JP5788596B2 - マルチキャスト通信をサポートするための方法および装置 - Google Patents

マルチキャスト通信をサポートするための方法および装置 Download PDF

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Description

様々な実施形態は、トラフィックスケジューリングに関し、より詳細には、たとえばピアツーピアネットワーク内でマルチキャストグループのトラフィックを効率的にスケジューリングすることに関する。
ネットワーク、たとえばピアツーピアネットワークまたは他のネットワークでは、1つのデバイスがその局所近傍内の複数のデバイスに同じ情報を送信することを望む場合がある状況が存在する可能性がある。そのような状況では、1つのデバイスが、複数のユニキャストのピアツーピア接続を介して同じ信号を繰り返すことよりもむしろ、複数のデバイスによって受信できるマルチキャストトラフィック信号を送信できれば、より効率的であろう。マルチキャストを実装する1つの簡単な手法は、マルチキャストグループ内にいる可能性があるピアツーピア接続の選択対象の各々に接続スケジューリングリソースを割り当て、次いでスケジューリングが決定された後、単一のマルチキャストトラフィック送信を行うことである。しかしながら、この手法によると、マルチキャストグループが多数のメンバーを含むか、または、トラフィック送信機会を競合する多数の異なるマルチキャストグループが存在する可能性がある状況の場合、接続スケジューリングリソースの使用量を高める結果になる。加えて、様々な時刻に、ユニキャストトラフィックを送信したいピアツーピア接続とマルチキャストトラフィックを送信したいマルチキャストグループとの間に様々な調整が存在する可能性がある。
上記に鑑みて、マルチキャスト接続スケジューリング用の新しくより効率的および/またはより柔軟な方法および装置が開発されれば有益であろう。
ワイヤレスネットワーク、たとえばピアツーピアネットワーク内でマルチキャストグループをサポートするための方法および装置が記載される。様々な記載された方法および装置は、トラフィックスケジューリングがユニキャストピアツーピア接続トラフィックとマルチキャストグループトラフィックの両方をサポートするように実装された実施形態に好適である。いくつかのそのような実施形態では、トラフィックスケジューリングは非集中的な分散型方式で実行される。様々な実施形態では、利用可能なトラフィックスケジューリングリソースは、ピアツーピア接続またはマルチキャストグループメンバーのいずれかに自分で割り当てることができる。様々な実施形態では、スケジューリング優先度、たとえば、トラフィックセグメントを競合する様々なピアツーピア接続および/または様々なマルチキャストグループに関するスケジューリング優先度と、グループ内でマルチキャストトラフィック送信機会を競合するマルチキャストグループの様々なメンバーに関するスケジューリング優先度の両方は、スケジューリングに使用されるリソースブロック内に割り当てられたリソースの位置に関連付けることができ、いくつかの実施形態では関連付けられる。マルチキャストに関係する本発明の方法および装置は、マルチキャストとユニキャストの両方をサポートするシステムでの使用に好適であるが、それらの方法および装置は、トラフィックリソースについてマルチキャスト通信がユニキャスト通信と競合しないシステムで使用することができる。
いくつかの実施形態では、ピアツーピア接続は、第1のサイズのリソースのセット、たとえば3つのOFDMトーンシンボルを割り当てられて、トラフィック間隔内でピアツーピアユニキャストトラフィックをスケジューリングするために使用される。いくつかのそのような実施形態では、マルチキャストグループのメンバーは、第1のサイズのリソースのセット、たとえば3つのOFDMトーンシンボルを割り当てられて、トラフィック間隔内でマルチキャストグループトラフィックをスケジューリングするために使用される。ピアツーピア接続の場合ピア接続ごとに、マルチキャストグループの場合デバイスごとにトラフィックスケジューリングリソースを割り当てるこの手法は、大きなサイズのマルチキャストグループ内で可能なピアツーピア接続の各々にリソースのセットが割り当てられる場合よりも、より効率的なスケジューリングリソースの使用を提供することに留意されたい。
必ずしもすべてではないがいくつかの実施形態では、割り当てられたトラフィック送信要求リソースのうちの少なくともいくつかは、少なくともいくつかの割り当てられたトラフィック送信要求リソースが、2つのピアデバイス間のピアツーピア接続に使用されているか、またはマルチキャストグループメンバーに使用されているかに応じて、異なる目的に使用される。一実施形態では、ピアツーピア接続に対応する第1のトラフィック送信要求ブロックのリソース内で通信される信号は、信号を送信するデバイスがユニキャストピアツーピアトラフィックを送信するつもりであることを示す信号を搬送し、マルチキャストグループのメンバーに対応する第1のトラフィック送信要求ブロックのリソース内で通信される信号は、信号を送信するデバイスがマルチキャストグループにマルチキャストトラフィックデータを送信するつもりではないことを示す信号を搬送する。いくつかのそのような実施形態では、第2のトラフィック送信要求ブロック内のリソースは、ユニキャストとマルチキャストの両方のシナリオで送信する意図または意思を示す信号を伝達する。いくつかのそのような実施形態では、トラフィック送信要求応答ブロック内のリソースは、ユニキャストとマルチキャストの両方のシナリオで意図された受信側デバイスから要求応答を搬送する。
様々な例示的な方法および装置は、ユニキャストとマルチキャストの混合に好適である。いくつかの実施形態では、ユニキャスト接続は、たとえば優先度に基づいて、トラフィック間隔内に送信する権利についてマルチキャストグループと競合する。様々な方法および装置は、マルチキャストがユニキャストと混合されたときでも、分散型の受信側譲歩および送信側譲歩の決定を容易にする。
いくつかの実施形態により、マルチキャストグループのメンバーであるワイヤレスデバイスを動作させる例示的な方法は、第1のトラフィック間隔中送信しない意図または意思を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視することと、送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信されなかった前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて、前記第1の送信間隔に関する送信決定を行うこととを備える。
いくつかの実施形態による、マルチキャストグループのメンバーである例示的なワイヤレスデバイスは、第1のトラフィック間隔中送信しない意図または意思を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視することと、送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信されなかった前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて、前記第1の送信間隔に関する送信決定とを行うように構成された、少なくとも1つのプロセッサを備える。例示的なワイヤレスデバイスは、前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリをさらに備える。
様々な実施形態が上記の概要で説明されたが、必ずしもすべての実施形態が同じ特徴を含むわけではなく、いくつかの実施形態では、上述の特徴のいくつかは必要ではないが望ましい可能性があることを諒解されたい。多数のさらなる特徴、実施形態および様々な実施形態の利益は、以下の発明を実施するための形態で説明される。
様々な例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングをサポートする例示的なピアツーピアワイヤレス通信システムの図。 様々な実施形態により、ワイヤレスデバイスを動作させる例示的な方法のフローチャート。 例示的な実施形態による例示的なワイヤレスデバイスの図。 図3に示された例示的なワイヤレスデバイス内で使用される可能性があり、いくつかの実施形態では使用されるモジュールのアセンブリの図。 様々な実施形態により、ワイヤレスデバイスを動作させる例示的な方法のフローチャートの第1の部分の図。 様々な実施形態により、ワイヤレスデバイスを動作させる例示的な方法のフローチャートの第2の部分の図。 様々な実施形態により、ワイヤレスデバイスを動作させる例示的な方法のフローチャートの第3の部分の図。 様々な実施形態により、ワイヤレスデバイスを動作させる例示的な方法のフローチャートの第4の部分の図。 例示的な実施形態により、マルチキャストグループのメンバーであるワイヤレスデバイスを動作させる例示的な方法のフローチャート。 例示的な実施形態による例示的なワイヤレスデバイスの図。 図6に示された例示的なワイヤレスデバイス内で使用される可能性があり、いくつかの実施形態では使用されるモジュールのアセンブリの第1の部分の図。 図6に示された例示的なワイヤレスデバイス内で使用される可能性があり、いくつかの実施形態では使用されるモジュールのアセンブリの第2の部分の図。 図6に示された例示的なワイヤレスデバイス内で使用される可能性があり、いくつかの実施形態では使用されるモジュールのアセンブリの第3の部分の図。 図6に示された例示的なワイヤレスデバイス600で使用される可能性があり、いくつかの実施形態では使用される、部分A797と部分B798と部分C799とを含むモジュールのアセンブリ。 例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングとユニキャストピアツーピアシグナリングとをサポートするピアツーピアネットワーク内で、モバイルワイヤレス通信デバイスが通信する例を示す一連の図の中の第1の図。 例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングとユニキャストピアツーピアシグナリングとをサポートするピアツーピアネットワーク内で、モバイルワイヤレス通信デバイスが通信する例を示す一連の図の中の第2の図。 例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングとユニキャストピアツーピアシグナリングとをサポートするピアツーピアネットワーク内で、モバイルワイヤレス通信デバイスが通信する例を示す一連の図の中の第3の図。 例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングとユニキャストピアツーピアシグナリングとをサポートするピアツーピアネットワーク内で、モバイルワイヤレス通信デバイスが通信する例を示す一連の図の中の第4の図。 例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングとユニキャストピアツーピアシグナリングとをサポートするピアツーピアネットワーク内で、モバイルワイヤレス通信デバイスが通信する例を示す一連の図の中の第5の図。 例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングとユニキャストピアツーピアシグナリングとをサポートするピアツーピアネットワーク内で、モバイルワイヤレス通信デバイスが通信する例を示す一連の図の中の第6の図。 例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングとユニキャストピアツーピアシグナリングとをサポートするピアツーピアネットワーク内で、モバイルワイヤレス通信デバイスが通信する例を示す一連の図の中の第7の図。 例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングとユニキャストピアツーピアシグナリングとをサポートするピアツーピアネットワーク内で、モバイルワイヤレス通信デバイスが通信する例を示す一連の図の中の第8の図。 例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングとユニキャストピアツーピアシグナリングとをサポートするピアツーピアネットワーク内で、モバイルワイヤレス通信デバイスが通信する例を示す一連の図の中の第9の図。 例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングとユニキャストピアツーピアシグナリングとをサポートするピアツーピアネットワーク内で、モバイルワイヤレス通信デバイスが通信する例を示す一連の図の中の第10の図。 例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングとユニキャストピアツーピアシグナリングとをサポートするピアツーピアネットワーク内で、モバイルワイヤレス通信デバイスが通信する例を示す一連の図の中の第11の図。 例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングとユニキャストピアツーピアシグナリングとをサポートするピアツーピアネットワーク内で、モバイルワイヤレス通信デバイスが通信する例を示す一連の図の中の第12の図。 例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングとユニキャストピアツーピアシグナリングとをサポートするピアツーピアネットワーク内で、モバイルワイヤレス通信デバイスが通信する例を示す一連の図の中の第13の図。 いくつかの実施形態で使用される例示的な繰返しタイミング/周波数構造の図。 たとえば、図8〜図11のマルチキャストスケジューリングおよびマルチキャストトラフィックデータシグナリングの例に対応する、例示的なトラフィックシグナリングスケジューリングリソースと、対応する第1のトラフィック間隔データリソースと、例示的な実施形態により伝達される例示的な信号とを示す図を含む図。 たとえば、図12〜図15のマルチキャストスケジューリングおよびマルチキャストトラフィックデータシグナリングの例に対応する、例示的なトラフィックシグナリングスケジューリングリソースと、対応する第2のトラフィック間隔データリソースと、例示的な実施形態により伝達される例示的な信号とを示す図を含む図。 たとえば、図16〜図19のマルチキャストスケジューリングおよびマルチキャストトラフィックデータシグナリングの例に対応する、例示的なトラフィックシグナリングスケジューリングリソースと、対応する第3のトラフィック間隔データリソースと、例示的な実施形態により伝達される例示的な信号とを示す図を含む図。 たとえば、図20の接続スケジューリングおよびユニキャストピアツーピアトラフィックデータシグナリングの例に対応する、例示的なトラフィックシグナリングスケジューリングリソースと、対応する第4のトラフィック間隔データリソースと、例示的な実施形態により伝達される例示的な信号とを示す図を含む図。 様々な例示的な実施形態により、例示的なピアツーピア接続と例示的なピアツーピア接続ユニキャストトラフィックスケジューリングリソースとを示し、例示的なピアツーピアトラフィックスケジューリングプロトコルを記載するために使用される図。 様々な例示的な実施形態により、例示的なマルチキャストグループと例示的なマルチキャストグループトラフィックスケジューリングリソースとを示し、例示的なマルチキャストトラフィックスケジューリングプロトコルを記載するために使用される図。
図1は、様々な例示的な実施形態による、例示的なピアツーピアワイヤレス通信システム100の図である。例示的なピアツーピアワイヤレス通信システム100は、ピアツーピアシグナリングプロトコルをサポートする複数のワイヤレス通信デバイス(ワイヤレス通信デバイス1 102、ワイヤレス通信デバイス2 104、ワイヤレス通信デバイス3 106、ワイヤレス通信デバイス4 108、ワイヤレス通信デバイス5 110、ワイヤレス通信デバイス6 112、ワイヤレス通信デバイス7 114、ワイヤレス通信デバイス8 116、ワイヤレス通信デバイス9 118、ワイヤレス通信デバイス10 120、...、ワイヤレス通信デバイスN 122)を含む。ピアツーピアシグナリングプロトコルは、1つのワイヤレスデバイスがそれ自体とピアツーピア接続を有する別のワイヤレスデバイスにユニキャストトラフィック信号を送信するユニキャストシグナリングと、グループのメンバーがそのマルチキャストグループの他のメンバーにマルチキャストトラフィック信号を送信するマルチキャストシグナリングの両方をサポートする。例示的なワイヤレス通信デバイス(102、106、108、110、112、114、118、120、122)はモバイルデバイスであり、ワイヤレス通信デバイス(104、116)は固定デバイスである。システム100内のワイヤレス通信デバイスは、1つまたは複数のマルチキャストグループのメンバーである可能性があり、時々そのメンバーである。様々な実施形態では、様々な時刻に様々なメンバーがマルチキャストグループ内に存在する可能性がある。
様々な実施形態では、トラフィック間隔の間のスケジューリングは、ワイヤレスデバイスにより非集中的な分散型方式で実行される。ユニキャストトラフィック送信に対応する様々なトラフィックスケジューリング信号は、トラフィック信号を送信する要求と要求応答信号とを含む。マルチキャストトラフィック送信に対応する様々なトラフィックスケジューリング信号は、マルチキャストトラフィックを送信しない意図または意思を含む信号と、マルチキャストトラフィック信号を送信する要求と、要求応答信号とを含む。
図2は、様々な実施形態により、マルチキャストグループのメンバーであるワイヤレスデバイスを動作させる例示的な方法のフローチャート200である。例示的な方法の動作はステップ202で始まり、そこでワイヤレスデバイスが電源投入され、初期化され、開始ステップ202からステップ204に進む。ステップ204で、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスによって受信されたグループメンバーシップ情報信号に基づいて、グループメンバーのリストを保守する。動作はステップ204からステップ206に進む。ステップ206で、ワイヤレスデバイスは、第1のトラフィック間隔中送信しない意図または意思を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視する。いくつかのそのような実施形態では、監視は、第1のトラフィック間隔に対応する第1のトラフィック要求期間の間実行される。動作はステップ206からステップ208に進む。ステップ208で、ワイヤレスデバイスは、トラフィック間隔の間、たとえば第1のトラフィック間隔の間送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信された前記グループのメンバーを示す情報を記憶する。動作はステップ208からステップ210に進む。
ステップ210で、ワイヤレスデバイスは、送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信されなかった前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて、前記第1のトラフィック間隔に関する送信決定を行う。ステップ210は、代替ステップであるステップ212とステップ214とを含む。ステップ212で、ワイヤレスデバイスは、前記監視が送信しない意図または意思を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの優先度レベルよりも前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルが高い場合、送信する決定を行う。動作はステップ212からステップ216に進む。
ステップ214に戻ると、ステップ214で、ワイヤレスデバイスは、前記監視がデータを送信しない意図または意思を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内の別のデバイスの優先度レベルよりも前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルが低い場合、送信しない決定を行う。動作はステップ214からステップ220に進む。
ステップ216に戻ると、ステップ216で、ワイヤレスデバイスは、第1のトラフィック間隔に対応する第2の送信要求期間の間、前記第1のトラフィック間隔中データを送信する意図または意思を示す第2の信号を送信する。次いで、ステップ218で、ワイヤレスデバイスは、マルチキャストグループのメンバーからの第2の信号に対応する送信要求応答を監視する。様々な実施形態では、第2の信号を送信するために使用される送信リソースと、前記応答を送信するために使用される可能性がある送信リソースとの間には、あらかじめ決められた既知の関係が存在する。動作はステップ218からステップ220に進む。
ステップ220で、ワイヤレスデバイスは、前記ワイヤレスデバイスが第2のトラフィック間隔中前記マルチキャストグループに送信するデータを有していない場合、前記第2のトラフィック送信間隔内で送信しない意図または意思を示す信号を送信する。動作はステップ220からステップ222に進む。ステップ222で、ワイヤレスデバイスは、前記ワイヤレスデバイスが、たとえば第3のトラフィック間隔中送信するユニキャストデータを有する場合、送信する意図または意思を示すユニキャストインジケータ信号を送信する。
図3は、例示的な実施形態による例示的なワイヤレスデバイス300の図である。例示的なワイヤレスデバイス300は、たとえば、図1のシステム100のワイヤレス通信デバイスのうちの1つである。ワイヤレスデバイス300は、たとえば、ピアツーピアシグナリングプロトコルをサポートし、マルチキャストグループのメンバーである、ワイヤレス通信デバイスである。例示的な通信デバイス300は、図2のフローチャート200による方法を実装することができ、時々その方法を実装する。
ワイヤレスデバイス300は、バス309を介して互いに結合されたプロセッサ302とメモリ304とを含み、様々な要素(302、304)は、バス309を介してデータと情報とを交換することができる。ワイヤレスデバイス300は、図示されたようにプロセッサ302に結合できる入力モジュール306と出力モジュール308とをさらに含む。しかしながら、いくつかの実施形態では、入力モジュール306および出力モジュール308は、プロセッサ302の内部に位置する。入力モジュール306は入力信号を受信することができる。入力モジュール306は、入力を受信するためのワイヤレス受信機および/または有線もしくは光入力のインターフェースを含むことができ、いくつかの実施形態ではそれらを含む。出力モジュール308は、出力を送信するためのワイヤレス送信機および/または有線もしくは光出力のインターフェースを含むことができ、いくつかの実施形態ではそれらを含む。いくつかの実施形態では、メモリ304は、ルーチン311とデータ/情報313とを含む。
様々な実施形態では、プロセッサ302は、第1のトラフィック間隔中送信しない意図または意思を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視し、送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信されなかった前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて、前記第1の送信間隔に関する送信決定を行うように構成される。いくつかのそのような実施形態では、プロセッサ302は、第1のトラフィック間隔に対応する第1のトラフィック要求期間の間前記監視を実行し、前記送信決定が送信する決定である場合、第1のトラフィック間隔に対応する第2のトラフィック要求期間の間、前記第1のトラフィック間隔中送信する意図または意思を示す第2の信号を送信するように構成される。様々な実施形態では、プロセッサ302は、マルチキャストグループのメンバーからの前記第2の信号に対応する送信要求応答を監視するようにさらに構成される。いくつかのそのような実施形態では、前記第2の信号を送信するために使用される送信リソースと、前記応答を送信するために使用される可能性がある送信リソースとの間には、あらかじめ決められた既知の関係が存在する。いくつかの実施形態では、プロセッサ302は、送信決定を行うように構成されることの一部として、前記監視が送信しない意図または意思を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの優先度レベルよりも前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルが高い場合、送信する決定を行うように構成される。いくつかの実施形態では、プロセッサ302は、送信決定を行うように構成されることの一部として、前記監視が送信しない意図または意思を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内の別のデバイスの優先度レベルよりも前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルが低い場合、送信しない決定を行うように構成される。
様々な実施形態では、プロセッサ302は、前記ワイヤレスデバイスが第2のトラフィック間隔中前記マルチキャストグループに送信するデータを有していない場合、前記第2のトラフィック間隔内で送信しない意図または意思を示す信号を送信するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、プロセッサ302は、前記ワイヤレスデバイスによって受信されたグループメンバーシップ情報信号に基づいてグループメンバーのリストを保守し、トラフィック間隔の間送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信された前記グループのメンバーを示す情報を記憶するようにさらに構成される。
様々な実施形態では、プロセッサ302は、前記ワイヤレスデバイスが送信するユニキャストトラフィックを有する場合、送信する意図または意思を示すユニキャストインジケータ信号を送信するようにさらに構成される。
図4は、図3に示された例示的なワイヤレスデバイス300で使用される可能性があり、いくつかの実施形態では使用されるモジュールのアセンブリ400である。アセンブリ400内のモジュールは、たとえば個別回路として、図3のプロセッサ302の内部のハードウェアに実装することができる。代替として、それらのモジュールはソフトウェアに実装され、図3に示されたワイヤレスデバイス300のメモリ304に記憶することができる。いくつかのそのような実施形態では、モジュールのアセンブリ400は、図3のデバイス300のメモリ304のルーチン311に含まれる。単一のプロセッサ、たとえばコンピュータとして図3の実施形態に示されたが、プロセッサ302は、1つまたは複数のプロセッサ、たとえばコンピュータとして実装できることを諒解されたい。ソフトウェアに実装されるとき、それらのモジュールはコードを含み、そのコードは、プロセッサによって実行されたとき、プロセッサ、たとえばコンピュータ302を、そのモジュールに対応する機能を実装するように構成する。いくつかの実施形態では、プロセッサ302は、モジュールのアセンブリ400のモジュールの各々を実装するように構成される。モジュールのアセンブリ400がメモリ304に記憶される実施形態では、メモリ304は、コンピュータ可読媒体、たとえば非一時的コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であり、コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータ、たとえばプロセッサ302に、モジュールが対応する機能を実装させるためのコード、たとえばモジュールごとの個別コードを備える。
完全にハードウェアベースのモジュールまたは完全にソフトウェアベースのモジュールを使用することができる。しかしながら、機能を実装するために、ソフトウェアモジュールと(たとえば、回路実装型の)ハードウェアモジュールの任意の組合せが使用できることを諒解されたい。諒解されるはずであるが、図4に示されたモジュールは、図2のフローチャート200の方法に図示および/または記載された対応するステップの機能を実行するように、ワイヤレスデバイス300、またはプロセッサ302などのそのワイヤレスデバイス300内の要素を制御および/または構成する。
モジュールのアセンブリ400は、ワイヤレス端末によって受信されたグループメンバーシップ情報信号に基づいてグループメンバーのリストを保守するためのモジュール404と、トラフィック間隔の間送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信されたマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視するためのモジュール406と、トラフィック間隔の間送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信された前記グループのメンバーを示す情報を記憶するためのモジュール408と、送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信されなかった前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて前記第1のトラフィック間隔に関する送信決定を行うためのモジュール410とを含む。いくつかの実施形態では、モジュール406の監視は、第1のトラフィック間隔に対応する第1のトラフィック送信要求期間の間実行される。
モジュール410は、前記監視がデータを送信する意図または意思を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの優先度レベルよりも前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルが高い場合送信する決定を行うためのモジュール412と、前記監視がデータを送信しない意図または意思を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内の別のデバイスの優先度レベルよりも前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルが低い場合送信しない決定を行うためのモジュール414とを含む。
モジュールのアセンブリ400は、前記送信決定が送信する決定である場合、第1のトラフィック間隔に対応する第2のトラフィック送信要求期間の間、前記第1のトラフィック間隔中データを送信する意図または意思を示す第2の信号を送信するためのモジュール416と、マルチキャストグループのメンバーからの第2の信号に対応する送信要求応答を監視するためのモジュール418とをさらに含む。様々な実施形態では、第2の信号を送信するために使用される送信リソースと、前記応答を送信するために使用される可能性がある送信リソースとの間には、あらかじめ決められた既知の関係が存在する。
モジュールのアセンブリ400は、前記ワイヤレスデバイスが第2のトラフィック間隔中前記マルチキャストグループに送信するデータを有していない場合、前記第2のトラフィック間隔内で送信しない意図または意思を示す信号を送信するためのモジュール420と、前記ワイヤレスデバイスが送信するユニキャストデータを有する場合、送信する意図または意思を示すユニキャストインジケータ信号を送信するためのモジュール422とをさらに含む。
図5A、図5B、図5Cおよび図5Dの組合せを備える図5は、例示的な実施形態により、マルチキャストグループのメンバーであるワイヤレスデバイスを動作させる例示的な方法のフローチャート500である。例示的なワイヤレスデバイスは、たとえば、図1のシステム100のワイヤレスデバイスのうちの1つである。例示的な方法の動作はステップ502で始まり、そこでワイヤレスデバイスが電源投入され、初期化される。動作は開始ステップ502からステップ504とステップ505とに進む。引き続き実行されるステップ504で、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスによって受信されたグループメンバーシップ情報に基づいて、グループメンバーのリストを保守する。
ステップ505に戻ると、ステップ505で、ワイヤレスデバイスは、対象のトラフィック間隔の間、マルチキャスト通信機会を有するか、またはユニキャスト通信機会を有するかを判定する。ワイヤレスデバイスがユニキャスト機会を有すると判定した場合、動作はステップ505から接続ノードE564を経由してステップ566に進む。しかしながら、ワイヤレスデバイスがマルチキャスト機会を有すると判定した場合、動作はステップ505からステップ506に進む。ステップ506で、ワイヤレスデバイスがマルチキャストグループに送信するデータを有すると判定した場合、動作はステップ506からステップ508に進み、そうでない場合、動作はステップ506から接続ノードC511を経由してステップ512に進む。ステップ508に戻ると、ステップ508で、ワイヤレスデバイスは、前記トラフィック間隔中送信しない意図または意思を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視する。動作はステップ508からステップ510に進み、そこでワイヤレスデバイスは、トラフィック間隔中送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信された前記グループのメンバーを示す情報を記憶する。動作はステップ510からステップ514に進む。
ステップ514で、ワイヤレスデバイスは、送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信されなかった前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて、前記トラフィック間隔に関する送信決定を行う。ステップ514は、ステップ516と、ステップ518と、ステップ520と、ステップ522と、ステップ524とを含む。ステップ516で、ワイヤレスデバイスは、トラフィック間隔中送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信されなかった前記グループのメンバーを識別する。たとえば、ステップ516で識別された前記グループのメンバーは、ステップ504のグループメンバーのリストを取得し、次いでステップ510で記憶されたメンバーを削除することから決定される。動作はステップ516からステップ518に進む。ステップ518で、ワイヤレスデバイスは、トラフィック間隔中送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信されなかった前記グループのメンバーの優先度レベルを判定する。動作はステップ518からステップ520に進む。
ステップ520で、ワイヤレスデバイスは、前記監視が送信しない意図または意思を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルが高いかどうかを判定する。前記監視が送信しない意図または意思を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの優先度レベルよりもワイヤレスデバイスの優先度レベルが高い場合、動作はステップ520からステップ522に進み、そうでない場合、動作はステップ520からステップ524に進む。ステップ522に戻ると、ステップ522で、ワイヤレスデバイスは、前記監視がデータを送信しない意図または意思を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの優先度レベルよりも前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルが高い場合、送信する決定を行う。ステップ524に戻ると、ステップ524で、ワイヤレスデバイスは、前記監視がデータを送信しない意図または意思を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内の別のデバイスの優先度レベルよりも前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルが低い場合、送信しない決定を行う。
動作は、ステップ514から接続ノードA526を経由してステップ528に進む。ステップ514の決定が送信する決定である場合、動作はステップ528からステップ530に進み、そうでない場合、動作はステップ528から接続ノードF582を経由してステップ544に進む。ステップ530に戻ると、ステップ530で、ワイヤレスデバイスは、トラフィック送信間隔に対応する第2のトラフィック送信要求期間の間、前記トラフィック間隔中データを送信する意図または意思を示す第2の信号を送信する。動作はステップ530からステップ532に進む。
ステップ532で、ワイヤレスデバイスは、マルチキャストグループのメンバーからの第2の信号に対応する送信要求応答を監視する。様々な実施形態では、ステップ530の第2の信号を送信するために使用される送信リソースと、ステップ532で受信される応答を送信するために使用される可能性があるリソースとの間には、あらかじめ決められた既知の関係が存在する。次いでステップ534で、ワイヤレスデバイスは、検出されたトラフィック送信要求応答に応じて、トラフィック間隔中データを送信するか否かの決定を行う。
様々な実施形態では、ステップ534は、受信の観点および送信の観点から、干渉の考察を実行することを含む。たとえば、意図されたグループメンバーの受信側のうちの1つまたは複数は、受信品質が低すぎる、たとえば所定の信号品質しきい値よりも下であると決定した可能性があり、受信側譲歩を実行することを決定した可能性があり、要求応答信号を送り返さなかった。別の例として、ワイヤレスデバイスは、そのグループに対するマルチキャスト送信を続行した場合、より高い優先度を有する別の接続または別のグループに対応する信号の受信に対して許容できないレベルの干渉をもたらす可能性があると判断した可能性があり、したがって送信側譲歩を実行し送信しないことを決定する。いくつかの実施形態では、データ送信を続行するワイヤレスデバイスの場合、そのグループ内の意図された受信側のうちの少なくとも1つは、続行することがOKであることを示す要求応答を送信しており、ワイヤレスデバイスは送信側譲歩を実行しないことを決定している。いくつかの実施形態では、データ送信を続行するワイヤレスデバイスの場合、そのグループ内の意図された受信側のうちの各々は、続行することがOKであることを示す要求応答を送信しており、ワイヤレスデバイスは送信側譲歩を実行しないことを決定している。いくつかの実施形態では、データ送信を続行するワイヤレスデバイスの場合、そのグループ内の意図された受信側のうちの各々は、続行することがOKであることを示す要求応答を送信しており、ワイヤレスデバイスは送信側譲歩を実行しないことを決定している。いくつかの実施形態では、データ送信を続行するワイヤレスデバイスの場合、そのグループ内の意図された受信側のうちの少なくとも所定の数または所定の割合は、続行することがOKであることを示す要求応答を送信しており、ワイヤレスデバイスは送信側譲歩を実行しないことを決定している。いくつかの実施形態では、他の接続および/または他のグループの受信された要求応答の電力が測定され、ワイヤレスデバイスがその送信を続行した場合他のリンクまたはグループにもたらす干渉の推定に使用される。
動作はステップ534からステップ536に進む。ステップ536で、ステップ534の決定がデータを送信することである場合、動作はステップ536からステップ538に進み、そうでない場合、動作はステップ536からステップ540に進む。ステップ538で、ワイヤレスデバイスは、トラフィック間隔中マルチキャストグループにデータを送信する。代替として、ステップ540で、ワイヤレスデバイスは、トラフィック間隔中マルチキャストグループにデータを送信することを控える。別のトラフィック間隔の考察のため、動作はステップ538またはステップ540から接続ノードB542を経由してステップ506に進む。
ステップ512に戻ると、ステップ512で、ワイヤレスデバイスは、前記ワイヤレスデバイスがトラフィック間隔中前記マルチキャストグループに送信するデータを有していない場合、前記トラフィック間隔内で送信しない意図または意思を示す信号を送信する。動作はステップ512からステップ544に進む。ステップ544で、ワイヤレスデバイスは、トラフィック間隔中前記グループにデータを送信する意図または意思を示す前記グループの別のメンバーからの信号を第2のトラフィック送信要求間隔の間監視する。ステップ544は、トラフィック間隔中前記グループにデータを送信する意図または意思を示す前記グループの別のメンバーからの信号をワイヤレスデバイスが受信するステップ546を含む場合があり、時々ステップ546を含む。動作はステップ544からステップ548に進む。
ステップ548で、ワイヤレスデバイスがステップ544の監視においてグループに送信する意図または意思を示す信号を受信した場合、動作はステップ548からステップ550に進み、そうでない場合、動作はステップ548から接続ノードD562を経由してステップ505に進む。ステップ550に戻ると、ステップ550で、ワイヤレスデバイスは、受信側譲歩を実行するか否かを判定する。様々な実施形態では、ステップ550の判定は、同じエアリンクリソースを使用する予想される同時送信に鑑みて要求されたトラフィック信号を続行すべき場合、ワイヤレスデバイスで推定される受信信号品質に応じて実行される。たとえば、推定される受信SINRが所定のしきい値と比較され、推定される受信SINRが所定のしきい値よりも上である場合、受信側譲歩を実行しないことが決定される。ワイヤレスデバイスが受信側譲歩を実行すると決定した場合、動作はステップ552からステップ560に進み、ここでワイヤレスデバイスは、トラフィック間隔中前記グループにデータを送信する意図または意思を示す前記グループの別のメンバーからの前記受信信号に応答して送信要求応答信号を送信することを控える。別のトラフィック間隔の考察のため、動作はステップ560から接続ノードD562を経由してステップ505に進む。
ステップ552に戻ると、ワイヤレスデバイスが受信側譲歩を実行しないと決定した場合、動作はステップ552からステップ554に進み、ここでワイヤレスデバイスは、前記グループに送信する要求を示す受信信号に対応する送信要求応答を送信する。動作はステップ554からステップ556に進む。ステップ556で、ワイヤレスデバイスは、トラフィック間隔中データを監視する。ステップ556は、ワイヤレスデバイスがトラフィック間隔中グループに宛てられたデータを受信するステップ558を含む場合があり、時々ステップ558を含む。別のトラフィック間隔の考察のため、動作はステップ556から接続ノードD562を経由してステップ505に進む。
ステップ566に戻ると、ステップ566で、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスがトラフィック間隔中送信するユニキャストトラフィックデータを有するか否かを判定する。ワイヤレスデバイスが送信するユニキャストデータを有する場合、動作はステップ566からステップ568に進み、そうでない場合、動作はステップ566からステップ578に進み、そこでワイヤレスデバイスは、トラフィック間隔中ユニキャストデータを送信することを控える。
ステップ568に戻ると、ステップ568で、ワイヤレスデバイスは、送信する意図または意思を示すユニキャストインジケータ信号を送信する。動作はステップ568からステップ570に進む。ステップ570で、ワイヤレスデバイスは、送信されたユニキャストインジケータ信号に応答してユニキャスト要求応答信号を監視する。動作はステップ570からステップ572に進む。ステップ572で、ワイヤレスデバイスは、ユニキャストデータ送信要求応答信号が受信されたか否かに応じて、かつ送信されたユニキャストインジケータ信号に応答して要求応答信号が受信された場合より高い優先度の接続に対して予測される干渉に応じて、トラフィック間隔中意図されたユニキャストデータ送信を続行するか否かの決定を行う。動作はステップ572からステップ574に進む。
ステップ574で、ステップ572の決定が意図されたユニキャスト送信を続行することである場合、動作はステップ574からステップ576に進み、そこでワイヤレスデバイスは、トラフィック間隔中ユニキャストデータを送信する。しかしながら、ステップ572の決定が意図されたユニキャスト送信を続行することでなかった場合、動作はステップ574からステップ578に進み、そこでワイヤレスデバイスは、トラフィック間隔中ユニキャストデータを送信することを控える。動作はステップ576またはステップ578から接続ノードF580を経由してステップ505に進み、そこで別のトラフィック間隔が考察される。
一例では、第1のトラフィック間隔に対応するフローチャートの第1の繰返しの間、動作は、ステップ505と、ステップ506と、ステップ508と、ステップ510と、ステップ516とステップ518とステップ520とステップ522とを含むステップ514と、ステップ528と、ステップ530と、ステップ532と、ステップ534と、ステップ536と、ステップ538とを経由して進み、第1のトラフィック間隔中のワイヤレスデバイスによるマルチキャストトラフィックデータの送信をもたらす。この例を続けると、第2のトラフィック間隔に対応するフローチャートの第2の繰返しの間、動作は、ステップ505と、ステップ506と、ステップ508と、ステップ510と、ステップ516とステップ518とステップ520とステップ524とを含むステップ514と、ステップ528と、ステップ546を含むステップ544と、ステップ548と、ステップ550と、ステップ552と、ステップ554と、ステップ558を含むステップ556とを経由して進み、ワイヤレスデバイスの優先度よりも高い優先度を有する前記マルチキャストグループの別のメンバーからの、第2のトラフィック間隔中のマルチキャストデータの復元をもたらす。この例を続けると、第3のトラフィック間隔に対応するフローチャートの第3の繰返しの間、動作は、ステップ505と、ステップ506と、ステップ512と、ステップ546を含むステップ544と、ステップ548と、ステップ550と、ステップ552と、ステップ554と、ステップ558を含むステップ556とを経由して進み、第3のトラフィック間隔中の前記グループの別のメンバーからのマルチキャストトラフィックデータの受信と復元とをもたらす。この例を続けると、第4のトラフィック間隔に対応するフローチャートの第4の繰返しの間、動作は、ステップ505と、ステップ566と、ステップ568と、ステップ570と、ステップ572と、ステップ574と、ステップ576とを経由して進み、ワイヤレスデバイスによる第4のトラフィック間隔中のユニキャストトラフィックデータの送信をもたらす。
図6は、例示的な実施形態による例示的なワイヤレスデバイス600の図である。例示的なワイヤレスデバイス600は、たとえば、図1のシステム100のワイヤレス通信デバイスのうちの1つである。ワイヤレスデバイス600は、たとえば、ピアツーピアシグナリングプロトコルをサポートし、マルチキャストグループのメンバーである、ワイヤレス通信デバイスである。例示的な通信デバイス600は、図5のフローチャート500による方法を実装することができ、時々その方法を実装する。
ワイヤレスデバイス600は、バス609を介して互いに結合されたプロセッサ602とメモリ604とを含み、様々な要素(602、604)は、バス609を介してデータと情報とを交換することができる。ワイヤレスデバイス600は、図示されたようにプロセッサ602に結合できる入力モジュール606と出力モジュール608とをさらに含む。しかしながら、いくつかの実施形態では、入力モジュール606および出力モジュール608は、プロセッサ602の内部に位置する。入力モジュール606は入力信号を受信することができる。入力モジュール606は、入力を受信するためのワイヤレス受信機および/または有線もしくは光入力のインターフェースを含むことができ、いくつかの実施形態ではそれらを含む。出力モジュール608は、出力を送信するためのワイヤレス送信機および/または有線もしくは光出力のインターフェースを含むことができ、いくつかの実施形態ではそれらを含む。いくつかの実施形態では、メモリ604は、ルーチン611とデータ/情報613とを含む。
図7A、図7Bおよび図7Cの組合せを備える図7は、図6に示された例示的なワイヤレスデバイス600で使用される可能性があり、いくつかの実施形態では使用される、部分A797と部分B798と部分C799とを含むモジュールのアセンブリ700である。アセンブリ700内のモジュールは、たとえば個別回路として、図6のプロセッサ602の内部のハードウェアに実装することができる。代替として、それらのモジュールはソフトウェアに実装され、図6に示されたワイヤレスデバイス600のメモリ604に記憶することができる。いくつかのそのような実施形態では、モジュールのアセンブリ700は、図6のデバイス600のメモリ604のルーチン611に含まれる。単一のプロセッサ、たとえばコンピュータとして図6の実施形態に示されたが、プロセッサ602は、1つまたは複数のプロセッサ、たとえばコンピュータとして実装できることを諒解されたい。ソフトウェアに実装されるとき、それらのモジュールはコードを含み、そのコードは、プロセッサによって実行されたとき、プロセッサ、たとえばコンピュータ602を、そのモジュールに対応する機能を実装するように構成する。いくつかの実施形態では、プロセッサ602は、モジュールのアセンブリ700のモジュールの各々を実装するように構成される。モジュールのアセンブリ700がメモリ604に記憶される実施形態では、メモリ604は、コンピュータ可読媒体、たとえば非一時的コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であり、コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータ、たとえばプロセッサ602に、モジュールが対応する機能を実装させるためのコード、たとえばモジュールごとの個別コードを備える。
完全にハードウェアベースのモジュールまたは完全にソフトウェアベースのモジュールを使用することができる。しかしながら、機能を実装するために、ソフトウェアモジュールと(たとえば、回路実装型の)ハードウェアモジュールの任意の組合せが使用できることを諒解されたい。諒解されるはずであるが、図7に示されたモジュールは、図5のフローチャート500の方法に図示および/または記載された対応するステップの機能を実行するように、ワイヤレスデバイス600、またはプロセッサ602などのそのワイヤレスデバイス600内の要素を制御および/または構成する。
モジュールのアセンブリ700は、ワイヤレスデバイスによって受信されたグループメンバーシップ情報信号に基づいてグループメンバーのリストを保守するためのモジュール704と、ワイヤレスデバイスがトラフィック間隔中マルチキャスト機会を有するかまたはユニキャスト機会を有するかを判定するためのモジュール705と、ワイヤレスデバイスがトラフィック間隔中マルチキャスト機会を有するかまたはユニキャスト機会を有するかに関する判定に応じて動作を制御するためのモジュール703と、ワイヤレスデバイスがトラフィック間隔中マルチキャストグループに送信するデータを有するかどうかを判定するためのモジュール706と、ワイヤレスデバイスがトラフィック間隔中マルチキャストグループに送信するデータを有するか否かに関する判定に応じて動作を制御するためのモジュール707とを含む。モジュールのアセンブリ700は、トラフィック間隔中送信しない意図または意思を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視するためのモジュール708と、トラフィック間隔中送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信された前記グループのメンバーを示す情報を記憶するためのモジュール710と、送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信された前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて前記トラフィック間隔に関する送信決定を行うためのモジュール714とをさらに含む。送信決定を行うためのモジュール714は、トラフィック間隔中送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信されなかった前記グループのメンバーを識別するためのモジュール716と、トラフィック間隔中送信しない意図または意思を示す信号がそこから受信されなかった前記グループのメンバーの優先度レベルを判定するためのモジュール718と、前記監視がデータを送信しない意図または意思を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの優先度レベルよりも前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルが高いかどうかを判定するためのモジュール720と、前記監視がデータを送信しない意図または意思を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの優先度レベルよりも前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルが高いかどうかの判定に応じて動作を制御するためのモジュール721と、前記監視がデータを送信しない意図または意思を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの優先度レベルよりも前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルが高い場合送信する決定を行うためのモジュール722と、前記監視がデータを送信しない意図または意思を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内の別のデバイスの優先度レベルよりも前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルが低い場合送信しない決定を行うためのモジュール724とを含む。
モジュールのアセンブリ700は、送信決定、たとえばステップ722またはステップ724の送信決定に応じて動作を制御するためのモジュール728と、トラフィック間隔に対応する第2のトラフィック送信要求期間の間、前記トラフィック間隔中データを送信する意図または意思を示す第2の信号を送信するためのモジュール730と、マルチキャストグループのメンバーからの第2の信号に対応する送信要求応答を監視するためのモジュール732と、検出されたトラフィック送信要求応答に応じてトラフィック間隔中データを送信するか否かの決定を行うためのモジュール734と、検出されたトラフィック送信要求応答に応じてトラフィック間隔中データを送信するか否かの決定に応じて動作を制御するためのモジュール736と、トラフィック間隔中マルチキャストデータを送信するためのモジュール738と、トラフィック間隔中マルチキャストデータを送信することを控えるようにワイヤレスデバイスを制御するためのモジュール740とをさらに含む。モジュールのアセンブリ700は、前記ワイヤレスデバイスがトラフィック間隔中前記マルチキャストグループに送信するデータを有していない場合、前記トラフィック間隔内で送信しない意図または意思を示す信号を送信するためのモジュール712と、トラフィック間隔中前記グループにデータを送信する意図または意思を示す前記グループの別のメンバーからの信号を第2のトラフィック送信要求間隔の間監視するためのモジュール744とをさらに含む。監視するためのモジュール744は、トラフィック間隔中前記グループにデータを送信する意図または意思を示す前記グループの別のメンバーからの信号を受信するためのモジュール746を含む。
モジュールのアセンブリ700は、トラフィック間隔中前記グループにデータを送信する意図または意思を示す前記グループの別のメンバーからの信号が受信されたかどうかを判定するためのモジュール748と、トラフィック間隔中前記グループにデータを送信する意図または意思を示す前記グループの別のメンバーからの信号が受信されたかどうかの判定に応じて動作を制御するためのモジュール749と、受信側譲歩を実行するか否かを決定するためのモジュール750と、ワイヤレスデバイスが受信側譲歩を実行することを決定したか否かの判定に応じて動作を制御するためのモジュール752と、前記ワイヤレスデバイスが受信側譲歩を実行しないと決定した場合、前記グループに送信する要求を示す受信信号に対応する送信要求応答を送信するためのモジュール754と、トラフィック間隔中データを監視するためのモジュール756と、前記ワイヤレスデバイスが受信側譲歩を実行すると決定した場合、トラフィック間隔中前記グループにデータを送信する意図または意思を示す前記グループの別のメンバーからの前記受信信号に応答して送信要求応答信号を送信することを控えるようにワイヤレスデバイスを制御するためのモジュール760とをさらに含む。監視するためのモジュール756は、トラフィック間隔中前記グループに宛てられたデータを受信するためのモジュール758を含む。
モジュールのアセンブリ700は、ワイヤレスデバイスが送信するユニキャストトラフィックデータを有するかどうかを判定するためのモジュール766と、ワイヤレスデバイスが送信するユニキャストトラフィックデータを有するか否かに関する判定に応答して動作を制御するためのモジュール767と、送信する意図または意思を示すユニキャストインジケータ信号を送信するためのモジュール768と、送信されたユニキャストインジケータ信号に応答してユニキャスト要求応答信号を監視するためのモジュール770と、ユニキャスト要求応答が受信されたか否かに応じて、かつ送信されたユニキャストインジケータ信号に応答して要求応答信号が受信された場合、より高い優先度の接続に対して予測される干渉に応じて、トラフィック間隔中に意図されたユニキャストデータ送信を続行するか否かの決定を行うためのモジュール772と、トラフィック間隔中に意図されたユニキャストデータ送信を続行するか否かの決定に応じて動作を制御するためのモジュール774とをさらに含む。モジュールのアセンブリ700は、トラフィック間隔中ユニキャストデータを送信するためのモジュール776と、トラフィック間隔中ユニキャストデータを送信することを控えるようにワイヤレスデバイスを制御するためのモジュール778とをさらに含む。
図8〜図20は、例示的な実施形態により、マルチキャストシグナリングとユニキャストピアツーピアシグナリングとをサポートするピアツーピアネットワーク内で、モバイルワイヤレス通信デバイスが通信する例を示す。図8の図800は、複数のモバイルワイヤレス通信デバイス(ワイヤレス通信デバイスA802、ワイヤレス通信デバイスB804、ワイヤレス通信デバイスC806、ワイヤレス通信デバイスD808、ワイヤレス通信デバイスE810)を示す。ワイヤレスデバイス(802、804、806、808、810)は、たとえば、図1のシステム100のモバイルワイヤレス通信デバイスのうちのいずれかであり、かつ/または図2のフローチャート200の方法および/もしくは図5のフローチャート500の方法に従って実装され、かつ/または図3のデバイス300および/もしくは図6のデバイス600に従って実装される。
ワイヤレス通信デバイス(デバイスA802、デバイスB804、デバイスC806、デバイスE808)は、形成されており、点線の円812によって示されたマルチキャストグループの一部である。デバイスA802とデバイスE810は、点線814によって示されたピアツーピアユニキャスト接続を有する。様々なエアリンクリソース、たとえば時間周波数リソースは、マルチキャストグループ812とピアツーピアユニキャスト接続814とに関連付けられ、たとえばトラフィック間隔の間の接続スケジューリングで使用されるリソースである。マルチキャストグループのメンバーの各々は、ワイヤレスデバイスによって受信されたグループメンバーシップ情報信号に基づいて、グループメンバーのリストを保守する。デバイスAのグループメンバーリスト816は、デバイスB804、デバイスC806およびデバイスD808が、デバイスAが属する同じマルチキャストグループ812のメンバーであることを示す。デバイスBのグループメンバーリスト818は、デバイスA802、デバイスC806およびデバイスD808が、デバイスBが属する同じマルチキャストグループ812のメンバーであることを示す。デバイスCのグループメンバーリスト820は、デバイスA802、デバイスB804およびデバイスD808が、デバイスCが属する同じマルチキャストグループ812のメンバーであることを示す。デバイスDのグループメンバーリスト822は、デバイスA802、デバイスB804およびデバイスC806が、デバイスDが属する同じマルチキャストグループ812のメンバーであることを示す。マルチキャストグループ内には、マルチキャスト送信機会がそのグループに対して実現可能である各トラフィックセグメントに対応する、各メンバーに関連付けられた優先度が存在する。この例では、特定のメンバーに関連付けられた優先度は、たとえば、マルチキャストグループのメンバーに知られている所定のパターンに従って、1つのトラフィック間隔から別のトラフィック間隔に変わる可能性があり、時々変わる。この手法により、グループの複数のメンバーが、しばしば同じトラフィック送信セグメントを使用して同じトラフィック間隔中にマルチキャストデータをグループに送信したいとき、グループの様々なメンバーがマルチキャスト送信機会を有する可能性が高まる。
図8〜図11は第1のトラフィック間隔に対応する。ワイヤレス通信デバイスA802は、ボックス824によって示されたように、トラフィック間隔1の間マルチキャストグループ内で優先度=1を有し、ワイヤレス通信デバイスB804は、ボックス826によって示されたように、トラフィック間隔1の間マルチキャストグループ内で優先度=2を有し、ワイヤレス通信デバイスC806は、ボックス828によって示されたように、トラフィック間隔1の間マルチキャストグループ内で優先度=3を有し、ワイヤレス通信デバイスD808は、ボックス830によって示されたように、トラフィック間隔1の間マルチキャストグループ内で優先度=4を有する。この例では、優先度=1は優先度=2よりも高い優先度であり、優先度=2は優先度=3よりも高い優先度であり、優先度=3は優先度=4よりも高い優先度である。ワイヤレス通信デバイスA802は、ボックス832によって示されたように、トラフィック間隔1内で送信したいマルチキャストデータを有する。ワイヤレス通信デバイスB804は、ボックス834によって示されたように、トラフィック間隔1内で送信したいマルチキャストデータを有していない。ワイヤレス通信デバイスC806は、ボックス836によって示されたように、トラフィック間隔1内で送信したいマルチキャストデータを有する。ワイヤレス通信デバイスD808は、ボックス838によって示されたように、トラフィック間隔1内で送信したいマルチキャストデータを有していない。
トラフィック間隔1の間送信するつもりではないマルチキャストグループのデバイス(デバイスB804、デバイスD808)は、それぞれ、第1のトラフィック間隔中マルチキャストトラフィックデータを送信しない意図または意思を示す信号(840、842)を生成し送信する。信号(840、842)は、第1のトラフィック間隔に対応する第1のトラフィック送信要求期間の間送信される。ワイヤレスデバイス(デバイスA802、デバイスC806)は、第1のトラフィック間隔中送信しない意図または意思を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視しており、信号840と信号842とを受信した。ワイヤレスデバイスA802は、ワイヤレスデバイスB804が送信しない意図または意思を示したことを受信信号840から判断し、ワイヤレスデバイスD808が送信しない意図または意思を示したことを受信信号842から判断する。ワイヤレスデバイスA802は、デバイスB804およびデバイスD808が第1のトラフィック間隔の間送信しない意図または意思を示したことを示す情報844を記憶する。ワイヤレスデバイスC806は、ワイヤレスデバイスB804が送信しない意図または意思を示したことを受信信号842から判断し、ワイヤレスデバイスD808が送信しない意図または意思を示したことを受信信号842から判断する。ワイヤレスデバイスC806は、デバイスB804およびデバイスD808が第1のトラフィック間隔の間送信しない意図または意思を示したことを示す情報846を記憶する。
図9の図900では、ワイヤレスデバイスA802は、ブロック902によって示されたように、デバイスC806が第1のトラフィック間隔中マルチキャストデータを送信するつもりであることを、情報844およびグループメンバーリスト816から判断する。ワイヤレスデバイスA802は、ブロック824によって示されたそれ自体の優先度を、ブロック828によって示されたデバイスCの優先度と比較し、ブロック904によって示されたように、トラフィック間隔1の間デバイスAがデバイスCよりも高い優先度を有すると判断する。ワイヤレスデバイスA802は、ブロック906によって示されたように、優先度比較に基づいて、トラフィック間隔1内でその意図されたマルチキャストデータ送信を続行することを決定する。
ワイヤレスデバイスC806は、ブロック908によって示されたように、デバイスA802が第1のトラフィック間隔中マルチキャストデータを送信するつもりであることを、情報846およびグループメンバーリスト820から判断する。ワイヤレスデバイスC806は、ブロック828によって示されたそれ自体の優先度を、ブロック824によって示されたデバイスAの優先度と比較し、ブロック910によって示されたように、トラフィック間隔1の間デバイスCがデバイスAよりも低い優先度を有すると判断する。ワイヤレスデバイスC806は、ブロック912によって示されたように、優先度比較に基づいて、トラフィック間隔1内で送信しないことを決定する。
ワイヤレスデバイスA802は、第1のトラフィック間隔に対応する第2のトラフィック送信要求期間の間信号914を送信する。第1のトラフィック間隔中マルチキャストデータを送信する意図または意思を示す信号914は、ワイヤレスデバイス(デバイスB804、デバイスC806、デバイスD808)によって受信される。
図10の図1000では、ワイヤレスデバイス(デバイスB804、デバイスC806、デバイスD808)は、ブロック(1002、1004、1006)によって示されたように、デバイスA802からの意図されたマルチキャストデータ送信を続行することがOKであると決定する。たとえば、デバイス(804、806、808)は、送信が続行した場合、送信信号を復元できる、たとえばそれらの予想SINRが許容可能であると推定している。デバイス(804、806、808)は、それぞれ、送信要求信号914に対応する送信要求応答信号(1008、1010、1012)を生成し送信する。信号(1008、1010、1012)は、第1のトラフィック間隔に対応する要求応答間隔の間送信される。ワイヤレス通信デバイスA802は、そのマルチキャストグループのメンバーからの、信号914に対応する要求応答信号を監視しており、信号(1008、1010、1012)を検出する。ワイヤレスデバイスA802は、ブロック1014によって示されたように、トラフィック間隔1内で意図されたマルチキャストデータ送信を続行することがOKであると決定する。
図11の図1100では、ワイヤレス通信デバイスA802は、第1のトラフィック間隔内でマルチキャストトラフィックデータ信号1102を送信する。信号1102は、そのマルチキャストの他のメンバー(デバイスB804、デバイスC806、デバイスD808)によって受信され復元される。
図12〜図15は第2のトラフィック間隔に対応する。ワイヤレス通信デバイスA802は、ボックス1202によって示されたように、トラフィック間隔2の間マルチキャストグループ内で優先度=4を有し、ワイヤレス通信デバイスB804は、ボックス1204によって示されたように、トラフィック間隔2の間マルチキャストグループ内で優先度=1を有し、ワイヤレス通信デバイスC806は、ボックス1206によって示されたように、トラフィック間隔2の間マルチキャストグループ内で優先度=2を有し、ワイヤレス通信デバイスD808は、ボックス1208によって示されたように、トラフィック間隔2の間マルチキャストグループ内で優先度=1を有する。ワイヤレス通信デバイスA802は、ボックス1210によって示されたように、トラフィック間隔2内で送信したいマルチキャストデータを有する。ワイヤレス通信デバイスB804は、ボックス1212によって示されたように、トラフィック間隔2内で送信したいマルチキャストデータを有していない。ワイヤレス通信デバイスC806は、ボックス1214によって示されたように、トラフィック間隔2内で送信したいマルチキャストデータを有する。ワイヤレス通信デバイスD808は、ボックス1216によって示されたように、トラフィック間隔2内で送信したいマルチキャストデータを有していない。
トラフィック間隔2の間送信するつもりではないマルチキャストグループのデバイス(デバイスB804、デバイスD808)は、それぞれ、第2のトラフィック間隔中マルチキャストトラフィックデータを送信しない意図または意思を示す信号(1222、1224)を生成し送信する。信号(1222、1224)は、第2のトラフィック間隔に対応する第1のトラフィック送信要求期間の間送信される。ワイヤレスデバイス(デバイスA802、デバイスC806)は、第2のトラフィック間隔中送信しない意図または意思を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視しており、信号1222と信号1224とを受信する。ワイヤレスデバイスA802は、ワイヤレスデバイスB804が送信しない意図または意思を示したことを受信信号1222から判断し、ワイヤレスデバイスD808が送信しない意図または意思を示したことを受信信号1224から判断する。ワイヤレスデバイスA802は、デバイスB804およびデバイスD808が第2のトラフィック間隔の間送信しない意図または意思を示したことを示す情報1218を記憶する。ワイヤレスデバイスC806は、ワイヤレスデバイスB804が送信しない意図または意思を示したことを受信信号1222から判断し、ワイヤレスデバイスD808が送信しない意図または意思を示したことを受信信号1224から判断する。ワイヤレスデバイスC806は、デバイスB804およびデバイスD808が第2のトラフィック間隔の間送信しない意図または意思を示したことを示す情報1220を記憶する。
図13の図1300では、ワイヤレスデバイスA802は、ブロック1302によって示されたように、デバイスC806が第2のトラフィック間隔中マルチキャストデータを送信するつもりであることを、情報1218およびグループメンバーリスト816から判断する。ワイヤレスデバイスA802は、ブロック1202によって示されたそれ自体の優先度を、ブロック1206によって示されたデバイスCの優先度と比較し、ブロック1304によって示されたように、トラフィック間隔2の間デバイスAがデバイスCよりも低い優先度を有すると判断する。ワイヤレスデバイスA802は、ブロック1306によって示されたように、優先度比較に基づいて、トラフィック間隔2内で送信しないことを決定する。
ワイヤレスデバイスC806は、ブロック1308によって示されたように、デバイスA802が第2のトラフィック間隔中マルチキャストデータを送信するつもりであることを、情報1220およびグループメンバーリスト820から判断する。ワイヤレスデバイスC806は、ブロック1206によって示されたそれ自体の優先度を、ブロック1202によって示されたデバイスAの優先度と比較し、ブロック1310によって示されたように、トラフィック間隔2の間デバイスCがデバイスAよりも高い優先度を有すると判断する。ワイヤレスデバイスC806は、ブロック1312によって示されたように、優先度比較に基づいて、トラフィック間隔2内でその意図されたマルチキャストデータ送信を続行することを決定する。
ワイヤレスデバイスC806は、第2のトラフィック間隔に対応する第2のトラフィック送信要求期間の間信号1314を送信する。第2のトラフィック間隔中マルチキャストデータを送信する意図または意思を示す信号1314は、ワイヤレスデバイス(デバイスA802、デバイスB804、デバイスD808)によって受信される。
図14の図1400では、ワイヤレスデバイス(デバイスA802、デバイスB804、デバイスD808)は、ブロック(1402、1404、1406)によって示されたように、デバイスC806からの意図されたマルチキャストデータ送信を続行することがOKであると決定する。たとえば、デバイス(802、804、808)は、送信が続行した場合、送信信号を復元できる、たとえばそれらの予想SINRが許容可能であると推定している。デバイス(802、804、808)は、それぞれ、送信要求信号1314に対応する送信要求応答信号(1408、1410、1412)を生成し送信する。信号(1408、1410、1412)は、第2のトラフィック間隔に対応する要求応答間隔の間送信される。ワイヤレス通信デバイスC806は、そのマルチキャストグループのメンバーからの、信号1314に対応する要求応答信号を監視しており、信号(1408、1410、1412)を検出する。ワイヤレスデバイスC806は、ブロック1414によって示されたように、トラフィック間隔2内で意図されたマルチキャストデータ送信を続行することがOKであると決定する。
図15の図1500では、ワイヤレス通信デバイスC806は、第2のトラフィック間隔内でマルチキャストトラフィックデータ信号1502を送信する。信号1502は、そのマルチキャストの他のメンバー(デバイスA802、デバイスB804、デバイスD808)によって受信され復元される。
図16〜図19は第3のトラフィック間隔に対応する。ワイヤレス通信デバイスA802は、ボックス1602によって示されたように、トラフィック間隔3の間マルチキャストグループ内で優先度=3を有し、ワイヤレス通信デバイスB804は、ボックス1604によって示されたように、トラフィック間隔3の間マルチキャストグループ内で優先度=4を有し、ワイヤレス通信デバイスC806は、ボックス1606によって示されたように、トラフィック間隔3の間マルチキャストグループ内で優先度=1を有し、ワイヤレス通信デバイスD808は、ボックス1608によって示されたように、トラフィック間隔3の間マルチキャストグループ内で優先度=2を有する。ワイヤレス通信デバイスA802は、ボックス1610によって示されたように、トラフィック間隔3内で送信したいマルチキャストデータを有していない。ワイヤレス通信デバイスB804は、ボックス1612によって示されたように、トラフィック間隔3内で送信したいマルチキャストデータを有していない。ワイヤレス通信デバイスC806は、ボックス1614によって示されたように、トラフィック間隔3内で送信したいマルチキャストデータを有していない。ワイヤレス通信デバイスD808は、ボックス1616によって示されたように、トラフィック間隔3内で送信したいマルチキャストデータを有する。
トラフィック間隔3の間送信するつもりではないマルチキャストグループのデバイス(デバイスA802、デバイスB804、デバイスC806)は、それぞれ、第3のトラフィック間隔中マルチキャストトラフィックデータを送信しない意図または意思を示す信号(1618、1620、1622)を生成し送信する。信号(1618、1620、1622)は、第3のトラフィック間隔に対応する第1のトラフィック送信要求期間の間送信される。ワイヤレスデバイスD808は、第3のトラフィック間隔中送信しない意図または意思を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視しており、信号1618と、信号1620と、信号1622を受信する。ワイヤレスデバイスD808は、ワイヤレス通信デバイスA802が送信しない意図または意思を示したことを受信信号1618から判断する。ワイヤレスデバイスD808は、ワイヤレス通信デバイスB804が送信しない意図または意思を示したことを受信信号1620から判断する。ワイヤレスデバイスD808は、ワイヤレス通信デバイスC806が送信しない意図または意思を示したことを受信信号1622から判断する。ワイヤレスデバイスD808は、デバイスA802、デバイスB804およびデバイスC806が第3のトラフィック間隔の間送信しない意図または意思を示したことを示す情報1624を記憶する。
図17の図1700では、ワイヤレスデバイスD808は、ブロック1702によって示されたように、そのマルチキャストグループ内の他のデバイスが第3のトラフィック間隔中マルチキャストデータを送信するつもりでないことを、情報1624およびグループメンバーリスト822から判断する。ワイヤレスデバイスD808は、ブロック1704によって示されたように、ブロック1702の判断に基づいて、トラフィック間隔3内で送信することを決定する。
ワイヤレスデバイスD808は、第3のトラフィック間隔に対応する第2のトラフィック送信要求期間の間信号1706を送信する。第3のトラフィック間隔中マルチキャストデータを送信する意図または意思を示す信号1706は、ワイヤレスデバイス(デバイスA802、デバイスB804、デバイスC806)によって受信される。
図18の図1800では、ワイヤレスデバイス(デバイスA802、デバイスB804、デバイスC806)は、ブロック(1802、1804、1806)によって示されたように、デバイスD808からの意図されたマルチキャストデータ送信を続行することがOKであると決定する。たとえば、デバイス(802、804、806)は、送信が続行した場合、送信信号を復元できる、たとえばそれらの予想SINRが許容可能であると推定している。デバイス(802、804、806)は、それぞれ、送信要求信号1706に対応する送信要求応答信号(1808、1810、1812)を生成し送信する。信号(1808、1810、1812)は、第2のトラフィック間隔に対応する要求応答間隔の間送信される。ワイヤレス通信デバイスC806は、そのマルチキャストグループのメンバーからの、信号1706に対応する要求応答信号を監視しており、信号(1808、1810、1812)を検出する。ワイヤレスデバイスD808は、ブロック1814によって示されたように、トラフィック間隔3内で意図されたマルチキャストデータ送信を続行することがOKであると決定する。
図19の図1900では、ワイヤレス通信デバイスD808は、第3のトラフィック間隔内でマルチキャストトラフィックデータ信号1902を送信する。信号1902は、そのマルチキャストの他のメンバー(デバイスA802、デバイスB804、デバイスC806)によって受信され復元される。
図20は第4のトラフィック間隔に対応する。図20の図2000では、ワイヤレス通信デバイスA802は、第4のトラフィック間隔内でピアツーピアユニキャスト接続814を介してワイヤレス通信デバイスE810に送信したいユニキャストデータを有する。ワイヤレス通信デバイスA802は、第4のトラフィック間隔中デバイスE810にユニキャストデータを送信する意図または意思を示す第1のユニキャストインジケータ信号2004を生成する。生成された第1のユニキャストインジケータ信号は、第4のトラフィック間隔に対応する第1のトラフィック送信要求間隔の間送信される。高優先度ユニキャスト接続は、第1のトラフィック送信要求間隔内で送信するためにリソースを割り当てられる。信号2004はデバイスE810によって受信される。ワイヤレス通信デバイスA802は、第4のトラフィック間隔中デバイスE810にユニキャストデータを送信する意図または意思を示す第2のユニキャストインジケータ信号2006を生成する。生成された第1のユニキャストインジケータ信号は、第4のトラフィック間隔に対応する第2のトラフィック送信要求間隔の間送信される。信号2006はデバイスE810によって受信される。デバイスE810が受信側譲歩を実行しないと決定した、たとえばデバイスE810がデバイスA802からの意図されたユニキャスト送信を続行することを望むと考察されたい。ワイヤレスデバイスE810は、要求応答信号2008を生成し、第4のトラフィック間隔に対応する送信要求応答間隔の間デバイスA802に要求応答信号2008を送信する。ワイヤレスデバイスA802は、信号2008を受信し、意図された送信を続行することを決定する。ワイヤレスデバイスA802は、第4のトラフィック間隔中ユニキャストピアツーピアトラフィック信号2010を生成し、ワイヤレスデバイスE810に送信する。ワイヤレスデバイスE810は、ユニキャストピアツーピアトラフィック信号2010を受信し復元する。
図21は、いくつかの実施形態で使用される例示的な繰返しタイミング/周波数構造の図2100である。例示的なタイミング周波数構造2100は、たとえば図3のデバイス300または図6のデバイス600に実装される。図2100は、周波数、たとえばOFDMトーンを表す垂直軸2102と、時間、たとえばOFDMシンボル送信時間期間を表す水平軸2104とを含む。例示的な繰返しタイミング周波数構造は、ピア発見リソース2106と、マルチキャストグループ識別情報および/またはピアツーピア接続識別子のブロードキャストリソース2108と、マルチキャストグループ確立および/またはピアツーピア接続確立のリソース2110と、スケジューリングリソースと対応するトラフィックリソースとの複数のセット((第1のトラフィック間隔2115の間のマルチキャストグループおよび/またはピアツーピアのトラフィックシグナリングスケジューリングリソース2112、マルチキャストグループおよび/またはユニキャストピアツーピアのトラフィックシグナリングデータリソース2114)、....、(第Nのトラフィック間隔の間のマルチキャストグループおよび/またはピアツーピアのトラフィックシグナリングスケジューリングリソース2116、マルチキャストグループおよび/またはユニキャストピアツーピアのトラフィックシグナリングデータリソース2118))とを含む。ピア発見リソース2106は、ピア発見信号、たとえばワイヤレスデバイスの存在を告知する信号を搬送する。マルチキャストグループ識別情報および/またはピアツーピア接続識別子のブロードキャストリソース2108は、マルチキャストグループの存在と、マルチキャストグループメンバーの存在と、マルチキャストメンバーによって使用されているリソース、たとえばスケジューリングリソースを示す情報と、マルチキャストグループの順序付けを示す情報と、ピアツーピア接続を示す情報と、ピアツーピア接続によって使用されているリソース、たとえばスケジューリングリソースを示す情報とを示すブロードキャスト信号を伝達する。
各マルチキャストグループおよび/またはピアツーピアのトラフィックシグナリングスケジューリングリソースは、要求リソースの第1のセットと、要求リソースの第2のセットと、要求応答用リソースのセットとを含む。たとえば、トラフィックシグナリングスケジューリングリソース2112は、第1のトラフィック間隔に対応する第1のトラフィック送信要求リソース2120と、第1のトラフィック間隔に対応する第2のトラフィック送信要求リソース2122と、第1のトラフィック間隔に対応するトラフィック送信要求応答リソース2124とを含む。第1のトラフィック送信要求リソース2120は第1のトラフィック送信要求期間2121の間に発生し、第2のトラフィック送信要求リソース2122は第2のトラフィック送信要求期間2123の間に発生し、トラフィック送信要求応答リソース2124はトラフィック送信要求応答期間2125の間に発生する。
図22は、例示的なトラフィックシグナリングスケジューリングリソース(2204、2206、2208)と、対応する第1のトラフィック間隔データリソース(2208)と、例示的な実施形態に従って伝達される例示的な信号とを示す図2200を含む。図22の例は、図8〜図11のマルチキャストスケジューリングおよびマルチキャストトラフィックデータシグナリングの例に対応することができる。
第1のトラフィック間隔に対応する第1のトラフィック送信要求リソース2202は、複数のOFDMトーンシンボルを含む。第1のトラフィック送信要求リソース2202内のOFDMトーンシンボル(2210、2212、2214、2216)は、それぞれ、マルチキャストグループメンバー(A、B、C、D)に関連付けられる。ブロック2202内のOFDMシンボルの位置に関連付けられた優先度順序が存在する。OFDMトーンシンボル2212は、第1のトラフィックデータ間隔データリソース2208内でマルチキャストデータを送信しない意図または意思を示すデバイスBから送信された信号840を搬送する。OFDMトーンシンボル2216は、第1のトラフィックデータ間隔データリソース2208内でマルチキャストデータを送信しない意図または意思を示すデバイスDから送信された信号842を搬送する。
第1のトラフィック間隔に対応する第2のトラフィック送信要求リソース2204は、複数のOFDMトーンシンボルを含む。第2のトラフィック送信要求リソース2204内のOFDMトーンシンボル(2218、2220、2222、2224)は、それぞれ、マルチキャストグループメンバー(A、B、C、D)に関連付けられる。OFDMトーンシンボル2218は、第1のトラフィックデータ間隔データリソース2208内でマルチキャストデータを送信する意図または意思を示すデバイスAから送信された信号914を搬送する。
第1のトラフィック間隔に対応するトラフィック送信要求応答リソース2206は、複数のOFDMトーンシンボルを含む。トラフィック送信要求応答リソース2206内のOFDMトーンシンボル(2226、2228、2230、2232)は、それぞれ、マルチキャストグループメンバー(A、B、C、D)に関連付けられる。OFDMトーンシンボル2228は、要求信号914への肯定応答を示すデバイスBから送信された要求応答信号1008を搬送する。OFDMトーンシンボル2330は、要求信号914への肯定応答を示すデバイスCから送信された要求応答信号1010を搬送する。OFDMトーンシンボル2232は、要求信号914への肯定応答を示すデバイスDから送信された要求応答信号1012を搬送する。
第1のトラフィック間隔データリソース2208、たとえばトラフィックセグメントは、デバイスAから送信されたマルチキャストトラフィック信号1102を搬送する。マルチキャスト信号1102は、マルチキャストグループの他のメンバー(デバイスB、デバイスCおよびデバイスD)によって受信され復元される。
図23は、例示的なトラフィックシグナリングスケジューリングリソース(2302、2304、2306)と、対応する第2のトラフィック間隔データリソース(2308)と、例示的な実施形態に従って伝達される例示的な信号とを示す図2300を含む。図23の例は、図12〜図15のマルチキャストスケジューリングおよびマルチキャストトラフィックデータシグナリングの例に対応することができる。
第2のトラフィック間隔に対応する第1のトラフィック送信要求リソース2302は、複数のOFDMトーンシンボルを含む。第1のトラフィック送信要求リソース2302内のOFDMトーンシンボル(2310、2312、2314、2316)は、それぞれ、マルチキャストグループメンバー(B、C、D、A)に関連付けられる。ブロック2302内のOFDMシンボルの位置に関連付けられた優先度順序が存在する。OFDMトーンシンボル2310は、第2のトラフィックデータ間隔データリソース2308内でマルチキャストデータを送信しない意図または意思を示すデバイスBから送信された信号1222を搬送する。OFDMトーンシンボル2314は、第2のトラフィックデータ間隔データリソース2308内でマルチキャストデータを送信しない意図または意思を示すデバイスDから送信された信号1224を搬送する。
第2のトラフィック間隔に対応する第2のトラフィック送信要求リソース2304は、複数のOFDMトーンシンボルを含む。第2のトラフィック送信要求リソース2304内のOFDMトーンシンボル(2318、2320、2322、2324)は、それぞれ、マルチキャストグループメンバー(B、C、D、A)に関連付けられる。OFDMトーンシンボル2320は、第2のトラフィック間隔データリソース2308内でマルチキャストデータを送信する意図または意思を示すデバイスCから送信された信号1314を搬送する。
第2のトラフィック間隔に対応するトラフィック送信要求応答リソース2306は、複数のOFDMトーンシンボルを含む。トラフィック送信要求応答リソース2306内のOFDMトーンシンボル(2326、2328、2330、2332)は、それぞれ、マルチキャストグループメンバー(B、C、D、A)に関連付けられる。OFDMトーンシンボル2332は、要求信号1314への肯定応答を示すデバイスAから送信された要求応答信号1408を搬送する。OFDMトーンシンボル2326は、要求信号1314への肯定応答を示すデバイスBから送信された要求応答信号1410を搬送する。OFDMトーンシンボル2330は、要求信号1314への肯定応答を示すデバイスDから送信された要求応答信号1412を搬送する。
第2のトラフィック間隔データリソース2308、たとえばトラフィックセグメントは、デバイスCから送信されたマルチキャストトラフィック信号1502を搬送する。マルチキャスト信号1502は、マルチキャストグループの他のメンバー(デバイスA、デバイスBおよびデバイスD)によって受信され復元される。
図24は、例示的なトラフィックシグナリングスケジューリングリソース(2402、2404、2406)と、対応する第3のトラフィック間隔データリソース(2408)と、例示的な実施形態に従って伝達される例示的な信号とを示す図2400を含む。図24の例は、図16〜図19のマルチキャストスケジューリングおよびマルチキャストトラフィックデータシグナリングの例に対応することができる。
第3のトラフィック間隔に対応する第1のトラフィック送信要求リソース2402は、複数のOFDMトーンシンボルを含む。第1のトラフィック送信要求リソース2402内のOFDMトーンシンボル(2410、2412、2414、2416)は、それぞれ、マルチキャストグループメンバー(C、D、A、B)に関連付けられる。ブロック2402内のOFDMシンボルの位置に関連付けられた優先度順序が存在する。OFDMトーンシンボル2414は、第3のトラフィック間隔データリソース2408内でマルチキャストデータを送信しない意図または意思を示すデバイスAから送信された信号1618を搬送する。OFDMトーンシンボル2416は、第3のトラフィックデータ間隔データリソース2408内でマルチキャストデータを送信しない意図または意思を示すデバイスBから送信された信号1620を搬送する。OFDMトーンシンボル2410は、第3のトラフィックデータ間隔データリソース2408内でマルチキャストデータを送信しない意図または意思を示すデバイスCから送信された信号1622を搬送する。
第3のトラフィック間隔に対応する第2のトラフィック送信要求リソース2404は、複数のOFDMトーンシンボルを含む。第2のトラフィック送信要求リソース2404内のOFDMトーンシンボル(2418、2420、2422、2424)は、それぞれ、マルチキャストグループメンバー(C、D、A、B)に関連付けられる。OFDMトーンシンボル2420は、第3のトラフィックデータ間隔データリソース2408内でマルチキャストデータを送信する意図または意思を示すデバイスDから送信された信号1706を搬送する。
第3のトラフィック間隔に対応するトラフィック送信要求応答リソース2406は、複数のOFDMトーンシンボルを含む。トラフィック送信要求応答リソース2406内のOFDMトーンシンボル(2426、2428、2430、2432)は、それぞれ、マルチキャストグループメンバー(C、D、A、B)に関連付けられる。OFDMトーンシンボル2430は、要求信号1706への肯定応答を示すデバイスAから送信された要求応答信号1808を搬送する。OFDMトーンシンボル2432は、要求信号1706への肯定応答を示すデバイスBから送信された要求応答信号1810を搬送する。OFDMトーンシンボル2426は、要求信号1706への肯定応答を示すデバイスCから送信された要求応答信号1812を搬送する。
第3のトラフィック間隔データリソース2408、たとえばトラフィックセグメントは、デバイスDから送信されたマルチキャストトラフィック信号1902を搬送する。マルチキャスト信号1902は、マルチキャストグループの他のメンバー(デバイスA、デバイスBおよびデバイスC)によって受信され復元される。
図25は、例示的なトラフィックシグナリングスケジューリングリソース(2502、2504、2506)と、対応する第4のトラフィック間隔データリソース(2508)と、例示的な実施形態に従って伝達される例示的な信号とを示す図2500を含む。図25の例は、図20の接続スケジューリングおよびユニキャストピアツーピアトラフィックデータシグナリングの例に対応することができる。
第4のトラフィック間隔に対応する第1のトラフィック送信要求リソース2502は、複数のOFDMトーンシンボルを含む。第1のトラフィック送信要求リソース2502内のOFDMトーンシンボル2510は、デバイスAとデバイスEとの間のピアツーピア接続814に対応する。ブロック2502内のOFDMシンボルの位置に関連付けられた優先度順序が存在する。OFDMトーンシンボル2510は、第4のトラフィックデータリソース2508内でユニキャストピアツーピアトラフィックデータをデバイスEに送信する意図または意思を示すデバイスAから送信された信号2004を搬送する。
第4のトラフィック間隔に対応する第2のトラフィック送信要求リソース2504は、複数のOFDMトーンシンボルを含む。OFDMトーンシンボル2512は、第4のトラフィックデータリソース2508内でユニキャストピアツーピアトラフィックデータをデバイスEに送信する意図または意思を示すデバイスAから送信された信号2006を搬送する。
第4のトラフィック間隔に対応するトラフィック送信要求応答リソース2506は、複数のOFDMトーンシンボルを含む。トラフィック送信要求応答リソース2506内のOFDMトーンシンボル2514は、デバイスAとデバイスEとの間のピアツーピア接続814に対応する。OFDMトーンシンボル2514は、要求信号2006への肯定応答を示すデバイスEから送信された要求応答信号2008を搬送する。
第4のトラフィック間隔データリソース2508、たとえばトラフィックセグメントは、デバイスAからデバイスEに送信されたユニキャストピアツーピアトラフィック信号2010を搬送する。ユニキャストトラフィックデータ信号2010は、デバイスEによって受信され復元される。
必ずしもすべてではないが、いくつかの実施形態の様々な態様および/または特徴が以下に記載される。リンクを有するアドホックネットワークが、たとえばピアツーピアシグナリングプロトコルを使用して通信したいデバイスのペアを含むことを考察されたい。ユニキャスト送信のトラフィックスケジューリングの一部として、いくつかの実施形態では、送信することを求めるデバイスは、その送信する意図または要望を信号通知し、送信する意図または意思を示す信号への返信が受信されたか否かに基づいて、かつ送信する意図または意思を示す他のデバイスからの信号に基づいて、送信決定を行う。
1つの例示的なシステム、たとえばOFDMを使用するピアツーピアワイヤレスシステムでは、システムは時間をトラフィックスロット、たとえば等しいサイズのトラフィックスロットに分割する。各トラフィックスロットの開始は、接続スケジューリングとして知られる媒体アクセス競合フェーズを含む。接続スケジューリングに成功したリンクは、トラフィックスロットの残りで通信する。
いくつかの実施形態では、接続スケジューリングは、第1の送信要求ブロックと、第2の送信要求ブロックと、要求応答ブロックとを含む。これらのブロックは、エアリンクリソース、たとえば周波数、たとえばトーン対時間、たとえばOFDMシンボル送信時間のブロックである。いくつかのそのような実施形態では、ブロックはOFDMトーンシンボルのブロックである。いくつかの実施形態では、3つのブロックは等しいサイズである。1つのそのような実施形態では、第1の送信要求ブロックはTx_Pブロックと呼ばれ、第2の送信要求ブロックはTxブロックと呼ばれ、要求応答ブロックはRxブロックと呼ばれる。図26の図2600は、そのような例を示す。接続スケジューリングのエアリンクリソース2602は、第1の送信要求ブロック2612、たとえばTxPブロックと、第2の送信要求ブロック2614、たとえばTxブロックと、要求応答ブロック2616、たとえばRxブロックとを含む。接続スケジューリング内の各競合リンクは、ブロック(2612、2614、2616)の各々の中の1つのトーン上で送信することができる。たとえば図26の図2604では、ピアツーピアワイヤレスリンク2610を形成する例示的なモバイルワイヤレスデバイス(デバイスA’2606およびデバイスB’2608)は、OFDMトーンシンボル2618、2620、2622の中で送信することができる。リンクがその上で送信できるトーンの位置は、リンクに関連付けられた優先度を示す。
TxPブロックは、トラフィックスロット中のリンク用の送信側と受信側とを決定するために使用される。トラフィックスロットでは、リンクの1つのデバイスが送信優先度を有し、そのデバイスが送信するデータを有する場合、TxPに送信してリンク内の他のデバイスにその送信する意図または意思を示す。TxP内に送信がない場合、リンク内の他のデバイスは、バックログデータを有すると仮定すると、送信側になることができる。図26では、デバイスA’2606が送信優先度を有すると仮定し、デバイスA’2606はトーンシンボル2618上でTxPブロック2612内に送信し、送信側になりたいことをデバイスB’2608に知らせる。Txブロックでは、各リンクの現在決定されている送信側が、それらのリンクのトーン上で送信する。このことが図26で示され、ここでデバイスA’2606は再びトーンシンボル2620上でTxブロック2614内に送信する。このことにより、リンクの受信側が、それら自体の送信側からの受信電力と他のリンクから経験する可能性がある干渉とを知ることが可能になる。受信側がより高い優先度のリンクから過剰な干渉を経験しようとしていると感じた場合、受信側はこれ以上接続スケジューリングに参加しないことを決定することができる。これは受信譲歩として知られる。受信側が受信を譲歩しない場合、受信側はリンクに関連付けられたトーン上のRxブロック内でその送信側に返信する。たとえば、デバイスB’2608は、図26のRxブロック2616内のトーンシンボル2622上に送信する。デバイスBのRxブロック返信の電力は、送信側Aからの受信電力に反比例する。送信側はRxブロック内でリッスンし、様々なトーン上の受信電力を使用してより高い優先度のリンクに著しい干渉をもたらすか否かを推定する。もたらされる干渉が過剰である、たとえば所定の許容可能なしきい値レベルよりも上である場合、送信側は送信を譲歩し、トラフィックフレーム上で受信側と通信しない。接続スケジューリングの最後でバックログデータを有し、送信または受信のいずれも譲歩していないリンクは、トラフィックスロット内で通信することができる。
上述の接続プロトコルは、いくつかの実施形態によれば、2つのデバイス、たとえばデバイスA’2606とデバイスB’2608の間のユニキャスト通信に使用される。様々な実施形態では、ユニキャストピアツーピアシグナリングに加えて、マルチキャストが接続スケジューリングフレームワークで使用可能である。
様々な実施形態によれば、マルチキャストの状況では、マルチキャストグループのデバイスは、送信するつもりがない場合送信しない意図または意思を信号通知する。最も高い優先度を有し、送信しない意図または意思を示す信号を送信しなかったマルチキャストグループのメンバーは、通信リソースを使用して送信する。したがって、様々な態様によれば、マルチキャスト送信スケジューリングは、送信しない意図または意思を肯定的に示すデバイスと、次いでデバイスの相対的な優先度に基づいて、どれが送信すべきかに関する決定を行う残りのデバイスとによって実装される。
マルチキャストは、そのうちの1つが送信側であり、残りが受信側であるデバイスのグループを含む。図27では、モバイルワイヤレスデバイスである、デバイスC’2706、デバイスD’2708、デバイスE’2710およびデバイスF’2712がマルチキャストグループ2704を形成する。いくつかの実施形態では、マルチキャストを使用可能にすることの一部として、デバイスごとに1つのトーンが接続スケジューリングに割り当てられ、たとえば、マルチキャストグループ内の各デバイスは3つのブロックの各々の中の1つのトーンシンボルを割り当てられる。これが図27の例に示される。図27は、第1の送信要求ブロック2714、たとえばTxPブロックと、第2の送信要求ブロック2716、たとえばTxブロックと、要求応答ブロック2718、たとえばRxブロックとを含む、例示的なスケジューリングのエアリンクリソース2702を示す。マルチキャストグループ2704は、デバイスC’2706と、デバイスD’2708と、デバイスE’2710と、デバイスF’2712とを含む。デバイスD’2708は、対角線クロスハッチ陰影で示された3つのトーンシンボルを割り当てられる。デバイスC’2706は、垂直および水平のクロスハッチ陰影で示された3つのトーンシンボルを割り当てられる。デバイスE’2710は、左から右に下降する線を有する対角線陰影で示された3つのトーンシンボルを割り当てられる。デバイスF’2712は、左から右に上昇する線を有する対角線陰影で示された3つのトーンシンボルを割り当てられる。
マルチキャストグループ内の各デバイスは、接続スケジューリング内の3つのブロックの各々の中のトーンを割り当てられる。所与のトラフィックフレームで、グループ内の各デバイスは、グループ内の送信優先度を有する。デバイスのトーンの位置がグループ内のデバイスの送信優先度を示す。図27では、デバイスD’2708が最も高い優先度を有し、その後にデバイスC’2706、デバイスE’2710およびデバイスF’2712が続く。マルチキャストトラフィックを有する最も高い優先度のデバイスが送信側になり、残りが受信側になるはずである。第1の要求ブロックであるTxPブロックでは、グループ内の各デバイスが、トラフィックフレーム内で送信するよりもむしろ受信する用意がある場合、それらのトーン上で送信する。送信したいデバイスは、これらの送信をリッスンし、トラフィックスロットの間グループ内でどのデバイスが送信側になりたいか、どのデバイスが受信側になりたいかを認識することができる。加えて、デバイスに関連付けられたトーンの位置を使用して、各潜在的な送信側デバイスは、それ自体がグループ内の潜在的な送信側の中で最も高い優先度を有するか否かを判定することができる。図27では、トラフィックスロット内で、デバイスC’2706およびデバイスE’2710は送信側になりたいが、デバイスD’2708およびデバイスF’2712はマルチキャストトラフィックデータを送信したくないと考察されたい。デバイスD’2708およびデバイスF’2712は、TxPブロック2714内で送信し、トラフィックを送信しないそれらの意図または意思を示す。送信を監視していたデバイスE’2710は、最も高い送信優先度を有していないことを認識する。デバイスが最も高い送信優先度を有する場合、デバイスはグループの送信側になり、それ自体のトーン上でTxブロック2716内に送信する。本例では、デバイスC’2706がグループの送信側になり、Txブロック2716内のそのトーン上で送信する。グループ内の残りのデバイス(デバイスD’2708、デバイスE’2710およびデバイスF’2712)は、Txブロック2716内のグループの送信側をリッスンし、受信を譲歩するか否かについて決定を行う。ピアツーピア接続とともに上述されたケースでは、受信譲歩はより高い優先度のリンクからの干渉受信側に基づく。グループ内の残りのデバイスが受信を譲歩しない場合、グループ内の残りのデバイスは、それら自体のトーン上のRxブロック2718内で送信側に返信する。本例では、デバイスD’2708、デバイスE’2710およびデバイスF’2712が受信側譲歩せず、Rxブロック2718内でデバイスC’に返信すると考察されたい。いくつかの実施形態では、Rxブロック2718返信の電力倍率は、グループ内の送信側からの受信電力に反比例して倍率変化する。Rxブロック内で受信された返信に基づいて、送信側、たとえばデバイスC’2706は、送信を譲歩するか否かを決定することができる。
様々な記載された方法および装置は、ピアツーピア接続スケジューリングとマルチキャストスケジューリングの両方をサポートするワイヤレス通信システムに好適である。様々な実施形態では、マルチキャストリンクとユニキャストリンクの両方が調和して共存することができ、共存する。いくつかの実施形態では、ピアツーピア接続およびマルチキャストグループは、たとえば、トラフィックリソース内で送信するか否かを決定するとき、同じ接続スケジューリングリソースブロックを使用することがき、時々使用する。ブロックの様々な部分をユニキャストとマルチキャストとに割り当てることができる。いくつかの実施形態では、たとえば、特定の位置および特定の時刻でのワイヤレス通信ネットワークの需要に応答して、様々な時刻に、スケジューリングリソースの様々な割合を、ピアツーピアユニキャストスケジューリングとマルチキャストスケジューリングとに割り当てることができる。たとえば、いくつかの実施形態では、ピアツーピア接続およびマルチキャストグループは、たとえば、ピアツーピア接続の確立およびマルチキャストグループの確立の一部として、利用可能なトラフィックスケジューリングリソースの中から、それら自体のトラフィックスケジューリングリソースを動的に自分で割り当てる。ある時刻に、トラフィックスケジューリングリソースの特定のセット、たとえば、第1の要求リソースブロック、第2の要求リソースブロックおよび要求応答リソースブロックの各々の中に1つのトーンシンボルを含む3つのOFDMトーンシンボルは、ピアツーピア接続に割り当てることができ、異なる時刻に、そのトラフィックスケジューリングリソースのセットは、マルチキャストグループシグナリング用にマルチキャストグループのメンバーに割り当てることができる。割り当てられたリソースの使用法および伝達された信号のタイプは、リソースがピアツーピア接続に割り当てられたか、またはマルチキャストグループメンバーに割り当てられたかに依存する。
様々な実施形態では、たとえば優先度情報および/または干渉推定情報に従って、たとえば同時スケジューリングが許容できるとスケジューリングが判断し、たとえば送信側譲歩決定および受信側譲歩決定が送信の続行を可能にした場合、第1のワイヤレスデバイスは、第1のトラフィックセグメントを使用してそのマルチキャストグループのメンバーにマルチキャストトラフィックデータを送信している可能性があり、第2のワイヤレスデバイスは、同じ第1のトラフィックセグメントを使用して第3のワイヤレスデバイスにユニキャストトラフィックデータを送信している可能性がある。
様々な実施形態では、第1のトラフィック送信要求ブロック、たとえばTxPブロックの間、そのペアの送信要求信号送信に関係するユニキャストリンクの一部であるか、または第1のトラフィック送信要求ブロックの間それ自体を欠いているデバイスは、動作することができ、送信しない意図または意思を示す第1の送信要求ブロックの他のリソース上のマルチキャストスケジューリングシグナリングの包含によって悪影響を受けない。ピアツーピア接続デバイスは、第1のトラフィック送信要求ブロック内でそれら自体の割り当てられたリソースを見つけ、ピアツーピアユニキャストトラフィックスケジューリングプロトコルに従ってシグナリングを解釈する。マルチキャストグループメンバーデバイスは、第1のトラフィック送信要求ブロック内でそれら自体の割り当てられたリソースを見つけ、マルチキャストトラフィックスケジューリングプロトコルに従ってシグナリングを解釈する。第2のトラフィック送信要求ブロック、たとえばTxブロックでは、トラフィックを送信するつもりであるピアツーピア接続を有するデバイスと、トラフィックを送信するつもりであるマルチキャストグループのデバイスの両方が、トラフィック送信要求信号を送信する。トラフィック送信要求応答ブロックでは、意図された受信側、たとえば意図されたユニキャストトラフィックの受信側および意図されたマルチキャストトラフィックの受信側は、受信側譲歩を実行しないことを決定したとき要求応答信号を送信する。ユニキャストとマルチキャストの両方の意図された送信側は、受信された要求応答信号を使用して送信側譲歩の決定を行うことができ、いくつかの実施形態では送信側譲歩の決定を行う。
本出願に記載された様々な方法および装置は、ピアツーピアシグナリングをサポートするワイヤレス通信のデバイスおよびネットワークでの使用に好適である。様々な実施形態では、図1〜図27の1つまたは複数のデバイスのうちのいずれかのデバイスは、本出願の図のうちのいずれかに関して記載された、かつ/または本出願の発明を実施するための形態に記載された、個々のステップおよび/または動作のうちの各々に対応するモジュールを含む。モジュールは、ハードウェアに実装することができ、時々ハードウェアに実装される。他の実施形態では、モジュールは、ワイヤレス通信デバイスのプロセッサによって実行されたとき、対応するステップまたは動作をデバイスに実施させるプロセッサ実行可能命令を含むソフトウェアモジュールとして実装することができ、時々そのソフトウェアモジュールとして実装される。さらに他の実施形態では、モジュールの一部または全部は、ハードウェアとソフトウェアの組合せとして実装される。
様々な実施形態の技法は、ソフトウェア、ハードウェア、および/またはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用して実装することができる。様々な実施形態は、装置、たとえばモバイルワイヤレス通信デバイス、たとえばモバイル端末などのモバイルノード、基地局などのアクセスポイントなどの固定ワイヤレス通信デバイス、ネットワークノード、および/または通信システムを対象とする。様々な実施形態はまた、方法、たとえば、モバイルノードおよび/もしくは固定ノードなどのワイヤレス通信デバイス、基地局などのアクセスポイント、ネットワークノード、ならびに/または通信システム、たとえばホストを制御および/または動作させる方法を対象とする。様々な実施形態はまた、方法の1つまたは複数のステップを実施するように機械を制御するための機械可読命令を含む、機械、たとえばコンピュータ、可読媒体、たとえばROM、RAM、CD、ハードディスクなどを対象とする。コンピュータ可読媒体は、たとえば、非一時的コンピュータ可読媒体である。
開示されたプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計の選好に基づいて、プロセス内のステップの特定の順序または階層は、本開示の範囲内に留まりながら再構成できることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
様々な実施形態では、本明細書に記載されたノードは、1つまたは複数の方法に対応するステップ、たとえば、信号受信ステップ、信号処理ステップ、信号生成ステップおよび/または信号送信ステップを実行する1つまたは複数のモジュールを使用して実装される。したがって、いくつかの実施形態では、様々な機能がモジュールを使用して実装される。そのようなモジュールは、ソフトウェア、ハードウェアまたはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用して実装することができる。上述の方法または方法ステップの多くは、たとえば1つまたは複数のノードにおいて、上述の方法の全部または一部を実施するために、追加のハードウェアの有無にかかわらず、機械、たとえば汎用コンピュータを制御する、メモリデバイス、たとえばRAM、フロッピー(登録商標)ディスクなどの機械可読媒体内に含まれる、ソフトウェアなどの機械実行可能命令を使用して実施することができる。したがって、特に、様々な実施形態は、機械、たとえばプロセッサおよび関連するハードウェアに、上述の方法のステップのうちの1つまたは複数を実行させるための機械実行可能命令を含む機械可読媒体、たとえば非一時的コンピュータ可読媒体を対象とする。いくつかの実施形態は、本発明の1つまたは複数の方法のステップのうちの1つ、複数、またはすべてを実施するように構成されたプロセッサを含む、ピアツーピアシグナリングをサポートするデバイス、たとえばワイヤレス通信デバイスを対象とする。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数のデバイス、たとえばワイヤレス端末、アクセスノードおよび/またはネットワークノードなどの通信ノードの1つまたは複数のプロセッサ、たとえばCPUは、通信ノードによって実行されるものとして記載された方法のステップを実行するように構成される。プロセッサの構成は、1つまたは複数のモジュール、たとえばソフトウェアモジュールを使用して、プロセッサ構成を制御することによって、ならびに/またはハードウェア、たとえばハードウェアモジュールをプロセッサに含めて、列挙されたステップを実行し、かつ/もしくはプロセッサ構成を制御することによって実現することができる。したがって、すべてではないが、いくつかの実施形態は、プロセッサが含まれるデバイスによって実行される様々な記載された方法のステップの各々に対応するモジュールを含むプロセッサを有するデバイス、たとえば通信ノードを対象とする。すべてではないが、いくつかの実施形態では、デバイス、たとえば通信ノードは、プロセッサが含まれるデバイスによって実行される様々な記載された方法のステップの各々に対応するモジュールを含む。モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアを使用して実装することができる。
いくつかの実施形態は、1つのコンピュータまたは複数のコンピュータに、様々な機能、ステップ、行為、および/または動作、たとえば上述の1つまたは複数のステップを実施させるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体、たとえば非一時的コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を対象とする。実施形態に応じて、コンピュータプログラム製品は、実行されるべきステップごとに異なるコードを含むことができ、時々含む。したがって、コンピュータプログラム製品は、方法、たとえば通信デバイスまたは通信ノードを制御する方法の個々のステップごとにコードを含むことができ、時々含む。コードは、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読取り専用メモリ)、または他のタイプの記憶デバイスなどのコンピュータ可読媒体、たとえば非一時的コンピュータ可読媒体に記憶される、機械実行可能命令、たとえばコンピュータ実行可能命令の形態である場合がある。コンピュータプログラム製品を対象とすることに加えて、いくつかの実施形態は、上述の1つまたは複数の方法の様々な機能、ステップ、行為および/または動作のうちの1つまたは複数を実施するように構成されたプロセッサを対象とする。したがって、いくつかの実施形態は、本明細書に記載された方法のステップの一部または全部を実施するように構成されたプロセッサ、たとえばCPUを対象とする。プロセッサは、たとえば、本出願に記載された通信デバイスまたは他のデバイス内で使用することができる。
様々な実施形態は、ピアツーピアシグナリングプロトコルを使用する通信システムに好適である。いくつかの実施形態は、直交周波数分割多重化(OFDM)ベースのワイヤレスピアツーピアシグナリングプロトコル、たとえばWiFiシグナリングプロトコルまたは別のOFDMベースのプロトコルを使用する。
OFDMシステムの文脈で記載されたが、様々な実施形態の方法および装置のうちの少なくともいくつかは、多くの非OFDMシステムおよび/または非セルラーシステムを含む広範囲の通信システムに適用可能である。
上記の説明に鑑みて、上述の様々な実施形態の方法および装置に関する多数の追加の変形形態が、当業者には明らかであろう。そのような変形形態は範囲内に入ると考えられるべきである。本方法および本装置は、符号分割多元接続(CDMA)、OFDM、および/または通信デバイス間のワイヤレス通信リンクを提供するために使用できる様々な他のタイプの通信技法で使用することができ、様々な実施形態では使用される。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の通信デバイスは、OFDMおよび/もしくはCDMAを使用してモバイルノードとの通信リンクを確立し、かつ/または有線もしくはワイヤレスの通信リンクを介してインターネットもしくは別のネットワークへの接続性を提供できるアクセスポイントとして実装される。様々な実施形態では、モバイルノードは、本方法を実施するための、受信機/送信機回路ならびに論理および/またはルーチンを含む、ノートブックコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、または他のポータブルデバイスとして実装される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
マルチキャストグループのメンバーであるワイヤレスデバイスを動作させる方法であって、
第1のトラフィック間隔中送信しない意図を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視することと、
送信しない意図を示す信号がそこから受信されなかった前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて、前記第1のトラフィック間隔に関する送信決定を行うこととを備える、方法。
[C2]
送信決定を行うことが、
前記監視が送信しない意図を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの前記優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの前記優先度レベルが高い場合、送信する決定を行うことを含む、C1に記載の方法。
[C3]
送信決定を行うことが、
前記監視が送信しない意図を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内の別のデバイスの前記優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの前記優先度レベルが低い場合、送信しない決定を行うことを含む、C1に記載の方法。
[C4]
前記ワイヤレスデバイスが第2のトラフィック間隔中前記マルチキャストグループに送信するデータを有していない場合、前記第2のトラフィック間隔内で送信しない意図を示す信号を送信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記ワイヤレスデバイスによって受信されたグループメンバーシップ情報に基づいて、グループメンバーのリストを保守することと、
トラフィック間隔の間、送信しない意図を示す信号がそこから受信された前記グループの前記メンバーを示す情報を記憶することとをさらに備える、C4に記載の方法。
[C6]
前記ワイヤレスデバイスが送信するユニキャストトラフィックを有する場合、送信する意図を示すユニキャストインジケータ信号を送信することをさらに備える、C4に記載の方法。
[C7]
マルチキャストグループのメンバーであるワイヤレスデバイスであって、
第1のトラフィック間隔中送信しない意図を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視するための手段と、
送信しない意図を示す信号がそこから受信されなかった前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて、前記第1のトラフィック間隔に関する送信決定を行うための手段とを備える、ワイヤレスデバイス。
[C8]
送信決定を行うための前記手段が、
前記監視が送信しない意図を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの前記優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの前記優先度レベルが高い場合、送信する決定を行うための手段を含む、C7に記載のワイヤレスデバイス。
[C9]
送信決定を行うための手段が、
前記監視が送信しない意図を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内の別のデバイスの前記優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの前記優先度レベルが低い場合、送信しない決定を行うための手段を含む、C7に記載のワイヤレスデバイス。
[C10]
前記ワイヤレスデバイスが第2のトラフィック間隔中前記マルチキャストグループに送信するデータを有していない場合、前記第2のトラフィック間隔内で送信しない意図を示す信号を送信するための手段をさらに備える、C7に記載のワイヤレスデバイス。
[C11]
前記ワイヤレスデバイスによって受信されたグループメンバーシップ情報信号に基づいて、グループメンバーのリストを保守するための手段と、
トラフィック間隔の間、送信しない意図を示す信号がそこから受信された前記グループの前記メンバーを示す情報を記憶するための手段とをさらに備える、C10に記載のワイヤレスデバイス。
[C12]
前記ワイヤレスデバイスが送信するユニキャストトラフィックを有する場合、送信する意図を示すユニキャストインジケータ信号を送信するための手段をさらに備える、C10に記載のワイヤレスデバイス。
[C13]
マルチキャストグループのメンバーであるワイヤレスデバイス内で使用するためのコンピュータプログラム製品であって、
少なくとも1つのコンピュータに、第1のトラフィック間隔中送信しない意図を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視させるためのコードと、
前記少なくとも1つのプロセッサに、送信しない意図を示す信号がそこから受信されなかった前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて、前記第1のトラフィック間隔に関する送信決定を行わせるためのコードと
を備える非一時的コンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
[C14]
前記非一時的コンピュータ可読媒体が、
前記少なくとも1つのプロセッサに送信決定を行わせるための前記コードの一部として、前記少なくとも1つのプロセッサに、前記監視が送信しない意図を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの前記優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの前記優先度レベルが高い場合、送信する決定を行わせるためのコードを備える、C13に記載のコンピュータプログラム製品。
[C15]
マルチキャストグループのメンバーであるワイヤレスデバイスであって、
第1のトラフィック間隔中送信しない意図を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視することと、
送信しない意図を示す信号がそこから受信されなかった前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて、前記第1のトラフィック間隔に関する送信決定を行うことと
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える、ワイヤレスデバイス。
[C16]
前記少なくとも1つのプロセッサが、送信決定を行うように構成されたことの一部として、前記監視が送信しない意図を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの前記優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの前記優先度レベルが高い場合、送信する決定を行うように構成された、C15に記載のワイヤレスデバイス。
[C17]
前記少なくとも1つのプロセッサが、送信決定を行うように構成されたことの一部として、前記監視が送信しない意図を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内の別のデバイスの前記優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの前記優先度レベルが低い場合、送信しない決定を行うように構成された、C15に記載のワイヤレスデバイス。
[C18]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記ワイヤレスデバイスが第2のトラフィック間隔中前記マルチキャストグループに送信するデータを有していない場合、前記第2のトラフィック間隔内で送信しない意図を示す信号を送信するようにさらに構成された、C15に記載のワイヤレスデバイス。
[C19]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記ワイヤレスデバイスによって受信されたグループメンバーシップ情報信号に基づいて、グループメンバーのリストを保守することと、
トラフィック間隔の間、送信しない意図を示す信号がそこから受信された前記グループの前記メンバーを示す情報を記憶することとを行うようにさらに構成された、C18に記載のワイヤレスデバイス。
[C20]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記ワイヤレスデバイスが送信するユニキャストトラフィックを有する場合、送信する意図を示すユニキャストインジケータ信号を送信するようにさらに構成された、C18に記載のワイヤレスデバイス。

Claims (17)

  1. マルチキャストグループのメンバーであるワイヤレスデバイスを動作させる方法であって、
    第1のトラフィック間隔中送信しない意図を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視することと、
    送信しない意図を示す信号がそこから受信されなかった前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて、前記第1のトラフィック間隔に関する送信決定を行うことと、
    前記ワイヤレスデバイスが第2のトラフィック間隔中前記マルチキャストグループに送信するデータを有していない場合、前記第2のトラフィック間隔内で送信しない意図を示す信号を送信することと
    を備える、方法。
  2. 送信決定を行うことが、
    前記監視が送信しない意図を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの前記優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの前記優先度レベルが高い場合、送信する決定を行うこと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 送信決定を行うことが、
    前記監視が送信しない意図を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内の別のデバイスの前記優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの前記優先度レベルが低い場合、送信しない決定を行うこと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ワイヤレスデバイスによって受信されたグループメンバーシップ情報信号に基づいて、グループメンバーのリストを保守することと、
    トラフィック間隔の間、送信しない意図を示す信号がそこから受信された前記グループの前記メンバーを示す情報を記憶することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ワイヤレスデバイスが送信するユニキャストトラフィックを有する場合、送信する意図を示すユニキャストインジケータ信号を送信すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. マルチキャストグループのメンバーであるワイヤレスデバイスであって、
    第1のトラフィック間隔中送信しない意図を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視するための手段と、
    送信しない意図を示す信号がそこから受信されなかった前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて、前記第1のトラフィック間隔に関する送信決定を行うための手段と、
    前記ワイヤレスデバイスが第2のトラフィック間隔中前記マルチキャストグループに送信するデータを有していない場合、前記第2のトラフィック間隔内で送信しない意図を示す信号を送信するための手段と
    を備える、ワイヤレスデバイス。
  7. 送信決定を行うための前記手段が、
    前記監視が送信しない意図を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの前記優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの前記優先度レベルが高い場合、送信する決定を行うための手段
    を含む、請求項6に記載のワイヤレスデバイス。
  8. 送信決定を行うための手段が、
    前記監視が送信しない意図を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内の別のデバイスの前記優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの前記優先度レベルが低い場合、送信しない決定を行うための手段
    を含む、請求項6に記載のワイヤレスデバイス。
  9. 前記ワイヤレスデバイスによって受信されたグループメンバーシップ情報信号に基づいて、グループメンバーのリストを保守するための手段と、
    トラフィック間隔の間、送信しない意図を示す信号がそこから受信された前記グループの前記メンバーを示す情報を記憶するための手段と
    をさらに備える、請求項6に記載のワイヤレスデバイス。
  10. 前記ワイヤレスデバイスが送信するユニキャストトラフィックを有する場合、送信する意図を示すユニキャストインジケータ信号を送信するための手段
    をさらに備える、請求項6に記載のワイヤレスデバイス。
  11. マルチキャストグループのメンバーであるワイヤレスデバイス内で使用するためのコンピュータ可読記憶媒体であって、
    少なくとも1つのコンピュータに、第1のトラフィック間隔中送信しない意図を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視させるためのコードと、
    少なくとも1つのプロセッサに、送信しない意図を示す信号がそこから受信されなかった前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて、前記第1のトラフィック間隔に関する送信決定を行わせるためのコードと、
    少なくとも1つの送信機に、前記ワイヤレスデバイスが第2のトラフィック間隔中前記マルチキャストグループに送信するデータを有していない場合、前記第2のトラフィック間隔内で送信しない意図を示す信号を送信させるためのコードと
    を備える、コンピュータ可読記憶体。
  12. 記コンピュータ可読記憶媒体が、
    前記少なくとも1つのプロセッサに送信決定を行わせるための前記コードの一部として、前記少なくとも1つのプロセッサに、前記監視が送信しない意図を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの前記優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの前記優先度レベルが高い場合、送信する決定を行わせるためのコード
    を備える、請求項11に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  13. マルチキャストグループのメンバーであるワイヤレスデバイスであって、
    第1のトラフィック間隔中送信しない意図を示すマルチキャストグループの他のメンバーからの信号を監視することと、
    送信しない意図を示す信号がそこから受信されなかった前記マルチキャストグループの他のメンバーに対する前記ワイヤレスデバイスの優先度レベルに基づいて、前記第1のトラフィック間隔に関する送信決定を行うことと、
    前記ワイヤレスデバイスが第2のトラフィック間隔中前記マルチキャストグループに送信するデータを有していない場合、前記第2のトラフィック間隔内で送信しない意図を示す信号を送信することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える、ワイヤレスデバイス。
  14. 前記少なくとも1つのプロセッサが、送信決定を行うように構成されたことの一部として、前記監視が送信しない意図を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内のデバイスの前記優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの前記優先度レベルが高い場合、送信する決定を行うように構成された、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサが、送信決定を行うように構成されたことの一部として、前記監視が送信しない意図を示す信号を検出しなかった前記マルチキャストグループ内の別のデバイスの前記優先度レベルよりも、前記ワイヤレスデバイスの前記優先度レベルが低い場合、送信しない決定を行うように構成された、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記ワイヤレスデバイスによって受信されたグループメンバーシップ情報信号に基づいて、グループメンバーのリストを保守することと、
    トラフィック間隔の間、送信しない意図を示す信号がそこから受信された前記グループの前記メンバーを示す情報を記憶することと
    を行うようにさらに構成された、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記ワイヤレスデバイスが送信するユニキャストトラフィックを有する場合、送信する意図を示すユニキャストインジケータ信号を送信すること
    を行うようにさらに構成された、請求項13に記載のワイヤレスデバイス。
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