JP5702754B2 - 送信局装置、及び無線通信方法 - Google Patents
送信局装置、及び無線通信方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5702754B2 JP5702754B2 JP2012154954A JP2012154954A JP5702754B2 JP 5702754 B2 JP5702754 B2 JP 5702754B2 JP 2012154954 A JP2012154954 A JP 2012154954A JP 2012154954 A JP2012154954 A JP 2012154954A JP 5702754 B2 JP5702754 B2 JP 5702754B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- weight
- unit
- propagation channel
- transmission signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Radio Transmission System (AREA)
Description
図1は、本発明の第1の実施形態における無線通信方法を適用した無線通信システムの例を示す図である。同図に示す無線通信システムは、送信局装置としての基地局100と、受信局装置としての2台の端末局101とを備えて構成される。ここでは、基地局100と無線パケット通信をする2台の端末局101をそれぞれ端末局101−1、端末局101−2と記載する。この通信には、例えば、マルチユーザMIMO技術が用いられる。基地局100の通信セル内に位置する端末局101−1および101−2は、基地局100に属し、基地局100を介して不図示の外部のネットワークと通信を行う。
また、同図に示すように、基地局100と端末局101−1の間の伝搬チャネルをH1とし、基地局100と端末局101−2の間の伝搬チャネルをH2とする。
図2は、第1の実施形態における基地局100の内部構成を示す概略ブロック図である。
同図に示すように、基地局100は、複数のアンテナ111と、無線部112と、伝搬チャネル取得部113と、送信ウエイト算出部114と、送信信号生成部115と、情報保存部116と、ネットワークインターフェース部117とを備えて構成される。
まず、ブロードキャストウエイトの算出式を説明する。基地局100と端末局101−1の間の伝搬チャネルH1と、基地局100と端末局101−2の間の伝搬チャネルH2を、式(1)に示すように結合させた伝搬チャネルをHb1とする。Hb1は、特異値分解により式(2)のように分解される。なお、diag()は括弧内の行列や係数を対角要素とする対角行列を表す。
さらに、マルチユーザMIMOの端末局数が増加した場合では、送信データが同じになる確率が上昇し、大きな効果が得られる。
次に、ユニキャストウエイトの算出式を説明する。ユニキャストウエイトは、マルチユーザMIMOで一般的に用いられるゼロフォーシングウエイトから計算されるウエイトであり、式(7)のように算出される。
なお、ここでは、ユニキャストウエイトの算出方法として、マルチユーザMIMO技術で一般的なゼロフォーシングウエイトから算出したが、ブロック対角化法などの他の方法で算出しても構わない。
一方、シンボル番号1、3のOFDMシンボルについては、送信信号G11と送信信号G12のデータが異なるため、送信信号G11と送信信号G12にユニキャストウエイトを用いて送信ウエイト演算を行う。
以上が、基地局100の構成の説明である。
続いて、端末局101の構成を説明する。
図4は、端末局101の内部構成を示す概略ブロック図である。同図に示すように、端末局101は、アンテナ121と、無線部122と、伝搬チャネル取得部123と、通知部124と、情報保存部125と、受信信号取得部126と、チャネル等化部127とを備えて構成される。
以上が、端末局101の構成の説明である。
次に第1の実施形態における無線通信方法を適用した基地局100と端末局101の通信手順について、タイムチャートを用いて説明する。
以上が第1の実施形態である。
第2の実施形態では、基地局が、3台の端末局に対して同時に送信する信号のOFDMシンボルが一致するか否かの組み合わせパターンに応じて、これら端末局宛の送信信号の生成に用いる送信ウエイトをシンボル毎に切り替える。これにより、信号誤りを低くすることが可能となる。
また、同図に示すように、基地局100aと端末局101−1の間の伝搬チャネルをH1、基地局100aと端末局101−2の間の伝搬チャネルをH2、基地局100aと端末局101−1の間の伝搬チャネルをH3とする。
図7は、第2の実施形態における基地局100aの内部構成を示す概略ブロック図である。同図において、図2に示す第1の実施形態における基地局100と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
同図に示すように、基地局100aは、複数のアンテナ111と、無線部112と、伝搬チャネル取得部113と、送信ウエイト算出部131と、送信信号生成部132と、情報保存部116と、ネットワークインターフェース部117とを備えて構成される。このように、同図に示す基地局100aが、図2に示す基地局100と異なる点は、送信ウエイト算出部114、送信信号生成部115に代えて、送信ウエイト算出部131、送信信号生成部132を備える点である。
基地局100aと端末局101−1の間の伝搬チャネルH1、基地局100aと端末局101−2の間の伝搬チャネルH2、及び基地局100aと端末局101−3の間の伝搬チャネルH3を、式(8)に示すように結合させた伝搬チャネルをHb2とする。Hb2は、特異値分解により式(9)のように分解される。
まずは、H1、H2に対するブロードキャストウエイトの算出式を示す。はじめにH3を式(14)のように特異値分解する。
H1、H3に対するブロードキャストウエイトの算出式は、式(14)〜式(23)に示したH1、H2に対するブロードキャストウエイトの算出式におけるH1、H2をH1、H3に変更した式である。
また、H2に対するユニキャストウエイトの算出式は、式(24)、式(25)に示したH3に対するブロードキャストウエイトの算出式と同じである。
H2、H3に対するブロードキャストウエイトの算出式は、式(14)〜式(23)に示したH1、H2に対するブロードキャストウエイトの算出式におけるH1、H2をH2、H3に変更した式である。
また、H1に対するユニキャストウエイトの算出式は、式(24)、式(25)に示したH3に対するブロードキャストウエイトの算出式と同じである。
H1、H2、H3に対するユニキャストウエイトWu3を、式(26)に示す。
なお、ここでは、ユニキャストウエイトの算出方法として、マルチユーザMIMO技術で一般的なゼロフォーシングウエイトから算出したが、他の方法で算出しても構わない。
これらの変調方式を用いたときには、端末局101−1宛て、端末局101−2宛て、及び端末局101−3宛ての送信信号のOFDMシンボルが全て異なることがある。その場合は、送信信号生成部132は、情報保存部116から入力されるH1、H2、H3に対するユニキャストウエイトを用いて、各送信信号G1〜G3に送信ウエイト演算を行う。
以上が、端末局101aの構成の説明である。
端末局101の構成は、第1実施形態の端末局101と同様である。
次に第2の実施形態における無線通信方法を適用した基地局100aと端末局101の通信手順について、タイムチャートを用いて説明する。
以上が第2の実施形態である。
第3の実施形態では、基地局が、4台以上の端末局に対して同時に送信する信号のOFDMシンボルが一致するか否かの組み合わせパターンに応じて、第2の実施形態に示す方法を拡張してチャネルの組合せに応じた送信ウエイトをそれぞれ算出し、各端末局宛の送信信号が一致する組み合わせによって使用する該送信ウエイトをシンボル毎に切り替える。これにより、信号誤りを低くすることが可能となる。
第4の実施形態では、BPSKもしくはQPSKの変調方式を用いて送信を行う基地局が、2台の端末局に対して同時に送信する信号のOFDMシンボルが同一の場合と異なる場合において、ブロードキャストウエイトとユニキャストウエイトを切り替える。本実施形態のユニキャストウエイトは、ブロードキャスト伝送時における端末局での位相回転量と同一の位相回転量を与える。これにより、信号誤りを低くすることが可能となることに加え、端末局において予め必要であったOFDMシンボル毎の一致、不一致の情報が不要となるために端末局において必要な情報量の削減が可能となる。
図10は、第4の実施形態における基地局100bの内部構成を示す概略ブロック図であり、同図において、図2に示す第1の実施形態における基地局100と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
同図に示すように、基地局100bは、複数のアンテナ111と、無線部112と、伝搬チャネル取得部113と、送信ウエイト算出部141と、送信信号生成部142と、情報保存部116と、ネットワークインターフェース部117とを備えて構成される。このように、同図に示す基地局100bが、図2に示す基地局100と異なる点は、送信ウエイト算出部114、送信信号生成部115に代えて、送信ウエイト算出部141、送信信号生成部142を備える点である。
まず、ブロードキャストウエイトの算出式を説明する。基地局100bと端末局101b−1の間の伝搬チャネルH1と、基地局100bと端末局101b−2の間の伝搬チャネルH2を、式(27)に示すように結合させた伝搬チャネルをHb4とする。Hb4は、特異値分解により式(28)のように分解される。
次に、ユニキャストウエイトの算出式を説明する。ユニキャストウエイトは、マルチユーザMIMOで一般的に用いられるゼロフォーシングウエイトから計算されるウエイトである。ただし、ブロードキャスト伝送時における端末局での位相回転量と同一の位相回転量となるように、ユニキャストウエイトを算出する点が異なる。
以上が、基地局100bの構成の説明である。
続いて、端末局101bの構成について説明する。
図8は、第4の実施形態における端末局101bの内部構成を示す概略ブロック図である。同図において、図4に示す第1の実施形態における端末局101と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第4の実施形態における無線通信方法を適用した通信手順のタイムチャートは、図5に示す第1の実施形態のタイムチャートと同様である。つまり、図5における基地局100、端末局101−1、端末局101−2は、本実施形態の基地局100b、端末局101b−1、端末局101b−2に置き換えればよい。
また、端末局101−1、および101−2のチャネル等化部151は、OFDMシンボル毎の一致、不一致にかかわらず、OFDMシンボル毎にチャネル等化を行う。
第5の実施形態では、16QAM、64QAMなどQAMの変調方式を用いて送信を行う基地局が、2台の端末局に対して同時に送信する信号のOFDMシンボルが同一であるか否かと、OFDMシンボルの送信電力とに応じて、ブロードキャストウエイトとユニキャストウエイトをシンボル毎に切り替える。本実施形態のユニキャストウエイトは、ブロードキャスト伝送時における端末局での位相回転量と同一の位相回転量を与える。これにより、信号誤りを低くすることが可能となることに加え、第4の実施形態と同様に、端末局において予め必要であったOFDMシンボル毎の一致、不一致の情報が不要となるために端末局における必要な情報量の削減が可能となる。
図12は、第5の実施形態における基地局100cの内部構成を示す概略ブロック図であり、図2に示す第1の実施形態における基地局100、図10に示す第4の実施形態における基地局100bと同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
同図に示すように、基地局100cは、複数のアンテナ111と、無線部112と、伝搬チャネル取得部113と、送信ウエイト算出部141と、送信信号生成部161と、情報保存部116と、ネットワークインターフェース部117とを備えている。このように、同図に示す基地局100cが、図2に示す基地局100と異なる点は、送信ウエイト算出部114に代えて第4の実施形態における送信ウエイト算出部141を備える点、送信信号生成部115に代えて送信信号生成部161を備える点である。
例えば、16QAMの場合、送信信号生成部161は、それぞれの端末局101b宛の信号が、図13に示す実線で囲まれた送信電力の高いシンボルであり、かつ、同一である場合には、ブロードキャストウエイトを用いてウエイト演算を行う。一方、送信信号生成部161は、それぞれの端末局101b宛の信号が、異なる信号である場合、もしくは、点線で囲まれた送信電力が低いシンボルであり、かつ、同一である場合は、ユニキャストウエイトを用いてウエイト演算を行う。
ここでは、16QAMの例を示したが、64QAMの場合も同様である。
従って、実線で囲まれた受信電力の高いシンボルについては、一致する場合はブロードキャストウエイトを使用し、一致しない場合はユニキャストウエイトを使用するが、点線で囲まれた受信電力の低いシンボルについては、一致するか否かにかかわらずユニキャストウエイトを使用する。
送信信号生成部161は、図13に示した16QAMの場合と同様に、実線で囲まれたシンボルと点線で囲まれたシンボルに分けて送信ウエイト演算を行う。つまり、送信信号生成部161は、それぞれの端末局101b宛の信号が、実線で囲まれた送信電力の高いシンボルであり、かつ、同一である場合には、ブロードキャストウエイトを用いてウエイト演算を行う。一方、送信信号生成部161は、それぞれの端末局101b宛の信号が、異なる信号である場合、もしくは、点線で囲まれた送信電力が低いシンボルであり、かつ、同一である場合は、ユニキャストウエイトを用いてウエイト演算を行う。
以上が、基地局100cの構成の説明である。
第5の実施形態の端末局は、図11に示す第4の実施形態の端末局101bと同じ構成である。
第5の実施形態における無線通信方法を適用した通信手順のタイムチャートは、図5に示す第1の実施形態のタイムチャートと同様である。つまり、図5における基地局100、端末局101−1、端末局101−2は、本実施形態の基地局100c、端末局101b−1、端末局101b−2に置き換えればよい。
また、端末局101−1、および101−2のチャネル等化部151は、第4の実施形態と同様に、OFDMシンボル毎の一致、不一致にかかわらず、OFDMシンボル毎にチャネル等化を行う。
以上が第5の実施形態である。
マルチユーザMIMOを用いた従来の通信システムにおいては、基地局の総送信電力が制限されているために一端末局あたりの送信電力が限られている上に、ユーザ間干渉が大きくなるため、端末局において所望信号の受信電力が不足してしまい、伝送品質が劣化するという問題があった。
上述した実施形態では、基地局において、マルチユーザMIMOで同時に送信する信号をシンボル単位で比較した上で、一致する信号はブロードキャストウエイトを、異なる信号はユニキャストウエイトを用いて、送信ウエイト演算を行う。
これにより、一致する信号においては電力効率が上がり、全体として伝送品質が改善される。
なお、上述した実施形態における基地局100、100a、100b、100c、端末局101、101bの各機能部は、専用のハードウェア(例えば、ワイヤードロジック等)により実現されてもよく、各機能部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウエアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。更に「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
101、101−1、101−2、101−3、101b 端末局
111 複数のアンテナ
112 無線部
113 伝搬チャネル取得部
114 送信ウエイト算出部
115 送信信号生成部
116 情報保存部
117 ネットワークインターフェース部
121 アンテナ
122 無線部
123 伝搬チャネル取得部
124 通知部
125 情報保存部
126 受信信号取得部
127 チャネル等化部
131 送信ウエイト算出部
132 送信信号生成部
141 送信ウエイト算出部
142 送信信号生成部
151 チャネル等化部
161 送信信号生成部
Claims (6)
- 複数の受信局装置と同時に無線通信する送信局装置であって、
無線信号を送受信する複数のアンテナと、
前記複数のアンテナにより受信した前記受信局装置からの無線信号に対する受信処理と、複数の前記受信局装置宛の送信信号から無線信号を生成して前記複数のアンテナから同時に送信させる送信処理とを行う無線部と、
前記無線部において受信処理された前記無線信号から前記受信局装置の伝搬チャネル情報を取得する伝搬チャネル取得部と、
前記伝搬チャネル取得部において取得された前記複数の受信局装置の伝搬チャネル情報を用いて、同一のデータを送信するときに用いる送信ウエイトであるブロードキャストウエイトと、異なるデータを送信するときに用いる送信ウエイトであるユニキャストウエイトとを前記複数の受信局装置宛の送信信号が同一となる組み合わせに応じて算出する送信ウエイト算出部と、
前記複数の受信局装置宛に同時に送信する送信信号をシンボル毎に比較し、データが同一である宛先の前記受信局装置の組み合わせに応じて、データが同一のシンボルには前記ブロードキャストウエイトを用いてウエイト演算を行い、データが異なるシンボルには前記ユニキャストウエイトを用いてウエイト演算を行って前記送信信号を生成し、前記無線部に出力する送信信号生成部と、
を備えることを特徴とする送信局装置。 - 前記送信信号生成部は、二位相偏移変調もしくは四位相偏移変調を行って前記送信信号を生成し、
前記送信ウエイト算出部は、前記伝搬チャネル取得部において取得された前記複数の受信局装置の伝搬チャネル情報を用い、前記複数の受信局装置宛の送信信号が同一となる組み合わせに応じて、前記ブロードキャストウエイトと、当該ブロードキャストウエイトを用いた伝送を行ったときの前記受信局装置における位相回転量と同一の位相回転量を与えるユニキャストウエイトとを算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の送信局装置。 - 前記送信ウエイト算出部は、前記伝搬チャネル取得部において取得された前記複数の受信局装置の伝搬チャネル情報を用い、前記複数の受信局装置宛の送信信号が同一となる組み合わせに応じて、前記ブロードキャストウエイトと、当該ブロードキャストウエイトを用いた伝送を行ったときの前記受信局装置における位相回転量と同一の位相回転量を与えるユニキャストウエイトとを算出し、
前記送信信号生成部は、所定数以上の状態を表す直角位相振幅変調により前記送信信号を生成し、送信電力が所定よりも大きいシンボルの場合、前記複数の受信局装置宛に同時に送信する送信信号のシンボルが同一である宛先の前記受信局装置の組み合わせに応じて、データが同一のシンボルには前記ブロードキャストウエイトを用いてウエイト演算を行い、データが異なるシンボルには前記ユニキャストウエイトを用いてウエイト演算を行い、送信電力が所定よりも低いシンボルの場合、前記ユニキャストウエイトを用いてウエイト演算を行って前記送信信号を生成し、前記無線部に出力する、
ことを特徴とする請求項2に記載の送信局装置。 - 前記送信信号生成部は、各シンボルに前記ブロードキャストウエイトと前記ユニキャストウエイトのいずれが用いられたかを示す情報を前記送信信号に設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の送信局装置。 - 前記無線部は、伝搬チャネル情報推定用の信号を前記複数のアンテナから前記受信局装置宛に送信し、
前記複数のアンテナは、伝搬チャネル情報推定用の信号に基づいて前記受信局装置が測定した伝搬チャネル情報が設定された無線信号を受信し、前記無線部に出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の送信局装置。 - 複数の受信局装置と同時に無線通信する送信局装置が実行する無線通信方法であって、
複数のアンテナにより受信した前記受信局装置からの無線信号に対して受信処理を行う受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信処理された前記無線信号から前記受信局装置の伝搬チャネル情報を取得する伝搬チャネル取得ステップと、
前記伝搬チャネル取得ステップにおいて取得された前記複数の受信局装置の伝搬チャネル情報を用いて、同一のデータを送信するときに用いる送信ウエイトであるブロードキャストウエイトと、異なるデータを送信するときに用いる送信ウエイトであるユニキャストウエイトとを前記複数の受信局装置宛の送信信号が同一となる組み合わせに応じて算出する送信ウエイト算出ステップと、
前記複数の受信局装置宛に同時に送信する送信信号をシンボル毎に比較し、データが同一である宛先の前記受信局装置の組み合わせに応じて、データが同一のシンボルには前記ブロードキャストウエイトを用いてウエイト演算を行い、データが異なるシンボルには前記ユニキャストウエイトを用いてウエイト演算を行って前記送信信号を生成する送信信号生成ステップと、
前記送信信号生成ステップにおいて生成された複数の前記受信局装置宛の送信信号を前記複数のアンテナから同時に送信させる送信処理を行う送信ステップと、
を有することを特徴とする無線通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012154954A JP5702754B2 (ja) | 2012-07-10 | 2012-07-10 | 送信局装置、及び無線通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012154954A JP5702754B2 (ja) | 2012-07-10 | 2012-07-10 | 送信局装置、及び無線通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014017738A JP2014017738A (ja) | 2014-01-30 |
JP5702754B2 true JP5702754B2 (ja) | 2015-04-15 |
Family
ID=50112040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012154954A Active JP5702754B2 (ja) | 2012-07-10 | 2012-07-10 | 送信局装置、及び無線通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5702754B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3987229B2 (ja) * | 1999-03-16 | 2007-10-03 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 無線通信システム及びその基地局並びにその通信方法 |
JP5275835B2 (ja) * | 2008-02-05 | 2013-08-28 | パナソニック株式会社 | 基地局装置、端末装置および無線通信システム |
KR101582685B1 (ko) * | 2008-12-03 | 2016-01-06 | 엘지전자 주식회사 | 다중안테나를 이용한 데이터 전송장치 및 방법 |
US8798099B2 (en) * | 2010-06-01 | 2014-08-05 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Method and arrangement in a wireless communication system |
-
2012
- 2012-07-10 JP JP2012154954A patent/JP5702754B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014017738A (ja) | 2014-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Dilli | Analysis of 5G wireless systems in FR1 and FR2 frequency bands | |
KR100991577B1 (ko) | 시공간 동일채널 간섭 소거 수행 장치, 시스템 및 방법 | |
CN103986682B (zh) | 一种无线mimo通信系统的通信方法 | |
US8705645B2 (en) | MIMO transmitter and method for transmitting OFDM symbols | |
CN101112061B (zh) | 用于在多天线系统中分离已发射信号的多载波接收机和方法 | |
US8331518B2 (en) | Wireless communication apparatus for receiving packets transmitted with delay amounts different for respective transmission branches | |
JP2018085737A (ja) | 非線形プリコーディングベースのマルチユーザ多入力多出力のための局およびアクセスポイント | |
US20070201566A1 (en) | Techniques for explicit feedback delay measurement | |
CN111837370B (zh) | 利用天线选择进行空间调制和空时分组编码的简化检测 | |
JP2010093704A (ja) | 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピューター・プログラム | |
JP5244381B2 (ja) | 無線通信装置、無線通信方法および通信プログラム | |
EP3930409B1 (en) | Apparatus and method for signaling expansion in wireless local area network system | |
JP5487090B2 (ja) | 無線信号処理方法および無線通信装置 | |
Chen et al. | Enabling practical large-scale MIMO in WLANs with hybrid beamforming | |
US20220295468A1 (en) | Communication apparatus and communication method for control signaling | |
Ajey et al. | On performance of MIMO-OFDM based LTE systems | |
US8855184B2 (en) | System and method for non-interleaved signal field | |
JP5702754B2 (ja) | 送信局装置、及び無線通信方法 | |
Kim et al. | Energy-aware link adaptation for MIMO-OFDM based wireless communication | |
KR20220001433A (ko) | 증진된 ndpa에 기초한 무선 통신을 위한 장치 및 방법 | |
US8868124B2 (en) | Frequency domain equalizer for a beamformed system | |
Nishimori et al. | 16< cd0215f. gif> 16 MIMO Testbed for MU-MIMO Downlink Transmission | |
Stamenković et al. | Architecture of an analog combining MIMO system compliant to IEEE802. 11a | |
WO2023241215A1 (zh) | 一种通信方法及设备 | |
Tai et al. | Massive Up-Link Multi-User with OFDMA-IDMA Combination based on IEEE 802.11 ax |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140619 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5702754 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |