JP5788004B2 - 化石燃料分配用のアセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、化石燃料燃焼装置に関する。本発明は、特に、微粉燃料導管の全体における均一かつ均質な微粉燃料分配用の燃料分配アセンブリに関する。本発明は、均一かつ均質な微粉燃料分配を提供するためのシステムにも関する。
炭鉱から産出された石炭は、まず、発電所構内における破砕装置において破砕される必要がある。破砕装置は、約2cmの直径の石炭を破砕する。次いで、この破砕された石炭は、微粉炭機において粉末に微粉砕される。この微粉砕は、ボイラにおけるよりよい燃焼のために必要である。石炭の燃焼は熱を放出し、ボイラに蒸気を発生する。この蒸気はタービン及び交流発電機を回転させ、電気を発生する。
微粉炭機から産出された微粉炭は、よりよい燃焼及び所望のボイラ効率のために全ての個々のバーナにおいて均等に分配される必要がある。さもなければ、ボイラの様々なゾーンにおいて、燃焼されない石炭及び不均一な温度が生じてしまう。典型的なボイラにおいては、石炭粒子及び一次空気流は、燃料ライン網を通じて微粉砕機からバーナへ供給される。直径が大きな1つの主導管は、小さな直径の多数の導管の別の分岐路と共に、燃料ラインを形成している。一次空気は、微粉燃料がボイラに向かって移動するのを助ける。1つの導管は、微粉燃料を微粉炭機から搬送するために使用され、ボイラのバーナに供給するためにより小さな導管に分岐している。1つの導管が多数のより小さな導管に分岐しているところにおいて、流れの不均衡が生じる。多くの使用者は、ボイラ内の不均一な温度の現象について不満を訴えている。調査は、微粉炭機の後の不均一な流れがこのような不均衡の主因であることを明らかにした。
石炭は、時には、微粉炭機における出口の後、約30〜50mの長い経路を移動しなければならない。導管の長さ及び数の違い、並びに各燃料ラインにおけるエルボの形式の違いにより、微粉砕機からの様々な導管は、通常、異なる流れ抵抗を有する。
時には、微粉砕機から延びる各燃料ラインにオリフィスが取り付けられる。オリフィスは、流れ不均衡を減じるのを助けるだけである。しかしながら、これらのオリフィス又は流れ制限器は十分ではない。長い移動は、導管の中の不均一な流れの可能性を高める。
高速の空気(約30m/s)では別の現象が生じる。これは、大きな直径の導管の一方の側における集中した流れの形成であり、これは、"ロープ・フォーメーション"と称される。
導管を通る微粉燃料流における不均衡は、導管腐食に関連したメンテナンス問題及び/又は詰まり、例えば過剰な局所的な石炭蓄積、バーナ及びウインドボックス(風箱)への損傷、並びに加速した水冷壁消耗にもつながる。このような問題は、ボイラの運転自由度を低減させる。
このように、各バーナへの均一な流れの努力は、状況の複雑さにより損なわれる。バーナ不均衡は、より高い一酸化炭素排出及び高レベルの燃焼されない炭素につながる。つまり、大型の古いボイラは、バーナの有効性が低い。ほとんどのボイラは、1つの微粉炭機によって供給される複数のバーナを有する。
新たな装置を収容するためのスペースがより小さいことも、既存のボイラにおける典型的な問題である。現在では、バーナへの石炭流における不均衡を取り除くための解決策が産業界で必要とされている。同時に、ボイラは、微粉燃料(破砕された石炭)の均質な流れを必要とする。解決策はスペースの制限において使用される必要があり、費用対効果が高いべきである。
問題は、微粉炭機出口が、ボイラの個々のバーナに到達するために複数のより小さな直径の導管又はダクトに分岐している場合に生じる。異なる長さ及び構成の多様性により不均一である各分岐路の抵抗が、微粉燃料の不均一な排出を生じる。導管内での微粉燃料の集中した流れ(石炭ロープ)は、腐食及び不均一な流れを生じる別の問題である。われわれはここで、石炭による問題を説明したが、同様の問題は、別のあらゆる燃料が用いられる場合にも存在する。
発明の目的
本発明の目的は、微粉燃料導管に均一な微粉燃料を提供し、微粉燃料導管全体を通じて微粉燃料の均質な流れを提供するアセンブリを提供することである。
本発明の別の目的は、石炭の腐食効果に耐え、微粉燃料を供給する微粉燃料導管の寿命を延長させるアセンブリを提供することである。
本発明の別の目的は、微粉燃料の供給に必要な、微粉燃料導管における十分な圧力降下を維持するアセンブリを提供することである。
概要
本発明は、支持ユニットと、抵抗ユニットとを有する、微粉砕機からボイラへの微粉燃料分配用のアセンブリを提供する。支持ユニットは少なくとも1つの管を有する。抵抗ユニットは、少なくとも1つの管内に配置されており、微粉燃料流に抵抗を与え、微粉燃料流を方向付ける。
支持ユニットは、同じ中心軸線を有する内側管及び外側管を有する。支持ユニットは、アセンブリ全体を保持する。抵抗ユニットは、少なくとも1つの仕切板と、少なくとも1つのそらせ板とを有する。
そらせ板は、ベース構造部に取り付けられた第1のテーパした側壁及び第2のテーパした側壁を有し、そらせ板は、ベース構造部が微粉燃料のジグザグ移動のための通路を形成するように位置決めされている。
仕切板は内側管内に埋め込まれており、そらせ板は、内側管と外側管との間に周方向に分配されている。仕切板は、微粉燃料の流れに部分的な抵抗を与える。
ベース構造部は、外側管の内面と内側管の外面とに択一的に取り付けられている。ベース構造部は、少なくとも1つの管の中心軸線に関して角度づけられている。第1のテーパした側壁及び第2のテーパした側壁は、それぞれ、管の中心軸線に関して向かって及び離れるように交互に角度づけられている。
仕切板は、管の中心軸線から半径方向に延びている。
本発明は、微粉砕機からボイラへの微粉燃料分配用のシステムであって、一次空気を発生するヒータと、石炭を微粉燃料に微粉砕する微粉砕機であって、微粉燃料は、主微粉燃料導管を通じて一次空気によって供給される、微粉砕機と、主微粉燃料導管に微粉燃料を均一かつ均質に提供するアセンブリと、主微粉燃料導管をより小さな微粉燃料導管に分岐させるそらせ板であって、前記より小さな微粉燃料導管は、ボイラのバーナに均一かつ均質な微粉燃料を供給する、そらせ板と、を備える、微粉砕機からボイラへの微粉燃料分配用のシステムを提供する。
アセンブリは、主微粉燃料導管内に埋め込まれている。
別の実施の形態において、アセンブリは、主導管と分配器との間に取り付けられている。
本発明、その別の特徴、性質及びその利点を、添付の図面を用いてさらに詳細に説明する。
発電所に設置されたアセンブリの1つの実施の形態を概略的に示している。 アセンブリの前方分解斜視図を概略的に示しており、図2a及び図2bは、アセンブリ用のそらせ板の2つの実施の形態の斜視図を概略的に示しており、図2cは、アセンブリの仕切板の斜視図を概略的に示している。 アセンブリの部分的な断面図を概略的に示している。 アセンブリの平面図を概略的に示している。 アセンブリの底側斜視図を概略的に示している。
図面及び発明の詳細な説明
図1において、参照符号1は微粉炭機を示す。微粉炭機1は、エアヒータ3から一次空気2を受け取り、粉砕装置4から石炭フィーダ5を通じて、粉砕された石炭を受け取る。微粉炭機1は、さらに、石炭を粉末サイズに微粉砕する。微粉燃料は、一次空気2によって、主微粉燃料導管21を通じてボイラ6に向かって移動させられる。主微粉燃料導管21は微粉炭機1と接続されている。
主微粉燃料導管21をより小さな微粉燃料ダクト24の分岐路に分岐させるために、分配器20が設けられている。分配器20は、一方の側では、例えばフランジ又はナットボルトを介して主微粉燃料導管21に取り付けられており、ボイラ6のバーナに近い方の他方の側では、より小さな微粉燃料ダクト24の分岐路に取り付けられている。
アセンブリ7は、例えば溶接によって、不動の形式で主微粉燃料導管21内に埋め込まれている。アセンブリ7は、少なくとも1つのより小さな微粉燃料ダクト24の分岐路に燃料を分配するために、均一及び均質な燃料を分配器20に提供する。これに代えて、アセンブリ7は、主微粉燃料導管21と分配器20との間に取り付けられていてもよい。
より小さな微粉燃料ダクト24の分岐路は、ボイラ6のバーナに、均一かつ均質な微粉燃料を供給する。ボイラ6からの排気は、静電集塵器8を通過した後、煙突9を通じて放出される。
アセンブリ7は、支持ユニット22と、抵抗ユニット23とを有する。支持ユニット22は、抵抗ユニット23を保持するように構成されており、燃料分配アセンブリ7に強度及び支持を提供する。支持ユニット22は、例えば溶接及びフランジを介して、主微粉燃料導管21に取り付けられている。
抵抗ユニット23は、均一な微粉燃料がより小さな微粉燃料ダクト24の分岐路に供給されるように、微粉燃料流に抵抗を与えるように構成されており、また、微粉燃料を、より小さな微粉燃料ダクト24を通る均質な微粉燃料流に方向付ける。抵抗ユニット23は、例えば溶接及びフランジを介して支持ユニット22内に埋め込まれ、支持ユニット22に取り付けられている。
支持ユニット22は少なくとも1つの管を有する。図2に示された1つの実施の形態において、支持ユニットは、例えば2つの同心状の管、つまり外側管10と内側管11とを有する。内側管11は、ボイラ6が完全に作動しているときのオンライン条件中にアセンブリ7全体に支持、剛性及び頑強性を提供する。外側管10は、アセンブリ7を通る微粉燃料の移動により生じる腐食効果からアセンブリ7全体を保護し、アセンブリ7全体を保持する。外側管10及び内側管11の長さはアセンブリ7の長さに相当する。
取付けのための手段は、溶接、フランジ、ジグ、フィクスチャ、ナットボルト、リベット、及びアセンブリ7を主導管21に取り付けるためのあらゆるその他のタイプの形態で提供される。外側管10は、例えば溶接によって主微粉燃料導管21に取り付けられるか、又はフランジによって接合される。
抵抗ユニット23は、例えば溶接又はフランジを介して内側管11内に取り付けられた少なくとも1つの仕切板12と、内側管11と外側管10との間に等しく周方向に分配された少なくとも1つのそらせ板13とを有する。アセンブリは例えば、1つの管10,11のみを有することができ、これらの管に、例えば少なくとも1つの仕切板12又は少なくとも1つのそらせ板13が、溶接又はフランジを介して取り付けられている。仕切板12は、微粉燃料の流れに部分的な抵抗を与える。そらせ板3は、アセンブリ7の進入箇所において下流での微粉燃料の蓄積につながる微粉燃料流の移動に最適な抵抗を与える。
各そらせ板13は、例えば溶接又はフランジによって、内側管11の外面14と、外側管10の内面16とに取り付けられている。そらせ板13及び仕切板12は、例えば溶接によって又はフランジによって直接的に、主微粉燃料導管21に取り付けられていてよい。ジグ、フィクスチャ及びナットボルトを、取付けのために主微粉燃料導管21に提供することもできる。抵抗ユニット23は、少なくとも1つの管の内部に配置されており、例えば仕切板12が内側管11内に及び/又はそらせ板が外側管10内に配置されている。
管10,11の中心軸線は、A−A′によって示されており、主導管21の中心軸線に対して平行である。
図2cに概略的に示された仕切板12は、平坦な面を有し、矩形である。仕切板12は、例えば溶接によって、周縁に沿って、内側管11の内面15に取り付けられており、互いに直交して配置されている。仕切板12は、曲面と、正方形を含むあらゆる形状とを有することができる。
仕切板12は、中心軸線A−A′から半径方向に延びている。
主導管21、管10,11及び別のより小さな微粉燃料ダクト24は、円を含むあらゆる形状であることができる。
図2a及び図2bは、そらせ板13の2つの実施の形態の斜視図を示している。そらせ板13の2つの実施の形態は対称的である。そらせ板13は、第1のテーパした側壁17と、第2のテーパした側壁18とを有し、これらの側壁は、1つの側に沿って、これらの側壁の間に設けられたベース構造部19に取り付けられている。
そらせ板13は、第1のテーパした側壁17及び第2のテーパした側壁18に取り付けられたベース構造部19が微粉燃料の移動のための通路を形成するように位置決めされる。ベース構造部19は、矩形、正方形、平行四辺形を含むあらゆる形状であることができる。ベース構造部19は、軸線A−A′に沿って測って、アセンブリ7の長さに相当している。
第1のテーパした側壁17と、第2のテーパした側壁18とは、それぞれ中心軸線A−A′に関して向かうように及び離れるように択一的に角度づけられている。図2に示されたテーパした側壁角度αは、中心軸線A−A′を中心とした、テーパした側壁の角度である。角度αは、中心軸線に関して0度から180度の範囲又はより好適には10度から20度の範囲である。第1のテーパした側壁17と、第2のテーパした側壁18とは、空気及び微粉燃料の最大量がこれらを通過することができるように、微粉燃料の経路に最適な抵抗を与えるように角度づけられている。この最適な抵抗は、分配器20を通じてボイラ6のバーナに供給するために少なくとも1つのより小さな微粉燃料ダクトへの微粉燃料の均一かつ均質な分配に寄与する。第1のテーパした側壁17と、第2のテーパした側壁18とは、台形、矩形、正方形、平行四辺形を含むあらゆる形状であることができる。
第1のテーパした側壁17及び第2のテーパした側壁18の角度付けは、微粉燃料の流れに必要な最適な速度及び最小圧力降下を維持することにも寄与し、これにより、アセンブリ7は、微粉燃料の流れにおける妨げとならない。
図3において、角度づけられたベース構造部19が、アセンブリ7の部分的な断面図で示されている。ベース構造部19の角度βは、中心軸線A−A′に対するベース構造部19の角度である。ベース構造部19の角度βは、中心軸線A−A′に対して0度から90度までの範囲であるか又はより好適には10度から30度までの範囲である。ベース構造部19の角度付けは、ロープ・フォーメーションを破壊するための最適な抵抗と、均一な散乱とを提供し、この均一な散乱は、より小さな微粉燃料ダクト24の分岐路における微粉燃料の均一かつ均質な分配につながる。均一かつ均質な微粉燃料は、より小さな微粉燃料ダクト24の分岐路の中央部分において均質に上流へ移動する。
幾何学的に対称的なそらせ板13は、そらせ板13のベース構造部19が、外側管10の内面16と内側管11の外面14とに択一的に取り付けられるように、例えば溶接によって、内側管11と外側管10との間に取り付けられている。微粉燃料は、外側管10の内面16に取り付けられたベース構造部19によって、中心軸線A−A′に向かって角度づけられたそらせ板13に沿って中心軸線A−A′に向かって移動するか、又は、択一的に、内側管11の外面に取り付けられたベース構造部19によって、中心軸線A−A′から離れるように角度づけられたそらせ板13に沿って外側管10の周縁部に向かって移動する。
アセンブリ7を通って微粉燃料を搬送するための手段には、例えば、主微粉燃料導管21、多数のより小さな微粉燃料ダクト24、同心状の管10,11、又はコンベヤベルト又はあらゆる同様のタイプの配列が設けられている。
アセンブリ7を支持するための手段は、支持ユニット22、例えば同心状の管10,11及びあらゆるその他の同様の配列によって提供されている。
抵抗のための手段は、あらゆる形状及び寸法の、そらせ板13、テーパした側壁17,18及び角度づけられたベースプレート19、つまり構造部、及びアセンブリ7におけるあらゆるその他のタイプの形態で、微粉燃料の流れに対して提供されている。
アセンブリ7は、層流、周辺流及び乱流のために使用される。基本的に、流れのタイプは、アセンブリ7の働きに影響しない。アセンブリ7は、あらゆる種類の流れのための微粉燃料の均一な分配と、均質な流れへの微粉燃料の集中した流れの破壊とを保証する。アセンブリ7は、仕切板12及びそらせ板13によってそれぞれ低い抵抗から高い抵抗まで提供する。層流を有する微粉燃料のほとんどは仕切板12を通過するが、周辺流及び乱流の場合、均一な分配及びロープ・フォーメーションの破壊のために、そらせ板13によって高い抵抗が提供される。
抵抗により、微粉炭機1から到来する微粉燃料は、アセンブリ7の前に蓄積し始める。微粉燃料は、そらせ板13に向かって移動し始める。そらせ板13のベース構造部19は、微粉燃料を、中心軸線A−A′に向かって及び外側管10の周縁部に向かって押し付ける。この特定の配列により、下流の微粉燃料のジグザグ移動を生じる。このジグザグ状の移動は、微粉燃料の均一な分配につながり、ロープ・フォーメーションを著しく破壊する。ロープ・フォーメーションは、微粉炭機1からアセンブリ7に微粉燃料を供給する主微粉燃料導管21の一方の側又は周縁領域における微粉燃料の高い集中により、生じる。
アセンブリ7を通過した後、微粉燃料は、所望の流れパターンを備えた、均質な、均一な、上流の微粉燃料に変換される。この均質な、均一な、上流の微粉燃料は、より小さな微粉燃料ダクト24の分岐路を通じて、ボイラ6のバーナに供給される。
微粉燃料は、好適には、層流の場合、複数の仕切板12に向かって方向付けられる。微粉燃料は、好適には、周辺流及び乱流の場合、複数のそらせ板13に向かって方向付けられる。
別の実施の形態において、微粉砕機からボイラへの微粉燃料分配用のシステムであって、一次空気を発生するヒータと、石炭を微粉燃料に微粉砕する微粉砕機であって、前記微粉燃料は、主微粉燃料導管を通じた一次燃料によって供給される、微粉砕機と、主微粉燃料導管に均一にかつ均質に微粉燃料を提供するアセンブリと、主微粉燃料導管をより小さい微粉燃料ダクトに分岐させる分配器であって、前記より小さい微粉燃料ダクトは、ボイラのバーナに均一かつ均質な微粉燃料を供給する、分配器と、を備える、微粉砕機からボイラへの微粉燃料分配用のシステムが提供される。
本明細書の記載はここでは石炭に関するものであるが、前記アセンブリ7は、ガスを含むその他の化石燃料にも適用可能である。
本発明のアセンブリ7を使用することによって、燃料分配における不均衡は、著しく減じられ、例えば平均の流れの2%以内のずれを生じる。
アセンブリ7は、円、楕円及び円筒を含むあらゆる所望の形状又は寸法で製造されてよい。アセンブリ7は、使用者の要求に応じて既存の構成又は提案された構成を組み合わせるために、単独で、複数で、又は様々な寸法及び形状のセットで利用可能である。アセンブリ7は、所望の地域性によって決定されるように、形状及び寸法が変化してよく、主導管21及び別のより小さな微粉燃料ダクト24のあらゆる長さ及び寸法のために設計することができる。
アセンブリ7は、複数の微粉炭機からの複数の出口にセットで配置することもできるし、より小さな微粉燃料ダクト24の別のものに配置することもできる。
アセンブリ7は、鉛直に配置された導管の軸線に沿って鉛直に、水平に配置された導管の軸線に沿って水平に、及び傾斜した導管の軸線に沿って傾斜して取り付け可能である。
アセンブリ7は、特定の設計された数の板が内部に取り付けられた硬い面の鋼導管を備えた、軟鋼から形成されている。アセンブリ7は、ステンレス鋼及び鋳鉄を含むあらゆる類似の材料によって製造することもできる。
アセンブリ7は、好適には、軽量であり、取り外され、極めて短時間で再配置されてよい。
アセンブリ7は、安価であり、既存のシステムの最小限の変更で既存のシステムに容易に取り付けられ、極めてより小さなスペースを必要とする。
本発明は、本発明の典型的な実施の形態に関して説明及び例示されたが、本発明の思想及び範囲から逸脱することなく、実施の形態において及び実施の形態に対して前記及び様々なその他の変更、省略及び付加がなされてよいことは当業者によって理解されるべきである。したがって、その他の実施の形態は以下の請求項の範囲に含まれる。

Claims (18)

  1. 微粉砕機からボイラへの微粉燃料分配用のアセンブリであって、
    外側管と、
    該外側管内に配置された内側管であって、該内側管および前記外側管は共通の中心軸線を有する、内側管と、
    該内側管内に配置されかつ共通の中心軸線から半径方向に延びた一対の仕切板と、
    微粉燃料流に対して抵抗を提供するために前記内側管と前記外側管との間に前記中心軸線を中心にして周方向に配置された複数のそらせ板と、を備え、前記そらせ板の一部が前記微粉燃料を前記中心軸線に向かって方向付け、前記そらせ板の一部が前記微粉燃料を前記中心軸線から離れるように方向付け、
    前記外側管と前記内側管とを通過する微粉燃料流は、ボイラへの均質な微粉燃料の分岐および分配の前に主燃料導管に均質な微粉燃料を提供することを特徴とする、微粉砕機からボイラへの微粉燃料分配用のアセンブリ。
  2. それぞれのそらせ板は、ベース構造部に取り付けられた第1のテーパした側壁と第2のテーパした側壁とを有する、請求項1記載のアセンブリ。
  3. 前記一対の仕切板は、互いに直交している、請求項記載のアセンブリ。
  4. 前記仕切板は、曲面を有する、請求項記載のアセンブリ。
  5. 前記ベース構造部は、前記外側管の内面と、前記内側管の外面とに、交互に取り付けられている、請求項記載のアセンブリ。
  6. 前記ベース構造部は、前記管の中心軸線に関して角度づけられている、請求項記載のアセンブリ。
  7. 前記第1のテーパした側壁と、前記第2のテーパした側壁とは、前記管の前記中心軸線に関して向かうように及び離れるように交互に角度づけられている、請求項記載のアセンブリ。
  8. 前記そらせ板は、前記微粉燃料を前記中心軸線に向かっておよび前記中心軸線から離れるように交互に方向付ける、請求項1記載のアセンブリ。
  9. 微粉砕機からボイラへの微粉燃料分配用のシステムであって、
    一次空気を発生するヒータと、
    石炭を微粉燃料に微粉砕する微粉砕機であって、前記微粉燃料は、前記一次空気によって主微粉燃料導管を通じて供給される、微粉砕機と、
    前記微粉燃料を均質な微粉燃料に変換しかつ均質な微粉燃料を主微粉燃料導管内に提供するアセンブリであって、該アセンブリは、
    外側管と、
    該外側管内に配置された内側管であって、該内側管および前記外側管は共通の中心軸線を有する、内側管と、
    該内側管内に配置されかつ共通の中心軸線から半径方向に延びた一対の仕切板と、
    微粉燃料流に対して抵抗を提供するために前記内側管と前記外側管との間に前記中心軸線を中心にして周方向に配置された複数のそらせ板と、を備え、前記そらせ板の一部が前記微粉燃料を前記中心軸線に向かって方向付け、前記そらせ板の一部が前記微粉燃料を前記中心軸線から離れるように方向付け、
    前記外側管と前記内側管とを通過する微粉燃料流は、ボイラへの均質な微粉燃料の分岐および分配の前に主燃料導管に均質な微粉燃料を提供する、アセンブリと、
    前記主微粉燃料導管をより小さな微粉燃料ダクトに分岐させる分配器であって、前記より小さな微粉燃料ダクトは、均質な微粉燃料を前記アセンブリからボイラのバーナに供給する、分配器と、を備えることを特徴とする、微粉砕機からボイラへの微粉燃料分配用のシステム。
  10. 前記アセンブリは、主微粉燃料導管内に埋め込まれている、請求項記載の微粉燃料分配用のシステム。
  11. 前記アセンブリは、主導管と分配器との間に取り付けられている、請求項記載の微粉燃料分配用のシステム。
  12. 前記そらせ板は、前記微粉燃料を前記中心軸線に向かっておよび前記中心軸線から離れるように交互に方向付ける、請求項記載の微粉燃料分配用のシステム。
  13. それぞれのそらせ板は、ベース構造部に取り付けられた第1のテーパした側壁と第2のテーパした側壁とを有する、請求項記載の微粉燃料分配用のシステム。
  14. 前記一対の仕切板は、互いに直交している、請求項記載の微粉燃料分配用のシステム。
  15. 前記仕切板は、曲面を有する、請求項記載の微粉燃料分配用のシステム。
  16. 前記ベース構造部は、前記外側管の内面と、前記内側管の外面とに、交互に取り付けられている、請求項13記載の微粉燃料分配用のシステム。
  17. 前記ベース構造部は、前記内側管の前記中心軸線に関して角度づけられている、請求項13記載のシステム
  18. 前記第1のテーパした側壁と、前記第2のテーパした側壁とは、それぞれ前記内側管の前記中心軸線に向かっておよび該中心軸線から離れるように交互に角度づけられている、請求項13記載のシステム
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