JP5651970B2 - 通信装置、通信制御方法、及び通信制御用プログラム - Google Patents
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Description
図1に、オープンフローの技術を用いた集中制御型ネットワークの例を示す。図1では、コントローラ1が、ルータ3、ルータ4、ルータ5等のネットワーク上のノードの設定を動的に変えて、フローベースで経路制御して負荷を分散する。或いは、コントローラ1が、特定のフローに対する統計情報を収集して、ネットワークの負荷状況をフローベースで把握して詳細に制御を行う。なお、フローとは、所定の規則(ルール)に適合するパケットに対して行うべき所定の処理(アクション)を定義したものである。
以下に、本発明の第1実施形態について説明する。
図2を参照して、本発明におけるMACフレームのフレームフォーマットの構成例と、MACアドレスとVLANタグへのフロー情報の埋め込みについて説明する。
図3を参照して、本発明を適用した通信装置におけるL2スイッチング(L2転送)の詳細について説明する。なお、L2(レイヤ2)とは、OSI参照モデルのデータリンク層(第2層)のことである。
図4を参照して、本発明を適用した通信装置におけるIP転送(L3転送)の詳細について説明する。なお、L3(レイヤ3)とは、OSI参照モデルのネットワーク層(第3層)のことである。
図5を参照して、本発明を適用した通信装置における通常フロー転送の詳細について説明する。
図6を参照して、本発明を適用した通信装置における特殊フロー転送の詳細について説明する。
従来よりも少なくて済むため、ハードウェアの検索負荷が減る。また、フローテーブルに登録する個々のフローエントリのサイズが小さくなるため、より多くのフローエントリを登録できるようになり、フロー数も大きく取れる。すなわち、判別可能なフローの種類が増える。これにより、より詳細にトラフィックを種類分けして管理することが可能になる。
図7を参照して、本発明を適用した通信装置の構成例について説明する。
以下、図8A、図8B、図8Cに示すフローチャートを参照して、図7に示す通信装置の動作を説明する。
通信装置500は、フレームの入力を受け付ける。ここでは、受信制御部501は、パケットを運ぶフレームを受信する。
MACアドレス学習部502は、受信したフレームのヘッダのフィールドを解析し、送信元MACアドレスが特殊上位ビットを含むか確認する。なお、ここでは、実施例として、送信元MACアドレスを使用する場合について説明するが、実際には、宛先MACアドレスを使用しても良い。
MACアドレス学習部502は、送信元MACアドレスが特殊上位ビットを含む場合、入力されたフレームのMACアドレスを学習する。ここでは、MACアドレス学習部502は、送信元MACアドレスとVLAN識別情報(VLAN ID)の特殊フィールドの全ビットを0にしてFDBに登録する。
MACアドレス学習部502は、送信元MACアドレスが特殊上位ビットを含まない場合、受信したパケットのMACアドレスを学習する。ここでは、MACアドレス学習部502は、送信元MACアドレスとVLAN識別情報(VLAN ID)をそのままFDBに登録する。
次に、フロー情報抽出部504は、フレームのヘッダのフィールドからフロー情報を抽出する。ここでは、フロー情報抽出部504は、フロー情報として、通常フロー情報と特殊フロー情報を、それぞれ抽出する。
図9を参照して、図7のフロー情報抽出部504における通常フロー情報の抽出方法について説明する。
図10を参照して、図7のフロー情報抽出部504における特殊フロー情報の抽出方法について説明する。
次に、フローテーブル検索部505は、抽出されたフロー情報を基に、フローテーブル506中からヒットするエントリがあるか検索する。
フローテーブル検索部505は、検索の結果、ヒットするエントリがあれば、エントリに記載された処理を、このフレームに対する処理として決定する。ここでは、ヒットするエントリがある場合は、入力時動作処理(ステップS108)へ進む。ヒットするエントリがない場合は、転送先検索(ステップS110)へ進む。
図11を参照して、図7のフローテーブル検索部505における通常フローエントリの検索と特殊フローエントリの検索の様子について説明する。
図12を参照して、特殊フィールドと他のフィールドを組み合わせた検索の様子について説明する。
入力時動作処理部507は、フローテーブル506に記載された入力時動作を実施する。通常、入力フローに対して帯域制限をかける場合等の一般的な処理は、この段階で実施する。本発明で特徴的な処理は、この段階には無い。
入力時動作処理部507は、L2/L3転送がフローテーブル506の動作指定に記載されているか確認する。L2/L3転送がフローテーブル506の動作指定に記載されている場合は、転送先検索(ステップS110)へ進む。L2/L3転送がフローテーブル506の動作指定に記載されていない場合は、出力時動作処理(ステップS121)へ進む。
転送先検索部508は、L2/L3テーブルを検索し、通常のL2スイッチングやIP転送を実施する。本発明の特徴によって、この段階においては、受信したフレームの全ビットのうち、特殊フロー情報400に使用する部分(特殊フィールド)の値を0として、L2/L3テーブルを検索して転送先と出力時のアドレスを決定する。
転送先検索部508は、受信したフレームの宛先MACアドレスが特殊上位ビットを含むか確認する。
転送先検索部508は、宛先MACアドレスが特殊上位ビットを含む場合、宛先MACアドレスの全ビットのうち、特殊フロー情報400に使用する部分(特殊フィールド102)の全ビットを0にする。なお、0にするとは、0と解釈、又は0に変換することである。
転送先検索部508は、受信したフレームの送信元MACアドレスが特殊上位ビットを含むか確認する。
転送先検索部508は、送信元MACアドレスが特殊上位ビットを含む場合、送信元MACアドレスの全ビットのうち、特殊フロー情報400に使用する部分(特殊フィールド202)の全ビットを0にする。
転送先検索部508は、受信したフレームのVLAN識別情報(VLAN ID)の全ビットのうち、特殊フロー情報400に使用する部分(特殊フィールド302)の全ビットを0にする。
転送先検索部508は、L2/L3テーブル509を検索する。ここでは、転送先検索部508は、通常のL2スイッチングのためのFDBと、IP転送のためのルーティングテーブル/ARPテーブルを検索する。
転送先検索部508は、L2/L3テーブル509の検索の結果から、宛先(転送先)が本装置(通信装置500)宛てであるか確認する。
転送先検索部508は、宛先(転送先)が本装置(通信装置500)宛てである場合、フレームを、本装置(通信装置500)内で処理し、イーサネット(登録商標)を終端する。このとき、転送先検索部508は、フレーム内のIPパケットを、本装置(通信装置500)に搭載されているCPUや他のデバイスに渡す。
転送先検索部508は、L2/L3テーブル509のルーティングテーブル/ARPテーブルで、IPネクストホップ(ネクストホップIPアドレス)が指定されているか確認する。なお、ネクストホップとは、ルーティングの際にパケットが次に行く場所である。
転送先検索部508は、IPネクストホップ(ネクストホップIPアドレス)が指定されている場合、IPネクストホップを基にARPテーブルを検索して宛先MACアドレスを決定し、受信したフレームの宛先MACアドレスを、決定した宛先MACアドレスに書き換える。
出力時動作処理部510は、フレームの出力前に、フローテーブル506に記載された出力時動作を実行する。例えば、出力時動作処理部510は、フローに対する優先制御やスケジューリング等を行う。本発明においては、MACアドレスの書き換え、VLAN識別情報(VLAN ID)の書き換え、特殊フロー情報400に使用する部分(特殊フィールド)の値の書き戻し、又は書き換えを行う。書き換える値は、フローテーブル506の動作指定の中で指定される。
出力時動作処理部510は、MACアドレスの書き換えをフローテーブル506で指定されているか確認する。
出力時動作処理部510は、MACアドレスの書き換えをフローテーブル506で指定されている場合、フローテーブル506の指定に従って、MACアドレスについて、フロー情報のビットまで含めて48ビット全てを書き換える。その後、VLAN識別情報(VLAN ID)の書き換え判定処理(ステップS128)へ進む。
出力時動作処理部510は、MACアドレスの書き換えをフローテーブル506で指定されていない場合、受信したフレームの宛先MACアドレスが特殊上位ビットを含むか確認する。
転送先検索部508は、宛先MACアドレスが特殊上位ビットを含む場合、宛先MACアドレスの特殊フィールドに、フロー情報として使用するビット列(フロー情報ビット)を上書きする。このフロー情報ビットは、受信したフレームの宛先MACアドレスから抽出された特殊フィールドの値である。ここでは、転送先検索部508は、宛先MACアドレスの特殊フィールド102のビットを、フロー情報ビットに書き換える。
転送先検索部508は、受信したフレームの送信元MACアドレスが特殊上位ビットを含むか確認する。
転送先検索部508は、送信元MACアドレスが特殊上位ビットを含む場合、送信元MACアドレスの特殊フィールドに、フロー情報として使用するビット列(フロー情報ビット)を上書きする。このフロー情報ビットは、受信したフレームの送信元MACアドレスから抽出された特殊フィールドの値である。ここでは、転送先検索部508は、送信元MACアドレスの特殊フィールド202のビットを、フロー情報ビットに書き換える。
出力時動作処理部510は、VLAN識別情報(VLAN ID)の書き換えをフローテーブル506で指定されているか確認する。
出力時動作処理部510は、VLAN識別情報(VLAN ID)の書き換えをフローテーブル506で指定されている場合、VLAN識別情報(VLAN ID)の書き換えも、MACアドレスと同様に、フローテーブル506の指定に従って、特殊フィールド302のビットを含めて12ビット全てを書き換える。
出力時動作処理部510は、VLAN識別情報(VLAN ID)の書き換えをフローテーブル506で指定されていない場合、VLAN識別情報(VLAN ID)の特殊フィールドに、フロー情報として使用するビット列(フロー情報ビット)を上書きする。このフロー情報ビットは、受信したフレームのVLAN識別情報(VLAN ID)から抽出された特殊フィールドの値である。ここでは、転送先検索部508は、VLAN識別情報(VLAN ID)の特殊フィールド302のビットを、フロー情報ビットに書き換える。
送信制御部511は、以上の処理を終えたフレームを送信する。
本発明の第2実施形態として、基本的な構成は第1実施形態と同様にした上で、特殊フロー情報400について、更に工夫することができる。
本発明の第3実施形態として、従来のネットワークに対して、本発明の第1、第2実施形態での適用が困難である場合の解決案について説明する。
本発明の第4実施形態として、通信装置が、図8A、図8B、図8Cに示したフローチャートの処理を完全には実行できない場合の対処方法について説明する。
現在、ネットワークの可視化や、より高度な仮想化を実現するため、自律分散のIP技術にコントローラを介した制御を行う需要が増えている。フロー単位に統計情報を収集したり、フローベースに経路を制御したりする用途が増えている。
本発明では、通常のフレームフォーマットにおけるMACアドレスやVLANに、フロー情報に使用する部分(特殊フィールド)を埋め込んでいるが、MACアドレスとVLANを、フロー情報に使用する部分(特殊フィールド)以外のビット(残りの部分のビット)で判定する制御方法となっている。すなわち、MACアドレスとVLANについては、特別な定義情報や付加情報を使用することなく、従来のフォーマットのサイズで解釈することができる。
2、6… 端末
3、4、5… ルータ
101、201… 特殊上位ビット
301… タグ領域
102、202、302… 特殊フィールド
103、203、303… 残余フィールド
400… 特殊フロー情報
500… 通信装置
501… 受信制御部
502… MACアドレス学習部
503… 特殊フィールド情報記憶部
504… フロー情報抽出部
505… フローテーブル検索部
506… フローテーブル
507… 入力時動作処理部
508… 転送先検索部
509… L2/L3テーブル
510… 出力時動作処理部
511… 送信制御部
Claims (6)
- 受信したフレームのヘッダのフィールドのうち、MACアドレスのフィールドに埋め込まれた第1の特殊フィールドを抽出する第1抽出手段と、
前記フレームのヘッダのフィールドのうち、VLAN識別情報(VLAN ID)のフィールドに埋め込まれた第2の特殊フィールドを抽出する第2抽出手段と、
前記第1の特殊フィールドと前記第2の特殊フィールドとを所定の規則で使用して特殊検索キーを作成する作成手段と、
前記特殊検索キーを基に、フローテーブル中からヒットするエントリを検索し、ヒットしたエントリに基づいて、前記フレームに対する処理を実行する処理手段と、
前記MACアドレスの全ビットを前半と後半に分け、前記MACアドレスの前半の所定のビットが特殊な値の特殊上位ビットであるか確認する確認手段と
を備え、
前記第1抽出手段は、前記MACアドレスの前半の所定のビットが前記特殊上位ビットである場合、前記MACアドレスの後半のビットから、前記第1の特殊フィールドを抽出し、
前記第2抽出手段は、前記VLAN識別情報(VLAN ID)から、前記第2の特殊フィールドを抽出し、
前記処理手段は、
前記フローテーブル中のヒットしたエントリに、MACアドレスの書き換え指示がある場合、前記MACアドレスを書き換える第1手段と、
前記MACアドレスの書き換え指示が無く、前記MACアドレスの前半の所定のビットが前記特殊上位ビットである場合、出力するフレームのMACアドレスに、前記第1の特殊フィールドを埋め込む第2手段と、
前記フローテーブル中のヒットしたエントリに、VLAN識別情報(VLAN ID)の書き換え指示がある場合、前記VLAN識別情報(VLAN ID)を書き換える第3手段と、
前記VLAN識別情報(VLAN ID)の書き換え指示が無い場合、出力するフレームのVLAN識別情報(VLAN ID)に、前記第2の特殊フィールドを埋め込む第4手段と、
前記MACアドレスの前半の所定のビットが前記特殊上位ビットでない場合、前記フレームのヘッダの所定のフィールドを使用して通常検索キーを生成する第5手段と、
前記通常検索キーを基に、前記フローテーブル中からヒットするエントリを検索し、ヒットしたエントリに、MACアドレス及びVLAN識別情報(VLAN ID)の書き換え指示がある場合、前記MACアドレスの前半の所定のビットを前記特殊上位ビットに書き換え、前記MACアドレスの後半のビットに前記第1の特殊フィールドを埋め込み、前記VLAN識別情報(VLAN ID)に前記第2の特殊フィールドを埋め込む第6手段と
を具備する
通信装置。 - 請求項1に記載の通信装置であって、
L2(レイヤ2)/L3(レイヤ3)転送を行う際、前記MACアドレスのうち、前記第1の特殊フィールドの全ビットを0にしたものを正式なMACアドレスと解釈する手段と、
前記L2/L3転送を行う際、前記VLAN識別情報(VLAN ID)のうち、前記第2の特殊フィールドの全ビットを0にしたものを正式なVLAN識別情報(VLAN ID)と解釈する手段と
を更に具備する
通信装置。 - 通信装置により実施される通信制御方法であって、
受信したフレームのヘッダのフィールドのうち、MACアドレスのフィールドに埋め込まれた第1の特殊フィールドを抽出する第1抽出ステップと、
前記フレームのヘッダのフィールドのうち、VLAN識別情報(VLAN ID)のフィールドに埋め込まれた第2の特殊フィールドを抽出する第2抽出ステップと、
前記第1の特殊フィールドと前記第2の特殊フィールドとを所定の規則で使用して特殊検索キーを作成する作成ステップと、
前記特殊検索キーを基に、フローテーブル中からヒットするエントリを検索し、ヒットしたエントリに基づいて、前記フレームに対する処理を実行する処理ステップと、
前記MACアドレスの全ビットを前半と後半に分け、前記MACアドレスの前半の所定のビットが特殊な値の特殊上位ビットであるか確認する確認ステップと
を備え、
前記第1抽出ステップでは、前記MACアドレスの前半の所定のビットが前記特殊上位ビットである場合、前記MACアドレスの後半のビットから、前記第1の特殊フィールドを抽出し、
前記第2抽出ステップでは、前記VLAN識別情報(VLAN ID)から、前記第2の特殊フィールドを抽出し、
前記処理ステップは、
前記フローテーブル中のヒットしたエントリに、MACアドレスの書き換え指示がある場合、前記MACアドレスを書き換える第1ステップと、
前記MACアドレスの書き換え指示が無く、前記MACアドレスの前半の所定のビットが前記特殊上位ビットである場合、出力するフレームのMACアドレスに、前記第1の特殊フィールドを埋め込む第2ステップと、
前記フローテーブル中のヒットしたエントリに、VLAN識別情報(VLAN ID)の書き換え指示がある場合、前記VLAN識別情報(VLAN ID)を書き換える第3ステップと、
前記VLAN識別情報(VLAN ID)の書き換え指示が無い場合、出力するフレームのVLAN識別情報(VLAN ID)に、前記第2の特殊フィールドを埋め込む第4ステップと、
前記MACアドレスの前半の所定のビットが前記特殊上位ビットでない場合、前記フレームのヘッダの所定のフィールドを使用して通常検索キーを生成する第5ステップと、
前記通常検索キーを基に、前記フローテーブル中からヒットするエントリを検索し、ヒットしたエントリに、MACアドレス及びVLAN識別情報(VLAN ID)の書き換え指示がある場合、前記MACアドレスの前半の所定のビットを前記特殊上位ビットに書き換え、前記MACアドレスの後半のビットに前記第1の特殊フィールドを埋め込み、前記VLAN識別情報(VLAN ID)に前記第2の特殊フィールドを埋め込む第6ステップと
を含む
通信制御方法。 - 請求項3に記載の通信制御方法であって、
L2(レイヤ2)/L3(レイヤ3)転送を行う際、前記MACアドレスのうち、前記第1の特殊フィールドの全ビットを0にしたものを正式なMACアドレスと解釈することと、
前記L2/L3転送を行う際、前記VLAN識別情報(VLAN ID)のうち、前記第2の特殊フィールドの全ビットを0にしたものを正式なVLAN識別情報(VLAN ID)と解釈することと
を更に含む
通信制御方法。 - 通信装置に実行させるための通信制御用プログラムであって、
前記通信制御用プログラムは、
受信したフレームのヘッダのフィールドのうち、MACアドレスのフィールドに埋め込まれた第1の特殊フィールドを抽出する第1抽出ステップと、
前記フレームのヘッダのフィールドのうち、VLAN識別情報(VLAN ID)のフィールドに埋め込まれた第2の特殊フィールドを抽出する第2抽出ステップと、
前記第1の特殊フィールドと前記第2の特殊フィールドとを所定の規則で使用して特殊検索キーを作成する作成ステップと、
前記特殊検索キーを基に、フローテーブル中からヒットするエントリを検索し、ヒットしたエントリに基づいて、前記フレームに対する処理を実行する処理ステップと、
前記MACアドレスの全ビットを前半と後半に分け、前記MACアドレスの前半の所定のビットが特殊な値の特殊上位ビットであるか確認する確認ステップと
を備え、
前記第1抽出ステップでは、前記MACアドレスの前半の所定のビットが前記特殊上位ビットである場合、前記MACアドレスの後半のビットから、前記第1の特殊フィールドを抽出し、
前記第2抽出ステップでは、前記VLAN識別情報(VLAN ID)から、前記第2の特殊フィールドを抽出し、
前記処理ステップは、
前記フローテーブル中のヒットしたエントリに、MACアドレスの書き換え指示がある場合、前記MACアドレスを書き換える第1ステップと、
前記MACアドレスの書き換え指示が無く、前記MACアドレスの前半の所定のビットが前記特殊上位ビットである場合、出力するフレームのMACアドレスに、前記第1の特殊フィールドを埋め込む第2ステップと、
前記フローテーブル中のヒットしたエントリに、VLAN識別情報(VLAN ID)の書き換え指示がある場合、前記VLAN識別情報(VLAN ID)を書き換える第3ステップと、
前記VLAN識別情報(VLAN ID)の書き換え指示が無い場合、出力するフレームのVLAN識別情報(VLAN ID)に、前記第2の特殊フィールドを埋め込む第4ステップと、
前記MACアドレスの前半の所定のビットが前記特殊上位ビットでない場合、前記フレームのヘッダの所定のフィールドを使用して通常検索キーを生成する第5ステップと、
前記通常検索キーを基に、前記フローテーブル中からヒットするエントリを検索し、ヒットしたエントリに、MACアドレス及びVLAN識別情報(VLAN ID)の書き換え指示がある場合、前記MACアドレスの前半の所定のビットを前記特殊上位ビットに書き換え、前記MACアドレスの後半のビットに前記第1の特殊フィールドを埋め込み、前記VLAN識別情報(VLAN ID)に前記第2の特殊フィールドを埋め込む第6ステップと
を含む
通信制御用プログラム。 - 請求項5に記載の通信制御用プログラムであって、
L2(レイヤ2)/L3(レイヤ3)転送を行う際、前記MACアドレスのうち、前記第1の特殊フィールドの全ビットを0にしたものを正式なMACアドレスと解釈するステップと、
前記L2/L3転送を行う際、前記VLAN識別情報(VLAN ID)のうち、前記第2の特殊フィールドの全ビットを0にしたものを正式なVLAN識別情報(VLAN ID)と解釈するステップと
を更に通信装置に実行させるための通信制御用プログラム。
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