JP5640771B2 - Electric vacuum cleaner - Google Patents
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Description
本発明は集塵用紙パックを備えた電気掃除機に係り、特に、集塵用紙パックの上蓋への吸着防止に関するものである。 The present invention relates to a vacuum cleaner provided with a dust collection paper pack, and more particularly to prevention of adsorption to an upper cover of a dust collection paper pack.
従来、電気掃除機本体の集塵室内に集塵袋である紙パックを設け、この紙パックが集塵室の上蓋へ吸着するのを防止するため、上蓋の裏面にリブを立設していた(例えば、特許文献1参照)。
また、近年では意匠性を高めるため、上蓋の裏面にはリブ等は設けず、意匠面である上蓋表面と同形状としている。
Conventionally, a paper pack, which is a dust collection bag, is provided in the dust collection chamber of the main body of the vacuum cleaner, and a rib is erected on the back surface of the top cover to prevent the paper pack from adsorbing to the upper cover of the dust collection chamber. (For example, refer to Patent Document 1).
In recent years, in order to improve the design, no ribs or the like are provided on the back surface of the upper lid, and the shape is the same as that of the upper lid surface which is the design surface.
図8に示すように、従来の電気掃除機では、紙パックの集塵袋内が塵埃で満杯になると、集塵袋が膨張して、集塵室の上蓋の裏面に設けたリブにより紙パックが破れるといった問題があった。つまり、通常、プラスティックで構成される上蓋に、リブ等、厚みの異なる部分があると、金型による加工時、冷却に伴うプラスティックの収縮により、上蓋意匠面にヒケ等が発生するのを避けるためと、型抜きの制約から、リブの先端は1mm以下のエッジ形状となるからである。 As shown in FIG. 8, in the conventional vacuum cleaner, when the dust bag of the paper pack is filled with dust, the dust bag expands and the paper pack is provided by the rib provided on the back surface of the upper cover of the dust chamber. There was a problem of breaking. In other words, when there are parts with different thicknesses, such as ribs, on the upper lid that is usually made of plastic, to avoid the occurrence of sink marks on the upper lid design surface due to the shrinkage of the plastic accompanying cooling during processing with the mold. This is because the tip of the rib has an edge shape of 1 mm or less due to the restriction of die cutting.
また、加飾等の2次加工の自由度が著しく低下し、意匠性を損ねるといった課題もあった。 Moreover, the freedom degree of secondary processes, such as decoration, fell remarkably and there also existed a subject that designability was impaired.
したがって、近年の電気掃除機では、意匠性を高めるため上蓋の裏面にはリブ等は設けず、意匠面である上蓋表面と同形状とするものがある。しかし、紙パックの集塵袋内が塵埃で満杯になると、集塵袋が膨張して上蓋の裏面に密着するため、吸引路を確保できなくなり、吸引性能が著しく低下するという問題があった。 Therefore, some recent vacuum cleaners have the same shape as the upper lid surface, which is the design surface, without providing ribs or the like on the back surface of the upper lid in order to improve the design. However, when the inside of the dust bag of the paper pack is filled with dust, the dust bag expands and comes into close contact with the back surface of the upper lid, so that there is a problem that the suction path cannot be secured and the suction performance is significantly reduced.
本発明は、このような問題点を解決するために為されたものであり、第1の目的は、紙パックの集塵袋が塵埃で満杯になった場合でも、吸引性能の低下を抑制可能な電気掃除機を提供することにある。
また、第2の目的は、電気掃除機本体の意匠の要となる上蓋の意匠性や加工の自由度を高めることが可能な電気掃除機を提供することにある。
The present invention has been made to solve such problems, and a first object is to suppress a reduction in suction performance even when the dust bag of the paper pack is filled with dust. Is to provide a simple vacuum cleaner.
Moreover, the 2nd objective is to provide the vacuum cleaner which can raise the designability of the upper cover used as the key of the design of a vacuum cleaner main body, and the freedom degree of a process.
本発明に係る電気掃除機は、電動送風機と、ホース接続口を有するとともに集塵袋と台紙から成る紙パックを収容する集塵室と、この集塵室の上部開口を開閉自在に覆う上蓋とを備え、上蓋を構成する面の一部領域を起伏させて上蓋を凹凸形状とするとともに、凹凸形状によって形成される上蓋の裏面の凹部がホース接続口側から電動送風機側に至る風路の一部を形成するものである。 An electric vacuum cleaner according to the present invention includes an electric blower, a dust collection chamber that has a hose connection port and accommodates a paper pack made of a dust collection bag and a mount, and an upper lid that freely opens and closes the upper opening of the dust collection chamber. A part of the surface constituting the upper lid is undulated to make the upper lid uneven, and a recess on the back surface of the upper lid formed by the uneven shape is a part of the air path from the hose connection port side to the electric blower side. The part is formed.
本発明によれば、集塵袋が塵埃で満杯になっても上蓋裏面の凹部が風路の一部を形成するので、吸引性能の低下を抑制できる。 According to the present invention, even when the dust collection bag is filled with dust, the concave portion on the back surface of the upper lid forms a part of the air path, so that a reduction in suction performance can be suppressed.
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る電気掃除機を示す外観斜視図である。図2は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の掃除機本体の外観斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の掃除機本体の上蓋を開けた構成を示す外観斜視図である。図4は、本発明に係る電気掃除機の掃除機本体5の中央断面図である。図5は、本発明に係る電気掃除機の掃除機本体5の上面図であり、加飾用としての別部品を外した状態である。
FIG. 1 is an external perspective view showing a vacuum cleaner according to
図1に示すように、電気掃除機100は、吸込具1と、吸引パイプ2と、接続パイプ3と、ホース4と、掃除機本体5とから構成されている。
As illustrated in FIG. 1, the
吸込具1は床面上の塵埃及び含塵空気を吸い込む。吸込具1の出口側には真直な円筒状の吸引パイプ2の一端が接続されている。吸引パイプ2の他端には、電気掃除機100の運転を制御する動作スイッチ2aが設置された取手が設けられており、接続パイプ3の一端が接続されている。接続パイプ3の他端には、可撓性を有する蛇腹状のホース4の一端が接続されている。さらに、ホース4の他端には、掃除機本体5が接続されている。
The
掃除機本体5は紙パック式およびサイクロン方式のいずれも対応可能であり、図示しない電源コードを介して外部電源に接続され、動作スイッチ2aにより通電されることで集塵動作を行う。吸込具1、吸引パイプ2、接続パイプ3およびホース4は、含塵空気を掃除機本体5の外から内部に流入させるための流通路の一部を構成する。
The vacuum cleaner
次に、掃除機本体5の構成を図2〜図5を用いて説明する。
図2〜図5に示すように、電気掃除機100の掃除機本体5は、上蓋51と、加飾用としての別部品52と、下ケース53と、下ケース53に取り付けられ、掃除機本体5を手で持ち運びができるようにする為の取手54と、下ケース53に取り付けられた1つの前輪55と、径が前輪より大きく、下ケース53を回転移動可能なように支持する2つの後輪56とを備えている。
Next, the structure of the
As shown in FIGS. 2 to 5, the vacuum cleaner
次に、下ケース53の内部構成について説明する。
図4において、左側を前方(上流側)と呼び、右側を後方(下流側)と呼ぶ。下ケース53内の前方には集塵室531が設けられ、後方には吸引動力部である電動送風機532が設けられている。また、集塵室531と電動送風機532との間には、セパレーター533が設けられており、ここに微細塵を捕捉するフィルターが設置される。また、下ケース53の前方にはホース4と連通する開口部であるホース接続口534Hが集塵室531と連通する形で形成されており、このホース接続口はゴムなどの弾性部材から成るシールパッキン534で覆われている。
Next, the internal configuration of the
In FIG. 4, the left side is referred to as the front (upstream side), and the right side is referred to as the rear (downstream side). A
電動送風機532に通電することで、塵埃を含む外気を、吸込具1から吸引パイプ2、接続パイプ3、ホース4を介して集塵室531内に設けられた集塵袋62内に吸引する。その他、掃除機本体5には、制御基板535、表示部(図示せず)、コードリール部536、排気口(図示せず)などが設けられている。
By energizing the
上蓋51は、左右方向に凹凸形状で、上蓋51の裏面の凹部7Hは、ホース接続口534H側から電動送風機532側へ、すなわち、前方から後方へほぼ直線的に延在する。そして、この凹凸形状は、上蓋51の略中央部に形成される。
The
次に、電動送風機532が発生する吸引風の流れについて説明する。図7は紙パック6の集塵袋62内が満杯になる前の空気の流れを示し、図4は紙パック6の集塵袋62内が塵埃で満杯になった状態の空気の流れを示す。
Next, the flow of the suction air generated by the
電気掃除機100を運転すると、電動送風機532の吸引力により、外部から含塵空気が、吸込具1、吸引パイプ2、接続パイプ3およびホース4を通過して、シールパッキン534の付いたホース接続口534H、紙パック台紙61の穴を介して紙パック6の集塵袋62に流入する。集塵袋62によって塵埃が捕捉された空気の流れは、主風路A(図7参照)とバイパス風路B(図4参照)の二手に別れる。上蓋51の裏面の凹部7H(図6参照)がバイパス風路Bの一部を形成する。主風路Aを流れる空気は、後方のセパレーター533を通過して微細塵が取り除かれた後、電動送風機532を通過して排気口から外部へ排出される。
When the
一方、バイパス風路Bを流れる空気は、図4に示すように、ホース接続口534Hを経由して集塵袋62に入り、集塵袋62の上部から凹凸形状である上蓋51の裏面の凹部7H(図6参照)を流れ、凹部7Hの後端からセパレーター533、電動送風機532を通過して排気口(図示せず)から外部へ排出される。ここで、凹部7Hの風の流れに直交する断面形状は、前後方向に延存する凹部7Hに亘り略同一形状である。
On the other hand, as shown in FIG. 4, the air flowing through the bypass air passage B enters the
紙パック6の集塵袋62内が塵埃で満杯になった状態で電気掃除機100の運転を継続すると、集塵袋62の主風路Aの下流から順に塵埃が堆積し、圧縮されていく。そして、集塵袋62内の台紙61と対向する側から塵埃が溜まって行き、重力によりさらに集塵室531内の下部に溜まっていく。
When the operation of the
仮にバイパス風路Bが確保されていない場合、やがて塵埃で集塵袋62が満杯となり、集塵室531内の下流側と底部を埋め尽くし、集塵室531の上部(上蓋51)まで達して、上蓋51に密着するようになる。こうなると、主風路Aの流路が詰まっていき、次第に風路が細くなっていくため、圧力損失が大きくなり、吸引性能が急激に低下する。そして、集塵袋62内の前部はまだ塵埃の収容能力があるにも拘わらず、最終的には殆ど流れなくなって吸引できなくなってしまう。その結果、電力を多く消費するにも拘わらず、吸引できないという問題が発生する。また、電動送風機532を冷却する空気が確保できなくなるため、長時間運転を継続すると、電動送風機532の発熱が蓄積して、電動送風機532の焼損を招く虞がある。
If the bypass air passage B is not secured, the
そこで、上蓋51の裏面に設けた凹凸形状にてバイパス風路Bを構成することで、上記の問題を解決することができる。
集塵袋62が満杯になると、やがて集塵袋62は集塵室531内の主流の下流側及び底部を埋め尽くし、集塵室531の上部(上蓋51)まで達しようとするが、上蓋51の裏面の凹部7Hによって、集塵袋62の上面全部が上蓋51の下面に密着することがない。この時、主風路Aは塞がってしまっているため、空気の流路は図4のように、バイパス風路Bを介して流れる。即ち、集塵袋62内のまだ詰まっていなくて収容能力のある上流に入り込み、そこから集塵袋62内を上方へ昇って集塵袋62を出て、上蓋51の裏面の凹部7Hに流れ込み、凹部7Hから出た後、下降し、セパレーター533、電動送風機532を通過して排気口(図示せず)から外部へ排出される。
Therefore, the above problem can be solved by configuring the bypass air passage B with the uneven shape provided on the back surface of the
When the
すなわち、集塵袋62が膨らんでも、集塵袋62が上蓋51の裏面と当たる部分はおおむね上蓋51の裏面の凹凸形状の内の凸部だけとなり、凹凸形状がない場合と比較し、集塵袋62が上蓋51の裏面に密着される面積を減らすことができる。したがって、集塵袋62の内側から外側へ空気が通過する面積を確保することができ、集塵袋62における圧損を低減することができる。
That is, even when the
また、集塵袋62が上蓋51に密着されない部分は上蓋51の裏面の凹凸形状の内の凹部7Hに臨み、この凹部7Hはホース接続口534Hから電動送風機532側に延びる風路(バイパス風路B)の一部を形成するので、風路抵抗が少なく、バイパス風路Bにおける圧損を低減することができる。
Further, the portion where the
なお、図6において、上蓋51裏面の凹凸形状を形成するためのb寸法(上蓋裏面と凸部頂点距離のうち最も離れている寸法)は、10mm以上が望ましい。これは、紙パックの集塵袋の材質にもよるが、b寸法が小さい場合、バイパス風路用として凹凸形状を形成しでも、紙パックが満杯になると凹凸形状全域に密着してしまうためである。 In FIG. 6, it is desirable that the dimension “b” for forming the uneven shape on the back surface of the upper lid 51 (the farthest distance between the back surface of the upper lid and the vertex distance of the convex portion) is 10 mm or more. This depends on the material of the dust bag of the paper pack, but if the dimension b is small, even if the concave / convex shape is formed for the bypass air passage, it will adhere to the entire concave / convex shape when the paper pack is full. is there.
また、上蓋51の裏面の凹部7Hは、ホース接続口534H側から電動送風機532側へ略直線的に延在するように構成するので、風路抵抗がさらに抑制される。
Moreover, since the recessed
さらに、上蓋51の裏面の凹部7Hの風路に直交する断面形状を略同一としたので、風路抵抗がさらに抑制される。
Furthermore, since the cross-sectional shape orthogonal to the air path of the
このように、実施の形態1に係る電気掃除機では、集塵袋が塵埃で満杯になり主風路が閉塞してもバイパス風路を確保できるので、電気掃除機の吸引性能の低下を抑制できる。
また、電動送風機を冷却する空気の風路も確保できるので電動送風機の焼損の発生を抑制できる。
As described above, in the vacuum cleaner according to the first embodiment, even if the dust collection bag is filled with dust and the main air passage is blocked, a bypass air passage can be secured, thereby suppressing a reduction in suction performance of the vacuum cleaner. it can.
Moreover, since the air path of the air which cools an electric blower can also be ensured, generation | occurrence | production of the burning of an electric blower can be suppressed.
また、上蓋の形状が凹凸形状であるため、凹凸形状がない場合と比較し強度を増すことができる。その結果、掃除動作中の上蓋内の負圧と上蓋外部の大気圧との差により上蓋に荷重がかかったとしても、上蓋の変形が抑制され、シール性の信頼性の高い電気掃除機を提供できる。
特に、上蓋の略中央部を凹凸形状としたので、上蓋に荷重がかかった場合、応力が集中する略中央部の強度が増し、上蓋の変形を効率よく抑制できる。
Moreover, since the shape of an upper cover is uneven | corrugated shape, intensity | strength can be increased compared with the case where there is no uneven shape. As a result, even if a load is applied to the top cover due to the difference between the negative pressure inside the top cover during cleaning and the atmospheric pressure outside the top cover, deformation of the top cover is suppressed and a highly reliable vacuum cleaner is provided. it can.
In particular, since the substantially central portion of the upper lid has an uneven shape, when a load is applied to the upper lid, the strength of the substantially central portion where the stress concentrates increases, and the deformation of the upper lid can be efficiently suppressed.
なお、図8に示す従来技術のように、上蓋の裏面に複数のリブを立設しても、塵埃で満杯となって膨張した集塵袋の上蓋への密着を抑制してバイパス流路を確保できるが、厚みの薄いリブが集塵袋を押すことにより、集塵袋が破損し易いといった問題があった。しかし、本発明の凹凸形状では、集塵袋に当たる凸部の面積を広くできる。実施の形態1においては、集塵袋に当たる凸部の幅寸法は10mm程度である。つまり、この凸部の左右方向及び前後方向の寸法を大きくできるので、紙パックの集塵袋が上蓋裏面に高い圧力で押しても、集塵袋への応力集中が緩和され、破損しにくい。特に、集塵袋に当たる凸部のエッジをとって滑らかに形成すれば、集塵袋の破損防止効果が高まる。
In addition, even if a plurality of ribs are erected on the back surface of the upper lid as in the prior art shown in FIG. Although it can be ensured, there is a problem that the dust collection bag is easily damaged when the thin rib pushes the dust collection bag. However, in the concavo-convex shape of the present invention, the area of the convex portion that hits the dust bag can be increased. In
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る電気掃除機は、掃除機本体の上蓋の意匠面に加飾用としての別部品を設けたものである。その他の構成は、実施の形態1の構成と同様である。
The vacuum cleaner which concerns on
図6において、掃除機本体5の上蓋51の意匠面に加飾を施すため、上蓋51の凹凸形状を表側から覆う加飾用別部品52を設けた。加飾用別部品52を取り付ける取付部51aを、上蓋51の表側の凹部8Hの両端面に複数対設ける。取付部51aは、上蓋51の表面から突出する爪部51bであり、加飾用別部品52には爪部51bと係止される係止穴52aが設けられる。なお、爪部51bの代わりに上蓋51を貫通しない凹状部とし、加飾用別部品52に爪部を設けてもよい。いずれにしても、上蓋51の取付部51aは、上蓋51を貫通することがないので、集塵室531内の負圧により上蓋51から外部の空気が侵入ことがなく、吸引性能が低下しない。
In FIG. 6, in order to decorate the design surface of the
このように、実施の形態2に係る電気掃除機では、上蓋に加飾用別部品の形状を、特に裏面に凹凸のない形状としたので、加飾用治具の受け部が不均一となること等がなくなり、デザイン性及び加飾デザインの自由度(塗装、ホットスタンプ、シルク印刷等)が高くなり、商品価値を高めることができる。また量産の歩留まりも良い。
また、加飾用として別部品でるため、上蓋との組み合わせ(例えば、塗装や練り込み材、透明材料等)を自由に選定することができ、デザイン性及び加飾デザインの自由度が高い電気掃除機を提供できる。
As described above, in the vacuum cleaner according to the second embodiment, the shape of the separate part for decoration on the upper lid is made to have a shape with no irregularities on the back surface in particular, so that the receiving part of the decoration jig becomes uneven. The design value and the degree of freedom of decorative design (painting, hot stamping, silk printing, etc.) are increased, and the product value can be increased. Also, mass production yield is good.
In addition, since it is a separate part for decoration, the combination with the upper lid (for example, paint, kneading material, transparent material, etc.) can be freely selected, and the electric cleaning with high designability and high degree of freedom of decoration design Can provide a machine.
また、上蓋に加飾用別部品を取り付けるための取付部を上蓋の表側の凹部の両端面に設けるとともに、取付部は、上蓋表面から突出する爪部または上蓋を貫通しない凹状部で形成したので、上蓋に穴が開かないので上蓋における空気漏れがなく、掃除機の吸引性能が低下しない。 In addition, the attachment part for attaching another decorative part to the upper lid is provided on both end faces of the concave part on the front side of the upper lid, and the attachment part is formed by a claw part protruding from the upper lid surface or a concave part that does not penetrate the upper lid. Since no hole is opened in the upper lid, there is no air leakage in the upper lid, and the suction performance of the vacuum cleaner does not deteriorate.
実施の形態3.
実施の形態2における取付部51aを上蓋51に形成する方法について、図9及び図10を用いて説明する。
図9に示すように、スライド金型57aと補助金型57bとを用いて上蓋51の爪部51bを形成する。実際には、上蓋51の下側の空間に金型(図示せず)を配置し、この下金型と、スライド金型57aと補助金型57bとで上蓋51を形成する空間(隙間)を形成し、この空間に樹脂を流し込んで爪部51bを有する上蓋51を製造する。
Embodiment 3 FIG.
A method for forming the mounting
As shown in FIG. 9, the
次に、図10に示すように、補助金型57bを上方に抜き、スライド金型57aを左方向にcだけスライドさせ、爪部51bと離型する。そして、スライド金型57aを上方に抜き、上蓋51が成形される。このように、上蓋51の表側の凹部の幅寸法は、取付部51aをスライド金型57aで形成するためのスライド幅cよりも大きくなる。
なお、スライド金型57aにより、上蓋51表面から突出する爪部51bを形成したが、爪部51bの代わりに上蓋51側に窪む凹状部を形成することもできる。
Next, as shown in FIG. 10, the
In addition, although the nail | claw
スライド金型57aを用いないと、例えば爪部51bを形成するための金型を抜くための穴が、爪部51b下方の上蓋51にできてしまうからである。上蓋51表面の両端凹部幅寸法aは、取付部51aをスライド金型で形成するための金型のスライド幅c(図10参照)よりも大きくする。これにより、上蓋51に貫通穴を開けることなく、上蓋51に取付部51aを形成することができる。
If the
さらに、上蓋51表面の両端部の凹部8Hの幅を、凹部8Hに亘り略同一としたことで、金型スライドを分割しなくてもよいので、スライド金型の強度を高めることができる。
Furthermore, since the width of the
このように、実施の形態3に係る電気掃除機では、上蓋に上蓋に加飾用別部品を取り付けるための取付部が設けられる上蓋の表側の凹部の幅寸法は、取付部をスライド金型で形成するためのスライド幅よりも大きくしたので、スライド金型により取付部を形成できるので、上蓋に穴が開かず、上蓋における空気漏れがなく、掃除機の吸引性能が低下しない。 Thus, in the vacuum cleaner according to Embodiment 3, the width dimension of the concave portion on the front side of the upper lid where the upper lid is provided with the attachment portion for attaching the decorative part to the upper lid is the slide mold. Since it is larger than the slide width for forming, the mounting portion can be formed by a slide mold, so that no hole is opened in the upper lid, no air leaks in the upper lid, and the suction performance of the cleaner does not deteriorate.
また、取付部が設けられる上蓋の表側の凹部の幅寸法を、上蓋の表側の凹部に亘り略同一としたので、スライド金型の強度を高めることができ、取付部の製造が容易になる。 Further, since the width dimension of the concave portion on the front side of the upper lid provided with the mounting portion is made substantially the same across the concave portion on the front side of the upper lid, the strength of the slide mold can be increased, and the manufacturing of the mounting portion is facilitated.
1 吸込具、2 吸引パイプ、2a スイッチ、3 接続パイプ、4 ホース、5 掃除機本体、6 紙パック、7H 上蓋裏面の凹部、8H 上蓋表面の凹部、51 上蓋、51a 取付部、51b 爪部、52 加飾用別部品、52a 係止穴、53 下ケース、54 取手、55 前輪、56 後輪、57a スライド金型、57b 補助金型、61 台紙、62 集塵袋、100 電気掃除機、531 集塵室、532 吸引動力部である電動送風機、533 セパレーター、534 シールパッキン、534H ホース接続口、535 制御基板、536 コードリール部、A 主風路、B バイパス風路。
DESCRIPTION OF
Claims (8)
ホース接続口を有するとともに集塵袋と台紙から成る紙パックを収容する集塵室と、
この集塵室の上部開口を開閉自在に覆う上蓋とを備え、
前記上蓋を構成する面の一部領域を起伏させて前記上蓋を凹凸形状とするとともに、前記凹凸形状によって形成される前記上蓋の裏面の凹部が前記ホース接続口側から前記電動送風機側に至る風路の一部を形成することを特徴とする電気掃除機。 An electric blower,
A dust collection chamber having a hose connection port and accommodating a paper pack comprising a dust collection bag and a mount;
An upper lid that covers the upper opening of the dust collecting chamber so as to be freely opened and closed;
A part of the surface constituting the upper lid is undulated to make the upper lid uneven, and the recess formed on the back surface of the upper lid formed by the uneven shape extends from the hose connection port side to the electric blower side. A vacuum cleaner characterized by forming part of a road.
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