JP5753155B2 - Rigid rod driving device - Google Patents
Rigid rod driving device Download PDFInfo
- Publication number
- JP5753155B2 JP5753155B2 JP2012287471A JP2012287471A JP5753155B2 JP 5753155 B2 JP5753155 B2 JP 5753155B2 JP 2012287471 A JP2012287471 A JP 2012287471A JP 2012287471 A JP2012287471 A JP 2012287471A JP 5753155 B2 JP5753155 B2 JP 5753155B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- rigid rod
- cylinder
- peripheral surface
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 59
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 16
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 16
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
本発明は、主として変圧器、避雷器、高圧機器等を取付けた電気所(発電所や変電所)や鉄塔あるいは電柱等にアース用として設置される導電性剛体棒等を地中に打ち込むための打込装置に関するものである。 The present invention is mainly intended to drive a conductive rigid rod or the like installed in the ground to an electric power station (power plant or substation), a steel tower, or a power pole to which a transformer, a lightning arrester, high voltage equipment, etc. are attached. Is related to the insertion device.
従来、電気所や電柱などの接地工事は、通常、金属製で1.5m程度の長さを有する導電体製剛体棒を地中に設置して電気抵抗値を測定し、その電気抵抗値が規定値になるまで剛体棒を継ぎ足している。継ぎ足しは、剛体棒の上端に設けた筒状肉厚接続部に、次に配置する剛体棒の下端を嵌入連結して行っている。こうした剛体棒は、その上から直接、ハンマーや工具等で打ち込むことによって行っている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, grounding works such as electric power stations and utility poles are usually performed by measuring the electric resistance value by installing a rigid rod made of metal and having a length of about 1.5 m in the ground. A rigid rod is added until the specified value is reached. The addition is performed by inserting and connecting the lower end of the rigid rod to be arranged next to the cylindrical thick connecting portion provided at the upper end of the rigid rod. Such a rigid rod is formed by driving directly from above with a hammer, a tool, or the like (see, for example, Patent Document 1).
しかし、従来の接地作業は、剛体棒を上から直接ハンマー等で打ち込むことによって行うため、例えば、地面が固い場合などでは当該剛体棒が曲がってしまい、接地作業に手間取ってしまうといった大きな問題がある。また、剛体棒上端の筒状肉厚接続部がハンマーの打撃によって潰れ、次に配置する剛体棒の下端が接続出来ないこともあった。 However, since the conventional grounding work is performed by directly driving the rigid bar with a hammer or the like from above, for example, when the ground is hard, the rigid bar is bent, and there is a big problem that the grounding work is troublesome. . In addition, the cylindrical thick connecting portion at the upper end of the rigid rod may be crushed by hammering, and the lower end of the rigid rod to be arranged next may not be connected.
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、電気所や電柱などの剛体棒を曲げることなく地中に正確かつ容易に打ちこむこのできる打込装置を提供することを課題とする。 The present invention has been devised in view of these problems, and an object of the present invention is to provide such a driving device that can be driven into the ground accurately and easily without bending a rigid bar such as an electric power station or a utility pole.
用語の定義:本明細書において、剛体棒とは、ある程度曲がることの出来る棒鋼などを意味する。図1乃至図5を参照して説明する。請求項1に記載の剛体棒用打込装置1は、油圧と空気圧を利用して剛体棒Bを地中に打ち込むためのものであって、剛体棒Bを通すところのフロント外筒11とリヤシリンダー13とを相互に連設固定し,フロント外筒中において同心に上下両端を支持した打撃受筒7を配置し、打撃受筒7の中程にチャック挿入支持穴7dを設け、内側を前記チャック挿入支持穴7dを介して剛体棒Bの外面に対向させ、且つ縮径および拡径自在で、縮径状態で前記剛体棒Bの外周面を強く把持すると共に、拡径状態で前記剛体棒Bを開放し、外周面が下方に向かって縮径する第一傾斜面2aを形成するチャック本体2と、前記チャック本体2の外周側に位置し、内周面が下方に向かって縮径し、前記チャック本体2の第一傾斜面2aに接する第二傾斜面3aを形成するチャックジョー3と、前記チャックジョー3の後端に前端が当接し、前進移動および後退移動自在に設けられ、油圧によって前進移動する油圧ピストン4と、前記油圧を作動油によって供給する油圧ポンプ装置5とを備える。
Definition of terms: In this specification, a rigid rod means a steel bar that can be bent to some extent. This will be described with reference to FIGS. The rigid rod driving device 1 according to claim 1 is for driving the rigid rod B into the ground using hydraulic pressure and air pressure, and the front
また、この剛体棒用打込装置1は、前記チャックジョー3の前端に後端が当接し、弾力によって前記チャックジョー3を後方に押圧するバネ6と、略筒状で、内周面が前記剛体棒Bの外周面に近接して配置され、前記チャック本体2の後端に前端が当接し、後端面が打撃面7aを形成する打撃受筒7と、前記打撃受筒7の後方に、前進移動および後退移動自在に設けられ、空気圧によって前進移動して、前端が前記打撃受筒7の打撃面7aに衝突する空圧ピストン8と、前記空気圧を圧縮空気によって供給する空圧供給部9とを備える。
In addition, the rigid rod driving device 1 has a rear end abutting against the front end of the
請求項2に記載の剛体棒用打込装置1は、油圧と空気圧を利用して剛体棒Bを地中に打ち込むためのものであって、剛体棒Bを通すところのフロント外筒11とリヤシリンダー13とを相互に連接固定し,フロント外筒中において同心に上下両端を支持した打撃受筒7を配置し、剛体棒Bを通すところのフロント外筒11とリヤシリンダー13とを相互に連設固定し,フロント外筒中において同心に上下両端を支持した打撃受筒7を配置し、打撃受筒7には、小径の下端支持部7fと,大径の中間本体部7bと,上端首部7cがあり、上端首部7cはフロント外筒11の上部に支承され、下端支持部7fはフロント外筒11の下端蓋部12に支承されている。打撃受筒本体部7bの中程には、半径方向に貫通するチャック挿入支持穴7dが設けられ、平行する二辺と直交する垂直辺からなる下向きに山の台形板状の二枚のチャック本体2,2が垂直辺が内向きになるようにしてチャック挿入支持穴7dの左右から挿入され、打撃受筒7内の剛体棒Bに臨んでおり、縮径および拡径自在で、縮径状態で前記剛体棒Bの外周面を強く把持すると共に、拡径状態で前記剛体棒Bを開放し、外周面が下方に向かって縮径する第一傾斜面2aを形成するチャック本体2と、前記チャック本体2の外周側に位置し、内周面が下方に向かって縮径し、前記チャック本体2の第一傾斜面2aに接する第二傾斜面3aを形成するチャックジョー3と、前記チャックジョー3の後端に前端が当接し、前進移動および後退移動自在に設けられ、油圧によって前進移動する油圧ピストン4と、前記油圧を作動油によって供給する油圧ポンプ装置5とを備える。
The rigid rod driving device 1 according to
また、この剛体棒用打込装置1は、前記チャックジョー3の前端に後端が当接し、弾力によって前記チャックジョー3を後方に押圧するバネ6と、略筒状で、内周面が前記剛体棒Bの外周面に近接して配置され、前記チャック本体2の後端に前端が当接し、後端面が打撃面7aを形成する打撃受筒7と、前記打撃受筒7の後方に、前進移動および後退移動自在に設けられ、空気圧によって前進移動して、前端が前記打撃受筒7の打撃面7aに衝突する空圧ピストン8と、前記空気圧を圧縮空気によって供給する空圧供給部9とを備える。
In addition, the rigid rod driving device 1 has a rear end abutting against the front end of the
さらに、この剛体棒用打込装置1は、前記チャック本体2の内周面を、複数の凹凸部を備え、前記剛体棒Bの外周面に係合する係止面2bとしている。
Further, in the rigid rod driving apparatus 1, the inner peripheral surface of the
請求項1に記載の剛体棒用打込装置1は、油圧ポンプ装置5から供給される油圧によってバネ6を圧縮し、チャック本体2が剛体棒Bを解放して軸方向への移動を自由にし、この状態で空気圧によって空圧ピストン8を前進移動させて打撃受筒7の打撃面7aに衝突させ、これによって剛体棒Bを曲げることなく地中に容易に打ち込むことができる。
The rigid rod driving device 1 according to claim 1 compresses the
すなわち、この打込装置1は、剛体棒Bを、その上から直接打ち込むのではなく、その外周面をチャック本体2で把持した状態で打ち込むので、例えば、地面が固い場合にはその打ち込み力をチャック本体2と剛体棒Bとの間の摺動等によって逃がすことができる。これにより、剛体棒Bを曲げることなく徐々に打ち込むことができる。
That is, the driving device 1 does not drive the rigid bar B directly from above, but drives the outer surface of the rigid rod B with the
また、剛体棒Bの外周面をチャック本体2で把持するので、当該剛体棒Bの先端と剛体棒Bに打ち込み力が加わる箇所(外周面)との距離が、剛体棒Bの先端と上端の距離よりも短くなる。これによっても、剛体棒Bの曲がりを防止することができる。
Further, since the outer peripheral surface of the rigid rod B is gripped by the
また、剛体棒Bを打ち込む際、打撃受筒7の内周面が剛体棒Bの外周面に近接しているので、当該打撃受筒7が案内部材として機能する。これによっても、剛体棒Bを曲げることなく垂直方向に正確に打ち込むことができる。
Further, when the rigid rod B is driven, since the inner peripheral surface of the hitting
請求項2に記載の剛体棒用打込装置1は、請求項1に記載の発明と同様の効果を発揮する。また、チャック本体2の下方に、内周面が剛体棒Bの外周面に近接する打撃受筒下端支持部7fを設けているので、剛体棒Bを、曲げることなく、より正確に垂直方向に打ち込むことができる。
The rigid rod driving device 1 according to
さらに、チャック本体2の内周面を、複数の凹凸部を備え、剛体棒Bの外周面に係合する係止面2bとしているので、当該チャック本体2で剛体棒Bをより強固に把持することができる。これにより、打ち込み力を剛体棒Bにより効果的に伝達することができるので、当該剛体棒Bをより確実に地中に打ち込むことができる。
Furthermore, since the inner peripheral surface of the
本発明に係る剛体棒用打込装置1の実施形態を、図1乃至図5に示す。この装置1は、油圧と空気圧を利用して剛体棒Bを地中に打ち込むためのものであり、チャック本体2、チャックジョー3、油圧ピストン4、油圧ポンプ装置5、バネ6、打撃受筒7、空圧ピストン8、空圧供給部9、およびリヤシリンダー13を備え、剛体棒Bを挿通する打撃受筒7には、小径の下端支持部7fと,大径の中間本体部7bと,上端首部7cがあり、上端首部7cはフロント外筒11の上部に囲着された第二ライナー15に支承され、下端支持部7fはフロント外筒11の下端蓋部12に支承されている。打撃受筒本体部7bの中程には、半径方向に貫通するチャック挿入支持穴7dが設けられ、平行する二辺と直交する垂直辺からなる下向きに山の台形板状の二枚のチャック本体2,2が垂直辺が内向きになるようにしてチャック挿入支持穴7dの左右から挿入され、打撃受筒7内の剛体棒Bに臨んでいる。
1 to 5 show an embodiment of a rigid rod driving device 1 according to the present invention. This device 1 is used for driving a rigid rod B into the ground using hydraulic pressure and air pressure, and includes a
なお、チャック本体2、チャックジョー3、油圧ピストン4、バネ6および打撃受筒7は、略筒状のフロント外筒11の内部に収納される。また、空圧ピストン8は、フロント外筒11の上端に連結されるリヤシリンダー13の内部に収納される。フロント外筒11の下端部には蓋部12が取付けられている。蓋部12の中心部には剛体棒Bを挿通する打撃受筒下端支持部7fを受ける通口12aが形成されている。
The
平面図がT字状をしたチャック本体2は、下方に向かって縮径するように傾斜させて設けたT形溝3bを有するチャックジョー3中で、縮径および拡径自在で、縮径状態で剛体棒Bの外周面を強く把持すると共に、拡径状態で剛体棒Bを開放し、外周面が下方に向かって縮径する第一傾斜面2aを形成する。本実施形態のチャック本体2は二つに分割されており、打撃受筒7の中間に設けたチャック挿入支持穴7dによって形成された二個の支柱部7eによって回り止めされる(図6参照)。油圧口11aに油圧が加わっていない状態においては、バネ6の弾力によってチャックジョー3が上昇し、打撃受筒7に対して上下位置変化不能なチャック本体2は、バネ材6の弾力によって剛体棒Bを挟接した状態となるように設定されている。
The
チャックジョー3は、チャック本体2の外周側に位置して当該チャック本体2を覆い囲み、その内周面が下方に向かって縮径してチャック本体2の第一傾斜面2aに接する第二傾斜面3aを形成する。
The
油圧ピストン4は、その前端がチャックジョー3の後端に当接し、前進移動および後退移動自在に設けられ、油圧によって前進移動する。すなわち、この油圧ピストン4の略下半部を大径部4aとし、略上半部を小径の小径部4bとし、小径部4bとフロント外筒11との間に第一ライナー14を固定状態で設けている。これにより、油圧ピストン4と第一ライナー14とフロント外筒11との間に、作動油が供給される油圧空間Gを形成している。この油圧空間Gは、フロント外筒11に形成された油圧口11aを介して油圧ポンプ装置5に連通されている。
The front end of the
油圧ポンプ装置5は、作動油の働きによって油圧空間Gに油圧を供給する。油圧ポンプ装置5の構成は限定されるものではないが、本実施形態では油圧ジャッキで構成される。この油圧ポンプ装置5は作動油を供給するための操作棒5aと、油圧バルブ5bと、当該油圧バルブ5bを開閉する操作ハンドル5cを備える。
The
チャックジョー3の前端にバネ6の後端が当接し、弾力によってチャックジョー3を後方に押圧する。なお、バネ6の種類は限定されるものではないが、本実施形態では皿バネ群を使用している。
The rear end of the
打撃受筒7は、その内周面が剛体棒Bの外周面に近接して配置され、その前端がチャック本体2の後端に当接し、打撃受筒7後端面が打撃面7aを形成する。この打撃受筒7は前進および後退移動自在に設けられている。なお、当該打撃受筒7は、油圧ピストン4の内周側にフロント外筒2と固定関係の第二ライナー15を介して配置されている。
The
リヤシリンダー13は、前から後に向かって下端大径連通穴13e,中間中径弁スライド穴13d,上端大径ピストンスライド穴13cが形成され、該リヤシリンダー13中に挿入される空圧ピストン8には、下端小径打撃部8d,中間中径スライド弁部8e,上端大径ピストン部8fが形成されている。
The
空圧ピストン8は、打撃受筒7の後方に前進移動および後退移動自在に設けられ、空気圧によって前進移動して、前端が打撃受筒7の打撃面7aに衝突する。この空圧ピストン8は、その内周面が剛体棒Bの外周面に近接し、また、その内部には中心軸と平行に複数(図3では八つ)の空圧路8aを備える。
The
さらに、空圧ピストン8のスライド部8eの前端部には第一空気孔8bが形成されると共に、そのやや上方には第二空気孔8cが形成されている。また、空圧ピストン8の前端部とリヤシリンダー13と第二ライナー15との間には、空圧ピストン8が下降した際に第一空気孔8bと連通する逃がし空間Sが形成されている。
Further, a
リヤシリンダー13は、その略前端部に排気口13aを備え、空圧ピストン8の逃がし空間Sを、この排気口13aを介して大気中に連通している。また、リヤシリンダー13には中間中径弁スライド穴13dが設けてある。更に、リヤシリンダー13と空圧ピストン8との間には、供給口13bに連通する供給空間Mおよびそれに連続する環状供給路Pが形成されている。この供給路Pは、空圧シリンダーが上昇した状態で該空圧ピストン8の第二空気孔8cと連通する。
The
なお、リヤシリンダー13の上端部にはバックヘッド16が取付けられている。このバックヘッド16と空圧ピストン8とリヤシリンダー13との間にはエアー空間部Rが形成されている。空圧ピストン8内の空圧路8aは、このエアー空間部Rに連通する。
A
このバックヘッド16の中心部には空圧ピストン8の上部縮径部8hが挿通される挿通孔16aが形成されている。また、バックヘッド16の上端部にはカバー部17が取付けられている。このカバー部17の中心部には、剛体棒Bが挿通する開口17aが形成されている。
An
空圧供給部9は、エアーポンプ(図示せず)から送られてくる圧縮空気によって空気圧を供給するもので、エア配管9cを介してリヤシリンダー13の供給口13bに連通する。この空圧供給部9には、圧縮空気の流入を制御する空圧バルブ9aが設けられ、この空圧バルブ9aは回動レバー9bによって開閉される。
The air pressure supply unit 9 supplies air pressure with compressed air sent from an air pump (not shown), and communicates with the
打撃受筒7の下部7fは、チャック本体2の下方にも配置された筒状で、内周面が剛体棒Bの外周面に近接する。この打撃受筒下部7fの外周面にはバネ6が配置されている。
The
なお、本実施形態では、チャック本体2の内周面を、ぎざぎざ状の凹凸部を備え、剛体棒Bの外周面に係合する係止面2bとしている。
In the present embodiment, the inner peripheral surface of the chuck
本実施形態に係る剛体棒用打込装置1の作用について説明する(図2および図5参照)。この打込装置1によって打ち込まれる剛体棒Bには、電柱Dのアース線Eが接続される。 The operation of the rigid rod driving apparatus 1 according to the present embodiment will be described (see FIGS. 2 and 5). The ground wire E of the utility pole D is connected to the rigid rod B driven by the driving device 1.
まず、油圧空間Gが低圧油状態においては、バネ6によりチャックジョー3が上昇し、油圧ピストン4が上昇し、二つのチャック本体2,2は接近した位置にあり、剛体棒Bを通す間隔は保たれていない。この状態において、油圧バルブ5bを切替え油圧ポンプ装置5から油圧空間Gに高圧油を送ると、油圧ピストン4がバネ6に抗してチャックジョー3を押下げると共に、打撃受筒7に対して上下位置変化不能なチャック本体2,2が、T形溝3bに両側縁部を嵌めた状態で第二傾斜面3bに沿って半径方向外側に移動し、二つのチャック本体2,2間の間隔が広がる。この状態で、剛体棒Bを、バックヘッド16の挿通孔16aから差し込んで、その先端部を蓋部12の通口12aから突出させる。
First, when the hydraulic space G is in a low-pressure oil state, the
この状態で、油圧バルブ5bを開放し、油圧空間Gの作動油を逆流させて油圧を解放する。これにより、チャックジョー3がバネ6の働きによって上昇し、その第二傾斜面3aおよびチャック本体2の第一傾斜面2aの働きによってチャック本体2が内方に移動して縮径状態となる。その結果、チャック本体2が剛体棒Bを強く把持する。なお、チャック本体2の内周面をぎざぎざ状の係止面2bとしているので、この係止面2bの働きによって剛体棒Bをより強固に把持することができる。
In this state, the
この状態から、空圧供給部9の回動レバー9bを操作して空圧バルブ9aを開放し、エアーポンプから供給される圧縮空気による空気圧を、リヤシリンダー13の供給口13bを通して供給空間Mに供給する。供給空間Mに供給された空気圧は供給路Pおよび空圧ピストン8の第二空気孔8c・空圧路8aを通って空圧ピストン8の後側のエアー空間部Rに達し、当該空気圧によって空圧ピストン8は下降し、その下端面が打撃受筒7の打撃面7aに衝突する。
From this state, the
この衝突によって打撃受筒7が下降し、その打撃受筒7がチャック本体2を同じく下降させる。チャック本体2は剛体棒Bを把持しているので、このチャック本体2と共に下降した当該剛体棒Bは地面Fに打ち込まれる。このとき、例えば、地面が固い場合は、チャック本体2が剛体棒Bの外周面を僅かに摺動して打ち込み力を分散する。これにより、剛体棒Bの曲がりを防止することができる。
The
空圧ピストン8が下降した状態では、その第一空気孔8bが逃がし空間Sに連通するので、空圧路8aの空気圧はこの逃がし空間Sおよび排気口13aを通して大気中に放出される。空圧ピストン8は、空気供給室Mの空気圧が中径スライド部8eと上端大径ピストン部8fとの間に入って大径ピストン部8fの段部8gを押して空圧ピストン8を上昇させ、第二空気孔8cが再び供給路Pと連通し、エアー空間部Rに再び空気圧の供給を受けて空圧ピストン8は下降し、前記と同様に剛体棒Bを地中に打ち込む。
In the state where the
この打ち込み操作を必要回数繰り返して剛体棒Bを一定深さまで打ち込んだ後、油圧ポンプ装置5から油圧空間Gに作動油を供給し、前記したように油圧の作用によってチャック本体2を拡径状態として剛体棒Bを一端開放する。次いで、剛体棒Bに対して打込装置1を人手等によって持上げて上に移動させる。この状態から、油圧空間Gの油圧を開放してチャック本体2で剛体棒Bの上部分を把持し直した後、再び空圧ピストン8を空気圧の作用によって下降させ、剛体棒Bを地中に打ち込む。こうした操作を繰り返すことによって、剛体棒Bを地中に深く打ち込む。
After repeating this driving operation as many times as necessary to drive the rigid rod B to a certain depth, hydraulic oil is supplied from the
なお、この剛体棒Bは約1.5mの長さを有し、その上端部には筒状肉厚接続部B1が形成されている。剛体棒Bは、電気抵抗値が既定値に達するまで地中に深く打ち込む必要があるため、通常、複数の剛体棒Bを垂直方向に連結して打ち込む必要が生じる。その場合、下位の剛体棒Bの筒状肉厚接続部B1に上位の剛体棒Bの下端部を差し込んで、上位の剛体棒Bを本実施形態に係る打込装置1で打ち込む。 The rigid rod B has a length of about 1.5 m, and a cylindrical thick connecting portion B1 is formed at the upper end thereof. Since the rigid rod B needs to be driven deeply into the ground until the electric resistance value reaches a predetermined value, usually, it is necessary to drive a plurality of rigid rods B connected in the vertical direction. In that case, the lower end portion of the upper rigid rod B is inserted into the cylindrical thick connecting portion B1 of the lower rigid rod B, and the upper rigid rod B is driven by the driving device 1 according to the present embodiment.
本実施形態に係る剛体棒用打込装置1は、油圧ポンプ装置5から供給される油圧によって上下位置変更可能にしたチャック本体2で剛体棒Bの外周面を強く把持し、この状態で、空圧供給部9から供給される空気圧によって空圧ピストン8を前進移動させて打撃受筒7の打撃面7aに衝突させる。従って、地面Fが固い場合などでは、打ち込み力をチャック本体2と剛体棒Bとの間の摺動などで逃がすことができるので、剛体棒Bを曲げることなく地中に打ち込むことができる。
The rigid rod driving apparatus 1 according to the present embodiment strongly grips the outer peripheral surface of the rigid rod B with the
また、剛体棒Bの外周面をチャック本体2で把持することにより、剛体棒Bに打ち込み力が加わる箇所(外周面)を剛体棒Bの先端に近づけることができ、これによっても剛体棒Bの曲がりを防止することができる。
Further, by gripping the outer peripheral surface of the rigid bar B with the
また、この際、打撃受筒7の内周面が剛体棒Bの外周面に近接しているので、当該打撃受筒7が案内部材として機能する。これにより、剛体棒Bを垂直方向に曲げることなく、より正確に打ち込むことができる。
At this time, since the inner peripheral surface of the
また、チャック本体2の下方に、内周面が剛体棒Bの外周面に近接する打撃受筒下端支持部7fを設けているので、剛体棒Bを、さらに曲げることなく正確に垂直方向に打ち込むことができる。
Also, since the impact receiving cylinder lower
さらに、チャック本体2の内周面を、ぎざぎざ状の凹凸部を備え、剛体棒Bの外周面に係合する係止面2bとしているので、当該チャック本体2で剛体棒Bをより強固に把持することができる。これにより、剛体棒Bをより確実に地中に打ち込むことができる。
Furthermore, since the inner peripheral surface of the
本発明は、アース用の接地棒以外の剛体棒を地中に打ち込むときにも利用出来る。 The present invention can also be used when a rigid rod other than a grounding rod for grounding is driven into the ground.
1 剛体棒用打込装置
2 チャック本体
2a 第一傾斜面
2b 係止面
3 チャックジョー
3a 第二傾斜面
3b T形溝
4 油圧ピストン
4a 大径部
4b 小径部
5 油圧ポンプ装置
5a 操作棒
5b 油圧バルブ
5c 操作ハンドル
6 バネ
7 打撃受筒
7a 打撃面
7b 本体部
7c 首部
7d チャック挿入支持穴
7e 支柱部
7f 下端支持部
8 空圧ピストン
8a 空圧路
8b 第一空気孔
8c 第二空気孔
8d 下端小径打撃部
8e 中間中径スライド部
8f 上端大径ピストン部
8g 段部
8h 上端縮径部
9 空圧供給部
9a 空圧バルブ
9b 回動レバー
9c エア配管
11 フロント外筒
11a 油圧口
12 蓋部
12a 通口
13 リヤシリンダー
13a 排気口
13b 供給口
13c 上端大径ピストンスライド穴
13d 中間中径弁スライド穴
13e 下端大径連通穴
14 第一ライナー
15 第二ライナー
16 バックヘッド
16a 挿通孔
17 カバー部
17a 開口
B 剛体棒
B1 筒状肉厚接続部
D 電柱
E アース線
F 地面
G 油圧空間
M 供給空間
P 供給路
R エアー空間部
S 逃がし空間
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Rigid
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012287471A JP5753155B2 (en) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | Rigid rod driving device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012287471A JP5753155B2 (en) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | Rigid rod driving device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014130724A JP2014130724A (en) | 2014-07-10 |
JP5753155B2 true JP5753155B2 (en) | 2015-07-22 |
Family
ID=51408952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012287471A Active JP5753155B2 (en) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | Rigid rod driving device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5753155B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104389311B (en) * | 2014-10-23 | 2016-06-08 | 杭州夏普园林机械有限公司 | Piling machine |
-
2012
- 2012-12-28 JP JP2012287471A patent/JP5753155B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014130724A (en) | 2014-07-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2010212439B2 (en) | Portable post driving apparatus | |
JP5753155B2 (en) | Rigid rod driving device | |
CN107558472B (en) | Hydraulic impact hammer system and method | |
EP3669008B1 (en) | Extraction device for a tuyere part | |
US20130068529A1 (en) | Tool for Removing Drill Cores from Hammer Drill Bits | |
CN204035256U (en) | A kind of welding structural element deformation straightening device | |
US20110005786A1 (en) | Percussion tool | |
CN211840009U (en) | Clamping rod hammer horse frame for forging | |
CN201998126U (en) | Chain withdrawal tool | |
KR200458290Y1 (en) | Disassembling Tool for Logic Valve | |
CN207952707U (en) | A kind of drilling positioner | |
CN206600146U (en) | It is a kind of to increase the percussion mechanism that dynamics is impacted in righting | |
CN206575299U (en) | Permanent magnetism grinding head motor magnetic steel ingot special fixture | |
CN205519796U (en) | Puncher for machining | |
CN211333054U (en) | Pneumatic pick with drill rod pulling mechanism | |
KR20100067207A (en) | Control valve of breaker | |
KR20160103267A (en) | Control Valve for Breaker | |
CN214643314U (en) | Self-locking chest expander | |
CN102493778A (en) | Eccentric water distributor central hole blanking plug | |
CN203895728U (en) | Installing tool for grounding pin | |
CN209836702U (en) | Sleeve and plug pin dismounting device for railway steel rail | |
CN210704611U (en) | Dismounting device for electromagnetic valve sleeve | |
KR200475458Y1 (en) | Apparatus For Driving Foundation Pile | |
CN211029828U (en) | Hand-held step roller mounting tool of escalator | |
KR20120041995A (en) | Valve room fluid channel structure for breaker |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140801 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150417 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150512 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150521 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5753155 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |