JP5708937B2 - 構成情報管理システム、構成情報管理方法、及び構成情報管理用プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、構成情報管理システムに関し、特に物理サーバとその物理サーバ上で動作する仮想サーバとが混在するシステムにおける構成情報管理システムに関する。
IT(Information Technology)システムの運用管理においては、システムを構成するサーバやソフトウェア、デバイス、ネットワーク等の構成情報を把握することが重要である。システムの構成情報を収集して構成情報データベースに格納することで、障害時の原因特定や、性能ボトルネックの解析、可用性の管理等の際に利用できる。構成情報データベースには、システムの構成要素の情報だけではなく、構成要素間の依存関係の情報も保持する必要がある。
近年では、仮想サーバを構成要素に含むシステムが増加しており、仮想サーバも含めてシステムの構成情報を管理する必要性が生じている。仮想サーバとは、サーバ仮想化機能によって生成及び実行される仮想的なサーバで、サーバ仮想化機能をインストールした物理サーバ上で動作する。一般的には、仮想サーバは、サーバの役割を果たす仮想マシン(Virtual Machine:VM)である。サーバ仮想化機能の例として、ハイパーバイザ(hypervisor)や仮想マシンモニタ(Virtual Machine Monitor:VMM)が知られている。
システムのユーザや、サーバ上で動作するアプリケーション(Application software)は、仮想サーバと物理サーバの違いを意識せずに仮想サーバを利用できる。しかし、仮想サーバの実体は特定の物理サーバ上にあるため、仮想サーバと物理サーバの間には、依存関係がある。従って、構成情報管理システムには、仮想サーバと物理サーバの依存関係を特定する機能が必要である。
ところが、仮想サーバの性質上、仮想サーバと物理サーバの依存関係は外部から直接特定することはできない。仮想サーバは物理サーバと同じように振舞うように構成されるため、仮想サーバ上で動作するオペレーティングシステム(Operating System:OS)やアプリケーションは、仮想サーバであることを判別できない。従って、仮想サーバ上のOSやアプリケーションから収集した情報からは依存している物理サーバを特定することはできない。
一方、物理サーバのサーバ仮想化機能の情報から、物理サーバ上で動作する仮想サーバを把握することは可能である。しかし、サーバ仮想化機能を介して得られる仮想サーバの情報は、サーバ仮想化機能内での仮想サーバ識別のための情報であり、仮想サーバ上で動作しているOSやアプリケーションの構成情報は参照できない。仮想サーバにログインして情報を収集する手段もあるが、仮想サーバ上で動作するOSのユーザアカウントが必要である。仮想サーバ上で動作するOSによってログイン手段は異なるため、自動化は難しく、セキュリティ管理の観点からもログイン処理の自動化は望ましくない。従って、物理サーバから収集した情報から仮想サーバ上で動作しているOSやアプリケーションを特定することも難しい。
複数の物理サーバと仮想サーバで構成されるシステムの運用管理では、一般的に、サーバ仮想化機能を統合管理するため、非特許文献1に記載されるサーバ仮想化統合管理機能のような技術が利用されている。非特許文献1に記載されるサーバ仮想化統合管理機能では、サーバ仮想化機能上で実行された仮想サーバの起動や停止、マイグレーション(migration:プログラムやデータの移行・変換作業)等の操作を全て記録することで、現在どの物理サーバ上でどの仮想サーバが動作しているか把握することができる。
しかし、非特許文献1に記載されるサーバ仮想化統合管理機能のような従来の手法では、仮想マシンに対する全てのオペレーションをサーバ仮想化統合管理機能を介して行わなければならない。また、サーバ仮想化統合管理機能を利用せずに実行した仮想マシンのオペレーションや、他のシステムとの統合によって仮想サーバを追加する場合はサーバ仮想化機能に改めて設定を行う作業が必要となる。また、実行したオペレーションが複雑である場合や、多数の物理サーバや仮想サーバを追加・削除する場合、この作業は煩雑になる。更に、サーバ仮想化統合管理機能は特定のサーバ仮想化機能の構成情報しか収集しないため、他のサーバ仮想化機能で生成された仮想サーバの情報は管理できない。
以上の説明をまとめると、従来の手法には以下のような問題点が存在する。
第1の問題点は、構成情報管理において、仮想サーバから収集した情報と物理サーバから収集した情報を、その依存関係に応じて、対応付けできないということである。その理由は、仮想サーバからは物理サーバの情報を集めることができず、物理サーバからは仮想サーバ内のOS等の情報を集めることができないためである。
第1の問題点は、構成情報管理において、仮想サーバから収集した情報と物理サーバから収集した情報を、その依存関係に応じて、対応付けできないということである。その理由は、仮想サーバからは物理サーバの情報を集めることができず、物理サーバからは仮想サーバ内のOS等の情報を集めることができないためである。
第2の問題点は、サーバ仮想化統合管理機能の管理下にない仮想サーバと物理サーバの依存関係を自動的に把握する手段がないことである。その理由は、サーバ仮想化統合管理機能の管理下にない仮想サーバの起動や停止、マイグレーション処理はサーバ仮想化統合管理機能には記録されないため、サーバ仮想化統合管理機能を介して仮想サーバと物理サーバの依存関係を取得することができないためである。
第3の問題点は、サーバ仮想化統合管理機能を用いずに、仮想サーバの生成や削除、マイグレーションを繰り返し実行した後に、特定の仮想サーバが現在どの物理サーバ上で動作しているかを特定することが難しいことである。その理由は、仮想サーバから収集した情報と物理サーバから収集した情報を対応付ける手段がないため、仮想サーバの生成や削除、マイグレーション等の実行履歴を辿る必要があるためである。
関連する技術として、特開2008−242766号公報(特許文献1)にプロセス制御システムが開示されている。この関連技術では、サービスを提供する仮想サーバを複数の物理サーバで構成するプロセス制御システムにおいて、少なくとも1つの物理サーバは、コンソール端末から、仮想サーバとそれを構成する物理サーバとを対応付けたノード一覧情報、及び、仮想サーバとそれが提供するサービスとを対応付けたサービス一覧情報を受け付けて、物理サーバに対するサービスの割り当てを定義した割り当て表を生成する。そして、その割り当て表を、物理サーバがサービスプロセスを起動する時に参照する割り当て表として、全ての物理サーバから参照可能な、データベースサーバの共用データベースに登録する。
また、特開2008−059599号公報(特許文献2)に仮想化されたリソースの割り当て方法及びその実施システムが開示されている。リソースとは、コンピュータの場合は、メモリやCPU等、コンピュータを満足に動作させるための各種の資源(ハードウェア資源)の総称である。この関連技術では、プログラムをその稼働条件に適したリソースへ配置する方法において、各リソースの性能や容量に関する状態を示す管理情報を収集して管理し、その管理情報を参照することにより各リソースの構成管理情報を維持管理し、各業務アプリケーションの使用するリソースの識別情報を含む構成管理情報を参照して、その識別情報で識別されるリソースの構成管理情報を各リソースの構成管理情報の中から読み出すことにより、業務アプリケーションの構成管理情報と検索されたリソースの構成管理情報とを関連付けた業務アプリケーション情報を生成し、その中のリソースの構成管理情報が、対応する業務アプリケーションでのリソース異常を検出するためのルールに該当する場合に、業務アプリケーションでリソース異常が発生していることを示す情報を出力する。
また、特開2007−272263号公報(特許文献3)に計算機の管理方法、計算機システム、及び管理プログラムが開示されている。この関連技術では、複数の物理計算機と、物理計算機で稼動する複数の仮想計算機と、物理計算機にネットワークを介して接続される管理計算機とを備える計算機システムにおける計算機の管理方法において、グループ毎に割り当てられる処理性能の指定を受け付け、物理計算機の処理性能を収集し、収集された物理計算機の処理性能に基づいて、指定されたグループの処理性能をグループに属する仮想計算機に割り当てることを特徴とする。
また、特表2006−519423号公報(特許文献4)に仮想マシンのための動的なサービス・レジストリが開示されている。この関連技術では、グローバルUDDI(Universal Description, Discovery, and Integration)サーバのような伝統的なレジストリにおいて、ネットワークにしばしば予告なくつながったり切り離されたりするデバイスのような、インスタンス生成されてはサスペンドされたり破棄されたりすることを繰り返す仮想マシンなどの一過性のデバイスに対応するため、より低レベルのプロトコルまたは状態を補強して適切なレジストリ更新を決定することによってレジストリ状態を現在アクティブな仮想マシンと一貫させる、動的なリソース/サービス・レジストリを実装する。例えば、仮想マシンモニタ(VMM)が仮想マシン(VM)の生成及びサスペンドや削除、ならびにそのVMによって公開されるリソースを追跡する。ここで、このVMMが、VMの状態が変わるのに応じてそのVMのレジストリ項目を適切に追加または削除し、或いはフック(例えば通知)または前記状態もしくはプロトコルに基づくその他の道具立てを提供して、他の関連するモジュールやエージェント(例えば、管理モジュールやレジストリ)が適切な行動をとれるようにする。
VMware vCenter Server, VMware vSphere の概要, <http://www.vmware.com/files/jp/pdf/vsp_40_intro_vs_ja.pdf>, p20−p23
従来は、一度、仮想サーバの所在を見失うと、当該仮想サーバの管理ログが存在しない場合、もしくは管理ログの内容が正しくない場合には、当該仮想サーバと、当該仮想サーバが稼働中の物理サーバとの対応関係を把握することは非常に困難であった。
本発明の目的は、仮想サーバの管理ログに依存せず、仮想サーバから収集した情報と物理サーバから収集した情報を対応付けできる構成情報管理システムを提供することである。
本発明の構成情報管理システムは、物理サーバのサーバ仮想化機能内の識別情報生成機能と、識別情報参照機能と、仮想サーバのOS機能内の識別情報収集機能と、構成情報管理サーバの構成情報関連付け機能とを備える。物理サーバでは、サーバ仮想化機能内の識別情報生成機能によって、当該物理サーバが所属するネットワークシステム内で当該仮想サーバを一意に示す仮想サーバの識別情報を生成する。すなわち、仮想サーバの識別情報は、当該物理サーバが所属するネットワークシステム内で重複しない情報である。また、仮想サーバのOSから識別情報収集機能によって物理サーバのサーバ仮想化機能内の識別参照機能を呼び出して仮想サーバの識別情報を収集する。また、構成情報管理サーバの構成情報関連付け機能は、仮想サーバ識別情報を用いて物理サーバの構成情報と仮想サーバの構成情報を関連付けるよう動作する。なお、物理サーバや仮想サーバの構成情報には、物理サーバや仮想サーバのネットワークシステム上の名称やアドレス(ホスト名やIPアドレス等)も含まれるものとする。このような構成を採用し、仮想サーバから収集した情報と物理サーバから収集した情報を対応付けて管理する。これにより本発明の目的を達成することができる。
ここでは、本発明の構成情報管理システムは、物理サーバに相当する第1の情報処理装置と、構成情報管理サーバに相当する第2の情報処理装置とを含む。第1の情報処理装置は、第1の情報処理装置のリソースを利用して稼働する仮想サーバに対して、第1の情報処理装置が所属するネットワークシステム内で仮想サーバを一意に示す仮想サーバ識別情報を生成する手段と、仮想サーバ識別情報を仮想サーバに送信する手段と、仮想サーバ識別情報を第2の情報処理装置に送信する手段とを具備する。仮想サーバは、第1の情報処理装置から仮想サーバ識別情報を受信する手段と、仮想サーバ識別情報を第2の情報処理装置に送信する手段とを具備する。第2の情報処理装置は、第1の情報処理装置から仮想サーバ識別情報を受信する手段と、仮想サーバから仮想サーバ識別情報を受信する手段と、仮想サーバ識別情報に基づいて、第1の情報処理装置と仮想サーバとを対応付けて記憶する手段と、仮想サーバに関する検索要求の入力を受ける手段と、検索要求に応じて、第1の情報処理装置と仮想サーバとの対応関係を示す情報を出力する手段とを具備する。なお、「対応関係を示す情報を出力する手段」として、検索要求を行った相手に対して、当該仮想サーバに対応付けられた物理サーバを明示する情報を応答する手段や、当該仮想サーバと物理サーバとの対応表を応答する手段等が考えられる。或いは、当該仮想サーバに対応付けられた物理サーバにおいて何らかのアクション(例えば、LED点滅、音声発生等)を起こすための信号・命令を送信する手段でも良い。但し、実際には、これらの例に限定されない。
このとき、第2の情報処理装置は、第1の情報処理装置や仮想サーバと通信するため、仮想サーバ識別情報とは別に、第1の情報処理装置や仮想サーバのネットワークシステム上の名称やアドレス(ホスト名やIPアドレス等)により、ネットワーク上に存在する第1の情報処理装置や仮想サーバを認識している。少なくとも、第2の情報処理装置は、第1の情報処理装置や仮想サーバからデータを受信した際に、送信元を特定することはできる。
なお、本発明の構成情報管理システムは、コンピュータ等の計算機が構成情報管理用プログラムを実行することにより実現しても良い。本発明の構成情報管理用プログラムは、記憶装置や記憶媒体に格納することが可能である。
仮想サーバの管理ログが存在しない場合、もしくは管理ログの内容が正しくない場合においても、仮想サーバと、当該仮想サーバが稼働中の物理サーバとの対応関係を把握することができる。
<第1実施形態>
以下に、本発明の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
以下に、本発明の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
[基本構成]
図1を参照すると、本発明の構成情報管理システムは、構成情報管理サーバ1と、物理サーバ2と、仮想サーバ3を備える。
図1を参照すると、本発明の構成情報管理システムは、構成情報管理サーバ1と、物理サーバ2と、仮想サーバ3を備える。
構成情報管理サーバ1は、ネットワークシステム内のサーバ構成を管理する。物理サーバ2は、当該ネットワークシステム内に1台以上存在する。仮想サーバ3は、物理サーバ2上で動作(稼動)する。
構成情報管理サーバ1は、構成情報検索機能部101と、構成情報データベース102と、構成情報収集機能部103と、構成情報関連付け機能部104を含む。
構成情報検索機能部101は、ユーザやアプリケーション等から構成情報データベースに対する検索要求を受け付けて構成情報データベース102内の情報を問い合わせて結果を返す。構成情報データベース102は、構成情報収集機能部103が集めた対象とするシステムの構成情報を格納する。構成情報収集機能部103は、ネットワークを介して物理サーバ2や仮想サーバ3の構成情報提供機能(後述する構成情報提供機能部201、及び構成情報提供機能部301)と通信し、物理サーバ2や仮想サーバ3の構成情報を収集して構成情報データベース102に格納する。構成情報関連付け機能部104は、仮想サーバ識別情報に基づいて仮想サーバ3の構成情報と物理サーバ2の構成情報を関連付ける。ここでは、構成情報関連付け機能部104は、仮想サーバ3の構成情報と物理サーバ2の構成情報の両方に仮想サーバ識別情報が含まれている場合、この仮想サーバ識別情報をキーにして両方を関連付ける。
物理サーバ2は、構成情報提供機能部201と、サーバ仮想化機能部202を含む。
構成情報提供機能部201は、物理サーバ2の構成情報を集めて構成情報管理サーバ1に送信する。サーバ仮想化機能部202は、物理サーバ2の計算機資源を仮想化して仮想サーバ3の生成、実行、削除を管理し、仮想サーバ3に対して、当該物理サーバ2が所属するネットワークシステム内で当該仮想サーバ3を一意に特定するための仮想サーバ識別情報を生成する。すなわち、仮想サーバ識別情報は、物理サーバ2が所属するネットワークシステム内で重複しない情報である。
ここでは、サーバ仮想化機能部202は、仮想サーバ識別情報一覧203と、識別情報生成機能部204と、識別情報参照機能部205を含む。
仮想サーバ識別情報一覧203は、仮想サーバ識別情報の一覧を格納する。識別情報生成機能部204は、各仮想サーバ3に対して識別情報を生成し、生成された識別情報を仮想サーバ識別情報一覧203に格納する。ここでは、識別情報生成機能部204は、仮想サーバ3が生成された際(生成時、生成直後)に当該仮想サーバ3に対して識別情報を生成し、生成された識別情報を仮想サーバ識別情報一覧203に格納する。なお、識別情報生成機能部204は、事前に(仮想サーバ3の生成前に)生成予定の仮想サーバ3の識別情報を生成し、生成された識別情報を仮想サーバ識別情報一覧203に格納するようにしても良い。この場合、サーバ仮想化機能部202は、仮想サーバ識別情報一覧203を参照して仮想サーバ3を生成する。識別情報参照機能部205は、仮想サーバ3に仮想サーバ識別情報を提供するためのインタフェースを提供する。例えば、識別情報参照機能部205は、自発的に(プッシュ型)、或いは、仮想サーバ3からのアクセスがあった時に(プル型)、仮想サーバ3に仮想サーバ識別情報を送信する。
仮想サーバ3は、構成情報提供機能部301と、オペレーティングシステム(OS)302を含む。
構成情報提供機能部301は、仮想サーバ3の構成情報を集めて構成情報管理サーバ1に送信する。OS302は、仮想サーバ3上でのアプリケーションの実行を管理する。
ここでは、OS302は、識別情報収集機能部303と、仮想サーバ識別情報304を含む。
識別情報収集機能部303は、物理サーバ2の識別情報参照機能部205から送信された仮想サーバ3の識別情報を受信する。仮想サーバ識別情報304は、識別情報収集機能を介して取得した仮想サーバ識別情報を格納する。
なお、物理サーバ2や仮想サーバ3の構成情報には、物理サーバ2や仮想サーバ3のネットワークシステム上の名称やアドレス(ホスト名やIPアドレス等)も含まれるものとする。
このとき、構成情報管理サーバ1は、物理サーバ2や仮想サーバ3と通信するため、物理サーバ2や仮想サーバ3のネットワークシステム上の名称やアドレスにより、ネットワーク上に存在する物理サーバ2や仮想サーバ3を認識している。少なくとも、構成情報管理サーバ1は、物理サーバ2や仮想サーバ3からデータを受信した際に、送信元を特定することはできる。
[ハードウェアの例示]
ここでは、構成情報管理サーバ1及び物理サーバ2の例として、PC(パソコン)、ワークステーション、メインフレーム、スーパーコンピュータ等の計算機を想定している。構成情報管理サーバ1は、物理サーバ2のうちの1台であっても良い。また、構成情報管理サーバ1は、計算機上で動作する仮想サーバでも良い。例えば、構成情報管理サーバ1は、仮想サーバ3のうちの1台であっても良い。但し、実際には、これらの例に限定されない。
ここでは、構成情報管理サーバ1及び物理サーバ2の例として、PC(パソコン)、ワークステーション、メインフレーム、スーパーコンピュータ等の計算機を想定している。構成情報管理サーバ1は、物理サーバ2のうちの1台であっても良い。また、構成情報管理サーバ1は、計算機上で動作する仮想サーバでも良い。例えば、構成情報管理サーバ1は、仮想サーバ3のうちの1台であっても良い。但し、実際には、これらの例に限定されない。
構成情報検索機能部101、構成情報収集機能部103、構成情報関連付け機能部104、構成情報提供機能部201、サーバ仮想化機能部202、識別情報生成機能部204、識別情報参照機能部205、仮想サーバ3、構成情報提供機能部301、OS302、及び識別情報収集機能部303の各々(各機能部)は、プログラムに基づいて駆動し所定の処理を実行するプロセッサと、当該プログラムや各種データを記憶するメモリとによって実現される。
上記のプロセッサの例として、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、マイクロコントローラ、或いは、専用の機能を有する半導体集積回路(Integrated Circuit(IC))等が考えられる。
上記のメモリの例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリ等の半導体記憶装置が考えられる。
なお、上記のプロセッサ及び上記のメモリは、一体化していても良い。例えば、近年では、マイコン等の1チップ化が進んでいる。従って、計算機等に搭載される1チップマイコンが、プロセッサ及びメモリを備えている事例が考えられる。
また、上記の各機能部は、ネットワークを介して通信する必要がある場合、ネットワークインタフェースを含むものとする。ネットワークインタフェースの例として、ネットワーク通信に対応した基板(マザーボード、I/Oボード)やチップ等の半導体集積回路、NIC(Network Interface Card)等のネットワークアダプタや同様の拡張カード、アンテナ等の通信装置、接続口(コネクタ)等の通信ポート等が考えられる。但し、実際には、これらの例に限定されない。
また、ネットワークの例として、インターネット、LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)、バックボーン(Backbone)、ケーブルテレビ(CATV)回線、固定電話網、携帯電話網、WiMAX(IEEE 802.16a)、3G(3rd Generation)、専用線(lease line)、IrDA(Infrared Data Association)、Bluetooth(登録商標)、シリアル通信回線、データバス等が考えられる。但し、実際には、これらの例に限定されない。
構成情報データベース102、仮想サーバ識別情報一覧203、及び仮想サーバ識別情報304のそれぞれを格納するハードウェアの例として、上記の半導体記憶装置の他、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置、又は、DVD(Digital Versatile Disk)等のリムーバブルディスクや、SDメモリカード(Secure Digital memory card)等の記憶媒体(メディア)等が考えられる。また、構成情報データベース102は、計算機自体に内蔵された記憶装置に限らず、周辺機器(外付けHDD等)や外部のサーバ(Webサーバやファイルサーバ等)に設置された記憶装置、或いは、DAS(Direct Attached Storage)、FC−SAN(Fibre Channel − Storage Area Network)、NAS(Network Attached Storage)、IP−SAN(IP − Storage Area Network)等を用いたストレージ装置でも良い。但し、実際には、これらの例に限定されない。
[仮想サーバ識別情報の例示]
仮想サーバ識別情報は、物理サーバが所属するネットワークシステム内で当該仮想サーバを一意に示す識別情報である。仮想サーバ識別情報は、当該ネットワークシステム内において、1つの物理サーバ内部及び複数の物理サーバ間で重複しない情報であれば良い。ここでは、仮想サーバ識別情報の例として、UUID(Universally Unique Identifier:汎用一意識別子)、又はこれに類するものを想定している。また、他の例として、仮想MACアドレスと仮想マシンID(VMID)の組合せ(仮想MACアドレス+仮想マシンID)を仮想サーバ識別情報として使用することも考えられる。但し、実際には、これらの例に限定されない。
仮想サーバ識別情報は、物理サーバが所属するネットワークシステム内で当該仮想サーバを一意に示す識別情報である。仮想サーバ識別情報は、当該ネットワークシステム内において、1つの物理サーバ内部及び複数の物理サーバ間で重複しない情報であれば良い。ここでは、仮想サーバ識別情報の例として、UUID(Universally Unique Identifier:汎用一意識別子)、又はこれに類するものを想定している。また、他の例として、仮想MACアドレスと仮想マシンID(VMID)の組合せ(仮想MACアドレス+仮想マシンID)を仮想サーバ識別情報として使用することも考えられる。但し、実際には、これらの例に限定されない。
[全体の動作]
次に、図1、及び図2〜図8のフローチャートを参照して、本実施形態の全体の動作について詳細に説明する。
次に、図1、及び図2〜図8のフローチャートを参照して、本実施形態の全体の動作について詳細に説明する。
[仮想サーバ生成時の動作]
初めに、図2のフローチャートを参照して、仮想サーバ3の生成時の動作について説明する。
初めに、図2のフローチャートを参照して、仮想サーバ3の生成時の動作について説明する。
(1)ステップS101
まず、物理サーバ2のサーバ仮想化機能部202は、ネットワークを介して、ユーザやアプリケーションから仮想サーバ生成要求を受け付ける。
まず、物理サーバ2のサーバ仮想化機能部202は、ネットワークを介して、ユーザやアプリケーションから仮想サーバ生成要求を受け付ける。
(2)ステップS102
この際、識別情報生成機能部204は、生成した仮想サーバ3に対して、当該物理サーバ2が所属するネットワークシステム内で当該仮想サーバ3を一意に特定できるような識別情報を生成する。例えば、識別情報として、UUID等が考えられる。
この際、識別情報生成機能部204は、生成した仮想サーバ3に対して、当該物理サーバ2が所属するネットワークシステム内で当該仮想サーバ3を一意に特定できるような識別情報を生成する。例えば、識別情報として、UUID等が考えられる。
(3)ステップS103
識別情報生成機能部204は、生成された識別情報を仮想サーバ識別情報一覧203に格納する。このとき、識別情報生成機能部204は、生成された識別情報が既に仮想サーバ識別情報一覧203に格納されている場合、最新の情報に更新する。
識別情報生成機能部204は、生成された識別情報を仮想サーバ識別情報一覧203に格納する。このとき、識別情報生成機能部204は、生成された識別情報が既に仮想サーバ識別情報一覧203に格納されている場合、最新の情報に更新する。
(4)ステップS104
サーバ仮想化機能部202は、仮想サーバ3の実行を開始する。
サーバ仮想化機能部202は、仮想サーバ3の実行を開始する。
(5)ステップS105
仮想サーバ3内では、OS302の起動プロセスが開始される。
仮想サーバ3内では、OS302の起動プロセスが開始される。
(6)ステップS106
OS302の起動プロセスにおいて、識別情報収集機能部303は、この仮想サーバ3が稼動している物理サーバ2の識別情報参照機能部205から、この仮想サーバ3に対する識別情報を受信する。識別情報収集機能部303は、OS302の一機能として動作するようにしても良い。なお、OS302の動作は、実際には、OS302を動作させる処理装置により実行されるものとする。
OS302の起動プロセスにおいて、識別情報収集機能部303は、この仮想サーバ3が稼動している物理サーバ2の識別情報参照機能部205から、この仮想サーバ3に対する識別情報を受信する。識別情報収集機能部303は、OS302の一機能として動作するようにしても良い。なお、OS302の動作は、実際には、OS302を動作させる処理装置により実行されるものとする。
(7)ステップS107
識別情報収集機能部303は、取得した識別情報を仮想サーバ3内の格納領域に格納する。ここでは、識別情報収集機能部303は、取得した識別情報を仮想サーバ識別情報304としてOS302内に保持する。すなわち、仮想サーバ3は、OS302の起動時に、物理サーバ2側から仮想サーバ識別情報304を取得し、これを保持する。
識別情報収集機能部303は、取得した識別情報を仮想サーバ3内の格納領域に格納する。ここでは、識別情報収集機能部303は、取得した識別情報を仮想サーバ識別情報304としてOS302内に保持する。すなわち、仮想サーバ3は、OS302の起動時に、物理サーバ2側から仮想サーバ識別情報304を取得し、これを保持する。
[構成情報収集の動作]
次に、図3、図4のフローチャートを参照して、構成情報収集の動作について説明する。
次に、図3、図4のフローチャートを参照して、構成情報収集の動作について説明する。
[サーバ仮想化機能を有するサーバの構成情報収集処理の動作]
図3のフローチャートは、サーバ仮想化機能を有するサーバからの構成情報収集処理の動作を示している。サーバ仮想化機能を有するサーバは、物理サーバ2であることが明らかである。
図3のフローチャートは、サーバ仮想化機能を有するサーバからの構成情報収集処理の動作を示している。サーバ仮想化機能を有するサーバは、物理サーバ2であることが明らかである。
(1)ステップS201
構成情報提供機能部201は、構成情報管理サーバ1からの情報収集要求を受け付ける。
構成情報提供機能部201は、構成情報管理サーバ1からの情報収集要求を受け付ける。
(2)ステップS202
構成情報提供機能部201は、物理サーバ2の構成情報を収集する。
構成情報提供機能部201は、物理サーバ2の構成情報を収集する。
(3)ステップS203
構成情報提供機能部201は、仮想サーバ識別情報一覧203を取得する。なお、仮想サーバ識別情報一覧203は、当該物理サーバ2上で稼動する各仮想サーバ3の識別情報(仮想サーバ識別情報304)の集合である。
構成情報提供機能部201は、仮想サーバ識別情報一覧203を取得する。なお、仮想サーバ識別情報一覧203は、当該物理サーバ2上で稼動する各仮想サーバ3の識別情報(仮想サーバ識別情報304)の集合である。
(4)ステップS204
構成情報提供機能部201は、物理サーバ2の本来の構成情報に仮想サーバ識別情報一覧203を対応付けしたものを、物理サーバ2の構成情報として構成情報管理サーバ1に送信する。すなわち、構成情報提供機能部201は、物理サーバ2の本来の構成情報に、物理サーバ2が生成し保持している仮想サーバ識別情報を追加・対応付けし、本来の構成情報と仮想サーバ識別情報が一体化したものを、正式な物理サーバ2の構成情報として構成情報管理サーバ1に送信する。これにより、物理サーバ2の構成情報は、直接的・間接的に、仮想サーバ識別情報を含むことになる。
構成情報提供機能部201は、物理サーバ2の本来の構成情報に仮想サーバ識別情報一覧203を対応付けしたものを、物理サーバ2の構成情報として構成情報管理サーバ1に送信する。すなわち、構成情報提供機能部201は、物理サーバ2の本来の構成情報に、物理サーバ2が生成し保持している仮想サーバ識別情報を追加・対応付けし、本来の構成情報と仮想サーバ識別情報が一体化したものを、正式な物理サーバ2の構成情報として構成情報管理サーバ1に送信する。これにより、物理サーバ2の構成情報は、直接的・間接的に、仮想サーバ識別情報を含むことになる。
[サーバ仮想化機能無しのサーバからの構成情報収集処理の動作]
図4のフローチャートは、サーバ仮想化機能を持たないサーバからの構成情報収集処理の動作を示している。サーバ仮想化機能を持たないサーバは、物理サーバ2か仮想サーバ3か不明である。
図4のフローチャートは、サーバ仮想化機能を持たないサーバからの構成情報収集処理の動作を示している。サーバ仮想化機能を持たないサーバは、物理サーバ2か仮想サーバ3か不明である。
(1)ステップS301
構成情報提供機能部201又は構成情報提供機能部301は、構成情報管理サーバ1からの情報収集要求を受け付ける。例えば、当該サーバが物理サーバ2であれば、構成情報提供機能部201は、構成情報管理サーバ1からの情報収集要求を受け付ける。また、当該サーバが仮想サーバ3であれば、構成情報提供機能部301は、構成情報管理サーバ1からの情報収集要求を受け付ける。
構成情報提供機能部201又は構成情報提供機能部301は、構成情報管理サーバ1からの情報収集要求を受け付ける。例えば、当該サーバが物理サーバ2であれば、構成情報提供機能部201は、構成情報管理サーバ1からの情報収集要求を受け付ける。また、当該サーバが仮想サーバ3であれば、構成情報提供機能部301は、構成情報管理サーバ1からの情報収集要求を受け付ける。
(2)ステップS302
構成情報提供機能部201又は構成情報提供機能部301は、構成情報管理サーバ1からの情報収集要求に応じて、サーバの構成情報の収集を開始する。例えば、当該サーバが物理サーバ2であれば、構成情報提供機能部201は、構成情報管理サーバ1からの情報収集要求に応じて、物理サーバ2の構成情報の収集を開始する。また、当該サーバが仮想サーバ3であれば、構成情報提供機能部301は、構成情報管理サーバ1からの情報収集要求に応じて、仮想サーバ3の構成情報の収集を開始する。
構成情報提供機能部201又は構成情報提供機能部301は、構成情報管理サーバ1からの情報収集要求に応じて、サーバの構成情報の収集を開始する。例えば、当該サーバが物理サーバ2であれば、構成情報提供機能部201は、構成情報管理サーバ1からの情報収集要求に応じて、物理サーバ2の構成情報の収集を開始する。また、当該サーバが仮想サーバ3であれば、構成情報提供機能部301は、構成情報管理サーバ1からの情報収集要求に応じて、仮想サーバ3の構成情報の収集を開始する。
(3)ステップS303
また、当該サーバが仮想サーバ3であれば、構成情報提供機能部301は、仮想サーバ識別情報304の参照(又は取得)を試みる。当該サーバが物理サーバ2であれば、この処理は行われない。
また、当該サーバが仮想サーバ3であれば、構成情報提供機能部301は、仮想サーバ識別情報304の参照(又は取得)を試みる。当該サーバが物理サーバ2であれば、この処理は行われない。
(4)ステップS304
この際、構成情報提供機能部301は、仮想サーバ3内に仮想サーバ識別情報304が存在するか確認する。例えば、構成情報提供機能部301は、OS302内に保持された仮想サーバ識別情報304を参照(又は取得)できるか確認する。ここでは、構成情報提供機能部301は、仮想サーバ識別情報304を参照(又は取得)できた場合、仮想サーバ識別情報304が存在すると判断する。なお、当該サーバが物理サーバ2であれば、構成情報提供機能部201は仮想サーバ識別情報304を参照(又は取得)できないため、仮想サーバ識別情報304は存在しないことになる。
この際、構成情報提供機能部301は、仮想サーバ3内に仮想サーバ識別情報304が存在するか確認する。例えば、構成情報提供機能部301は、OS302内に保持された仮想サーバ識別情報304を参照(又は取得)できるか確認する。ここでは、構成情報提供機能部301は、仮想サーバ識別情報304を参照(又は取得)できた場合、仮想サーバ識別情報304が存在すると判断する。なお、当該サーバが物理サーバ2であれば、構成情報提供機能部201は仮想サーバ識別情報304を参照(又は取得)できないため、仮想サーバ識別情報304は存在しないことになる。
(5)ステップS305
仮想サーバ識別情報304が存在する場合(ステップS304でYes)、当該サーバは仮想サーバ3であるため、構成情報提供機能部301は、仮想サーバ3の本来の構成情報に仮想サーバ識別情報304を対応付けしたものを、仮想サーバ3の構成情報として構成情報管理サーバ1に送信する。すなわち、構成情報提供機能部301は、仮想サーバ3の本来の構成情報に、仮想サーバ3が物理サーバ2から取得し保持している仮想サーバ識別情報を追加・対応付けし、本来の構成情報と仮想サーバ識別情報が一体化したものを、正式な仮想サーバ3の構成情報として構成情報管理サーバ1に送信する。これにより、仮想サーバ3の構成情報は、直接的・間接的に、仮想サーバ識別情報を含むことになる。なお、実際には、構成情報提供機能部301は、構成情報管理サーバ1に対して、仮想サーバ3の構成情報を送信する代わりに、物理サーバ2から取得した仮想サーバ識別情報のみを送信するようにしても良い。
仮想サーバ識別情報304が存在する場合(ステップS304でYes)、当該サーバは仮想サーバ3であるため、構成情報提供機能部301は、仮想サーバ3の本来の構成情報に仮想サーバ識別情報304を対応付けしたものを、仮想サーバ3の構成情報として構成情報管理サーバ1に送信する。すなわち、構成情報提供機能部301は、仮想サーバ3の本来の構成情報に、仮想サーバ3が物理サーバ2から取得し保持している仮想サーバ識別情報を追加・対応付けし、本来の構成情報と仮想サーバ識別情報が一体化したものを、正式な仮想サーバ3の構成情報として構成情報管理サーバ1に送信する。これにより、仮想サーバ3の構成情報は、直接的・間接的に、仮想サーバ識別情報を含むことになる。なお、実際には、構成情報提供機能部301は、構成情報管理サーバ1に対して、仮想サーバ3の構成情報を送信する代わりに、物理サーバ2から取得した仮想サーバ識別情報のみを送信するようにしても良い。
(6)ステップS306
仮想サーバ識別情報304が存在しない場合(ステップS304でNo)、当該サーバはサーバ仮想化機能を持たない物理サーバ2であるため、構成情報提供機能部201は、収集した物理サーバ2の構成情報を構成情報管理サーバ1に送信する。
仮想サーバ識別情報304が存在しない場合(ステップS304でNo)、当該サーバはサーバ仮想化機能を持たない物理サーバ2であるため、構成情報提供機能部201は、収集した物理サーバ2の構成情報を構成情報管理サーバ1に送信する。
なお、前述したように、物理サーバ2や仮想サーバ3の構成情報には、「物理サーバ2や仮想サーバ3のネットワークシステム上の名称やアドレス」も含まれるものとする。
[構成情報管理サーバの動作]
次に、図5〜図8のフローチャートを参照して、構成情報管理サーバ1の動作について説明する。
次に、図5〜図8のフローチャートを参照して、構成情報管理サーバ1の動作について説明する。
[構成情報収集処理の動作]
図5のフローチャートは、構成情報収集処理を行う際の動作を示している。
図5のフローチャートは、構成情報収集処理を行う際の動作を示している。
(1)ステップS401
構成情報収集機能部103は、ネットワークを介して、ユーザやアプリケーションから構成情報の収集要求を受け付ける。
構成情報収集機能部103は、ネットワークを介して、ユーザやアプリケーションから構成情報の収集要求を受け付ける。
(2)ステップS402
構成情報収集機能部103は、ネットワークを介して、管理対象サーバ(物理サーバ2、仮想サーバ3)の構成情報提供機能部201、301と通信し、それぞれのサーバの構成情報を受信する。すなわち、構成情報収集機能部103は、物理サーバ2や仮想サーバ3の構成情報を収集する。
構成情報収集機能部103は、ネットワークを介して、管理対象サーバ(物理サーバ2、仮想サーバ3)の構成情報提供機能部201、301と通信し、それぞれのサーバの構成情報を受信する。すなわち、構成情報収集機能部103は、物理サーバ2や仮想サーバ3の構成情報を収集する。
(3)ステップS403
構成情報収集機能部103は、収集した構成情報を、サーバ単位で構成情報データベース102に格納する。このとき、構成情報関連付け機能部104は、同じ仮想サーバ識別情報が含まれている構成情報同士を関連付ける。ここでは、構成情報関連付け機能部104は、仮想サーバ3の構成情報と物理サーバ2の構成情報の両方に仮想サーバ識別情報が含まれている場合、この仮想サーバ識別情報をキーにして両方を関連付ける。構成情報関連付け機能部104は、構成情報収集機能部103が構成情報を収集した時点で収拾された構成情報同士の関連付けを行っても良いし、周期的に構成情報データベース102にアクセスして格納されている構成情報同士の関連付けを行うようにしても良い。
構成情報収集機能部103は、収集した構成情報を、サーバ単位で構成情報データベース102に格納する。このとき、構成情報関連付け機能部104は、同じ仮想サーバ識別情報が含まれている構成情報同士を関連付ける。ここでは、構成情報関連付け機能部104は、仮想サーバ3の構成情報と物理サーバ2の構成情報の両方に仮想サーバ識別情報が含まれている場合、この仮想サーバ識別情報をキーにして両方を関連付ける。構成情報関連付け機能部104は、構成情報収集機能部103が構成情報を収集した時点で収拾された構成情報同士の関連付けを行っても良いし、周期的に構成情報データベース102にアクセスして格納されている構成情報同士の関連付けを行うようにしても良い。
[構成情報検索処理の動作]
図6のフローチャートは、構成情報検索処理の動作を示している。
図6のフローチャートは、構成情報検索処理の動作を示している。
(1)ステップS501
構成情報検索機能部101は、直接、或いは、ネットワークを介して、ユーザやアプリケーションから構成情報の検索要求を受け付ける。例えば、構成情報検索機能部101は、構成情報管理サーバ1に付随するコンソールに対するユーザ操作や、構成情報管理サーバ1上でのアプリケーションの動作に基づく検索要求の入力を受け付ける。或いは、構成情報検索機能部101は、ネットワークを介して構成情報管理サーバ1に接続された端末から、検索要求の入力を受け付ける。
構成情報検索機能部101は、直接、或いは、ネットワークを介して、ユーザやアプリケーションから構成情報の検索要求を受け付ける。例えば、構成情報検索機能部101は、構成情報管理サーバ1に付随するコンソールに対するユーザ操作や、構成情報管理サーバ1上でのアプリケーションの動作に基づく検索要求の入力を受け付ける。或いは、構成情報検索機能部101は、ネットワークを介して構成情報管理サーバ1に接続された端末から、検索要求の入力を受け付ける。
(2)ステップS502
構成情報検索機能部101は、構成情報データベース102を参照する。
構成情報検索機能部101は、構成情報データベース102を参照する。
(3)ステップS503
構成情報検索機能部101は、要求された構成情報を、構成情報データベース102から取得して結果(要求された構成情報)を返信する。
構成情報検索機能部101は、要求された構成情報を、構成情報データベース102から取得して結果(要求された構成情報)を返信する。
ここでは、あるサーバの構成情報の検索要求を受け付け、当該サーバの構成情報を応答する動作について説明しているが、当該サーバが仮想サーバである場合、又は当該サーバが物理サーバであり、当該物理サーバ上で仮想サーバが稼動している場合、仮想サーバと物理サーバの対応関係を示す情報を出力する(対応関係を示す)ようにしても良い。対応関係を示す情報を出力する方法として、検索要求を行った相手に対して、仮想サーバ及び物理サーバを明示する情報を応答することや、仮想サーバと物理サーバとの対応表を応答すること等が考えられる。なお、当該サーバが仮想サーバである場合、当該仮想サーバに対応付けられた物理サーバに対して、何らかのアクション(例えば、LED点滅、音声発生等)を起こすための信号・命令を送るようにしても良い。但し、実際には、これらの例に限定されない。
[物理サーバの構成情報を特定する際の動作]
図7のフローチャートは、仮想サーバ3が動作する物理サーバ2の構成情報を特定する際の動作を示している。構成情報検索機能部101は、この動作を、検索時に実行しても良いし、バックグラウンドで実行して結果(物理サーバ2の構成情報)を構成情報データベース102に格納しておいても良い。
図7のフローチャートは、仮想サーバ3が動作する物理サーバ2の構成情報を特定する際の動作を示している。構成情報検索機能部101は、この動作を、検索時に実行しても良いし、バックグラウンドで実行して結果(物理サーバ2の構成情報)を構成情報データベース102に格納しておいても良い。
(1)ステップS601
構成情報検索機能部101は、ネットワークを介して、ユーザやアプリケーションから、仮想サーバ3が動作する物理サーバ2の構成情報を取得するための検索処理の要求を受け付ける。
構成情報検索機能部101は、ネットワークを介して、ユーザやアプリケーションから、仮想サーバ3が動作する物理サーバ2の構成情報を取得するための検索処理の要求を受け付ける。
(2)ステップS602
構成情報検索機能部101は、仮想サーバ3が動作する物理サーバ2の構成情報を取得するための検索処理の要求があった際には、構成情報データベース102に対して、初めに仮想サーバ3の構成情報を参照する。
構成情報検索機能部101は、仮想サーバ3が動作する物理サーバ2の構成情報を取得するための検索処理の要求があった際には、構成情報データベース102に対して、初めに仮想サーバ3の構成情報を参照する。
(3)ステップS603
構成情報検索機能部101は、仮想サーバ3の構成情報から仮想サーバ識別情報304を取得する。例えば、構成情報検索機能部101は、仮想サーバ3の構成情報に関連付けられている仮想サーバ識別情報304を取得する。
構成情報検索機能部101は、仮想サーバ3の構成情報から仮想サーバ識別情報304を取得する。例えば、構成情報検索機能部101は、仮想サーバ3の構成情報に関連付けられている仮想サーバ識別情報304を取得する。
(4)ステップS604
構成情報検索機能部101は、この仮想サーバ識別情報304を基に、物理サーバ2の構成情報を検索する。すなわち、構成情報検索機能部101は、この仮想サーバ識別情報304をキーにして、構成情報データベース102から物理サーバ2の構成情報を取得する。
構成情報検索機能部101は、この仮想サーバ識別情報304を基に、物理サーバ2の構成情報を検索する。すなわち、構成情報検索機能部101は、この仮想サーバ識別情報304をキーにして、構成情報データベース102から物理サーバ2の構成情報を取得する。
(5)ステップS605
構成情報検索機能部101は、要求元のユーザやアプリケーションに、検索の結果、特定した物理サーバ2の構成情報を提供する。
構成情報検索機能部101は、要求元のユーザやアプリケーションに、検索の結果、特定した物理サーバ2の構成情報を提供する。
[仮想サーバの構成情報を取得する際の動作]
一方、図8のフローチャートは、物理サーバ2上で動作する仮想サーバ3の構成情報を取得する際の動作を示している。構成情報検索機能部101は、この動作を、検索時に実行しても良いし、バックグラウンドで実行して結果(仮想サーバ3の構成情報)を構成情報データベース102に格納しておいても良い。
一方、図8のフローチャートは、物理サーバ2上で動作する仮想サーバ3の構成情報を取得する際の動作を示している。構成情報検索機能部101は、この動作を、検索時に実行しても良いし、バックグラウンドで実行して結果(仮想サーバ3の構成情報)を構成情報データベース102に格納しておいても良い。
(1)ステップS701
構成情報検索機能部101は、ネットワークを介して、ユーザやアプリケーションから、物理サーバ2上で動作する仮想サーバ3の構成情報を取得するための検索処理の要求を受け付ける。
構成情報検索機能部101は、ネットワークを介して、ユーザやアプリケーションから、物理サーバ2上で動作する仮想サーバ3の構成情報を取得するための検索処理の要求を受け付ける。
(2)ステップS702
構成情報検索機能部101は、物理サーバ2上で動作する仮想サーバ3の構成情報を取得するための検索処理の要求があった際には、構成情報データベース102に対して、初めに物理サーバ2の構成情報を参照する。
構成情報検索機能部101は、物理サーバ2上で動作する仮想サーバ3の構成情報を取得するための検索処理の要求があった際には、構成情報データベース102に対して、初めに物理サーバ2の構成情報を参照する。
(3)ステップS703
構成情報検索機能部101は、構成情報データベース102から仮想サーバ識別情報一覧203を取得する。
構成情報検索機能部101は、構成情報データベース102から仮想サーバ識別情報一覧203を取得する。
(4)ステップS704
構成情報検索機能部101は、仮想サーバ識別情報一覧203を基に、仮想サーバ識別情報304を持つ仮想サーバ3の構成情報を検索する。
構成情報検索機能部101は、仮想サーバ識別情報一覧203を基に、仮想サーバ識別情報304を持つ仮想サーバ3の構成情報を検索する。
(5)ステップS705
構成情報検索機能部101は、要求元のユーザやアプリケーションに、検索の結果、特定した仮想サーバ3の構成情報を提供する。
構成情報検索機能部101は、要求元のユーザやアプリケーションに、検索の結果、特定した仮想サーバ3の構成情報を提供する。
[構成情報関連付けの処理の詳細]
構成情報関連付けの処理には、「必要に応じて処理を行う場合」と、「事前に関連付けの処理を行っておく場合」の2つの処理形態がある。
構成情報関連付けの処理には、「必要に応じて処理を行う場合」と、「事前に関連付けの処理を行っておく場合」の2つの処理形態がある。
(1)必要に応じて処理を行う場合
構成情報関連付け機能部104は、特定の検索要求があった際に、関連付けの処理を行う。検索要求自体は、構成情報検索機能部101が受け付ける。構成情報検索機能部101は、要求された検索条件を解析し、物理サーバと仮想サーバの対応関係を必要とするような検索要求であるかどうかを判断する。構成情報検索機能部101は、対応関係が必要と判断した場合には、構成情報関連付け機能部104の処理に移行する。例えば、構成情報検索機能部101は、構成情報関連付け機能部104を呼び出す(又は立ち上げる)ための制御命令を送る。構成情報関連付け機能部104は、物理サーバや仮想サーバの構成情報を取得する際の動作(図7や図8の動作)を行い、検索要求に対する応答データを作成し、構成情報検索機能部101を介して要求元に応答データを送信して、処理を完了する。
構成情報関連付け機能部104は、特定の検索要求があった際に、関連付けの処理を行う。検索要求自体は、構成情報検索機能部101が受け付ける。構成情報検索機能部101は、要求された検索条件を解析し、物理サーバと仮想サーバの対応関係を必要とするような検索要求であるかどうかを判断する。構成情報検索機能部101は、対応関係が必要と判断した場合には、構成情報関連付け機能部104の処理に移行する。例えば、構成情報検索機能部101は、構成情報関連付け機能部104を呼び出す(又は立ち上げる)ための制御命令を送る。構成情報関連付け機能部104は、物理サーバや仮想サーバの構成情報を取得する際の動作(図7や図8の動作)を行い、検索要求に対する応答データを作成し、構成情報検索機能部101を介して要求元に応答データを送信して、処理を完了する。
(2)事前に関連付けの処理を行っておく場合
構成情報関連付け機能部104は、タイマによって定期的に処理を実施する場合や、構成変更等のイベント通知が発生した場合、ユーザからの関連付け実行要求が発生した場合に、関連付けの処理を行う。このとき、構成情報関連付け機能部104は、構成情報データベース102内に存在する物理サーバの構成情報と仮想サーバの構成情報を全てつき合わせ(参照比較して)、これらの対応関係を特定し、特定された対応関係の情報を、個々の構成情報とは別の形式で構成情報データベース102に格納する。なお、特定された対応関係の情報の格納先としては、構成情報関連付け機能部104自体に記憶領域を持たせて、この記憶領域に「物理サーバと仮想サーバの対応表」のような形式で格納することも考えられる。このように、事前に対応関係の情報を用意しておけば、構成情報関連付け機能部104は検索要求を受け付けた際に改めて構成情報関連付けの処理を行う必要がなく、構成情報検索機能部101は既に格納されている対応関係の情報を参照して検索結果を生成する。これにより、検索処理の際における処理負荷の集中を回避することや、処理時間を短縮することができる。
構成情報関連付け機能部104は、タイマによって定期的に処理を実施する場合や、構成変更等のイベント通知が発生した場合、ユーザからの関連付け実行要求が発生した場合に、関連付けの処理を行う。このとき、構成情報関連付け機能部104は、構成情報データベース102内に存在する物理サーバの構成情報と仮想サーバの構成情報を全てつき合わせ(参照比較して)、これらの対応関係を特定し、特定された対応関係の情報を、個々の構成情報とは別の形式で構成情報データベース102に格納する。なお、特定された対応関係の情報の格納先としては、構成情報関連付け機能部104自体に記憶領域を持たせて、この記憶領域に「物理サーバと仮想サーバの対応表」のような形式で格納することも考えられる。このように、事前に対応関係の情報を用意しておけば、構成情報関連付け機能部104は検索要求を受け付けた際に改めて構成情報関連付けの処理を行う必要がなく、構成情報検索機能部101は既に格納されている対応関係の情報を参照して検索結果を生成する。これにより、検索処理の際における処理負荷の集中を回避することや、処理時間を短縮することができる。
[第1実施形態の特徴]
本実施形態では、物理サーバのサーバ仮想化機能によって生成された仮想サーバ識別情報を仮想サーバ内のOSが参照して仮想サーバ内に格納するように構成している。また、物理サーバから集めた情報と、仮想サーバから集めた情報とを仮想サーバ識別情報を用いて構成情報管理サーバ内で対応付けるように構成している。このため、構成情報管理サーバ上で物理サーバの情報と、その物理サーバ上で動作する仮想サーバの情報を関連付けて参照することができる。
本実施形態では、物理サーバのサーバ仮想化機能によって生成された仮想サーバ識別情報を仮想サーバ内のOSが参照して仮想サーバ内に格納するように構成している。また、物理サーバから集めた情報と、仮想サーバから集めた情報とを仮想サーバ識別情報を用いて構成情報管理サーバ内で対応付けるように構成している。このため、構成情報管理サーバ上で物理サーバの情報と、その物理サーバ上で動作する仮想サーバの情報を関連付けて参照することができる。
<第2実施形態>
以下に、本発明の第2実施形態について詳細に説明する。
以下に、本発明の第2実施形態について詳細に説明する。
[基本構成]
図9を参照すると、本発明の第2実施形態における構成情報管理システムは、図1の構成に加えて、仮想サーバ3をマイグレーションさせる先(移動先)の物理サーバ4を備えている。
図9を参照すると、本発明の第2実施形態における構成情報管理システムは、図1の構成に加えて、仮想サーバ3をマイグレーションさせる先(移動先)の物理サーバ4を備えている。
すなわち、本発明の第2実施形態における構成情報管理システムは、構成情報管理サーバ1と、物理サーバ2と、仮想サーバ3と、物理サーバ4を備える。
構成情報管理サーバ1は、ネットワークシステム内のサーバ構成を管理する。物理サーバ2は、当該ネットワークシステム内に1台以上存在する。仮想サーバ3は、物理サーバ2上で動作(稼動)する。物理サーバ4は、仮想サーバ3のマイグレーション先となる。
構成情報管理サーバ1と仮想サーバ3の構成は、基本的に第1実施形態と同じである。
物理サーバ2の構成も、基本的に第1実施形態と同じであるが、本実施形態では、更に、サーバ仮想化機能部202内に識別情報削除機能部206を含む。すなわち、物理サーバ2は、構成情報提供機能部201と、サーバ仮想化機能部202を含む。サーバ仮想化機能部202は、仮想サーバ識別情報一覧203と、識別情報生成機能部204と、識別情報参照機能部205と、識別情報削除機能部206を含む。
物理サーバ4は、物理サーバ2と同様の構成を持つ。すなわち、物理サーバ4は、構成情報提供機能部401と、サーバ仮想化機能部402を含む。サーバ仮想化機能部402は、仮想サーバ識別情報一覧403と、識別情報生成機能部404と、識別情報参照機能部405と、識別情報削除機能部406を含む。
仮想サーバ3は、物理サーバ2のサーバ仮想化機能部202によって生成される。
仮想サーバ3は、サーバ仮想化機能部202のマイグレーション機能により、物理サーバ4の仮想サーバ機能部402上に移動する。
この際、仮想サーバ機能部202内の識別情報削除機能部206は、仮想サーバ識別情報一覧203から仮想サーバ識別情報304を削除する。その後、仮想サーバ機能部402内の識別情報生成機能部404は、新しい仮想サーバ識別情報304を生成して仮想サーバ識別情報一覧403に格納する。
[第2実施形態の動作]
次に、図10のフローチャートを参照して、本実施形態の動作について説明する。ここでは、第1実施形態と同様に、物理サーバ2上で動作する仮想サーバ3があるものとする。
次に、図10のフローチャートを参照して、本実施形態の動作について説明する。ここでは、第1実施形態と同様に、物理サーバ2上で動作する仮想サーバ3があるものとする。
物理サーバ2上の識別情報生成機能部204は、仮想サーバ3の識別情報を生成し、仮想サーバ識別情報一覧203に格納するとともに、仮想サーバ3のOS302内に仮想サーバ識別情報304として格納している。
ここで、仮想サーバ3を物理サーバ4にマイグレーションさせる状況を想定して説明する。
(1)ステップS801
物理サーバ2内のサーバ仮想化機能部202は、ネットワークを介して、ユーザやアプリケーションから、仮想サーバ3のマイグレーションの要求を受け付ける。
物理サーバ2内のサーバ仮想化機能部202は、ネットワークを介して、ユーザやアプリケーションから、仮想サーバ3のマイグレーションの要求を受け付ける。
(2)ステップS802
サーバ仮想化機能部202は、仮想サーバ3のマイグレーションの要求を受け付けると、まず識別情報削除機能部206を用いて仮想サーバ3上の仮想サーバ識別情報304のクリア(消去)を試みる。なお、実際には、仮想サーバ識別情報304は、マイグレーション後に新しい識別情報に更新されるため、サーバ仮想化機能部202は、この時点でこの処理を実行しなくても良い。
サーバ仮想化機能部202は、仮想サーバ3のマイグレーションの要求を受け付けると、まず識別情報削除機能部206を用いて仮想サーバ3上の仮想サーバ識別情報304のクリア(消去)を試みる。なお、実際には、仮想サーバ識別情報304は、マイグレーション後に新しい識別情報に更新されるため、サーバ仮想化機能部202は、この時点でこの処理を実行しなくても良い。
(3)ステップS803
次に、識別情報削除機能部206は、仮想サーバ識別情報一覧203から、マイグレーションする仮想サーバ3の識別情報を削除する。
次に、識別情報削除機能部206は、仮想サーバ識別情報一覧203から、マイグレーションする仮想サーバ3の識別情報を削除する。
(4)ステップS804
次に、サーバ仮想化機能部202は、仮想サーバ3のマイグレーション処理の実行を開始する。ここでは、仮想サーバ3のマイグレーション先は、物理サーバ4とする。すなわち、物理サーバ2内のサーバ仮想化機能部202は、マイグレーション先の物理サーバ4内のサーバ仮想化機能部402に対して、仮想サーバ3のプログラムやデータの移行を実行する。
次に、サーバ仮想化機能部202は、仮想サーバ3のマイグレーション処理の実行を開始する。ここでは、仮想サーバ3のマイグレーション先は、物理サーバ4とする。すなわち、物理サーバ2内のサーバ仮想化機能部202は、マイグレーション先の物理サーバ4内のサーバ仮想化機能部402に対して、仮想サーバ3のプログラムやデータの移行を実行する。
(5)ステップS805
物理サーバ4内のサーバ仮想化機能部402は、仮想サーバ3の実行準備を行い、実行準備が完了すると、識別情報生成機能部404に通知する。すなわち、サーバ仮想化機能部402は、仮想サーバ3のプログラムやデータの受け取りや変換を実行する。
物理サーバ4内のサーバ仮想化機能部402は、仮想サーバ3の実行準備を行い、実行準備が完了すると、識別情報生成機能部404に通知する。すなわち、サーバ仮想化機能部402は、仮想サーバ3のプログラムやデータの受け取りや変換を実行する。
(6)ステップS806
識別情報生成機能部404は、仮想サーバ3がサーバ仮想化機能部402上で再開可能となった時点で、新しい仮想サーバ識別情報304を生成する。
識別情報生成機能部404は、仮想サーバ3がサーバ仮想化機能部402上で再開可能となった時点で、新しい仮想サーバ識別情報304を生成する。
(7)ステップS807
識別情報生成機能部404は、新しく生成された仮想サーバ識別情報304を仮想サーバ識別情報一覧403に追加する。
識別情報生成機能部404は、新しく生成された仮想サーバ識別情報304を仮想サーバ識別情報一覧403に追加する。
(8)ステップS808
サーバ仮想化機能部402は、仮想サーバ3を物理サーバ4上で実行再開する。
サーバ仮想化機能部402は、仮想サーバ3を物理サーバ4上で実行再開する。
(9)ステップS809
仮想サーバ3を物理サーバ4上で実行再開した際、識別情報収集機能部303は、サーバ仮想化機能部402内の識別情報参照機能部405から、新しい仮想サーバ識別情報を受信する。例えば、識別情報収集機能部303は、サーバ仮想化機能部402内の識別情報参照機能部405から自発的に送信された新しい仮想サーバ識別情報を受信する(プッシュ型)。或いは、識別情報収集機能部303は、仮想サーバ3のOS302からの指示・命令に従って、サーバ仮想化機能部402内の識別情報参照機能部405に新しい仮想サーバ識別情報を要求し、応答として新しい仮想サーバ識別情報を受信する(プル型)。
仮想サーバ3を物理サーバ4上で実行再開した際、識別情報収集機能部303は、サーバ仮想化機能部402内の識別情報参照機能部405から、新しい仮想サーバ識別情報を受信する。例えば、識別情報収集機能部303は、サーバ仮想化機能部402内の識別情報参照機能部405から自発的に送信された新しい仮想サーバ識別情報を受信する(プッシュ型)。或いは、識別情報収集機能部303は、仮想サーバ3のOS302からの指示・命令に従って、サーバ仮想化機能部402内の識別情報参照機能部405に新しい仮想サーバ識別情報を要求し、応答として新しい仮想サーバ識別情報を受信する(プル型)。
(10)ステップS810
識別情報収集機能部303は、受信した新しい仮想サーバ識別情報を仮想サーバ識別情報304として格納する。すなわち、識別情報収集機能部303は、仮想サーバ識別情報304を更新する。
識別情報収集機能部303は、受信した新しい仮想サーバ識別情報を仮想サーバ識別情報304として格納する。すなわち、識別情報収集機能部303は、仮想サーバ識別情報304を更新する。
構成情報管理サーバ1は、物理サーバ2から物理サーバ4へのマイグレーション処理が完了した後、図2〜図4のフローチャートに示す動作に従って、物理サーバ2、仮想サーバ3、物理サーバ4の構成情報を再収集して構成情報データベース102を更新する。
また、構成情報管理サーバ1は、更新された構成情報データベース102に対して、図5〜図6のフローチャートに示す動作に従って、物理サーバ2、仮想サーバ3、物理サーバ4の構成情報を検索する。これにより、仮想マシンマイグレーション後の構成情報を収集し、参照することが可能となる。
[第2実施形態の特徴]
本実施形態では、仮想マシンをマイグレーションする際に、マイグレーション元の仮想サーバ識別情報一覧から仮想サーバ識別情報を削除し、マイグレーション先のサーバ仮想化機能上で新たに仮想サーバ識別情報を生成して、サーバ仮想化機能、及び仮想サーバ内のOS内に格納するように構成され、物理サーバから集めた情報と仮想サーバから集めた情報とを仮想サーバ識別情報を用いて構成情報管理サーバ内で対応付けるように構成されているため、仮想サーバのマイグレーション後にも構成情報管理サーバ上で物理サーバの情報とその物理サーバ上で動作する仮想サーバの情報を関連付けて参照することができる。
本実施形態では、仮想マシンをマイグレーションする際に、マイグレーション元の仮想サーバ識別情報一覧から仮想サーバ識別情報を削除し、マイグレーション先のサーバ仮想化機能上で新たに仮想サーバ識別情報を生成して、サーバ仮想化機能、及び仮想サーバ内のOS内に格納するように構成され、物理サーバから集めた情報と仮想サーバから集めた情報とを仮想サーバ識別情報を用いて構成情報管理サーバ内で対応付けるように構成されているため、仮想サーバのマイグレーション後にも構成情報管理サーバ上で物理サーバの情報とその物理サーバ上で動作する仮想サーバの情報を関連付けて参照することができる。
また、本実施形態では、仮想サーバのマイグレーションを繰り返し実行した際にも同じ手順で仮想サーバ識別情報の更新を繰り返すことができるように構成されているため、仮想マシンのマイグレーションを複数回実行した際にも、現在仮想サーバがどの物理サーバで動作しているかを構成情報管理サーバを介して把握することができる。
なお、上記の各実施形態は、組み合わせて実施することも可能である。
<実施例1>
次に、具体的な実施例を用いて本実施形態の動作について説明する。
次に、具体的な実施例を用いて本実施形態の動作について説明する。
[実施例1の構成]
図11に、具体的な実施例における構成情報管理システムの構成例を示す。
構成情報管理サーバ510、3台の物理サーバ520、530、540がネットワーク500を介して接続されている。物理サーバ520には、サーバ仮想化機能部521がインストールされている。物理サーバ530には、サーバ仮想化機能部531がインストールされている。サーバ仮想化機能部521上で仮想サーバ523が稼働している。サーバ仮想化機能部531上で仮想サーバ533が稼働している。
図11に、具体的な実施例における構成情報管理システムの構成例を示す。
構成情報管理サーバ510、3台の物理サーバ520、530、540がネットワーク500を介して接続されている。物理サーバ520には、サーバ仮想化機能部521がインストールされている。物理サーバ530には、サーバ仮想化機能部531がインストールされている。サーバ仮想化機能部521上で仮想サーバ523が稼働している。サーバ仮想化機能部531上で仮想サーバ533が稼働している。
構成情報管理サーバ510は、図1に示す構成情報管理サーバ1に相当する。3台の物理サーバ520、530、540の各々は、図1に示す物理サーバ2(又は図9に示す物理サーバ4)に相当する。仮想サーバ523、533の各々は、図1に示す仮想サーバ3に相当する。すなわち、図11に示す各サーバの構成は、図1に示す各サーバの構成例に準拠する。
このとき、サーバ仮想化機能部521、及びサーバ仮想化機能部531の各々は、図1に示すサーバ仮想化機能部202に相当し、仮想サーバ識別情報一覧203と、識別情報生成機能部204と、識別情報参照機能部205を含む。また、OS522、及びOS532の各々は、図1に示すOS302に相当し、識別情報収集機能部303と、仮想サーバ識別情報304を含む。
[実施例1における動作]
構成情報管理サーバ510が、管理対象である全ての仮想サーバと物理サーバからネットワークを介して構成情報を集めると、物理サーバ520がHost01であり、物理サーバ520内の仮想化機能部521上で1つの仮想サーバ523を動作させているという情報は得られるが、その仮想サーバ523がHost02であるかHost04であるか、或いはHost05であるかを特定することは通常できない。
構成情報管理サーバ510が、管理対象である全ての仮想サーバと物理サーバからネットワークを介して構成情報を集めると、物理サーバ520がHost01であり、物理サーバ520内の仮想化機能部521上で1つの仮想サーバ523を動作させているという情報は得られるが、その仮想サーバ523がHost02であるかHost04であるか、或いはHost05であるかを特定することは通常できない。
そこで、本発明では、サーバ仮想化機能部521に、図1に示す識別情報生成機能部204、識別情報参照機能部205、仮想サーバ識別情報一覧203を用意し、仮想サーバ523で動作するOS522に、図1に示す識別情報収集機能部303、仮想サーバ識別情報304を用意して問題を解決する。
Host01(物理サーバ520)において、サーバ仮想化機能部521は、仮想サーバ523を生成する。この際、図2に示すフローチャートに従い、識別情報生成機能部204は、仮想サーバ識別情報304を生成して仮想サーバ識別情報一覧203に格納する。識別情報収集機能部203は、仮想サーバ523内で起動したOS522からの指示・命令に従って、仮想サーバ識別情報一覧203に格納された仮想サーバ識別情報を収集し、仮想サーバ識別情報304として格納する。
図12に、図3のフローチャートに示す動作に従って、Host01(物理サーバ520)の構成情報を収集した際の結果を示す。
また、図13に、図4のフローチャートに示す動作に従って、Host02(仮想サーバ523)の構成情報を収集した際の結果を示す。
同様に、Host03〜Host05の全ての仮想サーバと物理サーバの構成情報を収集した場合、構成情報管理サーバ510内の構成情報管理データベース511には、図14に示す5つのサーバの構成情報が格納される。なお、構成情報管理データベース511は、図1に示す構成情報データベース102に相当する。
ここで、「Host02をホストしている物理サーバのCPU性能は?」という構成情報の検索要求を処理する例を考える。
構成情報管理データベース511に対する検索処理は、図6のフローチャートに示す動作に従って行われる。
この検索要求は、仮想サーバ523が稼働する物理サーバ520の構成情報の取得要求に関するため、構成情報管理サーバ510は、図7のフローチャートに示す処理を呼び出す。
まず、構成情報管理サーバ510は、仮想サーバHost02の構成情報を参照し、仮想サーバ識別情報304として「32f0aa39232…」を取得する(図7の6002)。
次に、構成情報管理サーバ510は、構成情報管理データベース511に対して、仮想サーバ識別情報304として「32f0aa39232…」を持つ物理サーバの構成情報を検索する。
この結果、構成情報管理サーバ510は、「32f0aa39232…」を構成情報に含むHost01の構成情報を結果として取得する。
構成情報管理サーバ510は、取得したHost01の構成情報からCPUの処理性能情報を参照すれば良いので、「3GHZ」という結果が得られる。
別の例として「Host03上で稼働している仮想サーバ523のホスト名は?」という検索要求を受け付けた場合を考える。
この検索要求は、物理サーバ520上で仮想する仮想サーバ523の構成情報の取得要求に関するため、図8のフローチャートに示す処理が呼び出される。
まず、構成情報管理サーバ510は、構成情報管理データベース511に対して、物理サーバ533(Host03)の構成情報を参照する。
また、構成情報管理サーバ510は、仮想サーバ識別情報一覧203から、仮想サーバ識別情報304として「4af09a39215…」を取得する(図8の7002)。
次に、構成情報管理サーバ510は、仮想サーバ識別情報304として「4af09a39215…」を持つサーバの構成情報を検索し、Host04の構成情報を取得する。これにより、構成情報管理サーバ510は、ホスト名として「Host04」を取得することができる。
<実施例2>
上記の実施例1では、仮想サーバが1台の物理サーバのリソース(ハードウェア資源)を利用している環境(1台の物理サーバ上で1台以上の仮想サーバが稼動している環境)を例に説明したが、実際には、1台の仮想サーバが複数の物理サーバのリソースを利用する環境(1台以上の物理サーバが1台の仮想サーバを実現している環境)でも、本発明を適用することが可能である。
上記の実施例1では、仮想サーバが1台の物理サーバのリソース(ハードウェア資源)を利用している環境(1台の物理サーバ上で1台以上の仮想サーバが稼動している環境)を例に説明したが、実際には、1台の仮想サーバが複数の物理サーバのリソースを利用する環境(1台以上の物理サーバが1台の仮想サーバを実現している環境)でも、本発明を適用することが可能である。
[実施例2の構成]
図15に、本実施例における構成情報管理システムの構成例を示す。
この構成情報管理システムでは、3台の物理サーバ610、630、640が分担して1台の仮想サーバ620を動作させている。ここでは、構成情報管理サーバの記載を省略しているが、実際には構成情報管理サーバも同じネットワーク上に存在している。例えば、図11に示す構成情報管理システムの構成例において、ここに示す3台の物理サーバ610、630、640が存在していても良い。
図15に、本実施例における構成情報管理システムの構成例を示す。
この構成情報管理システムでは、3台の物理サーバ610、630、640が分担して1台の仮想サーバ620を動作させている。ここでは、構成情報管理サーバの記載を省略しているが、実際には構成情報管理サーバも同じネットワーク上に存在している。例えば、図11に示す構成情報管理システムの構成例において、ここに示す3台の物理サーバ610、630、640が存在していても良い。
物理サーバ610には、サーバ仮想化機能部611がインストールされている。仮想サーバ620には、OS621がインストールされている。物理サーバ630には、サーバ仮想化機能部631がインストールされている。物理サーバ640には、サーバ仮想化機能部641がインストールされている。サーバ仮想化機能部611、サーバ仮想化機能部631、及びサーバ仮想化機能部641は、各自のリソース負担分に応じて、仮想サーバ620を動作させている。
3台の物理サーバ610、630、640の各々は、図1に示す物理サーバ2(又は図9に示す物理サーバ4)に相当する。仮想サーバ620は、図1に示す仮想サーバ3に相当する。すなわち、図11に示す各サーバの構成は、図1に示す各サーバの構成例に準拠する。
このとき、サーバ仮想化機能部611、サーバ仮想化機能部631、及びサーバ仮想化機能部641の各々は、図1に示すサーバ仮想化機能部202に相当し、仮想サーバ識別情報一覧203と、識別情報生成機能部204と、識別情報参照機能部205を含む。また、OS621は、図1に示すOS302に相当し、識別情報収集機能部303と、仮想サーバ識別情報304を含む。
[実施例2における動作]
物理サーバ610内の仮想化機能部611と、物理サーバ630内の仮想化機能部631と、物理サーバ640内の仮想化機能部641が共同で、1つの仮想サーバ620を動作させていると仮定した場合、物理サーバ610、物理サーバ630、及び物理サーバ640の各々において、図2に示すフローチャートに従い、識別情報生成機能部204は、仮想サーバ識別情報304を生成して仮想サーバ識別情報一覧203に格納する。識別情報収集機能部203は、仮想サーバ620内で起動したOS621からの指示・命令に従って、仮想サーバ識別情報一覧203に格納された仮想サーバ識別情報を収集し、仮想サーバ識別情報304として格納する。
物理サーバ610内の仮想化機能部611と、物理サーバ630内の仮想化機能部631と、物理サーバ640内の仮想化機能部641が共同で、1つの仮想サーバ620を動作させていると仮定した場合、物理サーバ610、物理サーバ630、及び物理サーバ640の各々において、図2に示すフローチャートに従い、識別情報生成機能部204は、仮想サーバ識別情報304を生成して仮想サーバ識別情報一覧203に格納する。識別情報収集機能部203は、仮想サーバ620内で起動したOS621からの指示・命令に従って、仮想サーバ識別情報一覧203に格納された仮想サーバ識別情報を収集し、仮想サーバ識別情報304として格納する。
仮想サーバ620のOS621に含まれる識別情報収集機能部303は、物理サーバ610、物理サーバ630、及び物理サーバ640の各々の識別情報参照機能部205から、それぞれにおいて生成された仮想サーバ識別情報304を取得する。
このとき、仮想サーバ620のOS621に含まれる識別情報収集機能部303は、図16に示すように、物理サーバ610、物理サーバ630、及び物理サーバ640の各々から取得した仮想サーバ識別情報304を対応付けて、取得された全ての仮想サーバ識別情報304が仮想サーバ620の識別情報となるようにする。すなわち、仮想サーバは、リソースを利用している物理サーバの数だけ仮想サーバ識別情報を持つことになる。
なお、例えば図1に示す構成情報管理サーバ内の構成情報収集機能部103は、仮想サーバ620の構成情報を収集する際、仮想サーバ620が持つ全ての仮想サーバ識別情報304を、仮想サーバ620の識別情報として取得することになる。
<産業上の利用可能性>
本発明によれば、仮想サーバを含むシステムの構成情報管理システムといった用途に適用できる。また、仮想サーバを含むシステムの統合運用管理ミドルウェアといった用途にも適用可能である。
本発明によれば、仮想サーバを含むシステムの構成情報管理システムといった用途に適用できる。また、仮想サーバを含むシステムの統合運用管理ミドルウェアといった用途にも適用可能である。
<まとめ>
以上のように、本発明の構成情報管理システムは、サーバ仮想化機能内で稼働する仮想サーバに対して、当該物理サーバが所属するネットワークシステム内で当該仮想サーバを一意に示す仮想サーバ識別情報を生成する手段と、仮想サーバ識別情報を仮想サーバから参照可能とする手段と、仮想サーバ上で動作するOSからサーバ仮想化機能で生成される仮想サーバ識別情報を収集する手段と、複数のサーバから仮想サーバ識別情報を含む構成情報を収集する手段と、仮想サーバ識別情報に基づいて物理サーバと仮想サーバの構成情報を対応付ける手段とを備えたことを特徴とする。
以上のように、本発明の構成情報管理システムは、サーバ仮想化機能内で稼働する仮想サーバに対して、当該物理サーバが所属するネットワークシステム内で当該仮想サーバを一意に示す仮想サーバ識別情報を生成する手段と、仮想サーバ識別情報を仮想サーバから参照可能とする手段と、仮想サーバ上で動作するOSからサーバ仮想化機能で生成される仮想サーバ識別情報を収集する手段と、複数のサーバから仮想サーバ識別情報を含む構成情報を収集する手段と、仮想サーバ識別情報に基づいて物理サーバと仮想サーバの構成情報を対応付ける手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の構成情報管理システムは、サーバ仮想化機能内で稼働する仮想サーバに対して、当該物理サーバが所属するネットワークシステム内で当該仮想サーバを一意に示す仮想サーバ識別情報を生成する手段と、仮想サーバ識別情報をサーバ仮想化機能内に格納する手段と、仮想サーバ識別情報を仮想サーバから参照可能とする手段と、仮想サーバ上で動作するOSからサーバ仮想化機能で生成される仮想サーバ識別情報を収集する手段と、仮想サーバ上で動作するOSに仮想サーバ識別情報を格納する手段と、複数のサーバから仮想サーバ識別情報を含む構成情報を収集する手段と、複数のサーバから収集した構成情報を構成情報データベースに格納する手段と、構成情報データベースを検索する手段と、仮想サーバ識別情報を用いて物理サーバと仮想サーバの構成情報を対応付ける手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の構成情報管理システムは、上記の構成に加え、仮想サーバを異なる物理サーバ上に移動させるマイグレーション手段と、マイグレーション前に仮想サーバ識別情報一覧から仮想サーバ識別情報を削除する手段と、マイグレーション後に移動先のサーバ仮想化機能上で新しい仮想サーバ識別情報を生成する手段と、マイグレーション後に仮想サーバ上で動作するOSの仮想サーバ識別情報を更新する手段とを更に備えたことを特徴とする。
本発明の構成情報管理方法では、サーバ仮想化機能内で稼働する仮想サーバに対して、当該物理サーバが所属するネットワークシステム内で当該仮想サーバを一意に示す仮想サーバ識別情報を生成し、仮想サーバ識別情報を仮想サーバから参照可能とし、仮想サーバ上で動作するOSからサーバ仮想化機能で生成される仮想サーバ識別情報を収集し、複数のサーバから仮想サーバ識別情報を含む構成情報を収集し、仮想サーバ識別情報に基づいて物理サーバと仮想サーバの構成情報を対応付けることを特徴とする。
また、本発明の構成情報管理方法では、サーバ仮想化機能内で稼働する仮想サーバに対して、当該物理サーバが所属するネットワークシステム内で当該仮想サーバを一意に示す仮想サーバ識別情報を生成し、仮想サーバ識別情報をサーバ仮想化機能内に格納し、仮想サーバ識別情報を仮想サーバから参照可能とし、仮想サーバ上で動作するOSからサーバ仮想化機能で生成される仮想サーバ識別情報を収集し、仮想サーバ上で動作するOSに仮想サーバ識別情報を格納し、複数のサーバから仮想サーバ識別情報を含む構成情報を収集し、複数のサーバから収集した構成情報を構成情報データベースに格納し、構成情報データベースに対する検索要求を受け付け、仮想サーバ識別情報を用いて物理サーバと仮想サーバの構成情報を対応付けることを特徴とする。
また、本発明の構成情報管理方法では、更に、仮想サーバを異なる物理サーバ上に移動させるマイグレーションさせ、マイグレーション前に仮想サーバ識別情報一覧から仮想サーバ識別情報を削除し、マイグレーション後に移動先のサーバ仮想化機能上で新しい仮想サーバ識別情報を生成し、マイグレーション後に仮想サーバ上で動作するOSの仮想サーバ識別情報を更新することを特徴とする。
本発明の構成情報管理用プログラムは、サーバ仮想化機能内で稼働する仮想サーバに対して、当該物理サーバが所属するネットワークシステム内で当該仮想サーバを一意に示す仮想サーバ識別情報を生成する処理と、仮想サーバ識別情報を仮想サーバから参照可能とする処理と、仮想サーバ上で動作するOSからサーバ仮想化機能で生成される仮想サーバ識別情報を収集する処理と、複数のサーバから仮想サーバ識別情報を含む構成情報を収集する処理と、仮想サーバ識別情報に基づいて物理サーバと仮想サーバの構成情報を対応付ける処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、本発明の構成情報管理用プログラムは、サーバ仮想化機能内で稼働する仮想サーバに対して、当該物理サーバが所属するネットワークシステム内で当該仮想サーバを一意に示す仮想サーバ識別情報を生成する処理と、仮想サーバ識別情報をサーバ仮想化機能内に格納する処理と、仮想サーバ識別情報を仮想サーバから参照可能とする処理と、仮想サーバ上で動作するOSからサーバ仮想化機能で生成される仮想サーバ識別情報を収集する処理と、仮想サーバ上で動作するOSに仮想サーバ識別情報を格納する処理と、複数のサーバから仮想サーバ識別情報を含む構成情報を収集する処理と、複数のサーバから収集した構成情報を構成情報データベースに格納する処理と、構成情報データベースを検索する処理と、仮想サーバ識別情報を用いて物理サーバと仮想サーバの構成情報を対応付ける処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、本発明の構成情報管理用プログラムは、更に、仮想サーバを異なる物理サーバ上に移動させるマイグレーション処理と、マイグレーション前に仮想サーバ識別情報一覧から仮想サーバ識別情報を削除する処理と、マイグレーション後に移動先のサーバ仮想化機能上で新しい仮想サーバ識別情報を生成する処理と、マイグレーション後に仮想サーバ上で動作するOSの仮想サーバ識別情報を更新する処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明に係る仮想サーバホスティングサーバは、サーバ仮想化機能内で稼働する仮想サーバに対して、当該物理サーバが所属するネットワークシステム内で当該仮想サーバを一意に示す仮想サーバ識別情報を生成する手段と、仮想サーバ識別情報をサーバ仮想化機能内に格納する手段と、仮想サーバ識別情報を仮想サーバから参照可能とする手段と、仮想サーバ上で動作するOSからサーバ仮想化機能で生成される仮想サーバ識別情報を収集する手段と、仮想サーバ上で動作するOSに仮想サーバ識別情報を格納する手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る構成情報管理サーバは、複数のサーバから仮想サーバ識別情報を含む構成情報を収集する手段と、複数のサーバから収集した構成情報を構成情報データベースに格納する手段と、構成情報データベースを検索する手段と、仮想サーバ識別情報を用いて物理サーバと仮想サーバの構成情報を対応付ける手段とを備えたことを特徴とする。
これにより、構成情報検索機能によって物理サーバの情報とその物理サーバ上で動作する仮想サーバの情報を関連付けて参照できる。その理由は、構成情報関連付け機能によって、仮想マシン識別情報を用いて物理サーバの情報と仮想サーバの情報依存関係を特定して構成情報データベースに格納するためである。
また、サーバ仮想化機能から仮想サーバ内のOSにログインすることなく、物理サーバの情報とその物理サーバ上で動作する仮想サーバの情報の対応付けを得られる。その理由は、サーバ仮想化機能内の識別情報参照機能と仮想サーバのOS機能内の識別情報収集機能により、ログイン処理を伴わずに物理サーバと仮想サーバで仮想サーバに対する識別情報を共有できるためである。
更に、仮想サーバの起動/停止やマイグレーションの繰り返しによって、仮想サーバがどの物理サーバ上で動作しているかを見失った際に、迅速に動作中の物理サーバを特定できる。その理由は、現時点での最新の物理サーバの構成情報と仮想サーバの構成情報を参照して、構成情報関連付け機能によって物理サーバの情報と仮想サーバの情報の対応付けを迅速に特定できるためである。
(付記1)
物理サーバは、仮想サーバ識別情報を生成した際に、仮想サーバ識別情報を仮想サーバ識別情報一覧に格納する手段と、仮想サーバに対するマイグレーションを行い、仮想サーバを他の物理サーバ上に移動させる手段と、マイグレーション前に仮想サーバ識別情報一覧から仮想サーバ識別情報を削除する手段と、他の物理サーバから仮想サーバをマイグレーションされた場合、マイグレーションされた仮想サーバに対して新規の仮想サーバ識別情報を生成する手段と、新規の仮想サーバ識別情報を仮想サーバ識別情報一覧に格納する手段とを具備する。
物理サーバは、仮想サーバ識別情報を生成した際に、仮想サーバ識別情報を仮想サーバ識別情報一覧に格納する手段と、仮想サーバに対するマイグレーションを行い、仮想サーバを他の物理サーバ上に移動させる手段と、マイグレーション前に仮想サーバ識別情報一覧から仮想サーバ識別情報を削除する手段と、他の物理サーバから仮想サーバをマイグレーションされた場合、マイグレーションされた仮想サーバに対して新規の仮想サーバ識別情報を生成する手段と、新規の仮想サーバ識別情報を仮想サーバ識別情報一覧に格納する手段とを具備する。
請求の範囲における記載について、第1の情報処理措置、及び第3の情報処理措置は、物理サーバに相当する。また、第2の情報処理措置は、構成情報管理サーバに相当する。
<補足>
従来は、1つの物理サーバ上では稼働中の仮想サーバを把握することが可能であり、システム管理者が監視を続けている限り、マイグレーションにより移動した仮想サーバを追跡し、移動先の物理サーバ上で稼働している仮想サーバを把握することは可能であった。しかし、何らかの事情で長時間当該仮想サーバが監視対象から外れた場合、その間に物理サーバ上での負荷分散のための自動処理や、他のシステム管理者の操作により、当該仮想サーバのマイグレーションが何度も行われると、外部からはその仮想サーバがどの物理サーバ上で稼動しているのかわからなくなり、その仮想サーバが稼働中なのか停止したのかも不明となっていた。例えば、テスト目的で仮想サーバを生成し使用した後、この仮想サーバを停止することを忘れて放置していた場合、長時間経過した後に気付いても、その間にこの仮想サーバが自動的に又は他者によりマイグレーションされていたら、所在を把握することは困難であった。
従来は、1つの物理サーバ上では稼働中の仮想サーバを把握することが可能であり、システム管理者が監視を続けている限り、マイグレーションにより移動した仮想サーバを追跡し、移動先の物理サーバ上で稼働している仮想サーバを把握することは可能であった。しかし、何らかの事情で長時間当該仮想サーバが監視対象から外れた場合、その間に物理サーバ上での負荷分散のための自動処理や、他のシステム管理者の操作により、当該仮想サーバのマイグレーションが何度も行われると、外部からはその仮想サーバがどの物理サーバ上で稼動しているのかわからなくなり、その仮想サーバが稼働中なのか停止したのかも不明となっていた。例えば、テスト目的で仮想サーバを生成し使用した後、この仮想サーバを停止することを忘れて放置していた場合、長時間経過した後に気付いても、その間にこの仮想サーバが自動的に又は他者によりマイグレーションされていたら、所在を把握することは困難であった。
また、従来の仮想マシンの識別情報であった仮想マシンID(VMID)は、その物理サーバ上で稼働中の仮想サーバを示すものであり、物理サーバ毎に個別に設定され、外部で利用されることはない。また、仮想サーバ側からは、自身に割り当てられた仮想マシンIDを認識することはできなかった。
本発明では、物理サーバが自身の構成情報に自身上で稼動する仮想サーバの識別情報を対応付けし、仮想サーバが自身の構成情報に物理サーバから取得した自身の識別情報を対応付けし、構成情報管理サーバ等の外部のサーバが物理サーバの構成情報と仮想サーバの構成情報を収集し、仮想サーバの識別情報をキーにして、物理サーバの構成情報と仮想サーバの構成情報を対応付ける。これにより、システム管理者が、ある仮想サーバを見失った後でも、構成情報管理サーバ等の外部のサーバを利用して、当該仮想サーバがその時点でどの物理サーバ上で稼動しているか把握することができる。
なお、本発明では、構成情報管理サーバ等の外部のサーバに対して、物理サーバが、自身上で稼動する仮想サーバの識別情報を送信し、仮想サーバが、物理サーバから取得した自身の識別情報を送信していれば良い。そうすれば、構成情報管理サーバ等の外部のサーバは、仮想サーバの識別情報をキーにして、物理サーバと仮想サーバを対応付けることができる。すなわち、物理サーバと仮想サーバの構成情報は必須ではない。
物理サーバの構成情報と仮想サーバの構成情報を収集する場合、仮想サーバの構成情報を、物理サーバの構成情報に含まれる仮想サーバの構成情報と照合することで、仮想サーバの識別情報をキーにした物理サーバと仮想サーバの対応関係の裏付けを得ることができる。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、実際には、上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。
なお、本出願は、日本出願番号2010−003348に基づく優先権を主張するものであり、日本出願番号2010−003348における開示内容は引用により本出願に組み込まれる。
Claims (13)
- 第1の情報処理装置と、
第2の情報処理装置と
を含み、
前記第1の情報処理装置は、
前記第1の情報処理装置のリソースを利用して稼働する仮想サーバに対して、前記第1の情報処理装置が所属するネットワークシステム内で前記仮想サーバを一意に示す仮想サーバ識別情報を生成する手段と、
前記仮想サーバ識別情報を前記仮想サーバに送信する手段と、
前記仮想サーバ識別情報を前記第2の情報処理装置に送信する手段と
を具備し、
前記仮想サーバは、
前記第1の情報処理装置から前記仮想サーバ識別情報を受信する手段と、
前記仮想サーバ識別情報を前記第2の情報処理装置に送信する手段と
を具備し、
前記第2の情報処理装置は、
前記第1の情報処理装置から前記仮想サーバ識別情報を受信する手段と、
前記仮想サーバから前記仮想サーバ識別情報を受信する手段と、
前記仮想サーバ識別情報に基づいて、前記第1の情報処理装置と前記仮想サーバとを対応付けて記憶する手段と、
前記仮想サーバに関する検索要求の入力を受ける手段と、
前記検索要求に応じて、前記第1の情報処理装置と前記仮想サーバとの対応関係を示す情報を出力する手段と
を具備する
構成情報管理システム。 - 請求項1に記載の構成情報管理システムであって、
前記第1の情報処理装置は、
前記第1の情報処理装置の構成情報を前記第2の情報処理装置に送信する手段
を更に具備し、
前記仮想サーバは、
前記仮想サーバの構成情報を前記第2の情報処理装置に送信する手段
を更に具備し、
前記第2の情報処理装置は、
前記第1の情報処理装置から前記第1の情報処理装置の構成情報を受信する手段と、
前記仮想サーバから前記仮想サーバの構成情報を受信する手段と、
前記第1の情報処理装置の構成情報と前記仮想サーバの構成情報とを出力する手段と
を更に具備する
構成情報管理システム。 - 請求項1又は2に記載の構成情報管理システムであって、
第3の情報処理装置
を更に含み、
前記第1の情報処理装置は、
前記第1の情報処理装置及び前記第3の情報処理装置の両方のリソースを利用して稼働する仮想サーバに対して、前記第1の情報処理装置が所属するネットワークシステム内で前記仮想サーバを一意に示す第1の仮想サーバ識別情報を生成する手段と、
前記第1の仮想サーバ識別情報を前記仮想サーバに送信する手段と、
前記第1の仮想サーバ識別情報を前記第2の情報処理装置に送信する手段と
を具備し、
前記第3の情報処理装置は、
前記仮想サーバに対して、前記第3の情報処理装置が所属するネットワークシステム内で前記仮想サーバを一意に示す第2の仮想サーバ識別情報を生成する手段と、
前記第2の仮想サーバ識別情報を前記仮想サーバに送信する手段と、
前記第2の仮想サーバ識別情報を前記第2の情報処理装置に送信する手段と
を具備し、
前記仮想サーバは、
前記第1の情報処理装置から前記第1の仮想サーバ識別情報を受信する手段と、
前記第3の情報処理装置から前記第2の仮想サーバ識別情報を受信する手段と、
前記第1の仮想サーバ識別情報及び前記第2の仮想サーバ識別情報を前記第2の情報処理装置に送信する手段と
を具備し、
前記第2の情報処理装置は、
前記第1の情報処理装置から前記第1の仮想サーバ識別情報を受信する手段と、
前記第3の情報処理装置から前記第2の仮想サーバ識別情報を受信する手段と、
前記仮想サーバから前記第1の仮想サーバ識別情報及び前記第2の仮想サーバ識別情報を受信する手段と、
前記第1の仮想サーバ識別情報及び前記第2の仮想サーバ識別情報に基づいて、前記第1の情報処理装置と前記第3の情報処理装置と前記仮想サーバとを対応付けて記憶する手段と、
前記仮想サーバに関する検索要求の入力を受ける手段と、
前記検索要求に応じて、前記第1の情報処理装置と前記第3の情報処理装置と前記仮想サーバとの対応関係を示す情報を出力する手段と
を具備する
構成情報管理システム。 - 請求項3に記載の構成情報管理システムであって、
前記第1の情報処理装置は、
前記第1の情報処理装置の構成情報を前記第2の情報処理装置に送信する手段
を更に具備し、
前記第3の情報処理装置は、
前記第3の情報処理装置の構成情報を前記第2の情報処理装置に送信する手段
を更に具備し、
前記仮想サーバは、
前記仮想サーバの構成情報を前記第2の情報処理装置に送信する手段
を更に具備し、
前記第2の情報処理装置は、
前記第1の情報処理装置から前記第1の情報処理装置の構成情報を受信する手段と、
前記第3の情報処理装置から前記第3の情報処理装置の構成情報を受信する手段と、
前記仮想サーバから前記仮想サーバの構成情報を受信する手段と、
前記第1の情報処理装置の構成情報と前記第3の情報処理装置の構成情報と前記仮想サーバの構成情報とを出力する手段と
を更に具備する
構成情報管理システム。 - 第1の情報処理装置により生成され、前記第1の情報処理装置が所属するネットワークシステム内で前記第1の情報処理装置上で稼動する仮想サーバを一意に示す仮想サーバ識別情報を、前記第1の情報処理装置から受信する手段と、
前記第1の情報処理装置から前記仮想サーバに対して送信され、前記仮想サーバにより保持されている仮想サーバ識別情報を、前記仮想サーバから受信する手段と、
前記受信された仮想サーバ識別情報に基づいて、前記第1の情報処理装置と前記仮想サーバとを対応付けて記憶する手段と、
前記仮想サーバに関する検索要求の入力を受ける手段と、
前記検索要求に応じて、前記第1の情報処理装置と前記仮想サーバとの対応関係を示す情報を出力する手段と
を具備する
第2の情報処理装置。 - 請求項5に記載の第2の情報処理装置であって、
前記第1の情報処理装置から前記第1の情報処理装置の構成情報を受信する手段と、
前記仮想サーバから前記仮想サーバの構成情報を受信する手段と、
前記第1の情報処理装置の構成情報と前記仮想サーバの構成情報とを出力する手段と
を更に具備する
第2の情報処理装置。 - 請求項5又は6に記載の第2の情報処理装置であって、
前記第1の情報処理装置及び第3の情報処理装置の両方のリソースを利用して稼働する仮想サーバから、前記仮想サーバが第1の情報処理装置から受信した第1の仮想サーバ識別情報と、前記仮想サーバが前記第3の情報処理装置から受信した第2の仮想サーバ識別情報とを受信する手段と、
前記第1の情報処理装置から、前記第1の仮想サーバ識別情報を受信する手段と、
前記第3の情報処理装置から、前記第2の仮想サーバ識別情報を受信する手段と、
前記第1の仮想サーバ識別情報及び前記第2の仮想サーバ識別情報に基づいて、前記第1の情報処理装置と前記第3の情報処理装置と前記仮想サーバとを対応付けて記憶する手段と、
前記検索要求に応じて、前記第1の情報処理装置と前記第3の情報処理装置と前記仮想サーバとの対応関係を示す情報を出力する手段と
を具備する
第2の情報処理装置。 - 請求項7に記載の第2の情報処理装置であって、
前記第1の情報処理装置から、前記第1の情報処理装置の構成情報を受信する手段と、
前記第3の情報処理装置から、前記第3の情報処理装置の構成情報を受信する手段と、
前記仮想サーバから、前記仮想サーバの構成情報を受信する手段と、
前記第1の情報処理装置の構成情報と前記第3の情報処理装置の構成情報と前記仮想サーバの構成情報とを出力する手段と
を更に具備する
第2の情報処理装置。 - 第1の情報処理装置により、前記第1の情報処理装置のリソースを利用して稼働する仮想サーバに対して、前記第1の情報処理装置が所属するネットワークシステム内で前記仮想サーバを一意に示す仮想サーバ識別情報を生成し、前記仮想サーバ識別情報を前記仮想サーバに送信し、前記仮想サーバ識別情報を第2の情報処理装置に送信することと、
前記仮想サーバにより、前記第1の情報処理装置から前記仮想サーバ識別情報を受信し、前記仮想サーバ識別情報を前記第2の情報処理装置に送信することと、
前記第2の情報処理装置により、前記第1の情報処理装置から前記仮想サーバ識別情報を受信し、前記仮想サーバから前記仮想サーバ識別情報を受信し、前記仮想サーバ識別情報に基づいて、前記第1の情報処理装置と前記仮想サーバとを対応付けて管理し、前記仮想サーバに関する検索要求の入力を受け、前記検索要求に応じて、前記第1の情報処理装置と前記仮想サーバとの対応関係を示す情報を出力することと
を含む
構成情報管理方法。 - 請求項9に記載の構成情報管理方法であって、
前記第1の情報処理装置により、前記第1の情報処理装置の構成情報を前記第2の情報処理装置に送信することと、
前記仮想サーバにより、前記仮想サーバの構成情報を前記第2の情報処理装置に送信すること、
前記第2の情報処理装置により、前記第1の情報処理装置から前記第1の情報処理装置の構成情報を受信し、前記仮想サーバから前記仮想サーバの構成情報を受信し、前記第1の情報処理装置の構成情報と前記仮想サーバの構成情報とを出力することと
を更に含む
構成情報管理方法。 - 請求項9又は10に記載の構成情報管理方法であって、
前記第1の情報処理装置により、第1の仮想サーバ識別情報を生成し、前記第1の仮想サーバ識別情報を第2の情報処理装置に送信し、前記第1の仮想サーバ識別情報を前記第1の情報処理装置及び第3の情報処理装置の両方のリソースを利用して稼働する仮想サーバに送信することと、
前記第3の情報処理装置により、第2の仮想サーバ識別情報を生成し、前記第2の仮想サーバ識別情報を前記第2の情報処理装置に送信し、前記第2の仮想サーバ識別情報を前記仮想サーバに送信することと、
前記仮想サーバにより、前記第1の情報処理装置から前記第1の仮想サーバ識別情報を受信し、前記第3の情報処理装置から前記第2の仮想サーバ識別情報を受信し、前記第1の仮想サーバ識別情報及び前記第2の仮想サーバ識別情報を前記第2の情報処理装置に送信することと、
前記第2の情報処理装置により、前記第1の情報処理装置から前記第1の仮想サーバ識別情報を受信し、前記第3の情報処理装置から前記第2の仮想サーバ識別情報を受信し、前記仮想サーバから前記第1の仮想サーバ識別情報及び前記第2の仮想サーバ識別情報を受信し、前記第1の仮想サーバ識別情報及び前記第2の仮想サーバ識別情報に基づいて、前記第1の情報処理装置と前記第3の情報処理装置と前記仮想サーバとを対応付けて管理し、前記仮想サーバに関する検索要求の入力を受け、前記検索要求に応じて、前記第1の情報処理装置と前記第3の情報処理装置と前記仮想サーバとの対応関係を示す情報を出力することと
を含む
構成情報管理方法。 - 請求項11に記載の構成情報管理方法であって、
前記第1の情報処理装置により、前記第1の情報処理装置の構成情報を前記第2の情報処理装置に送信することと、
前記第3の情報処理装置により、前記第3の情報処理装置の構成情報を前記第2の情報処理装置に送信することと、
前記仮想サーバにより、前記仮想サーバの構成情報を前記第2の情報処理装置に送信することと、
前記第2の情報処理装置により、前記第1の情報処理装置から前記第1の情報処理装置の構成情報を受信し、前記第3の情報処理装置から前記第3の情報処理装置の構成情報を受信し、前記仮想サーバから前記仮想サーバの構成情報を受信し、前記第1の情報処理装置の構成情報と前記第3の情報処理装置の構成情報と前記仮想サーバの構成情報とを出力することと
を更に含む
構成情報管理方法。 - 請求項9乃至12のいずれか一項に記載の構成情報管理方法を、計算機に実行させるための構成情報管理用プログラムを記憶した記憶媒体。
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