JP5732490B2 - ヘッドホン装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドホン装置及びその制御方法に関し、特にユーザに装着されるヘッドホン装置及びその制御方法に関する。
ヘッドホン装置は、小型音声出力装置であり、携帯式マルチメディア機器における必要不可欠なアクセサリーの一つである。ユーザは、周囲に迷惑をかけることなく、音楽や映画の鑑賞又はコンピューターゲームのプレイといった娯楽活動を行うために、ヘッドホン装置を介してMP3プレーヤー、iPod(登録商標)、携帯音楽プレーヤー、ラジオ、ミニコンポ等のマルチメディア機器に接続することで、音源信号がヘッドホン装置におけるスピーカユニットから出力されるようにすることができる。
本発明は、ヘッドホン装置における音源再生の使用モードをユーザにより制御しやすくさせるヘッドホン装置及びその制御方法を提供することを課題とする。
本発明に係るヘッドホン装置は、第1の音源入力インターフェースと、第2の音源入力インターフェースと、スピーカユニットと、第1の音源入力インターフェース、第2の音源入力インターフェース及びスピーカユニットに電気的に接続され、第1の音源入力インターフェース又は第2の音源入力インターフェースに音源信号が入力されたか否かを判断し、判断結果に基づいて、第1モード又は第2モードで音源信号を再生するようスピーカユニットの再生モードを制御する制御ユニットと、を含む。
本発明の一つの実施例において、上述した制御ユニットは、第1の音源入力インターフェースが音源信号を受信したと判断した場合、第1モードで音源信号を再生するようスピーカユニットを制御し、第2の音源入力インターフェースが音源信号を受信したと判断した場合、第2モードで音源信号を再生するようスピーカユニットを制御する。
本発明に係るヘッドホン装置の制御方法では、ヘッドホン装置は、第1の音源入力インターフェース、第2の音源入力インターフェース及びスピーカユニットを含み、ヘッドホン装置の制御方法は、第1の音源入力インターフェース又は第2の音源入力インターフェースに音源信号が入力されたか否かを判断する工程と、判断結果に基づいて第1モード又は第2モードで音源信号を再生するようスピーカユニットの再生モードを制御する工程と、を含む。
本発明では、制御ユニットによって第1の音源入力インターフェース又は第2の音源入力インターフェースが音源信号を受信したか否かを判断することで、ユーザは、第1の音源入力インターフェース及び第2の音源入力インターフェースへの音源信号の入力を制御するだけで、第1モード又は第2モードで音源信号を再生するようスピーカユニットを相対的に制御することが可能であり、これにより、ヘッドホン装置の使用上の利便性を向上させることができる。
本発明の一つの実施例におけるヘッドホン装置の機能ブロック図である。 図1に基づく本発明の一つの実施例におけるヘッドホン装置の使用状態図である。 本発明の他の実施例におけるヘッドホン装置の立体図である。 本発明の他の実施例におけるヘッドホン装置の使用状態図である。 図2に基づく本発明の他の実施例におけるヘッドホン装置の制御方法のフローである。 図4に基づく本発明の他の実施例におけるヘッドホン装置の制御方法のフローである。 図4に基づく本発明の他の実施例におけるヘッドホン装置の制御方法のフローである。
以上の概説及び以下の実施例は、いずれも本発明の技術手段及び達成し得る効果を更に説明するためのものである。但し、これらにおいて言及される実施例及び図面は参考として説明するためのものに過ぎず、本発明を制限するものではない。
図1は、本発明の一つの実施例におけるヘッドホン装置の機能ブロック図である。図1に示すように、ヘッドホン装置1は、第1の音源入力インターフェース10と、第2の音源入力インターフェース12と、スピーカユニット14と、制御ユニット16と、を含む。具現化例において、制御ユニット16は、スピーカユニット14、第1の音源入力インターフェース10及び第2の音源入力インターフェース12の間に電気的に接続される。従って、ヘッドホン装置1は、第1の音源入力インターフェース10又は第2の音源入力インターフェース12を介して、第1モード又は第2モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14の再生モードを制御することができる。
図1に示すように、スピーカユニット14は、音源信号を出力するために制御ユニット16に電気的に接続される。具現化例において、スピーカユニット14は例えばスピーカであり、電力で駆動されて音声などのオーディオを発することができる。但し、本実施例はスピーカユニット14の態様を制限しない。
第1の音源入力インターフェース10は、汎用シリアル伝送プロトコルを満たすスロットである。実務において、第1の音源入力インターフェース10は、例えばユニバーサルシリアルバス(USB)、ミニユニバーサルシリアルバス(Mini USB)、マイクロユニバーサルシリアルバス(Micro USB)又は信号と電流を同時に伝送するのに適したその他のスロット又はプラグである。但し、本実施例は第1の音源入力インターフェース10の態様を制限しない。
第2の音源入力インターフェース12は、オーディオコネクタ(audio connector)である。実務において、第2の音源入力インターフェース12は、例えば一般的な標準オーディオ用3.5mmコネクタのジャック又はプラグ、一般的な標準オーディオ用6.3mmコネクタのジャック又はプラグ、或いはその他の規格のオーディオジャック(audio jack)又はプラグである。但し、本実施例は第2の音源入力インターフェースの態様を制限しない。また、第1の音源入力インターフェース10は、第2の音源入力インターフェース12とは異なるものである。したがって、本発明に係るヘッドホン装置1では、二種類の音源入力インターフェースを提供する。二種類の音源入力インターフェースは、異なる規格のプラグを介してマルチメディア機器に接続され、音源信号を受信する。これにより、ユーザは、第1の音源入力インターフェース10を介して第1モードのサウンドを聴取することができ、又は第2の音源入力インターフェース12を介して第2モードのサウンドを聴取することができる。
制御ユニット16は、第1の音源入力インターフェース10、第2の音源入力インターフェース12及びスピーカユニット14の間に電気的に接続され、第1の音源入力インターフェース10又は第2の音源入力インターフェース12に音源信号が入力されたか否かを判断し、判断結果に基づいて、第1モード又は第2モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14の再生モードを制御する。具現化例において、制御ユニット16は、第1の音源入力インターフェース10が音源信号を受信したと判断した場合、第1モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14を制御し、第2の音源入力インターフェース12が音源信号を受信したと判断した場合、第2モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14を制御する。ここで、例えば、第1モードはゲームモードであり、第2モードは音楽モードである。
詳しく述べると、制御ユニット16は、例えば中央処理装置(CPU)又はマイクロプロセッサ(MPU)等であり、ヘッドホン装置1内の各ユニットとインターフェースとの間の信号演算及び処理を実行するのに用いられる。第1の音源入力インターフェース10又は第2の音源入力インターフェース12が音源信号を受信すると、トリガー信号が生成されて制御ユニット16に送信される。例えば、第1の音源入力インターフェース10がUSB伝送ケーブルに電気的に接続され且つトリガー信号を受信すると、制御ユニット16はトリガー信号に基づいて、第1モードで音源信号を出力するようスピーカユニット14を制御する。
例を挙げて説明すると、コンピューターゲームは、例えばファーストパーソン・シューティングゲーム(First Person Shooting)、ロールプレイングゲーム(Role Playing Game)又はリアルタイムストラテジー(Real Time Strategy)等である。ユーザがコンピューターゲームをプレイする場合、第1の音源入力インターフェース10を介してコンピューター装置にヘッドホン装置1を電気的に接続することで、コンピューター装置に第1の音源入力インターフェース10に対して音源信号を出力させ、それによって、制御ユニット16が、ゲームモードで音源信号を再生するようスピーカユニット14を制御する。ここで、ゲームモードでは、例えば等化器(イコライザ(equalizer))によって音源信号の周波数特性が補正されること又は平均的な可聴周波数によって音源信号が出力されることで、低音が重過ぎたり又は低音の量に過度の残響が生じたりすることがないため、ゲームにおける爆発音によって銃声や足音が掻き消されることはない。このためユーザはゲームにおける細かい音声をはっきりと聴取することができる。従って、ユーザは、声を聴いて敵の位置を容易に判別することができ、敵の動きを高度に把握することが可能である。但し、本実施例はゲームモードの態様を制限しない。つまり、ロールプレイングゲーム又はリアルタイムストラテジー等の態様における効果音などの再生に用いられてもよい。
音楽は、例えばポップス、ラジオミュージック又はクラシック等である。ユーザが音楽を聴取する場合、第2の音源入力インターフェース12を介してコンピューター装置にヘッドホン装置1を電気的に接続することで、コンピューター装置に第2の音源入力インターフェース12に対して音源信号を出力させ、それによって、制御ユニット16が、音楽モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14を制御する。ここで、音楽モードでは、例えば高音、低音、重低音、サラウンドサウンド又はステレオサウンドの可聴周波数によって音源信号が出力されることで、音楽における高音、低音、重低音、サラウンドサウンド又はステレオサウンドをはっきりとユーザに出力することができる。従って、ユーザは、音楽を聴取する楽しさを享受することができる。但し、本実施例は音楽モードの態様を制限しない。
特徴的であるのは、制御ユニット16内にはプリセット値が設定されていることである。第1の音源入力インターフェース10及び第2の音源入力インターフェース12が同時に挿接されて音源信号が入力されると、プリセット値が第1の音源入力インターフェース10及び第2の音源入力インターフェース12のうちのいずれか1つの動作を指示することで、制御ユニット16がプリセット値に基づいて、第1モード又は第2モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14を優先的に制御する。但し、本実施例はプリセット値の態様を制限しない。例えば、プリセット値が第1の音源入力インターフェース10の動作を指示すると、制御ユニット16は、プリセット値に基づいて第1モード、例えばゲームモードで音源信号を再生する。
他の実施例において、ヘッドホン装置1は、3つ、4つ又はこれ以上の音源入力インターフェースを有してもよい。ここで、第3の音源入力インターフェース(図示せず)は、第1の音源入力インターフェース10又は第2の音源入力インターフェース12と同じであってもよい。例えば、第3の音源入力インターフェースは、汎用シリアル伝送プロトコルを満たすスロットであり、第1の音源入力インターフェース10と同じである。制御ユニット16は、第3の音源入力インターフェースが音源信号を受信したと判断した場合、第3モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14を制御する。ここで、第3モードは、映画モード、スピーチモード又は劇場モードである。これにより、ユーザは、映画、劇場の鑑賞、又は著名人物のスピーチ又は談話を聴取することができる。但し、本実施例は、第1、第2及び第3の音源入力インターフェースの態様を制限しない。
図2は、図1に基づく本発明の一つの実施例におけるヘッドホン装置の使用状態図である。図2に示すように、本実施例におけるヘッドホン装置1は、オーバーヘッド型ヘッドホンである。他の実施例において、ヘッドホン装置1は、例えばイヤーマイクセット又はフレームが折り畳み可能な簡便型ヘッドホンである。但し、本実施例は、ヘッドホン装置1の態様を制限しない。本実施例において、オーバーヘッド型ヘッドホンは、制御ユニット16を介して、第1の音源入力インターフェース10又は第2の音源入力インターフェース12が音源信号を受信したか否かを判断し、第1モード又は第2モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14を制御する。以下、図2において、図1と同一の素子を同一の符号で表示する。但し、本実施例は、ヘッドホン装置1の態様を制限しない。
図2に示すヘッドホン装置1は、ホスト9に接続される。ホスト9は、例えばコンピューター本体、ノートPC若しくはタブレットPC、移動体通信装置又は携帯情報端末(Personal Digital Assistant、PDA)であってもよい。本実施例におけるホスト9は、ノートPCである。但し、本実施例は、ホスト9の態様を制限しない。
ヘッドホン装置1は、ヘッドバンド18と、耳当て部20と、調整部22とを更に含む。具現化例において、制御ユニット16、スピーカユニット14、第1の音源入力インターフェース10及び第2の音源入力インターフェース12は、ヘッドホン装置1に設けられる。例えば、制御ユニット16とスピーカユニット14は、耳当て部20に設けられる。耳当て部20の外表面には第1の音源入力インターフェース10及び第2の音源入力インターフェース12が露出される。第1の音源入力インターフェース10は、汎用シリアル伝送プロトコルを満たすスロットであり、第2の音源入力インターフェース12は、例えば一般的な標準オーディオ用3.5mmコネクタのジャックである。但し、本実施例は、図2に示す態様を制限しない。
ヘッドバンド18は、例えば弾性を有する金属又はプラスチック材質製のロッド体である。ヘッドバンド18は、ユーザの頭部形状に基づいて設計することができ、所属する技術分野において通常の知識を有する者が必要において自由に設計できるものである。また、ヘッドバンド18は、ユーザが長時間装着する場合の快適性を向上させるために、皮革製パッド、布製パッド又はその他の弾性パッドを有してもよい。但し、本実施例は、ヘッドバンド18の態様を制限しない。
調整部22は、ヘッドバンド18と耳当て部20との間にヒンジ接続され、耳当て部20とヘッドバンド18との間の距離を調整するのに用いられる。実務において、ヘッドバンド18の両端にそれぞれ調整部22が設けられる。調整部22は、異なる頭の大きさに適合するよう調整可能な伸縮構造を有する。これにより、ユーザは調整部22を介して、耳当て部20を概ねユーザの耳の外耳道傍に位置させることができる。ここで、調整部22は、手動調整又は自動調整の伸縮構造であってもよい。但し、本実施例は、調整部22の態様を制限しない。
図2に示すように、耳当て部20は、調整部22に接続される。具現化例において、耳当て部20は、防音と耳を被覆する機能を有する。耳当て部20は、耳介の四方に緊密に張り合わされるクッション(cushions)200を有する。クッション200内には、外界の音声がユーザの耳に伝わるのを阻害するために、通常、吸音材料が裏張りされている。耳当て部20には、音源信号をユーザに出力するために、概ねユーザの耳の外耳道傍に位置するようにスピーカユニット14が収容される。耳当て部20は、例えば金属製、プラスチック製又は木製の円形体又は楕円体である。但し、本実施例は、耳当て部20の態様を制限しない。上述した相違点以外については、所属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、前述した実施例及び上述した相違点を参考にすれば容易に推知できるため、詳しい説明を省略する。
図3は、本発明の他の実施例におけるヘッドホン装置の立体図である。図3に示すように、本実施例のヘッドホン装置1aは、前述した実施例のヘッドホン装置1に類似している。例えば、ヘッドホン装置1aも、制御ユニット16aを介して、第1の音源入力インターフェース10a又は第2の音源入力インターフェース12aが音源信号を受信したか否かを判断し、例えばゲームモード又は音楽モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14aを制御する。しかしながら、ヘッドホン装置1aは、ヘッドホン装置1と次の点で相違している。即ち、本実施例のヘッドホン装置1aは例えばイヤーマイクセットであり、マイクロホン27aが2つの耳当て部20aのうちの1つに接続されている。マイクロホン27aは、例えばユーザの声や、周囲の環境音といった外界の音声信号やオーディオ信号を受信するのに用いられる。但し、本実施例は、ヘッドホン装置1aの態様を制限しない。
調整部22aは、制御ユニット16aに電気的に接続された可変抵抗ユニット220aを有する。可変抵抗ユニット220aは、耳当て部20aの一端と、この一端に対向するヘッドバンド18aの一端との間の距離に基づいて、位置信号として抵抗値を相対的に出力する。例を挙げて言うと、耳当て部20aの一端とヘッドバンド18aの一端の間の調整可能な距離についての調整部22aの伸縮構造が長い長さを呈する場合、可変抵抗ユニット220aは、大きな抵抗値を出力することができる。逆に、調整部22aの伸縮構造が短い長さを呈する場合、可変抵抗ユニット220aは、小さな抵抗値を出力することができる。この抵抗値を、ユーザが装着したヘッドホン装置1aの調整部22aの位置信号とすることができる。
もしユーザAの頭部が長い形状である場合、例えば調整部22aの表面の目盛りが20センチメートルを示しているとき、可変抵抗ユニット220aが約10オームの抵抗値を出力する。もしユーザBの頭部が短い形状である場合、例えば調整部22aの表面の目盛りが10センチメートルを示しているとき、可変抵抗ユニット220aが約5オームの抵抗値を出力する。これにより、制御ユニット16aが抵抗値の大きさに基づいて、ユーザA又はユーザBが装着したヘッドホン装置1aの調整部22aの位置信号を記録する。ここで、制御ユニット16aは、ユーザA又はユーザBが装着したヘッドホン装置1aの調整部22aの位置信号を保存するための例えばメモリのような保存素子(図示せず)を有する。このような構成により、制御ユニット16aは、保存素子に保存された前記位置信号に基づいて、現在ヘッドホン装置1aを装着しているのが、ユーザAであるか又はユーザBであるかを判断することができる。但し、本実施例は、制御ユニット16aの態様を制限しない。
他の実施例において、調整部22aの伸縮構造が短い長さを呈する場合、可変抵抗ユニット220aは大きな抵抗値を出力する一方、調整部22aの伸縮構造が長い長さを呈する場合、可変抵抗ユニット220aは小さな抵抗値を出力するようにしてもよい。本実施例は、調整部22aと可変抵抗ユニット220aとの相対的な作動状態を制限しない。
また、本実施例のヘッドホン装置1aは、設定インターフェース24aと再生インターフェース26aとを更に含む。具現化例において、設定インターフェース24aは、制御ユニット16aに電気的に接続され、ユーザの操作に基づいて設定信号を生成して制御ユニット16aに送信する。これにより、制御ユニット16aが設定信号に基づいて、可変抵抗ユニット220aの抵抗値に基づいた位置信号を例えばメモリのような保存素子に記録するように制御する。
例を挙げて言うと、設定インターフェース24aは、設定キーA及び設定キーB(図示せず)を有する。ユーザAは、最初にヘッドホン装置1aを装着した時、調整部22aを介して装着に最も適した位置にヘッドホン装置1aを調整する。次いで、ユーザAは、例えば設定キーAを押すことで、ユーザAが装着したヘッドホン装置1aの調整部22aの位置信号を、可変抵抗ユニット220aの抵抗値に対応して制御ユニット16aの保存装置に記録する。従って、ユーザAが再度ヘッドホン装置1aを装着した時、設定キーAを押せば、ヘッドホン装置1aの調整部22aが、可変抵抗ユニット220aの抵抗値に基づいて自動的に表面の目盛りの20センチメートルを示す位置に調整されることができる。同様に、設定キーA及び設定キーBの操作に基づいて、ヘッドホン装置1aは、それぞれユーザA及びユーザBが装着したヘッドホン装置1aの調整部22aの位置信号を可変抵抗ユニット220aの抵抗値として、制御ユニット16aの保存装置に記録することができる。他の実施例において、設定インターフェース24aは、3つ、4つ又はこれ以上の設定キーを有してもよい。但し、本実施例は、設定インターフェース24aの態様を制限しない。
特徴的であるのは、設定インターフェース24aは、スピーカユニット14aが出力する音声の音域調整パラメータ及び/又は音量調整パラメータを調整するためのキー又は回転つまみ(図示せず)をも有していることである。従って、ユーザは、ユーザ自身のコンピューターゲームの操作又は音楽の聴取における嗜好に基づいて、ゲームモード又は音楽モードを設定することが可能である。当然ながら、設定キーによって、スピーカユニット14aが出力する音声の音域調整パラメータ及び/又は音量調整パラメータを記録することもできる。例えば、ユーザAは、コンピューターゲームを操作する場合、スピーカユニット14aが出力する音声の音量調整パラメータを60デシベルに設定し、ユーザAは、設定キーを介して、ユーザAが装着したヘッドホン装置1aの調整部22aの位置信号を可変抵抗ユニット220aの抵抗値に応じて記録するとともに、60デシベルに設定された音量調整パラメータを記録する。そして、ユーザAが再度ヘッドホン装置1aを装着するとともに再度設定キーAを押せば、ヘッドホン装置1aの調整部22aが、可変抵抗ユニット220aの抵抗値に基づいて自動的に表面の目盛りの20センチメートルを示す位置に調整されるとともに、スピーカユニット14aが出力する音声の音量調整パラメータが60デシベルの状態に設定されることができる。但し、本実施例は、設定インターフェース24aの態様を制限しない。
また、再生インターフェース26aは、制御ユニット16aに電気的に接続され、ユーザの操作に基づいて再生コマンドを生成する。これにより、制御ユニット16aは再生コマンドに基づいて、スピーカユニット14aの再生モードを制御する。具現化例において、再生インターフェース26aは、キー又は回転つまみ(図示せず)によって実現されてもよい。例えばヘッドホン装置1aは、ユーザによる再生インターフェース26aの操作に基づいて、ゲームモード又は音楽モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14aの再生モードを制御することができる。但し、本実施例は、再生インターフェース26aの態様を制限しない。上述した相違点以外については、所属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、前述した実施例及び上述した相違点を参考にすれば容易に推知できるため、詳しい説明を省略する。
図4は、本発明の他の実施例におけるヘッドホン装置の使用状態図である。図4に示すように、本実施例のヘッドホン装置1bは、前述した実施例のヘッドホン装置1に類似している。しかしながら、このヘッドホン装置1bは、図2に示したヘッドホン装置1と次の点で相違している。即ち、本実施例のヘッドホン装置1bは、制御ユニット16bに電気的に接続された無線通信ユニット28bを更に含む。制御ユニット16bが無線通信ユニット28bを介してホスト9に位置信号を出力することで、ホスト9のアプリケーションプログラムが位置信号を識別し、第1の調整信号をヘッドホン装置1bに相対的に出力する。制御ユニット16bは、無線通信ユニット28bを介して第1の調整信号を受信すると、第1の調整信号に基づいてスピーカユニット14bの再生モードを調整する。ここで、第1の調整信号は、スピーカユニット14bが出力する音声を調整する音域調整パラメータ及び/又は音量調整パラメータである。
また、無線通信ユニット28bは、例えば、ブルートゥース(登録商標)通信送受信機、無線LAN(Wireless LAN)通信無線周波数送受信機、無線PAN(Wireless PAN)通信無線周波数送受信機、Wi−Fi通信無線周波数送受信機、IEEE802.11通信無線周波数送受信機、又はZigBee(802.15.4)通信無線周波数送受信機であり、これにより、無線通信ユニット28bとホスト9との間で信号の無線伝送が可能である。
ヘッドホン装置1bは、設定インターフェース24b、再生インターフェース26b及び無線通信ユニット28bを有する。ユーザが設定インターフェース24bの例えば設定キーA又は設定キーBに触れることで設定信号が生成され、制御ユニット16bに送信される。これにより、制御ユニット16bが設定信号に基づいて、位置信号を記録するよう可変抵抗ユニット220bを制御する。ここで、位置信号が制御ユニット16b及び無線通信ユニット28bを経由してホスト9に伝送されることで、ホスト9のアプリケーションプログラムが位置信号を識別し、第1の調整信号をヘッドホン装置1bに相対的に出力する。本実施例は、ヘッドホン装置1b及びホスト9の動作の態様を制限しない。
他の実施例において、ヘッドホン装置1bは、例えば、無線通信ユニット28bを有し、且つ設定インターフェース24b及び再生インターフェース26bを有しない。具現化例において、ユーザがUSB伝送ケーブルを介してホスト9と第1の音源入力インターフェース10bとの間を電気的に接続すると、制御ユニット16bは、第1の音源入力インターフェース10が音源信号を受信したことによって生成されたトリガー信号に基づいて、ゲームモードで音源信号を再生するようスピーカユニット14bを制御する。調整部22bも前記トリガー信号に基づいて、位置信号として抵抗値を制御ユニット16bに相対的に出力する。ここで、位置信号は、制御ユニット16b及び無線通信ユニット28bを経由してホスト9に伝送される。従って、ホスト9は、位置信号に基づいてユーザを識別することにより、第1の調整信号をヘッドホン装置1bに相対的に出力する。
また、制御ユニット16bは、無線通信ユニット28bを介して移動体通信装置8が出力した第2の調整信号を受信し、且つ第2の調整信号に基づいてスピーカユニット14bの再生モードを調整することもできる。ここで、第2の調整信号は、スピーカユニット14bが出力する音声を調整する音域調整パラメータ及び/又は音量調整パラメータである。具現化例において、移動体通信装置8は、例えば、ノートPC若しくはタブレットPC、スマートフォン又は携帯情報端末(Personal Digital Assistant、PDA)であってもよい。但し、本実施例は、移動体通信装置8の態様を制限しない。例えば、ユーザは、スマートフォンを介して、重低音でロック音楽を出力するようスピーカ14bの再生モードを制御することができる。具体的には、スマートフォンが、重低音でのオーディオ出力を調整するための音域調整パラメータを音量調整パラメータとともに第2の調整信号として生成して出力し、ヘッドホン装置1bが無線通信ユニット28bを介して第2の調整信号を受信し、制御ユニット16bがスピーカ14bの再生モードを第2の調整信号に基づいて制御する。
注意すべきことは、本発明における第1の調整信号及び第2の調整信号は音源信号とは異なることである。音源信号は、第1の音源入力インターフェース10b及び第2の音源入力インターフェース12bを介して制御ユニット16bに伝送され、これにより、制御ユニット16bは、音源信号を出力するようスピーカユニット14bを制御する。一方、調整信号は、無線通信ユニット28bを介して制御ユニット16bに伝送され、これにより、制御ユニット16bは、スピーカユニット14bが出力する音源信号の音量の大きさ又は音域の範囲を制御する。
このように、音源信号は、第1の音源入力インターフェース10b及び第2の音源入力インターフェース12bを介して有線方式でヘッドホン装置1bに伝送され、一方、調整信号は、無線通信ユニット28bを介して無線方式でヘッドホン装置1bに伝送される。従って、音源信号と調整信号は、それぞれ独立し且つ相互に干渉し合うことの無い信号である。音源信号が無線通信ユニット28bを介さずにヘッドホン装置1bに伝送されることにより、音源信号が無線通信の帯域幅に制限されて遅延やノイズが生じるといった状況を低減することができる。一方、調整信号が無線通信ユニット28bを介してヘッドホン装置1bに伝送されることにより、ヘッドホン装置1bの制御における利便性を向上させることができる。上述した相違点以外については、所属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、前述した実施例及び上述した相違点を参考にすれば容易に推知できるため、詳しい説明を省略する。
図5は、図2に基づく本発明の一実施例におけるヘッドホン装置の制御方法のフローである。図5にフローを示す、ヘッドホン装置1の制御方法によって制御されるヘッドホン装置1は、図2に示すように第1の音源入力インターフェース10と、第2の音源入力インターフェース12と、スピーカユニット14と、制御ユニット16と、を含む。このヘッドホン装置1の制御方法は、ハードウェアとしての制御ユニット16によって、例えば制御ユニット16内に収納されるプログラム記録媒体からプログラムを構成する各コマンドが逐次読み出されて実行される。以下の工程を含む。
図5に示すように、ステップS501において、制御ユニット16は、第1の音源入力インターフェース10に音源信号が入力されたか否かを判断する。制御ユニット16により、第1の音源入力インターフェース10に音源信号が入力されたと判断した場合、ステップS505に進み、制御ユニット16は、第1モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14を制御する。ここで、第1モードはゲームモードである。一方、制御ユニット16により、第1の音源入力インターフェース10に音源信号が入力されていないと判断した場合は、ステップS503に進み、制御ユニット16は、第2の音源入力インターフェース12に音源信号が入力されたか否かを判断する。
ステップS503において、制御ユニット16が、第2の音源入力インターフェース12に音源信号が入力されたと判断した場合、ステップS507に進み、制御ユニット16は第2モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14を制御する。ここで、第2モードは音楽モードである。一方、制御ユニット16が、ステップS503において、第2の音源入力インターフェース12に音源信号が入力されていないと判断した場合は、スタートステップに戻る。
注意すべきことは、第1の音源入力インターフェース10又は第2の音源入力インターフェース12に音源信号が入力されたか否かを制御ユニット16が判断するステップフローにおいては、先ず第2の音源入力インターフェース12に音源信号が入力されたか否かを判断し、その後、第1の音源入力インターフェース10に音源信号が入力されたか否かを判断してもよいことである。このように、本実施例は、ステップS501とステップS503のステップフローを限定しない。
また、制御ユニット16内にはプリセット値が設定されている。第1の音源入力インターフェース10及び第2の音源入力インターフェース12が同時に挿接されて音源信号が入力されると、プリセット値が第1の音源入力インターフェース10及び第2の音源入力インターフェース12のうちのいずれか1つの動作を指示することで、制御ユニット16がプリセット値に基づいて、第1モード又は第2モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14を優先的に制御する。但し、本実施例はプリセット値の態様を制限しない。
所属する技術分野において通常の知識を有する者がより深く理解できるように、他の実施例のヘッドホン装置の制御方法を提供する。図6は、図4に基づく本発明の一実施例におけるヘッドホン装置の制御方法のフローである。図6にフローを示すように、本実施例のヘッドホン装置1bの制御方法は、前述した実施例のヘッドホン装置1の制御方法に類似している。しかしながら、本実施例のヘッドホン装置1bの制御方法は、前述した実施例のヘッドホン装置1の制御方法と次の点で相違している。即ち、本実施例では、図4にヘッドホン装置1bの構成を示すように、ホスト9を介してヘッドホン装置1bを制御することで、スピーカユニット14bが出力する音声の音量の大きさと音域の高低を制御する。説明の便宜上、本実施例のホスト9はノートPCとする。このヘッドホン装置1bの制御方法でも、ハードウェアとしての制御ユニット16bによって、例えば制御ユニット16b内に収納されるプログラム記録媒体からプログラムを構成する各コマンドが逐次読み出されて実行される。
詳しく述べると、ステップS605又はステップS607のフローの後、制御ユニット16bは、ステップS609を実行する。説明の便宜上、本実施例は、ステップS605の「第1モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14bを制御する」のフローで説明する。
ステップS609において、制御ユニット16bは、設定インターフェース24bからの設定信号を受信する。具現化例において、制御ユニット16bは、ユーザが装着したヘッドホン装置1bの位置信号を記録する前に、設定信号を受信する。例えば、設定インターフェース24bは、設定キーA、B及びC(図示せず)を有する。ユーザBが設定キーBを押すと、設定インターフェース24bが設定信号を生成して制御ユニット16bに送信する。これにより、制御ユニット16bが設定信号に基づいて、可変抵抗ユニット220bの抵抗値に基づいた位置信号を例えばメモリのような保存素子に記録するように制御する。これにより、ユーザBが装着したヘッドホン装置1bの最適なサイズ、つまり耳当て部20bの一端と、この一端に対向するヘッドバンド18bの一端との間の距離によって特定されるヘッドホン装置1bのサイズを記録する。当然ながら、他のユーザA又はユーザCは、対応する設定キーA又はCを押すことで、ユーザA又はユーザCが装着したヘッドホン1bの最適なサイズを記録することもできる。但し、本実施例は、設定インターフェース24bの態様を制限しない。注意すべきことは、ステップS609は、トリガー信号を受信することに置換されてもよいことである。例えば、第1の音源入力インターフェース10b又は第2の音源入力インターフェース12bが音源信号を受信すると、トリガー信号が生成されて制御ユニット16bに送信され、制御ユニット16bが設定信号に基づいて、可変抵抗ユニット220bの抵抗値に基づいた位置信号を例えばメモリのような保存素子に記録するよう制御する。その動作フローは前述した実施例で述べた内容のとおりであり、詳しい説明を省略する。
ステップS613において、制御ユニット16bは、ホスト9に位置信号を出力することで、ホスト9のアプリケーションプログラムが位置信号を識別し、第1の調整信号をヘッドホン装置1bに相対的に出力する。実務において、ホスト9のアプリケーションプログラムは異なる抵抗値の位置信号を識別することができる。例えば、ホスト9のアプリケーションプログラムは、10オーム及び5オームの抵抗値の位置信号を、それぞれユーザA及びユーザBと識別することができ、これにより、ホスト9は、第1の調整信号をヘッドホン装置1bに相対的に出力する。ステップS615において、制御ユニット16bは、第1の調整信号を受信するとともに、第1の調整信号に基づいてスピーカユニット14bの再生モードを調整する。
例を挙げて言うと、ユーザAはスピーカユニット14bが出力する音声の大きさを60デシベルに設定してコンピューターゲームをプレイし、一方、ユーザBはスピーカユニット14bが出力する音声の大きさを80デシベルに設定してコンピューターゲームをプレイする。ホスト9が、ユーザBがヘッドホン装置を装着したと識別した場合、ホスト9は第1の調整信号を制御ユニット16bに伝送する。この第1の調整信号は、スピーカユニット14bが出力する音声の大きさを80デシベルに設定する信号である。これにより、スピーカユニット14bは、制御ユニット16bの制御に応じて80デシベルの大きさの音声をユーザBに出力する。但し、本実施例は、第1の調整信号の態様を制限しない。上述した相違点以外については、所属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、前述した実施例及び上述した相違点を参考にすれば容易に推知できるため、詳しい説明を省略する。
図7は、図4に基づく本発明の一実施例におけるヘッドホン装置の制御方法のフローである。図7にフローを示すように、本実施例のヘッドホン装置1bの制御方法は、前述した実施例のヘッドホン装置1の制御方法に類似している。しかしながら、本実施例のヘッドホン装置1bの制御方法は、前述した実施例のヘッドホン装置1の制御方法と次の点で相違している。即ち、本実施例では、図4にヘッドホン装置1bの構成を示すように、移動体通信装置8を介してヘッドホン装置1bを制御することで、スピーカユニット14bが出力する音声の音量の大きさと音域の高低を制御する。このヘッドホン装置1bの制御方法でも、ハードウェアとしての制御ユニット16bによって、例えば制御ユニット16b内に収納されるプログラム記録媒体からプログラムを構成する各コマンドが逐次読み出されて実行される。
ステップS705又はステップS707のフローの後、制御ユニット16bは、ステップS709を実行する。説明の便宜上、本実施例は、ステップS705の「第1モードで音源信号を再生するようスピーカユニット14bを制御する」のフローで説明する。
ステップS709において、制御ユニット16bは、移動体通信装置8が出力した第2の調整信号を受信する。具現化例において、第2の調整信号は第1の調整信号とは異なる。例えば、第1の調整信号は、ホスト9が識別した位置信号に基づいて生成された信号であり、一方、第2の調整信号は、ユーザが移動体通信装置8を操作することで生成された信号である。これにより、ユーザは、移動体通信装置8を介して主体的にスピーカユニット14bが出力する音声の音量の大きさと音域の高低を調整することができる。その動作フローは前述した実施例で述べた内容のとおりであり、詳しい説明を省略する。
ステップS711において、制御ユニット16bは、第2の調整信号に基づいてスピーカユニット14bの再生モードを調整する。実務において、ユーザBがコンピューターゲームをプレイする場合、他のユーザ又はユーザB自身が移動体通信装置8を介して第2の調整信号をヘッドホン装置1bに出力することで、スピーカユニット14bの再生モードを調整することができ、例えば、スピーカユニット14bが出力する音声の音量の大きさと音域の高低を調整することができる。上述した相違点以外については、所属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、前述した実施例及び上述した相違点を参考にすれば容易に推知できるため、詳しい説明を省略する。
特徴的なのは、図7のフローにおけるステップS709、S711は、図6のフローにおけるステップS615の後に加えることもでき、又は、図6のフローにおけるステップS609、S611、S613及びS615は、図7のフローにおけるステップS711の後に加えることもできることである。これにより、ヘッドホン装置1bは、第1の調整信号又は第2の調整信号を受信することで、スピーカユニット14bの再生モードを調整する。但し、本実施例は、図7を図6のステップフローに加えること及び図6を図7のステップフローに加えることの態様を制限しない。
このように、本発明に係るヘッドホン装置は、制御ユニットが第1の音源入力インターフェース又は第2の音源入力インターフェースが音源信号を受信したか否かを判断することを介して、第1モード又は第2モードで音源信号を再生するようスピーカユニットを制御する。ここで、第1モードはゲームモードであり、第2モードは音楽モードである。これにより、ヘッドホン装置の利便性を向上させることができる。また、調整部が耳当て部とヘッドバンドとの間の距離に基づいて、位置信号として抵抗値を相対的に出力することで、制御ユニットが無線通信ユニットを介して位置信号をホストに出力し、ホストが位置信号を識別して第1の調整信号をヘッドホン装置に相対的に出力することで、スピーカユニットが出力する音声の音量の大きさ又は音域の高低を制御することができる。また、移動体通信装置が第2の調整信号を出力することもでき、且つヘッドホン装置が第2の調整信号に基づいてスピーカユニットの再生モードを調整することができる。このように、本発明に係るヘッドホン装置は、操作の利便性を向上させることが可能である。
以上の説明は本発明の実施例に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
1、1a、1b ヘッドホン装置
9 ホスト
8 移動体通信装置
10、10a、10b 第1の音源入力インターフェース
12、12a、12b 第2の音源入力インターフェース
14、14a、14b スピーカユニット
16、16a、16b 制御ユニット
18、18a、18b ヘッドバンド
20、20a、20b 耳当て部
200 クッション
22、22a、22b 調整部
220a、220b 可変抵抗ユニット
24a、24b 設定インターフェース
26a、26b 再生インターフェース
27a マイクロホン
28b 無線通信ユニット

Claims (18)

  1. 第1の音源入力インターフェースと、
    第2の音源入力インターフェースと、
    スピーカユニットと、
    前記第1の音源入力インターフェース、前記第2の音源入力インターフェース及び前記スピーカユニットに電気的に接続され、前記第1の音源入力インターフェース又は前記第2の音源入力インターフェースに音源信号が入力されたか否かを判断し、判断結果に基づいて、第1モード又は第2モードで前記音源信号を再生するよう前記スピーカユニットの再生モードを制御する制御ユニットと、
    を含み、
    前記第1モードはゲームモードであり、前記第2モードは音楽モードであることを特徴とするヘッドホン装置。
  2. 前記制御ユニットは、前記第1の音源入力インターフェースが前記音源信号を受信したと判断した場合、前記第1モードで前記音源信号を再生するよう前記スピーカユニットを制御し、前記第2の音源入力インターフェースが前記音源信号を受信したと判断した場合、前記第2モードで前記音源信号を再生するよう前記スピーカユニットを制御することを特徴とする請求項1に記載のヘッドホン装置。
  3. 前記第1の音源入力インターフェースは、汎用シリアル伝送プロトコルを満たすスロットであり、前記第2の音源入力インターフェースは、オーディオコネクタであることを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドホン装置。
  4. ヘッドバンドと、
    前記スピーカユニットを収容する耳当て部と、
    前記ヘッドバンドと前記耳当て部との間にヒンジ接続され、前記耳当て部と前記ヘッドバンドとの間の距離を調整するのに用いられ、ユーザが装着した前記ヘッドホン装置の位置信号を前記制御ユニットに出力する調整部と、
    を更に含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のヘッドホン装置。
  5. 前記調整部は、前記耳当て部と前記ヘッドバンドとの間の距離に基づいて、前記位置信号として抵抗値を相対的に出力する可変抵抗ユニットを有することを特徴とする請求項に記載のヘッドホン装置。
  6. 前記制御ユニットに電気的に接続された無線通信ユニットを更に含み、
    前記制御ユニットが前記無線通信ユニットを介してホストに前記位置信号を出力することで、前記ホストのアプリケーションプログラムが前記位置信号を識別し、第1の調整信号を前記ヘッドホン装置に相対的に出力することを特徴とする請求項又はに記載のヘッドホン装置。
  7. 前記制御ユニットは、前記無線通信ユニットを介して前記第1の調整信号を受信すると、前記第1の調整信号に基づいて前記スピーカユニットの再生モードを調整することを特徴とする請求項に記載のヘッドホン装置。
  8. 前記第1の調整信号は、前記スピーカユニットが出力する音声を調整する音域調整パラメータ及び/又は音量調整パラメータであることを特徴とする請求項又はに記載のヘッドホン装置。
  9. 前記制御ユニットは、前記無線通信ユニットを介して移動体通信装置が出力した第2の調整信号を受信し、且つ前記第2の調整信号に基づいて前記スピーカユニットの再生モードを調整することを特徴とする請求項のいずれか一項に記載のヘッドホン装置。
  10. 前記第2の調整信号は、前記スピーカユニットが出力する音声を調整する音域調整パラメータ及び/又は音量調整パラメータであることを特徴とする請求項に記載のヘッドホン装置。
  11. 前記制御ユニットに電気的に接続され、ユーザの操作に基づいて設定信号を生成して前記制御ユニットに送信することにより、前記制御ユニットが前記設定信号に基づいて、前記位置信号を記録するよう可変抵抗ユニットを制御するようにする設定インターフェースと、
    前記制御ユニットに電気的に接続され、ユーザの操作に基づいて再生コマンドを生成することにより、前記制御ユニットが前記再生コマンドに基づいて、前記スピーカユニットの再生モードを制御するようにする再生インターフェースと、
    を更に含むことを特徴とする請求項10のいずれか一項に記載のヘッドホン装置。
  12. 第1の音源入力インターフェース、第2の音源入力インターフェース及びスピーカユニットを含み、かつ前記第1の音源入力インターフェース、第2の音源入力インターフェース及びスピーカユニットに電気的に結合される制御ユニットとを含むヘッドホン装置の製造方法であって、
    前記制御ユニットが前記第1の音源入力インターフェース又は前記第2の音源入力インターフェースに音源信号が入力されたか否かを判断する工程と、
    前記制御ユニットが判断結果に基づいて第1モード又は第2モードで前記音源信号を再生するよう前記スピーカユニットの再生モードを制御する工程と、
    を含み、
    前記第1モードはゲームモードであり、前記第2モードは音楽モードであることを特徴とするヘッドホン装置の制御方法。
  13. 前記第1の音源入力インターフェースが前記音源信号を受信したと前記制御ユニットが判断した場合、前記制御ユニットは前記第1モードで前記音源信号を再生するよう前記スピーカユニットを制御し、前記第2の音源入力インターフェースが前記音源信号を受信したと前記制御ユニットが判断した場合、前記制御ユニットは前記第2モードで前記音源信号を再生するよう前記スピーカユニットを制御することを特徴とする請求項12に記載のヘッドホン装置の制御方法。
  14. ユーザが装着した前記ヘッドホン装置の位置信号を前記制御ユニットが保存素子に記録する工程を更に含むことを特徴とする請求項12または13に記載の制御方法。
  15. ユーザが装着した前記ヘッドホン装置の前記位置信号を記録する前に、前記制御ユニットが設定信号を受信することを特徴とする請求項14に記載の制御方法。
  16. ホストに前記制御ユニットが前記位置信号を出力することで、前記ホストのアプリケーションプログラムが前記位置信号を識別し、第1の調整信号を前記ヘッドホン装置に相対的に出力する工程を更に含むことを特徴とする請求項14又は15に記載の制御方法。
  17. 前記制御ユニットが前記第1の調整信号を受信するとともに、前記第1の調整信号に基づいて前記スピーカユニットの再生モードを調整する工程を更に含むことを特徴とする請求項16に記載の制御方法。
  18. 移動体通信装置が出力した第2の調整信号を前記制御ユニットが受信し、且つ前記第2の調整信号に基づいて前記スピーカユニットの再生モードを調整する工程を更に含むことを特徴とする請求項1317のいずれか一項に記載の制御方法。
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