JP5789575B2 - 情報処理装置、プログラム - Google Patents

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本発明の実施形態は、バージョン管理ソフトウェアを実行する情報処理装置、同装置で実行されるプログラムに関する。
一般に、複数の開発者によってソフトウェア開発をする場合、ソースコードを管理するためにバージョン管理ソフトウェアが利用されている。バージョン管理ソフトウェアでは、ソースコードのファイルを管理する他、ファイルの作成日時、更新日時、変更点、作成者などの履歴情報を管理する。
各開発者は、作成、変更したソースコードのファイルをバージョン管理ソフトウェアへ登録、すなわちコミット(あるいはチェックイン)することで、ファイルの作成日時や更新日時などの情報も登録することができる。
特開2010−186378号公報
開発者がバージョン管理ソフトウェアを利用できるソフトウェア開発環境にあれば、何度も変更を加えたファイルであっても、バージョン管理ソフトウェアに登録された履歴情報を参照することにより、過去の状態や変更内容を確認したり、変更者に問い合わせしたりすることが容易となる。
一方、バージョン管理ソフトウェアを利用できるソフトウェア開発環境がない開発者に、ソースコードの開発を依頼するような場合には、ソースコードのファイルを渡すだけでは、過去の状態や変更内容、変更者などを知り得ないため開発に支障をきたしてしまう。こうした場合、ソースコードのファイルだけでなく、過去の状態や変更内容、変更者などの履歴情報を別に用意して開発者に提供するといった作業が発生する場合がある。
本発明が解決しようとする課題は、バージョン管理ソフトウェアを利用できるソフトウェア開発環境がない開発者に対しても、作業負担を増大させることなく、ソースコードについての履歴情報を容易に提供することができる情報処理装置、プログラムを提供することである。
実施形態によれば、情報処理装置は、ソースコードが記録されるソースファイルと前記ソースコードの開発に関係する情報を保存する履歴情報とを関連づけて管理するバージョン管理ソフトウェアに、前記ソースコードの開発に関係する前記情報を入力する入力受付手段と、前記入力受付手段により入力された前記情報を前記ソースファイルと前記履歴情報に挿入する挿入手段と、前記挿入手段により前記情報が挿入された前記ソースファイルと前記履歴情報を関連づけて前記バージョン管理ソフトウェアに登録する登録手段とを具備する。
本実施形態におけるソフトウェア開発をするシステムの構成を示すブロック図。 本実施形態における統合開発環境プログラムの実行時のユーザインタフェースの表示例を示す図。 本実施形態におけるパッケージエクスプローラビュー上でマウスを右クリックすると表示される右クリックメニューの一例を示す図。 本実施形態における右クリックメニューで「Import」を選択したときに表示されるリポジトリ設定ダイアログの一例を示す図。 本実施形態におけるパッケージエクスプローラビューに表示される画面例示す図。 本実施形態におけるコミットダイアログの表示例を示す図。 本実施形態におけるコメント挿入テーブルにおいて設定されるデータの一例を示す図。 本実施形態におけるパーソナルコンピュータの統合開発環境プログラムに基づく動作について示すフローチャート。 本実施形態におけるソースコードの一例を示す図。 本実施形態におけるコメント挿入後のソースコードの一例を示す図。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態におけるソフトウェア開発をするシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、システムは、リポジトリサーバ10がネットワーク2を介して、ソフトウェアの開発者が使用する複数のパーソナルコンピュータ(情報処理装置)20(20−1,…,20−n)と接続されている。
リポジトリサーバ10は、パーソナルコンピュータ20において開発されるソフトウェア(ソースコード)を管理するもので、複数のパーソナルコンピュータ20−1,…,20−nにより登録されるソースコードが記録されたファイル(以下、ソースファイル)の他、変更履歴情報等を管理する。
リポジトリサーバ10は、CPU11、RAM12、補助記憶装置13、時計14、及びネットワークインタフェース(I/F)15を含む。
CPU11は、RAM12に記憶されたOS(Operating System)12a、バージョン管理ソフトウェア12bをもとに各部を制御することにより、ソースファイルの他、ソースコードの開発に関係する情報(変更履歴情報等)を管理する。CPU11は、バージョン管理ソフトウェア12bに基づいてリポジトリ16を作成して、パーソナルコンピュータ20−1,…,20−nにより作成されるソースファイルや変更履歴情報等をリポジトリ16に登録することで管理する。
RAM12は、補助記憶装置13からロードされたOS12aやバージョン管理ソフトウェア12b等のプログラムや各種データが記録される。
補助記憶装置13は、各種プログラムやデータを記憶する。補助記憶装置13では、CPU11(バージョン管理ソフトウェア12b)により作成されたリポジトリ16が実現される。リポジトリ16では、パーソナルコンピュータ20−1,…,20−nにより作成されるソースファイル16aやソースコードの開発に関係する変更履歴情報16b等が登録される。
時計14は、年月日時刻のデータを生成する。
ネットワークI/F15は、CPU11の制御のもとで、ネットワーク2を介したパーソナルコンピュータ20との通信を制御する。
パーソナルコンピュータ20−1(…,20−n)は、CPU21、RAM22、補助記憶装置23、時計24、ネットワークインタフェース(I/F)25、キーボード26、マウス27、及び表示装置28を含む。
CPU21は、RAM22に記憶されたOS22a、バージョン管理ソフトウェア22b、統合開発環境プログラム22cをもとに各部を制御する。CPU21は、統合開発環境プログラム22cにより、ソースコードの編集(作成/変更)等の処理を実行する。また、CPU21は、バージョン管理ソフトウェア22bにより、作成/変更されたソースファイルや変更履歴情報等のリポジトリサーバ10(リポジトリ16)への登録、リポジトリサーバ10(リポジトリ16)からのソースファイルや変更履歴情報等を取得するための処理を実行する。
RAM22は、補助記憶装置23からロードされたOS22a、バージョン管理ソフトウェア22b、統合開発環境プログラム22c等のプログラムや各種データが記録される。
補助記憶装置23は、各種プログラムやデータを記憶する。補助記憶装置23では、統合開発環境プログラム22cの処理により作成/変更されるソースファイル23a、ソースファイル23aの変更に伴って作成される変更履歴情報のソースコードへの挿入を管理するためのコメント挿入テーブル23bが記憶される。コメント挿入テーブル23bは、CSV(Comma Separated Value)形式のテキストファイルや、データベースなどテーブルデータを保存できるデータファイルとすることができる。コメント挿入テーブル23bの詳細については後述する(図7参照)。また、補助記憶装置23には、パーソナルコンピュータ20−1を使用するユーザ(開発者)を特定する氏名などを示すユーザ名データ23c、ユーザ(開発者)の電子メールアドレスや電話番号、所属部署名などを含むことができる連絡先データ23dが記憶される。ユーザ名データ23cと連絡先データ23dは、テキストデータによるファイル、あるいはOS22aにより管理されているデータであっても良い。
時計24は、年月日時刻のデータを生成する。
ネットワークインタフェース(I/F)25は、CPU21の制御のもとで、ネットワーク2を介したリポジトリサーバ10との通信を制御する。
キーボード26及びマウス27は、ソースコードの開発者等により操作される入力デバイスである。
表示装置28は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、CPU21によるプログラムの実行に伴って、CPU21により各種画面が表示される。
図2〜図6は、本実施形態におけるプログラム(統合開発環境プログラム22c)により表示される画面(ユーザインタフェース)の一例を示す図である。
図2は、統合開発環境プログラム22cの実行時のユーザインタフェースの表示例を示す図である。統合開発環境プログラム22cは、パーソナルコンピュータ20−1においてプログラムのソースコードを開発をするためのプログラムであり、実行時に例えばメニューバー30、パッケージエクスプローラビュー31、エディタエリア32、ログ表示エリア33を有するユーザインタフェースを提供する。
メニューバー30には、統合開発環境プログラム22cに設けられた各種機能の実行を指示するためのメニューが表示されるもので、例えば一般的な統合開発環境において使用される「File」「Edit」「Source」などのメニュー項目が用意されている。
パッケージエクスプローラビュー31は、例えば補助記憶装置23などに記憶されている、ソースファイルなどのリソースのフォルダ構成を表示する。開発者は、パッケージエクスプローラビュー31に表示されたリソース(ファイル)を選択することで、ファイルに対する処理(ソースコードの作成/変更など)を実行することができる。
エディタエリア32は、例えばパッケージエクスプローラビュー31において選択されたファイルの編集画面を表示するエリアである。例えばパッケージエクスプローラビュー31においてソースファイルが選択されると、テキストエディタによるソースファイル(テキストデータ)を編集(作成/変更)する画面を表示する。
ログ表示エリア33は、ソースファイルのコンパイル時に発生したエラーを表示するなど、処理の履歴を表示するエリア(ビュー)である。
図3は、本実施形態におけるパッケージエクスプローラビュー31上でマウス27を右クリックすると表示される右クリックメニュー40の一例を示す図である。
右クリックメニュー40には、例えば「New」41、「Import」42、「Export」43、「Refresh」44のメニュー項目が含まれている。例えば、「New」41を選択することで新規ファイルを作成することができる。「Import」42を選択することでリポジトリの設定、すなわちリポジトリサーバ10に登録された編集の対象とするソースファイルの登録場所を指定することができる。「Export」43を選択することで開発者が作成したファイル(ソースファイル)をリポジトリへ保存することができる。「Refresh」44を選択することでリポジトリに登録された最新のファイルや情報を取得することができる。
図4は、本実施形態における右クリックメニュー40で「Import」42を選択したときに表示されるリポジトリ設定ダイアログの一例を示す図である。
リポジトリ設定ダイアログでは、リポジトリ16のソースファイルが登録された場所(アドレス)を示すロケーションの入力フォーム50、設定ボタン51、取消ボタン52が設けられている。開発者は、リポジトリにおける場所を入力フォーム50に入力し、設定ボタン51を押下することでリポジトリを設定、すなわち変更対象とするソースファイル(ソースコード)が登録されている場所を指定することができる。
図5は、本実施形態におけるパッケージエクスプローラビュー31に表示される画面例示す図である。図5には、図4のリポジトリ設定ダイアログで設定したリポジトリのロケーション60、リポジトリ16のロケーション60が示す場所に保存されていたファイル「World.java(登録商標)」64及び「Bye.java」65、パーソナルコンピュータ20−1の補助記憶装置23にのみ保存されている開発者が統合開発環境プログラム22cが持つエディタの機能により編集したファイル「Hello.java」63が表示されている。
ファイル「World.java」64と「Bye.java」65は、例えばパーソナルコンピュータ20−1とは異なる他のパーソナルコンピュータ(開発者)において作成されて、リポジトリサーバ10にコミットされたソースファイルである。
パッケージエクスプローラビュー31では、コミットされていない(同期されていない)ファイル(例えば「Hello.java」63)と、リポジトリサーバ10から呼び出されたファイル(「World.java」64、「Bye.java」65)とが識別可能となるように表示される。
また、パッケージエクスプローラビュー31では、ロケーション60が表示された位置でマウス27を右クリックすることで、コミットメニュー61が表示される。コミットメニュー61の押下によって、バージョン管理ソフトウェア(リポジトリサーバ10)へのソースファイル及び変更履歴情報の登録を指示することができる。
図6は、本実施形態におけるコミットダイアログ70の表示例を示す図である。コミットダイアログ70は、コミットメニュー61の押下により、ソースファイル23aのリポジトリサーバ10(リポジトリ16)への登録(コミット)が指示された場合に、統合開発環境プログラム22cにより表示される。
コミットダイアログ70には、コミットコメントの編集フォーム71、バージョンコントロールビュー72、変更履歴ビュー73、実行ボタン74、取消ボタン75が含まれている。
コミットコメントの編集フォーム71では、リポジトリサーバ10に登録するソースファイルについてのコメント(テキスト)を作成/編集することができる。本実施形態では、コミットコメントの編集フォーム71において作成されたコメントは、リポジトリサーバ10(リポジトリ16)に登録されるだけでなく、リポジトリサーバ10への登録対象とするソースファイル23aのソースコードに対して挿入することができる。
バージョンコントロールビュー72では、コメント挿入テーブル23bを参照して、リポジトリサーバ10への登録の対象となるリソース(ソースファイル)についての情報が表示される。本実施形態におけるバージョンコントロールビュー72では、CPU21は、登録の対象となり得るリソース(ソースファイル)のファイル名、それぞれの現在のステータス、及びソースファイルへのコメント挿入の有無を設定するためのチェックボックス72aを表示させる(設定画面表示手段)。
ステータスの「未管理」は、ソースファイル「Hello.java」がパーソナルコンピュータ20−1のみに存在し、リポジトリサーバ10に登録されていない(リポジトリにより管理されていない)ことを示し、「変更」は、ソースファイル「World.java」がリポジトリサーバ10から呼び出され、パーソナルコンピュータ20−1において変更されたことを示している。なお、リポジトリサーバ10から呼び出されソースファイル「Bye.java」については、変更されていないため登録(コミット)の対象となっていない。
変更履歴ビュー73には、バージョンコントロールビュー72のチェックボックス72aにおいて、コメント挿入ありが設定されているソースファイルに挿入される内容が表示される。本実施形態では、例えばソースファイルの先頭行に挿入されるものとし、例えばコメント記号73a、日付挿入位置73b、開発者(ユーザ)の氏名と連絡先(電子メールアドレス)73c、コミットコメントの編集フォーム71において作成されたコメント73dが含まれている。
なお、バージョンコントロールビュー72において、複数のソースファイルに対して、コメント挿入有りが設定されている場合には、それぞれのソースファイルについての変更履歴ビュー73を表示し、それぞれに挿入する内容を表示させることができる。この場合、複数のソースファイルに共通して挿入する内容(例えば、日付、開発者(ユーザ)の氏名と連絡先)と、ソースファイル毎に異なる内容(例えば、コメント)とを、区分して表示するようにしても良い。
図7は、本実施形態におけるコメント挿入テーブル23bにおいて設定されるデータの一例を示す図である。
図7に示すように、本実施形態におけるコメント挿入テーブル23bは、リソース、ステータス、コメント挿入の有無をそれぞれを示すテーブルデータとする。
統合開発環境プログラム22cは、例えばバージョン管理ソフトウェア22bが提供する機能を使って、リソースとするソースファイル、ステータスの情報を取得する。コメント挿入の有無については、例えばリポジトリサーバ10から呼び出して変更したソースファイルについては自動でコメント挿入ありを示す「Y」を設定し、変更していないソースファイルについてはコメント挿入なしを示す「N」を設定する。また、図6に示すコミットダイアログ70のバージョンコントロールビュー72において、開発者の操作によってチェックボックス72aにチェックを追加、あるいはチェックが解除された場合に、チェックの変更に応じてコメント挿入テーブル23bを更新する。
次に、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ20−1の統合開発環境プログラム22cに基づく動作について、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、パーソナルコンピュータ20−1のCPU21により実行される統合開発環境プログラム22cによる動作として説明する。
パーソナルコンピュータ20−1では、図4に示すように、リポジトリ設定ダイアログにおいて指定されたロケーションから、リポジトリサーバ10のリポジトリ16に登録されていたソースファイルを呼び出し、統合開発環境プログラム22cにより変更しているものとする。例えば、図5に示すように、リポジトリサーバ10から呼び出されたソースファイルのうち「World.java」64が更新されているものとする。
ここで、パッケージエクスプローラビュー31のロケーション60が表示された位置でマウス27の右クリックがされると、CPU21は、コミットメニュー61を表示装置28に表示させる。CPU21は、コミットメニュー61が押下されると、バージョン管理ソフトウェア(リポジトリサーバ10)にソースコードを登録する指示を入力し(入力受付手段)、図6に示すように、表示装置28にコミットダイアログ70を表示させる(ステップS1)。
CPU21は、コメント挿入テーブル23bを参照して、バージョンコントロールビュー72にバージョン管理情報を表示させる(ステップS2)。図6に示すバージョンコントロールビュー72では、「World.java」がパーソナルコンピュータ20−1において変更されていることから、「World.java」についてコメント挿入有りが設定されていることを示している。
次に、CPU21は、表示装置28に表示された変更履歴ビュー73において、コメント挿入有りが設定されている「World.java」のソースファイルに挿入する内容を表示させる(ソースコード表示手段)。すなわち、ソースコード内でコメントの挿入行であることを示すコメント記号73a、日付挿入位置73b(さらには時刻を含んでも良い)を表示させる(ステップS3)。日付挿入位置73bは、コミット実行時の日付(さらには時刻)を表すテキストが挿入されることを表す。
次に、CPU21は、補助記憶装置23に予め記憶されているユーザ名データ23cと連絡先データ23dを参照して、開発者の氏名と連絡先73cを示すテキストを表示装置28に表示させる(ステップS4)。図6に示す例では、ユーザ名のテキストと電子メールアドレスとが表示されている。
次に、CPU21は、改行とコメント記号を挿入し、コミットコメントの編集フォーム71に入力されたコミットコメント(テキスト)73dを変更履歴ビュー73に挿入する(ステップS5)。図6では、例えば「Fixed buffer over…#155」のテキストが挿入されている。
コミットコメントの編集フォーム71には、実行ボタン74を押下するまで、任意にコメントを作成/編集することができる。CPU21は、コミットコメントの編集フォーム71にコミットコメント(テキスト)が入力されると、入力されたコミットコメント73dを変更履歴ビュー73に表示させる。
こうして、本実施形態におけるコミットダイアログ70では、コメント挿入有りと設定されたファイルのソースコードに挿入されるコメントや開発者の氏名や連絡先を含むソースコードの開発に関係する情報の内容を、変更履歴ビュー73において事前に確認することができる。また、コミットコメントの内容については、コミットコメントの編集フォーム71において任意に編集することが可能となっている。
実行ボタン74が押下されると(ステップS6、Yes)、CPU21は、コメント挿入テーブル23bにおいてコメント挿入有り「Y」が設定されているリソース(ソースファイル)を一つ選択し、そのリソースを開く(ステップS7)。
例えば、図9には、コメント挿入有りが設定されているソースファイル「World.java」のソースコード80の一例を示している。なお、図9にシーケンスソースコード80の先頭2行に記載されているコメントは、他の開発者(例えば「Mr.Banana)が「World.java」に対して変更し、コミットすることにより挿入された内容を示している。
CPU21は、以下のようにして、コミットダイアログ70の変更履歴ビュー73において確認された内容(ソースコードの開発に関係する情報)を、ソースコード80の例えば先頭に挿入するための処理(挿入手段(ステップS8〜S15))を実行する。なお、ソースコード80の先頭に挿入するだけでなく、ソースコードの末尾に挿入したり、ソースコード中の予め決められた位置に挿入することも可能である。
まず、CPU21は、ソースコード80の先頭行に、コメント行であることを示すコメント記号「//」を挿入する(ステップS8)。次に、CPU21は、例えばOS22aが提供するシステムコールやコマンドを使用して、時計14によって計時されている、例えば現在の日付(さらには時刻)を示すデータを取得し(ステップS9)、日付(時刻を含んでも良い)を示すテキストをソースコード80に挿入する(ステップS10)。
次に、CPU21は、補助記憶装置23に予め記憶されているユーザ名データ23cを取得して、ユーザ名を示すテキストをソースコード80に挿入し(ステップS11)、また連絡先データ23dを取得して、開発者の連絡先(例えば電子メールアドレス)を示すテキストと改行コードをソースコード80に挿入する(ステップS12)。
次に、CPU21は、ユーザ名と連絡先を示すテキストの表示位置とコミットコメントの表示位置を合わせるためにタブ文字と「*」(アスタリスク)をソースコードに挿入し(ステップS13)、続けて、コミットコメントの編集フォーム71に入力されたコミットコメントのテキストと改行とをソースコードに挿入する(ステップS15)。
挿入が終わったら、CPU21は、コメント挿入の対象としていたソースファイル「World.java」を閉じる(ステップS16)。
図10には、コメント挿入後のソースファイル「World.java」のソースコード90の一例を示している。図10に示すように、ソースコードの先頭2行において、コミットダイアログ70の変更履歴ビュー73で確認された内容のコメント91が挿入されている。
CPU21は、コメント挿入テーブル23bにコメント挿入有り「Y」になっているリソースが残っている場合(ステップS17、No)、そのリソースを開いて(ステップS7)、前述と同様にしてコメントを挿入する(ステップS8〜S16)。残っていない場合(ステップS17、Yes)、CPU21は、バージョン管理ソフトウェア22bが持つ機能を使って変更履歴情報を付けてソースファイルのコミット(登録)を実行する(ステップS18)(登録手段)。
リポジトリサーバ10のCPU11は、バージョン管理ソフトウェア12bの機能により、パーソナルコンピュータ20−1からコミットにより送信されたソースファイルと変更履歴情報をリポジトリ16に登録する。
リポジトリサーバ10のリポジトリ16に登録されたソースファイルは、ネットワーク2を介して接続されたパーソナルコンピュータ20−1,…,20−nにより呼び出されて変更等が行われる。この際、パーソナルコンピュータ20−1,…,20−nは、同じ開発環境(バージョン管理ソフトウェア22b)が設けられているため、ソースファイルと共にリポジトリ16に登録された変更履歴情報を呼び出して、ソースファイルの状況を容易に把握することができる。さらに本実施形態では、同じ開発環境が設けられていない開発者に対して、リポジトリ16に登録されたソースファイルのみを渡したとしても、ソースファイルのソースコード自体に変更履歴情報(コミットコメントや開発者の氏名、連絡先等)が挿入されているので、ソースファイルの状況を容易に把握することができ、同じ開発環境が設けられている開発者と同様にソースコードの開発をすることができる。
このようにして、本実施形態によれば、コミット実行時に、変更履歴情報(ソースコードの開発に関係する情報)を自動でソースコードに挿入することができる。また、コミット実行時に開発者がコミットダイアログ70において入力するコミットコメントを、そのままソースコードに挿入するため、ソースコードに挿入するための変更履歴情報を別に作成するといった作業負担を増大させることがない。
なお、前述した説明では、コミットメニュー61の押下によりコミットの実行が指示された場合にコミットダイアログ70を表示して、コメントの挿入を開発者に確認しているが、コミットダイアログ70を表示することなく、コミット実行の指示に応じて予め用意されているコメント(コミットコメントのテキスト、開発者の連絡先、日付等を含む)をソースコードに挿入した後に、ソースファイルと変更履歴情報をリポジトリ(バージョン管理ソフトウェア)に登録するようにしても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…リポジトリサーバ、12b,22b…バージョン管理ソフトウェア、16…リポジトリ、16a,23a…ソースファイル、16b…変更履歴情報、20…パーソナルコンピュータ、22c…統合開発環境プログラム、23b…コメント挿入テーブル、70…コミットダイアログ、71…コミットコメントの編集フォーム、72…バージョンコントロールビュー、73…変更履歴ビュー。

Claims (4)

  1. ソースコードが記録されるソースファイルと前記ソースコードの開発に関係する情報を保存する履歴情報とを関連づけて管理するバージョン管理ソフトウェアに、前記ソースコードの開発に関係する前記情報を入力する入力受付手段と、
    前記入力受付手段により入力された前記情報を前記ソースファイルと前記履歴情報に挿入する挿入手段と、
    前記挿入手段により前記情報が挿入された前記ソースファイルと前記履歴情報を関連づけて前記バージョン管理ソフトウェアに登録する登録手段と
    を具備する情報処理装置。
  2. 前記挿入手段により前記ソースファイルに挿入される前記情報を表示装置に表示させるソースコード表示手段をさらに具備する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記ソースファイルに前記情報を挿入するか否かを設定する設定画面を表示装置に表示させる設定画面表示手段をさらに具備し、
    前記挿入手段は、前記設定画面において前記情報を挿入する設定がされた場合に、前記ソースファイルに前記情報を挿入する請求項1記載の情報処理装置。
  4. コンピュータを、
    ソースコードが記録されるソースファイルと前記ソースコードの開発に関係する情報を保存する履歴情報とを関連づけて管理するバージョン管理ソフトウェアに、前記ソースコードの開発に関係する前記情報を入力する入力受付手段と、
    前記入力受付手段により入力された前記情報を前記ソースファイルと前記履歴情報に挿入する挿入手段と、
    前記挿入手段により前記情報が挿入された前記ソースファイルと前記履歴情報を関連づけて前記バージョン管理ソフトウェアに登録する登録手段として機能させるためのプログラム。
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