JP5667626B2 - 電気通信ネットワークにおける方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気通信システムにおける装置および方法に関し、特に、要素キャリアのアグリゲーションが適用される電気通信システムにおける、送信タイミング調整に関する。
図1は電気通信ネットワーク10の部分を示す。無線アクセスネットワーク10は、(図では1つのみが示されている)複数の無線基地局11を含み、複数の無線基地局のそれぞれは、その無線基地局のカバレッジエリアに位置する複数のUE(ユーザ装置)12と通信する。基地局11はさらにコアネットワーク13と通信する。例えば、ネットワーク10が標準化されたE−UTRAN(エボルブドUMTS地上無線アクセス網)である場合、コアネットワーク13は、それ自身が移動管理エンティティ(MME)、サービングゲートウェイ、およびPDN(パケットデータネットワーク)ゲートウェイを有するエボルブド・パケット・コアを有する。
E−UTRANは現在20MHzまでの帯域幅をサポートする。しかしながら、LTEアドバンストのようなこの標準の将来のリリースの要求の1つは、20MHzより広い帯域幅のサポートである。さらなる重要な将来の要求は、先のリリースとの下位互換性を保証することである。これは、スペクトル互換性をも含む。それは、20MHzより広い将来のリリースのキャリアは、レガシーのUEには、いくつかのキャリアとして現れる。そのようなキャリアのそれぞれは要素キャリアと呼ばれる。特に、将来のリリースの早期の展開に対して、多くのレガシーのUEと比べて少数の将来のリリースのUEが存在するであろうことを予想することができる。したがって、レガシーのUEに対しても広いキャリアの効率的な利用を、すなわち、レガシーのUEが広帯域の将来のリリースのキャリアの全ての部分でスケジュールされうるキャリアを実装できることを、保証することが必要である。これを得るための単純な方法は、キャリアアグリゲーションを用いることである。キャリアアグリゲーションは、先のリリースのキャリアと同一の構成を有する又は少なくとも有する可能性がある、複数の要素キャリアを将来のリリースのUEが受信することができることを暗示する。
キャリアアグリゲーションの様々な例を図2aから2cに示す。隣接する帯域内キャリアアグリゲーションは図2aに示されており、そこでは、それぞれが20MHzの帯域幅の5つの要素キャリア20が100MHzの帯域幅を形成するために集められている。図2bは非隣接帯域内キャリアアグリゲーションを示し、そこではそれぞれ20MHz帯域幅の3つの要素キャリア20が、60MHzの統合された帯域幅を形成するために、共に集められている。最後に、図2cは帯域間キャリアアグリゲーションを示しており、そこでは、それぞれが20MHzの帯域幅の、それぞれ帯域xおよび帯域yにおける2つの要素キャリア20が、40MHzの統合された帯域幅を形成するために、共に集められている。
個別の要素キャリアの帯域幅と同様に、統合される要素キャリアの数も上りリンク(UL)と下りリンク(DL)とで異なっていてもよい。非対称の構成が要素キャリアの数がDLとULとで異なる場合に向けられるのに対して、対称的な構成はDLとULとで要素キャリアの数が同一である場合に向けられる。ネットワークにおいて設定される要素キャリアの数は、UEにより見られる要素キャリアの数と異なっていてもよいことに留意すべきである。UEは、例えば、ネットワークが同数のULおよびDLの要素キャリアを含んで設定されているにしても、UL要素キャリアより多くのDL要素キャリアをサポートしてもよい。
現在のE−UTRANもLTEアドバンストもDFTS−OFDM(離散フーリエ変換拡散−直交周波数分割多重)を上りリンクの変調のために用いる。DFTS−OFDMは、独特のFDM(周波数分割多重)であり、異なるユーザは、周波数帯の異なる部分を割り当てられる。異なるユーザ間の直交性は、様々のユーザのUL信号の時間的に揃った到来に依存する。現在のE−UTRANとLTEアドバンストにおいては、タイミング調整の要求を若干緩和するサイクリックプリフィックスが用いられる。したがって、わずかなサイクリックプリフィックスの範囲内で信号が揃っていれば十分である。LTEにおける通常のサイクリックプリフィックスは約5μsであり、したがって、異なるユーザからの信号は1μsのあたりの範囲内で揃えられるべきである。
UEはそのDLタイミングをeNodeB、すなわちE−UTRANの無線基地局から送信されたDL信号に同期させる。この目的で使用される信号は同期信号及び参照信号を含む。下りリンク同期が確立された後、UEは、UEからeNodeBへ、DLタイミングに関連する明確なオフセットにおいて、ULにおける信号の送信を開始することができる。しかしながら、複数のUE間でUE−eNodeB間の距離が変動することに起因して、それぞれのUEにおけるUEに特有のDLタイミングを生成する同期信号が異なる時刻でUEに到来する。これは、UE間で送信時刻が異なるという結果となる。eNodeBに近いUEは早期に同期信号を受信し、したがって早期に送信も開始し、さらに、そのそれぞれのUL信号はeNodeBに到来するために短い伝播時間のみを要する。eNodeBから遠く離れたUEはより遅く送信を開始し、そのUL信号はまた、UEへの距離を通過するためにより多くの時間を要し、eNodeBへの信号到来時間がより遅いという結果となる。2つのUEからの信号が到来する時間差は、これらの2つのUE間のラウンド・トリップ・タイムの違いである。ラウンド・トリップ・タイムは、(UEにおいてゼロ処理遅延を仮定して)信号がeNodeB−UEおよびその逆の距離を通過するのに必要な時間分として定義され、eNodeB−UEの距離を光の速度で割ったものの2倍として計算される。
様々なUEからのUL信号の到来時間をそろえるために、eNodeBは、所望の到来時間リファレンスと関連して様々な信号の到来時間を測定し、UEにどの程度そのUL送信タイミングを(そのUEに特有のDLタイミング又は現在のULの送信時間と関連して)早める/遅延させる必要があるかを通知する。この処理は、タイムアライメント手順と呼ばれ、要求される補正についてUEに通知するのに用いられるコマンドはタイミング・アドバンス・コマンドと呼ばれる。
完全に非同期のULタイミングを備えるUEの場合、UEは通常のUL信号ではなく、ランダムアクセス信号を送信する。この信号は非同期UE専用に設計されている。eNodeBがUL送信タイミングの要求される補正を決定した後、eNodeBは対応するタイミング・アドバンス・コマンドをUEへ送信し、それに応じてUEはそのULタイミングを補正する。その後、UEは直ちに、到来タイミングが揃えられたことを前提とする通常のUL信号の送信を開始する。eNodeBは継続的にUL信号の到来タイミングを観測し、有効なULタイミングを維持するためにタイミング・アドバンス・コマンドを送信する。UEが長い間ULでアクティブでない場合、又は別の理由でUL同期を外した場合、有効なULタイミングを再度確立するために、新しいランダムアクセスを実行することが必要となる。
ULキャリアアグリゲーションの場合、要素キャリアの範囲内の、および/または隣接する要素キャリアにわたる、全てのUL信号は、直交性を保つために、タイミングが揃えられている必要がある。
したがって、本発明の目的は、要素キャリアのアグリゲーションが適用される電気通信システムにおいて、送信タイミング調整のためのソリューションを提供することである。
上述の目的は、独立請求項による方法及び装置を用いて、そして従属請求項による実施形態により達成される。
本発明の第1の態様によれば、基地局(600)における、電気通信システムでの通信のための上りリンク送信タイミング補正を決定するための方法が提供される。電気通信システムにおいて、要素キャリアのアグリゲーションが適用される。方法は、選択された上りリンクの要素キャリアにおいてユーザ装置から信号を受信することを含む。受信信号の到来時間が測定され、測定された到来時間に基づく上りリンク送信タイミングのタイミング補正が決定される。さらに、方法は、ユーザ装置により使用される上りリンク要素キャリアのいずれに対して、決定されたタイミング補正が有効であるかを判定するステップを含む。さらに、方法は、タイミング補正といずれの上りリンク要素キャリアに対してそのタイミング補正が有効であるかの情報をユーザ装置へ送信するステップを含む。
本発明の第2の態様によれば、ユーザ装置における、電気通信システムでの通信のための上りリンク送信タイミング補正を決定する方法が提供される。電気通信システムにおいて、要素キャリアのアグリゲーションが適用される。方法は、上りリンク要素キャリアで基地局へ信号を送信するステップを含む。さらに、上りリンク送信タイミングのタイミング補正およびいずれの上りリンク要素キャリアに対してタイミング補正が有効であるかの情報を基地局から受信する。その後すぐに、ユーザ装置における方法は、タイミング補正に基づいて、タイミング補正が有効な要素キャリアの上りリンク送信タイミングを調整する。
本発明の第3の態様によれば、電気通信システムでの通信のための上りリンク送信タイミング補正を決定する基地局が提供される。電気通信システムにおいて、要素キャリアのアグリゲーションが適用される。基地局は、選択された上りリンクの要素キャリアにおいてユーザ装置から信号を受信するための受信器と、受信信号の到来時間を測定するためのユニットとを有する。基地局は、さらに、測定された到来時間に基づく上りリンク送信タイミングのタイミング補正を決定するため、そして、ユーザ装置により使用される上りリンク要素キャリアのいずれに対して、決定されたタイミング補正が有効であるかを判定するためのユニットを含む。さらに、基地局には、タイミング補正といずれの上りリンク要素キャリアに対してそのタイミング補正が有効であるかの情報をユーザ装置へ送信するための送信器が備えられる。
本発明の第4の態様によれば、電気通信システムでの通信のための上りリンク送信タイミング補正を決定するためのユーザ装置が提供される。電気通信システムにおいて、要素キャリアのアグリゲーションが適用される。ユーザ装置は、上りリンク要素キャリアで基地局へ信号を送信するための送信機を有する。さらに、ユーザ装置は、上りリンク送信タイミングのタイミング補正およびいずれの上りリンク要素キャリアに対してタイミング補正が有効であるかの情報を基地局から受信するための受信器を含む。さらに、ユーザ装置には、タイミング補正に基づいて、タイミング補正が有効な要素キャリアの上りリンク送信タイミングを調整するためのユニットが備えられる。
本発明の実施形態の利点は、極力、全ての要素キャリアに対してただ1つのタイミング補正、例えば、単一のULタイミング・アドバンス・コマンドを用いることの可能性があることであり、そして、要求された場合のみ、もとの各要素キャリアに対するタイミング補正、例えば、多数のULタイミング・アドバンス・コマンドに戻ることである。
本発明の実施形態のもう1つの利点は、電気通信システムにおける信号のオーバーヘッドを削減することである。
本発明の実施形態のまたもう1つの利点は、単一のタイミング補正、例えば1つの共通のタイミング・アドバンス・コマンドがいくつかの要素キャリアで用いられるときに、ユーザ装置の処理の複雑性が削減されることである。
添付の図面と併せて以下の説明を読むとき、本発明の実施形態のさらなる利点および特徴は明らかとなるだろう。
より良い理解のために、以下の図面および本発明の好適な実施形態に言及する。
本発明の実施形態が実装されうる電気通信システムの概略図。 キャリアアグリゲーションの様々な例を示す図。 キャリアアグリゲーションの様々な例を示す図。 キャリアアグリゲーションの様々な例を示す図。 DLタイミングリファレンスが互いに関連する場合の本発明の実施形態を示す概略ブロック図。 DLタイミングリファレンスが互いに関連しない場合の本発明の実施形態を示す概略ブロック図。 基地局及びユーザ装置でそれぞれ実行される、本発明の実施形態に係る方法のフローチャート。 基地局及びユーザ装置でそれぞれ実行される、本発明の実施形態に係る方法のフローチャート。 本発明の実施形態に係る基地局を示す概略ブロック図。 本発明の実施形態に係るユーザ装置を示す概略ブロック図。
以下の説明では、説明の目的であり限定の目的でなく、本発明の完全な理解を助けるため、具体的なステップの系列、シグナリングプロトコル、および装置構成のような特定の詳細を説明する。本発明がこれらの詳細から離れた別の実施形態で実施されてもよいことは、当業者にとって明らかであろう。図面においては、同様の参照記号で同様の構成要素を参照する。
さらに、当業者は、プログラムされたマイクロプロセッサ又は汎用コンピュータと併せて機能するソフトウェアを用いて、および/または特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて、ここで以下説明される手段及び機能が実装されてもよいことを理解するであろう。また、最初に最新の発明が方法及び装置の形式で説明されるところ、本発明はコンピュータプロセッサとそのプロセッサに接続される、ここで開示される機能を実行してもよい1つ以上のプログラムで符号化されたメモリとを含むシステムと同様、コンピュータプログラム製品に実装されてもよいことも理解されるであろう。
本発明は、ここでは特定の例示のシナリオへの参照を通じて説明される。特に、本発明の実施形態は、非制限的な一般的な背景としてE−UTRANと関連して説明される。しかしながら、本発明とその好適な実施形態は、また、要素キャリアのアグリゲーションが適用される他種の無線アクセスネットワークに適用されてもよいことに留意すべきである。
UL要素キャリアのアグリゲーションが適用される電気通信システムにおいて、要素キャリアの範囲内および/または隣接する要素キャリアにわたる全てのUL信号は、直交性を保つために時間的に揃っている必要がある。
2以上のUL要素キャリアの基地局における到来時間は、各UL信号が経た伝搬遅延と同様に、それぞれの個別のULキャリアの送信タイミングにより影響を受ける。しかしながら、ほとんどの場合において、UL要素キャリアの到来時間は主に送信タイミングにより定まる。
本発明の基本的なコンセプトによれば、基地局はUL要素キャリアでユーザ装置から信号を受信し、その信号の到来時間を測定する。その信号の到来時間に基づいて、UL送信タイミングのタイミング補正が決定される。それに関して、基地局は、ユーザ装置により使用されている上りリンク要素キャリアのいずれに対して、そのタイミング補正が有効であるかを決定する。タイミング補正と有効性情報はユーザ装置へ送信される。ユーザ装置は、タイミング補正が有効である各UL要素キャリアに対するUL送信タイミングを調整する。
いずれのUL要素キャリアに対してタイミング補正が有効であるかの情報を運ぶメッセージは、独立したメッセージとすることもできるし、タイミング補正と共に送信することもできる。有効性情報の独立したシグナリングは、例えば、RRC(無線リソース制御)シグナリング又はMAC(媒体アクセス制御)制御要素を介して信号伝達されることができる。タイミング補正と有効性情報との両方を運ぶ組み合わせられたメッセージは、典型的には、MAC制御要素としてシグナリングされるが、他のシグナリング手法も同様に実行可能である。本発明の1つの実施形態では、タイミング補正は、ユーザ装置へ、タイミング・アドバンス・コマンドで送信される。
本発明の1つの実施形態では、1つのユーザ装置により使用される複数のUL要素キャリアは、1つの共通のDLタイミングリファレンスに関連し、−ひいては、同一のUL送信タイミングを有すべきであり−、同一のUL受信タイミングを有すべきであり、その1つのユーザ装置により使用される全てのUL要素キャリアに対して1つのタイミング・アドバンス・コマンドで足りる。それらが様々な−しかし互いに明確な−複数のDLタイミングリファレンスを用いる場合にも、同一のことが適用される。UL送信タイミングは、ひいてはUL受信タイミングも、DLタイミングリファレンスと同一の、お互いの関係を有するであろう。図3は、第1のDL要素キャリア31と第2のDL要素キャリア32、および第1のUL要素キャリア33と第2のUL要素キャリア34を有して構成されるユーザ装置30を示している。第1及び第2のUL要素キャリア33、34は、そのUL送信タイミングを第1のDL要素キャリア31から得る。したがって、1つのタイミング・アドバンス・コマンドTAのみが要求される。
共通のDLタイミングリファレンスは、例えば、同期信号又は1つのDL要素キャリアの参照信号であり得る。共通DLタイミングリファレンスのもう1つの例は、もしそれらが同期しているならば、様々な要素キャリア上での同期信号であり得る。同一でないが、どうにかして互いに明確な関係を共有する複数のDLタイミングリファレンスは、送信タイミングが同一でないが互いに対して明確に定められたオフセットを有する、複数のDL要素キャリア上での複数の同期信号であってもよい。
本発明のもう1つの実施形態では、DLタイミングリファレンスが互いに関連しない。図4は、第1のDL要素キャリア41と第2のDL要素キャリア42と第3のDL要素キャリア43とを有して構成されるユーザ装置40を示している。さらに、第1のUL要素キャリア44と第2のUL要素キャリア45とを有して構成される。第1のDL要素キャリア41のDLタイミングリファレンスは第3のDL要素キャリア43のDLタイミングリファレンスと関連しない。両UL要素キャリアに対して明確に規定されたUL受信タイミングを保証するため、それぞれのUL要素キャリアのための個別のULタイミング・アドバンス・コマンドが要求される。このように、第1のUL要素キャリア44は、そのUL送信タイミングを第1のDL要素キャリア41から得ると共に、第2のUL要素キャリア45は、そのUL送信タイミングを第3のDL要素キャリア43から得る。このように、ユーザ装置は、第1のタイミング・アドバンス・コマンドTA1と第2のタイミング・アドバンス・コマンドTA2とを受信する。
各UL要素キャリアに対するULタイミング・アドバンス・コマンドが用いられるべき例は、キャリアを跨る様々のDLおよびUL割り当てを伴う複数の時分割複信(TDD)要素キャリアのアグリゲーションを伴う場合である。TDDのDL送信は、典型的には、干渉を軽減するために隣接するTDDのDL送信とタイミングが揃えられるため、TDD要素キャリアのそれぞれがそのDLタイミングリファレンスを個別に設定できる必要がある。考えられる様々なDLおよびUL割り当てに起因して、個別のUL受信タイミングは個別のULタイミング・アドバンス・コマンドを必須にすることが要求される。
以下では、上述の実施形態について、図5a、5b、6、および7を参照して、さらに説明する。
図5aは、基地局(BS)において、本発明の電気通信システムでの通信のための上りリンク送信タイミング補正を決定するための方法のフローチャートである。要素キャリアのアグリゲーションが電気通信システムにおいて適用される。ステップ50では、基地局は、いくつかの統合された要素キャリアの選択された上りリンク要素キャリアにおいて、ユーザ装置から信号を受信する。次に、基地局は、ステップ51において、受信信号の到来時間を測定する。それに関して、ステップ52では、基地局は上りリンク送信のタイミング補正、すなわち、UEからの上りリンクで適用されるべきタイミング補正を、測定された到来時間に基づいて決定する。次のステップ53では、タイミング補正の有効性が決定される。すなわち、ユーザ装置により使用される上りリンク要素キャリアのいずれに対して、決定されたタイミング補正が有効であるかを決定する。1つの実施形態では、言及された決定は、ユーザ装置により使用される上りリンク要素キャリアのそれぞれに関連する下りリンクのタイミングリファレンスに基づく。
ステップ54では、タイミング補正と上りリンク要素キャリアのいずれに対してタイミング補正が有効であるかの情報がユーザ装置へ送信される。これは、異なる方法により実行されてもよい。いずれのUL要素キャリアに対してタイミング補正が有効であるかの情報を運ぶメッセージは独立したメッセージであり得るし、タイミング補正と共に送信することもできる。いずれの要素キャリアに対してタイミング補正が有効であるかの情報の独立したシグナリングは、RRCシグナリング又はMAC制御要素と共に行われ得る。タイミング補正と有効性情報の両方を運ぶ組み合わせられたメッセージは、典型的にはMAC制御要素としてシグナリングされるが、他のシグナリング手法も同様に可能である。本発明の1つの実施形態では、タイミング補正はタイミング・アドバンス・コマンドでユーザ装置へ送信される。
1つの実施形態では、タイミング補正は、選択された上りリンク要素キャリアと関連する下りリンクのタイミングリファレンスと揃えられた、関連下りリンク・タイミング・リファレンスを有する統合された要素キャリアの上りリンク要素キャリアに対して、有効と決定されうる。そのような場合、下りリンクのタイミングリファレンスは、同期信号またはユーザ装置により使用される下りリンク要素キャリアの1つの参照信号でありうる。
要素キャリアと関連する下りリンクのタイミングリファレンスが、選択された要素キャリアと関連する下りリンクのタイミングリファレンスと同一ではないが、明確な関係を有するもう1つの実施形態では、タイミング補正は、上述の上りリンク要素キャリアに対して有効であると判定されうる。すなわち、タイミング補正は、ステップ50でユーザ装置から信号を受信した選択された上りリンク要素キャリアと関連する、下りリンク・タイミング・リファレンスに対して定められたオフセットに関連する下りリンク・タイミング・リファレンスを有する全ての上りリンク要素キャリアに対して有効と判定される。この場合、下りリンクのタイミングリファレンスは、同期信号又は様々な下り要素キャリアの参照信号であり得る。
有効性情報、すなわち、タイミング補正の有効性は、本発明の1つの実施形態では、基地局のセットアップの間に決定され、UL要素キャリアが加えられるときにUEへ送信されることが指摘されるべきである。このように、有効性情報は、タイミング補正がUEへ送信される前に、また、タイミング補正より低い頻度で送信されてもよい。
本発明の好ましい実施形態では、基地局はUEから受信した信号の到来時間を測定し、観測された時間を観測時間リファレンスと関連付ける。観測時間リファレンスは、基地局がUEから信号を受信することを望む到来時間であり得る。このように、基地局により決定されるタイミング補正は、受信信号の測定到来時間と到来時間リファレンスとに基づいてもよい。
図5bは、ユーザ装置において、本発明の電気通信システムでの通信のための上りリンク送信タイミング補正を決定するための方法のフローチャートである。要素キャリアのアグリゲーションが、電気通信システムにおいて適用される。ステップ55では、ユーザ装置は、いくつかの統合された要素キャリアの選択された上りリンク要素キャリアで基地局へ信号を送信する。その後すぐに、ステップ56において、ユーザ装置は、基地局から上りリンク送信タイミングのタイミング補正と、いずれの上りリンク要素キャリアに対してそのタイミング補正が有効であるかの情報とを受信する。先に言及したように、このステップは、異なる方法で実行されてもよい。いずれのUL要素キャリアに対してタイミング補正が有効であるかの情報を運ぶメッセージは、独立したメッセージであり得るし、タイミング補正と共に受信されることもできる。いずれの要素キャリアに対してタイミング補正が有効であるかの情報の独立したシグナリングは、RRCシグナリングで、又はMAC制御要素でなされてもよい。タイミング補正と有効性情報との両方を運ぶ組み合わせられたメッセージは、典型的には、MAC制御要素として受信されるが、他のシグナリング手法も同様に可能である。1つの実施形態において、タイミング補正はタイミング・アドバンス・コマンドでユーザ装置により受信される。
要素キャリアが、複数のキャリアにわたる様々な下りリンクまたは上りリンクの割り当てを伴う時分割複信キャリアであるときのもう1つの実施形態では、タイミング補正は、選択された要素キャリアに対してのみ有効と判定される。
図6に概略的に図示されると共に、上述の実施形態によれば、基地局600は、選択された上りリンク要素キャリアでユーザ装置から信号を受信する受信器620と、受信信号の到来時間を測定するユニット630とを備える。基地局600は、さらに、測定された到来時間に基づいて上りリンク送信タイミングのタイミング補正を決定し、ユーザ装置により使用される上りリンク要素キャリアのいずれに対して決定されたタイミング補正が有効であるかを決定する、少なくとも1つのユニット640を備える。最後に、基地局には、タイミング補正と、いずれの上りリンク要素キャリアに対してそのタイミング補正が有効であるかの情報を、ユーザ装置へ送信するための送信器650が備えられる。
図7に概略的に図示されると共に、上述の実施形態によれば、ユーザ装置700は、選択された上りリンク要素キャリアで基地局へ信号を送信する送信器720と、上りリンク送信タイミングのタイミング補正といずれの上りリンク要素キャリアに対してそのタイミング補正が有効であるかの情報を、基地局から受信する受信器730とを備える。ユーザ装置700は、さらに、そのタイミング補正に基づいて、そのタイミング補正が有効な要素キャリアの上りリンク送信タイミングを調整するユニット740を含む。
図6および7にそれぞれ図示される複数のユニットは、単一のユニットとして実装されてもよいし、いくつかのユニットに分割されてもよい。ユニットは、プログラムされたマイクロプロセッサ又は汎用コンピュータと共に機能するソフトウェアを用いる、および/または特定用途向け集積回路(ASIC)を用いる、処理回路610、710のような物理又は論理エンティティにより実装されてもよい。
本発明は、上述の好ましい実施形態に限定されない。様々な選択肢、変更、等価物を用いてもよい。したがって、上の実施形態は、添付の請求項により定められる本発明の範囲を限定するものと考えられるべきではない。

Claims (34)

  1. 要素キャリアのアグリゲーションを適用する電気通信システムにおける通信のための上りリンク送信タイミング補正を決定するための基地局(600)における方法であって、
    選択された上りリンク要素キャリア上で、ユーザ装置(700)から信号を受信するステップ(50)と、
    前記受信信号の到来時間を測定するステップ(51)と、
    測定された前記到来時間に基づいて、前記上りリンク送信タイミングのタイミング補正を決定するステップ(52)と、
    前記ユーザ装置により使用される前記上りリンク要素キャリアのいずれに対して、決定された前記タイミング補正が有効であるかを決定するステップ(53)と、
    前記タイミング補正と前記上りリンク要素キャリアのいずれに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報を、前記ユーザ装置へ送信するステップ(54)と、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 決定された前記タイミング補正が前記上りリンク要素キャリアのいずれに対して有効であるかの前記決定は、それぞれの前記上りリンク要素キャリアと関連する下りリンク・タイミング・リファレンスに基づく、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記タイミング補正は、前記選択された上りリンク要素キャリアに関連する前記下りリンク・タイミング・リファレンスと揃った関連する下りリンク・タイミング・リファレンスを有する、前記上りリンク要素キャリアに対して有効であると決定される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記下りリンク・タイミング・リファレンスは、1つの下りリンク要素キャリアの同期信号又は参照信号である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記タイミング補正は、前記選択された上りリンク要素キャリアに関連する前記下りリンク・タイミング・リファレンスに対して定められたオフセットを伴う、関連する下りリンク・タイミング・リファレンスを有する前記上りリンク要素キャリアに対して有効であると決定される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記下りリンク・タイミング・リファレンスは、異なる複数の下りリンク要素キャリア上での同期信号又は参照信号である、
    ことを特徴とする請求項3又は5に記載の方法。
  7. 前記要素キャリアが、複数のキャリアに跨り、異なる下りリンクまたは上りリンク割り当てを伴う時分割複信キャリアであるときに、前記タイミング補正は前記選択された要素キャリアに対してのみ有効であると決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. いずれの要素キャリアに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報は、RRCシグナリングを介して構成される、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. いずれの要素キャリアに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報は、MAC制御要素を伴ってシグナリングされる、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記タイミング補正は、タイミング・アドバンス・コマンドにおいて送信される、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記タイミング補正と前記上りリンク要素キャリアのいずれに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報の両方を含むメッセージが、RRC又はMAC制御要素を介してユーザ装置に送信される、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記上りリンク送信タイミングの前記タイミング補正を決定するステップは、到来時間リファレンスにも基づく、
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 要素キャリアのアグリゲーションを適用する電気通信システムにおける通信のための上りリンク送信タイミング補正を決定するためのユーザ装置(700)における方法であって、
    上りリンク要素キャリア上で信号を基地局(600)へ送信するステップ(55)と、
    前記上りリンク要素キャリア上で送信された前記信号に基づいて前記基地局により決定された、前記上りリンク送信タイミングのタイミング補正と、上りリンク要素キャリアのいずれに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報を前記基地局から受信するステップ(56)と、
    前記タイミング補正が有効である前記要素キャリアの前記上りリンク送信タイミングを、前記タイミング補正に基づいて調整するステップ(57)と、
    を有することを特徴とする方法。
  14. いずれの要素キャリアに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報は、RRCシグナリングを介して構成される、
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. いずれの要素キャリアに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報は、MAC制御要素を伴ってシグナリングされる、
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  16. 前記タイミング補正はタイミング・アドバンス・コマンドにおいて受信される、
    ことを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記タイミング補正と前記上りリンク要素キャリアのいずれに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報の両方を含むメッセージが、基地局から、RRC又はMAC制御要素を介して受信される、
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  18. 要素キャリアのアグリゲーションを適用する電気通信システムにおける通信のための上りリンク送信タイミング補正を決定する基地局(600)であって、
    選択された上りリンク要素キャリア上で、ユーザ装置(700)から信号を受信するための受信器(620)と、
    前記受信信号の到来時間を測定するためのユニット(630)と、
    測定された前記到来時間に基づいて、前記上りリンク送信タイミングのタイミング補正を決定すると共に、前記ユーザ装置により使用される前記上りリンク要素キャリアのいずれに対して、決定された前記タイミング補正が有効であるかを決定するためのユニット(640)と、
    前記タイミング補正と前記上りリンク要素キャリアのいずれに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報を、前記ユーザ装置へ送信する送信器(650)と、
    を有することを特徴とする基地局。
  19. 決定された前記タイミング補正が前記上りリンク要素キャリアのいずれに対して有効であるかの前記決定は、それぞれの前記上りリンク要素キャリアと関連する下りリンク・タイミング・リファレンスに基づく、
    ことを特徴とする請求項18に記載の基地局。
  20. 前記タイミング補正は、前記選択された上りリンク要素キャリアに関連する前記下りリンク・タイミング・リファレンスと揃った関連する下りリンク・タイミング・リファレンスを有する、前記上りリンク要素キャリアに対して有効であると決定される、
    ことを特徴とする請求項19に記載の基地局。
  21. 前記下りリンク・タイミング・リファレンスは、1つの下りリンク要素キャリアの同期信号又は参照信号である、
    ことを特徴とする請求項20に記載の基地局。
  22. 前記タイミング補正は、前記選択された上りリンク要素キャリアに関連する前記下りリンク・タイミング・リファレンスに対して定められたオフセットを伴う、関連する下りリンク・タイミング・リファレンスを有する前記上りリンク要素キャリアに対して有効であると決定される、
    ことを特徴とする請求項19に記載の基地局。
  23. 前記下りリンク・タイミング・リファレンスは、異なる複数の下りリンク要素キャリア上での同期信号又は参照信号である、
    ことを特徴とする請求項20又は22に記載の基地局。
  24. 前記要素キャリアが、複数のキャリアに跨り、異なる下りリンクまたは上りリンク割り当てを伴う時分割複信キャリアであるときに、前記タイミング補正は前記選択された要素キャリアに対してのみ有効であると決定する、
    ことを特徴とする請求項18に記載の基地局。
  25. いずれの要素キャリアに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報は、RRCシグナリングを介して構成される、
    ことを特徴とする請求項18から24のいずれか1項に記載の基地局。
  26. いずれの要素キャリアに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報は、MAC制御要素を伴ってシグナリングされる、
    ことを特徴とする請求項18から24のいずれか1項に記載の基地局。
  27. 前記タイミング補正は、タイミング・アドバンス・コマンドにおいて送信される、
    ことを特徴とする請求項18から26のいずれか1項に記載の基地局。
  28. 前記タイミング補正と前記上りリンク要素キャリアのいずれに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報の両方を含むメッセージが、RRC又はMAC制御要素を介してユーザ装置に送信される、
    ことを特徴とする請求項18から24のいずれか1項に記載の基地局。
  29. 前記上りリンク送信タイミングの前記タイミング補正は到来時間リファレンスにも基づく、
    ことを特徴とする請求項18から28のいずれか1項に記載の基地局。
  30. 要素キャリアのアグリゲーションを適用する電気通信システムにおける通信のための上りリンク送信タイミング補正を決定するユーザ装置(700)であって、
    上りリンク要素キャリア上で信号を基地局(600)へ送信する送信器(720)と、
    前記上りリンク要素キャリア上で送信された前記信号に基づいて前記基地局により決定された、前記上りリンク送信タイミングのタイミング補正と、上りリンク要素キャリアのいずれに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報を前記基地局から受信する受信器(730)と、
    前記タイミング補正が有効である前記要素キャリアの前記上りリンク送信タイミングを、前記タイミング補正に基づいて調整するためのユニット(740)と、
    を有することを特徴とするユーザ装置。
  31. いずれの要素キャリアに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報は、RRCシグナリングを介して構成される、
    ことを特徴とする請求項30に記載のユーザ装置。
  32. いずれの要素キャリアに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報は、MAC制御要素を伴ってシグナリングされる、
    ことを特徴とする請求項30に記載のユーザ装置。
  33. 前記タイミング補正はタイミング・アドバンス・コマンドにおいて受信される、
    ことを特徴とする請求項30から32のいずれか1項に記載のユーザ装置。
  34. 前記タイミング補正と前記上りリンク要素キャリアのいずれに対して前記タイミング補正が有効であるかの情報の両方を含むメッセージが、基地局から、RRC又はMAC制御要素を介して受信される、
    ことを特徴とする請求項30に記載のユーザ装置。
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