JP5672912B2 - 通信システム、クライアント端末、クライアント端末用プログラム、通信システム用プログラム、及び待機時間の設定方法 - Google Patents
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このような課題に対するものとして、特許文献1には、ネットワークを介してサーバ装置と接続可能な機器装置において、再接続のリクエストを分散させることを目的に、機器装置ごとにランダムな再接続のための待機時間を設定する技術が記載されている。
図にもとづいて、本発明の実施形態について説明する。
クライアント端末IDは各クライアント端末1を識別するものとしてクライアント端末1ごとに設定されており、図1には、クライアント端末IDが「01aa」、「01ab」および「01db」の各クライアント端末1が代表的に示されている。
図2は、本発明の一実施形態に係る通信システムの機能構成を示すブロック図である。
接続要求部12は、ログイン時に、XMPPサーバ2の宛先リスト管理部23から、自己のクライアント端末1とテレビ会議が可能な他のクライアント端末1を登録した宛先リストを取得する。
図8および図9は、再接続優先度テーブル16の例として、それぞれ通信状態としてクライアント端末1の「プレゼンス」に対応したもの、および「リクエスト」に対応したものを示している。
タイムアウト時間t2(P)=最大タイムアウト時間T2×タイムアウト時間係数k2(P)
再接続待機時間係数k1(P)の数値の設定は、クライアント端末1が会議システムを使用している度合いが高いと考えられるプレゼンスほど優先度を高くするようにし、これに加えて、再接続要求の集中をさけるように数値の間隔を適度にして分散させるようにしている。
図9はクライアント端末1の通信状態としてリクエストに対応したものを示している。
および「LOGIN」はログインのリクエストである。
タイムアウト時間t2(R)=最大タイムアウト時間T2×再接続タイムアウト時間係数k2(R)
リクエストに対応した再接続待機時間係数k1(R)の設定は、プレゼンスに対応した再接続待機時間係数k1(P)の数値の設定の場合と同じ考えにもとづいて行なう。
このような考えにより図9に示す例では、「BYE」を0.05に、「LOGIN」を0.3に設定している。
次に、最大再接続待機時間T1および最大タイムアウト時間T2の設定について説明する。
最大タイムアウト時間 T2=nc/ns×a2
ここで、nc:XMPPサーバ2と接続しているクライアント端末1数
ns:XMPPサーバ2に用いられ、並列して処理を行うコンピュータ構成の稼働台数
a1:再接続基礎時間
a2::タイムアウト基礎時間
である。コンピュータ構成の稼働台数nsは通信管理部21の機能を担当して動作している台数である。
ただし、再接続要求の量が想定より多かったり、再接続対象のプレゼンスまたはリクエストの分布に偏りがあると集中の度合いが高くなり、1回目の再接続に失敗する度合いが高くなるので、この場合には再接続時間基礎時間a1を長く、逆の場合には短くする等の調整を必要に応じて行なうことができる。
この実施形態においては、再接続時間基礎時間a1をタイムアウト基礎時間a2よりも長く設定している。
接続しているクライアント端末1数nc:1000
コンピュータ構成の稼働台数ns:5
再接続基礎時間a1:0.1sec
タイムアウト基礎時間a2:0.5sec
の場合には、
T1=1000/5×0.1=20(sec)
T2=1000/5×0.5=100(sec)
となる。
図6には、この場合の算出結果の数値を示している。
再接続待機時間t1(R)=20×0.4=8(sec)
タイムアウト時間t2(R)=100×0.5=40(sec)
となる。
次に、2回目以降の再接続要求の繰り返し回数の制限を示す最大繰り返し回数nの設定について説明する。
最大繰り返し時間Tnは、切断から繰り返し再接続要求を行なう時間の最大値である。
クライアント端末1とXMPPサーバ2との接続が切断された場合、再接続要求によりXMPPサーバ2が復旧すると再接続が行なわれるが、XMPPサーバ2が長時間復旧しない場合もあるので、これに対処するため、ある程度のところで再接続要求を繰り返すのをやめる必要があり、そのために最大繰り返し回数nを設定している。
再接続待機時間t1(R)=8(sec)、タイムアウト時間t2(R)=40(sec)とすると、
n=(500―8)/40=12.03であり、最大繰り返し回数nを12回に設定する。
図10は、クライアント端末1とXMPPサーバ2との接続が切れた際に、クライアント端末1がXMPPサーバ2に自動的に再接続要求を出してセッションを張りなおす再接続処理を示すフローチャートであり、この図10を参照して再接続処理について説明する。
また更に最大タイムアウト時間T2を設定し、2回目以降の再接続要求を、前記最大タイムアウト時間T2と切断された際のクライアント端末の通信状態に対して設定された再接続の優先度にもとづいて設定されるタイムアウト時間t2の経過後に行なうようにしたので、再接続待機時間t1から独立してタイムアウト時間t2を短く設定することができ、これにより、確実に接続したいプレゼンスまたはリクエストについては、より確実に接続することが可能となる。
次に、最大再接続待機時間T1および最大タイムアウト時間T2の設定について、他の実施形態を示す。
優先の取り扱いとしては「premium」の場合には算出値T1calおよびT2calに優先係数pを乗じた数値を設定値T1およびT2とする。
なお、図13および図14に示す実施形態においては、上記1)、2)および3)のすべてを行なう場合を示したが、上記1)、2)および3)のいずれか、または二つを選択して行なうことができる。
2 XMPPサーバ
3 会議映像配信サーバ
4 通信ネットワーク
11 状態管理部
12 接続要求部
13 会議映像処理部
14 端末識別情報テーブル
15 最大待機時間テーブル
16 再接続優先度テーブル
21 通信管理部
22 最大待機時間計算部
23 宛先リスト管理部
24 セッションID管理テーブル
25 最大待機時間計算テーブル
26 宛先リスト管理テーブル
Claims (15)
- 通信ネットワークを介して接続されたクライアント端末とサーバを有し、クライアント端末とサーバとの接続が切断された後の再接続を行なう場合に、切断されたクライアント端末が再接続するまでの待機時間を設定し、この待機時間経過後に再接続要求を行なう通信システムにおいて、
前記待機時間を、当該クライアント端末に対して設定された時間情報と、切断された際のクライアント端末が管理している自己のプレゼンスに対して設定された再接続の優先度にもとづいて設定することを特徴とする通信システム。 - 前記クライアント端末が前記通信システムを使用している度合いが高いプレゼンスほど前記優先度は高く設定されることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 前記通信システムはテレビ会議システムであって、
前記プレゼンスは前記クライアント端末によってテレビ会議が行われている第一の状態と、前記クライアント端末が前記サーバに接続されている第二の状態と、を含み、
前記第二の状態よりも前記第一の状態の方が対応する優先度が高く設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。 - さらに、前記クライアント端末に対応する契約情報に対して設定された優先度にもとづいて、前記待機時間を設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信システム。
- 通信ネットワークを介して接続されたクライアント端末とサーバとの接続が切断された後の再接続を行なう場合に、切断されたクライアント端末が再接続するまでの待機時間を設定し、この待機時間経過後に再接続要求を行なうクライアント端末において、
当該クライアント端末に対して設定された時間情報を記憶する記憶手段と、
切断された際のクライアント端末が管理している自己のプレゼンスに対して設定された再接続の優先度を示す優先度係数を記憶する記憶手段と、
前記時間情報と前記優先度係数にもとづいて前記プレゼンスごとの待機時間を設定する設定手段を有することを特徴とするクライアント端末。 - 請求項5に記載のクライアント端末において、
前記時間情報は、通信ネットワークを介してサーバに接続されるクライアント端末に対して同じものが設定されることを特徴とするクライアント端末。 - 請求項5に記載のクライアント端末において、
前記時間情報は、通信ネットワークを介してサーバに接続される各クライアント端末に対して、各クライアント端末の優先度に応じた個別のものが設定されることを特徴とするクライアント端末。 - 請求項5から請求項7のいずれかに記載のクライアント端末において、
前記時間情報は、所定の算定式により算出された数値に対して、更にあらかじめ定められた補正を行なって設定されることを特徴とするクライアント端末。 - 請求項5から請求項8のいずれかに記載のクライアント端末において、
更に最大タイムアウト時間を設定し、2回目以降の再接続要求を、前記最大タイムアウト時間と切断された際のクライアント端末が管理している自己のプレゼンスに対して設定された再接続の優先度にもとづいて設定されるタイムアウト時間の経過後に行なうことを特徴とするクライアント端末。 - 請求項9に記載のクライアント端末において、
2回目以降の再接続の優先度は、前記タイムアウト時間設定のために設定された優先度が用いられることを特徴とするクライアント端末。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の通信システムにおいて、
前記時間情報は、サーバにおいて設定されて各クライアント端末に送信されることを特徴とする通信システム。 - 通信ネットワークを介して接続されたクライアント端末とサーバとの接続が切断された後の再接続を行なう場合に、切断されたクライアント端末が再接続するまでの待機時間が設定され、この待機時間経過後に前記クライアント端末が再接続要求を行なう通信システムにおいて、
請求項5から請求項10のいずれかに記載のクライアント端末を有することを特徴とする通信システム。 - クライアント端末に、請求項5から請求項10のいずれかに記載の機能を実現させることを特徴とするクライアント端末用プログラム。
- 通信システムに、請求項1乃至4、請求項11または請求項12のいずれかに記載の機能を実現させることを特徴とする通信システム用プログラム。
- 通信ネットワークを介して接続されたクライアント端末とサーバを有し、クライアント端末とサーバとの接続が切断された後の再接続を行なう場合に、切断されたクライアント端末が再接続するまでの待機時間を設定し、この待機時間経過後に再接続要求を行なう通信システムにおいて、
前記待機時間を、当該クライアント端末に対して設定された時間情報と、切断された際のクライアント端末が管理している自己のプレゼンスに対して設定された再接続の優先度にもとづいて設定させることを特徴とする待機時間の設定方法。
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