JP5675247B2 - モバイルネットワークの端末からインターネットネットワークのデバイスへパケットをルーティングするための方法、及びルーティングモジュールを備えるホームノードb - Google Patents

モバイルネットワークの端末からインターネットネットワークのデバイスへパケットをルーティングするための方法、及びルーティングモジュールを備えるホームノードb Download PDF

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Description

本発明は、包括的には、モバイルネットワークに関し、より詳細には、このモバイルネットワークからの外部ネットワークへのアクセスに関する。
LTE(「ロングタームエボリューション(Long Term Evolution)」を表す)アーキテクチャは、モバイルネットワークアーキテクチャ(「第3世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project)」を表す3GPP、リリース9)を規定する。
図1は、このタイプのアーキテクチャによるネットワークを示す。このネットワークでは、制御プレーン(plane)及びデータプレーンは、別々にハンドリングされる。このネットワークは、コアネットワーク部105及びホームネットワーク部106を備える。コアネットワーク105は、移動管理エンティティ102(MME:Mobility Management Entity)、サービングゲートウェイ103(S−GW:Serving Gateway)、及びパケットデータネットワークゲートウェイ104(PDN−GW:Packet Data Network Gateway)を含む。PDN−GW104は、サーバ111を備えることができるインターネットネットワーク110にリンクさせることができる。
ホームネットワーク106は、ホームノードB 101を含む。
このようなアーキテクチャでは、移動端末100は、このモバイルネットワークにおいて提供されるサービスを使用することができ、また、インターネットネットワーク110において提供されるサービスも使用することができる。実際に、移動端末100は、コアネットワーク105を通じてインターネットネットワーク110にアクセスすることができる。
いくつかのネットワークソリューションは、ホームネットワーク106から、より正確にはホームノードB 101からインターネットネットワーク110への直接アクセスを移動端末に提供することを企図する。
しかし、このタイプのソリューションは、例えば、非特許文献1において説明されているように、ホームノードBが制御プレーンレベルにおいてパケットルーティングをハンドリングできるということに基づいている。その目的のために、移動管理エンティティ102のいくつかの機能部が、ホームノードB 101内に導入される。この場合、このようなホームノードBは、より多くの知的処理を伴う複雑なネットワークエンティティになるはずであり、その結果、ホームノードBは高価になる可能性がある。
文献TSG SA WG2 Meeting #72 TD S2 092355, Nortel, April 2009
上記に鑑み、このようなネットワークアーキテクチャにおけるパケットルーティングを高度化することが必要とされている。
本発明の第1の態様は、モバイルネットワークの端末からインターネットネットワークのデバイスへパケットをルーティングするための方法であって、
上記モバイルネットワークは、コアネットワークと、ホームノードBを含むホームネットワークとを有し、
インターネットネットワークは、コアネットワークインターフェース又はLANインターフェースのいずれかを通じてホームネットワークにリンクされ、
パケットは、モバイルネットワークにおいてそれぞれのベアラを通じて送信され、各ベアラにはQoS値が関連付けられ、
該方法は、ホームノードBにおいて、次のステップ、すなわち、
/1/ 1つのベアラ上で少なくとも1つのIPパケットを端末から受信するステップと、
/2/ ベアラに関連付けられるQoS値を求めるステップと、
/3/ 関連付けられるQoS値に基づいて、コアネットワークインターフェース又はLANインターフェースを通じてパケットをルーティングすることを決定するステップと、
を含み、
QoS値は、コアネットワークインターフェースを通じたパケット送信の品質レベルとLANインターフェースを通じたパケット送信の品質レベルとの比較に応じて動的に、又は内部マッピング表を使用することにより静的に、コアネットワークインターフェース又はLANインターフェースのいずれかに関連付けられる、
方法を提案する。
これらの状況において、モバイルネットワークの移動端末は、ホームノードBレベルにおいて実行される単純なルーティングステップを通じて、ホームノードBを介しIPネットワークにアクセスすることができる。このルーティングステップは、単純な判定基準に基づいているので、実行するのが容易である。実際に、ホームノードBが、IPパケットが受信されるベアラに関連付けられるQoS値をリトリーブできるとすぐに、ホームノードBは、受信IPパケットをルーティングするインターフェースを確定することができる。
これらのステップによって、IPパケットをアップリンクでルーティングすることが可能になる。
ホームノードBが、移動端末から受信されたIPパケットをルーティングするインターフェースを確定することができるようにするために使用される手段に対して限定は付随していない。例えば、ホームノードBにおいてマッピング表をハンドリングすることが可能である。このようなマッピング表は、1つのベアラを1つのインターフェースに関連付けることができる。このマッピング表は、任意のルールに従って、静的又は動的に更新することができる。例えば、LANインターフェースを通じてルーティングする場合の実際の品質レベルと、コアネットワークインターフェースを通じてルーティングする場合の実際の品質レベルとの比較に基づいてこの表をハンドリングすることが有利となり得る。このような品質レベルは、任意の種類の測定によって、特に「ピング」メッセージのようなメッセージを送信することによって求めることができる。
これらの状況によって、ホームノードBは、移動端末からの受信IPパケットの関連のあるルーティングを、単純な判定基準、すなわち考慮対象のベアラに関連付けられるQoS値に基づいて容易に実行することができる。
一実施の形態では、ホームノードBは、制御プレーンの動作を何ら実行することなく、このルーティングをハンドリングする。その結果、ホームノードBは、本発明の一実施の形態によるルーティングするための方法を実行できるように容易に適合することができる。
ホームノードBが、ダウンリンクで受信されたIPパケットをハンドリングできるようにするために、アップリンクで受信されたIPパケットに対して適用される処置の間、関連のある情報を記憶することが有利となり得る。
IPパケットは、第1のIP送信元アドレスを示す。この第1のIP送信元アドレスは、モバイルネットワークのコアネットワークによって考慮対象の移動端末にすでに割り当てられているIPアドレスに対応することができる。
LANインターフェースを通じてIPパケットをルーティングする場合に、次のステップ、すなわち、
/a/ 第2のIP送信元アドレスをベアラに割り当てるステップと、
/b/ 第1のIP送信元アドレス及び第2のIP送信元アドレスと、関連付けられるベアラとしてベアラとをメモリに記憶するステップと、
を実行することができる。
アップリンクで割り当てられたこの第2のIP送信元アドレスは、ダウンリンクではIP宛先アドレスとして使用される。有利なことには、ダウンリンクでのパケットルーティングは、第2のIP送信元アドレスとベアラとの間の関連付けに基づいて行うことができる。
2つの異なる場合が発生し得る。
第1の場合に、ホームノードBは、異なるベアラごとに1つの異なる第2のIP送信元アドレスを割り当てることができる。その場合、ベアラとIPアドレスとの間の1対1の対応付けを行うことができ、ダウンリンクでのルーティングは、ダウンリンクでの受信IPパケット内で示されたIP宛先アドレスに基づいて容易に行うことができる。
第2の場合に、ホームノードBは、複数のベアラに1つの第2のIPアドレスを割り当てる。この状況では、ベアラとダウンリンクでの受信パケットに示されるような宛先ポートとの間の関連付けを作成するために、第2のIP送信元アドレスに加えて、TCP/UDP送信元ポートも、新しいTCP接続又はUDPフローごとに変換される。
これ以降、TCP/UDPポートは、その用語の意味を変更することなく、「IPポート」又は単に「ポート」と呼ばれる場合がある。
より正確には、第1の場合に、異なる第2のIP送信元アドレスが、1対1に基づいて、異なるベアラにそれぞれ割り当てられるとき、ホームノードBによって実行されるこのIPアドレス割り当てによって、IPパケット送信に使用されるベアラと第2のIP送信元アドレスとの間で「1対1」の対応付けを有することが可能になるので、ダウンリンクでのルーティングを容易に実行することができる。このような対応付けの関連付けは、メモリに記憶される。ダウンリンクで受信されたIPパケットをハンドリングすることは容易である。実際に、ダウンリンクで受信されたこのようなIPパケットは、IP宛先アドレスを示す。このダウンリンクが、考慮対象のアップリンクに対応するとき、このIP宛先アドレスは、ホームノードBによって割り当てられた第2のIP送信元アドレスである。次に、このコンテキストにおいて、ホームノードBは、メモリに記憶されたIPアドレスである宛先IPアドレスを示すIPパケットを受信する。次に、ホームノードBは、このIPアドレスに関連付けられるベアラ識別子をリトリーブし、ダウンリンクで受信されたIPパケットをこのベアラへルーティングする。したがって、IPパケットは、移動端末へ正しく送信される。
したがって、ルーティングするための方法は、ホームノードBにおいて、次のステップ、すなわち、
/i/ IP宛先ポート及びIP宛先アドレスを示すIPパケットをLANインターフェースから受信するステップと、
/ii/ 上記IP宛先アドレスを第2のIP送信元アドレスとみなし、メモリに記憶された関連付けられるベアラをリトリーブするステップと、
/iii/ 上記IP宛先アドレスを、ベアラに関連付けられる第1のIP送信元アドレスと取り替えるステップと、
/iv/ 関連付けられるベアラを通じてパケットをルーティングするステップと、
をさらに含むことができる。
第2の場合に、IPパケットは、オリジナルの送信元ポートを示し、
ステップ/a/において、次のステップ、すなわち、
複数の異なるベアラに同じ第2のIPアドレスを割り当てるステップと、
異なる代わりの送信元ポートを異なるベアラにそれぞれ割り当てるステップと、
第1のIP送信元アドレス、第2のIP送信元アドレス、オリジナルの送信元ポート、代わりの送信元ポート、宛先IPアドレス、及び宛先ポートと、関連付けられるベアラとしてのベアラとの関連付けを記憶するステップと、
が実行される。
この第2の場合に、「1対1」の対応付けは、アップリンクでのパケット処置の間メモリに記憶された情報に基づいて、宛先ポートと、ダウンリンクで受信されたIPパケットをルーティングするためのベアラとの間で行うことができる。
したがって、パケットをルーティングするための方法は、ホームノードBにおいて、次のステップ、すなわち、
/i/ IP宛先ポート及びIP宛先アドレスを示すIPパケットをLANインターフェースから受信するステップと、
/ii/ IP宛先ポートを代わりのIP送信元ポートとみなすと共に、メモリに記憶された関連付けられるベアラをリトリーブするステップと、
/iii/ IP宛先ポートをオリジナルの送信元ポートと取り替えると共に、IP宛先アドレスを、ベアラに関連付けられる第1のIP送信元アドレスと取り替えるステップと、
/iv/ 関連付けられるベアラを通じてパケットをルーティングするステップと、
をさらに含むことができる。
一実施の形態では、QoS値は、品質クラス指示子に対応する。
一実施の形態では、ホームノードBは、ベアラに関連付けられるQoSに基づいてタグVLANを設定する。これらの状況では、ホームノードBがIPパケット処置の優先レベルを求めることができるようにすることが可能である。
上記で広く説明された本発明の実施の形態によって、ベアラ上で送信されるリソースのタイプに基づいて、QoS値を、コアネットワークインターフェース又はLANインターフェースのいずれかに関連付けることができる。したがって、QoS値は、いくつかのベアラを使用するいくつかのアプリケーションの時間制約及び品質要件に応じて、ベアラに付随させることができる。
QoS値は、コアネットワークインターフェースを通じたパケット送信の品質レベルとLANインターフェースを通じたパケット送信の品質レベルとの比較に基づいて、コアネットワークインターフェース又はLANインターフェースのいずれかに動的又は静的に関連付けることができる。
QoS値と選択された出力インターフェース(コアネットワークインターフェース又はLANインターフェースのいずれかを意味する)との間の関連付けは、アドミニストレータが静的に記入できる内部マッピング表によって規定することができる。また、この関連付けは、双方の出力インターフェースを通じたパケット送信の品質レベルの比較に従って動的に変更することもできる。
例えば、ホームノードBと、コアネットワークインターフェース又はLANインターフェースのいずれかを介して到達可能なサーバとの間でQoS測定を実行することができる。いくつかの一般的なメトリックを定期的に監視することができる。すなわち、
・TCP接続(ダウンリンクのみ/アップリンクのみ/ダウンリンク及びアップリンクを同時)上の利用可能な帯域幅
・RTT測定値
・一般的なCBR接続(64kbs/384kbs/等)のジッタ測定値/パケット損失
を監視することができる。
ホームノードBが、QoSを評価するための確率を計算できるようにするために、QoS測定結果は、ホームノードBが記憶することができる。
その上、IEEE 802.1Q標準規格によって規定されたVLANタグのようなタグを有利に適用することができる。実際に、ホームノードBは、ベアラを通過するIPパケットの処置の優先度を求めるために、ベアラに関連付けられるQoSに基づいてタグVLANを設定することができる。VLANタグは、この場合、事前に導入されたマッピング表に構成された第3のフィールドに従って設定される。
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様のルーティングするための方法に従ってパケットをルーティングするために、ホームノードBに含まれるようになっているルーティングモジュールを提案する。
本発明の第3の態様は、本発明の第2の態様によるルーティングモジュールを備えるホームノードBを提案する。
本発明のさらなる特徴及び利点は、以下の説明からより明らかになる。この説明は、単に例示として与えられるものであり、添付の図面と共に読まれるべきである。
既に説明したように従来技術によるモバイルネットワークのアーキテクチャを示す図である。 本発明の一実施形態によるパケットルーティングの方法によって実行される主なステップを示す図である。 本発明の一実施形態を適用できるモバイルネットワークのアーキテクチャを詳細に示す図である。 複数のホームノードBを備えるホームネットワークを示す図である。 本発明の一実施形態に従って使用される異なる複数のベアラを示す図である。 本発明の一実施形態によるネットワークアーキテクチャを示す図である。 本発明の一実施形態によるルーティングモジュールを示す図である。
本明細書では、本発明を、以下でネットワークのLTEアーキテクチャへの一例示の適用において説明する。しかし、他のタイプのネットワークに同じ原理を適用することは容易である。
図2は、本発明の一実施形態によるパケットルーティングの方法によって実行される主なステップを示す。
これらのステップは、モバイルネットワークの端末100からインターネットネットワークのデバイスへパケットをルーティングするようになっている。このインターネットネットワークは、LAN(「ローカルエリアネットワーク」)とすることができる。モバイルネットワークは、コアネットワーク105と、ホームノードB 101を含むホームネットワーク106とを有する。
インターネットネットワークは、コアネットワークインターフェース又はLANインターフェースのいずれかを通じてホームネットワークにリンクされる。したがって、ホームノードBは、端末から受信されたあらゆるIPパケットをルーティングするために、これらのインターフェースの一方を選ぶことができる。このモバイルネットワークでは、パケットは、モバイルネットワークにおいてそれぞれのベアラ(bearers)を通じて送信される。各ベアラには、QoS値が関連付けられている。
ステップ2001において、ホームノードBは、所与のベアラ上で少なくとも1つのIPパケットを端末から受信する。
ステップ2002において、ホームノードBは、この所与のベアラに関連付けられるQoS値を求める。
次に、ステップ2003において、ホームノードBは、関連付けられるQoS値に基づき、コアネットワークインターフェース又はLANインターフェースを通じて受信パケットをルーティングすることを決定する。
これらのステップが、LTEアーキテクチャによるネットワークにおいて適用されたとき、QoS値は、各ベアラにすでに関連付けられており、QoS値は、この場合「品質クラス識別子(Quality Class Identifier)」を表すQCI値である。その結果、このようなルーティング方法を実行することは容易である。有利なことには、これらのパケットをルーティングするのに、制御プレーンレベルにおいて動作を何ら実行する必要がない。本発明の一実施形態によるホームノードBは、容易に設計することができる。よって、ホームノードBのコストは、これまでのものと同等とすることができる。
これらのステップを実行することによって、アップリンクで受信されたパケットをルーティングするのにいずれのインターフェースが使用されるのかを選ぶことが可能になる。
所与の無線ベアラ上においてアップリンクで受信されたこのようなパケットは、識別子RB_IDによって識別され、オリジナルのIP送信元アドレスIPRB_ID,CN、送信元ポート、IP宛先アドレス、及び宛先ポートを示す。一実施形態では、オリジナルのIP送信元アドレスは、コアネットワークレベルにおいて、このパケットを送信する端末に割り当てられたIPアドレスに対応する。以下のセクションは、LANインターフェースを通じたパケットルーティングに関係するものである。実際に、コアネットワークインターフェースを通じたパケットルーティングの場合、特に必要なものはない。
受信パケットの送信を実行するためにLANインターフェースが選ばれたとき、ホームノードBは、送信に使用されるベアラに第2のIP送信元アドレスIPRB_ID,LANと呼ばれる別のIPアドレスを関連付けるために、この第2のIP送信元アドレスIPRB_ID,LANと呼ばれる別のIPアドレスの割り当てを担当する。
このステップにおいて、第1のIP送信元アドレス及び第2のIP送信元アドレスは、関連付けられるベアラと共にメモリに記憶される。これらの状況において、ホームノードBは、ダウンリンクで受信されたパケットをルーティングすることができる。実際に、ホームノードBは、ダウンリンクでパケットを受信すると、受信パケット内で示された宛先IPアドレスをチェックする。次に、この宛先IPアドレスが、メモリに記憶された第2のIP送信元アドレスIPRB_ID,LANに対応する場合、ホームノードBは、関連付けられるベアラをリトリーブ(retrieve)するとともに、宛先IPアドレスをIPRB_ID,CNに変更することができ、次に、ホームノードBは、このベアラを通じて受信パケットをルーティングして、このパケットをモバイルネットワークの宛先端末へ送信することができる。
いくつかの状況において、特に、ホームノードBがハンドリングする利用可能なIPアドレスのプールが、すべてのベアラのための十分なアドレスを含まないような場合には、複数のベアラに同じ第2のIP送信元アドレスを割り当てることが有利となり得る。この場合、ホームノードBが、LANインターフェースを通じてアップリンクで受信パケットをルーティングすることを決定したとき、ホームノードBは、異なるベアラについてそれぞれ異なる代わりの送信元ポートをハンドリングするために、代わりの送信元ポートを割り当てることを担当する。
その目的のために、ホームノードBは、代わりの送信元ポートとして割り当てられる利用可能なポートのプールを管理することができる。1つのベアラには、各専用送信元ポートが関連付けられる。
この実施形態では、以下の関連付けられる情報がメモリに記憶される。すなわち
−第1のIP送信元アドレスを意味するオリジナルのIP送信元アドレス、
−オリジナルの送信元ポート、
−代わりの送信元ポート、
−IP宛先アドレス、
−宛先ポート、
−第2のIP送信元アドレス、及び
−無線ベアラ識別子、
が記憶される。
この情報に基づいて、ホームノードBは、ダウンリンクで受信されたパケットを、通信が開始された正しいベアラへ、ルーティングすることができる。実際に、ホームノードBは、ダウンリンクでパケットを受信すると、メモリに記憶された代わりの送信元ポートに対応すべき宛先ポート、及びメモリに記憶された第2のIP送信元アドレスに対応すべき宛先IPアドレスをチェックする。第2のIP送信元アドレス及び代わりの送信元ポートによって、ホームノードBは、関連付けられるベアラを求めることができる。次に、ホームノードBは、宛先IPアドレス及び宛先ポートを変更し、このベアラを通じて受信パケットを送信することができる。
一実施形態では、以下の表をホームノードBのレベルでハンドリングするように企図することが可能である。
Figure 0005675247
図3は、本発明の一実施形態を適用できるモバイルネットワークのアーキテクチャを詳細に示す。
移動端末、すなわち「ユーザ機器(User Equipment)」を表すUEは、ホームネットワーク106を介してコアネットワーク105にアクセスすることができる。ホームネットワーク106は、ネットワークのアクセス部である「発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)」を表すE−UTRANに対応する。
このタイプのアーキテクチャは、データ交換をハンドリングするためのデータプレーン、及び信号交換をハンドリングするための制御プレーンに基づいている。
コアネットワーク105は、移動管理エンティティ(Mobility Management Entity)MME102を備える。MME102は、移動端末(mobile terminals)(UEs)の移動及びセキュリティをハンドリングすることを担当する制御ノードである。MME102は、UEの制御プレーンの接点である。UE100がアクセスネットワークにおいて移動しているとき、別のMMEが関与することができる。
コアネットワークは、サービングゲートウェイ(S−GW:Serving Gateway)103も備える。サービングゲートウェイ103は、UEのデータプレーンの接点である。サービングゲートウェイは、UEがアクセスネットワークにおいて移動しているときであっても同じ状態を維持することができる。
コアネットワーク105は、PDNゲートウェイ104を備える。PDNゲートウェイ104は、モバイルネットワーク、LTEネットワーク、及びインターネットネットワーク110の間の接点である。一般に、PDN GW104は、IPアドレスのハンドリング及びサービス品質(QoS:Quality of Service)の管理を担当する。
コアネットワークは、ホーム加入者サーバ201(HSS:Home Subscriber Server)及びサービングGPRSサポートノード(SGGN:Serving GPRS Support Node)202をさらに備えることができる。
ホーム加入者サーバ201は、UEのための加入情報及びパラメータ情報を主に含む中央ノードである。
サービングGPRSサポートノードは、3G(「第3世代(third generation)」を表す)ネットワーク及びGSM(「移動通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communications)」を表す)ネットワークとのデータ交換をハンドリングすることを担当する。
このコアネットワークは、このネットワークにおいてハンドリングされるセッションの課金を担当するポリシー及び課金ルール機能203(PCRF:Policy and Charging Rules Function)も備えることができる。
LTE標準規格によれば、
−アクセスネットワーク(又はホームネットワーク)106とMME102との間のインターフェースは、S1−MMEインターフェースと呼ばれ、
−MME102とSGSN202との間のインターフェースは、S3と呼ばれ、
−MME102とサービングGW103との間のインターフェースは、S11と呼ばれ、
−MME102とHSS201との間のインターフェースは、S6aと呼ばれ、
−SGW103とPDN GW104との間のインターフェースは、S5と呼ばれ、
−PDN GW104とインターネットネットワーク110との間のインターフェースは、SGiと呼ばれ、
−PDN GW104とPCRF203との間のインターフェースは、Gxと呼ばれ、
−PCRF203とインターネットネットワーク110との間のインターフェースは、Rxと呼ばれる。
ホームネットワーク部は、いくつかのホームノードBを含むことができる。図4は、3つのホームノードB 101−A、101−B、及び101−Cを備えるE−UTRANネットワーク106を示す。ホームノードB 101−A及び101−Bは、MME102−Aにリンクされ、ホームノードB 101−B及び101−Cは、MME102−Bにリンクされる。
一般に、ホームノードBは、ノードBとは異なり、タイプX2のリンクを実施しない。ネットワークを通じた送信をサポートするために、複数のベアラが規定される。
図5は、本発明の一実施形態に従って使用できる異なるベアラを示す。2つの離れた移動端末間のエンドツーエンドサービスは、UE100とP−GW104との間ではEPSベアラ41に基づき、P−GW104と他方の移動端末UE100との間では外部ベアラ42に基づいている。
EPSベアラ41は、UE100とS−GW202との間ではベアラE−RAB(「発展型無線アクセスベアラ(Evolved Radio Access Bearer)」を表す)43から成り、S−GW202とP−GW104との間ではベアラS5/S8ベアラ44から成る。
より正確には、E−RABベアラ43は、UE100とホームノードB 101との間では無線ベアラ46から成り、ホームノードBとS−GW202との間ではS1ベアラ45から成る。
本発明の一実施形態では、UEがネットワークに入るとき、デフォルトベアラが作成される。また、このステップにおいて、いくつかの追加の専用ベアラを作成することも可能である。QoS値が、作成された各ベアラに関連付けられる。このQoS値は、例えば、QoSクラス識別子(すなわち、QCI)に対応することができる。割り当て及び保有優先度(ARP(Allocation and Retention Priority))もベアラに関連付けることができる。
以下の表は、本発明の一実施形態においてベアラに割り当てることができる異なる複数のQoS値を記述する。
Figure 0005675247
各QCIは、リソースタイプ(保証ビットレート(Guaranteed Bit Rate)を表すGBR又は非GBR)、パケット遅延バジェット、及びパケットエラー損失率(Packet Error Loss Rate)に関連付けられる。オプションとして、新しいベアラの作成を受理若しくは拒否するために又はリソースの枯渇が発生したときに既存のベアラをドロップするために、リソースが限定される場合に、ARPを考慮に入れることができる。
1つはアップリンク方向用であり、別の1つはダウンリンク方向用である二つ一組のトラフィックフローテンプレート(Traffic Flow Template)を各ベアラに関連付けることが可能である。このような二つ一組のTFTによって、音声トラフィック又はデータトラフィックをベアラにマッピングすることが可能になる。アップリンクTFTにはUEを適用することができ、ダウンリンクTFTにはPDN−GWを適用することができる。この二つ一組のTFTは、UEレベルにおいて規定することができる。
図示された一実施形態のアーキテクチャでは、PDN−GW104は、対応するベアラに関連付けられるコアネットワークのポリシー(すなわち、アドミッション及び制御機能)を適用することを担当する一方、ホームノードBは、丁度作成された(just created)S5/S8ベアラに対応して、丁度作成されたS1ベアラに対応する無線ベアラを作成することを担うことができる。ホームノードBは、次に、対応するベアラに関連付けられる、必要とされるQoSに従って無線リソースを予約することができる。
これらの状況において、ダウンリンクデータプレーン上では、ホームノードBは、各S1ベアラからのパケットのカプセル化を解除し、それらのパケットを対応する無線ベアラにカプセル化する。アップリンクデータプレーン上では、ホームノードBは、各無線ベアラからのパケットのカプセル化を解除し、それらのパケットを対応するS1ベアラにカプセル化する。
これらのステップは、ハンドリングされたパケットのペイロードをチェックすることなく、ホームノードBのレベルで実行することができる。その結果、ペイロードパケットを操作することなく、本発明の一実施形態によるパケットルーティングのための方法を実行することが可能である。
より正確には、無線ベアラとS1ベアラとの間のホームノードBのレベルにおけるパケットルーティングを導入することが容易である。
実際に、アップリンクデータプレーン上では、考慮対象の無線ベアラに関連付けられるQoS値に基づいて、ホームノードBは、受信パケットを対応するS1ベアラにカプセル化することを決定することもできるし、LANインターフェースを通じて受信パケットを送信することを決定することもできる。
この最後の場合に、対応するダウンリンクをハンドリングできるように、いくつかの情報がメモリに記憶される。その上、LANインターフェースを通じてパケットを送信する前に、パケットに含まれるいくつかの指示を適合させることができる。この適合は、ホームノードBがIP情報を所与のベアラとマッピングできるようにするために行われる。「IP情報」という用語は、特に、IP送信元アドレス又は送信元ポートをカバーするものである。
図6は、本発明の一実施形態によるネットワークアーキテクチャを示す。図6に示すネットワークは、本発明の実施の一例である。もちろん、主な原理を多数のネットワークの変形に適合することは容易である。
図6に示す例示のネットワークは、図示しないホーム無線ネットワーク106に対応するホームノードB 101を備える。この例示のネットワークは、ローカルエリアネットワークLAN401も備える。ローカルエリアネットワークLAN401では、PC又はプリンタ等のようないくつかの異なるデバイス402が接続されている。移動端末100 UEは、ホームノードB 101に接続することができる。
一実施形態では、インターネットネットワーク110へのアクセスは、ルータ430を介し、ISP LNSサーバ440に向かうPPPトンネル(ポイントツーポイントプロトコル)410を通じて提供される。
ホームノードB 101は、ルータ430を介しLANインターフェースを通じてインターネットネットワーク110に接続される。LANインターフェースに関する限定はない。LANインターフェースは、イーサネット(登録商標)、WiFi等とすることができる。
VPN(「仮想プライベートネットワーク(Virtual Private Network)」を表す)トンネルは、ホームノードBとホームノードB GW(ゲートウェイ(GateWay)を表す)との間でオープンされる。VPNトンネルでは、S1−MMEインターフェース及びS1−Uインターフェースをカプセル化することができる。この実施形態では、ホームノードB−GWは、VPNトンネルの終端、並びにMME102及びS−GW103へのIPパケットのルーティング(及びその逆のルーティング)を担当する。VPNトンネルは、PPPトンネルの内部でトランスポートされる。
しかしながら、本発明に関するこの態様には、限定は付随していない。例えば、特定のPPP接続を排他的に使用して、移動コアネットワークを対象としたパケットをトランスポートすることができる。
本発明の一実施形態によれば、
モバイルネットワークのコアネットワークを介することを意味する、コアネットワークインターフェースを通じて第1のパス4000を介するか、又は
LANインターフェースを通じて第2のパス4001を介するかのいずれかで、
インターネットネットワーク110へのアクセスをUE100に提供することが可能である。
第1のパス4000は、UE100からホームノードB 101を通じてルータ430を介し、VPNトンネル420を通じてホームノードB GW450まで向かう。次に、ホームノードB GWは、受信トラフィックをS−GW103に向けることを担当する。その後、トラフィックは、PDN−GW104を通じてウェブサーバ111に向けられる。
第2のパス4001を通じてウェブサーバ111に向けられるUEからのトラフィックは、LANインターフェース及びPPPトンネル410を通じてISP LNSサーバ440まで行く。ISP LNSサーバ440は、このトラフィックをウェブサーバ111へ転送する。
本発明の一実施形態に従ってパケットをルーティングするには、第1に、第1のパス及び第2のパスの中からパスを選択することを要し、第2に、選択されたパスによりパケットをルーティングすることを要する。
本発明の一実施形態では、アップリンクでUEから到来するパケットごとに、ホームノードBにおいて、コアネットワークインターフェース又はLANインターフェースの中から出力インターフェースが選択される。ダウンリンクでは、ホームノードBは、LANインターフェースから到来するカプセル化されたパケットを注入する無線ベアラを選択することによって逆オペレーションを実行することができる。
アップリンクでは、LANインターフェースとコアネットワークインターフェースとの間での出力インターフェースの選択は、パケットが受信されるベアラに関連付けられるQoS値に基づいて行われる。LANインターフェースを通じて受信パケットを実際にルーティングするために、IP情報はこのベアラにのみ割り当てられる。したがって、ダウンリンクでは、受信パケットを正しいUEへ送信するベアラを求めることが可能である。このIP情報は、IP送信元アドレス又は送信元ポートとすることができる。このIP情報は、所与のベアラ上にマッピングすることができる。
図7は、本発明の一実施形態によるルーティングモジュールを示す。
ルーティングモジュール500は、モバイルネットワークの端末100からインターネットネットワーク401、110のデバイス402、111へパケットをルーティングするために、ホームノードBに含まれるようになっている。
該ルーティングモジュールは、
1つのベアラ上で少なくとも1つのIPパケットを端末から受信するようになっているインターフェースユニット510と、
ベアラに関連付けられるQoS値を求め、関連付けられるQoS値に基づいて、コアネットワークインターフェース又はLANインターフェースを通じてパケットをルーティングすることを決定するようになっているパス選択ユニット501と、
を備えることができる。
IPパケットは、第1のIP送信元アドレスを示す。
ルーティングモジュールは、
メモリ520と、
パス選択ユニットが、LANインターフェースを通じてルーティングすることを決定した場合に、第2のIP送信元アドレスをベアラに割り当て、第1のIP送信元アドレス及び第2のIP送信元アドレスと、関連付けられるベアラとして上記ベアラとをメモリに記憶するようになっている割り当てユニット504と、
をさらに備えることができる。
割り当てユニットは、1対1に基づいて、異なる第2のIP送信元アドレスを異なるベアラにそれぞれ割り当てることができる。この場合、第2のIPアドレスをベアラに直接マッピングすることが可能である。次に、ダウンリンク受信時に、ルーティングモジュールは、ベアラに関連してメモリに記憶されたアップリンクの第2のIP送信元アドレスに対応する、受信IPパケットのIP宛先アドレスに基づいて、該受信IPパケットのベアラを選択することができる。
ルーティングモジュール500は、
IP宛先ポート及びIP宛先アドレスを示すIPパケットをLANインターフェースから受信するようになっている受信ユニット521と、
IP宛先アドレスを第2のIP送信元アドレスとみなすと共に、メモリ520に記憶された関連付けられるベアラをリトリーブするようになっているベアラ選択ユニット502と、
をさらに備えることができ、
そして、インターフェースユニット510は、関連付けられるベアラを通じてIPパケットをルーティングすることを担当する。
IPパケットは、オリジナルの送信元ポートを示す。
割り当てユニット504は、
複数の異なるベアラに同じ第2のIPアドレスを割り当て、
1対1に基づいて、異なる代わりの送信元ポートを異なるベアラにそれぞれ割り当て、
第1のIP送信元アドレス、第2のIP送信元アドレス、オリジナルの送信元ポート、代わりの送信元ポート、宛先IPアドレス、及び宛先ポートと、関連付けられるベアラとしてベアラとの関連付けを記憶するようになっていることができる。
ルーティングモジュール500は、
IP宛先ポート及びIP宛先アドレスを示すIPパケットをLANインターフェースから受信するようになっている受信ユニット521と、
IP宛先ポートを代わりの送信元ポートとみなし、メモリ520に記憶された関連付けられるベアラをリトリーブするようになっているベアラ選択ユニット502と、
をさらに備え、
そして、インターフェースユニット510は、上記関連付けられるベアラを通じて上記IPパケットをルーティングすることを担当する。
一実施形態では、異なるベアラに関連付けられるQoS値は、(TS 23.203 3GPP技術仕様グループサービス並びにシステム態様ポリシー及び課金制御アーキテクチャ(TS 23.203 3GPP Technical Specification Group Services and System Aspects Policy and charging Control Architecture)のような)標準規格においてQCI値(「品質クラス識別子(Quality Class Identifier)」を表す)として記述される値に対応する。好ましいパスも、例えば、以下の表に記述されるような各QCI値に関連付けられている。
Figure 0005675247
QoS値、及び選択されるパスのタイプ又はインターフェースのタイプへのそれらのQoS値のマッピングに関して、本発明に限定は付随していない。
このマッピングは、多くの異なるパラメータを考慮して異なる方法で求めることができる。異なるパラメータは、例えば、考慮対象のUEの加入のタイプ、双方のパス(コアネットワーク及びLAN)に関連付けられる品質のレベル等とすることができる。
このマッピング表は、移動オペレータにより静的に構成され得る。加えて、移動コアネットワークを通じたパケット送信の品質レベル又はISPパスを通じたパケット送信の品質レベルの比較に基づいてパスを変更するために、いくつかの動的なルールが規定され得る。
一実施形態では、コアネットワークによって、LANインターフェースよりも良好なQoSでパケットを送信することが可能になる場合、高価な移動加入(expensive mobile subscription)に関連付けられるUEから受信されたパケットをコアネットワークに向けてルーティングし、安価な加入(cheap subscription)に関連付けられるUEから受信されたパケットをLANインターフェースに向けてルーティングすることが、いくつかの状況で妥当となり得る。
データを移動コアネットワークへ常にルーティングできるデフォルトベアラに例外を設けることができる。QoS値に基づくルーティングは、暗黙的に規定することもできるし、ホームノードBを構成することによって規定することもできる。移動オペレータ(すなわち、顧客)は、例えば、UE上で実行されるアプリケーション及び/又はインターネットアクセスの品質に従ってルーティングルールを変更することを決定することができる。
ルータ430を横切ってパケットをルーティングできるようにし、UEが他のLANデバイスと通信できるようにするために、LANアドレスクラス(パブリック又はプライベート)に属するIPアドレスが割り当てられる。その目的のために、一実施形態では、LANインターフェースに宛てられたパケット及びLANインターフェースから到来するパケットについて、ネットワークアドレス変換(NAT)がホームノードBにおいて実施される。
この状況では、UEにトランスペアレントな方法で、LANインターフェースにアクセスすることができる。
第1の変形では、LANインターフェースを通じてルーティングされるそのRB−IDによって識別される各無線ベアラについて、特定のLAN IPアドレスIPRB-ID,LANが、1つの無線ベアラにのみ割り当てられるように任意の方法(認可された静的範囲(authorized static range)、DHCPrequest)で割り当てられる。
考慮対象の無線ベアラRB−IDによって運ばれる各パケットは、IPRB-ID,CNで示されるIPアドレスに関連付けられる。
割り当てユニット504のレベルにおいて、第1のIPアドレスであるオリジナルのUE IPアドレスIPRB-ID,CNは、第2のIPアドレスであるLAN IPアドレスIPRB-ID,LANに取り替えられる。この場合、TCP/UDPポートは、不変のまま保つことができる。
一実施形態では、割り当てユニット504は、IPRB-ID,CN及びIPRB-ID,LANとRB−IDとを関連付けるNAT表をハンドリングする。このNAT表は、新しい無線ベアラが作成又は削除されるごとに更新される。IPRB-ID,CNは、UEによって無線ベアラ上で送信された第1のデータパケットから得られる。IPRB-ID,LANは、無線ベアラ作成時に割り当てられる。
逆方向では、所与のRB−IDに宛てられたパケットは、宛先アドレスとしてIPアドレスIPRB-ID,LANに関連付けられる。そこで、Rxユニット521は、NAT表に基づいてIPRB-ID,LANアドレスを対応するIPRB-ID,CNに取り替える。
この方法は単純であり、データポートは、ルーティングプロセスの間、不変のまま保たれる。この方法は、いずれのアプリケーションについてもほとんどトランスペアレントとすることができる。実際に、所与のIP宛先アドレスを有する入来トラフィックは、同じ無線ベアラで運ばれる。これは、特に、クライアントであると同時にサーバでもあるアプリケーション及び複数のTCP接続を使用するアプリケーション(FTPクライアント、SIPフォン、P2P等)にとって利点である。
第2の変形では、ホームノードBは、LANへルーティングされる無線ベアラの個数よりも少ないLAN IPアドレスを割り当てることができる。
この第2の変形では、ベアラと他のIP情報との間のマッピングを可能にするために、当該他のIP情報を使用することが企図される。例えば、ホームノードBにおいて、利用可能な送信元ポートのプールをハンドリングすることが可能である。次に、異なるベアラを、出行パケットの宛先UDP/TCPポート上にマッピングすることができる。この利用可能なポート割り当てに限定は付随していない。オリジナルの送信元ポートは、同じまま保つこともできるし、コンテキストに応じて、代わりの新しい送信元ポートに変換することもできる。異なる方法を適用して、新しい宛先ポートを求めることができ、目的は、IPアドレス及び所与の送信元ポートを1つのベアラにのみ割り当てることである。
逆方向におけるダウンリンクでは、宛先ポートは、オリジナルの値に変換される一方、宛先IPアドレスは、対応するIPRB-ID,CNに取り替えられる。
この第2の変形は、所与のトランスポートプロトコル(TCP又はUDP)がIPRB-ID,CN、宛先IPアドレス、オリジナルの送信元TCP/UDPポート、及び新しいTCP/UDP送信元ポートに関連付けられる変換表に基づくことができる。新しいTCP接続又はUDPフローがUEによってオープンされたとき、新しいエントリーが変換表に挿入される。エントリーは、TCP接続がクローズした時又はUDP「無トラフィックタイマ(no-traffic timer)」が満了した時に除去することができる。パケットが転送されるごとに、この変換表においてルックアップが実行される。入来パケットの場合、ルックアップが失敗した場合、安全でないトラフィックが無線リンクで転送されるのを防止するために、パケットは、好ましくは廃棄される。第3の変形は、第1の変形及び第2の変形の任意の組み合わせに対応することができる。
有利な一実施形態では、1つの共通のIPアドレスが、単一のUEのすべてのベアラについて割り当てられる。ベアラは、この場合、UDP/TCPポートに基づいて区別することができる。
ダウンリンクで受信パケットをルーティングするために、ダウンリンク無線ベアラ選択(Downlink Radio Bearer Selection)(DRBS)表をハンドリングすることができる。
その目的のために、以下の5項組、すなわち、
−トランスポートプロトコルタイプ、
−送信元IPアドレス、
−送信元UDP/TCPポート、
−宛先IPアドレス、
−宛先ポート
によって識別される各出行TCP接続又は出行UDPフローを監視することが企図される。
次に、各5項組を、対応する無線ベアラID(Radio Bearer ID)(RB−ID)に関連付けることができる。
以下のセクションでは、本発明の一実施形態に従ってダウンリンクで受信パケットに対して適用される一例示の処置を詳述する。2つのUEは、コアネットワークにおける以下の各IPアドレスIPRB-ID,CN、すなわち
−10.226.206.218
−10.226.206.219
を有する。
このステップにおいて、以下の表が利用可能である(その理由は、以下の表が、アップリンクでのパケット送信時に事前に構築されていたからである)。
−DBRS表
Figure 0005675247
−第1の変形によるNAT表1
Figure 0005675247
−第2の変形によるNAT表2
Figure 0005675247
したがって、パケットがLANインターフェースから受信されたとき、そのパケットは、宛先IPアドレスとしてのIPRB_ID,LANアドレス及び宛先ポートを示す。
第1の変形では、NAT表1を使用して、ベアラ識別子が、パケット内で示されたIPRB_ID,LANに基づいて求められる。
第2の変形では、NAT表2を使用して、ベアラ識別子が、パケット内で示された宛先ポートに基づいて求められる。

Claims (13)

  1. モバイルネットワークの端末(100)からインターネットネットワーク(401、110)のデバイス(402、111)へパケットをルーティングするための方法であって、
    前記モバイルネットワークは、コアネットワーク(105)と、ホームノードB(101)を含むホームネットワーク(106)とを有し、
    前記インターネットネットワークは、コアネットワークインターフェース又はLANインターフェースのいずれかを通じて前記ホームネットワークにリンクされ、
    パケットは、前記モバイルネットワークにおいてそれぞれのベアラを通じて送信され、各ベアラにはQoS値が関連付けられ、
    該方法は、前記ホームノードBにおいて、次のステップ、すなわち、
    /1/ 1つのベアラ上で少なくとも1つのIPパケットを前記端末から受信するステップと、
    /2/ 前記ベアラに関連付けられる前記QoS値を求めるステップと、
    /3/ 前記関連付けられるQoS値に基づいて、前記コアネットワークインターフェース又は前記LANインターフェースを通じて前記パケットをルーティングすることを決定するステップと、
    を含み、
    前記QoS値は、内部マッピング表を使用することにより静的に、前記コアネットワークインターフェース又は前記LANインターフェースのいずれかにマッピングされ、
    前記ホームノードBは、前記ベアラに関連付けられる前記QoSに基づいて、前記内部マッピング表に従ってタグVLANを設定する、方法。
  2. 前記IPパケットは、第1のIP送信元アドレスを示し、
    該方法は、前記LANインターフェースを通じて前記IPパケットをルーティングする場合に、次のステップ、すなわち、
    /a/ 第2のIP送信元アドレスを前記ベアラに割り当てるステップと、
    /b/ 前記第1のIP送信元アドレス及び前記第2のIP送信元アドレスと、関連付けられるベアラとして前記ベアラとをメモリに記憶するステップと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップ/a/において、異なる第2のIP送信元アドレスが、1対1に基づいて、異なるベアラにそれぞれ割り当てられる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ホームノードBにおいて、次のステップ、すなわち、
    /i/ IP宛先ポート及びIP宛先アドレスを示すIPパケットを前記LANインターフェースから受信するステップと、
    /ii/ 前記IP宛先アドレスを第2のIP送信元アドレスとみなし、メモリに記憶された前記関連付けられるベアラをリトリーブするステップと、
    /iii/ 前記IP宛先アドレスを、前記ベアラに関連付けられる前記第1のIP送信元アドレスと取り替えるステップと、
    /iv/ 前記関連付けられるベアラを通じて前記パケットをルーティングするステップと、
    をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記IPパケットは、オリジナルの送信元ポートを示し、
    前記ステップ/a/において、次のステップ、すなわち、
    複数の異なるベアラに同じ第2のIPアドレスを割り当てるステップと、
    1対1に基づいて、異なる代わりの送信元ポートを異なるベアラにそれぞれ割り当てるステップと、
    前記第1のIP送信元アドレス、前記第2のIP送信元アドレス、前記オリジナルの送信元ポート、前記代わりの送信元ポート、前記宛先IPアドレス、及び前記宛先ポートと、関連付けられるベアラとしての前記ベアラとの関連付けを記憶するステップと、
    が実行される、請求項2に記載の方法。
  6. 前記ホームノードBにおいて、次のステップ、すなわち、
    /i/ IP宛先ポート及びIP宛先アドレスを示すIPパケットを前記LANインターフェースから受信するステップと、
    /ii/ 前記IP宛先ポートを代わりのIP送信元ポートとみなすと共に、メモリに記憶された前記関連付けられるベアラをリトリーブするステップと、
    /iii/ 前記IP宛先ポートを前記オリジナルの送信元ポートと取り替えると共に、前記IP宛先アドレスを、前記ベアラに関連付けられる前記第1のIP送信元アドレスと取り替えるステップと、
    /iv/ 前記関連付けられるベアラを通じて前記パケットをルーティングするステップと、
    をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記QoS値は、品質クラス指示子に対応する、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の方法。
  8. モバイルネットワークの端末(100)からインターネットネットワーク(401、110)のデバイス(402、111)へパケットをルーティングするためにルーティングモジュール(500)を備えるホームノードBであって、
    前記モバイルネットワークは、コアネットワーク(105)と、前記ホームノードB(101)を含むホームネットワーク(106)とを有し、
    前記インターネットネットワークは、コアネットワークインターフェース又はLANインターフェースのいずれかを通じて前記ホームネットワークにリンクされ、
    パケットは、前記モバイルネットワークにおいてそれぞれのベアラを通じて送信され、各ベアラにはQoS値が関連付けられ、
    前記ルーティングモジュールは、
    1つのベアラ上で少なくとも1つのIPパケットを前記端末から受信するようになっているインターフェースユニット(510)と、
    前記ベアラに関連付けられる前記QoS値を求めると共に、前記関連付けられるQoS値に基づいて、前記コアネットワークインターフェース又は前記LANインターフェースを通じて前記パケットをルーティングすることを決定するようになっているパス選択ユニット(501)と、
    を備え、
    前記QoS値は、内部マッピング表を使用することにより静的に、前記コアネットワークインターフェース又は前記LANインターフェースのいずれかにマッピングされ、
    前記ホームノードBは、前記ベアラに関連付けられる前記QoSに基づいて、前記内部マッピング表に従ってタグVLANを設定する、ホームノードB
  9. 前記IPパケットは、第1のIP送信元アドレスを示しており、
    前記ルーティングモジュールは、
    メモリ(520)と、
    前記パス選択ユニットが、前記LANインターフェースを通じてルーティングすることを決定した場合に、第2のIP送信元アドレスを前記ベアラに割り当て、前記第1のIP送信元アドレス及び前記第2のIP送信元アドレスと、関連付けられるベアラとして前記ベアラとを前記メモリに記憶するようになっている割り当てユニット(504)と、
    をさらに備える、請求項に記載のホームノードB
  10. 前記割り当てユニットは、1対1に基づいて、異なる第2のIP送信元アドレスを異なるベアラにそれぞれ割り当てる、請求項に記載のホームノードB
  11. IP宛先ポート及びIP宛先アドレスを示すIPパケットを前記LANインターフェースから受信するようになっている受信ユニット(521)と、
    前記IP宛先アドレスを第2のIP送信元アドレスとみなすと共に、メモリ(520)に記憶された前記関連付けられるベアラをリトリーブするようになっているベアラ選択ユニットと、
    をさらに備え、
    前記インターフェースユニット(510)は、前記関連付けられるベアラを通じて前記IPパケットをルーティングすることを担当する、請求項10に記載のホームノードB
  12. 前記IPパケットは、オリジナルの送信元ポートを示し、
    前記割り当てユニット(504)は、
    複数の異なるベアラに同じ第2のIPアドレスを割り当て、
    1対1に基づいて、異なる代わりの送信元ポートを異なるベアラにそれぞれ割り当て、
    前記第1のIP送信元アドレス、前記第2のIP送信元アドレス、前記オリジナルの送信元ポート、前記代わりの送信元ポート、前記宛先IPアドレス、及び前記宛先ポートと、関連付けられるベアラとしての前記ベアラとの関連付けを記憶するようになっている、請求項10に記載のホームノードB
  13. IP宛先ポート及びIP宛先アドレスを示すIPパケットを前記LANインターフェースから受信するようになっている受信ユニット(521)と、
    前記IP宛先ポートを代わりの送信元ポートとみなすと共に、メモリ(520)に記憶された前記関連付けられるベアラをリトリーブするようになっているベアラ選択ユニットと、
    をさらに備え、
    前記インターフェースユニット(510)は、前記関連付けられるベアラを通じて前記IPパケットをルーティングすることを担当する、請求項に記載のホームノードB
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