JP5717254B2 - インタフェース設定自動化方法、プログラム及び装置 - Google Patents

インタフェース設定自動化方法、プログラム及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、イーサネット(登録商標)(IEEE802.3)で接続された機器において、通信に必要なパラメータを自動的に設定するインタフェース設定自動化方法、プログラム及び装置に関する。
現在、大部分のイーサネット(登録商標)機器については、ファストイーサネット(登録商標)規格(非特許文献1)に示されるように、イーサネット(登録商標)の通信パラメータを自動設定する機能(オートネゴシエーション機能)が標準的に実装されている。通信パラメータを自動設定する機能を適用するには、イーサネット(登録商標)で接続する両端の機器について、ともに自動設定機能を有効としておく必要がある。
しかしながら、例えば法人向けのVPN(Virtual Private Network)サービスを想定した場合、通信キャリアが提供する機器は、通常、自動設定機能が無効化されている。これは、通信キャリアが提供する機器に対して、ユーザの機器をイーサネット(登録商標)で接続する場合に、機器の相性等により自動設定に失敗する場合が稀にあるとの理由による。
すなわち、高い信頼性が要求される法人向け通信サービスにおいては、自動設定によって得られる利便性以上に、自動設定失敗による通信断の発生のデメリットが大きいことや、自動設定を有効化した場合に、接続から通信可能となるまでに設定のためのタイムラグが生じてしまうため、通信キャリアが提供する機器についての自動設定機能が無効化されていた。
IEEE802.3u IEEE Local and Metropolitan AreaNetworks-Supplement - Media Access Control (MAC) Parameters, Physical Layer, Medium Attachment Units and Repeater for 100Mb/s Operation, Type 100BASE-T
上述したように、イーサネット(登録商標)(IEEE802.3)で接続される機器において、いずれか一方の機器のオートネゴシエーション機能が無効化されている場合、イーサネット(登録商標)の両端に接続される機器双方が、オートネゴシエーション機能を無効化し、手動でインタフェース速度とデュプレックスモードを設定する必要がある。
しかしながら、機器間をイーサネット(登録商標)で接続する場面において、機器のインタフェース速度とデュプレックスモードを手動で設定するには、ネットワークに関する知識が必要となる。例えば、法人向けのVPNサービスを想定した場合、通信キャリアが提供する通信設備の自動設定機能が無効化されているため、VPNサービスを利用する顧客は、上記通信キャリア提供の通信設備と直接イーサネット(登録商標)で接続する顧客拠点内のパソコンやルータ(Customer Edge)についてのインタフェース設定を手動で設定する必要がある。
そして、インタフェース設定を手動で設定する場合には、顧客拠点内にネットワーク設定に詳しい技術者が必要である、及び、手動設定に起因する設定誤りが発生する虞がある等の課題があった。
本発明は上記実情に鑑みて提案されたもので、機器間をイーサネット(登録商標)で接続する場合において、一方の機器について自動設定が無効化された状態で設置されている状態であっても、不具合を発生させることなく新たに接続する他方の機器の設定を自動化することができるインタフェース設定自動化方法、プログラム及び装置を提案することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明のインタフェース設定自動化方法、プログラム及び装置は、機器間をイーサネット(登録商標)で接続する場面において、一方の機器が既に自動設定が無効化された状態で設置されている状態を想定し、自動設定が無効化の状態で設置されている機器(キャリアが設置する通信機器、メディアコンバータ等)に新たに接続する機器(パソコン、ルータ等)の設定についての自動化に関する。
すなわち、請求項1のインタフェース設定自動化方法は、イーサネット(登録商標)で接続される一方の機器と他方の機器との機器間において、前記機器間でのインタフェース速度とデュプレックスモードのFULL/HALFの設定に際して、次の各手順を含むことを特徴としている。
前記一方の機器の自動設定機能の有効/無効の設定状況によらず、前記他方の機器についてオートネゴシエーション機能を有効化した状態でインタフェースを起動して前記一方の機器との接続を行う手順。
前記他方の機器が前記オートネゴシエーション機能を有効化した状態で、前記一方の機器と接続した結果、前記他方の機器のデュプレックスモードがFULLとなった場合に、前記一方の機器の自動設定機能が有効と設定されていると判定する手順。
前記他方の機器が前記オートネゴシエーション機能を有効化した状態で、前記一方の機器と接続した結果、前記他方の機器のデュプレックスモードがHALFとなった場合に、前記一方の機器の自動設定機能が無効と設定されていると判定し、さらに前記機器間のインタフェース速度を確認する手順。
前記他方の機器の前記オートネゴシエーション機能を無効化する手順。
前記他方の機器について前記確認したインタフェース速度及びデュプレックスモードFULLの固定でインタフェースを再設定する手順。
請求項2のインタフェース設定自動化プログラムは、イーサネット(登録商標)で接続される一方の機器と他方の機器との機器間において、前記一方の機器の自動設定機能が無効化された状態である場合の前記機器間でのインタフェース速度とデュプレックスモードのFULL/HALFの設定に際して、前記他方の機器に格納されるプログラムであって、請求項1に記載された各手順を前記他方の機器に実行させることを特徴としている。
請求項3のインタフェース設定自動化装置は、イーサネット(登録商標)で一方の機器に接続される機器において、前記一方の機器の自動設定機能が無効化された状態である場合に機器間でのインタフェース速度とデュプレックスモードのFULL/HALFの設定を行う自動設定機能部と、前記自動設定のためのモジュール及びイーサネット(登録商標)インタフェースが格納されたOS部を有し、前記自動設定機能部は、次の各手段を含むことを特徴としている。
前記一方の機器の自動設定機能の有効/無効の設定状況によらず、前記他方の機器についてオートネゴシエーション機能を有効化した状態でインタフェースを起動する手段。
前記他方の機器が前記オートネゴシエーション機能を有効化した状態で、前記一方の機器と接続した結果、前記他方の機器のデュプレックスモードがFULLとなった場合に、前記一方の機器の自動設定機能が有効と設定されていると判定する手段。
前記他方の機器が前記オートネゴシエーション機能を有効化した状態で、前記一方の機器と接続した結果、前記他方の機器のデュプレックスモードがHALFとなった場合に、前記一方の機器の自動設定機能が無効と設定されていると判定し、さらに前記機器間のインタフェース速度を確認する手段。
前記他方の機器の前記オートネゴシエーション機能を無効化する手段。
前記他方の機器について前記確認したインタフェース速度及びデュプレックスモードFULLの固定でインタフェースを再設定する手段。
本発明によれば、イーサネット(登録商標)で接続される一方の機器と他方の機器との機器間において、一方の機器の自動設定機能(オートネゴシエーション機能)が無効化された状態で設置されていても、既に設置された一方の機器と新たに接続する他方の機器とのインタフェース速度とデュプレックスモードのFULL/HALFについての設定を自動化することができる。
したがって、オートネゴシエーション機能が無効化された機器(一方の機器)に対して、新たな機器(他方の機器)を接続する必要がある状況に置いても、新たな機器を接続するだけで機器間のインタフェース設定を自動化することができるので、手動設定による設定誤りを削減できるとともに、ネットワークに関する知識の少ない対応者であっても、機器の設置を可能とすることができる。
本発明の実施形態の一例のイーサネット(登録商標)接続に関するインタフェース設定自動化装置の全体を示すブロック図である。 Linux(登録商標)上で"ethtool"コマンドを実行した場合の出力を示す図である。 イーサネット(登録商標)で接続される機器間におけるオートネゴシエーションの動作概要を説明するためのモデル図である。 イーサネット(登録商標)で接続される機器間において、一方の機器のオートネゴシエーション機能が無効化された場合に、オートネゴシエーション機能により機器間の通信が不安定となる動作例を説明するためのモデル図である。 本発明のイーサネット(登録商標)接続に関するインタフェース設定自動化方法の手順を示すフローチャート図である。
本発明のイーサネット(登録商標)接続に関するインタフェース設定自動化方法の実施形態の一例について、図面を参照しながら説明する。
本発明のインタフェース設定自動化方法は、イーサネット(登録商標)(IEEE802.3)で接続される機器間において、通信するため事前に設定する必要があるインタフェース速度とデュプレックスモードの自動設定に関するものである。
インタフェース速度は、1G,100M,10M等、サポートされるインタフェース速度であり、デュプレックスモードは、機器間で上り及び下りの双方向でインタフェース速度の通信が可能なFULL、又は、機器間で上り又は下りの単方向でインタフェース速度の通信が可能なHALFのいずれかに設定される。以下、「自動設定」と記載する場合は、イーサネット(登録商標)のインタフェース速度とデュプレックスモードを自動に設定する事を意味している。
本発明のインタフェース設定自動化方法は、イーサネット(登録商標)通信に対して新たに接続する機器(顧客拠点内のパソコン等)に、インタフェース設定自動化プログラムが格納された記録媒体やインターネットを介してインタフェース設定自動化プログラムのダウンロードによりアプリケーションをインストールすることで構築されている。
本発明のインタフェース設定自動化方法を実行するための装置についての実施形態の一例を図1に示す。
イーサネット(登録商標)通信に対して新たに接続する機器は、図1に示すような機能ブロックを有するコンピュータ10を含んで構成されている。コンピュータ10は、既存の自動設定のためのオートネゴシエーションモジュール、デバイスドライブ、イーサネット(登録商標)インタフェース等の基本プログラムが記憶されたオペレーティングシステム(OS)部11と、本発明の特徴部分であるインタフェース速度とデュプレックスモードのFULL/HALFの設定を行う自動設定機能部12とを有している。
自動設定機能部12は、アプリケーションをインストールすることで構築され、イーサネット(登録商標)で接続される一方の機器と他方の機器との機器間において、一方の機器が既に自動設定機能(一般に、オートネゴシエーションと呼ばれる機能)が無効化された状態(オートネゴシエーションオフ)で設置されている状態を想定し、新たに接続する機器の自動設定を行うものである。すなわち、新たに接続する機器に"のみ"新たな処理の追加(アプリケーションのインストール)を要求するものであり、「既に自動設定が無効化された状態」になっている一方の機器については、一切の変更を要求しない。
すなわち、本発明のインタフェース設定自動化方法は、自動設定機能部12が既存のオートネゴシエーション機能モジュール等とは独立しており、既存のデバイスドライバのソフトウェアやOSを変更することなく、既存のシステムの上で動作することで実現できる。
次に、イーサネット(登録商標)で接続される機器間において、接続時のコンピュータ10の動作について説明する。
OS部11の既存の自動設定機能(オートネゴシエーション)は、IEEE 802.3u ファストイーサネット(登録商標)規格(非特許文献1)のオプション機能であり、これを使用するとインタフェース速度とデュプレックスモードに関する情報を、リンクを通じて自動的に交換できるようになっている。オートネゴシエーションに対応する機器は、機器間の接続時にFLP(Fast Link Pulse)バーストと呼ばれるパルス信号を互いに送出する。このFLPには、各機器自身がサポートするインタフェース速度とデュプレックスモードの情報が含まれている。
例えばOSがLinux(登録商標)である場合、図2のLinux(登録商標)上での"ethtool"コマンドを実行した際の出力結果に例示されるように、"ethtool"コマンドによりサポートするインタフェース速度を確認することができる。図2の例では、インタフェース"eth0"が"Advertised link modes"項にある通り、1G/FULL、100M/FULL、100M/HALF、10M/FULL、10M/HALF をサポートしていることが示される。接続時には、サポートするインタフェース速度/デュプレックスモードの中で、優先度に従って決定される。通常は、速度が速く、デュプレックスモードFULLの動作モードの優先度が高く規定され、接続する機器間で共通する設定の中で最も優先度の高い設定が選択され、選択された設定で動作する。
既存の自動設定機能(オートネゴシエーション)の動作概要について、図3を参照しながら説明する。
図3に示すように、イーサネット(登録商標)で接続された機器間(図3の例では、パソコンとスイッチ)において、接続時にFLPバースト信号を互いに送出する。FLPバースト内には、図3に例示したような、機器がサポートするインタフェース速度とデュプレックスモードが記載されている。接続相手の機器がサポートするインタフェース速度とデュプレックスモードを得た(オートネゴシエーションをサポートする)機器は、優先度に従い自身のインタフェースの速度とデュプレックスモードを設定する。
この場合、一方の機器(例えば図3のスイッチ)のオートネゴシエーション機能が無効化(オートネゴシエーションオフ)されている場合、新たに接続する他方の機器(例えば図3のパソコン)をオートネゴシエーション機能有効とし接続すると、図4に示すように、インタフェース速度とデュプレックスモードが機器間で不一致となり、通信が不安定となる場合がある。
例えば、オートネゴシエーション機能が無効化された機器(スイッチ)に、オートネゴシエーション機能が有効化された機器(パソコン)を新たに接続する場合を考える。スイッチは、インタフェース速度100M、デュプレックスモードFULLで固定されているとする(100M/FULL固定と記載する)。オートネゴシエーション機能が有効化されたパソコンは、接続時にFLPを送信する。しかしながら、スイッチからのFLP送信は、オートネゴシエーション機能が無効化されているために無い。
パソコン側では、スイッチからのFLPを受信しないため、スイッチがデュプレックスモードFULLで動作しているのか、HALFで動作しているのかが判断できない。このため、パソコンは、通信相手のデュプレックスモードが不明な場合のIEEEの仕様の動作により、インタフェースをデュプレックスモードHALFで起動する。
その結果、図4に示すように、機器間でインタフェース速度とデュプレックスモードの設定が不一致となる場合がある(パソコンとスイッチ間で設定が異なるものとなる)。この場合、パケットロスが大量に発生するなど、通信が非常に不安定となる。
表1にインタフェースの設定が不一致となるために発生する問題の一部を例示する。
表1の例では、通信キャリアが提供したスイッチ(一方の機器)に対して、顧客のパソコン(他方の機器)を接続する場合を示す。スイッチの設定が顧客申込みの設定であり誤りが無いとし、例えば、スイッチの設定が100M/FULLの場合、パソコン(顧客)から見て100M/FULLの通信ができる状態となっている。
不具合の有無は、顧客の視点で不具合の有無を判断した場合、パソコンとスイッチにデュプレックスモードの相違がある場合において、パソコンがHALFでスイッチがFULLの場合のみに不具合が生じる。この場合、FULL(上りも下りも10M/100Mの通信サービス)に対して、パソコン(顧客)から見ると、上り若しくは下りの一方で10M/100Mのサービスに見える。一方、パソコンがFULLでスイッチがHALFである場合は、通信キャリア側(ネットワークの上位側)の装置がHALF、終端側の装置がFULLとなり、パソコン(顧客)から見ると、100M/HALFのサービスが提供されているように見えるだけなので、実質的な不都合は生じない。
本発明のインタフェース設定自動化方法は、不都合が生じることなく、新たに接続する機器(接続機器)で動作する自動設定手順を提案するものである。
このインタフェース設定自動化方法は、イーサネット(登録商標)における下記の特徴を活用して自動設定を行うものである。
・一方の機器(対向機器)が既に固定で設定されている状態で、接続機器についてオートネゴシエーションを有効として接続した場合、インタフェース速度は分かる。
・接続機器についてオートネゴシエーションを有効として接続した場合、相手(対向機器)が固定で設定されていれば、相手のデュプレックスモードに関わらず必ずHALFで起動する。
すなわち、図4のような状況でオートネゴシエーション機能を無効にして、固定的にインタフェース速度とデュプレックスモードを設定した場合においても、10BASE-T ならNLP(Normal Link Pulse)、100BASE-TX ならアイドル信号を送出するため、接続機器(パソコン)側においては、これらの信号の差異により、スイッチが10Mで設定されているか、100Mで設定されているかを検知できる。
本発明のインタフェース設定自動化方法は、上述した特徴を活用し、相手(既に設置されている一方の機器)の設定状況に関わらず、必ずオートネゴシエーション機能を有効化した状態でインタフェースを起動し、オートネゴシエーションによる接続確立後、インタフェースの状態を見て、接続機器(他方の機器)自身におけるインタフェース設定を自動的に再設定するものである。
本発明のインタフェース設定自動化方法による設定手順について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
インタフェース設定自動化プログラムが格納されている接続機器(他方の機器)(例えば、顧客拠点内のパソコン)は、オートネゴシエーション機能を有効化した状態で、インタフェースを起動する(ステップS1)。
接続機器(パソコン)のオートネゴシエーション機能を有効化した状態で、イーサネット(登録商標)で対向する機器(一方の機器)(例えば、スイッチ)と接続し、オートネゴシエーションによるインタフェース設定を実行する(ステップS2)。
接続機器(パソコン)において、オートネゴシエーションによるインタフェース設定の結果、インタフェースがデュプレックスモードFULLで起動しているか否かを判断する(ステップS3)。
インタフェースがデュプレックスモードFULLで起動している場合は、対向機器(一方の機器)(スイッチ)もオートネゴシエーション機能が有効化されており、かつデュプレックスモードFULLをサポートする機器であるため、処理を終了する。
インタフェースがデュプレックスモードHALFで起動している場合は、対向機器(一方の機器)(スイッチ)と接続機器(他方の機器)(パソコン)との機器間におけるインタフェース速度を確認する(ステップS4)。
接続機器(他方の機器)(パソコン)についてのオートネゴシエーション機能を無効化する(ステップS5)
接続機器(他方の機器)(パソコン)について、インタフェース速度をステップS4で確認したインタフェース速度に、デュプレックスモードをFULLに固定設定する(ステップS6)。
イーサネット(登録商標)通信における機器間の接続に際して、一方の機器(対向機器)のオートネゴシエーション機能が有効化されている場合(Auto)、オートネゴシエーション機能が無効化されてFULLに固定されている場合(FULL)、オートネゴシエーション機能が無効化されてHALFに固定されている場合(HALF)のそれぞれについて、新たに接続する他方の機器(接続機器)について本発明のインタフェース設定自動化方法が実行された場合の設定結果について表2に示す。インタフェース速度は、10M又は100Mに設定されている。
比較のため、同一条件で既存のオートネゴシエーション機能により自動設定を行った場合の設定結果を表3に示す。
表2と表3の例では、対向機器がデュプレックスモードFULLをサポートする端末であることを想定している。
更に、対向機器がデュプレックスモードHALFのみサポートする機器と接続される場合の設定結果を表4に示す。
表3に示されるように、対向機器の設定が100M/FULLで接続機器が100M/HALFである場合、又は、対向機器の設定が10M/FULLで接続機器が10M/HALFである場合、ネットワークの上位側の装置がFULLで終端側がHALFとなり不都合が生じる。
これに対して図5に示した手順によるインタフェース設定自動化方法では、対向機器の設定に関わらず、デュプレックスモードはFULLに固定設定されるので、一方の機器(対向機器)と他方の機器(接続機器)との間でデュプレックスモードがHALFとFULLで一致しなくとも、終端側がFULLであるので実質的な不都合が生じることなくインタフェースを設定することができる。
上述したインタフェース設定自動化方法によれば、相手が固定設定の場合は必ずインタフェースの再設定(オートネゴシエーション機能が有効化の状態から無効化の状態に変更する処理)が必要となるため、接続から通信ができる状態となるまでに、手動設定する場合や、オートネゴシエーション機能による設定〜接続と比較して時間を要することとなるが、相手の設定(オートネゴシエーション機能の有効化/無効化やインタフェース速度、デュプレックスモード)に関わらず、自動的な通信設定が可能となる。
10…コンピュータ、 11…OS(オペレーティングシステム)部、 12…自動設定機能部。

Claims (3)

  1. イーサネット(登録商標)で接続される一方の機器と他方の機器との機器間において、前記機器間でのインタフェース速度とデュプレックスモードのFULL/HALFの設定に際して、
    前記一方の機器の自動設定機能の有効/無効の設定状況によらず、前記他方の機器についてオートネゴシエーション機能を有効化した状態でインタフェースを起動して前記一方の機器との接続を行う手順と、
    前記他方の機器が前記オートネゴシエーション機能を有効化した状態で、前記一方の機器と接続した結果、前記他方の機器のデュプレックスモードがFULLとなった場合に、前記一方の機器の自動設定機能が有効と設定されていると判定する手順と、
    前記他方の機器が前記オートネゴシエーション機能を有効化した状態で、前記一方の機器と接続した結果、前記他方の機器のデュプレックスモードがHALFとなった場合に、前記一方の機器の自動設定機能が無効と設定されていると判定し、さらに前記機器間のインタフェース速度を確認する手順と、
    前記他方の機器の前記オートネゴシエーション機能を無効化する手順と、
    前記他方の機器について前記確認したインタフェース速度及びデュプレックスモードFULLの固定でインタフェースを再設定する手順と
    を備えたことを特徴とするインタフェース設定自動化方法。
  2. イーサネット(登録商標)で接続される一方の機器と他方の機器との機器間において、前記一方の機器の自動設定機能が無効化された状態である場合の前記機器間でのインタフェース速度とデュプレックスモードのFULL/HALFの設定に際して、前記他方の機器に格納されるプログラムであって、
    請求項1に記載された各手順を前記他方の機器に実行させるインタフェース設定自動化プログラム。
  3. イーサネット(登録商標)で一方の機器に接続される機器において、
    前記一方の機器の自動設定機能が無効化された状態である場合に機器間でのインタフェース速度とデュプレックスモードのFULL/HALFの設定を行う自動設定機能部と、
    前記自動設定のためのモジュール及びイーサネット(登録商標)インタフェースが格納されたOSを有し、
    前記自動設定機能部は、
    前記一方の機器の自動設定機能の有効/無効の設定状況によらず、前記他方の機器についてオートネゴシエーション機能を有効化した状態でインタフェースを起動する手段と、
    前記他方の機器が前記オートネゴシエーション機能を有効化した状態で、前記一方の機器と接続した結果、前記他方の機器のデュプレックスモードがFULLとなった場合に、前記一方の機器の自動設定機能が有効と設定されていると判定する手段と、
    前記他方の機器が前記オートネゴシエーション機能を有効化した状態で、前記一方の機器と接続した結果、前記他方の機器のデュプレックスモードがHALFとなった場合に、前記一方の機器の自動設定機能が無効と設定されていると判定し、さらに前記機器間のインタフェース速度を確認する手段と、
    前記他方の機器の前記オートネゴシエーション機能を無効化する手段と、
    前記他方の機器について前記確認したインタフェース速度及びデュプレックスモードFULLの固定でインタフェースを再設定する手段と
    を備えたことを特徴とするインタフェース設定自動化装置。
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