JP5715019B2 - Opening building materials - Google Patents
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Description
本発明は、防火対応の開口部建材に関する。 The present invention relates to a fireproof opening construction material.
近年、防犯意識の高まりから、建築物の開口部(窓など)の屋外側に取り付けるシャッターが普及している。このようなシャッターは、一般に、シャッタースラットと、ガイドレールとを備えており、上下に延びるガイドレールが開口部の左右に設けてあって、シャッタースラットの左右の端部がガイドレールに上下動自在に係合している。このガイドレールとシャッタースラットとの係合部分の構造は、図6に示すようなものである。ガイドレール101は、アルミ製のものであって、シャッターの内周側に向けて開口する略コ字形の溝114を有しており、溝114内には屋内外の壁面から延びる係合片164を設けてある。一方、シャッタースラット104の左右の端部には、先端が略T字形の耐風フック141を取り付けてあり、耐風フック141がガイドレール101の係合片164に係合して、上下動自在になっている。そして、ガイドレール101を補強するために、鋼板からなる略L字形の補強材102を溝内に設けてあり、補強材の見付片121はガイドレール101の屋外側の壁面111に当接し、見込片122はガイドレール101の見込方向に延びる壁面113(溝の底面)に当接している。
2. Description of the Related Art In recent years, shutters attached to the outdoor side of an opening (such as a window) of a building have become widespread due to an increase in crime prevention awareness. Such a shutter generally includes a shutter slat and a guide rail. Guide rails extending vertically are provided on the left and right sides of the opening, and the left and right ends of the shutter slats are movable up and down on the guide rail. Is engaged. The structure of the engaging portion between the guide rail and the shutter slat is as shown in FIG. The
しかしながら、このような構造のシャッターは防火性能が十分とはいえなかった。すなわち、ガイドレールはアルミ製であるから、火災時において炎にさらされると溶解し、耐風フックがガイドレールから抜けて、シャッタースラットが脱落してしまうおそれがあった。その際、鋼板の補強材は溶解しないものの、ガイドレールの溝内に配置されているので、ガイドレールを炎熱から保護することはできず、ガイドレールが溶解すれば補強材も脱落してしまう。 However, it cannot be said that the shutter having such a structure has sufficient fire prevention performance. In other words, since the guide rail is made of aluminum, it may melt when exposed to flames in the event of a fire, and the wind-resistant hook may come off from the guide rail and the shutter slat may fall off. At this time, although the reinforcing material of the steel plate is not melted, it is disposed in the groove of the guide rail, so that the guide rail cannot be protected from flame heat, and if the guide rail is melted, the reinforcing material also falls off.
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、炎熱にさらされてもシャッタースラットが脱落しない開口部建材を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide an opening building material in which a shutter slat does not fall off even when exposed to flame heat.
本発明のうち請求項1の発明は、ガイド枠と、溝内補強材と、溝外補強材とを備え、ガイド枠は、屋外側壁と、屋内側壁と、見込壁と、三壁に囲まれた溝とを有しており、溝内補強材は、ガイド枠の溝内に配置してあって、見付片と見込片とを有しており、見付片がガイド枠の屋外側壁に当接し、見込片がガイド枠の見込壁に当接しており、溝外補強材は、ガイド枠の溝外に配置してあって、見付片と見込片とを有しており、見付片がガイド枠の屋内側壁に当接し、見込片がガイド枠の見込壁に当接しており、溝内補強材の見付片とガイド枠の屋内側壁との間に、シャッタースラットの端部を収めてあることを特徴とする。
The invention according to
本発明のうち請求項2の発明は、ガイド枠の溝内に、火災時に熱によって発泡する耐火材を設けてあり、耐火材は、シャッタースラットの屋外側面及び屋内側面に対向して配置してあって、発泡するとシャッタースラットに当接するものであることを特徴とする。
According to the invention of
本発明のうち請求項1の発明によれば、溝内補強材の見込片と溝外補強材の見込片とでガイド枠の見込壁を挟み込み、火災時において直接炎熱にさらされないよう保護している。また、溝外補強材はガイド枠の屋内側壁及び見込壁を屋内側から覆っており、屋内側からの炎熱よりガイド枠の溝を保護している。そして、溝内補強材と溝外補強材とを組み合わせて略コ字形を形成しており、その内側にシャッタースラットの端部を収めてあるので、ガイド枠が溶解した場合であっても、シャッタースラットは溝内補強材及び溝外補強材に支持され脱落しない。 According to the invention of the first aspect of the present invention, the expected wall of the guide frame is sandwiched between the expected piece of the in-groove reinforcing material and the expected piece of the outer reinforcing material to protect it from direct exposure to flame heat in the event of a fire. Yes. Moreover, the reinforcing material outside the groove covers the indoor side wall and the prospective wall of the guide frame from the indoor side, and protects the groove of the guide frame from the flame heat from the indoor side. In addition, a substantially U-shape is formed by combining the reinforcing material in the groove and the reinforcing material outside the groove, and since the end of the shutter slat is housed inside thereof, even if the guide frame is melted, the shutter The slat is supported by the reinforcing material in the groove and the reinforcing material outside the groove and does not fall off.
本発明のうち請求項2の発明によれば、火災時に耐火材が発泡してシャッタースラットの屋外側面及び屋内側面に当接する。これにより、シャッタースラットが屋外側と屋内側の両側から耐火材により押圧され、シャッタースラットが固定される。また、耐火材はシャッタースラットとガイド枠の溝の間の隙間を埋めるので、屋外側と屋内側とが遮断され、炎が回り込むことを防ぐ。さらに、シャッタースラットの端部が溶解することを防ぎ、シャッタースラットの脱落を防いでいる。 According to the invention of the second aspect of the present invention, the refractory material foams and contacts the outdoor side surface and the indoor side surface of the shutter slat during a fire. Thereby, the shutter slat is pressed by the fireproof material from both the outdoor side and the indoor side, and the shutter slat is fixed. In addition, since the refractory material fills the gap between the shutter slat and the groove of the guide frame, the outdoor side and the indoor side are blocked, preventing the flame from flowing around. Further, the end of the shutter slat is prevented from melting, and the shutter slat is prevented from falling off.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下において左右とは、図2における左右を示す。この開口部建材の第一実施形態は、建築物の開口部の屋外側に取り付けるシャッターである。図2〜図4に示すように、開口部9の周囲の躯体10に、上枠7a、下枠7b及び左右の竪枠7cをネジ止めしてあり、上枠7aには箱形のケース7dを取り付けてあって、ケース7dの中にシャッタースラット4の巻取装置8を収めてある。そして、竪枠7cの前側にはガイド枠1をネジ止めしてある。シャッタースラット4は、ガイド枠1によって上下動自在にガイドされており、巻取装置8によって巻き取ると上昇し、繰り出すと下降する。そしてシャッタースラット4を閉鎖すると、その下端は下枠7bに当接する。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following, left and right indicate the left and right in FIG. 1st embodiment of this opening part building material is a shutter attached to the outdoor side of the opening part of a building. As shown in FIGS. 2 to 4, an
次に、ガイド枠1とシャッタースラット4の係合部分について、図1に基づき詳述する。なお、図1は右側のガイド枠1を示すものであるが、左側のガイド枠1についても左右対称な構造である。ガイド枠1は、アルミの押出形材からなり、屋外側壁11と、屋内側壁12と、両壁の間に位置する見込壁13とを備え、三壁に囲まれた部分が、左側(開口部建材の内周側)に向けて開口する断面コ字形状の溝14となる。屋外側壁11は、開口部建材の屋外側に露出する面となる。なお、屋外側壁11の右側端(外周側端)からは、外壁15が屋内側に向かって延びていて、外壁15の屋内側端が竪枠7cに係合しており、屋内側壁12の屋内側面からは取付壁16が屋内側に向かって延びていて、取付壁16が竪枠7cにネジ止めしてある。
Next, the engaging portion between the
そして、溝14の内側と外側に、それぞれ溝内補強材2と溝外補強材3を取り付けてある。溝内補強材2は、鋼板を折り曲げて断面L字形状に形成したものであり、見付片21と、見込片22とを有していて、溝14の内側に配置してある。見付片21は、屋外側壁11に屋内側から当接しており、見込片22は、見込壁13に左側(内周側)から当接している。一方、溝外補強材3も、鋼板を折り曲げて断面L字形状に形成したものであり、見付片31と、見込片32とを有していて、溝14の外側に配置してある。見付片31は、屋内側壁12に屋内側から当接しており、見込片32は、見込壁13に右側(外周側)から当接している。
In-
さらに、溝14内の、屋内側壁12と溝内補強材2の見付片21の間には、レール部材6を設けてある。レール部材6は、アルミの押出形材からなり、屋外側板61と、屋内側板62と、見込板63からなる断面略コ字形状である。ただし、屋内側板62は屋外側板61より長く形成してある。屋外側板61は、溝内補強材2の見付片21に屋内側から当接しており、屋内側板62は、屋内側壁12に屋外側から当接しており、見込板63は、溝内補強材2の見込片22に左側(内周側)から当接している。そして、屋外側板61と屋内側板62には、対向する位置に見込方向に突出する係合片64を形成してある。
Further, the
このように各部材を配置すると、左側(内周側)から、レール部材6の見込板63、溝内補強材2の見込片22、ガイド枠1の見込壁13及び溝外補強材3の見込片32が重なるので、四部材を合わせて左側(内周側)からネジ止めしてある。また、屋内側から、溝外補強材3の見付片31、ガイド枠1の屋内側壁12及びレール部材6の屋内側板62が重なるので、三部材を合わせて屋内側からネジ止めしてある。
When each member is arranged in this way, from the left side (inner peripheral side), the
そして、レール部材6には、シャッタースラット4の端部が係合している。シャッタースラット4には、左右の両端部に、樹脂製の耐風フック41を取り付けてある。耐風フック41は、内部に鉄製の心材を有していて、先端が上面視して略T字形状である。この先端部をレール部材6に上下方向から挿入することで、耐風フック41がレール部材6の係合片64に係合して、上下動自在となっている。
The end of the
さらに、ガイド枠1の溝14内には、耐火材5を設けてある。耐火材5は、溝内補強材2の見付片21の左側端(内周側端)の屋内側と、レール部材6の屋内側板62の左側端(内周側端)の屋外側に取り付けてあり、それぞれシャッタースラット4の屋外側面と屋内側面に対向している。そして、耐火材5はエポキシ系の素材からなるもので、火災時に熱により発泡して厚さ方向(取付面に対して垂直方向)に膨張し、シャッタースラット4に当接する。また、ガイド枠1の屋外側壁11の左側端(内周側端)の屋内側と、屋内側壁12の左側端(内周側端)の屋外側には、シャッタースラット4に当接するようにモヘア17を取り付けてある。
Further, a
このように構成した開口部建材においては、鋼板からなる溝内補強材の見込片と、同じく鋼板からなる溝外補強材の見込片とでガイド枠の見込壁を挟み込み、火災時において直接炎熱にさらされないよう保護している。また、溝外補強材はガイド枠の屋内側壁及び見込壁を屋内側から覆っており、屋内側からの炎熱よりガイド枠の溝を保護している。そして、溝内補強材と溝外補強材とを組み合わせて略コ字形を形成しており、その内側にレール部材を配置してあるので、レール部材は溝内補強材及び溝外補強材によって炎熱から守られる。さらに、アルミの押出形材からなるレール部材やガイド枠が溶解した場合であっても、シャッタースラットの端部は略コ字形の溝内補強材及び溝外補強材の内側に収まって支持された状態が維持されるので、シャッタースラットは脱落しない。また、火災時に耐火材が発泡してシャッタースラットの屋外側面及び屋内側面に当接する。これにより、シャッタースラットが屋外側と屋内側の両側から耐火材により押圧され、シャッタースラットが固定される。そして、耐火材はシャッタースラットとガイド枠の溝の間の隙間を埋めるので、屋外側と屋内側とが遮断され、炎が回り込むことを防ぐ。さらに、シャッタースラットの端部が溶解することを防ぎ、シャッタースラットの脱落を防いでいる。なお、レール部材やシャッタースラットの端部を炎熱から保護するには、溝内にコ字形の補強材を挿入して、その内側にレール部材及びシャッタースラットを配置する方法も考えられる。しかしながら、その場合には溝の内側が窮屈になって、シャッタースラットをスムーズに動作させるために必要なクリアランスを確保できなくなる。そのため、溝の見込幅を広くしなければならなくなり、ガイド枠の外観が変わってしまうおそれもある。これに対し、本発明は補強材を溝内と溝外に分けて配置しているので、溝内の空間に余裕があり、溝の見込幅やガイド枠の外観を変えることなく、溝及びその内側のレール部材やシャッタースラットの端部を炎熱から保護できる。 In the opening construction material configured in this way, the expected wall of the guide frame is sandwiched between the expected piece of the reinforcing material in the groove made of a steel plate and the expected piece of the reinforcing material outside the groove made of the same steel plate, and is directly exposed to flame heat in the event of a fire. Protects against exposure. Moreover, the reinforcing material outside the groove covers the indoor side wall and the prospective wall of the guide frame from the indoor side, and protects the groove of the guide frame from the flame heat from the indoor side. Further, the substantially U-shape is formed by combining the reinforcing material in the groove and the reinforcing material outside the groove, and the rail member is arranged on the inner side thereof. Therefore, the rail member is heated by the reinforcing material in the groove and the reinforcing material outside the groove. Protected from. Furthermore, even when the rail member or guide frame made of extruded aluminum is melted, the end portion of the shutter slat is supported by being fitted inside the substantially U-shaped reinforcing material in the groove and the reinforcing material outside the groove. Since the state is maintained, the shutter slat does not fall off. In addition, the fire-resistant material foams and contacts the outdoor side surface and the indoor side surface of the shutter slat during a fire. Thereby, the shutter slat is pressed by the fireproof material from both the outdoor side and the indoor side, and the shutter slat is fixed. And since a refractory material fills the clearance gap between a shutter slat and the groove | channel of a guide frame, the outdoor side and the indoor side are interrupted | blocked and it prevents that a flame wraps around. Further, the end of the shutter slat is prevented from melting, and the shutter slat is prevented from falling off. In order to protect the ends of the rail member and the shutter slat from flame heat, a method of inserting a U-shaped reinforcing material in the groove and arranging the rail member and the shutter slat inside thereof is also conceivable. However, in that case, the inside of the groove becomes cramped, and it becomes impossible to secure a clearance necessary for smoothly operating the shutter slat. For this reason, the expected width of the groove must be increased, and the appearance of the guide frame may be changed. In contrast, according to the present invention, since the reinforcing material is arranged separately in the groove and outside the groove, there is room in the groove, and without changing the expected width of the groove and the appearance of the guide frame, the groove and its The inner rail member and the end of the shutter slat can be protected from flame heat.
続いて、本発明の開口部建材の第二実施形態について説明する。第二実施形態は、第一実施形態と比較して、溝内補強材の形状が異なっている。図5に示すように、第二実施形態の溝内補強材2aは、ガイド枠1の溝14の内側に配置してあり、屋外側見付片21aと、見込片22aと、屋内側見付片23aからなる断面略コ字形状である。ただし、屋外側見付片21aは屋内側見付片23aより長く形成してある。そして、屋外側見付片21aは、屋外側壁11に屋内側から当接しており、見込片22aは、見込壁13に左側(内周側)から当接しており、屋内側見付片23aは、屋内側壁12に屋外側から当接している。なお、溝外補強材3については、第一実施形態と同様であり、レール部材6については、第一実施形態と同じ形状であって、溝内補強材2aの屋外側見付片21aと屋内側見付片23aの間に設けてある。このように各部材を配置すると、屋内側から、溝外補強材3の見付片31、ガイド枠1の屋内側壁12、溝内補強材2aの屋内側見付片23a及びレール部材6の屋内側板62が重なるので、四部材を合わせて屋内側からネジ止めしてある。このように構成した第二実施形態の開口部建材においても、第一実施形態と同様に、溝内補強材と溝外補強材及び耐火材がガイド枠やシャッタースラットを炎熱から保護して、シャッタースラットの脱落を防ぐことができる。
Then, 2nd embodiment of the opening part building material of this invention is described. The second embodiment differs from the first embodiment in the shape of the in-groove reinforcing material. As shown in FIG. 5, the in-
本発明は、上記の実施形態に限定されない。たとえば、ガイド枠は、屋外側壁、屋内側壁及び見込壁を有するものであればよく、その他の部分の形状は、外観や、竪枠への取り付け方法などを考慮して自由に設計できる。また、レール部材は、必ずしも取り付けなくてもよく、レール部材がない場合は、ガイド枠又は溝内補強材に係合片を形成すればよい。ただし、鋼板からなる溝内補強材に係合片を形成するには手間がかかるため、レール部材を設けるほうが、効率よく製造できる。さらに、シャッターの全体形状も、一例を示したものであり、上枠、下枠、竪枠及びケースの形状や、巻取装置の構造などは、どのようなものであってもよい。なお、本発明の開口部建材には、窓などの外側に後付け可能な単体のシャッターと、あらかじめ窓枠とシャッターが一体となっているシャッター付サッシの両方を含む。 The present invention is not limited to the above embodiment. For example, the guide frame only needs to have an outdoor side wall, an indoor side wall, and a prospective wall, and the shape of other portions can be freely designed in consideration of the appearance, the method of attaching to the eaves frame, and the like. In addition, the rail member does not necessarily have to be attached. If there is no rail member, an engagement piece may be formed on the guide frame or the in-groove reinforcing material. However, since it takes time to form the engagement piece on the in-groove reinforcing member made of a steel plate, it is possible to manufacture more efficiently by providing the rail member. Furthermore, the overall shape of the shutter is also an example, and the shape of the upper frame, the lower frame, the saddle frame and the case, the structure of the winding device, and the like may be any. The opening building material of the present invention includes both a single shutter that can be retrofitted to the outside of a window or the like and a sash with a shutter in which the window frame and the shutter are integrated in advance.
1 ガイド枠
2 溝内補強材
3 溝外補強材
4 シャッタースラット
5 耐火材
11 屋外側壁
12 屋内側壁
13 見込壁
14 溝
21 見付片(溝内補強材)
22 見込片(溝内補強材)
31 見付片(溝外補強材)
32 見込片(溝外補強材)
DESCRIPTION OF
22 Expected piece (reinforcing material in the groove)
31 Locating piece (outer groove reinforcement)
32 Expected piece (outer groove reinforcement)
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