JP5686424B2 - コンピュータラック - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータラックおよびこれを用いたシステムに関する。
IT(Information Technology)産業のカーボンフットプリント(carbon footprint)は、全産業の2%であるとはいえ、航空産業のそれと同じと見積もられている。大きいカーボンフットプリントの一部は、IT産業におけるデータセンターのための高いレベルの電力消費の結果である。例えば、米国環境保護庁(US Environmental Protection Agency; EPA)は、米国内のデータセンターだけで2006年に610億キロワットアワー(kWh)の電力を消費したと報告した。このエネルギー消費のレベルは、580万近くの平均的世帯の分に等しい。
ITシステムは、全経済のカーボンプリントの残りの98%に対応してますます使用される。例えば、ITシステムは、旅行を置き換えるビデオ会議機能を提供してもよい。
本発明は、上記背景からなされたものであって、環境持続可能性を向上させるコンピュータラックを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる第1のコンピュータラックは、支柱構造と、前記支柱構造から伸び、それぞれ各ブレードを受けるように位置決めされる支持構造の第1のセットおよび前記支持構造の第2のセットと、前記支柱構造に支えられ、前記支持構造の第1のセットに対応付けられる第1の通信ポートと、前記支柱構造に支えられ、前記支持構造の第2のセットに対応付けられる第2の通信ポートとを備える。
また、本発明にかかるシステムは、第1の支柱構造と、前記第1の支柱構造から突き出て第1の複数のブレードを支持する第1の複数の支持構造とを有する第1のコンピュータラックと、第2の支柱構造と、前記第2の支柱構造から突き出て第2の複数のブレードを支持する第2の複数の支持構造とを有する第2のコンピュータラックと、前記第1のコンピュータラックおよび前記第2のコンピュータラックに電力を供給する複数の電源供給装置を含む電源供給スタックとを備える。
また、本発明にかかる第2のコンピュータラックは、第1の柱、第2の柱および中央部材を含み、前記第1の柱および前記第2の柱は一般的に並行な方向に向けられる支柱構造と、前記支柱構造から伸びて、それぞれ各ブレードを受け入れるように位置決めされ、前記第1の中央部材とともにH字型の外形を形成する第1の支持構造および第2の支持構造と、前記支柱構造により担われ、前記支持構造の第1のセットと対応付けられる第1の通信ポートと、前記支柱構造により担われ、前記支持構造の第2のセットと対応付けられる第2の通信ポートとを備え、前記支柱構造は、前記第1の通信ポートと前記第2の通信ポートとを通信可能に結合する。
本発明によれば、環境持続可能性を向上させるコンピュータラックを提供することができる。
図1は、本開示の教示に従って構成されたコンピュータラック(computer rack)の一例の図である。 図2は、図1に示されたコンピュータラックに受け入れられるコンピュートブレード(compute blade)の一例の図である。 図3は、図1に示されたコンピュータラックに受け入れられる非コンピュートブレード(non-compute blade)の一例の図である。 図4は、図1に示されたコンピュータラックに受け入れられる非コンピュートブレードの一例の図である。 図5は、図2〜4のブレードの1つずつを支持する支持構造の一例の図である。 図6は、図1のコンピュータラックの図であって、図5に示された支持構造のH型の断面図を詳述する図である。 図7は、データセンターにおいて用いられる従来のバックプレーンの実施の図である。 図8は、図1のコンピュータラックの一例において実施されるバックプレーンの一例の図である。 図9は、図1に示された複数の例示的なコンピュータラックを備えるデータセンターの一例の図である。 図10Aは、図9に示されたデータセンターにおいて例示的なコンピュータラックを用いる構成例の第1の図である。 図10Bは、図9に示されたデータセンターにおいて例示的なコンピュータラックを用いる構成例の第2の図である。 図10Cは、図9に示されたデータセンターにおいて例示的なコンピュータラックを用いる構成例の第3の図である。 図10Dは、図9に示されたデータセンターにおいて例示的なコンピュータラックを用いる構成例の第4の図である。 図11は、ラックの列ごとに単一の冷却ユニットを含むデータセンターのレイアウトの一例の図である。 図12は、ラックの列ごとに複数の冷却ユニットを含むデータセンターのレイアウトの一例の図である。
現行のあるいは以前の多くのインフォメーションテクノロジー(IT)システムは、環境持続可能性(environment sustainability)あるいは環境要素への配慮なしに、データセンターの能力を最適化するように設計されてきた。さらに、データセンターにおける現行の環境持続可能性に対応するアプローチは、データセンターの構成要素(components)を構成するために使われた原材料の抽出、データセンターの構成要素の輸送、データセンターの構成要素の運用およびデータセンターの構成要素の廃棄といったデータセンターのライフサイクルの全段階を横切った環境持続可能性への対応に欠ける。それどころか、現行のアプローチは、純粋なエネルギー消費の観点からのデータセンターにおける環境持続可能性に対応する傾向にある。
ここで開示されるデータセンターにおける環境持続可能性の定量化の1つのアプローチは、データセンターの環境への影響の多くの、最も大きいあるいは全ての側面(facets)を備えるライフサイクル評価(life-cycle assessment)である。ライフサイクル評価の実施の一例は、熱力学的エクセルギー(exergy)の計測および見積もりまたはこれらのいずれかを含む。エクセルギーは、データセンターの耐用年数(lifetime)にわたるデータセンターおよび構成要素またはこれらのいずれかを建設し、運用し、維持するために消費される利用可能なエネルギーを定量化する。例えば、エネルギーが発生も消滅もしないと(例えば熱力学第一法則)、エネルギーは、実際のエントロピーを生み出すいずれの過程によっても有用な仕事の実行において連続的に消費される(例えば熱力学第二法則)。だから、データセンターの耐用年数にわたるデータセンターの側面の実質的な部分を横断したエネルギー消費を計測することは、環境持続可能性の計測を可能にする。
ここで開示されるさらなるアプローチは、エクセルギー消費を、組み込み(embedded)エクセルギー消費、動作(operational)エクセルギー消費および基盤(infrastructure)エクセルギー消費の3つの広いカテゴリーに分類することを含む。エクセルギー消費をこれらのカテゴリーに分類することにより、データセンター内部の構成要素およびさらにデータセンター全体としての全エクセルギー消費を計測し、見積もることができる。
データセンターの構成要素の組み込みエクセルギー消費は、データセンターの特定の構成要素を作るために使われたエクセルギーの指標である。組み込みエクセルギー消費は、例えば、原材料の抽出、製造、輸送およびリサイクルに使われたエクセルギーを含む。高度に手入れの行き届いた(highly ordered)電子部品(例えばプロセッサ、メモリモジュール、ハードディスクドライブなど)を製造することは、一般に多くのエクセルギーを消費するので、大部分の構成要素にとって、大部分の組み込みエクセルギーは製造過程の間に消費される。
データセンターの構成要素の動作エクセルギーは、データセンターの特定の構成要素が、構成要素の動作耐用年数にわたって動作するために用いられるエクセルギーの指標である。動作エクセルギーは、一般的に、構成要素に動力を供給するために用いられるエクセルギーを含む。例えば、ある構成要素は、1年間動作するためにある量の電力を必要とするかもしれず、求められる耐用年数として3年を有するかもしれない。99.99%の使用可能期間と組み合わせるときには、構成要素により消費されるであろうエクセルギーの量の予測が可能となる。基盤エクセルギーは、動作エクセルギー消費と関連付けられると、IT構成要素の支持基盤において用いられたエクセルギー(例えば、データセンターを制御するために用いられたエクセルギー)からなる。
データセンターの環境持続可能性をよくすること(例えば、消費される総エクセルギーを削減すること)は、数々の態様で達成され得る。例えば、組み込みエクセルギー消費は、よりエネルギー効率のよい方法で生産されたデータセンターの構成要素を選択することにより減らされてよい。多くの場合には、組み込みエクセルギー消費を減らす最も効果的な方法は、データセンターで使われる材料の量を減らすことである。例えば、組み込みエクセルギー消費をより多くの時間長にわたって償却することになるので、組み込みエクセルギー消費は、アップサイクリング(upcycling;例えばそれらが通常にはリサイクルされたり廃棄されたりするときに構成要素を再使用すること)により改善される。アップサイクリングを容易にするためには、データセンターは、構成部分への局部的なアップデート(例えば、コンピュータ全体を入れ替えるよりはデータセンターのコンピュータの1つの構成部分を入れ替えること)ができるように設計されてよい。
動作および基盤エクセルギー消費は、さらにエネルギー効率のよい構成部分(例えばより消費電力が低いプロセッサ)を選択することにより、また、冷却が最適化されるようにデータセンターを編成することにより減らされるかもしれない。例えば、データセンターは、熱をより発生する構成要素が冷却の努力について優先されるように設計されてよい。
図1は、本開示の教示に従って構成されたコンピュータラック100の一例の図である。コンピュータラック100は、スパイン(背/脊椎;spine)125、1つ以上のコンピュートブレード(compute blade(s))150、および、1つ以上の非コンピュートブレード(non-compute blade(s))175を含む。図示された例において、スパイン125は垂直に位置合わせされ、スパイン125によって受け入れられるコンピュートブレード150および非コンピュートブレード175を確保して支持するレシーバを含む。しかしながら、スパイン125は、例えば、水平に揃えられてよい。スパイン125は、図7,8と関連付けられて以下に記載されるブレード150,175の間の電気的あるいは光学的なトレース(traces)を介した通信を容易にする。図示された例のコンピュートブレード150は処理機能を提供する一方、非コンピュートブレード175は、非計算的なサポート(例えば、メモリ、ストレージ、ネットワーキングなど)を提供する。
図2は、図1に示されたコンピュータラックに受け入れられるコンピュートブレード150の一例の図である。図2に示された例のコンピュートブレード150は、印刷基板回路(printed circuit board; PCB)200、プロセッサ210、オンボードメモリ220および非プロセッサシリコン部品(non-processor silicon components)230を含む。コンピュートブレード150のPCB200は、図1に示されたコンピュータラック100のスパイン125により受けられるように寸法が決められた(dimensioned)回路基板である。PCB200は、プロセッサ210、オンボードメモリ220および非プロセッサシリコン部品230との間の基板上通信を可能にする。図示された図2の例においては、PCB200は、データセンターを建設するために必要とされる原材料の量(例えば、組み込みエクセルギー消費)を減すことと、効果的な冷却を可能にする(例えば、拡大された組み込みエクセルギー消費の削減する)ことの両方のために、小さい形状要素を有する。しかしながら、PCB200を、その他の寸法の構成とする他の要素が考慮されてよい。例えば、PCB200は、コンピュートブレードの将来の拡張可能性(例えば、追加のプロセッサまたはより多くのメモリモジュールが後に追加されてよい)に備えるために拡大されてよい。代わりに、PCB200は、すぐに利用可能な部品が導入されてよい。例えば、市販のマザーボード(commodity motherboard;例えばATXまたはmicro ATXマザーボード)がコンピュートブレード150のPCB200の実装のために用いられてよい。
図示された例においては、プロセッサ210は、ソケット接続を介してプロセッサ210に接続される。ソケット接続は、故障のイベントにおいてプロセッサが素早く交換されうるようにする。代わりに、プロセッサ210は、PCB200に直接にはんだ付けされてよく、あるいは、プロセッサ210のPCB200へのその他のいずれの結合方法も用いられてよい。プロセッサ210は、PCB200上のトレースを介してオンボードメモリ220および非プロセッサシリコン部品230と通信可能に結合される。
図示された例のオンボードメモリ220は、一組のデュアルインラインメモリモジュール(Dual in-line memory modules; DIMM)であり、プロセッサ210に通信可能に結合される。図2の例においてDIMMが用いられるのに対し、他のどのような形式のメモリモジュールが付加的にあるいは代替的に用いられてよい。さらに、PCB200のプロセッサ210への通信可能な結合は、非プロセッサシリコン部品230を介して実現されてよい。図示された例において、4つのDIMMモジュールが用いられる。しかし、どのような数のDIMMモジュールが用いられてもよい。オンボードメモリ220は、プロセッサ210にローカルメモリを提供する。非コンピュートブレード175に収容された追加のメモリモジュールは、リモートメモリを提供してよい。
図示された例の非プロセッサシリコン部品230は、プロセッサ210をコンピュートブレード150の追加の部品と通信可能に結合するために用いられるチップセットである。例えば、非プロセッサシリコン部品230は、オンボードメモリ220へのアクセスを提供するノースブリッジ(Northbridge)を含んでよい。さらに、非プロセッサシリコン部品230は、非コンピュートブレード175への通信リンクを提供するサウスブリッジ(Southbridge)を含んでよい。図示された例においては、非コンピュートブレード175への通信リンクはコンピュータラック100のスパイン125により支えられたトレースにより実現される。
図3は、図1の例において用いられてよい非コンピュートブレード175の一例の図である。図3の非コンピュートブレード175は、印刷回路基板(PCB)300、1組のメモリモジュール320および非プロセッサシリコン部品330を備える。PCB300は、図2に示されたPCB200とそっくりに、データセンターを建設するために必要とされる原材料の量(例えば、組み込みエクセルギー消費)を減すことと、効果的な冷却を可能にする(例えば、拡大された組み込みエクセルギー消費の削減する)ことの両方のために、小さい形状要素を有する。しかしながら、PCB300を、その他の寸法の構成とする他の要素が考慮されてよい。例えば、PCB300は、非コンピュートブレードの将来の拡張可能性(例えば、より多くのメモリモジュールが後に追加されてよい)に備えるために拡大されてよい。図示された例においては、PCB300は、故障のイベントにおいてメモリモジュール320への容易なアクセスを許すメモリモジュール320をPCB300に対して垂直方向に取り付けるメモリアダプタを介してメモリモジュール320を受け入れる。しかしながら、メモリモジュール320を実装する他の方法が追加的あるいは代替的に用いられてよい。例えば、メモリモジュール上の空気の流れを増やすために、メモリモジュールをPCB300に対して平行な方向に取り付けるアダプタが用いられてよい。
図示された例のメモリモジュール320はDIMMである。しかしながら、他のどのような形式のメモリモジュールが付加的にあるいは代替的に用いられてよい。メモリモジュール320は、スパイン125のトレースを介してPCB200にリモートメモリを提供する。図示された例において、16個のメモリモジュール320が示されているのに対し、どのような数のメモリモジュール320が用いられてもよい。例えば、64個のメモリモジュール320が、使用可能なメモリの量を増やすために使われてよい。
図示された例の非プロセッサシリコン部品330は、スパイン125のトレースを介してコンピュートブレード150によりアクセスされる。非プロセッサシリコン部品330は、複数のプロセッサの間を統合してよい機能を提供する。例えば、非プロセッサシリコン部品330は、ネットワークサポート、グラフィックコントローラ、通信アダプタなどを提供してよい。さらに、非プロセッサシリコン部品330は、メモリおよびI/Oコントローラまたはこれらのいずれかとして機能してよい。
図4は、図1の例において用いられてよい非コンピュートブレード175の第2の例である。図4に示された非コンピュートブレード175は、図2,3に示されたPCB200,300そっくりの印刷回路基板(PCB)400は、非コンピュートブレード175の部品を支持するために用いられる材料の量を減らすような寸法とされる。しかしながら、PCB400は、より多いストレージユニット440を提供するために、代替的に、より大きな寸法とされてよい。図示された例においては、ストレージユニット440はハードディスクドライブである。しかしながら、例えばソリッドステートデバイス、RAMデバイス、テープデバイス、フラッシュメモリなどの他のいかなる形式のストレージユニットも、追加的あるいは代替的に用いられてよい。図示された例においては、ストレージユニットは、プロセッサ210に長期のストレージを提供し、スパイン125のトレースを介してアクセスされる。
図5は、図1に示されたブレード150,175を支持する支持構造500の一例の図である。例示の支持構造500は、2つの外側の支持アーム520と接続される中央部材510を備える。主に、支持構造500は、物理的にブレード150,175を支持するために用いられる。しかしながら、支持構造500に結びつけられた他の機能があってよい。例えば、支持構造500は、追加的に通信リンクのインターフェースを提供してよい。図示された例においては、中央部材510は、ブレードの端を受け入れる内側のスロットあるいは受入れ515を有する。内側スロット515は、支持構造500をブレード(例えばコンピュートブレード150または非コンピュートブレード175)に通信可能に結合する電気的結合を収容する。図示された例においては、内側スロット515の電気的結合は、さらに、コンピュートブレード150または非コンピュートブレード175をコンピュータラック100に結合する。この結合方法は、ケーブルが空間を遮らず、トレースがより容易に隠蔽されるようにし、冷却効率を向上させる。代替的に、内側スロット515は、電気的結合を提供せず、この結合は代替手段によって実現されてよい。例えば、結合は光学的結合により実現されて(例えば、ブレードを支持構造500にはめ込むことが結合を完了させるように、光学相互結合ケーブルが、中央部材510の中に収容されて)よく、あるいは、結合が、スパイン100(125)のトレースからの直接の結合により(例えば、ブレードに結合する外部のワイヤを介して)実現されてよい。
2つの支持アーム520は、中央部材510から外側にお互いに並行に伸びる。支持アーム520それぞれは、支持ガイド525を含む。支持ガイド525は横たわって、このように、受け入れられたブレード150,175に物理的な支持を提供する。支持ガイド525それぞれは、それに対応する支持アーム520の内側の表面に垂直に伸びて、ブレード150,175に、硬くて基礎をなす支持を提供する。図示された例においては、支持ガイド525は、対応する支持アーム520に沿って伸び、隣接した中央部材510を終端処理する。しかしながら、支持ガイド525は、追加的あるいは代替的に、支持アーム520に沿ったいずれの点にも位置することができる。さらに、支持ガイド525は、支持アーム520に沿ったより小さな部分あるいはタブ(tab)に分割されてよい。支持ガイド525に加えて、支持アーム520それぞれは、フレキシブルクリップ530を備える。支持ガイド525のように、それに対応する支持アーム520の内側の表面に垂直に伸びる。フレキシブルクリップ530は、中央部材510から最も遠いその支持アーム520の上端の自由端(free end)に位置する。図示された例においては、フレキシブルクリップ530は、ブレード150,175を場所に固定されるようにし、ブレードが、支持構造500から意図的でなく離れてしまわないように守る。例えば、ブレード150,175は、フレキシブルクリップ530の下、支持ガイド525の上の場所にはめ込まれてよい。
図示された例においては、支持構造500はプラスティックにより構築される。しかしながら、他のどのような材料も、追加的にあるいは代替的に支持構造500を構築するために用いられてよい。例えば、支持構造500は金属から構築されてよい。さらに、支持構造500のある部品は、第一の材料から作られ、他の部品は第2の異なる材料から作られてよい。例えば、中央部材510、支持アーム520、支持ガイド525はメタルから作られてよく、フレキシブルクリップ530はブラスティックまたはゴムから作られてよい。
支持構造500の一例が図5に示されているのに対し、他の実施がブレード150,175を支持するために使われてよい。例えば、図5の支持構造500のU字型の外形の代わりに、プレートまたはトレイ(硬くて1つ以上の開口部が与えられた)がブレード150,175を支持するために使われてよい。付加的あるいは代替的に、2つの外側の支持アーム520の間を接続する結合ストラット(connective struts)があってもよい(例えば、上端あるいは中程になど)。
図6は、電子スタック(コンピュータラック)100の一例の図である。図6の例示的な電子スタック100は、スパイン125および向かい合った方向に伸びている複数の支持構造500を備える。スパイン125は、図5に示されたような支持構造500の中央部材510に結合され、垂直に配置された2つのカラム(columns)から成っている。一般的には、スパインは、支持構造500を向かい合った方向に支持して配置し、支持構造のペアを形成する。図示された例においては、向かい合わされた支持構造500のペアそれぞれは、同じ平面に位置し、そうして、H字型の外形あるいは断面を形成する。図示された例においては、支持構造500のペアそれぞれの中央部材510それぞれが接しているのに対し、他の実施が追加的あるいは代替的に用いられてよい。例えば、中央部材510は、支持構造500のペアの間に垂直および水平あるいはこれらのいずれかの隙間があるように配置されてよい。図示された例においては、支持構造500は水平平面に置かれる。しかしながら、支持構造500は、追加的あるいは代替的に、例えば、垂直面または水平と垂直の間のいかなる角度などの他の角度に配置されてよい。
図示された例において、5つの支持構造500のペアが示される。しかしながら、コンピュータラック100においては、どのような数の支持構造500のペアが用いられてよい。例えば、立ち替わって、コンピュータラック100に128のブレード150,175が受け入れられるように、支持構造500が64ペア用いられてよい。支持構造500のペアは、コンピュータラック100に受け入れられたブレード150,175の間に空気が流れるようにする垂直の隙間で分離される。図示された例において、支持構造を分離する垂直な隙間は、支持構造の全てのペアの間と同じなのに対し(while)、垂直な隙間は増やされあるいは減らされてよい。垂直な隙間は、例えば、ブレードの間の気流の流形に応じて選択されてよい。例えば、PCB400のそれぞれの面にハードディスクドライブ440が立っている図4における非コンピュートブレード175は、コンピュートブレード150よりも多い垂直な間隔を要してよい。さらに、支持構造のペアは、実質的に垂直な配列に示されている。しかしながら、支持構造のペアは、実質的に垂直な配列にある必要はない。例えば、コンピュータラックの底に近い支持構造は、ペアの支持構造500の間に水平な間隔を有して、コンピュータラック100に低い重心を作り出してよい。
図7は、データセンターにおいて用いられる従来のバックプレーン構造700を図示する。図7のバックプレーン構造は、バックプレーンメディア(backplane medium)710、トレース720、コンピュータユニット730、ネットワーキングユニット740および外部通信リンク750を含む。図示した例はスタートポロジー(star topology)を示す。図示された例におけるバックプレーンメディア710は印刷回路基板であって、トレース720を担っている。トレースは、電子的で、バックプレーンメディア730(710)に組み込まれている。例えば、バックプレーンメディア710は、トレース720はケーブルを保持する止め金具を含んでよく、トレース720は、コンピュータユニット730と(ネットワーキングユニット)740とを互いに結合するケーブルであってよい。
図7のバックプレーン構造のコンピュータユニット730それぞれは、完全に機能するコンピュータユニットである。コンピュータユニット720(730)に含まれる資源は、コンピュータユニット720(730)の範囲のみで広がる(例えば、メモリといった資源は共有される必要がない)。
ネットワーキングユニット740は、コンピュータユニットへのネットワーク結合可能性を提供する。ネットワーキングユニット740は、ネットワークスイッチ、ルータ、ハブなどでありうる。さらに、トレース720は、ネットワーキングユニット740を通信可能に結合する。その結果として、冗長性が提供される。例えば、1つのネットワーキングユニットが故障しようとしても、他のネットワーキングユニットは、まだ、コンピュータユニット730にネットワークコネクションを提供できるであろう。外部通信リンク750はネットワーキングユニットと外部ネットワークとの間の通信を提供する。
図8は、図1の例示的な電子スタック(コンピュータラック)100において実施される例示的なバックプレーン(example backplane)800の図である。例示的なバックプレーン800は、スパイン125、コンピュートブレード150、非コンピュートブレード175A,175B、トレース810および外部通信リンク820を備える。前述のように、スパイン125は、コンピュートブレード150から非コンピュートブレード175へのトレース810を有する。ダンベルトポロジー(dumbbell topology)を用いることは、スパイン上のトレースの量を大幅に減らすことができ、より小さいサイズのスパインに導き、それによって環境持続可能性を増やす。図示された例においては、16のコンピュートブレードおよび16の非コンピュートブレードがある。しかしながら、いかなる数および配列またはこれらのいずれかのコンピュートおよび非コンピュートブレード150,175が、追加的にあるいは代替的に用いられる。例えば、スパイン125は、全体で64の水平支持構造を持ってよく、それによって、さらなるブレードを許す。追加的にあるいは代替的に、コンピュートブレード150の数は、非コンピュートブレード175の数に一致する必要はない。
図示された例においては、2つの形式の非コンピュートブレード175が示される。例えば、ストレージブレード175Aはコンピュートブレード150にストレージを提供するために含まれる。ストレージブレード175Aは、図4に示された非コンピュートブレード175と同様にあるいは同じに構成されてよい。いずれかあるいは全てのストレージブレード175Aは、1つ以上のネットワーキングブレード175Bを介して1つ以上のコンピュートブレード150に結合される。図示された例においては、ネットワーキングブレード175Bは、コンピュートブレード150に、ネットワーキングおよびメモリ共有サポートを提供する。このような例においては、非プロセッサシリコン部品(例えば、非コンピュートブレード175のメモリモジュール)は、2つ以上のコンピュートブレード150の間で共有されてよい。このような例においては、メモリおよびネットワーキングブレード175Bは、4つのメモリモジュールを備え、4つのコンピュートブレード150と通信可能に結合される。いくつかの例においては、メモリおよびネットワーキングブレード175Bは、コンピュートブレード150それぞれが、追加メモリとして各メモリモジュールのいずれかにアクセスすることを可能にする。いくつかの例においては、メモリおよびネットワーキングブレード175Bは、それぞれ4つの(全体で12の)ハードディスクドライブを備えた3つのストレージブレード175Aに通信可能に接続される。いくつかの例においては、メモリおよびネットワーキングブレード175Bは、コンピュートブレード150それぞれを、記憶のために3つのハードディスクドライブにアクセス可能にするように実現されてよい。この例においては、資源(例えばメモリモジュールおよびハードドライブ)は、コンピュートブレード150の間で等分されるのに対し、メモリおよびネットワーキングブレード175Bは、コンピュートブレード150それぞれに等しくない量の資源を配分してよい。さらなる例として、資源は、動的に、あるいは、コンピュートブレード150の要求に応じて配分されてよい。
図示された例における資源は、複数のブレードの間にわたって共有される。例えば、第1のメモリモジュールは第1のコンピュートブレード150に配分される。第2のコンピュートブレードには第2のメモリモジュール(例えば、同じメモリおよびネットワーキングブレード175B上の第2のメモリ)が配分されているのに対し、第2のコンピュートブレード150は第1のメモリモジュールへアクセスさせない。この実施は図7に示された既知のデザインとしてシステムの境界を保護する。しかしながら、この実施はまた、複数のコンピュートブレードの間が帯域幅(例えば、メモリアクセス帯域幅)を共有する結果となる。控えめなI/O要求があるコンピュートブレード150にとって、帯域幅の共有の効果は小さいか無視できる(例えば、システムパフォーマンスは10%より多く影響されないかもしれない)。帯域幅の共有が示される間、追加的あるいは代替的な資源共有方法が実施されてよい。例えば、第2のコンピュートブレードは、前の例から第1のメモリモジュールへアクセスさせてよい。
図示された例において、共有された資源がハードディスクドライブおよびメモリモジュールを備えているのに対し、例えば、グラフィック処理ユニット、チップセット、管理プロセッサ、I/O通信ポートなどといったいずれの形式の資源が追加的あるいは代替的に共有されてよい。
図示された例におけるブレード150,175が分離されているのに対して(例えば、スパイン125の一方の側のコンピュートブレード150、スパイン125の反対側の非コンピュートブレード175)、ブレード150,175は、スパインにどのような構成でも取り付けられ得る。ブレードの異なる構成の例は、図10と関連付けられて示される。
図8の例において、外部通信リンク820は、図7に示された外部通信リンク750と同様に機能する。しかしながら、ネットワークサポートを提供するためにさらに、図8の外部通信リンク820が、代替的におよび/または追加的に、第1のスパイン125のメモリおよびネットワーキングブレード175Bを、第2のスパイン125のメモリおよびネットワーキングブレード175Bに通信可能に結合してよい。このような通信可能な結合は、第2のスパインに位置する非コンピュート資源が、第1のスパインに位置するコンピュートブレードによりアクセスされることを可能にする。よりさらに、このような結合は、第2のコンピュータラックが全て非コンピュートブレード175から成っているのに対し、第1のコンピュータラックが全てコンピュートブレード150から成っていることを可能にする。このような構成は、より多くの熱を発生するブレード150,175が一緒にグループ化され、冷却の努力が熱い区域に集中されうることを可能とし、それによって、冷却の効率を向上させる。このようないくつかの例においては、コンピュータラック100それぞれが、スパイン125に一体化されたメモリおよびネットワーキングブレードを有することができる。この構成および他の構成は、図10に関連付けられて示される。
図9は、図1に示された例示的なコンピュータラック100の複数の場合を備えたデータセンター900の一例の図である。例示的なデータセンター900は、パワー供給ユニット905およびコンピュータラック100A,100Bの複数900(plurality 900 of computer lacks 100A, 100B)を備える。既知のデータセンターにおいては、パワー供給ユニットはコンピュータラックそれぞれの中に置かれる。図9のデータセンター900は、パワー供給ユニットを、複数のパワー供給ユニットの列の最後のパワー供給ユニット905の中に併合し、移動する。結果として、データセンターへの電源供給は、共有され、冗長化されたプールにグループ化される。この物理的な配列は、他のコンピュータラックと同じファンウォール(fan wall)を再使用することの利益を有し、複数のコンピュータラック910を熱的に均一にすることを可能とし、より簡単なサービス(例えば、全ての電源供給ユニットを1つの位置にすること)を可能とする。例えば、全ての電源供給ユニットが、コンピュータラック910の列の最後の単一のラックに収容されるので、ファンウォール(例えば、図11と関連付けられてさらに記載される複数のブレードに向けられた複数のファン)が、パワー供給ユニット905をも冷却する。図示された例においては、パワー供給ユニット905は、第1のコンピュータラック100Aから間隔をあけられ、第2のコンピュータラック100Bがパワー供給ユニット905と第1のコンピュータラック100Aとの間に位置するように、第2のコンピュータラック100Bに隣り合う。
図10A〜10Dは、図9に示されたようなデータセンター内の電子スタックの構成の例を図示する。図10A〜10Dは、どのようにコンピュートおよび非コンピュートブレードが配置されるかを図示している4つの構成例(example configuration)を提供する。図10Aの構成例1000は、コンピュータラック910の外側に非コンピュートブレード175を用い、コンピュータラック910の内側にコンピュートブレード150を用いる。図10Bの構成例1010は、第1の構成例1000のコンピュートブレード150と非コンピュートブレード175との内側/外側の関係を反対にする。図10Cに示されたようにこの構成は反転されてよいのに対して、第3の構成例1020は、いくつかのコンピュータラックのスパイン125の上方にコンピュートブレード150を、スパイン125の下方に非コンピュートブレード175を置く。図10Dに示された第4の構成例1030は、そのラックそれぞれの中に、コンピュートブレード150または非コンピュートブレード175のみを用いる。第4の構成において、ネットワーキングブレード175Bもまたそれぞれのスパインに含まれることができ、通信サポートを提供する。ブレードの範囲の多様な構成が、既知のデータセンターにおいては以前に得られなかった冷却の提供および優先順位付けを可能とする。図10A〜10Dのデータセンターは、異質な熱的領域を作り出す。非コンピュートブレード175により生成される熱の量よりも多くの熱の量を生成するコンピュートブレード150によって、図示された構成において、複数の異質な熱的領域が作り出される。発熱の量が異なるので、より少ない冷却を必要とするブレード(例えば非コンピュートブレード175)よりも、多くの冷却を必要とするブレード(例えばコンピュートブレード150)に冷却の優先度(例えば、ファンへの近さ)が与えられるように、ブレード150,175が組織化される。
図11は、単一の冷却ユニット1110を含む例示的なデータセンター1100を図示する。例示的なデータセンター1100は、エンドオブラック(end-of-lack)パワー供給ユニット905、複数のコンピュータラック910、冷却ユニット1110および空間1120を備える。図示された例においては、冷却ユニット1110は、直接拡張(direct expansion; DX)ユニットであって、複数のコンピュータラック910(それによってコンピュータラックを冷却する)の近くの空気のかたまりを冷やす。冷却ユニット1110が1つの空気のかたまりを冷やす単一のユニットとして示されているのに対して、冷却ユニットは、2つ以上の冷却ユニットにより実現され、および/または、より多くあるいはより少ない特定の位置(例えば、より多くの冷却を必要とするブレード150,175の組み合わせに近い)を冷やすように構成されてよい。さらに、図示された例に示された冷却ユニットがDXユニットであるのに対して、他のいずれの形式の冷却ユニットも、追加的あるいは代替的に使われてよい。例えば、ファンのバンク(bank of fans)がブレードを通り過ぎた冷たい空気を動かすために用いられてよい。
図示された例において、コンピュータラック910のブレード150,175は、直接、周囲の空気に晒される。例えば、ブレード150,175は、即時にシャーシの中に囲われない。図7に記載されたデータセンターのような既知のデータセンターは、ブレードそれぞれをシャーシの中に囲う。ブレード150,175を直接に周囲の空気に晒すことは、より多くの気流および冷却容量を可能とし、それによって、エネルギー効率、そしてデータセンターの環境持続可能性を向上させる。
図示された例においては、空間1120は、コンピュータラック910の下に位置し、ケーブル布線がコンピュータラックの間でルーティングできるようにする(例えば、ネットワーキングケーブル、電源ケーブルなど)。さらに、空間は、空気を巡回させ、それによって、コンピュータラックを効果的に冷やす能力を拡張する。
図12は、冷却ユニット1110を含む例示的なデータセンター1200の図である。例示的なデータセンター1200は、エンドオブラックパワー供給ユニット905、複数のパワー供給ユニット905、複数の冷却ユニット1110、空間1120および冷却ウォール1210を備える。図示された例においては、冷却ユニット1110は、動いてブレードを通り過ぎたときに熱せされて上昇する空気を冷やす。冷却を容易にするために、冷却ウォール1210は気流を妨げるように位置決めされ、そして、1つのコンピュータラックから他への熱伝達を妨げる。冷却ウォール1210は、液体を収容して、冷却ウォール1210の表面を通過した空気をさらに冷やしてもよい。図示された例においては、冷却ウォールが用いられたのに対して、他のいかなる冷却ユニットが、追加的あるいは代替的に用いられてよい。いくつかの例においては、冷却ウォールは省略される。
さらなる例として、コンピュートブレード150および非コンピュートブレード175は、別々の地理的地域に位置してもよい。例えば、ほとんどあるいは全てコンピュートブレード150を備えた第1のコンピュータラックが、例えば第1の地理的地域に位置してよいのに対して、ほとんどあるいは全て非コンピュートブレード175を備えた第2のコンピュータラックが、第2の地理的地域に位置してよい。例えば、第1の地理的地域は、より冷たい気候を有し(例えば、第2の地理的地域の平均気温よりも冷たい気温を示し)、第2の地理的地域は、より温かい気候を有し(例えば、第1の地理的地域の平均気温よりも温かい気温を示し)てよい。コンピュータラックが位置する建物は、地理的地域それぞれにおいて、気候の観点から別々に建設されてよい。例えば、第1の地理的地域(例えばアラスカ)の建物は、建物の内側の空気を、建物の外側の空気とより交換しやすいように設計されてよいのに対して、第2の地理的地域例えば、電力が、他の地域よりも安価、あるいは、風力、太陽光、水力といった代替電源を介して得られるかもしれあい)は、建物を冷やすために電力を用いるように設計されてよい。これら気候の違いと建物の構造の違いの結果として、第1の場所と第2の場所とで、冷却コストが異なるかも知れない。結果として、一般的に、より多く冷却を要する構成要素を含むラック(例えば、動作において、ほとんど非コンピュートブレードを含むラックよりも、多くの熱を発するラック)は、第1または第2の場所いずれであっても、冷却に、より低いエネルギー消費を要する方に置かれてよいのに対して、より少なく冷却を要する構成要素を含むラック(例えば、ほとんど非コンピュートブレードを含むラック)は、第1または第2の場所の他方に置かれてよい。第1の場所のラックは、第2の場所のラックの資源を利用し得る。
コンピュートブレード150が非コンピュートブレード175のメモリにアクセスを可能とするこの開示において述べられた非集合メモリ構成は、ペリフェラルコンポーネントインターコネクトエクスプレス(Peripheral Component Interconnect Express (PCIe))により実現されてよい。このようなアプローチは、1つの場所のコンピュートブレードが、他の場所の非コンピュートブレードのメモリ資源を利用するような上記の異なる地理的地域のラックを用いる例において、改善された冷却効率を達成するために利用され得る。コンピュートおよび非コンピュートブレードの間の相互接続の例は、インターナショナルシンポジウムコンピュータアーキテクチャー(International Symposium Computer Architecture (ISCA))2009において提示された"Disaggregated Memory For Expansion And Sharing In Blade Servers"と題する"ケビン・リム(Kevin Lim)、ジチュアン・チャン(Jichuan Chang)、トレボー・マッジ(Trevor Mudge)、パササラシー・ランガナサン(Partharathy Ranganathan)、スティーブン・ケー・レインハート(Steven K. Reinhardt)およびトーマス・エフ・ウェニシュ(Thomas E. Wenisch)による論文に記載されており、これによって、その全部が参考文献として組み込まれる。
あるシステム、装置および製造品がここに記載されているが、この特許がカバーする範囲はこれらに限定されない。反対に、この特許は、適正に字義および均等論のいずれかで、添えられた請求項の範囲に含まれる全てのシステム、装置および製造品をカバーする。
100,910・・・コンピュータラック,125・・・スパイン,150・・・コンピュートブレード,175・・・非コンピュートブレード,175A・・・ストレージブレード,175B・・・ネットワーキングブレード,200,300,400・・・PCB,210・・・プロセッサ,220・・・オンボードメモリ,230,330・・非プロセッサシリコン部品,320・・・メモリモジュール,440・・・ストレージユニット,500・・・支持構造,510・・・中央部材,515・・・内側スロット,520・・・支持アーム,525・・・支持ガイド,530・・・フレキシブルクリップ,700・・・バックプレーン構造,710・・・バックプレーンメディア,720,810・・・トレース,730・・・コンピュータユニット,740・・・ネットワーキングユニット,750・・・外部通信リンク,800・・・例示的なバックプレーン,810・・・トレース,820・・・外部通信リンク,900・・・データセンター,905・・・パワー供給ユニット,1000,1100,1200,1300・・・構成例,1100・・・例示的なデータセンター,1110・・・冷却ユニット,1120・・・空間,1210・・・冷却ウォール,

Claims (15)

  1. 第1の支柱構造(125)と、
    第2の支柱構造(125)と、
    前記第1の支柱構造(125)と前記第2の支柱構造(125)との間に配設され、それぞれブレードを受け入れる複数の支持構造(500)の第1のセットと、
    前記第1の支柱構造(125)と前記第2の支柱構造(125)との間に配設され、それぞれブレードを受け入れる複数の支柱構造(500)の第2セットと、
    を備え、
    前記複数の支持構造それぞれは、
    前記第1の支柱構造と前記第2の支柱構造との間に配設される中央部材(510)と、
    前記中央部材(510)の一端に設けられた第1の支持アーム(520)と、
    前記中央部材(510)の他の一端に、前記第1の支持アーム(520)に対向して設けられた第2の支持アーム(520)と
    を備え、
    これにより前記支持構造(500)の第1のセットと前記支持構造(500)の第2のセットとは、第1のH字型の外形を形成し、
    前記複数の支持構造それぞれにおいて、前記ブレードは少なくとも前記第1の支持アーム(520)および前記第2の支持アーム(520)により支持される
    コンピュータラック。
  2. 前記支柱構造(125)に支えられ、前記支持構造(500)の第1のセットおよび第2のセットまたはこれらのいずれかに対応付けられる1つ以上の通信ポート
    をさらに有する請求項1に記載のコンピュータラック。
  3. 前記通信ポートは、
    前記複数の支持構造(500)の第1のセットに対応する第1の通信ポートと、
    前記複数の支持構造(500)の第2のセットに対応する第2の通信ポートと
    を含む請求項2に記載のコンピュータラック。
  4. 前記第1の通信ポートおよび前記第2の通信ポートは通信可能に結合される
    請求項3に記載のコンピュータラック。
  5. 前記支持構造(500)の第1のセットと第2のセットとは、第2のH字型の外形をさらに形成し、
    前記第1のH字型および前記第2のH字型の断面は、空気流の流形に応じて選択される間隔により分離される
    請求項1〜4のいずれかに記載のコンピュータラック。
  6. ディスクドライブ、メモリユニット、ネットワーキングモジュールおよびコントローラの少なくとも1つを含む非コンピュートブレード(175)
    をさらに備える請求項1〜5のいずれかに記載のコンピュータラック。
  7. 前記コントローラは、コンピュートブレード(150)から前記メモリユニット、前記ディスクドライブおよび前記ネットワーキングモジュールへの通信を導く
    請求項6に記載のコンピュータラック。
  8. 前記支持構造(500)の第1のセットは、コンピュートブレード(150)を受け入れ、前記支持構造(500)の第2のセットは、非コンピュートブレード(175)を受け入れる
    請求項1〜6のいずれかに記載のコンピュータラック。
  9. 前記支持構造(500)の第1のセットに支持されるコンピュートブレード(150)は、第1の量の熱を生成し、前記支持構造(500)の第2のセットに支持される非コンピュートブレード(175)は、前記第1の量の熱とは異なる第2の量の熱を生成し、
    より多くの量の冷却空気を、多くの量の熱を発生する前記ブレードに向ける冷却ユニット(1110)
    をさらに備える請求項8に記載のコンピュータラック。
  10. 前記複数の支持構造(500)の第1のセットに対応付けられる第1の複数のブレードは、第1の量の熱を生成し、前記複数の支持構造(500)の第2のセットに対応付けられる第2の複数のブレードは、前記第1の量の熱と異なる第2の量の熱を生成し、
    より多くの量の熱の発生に対応付けられる前記複数の支持構造(500)の第1のセットおよび第2のセットのいずれかに、より多くの量の冷却空気を向けて冷却効率を増す冷却ユニット(1110)
    をさらに有する請求項1〜7のいずれかに記載のコンピュータラック。
  11. 第1の支柱構造(125)と、
    第2の支柱構造(125)と、
    前記第1の支柱構造(125)と前記第2の支柱構造(125)との間に配設され、それぞれブレードを受け入れる複数の支持構造(500)の第1のセットを有する第1のコンピュータラック(100)と、
    前記第1の支柱構造と前記第2の支柱構造との間に配設され、それぞれブレードを受け入れる複数の前記支持構造(500)の第2のセットを有する第2のコンピュータラック(100)と
    を備え、
    前記複数の支持構造それぞれは、
    前記第1の支柱構造と前記第2の支柱構造との間に配設される中央部材(510)と、
    前記中央部材(510)の一端に設けられた第1の支持アーム(520)と、
    前記中央部材(510)の他の一端に、前記第1の支持アーム(520)に対向して設けられた第2の支持アーム(520)と
    を備え、これにより前記支持構造(500)の第1のセットと前記支持構造(500)の第2のセットとは、第1のH字型の外形を形成し、
    前記複数の支持構造それぞれにおいて、前記ブレードは少なくとも前記第1の支持アームおよび前記第2の支持アームにより支持される
    システム。
  12. 前記第1のコンピュータラック(100)および前記第2のコンピュータラック(100)は、第1の非コンピュートブレード(175)および第2の非コンピュートブレード(175)を介した通信状態にあり、
    前記第1の非コンピュートブレード(175)は、前記第1のコンピュータラック(100)の支持構造(500)に受け入れられ、
    前記第2の非コンピュートブレード(175)は、前記第2のコンピュータラック(100)の支持構造(500)に受け入れられる
    請求項11に記載のシステム。
  13. 前記第1のコンピュータラック(100)は、前記複数のブレードの第1のコンピュートブレード(150)および第2のコンピュートブレード(150)を受け入れ、
    前記第1のコンピュートブレード(150)および前記第2のコンピュートブレード(150)は、前記第1および/又は第2の非コンピュートブレード(175)の非プロセッサ部品を共有する
    請求項12に記載のシステム。
  14. 前記第1のコンピュートブレード(150)は、前記非コンピュートブレードとは独立に、リフレッシュ、アップグレードおよびリサイクルのいずれかを少なくともなされてよい
    請求項13に記載のシステム。
  15. 第1の支柱構造(125)と、
    第2の支柱構造(125)と、
    前記第1の支柱構造(125)と前記第2の支柱構造(125)との間に配設され、それぞれブレードを受け入れる複数の支持構造(500)の第1のセットと、
    前記第1の支柱構造と前記第2の支柱構造との間に配設される複数の前記支持構造(500)の第2のセットと
    前記支柱構造(125)により担われ、前記支持構造(500)の第1のセットと対応付けられる第1の通信ポートと、
    前記支柱構造(125)により担われ、前記支持構造(500)の第2のセットと対応付けられる第2の通信ポートと
    を備え、
    前記複数の支持構造それぞれは、
    前記第1の支柱構造と前記第2の支柱構造との間に配設される中央部材(510)と、
    前記中央部材(510)の一端に設けられた第1の支持アーム(520)と、
    前記中央部材(510)の他の一端に、前記第1の支持アーム(520)に対向して設けられた第2の支持アーム(520)と
    を備え、これにより前記支持構造(500)の第1のセットと前記支持構造(500)の第2のセットとは、第1のH字型の外形を形成し、
    前記複数の支持構造それぞれにおいて、前記ブレードは少なくとも前記第1の支持アームおよび前記第2の支持アームにより支持され、
    前記支柱構造(125)は、前記第1の通信ポートと前記第2の通信ポートとを通信可能に結合する
    コンピュータラック。
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