JP5673817B2 - 移動通信システム、その制御方法および制御プログラム - Google Patents
移動通信システム、その制御方法および制御プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5673817B2 JP5673817B2 JP2013520413A JP2013520413A JP5673817B2 JP 5673817 B2 JP5673817 B2 JP 5673817B2 JP 2013520413 A JP2013520413 A JP 2013520413A JP 2013520413 A JP2013520413 A JP 2013520413A JP 5673817 B2 JP5673817 B2 JP 5673817B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- record
- dns
- epc node
- epc
- dns server
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W28/00—Network traffic management; Network resource management
- H04W28/02—Traffic management, e.g. flow control or congestion control
- H04W28/0205—Traffic management, e.g. flow control or congestion control at the air interface
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L61/00—Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
- H04L61/45—Network directories; Name-to-address mapping
- H04L61/4505—Network directories; Name-to-address mapping using standardised directories; using standardised directory access protocols
- H04L61/4511—Network directories; Name-to-address mapping using standardised directories; using standardised directory access protocols using domain name system [DNS]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L61/00—Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
- H04L61/50—Address allocation
- H04L61/5076—Update or notification mechanisms, e.g. DynDNS
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/01—Protocols
- H04L67/10—Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
- H04L67/1001—Protocols in which an application is distributed across nodes in the network for accessing one among a plurality of replicated servers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/01—Protocols
- H04L67/10—Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
- H04L67/1001—Protocols in which an application is distributed across nodes in the network for accessing one among a plurality of replicated servers
- H04L67/1004—Server selection for load balancing
- H04L67/1008—Server selection for load balancing based on parameters of servers, e.g. available memory or workload
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W28/00—Network traffic management; Network resource management
- H04W28/02—Traffic management, e.g. flow control or congestion control
- H04W28/08—Load balancing or load distribution
- H04W28/088—Load balancing or load distribution among core entities
Description
本発明は、移動通信システム、その制御方法および制御プログラムに関し、特に、LTE(Long Term Evolution)ネットワークの中核を形成するEPC(Evolved Packet Core:進化型パケットコア)ネットワークにおける負荷を効率的に分散する移動通信システム、その制御方法および制御プログラムに関する。
近年の移動通信システムの進展は急速であり、3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、次期の移動通信システムとして、IP(Internet Protocol)プロトコルを用いてすべてのタイプのトラフィックに適合するモビリティを実現するLTE(Long Term Evolution)の規格化を進めている。LTEネットワークは、無線ネットワークのeUTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Network)とコアネットワークを形成するEPC(Evolved Packet Core:進化型パケットコア)とによって構成されている。以下に、特許文献1の特表2010−539758号公報「LTEシステムにおいてユーザ静的IPアドレスのアドレッシングをサポートする方法、システムおよび装置」等においても今まで検討されている従来のEPCネットワークにおけるリソースの割当方法、負荷分散方法について説明する。
MME(Mobility Management Entity)は、DNS(Domain Name Server)サーバにDNSリソースレコードとして登録されている、表1および表2で示すNAPTR(Naming Authority Pointer)レコード/SRV(Service)レコードにそれぞれ設定される優先度を考慮し、適切に負荷を分散させて各EPCノード(MME/S−GW/P−GW/SGSN)を選択する機能を備えている。
以下では、MME(Mobility Management Entity)が接続先のS−GW(Serving Gateway)を選択する際の流れについて、図3の説明図を用いて説明するが、S−GWに限らず、他の種類のEPCノード、すなわち、MME、SGSN(Serving GPRS(General Packet Ratio Service) Support Node)、P−GW(Packet data network Gateway)を選択する際についても同様である。図3は、従来のEPC(Evolved Packet Core)ネットワークにおいてMME(Mobility Management Entity)がS−GW(Serving Gateway)を選択する際の処理の流れを説明する説明図であり、選択対象のS−GWとして、S−GW1 31、S−GW2 32、S−GW3 33の3個のゲートウェイが存在している場合について示している。
図3の説明図において、まず、MME35は、DNSサーバ34に対して接続可能なS−GWのアドレスを問い合わせる(ステップS301)。該問い合わせにより、MME35は、DNSサーバ34から、接続可能なS−GWを示す表1に示すNAPTRレコードを複数受け取る(ステップS302)。複数のNAPTRレコードを受け取ったMME34は、受け取った複数のNAPTRレコードのOrderフィールドおよびPreferenceフィールドそれぞれに設定されている優先度に従い、最も優先度が高く設定されている特定のNAPTRレコードを選択する。
次いで、MME35は、選択したNAPTRレコードのFlagフィールドを参照して、Flag=""が設定されていた場合、Replacementフィールドに出力結果として設定されているFQDN(Fully Qualified Domain Name:完全修飾ドメイン名)が、NAPTR RR(Resource Record)検索用のキーとして設定されているので、再度、該FQDNに該当するNAPTRレコードをDNSサーバ34に問い合わせて、DNSサーバ34から表1に示すNAPTRレコードを受け取る動作を繰り返す。
また、MME35は、選択したNAPTRレコードのFlagフィールドを参照した際に、Flag="a"が設定されていた場合には、Replacementフィールドに出力結果として設定されているFQDN(Fully Qualified Domain Name:完全修飾ドメイン名)が、A/AAAA RR(IPv4アドレス/IPv6アドレス Resource Record)からなる完全修飾ドメイン名を示しており、選択対象に該当するS−GWのアドレスを示しているので、選択対象のS−GWとして決定する。
一方、MME35は、選択したNAPTRレコードのFlagフィールドを参照した際に、Flag="s"が設定されていた場合には、Replacementフィールドに出力結果として設定されているFQDN(Fully Qualified Domain Name:完全修飾ドメイン名)がSRV RR(Service Resource Record)検索用のキーとして設定されているので、該FQDNに該当するSRVレコードをDNSサーバ34に問い合わせて、DNSサーバ34から表2に示すSRVレコードを受け取る。
DNSサーバ34からSRVレコードを受け取ったMME35は、受け取ったSRVレコードのPriorityフィールドおよびWeightフィールドそれぞれに設定されている優先度に従い、最も優先度が高く設定されているSRV RR(Resource Record)を選択して、Targetフィールドに接続先として設定されているFQDNを取り出す。該FQDNがA/AAAA RR(IPv4アドレス/IPv6アドレス リソースレコード)の完全修飾ドメイン名を示していた場合には、選択対象に該当するS−GWのアドレスを示しているので、選択対象のS−GWとして決定する。
MME35は、S−GW1 31、S−GW2 32、S−GW3 33の3個のゲートウェイのうち、選択したNAPTRレコードまたはSRVレコードの優先度に従って選択対象として決定した特定のS−GW例えばS−GW2 32に対して、接続指示を送信することにより(ステップS303)、該当するS−GW例えばS−GW2 32に接続する。
図4は、図3の処理の流れにおいてMME35とDNSサーバ34との間で送受信する制御信号のシーケンスを示すシーケンス図である。以下に、図4のシーケンス図に基づいて、MME35がS−GWを選択する際に、MME35とDNSサーバ34との間で送受信する制御信号の流れをさらに説明する。
図4のシーケンス図において、まず、MME35は、NAPTR RR(NAPTRリソースレコード)クエリをDNSサーバ34に対して送信して、接続可能なS−GWのアドレスを問い合わせる(シーケンスS401)。MME35からNAPTR RRクエリを受け取ったDNSサーバ34は、接続可能なS−GWを示すNAPTR RRを複数適宜抽出して、NAPTR RRクエリに対するDNSレスポンスとして、問い合わせ元のMME35に対して返送する(シーケンスS402)。
DNSサーバ34からのDNSレスポンスを受け取ったMME35は、受け取った複数のDNSレスポンスそれぞれからなるNAPTR RRリストの中から、優先度にしたがって、いずれか1つのNAPTR RRを選択して、当該NAPTR RRに含まれているFlag フィールドが、Flag="s"に設定されていた場合には、SRV RRのドメイン名を示すReplacementフィールドのFQDNを取り出す(シーケンスS403)。しかる後、MME35は、SRV RR(SRVリソースレコード)クエリをDNSサーバ34に対して送信して、該FQDNに該当するSRVレコードを問い合わせる(シーケンスS404)。
MME35からSRV RRクエリを受け取ったDNSサーバ34は、指定されたFQDNに該当するSRV RRを適宜抽出して、SRV RRクエリに対するDNSレスポンスとして、問い合わせ元のMME35に対して返送する(シーケンスS405)。
DNSサーバ34からのDNSレスポンスを受け取ったMME35は、受け取ったDNSレスポンスのSRV RRリストの中から、優先度にしたがって、いずれか1つのSVR RRを選択して(シーケンスS406)、該SVR RRのドメイン名としてTargetフィールドにFQDN(A/AAAA RRのName)が設定されていた場合には、A/AAAA RRクエリをDNSサーバ34に対して送信して、当該SVR RRのA/AAAA RRIPv4アドレス/IPv6アドレス リソースレコード)を問い合わせる(シーケンスS407)
MME35からA/AAAA RRクエリを受け取ったDNSサーバ34は、指定されたSVR RRに該当する完全修飾ドメイン名A/AAAA RRを抽出して、A/AAAA RRクエリに対するDNSレスポンスとして、問い合わせ元のMME35に対して返送する(シーケンスS408)。
しかしながら、前述のような従来の方式においては、DNSサーバは、ドメイン名の問い合わせに対して応答するために、DNSサーバに配置しているDNSリソースレコードの設定内容を、固定した値として、初期登録時にあらかじめ設定登録しており、DNSサーバ初期登録時に設定したDNSリソースレコードの優先度にしたがって各EPCノード(MME/S−GW/P−GW/SGSN)を選択している。
したがって、EPCネットワーク内の負荷に偏りが生じ、たとえ過負荷状態のEPCノードが発生したとしても、EPCネットワーク内の負荷バランスを考慮した選択を行うことができず、DNSサーバ初期登録時のDNSリソースレコードの優先度にしたがってEPCノード(MME/S−GW/P−GW/SGSN)を選択してしまうため、過負荷状態の当該EPCノードを選択してしまい、当該EPCノードの負荷をさらに上昇させて、呼損を発生させてしまう可能性がある。
(本発明の目的)
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、EPCネットワーク内の負荷の偏りを考慮に入れて、負荷の偏りを解消させる最適なEPCノードを選択する移動通信システム、その制御方法および制御プログラムを提供することを、その目的としている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、EPCネットワーク内の負荷の偏りを考慮に入れて、負荷の偏りを解消させる最適なEPCノードを選択する移動通信システム、その制御方法および制御プログラムを提供することを、その目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明による移動通信システム、その制御方法およびそのプログラムは、主に、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)本発明による移動通信システムは、移動通信用のLTE(Long Term Evolution)ネットワークの中核を形成するEPC(Evolved Packet Core)ネットワークを構成する各EPCノードのうち、使用するEPCノードを、DNSサーバに設定登録されているDNSリソースレコード内の選択優先度に基づいて該DNSサーバにより選択することによって、各EPCノードの負荷を分散させる移動通信システムにおいて、各前記EPCノードは、それぞれ、自EPCノードのリソース使用状態が、過負荷状態に近づきつつあることを検知するためにあらかじめ設定した過負荷閾値を超えたことを検知した際に、当該EPCノードに関連する前記DNSリソースレコードの選択優先度を下げるように、前記DNSサーバに対して、DNSリソースレコードの更新要求を送信するDDNS(Dynamic DNS)クライアント機能を備え、一方、前記DNSサーバは、前記DNSリソースレコードを動的に更新するDDNSサーバ機能を備え、前記EPCノードから前記DNSリソースレコードの更新要求を受け取った際に、該更新要求に対応して前記DNSリソースレコードを動的に更新することを特徴とする。
(2)本発明による移動通信システムの制御方法は、移動通信用のLTE(Long Term Evolution)ネットワークの中核を形成するEPC(Evolved Packet Core)ネットワークを構成する各EPCノードのうち、使用するEPCノードを、DNSサーバに設定登録されているDNSリソースレコード内の選択優先度に基づいて該DNSサーバにより選択することによって、各EPCノードの負荷を分散させる移動通信システムの制御方法であって、各前記EPCノードは、それぞれ、自EPCノードのリソース使用状態が、過負荷状態に近づきつつあることを検知するためにあらかじめ設定した過負荷閾値を超えたことを検知した際に、当該EPCノードに関連する前記DNSリソースレコードの選択優先度を下げるように、前記DNSサーバに対して、DNSリソースレコードの更新要求を送信するDDNS(Dynamic DNS)クライアント機能を備え、一方、前記DNSサーバは、前記DNSリソースレコードを動的に更新するDDNSサーバ機能を備え、前記EPCノードから前記DNSリソースレコードの更新要求を受け取った際に、該更新要求に対応して前記DNSリソースレコードを動的に更新することを特徴とする。
(3)本発明による移動通信システムの制御プログラムは、少なくとも前記(2)に記載の移動通信システムの制御方法を、コンピュータによって実行可能であることを特徴とする。
本発明の移動通信システム、その制御方法およびプログラムによれば、以下のような効果を奏することができる。
第1の効果は、各EPCノードが、自EPCノードが過負荷状態に近づきつつことを検知した場合、DNSサーバに設定登録されている自EPCノードに関連するDNSリソースレコード(NAPTRレコードやSRVレコード)の選択優先度を自律的に変更することにより、過負荷状態に近づきつつあるEPCノードを選択し難い状態に設定して、リソース状態に余裕のある他のEPCノードを優先的に選択させることができ、EPCネットワーク全体の負荷を均等に保つことができることにある。
第2の効果は、選択優先度を変更した後において、過負荷状態から完全に脱してリソース状態に余裕が生じたEPCノードは、DNSサーバに設定登録されている自EPCノードに関連するDNSリソースレコードの選択優先度を自律的に元の選択優先度に復帰させることにより、通常の選択可能な状態に復帰することができ、EPCネットワーク全体の負荷を均等に保つことができることにある。
以下、本発明による移動通信システム、移動通信システムの制御方法および移動通信システムの制御プログラムの好適な実施形態について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明による移動通信システムおよび移動通信システムの制御方法について説明するが、かかる移動通信システムの制御方法をコンピュータにより実行可能な移動通信システムの制御プログラムとして実施するようにしても良いし、あるいは、移動通信システムの制御プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録するようにしても良いことは言うまでもない。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で規定されたEPC(Evolved Packet Core:進化型パケットコア)ネットワークにおいて、EPCネットワークを構成する各ノードつまり各EPCノード(MME/S−GW/P−GW/SGSN)の負荷状態に応じた最適なEPCノードを選択し、各EPCノードの負荷の偏りを解消させることを可能にすることを主要な特徴としている。
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で規定されたEPC(Evolved Packet Core:進化型パケットコア)ネットワークにおいて、EPCネットワークを構成する各ノードつまり各EPCノード(MME/S−GW/P−GW/SGSN)の負荷状態に応じた最適なEPCノードを選択し、各EPCノードの負荷の偏りを解消させることを可能にすることを主要な特徴としている。
より具体的には、動的にDNSリソースレコードを更新することが可能なDDNS(Dynamic DNS)サーバ機能をDNSサーバに備えるとともに、DNSサーバに自EPCノードのDNSリソースレコードとして登録されているNAPTRレコードやSRVレコードをEPCノード名(つまりEPCノードのIPアドレスに対応付けられたEPCノード名)から特定することが可能な補充NAPTRレコードを新たに追加することによって、過負荷状態に陥ったEPCノードからの更新要求に応じて、当該EPCノードのDNSリソースレコードを特定することを可能にし、当該EPCノードの選択の優先度を低下させる状態に更新し、他のEPCノードを選択し易くすることを特徴とする。
ここで、新たに追加した補充NAPTRレコードは、通常のNAPTRレコードと同一のフォーマットから構成されるものであり、NAPTRレコードのFlag="p"、Services="NAPTR"または"SRV"、Regexp="NAPTRレコードまたはSRVレコードのドメイン名"として定義されているレコードであり、該補充NAPTRレコードにより、EPCノード名からNAPTRレコードまたはSRVレコードを特定することができる。つまり、該補充NAPTRレコードにより、自EPCノード選択に関連するNAPTRレコードまたはSRVレコードを特定することができる。
また、DNSサーバにDDNSサーバ機能を追加することにより、登録されているDNSリソースレコードの優先度を動的に変更することができ、過負荷状態のEPCノードが、自律的に、DNSサーバの自EPCノードに関連するDNSリソースレコードの更新要求を行うことによって、DNSリソースレコードを更新させて自EPCノード選択優先度を下げさせることが可能であり、EPCネットワーク内の負荷を動的に均等に分散させることが可能になる。
(実施形態の構成例)
次に、本発明による移動通信システムのシステム構成の一例を、図1を用いて説明する。図1は、本発明による移動通信システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。
次に、本発明による移動通信システムのシステム構成の一例を、図1を用いて説明する。図1は、本発明による移動通信システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。
図1のシステム構成において、EPCネットワークを構成するSGSN102、MME103、S−GW104、P−GW105等の各EPCノードそれぞれは、EPCノードとしてそれぞれに要求される通信負荷に応じて、1ないし複数個、配置されていて、DNSサーバ101によって選択されたEPCノードが適宜使用されて、負荷分散を図るように構成されている。
また、DNSサーバ101は、EPCネットワークにおいて必要とされる通常のDNSサーバとしての機能の他に、RFC(Request for Comments)2136で規定されているDDNS(Dynamic DNS)サーバ機能つまり動的なDNSリソースレコード(DNS RR)の更新機能(Dynamic Updates in the Domain Name System)も合わせて備えており、相互に接続されたSGSN102、MME103、S−GW104、P−GW105等の各EPCノードからのDNSリソースレコードの更新要求に対応して、DNSサーバ101に登録されているDNSリソースレコードを動的に更新可能としている。
また、DNSサーバ101に登録されるDNSリソースレコードとしては、表1、表2に示したようなEPCネットワークとして動作するために必要なNAPTRレコード、SRVレコード、A/AAAAレコード以外に、以下のようなレコードも登録される。
(1)IPアドレスからEPCノード名を得るために必要なPTRレコード
(2)EPCノード名からSRVレコード、NAPTRレコードのドメイン名を得るために必要な補充NAPTRレコード
(1)IPアドレスからEPCノード名を得るために必要なPTRレコード
(2)EPCノード名からSRVレコード、NAPTRレコードのドメイン名を得るために必要な補充NAPTRレコード
なお、前述の補充NAPTRレコードは、以下の定義にしたがったNAPTRレコードとしてDNSサーバ101に登録される。
(a)ドメイン名="A/AAAAレコードに設定されているドメイン名"
(b)Flag="p"
(c)Services="NAPTR"または"SRV"
(d)Regexp」="本NAPTRレコードのドメイン名が示すA/AAAAレコードをターゲットとしているNAPTRレコードまたはSRVレコードのドメイン名"
(a)ドメイン名="A/AAAAレコードに設定されているドメイン名"
(b)Flag="p"
(c)Services="NAPTR"または"SRV"
(d)Regexp」="本NAPTRレコードのドメイン名が示すA/AAAAレコードをターゲットとしているNAPTRレコードまたはSRVレコードのドメイン名"
つまり、DNSサーバ101に登録するNAPTRレコードとして、新たに、Flag="p"、Services="NAPTR"または"SRV"、Regexp="NAPTRレコードまたはSRVレコードのドメイン名"の定義を追加する。かくのごときNAPTRレコードを追加することにより、SGSN102、MME103、S−GW104、P−GW105等の各EPCノードは、自EPCノードのIPアドレスから、自EPCノードの選択に繋がる要因としてDNSサーバ101に登録されているDNSリソースレコードすなわちNAPTRレコードまたはSRVレコードを特定することを可能にしている。
また、DNSサーバ101と相互に接続されているSGSN102、MME103、S−GW104、P−GW105等の各EPCノードは、EPCネットワークで必要とされる通常のDNSクライアント機能の他に、DNSサーバ101のDDNS(Dynamic DNS)サーバ機能に対応して、DDNSクライアント機能も合わせて備えており、現在の負荷状態に応じて、適宜、DNSサーバ101に対して、自EPCノードに関するNAPTRレコードやSRVレコードの更新要求を送信することができる。
各EPCノードは、自EPCノードの負荷が過負荷状態に陥った場合には、自EPCノードに関するDNSリソースレコードとして特定されたDNSリソースレコードの選択優先度を下げるように、DNSサーバ101に対して、DNSリソースレコードの更新要求を送信する。而して、過負荷状態の自EPCノードが選択され難くなり、過負荷状態ではない他のEPCノードを選択させ易くすることができ、自律的に、EPCネットワーク内で効率良く負荷を分散させることが可能になる。
なお、EPCネットワークとしてのその他の構成については、従来の技術と同様である。したがって、前述した以外の他の構成は、当業者にとって良く知られている技術であり、また、本発明とは直接関係しないので、ここでは、その詳細な構成の説明は省略する。
(実施形態の動作の説明)
次に、図1に示した移動通信システムの動作について、その一例を、図2のシーケンス図を用いて説明する。図2は、図1の移動通信システムの動作の一例を説明するためのシーケンス図であり、EPCネットワークを構成するSGSN102、MME103、S−GW104、P−GW105等の各EPCノード100から、各EPCノード100に関する選択動作を行うDNSサーバ101内に登録されているDNSリソースレコードの更新要求をDNSサーバ101に対して行う場合のEPCノード100とDNSサーバ101との間で送受信する制御信号のシーケンスを示している。ここで、EPCノード100は、前述のように、EPCネットワークを構成するSGSN102、MME103、S−GW104、P−GW105等のいずれであっても構わない。
次に、図1に示した移動通信システムの動作について、その一例を、図2のシーケンス図を用いて説明する。図2は、図1の移動通信システムの動作の一例を説明するためのシーケンス図であり、EPCネットワークを構成するSGSN102、MME103、S−GW104、P−GW105等の各EPCノード100から、各EPCノード100に関する選択動作を行うDNSサーバ101内に登録されているDNSリソースレコードの更新要求をDNSサーバ101に対して行う場合のEPCノード100とDNSサーバ101との間で送受信する制御信号のシーケンスを示している。ここで、EPCノード100は、前述のように、EPCネットワークを構成するSGSN102、MME103、S−GW104、P−GW105等のいずれであっても構わない。
まず、EPCネットワークを構成するSGSN102、MME103、S−GW104、P−GW105等のEPCノード100それぞれは、自EPCノード100の現在のリソース(CPU、メモリ等)の使用状況を定期的に監視していて、現在のリソース使用状況が、自EPCノード100が過負荷状態に近づきつつある状態を検知するためにあらかじめ定めた過負荷閾値を超えた状態にあるか否かを判定している。SGSN102、MME103、S−GW104、P−GW105等のいずれかのEPCノード100において、現在のリソース使用状況が前記過負荷閾値を超えていることを検知した場合、当該EPCノード100は、自EPCノード100が過負荷状態に近づきつつあるものと判定する(シーケンスS201)。
過負荷状態に近づきつつあると判定した当該EPCノード100は、自EPCノード100のIPアドレスからEPCノード名を探索するために、自EPCノード100のIPアドレスを含むPTRレコードクエリを、DNSサーバ101に対して送信する。該PTRレコードクエリを受け取ったDNSサーバ101は、該PTRレコードクエリに含まれているIPアドレスに基づいて、PTRレコードを参照することにより、該IPアドレスに該当する当該EPCノード100のEPCノード名を抽出して、PTRレコードクエリに対するDNSレスポンスとして、要求元のEPCノード100に対して返送する(シーケンスS202)。
つまり、過負荷状態に近づきつつあると判定したEPCノード100は、DNSサーバ101に問い合わせることによって、自EPCノード100のIPアドレスから自EPCノード100のEPCノード名を逆引きする。
DNSサーバ101からのDNSレスポンスとして自EPCノード100のEPCノード名を受け取ったEPCノード100は、自EPCノード100のFQDN(完全修飾ドメイン名すなわちA/AAAAレコード)を取得する前処理として、自EPCノード100のEPCノード名に該当するNAPTRレコードを取得するために、シーケンスS202にて取得した自EPCノード100のEPCノード名を含むNAPTRレコードクエリを、DNSサーバ101に対して送信する。
該NAPTRレコードクエリを受け取ったDNSサーバ101は、該NAPTRレコードクエリに含まれているEPCノード名に基づいて、該EPCノード名に該当するNAPTRレコードを補充NAPTRレコードをも含む形で抽出して、NAPTRレコードクエリに対するDNSレスポンスとして、要求元のEPCノード100に対して返送する(シーケンスS203)。つまり、DNSサーバ101から自EPCノード100のEPCノード名を受け取ったEPCノード100は、DNSサーバ101に問い合わせることによって、自EPCノード100のEPCノード名からNAPTRレコードを逆引きする。
DNSサーバ101からのDNSレスポンスとして自EPCノード100のEPCノード名に該当するNAPTRレコードを受け取ったEPCノード100は、受け取ったNAPTRレコードのFlagフィールドを検索して、Flag="p"が設定されている補充NAPTRレコードを抽出する。
さらに、EPCノード100は、抽出した補充NAPTRレコードのうち、Servicesフィールドとして、Services="NAPTR"が設定されている補充NAPTRレコードを抽出して、該補充NAPTRレコードのRegexpフィールドに設定されている値(Regexp="NAPTRレコードのドメイン名")を含むNAPTRレコードクエリを、DNSサーバ101に対して送信する。
該NAPTRレコードクエリを受け取ったDNSサーバ101は、該NAPTRレコードクエリに含まれているNAPTRレコードのドメイン名に基づいて、該ドメイン名に該当するNAPTRレコードを抽出して、NAPTRレコードクエリに対するDNSレスポンスとして、要求元のEPCノード100に対して返送する(シーケンスS204)。
さらに、EPCノード100は、抽出した補充NAPTRレコードのうち、Servicesフィールドとして、Services="SRV"が設定されている補充NAPTRレコードを抽出して、該補充NAPTRレコードのRegexpフィールドに設定されている値(Regexp="SRVレコードのドメイン名")を含むSRVレコードクエリを、DNSサーバ101に対して送信する。
該SRVレコードクエリを受け取ったDNSサーバ101は、該SRVレコードクエリに含まれているSRVレコードのドメイン名に基づいて、該ドメイン名に該当するSRVレコードを抽出して、SRVレコードクエリに対するDNSレスポンスとして、要求元のEPCノード100に対して返送する(シーケンスS204)。つまり、DNSサーバ101から自EPCノード100のEPCノード名に該当する補充NAPTRレコードを受け取ったEPCノード100は、DNSサーバ101に問い合わせることによって、自EPCノード100に関連するNAPTRレコードおよびSRVレコードを正引きする。
しかる後、シーケンスS204においてDNSレスポンスとして補充NAPTRレコードのRegexpフィールドの値に該当するNAPTRレコードを受け取ったEPCノード100は、受け取った各NAPTRレコードのFlagフィールドを確認して、Flag="a"(つまり、Replacementフィールドに設定されている値が、A/AAAA RRのFQDN(完全修飾ドメイン名))であり、かつ、Replacementフィールドに設定されている値が、シーケンスS202においてDNSサーバ101から取得していた自EPCノード100のEPCノード名と一致している場合には、当該NAPTRレコードは、自EPCノード100の選択に繋がるNAPTRレコードであるので、更新対象のNAPTRレコードとして当該NAPTRレコードを保持する(シーケンスS205)。
さらに、シーケンスS204においてDNSレスポンスとして補充NAPTRレコードのRegexpフィールドの値に該当するSRVレコードを受け取ったEPCノード100は、受け取った各SRVレコードのTargetフィールドを確認して、Targetフィールドに設定されている値が、シーケンスS202においてDNSサーバ101から取得していた自EPCノード100のEPCノード名と一致している場合には、当該SRVレコードは、自EPCノード100の選択に繋がるSRVレコードであるので、更新対象のSRVレコードとして当該SRVレコードを保持する(シーケンスS205)。
シーケンスS205において更新対象のNAPTRレコードを保持したEPCノード100は、当該EPCノード100を選択する選択優先度を他の同種類のEPCノードよりも低い値に設定するように、DNSサーバ101側に当該NAPTRレコードの更新登録をしてもらうために、保持したNAPTRレコードのOrderフィールドおよびPreferenceフィールドに、例えば、それぞれ、最も低い選択優先度となる値として、Order='65535'(2進数のall'1')、Preference="65535"(2進数のall'1')を設定して、選択優先度を変更するNAPTRレコード更新要求として、DNSサーバ101に対して送信する(シーケンスS206)。
該NAPTRレコード更新要求を受け取ったDNSサーバ101は、更新要求に応じて、該NAPTRレコード更新要求に含まれているNAPTRレコードのOrderフィールドおよびPreferenceフィールドを、Order='65535'(2進数のall'1')、Preference="65535"(2進数のall'1')という選択優先度が最も低くなる状態に更新登録する。更新登録が終了すると、DNSサーバ101は、NAPTRレコードを正常に更新した旨を示す情報を、NAPTRレコード更新要求に対するDNSレスポンスとして、要求元のEPCノード100に対して返送する(シーケンスS207)。
また、シーケンスS205において更新対象のSRVレコードを保持したEPCノード100は、当該EPCノード100を選択する選択優先度を他の同種類のEPCノードよりも低い値に設定するように、DNSサーバ101側に当該SRVレコードの更新登録をしてもらうために、保持したSRVレコードのPriorityフィールドおよびWeightフィールドに、例えば、それぞれ、最も低い選択優先度となる値として、Priority='65535'(2進数のall'1')、Weight="0"(2進数のall'0')を設定して、選択優先度を変更するSRVレコード更新要求として、DNSサーバ101に対して送信する(シーケンスS206)。
該SRVレコード更新要求を受け取ったDNSサーバ101は、更新要求に応じて、該SRVレコード更新要求に含まれているSRVレコードのPriorityフィールドおよびWeightフィールドを、Priority='65535'(2進数のall'1')、Weight="0"(2進数のall'0')という選択優先度が最も低くなる状態に更新登録する。更新登録が終了すると、DNSサーバ101は、SRVレコードを正常に更新した旨を示す情報を、SRVレコード更新要求に対するDNSレスポンスとして、要求元のEPCノード100に対して返送する(シーケンスS207)。
以上のようなシーケンスにより、過負荷状態に近づきつつあるEPCノード100の選択動作を制御しているDNSサーバ101のDNSリソースレコードすなわちNAPTRレコードやSRVレコードの選択優先度の登録状態が更新されて、当該EPCノード100を選択し難くなり、リソース状態に余裕がある他のEPVノードが優先的に選択される状態に、自動的に設定することができる。
一方、かくのごとく、過負荷状態に近づいて選択優先度を変更したEPCノード100においては、定期的に、現在のリソース使用状態を監視する動作を継続している。つまり、当該EPCノード100において、現在のリソース使用状態が、自EPCノード100が過負荷状態から完全に脱した状態に達したことを検知するためにあらかじめ定めた通常状態復帰閾値以下に低下した状態にあるか否かを判定している。ここで、該通常状態復帰閾値は、選択優先度の更新動作が頻繁に繰り返されることを防ぐために、過負荷状態に近づきつつあることを検知するための過負荷閾値以下の値に設定することが好ましい。
過負荷状態に近づいて選択優先度を変更したEPCノード100において、現在のリソース使用状況が前記通常状態復帰閾値以下に低下したことを検知した場合、当該EPCノード100は、自EPCノード100が過負荷状態から完全に脱した状態に達したものと判定して、つまり、過負荷状態解除条件が成立したものと判定する(シーケンスS208)。
過負荷状態解除条件が成立したことを検出した当該EPCノード100は、当該EPCノード100に対する選択優先度を元の状態に復帰してもらうために、シーケンスS205において保持していた更新対象のNAPTRレコードおよびSRVレコードを取り出して、選択優先度を元の状態に復帰するためのNAPTRレコード更新要求およびSRVレコード更新要求として、DNSサーバ101に対して送信する(シーケンスS209)。
該NAPTRレコード更新要求および該SRVレコード更新要求を受け取ったDNSサーバ101は、更新要求に応じて、該NAPTRレコード更新要求に含まれているNAPTRレコードのOrderフィールドおよびPreferenceフィールドおよび該SRVレコード更新要求に含まれているSRVレコードのPriorityフィールドおよびWeightフィールドの状態に更新して登録する。更新登録が終了すると、DNSサーバ101は、NAPTRレコードおよびSRVレコードを正常に更新した旨を示す情報を、NAPTRレコードおよびSRVレコードの更新要求に対するDNSレスポンスとして、要求元のEPCノード100に対して返送する(シーケンスS210)。
以上のようなシーケンスにより、過負荷状態から完全に脱してリソース状態に余裕が生じたEPCノード100の選択動作を制御しているDNSサーバ101のDNSリソースレコードすなわちNAPTRレコードやSRVレコードの選択優先度の登録状態を元の状態に復帰させることによって、当該EPCノード100のリソース状態に余裕があるにも関わらず、当該EPCノード100が選択されないという状態から脱して、通常の選択可能な状態に自動的に設定することができる。
(実施形態の効果の説明)
以上に詳細に説明したように、本実施形態においては、各EPCノード100が、自EPCノード100が過負荷状態に近づきつつことを検知した場合、DNSサーバ101に設定登録されている自EPCノード100に関連するDNSリソースレコード(NAPTRレコードやSRVレコード)の選択優先度を自律的に変更することにより、過負荷状態に近づきつつあるEPCノード100を選択し難い状態に設定して、リソース状態に余裕のある他のEPCノードを優先的に選択させることができ、EPCネットワーク全体の負荷を均等に保つことができる。
以上に詳細に説明したように、本実施形態においては、各EPCノード100が、自EPCノード100が過負荷状態に近づきつつことを検知した場合、DNSサーバ101に設定登録されている自EPCノード100に関連するDNSリソースレコード(NAPTRレコードやSRVレコード)の選択優先度を自律的に変更することにより、過負荷状態に近づきつつあるEPCノード100を選択し難い状態に設定して、リソース状態に余裕のある他のEPCノードを優先的に選択させることができ、EPCネットワーク全体の負荷を均等に保つことができる。
さらには、選択優先度を変更した後において、過負荷状態から完全に脱してリソース状態に余裕が生じたEPCノード100は、DNSサーバ101に設定登録されている自EPCノード100に関連するDNSリソースレコードの選択優先度を自律的に元の選択優先度に復帰させることにより、通常の選択可能な状態に復帰することができ、EPCネットワーク全体の負荷を均等に保つことができる。
以上、本発明の好適な実施形態の構成を説明した。しかし、かかる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2011年6月14日に出願された日本出願特願2011−132507を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
(付記1)
移動通信用のLTE(Long Term Evolution)ネットワークの中核を形成するEPC(Evolved Packet Core)ネットワークを構成する各EPCノードのうち、使用するEPCノードを、DNSサーバに設定登録されているDNSリソースレコード内の選択優先度に基づいて該DNSサーバにより選択することによって、各EPCノードの負荷を分散させる移動通信システムにおいて、各前記EPCノードは、それぞれ、自EPCノードのリソース使用状態が、過負荷状態に近づきつつあることを検知するためにあらかじめ設定した過負荷閾値を超えたことを検知した際に、当該EPCノードに関連する前記DNSリソースレコードの選択優先度を下げるように、前記DNSサーバに対して、DNSリソースレコードの更新要求を送信するDDNS(Dynamic DNS)クライアント機能を備え、一方、前記DNSサーバは、前記DNSリソースレコードを動的に更新するDDNSサーバ機能を備え、前記EPCノードから前記DNSリソースレコードの更新要求を受け取った際に、該更新要求に対応して前記DNSリソースレコードを動的に更新することを特徴とする移動通信システム。
(付記2)
移動通信用のLTE(Long Term Evolution)ネットワークの中核を形成するEPC(Evolved Packet Core)ネットワークを構成する各EPCノードのうち、使用するEPCノードを、DNSサーバに設定登録されているDNSリソースレコード内の選択優先度に基づいて該DNSサーバにより選択することによって、各EPCノードの負荷を分散させる移動通信システムの制御方法であって、各前記EPCノードは、それぞれ、自EPCノードのリソース使用状態が、過負荷状態に近づきつつあることを検知するためにあらかじめ設定した過負荷閾値を超えたことを検知した際に、当該EPCノードに関連する前記DNSリソースレコードの選択優先度を下げるように、前記DNSサーバに対して、DNSリソースレコードの更新要求を送信するDDNS(Dynamic DNS)クライアント機能を備え、一方、前記DNSサーバは、前記DNSリソースレコードを動的に更新するDDNSサーバ機能を備え、前記EPCノードから前記DNSリソースレコードの更新要求を受け取った際に、該更新要求に対応して前記DNSリソースレコードを動的に更新することを特徴とする移動通信システムの制御方法。
移動通信用のLTE(Long Term Evolution)ネットワークの中核を形成するEPC(Evolved Packet Core)ネットワークを構成する各EPCノードのうち、使用するEPCノードを、DNSサーバに設定登録されているDNSリソースレコード内の選択優先度に基づいて該DNSサーバにより選択することによって、各EPCノードの負荷を分散させる移動通信システムにおいて、各前記EPCノードは、それぞれ、自EPCノードのリソース使用状態が、過負荷状態に近づきつつあることを検知するためにあらかじめ設定した過負荷閾値を超えたことを検知した際に、当該EPCノードに関連する前記DNSリソースレコードの選択優先度を下げるように、前記DNSサーバに対して、DNSリソースレコードの更新要求を送信するDDNS(Dynamic DNS)クライアント機能を備え、一方、前記DNSサーバは、前記DNSリソースレコードを動的に更新するDDNSサーバ機能を備え、前記EPCノードから前記DNSリソースレコードの更新要求を受け取った際に、該更新要求に対応して前記DNSリソースレコードを動的に更新することを特徴とする移動通信システム。
(付記2)
移動通信用のLTE(Long Term Evolution)ネットワークの中核を形成するEPC(Evolved Packet Core)ネットワークを構成する各EPCノードのうち、使用するEPCノードを、DNSサーバに設定登録されているDNSリソースレコード内の選択優先度に基づいて該DNSサーバにより選択することによって、各EPCノードの負荷を分散させる移動通信システムの制御方法であって、各前記EPCノードは、それぞれ、自EPCノードのリソース使用状態が、過負荷状態に近づきつつあることを検知するためにあらかじめ設定した過負荷閾値を超えたことを検知した際に、当該EPCノードに関連する前記DNSリソースレコードの選択優先度を下げるように、前記DNSサーバに対して、DNSリソースレコードの更新要求を送信するDDNS(Dynamic DNS)クライアント機能を備え、一方、前記DNSサーバは、前記DNSリソースレコードを動的に更新するDDNSサーバ機能を備え、前記EPCノードから前記DNSリソースレコードの更新要求を受け取った際に、該更新要求に対応して前記DNSリソースレコードを動的に更新することを特徴とする移動通信システムの制御方法。
100 EPCノード
101 DNSサーバ
102 SGSN
103 MME
104 S−GW
105 P−GW
31 S−GW1
32 S−GW2
33 S−GW3
34 DNSサーバ
35 MME
101 DNSサーバ
102 SGSN
103 MME
104 S−GW
105 P−GW
31 S−GW1
32 S−GW2
33 S−GW3
34 DNSサーバ
35 MME
Claims (8)
- 移動通信用のLTE(Long Term Evolution)ネットワークの中核を形成するEPC(Evolved Packet Core)ネットワークを構成する各EPCノードと、
使用する前記EPCノードを、設定登録されているDNS(Domain Name Server)リソースレコード内の選択優先度に基づいて、選択するDNSサーバと、を具備し、
各前記EPCノードは、それぞれ、自EPCノードのリソース使用状態が、過負荷状態に近づきつつあることを検知するためにあらかじめ設定した過負荷閾値を超えたことを検知した際に、当該EPCノードに関連する前記DNSリソースレコードの選択優先度を下げるように、前記DNSサーバに対して、DNSリソースレコードの更新要求を送信するDDNS(Dynamic DNS)クライアント機能を備え、
前記DNSサーバは、前記EPCノードから前記DNSリソースレコードの更新要求を受け取った際に、該更新要求に対応して前記DNSリソースレコードを動的に更新するDDNSサーバ機能を備えることを特徴とする移動通信システム。 - 前記DNSサーバに対して前記DNSリソースレコードの更新要求を送信した前記EPCノードが、自EPCノードのリソース使用状態が、過負荷状態から脱したことを検知するためにあらかじめ設定した通常状態復帰閾値以下に低下したことを検知した際に、当該EPCノードに関連する前記DNSリソースレコードの選択優先度を元の状態に復帰する要求を、前記DNSサーバに対して送信し、
一方、前記DNSサーバは、前記EPCノードから該要求を受け取った際に、前記DNSリソースレコードを動的に更新して、当該EPCノードに関連する前記DNSリソースレコードの選択優先度を元の状態に復帰させることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。 - 前記DNSサーバは、前記EPCノードのIPアドレスから当該EPCノードのEPCノード名を取得するためのPTR(Pointer)レコードを備え、前記EPCノードから自EPCノードのIPアドレスを含むPTRレコードクエリを受け取った際に、該PTRレコードクエリに含まれている前記IPアドレスに基づいて前記PTRレコードから抽出した当該EPCノードのEPCノード名を、問い合わせ元の前記EPCノードに返送することを特徴とする請求項1または2に記載の移動通信システム。
- 前記DNSサーバは、さらに、前記DNSリソースレコードとして、前記選択優先度が設定登録されているNAPTR(Naming Authority Pointer)レコードおよびSRV(Service)レコードの他に、前記EPCノード名が割り当てられた前記EPCノードに関連する前記DNSリソースレコードのドメイン名をあらかじめ設定している補充NAPTRレコードを備え、前記EPCノードから自EPCノードのEPCノード名を含むNAPTRレコードクエリを受け取った際に、該NAPTRレコードクエリに含まれている前記EPCノード名に関連する前記補充NAPTRを少なくとも抽出して、問い合わせ元の前記EPCノードに返送することを特徴とする請求項3に記載の移動通信システム。
- 前記DNSサーバから前記補充NAPTRレコードを受け取った前記EPCノードは、該補充NAPTRレコードに含まれている前記NAPTRレコード、前記SRVレコードそれぞれのドメイン名を含むNAPTRレコードクエリ、SRVレコードクエリを前記DNSサーバに送信し、該NAPTRレコードクエリ、該SRVレコードクエリに対するレスポンスとして、前記DNSサーバから当該EPCノードに関連する前記NAPTRレコード、前記SRVレコードが返送されてきた際に、返送されてきた前記NAPTRレコード、前記SRVレコードに設定されている選択優先度を適宜書き替えて、前記DNSリソースレコードの更新要求として、前記DNSサーバに送信することを特徴とする請求項4に記載の移動通信システム。
- 移動通信用のLTE(Long Term Evolution)ネットワークの中核を形成するEPC(Evolved Packet Core)ネットワークを構成する各EPCノードのうち、使用するEPCノードを、DNS(Domain Name Server)サーバに設定登録されているDNSリソースレコード内の選択優先度に基づいて該DNSサーバにより選択し、
各前記EPCノードが、それぞれ、自EPCノードのリソース使用状態が、過負荷状態に近づきつつあることを検知するためにあらかじめ設定した過負荷閾値を超えたことを検知した際に、当該EPCノードに関連する前記DNSリソースレコードの選択優先度を下げるように、前記DNSサーバに対して、DNSリソースレコードの更新要求を、DDNS(Dynamic DNS)クライアント機能により送信し、
前記DNSサーバは、前記DNSリソースレコードを動的に更新するDDNSサーバ機能を備え、前記EPCノードから前記DNSリソースレコードの更新要求を受け取った際に、該更新要求に対応して前記DNSリソースレコードを動的に更新することを特徴とする移動通信システムの制御方法。 - 前記DNSサーバに対して前記DNSリソースレコードの更新要求を送信した前記EPCノードは、自EPCノードのリソース使用状態が、過負荷状態から脱したことを検知するためにあらかじめ設定した通常状態復帰閾値以下に低下したことを検知した際に、当該EPCノードに関連する前記DNSリソースレコードの選択優先度を元の状態に復帰する要求を、前記DNSサーバに対して送信し、
一方、前記DNSサーバは、前記EPCノードから該要求を受け取った際に、前記DNSリソースレコードを動的に更新して、当該EPCノードに関連する前記DNSリソースレコードの選択優先度を元の状態に復帰させることを特徴とする請求項6に記載の移動通信システムの制御方法。 - 請求項6または7に記載の移動通信システムの制御方法を、コンピュータによって実行可能な移動通信システムの制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013520413A JP5673817B2 (ja) | 2011-06-14 | 2012-05-22 | 移動通信システム、その制御方法および制御プログラム |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011132507 | 2011-06-14 | ||
JP2011132507 | 2011-06-14 | ||
JP2013520413A JP5673817B2 (ja) | 2011-06-14 | 2012-05-22 | 移動通信システム、その制御方法および制御プログラム |
PCT/JP2012/003320 WO2012172729A1 (ja) | 2011-06-14 | 2012-05-22 | 移動通信システム、その制御方法および制御プログラムを格納した非一時的なコンピュータ可読媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5673817B2 true JP5673817B2 (ja) | 2015-02-18 |
JPWO2012172729A1 JPWO2012172729A1 (ja) | 2015-02-23 |
Family
ID=47356747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013520413A Active JP5673817B2 (ja) | 2011-06-14 | 2012-05-22 | 移動通信システム、その制御方法および制御プログラム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9319921B2 (ja) |
EP (1) | EP2723116B1 (ja) |
JP (1) | JP5673817B2 (ja) |
BR (1) | BR112013032216A2 (ja) |
WO (1) | WO2012172729A1 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103974237B (zh) * | 2013-02-06 | 2017-06-20 | 中国移动通信集团公司 | 移动性管理方法及实体 |
US9391881B2 (en) * | 2013-02-20 | 2016-07-12 | Ip Technology Labs, Llc | System and methods for dynamic network address modification |
US9497213B2 (en) * | 2013-03-15 | 2016-11-15 | Fireeye, Inc. | System and method to manage sinkholes |
UA116025C2 (uk) * | 2013-07-04 | 2018-01-25 | Нек Корпорейшн | Система, спосіб і пристрій зв'язку |
US9936532B2 (en) * | 2013-10-04 | 2018-04-03 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Method and apparatus for processing communication requests |
US10122630B1 (en) | 2014-08-15 | 2018-11-06 | F5 Networks, Inc. | Methods for network traffic presteering and devices thereof |
US10805217B2 (en) * | 2015-11-10 | 2020-10-13 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Control plane device selection for broadcast session exchange |
US10230685B2 (en) | 2016-05-20 | 2019-03-12 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Subscriber session director |
US10791088B1 (en) | 2016-06-17 | 2020-09-29 | F5 Networks, Inc. | Methods for disaggregating subscribers via DHCP address translation and devices thereof |
CN112104498B (zh) * | 2016-11-17 | 2023-04-07 | 贵州白山云科技股份有限公司 | 一种dns服务质量评定方法、装置、介质及设备 |
CN106453687B (zh) * | 2016-11-21 | 2019-08-16 | 中国联合网络通信集团有限公司 | 一种目标设备的ip获取方法、mme网元及dns服务器 |
US11122083B1 (en) | 2017-09-08 | 2021-09-14 | F5 Networks, Inc. | Methods for managing network connections based on DNS data and network policies and devices thereof |
CN111742522B (zh) * | 2017-12-21 | 2023-11-24 | 瑞典爱立信有限公司 | 用于处理在云环境中部署的网络服务的事件的代理、服务器、核心网络节点及其中的方法 |
CN111615694B (zh) * | 2018-08-28 | 2024-04-09 | 花瓣云科技有限公司 | 一种服务器节点的选择方法和终端设备 |
CN110716985B (zh) * | 2019-10-16 | 2022-09-09 | 北京小米移动软件有限公司 | 一种节点信息处理方法、装置及介质 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003534714A (ja) * | 2000-05-22 | 2003-11-18 | ノキア コーポレイション | 通信ネットワークに接続を形成するシステム及び方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002007238A (ja) | 2000-06-21 | 2002-01-11 | Nec Corp | 移動通信システム及びそのゲートウェイ選択方法 |
CN101388901B (zh) | 2007-09-14 | 2011-07-20 | 电信科学技术研究院 | 长期演进系统中支持用户静态ip地址寻址的方法及系统 |
EP2430851A1 (en) | 2009-05-15 | 2012-03-21 | Cisco Technology, Inc. | System and method for a self-organizing network |
CN101616152B (zh) | 2009-06-19 | 2012-10-10 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种cscf实体容灾和负载均衡的系统及方法 |
TWI506082B (zh) | 2009-11-26 | 2015-11-01 | Ajinomoto Kk | Epoxy resin composition |
-
2012
- 2012-05-22 BR BR112013032216A patent/BR112013032216A2/pt not_active IP Right Cessation
- 2012-05-22 WO PCT/JP2012/003320 patent/WO2012172729A1/ja active Application Filing
- 2012-05-22 JP JP2013520413A patent/JP5673817B2/ja active Active
- 2012-05-22 US US14/115,696 patent/US9319921B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2012-05-22 EP EP12800404.1A patent/EP2723116B1/en not_active Not-in-force
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003534714A (ja) * | 2000-05-22 | 2003-11-18 | ノキア コーポレイション | 通信ネットワークに接続を形成するシステム及び方法 |
Non-Patent Citations (7)
Title |
---|
CSNC201310334428; Alcatel-Lucent: 'Dynamic DNS for Load Balancing - TR changes' S2-111714 , 20110406, paragraph 6.1.3, 3GPP * |
CSNC201310613054; Alcatel: 'CSCF discovery' S2-001400 , 20000911, paragraph 2,5, 3GPP * |
CSNC201318048067; 'Technical Specification Group Services and System Aspects; Feasibility Study on IMS Evolution; (Rele' S2-103306 , 20100823, paragraph 6, Annex A, 3GPP * |
JPN6014050206; Nokia Siemens Networks: 'Discussion paper on Optimized load balancing within EPC' C4-093044 , 20091018, p.1, 3GPP * |
JPN6014050210; 'Technical Specification Group Services and System Aspects; Feasibility Study on IMS Evolution; (Rele' S2-103306 , 20100823, paragraph 6, Annex A, 3GPP * |
JPN6014050212; Alcatel: 'CSCF discovery' S2-001400 , 20000911, paragraph 2,5, 3GPP * |
JPN6014050215; Alcatel-Lucent: 'Dynamic DNS for Load Balancing - TR changes' S2-111714 , 20110406, paragraph 6.1.3, 3GPP * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2723116A4 (en) | 2015-04-29 |
US9319921B2 (en) | 2016-04-19 |
US20140064099A1 (en) | 2014-03-06 |
EP2723116A1 (en) | 2014-04-23 |
BR112013032216A2 (pt) | 2016-12-20 |
EP2723116B1 (en) | 2017-08-16 |
WO2012172729A1 (ja) | 2012-12-20 |
JPWO2012172729A1 (ja) | 2015-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5673817B2 (ja) | 移動通信システム、その制御方法および制御プログラム | |
RU2671966C1 (ru) | Система связи, базовая станция, способ связи и энергонезависимый компьютерно-читаемый носитель, хранящий программу | |
US10645587B2 (en) | Dynamic network slice resolution | |
US20210385732A1 (en) | Systems and methods for producer network function discovery in a wireless network based on geographic location | |
US20200053636A1 (en) | SMF Selection Based On Supported DNN | |
US10560914B2 (en) | Tracking area and user plane mapping for control plane/user plane split | |
US11757828B2 (en) | Domain name address obtaining method | |
US20190014525A1 (en) | Data packet processing method and device | |
US11070514B2 (en) | System and method for domain name system (DNS) service selection | |
US9692711B2 (en) | DNS redirecting for data roaming offering | |
KR20190096947A (ko) | 네트워크 기능을 위한 방법 및 장치 | |
US20190037485A1 (en) | Service node selection and query method, apparatus, and system | |
WO2018112759A1 (zh) | 访问资源的方法、装置和系统 | |
WO2019076292A1 (zh) | 管理方法及装置、网关控制面网元、通信系统及存储介质 | |
US20140376470A1 (en) | Policy and charging control (pcc) for nat64 and dns64 | |
JP5521538B2 (ja) | 基地局装置、基地局の制御方法、及びプログラム | |
US10063483B2 (en) | Enhanced load balancing in a mobile communication network | |
JP2014222908A (ja) | 無線ネットワークにおけるローカル・ゲートウェイ割り当てのための方法および装置 | |
US11082904B2 (en) | Determining a core network gateway based on a tracking area or a cell of a user device | |
WO2013010585A1 (en) | Logical rules based domain name server setup | |
CN108124288B (zh) | 用于s1接口切换、网络组建的方法及网络系统 | |
EP2950564B1 (en) | Node of a telecommunication network for content delivery network traffic | |
JP2017022430A (ja) | 制御装置、コアネットワークノード、及びこれらの制御方法 | |
JP5872333B2 (ja) | 通信装置、通信システム、制御方法及び制御プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5673817 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |