JP5697466B2 - 棚札管理システム及び棚札管理装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態による棚札管理システムの構成を示すブロック図である。
棚札管理システムは、棚札管理装置1と、複数の中継装置2と、複数の電子棚札端末3とを含んで構成される。そして、棚札管理装置1と中継装置2、および中継装置2と電子棚札端末3がそれぞれ通信ネットワークを介して接続される。なお、本実施形態においては、中継装置2と電子棚札端末3とは無線通信により接続される。
棚札管理装置1は、制御部101と、表示部102と、操作部103と、通信部104と、記憶部105とを含んで構成されるサーバ装置である。
制御部101は、棚札管理装置1を統括して制御する。表示部102は、各種データを表示する液晶表示器等の表示装置である。操作部103は、キーボードやマウス等の入力装置である。通信部104は、中継装置2を介して電子棚札端末3と通信処理を行う。
図示する例では、商品の名称や商品価格等の商品マスタデータに対応する重要度は「1」であり、店舗の情報に対応する重要度は「2」であり、従業員の情報に対応する重要度は「3」であり、エラーログに対応する重要度は「4」であり、各種トランザクションデータに対応する重要度は「5」である。つまり、商品マスタデータ、店舗の情報、及び従業員の情報等の棚札管理システムを構成する上で必要なシステムデータは重要度が高く、エラーログ、各種トランザクションデータ等一時的なシステムデータは重要度が低い。
なお、システムデータは、棚札管理システムにおいて用いられるデータであれば、本図に示すデータ例以外のデータであってもよい。
外部記憶データ管理テーブル105Bは、システムデータ保持部105Aのデータブロックiを更に複数(本例では8個)のブロックij(j=1,2,…,8)に分割して管理する。以下、各ブロックijが保持するシステムデータを外部記憶データとする。図示するように、外部記憶データ管理テーブル105Bは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、ブロック論理Noと、データバージョンと、データ日付けと、CS(Check Sum)と、端末ID(k(k=1,2,…,5))との各項目の列を有している。このテーブルの各行はブロックij毎に存在する。ブロック論理Noは、各ブロックijを識別する識別情報である。データバージョンは、ブロックijが保持する外部記憶データのバージョンである。データ日付けは、ブロックijが保持する外部記憶データが更新された日付けである。CSは、ブロック論理No、データバージョン、データ日付け、及び外部記憶データ本体全ての有効性を確認するためのCSであり、該当領域(ブロック論理No、データバージョン、データ日付け、及び外部記憶データ本体)のバイト毎或いはワード毎の加算結果である。端末ID(k)は、ブロックijに記憶された外部記憶データを保持する電子棚札端末3の識別情報である。なお、本例では、1つのブロックijの外部記憶データを保持する電子棚札端末3の上限数を5としたが、上限数は5以上であってもよい。また、端末ID(k)「0000」は、外部記憶データを保持する電子棚札端末3が未設定であることを表す。また、端末ID(k)「−」は、外部記憶データを保持させないことを表す。本図に示す例では、ブロック論理No「D11」の外部記憶データは5台の電子棚札端末3が保持し、ブロック論理No「D31」の外部記憶データは3台の電子棚札端末3が保持する。つまり、重要度の高い外部記憶データほど多くの電子棚札端末3が保持する。
図示するように、端末管理テーブル105Cは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、端末IDと、外部データ有無と、電池残量Aと、通信エラー回数Bと、端末再接続回数Cと、端末品質値Qとの各項目の列を有している。このテーブルの各行は端末ID毎に存在する。端末IDは、各電子棚札端末3を識別する識別子である。外部データ有無は、該当する電子棚札端末3に外部記憶データを保持させているかどうかを示す。外部データ有無「1」は外部記憶データを保持させていることを表し、外部データ有無「0」は外部記憶データを保持させていないことを表す。電池残量Aは、該当する電子棚札端末3の電池残量を表す値であり、単位はパーセント(範囲は、0〜100)である。通信エラー回数Bは、例えば、過去10日間に発生した通信エラーの回数である。例えば、棚札管理装置1は、電子棚札端末3にデータを送信した際に、送信したデータに対する応答がなかった場合に通信エラーが発生したと判定する。
電子棚札端末3は、制御部301と、無線通信部302と、電源部303と、表示部305と、記憶部306とを含んで構成される。制御部301は、電子棚札端末3を統括して制御する。無線通信部302は、中継装置2を介して棚札管理装置1と通信処理を行う。電源部303は、各部に電源を供給する。表示部305は、商品名や商品価格等の表示データを表示する。記憶部306は、端末ID、表示データ及び外部記憶データを記憶する。
記憶部306は、端末ID保持部と、表示データ保持部と、外部記憶データ保持部とを含んで構成される。端末ID保持部は、自端末の端末IDを保持する。表示データ保持部は、表示データ等、表示部305に表示するデータを保持する。外部記憶データ保持部は、棚札管理装置1から受信した外部記憶データを保持する。すなわち、外部記憶データ保持部は、棚札管理装置1の外部記憶装置を構成する領域である。
外部記憶データ保持部は、ブロック論理Noと、データバージョンと、データ日付けと、データ本体と、CSとを保持する。ブロック論理Noは、外部記憶データのブロック論理Noである。データバージョンは、外部記憶データのバージョンである。データ日付けは、外部記憶データが更新された日付けである。データ本体は、外部記憶データ本体である。また、CSは、ブロック論理No、データバージョン、データ日付け、及びデータ本体全てのデータの有効性を確認するためのCSである。
以下に示すインストール処理前の棚札管理装置1の外部記憶データ管理テーブル105Bには、電子棚札端末3の端末IDは格納されていない。
棚札管理装置1は、ソフトウェア機能ボタンの押下等によって「インストール中」のモードに移行する(ステップS101)。この間、棚札管理装置1は、図6に示す端末管理テーブル105Cを構築する。具体的には、棚札管理装置1は、インストール中に電子棚札端末3から端末参加要求を受信すると(ステップS102)、端末参加応答「端末参加OK/データ無効」を返信する(ステップS103)とともに、受信した端末参加要求に含まれる情報を端末管理テーブル105Cに書き込む。端末参加要求は、棚札管理装置1が管理する棚札管理システムに参加するためのデータであり、端末参加識別と、端末IDと、電池残量と、ブロック論理Noと、データバージョンと、データ日付けと、CSと、その他の情報とを含む(図10(b)参照)。端末参加識別は、端末参加要求であることを示す識別子である。また、端末参加応答は、端末参加要求に対する応答データであり、「端末参加OK/NG」と「データ有効/無効」とを含む(図10(c)参照)。「端末参加OK」は電子棚札端末3の棚札管理システムへの参加を許可することを表し、「棚札参加NG」は電子棚札端末3の棚札管理システムへの参加を許可しないことを表す。また、「データ有効」は電子棚札端末3の保持している外部記憶データが有効であることを表し、「データ無効」は電子棚札端末3の保持している外部記憶データが無効であることを表す。
図示するように、全ての電子棚札端末3の外部データ有無は「0」であり、通信エラー回数は「0」であり、端末再接続回数は「0」である。また、各電子棚札端末3の電池残量は、上述したステップS102において各電子棚札端末3から受信した端末参加要求に含まれる電池残量である。
図示するように、各ブロック論理Noに対応する端末ID(k)の値は全て「0000」であり、設定されていない。なお、データバージョンと、データ日付けと、CSは、予め生成されている。
本図に示すデータ同期処理は、インストール処理において全ての電子棚札端末3の参加が終了した時点でソフトウェア機能ボタンの押下等により開始する。又は、棚札管理装置1は、1日に1回或いは1週間に1回等、定期的にデータ同期処理を行う。データ同期処理は、全ての電子棚札端末3と全てのブロックijに対して外部記憶データの分配を最適化するための処理である。
まず、棚札管理装置1は、電子棚札端末3に外部記憶データを送信する(ステップS301)。ここで送信する外部記憶データは、外部記憶データ識別と、ブロック論理Noと、データバージョンと、データ日付けと、データ本体と、CSとを含む(図14(b)参照)。外部記憶データ識別は、外部記憶データであることを表す識別子である。データ本体は、外部記憶データ本体である。電子棚札端末3は、外部記憶データを受信すると、外部記憶データのCSチェックをする(ステップS302)。具体的には、電子棚札端末3の制御部301は、CSの対象領域(ブロック論理No、データバージョン、データ日付け、及びデータ本体)のバイト毎又はワード毎の加算値が受信したCSと一致する場合に外部記憶データが有効(OK)であると判定する。一方、制御部301は、加算値が受信したCSと一致しない場合に外部記憶データが無効(NG)であると判定する。そして、電子棚札端末3は、外部記憶データが有効であると判定すると(ステップS302:Yes)、外部記憶データ応答「OK」を棚札管理装置1に送信する(ステップS303)。一方、電子棚札端末3は、外部記憶データが無効であると判定すると(ステップS302:No)、外部記憶データ応答「NG」を棚札管理装置1に送信する(ステップS304)。外部記憶データ応答は、外部記憶データに対する応答データであり、「OK/NG」と電池残量とを含む(図14(c)参照)。棚札管理装置1は、外部記憶データ応答に応じて外部記憶データ管理テーブル105Bと端末管理テーブル105Cとを更新する(ステップS305)。
まず、棚札管理装置1の制御部101は、選択した電子棚札端末3に外部記憶データを送信する(ステップS401)。次に、制御部101は、外部記憶データの送信先の電子棚札端末3からの外部記憶データ応答「OK」を受信したか否かを判定する(ステップS402)。制御部101は、外部記憶データ応答「OK」を受信した場合には(ステップS402:Yes)、外部記憶データの送信に成功したと判定し、処理を終了する。
まず、棚札管理装置1は、商品名称や商品価格等の表示データを電子棚札端末3に送信する(ステップS501)。電子棚札端末3は、受信した表示データを表示部305に表示する(ステップS502)。そして、電子棚札端末3は、受信した表示データに対する応答である表示データ応答を棚札管理装置1に送信する(ステップS503)。表示データ応答は、「OK/NG」と、電池残量と、ブロック論理Noと、データバージョンと、データ日付けと、CSとを含むデータである(図16(b)参照)。
棚札管理装置1は、例えば1日に1回等定期的に以下の状態確認処理を行う。
まず、棚札管理装置1は、電子棚札端末3の状態を確認するための状態確認コマンドを電子棚札端末3に送信する(ステップS601)。電子棚札端末3は、状態確認コマンドを受信すると、自端末の各種状態を取得する(ステップS602)。各種状態とは、例えば、無線の受信強度、エラー回数、データ更新回数等の各電子棚札端末3の状態を示す情報である。そして、電子棚札端末3は、状態確認コマンドの応答である状態応答を棚札管理装置1に送信する(ステップS603)。状態応答は、状態応答識別と、電池残量と、ブロック論理Noと、データバージョンと、データ日付けと、CSと、各種状態とを含む(図17(b)参照)。状態応答識別は、データが状態応答であることを表す識別子である。以下の処理は、上述した表示データ送信処理のステップS504〜S509までの処理と同様である。
まず、棚札管理装置1の制御部101は、電子棚札端末3に表示データ又は状態確認コマンドを送信する(ステップS701)。次に、制御部101は、送信した表示データ又は状態確認コマンドに対する応答の受信に成功したか否かを判定する(ステップS702)。制御部101は、応答の受信に失敗した場合(ステップS702:No)には、処理を終了する。一方、応答の受信に成功した場合(ステップS702:Yes)には、受信した応答に含まれるブロック論理Noに対応するデータバージョンとデータ日付けとCSとを外部記憶データ管理テーブル105Bから読み出し、読み出した各データが応答に含まれる各データと夫々一致するか否かを判定する(ステップS703)。制御部101は、応答が外部記憶データ管理テーブル105Bと一致する場合(ステップS703:Yes)には、外部記憶データの送信に成功したと判定し、処理を終了する。一方、制御部101は、応答が外部記憶データ管理テーブル105Bと一致しない場合(ステップS703:No)には、図15に示す外部記憶データ送信処理を行う(ステップS704)。
この端末参加処理は、電子棚札端末3の再接続処理である。棚札管理装置1は、端末参加要求を受信すると、端末参加要求を送信した電子棚札端末3が再接続したと判定する。電子棚札端末3は、例えば、電源がオフからオンになった場合や、無線通信圏外から無線通信圏内になった場合にこの端末参加処理を行う。例えば、電子棚札端末3は、自身が無線通信圏外になると、無線同期パターンをサーチし、無線同期パターンが見つかると、無線通信圏内になったと判定して本図に示す端末参加処理を開始する。
まず、棚札管理装置1の制御部101は、受信した端末参加要求から、端末IDと、ブロック論理Noと、データバージョンと、データ日付けと、CSとを取得する(ステップS901)。次に、制御部101は、取得したブロック論理No(以下、該当ブロック論理Noとする)がD11からDN8までの範囲内であるか否かを判定する(ステップS902)。制御部101は、該当ブロック論理Noが範囲内でない場合(ステップS902:No)には、外部記憶データが無効であると判定し、処理を終了する。一方、制御部101は、該当ブロック論理Noが範囲内である場合(ステップS902:Yes)には、該当ブロック論理Noに対応するデータバージョンと、データ日付けとCSとを外部記憶データ管理テーブル105Bから読み出す。そして、制御部101は、読み出した各データを端末参加要求から取得した各データと夫々比較する(ステップS903)。
電子棚札端末3の制御部301は、外部記憶データ保持部の各領域を「ブロック論理No=000、データバージョン=000、データ日付け=0年0月0日0時0分、データ本体=オール(全て)0、CS=FFFF…(NGの状態)」とすることにより外部記憶データ保持部をイニシャライズする(ステップS1001)。
まず、電子棚札端末3の制御部301は、必要なハードウェア(H/W)をイニシャライズする(ステップS1101)。次に、制御部301は、必要はソフトウェア(S/W)をイニシャライズする(ステップS1102)。次に、制御部301は、図21に示す外部記憶データ保持部のイニシャライズ処理を行う(ステップS1103)。最後に、制御部301は、図19に示す端末参加処理を行う(ステップS1104)。
まず、電子棚札端末3の制御部301は、中継装置2との無線同期を維持しているか否かを判定する(ステップS1201)。具体的には、制御部301は、所定間隔毎に無線同期データを受信している場合に無線同期を維持していると判定し、所定時間以上無線同期データを受信していない場合に無線同期を維持していないと判定する。制御部301は、中継装置2との無線同期を維持している場合(ステップS1201:Yes)には通常処理を行う(ステップS1202)。一方、制御部301は、中継装置2との無線同期を維持していない場合(ステップS1201:No)には、無線の周波数チャネルを変えながら無線同期パターンを検索して、中継装置2をサーチする(ステップS1203)。そして、制御部301は、中継装置2のサーチに成功した否かを判定する(ステップS1204)。制御部301は、中継装置2のサーチに失敗した場合(ステップS1204:No)にはステップS1203へ戻る。一方、制御部301は、中継装置2のサーチに成功した場合(ステップS1204:Yes)には、外部記憶データ保持部に記憶された外部記憶データのCSをチェックする。(ステップS1205)。そして、制御部301は、CSのチェックがOKであるかNGであるかを判定する(ステップS1206)。制御部301は、CSのチェックがNGであれば(ステップS1206:No)、図21に示す外部記憶データ保持部のイニシャライズ処理を行う(ステップS1207)。そして、最後に、制御部301は、図19に示す端末参加処理を行う(ステップS1208)。
棚札管理装置1は、システムデータ保持部105Aにおいてシステムデータの更新があった場合に、以下に示すシステムデータ更新処理を行う。なお、棚札管理装置1は、システムデータが大きく(所定値より多く)変更された場合には、図13に示すデータ同期処理を行ってもよい。
棚札管理装置1は、電子棚札端末3との通信が発生した際に、この図に示す端末品質管理処理を行う。この端末品質管理処理は、端末品質値Qに基づいて、外部記憶データを保持する電子棚札端末3を代替する処理である。
まず、棚札管理装置1が、外部記憶データを要求するコマンドである外部記憶データリクエストを電子棚札端末3に送信する(ステップS1501)。電子棚札端末3は、外部記憶データリクエストを受信すると、外部記憶データを外部記憶データ保持部から読み出し、読み出した外部記憶データを含む端末データを棚札管理装置1に送信する(ステップS1502)。電子棚札端末3が送信する端末データは、外部記憶データ識別と、ブロック論理Noと、電池残量と、データバージョンと、データ日付けと、外部記憶データと、CSとを含む(図26(b)参照)。外部記憶データ識別は、外部記憶データを含むことを表す識別子である。
まず、棚札管理装置1の制御部101は、kに1を代入する(ステップS1601)。次に、制御部101は、該当ブロックの端末ID(k)を外部記憶データ管理テーブル105Bから読み出す(ステップS1602)。次に、制御部101は、読み出した端末ID(k)の電子棚札端末3に外部記憶データリクエストを送信する(ステップS1603)。そして、制御部101は、送信した外部記憶データリクエストに対する応答である端末データを受信したか否かを判定する(ステップS1604)。制御部101は、端末データを受信した場合(ステップS1604:Yes)には、参照成功として処理を終了する。一方、制御部101は、応答を受信していない場合(ステップS1604:No)には、kに1を加算する(ステップS1605)。そして、制御部101は、該当ブロックの端末ID(k)に端末IDが設定されているか否かを判定する(ステップS1606)。制御部101は、端末IDが設定されている場合(ステップS1606:No)には、ステップS1602へ戻る。一方、制御部101は、端末IDが設定されていない場合(ステップS1606:Yes)には、参照失敗として処理を終了する。
このデータ再構築処理は、棚札管理装置1の故障等により棚札管理装置1の交換を実施したときに、電子棚札端末3から外部記憶データを収集してシステムデータを復元する処理である。このデータ再構築処理を開始するときは、外部記憶データ管理テーブル105Bと端末管理テーブル105Cとは全て初期状態である。
また、上述したデータ再構築処理では、ステップS1709において、多数決方式にて再構築に用いる外部記憶データを選択しているが、例えば、データ日付けやデータバージョンが最新の外部記憶データを選択してもよい。
また、既存の電子棚札端末3をシステムデータの外部記憶装置として利用するため、外部記憶装置を新たに用意する必要がない。
また、1つのブロックの外部記憶データを複数台の電子棚札端末3が保持しているため、例えば、1台の電子棚札端末3に故障や電池切れ、盗難等の事故が発生した場合であっても、他の電子棚札端末3を用いてシステムデータを復元することができる。
また、重要度の高いデータほどより多くの電子棚札端末3が保持するため、より耐障害性が向上する。
また、棚札管理装置1は、外部記憶データを保持する電子棚札端末3として端末品質値の大きな電子棚札端末3を優先的に選択するため、より外部記憶装置としての信頼性が向上する。
また、棚札管理装置1は、システムデータを再構築(復元)する際に、1つのブロックに対して複数の電子棚札端末3から異なる外部記憶データを受信した場合には、多数決方式にて再構築に用いる外部記憶データを決定する。これにより、例えば、1台の電子棚札端末3の保持する外部記憶データが無効であった場合であっても、他の電子棚札端末3を用いてシステムデータを復元することができる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
例えば、本実施形態では、CSを用いて外部記憶データの有効性をチェックしたが、CRC(Cyclic Redundancy Check)等他の誤り検出データを用いてもよい。
Claims (5)
- 複数の電子棚札端末と棚札管理装置とを備えた棚札管理システムであって、
前記棚札管理装置は、
システムデータを複数のブロックに分割して記憶するシステムデータ保持部と、
前記システムデータ保持部の各ブロックに対応する前記電子棚札端末を選択する制御部と、
前記システムデータ保持部の各ブロックに記憶されたシステムデータを外部記憶データとして夫々対応する前記電子棚札端末に送信する管理装置送信部とを備え、
前記電子棚札端末は、
前記棚札管理装置から前記外部記憶データを受信する端末受信部と、
前記端末受信部により受信された外部記憶データを記憶する外部記憶データ保持部と、
前記棚札管理装置にデータを送信する端末送信部とを備えており、
前記電子棚札端末の前記端末送信部は、前記棚札管理装置との通信時に自身の電池残量を送信し、
前記棚札管理装置の前記制御部は、各電子棚札端末の品質を示す端末品質値を、受信した各電子棚札端末の電池残量に基づいて算出し、各電子棚札端末の端末品質値の高い前記電子棚札端末から優先的に選択する
ことを特徴とする棚札管理システム。 - 前記棚札管理装置は、
前記電子棚札端末から前記外部記憶データを受信する管理装置受信部と、
前記受信部により受信された外部記憶データに基づいて、前記システムデータを復元する復元部とを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の棚札管理システム。 - 前記棚札管理装置の前記復元部は、複数の前記電子棚札端末から同一ブロックの外部記憶データを受信した場合には、受信した複数の外部記憶データを比較し、データ内容の一致する外部記憶データ数の多い外部記憶データに基づいて、前記システムデータを復元する
ことを特徴とする請求項2に記載の棚札管理システム。 - 前記棚札管理装置の前記システムデータ保持部は、重要度毎にシステムデータをブロック化し、
前記棚札管理装置の前記制御部は、重要度の高いシステムデータを記憶する前記ブロックほど多くの前記電子棚札端末を対応付ける
ことを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載の棚札管理システム。 - 複数の電子棚札端末と棚札管理装置とを備えた棚札管理システムにおける前記棚札管理装置であって、
システムデータを複数のブロックに分割して記憶するシステムデータ保持部と、
前記システムデータ保持部の各ブロックに対応する前記電子棚札端末を選択する制御部と、
前記システムデータ保持部の各ブロックに記憶されたシステムデータを外部記憶データとして夫々対応する前記電子棚札端末に送信する管理装置送信部とを備え、
前記棚札管理装置の前記制御部は、前記電子棚札端末が送信する自電子棚札端末の電池残量を受信し、各電子棚札端末の品質を示す端末品質値を、受信した各電子棚札端末の電池残量に基づいて算出し、前記端末品質値の高い電子棚札端末から優先的に選択する
ことを特徴とする棚札管理装置。
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