JP5786070B2 - 携帯端末、携帯端末制御方法、及びプログラム - Google Patents

携帯端末、携帯端末制御方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、携帯端末が、アプリケーションプログラムからの処理要求に応じた処理を実行する技術に関する。
スマートフォン端末やタブレットPC(Personal computer)等と呼ばれる携帯端末には、モバイル向けに最適化されたモバイルOS(Operating System)(モバイル向けプラットフォーム)が搭載されている。モバイルOSは、ネットワークを介してアプリケーションプログラムを配布するアプリケーション配布サービスにアクセスし、ユーザによって選択されたアプリケーションプログラムをダウンロードしてインストールし、アプリケーションプログラムに基づいて携帯端末のハードウェアを動作させる。このようなアプリケーション配布サービスでは、例えばメールやインターネット通信、スケジュール管理、文書作成、音楽や動画のプレイヤー、壁紙等のデスクトップアプリ、SNS(Social Networking Service)、ゲーム等、様々なアプリケーションプログラムが配布されている。アプリケーションプログラムには、そのアプリケーションプログラムが携帯端末においてどのような処理を実行するかを示す情報が含まれており、アプリケーションプログラムをインストールする際に、その処理を行うことについてユーザに確認を求める。例えば、そのアプリケーションプログラムが電話帳を参照する処理を許可するか否か、GPS(Global Positioning System)等に基づく位置情報を参照する処理を許可するか否か、電話機能を利用する処理を許可するか否か等の確認を求める。モバイルOSは、これらが許可された場合にはそのアプリケーションプログラムをインストールし、許可されない場合にはインストールしない。
ところで、特許文献1〜4には、いわゆるPC等のコンピュータ装置においてウィルスやワーム、スパイウェア等を検出する技術が記載されている。
特開2007−102311号公報 特開2007−140798号公報 特開2007−334536号公報 特開2008−123065号公報
しかしながら、アプリケーションプログラムをインストールする際にそのアプリケーションプログラムが行なう処理を表示してユーザに確認を行っていたとしても、ユーザがこのような表示の全てを読み、理解して許可するとは限らない。あるいは、アプリケーションプログラムが携帯端末においてどのような処理を実行するかを示す情報の改ざんがあり得ないとはいえない。これでは、アプリケーションプログラムが、ユーザの意図しない処理を実行することが有り得ると考えられる。そこで、このような携帯端末において、ユーザが意図しない処理の実行を防ぐことが望ましい。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、ユーザの意図しない処理をアプリケーションプログラムが実行することを防ぐ携帯端末、携帯端末制御方法、及びプログラムを提供する。
上述した課題を解決するために、本発明は、アプリケーションプログラムからの処理要求に応じて、自身が備えるハードウェアリソースを動作させ、当該処理要求に応じた処理を実行させる携帯端末であって、前記アプリケーションプログラム毎に、前記アプリケーションプログラムに含まれる情報に基づき、処理要求に応じた処理の実行を許可するか否かを示す処理要求毎可否情報が記憶される処理要求毎可否情報記憶部と、種別毎に前記アプリケーションプログラムからの処理要求に応じた処理の実行を許可するか否かを示す情報を記憶する種別毎可否情報記憶部と、前記アプリケーションプログラム毎に、当該アプリケーションプログラムに付与された種別が対応付けられて記憶されるアプリケーション情報記憶部と、前記アプリケーションプログラムに付与する前記種別がユーザにより入力され、前記入力された当該種別を当該アプリケーションプログラムに対応付けて前記アプリケーション情報記憶部に記憶させるアプリケーション情報登録部とを備え、前記アプリケーション情報記憶部に記憶された種別に基づいて当該処理要求に応じた処理の実行が制限されることを特徴とする。
また、本発明は、前記種別毎可否情報記憶部に記憶されている前記情報は、不正なプログラムによって更新できないよう更新不可能に記憶されており、前記アプリケーション情報登録部は、表示部の表示画面に表示された複数の前記種別のうちから選択する所望の種別を前記ユーザに入力させて、前記入力された当該種別を当該アプリケーションプログラムに対応付けて前記アプリケーション情報記憶部に記憶させることを特徴とする。
また、本発明の前記アプリケーション情報記憶部に記憶されている前記種別を更新できないようにすることを特徴とする。
また、本発明は、アプリケーションプログラム毎に、前記アプリケーションプログラムに含まれる情報に基づき、処理要求に応じた処理の実行を許可するか否かを示す処理要求毎可否情報が記憶される処理要求毎可否情報記憶部と、種別毎にアプリケーションからの処理要求に応じた処理の実行を許可するか否かを示す情報を記憶する種別毎可否情報記憶部と、前記アプリケーションプログラム毎に、当該アプリケーションプログラムに付与された種別が対応付けられて記憶されるアプリケーション情報記憶部とを備え、前記アプリケーションプログラムからの処理要求に応じて、自身が備えるハードウェアリソースを動作させ、当該処理要求に応じた処理を実行させる携帯端末の携帯端末制御方法であって、前記アプリケーションプログラムに付与する前記種別がユーザにより入力され、前記入力された当該種別を当該アプリケーションプログラムに対応付けて前記アプリケーション情報記憶部に記憶させるアプリケーション情報登録ステップと、前記アプリケーション情報記憶部に記憶された種別に基づいて当該処理要求に応じた処理の実行を制限するステップとを含むことを特徴とする。
た、本発明のプログラムは、アプリケーションプログラム毎に、前記アプリケーションプログラムに含まれる情報に基づき、処理要求に応じた処理の実行を許可するか否かを示す処理要求毎可否情報が記憶される処理要求毎可否情報記憶部と、種別毎にアプリケーションからの処理要求に応じた処理の実行を許可するか否かを示す情報を記憶する種別毎可否情報記憶部と、前記アプリケーションプログラム毎に、当該アプリケーションプログラムに付与された種別が対応付けられて記憶されるアプリケーション情報記憶部とを備え、前記アプリケーションプログラムからの処理要求に応じて、自身が備えるハードウェアリソースを動作させ、当該処理要求に応じた処理を実行させる携帯端末のコンピュータに、前記アプリケーションプログラムに付与する前記種別がユーザにより入力され、前記入力された当該種別を当該アプリケーションプログラムに対応付けて前記アプリケーション情報記憶部に記憶させるアプリケーション情報登録ステップと、前記アプリケーション情報記憶部に記憶された種別に基づいて当該処理要求に応じた処理の実行を制限するステップとを実行させるためのプログラム。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザの意図しない処理をアプリケーションプログラムが実行することを防ぐことが可能となる。
本発明の一実施形態による携帯端末の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による種別毎可否情報記憶部に記憶されている種別毎可否情報のデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態によるアプリケーション情報登録部が携帯端末に表示させる入力画面の例を示す図である。 本発明の一実施形態によるアプリケーションプログラムのインストール時の動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による携帯端末がアプリケーションプログラムのインストール時に表示する確認画面の例を示す図である。 本発明の一実施形態による携帯端末の処理実行の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による携帯端末100の構成を示すブロック図である。携帯端末100は、アプリケーションプログラムからの処理要求に応じて、自身が備えるハードウェアリソースを動作させ、処理要求に応じた処理をハードウェアリソースに実行させるコンピュータ装置である。携帯端末100は、モバイル向けに最適化されたモバイルOSによって動作し、例えばスマートフォン端末やタブレットPCが適用できる。本実施形態では、携帯端末100はAndroid(登録商標)のスマートフォン端末であるとして説明する。携帯端末100は、OSカーネル110と、複数のアプリケーションプログラム120(アプリケーションプログラム120−1、アプリケーションプログラム120−2、アプリケーションプログラム120−3、・・・)と、仮想マシン130とを備えている。アプリケーションプログラム120−1と、アプリケーションプログラム120−2と、アプリケーションプログラム120−3とは同様の構成であるため、特に区別して説明しない場合には「−1」、「−2」、「−3」を省略してアプリケーションプログラム120として説明する。本実施形態では、3つのアプリケーションプログラム120を図示して説明するが、携帯端末100にインストールされるアプリケーションプログラム120の数は任意で良い。本実施形態では、OSカーネル110と仮想マシン130とがモバイルOSに該当する。
OSカーネル110は、アプリケーションプログラム120からの処理要求に応じてハードウェアを動作させるプログラムである。本実施形態では、OSカーネル110としてLinux(登録商標)カーネルが想定される。
アプリケーションプログラム120は、OSカーネル110と仮想マシン130とのプラットフォーム上で動作するプログラムであり、携帯端末100の記憶領域に記憶される。アプリケーションプログラム120としては、例えば、メールやインターネット通信、スケジュール管理、文書作成、音楽や動画のプレイヤー、壁紙等のデスクトップアプリ、SNS、ゲーム等、様々なアプリケーションプログラムが適用できる。アプリケーションプログラム120は、設定ファイル121を備えている。設定ファイル121には、アプリケーションプログラム120が仮想マシン130に送信する複数の処理要求毎に、その処理要求に応じた処理の実行を許可するか否かを示す処理要求毎可否情報が対応付けられた情報が含まれる。本実施形態では、設定ファイル121は「AndroidManifest.xml」ファイルであり、処理要求毎可否情報は「AndroidManifest.xml」における「Permission」の項目である。このような設定ファイル121は、アプリケーションプログラム120の一部として携帯端末100の記憶領域(処理要求毎可否情報記憶部)に記憶される。
仮想マシン130は、アプリケーションプログラム120が動作するプラットフォームであり、アプリケーションプログラム120からの処理要求を受信する。本実施形態では、仮想マシン130はDalvik仮想マシンである。仮想マシン130は、種別毎可否情報記憶部131と、アプリケーション情報記憶部132と、アプリケーション情報登録部133と、処理要求受信部134と、判定部135とを備えている。
種別毎可否情報記憶部131には、自身の携帯端末100にインストールされたアプリケーションプログラム120の機能に応じて付与された種別毎、その種別のアプリケーションプログラムからの処理要求毎に、その処理要求に応じた処理の実行を許可するか否かを示す種別毎可否情報が対応付けられて記憶されている。図2は、種別毎可否情報記憶部131に記憶されている種別毎可否情報のデータ例を示す図である。種別は、例えば、「デスクトップ」、「SNS」、「写真」、「地図」などが考えられる。「デスクトップ」とは、例えば、壁紙などのデスクトップアプリなどが考えられる。このような種別毎に、処理要求毎の実行可否を示す情報が対応付けられる。ここでは、実行を許可する場合には「○」を、実行を許可しない場合には「×」を対応付けて示している。ここで、種別毎可否情報記憶部131に記憶された種別毎可否情報は、不正なプログラムによって書き換えられないように、更新不可能に記憶しておくことが望ましい。
アプリケーション情報記憶部132には、自身の携帯端末100にインストールされたアプリケーションプログラム120を識別する識別情報毎に、そのアプリケーションプログラム120に付与された種別が対応付けられて記憶される。ここで、アプリケーション情報記憶部132に記憶されたアプリケーション情報は、不正なプログラムによって書き換えられないように、更新不可能に記憶しておくことが望ましい。
アプリケーション情報登録部133は、携帯端末100がアプリケーションプログラム120をインストールする際に、そのアプリケーションプログラム120に付与する種別の入力を受け付け、アプリケーションプログラム120の識別情報と、入力された種別とを対応付けてアプリケーション情報記憶部132に記憶させる。図3は、アプリケーション情報登録部133が携帯端末100に表示させる入力画面の例を示す図である。アプリケーション情報登録部133は、携帯端末100がアプリケーションプログラム120をインストールする際に、符号aに示すような入力画面を表示させる。入力画面には、符号bに示すような、種別を選択するコントロールが表示される。ここでは、デスクトップ、SNS、写真などの種別毎にラジオボタンが表示され、いずれかの種別の選択の入力を受け付ける。これらの種別の選択に加えて、符号cに示すように、個別の処理要求についての実行可否の入力を受け付けるようにしても良い。ここでは、処理要求毎にチェックボックスを表示し、例えばチェックされた場合にはその処理要求を許可するように設定される。
処理要求受信部134は、アプリケーションプログラム120から送信される処理要求を受信する。
判定部135は、処理要求受信部134がアプリケーションプログラム120からの処理要求を受信すると、そのアプリケーションプログラム120の設定ファイル121から処理要求毎可否情報を読み出す。また、処理要求を送信したアプリケーションプログラム120に対応付けられた種別をアプリケーション情報記憶部132から読み出し、読み出した種別に対応する種別毎可否情報を種別毎可否情報記憶部131から読み出す。そして、読み出した処理要求毎可否情報と種別毎可否情報とに基づいて、受信した処理要求に応じた処理を実行させるか否かを判定する。
次に、本実施形態による携帯端末の動作例を説明する。図4は、携帯端末100によるアプリケーションプログラムのインストール時の動作例を示すフローチャートである。
携帯端末100は、ユーザからの入力に応じて、ネットワークを介してアプリケーション配布サービスにアクセスする。そして、インストールするアプリケーションプログラム120が選択されると、そのアプリケーションプログラム120をアプリケーション配布サーバからダウンロードする(ステップS1)。
携帯端末100は、ダウンロードしたアプリケーションプログラム120に含まれる設定ファイル121を読み込み、そのアプリケーションプログラム120が実行する処理を画面に表示する(ステップS2)。図5は、携帯端末100がアプリケーションプログラム120のインストール時に表示する確認画面の例を示す図である。確認画面において「インストール」ボタンが押下されれば、表示した処理の実行が許可されたことを示し、「キャンセル」ボタンが押下されれば、表示した処理の実行が許可されなかったことを示す。
確認画面において処理が許可されなければ(ステップS3:NO)、アプリケーションプログラム120をインストールせずに処理を終了する。確認画面において処理が許可されれば(ステップS3:YES)、アプリケーション情報登録部133は、そのアプリケーションプログラム120の種別の入力画面を携帯端末100に表示させる。アプリケーション情報登録部133は、ユーザから入力される種別の選択を受け付け、入力された種別とステップS1においてダウンロードしたアプリケーションプログラム120の識別情報とを対応付けてアプリケーション情報記憶部132に記憶させる(ステップS4)。そして、携帯端末100は、アプリケーションプログラム120のインストールを実行する。
図6は、携帯端末100の処理実行の動作例を示すフローチャートである。
仮想マシン130の処理要求受信部134は、アプリケーションプログラム120から送信される処理要求を受信する(ステップS11)。判定部135は、処理要求を送信したアプリケーションプログラム120の設定ファイル121から、処理要求毎可否情報を読み出す(ステップS12)。判定部135が、ステップS11において処理要求受信部134が受信した処理要求に応じた処理が、読み出した処理要求毎可否情報に含まれており許可されているか否かを判定する(ステップS13)。判定部135が、処理の実行が許可されていないと判定すると(ステップS13:NO)、処理を実行せずに終了する。
一方、判定部135が、処理の実行が許可されていると判定すると(ステップS13:YES)、処理要求を送信したアプリケーションプログラムに対応付けられた種別を種別毎可否情報記憶部131から読み出す(ステップS14)。また、判定部135は、読み出した種別に対応する種別毎可否情報を種別毎可否情報記憶部131から読み出す(ステップS15)。そして、判定部135が、ステップS11において処理要求受信部134が受信した処理要求に応じた処理が、読み出した種別毎可否情報に含まれており許可されているか否かを判定する(ステップS16)。判定部135が、処理の実行が許可されていないと判定すると(ステップS16:NO)、処理を実行せずに終了する。処理の実行が許可されていると判定すると(ステップS16:YES)、OSカーネル110に処理要求に応じた処理を実行させる(ステップS17)。
以上説明したように、本実施形態によれば、携帯端末100が、モバイルOSが従来行っている処理毎の実行可否のチェックに加えて、アプリケーションプログラムの種別に応じたチェックを行うようにした。これにより、例えば、アプリケーションプログラムのインストール時に、処理の実行可否の確認をユーザに求める場合、ユーザが個々の処理について理解していなくとも、適切な種別を付与しておくことで、そのアプリケーションプログラムがユーザの意図しない処理を実行することを防ぐことができる。
具体的には、例えば、壁紙のデスクトップアプリをインストールした場合、通常であればそのアプリケーションプログラムは通信を行う必要はない。しかし、このようなアプリケーションプログラムが外部と通信を行い、携帯端末100内の情報が漏洩してしまうような可能性があった。これに対し、本実施形態によれば、アプリケーションプログラムのインストール時に「デスクトップ」の種別を付与しておくことで、このアプリケーションプログラムがユーザの意図しない通信を行うことを防ぐことができる。これにより、ユーザの意図しない通信料がかかったり、情報が漏洩したりすることを防ぐことができる。
このように、アプリケーションプログラム120の設定ファイル121に記憶されている処理要求毎可否情報は、予めアプリケーションプログラム120に含まれるものであり、アプリケーションプログラム120の提供者(開発者)によって定められるものであるが、種別はユーザ(提供者にとっての第三者)が定めるものであるため、より安全な処理実行の確認を行うことができる。
なお、本実施形態では、上述のように、携帯端末100のモバイルOSとしてAndroid(登録商標)を適用する例を説明したため、携帯端末100が、Linux(登録商標)カーネルであるOSカーネル110とDalvik仮想マシンである仮想マシン130とを備えるとして説明した。ただし、モバイルOSとして、例えばいわゆるiOSを適用する場合には、iOSが種別毎可否情報記憶部131から判定部135の機能を備えるように構成することができる。他のモバイルOSについても、同様の機能部を備えるように構成することができる。
また、本実施形態では、携帯端末100にアプリケーションプログラムをインストールする際に、ユーザによって選択された種別を付与するようにしたが、アプリケーション配布サイトにおいて、予め種別を付与しておくようにしても良い。
なお、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより携帯端末の制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
100 携帯端末
110 OSカーネル
120 アプリケーションプログラム
121 設定ファイル(処理要求毎可否情報記憶部)
130 仮想マシン
131 種別毎可否情報記憶部
132 アプリケーション情報記憶部
133 アプリケーション情報登録部
134 処理要求受信部
135 判定部

Claims (5)

  1. アプリケーションプログラムからの処理要求に応じて、自身が備えるハードウェアリソースを動作させ、当該処理要求に応じた処理を実行させる携帯端末であって、
    前記アプリケーションプログラム毎に、前記アプリケーションプログラムに含まれる情報に基づき、処理要求に応じた処理の実行を許可するか否かを示す処理要求毎可否情報が記憶される処理要求毎可否情報記憶部と、
    種別毎に前記アプリケーションプログラムからの処理要求に応じた処理の実行を許可するか否かを示す情報を記憶する種別毎可否情報記憶部と、
    前記アプリケーションプログラム毎に、当該アプリケーションプログラムに付与された種別が対応付けられて記憶されるアプリケーション情報記憶部と、
    前記アプリケーションプログラムに付与する前記種別がユーザにより入力され、前記入力された当該種別を当該アプリケーションプログラムに対応付けて前記アプリケーション情報記憶部に記憶させるアプリケーション情報登録部と
    を備え、
    前記アプリケーション情報記憶部に記憶された種別に基づいて当該処理要求に応じた処理の実行が制限される
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記種別毎可否情報記憶部に記憶されている前記情報は、不正なプログラムによって更新できないよう更新不可能に記憶されており、
    前記アプリケーション情報登録部は、
    表示部の表示画面に表示された複数の前記種別のうちから選択する所望の種別を前記ユーザに入力させて、前記入力された当該種別を当該アプリケーションプログラムに対応付けて前記アプリケーション情報記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記アプリケーション情報記憶部に記憶されている前記種別を更新できないようにする
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末。
  4. アプリケーションプログラム毎に、前記アプリケーションプログラムに含まれる情報に基づき、処理要求に応じた処理の実行を許可するか否かを示す処理要求毎可否情報が記憶される処理要求毎可否情報記憶部と、種別毎にアプリケーションからの処理要求に応じた処理の実行を許可するか否かを示す情報を記憶する種別毎可否情報記憶部と、前記アプリケーションプログラム毎に、当該アプリケーションプログラムに付与された種別が対応付けられて記憶されるアプリケーション情報記憶部とを備え、前記アプリケーションプログラムからの処理要求に応じて、自身が備えるハードウェアリソースを動作させ、当該処理要求に応じた処理を実行させる携帯端末の携帯端末制御方法であって、
    前記アプリケーションプログラムに付与する前記種別がユーザにより入力され、前記入力された当該種別を当該アプリケーションプログラムに対応付けて前記アプリケーション情報記憶部に記憶させるアプリケーション情報登録ステップと、
    前記アプリケーション情報記憶部に記憶された種別に基づいて当該処理要求に応じた処理の実行を制限するステップと
    を含むことを特徴とする携帯端末制御方法。
  5. アプリケーションプログラム毎に、前記アプリケーションプログラムに含まれる情報に基づき、処理要求に応じた処理の実行を許可するか否かを示す処理要求毎可否情報が記憶される処理要求毎可否情報記憶部と、種別毎にアプリケーションからの処理要求に応じた処理の実行を許可するか否かを示す情報を記憶する種別毎可否情報記憶部と、前記アプリケーションプログラム毎に、当該アプリケーションプログラムに付与された種別が対応付けられて記憶されるアプリケーション情報記憶部とを備え、前記アプリケーションプログラムからの処理要求に応じて、自身が備えるハードウェアリソースを動作させ、当該処理要求に応じた処理を実行させる携帯端末のコンピュータに、
    前記アプリケーションプログラムに付与する前記種別がユーザにより入力され、前記入力された当該種別を当該アプリケーションプログラムに対応付けて前記アプリケーション情報記憶部に記憶させるアプリケーション情報登録ステップと、
    前記アプリケーション情報記憶部に記憶された種別に基づいて当該処理要求に応じた処理の実行を制限するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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