JP5662779B2 - 通信システム及びノード装置 - Google Patents
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Description
TCP通信では、送信端末が送ったデータに対し、受信端末が応答通知として受信済みデータ量を送信端末にフィードバック通知する。送信端末は、フィードバック通知される受信済みデータ量が増加しなくなると、パケット廃棄検出と判定する。そして、RTT(Round Trip Time)や廃棄検出の有無に応じて、ウィンドウサイズと呼ぶパラメータを増減させて送信帯域を調整する。
本発明は、以上の点に鑑み、RTTやパケット廃棄率によらず、実効帯域を拡大しつつ、複数の拠点間で迅速に送信帯域を分け合い、契約帯域を最大限に活用できる通信システム及びノード装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する手段の一例を挙げるならば、
「パケット送信側にて、再送帯域を測定して再送帯域に基づく帯域制御を行いながらパケット送信を行う機能と、
パケット受信側にて、パケット廃棄箇所を検出して送信側に前記パケット廃棄箇所をフィードバック通知する機能と、
前記パケット送信側にて、前記フィードバック通知に基づくパケット再送を行う機能と、
前記パケット受信側にて、インターバルとして規定する一定の時刻に達するたびに、
前記パケット送信側の利用可能通信帯域を分割することを特徴とする通信ノード装置」であることを特徴のひとつとする。
クライアント側にて、再送帯域を測定して再送帯域に基づく帯域制御を行いながらパケット送信を行い、フィードバック通知されるパケット廃棄箇所に基づきパケット再送を行う複数の第1ノード装置と、
サーバ側にて、複数の前記第1ノード装置と通信し、パケット廃棄箇所を検出して送信側の前記第1ノード装置に前記パケット廃棄箇所をフィードバック通知する第2ノード装置と
を備え、
インターバルとして規定する一定の時刻に達するたびに、前記第2ノード装置の複数の前記第1ノード装置との回線の利用可能通信帯域を、各第1ノード装置と前記第2ノード装置とのコネクション数に基づき各第1ノード装置の最大通信帯域に分割することを特徴とする通信システムが提供される。
クライアント側にて、再送帯域を測定して再送帯域に基づく帯域制御を行いながらパケット送信を行い、フィードバック通知されるパケット廃棄箇所に基づきパケット再送を行う複数の第1ノード装置と、サーバ側にて、複数の前記第1ノード装置と通信し、パケット廃棄箇所を検出して送信側の前記第1ノード装置に前記パケット廃棄箇所をフィードバック通知する第2ノード装置とを備えた通信システムにおいて、前記第2ノード装置として用いられるノード装置であって、
インターバルとして規定する一定の時刻に達するたびに、前記第2ノード装置と複数の前記第1ノード装置との回線の利用可能通信帯域を、各第1ノード装置と前記第2ノード装置とのコネクション数に基づき各第1ノード装置の最大通信帯域に分割することを特徴とする前記ノード装置が提供される。
クライアント側にて、再送帯域を測定して再送帯域に基づく帯域制御を行いながらパケット送信を行い、フィードバック通知されるパケット廃棄箇所に基づきパケット再送を行う複数の第1ノード装置と、サーバ側にて、複数の前記第1ノード装置と通信し、パケット廃棄箇所を検出して送信側の前記第1ノード装置に前記パケット廃棄箇所をフィードバック通知する第2ノード装置とを備えた通信システムにおいて、前記第1ノード装置として用いられるノード装置であって、
インターバルとして規定する一定の時刻に達するたびに、前記第2ノード装置と複数の前記第1ノード装置との回線の利用可能通信帯域を、各第1ノード装置と前記第2ノード装置とのコネクション数に基づき分割した、自ノード装置の最大通信帯域を決定することを特徴とする前記ノード装置が提供される。
図3は、本実施の形態における各種の機器の配置例を示す図である。
各拠点でユーザが利用するPCやサーバなどの端末1500が拠点内LAN1550に接続され、さらに、LAN1550には広域網(WAN)1650経由で外部へ通信するための通信ノード装置1600が接続される。LAN1550には複数の端末1500が接続されるが、図が煩雑になるのを避けるため、この例では、各拠点の端末1500は一つずつのみ描いている。また、通信ノード装置1600の管理をおこなう管理ノード1700を備えても良い。
ここで、例えば、端末1500A、1500B、1500Cのそれぞれはユーザ拠点(企業のオフィスなど)の端末とし、端末1500Dは、ユーザ拠点が共通にアクセスするデータセンタの端末とする。なお、端末1500A、1500B、1500Cをクライアント装置、端末1500Dをサーバ装置と以下称することもある。
また、各拠点からDCへのアクセスは、ある回線を複数の拠点によって共有することになる。この際に、TCP通信ではパケット廃棄の状況に応じて帯域を分割しあうが、RTTが大きい環境では、図4に示すように、既に通信を行っているコネクション50と、あとから通信を開始したコネクション60の間で公平に帯域を分け合うまでに数分以上の時間を要し課題となる。
そこで、実施例1では、これらの課題を解決するために、再送帯域に基づいて帯域制御しつつ、通信相手から通知されたパケット受信中の総コネクション数に基づいて帯域分割制御をおこなう通信ノード装置1600の構成例、制御例について説明する。
通信ノード装置1600は、TX部(送信部)102と、RX部(受信部)103と、協調制御マスタ部220と、協調制御スレーブ部230とを備える。
まず、TX部102及びRX部103の構成、処理の一例を図13〜図18を参照して説明する。なお、TX部102及びRX部103は、以下の構成に限らず適宜の構成であってもよい。
送信データ蓄積部104に蓄積されたデータパケットは、通信ノード装置1600Dから受信した受信箇所通知パケットを、RX側振分部120経由でTXパケット再送部107が受信したときに消去され、未受信箇所通知パケットをTXパケット再送部107が受信したときに読み出され、再送される。
振分部108は、通知に基づいて、入力パケットを、シェーパA(109A)、シェーパB(109B)、シェーパC(109C)、のいずれかに振り分ける。更に、パケットヘッダ記載のパケット長をビット値に変換し、シェーパと送信/再送ビットを対応付けて、送信帯域制御部113に通知する。
送信帯域制御部113は、シェーパ毎の送信・再送帯域テーブル114の各エントリを読み出し、タイマ値111と基準時間の差がインターバル値112よりも大きいか、または、再送ビット積算値が0よりも大きいか、の判定を行い、判定条件を満たすまで繰り返す。
トークン制御部115は、トークンバケツアルゴリズムに基づいて、送信帯域制御部113から通知された加算トークンを、周期的にトークンバケツに加算する。更に、トークン積算値が一定量を上回る場合に、出力可能として、送信パケット出力制御部116に通知する。
エントリが無い場合は、新規エントリを、送信元IP=パケットの送信元IP、宛先IP=パケットの宛先IP、送信元ポート=パケットの宛先ポート、宛先ポート=パケットの宛先ポート、基準時間=タイマ値、として作成する。
RX情報通知部1605は、タイマ値111と基準時間の差が、インターバル値112よりも大きくなるか否かの判定を、満たすまで繰り返し実行する(ステップ2001)。満たしたら、基準時間以前のRX総帯域=基準時間以降のRX総ビット積算値/(タイマ値−基準時間)、基準時間以前のRX総コネクション数=基準時間以降のRX総コネクション数積算値、基準時間=タイマ値、基準時間以降のRX総ビット積算値帯域=0、基準時間以降のRX総コネクション数積算値=0、となるように、テーブルを更新する(ステップ2002)。
受信側総帯域・コネクション数通知部1602は、パケットヘッダ記載値と一致するエントリを、RX経路・シェーパテーブル903から読み出し、エントリ記載のシェーパと対応づけて、通知パケット記載の受信側総帯域・総コネクション数を、送信帯域制御部113へと通知する。
送信帯域制御部113は、シェーパ毎の受信側総帯域・総コネクション数テーブル1601に記載の受信側総帯域・総コネクション数と、シェーパ毎の送信・再送中コネクション数テーブル1203に記載の送信中コネクション数と、を用いて、例えば、図18に示すように帯域を制御する。
受信端末1500Dに接続されている通信ノード装置1600Dにおいて計測されたRX総帯域が12、RX総コネクション数が3だったとすると、通信ノード装置1600Dから、送信端末1500A/1500Bに接続されている通信ノード装置1600A/Bに向けて、RX総帯域:12・RX総コネクション数:3の情報がフィードバック通知される。
実際には、前記の通信コネクション数は、時々刻々と変化していく。図18では、タイマ値がインターバル、すなわち、RTTに達するたびに、通信ノード装置1600Dが通信ノード装置1600A、1600Bへフィードバック通知を行う。
なおインターバルは、TCP通信の観点からは、RTTを超える値であれば良い。この観点から、図1、図5、図8、図9、図20、図21、図22を用いて、帯域分割制御に関して詳細な説明を行う。
協調制御マスタ処理部221は、図8に示すマスタ側通信ノード装置の全体制御を行う。RTT計測部223は、後述の図1、図8の制御シーケンスの中で、RTT計測パケットの生成、計測パケットの受信を行い、インターバルTC決定部224へRTT情報を通知する。そして、インターバルTC決定部224がインターバルTCを決定する。タイマ222のタイマ値、インターバルTC決定部224が決定したインターバルは、図13中のタイマ111、インターバル112に反映する。結果生成部225は、対象となるコネクションに対する制御情報(結果情報)を生成する。
または、ユーザ拠点の通信ノード装置1600は、前述のように、結果情報として上限通信帯域自体を結果情報として通知されても良い。その場合、結果情報そのものを上限通信帯域の値として利用できる。
図12に、通信ノード装置1600C追加時の通信遅延を考慮した帯域分割制御の例を示す。この場合も、これまでに説明した内容をそのまま適用することができる。具体的には、通信ノード装置1600Cの追加を図3の管理ノード1700経由、または、直接、通信ノード装置1600Dによって検出、設定する。
帯域分割制御のマスタである通信ノード装置1600Dは、図8のフローチャートのS401、S402、S403、S411の処理にて、通信ノード装置1600Cとの間のRTTを計測し、計測結果に基づいてインターバルTCを計算し直す。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラムの情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)、等をはじめとする各種記録媒体に置くことが可能である。
この場合、図6の右図中の破線95で示すように、通信ノード装置1600A、1600Bからの最大帯域の合計が想定する最大帯域まで達しないケースや、破線96で示すように、最大帯域の合計が想定する最大帯域を超過するケースが発生する。実際には、最大帯域を超過する場合は、その合計値が契約帯域を超えることができないため、超過分相当のパケットロスが発生し、結果として総通信帯域が減少してしまう。
通信ノード装置1600の基本構成は実施例1を踏襲するが、図21の協調制御マスタ部220の協調制御マスタ処理部の内容を図10で示すフローチャートを実行する形態にする。また、図22の協調制御スレーブ部230の代わりに図23の協調制御スレーブ部230を利用する。
ここでは、実施例1との差異を図2、図10、図11を用いて説明する。実施例1と同様の処理は同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
ここで、タイマ精度情報とは、タイマをどのような時間粒度で動作させるかを示す値であり、対象となる通信ノード装置間でタイマの進み方を同一にするためのものである。例えば、全てのタイマを1マイクロ秒単位、10マイクロ秒単位、1ミリ秒単位など所定の同一単位動作させることができる。タイマ精度情報、タイマ初期値は、予め定められることができる。
図24に実施例3における通信ノード装置1600の構成例を示す。通信ノード装置1600は、ネットワークインタフェースを収容する複数(N枚)のラインカード1610と、機能拡張を行うための複数(M枚)のサービスカード1630と、それらの間で適切なカードへパケットを転送するスイッチファブリック1620を備える。そして、サービスカード1630のうちの1枚、または複数枚に、実施例1、実施例2で説明した本発明のTX部102、RX部103、協調制御マスタ部220、協調制御スレーブ部230の機能を搭載する。
本実施の形態の通信ノード装置は、例えば、
パケット送信側にて、再送帯域を測定して再送帯域に基づく帯域制御を行いながらパケット送信を行う機能と、
パケット受信側にて、パケット廃棄箇所を検出して送信側に前記パケット廃棄箇所をフィードバック通知する機能と、
前記パケット送信側にて、前記フィードバック通知に基づくパケット再送を行う機能と、
前記パケット受信側にて、インターバルとして規定する一定の時刻に達するたびに、前記パケット送信側の利用可能通信帯域を分割することを特徴のひとつとする。
上述の通信ノード装置において、パケット送信側にて、前記フィードバック通知されたパケット受信中のコネクション数を測定して、前記パケット受信中のコネクション数に基づく帯域制御をおこなうことを特徴のひとつとする。
前記パケット受信側にて、複数のパケット送信側の通信ノード装置との間のラウンドトリップタイムを測定し、
前記ラウンドトリップタイムの中で最大のラウンドトリップタイム以上の値をインターバルとし、
前記インターバルの時刻が経過するたびに前記パケット送信側へ、パケット送信中の総コネクション数と契約帯域を通知することを特徴のひとつとする。
上述の通信ノード装置において、前記パケット受信側にて、前記インターバルの時刻が経過するたびに、前記パケット送信側へ、前記インターバルを通知することを特徴のひとつとする。
上述の通信ノード装置において、前記パケット受信側にて、新規のパケット送信側にあたる通信ノード装置が通信帯域を共有する際に、該当する前記通信ノード装置との間のラウンドトリップタイムを計測し、現在、通信帯域を共有している複数の前記通信ノード装置の中で最大のラウンドトリップタイム以上の値で前記インターバルを更新することを特徴のひとつとする。
前記パケット受信側にて、現在、通信帯域を共有しているパケット送信側にあたる通信ノード装置のいずれか一つ以上が、通信帯域の共有対象から離脱する際に、前記離脱する通信ノード装置のラウンドトリップタイムが、現在、通信帯域を共有している通信ノード装置の中で最大のラウンドトリップタイムであった場合、次に大きい値のラウンドトリップタイム以上の値で前記インターバルを更新することを特徴のひとつとする。
前記パケット受信側にて、現在の時刻を示すタイマの時間粒度と、タイマの初期値として現在の時刻と、を前記パケット送信側に通知し、
前記パケット送信側にて、自身のタイマの時刻と時刻の進み方を前記パケット送信側に一致させることを特徴のひとつとする。
前記パケット受信側にて、それぞれのパケット送信側の通信ノード装置との間のラウンドトリップタイムと、を前記パケット送信側に通知し、
前記パケット送信側にて、自身のタイマの時刻から前記ラウンドトリップタイムを減じた値を前記インターバルで割った値がゼロに達するたびに、
前記パケット送信中の総コネクション数に対する自身のコネクション数の割合に前記契約帯域を乗じて、自身の最大通信帯域を算出し、
前記自身の最大通信帯域の範囲内でパケット送信することを特徴のひとつとする。
上述の通信ノード装置において、前記の全ての機能が、通信ノード装置上のプログラム可能なデバイスを搭載したサービスカードとして提供され、帯域分割の対象となる通信は、前記通信ノード装置の中の前記サービスカード上で実行されることを特徴のひとつとする。
103 RX部
220 協調制御マスタ部
230 協調制御スレーブ部
1500 端末
1550 LAN
1600 通信ノード装置
1610 ラインカード
1620 スイッチファブリック
1630 サービスカード
1650 WAN
1700 管理ノード
Claims (18)
- クライアント側にて、再送帯域を測定し、コネクション毎に基準時間前の制御帯域から前記再送帯域を減算した帯域が基準時間後の制御帯域となるように変更する帯域制御を行いながらパケット送信を行い、フィードバック通知されるパケット廃棄箇所に基づきパケット再送を行う複数の第1ノード装置と、
サーバ側にて、複数の前記第1ノード装置と通信し、パケット廃棄箇所を検出して送信側の前記第1ノード装置に前記パケット廃棄箇所をフィードバック通知する第2ノード装置と
を備え、
インターバルとして規定する一定の時刻に達するたびに、前記第2ノード装置の複数の前記第1ノード装置との回線の利用可能通信帯域を、各第1ノード装置と前記第2ノード装置とのコネクション数に基づき各第1ノード装置の通信帯域に分割し、前記第1ノード装置毎の上限通信帯域とすることを特徴とする通信システム。 - クライアント側の前記第1ノード装置の少なくともひとつは、パケット送受信が行われている有効なコネクション数を測定して、前記有効なコネクション数に基づき、前記利用可能通信帯域を分割することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- クライアント側の前記第1ノード装置の少なくともひとつは、パケット再送が発生中のコネクション数を測定して、前記再送発生中のコネクション数に基づき、前記利用可能通信帯域を分割することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- クライアント側の前記第1ノード装置の少なくともひとつは、前記フィードバック通知されたパケット受信中のコネクション数を測定して、前記パケット受信中のコネクション数に基づき、前記利用可能通信帯域を分割することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 前記第2ノード装置は、
パケット送信側の複数の前記第1ノード装置との間のラウンドトリップタイムをそれぞれ測定し、
各ラウンドトリップタイムの中で最大のラウンドトリップタイム以上の値を前記インターバルとして設定し、
該インターバルが経過するたびに、前記第1ノード装置へ、前記第2ノード装置が受信している総コネクション数と契約帯域とを通知することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - パケット送信側の前記第1ノード装置は、前記第2ノード装置での総コネクション数に対する自身のコネクション数の割合に前記契約帯域を乗じて、自身の上限通信帯域を算出し、前記自身の最大通信帯域の範囲内でパケット送信することを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
- パケット受信側の前記第2ノード装置は、前記インターバルの時刻が経過するたびに、パケット送信側の第1ノード装置へ、前記インターバルを通知することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 前記第2ノード装置にて、パケット送信側にあたる新規の第3ノード装置と、複数の前記第1ノード装置が通信帯域を共有する際に、
前記第2ノード装置は、前記第3ノード装置との間のラウンドトリップタイムを計測し、現在、通信帯域を共有している複数の前記第1ノード装置と前記第3ノード装置の中で最大のラウンドトリップタイム以上の値で前記インターバルを更新することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記第2ノード装置にて、現在、通信帯域を共有しているパケット送信側にあたる前記第1ノード装置の少なくともひとつが、通信帯域の共有対象から離脱する際に、
離脱する前記第1ノード装置のラウンドトリップタイムが、現在、通信帯域を共有している前記第1ノード装置の中で最大のラウンドトリップタイムであった場合、次に大きい値のラウンドトリップタイム以上の値で前記インターバルを更新することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記第1ノード装置は、前記第2ノード装置がパケットを受信するタイミングである基準時刻に対して、計測される前記第2ノード装置とのラウンドトリップタイムの1/2だけ帯域更新のタイミングをずらすことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 前記第2ノード装置は、現在の時刻を示すタイマの単位時間を示す時間精度と、タイマの初期値とを前記第1ノード装置に通知し、
前記第1ノード装置は、自身のタイマの時刻と時間精度を、通知されたタイマ初期値と時間粒度とに基づき設定することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記第1ノード装置は、タイマ初期値と時間粒度とを受信した時点で自身のタイマの時刻と、時間精度とを設定し、
パケット受信側の前記第2ノード装置は、パケット送信側の各第1ノード装置との間のラウンドトリップタイムをパケット送信側の前記第1ノード装置に通知し、
前記第1ノード装置にて、自身のタイマの時刻から前記ラウンドトリップタイムを減じた値を前記インターバルで割った値がゼロに達するたびに、前記第2ノード装置が受信している総コネクション数に対する自身のコネクション数の割合に前記第2ノード装置から通知される契約帯域を乗じて、自身の上限通信帯域を算出し、該自身の上限通信帯域の範囲内でパケットを送信することを特徴とする請求項10に記載の通信システム。 - クライアント側にて、再送帯域を測定し、コネクション毎に基準時間前の制御帯域から前記再送帯域を減算した帯域が基準時間後の制御帯域となるように変更する帯域制御を行いながらパケット送信を行い、フィードバック通知されるパケット廃棄箇所に基づきパケット再送を行う複数の第1ノード装置と、サーバ側にて、複数の前記第1ノード装置と通信し、パケット廃棄箇所を検出して送信側の前記第1ノード装置に前記パケット廃棄箇所をフィードバック通知する第2ノード装置とを備えた通信システムにおいて、前記第2ノード装置として用いられるノード装置であって、
インターバルとして規定する一定の時刻に達するたびに、前記第2ノード装置と複数の前記第1ノード装置との回線の利用可能通信帯域を、各第1ノード装置と前記第2ノード装置とのコネクション数に基づき各第1ノード装置の通信帯域に分割し、前記第1ノード装置毎の上限通信帯域とすることを特徴とする前記ノード装置。 - 前記第1ノード装置の少なくともひとつは、パケット送受信が行われている有効なコネクション数を測定して、前記有効なコネクション数に基づき、前記利用可能通信帯域を分割することを特徴とする請求項13に記載の前記ノード装置。
- クライアント側にて、再送帯域を測定し、コネクション毎に基準時間前の制御帯域から前記再送帯域を減算した帯域が基準時間後の制御帯域となるように変更する帯域制御を行いながらパケット送信を行い、フィードバック通知されるパケット廃棄箇所に基づきパケット再送を行う複数の第1ノード装置と、サーバ側にて、複数の前記第1ノード装置と通信し、パケット廃棄箇所を検出して送信側の前記第1ノード装置に前記パケット廃棄箇所をフィードバック通知する第2ノード装置とを備えた通信システムにおいて、前記第1ノード装置として用いられるノード装置であって、
インターバルとして規定する一定の時刻に達するたびに、前記第2ノード装置と複数の前記第1ノード装置との回線の利用可能通信帯域を、各第1ノード装置と前記第2ノード装置とのコネクション数に基づき分割した、自ノード装置の上限通信帯域を決定することを特徴とする前記ノード装置。 - 前記第1ノード装置の少なくともひとつは、パケット送受信が行われている有効なコネクション数を測定して、前記有効なコネクション数に基づき、前記利用可能通信帯域を分割することを特徴とする請求項15に記載の前記ノード装置。
- 帯域分割の機能がノード装置上のプログラム可能なデバイスを搭載したサービスカードとして提供され、
帯域分割の対象となる通信は、前記ノード装置の中の前記サービスカード上で実行されることを特徴とする請求項13から16のいずれかに記載の通信ノード装置。 - 前記第2ノード装置は、
前記コネクション数および前記第1ノード装置が属するユーザ拠点の優先度による重みづけに基づいて、前記上限通信帯域を決定し、前記第1ノード装置に通知することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
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