JP5661219B1 - Fastening member pusher - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の釘打ち器は、駆動源として空気圧縮機を利用しているため、空気圧縮機およびこれに接続するエアホース等の周辺設備が多くなり、作業性が良くないという課題があり、釘を金属製ヘッドにより打ち込む金槌タイプでは打音が大きく、作業時間の制約を受けるという課題がある。【解決手段】先端側を開口させて開口部5を有する筒状部材の本体ケース1内に、対象部材の面部3に向けて止着部材2を押出すための押出体7と、該押出体7の押出を、原動源としての人力による操作力を数倍にする押出ギヤ12を有する倍力押出機構6とを設けた止着部材押込み具。【選択図】図1[PROBLEMS] A conventional nailing machine uses an air compressor as a drive source, so that there are many peripheral equipment such as an air compressor and an air hose connected to the air compressor, and there is a problem that workability is not good. The hammer type that drives a nail with a metal head has a problem that the hitting sound is loud and the working time is restricted. An extrusion body for extruding a fastening member 2 toward a surface portion 3 of a target member in a main body case 1 of a cylindrical member having an opening portion 5 with an opening on the tip side, and the extrusion body 7 is a fastening member pushing tool provided with a boosting pusher mechanism 6 having a pusher gear 12 that multiplies the pushing force of 7 by several times the operating force by human power as a driving source. [Selection] Figure 1
Description
本発明は、止着部材押込み具に係るものである。 The present invention relates to a fastening member pushing tool.
従来、釘を壁面等の対象資材部に打ち込む釘打ち器は、空気圧縮機の圧縮空気を利用する気動方式構成は、公知である(特許文献1参照)。
また、従来、モータの駆動力を、減速歯車とカムにより伝達して釘打ちする電動方式構成は、公知である(特許文献2参照)。
また、従来、持ち手の先端に金属製のヘッドを設けた金槌は、公知である(特許文献3参照)。2. Description of the Related Art Conventionally, a nailing device for driving a nail into a target material part such as a wall surface has a known pneumatic structure that uses compressed air of an air compressor (see Patent Document 1).
Conventionally, an electric system configuration in which a driving force of a motor is transmitted by a reduction gear and a cam and nailing is known (see Patent Document 2).
Conventionally, a hammer having a metal head at the tip of the handle is known (see Patent Document 3).
前記公知例のうち、特開2005−529763号公報記載のものは、駆動源として空気圧縮機を利用しているため、空気圧縮機およびこれに接続するエアホース等の周辺設備が多くなり、作業性が良くないという課題がある。
前記公知例のうち、実公平6−18790号公報記載のものは、駆動源として電気を利用しているため、周辺設備として発電機および接続コードが必要となり、作業性が良くないという同様な課題がある。
仮に、電動方式釘打ち器の場合、駆動源としての電源が確保されている作業場であっても、作動音が大きく、作業時間の制約を受けるという別の課題もある。
前記公知例のうち、実開平7−27776号公報記載のものは、釘を金属製ヘッドにより打ち込むので、打音が大きく、作業時間の制約を受けるという課題がある。
本願は、人力を原動源として使用する止着部材押込み具を提供し、釘打ち作業の作業性の向上および騒音発生の防止を図るものである。Among the known examples, the one described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2005-529766 uses an air compressor as a drive source, and therefore, the peripheral equipment such as an air compressor and an air hose connected to the air compressor is increased. There is a problem that is not good.
Among the known examples, the one described in Japanese Utility Model Publication No. 6-18790 uses electricity as a drive source, and therefore requires a generator and a connection cord as peripheral equipment, and the same problem that workability is not good. There is.
In the case of an electric nailing device, there is another problem that the operation noise is loud and the working time is restricted even in a workplace where a power source as a drive source is secured.
Among the known examples, the one described in Japanese Utility Model Laid-Open No. 7-27776 has a problem that the hitting sound is large and the working time is restricted because the nail is driven by a metal head.
The present application provides a fastening member pushing tool that uses human power as a driving source to improve workability of a nailing operation and prevent noise generation.
請求項1の発明は、先端側を開口させて開口部5を有する筒状部材の本体ケース1内に、対象部材の面部3に向けて止着部材2を押出すための押出体7と、該押出体7の押出を、原動源としての人力による操作力を数倍にする押出ギヤ12を有する倍力押出機構6とを設けた止着部材押込み具としたものである。
請求項2の発明は、前記倍力押出機構6は、本体ケース1の一方側面10に設けた本体ケース1の長さ方向に所定長さを有する一方側ギヤ溝11と、本体ケース1に対して本体ケース1の長さ方向に移動自在であって前記一方側ギヤ溝11に噛み合う押出ギヤ12と、該押出ギヤ12が噛み合う他方側ギヤ溝21を有して構成し、前記押出ギヤ12に設けた取付軸13に、先端に止着部材2に当接する頭部押出部14を設けた押出体7の基部を、回転自在に取付け、前記他方側ギヤ溝21は、本体ケース1内の一方側ギヤ溝11に相対向する位置に、先端が面部3に当接して位置固定となる支持体20を設けた止着部材押込み具としたものである。
請求項3の発明は、前記支持体20には、当接部22を面部3方向に移動するように付勢するバネ24と、バネ24による支持体20の移動を所定位置にて停止させるストッパ26により構成したセット機構23を設けた止着部材押込み具としたものである。
請求項4の発明は、前記本体ケース1内には、押出体7の押出移動を案内するガイド機構30を設け、該ガイド機構30は、先端が面部3に当接して面部3に対して位置固定となり前記押出ギヤ12が噛み合う他方側ギヤ溝21を有する支持体20と、前記押出体7の外周に設けたガイド溝31と一方側ギヤ溝11および他方側ギヤ溝21とに夫々噛み合うガイドギヤ32とを有して構成した止着部材押込み具としたものである。
請求項5の発明は、前記押出ギヤ12は、取付軸13の両端に一対設け、一対の押出ギヤ12の間の取付軸13に押出体7の基部を回転自在に取付けた止着部材押込み具としたものである。
請求項6の発明は、前記押出ギヤ12には該押出ギヤ12より小径の小径ギヤ40を一体状に設け、該小径ギヤ40を押出体7のガイド溝31に噛み合わせた止着部材押込み具としたものである。
請求項7の発明は、前記本体ケース1内には、押出体7の押出移動を案内するガイド機構30を設け、該ガイド機構30は、先端が面部3に当接して面部3に対して位置固定となり前記小径ギヤ40が噛み合う他方側ギヤ溝21を有する支持体20と、前記他方側ギヤ溝21と押出体7の外周に設けたガイド溝31とに噛み合うガイドギヤ32とを有して構成した止着部材押込み具としたものである。The invention of
According to the second aspect of the present invention, the
According to a third aspect of the present invention, the
According to a fourth aspect of the present invention, a
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided a fastening member pushing tool in which a pair of the
According to the sixth aspect of the present invention, a fixing member pushing tool in which a small-
According to the seventh aspect of the present invention, a
請求項1の発明では、原動源を人力として、この人力を倍力押出機構6により数倍にして止着部材2を押出すので、打撃音の無い止着部材2の止着作業を行うことができる。
請求項2の発明では、一方側ギヤ溝11と押出ギヤ12と支持体20の他方側ギヤ溝21とにより構成する倍力押出機構6により押し出される押出体7が止着部材2を面部3に押し込むので、止着部材2の押し込む際の打音の発生の無い止着部材押込み具の提供を実現できる。
請求項3の発明では、支持体20はセット機構23により、本体ケース1に対して所定位置まで突出しているので、止着部材2に頭部押出部14を当接させるだけで、簡単に押出作業を開始でき、作業性を向上させることができる。
請求項4の発明では、ガイド機構30により押出体7の押出方向を一定にでき、一層、倍力押出機構6の作動を確実にでき、止着部材2の押し込み作業を容易にできる。
請求項5の発明では、押出体7を押し出す押出ギヤ12を一対設けて倍力押出機構6を構成しているので、倍力押出機構6の作動を確実にでき、止着部材2の押し込み作業を容易にできる。
請求項6の発明では、倍力押出機構6を、押出ギヤ12と押出ギヤ12より小径の小径ギヤ40とにより構成しているので、一層、押し込み力を軽減して止着部材2の押し込み作業をすることができる。
請求項7の発明では、押出ギヤ12と押出ギヤ12より小径の小径ギヤ40とにより構成した倍力押出機構6を有する止着部材押込み具であっても、ガイド機構30により押出体7の押出方向を一定にでき、一層、倍力押出機構6の作動を確実にでき、止着部材2の押し込み作業を容易にできる。In the first aspect of the invention, since the driving source is human power and the human power is increased several times by the
In the invention of
According to the third aspect of the present invention, the
In the invention of claim 4, the pushing direction of the
In the invention of
In the invention of
In the invention of
本発明の実施形態を図により説明すると、1は、釘や鋲の止着部材2を、建造物等の対象部材の面部3に人力による操作力を原動源として押し込む止着部材押込み具の本体ケースであり、所定長さを有する筒状部材により構成する。
面部3は、建造物等の面を有するものであれば何れでもよく、例えば、内壁や外壁、床面、天井面、あるいは、看板等の表面等であってもよい。
本体ケース1の基部には持ち手4を設け、先端側は開口させて開口部5を形成する。
本体ケース1内には、原動源としての人力による操作力を数倍にするための倍力押出機構6と倍力押出機構6により止着部材2を面部3に向けて押出す押出体7とを設ける。An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 is a body of a fastening member pushing tool that pushes a fastening
The
A handle 4 is provided at the base of the
In the
本体ケース1内の一方側面10に倍力押出機構6の一部を構成する一方側ギヤ溝(移動溝)11を設ける。一方側ギヤ溝11は本体ケース1の長さ方向に所定長さを有して設ける。一方側ギヤ溝11には倍力押出機構6の一部を構成する押出ギヤ12を噛み合わせる。押出ギヤ12は本体ケース1に対して本体ケース1の長さ方向に移動自在に設ける。
押出ギヤ12には取付軸13を回転自在に取付ける。取付軸13には、前記押出体7の基部を回転のみ自在に軸装する。押出体7は軸棒部材により本体ケース1の長さ方向に所定長さを有して形成する。押出体7の先端は、本体ケース1の開口部5から突出させて止着部材2の頭部に当接して押し出す頭部押出部14に形成する。倍力押出機構6は押出ギヤ12の径により本体ケース1の押す操作力を増加させ、増加させた操作力により押出体7を押出す。A one-side gear groove (moving groove) 11 constituting a part of the
An
押出ギヤ12は、図3のように、取付軸13の両端に一対設け、一対の押出ギヤ12の間の取付軸13に押出体7の基部を回転自在に取付けると、取付けおよび移動を安定させられ、好適である。
本体ケース1内の一方側ギヤ溝11に相対向する位置に、倍力押出機構6の一部を構成する支持体20を設ける。支持体20は、本体ケース1の一方側ギヤ溝11による押出ギヤ12の移動方向を本体ケース1の開口部5に向けるようにするものであり、その構成は任意であるが、一例を示すと、軸棒部材により本体ケース1の長さ方向に所定長さを有して本体ケース1に対して移動自在に構成する。支持体20の一方側ギヤ溝11に相対向する側面に、他方側ギヤ溝(固定溝)21を形成する。As shown in FIG. 3, a pair of extrusion gears 12 are provided at both ends of the
A
支持体20の先端には、面部3に当接する当接部22を形成する。当接部22は、押出体7の先端と面部3との間に止着部材2が入るように、押出体7の先端よりも所定長さ突出させて形成する。
即ち、支持体20は、当接部22を面部3に当接させた状態で本体ケース1を面部3に向けて押出すことにより、本体ケース1の一方側ギヤ溝11が押出ギヤ12を本体ケース1の開口部5に向けて回転させながら移動させ、これにより、押出体7は止着部材2を押出す。
支持体20には、当接部22を本体ケース1より面部3に向けて所定位置まで突出させるセット機構23を設ける。セット機構23は、支持体20を面部3に向けて突出するように付勢するバネ24と、バネ24による支持体20の移動を所定位置にて停止させるストッパ26とにより形成する。ストッパ26は支持体20に設け、本体ケース1の他方側面25に設けた固定側係合部材27と係合する構成とする。
図4では、理解を容易にするために、支持体20の記載を省略している。A
That is, the
The
In FIG. 4, the
なお、本体ケース1と支持体20とは互いに相対的移動自在であり、止着部材2の押込作業するときは、支持体20の当接部22を面部3に当接させて、支持体20に対して本体ケース1を移動させるが、一回の押込作業が終了し、支持体20の当接部22を面部3から外すと、持ち手4により保持されている本体ケース1に対して支持体20の当接部22がバネ24の弾力により突出し、これらの「移動」に関する表現により構成は限定されない。
本体ケース1内の押出ギヤ12よりも開口部5側の所定位置には、押出体7の押出移動を案内するガイド機構30を設ける。ガイド機構30は押出体7の押出移動を案内できればよく、その構成は任意であるが、一例を示すと、支持体20の一方側ギヤ溝11と他方側ギヤ溝21の夫々と対向する押出体7の外周にガイド溝31を夫々形成し、一方側ギヤ溝11および他方側ギヤ溝21の夫々とガイド溝31の間にガイドギヤ32を噛み合わせる。
33は支持体20の移動を円滑にするローラである。The
A
前記本体ケース1は、一方側ケース35と他方側ケース36により構成し、一方側ケース35と他方側ケース36の何れか一方の内部に一方側ギヤ溝11と倍力押出機構6と支持体20とを設け、この一方側ケース35に他方側ケース36を蓋するように固定する構成とすると、組立が容易になり、好適である。
図5〜図7は、止着部材押込み具の他の実施形態を示し、本体ケース1内の一方側面10の一方側ギヤ溝11と、支持体20の他方側ギヤ溝21とに押出ギヤ12を噛み合わせる。押出ギヤ12は該押出ギヤ12より小径の小径ギヤ40を一体状に設け、本体ケース1の幅方向の小径ギヤ40と当接部22の間に押出体7を位置させ、押出体7のガイド溝31を小径ギヤ40に噛み合わせる。
ガイド溝31と支持体20の他方側ギヤ溝21の間にはガイドギヤ32を噛み合わせる。
そのため、押出ギヤ12と押出体7とは別体となり、取付軸13は省略して構成を簡素化している。
また、押出ギヤ12に小径ギヤ40を一体状に設けた実施形態では、理解を容易にするために、セット機構23の構成および図示を省略しているが、上述の実施形態と同様に設ける。The
5 to 7 show other embodiments of the fastening member pushing tool, and the
A
Therefore, the
In the embodiment in which the small-
図8は、止着部材押込み具の他の実施形態を示し、1個の押出ギヤ12を取付軸13に軸装し、取付軸13の両端を押出体7の基部の一対の取付部41に軸装している。
そのため、ギヤの数を減少させた構成でありながら、押出体7の基部の一対の取付部41が1個の押出ギヤ12を挾持するので、安定して作動させられる。FIG. 8 shows another embodiment of the fastening member pushing tool, in which one
Therefore, since the pair of mounting
(実施形態の作用)
本願の止着部材押込み具は、上記構成であり、以下、組立の一例を示す。
先端側は開口させた開口部5を形成した筒状部材となる本体ケース1の一方側ケース35と他方側ケース36の何れか一方となる、例えば、一方側ケース35に一方側面10を設け、一方側ケース35の一方側面10に一方側ギヤ溝11を設ける。
押出ギヤ12の取付軸13に、先端が一方側ケース35の開口部5から突出する頭部押出部14を有する押出体7の基部を軸装する。押出ギヤ12が一方側ギヤ溝11に噛み合わうようにして、押出体7と押出ギヤ12とを一方側ケース35内に収容する。(Operation of the embodiment)
The fastening member pushing tool of this application is the said structure, and shows an example of an assembly below.
The front end side is one of the one
The base portion of the extruded
一方側ケース35の一方側ギヤ溝11に相対向する面に他方側ギヤ溝21を形成した支持体20を、他方側ギヤ溝21が押出ギヤ12に噛み合うように一方側ケース35内に嵌め込む。
なお、押出ギヤ12および押出体7と支持体20との一方側ケース35への装着順序は何れが先でもよい。
押出体7の外周のガイド溝31と、一方側ギヤ溝11および他方側ギヤ溝21の夫々との間に、ガイドギヤ32を嵌合させて噛み合わせる。
この状態で、一方側ケース35を他方側ケース36により蓋するように固定すると、組立が完了する。The
In addition, any order may be sufficient as the mounting order to the one
A
In this state, when the one
止着部材押込み具は、支持体20の当接部22を面部3の表面に当接させ、押出体7の頭部押出部14と面部3との間に止着部材2を位置させて、持ち手4により本体ケース1を面部3に向けて押すと、一方側ギヤ溝11が押出ギヤ12を回転させながら、本体ケース1は面部3に接近する。
本体ケース1を面部3に接近させると、支持体20の他方側ギヤ溝21に噛み合っている押出ギヤ12は、図1において時計回転しながら開口部5に向けて移動し、押出ギヤ12の移動により押出体7は面部3に向けて移動し、押出体7は面部3に向けて止着部材2を押出して面部3に押し込むことになる。The fastening member pushing tool abuts the abutting
When the
そのため、押出体7は、倍力押出機構6の押出ギヤ12の径により本体ケース1を押す原動源となる人力を増幅させて止着部材2を面部3に向けて押出し、止着部材2の押し込み作業を容易にする。
止着部材押込み具は、一方側ギヤ溝11と押出ギヤ12と支持体20の他方側ギヤ溝21とにより構成する倍力押出機構6により、押出体7を本体ケース1から押出すので、止着部材2の押し込む際の打音の発生はない。
即ち、押出体7の頭部押出部14は、止着部材2の頭部から離れることなく、面部3に向けて押出すので、金槌のような打撃による衝撃音が発生することはない。Therefore, the
The fastening member pushing tool pushes the extruded
That is, the
支持体20には、当接部22を本体ケース1より面部3に向けて所定位置まで突出させるセット機構23を設け、セット機構23は支持体20を面部3に向けて突出するように付勢するバネ24と、バネ24による支持体20の移動を所定位置にて停止させるストッパ26により形成しているので、作業開始前は、支持体20はバネ24により開口部5方向に付勢され、ストッパ26により当接部22を所定位置にて停止させて本体ケース1から突出させている。
そのため、支持体20の先端の当接部22は、押出体7の先端の頭部押出部14と面部3との間に止着部材2が入るように所定間隔おいて、押出体7の先端の頭部押出部14を位置させる。The
Therefore, the abutting
この状態で、支持体20の当接部22を面部3の表面に当接させ、押出体7の先端の頭部押出部14と面部3との間に止着部材2を位置させて、持ち手4によりバネ24の弾力に抗して本体ケース1を面部3に向けて押すと、押出ギヤ12の移動により押出体7が止着部材2を押出して面部3に押し込む。
次に、面部3の表面から、支持体20の当接部22を外すと、バネ24の弾力により、支持体20の当接部22は本体ケース1の開口部5から突出し、次の止着部材2の押込作業を行う。
セット機構23のストッパ26は支持体20に設け、本体ケース1の他方側面25に設けた固定側係合部材27に係合離脱自在に形成しているので、作業開始前では、固定側係合部材27に支持体20に設けたストッパ26が当接して、支持体20の先端の当接部22を本体ケース1に対して所定位置に位置させる。In this state, the abutting
Next, when the
The
反対に、持ち手4により本体ケース1を面部3に向けて押すと、ストッパ26が固定側係合部材27から本体ケース1の奥側に移動し、バネ24は伸長されるので、面部3の表面から支持体20の当接部22を外すと、バネ24は縮小して支持体20の当接部22を作業開始位置に復帰させる。
本体ケース1の面部3への押し付けによって行う止着部材2の押込み作業を、面部3の表面から支持体20の当接部22を外すだけで、連続反復作業として行えるので、作業性を向上させられる。
本体ケース1内の押出ギヤ12よりも開口部5側の所定位置には、押出体7の押出移動を案内するガイド機構30を設けているので、押出体7は本体ケース1内を開口部5に向けて円滑確実に移動し、作業性を向上させられる。On the contrary, when the
Since the pressing operation of the
Since a
ガイド機構30は支持体20の一方側ギヤ溝11と他方側ギヤ溝21の夫々と対向する押出体7の外周にガイド溝31を夫々形成し、一方側ギヤ溝11および他方側ギヤ溝21の夫々とガイド溝31の間にガイドギヤ32を噛み合わせて構成しているので、押出体7が移動すると、一方側ギヤ溝11および他方側ギヤ溝21の夫々と対面するガイド溝31に噛み合っているガイドギヤ32が回転し、押出体7は一方側と他方側のガイドギヤ32により挟持された状態で移動する。
そのため、押出体7は本体ケース1内を開口部5に向けて円滑確実に移動し、作業性を向上させられる。
同様に、支持体20と本体ケース1の他方側面25との間にローラ33を設けているので、支持体20に対する本体ケース1の移動を円滑にし、作業性を向上させられる。The
Therefore, the
Similarly, since the
図5の他の実施形態では、本体ケース1内の一方側ギヤ溝11に噛み合わせた押出ギヤ12には該押出ギヤ12より小径の小径ギヤ40を一体状に設け、小径ギヤ40に押出体7のガイド溝31を噛み合わせているので、本体ケース1を面部3に接近させると、支持体20の他方側ギヤ溝21に噛み合っている押出ギヤ12は、図5において時計回転しながら開口部5に向けて移動し、押出ギヤ12と一体回転する小径ギヤ40の移動回転により押出体7は面部3に向けて移動し、押出体7は面部3に向けて止着部材2を押出して面部3に押し込むことになる。
そのため、倍力押出機構6の押出ギヤ12の径および小径ギヤ40とのギヤ比により、一層、原動源となる人力を増幅させて止着部材2を面部3に向けて押出し、止着部材2の押し込み作業を容易にする。In another embodiment of FIG. 5, a small-
Therefore, the
1…本体ケース、2…止着部材、3…面部、4…持ち手、5…開口部、6…倍力押出機構、7…押出体、10…一方側面、11…一方側ギヤ溝、12…押出ギヤ、13…取付軸、14…頭部押出部、20…支持体、21…他方側ギヤ溝、22…当接部、23…セット機構、24…バネ、25…他方側面、26…ストッパ、27…固定側係合部材、30…ガイド機構、31…ガイド溝、32…ガイドギヤ、35…一方側ケース、36…他方側ケース、40…小径ギヤ。
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