JP5692280B2 - 空気調和機の化粧パネルおよび室内ユニット - Google Patents

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Description

この発明は、空気調和機の化粧パネルおよびそれを備えた空気調和機の室内ユニットに関し、特に、天井の開口部に挿入されて配置された室内ユニット本体の下部に取り付けられる化粧パネルに関する。
従来より、空気調和機の室内ユニットを天井に設けることが知られている。例えば、特許文献1,2には、室内ファンや室内熱交換器などを内部に収容して天井内に埋設される室内ユニット本体と、その室内ユニット本体の下部に取り付けられる化粧パネルとを備えた室内ユニットが記載されている。
特開平7−127878号公報 実昭64−35327号公報
しかしながら、特許文献1,2の室内ユニットでは、化粧パネルの外周延出部(天井面に沿って延出している部分)において結露が発生した場合、化粧パネルの外周延出部に付着した結露水が天井面に浸透してしまう可能性がある。この場合、結露水の浸透によって天井面が劣化してしまうおそれがある。
そこで、この発明は、外周延出部から天井面への結露水の浸透を抑制することが可能な化粧パネルおよびそれを備えた室内ユニットを提供することを目的とする。
第1の発明は、天井(U)の開口部(O)に挿入されて配置される室内ユニット本体(30)の下部に取り付けられる空気調和機(1)の化粧パネル(40)であって、吸込口(401a)および吹出口(402a)が形成され上記室内ユニット本体(30)の下面を覆うパネル中央部(400)と、該パネル中央部(400)の全周から天井面(U1)と平行となるように該天井面(U1)に沿って延びるパネル延出部(404)とを有するパネル本体(41)を備え、上記パネル延出部(404)は、その外周縁部が上方へ向けて屈曲して上記天井面(U1)と接触するように形成され、上記パネル中央部(400)の下面(400u)および上記パネル延出部(404)の下面(404u)は、上記天井面(U1)と平行となるように平面状に形成され、上記パネル延出部(404)の外周面(404a)は、該パネル延出部(404)の下面(404u)から上記天井面(U1)へ向けて立設するように形成され、上記パネル延出部(404)の外周面(404a)には、該パネル延出部(404)の外周面(404a)から上記天井面(U1)への水の浸入を制限するための切り欠き部(61)が該パネル延出部(404)の外周面(404a)の上端に沿って形成されていることを特徴とする空気調和機の化粧パネルである
記第の発明では、パネル延出部(404)の外周面(404a)の上端に沿って切り欠き部(61)を形成することにより、天井面(U1)とパネル延出部(404)の外周面(404a)との間に隙間を形成することができる。これにより、パネル延出部(404)の外周面(404a)から天井面(U1)への結露水(W)の浸入を制限することができる
また、上記第の発明では、パネル延出部(404)の下面(404u)から天井面(U1)へ向けて立設するようにパネル延出部(404)の外周面(404a)を形成することにより、化粧パネル(40)の平面視面積を小さくすることができる。
の発明は、天井(U)の開口部(O)に挿入されて配置される室内ユニット本体(30)と、該室内ユニット本体(30)の下部に取り付けられる化粧パネル(40)とを備えた空気調和機(1)の室内ユニット(20)であって、上記化粧パネル(40)が、上記第1の明の化粧パネル(40)によって構成されていることを特徴とする空気調和機の室内ユニットである。
上記第の発明では、化粧パネル(40)のパネル延出部(404)の外周面(404a)に結露が発生したとしてもパネル延出部(404)の外周面(404a)から天井面(U1)への結露水(W)の浸透を抑制することができる。
1の発明によれば、パネル延出部(404)の外周面(404a)から天井面(U1)への結露水(W)の浸入を制限することができるので、パネル延出部(404)の外周面(404a)に結露が発生したとしてもパネル延出部(404)の外周面(404a)から天井面(U1)への結露水(W)の浸透を抑制することができる。
また、の発明によれば、化粧パネル(40)の平面視面積を小さくすることができ、化粧パネル(40)を小型化することができる。
の発明によれば、パネル延出部(404)の外周面(404a)から天井面(U1)への結露水(W)の浸透を抑制することができるので、結露水(W)の浸透による天井面(U1)の劣化を抑制することができる。
空気調和機の構成について説明するための配管系統図。 室内ユニットの外観を示す概略斜視図。 室内ユニットの構造について説明するための概略縦断面図。 室内ユニットの構造について説明するための概略平面図。 化粧パネルの構造について説明するための概略平面図。 パネル延出部の構造について説明するための概略縦断面図。 結露発生のメカニズムについて説明するための概略部分縦断面図。 結露発生のメカニズムについて説明するための概略部分平面図。 浸入制限部の変形例について説明するための概略部分縦断面図。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一の符号を付しその説明は繰り返さない。
(空気調和機)
図1は、空気調和機(1)の構成例を示している。この空気調和機(1)は、室内の冷房および暖房を行うものであり、室外に設置される室外ユニット(10)と、室内に設置される室内ユニット(20)とを備えている。室外ユニット(10)と室内ユニット(20)は、冷媒回路(C)が構成されるように液連絡配管(P1)およびガス連絡配管(P2)によって互いに接続されている。この冷媒回路(C)では、充填された冷媒を循環させることによって蒸発圧縮式の冷凍サイクルが行われる。
〔室外ユニット〕
室外ユニット(10)には、圧縮機(11)と、室外熱交換器(12)と、室外膨張弁(13)と、四方切換弁(14)と、液連絡配管(P1)の一端に接続される液側閉鎖弁(V1)と、ガス連絡配管(P2)の一端に接続されるガス側閉鎖弁(V2)とが設けられている。また、室外熱交換器(12)の近傍には、室外熱交換器(12)に室外空気を搬送するための室外ファン(15)が設けられている。この例では、室外ファン(15)は、プロペラファンによって構成され、動力源として室外ファンモータ(15a)を有している。室外ファンモータ(15a)は、インバータ装置(図示を省略)によって回転数を変更することができるように構成されている。
圧縮機(11)は、低圧の冷媒を圧縮して圧縮後の高圧の冷媒を吐出する。この例では、圧縮機(11)は、スクロール式やロータリ式などの圧縮機構と、その圧縮機構を駆動するための圧縮機モータ(11a)とを有している。圧縮機モータ(11a)は、インバータ装置(図示を省略)によって回転数(運転周波数)を変更することができるように構成されている。
室外熱交換器(12)は、室外ファン(15)によって搬送された室外空気と室外熱交換器(12)内を流れる冷媒とが熱交換するように構成されている。例えば、室外熱交換器(12)は、フィン・アンド・チューブ式の熱交換器によって構成されている。
室外膨張弁(13)は、室外熱交換器(12)の液側端部と液側閉鎖弁(V1)との間に接続され、室外膨張弁(13)内を通過する冷媒を減圧する。例えば、室外膨張弁(13)は、開度が可変な電子膨張弁によって構成されている。
四方切換弁(14)は、第1から第4までのポートを有している。四方切換弁(14)において、第1ポートは、圧縮機(11)の吐出側端部に接続され、第2ポートは、圧縮機の吸入側端部に接続され、第3ポートは、室外熱交換器(12)のガス側端部に接続され、第4ポートは、ガス閉鎖弁(V2)に接続されている。そして、四方切換弁(14)は、第1状態(図1の実線で示す状態)と第2状態(図1の破線で示す状態)とを切り換え可能に構成されている。第1状態の四方切換弁(14)では、第1ポートと第3ポートとが連通するとともに第2ポートと第4ポートとが連通し、第2状態の四方切換弁(14)では、第1ポートと第4ポートとが連通するとともに第2ポートと第3ポートとが連通する。
〔室内ユニット〕
室内ユニット(20)には、室内膨張弁(21)と、室内熱交換器(22)とが設けられている。室内熱交換器(22)の近傍には、室内熱交換器(22)に室内空気を搬送するための室内ファン(23)が設けられている。この例では、室内ファン(23)は、遠心式の送風機によって構成され、動力源として室内ファンモータ(23a)を有している。室内ファンモータ(23a)は、インバータ装置(図示を省略)によって回転数を変更することができるように構成されている。
室内膨張弁(21)は、液連絡配管(P1)の他端と室内熱交換器(22)の液側端部との間に接続され、室内膨張弁(21)内を通過する冷媒を減圧する。例えば、室内膨張弁(21)は、開度が可変な電子膨張弁によって構成されている。
室内熱交換器(22)は、室内ファン(23)によって搬送された室内空気と室内熱交換器(22)内を流れる冷媒とが熱交換するように構成されている。この例では、室内熱交換器(22)は、フィン・アンド・チューブ式の熱交換器によって構成されている。また、室内熱交換器(22)のガス側端部は、ガス連絡配管(P2)の他端に接続されている。
〔空気調和機の運転動作〕
次に、空気調和機(1)の運転動作について説明する。この空気調和機(1)は、冷房運転と暖房運転とを切り換え可能に構成されている。
〈冷房運転〉
冷房運転では、四方切換弁(14)が第1状態(図1の実線で示す状態)となり、圧縮機(11),室外ファン(15),および室内ファン(23)が運転状態となる。これにより、冷媒回路(C)では、室外熱交換器(12)が凝縮器として機能し、室内熱交換器(22)が蒸発器として機能する。具体的には、圧縮機(11)によって圧縮された高圧の冷媒は、室外熱交換器(12)に流れ込み、室外熱交換器(12)において室外空気へ放熱して凝縮する。室外熱交換器(12)において凝縮した冷媒は、室外膨張弁(13)および室内膨張弁(21)によって減圧された後に室内熱交換器(22)に流れ込み、室内熱交換器(22)において室内空気から吸熱して蒸発する。これにより、室内空気が冷却される。室内熱交換器(22)において蒸発した冷媒は、圧縮機(11)に吸入されて再び圧縮される。
〈暖房運転〉
暖房運転では、四方切換弁(14)が第2状態(図1の破線で示す状態)となり、圧縮機(11),室外ファン(15),および室内ファン(23)が運転状態となる。これにより、冷媒回路(C)では、室内熱交換器(22)が凝縮器として機能し、室外熱交換器(12)が蒸発器として機能する。具体的には、圧縮機(11)によって圧縮された高圧の冷媒は、室内熱交換器(22)に流れ込み、室内熱交換器(22)において室内空気へ放熱して凝縮する。これにより、室内空気が加熱される。室内熱交換器(22)において凝縮した冷媒は、室内膨張弁(21)および室外膨張弁(13)によって減圧された後に室外熱交換器(12)に流れ込み、室外熱交換器(12)において室内空気から吸熱して蒸発する。室外熱交換器(12)において蒸発した冷媒は、圧縮機(11)に吸入されて再び圧縮される。
〔室内ユニットの構造〕
次に、図2〜図4を参照して、室内ユニット(20)の構造について説明する。室内ユニット(20)は、天井埋込式に構成され、室内空間(R)に面する天井(U)の開口部(O)に挿入されて配置される室内ユニット本体(30)と、室内ユニット本体(30)の下部に取り付けられる化粧パネル(40)とを備えている。この例では、室内ユニット本体(30)は、天井(U)の上方空間(すなわち、天井裏)において吊り下げ機構(図示を省略)によって吊り下げられている。また、室内ユニット本体(30)の下部に化粧パネル(40)を取り付けることにより、天井(U)の開口部(O)および室内ユニット本体(30)の下面が閉塞されている。
〈室内ユニット本体〉
室内ユニット本体(30)は、ケーシング(31)を有している。ケーシング(31)は、下面が開口する略直方体状の箱形に形成され、略正方形板状の天板(31a)と、天板(31a)の周縁部から下方に延びる略矩形板状の4枚の側板(31b)とを有している。ケーシング(31)は、室内膨張弁(21)と、室内熱交換器(22)と、室内ファン(23)と、ドレンパン(32)と、ベルマウス(33)とを収容している。さらに、ケーシング(31)内には、本体側断熱部材(34)が設けられている。
なお、図2は、室内ユニット(20)を斜め下方から視た場合の概略外観図である。図3は、室内ユニット(20)の概略縦断面図である。図4は、ケーシング(31)の天板(31a)と本体側断熱部材(34)とを取り外した室内ユニット(20)を上方から視た場合の概略平面図である。また、図3は、図4のIII−III線における縦断面構造に対応している。
《本体側断熱部材》
本体側断熱部材(34)は、下面が開口する略立方体状の箱形に形成され、ケーシング(31)の天板(31a)に沿って形成された天板側断熱部(34a)と、天板側断熱部(34a)の周縁部からケーシング(31)の4枚の側板(31b)に沿って下方に延びる4つの側板側断熱部(34b)とを有している。天板側断熱部(34a)の中央部には、室内ファンモータ(23a)の上端部を挿通可能な円形の開口部(34c)が形成されている。なお、ケーシング(31)内にドレンパン(32)を収容することができるように、側板側断熱部(34b)の上下方向の長さは、側板(31b)の上下方向の長さよりも短くなっている。
《室内ファン》
室内ファン(23)は、ケーシング(31)の内部中央に配置されている。室内ファン(23)は、室内ファンモータ(23a)と、ハブ(23b)と、シュラウド(23c)と、羽根車(23d)とを有している。室内ファンモータ(23a)は、室内ファンモータ(23a)の上端部を天板側断熱部(34a)の開口部(34c)に挿通してケーシング(31)の天板(31a)に取り付けることにより、ケーシング(31)の天板(31a)に支持されている。ハブ(23b)は、室内ファンモータ(23a)の径方向外方に形成される環状の基部と、その基部の内周縁部から下方に膨出する中央膨出部とを有し、室内ファンモータ(23a)の回転軸の下端に固定されている。シュラウド(23c)は、上端および下端にそれぞれ円形の開口を有し上端から下端に向かうに連れて開口面積が縮小する筒状に形成され、所定の間隔を隔ててハブ(23b)の基部に対向するようにハブ(23b)の基部の下方に配置されている。羽根車(23d)は、室内ファンモータ(23a)の回転方向に沿って配列された複数のターボ翼によって構成され、ハブ(23b)とシュラウド(23c)との間の羽根車収容空間(230)に設けられている。
《室内熱交換器》
室内熱交換器(22)は、室内ファン(23)の周囲を囲むように曲げられて配設された冷媒配管(伝熱管)を有し、上下方向に起立するように配置されている。また、室内熱交換器(22)の上端部は、本体側断熱部材(34)の天板側断熱部(34a)に接触している。
《ドレンパン》
ドレンパン(32)は、上下方向の厚みの薄い略立方体状に形成され、室内熱交換器(22)の下方に配置されている。また、ドレンパン(32)の上面は、室内熱交換器(22)の下端部に接触している。さらに、ドレンパン(32)には、内壁部(32a)と、外壁部(32b)と、水受部(32c)とが設けられている。内壁部(32a)は、室内熱交換器(22)の内周縁部に沿って環状に延び上方に起立する縦壁状に形成されている。外壁部(32b)は、ケーシング(31)の4枚の側板(31b)に沿って環状に延び上方に起立する縦壁状に形成されている。水受部(32c)は、室内熱交換器(22)において発生した凝縮水を回収することができるように、内壁部(32a)と外壁部(32b)との間に沿って環状に延びる溝状に形成されている。
また、ドレンパン(32)の内壁部(32a)の内周部には、ベルマウス(33)を収容することができるように上下方向に貫通する収容開口部(301)が形成されている。ドレンパン(32)の外壁部(32b)には、ケーシング(31)の4枚の側板(31b)に沿ってそれぞれ延び上下方向に貫通する4つの本体側吹出流路(302)が形成されている。さらに、ドレンパン(32)の外壁部(32b)の外周縁部(より具体的には、本体側吹出流路(302)の外側部分)は、本体側断熱部材(34)の4つの側板側断熱部(34b)の下端部に接触している。
《ベルマウス》
ベルマウス(33)は、上端および下端にそれぞれ円形の開口を有し上端から下端へ向かうに連れて開口面積が拡大する筒状に形成されている。また、ベルマウス(33)は、その開口上端が室内ファン(23)のシュラウド(23c)の開口下端に挿入されるように、ドレンパン(32)の収容開口部(301)に収容されている。これにより、ベルマウス(33)の内部空間は、室内ファン(23)の羽根車収容空間(230)に連通している。
〈化粧パネル〉
化粧パネル(40)は、上下方向の厚みの薄い略立方体状に形成されたパネル本体(41)と、略正方形板状に形成された吸込グリル(42)とを有している。
《パネル本体》
パネル本体(41)は、ケーシング(31)の下面(開口下面)を覆うように、ケーシング(31)の下部に取り付けられる。パネル本体(41)には、パネル側吸込流路(401)と、4つのパネル側吹出流路(402)と、4つのパネル側面凹部(403)とが形成されている。また、パネル本体(41)の外周下端部には、天井面(U1)に沿って外方に延出する略矩形枠状のパネル延出部(404)が設けられている。
−パネル側吸込流路−
パネル側吸込流路(401)は、パネル本体(41)の中央部に形成され、室内ユニット本体(30)のベルマウス(33)の内部空間に連通するように、パネル本体(41)の中央部を上下方向に貫通している。また、パネル側吸込流路(401)の下端には、室内空間(R)に臨む吸込口(401a)が形成されている。すなわち、パネル側吸込流路(401)は、パネル本体(41)の吸込口(401a)と室内ユニット本体(30)のベルマウス(33)の内部空間とを連通している。
−集塵フィルタ−
また、パネル側吸込流路(401)内には、吸込口(401a)から吸い込んだ空気中の塵埃を補足するための集塵フィルタ(43)が設けられている。
−パネル側吹出流路−
4つのパネル側吹出流路(402)は、パネル側吸込流路(401)の周囲を囲むように、パネル本体(41)においてパネル側吸込流路(401)の外側に形成されている。詳しく説明すると、4つのパネル側吹出流路(402)は、パネル本体(41)の4つの辺部に沿ってそれぞれ延び、室内ユニット本体(30)の4つの本体側吹出流路(302)に連通するように、パネル本体(41)の4つの辺部をそれぞれ上下方向に貫通している。また、4つのパネル側吹出流路(402)の下端には、4つの吹出口(402a)がそれぞれ形成されている。すなわち、4つのパネル側吹出流路(402)は、パネル本体(41)の4つの吹出口(402a)と室内ユニット本体(30)の4つの本体側吹出流路(302)とをそれぞれ連通している。
−風向調節羽根−
また、4つのパネル側吹出流路(402)の各々には、パネル側吹出流路(402)を流れる空気の風向を調節するための風向調節羽根(44)が設けられている。風向調節羽根(44)は、パネル側吹出流路(402)の長手方向の一端から他端へ向けて延びる略矩形板状に形成され、パネル側吹出流路(402)の下端部に配置されている。また、風向調節羽根(44)の長手方向の両端部の各々には、パネル本体(41)に回動可能に支持される回動軸(44a)が設けられている。これにより、風向調節羽根(44)は、回動軸(44a)を軸心として回動可能に構成されている。
−パネル側面凹部−
4つのパネル側面凹部(403)は、パネル本体(41)の4つの外側面にそれぞれ形成され、パネル本体(41)の4つの外側面から4つのパネル側吹出流路(402)へ向けてそれぞれ凹んでいる。パネル側面凹部(403)の長手方向の長さは、パネル側吹出流路(402)の長手方向の長さと略同一となっている。
−断熱部材およびシール部材−
また、4つのパネル側吹出流路(402)の内側(すなわち、パネル本体(41)の中央側)には、4つの内側断熱部材(45)がそれぞれ設けられている。4つのパネル側面凹部(403)には、4つの外側断熱部材(46)がそれぞれ設けられている。さらに、4つの内側断熱部材(45)の上面と室内ユニット本体(30)のドレンパン(32)の下面との間には、4つの内側シール部材(47)が介設されている。これと同様に、4つの外側断熱部材(46)の上面と室内ユニット本体(30)のドレンパン(32)の下面との間には、4つの内側シール部材(47)が介設されている。また、パネル延出部(404)の上面と天井面(U1)との間には、外側シール部材(48)が介設されている。
《吸込グリル》
吸込グリル(42)は、パネル本体(41)のパネル側吸込流路(401)の下端(すなわち、吸込口(401a))を覆うように、パネル本体(41)の下部に取り付けられる。吸込グリル(42)は、グリル本体(42a)と、グリル延長部(42b)とを有している。
−グリル本体−
グリル本体(42a)は、略正方形板状に形成され、パネル本体(41)のパネル側吸込流路(401)の下端(すなわち、吸込口(401a))を覆っている。グリル本体(42a)の中央部には、格子状に配列された多数の吸込孔(420)が形成されている。多数の吸込孔(420)は、グリル本体(42a)の中央部を上下方向に貫通している。また、吸込孔(420)の開口断面は、略正方形状に形成されている。
−グリル延長部−
グリル延長部(42b)は、グリル本体(42a)の全周からパネル本体(41)の4つの吹出口(402a)へ向けて外方に延出する略正方形枠状に形成されている。また、グリル延長部(42b)は、平面視においてパネル本体(41)の4つのパネル側吹出流路(402)の内側に設けられた4つの内側断熱部材(45)の下面と重なっている。なお、グリル延長部(42b)の外周縁は、平面視においてパネル本体(41)の4つの吹出口(402a)の内側縁よりも内側(すなわち、グリル本体(42a)側)に位置している。
〔室内ユニット内における空気の流れ〕
次に、図3を参照して、室内ユニット(20)内における空気の流れについて説明する。まず、室内ファン(23)が運転状態となると、室内空間(R)から吸込グリル(42)の多数の吸込孔(420),パネル本体(41)のパネル側吸込流路(401),およびベルマウス(33)の内部空間を経由して、室内ファン(23)の羽根車収容空間(230)に室内空気が吸い込まれる。羽根車収容空間(230)内の空気は、室内ファン(23)の羽根車(23d)によって搬送され、室内ファン(23)のハブ(23b)とシュラウド(23c)との間から径方向外方へ吹き出される。室内ファン(23)から吹き出された空気は、室内熱交換器(22)を通過する際に室内熱交換器(22)を流れる冷媒と熱交換する。これにより、室内熱交換器(22)を通過する空気は、室内熱交換器(22)が蒸発器として機能している場合(すなわち、冷房運転の場合)には冷却され、室内熱交換器(22)が凝縮器として機能している場合(すなわち、暖房運転の場合)には加熱されることになる。そして、室内熱交換器(22)を通過した空気は、室内ユニット本体(30)の4つの本体側吹出流路(302)に分流した後に、化粧パネル(40)の4つのパネル側吹出流路(402)を下方に流れ、4つの吹出口(402a)から室内空間(R)に吹き出される。
〔電装品箱および接続管〕
また、ケーシング(31)の1つの側板(31b)の外側面(以下、外側取付面(310)と表記)には、電装品箱(50)が設けられている。電装品箱(50)は、横長の立方体状の箱形に形成され、室内ユニット(20)の各部(例えば、室内ファン(23)など)の動作を制御するための制御機器(例えば、マイクロコンピュータやメモリなど)を収容している。
また、ケーシング(31)の外側取付面(310)には、液側接続管(P3)とガス側接続管(P4)とが突設されている。液側接続管(P3)は、ケーシング(31)内に設けられた液配管(この例では、室内熱交換器(22)の液側端部に繋がる液配管)に連通する接続管であり、液連絡配管(P1)に接続される。ガス側接続管(P4)は、ケーシング(31)内に設けられたガス配管(この例では、室内熱交換器(22)のガス側端部に繋がるガス配管)に連通する接続管であり、ガス連絡配管(P2)に接続される。
〔化粧パネルの詳細構造〕
次に、図5,図6を参照して、化粧パネル(40)の構造について詳しく説明する。図5は、化粧パネル(40)を下方から視た場合の概略平面図である。図6は、化粧パネル(40)のパネル延出部(404)を拡大して示した概略部分縦断面図である。
上述のように、化粧パネル(40)のパネル本体(41)には、吸込口(401a)(パネル側吸込流路(401))および4つの吹出口(402a)(パネル側吹出流路(402))が形成され、パネル本体(41)の外周下端部には、天井面(U1)に沿って外方に延出するパネル延出部(404)が設けられている。ここで、パネル本体(41)のうち室内ユニット本体(30)の下面(より具体的には、ケーシング(31)の開口下面)を覆う部分を「パネル中央部(400)」とすると、パネル本体(41)は、パネル中央部(400)と、パネル延出部(404)とを有していることになる。
〈パネル中央部〉
パネル中央部(400)は、上下方向の厚みの薄い略立方体状に形成され、室内ユニット本体(30)の下面を覆うように、室内ユニット本体(30)の下部に取り付けられている。また、パネル中央部(400)には、吸込口(401a)(パネル側吸込流路(401))と、4つの吹出口(402a)(パネル側吹出流路(402))とが形成されている。さらに、この例では、パネル中央部(400)の4つの外側面には、4つのパネル側面凹部(403)がそれぞれ形成されている(図3参照)。また、パネル中央部(400)の下面(400u)は、天井面(U1)と略平行となるように水平方向に延びる平面状に形成されている。
〈パネル延出部〉
パネル延出部(404)は、パネル中央部(400)(より具体的には、パネル中央部(400)の外周下端部)の全周から天井面(U1)に沿って延びる略矩形枠状に形成されている。また、パネル延出部(404)の外周縁は、平面視において天井(U)の開口部(O)の開口縁よりも外側に位置している。これにより、室内ユニット本体(30)が挿入されて配置された天井(U)の開口部(O)は、化粧パネル(40)によって閉塞されている。さらに、パネル延出部(404)の下面(404u)は、天井面(U1)と略平行となるように水平方向に延びる平面状に形成されている。また、パネル延出部(404)の外周面(404a)は、パネル延出部(404)の下面(404u)から天井面(U1)へ向けて立設するように形成されている。
〈浸入制限部〉
また、パネル延出部(404)の外周面(404a)には、パネル延出部(404)の外周面(404a)から天井面(U1)への水の浸入を制限するための浸入制限部(60)がパネル延出部(404)の外周に沿って形成されている。この例では、浸入制限部(60)は、パネル延出部(404)の外周面(404a)の上端に沿って形成された切り欠き部(61)によって構成されている。また、この例では、切り欠き部(61)(浸入制限部(60))は、パネル延出部(404)の全周に亘って形成されている。
〔パネル延出部における結露発生のメカニズム〕
次に、図7,図8を参照して、パネル延出部(404)における結露発生のメカニズムについて説明する。図7は、図6に対応する概略部分縦断面図であり、図8は、下方から視た化粧パネル(40)の一部を拡大して示した概略部分平面図である。なお、図8では、風向調節羽根(44)の図示を省略している。
空気調和機(1)が冷房運転を行う場合、パネル中央部(400)の吹出口(402a)から吹き出された空気(冷気)がパネル延出部(404)の下面(404u)に沿って流れて化粧パネル(40)の外方に流れ出すと、この空気の流れによってパネル延出部(404)の外周面(404a)の前方が負圧となり、この空気の流れの側方からパネル延出部(404)の外周面(404a)の前方に室内空気(暖気)が吸い込まれる。このとき、パネル延出部(404)の下面(404u)に沿って流れる空気(冷気)によりパネル延出部(404)の下面(404u)と外周面(404)の下端部が冷却されるので、パネル延出部(404)の外周面(404a)の前方に吸い込まれた室内空気(暖気)がパネル延出部(404)の外周面(404a)に衝突すると、パネル延出部(404)の外周面(404a)の下端部に結露が発生して結露水(W)が付着することになる。この結露水(W)は、パネル延出部(404)の外周面(404a)の上端へ向けて成長していく。
なお、この実施形態による化粧パネル(40)では、パネル延出部(404)の外周面(404a)の上端に沿って切り欠き部(61)(浸入制限部(60))を形成することにより、天井面(U1)とパネル延出部(404)の外周面(404a)との間に隙間が形成されている。これにより、パネル延出部(404)の外周面(404a)から天井面(U1)への結露水(W)の浸入が制限されている。
〔効果〕
以上のように、パネル延出部(404)の外周面(404a)に浸入制限部(60)を形成することにより、パネル延出部(404)の外周面(404a)から天井面(U1)への結露水(W)の浸入を制限することができるので、パネル延出部(404)の外周面(404a)に結露が発生したとしてもパネル延出部(404)の外周面(404a)から天井面(U1)への結露水(W)の浸透を抑制することができる。これにより、結露水(W)の浸透による天井面(U1)の劣化を抑制することができる。
また、パネル延出部(404)の下面(404u)から天井面(U1)へ向けて立設するようにパネル延出部(404)の外周面(404a)を形成することにより、化粧パネル(40)の平面視面積を小さくすることができ、化粧パネル(40)を小型化することができる。なお、パネル延出部(404)の下面(404u)に対するパネル延出部(404)の外周面(404a)の傾斜角度が急峻になるに連れて、パネル延出部(404)の外周面(404a)の前方が負圧となりやすくなりパネル延出部(404)の外周面(404a)に結露が発生しやすくなる傾向にある。したがって、パネル延出部(404)の下面(404u)から天井面(U1)へ向けて立設するようにパネル延出部(404)の外周面(404a)が形成されている場合に、パネル延出部(404)の外周面(404a)に浸入制限部(60)を形成することが特に有効である。
なお、切り欠き部(61)は、切り欠き部(61)内への空気(暖気)の流入が制限されるように形成されていることが好ましい。すなわち、切り欠き部(61)は、切り欠き部(61)内に空気が流れ込まない(または、流れ込みにくい)ように構成されていることが好ましい。例えば、切り欠き部(61)は、切り欠き深さ(水平方向の長さ)が1.5mm程度となり切り欠き幅(上下方向の長さ)が0.5mm程度となるように形成されていても良い。また、切り欠き部(61)の切り欠き深さ(または、切り欠き幅)は、パネル延出部(404)の全周に亘って同一の深さ(または、幅)であっても良いし異なっていても良い。
〔浸透制限部の変形例〕
なお、図9のように、浸入制限部(60)は、パネル延出部(404)の外周面(404a)の上端部に沿って延びる溝部(62)によって構成されていても良い。この例では、溝部(62)(浸入制限部(60))は、パネル延出部(404)の全周に亘って延びている。このように構成した場合も、パネル延出部(404)の外周面(404a)から天井面(U1)への水(結露水(W))の浸入を制限することができ、パネル延出部(404)の外周面(404a)から天井面(U1)への結露水(W)の浸透を抑制することができる。
なお、溝部(62)は、溝部(62)内への空気(暖気)の流入が制限されるように形成されていることが好ましい。すなわち、溝部(62)は、溝部(62)内に空気が流れ込まない(または、流れ込みにくい)ように構成されていることが好ましい。例えば、溝部(62)は、溝深さ(水平方向の長さ)が1.5mm程度となり溝幅(上下方向の長さ)が0.5mm程度となるように構成されていても良い。また、溝部(62)の溝深さ(または、溝幅)は、パネル延出部(404)の全周に亘って同一の深さ(または、幅)であっても良いし異なっていても良い。
(その他の実施形態)
以上の実施形態において、パネル延出部(404)の全周に亘って浸入制限部(60)が形成されている場合を例に挙げて説明したが、浸入制限部(60)は、パネル延出部(404)の外周に沿って断続的に形成されていても良い。すなわち、切り欠き部(61)(または、溝部(62))は、部分的に途切れていても良い。このように構成した場合も、パネル延出部(404)の外周面(404a)から天井面(U1)への水(結露水(W))の浸入を制限することができる。
また、パネル延出部(404)の下面(404u)が天井面(U1)と略平行となるように水平方向に延びる平面状に形成されている場合を例に挙げて説明したが、パネル延出部(404)の下面(404u)は、天井面(U1)に対して傾斜して延びるように形成されていても良い。例えば、パネル延出部(404)の下面(404u)は、パネル中央部(400)から側方外方へ向けて上方に傾斜するように形成されていても良い。
また、パネル本体(41)において吸込口(401a)の周囲を囲むように4つの吹出口(402a)が形成されている場合を例に挙げて説明したが、パネル本体(41)において吸込口(401a)を挟んで互いに対向するように2つの吹出口(402a)が形成されていても良いし、パネル本体(41)において吸込口(401a)に隣接するように1つの吹出口(402a)が形成されていても良い。
また、以上の実施形態を適宜組み合わせて実施しても良い。以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、上述の化粧パネルおよび室内ユニットは、天井の開口部に挿入されて配置される室内ユニット本体の下部に取り付けられる空気調和機の化粧パネル,およびその化粧パネルを備えた室内ユニットとして有用である。
1 空気調和装置
10 室外ユニット
11 圧縮機
12 室外熱交換器
13 室外膨張弁
14 四方切換弁
15 室外ファン
20 室内ユニット
21 室内膨張弁
22 室内熱交換器
23 室内ファン
30 室内ユニット本体
31 ケーシング
32 ドレンパン
33 ベルマウス
40 化粧パネル
41 パネル本体
42 吸込グリル
400 パネル中央部
400u パネル中央部の下面
401 パネル側吸込流路
401a 吸込口
402 パネル側吹出流路
402a 吹出口
403 パネル側面凹部
404 パネル延出部
404a パネル延出部の外周面
404u パネル延出部の下面
50 電装品箱
60 浸入制限部
61 切り欠き部
62 溝部
U 天井
U1 天井面
O 天井の開口部
W 結露水

Claims (2)

  1. 天井(U)の開口部(O)に挿入されて配置される室内ユニット本体(30)の下部に取り付けられる空気調和機(1)の化粧パネル(40)であって、
    吸込口(401a)および吹出口(402a)が形成され上記室内ユニット本体(30)の下面を覆うパネル中央部(400)と、該パネル中央部(400)の全周から天井面(U1)と平行となるように該天井面(U1)に沿って延びるパネル延出部(404)とを有するパネル本体(41)を備え、
    上記パネル延出部(404)は、その外周縁部が上方へ向けて屈曲して上記天井面(U1)と接触するように形成され、
    上記パネル中央部(400)の下面(400u)および上記パネル延出部(404)の下面(404u)は、上記天井面(U1)と平行となるように平面状に形成され、
    上記パネル延出部(404)の外周面(404a)は、該パネル延出部(404)の下面(404u)から上記天井面(U1)へ向けて立設するように形成され、
    上記パネル延出部(404)の外周面(404a)には、該パネル延出部(404)の外周面(404a)から上記天井面(U1)への水の浸入を制限するための切り欠き部(61)が該パネル延出部(404)の外周面(404a)の上端に沿って形成されている
    ことを特徴とする空気調和機の化粧パネル。
  2. 天井(U)の開口部(O)に挿入されて配置される室内ユニット本体(30)と、該室内ユニット本体(30)の下部に取り付けられる化粧パネル(40)とを備えた空気調和機(1)の室内ユニット(20)であって、
    上記化粧パネル(40)は、請求項1の化粧パネル(40)によって構成されている
    ことを特徴とする空気調和機の室内ユニット。
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