマットのリソース割付フィールドがNewBW帯域幅に基づいて設定され、表3に図示されるように、UE特有サーチスペースにおいてレガシUEのために使用されるDCIフォーマットのものとは異なるサイズを有しうる。あるいは、UE特有サーチスペースにおいて新規UEのために使用されるすべてのDCIフォーマットのリソース割付フィールドは、表5で図示されるように、UE特有サーチスペースにおいてレガシUEのために使用されるDCIフォーマットと比較して、同じサイズを有するが異なる解釈を有しうる。
別の設計では、DCIフォーマット依存リソース割付フィールドの定義の場合、リソース割付フィールドは、新規UEのためのUL/DLユニキャストに対し異なるDCIフォーマットに対して、例えばUE特有サーチスペースおよび/または共通サーチスペースにおいて送信されたDCIに対して、異なる方式で設定されうる。例えば、DCIフォーマット0”および1A”は、UE特有サーチスペースにおいて新規UEのために使用され、表5で図示されるように、レガシUEのために使用されるDCIフォーマット0および1Aと比較して、同じサイズを有するが、リソース割付フィールドの異なる解釈を有しうる。DCIフォーマット1’,1B’,1D’,2’,2A’,2B’等は、UE特有サーチスペースにおいて新規UEのために使用されることができ、これらのDCIフォーマットのリソース割付フィールドは、NewBW帯域幅に基づいて設定され、表3で図示されるように、UE特有サーチスペースにおいてレガシUEのために使用される対応するDCIフォーマット1,1B,1D,2,2A,2B等と異なるサイズを有しうる。一般に、新規UEのために使用される各DCIフォーマットのリソース割付フィールドは、レガシUEについての対応するDCIフォーマットと比較して異なるサイズおよび/または異なる解釈を有しうる。
ある設計では、リソース割付タイプ依存リソース割付フィールド定義の場合、リソース割付フィールドは、新規UEのための異なるリソース割付タイプに対し異なる方式で設定されうる。例えば、リソース割付フィールドは、(i)新規UEがリソース割付タイプ2に基づいて連続VRBを割り付けられる場合には、異なるサイズまたは異なる解釈、または、(ii)新規UEがリソース割付タイプ0または1に基づいてリソースを割り付けられる場合には、(レガシUEについて)同じサイズ且つ解釈を有しうる。一般に、各リソース割付タイプについての新規UEのために使用される所与のDCIフォーマットのリソース割付フィールドは、レガシUEのものと比較して、異なるサイズまたは異なる解釈を有しうる。
ある設計では、DCIフォーマットの同じセットは、例えば表2、3、および5で図示されるように、R8BW帯域幅およびNewBW帯域幅のために使用されうる。別の設計では、DCIフォーマットの第1セットは、R8BW帯域幅のために使用され、DCIフォーマットの第2セットは、NewBW帯域幅のために使用される。第1のセットおよび第2のセットは、DCIフォーマット、例えば表2のUL/DLユニキャストのためのDCIフォーマット、をオーバラップすることを含めうる。第2のセットは、新規UEについての追加DCIフォーマットを含めうる。
明瞭のため、リソース割付を伝達するための技法は、1キャリアに対して2つのシステム帯域幅(R8BW帯域幅およびNewBW帯域幅)について具体的に記載されている。
一般に、任意の数のシステム帯域幅と任意の数のキャリアについて技法が使用されうる。
例えば、各キャリア、または、マルチキャリアシステムにおいてはマルチプルキャリアのうちのあるもの(複数含む)のみについて技法が使用されうる。キャリアは、レガシUEについてもともとリザーブされたガードバンドを有しうるが、ガードバンドのうちいくつかまたはすべては新規UEに対して使用されうる。
UEが連続リソース(例、連続リソースブロック)を割り当てられる連続リソース割付が本開示のある態様を図示するために使用されるが、ここにおいて説明される技法はまた他のリソース割付スキームで使用されうるということが理解されるであろう。例えば、技法は、UEがリソースの2以上の不連続クラスタを割り当てられるアップリンク上でクラスタされたリソース割付について使用されることができ、各クラスタは、連続リソースを含む。リソース割付フィールドは、クラスタされたリソース割付について類似の方式で設定され、例えば、異なるシステム帯域幅について異なるサイズまたは異なる解釈を伴う。
図7は、制御メッセージを生成するためのモジュール700の設計のブロック図を図示する。モジュール700は、eNBの一部または他の何らかのエンティティでありうる。
モジュール700内では、ユニット710は、1つのUEに対するユニキャストまたはすべてのUEについてのブロードキャストのためのDCIと、DCIタイプ(例、ブロードキャストまたはユニキャスト)を受信することができる。ユニット710は、DCIタイプ、DCIが送信されるサーチスペース、UEのために設定された送信モードなどに基づいてDCIフォーマットを選択することができる。ユニット710は、選択されたDCIフォーマットに基づいてDCIのための制御メッセージを生成することができる。DCIがユニキャストについてである場合には、ユニット720は、UEアイデンティティ(ID)とDCIタイプを受信することができ、例えば上述されるリソース割付タイプのうちの1つに基づいて、UEに対してリソースを割り当てることができる。DCIがユニキャストについてである場合には、ユニット730は、UE IDとDCIタイプを受信することができ、UEについての選択されたシステム帯域幅を決定することができ、そしてそれは、複数のシステム帯域幅の中からUEについて設定されうる。ユニット740は、割り当てられたリソース、選択されたシステム帯域幅、選択されたDCIフォーマット、および/または他の情報に基づいて制御メッセージのリソース割付フィールドを設定することができ、制御メッセージを提供することができる。
図8は、制御メッセージを受信するためのモジュール800の設計のブロック図を図示する。モジュール800は、UEの一部または他の何らかのエンティティでありうる。モジュール800内では、ユニット810は、復号されたデータを受信することができ、そしてそれは、UE特有サーチスペースおよび共通サーチスペースを復号することによって得られることができる。ユニット810はDCIフォーマットに基づいて復号されたデータを処理することができ、制御メッセージで異なるタイプの情報を提供することができる。DCIがUEについてのユニキャストについてであるとみなされる場合には、ユニット820は、UE IDとDCIタイプを受信することができ、UEについての選択されたシステム帯域幅を決定することができる。DCIがUEについてのユニキャストについてであるとみなされる場合には、ユニット830は、UEについての選択されたシステム帯域幅に基づいて制御メッセージのリソース割付フィールドを処理することができ、UEに割り当てられたリソースを提供することができる。
図9は、制御メッセージを送信するためのプロセス900の設計を図示する。プロセス900は、基地局/eNB(下記に説明されている)、または他のあるエンティティによって実行されることができる。基地局は、UEのための制御メッセージを生成することができる(ブロック912)。基地局は、複数のシステム帯域幅の中からUEについて選択されたシステム帯域幅に基づいて制御メッセージのリソース割付フィールドを設定することができる(ブロック914)。リソース割付フィールドは、選択されたシステム帯域幅について、UEに割り当てられたリソースのインジケーションを備えうる。割り当てられたリソースは、時間および/または周波数リソース(例、リソースブロック)、直交および/またはスクランブリングコード、送信電力等を備えうる。基地局は、UEへ制御メッセージを送信し(ブロック916)、その後で、割り当てられたリソース上でUEと通信する(ブロック918)。
ある設計では、複数のシステム帯域幅は、シングルキャリアの異なる周波数レンジに対応し、第1のシステム帯域幅と第2のシステム帯域幅を備えうる。第2のシステム帯域幅は、例えば図3A、3Bまたは3Cで図示されるように、第1のシステム帯域幅の少なくとも一部分と追加帯域幅を備えうる。
一般に、複数のシステム帯域幅は、制御メッセージの特定フォーマットについて、リソース割付フィールドの少なくとも2つの異なる構成と関連づけられうる。少なくとも2つの異なる設定は、リソース割付フィールドの異なるサイズ、または、リソース割付フィールドの異なる解釈(例、異なるリソースマッピング)等に対応しうる。
ある設計では、リソース割付フィールドは、例えば表2と表3に図示されるように、制御メッセージの特定フォーマットについての複数のシステム帯域幅について、異なるサイズを有しうる。基地局は、選択されたシステム帯域幅に基づいてリソース割付フィールドのサイズを決定することができる。リソース割付フィールドは、(i)割り当てられたリソースが第1のシステム帯域幅についてである場合には第1サイズ、または、(ii)割り当てられたリソースが第2のシステム帯域幅についてである場合には第2のサイズ、を有しうる。第1のサイズおよび第2のサイズは、例えば、式(2)および(3)によって図示されるように、それぞれ、第1のシステム帯域幅および第2のシステム帯域幅に基づいて決定されうる。
別の設計では、リソース割付フィールドは、例えば表2および表5で図示されるように、制御メッセージの特定フォーマットについての複数のシステム帯域幅について、同じサイズを有するが異なる解釈(例、異なるリソースマッピング)を有しうる。各システム帯域幅についてのリソースマッピングは、リソース割付フィールドの複数の設定に対し異なる割り当てられたリソースを定義することができる。例えば、リソース割付フィールドは、(i)割り当てられたリソースが第1のシステム帯域幅についてである場合には第1のリソースマッピング、または、(ii)割り当てられたリソースが第2のシステム帯域幅についてである場合には第2のリソースマッピング、に基づいて設定されうる。第1のリソースマッピングは、リソース割付フィールドの第1の複数の設定について、第1のシステム帯域幅において異なる割り当てられたリソースを定義することができる。第2のリソースマッピングは、リソース割付フィールドの第2の複数の設定について、第2のシステム帯域幅において異なる割り当てられたリソースを定義することができる。
ある設計では、リソース割付フィールドは、制御メッセージが送信されるサーチスペースによって、異なる方式で設定されうる。例えば、リソース割付フィールドは、(i)制御メッセージが複数のUEのための共通サーチスペースで送信される場合には第1のシステム帯域幅、または、(ii)制御メッセージがUEのためのUE特有サーチスペースで送信される場合には第2のシステム帯域幅、に基づいて設定されうる。
ある設計では、リソース割付フィールドは、制御メッセージがUEに対してユニキャストメッセージとして送信される、または、複数のUEに対してブロードキャストメッセージとして送信されるかによって異なる方式で設定されうる。例えば、リソース割付フィールドは、(i)制御メッセージがブロードキャストメッセージとして送信され、複数のUEの第1のアイデンティティ(例、ブロードキャストRNTI)とスクランブルされる場合には第1のシステム帯域幅、または、(ii)制御メッセージがユニキャストメッセージとして送信され、UEの第2のアイデンティティ(例、UE特有のRNTI)とスクランブルされる場合には、第2のシステム帯域幅、に基づいて設定されうる。
ある設計では、制御メッセージは、DCIフォーマットのセットから選択されたDCIフォーマットに基づいて生成されうる。ある設計では、各システム帯域幅は、DCIフォーマットの1セットと関連づけられ、複数のシステム帯域幅は、DCIフォーマットの少なくとも2つの異なるセットと関連づけられうる。
ある設計では、DCIフォーマット依存リソース割付フィールド定義について、リソース割付フィールドは、異なるDCIフォーマットに対し異なる方式で設定されうる。例えば、あるDCIフォーマットのリソース割付フィールドは、システム帯域幅にも関わらず、同じ構成(例、同じサイズおよび解釈)を有しうるが、他のDCIフォーマットのリソース割付フィールドは、異なるシステム帯域幅について、異なる構成(例、異なるサイズおよび/または異なる解釈)を有しうる。制御メッセージのためのDCIフォーマットが、(i)複数のシステム帯域幅についてのリソース割付フィールドの共通構成、または、(ii)複数のシステム帯域幅についてのリソース割付フィールドの異なる構成、と関連づけられるかについての決定が行われる。リソース割付フィールドは、(i)DCIフォーマットがすべてのシステム帯域幅についての共通構成と関連づけられる場合には共通の構成、または、(ii)DCIフォーマットが異なるシステム帯域幅についての異なる構成と関連づけられる場合には選択されたシステム帯域幅に基づいて決定される構成、に基づいて設定されうる。
別の設計では、サブフレーム依存リソース割付フィールドの定義に関して、リソース割付フィールドは、制御メッセージが送信されるサブフレームのタイプに基づいて設定されうる。サブフレームの複数のタイプ(例、R8サブフレーム、新規サブフレーム、混合サブフレーム等)は、リソース割付フィールドの少なくとも2つの異なる構成と関連づけられうる。さらに別の設計では、リソース割付タイプ依存リソース割付フィールド定義の場合、リソース割付フィールドは、UEに割り当てられたリソースについてのリソース割付タイプに基づいて設定されうる。複数のリソース割付タイプは、リソース割付フィールドの少なくとも2つの異なる構成と関連づけられうる。
ある設計では、制御メッセージは、割り当てられたリソースが第1または第2のシステム帯域幅についてであるかに関わらず第1のシステム帯域幅内で送信されうる。別の設計では、制御メッセージは、割り当てられたリソースが第1(または第2)のシステム帯域幅についてであるかによって第1(または第2)のシステム帯域幅で送信されうる。
ある設計では、基地局は、選択されたシステム帯域幅上で動作するようにUEを設定しうる。基地局は、選択されたシステム帯域幅に基づいてUEに制御メッセージを送信しうる。例えば、基地局は、選択されたシステム帯域幅に基づいてUEへ送信された各制御メッセージのリソース割付フィールドを設定しうる。
ある設計では、割り当てられたリソースは、ダウンリンク上のデータ送信についてであってもよい。基地局は、ブロック918でUEへ割り当てられたリソース上でデータ送信を送信しうる。別の設計では、割り当てられたリソースは、アップリンク上のデータ送信についてであってもよい。基地局は、ブロック918で、UEによって、割り当てられたリソース上で送信されるデータ送信を受信しうる。
図10は、制御メッセージを受信するためのプロセス1000の設計を図示する。プロセス1000は、UE(下記で説明されている)、または他のあるエンティティによって実行されうる。UEは、制御メッセージを受信しうる(ブロック1012)。UEは、制御メッセージのリソース割付フィールドに基づいてUEに割り当てられたリソースを決定することができる(ブロック1014)。リソース割付フィールドは、複数のシステム帯域幅の中からUEについて選択されたシステム帯域幅についてUEに割り当てられたリソースのインジケーションを備えうる。UEは割り当てられたリソース上で通信することができる(ブロック1016)。ある設計では、複数のシステム帯域幅は、第1のシステム帯域幅と第2のシステム帯域幅を備えうる。第2のシステム帯域幅は、第1のシステムの少なくとも一部分と追加帯域幅を備えうる。
ある設計では、UEは、複数のDCIフォーマットの中のDCIフォーマットにしたがって、また、制御メッセージのリソース割付フィールドに基づいてUEに割り当てられたリソースを決定することができる。ある設計では、あるDCIフォーマットのリソース割付フィールドは、システム帯域幅にも関わらず、同じ構成を有しうるが、他のDCIフォーマットのリソース割付フィールドは、異なるシステム帯域幅について異なる構成を有しうる。
ある設計では、リソース割付フィールドは、複数のシステム帯域幅について異なるサイズを有しうる。UEは、選択されたシステム帯域幅に基づいてリソース割付フィールドのサイズを決定することができる。リソース割付フィールドは、(i)割り当てられたリソースが第1のシステム帯域幅についてである場合には第1のフィールドサイズ、または、(ii)割り当てられたリソースが第2のシステム帯域幅についてである場合には第2のフィールドサイズ、を有しうる。第1サイズは、第1のシステム帯域幅に基づいて決定されうる、また、第2サイズは、第2のシステム帯域幅に基づいて決定されうる。UEは、(i)割り当てられたリソースが第1のシステム帯域幅についてである場合には第1サイズ、または、(ii)割り当てられたリソースが第2のシステム帯域幅についてである場合には第2サイズ、のリソース割付フィールドに基づいて、UEに割り当てられたリソースを決定することができる。
ある設計では、リソース割付フィールドは、複数のシステム帯域幅について、同じサイズを有するが、異なる解釈(例、異なるリソースマッピング)を有しうる。各システム帯域幅についてのリソースマッピングは、リソース割付フィールドの複数の設定に対し異なる割り当てられたリソースを定義することができる。UEは、(i)割り当てられたリソースが第1のシステム帯域幅についてである場合にはリソース割付フィールドについての第1のリソースマッピング、または、(ii)割り当てられたリソースが第2のシステム帯域幅についてである場合にはリソース割付フィールドについての第2のリソースマッピング、に基づいてUEに割り当てられたリソースを決定することができる。
ある設計では、UEは、制御メッセージが受信されるサーチスペースに依存して異なる方式で、リソース割付フィールドを処理することができる。UEは、(i)制御メッセージが複数のUEのための共通のサーチスペースにおいて受信される場合にはリソース割付フィールドについての第1のシステム帯域幅、または、(ii)制御メッセージがUEのためのUE特有サーチスペースにおいて受信される場合にはリソース割付フィールドについての第2のシステム帯域幅、に基づいてUEに割り当てられたリソースを決定することができる。
ある設計では、UEは、制御メッセージが1つのUEに対してユニキャストメッセージとして、または、すべてのUEに対してブロードキャストメッセージとして、送信されるかによって異なる方式でリソース割付フィールドを処理することができる。UEは、(i)制御メッセージが複数のUEに対してブロードキャストメッセージとして送信される場合にはリソース割付フィールドについての第1のシステム帯域幅、または、(ii)制御メッセージがUEに対してユニキャストメッセージとして送信される場合にはリソース割付フィールドについての第2のシステム帯域幅、に基づいてUEに割り当てられたリソースを決定することができる。
ある設計では、割り当てられたリソースは、ダウンリンク上のデータ送信についてでありうる、また、UEは、ブロック1016で、割り当てられたリソース上で送信されたデータ送信を受信しうる。別の設計では、割り当てられたリソースは、アップリンク上のデータ送信についてでありうる、また、UEは、ブロック1016で、割り当てられたリソース上でデータ送信を送信することができる。
図11は、基地局/eNB110とUE120の設計のブロック図を図示する、そしてそれは、図1のUEのうちの1つと基地局/eNBのうちの1つでありうる。基地局110は、T個のアンテナ1134a〜1134tを備え、UE120は、R個のアンテナ1152a〜1152rを備える、なお、一般的には、T≧1で、R≧1である。
基地局110で、送信プロセッサ1120は、1つまたは複数のUEについてデータソース1112からデータを受信し、そのUEについて選択された1つまたは複数の変調および符号化スキームに基づいて各UEについてのデータを処理し(例、エンコードし、変調し)、そして、すべてのUEに対してデータシンボルを提供することができる。送信プロセッサ1120はまた、制御情報(例、DCI)を処理し、制御シンボルを提供することができる。DCIは、ダウンリンクグラント、アップリンクグラント、ブロードキャスト情報、電力制御情報等のための制御メッセージを備えうる。送信プロセッサ1120はまた、基準信号および同期信号についての基準シンボルを生成することができる。送信(TX)MIMOプロセッサ1130は、データシンボル、制御シンボル、および/または、(適用可能である場合には)基準シンボルをプレコードすることができ、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)1132a〜1132tに提供することができる。各変調器1132は、その出力シンボルストリーム(例、OFDM用)を処理して、出力サンプルストリームを得ることができる。各変調器1132は、その出力サンプルストリームをさらに調整づけ(例、アナログ変換し、フィルタにかけ、増幅し、そしてアップコンバートし)、そして、ダウンリンク信号を生成する。変調器1132a〜1132tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれ、T個のアンテナ1134a〜1134tを介して送信されることができる。
UE120で、R個のアンテナ1152a〜1152rは、eNB110からT個のダウンリンク信号を受信することができ、各アンテナ1152は、関連づけられた復調器(DEMOD)1154に対して受信信号を提供することができる。各復調器1154は、その受信信号を調整して(例、フィルタにかけ、増幅し、ダウンコンバートし、そしてデジタル化する)サンプルを得ることができ、そして、サンプル(例、OFDM用等)をさらに処理して受信シンボルを得ることができる。MIMO検出器1160は、すべての復調器1154から受信シンボルを得て、適用可能である場合には受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、そして、検出されたシンボルを提供することができる。受信プロセッサ1170は、検出されたシンボルを処理し(例、復調し復号し)、データシンク1172に対してUE120についての復号されたデータを提供し、コントローラ/プロセッサ1190に対し復号された制御情報を提供することができる。
アップリンクで、UE120において、データソース1178からのデータと、コントローラ/プロセッサ1190からのアップリンク制御情報(UCI)は、送信プロセッサ1180によって処理され、適用可能である場合にはTX MIMOプロセッサ1182によってプレコードされ、変調器1154a〜1154rによってさらに処理され、基地局110へ送信されることができる。基地局110で、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ1134によって受信され、復調器1132によって処理され、適用可能である場合にはMIMO検出器1136によって検出され、また、受信プロセッサ1138によってさらに処理されUE120によって送信されたデータおよび制御情報を復元する。プロセッサ1138は、データシンク1139に対し復元されたデータを提供し、コントローラ/プロセッサ1140に対し復元されたUCIを提供することができる。
コントローラ/プロセッサ1140および1190は、それぞれ、基地局110とUE120における動作を命令することができる。プロセッサ1140および/または基地局110における他のプロセッサおよびモジュールは、図9のプロセス900および/またはここで説明される技法に関する他のプロセスを実行または命令することができる。プロセッサ1190および/またはUE120における他のプロセッサおよびモジュールは、図10のプロセス1000および/またはここに説明される技法に関する他のプロセスを実行または命令することができる。メモリ1142および1192は、それぞれ、基地局110およびUE120についてのデータおよびプログラムコードを格納しうる。スケジューラ1144は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでデータ送信についてUE120および/または他のUEをスケジュールすることができる。プロセッサ1140、スケジューラ1144および/または基地局110における他のプロセッサは、図7のモジュール700を実装しうる。プロセッサ1170、プロセッサ1190および/またはUE120における他のプロセッサは、図8のモジュール800を実装しうる。
ある構成では、無線通信のための装置110は、UEのための制御メッセージを生成するための手段と;複数のシステム帯域幅の中からUEについて選択されたシステム帯域幅に基づいて制御メッセージのリソース割付フィールドを設定するための手段と、なお、リソース割付フィールドは、選択されたシステム帯域幅についてUEに割り当てられたリソースのインジケーションを備える;UEに制御メッセージを送信するための手段と;UEに割り当てられたリソース上でUEと通信するための手段と;を含めうる。
ある構成では、無線通信のための装置120は、UEによって制御メッセージを受信するための手段と;制御メッセージのリソース割付フィールドに基づいてUEに割り当てられたリソースを決定するための手段と、なお、リソース割付フィールドは、複数のシステム帯域幅の中からUEについて選択されたシステム帯域幅についてUEに割り当てられたリソースのインジケーションを備える;UEによって割り当てられたリソース上で通信するための手段と;を含む。
一態様では、上述の手段は、上述の手段によって記載された機能を実行するように構成されうる、基地局110におけるプロセッサ(1つまたは複数)1120、1138および/または1140、および/または、UE120におけるプロセッサ(1つまたは複数)1170、1180、および/または1190でありうる。別の態様では、上述の手段は、上述の手段によって記載された機能を実行するように構成された1つまたは複数のモジュールまたは任意の装置でありうる。
当業者は、様々な異なる技術および技法のうちのいずれかを使用して、情報と信号が表わされることができるということを理解するであろう。例えば、上記の説明の全体にわたって参照されることができる、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場あるいは磁粒子、光場あるいは光学粒子、あるいはそれらのいずれの組み合わせ、によって表わされることができる。
当業者は、ここにおける開示に関連して説明される、様々な説明のための論理ブロック、モジュール、回路、および、アルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェアあるいは両方の組合せとして実装されうる、ということをさらに理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明瞭に説明するために、様々な説明のためのコンポーネント、ブロック、モジュール、回路およびステップが、一般に、それらの機能という観点から、上記に説明されてきた。そのような機能が、ハードウェアあるいはソフトウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーションと全体のシステムに課された設計制約(design constraints)に依存する。熟練職人は、各特定のアプリケーションについての様々な方法で、説明された機能を実装しうるが、このような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈されるべきでない。
ここでの開示に関連して説明された様々な説明のための論理ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、あるいは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートあるいはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここに説明された機能を実行するように設計されたそれらのいずれの組み合わせ、で実装あるいは実行されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステートマシン(state machine)であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイス(computing devices)の組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併用しての1以上のマイクロプロセッサ、あるいはいずれの他のそのような構成、として実装されうる。
ここにおける開示に関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで、プロセッサによって実行されたソフトウェアモジュールで、あるいは2つの組み合わせで直接具現化されうる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMあるいは当技術分野で知られている記憶媒体のいずれの他の形態、において存在しうる。例示的な記憶媒体は、プロセッサに結合されるので、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ることができ、また記憶媒体に情報を書き込むことができる。あるいは、記憶媒体は、プロセッサに一体化されうる。プロセッサと記憶媒体は、ASICにおいて存在しうる。ASICは、ユーザ端末に存在することができる。あるいは、プロセッサと記憶媒体は、ユーザ端末において、ディスクリートコンポーネントとして存在しうる。
1つまたは複数の例示的な設計では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアあるいはそれらのいずれかの組み合わせにおいて実装されうる。ソフトウェアで実装される場合には、機能は、コンピュータ可読媒体上で、1つまたは複数の命令あるいはコードとして、記憶あるいは送信されうる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送(transfer)を容易にするいずれの媒体も含んでいる、コンピュータ記憶媒体(computer storage media)と通信媒体(communication media)の両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされることができる、いずれの利用可能な媒体であることができる。例として、また限定されないが、このようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMあるいは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージあるいは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令あるいはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または保存するために使用されることができる、また、汎用または専用コンピュータ、または、汎用または専用プロセッサによってアクセスされることができる、任意の他の媒体も備えうる。また、いずれの接続もコンピュータ可読媒体(computer-readable medium)と適切に名付けられる。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、あるいは、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア(twisted pair)、デジタル加入者ライン(digital subscriber line)(DSL)、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術を使用している他の遠隔ソース、から送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用されるように、ディスク(disk)とディスク(disc)は、コンパクトディスク(compact disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(laser disc)、光学ディスク(optical disc)、デジタル汎用ディスク(digital versatile disc)(DV
D)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(blu-ray disc)を含んでおり、「ディスク(disks)」は、大抵、データを磁気的に再生しているが、「ディスク(discs)」は、レーザーで光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
以上の本開示の説明は、いずれの当業者が本開示を行うまたは使用することを可能にするように提供される。本開示に対する様々な修正は、当業者にとっては容易に明らかであろう、そして、ここにおいて定義された包括的な原理は、本開示の精神あるいは範囲から逸脱することなく、他の変形に適用されうる。したがって、本開示は、ここにおいて記載される例および設計に限定されるようには意図されておらず、ここにおいて開示された原理および新規な特徴に整合する最も広い範囲が与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 無線通信のための方法であって、
ユーザ機器(UE)のための制御メッセージを生成することと;
複数のシステム帯域幅の中から前記UEについて選択されたシステム帯域幅に基づいて、前記制御メッセージのリソース割付フィールドを設定することと、なお、前記リソース割付フィールドは、前記選択されたシステム帯域幅について前記UEに割り当てられたリソースのインジケーションを備える;
前記UEへ前記制御メッセージを送信することと;
前記UEに割り当てられた前記リソース上で前記UEと通信することと;
を備える方法。
[C2] 前記複数のシステム帯域幅は、第1のシステム帯域幅と第2のシステム帯域幅を備え、前記第2のシステム帯域幅は、前記第1のシステム帯域幅の少なくとも一部分と追加帯域幅を備える、C1に記載の方法。
[C3] 前記複数のシステム帯域幅は、シングルキャリアの異なる周波数レンジに対応する、C1に記載の方法。
[C4] 前記複数のシステム帯域幅は、前記制御メッセージの特定フォーマットについて、前記リソース割付フィールドの少なくとも2つの異なる構成と関連づけられる、C1に記載の方法。
[C5] 前記複数のシステム帯域幅は、前記制御メッセージの特定フォーマットについて、前記リソース割付フィールドの異なるサイズと関連づけられる、C1に記載の方法。
[C6] 前記選択されたシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドのサイズを決定すること、をさらに備えるC1に記載の方法。
[C7] 前記リソース割付フィールドを設定することは、
前記割り当てられたリソースが前記第1のシステム帯域幅についてである場合には、前記リソース割付フィールドの第1サイズを設定することと、なお、前記第1サイズは、前記第1のシステム帯域幅に基づいて決定される;
前記割り当てられたリソースが前記第2のシステム帯域幅についてである場合には、前記リソース割付フィールドの第2サイズを設定することと、なお、前記第2のサイズは、前記第2のシステム帯域幅に基づいて決定される;
を備える、C2に記載の方法。
[C8] 前記複数のシステム帯域幅は、前記制御メッセージの特定フォーマットについて、同じサイズを有するが、前記リソース割付フィールドの異なる解釈と関連付けられる、C1に記載の方法。
[C9] 前記複数のシステム帯域幅は、前記リソース割付フィールドに対し異なるリソースマッピングと関連づけられ、各システム帯域幅についての前記リソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの複数の設定に対し異なる割り当てられたリソースを定義する、C1に記載の方法。
[C10] 前記リソース割付フィールドを設定することは、
前記割り当てられたリソースが前記第1のシステム帯域幅についてである場合には、第1のリソースマッピングに基づいて前記リソース割付フィールドを設定することと、なお、前記第1のリソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの第1の複数の設定について前記第1のシステム帯域幅において異なる割り当てられたリソースを定義する;
前記割り当てられたリソースが前記第2のシステム帯域幅についてである場合には、第2のリソースマッピングに基づいて前記リソース割付フィールドを設定することと、なお、前記第2のリソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの第2の複数の設定について前記第2のシステム帯域幅において異なる割り当てられたリソースを定義する;
を備える、C2に記載の方法。
[C11] 前記リソース割付フィールドを設定することは、
前記制御メッセージが複数のUEのための共通サーチスペースにおいて送信される場合には前記第1のシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドを設定することと、
前記制御メッセージが前記UEのためのUE特有サーチスペースにおいて送信される場合には、前記第2のシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドを設定することと、
を備える、C2に記載の方法。
[C12] 前記リソース割付フィールドを設定することは、
前記制御メッセージが複数のUEへブロードキャストメッセージとして送信される場合には前記第1のシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドを設定することと、
前記制御メッセージが前記UEへユニキャストメッセージとして送信される場合には前記第2のシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドを設定することと、
を備える、C2に記載の方法。
[C13] 前記制御メッセージを生成することは、DCIフォーマットのセットから選択されたダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに基づいて前記制御メッセージを生成することを備える、C1に記載の方法。
[C14] 各システム帯域幅は、DCIフォーマットのセットと関連づけられ、前記複数のシステム帯域幅は、少なくとも2つの異なるセットのDCIフォーマットと関連づけられる、C13に記載の方法。
[C15] 前記選択されたDCIフォーマットが、前記複数のシステム帯域幅についての前記リソース割付フィールドの共通構成、または、前記複数のシステム帯域幅についての前記リソース割付フィールドの異なる構成、と関連づけられるかを決定すること、
をさらに備えるC13に記載の方法。
[C16] 前記リソース割付フィールドを設定することは、前記制御メッセージが送信されるサブフレームのタイプに基づいて前記リソース割付フィールドを設定することを備え、サブフレームの複数のタイプは、前記リソース割付フィールドの少なくとも2つの異なる構成と関連づけられる、C1に記載の方法。
[C17] 前記リソース割付フィールドを設定することは、前記UEに割り当てられた前記リソースについてのリソース割付タイプに基づいて前記リソース割付フィールドを設定することを備え、複数のリソース割付タイプは、前記リソース割付フィールドの少なくとも2つの異なる構成と関連づけられる、C1に記載の方法。
[C18] 前記制御メッセージを送信することは、前記割り当てられたリソースが前記第1のシステム帯域幅または前記第2のシステム帯域幅についてであるかに関わらず、前記第1のシステム帯域幅内で前記制御メッセージを送信することを備える、C2に記載の方法。
[C19] 前記UEを前記選択されたシステム帯域幅上で動作するように設定すること、をさらに備えるC1に記載の方法。
[C20] 前記割り当てられたリソースは、ダウンリンク上のデータ送信についてであり、前記UEと通信することは、前記割り当てられたリソース上で前記UEへデータ送信を送信することを備える、C1に記載の方法。
[C21] 前記割り当てられたリソースは、アップリンク上のデータ送信についてであり、前記UEと通信することは、前記UEによって前記割り当てられたリソース上で送信されたデータ送信を受信することを備える、C1に記載の方法。
[C22] 無線通信のための装置であって、
ユーザ機器(UE)のための制御メッセージを生成するための手段と、
複数のシステム帯域幅の中から前記UEについて選択されたシステム帯域幅に基づいて前記制御メッセージのリソース割付フィールドを設定するための手段と、なお、前記リソース割付フィールドは、前記選択されたシステム帯域幅について前記UEに割り当てられたリソースのインジケーションを備える;
前記UEへ前記制御メッセージを送信するための手段と;
前記UEに割り当てられた前記リソース上で前記UEと通信するための手段と;
を備える装置。
[C23] 前記複数のシステム帯域幅は、前記制御メッセージの特定フォーマットについて、前記リソース割付フィールドの少なくとも2つの異なる構成と関連づけられる、C22に記載の装置。
[C24] 前記複数のシステム帯域幅は、前記制御メッセージの特定フォーマットについて、前記リソース割付フィールドの異なるサイズと関連づけられる、C22に記載の装置。
[C25] 前記複数のシステム帯域幅は、前記制御メッセージの特定フォーマットについて、同じサイズを有するが、前記リソース割付フィールドの異なる解釈と関連付けられる、C22に記載の装置。
[C26] 前記複数のシステム帯域幅は、前記リソース割付フィールドに対し異なるリソースマッピングと関連づけられ、各システム帯域幅についての前記リソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの複数の設定に対し異なる割り当てられたリソースを定義する、C22に記載の装置。
[C27] 前記リソース割付フィールドを設定するための手段は、
前記制御メッセージが複数のUEのための共通サーチスペースにおいて送信される場合には第1のシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドを設定するための手段と、
前記制御メッセージが前記UEのためのUE特有サーチスペースにおいて送信される場合には第2のシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドを設定するための手段と、
を備えるC22に記載の装置。
[C28] 前記リソース割付フィールドを設定するための手段は、
前記制御メッセージが複数のUEへブロードキャストメッセージとして送信される場合には第1のシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドを設定するための手段と、
前記制御メッセージが前記UEへユニキャストメッセージとして送信される場合には第2のシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドを設定するための手段と、
を備えるC22に記載の装置。
[C29] 無線通信のための装置であって、
ユーザ機器(UE)のための制御メッセージを生成するように;
複数のシステム帯域幅の中から前記UEについて選択されたシステム帯域幅に基づいて前記制御メッセージのリソース割付フィールドを設定するように、なお、前記リソース割付フィールドは、前記選択されたシステム帯域幅について前記UEに割り当てられたリソースのインジケーションを備える;
前記制御メッセージを前記UEへ送信するように;
前記UEに割り当てられた前記リソース上で前記UEと通信するように;
構成された少なくとも1つのプロセッサ、
を備える装置。
[C30] 前記複数のシステム帯域幅は、前記制御メッセージの特定フォーマットについて、前記リソース割付フィールドの少なくとも2つの異なる構成と関連づけられる、C29に記載の装置。
[C31] 前記複数のシステム帯域幅は、前記制御メッセージの特定フォーマットについて、前記リソース割付フィールドの異なるサイズと関連づけられる、C29に記載の装置。
[C32] 前記複数のシステム帯域幅は、前記制御メッセージの特定フォーマットについて、同じサイズを有するが、前記リソース割付フィールドの異なる解釈と関連付けられる、C29に記載の装置。
[C33] 前記複数のシステム帯域幅は、前記リソース割付フィールドに対し異なるリソースマッピングと関連づけられ、各システム帯域幅についての前記リソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの複数の設定に対し異なる割り当てられたリソースを定義する、C29に記載の装置。
[C34] 前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記制御メッセージが複数のUEのための共通サーチスペースにおいて送信される場合には第1のシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドを設定するように、
前記制御メッセージが前記UEのためのUE特有サーチスペースにおいて送信される場合には第2のシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドを設定するように、
さらに構成される、C29に記載の装置。
[C35] 前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記制御メッセージが複数のUEへブロードキャストメッセージとして送信される場合には第1のシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドを設定するように、
前記制御メッセージが前記UEへユニキャストメッセージとして送信される場合には第2のシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドを設定するように、
さらに構成される、C29に記載の装置。
[C36] 非一時的なコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプロダクトであって、非一時的なコンピュータ可読媒体は、
少なくとも1つのコンピュータにユーザ機器(UE)のための制御メッセージを生成させるためのコードと;
前記少なくとも1つのコンピュータに複数のシステム帯域幅の中から前記UEについて選択されたシステム帯域幅に基づいて前記制御メッセージのリソース割付フィールドを設定させるためのコードと、なお、前記リソース割付フィールドは、前記選択されたシステム帯域幅について前記UEに割り当てられたリソースのインジケーションを備える;
前記少なくとも1つのコンピュータに前記UEへ前記制御メッセージを送信させるためのコードと;
前記少なくとも1つのコンピュータに前記UEに割り当てられたリソース上で前記UEと通信させるためのコードと;
を備える、
コンピュータプログラムプロダクト。
[C37] 無線通信のための方法であって、
ユーザ機器(UE)によって制御メッセージを受信することと;
前記制御メッセージのリソース割付フィールドに基づいて前記UEに割り当てられたリソースを決定することと、なお、前記リソース割付フィールドは、複数のシステム帯域幅の中から前記UEについて選択されたシステム帯域幅について前記UEに割り当てられた前記リソースのインジケーションを備える;
前記UEによって前記割り当てられたリソース上で通信することと;
を備える方法。
[C38] 前記複数のシステム帯域幅は、第1のシステム帯域幅と第2のシステム帯域幅を備え、前記第2のシステム帯域幅は、前記第1のシステム帯域幅の少なくとも一部分と追加帯域幅を備える、C37に記載の方法。
[C39] 前記複数のシステム帯域幅は、シングルキャリアの異なる周波数レンジを備え、前記UEについて選択された前記システム帯域幅は、前記UEへのデータ送信に利用可能な前記シングルキャリアの周波数レンジを備える、C37に記載の方法。
[C40] 前記選択されたシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドのサイズを決定すること、をさらに備えるC37に記載の方法。
[C41] 前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することは、
前記割り当てられたリソースが前記第1のシステム帯域幅についてである場合には、前記リソース割付フィールドの第1サイズに基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することと、
前記割り当てられたリソースが前記第2のシステム帯域幅についてである場合には、前記リソース割付フィールドの第2サイズに基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することと、
を備える、C38に記載の方法。
[C42] 前記複数のシステム帯域幅は、前記リソース割付フィールドに対し異なるリソースマッピングと関連づけられ、各システム帯域幅についての前記リソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの複数の設定に対し異なる割り当てられたリソースを定義する、C37に記載の方法。
[C43] 前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することは、
前記割り当てられたリソースが前記第1のシステム帯域幅についてである場合には、前記リソース割付フィールドのための第1のリソースマッピングに基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することと、なお、前記第1のリソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの第1の複数の設定についての前記第1のシステム帯域幅において異なる割り当てられたリソースを定義する;
前記割り当てられたリソースが前記第2のシステム帯域幅についてである場合には、前記リソース割付フィールドのための第2のリソースマッピングに基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することと、なお、前記第2のリソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの第2の複数の設定についての前記第2のシステム帯域幅において異なる割り当てられたリソースを定義する;
を備える、C38に記載の方法。
[C44] 前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することは、
前記制御メッセージが複数のUEのための共通サーチスペースにおいて受信される場合には、前記リソース割付フィールドについての前記第1のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられたリソースを決定することと、
前記制御メッセージが前記UEのためのUE特有サーチスペースにおいて受信される場合には、前記リソース割付フィールドについての前記第2のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられたリソースを決定することと、
を備える、C38に記載の方法。
[C45] 前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することは、
前記制御メッセージが複数のUEへブロードキャストメッセージとして送信される場合には、前記リソース割付フィールドについての前記第1のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することと、
前記制御メッセージが前記UEへユニキャストメッセージとして送信される場合には、前記リソース割付フィールドについての前記第2のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することと、
を備える、C38に記載の方法。
[C46] 前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することは、
前記リソース割付フィールドに基づいて、また、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットのセットの中のDCIフォーマットにしたがって、前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することを備える、C37に記載の方法。
[C47] 前記割り当てられたリソースは、ダウンリンク上のデータ送信についてであり、前記割り当てられたリソース上で通信することは、前記割り当てられたリソース上で前記UEへ送信されたデータ送信を受信することを備える、C37に記載の方法。
[C48] 前記割り当てられたリソースは、アップリンク上のデータ送信についてであり、前記割り当てられたリソース上で通信することは、前記UEによって前記割り当てられたリソース上でデータ送信を送信することを備える、C37に記載の方法。
[C49] 無線通信のための装置であって、
ユーザ機器(UE)によって制御メッセージを受信するための手段と;
前記制御メッセージのリソース割付フィールドに基づいて、前記UEに割り当てられたリソースを決定するための手段と、なお、前記リソース割付フィールドは、複数のシステム帯域幅の中から前記UEについて選択されたシステム帯域幅について前記UEに割り当てられた前記リソースのインジケーションを備える;
前記UEによって前記割り当てられたリソース上で通信するための手段と;
を備える装置。
[C50] 前記選択されたシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドのサイズを決定するための手段、をさらに備えるC49に記載の装置。
[C51] 前記複数のシステム帯域幅は、前記リソース割付フィールドに対し異なるリソースマッピングと関連づけられ、各システム帯域幅についての前記リソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの複数の設定に対し異なる割り当てられたリソースを定義する、C49に記載の装置。
[C52] 前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するための手段は、
前記制御メッセージが複数のUEのための共通サーチスペースにおいて受信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第1のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するための手段と、
前記制御メッセージが前記UEのためのUE特有サーチスペースにおいて受信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第2のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するための手段と、
を備える、C49に記載の装置。
[C53] 前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するための手段は、
前記制御メッセージが複数のUEへブロードキャストメッセージとして送信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第1のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するための手段と、
前記制御メッセージが前記UEへユニキャストメッセージとして送信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第2のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するための手段と、
を備える、C49に記載の装置。
[C54] 無線通信のための装置であって、
ユーザ機器(UE)によって制御メッセージを受信するように;
前記制御メッセージのリソース割付フィールドに基づいて前記UEに割り当てられたリソースを決定するように、なお、前記リソース割付フィールドは、複数のシステム帯域幅の中から前記UEに選択されたシステム帯域幅について前記UEに割り当てられた前記リソースのインジケーションを備える;
前記UEによって前記割り当てられたリソース上で通信するように;
構成された少なくとも1つのプロセッサ、を備える装置。
[C55] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記選択されたシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドのサイズを決定するように構成される、C54に記載の装置。
[C56] 前記複数のシステム帯域幅は、前記リソース割付フィールドに対し異なるリソースマッピングと関連づけられ、各システム帯域幅についての前記リソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの複数の設定に対し異なる割り当てられたリソースを定義する、C54に記載の装置。
[C57] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記制御メッセージが複数のUEのための共通サーチスペースにおいて受信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第1のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するように、前記制御メッセージが前記UEのためのUE特有サーチスペースにおいて受信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第2のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するように、構成される、C54に記載の装置。
[C58] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記制御メッセージが複数のUEへブロードキャストメッセージとして送信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第1のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するように、前記制御メッセージが前記UEへユニキャストメッセージとして送信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第2のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するように、構成される、C54に記載の装置。
[C59] 非一時的なコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトであって、非一時的なコンピュータ可読媒体は、
少なくとも1つのコンピュータにユーザ機器(UE)によって制御メッセージを受信させるためのコードと;
前記少なくとも1つのコンピュータに前記制御メッセージのリソース割付フィールドに基づいて前記UEに割り当てられたリソースを決定させるためのコードと、なお、前記リソース割付フィールドは、複数のシステム帯域幅の中から前記UEに選択されたシステム帯域幅について前記UEに割り当てられた前記リソースのインジケーションを備える;
前記少なくとも1つのコンピュータに前記UEによって前記割り当てられたリソース上で通信させるためのコードと;
を備える、
コンピュータプログラムプロダクト。

Claims (20)

  1. 無線通信のための方法であって、
    ユーザ機器(UE)によって制御メッセージを受信することと;
    前記制御メッセージのリソース割付フィールドに基づいて前記UEに割り当てられたリソースを決定することと、なお、前記リソース割付フィールドは、複数のシステム帯域幅の中から前記UEについて選択されたシステム帯域幅について前記UEに割り当てられた前記リソースのインジケーションを備え、前記複数のシステム帯域幅は、前記リソース割付フィールドの同じサイズであるが前記リソース割付フィールド異なる解釈と関連づけられ、各システム帯域幅についての前記リソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの複数の設定に対し異なる割り当てられたリソースを定義する;
    前記UEによって前記割り当てられたリソース上で通信することと;
    を備える方法。
  2. 前記複数のシステム帯域幅は、第1のシステム帯域幅と第2のシステム帯域幅を備え、前記第2のシステム帯域幅は、前記第1のシステム帯域幅の少なくとも一部分と追加帯域幅を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数のシステム帯域幅は、シングルキャリアの異なる周波数レンジを備え、前記UEについて選択された前記システム帯域幅は、前記UEへのデータ送信に利用可能な前記シングルキャリアの周波数レンジを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記選択されたシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドのサイズを決定すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  5. 前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することは、
    前記割り当てられたリソースが前記第1のシステム帯域幅についてである場合には、前記リソース割付フィールドの第1サイズに基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することと、
    前記割り当てられたリソースが前記第2のシステム帯域幅についてである場合には、前記リソース割付フィールドの第2サイズに基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することと、
    を備える、請求項2に記載の方法。
  6. 前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することは、
    前記割り当てられたリソースが前記第1のシステム帯域幅についてである場合には、前記リソース割付フィールドのための第1のリソースマッピングに基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することと、なお、前記第1のリソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの第1の複数の設定についての前記第1のシステム帯域幅において異なる割り当てられたリソースを定義する;
    前記割り当てられたリソースが前記第2のシステム帯域幅についてである場合には、前記リソース割付フィールドのための第2のリソースマッピングに基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することと、なお、前記第2のリソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの第2の複数の設定についての前記第2のシステム帯域幅において異なる割り当てられたリソースを定義する;
    を備える、請求項2に記載の方法。
  7. 前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することは、
    前記制御メッセージが複数のUEのための共通サーチスペースにおいて受信される場合には、前記リソース割付フィールドについての前記第1のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することと、
    前記制御メッセージが前記UEのためのUE特有サーチスペースにおいて受信される場合には、前記リソース割付フィールドについての前記第2のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することと、
    を備える、請求項2に記載の方法。
  8. 前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することは、
    前記制御メッセージが複数のUEへブロードキャストメッセージとして送信される場合には、前記リソース割付フィールドについての前記第1のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することと、
    前記制御メッセージが前記UEへユニキャストメッセージとして送信される場合には、前記リソース割付フィールドについての前記第2のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することと、
    を備える、請求項2に記載の方法。
  9. 前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することは、
    前記リソース割付フィールドに基づいて、また、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットのセットの中のDCIフォーマットにしたがって、前記UEに割り当てられた前記リソースを決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記割り当てられたリソースは、ダウンリンク上のデータ送信についてであり、前記割り当てられたリソース上で通信することは、前記割り当てられたリソース上で前記UEへ送信されたデータ送信を受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記割り当てられたリソースは、アップリンク上のデータ送信についてであり、前記割り当てられたリソース上で通信することは、前記UEによって前記割り当てられたリソース上でデータ送信を送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  12. 無線通信のための装置であって、
    ユーザ機器(UE)によって制御メッセージを受信するための手段と;
    前記制御メッセージのリソース割付フィールドに基づいて、前記UEに割り当てられたリソースを決定するための手段と、なお、前記リソース割付フィールドは、複数のシステム帯域幅の中から前記UEについて選択されたシステム帯域幅について前記UEに割り当てられた前記リソースのインジケーションを備え、前記複数のシステム帯域幅は、前記リソース割付フィールドの同じサイズであるが前記リソース割付フィールド異なる解釈と関連づけられ、各システム帯域幅についての前記リソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの複数の設定に対し異なる割り当てられたリソースを定義する;
    前記UEによって前記割り当てられたリソース上で通信するための手段と;
    を備える装置。
  13. 前記選択されたシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドのサイズを決定するための手段、をさらに備える請求項12に記載の装置。
  14. 前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するための手段は、
    前記制御メッセージが複数のUEのための共通サーチスペースにおいて受信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第1のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するための手段と、
    前記制御メッセージが前記UEのためのUE特有サーチスペースにおいて受信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第2のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するための手段と、
    を備える、請求項12に記載の装置。
  15. 前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するための手段は、
    前記制御メッセージが複数のUEへブロードキャストメッセージとして送信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第1のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するための手段と、
    前記制御メッセージが前記UEへユニキャストメッセージとして送信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第2のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するための手段と、
    を備える、請求項12に記載の装置。
  16. 無線通信のための装置であって、
    ユーザ機器(UE)によって制御メッセージを受信するように;
    前記制御メッセージのリソース割付フィールドに基づいて前記UEに割り当てられたリソースを決定するように、なお、前記リソース割付フィールドは、複数のシステム帯域幅の中から前記UEについて選択されたシステム帯域幅について前記UEに割り当てられた前記リソースのインジケーションを備え、前記複数のシステム帯域幅は、前記リソース割付フィールドの同じサイズであるが前記リソース割付フィールドの異なる解釈と関連づけられ、各システム帯域幅についての前記リソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの複数の設定に対し異なる割り当てられたリソースを定義する;
    前記UEによって前記割り当てられたリソース上で通信するように;
    構成された少なくとも1つのプロセッサ、を備える装置。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記選択されたシステム帯域幅に基づいて前記リソース割付フィールドのサイズを決定するように構成される、請求項16に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記制御メッセージが複数のUEのための共通サーチスペースにおいて受信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第1のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するように、および
    前記制御メッセージが前記UEのためのUE特有サーチスペースにおいて受信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第2のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するように、
    構成される、請求項16に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記制御メッセージが複数のUEへブロードキャストメッセージとして送信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第1のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するように、および
    前記制御メッセージが前記UEへユニキャストメッセージとして送信される場合には、前記リソース割付フィールドについての第2のシステム帯域幅に基づいて前記UEに割り当てられた前記リソースを決定するように、
    構成される、請求項16に記載の装置。
  20. ユーザ機器(UE)によって制御メッセージを受信する手順と;
    前記制御メッセージのリソース割付フィールドに基づいて前記UEに割り当てられたリソースを決定する手順と、なお、前記リソース割付フィールドは、複数のシステム帯域幅の中から前記UEについて選択されたシステム帯域幅について前記UEに割り当てられた前記リソースのインジケーションを備え、前記複数のシステム帯域幅は、前記リソース割付フィールドの同じサイズであるが前記リソース割付フィールド異なる解釈と関連づけられ、各システム帯域幅についての前記リソースマッピングは、前記リソース割付フィールドの複数の設定に対し異なる割り当てられたリソースを定義する;
    前記UEによって前記割り当てられたリソース上で通信する手順と;
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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