JP5748253B1 - Display device using multiple toothpick - Google Patents
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Abstract
【課題】多数本の爪楊枝を用いて爪楊枝の端面にデザインを施すことで、爪楊枝自体をアピールし、消費者に関心を持たせて爪楊枝の購買意欲を高めること。【解決手段】多数本の爪楊枝10の端面に任意の文字や図柄をデータ化してそれをレーザー装置からレーザー光を照射する。レーザー光により任意のデザインを描くことができる。レーザー光が照射された爪楊枝10の端面は溶けて、爪楊枝10の樹液が出てきてこの樹液にて隣り合う爪楊枝10が接着される。そのため、Rの内側や外側の曲線部分や直線部分には、途中で爪楊枝10が移動することによる段差が生じることなく、連続した曲線部分や直線部分を維持することができる。そのため、全体としてハッキリ、クッキリとした状態でデザインを表示させることができる。【選択図】図4An object of the present invention is to appeal the toothpick itself by giving a design to the end surface of the toothpick using a large number of toothpicks, and to increase consumers' interest in purchasing the toothpick. Arbitrary characters and designs are converted into data on the end face of a large number of toothpicks 10 and irradiated with laser light from a laser device. Arbitrary designs can be drawn with laser light. The end surface of the toothpick 10 irradiated with the laser light is melted, and the sap of the toothpick 10 comes out, and the adjacent toothpick 10 is bonded by this sap. Therefore, a continuous curved portion or straight line portion can be maintained in a curved portion or straight portion on the inner side or outer side of R without causing a step due to the movement of the toothpick 10 in the middle. Therefore, the design can be displayed in a clear and clear state as a whole. [Selection] Figure 4
Description
本発明は、爪楊枝の基部側の端面を上側にして多数本の爪楊枝をケースに入れてこれら多数本の爪楊枝を利用した表示装置に関するものである。 The present invention relates to a display device using a large number of toothpicks by placing a plurality of toothpicks in a case with the end surface of the toothpick on the base side facing upward.
従来より爪楊枝(つまようじ)が販売されているが、爪楊枝が販売されている形態は、円形のケースに多数本の爪楊枝が収納され、雑然と積まれているのが現状である。また、これらのケース内に収納されている爪楊枝の基部の形状は、何本かの溝を基部の表面に入れて略こけしの形状としている。そして、爪楊枝の基部の端面は髪の毛の色を想定させるように少し黒くあるいは焦げ茶にしている。 Toothpicks have been sold in the past, but the current state of selling toothpicks is that a large number of toothpicks are housed in a circular case and are cluttered. Moreover, the shape of the base part of the toothpick stored in these cases is made into a substantially kokeshi shape by inserting some grooves into the surface of the base part. And the end face of the base part of the toothpick is a little black or dark brown so that the color of the hair is assumed.
爪楊枝は一般的には、何百本という多数本でも何百円という低額のたぐいの商品であり、また、爪楊枝自体にも積極的に意匠も施されておらず、上述のようにせいぜい爪楊枝の基部にこけしの形状を施しているに過ぎない。
また、これらの爪楊枝を収納しているケースも透明あるいは半透明で、ケースの上面を見ても爪楊枝の基部をこけしに見せるために黒くしているので、ケースの上面を見ても全体的にやや黒くあるいは焦げ茶っぽくなっている。
A toothpick is generally a low-priced product of hundreds of hundreds, and the toothpick itself is not actively designed. Only the shape of a kokeshi doll is applied to the base.
Also, the case containing these toothpicks is also transparent or translucent, and even if you look at the top of the case, it is black so that the base of the toothpick looks like a kokeshi. Slightly black or dark brown.
現在、爪楊枝が買われる場合、消費者が単に爪楊枝の必要性がある場合のみであり、また、爪楊枝自体、あるいは爪楊枝を収納しているケースにデザインや意匠を施して、爪楊枝を積極的に消費者にアピールしたり何かを表示させるということは何ら行なわれていないのが現状である。 Currently, when a toothpick is purchased, the consumer simply needs the toothpick, and the toothpick itself or the case containing the toothpick is designed and designed to actively consume the toothpick. The current situation is that nothing has been done to appeal to or display something.
本発明は上述の問題点に鑑みて提供したものであって、多数本の爪楊枝を用いて爪楊枝の端面にデザインを施すことで、爪楊枝自体をアピールし、消費者に関心を持たせて爪楊枝の購買意欲を高めるようにした多数本の爪楊枝を利用した表示装置を提供することを目的としているものである。 The present invention has been provided in view of the above-mentioned problems, and by designing the end surface of the toothpick using a plurality of toothpicks, the toothpick itself is appealed and the consumer is interested in the toothpick. An object of the present invention is to provide a display device that uses a large number of toothpicks to increase purchase motivation.
そこで、本発明の請求項1に記載の多数本の爪楊枝を利用した表示装置では、多数本の爪楊枝10を該爪楊枝10の尖った先端を下向きにしてケース2に納装すると共に、該爪楊枝10の基部側の端面は前記ケース2の上面より露出しており、
前記多数本の爪楊枝10の端面に文字や図柄などのデザインを接着機能を備えた描画手段にて描いた際に、前記描画手段の接着機能により隣り合う爪楊枝10を接着させるようにしていることを特徴としている。
Therefore, in the display device using the multiple toothpick according to the first aspect of the present invention, the
When a design such as a character or a design is drawn on the end face of the
請求項2に記載の多数本の爪楊枝を利用した表示装置では、前記描画手段は、レーザー光としていることを特徴としている。
In the display device using a plurality of toothpick according to
請求項3に記載の多数本の爪楊枝を利用した表示装置では、前記描画手段は、可食インキとしていることを特徴としている。
In the display device using a plurality of toothpick according to
請求項4に記載の多数本の爪楊枝を利用した表示装置では、前記爪楊枝10の表面には、単色あるいは複数色の帯状の着色部12を装飾していることを特徴としている。
The display device using a plurality of toothpicks according to claim 4 is characterized in that a surface of the
請求項5に記載の多数本の爪楊枝を利用した表示装置では、前記爪楊枝10の表面に、大吉などの文字を印字しておみくじとして利用していることを特徴としている。
The display device using a plurality of toothpicks according to claim 5 is characterized in that characters such as Daikichi are printed on the surface of the
本発明の請求項1に記載の多数本の爪楊枝を利用した表示装置によれば、多数本の爪楊枝10を該爪楊枝10の尖った先端を下向きにしてケース2に納装すると共に、該爪楊枝10の基部側の端面は前記ケース2の上面より露出しており、前記多数本の爪楊枝10の端面に文字や図柄などのデザインを接着機能を備えた描画手段にて描いた際に、前記描画手段の接着機能により隣り合う爪楊枝10を接着させるようにしているので、多数本の爪楊枝10を利用した今までに無い表示媒体を形成でき、そのため、爪楊枝10自体をアピールすることができ、この表示されているデザインに消費者が関心も持ち、この関心を持った消費者が爪楊枝10を買いたくなるという購買意欲を高めることができる。
According to the display device using a large number of toothpicks according to
請求項2に記載の多数本の爪楊枝を利用した表示装置によれば、描画手段は、レーザー光としているので、文字、図柄、文字及び図柄を組み合わせたデザインを描いているので、大量生産を容易に行なうことができる。
According to the display device using a large number of toothpick according to
請求項3に記載の多数本の爪楊枝を利用した表示装置によれば、描画手段は、可食インキとしているので、人が筆で任意のデザインを描くこともできるし、また、任意の色彩の可食インキも使用することで、カラフルなデザインを爪楊枝10の端面に描くことができる。
According to the display device using a plurality of toothpicks according to
請求項4に記載の多数本の爪楊枝を利用した表示装置によれば、爪楊枝10の表面には、単色あるいは複数色の帯状の着色部12を装飾していることで、爪楊枝10の端面にはデザインが施されており、また、爪楊枝10の側面には着色部12にて装飾されていることで、意匠的効果を発揮できて、消費者の注意を一層惹きつけることができる。
According to the display device using a plurality of toothpicks according to claim 4, the surface of the
請求項5に記載の多数本の爪楊枝を利用した表示装置によれば、爪楊枝10の表面に、大吉などの文字を印字しておみくじとして利用していることで、例えば、パーティなどで多くの人が集まった時に、爪楊枝10を下ケース2から引き抜いて運命判断などその場を楽しい雰囲気に盛り上げることができる。
According to the display device using a large number of toothpicks according to claim 5, characters such as Daikichi are printed on the surface of the
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は多数本の爪楊枝を納装したケース本体1の正面図を示し、ケース本体1は、下ケース2と、この下ケース2の上部を覆うように開け閉め自在な上ケース3とで構成されている。
下ケース2は、断面が四角形状で下面は閉塞されて上面が開口されている。また、上ケース3は、下ケース2より大きく形成されていて、上面が閉塞されて下面が開口されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 shows a front view of a
The
図2及び図3は上ケース3を取った状態の正面図及び拡大平面図を示している。図2及び図3に示すように、下ケース2内には爪楊枝10の尖っている先端を下向きにし、爪楊枝10の基部の端面(図では上面)を上向きにして多数本の爪楊枝10を収納している。
なお、ケース本体1の材料は、紙製やプラスチックでもよく、また、プラスチック製とした場合では、透明や半透明でも良い。
2 and 3 show a front view and an enlarged plan view of the state where the
The
多数本の爪楊枝10の下ケース2への入れ具合(爪楊枝10の詰め具合)であるが、爪楊枝10をぎゅうぎゅう詰めにして下ケース2を逆さにしても爪楊枝10が下ケース2から落下しないようにするのではない。つまり、下ケース2に爪楊枝10をある程度ぎっしりと詰めていき、隣り合う爪楊枝10の表面同士が接触している状態であって、下ケース2を逆さにした場合、下ケース2から幾本かの爪楊枝10がパラパラと落下する程度であり、端の爪楊枝10を指でつまんで引き抜くことができる程度に爪楊枝10を下ケース2内に詰めるようにしている。
The number of
図2及び図3に示す状態、つまり、下ケース2内に爪楊枝10を単に入れている状態では従来より市販されている形態と変わらないが、本実施形態では、図4に示すように、多数本の爪楊枝10の基部側の端面を利用してデザインを施すようにしているのが特徴である。
In the state shown in FIGS. 2 and 3, that is, in the state where the
すなわち、図4に示すように、下ケース2内に多数本の爪楊枝10を詰めている状態で、複数本の爪楊枝10の端面に連ならせてデザインを施して意匠的効果を発揮させている。図4の例では、デザインとして、アルファベットの「R」の文字を施しているが、複数のアルファベットの組み合わせや、数字や絵柄を施すようにしても良い。
That is, as shown in FIG. 4, in the state where a large number of
この多数本の爪楊枝10の端面に表示させるデザインの施し方は、本実施形態では、以下のようにしている。すなわち、図5に示すように、パソコンに予めデザインを入力しておき、このパソコンにてレーザー装置20からレーザー光を爪楊枝10の端面に照射して、デザインのデータ通りにレーザー光が移動してデザインを施すことができる。
In the present embodiment, the design method to be displayed on the end face of the
ここで、爪楊枝10の端面にレーザー光を当てて、任意の文字や図柄を描くと、レーザー光が照射された部分(文字や図柄が描かれている部分)は、レーザー光が照射されていない爪楊枝10の端面より約0.5mm程度凹んでしまう。これは、レーザー光の熱により爪楊枝10の端面が焼けて凹んだものである。また、爪楊枝10の端面が焼けることで、その面は焦げて焦げ茶色となり、その焦げ目でデザインが描かれることになる。
Here, when laser light is applied to the end face of the
この爪楊枝10の端面側が焼けることで、木である爪楊枝10が焼けた際に爪楊枝10の内部から若干の樹液が出てくる。爪楊枝10の内部から出てきた樹液により隣り合う爪楊枝10同士が接着されることになる。この爪楊枝10同士の樹液による接着力が強くはなく、接着力自体は弱いものの、多数本の爪楊枝10が隣り合う爪楊枝10同士が接触している状態なので、端面にデザインが施された爪楊枝10自体は剥がれることなく隣り合う爪楊枝10同士は接着状態を維持している。
By burning the end face side of the
そのため、端面にデザインが施された爪楊枝10自体は、水平方向には移動したりすることはなく、また、爪楊枝10自体が回転もせず、その状態を維持している。
したがって、図4に示すように、「R」の文字の外側や内側の直線部分や曲線部分も途中で爪楊枝10が移動することによる段差も生じることなく、連続した直線部分や曲線部分を維持し、そのため、全体としてハッキリ、クッキリとした状態でデザインを表示させることができる。
Therefore, the
Therefore, as shown in FIG. 4, the straight and curved portions outside and inside the letter “R” are maintained without any step due to the movement of the
図6は、多数本の爪楊枝10の端面に舞妓の図柄を描いたものであり、また、図7では、五重の塔を描いた場合を示している。図8はナイフとフォークの図柄を描いた例を示している。
このように、多数本の爪楊枝10の端面上に文字や図柄などのデザインを施していることで、多数本の爪楊枝10を利用した今までに無い表示媒体を形成でき、そのため、爪楊枝10自体をアピールすることができ、この表示されているデザインに消費者が関心も持ち、この関心を持った消費者が爪楊枝10を買いたくなるという購買意欲を高めることができる。
また、レーザー光により文字、図柄、文字及び図柄を組み合わせたデザインを描いているので、大量生産を容易に行なうことができる。
FIG. 6 shows a maiko pattern drawn on the end face of a large number of
In this way, by providing designs such as characters and designs on the end faces of the
Moreover, since the design which combined the character, the design, the character, and the design with the laser beam is drawn, mass production can be easily performed.
上記の実施形態では、爪楊枝10自体には何ら装飾を施していなかったが、爪楊枝10自体に装飾を施すようにしても良い。図9は、爪楊枝10の基部側の周面に帯状で任意の色を着色させた着色部12を形成した場合を示している。
In the above embodiment, the
図9(a)の着色部12は、1色とした場合であり、色は、例えば赤色であり、同図(b)は着色部12を2色とし、色は、赤色と黄色であり、同図(c)は着色部12を3色とし、色は、赤色、黄色、赤色とした場合である。また、同図(d)は着色部12を4色とし、赤色、緑色、黒色、黄色とし、同図(a)は着色部12を5色とし、赤色、緑色、黒色、黄色、水色とした場合である。
これら着色部12の色は、任意の着色すればよく、また、帯状の本数も任意の本数にすることができる。なお、爪楊枝10は口に入れるものなので、着色部12に着色するインキは、可食インキを用いている。
The
The color of these
図10は、着色部12を設けた爪楊枝10を下ケース2に納装し、着色部12が見えるようにしている。これにより、爪楊枝10の端面にはデザインが施されており、また、爪楊枝10の側面には着色部12にて装飾されていることで、意匠的効果を発揮できて、消費者の注意を一層惹きつけることができる。
In FIG. 10, the
図11は、爪楊枝10をおみくじとして利用したものである。図11(a)は「大吉」を、同図(b)は「中吉」を、同図(c)は「末吉」を印字した例を示している。なお、この印字は、レーザー光にて簡単に印字することができる。
かかる場合では、図12に示すように、例えば、パーティなどで多くの人が集まった時に、爪楊枝10を下ケース2から引き抜いて運命判断などその場を楽しい雰囲気に盛り上げることができる。また、図11の爪楊枝10に図9に示す着色部12を組み合わせるようにしても良い。
FIG. 11 uses the
In such a case, as shown in FIG. 12, for example, when a large number of people gather at a party or the like, the
なお、上記実施形態では、ケース本体1の形状を略正方形状としていたが、正方形状に限らず、図13に示すように、円形としたり、図14に示すように、長方形状としても良い。
In the above embodiment, the
ところで、上記実施形態では、多数本の爪楊枝10の端面にデザインを施すのに、レーザー光にて行なっていたが、レーザー光に限るものではない。例えば、隣り合う爪楊枝10の端面間に可食インキを塗布し、この可食インキが乾燥した場合に隣り合う爪楊枝10同士が軽く接着するようにこの可食インキに粘性を持たせるようにしても良い。
かかる場合、人が筆で任意のデザインを描くこともできるし、また、任意の色彩の可食インキも使用することで、カラフルなデザインを爪楊枝10の端面に描くことができる。
By the way, in the said embodiment, although it designed with the laser beam to design the end surface of
In such a case, a person can draw an arbitrary design with a brush, and a colorful design can be drawn on the end face of the
1 ケース本体
2 下ケース
3 上ケース
10 爪楊枝
12 着色部
20 レーザー装置
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記多数本の爪楊枝(10)の端面に文字や図柄などのデザインを接着機能を備えた描画手段にて描いた際に、前記描画手段の接着機能により隣り合う爪楊枝(10)を接着させるようにしていることを特徴とする多数本の爪楊枝を利用した表示装置。 A large number of toothpicks (10) are placed in the case (2) with the pointed tip of the toothpick (10) facing downward, and the end surface on the base side of the toothpick (10) is from the upper surface of the case (2). Exposed
When a design such as a character or a design is drawn on the end face of the multiple toothpick (10) by a drawing means having an adhesion function, the adjacent toothpick (10) is adhered by the adhesion function of the drawing means. A display device using a large number of toothpicks.
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