JP5638562B2 - Solar thermal power plant and operation method thereof - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、太陽熱利用発電プラントおよびその運転方法に関する。 Embodiments described herein relate generally to a solar thermal power plant and an operation method thereof.
二酸化炭素の排出量の削減、化石燃料の価格高騰や供給不安などを背景として、再生可能エネルギの導入の拡大が図られている。太陽エネルギは、環境への悪影響が少ない再生可能エネルギの一つである。そのため、太陽エネルギを利用した様々な発電プラントが検討されている。 The introduction of renewable energy is being promoted against the backdrop of reductions in carbon dioxide emissions, rising fossil fuel prices and supply concerns. Solar energy is one of the renewable energies that has little adverse effect on the environment. For this reason, various power plants using solar energy have been studied.
太陽熱利用発電プラントとして、例えば、太陽熱を利用して蒸気を発生させ、その蒸気を利用して蒸気タービンを駆動するものがある。図7は、太陽熱を補助熱源とした従来の太陽熱利用発電プラントの概要を示す図である。 As a solar thermal power generation plant, for example, there is one that generates steam using solar heat and drives a steam turbine using the steam. FIG. 7 is a diagram showing an outline of a conventional solar thermal power plant using solar heat as an auxiliary heat source.
図7に示すように、従来の太陽熱利用発電プラントは、ボイラ200、蒸気タービン201、復水器202、給水加熱器203a、203b、203cを備える主経路を備えている。また、太陽熱加熱装置210において太陽エネルギにより加熱された熱媒体を高温流体貯蔵熱交換器211へ循環させる第1循環経路と、高温流体貯蔵熱交換器211で加熱された熱媒体を、上記した給水加熱器203a、203b、203cのうちの、例えば1つの給水加熱器203bへ循環させる第2循環経路を備えている。ここで、給水加熱器203b以外の給水加熱器203a、203cは、例えば、蒸気タービン201から抽気された蒸気によって加熱される構成を備えている。
As shown in FIG. 7, the conventional solar thermal power generation plant includes a main path including a
第1循環経路では、太陽熱加熱装置210において太陽熱を利用して低温の熱媒体E1を加熱し、高温の熱媒体E2を発生させる。この高温の熱媒体E2は、高温流体貯蔵熱交換器211へ導かれ、第2循環経路の低温の熱媒体F1と熱交換し、低温の熱媒体E1となり、再び太陽熱加熱装置210へ導かれる。
In the first circulation path, the
ここで、高温流体貯蔵熱交換器211では、例えば、高温の熱媒体E2によって蓄熱材を加熱し、この蓄熱材に蓄えられた熱量を低温の熱媒体F1に与え、熱媒体F1を加熱する構成となっている。
Here, in the high-temperature fluid
第2循環経路では、高温流体貯蔵熱交換器211において、第1循環経路の高温の熱媒体E2と熱交換し、低温の熱媒体F1を加熱し、高温の熱媒体F2を発生させる。この高温の熱媒体F2は、給水加熱器203bへ導かれ、給水加熱器203bを流れる給水G4と熱交換後、低温の熱媒体F1となり、再び高温流体貯蔵熱交換器211へ導かれる。
In the second circulation path, the high-temperature fluid
なお、第2循環経路に設けられた高温の熱媒体F2の閉止弁220、および低温の熱媒体F1の閉止弁221は、太陽熱加熱装置210や高温流体貯蔵熱交換器211などの機器が故障した際に、安全のために熱媒体の循環を閉止するために設けられている。
It should be noted that the high temperature heat medium
主経路では、ボイラ200で発生した過熱蒸気である蒸気G1は、蒸気タービン201に流入し、膨張し、その圧力および温度が低下する。蒸気タービン201内を膨張しながら流動する蒸気G1によって回動されるタービンロータは、発電機204に連結されている。ここで、発電機204において回転エネルギが電気エネルギに変換され、発電出力が得られる。
In the main path, the steam G1, which is superheated steam generated in the
蒸気タービン201から排出された排気蒸気G2は、復水器202に流入する。復水器202に導かれた排気蒸気G2は、冷却されて復水となる。復水器202から排出された復水である給水G3は、給水ポンプ205によって昇圧され、給水加熱器203aで蒸気タービン201から抽気された蒸気と熱交換することにより加熱され、給水G4となる。続いて、この給水G4は、給水加熱器203bで第2循環経路を流れる高温の熱媒体F2と熱交換することによって加熱され、給水G5となる。さらに、給水G5は、給水加熱器203cで蒸気タービン201から抽気された蒸気と熱交換することにより加熱され、給水G6となる。
The exhaust steam G <b> 2 discharged from the
ここで、給水加熱器203cへ供給される、蒸気タービン201から抽気された蒸気の流量は、給水加熱器203bでの加熱量に応じて流量制御弁230により調整される。すなわち、太陽からの日射量が多いとき、または高温流体貯蔵熱交換器211における保有熱量が多いときは、給水加熱器203bにおける加熱量が多くなるので、流量制御弁230を調整して抽気する蒸気の流量を減らす。このように、ボイラ200へ供給される給水G6の温度を一定に維持する。
Here, the flow rate of the steam extracted from the
一方、太陽からの日射量が少ないとき、または高温流体貯蔵熱交換器211の保有熱量が少ないときは、給水加熱器203bにおける加熱量も少なくなるので、流量制御弁230を調整して抽気する蒸気の流量を増やす。そして、ボイラ200へ供給される給水G6の温度を一定にする。なお、各給水加熱器203a、203b、203cで生成されたドレン水は、復水器202に導かれる。
On the other hand, when the amount of solar radiation from the sun is small or when the amount of heat stored in the high-temperature fluid
そして、給水加熱器203cを通過した給水G6は、ボイラ200に導かれて加熱され、再び、過熱蒸気である蒸気G1となる。
And the feed water G6 which passed the
上記したような、太陽熱を補助熱源として給水を加熱する従来の太陽熱利用発電プラントにおいては、太陽からの日射量が季節、天候、時刻によって変動するので、熱媒体の熱エネルギも変動しやすい。そのため、従来の太陽熱利用発電プラントでは、発電出力が不安定となる。すなわち、上記した従来の太陽熱利用発電プラントでは、太陽からの日射量が変動すると、蒸気タービン201から抽気される蒸気の流量が変動するため、発電出力も変動する。
In the conventional solar thermal power generation plant that heats feed water using solar heat as an auxiliary heat source as described above, the amount of solar radiation from the sun varies depending on the season, weather, and time, so the thermal energy of the heat medium is also likely to vary. Therefore, in the conventional solar thermal power generation plant, the power generation output becomes unstable. That is, in the above-described conventional solar thermal power plant, when the amount of solar radiation varies, the flow rate of the steam extracted from the
また、この発電出力の変動は、ボイラ制御やタービン制御に影響を及ぼすため、相互干渉により制御が不安定化する。 In addition, since fluctuations in the power generation output affect boiler control and turbine control, the control becomes unstable due to mutual interference.
本発明が解決しようとする課題は、太陽からの日射量が変動してもボイラ制御やタービン制御に影響を及ぼすことなく、一定の発電出力を得ることができる太陽熱利用発電プラントおよびその運転方法を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is a solar thermal power plant that can obtain a constant power generation output without affecting boiler control and turbine control even when the amount of solar radiation from the sun fluctuates, and an operating method thereof. Is to provide.
実施形態の太陽熱利用発電プラントは、水を加熱して蒸気を発生させるボイラと、前記ボイラから供給された蒸気によって駆動される蒸気タービンと、前記蒸気タービンから排出されたタービン排気を冷却して復水とする復水器と、前記復水器と前記ボイラとの間に少なくとも1つ配置され、前記復水器から導かれた給水を加熱する給水加熱器とを備える。 The solar thermal power generation plant of the embodiment cools and recovers a boiler that generates steam by heating water, a steam turbine that is driven by steam supplied from the boiler, and a turbine exhaust that is discharged from the steam turbine. A condenser configured as water; and at least one condenser disposed between the condenser and the boiler, and a feed water heater configured to heat the feed water led from the condenser.
さらに、太陽熱利用発電プラントは、太陽熱を利用して熱媒体を加熱する太陽熱加熱装置と、前記太陽熱加熱装置と熱媒体の流れに対して直列に配置され、前記太陽熱加熱装置によって加熱された熱媒体における余剰熱を蓄熱し、または蓄熱した熱量を熱媒体に与える蓄熱装置と、前記太陽熱加熱装置によって加熱された一定流量の熱媒体を、前記蓄熱装置、少なくとも1つの前記給水加熱器の順に循環させる循環経路と、前記給水加熱器に導かれる熱媒体の温度を検知する温度検知装置と、前記温度検知装置からの出力に基づいて前記蓄熱装置を制御して、前記給水加熱器に導かれる熱媒体の温度を所定値に制御する制御装置とを備える。 Furthermore, the solar thermal power generation plant includes a solar heating device that heats a heat medium using solar heat, a heat medium that is arranged in series with respect to the flow of the solar heating device and the heating medium, and is heated by the solar heating device. The heat storage device that stores the excess heat in the heat source or gives the stored heat amount to the heat medium, and the heat medium at a constant flow rate that is heated by the solar heating device are circulated in the order of the heat storage device and at least one of the feed water heaters. A circulation path, a temperature detection device that detects the temperature of the heat medium guided to the feed water heater, and a heat medium that is guided to the feed water heater by controlling the heat storage device based on an output from the temperature detection device And a control device for controlling the temperature of the battery to a predetermined value.
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の太陽熱を補助熱源とした太陽熱利用発電プラント10の概要を示す図である。なお、図1では、一つの蒸気タービンを備えた一例を示しているが、複数の蒸気タービンを備えてもよく、例えば、再熱サイクルを構成してもよい(以下において同じ)。
(First embodiment)
FIG. 1 is a diagram showing an outline of a solar thermal power generation plant 10 using solar heat as an auxiliary heat source according to the first embodiment. In addition, although the example provided with one steam turbine is shown in FIG. 1, you may provide a some steam turbine, for example, you may comprise a reheat cycle (the following is the same).
図1に示すように、太陽熱利用発電プラント10は、ボイラ20、蒸気タービン21、復水器22、給水ポンプ23、給水加熱器24、25を備える主経路を備えている。また、太陽熱利用発電プラント10は、太陽熱加熱装置31において太陽エネルギにより加熱された熱媒体を、蓄熱装置32、上記した給水加熱器25の順に循環させる循環経路30を備えている。
As shown in FIG. 1, the solar thermal power generation plant 10 includes a main path including a
ここで、給水加熱器24は、蒸気タービン21から抽気された蒸気によって加熱される構成を備えている。また、給水加熱器24と給水加熱器25は、給水の流れに対して直列に連結されている。
Here, the
循環経路30に備えられた太陽熱加熱装置31は、太陽エネルギを利用して太陽熱加熱装置31を通過する熱媒体を加熱する装置である。太陽熱加熱装置31における集光方式は、特に限定されるもではなく、例えば、集中式や分散式などの集光方式を採用した装置を使用することができる。
The
蓄熱装置32は、太陽熱加熱装置31と熱媒体の流れに対して直列に配置されている。蓄熱装置32は、太陽熱加熱装置31によって加熱された熱媒体における余剰熱を蓄熱し、または蓄熱した熱量を熱媒体に与える機能を有する。
The
蓄熱装置32は、図1に示すように、例えば、蓄熱用熱交換器33、低温用蓄熱槽34、高温用蓄熱槽35を備えている。蓄熱用熱交換器33を介在する配管36は、低温用蓄熱槽34側および高温用蓄熱槽35側でそれぞれ2経路に分岐し、低温用蓄熱槽34または高温用蓄熱槽35に接続されている。
As shown in FIG. 1, the
低温用蓄熱槽34側における一方の分岐配管36aには、開閉弁37aが設けられ、他方の分岐配管36bには、逆止弁38aおよびポンプ39aが設けられている。高温用蓄熱槽35側における一方の分岐配管36cには、開閉弁37bが設けられ、他方の分岐配管36dには、逆止弁38bおよびポンプ39bが設けられている。
One
このような構成を備える蓄熱装置32では、蓄熱用熱交換器33において、循環経路30を流れる熱媒体と、配管36を流れる蓄熱用熱媒体との熱交換が行われる。
In the
また、循環経路30には、熱媒体を昇圧して循環せるポンプ40が備えられている。循環経路30に介在する給水加熱器25の上流側には、給水加熱器25に導かれる熱媒体の温度を検知するための温度検知装置41が備えられている。
The circulation path 30 is provided with a
太陽熱利用発電プラント10には、温度検知装置41からの出力に基づいて蓄熱装置32を制御する制御装置50が備えられている。制御装置50は、例えば、給水加熱器25に導かれる熱媒体の温度を所定の一定値に制御するため、蓄熱装置32を制御する。具体的には、制御装置50は、蓄熱装置32に備えられた、開閉弁37a、37b、逆止弁38a、38b、ポンプ39a、39bを制御する。また、制御装置50は、循環経路30に流れる熱媒体の流量が所定の一定値となるように、例えば、ポンプ40などを制御する。なお、温度や流量が設定される所定の一定値は、一つの値に限らず、ある幅(範囲)を有するものとする(以下において同じ)。
The solar thermal power generation plant 10 is provided with a
ここで、温度検知装置41や、制御装置50によって制御される上記した各弁や各機器は、制御装置50と制御信号の交信が可能なように電気的に接続されている。
Here, the
次に、太陽熱利用発電プラント10における動作について説明する。 Next, the operation | movement in the solar thermal power generation plant 10 is demonstrated.
主経路では、ボイラ20で発生した過熱蒸気である蒸気A1は、蒸気タービン21に流入し、膨張し、その圧力および温度が低下する。蒸気タービン21内を膨張しながら流動する蒸気A1によって回動されるタービンロータは、発電機26に連結されている。ここで、発電機26において回転エネルギが電気エネルギに変換され、発電出力が得られる。
In the main path, the steam A1, which is superheated steam generated in the
蒸気タービン21から排出された排気蒸気A2は、復水器22に流入する。復水器22に導かれた排気蒸気A2は、冷却されて復水となる。復水器22から排出された復水である給水A3は、給水ポンプ23によって昇圧され、給水加熱器24、25を通り、ボイラ20に導かれる。
The exhaust steam A2 discharged from the
ここで、復水器22から排出された給水A3は、まず、給水加熱器24で蒸気タービン21から抽気された蒸気と熱交換することにより加熱され、給水A4となる。続いて、この給水A4は、給水加熱器25で循環経路30を流れる高温の熱媒体B3と熱交換することによって加熱され、給水A5となる。なお、各給水加熱器24、25で生成されたドレン水は、復水器22に導かれる。
Here, the feed water A3 discharged from the
循環経路30では、太陽熱加熱装置31において太陽熱を利用して低温の熱媒体B1を加熱し、高温の熱媒体B2を発生させる。この高温の熱媒体B2は、例えば、蓄熱装置32へ導かれ、蓄熱用熱媒体と熱交換し、熱媒体B3となる。ここで、蓄熱装置32を作動させない場合には、蓄熱用熱媒体と熱交換されないため、熱媒体B2と熱媒体B3との温度は同じである。
In the circulation path 30, the
この高温の熱媒体B3は、温度検知装置41で温度に係る情報が検知された後、給水加熱器25に導かれる。給水加熱器25に導かれた熱媒体B3は、主経路を流れる給水A4と熱交換し、低温の熱媒体B1となる。この熱媒体B1は、ポンプ40で昇圧され、再び太陽熱加熱装置31へ導かれる。
The high-temperature heat medium B3 is guided to the
ここで、太陽熱加熱装置31において発生する高温の熱媒体B2の流量は、所定の一定流量となるようにポンプ40により循環されている。そのため、給水加熱器25に導入される熱媒体B3の流量も、所定の一定流量となる。
Here, the flow rate of the high-temperature heat medium B2 generated in the
上記したように、給水加熱器25に導かれる熱媒体B3は、制御装置50が温度検知装置41から出力される信号に基づいて蓄熱装置32を制御することで、所定の一定温度に維持されている。
As described above, the heat medium B3 guided to the
ここで、例えば、太陽からの日射量が多い時は、熱媒体B2の温度が高くなり、給水加熱器25に導かれる熱媒体B3の温度も上昇する。そこで、制御装置50は、温度検知装置41から出力される信号に基づいて、給水加熱器25に導かれる熱媒体B3の温度が所定の温度よりも高いと判定した場合には、蓄熱装置32を制御して、熱媒体B2における余剰熱を蓄熱装置32に蓄熱し、熱媒体B2を冷却する。そして、熱媒体B3の温度を所定の一定値とする。
Here, for example, when the amount of solar radiation from the sun is large, the temperature of the heat medium B2 increases and the temperature of the heat medium B3 guided to the
具体的には、制御装置50は、温度検知装置41から出力される信号に基づいて、給水加熱器25に導かれる熱媒体B3の温度が所定の温度よりも高いと判定した場合、ポンプ39aを作動し、開閉弁37aを全閉し、開閉弁37bを全開し、逆止弁38aを全開し、逆止弁38bを全閉する。そして、低温用蓄熱槽34の低温の蓄熱用熱媒体を蓄熱用熱交換器33に流し、高温の熱媒体B2と熱交換させ、熱交換後の高温の蓄熱用熱媒体を高温用蓄熱槽35に導く。これによって、熱媒体B2の余剰の熱量を吸収した蓄熱用熱媒体を高温用蓄熱槽35に蓄えることができる。なお、この際、ポンプ39bは停止している。
Specifically, when the
一方、太陽からの日射量が少ない時は、熱媒体B2の温度が低くなり、給水加熱器25に導かれる熱媒体B3の温度も低下する。そこで、制御装置50は、温度検知装置41から出力される信号に基づいて、給水加熱器25に導かれる熱媒体B3の温度が所定の温度よりも低いと判定した場合には、蓄熱装置32を制御して、蓄熱装置32に蓄熱された熱量を熱媒体B2に与えて熱媒体B2を加熱し、熱媒体B3とする。これによって、熱媒体B3の温度は所定の一定値となる。
On the other hand, when the amount of solar radiation from the sun is small, the temperature of the heat medium B2 is lowered, and the temperature of the heat medium B3 guided to the
具体的には、制御装置50は、温度検知装置41から出力される信号に基づいて、給水加熱器25に導かれる熱媒体B3の温度が所定の温度よりも低いと判定した場合、ポンプ39bを作動し、開閉弁37bを全閉し、開閉弁37aを全開し、逆止弁38aを全閉し、逆止弁38bを全開する。そして、高温用蓄熱槽35の高温の蓄熱用熱媒体を蓄熱用熱交換器33に流し、低温の熱媒体B2と熱交換させ、熱交換後の低温の蓄熱用熱媒体を低温用蓄熱槽34に導く。これによって、熱媒体B2に不足分の熱量を与えた蓄熱用熱媒体を低温用蓄熱槽34に蓄えることができる。なお、この際、ポンプ39aは停止している。ここで、太陽からの日射量が少ない時の運転においては、蓄熱装置32の高温用蓄熱槽35にすでに蓄熱された状態であることが前提となる。
Specifically, when the
また、太陽熱加熱装置31によって加熱された熱媒体をそのまま給水加熱器25に導いても、給水加熱器25に導入される熱媒体B3の温度が所定の一定値となる場合には、蓄熱装置32を作動させずに、運転することができる。
In addition, even when the heat medium heated by the solar
上記した太陽熱利用発電プラント10によれば、太陽からの日射量が多い時および太陽からの日射量が少ない時、すなわち太陽からの日射量が変動する場合においても、給水加熱器25に導かれる熱媒体B3の温度を所定の一定値に維持することができる。また、太陽熱利用発電プラント10における構造は、単純であり、複雑な制御などを要しない。
According to the solar thermal power generation plant 10 described above, even when the amount of solar radiation from the sun is large and when the amount of solar radiation from the sun is small, that is, when the amount of solar radiation from the sun fluctuates, the heat guided to the
給水加熱器25に導かれる熱媒体B3は、所定の一定流量となるようにポンプ40により循環されているため、給水加熱器25には、一定温度かつ一定流量の熱媒体B3を導くことができる。そのため、給水加熱器25で加熱された給水A5に一定の熱量を与えることができる。例えば、給水加熱器25に流入する給水の流量および温度が一定であれば、給水加熱器25から流出する給水A5の温度を一定に維持することが可能となる。
Since the heat medium B3 guided to the
このように、太陽からの日射量が変動しても、ボイラ制御や蒸気タービン制御に影響を及ぼすことがなく、発電出力を所定の一定値に安定化させることができる。 Thus, even if the amount of solar radiation from the sun fluctuates, the power generation output can be stabilized at a predetermined constant value without affecting the boiler control and the steam turbine control.
ここで、太陽熱利用発電プラント10の構成は、上記した構成に限られるものではない。図2は、第1の実施の形態の太陽熱を補助熱源とした太陽熱利用発電プラント10の他の構成の概要を示す図である。 Here, the configuration of the solar thermal power generation plant 10 is not limited to the configuration described above. FIG. 2 is a diagram illustrating an outline of another configuration of the solar thermal power generation plant 10 using the solar heat of the first embodiment as an auxiliary heat source.
ここでは、給水加熱器24と給水加熱器25の配置構成を変更した以外は、図1に示された太陽熱利用発電プラント10の構成と同じである。
Here, it is the same as the configuration of the solar thermal power generation plant 10 shown in FIG. 1 except that the arrangement configuration of the
図2に示すように、太陽熱加熱装置31によって加熱された熱媒体B3が導かれる給水加熱器25と、蒸気タービン21から抽気された蒸気が導かれる給水加熱器24とを給水の流れに対して並列に連結してもよい。
As shown in FIG. 2, the
図2に示すように、給水ポンプ23の下流側で、主経路が2つの経路に分岐され、一方の経路に給水加熱器24が、他方の経路に給水加熱器25が配置されている。そして、分岐された経路は、給水加熱器24および給水加熱器25の下流側で合わさり、再び1つの経路を構成している。ここで、給水加熱器25を備える他方の経路には、給水加熱器25の下流側および上流側に開閉弁60、61を備えている。
As shown in FIG. 2, the main path is branched into two paths on the downstream side of the
ここで、復水器22から排出された復水である給水A3は、給水ポンプ23によって昇圧された後、上記した一方の経路と他方の経路に分流する。
Here, the feed water A3 which is the condensate discharged from the
一方の経路を流れる給水A3aは、給水加熱器24において蒸気タービン21から抽気された蒸気と熱交換することによって加熱され、給水A4aとなる。他方の経路を流れる給水A3bは、給水加熱器25において循環経路30を流れる熱媒体B3と熱交換することによって加熱され、給水A4bとなる。そして、加熱された給水A4aと、加熱された給水A4bとが合流して、給水A5となり、ボイラ20に導かれる。
The feed water A3a flowing through one path is heated by exchanging heat with the steam extracted from the
この場合においても、図1に示された太陽熱利用発電プラント10における作用効果と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、太陽からの日射量が変動しても、ボイラ制御や蒸気タービン制御に影響を及ぼすことがなく、発電出力を所定の一定値に安定化させることができる。 Even in this case, the same effect as the effect in the solar thermal power generation plant 10 shown in FIG. 1 can be obtained. That is, even if the amount of solar radiation from the sun fluctuates, the power generation output can be stabilized at a predetermined constant value without affecting the boiler control and the steam turbine control.
さらに、この構成を備えることで、例えば、太陽熱加熱装置31、蓄熱装置32、給水加熱器25の少なくとも1つが故障した際に、他方の経路に設けられた開閉弁60と開閉弁61を全閉とすることで、一方の経路のみを使用することができる。これによって、太陽熱加熱装置31、蓄熱装置32、給水加熱器25の少なくとも1つが故障したときでも、主経路に係る発電プラントの運転を継続することができる。なお、この場合、給水は、給水加熱器24において蒸気タービン21から抽気された蒸気によって加熱される。
Furthermore, by providing this configuration, for example, when at least one of the
また、既に建設されている蒸気タービン発電プラントに対して、本実施の形態に係る太陽熱利用システムを容易に後付けで追設することができる。そのため、太陽熱利用システムを追設する際の、プラントの運転停止期間を短期化することができる。 Moreover, the solar heat utilization system which concerns on this Embodiment can be easily added by retrofitting with respect to the steam turbine power plant already constructed. Therefore, it is possible to shorten the operation stop period of the plant when the solar heat utilization system is additionally installed.
さらに、給水加熱器25に導かれる高温の熱媒体Bの温度に制御偏差が生じ、給水加熱器25で加熱された給水A4bの温度が変動しても、ボイラ20へ供給される給水A5の温度変動を、給水加熱器24で加熱された給水A4aによって緩和することができる。
Furthermore, even if a control deviation occurs in the temperature of the high-temperature heat medium B guided to the
(第2の実施の形態)
図3は、第2の実施の形態の太陽熱を補助熱源とした太陽熱利用発電プラント11の概要を示す図である。なお、第1の実施の形態の太陽熱利用発電プラント10の構成と同一の構成部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略または簡略する。
(Second Embodiment)
FIG. 3 is a diagram illustrating an outline of the solar thermal power generation plant 11 using the solar heat of the second embodiment as an auxiliary heat source. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the component same as the structure of the solar thermal power generation plant 10 of 1st Embodiment, and the overlapping description is abbreviate | omitted or simplified.
第2の実施の形態の太陽熱利用発電プラント11では、熱媒体を循環させる循環経路の構成が第1の実施の形態の太陽熱利用発電プラント10と異なる。ここでは、この異なる構成について主に説明する。 In the solar thermal power generation plant 11 of the second embodiment, the configuration of the circulation path for circulating the heat medium is different from that of the solar thermal power generation plant 10 of the first embodiment. Here, this different configuration will be mainly described.
図3に示すように、太陽熱利用発電プラント11は、太陽熱加熱装置31において太陽エネルギにより加熱された熱媒体を、給水加熱器25に循環させる循環経路70を備えている。また、太陽熱加熱装置31よりも上流側および下流側において循環経路70と連結され、太陽熱加熱装置31をバイパスして熱媒体を流すバイパス経路80を備えている。このバイパス経路80には、蓄熱装置32が備えられている。
As shown in FIG. 3, the solar thermal power generation plant 11 includes a
さらに、バイパス経路80の太陽熱加熱装置31の上流側における連結部71よりも蓄熱装置32側においてバイパス経路80から分岐され、熱媒体が導かれる給水加熱器25よりも下流側の循環経路70に連結された分岐経路90を備えている。ここで、分岐経路90は、給水加熱器25よりも下流側で、かつポンプ40の上流側に位置する連結部91において循環経路70と連結されている。
Further, the
循環経路70において、連結部71と太陽熱加熱装置31との間には、第1の温度検知装置として機能する温度検知装置100、および温度制御弁110が設けられている。バイパス経路80の太陽熱加熱装置31の下流側における連結部72には、流量制御するための三方弁111が設けられている。太陽熱加熱装置31と三方弁111との間のバイパス経路80には、第2の温度検知装置として機能する温度検知装置101が備えられている。
In the
三方弁111と給水加熱器25との間の循環経路70には、熱媒体の流量を検知する流量検知装置120、および熱媒体の温度を検知する、第3の温度検知装置として機能する温度検知装置102が備えられている。これらの流量検知装置120、温度検知装置102によって、給水加熱器25に導入される熱媒体の流量および温度に係る情報が検知される。また、循環経路70には、熱媒体を昇圧して循環せるポンプ40が備えられている。
In the
バイパス経路80において、分岐経路90が分岐された分岐部81と連結部71との間に、開閉弁112が備えられている。分岐経路90には、開閉弁113が備えられている。
In the
上記したバイパス経路80および分岐経路90によって、対応する上記した各弁を切り替えることで、図3に示すように、太陽熱加熱装置31をバイパスして、連結部71から連結部72に向かって熱媒体が流れるバイパス経路80(図3の矢印R1)を構成する。また、連結部72から連結部91に向かって熱媒体が流れる、バイパス経路80の一部の経路および分岐経路90からなる経路を(図3の矢印R2)を構成する。なお、バイパス経路80の一部の経路には、蓄熱装置32が備えられている。
By switching the corresponding valves described above by the
制御装置50は、温度検知装置100、101、102、流量検知装置120からの出力に基づいて、蓄熱装置32、温度制御弁110、三方弁111、開閉弁112、113などを制御する。また、制御装置50は、ポンプ40を流れる熱媒体が一定流量となるように、例えば、ポンプ40などを制御する。
The
ここで、温度検知装置100、101、102、流量検知装置120、および上記した各弁や各ポンプは、制御装置50と制御信号の交信が可能なように電気的に接続されている。
Here, the
次に、太陽熱利用発電プラント11における動作について説明する。 Next, the operation | movement in the solar thermal power generation plant 11 is demonstrated.
主経路では、ボイラ20で発生した過熱蒸気である蒸気A1は、蒸気タービン21に流入し、膨張し、その圧力および温度が低下する。蒸気タービン21内を膨張しながら流動する蒸気A1によって回動されるタービンロータは、発電機26に連結されている。ここで、発電機26において回転エネルギが電気エネルギに変換され、発電出力が得られる。
In the main path, the steam A1, which is superheated steam generated in the
蒸気タービン21から排出された排気蒸気A2は、復水器22に流入する。復水器22に導かれた排気蒸気A2は、冷却されて復水となる。復水器22から排出された復水である給水A3は、給水ポンプ23によって昇圧され、給水加熱器24、25を通り、ボイラ20に導かれる。
The exhaust steam A2 discharged from the
ここで、復水器22から排出された給水A3は、まず、給水加熱器24で蒸気タービン21から抽気された蒸気と熱交換することにより加熱され、給水A4となる。続いて、この給水A4は、給水加熱器25で循環経路70を流れる高温の熱媒体と熱交換することによって加熱され、給水A5となる。なお、各給水加熱器24、25で生成されたドレン水は、復水器22に導かれる。
Here, the feed water A3 discharged from the
次に、太陽熱によって加熱された熱媒体が流れる経路および熱媒体の動作について説明する。 Next, the path through which the heat medium heated by solar heat flows and the operation of the heat medium will be described.
まず、循環経路70のみを使用する動作について、図3を参照して説明する。この運転は、太陽熱加熱装置31によって加熱された熱媒体をそのまま給水加熱器25に導いても、給水加熱器25に導入される熱媒体の温度が所定の一定値となり、かつ熱媒体の流量が所定の一定値となる場合である。以下において、この運転状態を基本運転状態という。
First, an operation using only the
この場合、制御装置50は、温度制御弁110を所定の開度とし、太陽熱加熱装置31側から給水加熱器25側に全量の熱媒体が流れるように三方弁111を制御している。ここで、温度制御弁110の開度は、太陽熱加熱装置31から流出する熱媒体B2の温度が所定の一定値となるように制御されている。
In this case, the
また、制御装置50は、開閉弁112、開閉弁113は全閉とする。これによって、熱媒体は、循環経路70のみを流れ、バイパス経路80や分岐経路90を流れることはない。
The
循環経路70では、太陽熱加熱装置31において太陽熱を利用して低温の熱媒体B1を加熱し、高温の熱媒体B2を発生させる。この熱媒体B2は、三方弁111を介して給水加熱器25側へ流れ、流量検知装置120で流量に係る情報が検知され、温度検知装置102で温度に係る情報が検知された後、給水加熱器25に導かれる。
In the
給水加熱器25に導かれた熱媒体B2は、主経路を流れる給水A4をと熱交換し、低温の熱媒体B1となる。この熱媒体B1は、ポンプ40で昇圧され、再び太陽熱加熱装置31へ導かれる。
The heat medium B2 guided to the
次に、上記した基本運転状態において、太陽からの日射量が変化したときの運転について以下に説明する。 Next, the operation when the amount of solar radiation from the sun changes in the basic operation state described above will be described below.
まず、基本運転状態において、太陽からの日射量が増加したときの太陽熱利用発電プラント11の動作について説明する。図4は、太陽からの日射量が増加したときの動作を説明するための、第2の実施の形態の太陽熱を補助熱源とした太陽熱利用発電プラント11の概要を示す図である。 First, the operation of the solar thermal power generation plant 11 when the amount of solar radiation from the sun increases in the basic operation state will be described. FIG. 4 is a diagram showing an outline of the solar thermal power generation plant 11 using the solar heat of the second embodiment as an auxiliary heat source for explaining the operation when the amount of solar radiation from the sun increases.
図4に示すように、ここでは、連結部72から連結部91に向かって熱媒体が流れる、バイパス経路80の一部の経路および分岐経路90からなる経路(矢印R2)を構成する場合について説明する。
As shown in FIG. 4, here, a case is described in which a path (arrow R <b> 2) including a partial path of the
例えば、太陽からの日射量が多い時は、太陽熱加熱装置31から流出する熱媒体B2の温度が上昇する。そこで、制御装置50は、熱媒体B2の温度上昇を抑制するために、温度制御弁110の開度を大きくして、太陽熱加熱装置31に流す熱媒体B1の流量を増加させる。この際、制御装置50は、温度検知装置101から出力された信号に基づいて、温度制御弁110を制御する。
For example, when the amount of solar radiation from the sun is large, the temperature of the heat medium B2 flowing out from the
これと同時に、制御装置50は、給水加熱器25に流入する熱媒体B2aの流量を所定の一定値にするため、三方弁111を制御して、熱媒体B2を給水加熱器25側へ流れる熱媒体B2aと、蓄熱装置32側へ流れる熱媒体B2bに分流する。この際、制御装置50は、流量検知装置120から出力される信号に基づいて、三方弁111を制御し、給水加熱器25に流入する熱媒体B2aの流量を所定の一定値に制御している。これによって、給水加熱器25には、温度および流量ともに所定の一定値である熱媒体B2aを導入することができる。
At the same time, the
給水加熱器25に導かれた熱媒体B2aは、主経路を流れる給水A4と熱交換して、低温の熱媒体B4となる。
The heat medium B2a guided to the
分流された熱媒体B2bは、蓄熱装置32に導かれる。制御装置50は、蓄熱装置32を制御して、熱媒体B2bにおける余剰熱を蓄熱装置32に蓄熱し、熱媒体B2bを冷却し、熱媒体B3とする。なお、R2の経路を構成するため、制御装置50は、開閉弁112を全閉とし、開閉弁113を全開としている。
The divided heat medium B <b> 2 b is guided to the
ここで、制御装置50は、温度検知装置100から出力される信号に基づいて、太陽熱加熱装置31に流入する熱媒体B1の温度が所定の一定値となるように、蓄熱装置32を制御している。なお、蓄熱装置32の制御は、前述した、熱媒体の余剰熱を蓄熱装置32に蓄熱する際の制御と同じである。
Here, the
分岐経路90を流れる熱媒体B3は、循環経路70を流れる熱媒体B4と、ポンプ40の上流側で合流し、熱媒体B1となる。熱媒体B1は、ポンプ40で昇圧され、再び太陽熱加熱装置31へ導かれる。
The heat medium B3 flowing through the
次に、基本運転状態において、太陽からの日射量が減少したときの太陽熱利用発電プラント11の動作について説明する。図5は、太陽からの日射量が減少したときの動作を説明するための、第2の実施の形態の太陽熱を補助熱源とした太陽熱利用発電プラント11の概要を示す図である。 Next, the operation of the solar thermal power generation plant 11 when the amount of solar radiation from the sun decreases in the basic operation state will be described. FIG. 5 is a diagram showing an overview of the solar thermal power generation plant 11 using the solar heat of the second embodiment as an auxiliary heat source for explaining the operation when the amount of solar radiation from the sun decreases.
図5に示すように、ここでは、連結部71側から連結部72側に向かって熱媒体が流れるバイパス経路80(矢印R1)を構成する場合について説明する。
As shown in FIG. 5, here, a case will be described in which a bypass path 80 (arrow R1) through which the heat medium flows from the connecting
例えば、太陽からの日射量が少ない時は、太陽熱加熱装置31から流出する熱媒体B2の温度が低下する。そこで、制御装置50は、熱媒体B2の温度低下を抑制するために、温度制御弁110の開度を小さくして、太陽熱加熱装置31に流入する熱媒体B1aの流量を減少させる。この際、制御装置50は、温度検知装置101から出力された信号に基づいて、温度制御弁110を制御する。
For example, when the amount of solar radiation from the sun is small, the temperature of the heat medium B2 flowing out from the
太陽熱加熱装置31に流入する熱媒体B1aの流量が減少すると、給水加熱器25に流入する熱媒体B4の流量も減少する。そのため、温度制御弁110を制御すると同時に、制御装置50は、給水加熱器25に流入する熱媒体B4の流量を所定の一定値にするため、開閉弁112を全開とし、熱媒体B1を温度検知装置100の上流側において、太陽熱加熱装置31側へ流れる熱媒体B1aと、蓄熱装置32側へ流れる熱媒体B1bに分流する。なお、この際、R1の経路を構成するため、開閉弁113は、全閉となっている。
When the flow rate of the heat medium B1a flowing into the
また、開閉弁112を全開とすると同時に、制御装置50は、バイパス経路80を連結部71側から連結部72側に向かって熱媒体が流れるように、三方弁111を制御する。
At the same time that the on-off
分流された熱媒体B1aは、太陽熱加熱装置31において加熱され、所定の一定の温度の熱媒体B2となる。
The divided heat medium B1a is heated by the
一方、分流された熱媒体B1bは、蓄熱装置32に導かれる。制御装置50は、蓄熱装置32を制御して、蓄熱装置32に蓄熱された熱量を熱媒体B1bに与えて熱媒体B1bを加熱する。このように、蓄熱装置32において、熱媒体B1bに不足分の熱量が与えられることで、所定の一定の温度の熱媒体B3が得られる。
On the other hand, the divided heat medium B <b> 1 b is guided to the
熱媒体B2および熱媒体B3は、三方弁111において合流して熱媒体B4となり、給水加熱器25側へ流れる。
The heat medium B2 and the heat medium B3 merge at the three-
ここで、制御装置50は、温度検知装置102から出力される信号に基づいて、給水加熱器25に流入する熱媒体B4の温度が所定の一定値となるように、蓄熱装置32を制御している。なお、蓄熱装置32の制御は、前述した、蓄熱装置32に蓄熱された熱量を熱媒体に与える際の制御と同じである。
Here, the
また、制御装置50は、流量検知装置120から出力される信号に基づいて、給水加熱器25に流入する熱媒体B4の流量が所定の一定値となるように、三方弁111を制御している。すなわち、制御装置50は、流量検知装置120から出力される信号に基づいて三方弁111を制御し、バイパス経路80に導入される熱媒体B1bの流量を制御している。
Further, the
そして、所定の一定の温度および所定の一定の流量の熱媒体B4は、給水加熱器25において、主経路を流れる給水A4と熱交換して、低温の熱媒体B1となる。熱媒体B1は、ポンプ40で昇圧され、再び太陽熱加熱装置31へ導かれる。
Then, the heat medium B4 having a predetermined constant temperature and a predetermined constant flow rate is heat-exchanged with the water supply A4 flowing through the main path in the
ここで、太陽からの日射量が少ない時の運転においては、蓄熱装置32の高温用蓄熱槽35にすでに蓄熱された状態であることが前提となる。
Here, in the operation when the amount of solar radiation from the sun is small, it is assumed that heat is already stored in the high-temperature
上記した太陽熱利用発電プラント11によれば、太陽からの日射量が多い時および太陽からの日射量が少ない時、すなわち太陽からの日射量が変動する場合においても、所定の一定の温度、かつ所定の一定の流量の熱媒体を給水加熱器25に導くことができる。
According to the solar thermal power generation plant 11 described above, even when the amount of solar radiation from the sun is large and when the amount of solar radiation from the sun is small, that is, when the amount of solar radiation from the sun fluctuates, the predetermined constant temperature and the predetermined The heat medium having a constant flow rate can be guided to the
そのため、給水加熱器25で加熱された給水A5に一定の熱量を与えることができる。例えば、給水加熱器25に流入する給水の流量および温度が一定であれば、給水加熱器25から流出する給水A5の温度を一定に維持することが可能となる。これにより、太陽からの日射量が変動しても、ボイラ制御や蒸気タービン制御に影響を及ぼすことがなく、発電出力を所定の一定値に安定化させることができる。
Therefore, a certain amount of heat can be given to the feed water A5 heated by the
また、太陽熱加熱装置31の出口における熱媒体の温度を一定に維持することができるため、例えば、太陽熱加熱装置31の出口を構成する材料の熱疲労損傷を防止することができる。そのため、太陽熱加熱装置31の出口を、例えば安価な材料で構成することができる。
Moreover, since the temperature of the heat medium at the outlet of the
ここで、太陽熱利用発電プラント11の構成は、上記した構成に限られるものではない。図6は、第2の実施の形態の太陽熱を補助熱源とした太陽熱利用発電プラント11の他の構成の概要を示す図である。 Here, the configuration of the solar thermal power generation plant 11 is not limited to the configuration described above. FIG. 6 is a diagram showing an outline of another configuration of the solar thermal power generation plant 11 using the solar heat of the second embodiment as an auxiliary heat source.
ここでは、給水加熱器24と給水加熱器25の配置構成を変更した以外は、図3に示された太陽熱利用発電プラント11の構成と同じである。
Here, it is the same as the configuration of the solar thermal power generation plant 11 shown in FIG. 3 except that the arrangement configuration of the
図6に示すように、太陽熱加熱装置31によって加熱された熱媒体B2が導かれる給水加熱器25と、蒸気タービン21から抽気された蒸気が導かれる給水加熱器24とを給水の流れに対して並列に連結してもよい。
As shown in FIG. 6, a
図6に示した給水加熱器24と給水加熱器25の配置構成は、前述した図2に示した給水加熱器24と給水加熱器25の配置構成と同じである。図6に示した給水加熱器24と給水加熱器25の配置構成することで得られる作用効果は、前述した図2に示した給水加熱器24と給水加熱器25の配置構成することで得られる作用効果と同様である。
The arrangement configuration of the
また、図6に示された太陽熱利用発電プラント11においても、図3〜図5に示された太陽熱利用発電プラント11と同様の作用効果を得ることができる。 Moreover, also in the solar thermal power generation plant 11 shown by FIG. 6, the same effect as the solar thermal power generation plant 11 shown by FIGS. 3-5 can be obtained.
以上説明した実施形態によれば、太陽からの日射量が変動してもボイラ制御やタービン制御に影響を及ぼすことなく、一定の発電出力を得ることが可能となる。 According to the embodiment described above, it is possible to obtain a constant power generation output without affecting boiler control and turbine control even if the amount of solar radiation from the sun varies.
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
10,11…太陽熱利用発電プラント、20…ボイラ、21…蒸気タービン、22…復水器、23…給水ポンプ、24,25…給水加熱器、26…発電機、30,70…循環経路、31…太陽熱加熱装置、32…蓄熱装置、33…蓄熱用熱交換器、34…低温用蓄熱槽、35…高温用蓄熱槽、36…配管、36a,36b,36c,36d…分岐配管、37a,37b,60,61,112,113…開閉弁、38a,38b…逆止弁、39a,39b…ポンプ、40…ポンプ、41,100,101,102…温度検知装置、50…制御装置、71,72,91…連結部、80…バイパス経路、81…分岐部、90…分岐経路、110…温度制御弁、111…三方弁、120…流量検知装置。 DESCRIPTION OF SYMBOLS 10,11 ... Solar power generation power plant, 20 ... Boiler, 21 ... Steam turbine, 22 ... Condenser, 23 ... Feed water pump, 24, 25 ... Feed water heater, 26 ... Generator, 30, 70 ... Circulation path, 31 ... solar heating device, 32 ... heat storage device, 33 ... heat exchanger for heat storage, 34 ... heat storage tank for low temperature, 35 ... heat storage tank for high temperature, 36 ... piping, 36a, 36b, 36c, 36d ... branch piping, 37a, 37b , 60, 61, 112, 113 ... open / close valve, 38a, 38b ... check valve, 39a, 39b ... pump, 40 ... pump, 41, 100, 101, 102 ... temperature detection device, 50 ... control device, 71, 72 , 91 ... connecting part, 80 ... bypass path, 81 ... branch part, 90 ... branch path, 110 ... temperature control valve, 111 ... three-way valve, 120 ... flow rate detection device.
Claims (8)
前記ボイラから供給された蒸気によって駆動される蒸気タービンと、
前記蒸気タービンから排出されたタービン排気を冷却して復水とする復水器と、
前記復水器と前記ボイラとの間に少なくとも1つ配置され、前記復水器から導かれた給水を加熱する給水加熱器と、
太陽熱を利用して熱媒体を加熱する太陽熱加熱装置と、
前記太陽熱加熱装置と熱媒体の流れに対して直列に配置され、前記太陽熱加熱装置によって加熱された熱媒体における余剰熱を蓄熱し、または蓄熱した熱量を熱媒体に与える蓄熱装置と、
前記太陽熱加熱装置によって加熱された一定流量の熱媒体を、前記蓄熱装置、少なくとも1つの前記給水加熱器の順に循環させる循環経路と、
前記給水加熱器に導かれる熱媒体の温度を検知する温度検知装置と、
前記温度検知装置からの出力に基づいて前記蓄熱装置を制御して、前記給水加熱器に導かれる熱媒体の温度を所定値に制御する制御装置と
を具備することを特徴とする太陽熱利用発電プラント。 A boiler that generates steam by heating water;
A steam turbine driven by steam supplied from the boiler;
A condenser that cools the turbine exhaust discharged from the steam turbine to condensate;
A feed water heater that is disposed between the condenser and the boiler and that heats the feed water led from the condenser;
A solar heating device for heating the heat medium using solar heat;
A heat storage device that is arranged in series with respect to the flow of the solar heating device and the heat medium, stores the excess heat in the heat medium heated by the solar heat heating device, or gives the heat medium the amount of heat stored;
A circulation path for circulating the heat medium having a constant flow rate heated by the solar heating device in order of the heat storage device and at least one of the feed water heaters;
A temperature detection device for detecting the temperature of the heat medium guided to the feed water heater;
And a control device that controls the heat storage device based on an output from the temperature detection device and controls the temperature of the heat medium guided to the feed water heater to a predetermined value. .
前記ボイラから供給された蒸気によって駆動される蒸気タービンと、
前記蒸気タービンから排出されたタービン排気を冷却して復水とする復水器と、
前記復水器と前記ボイラとの間に少なくとも1つ配置され、前記復水器から導かれた給水を加熱する給水加熱器と、
太陽熱を利用して熱媒体を加熱する太陽熱加熱装置と、
前記太陽熱加熱装置によって加熱された熱媒体を少なくとも1つの前記給水加熱器に循環させる循環経路と、
前記太陽熱加熱装置よりも上流側および下流側において前記循環経路と連結され、前記太陽熱加熱装置をバイパスして熱媒体を流すバイパス経路と、
前記バイパス経路に介在され、前記太陽熱加熱装置によって加熱された熱媒体における余剰熱を蓄熱し、または蓄熱した熱量を熱媒体に与える蓄熱装置と、
前記バイパス経路の、前記太陽熱加熱装置の上流側における連結部よりも前記蓄熱装置側において前記バイパス経路から分岐され、熱媒体が導かれる前記給水加熱器よりも下流側の前記循環経路に連結された分岐経路と、
前記太陽熱加熱装置に流入する直前の熱媒体の温度を検知する第1の温度検知装置と、
前記太陽熱加熱装置の出口における熱媒体の温度を検知する第2の温度検知装置と、
前記給水加熱器に導かれる熱媒体の温度を検知する第3の温度検知装置と、
前記給水加熱器に導かれる熱媒体の流量を検知する流量検知装置と、
各前記温度検知装置および前記流量検知装置からの出力に基づいて、前記バイパス経路、または前記バイパス経路の一部と前記分岐経路とからなる経路に導く熱媒体の流量、および前記蓄熱装置を制御して、前記太陽熱加熱装置から流出する熱媒体の温度、前記給水加熱器に導かれる熱媒体の温度および流量をそれぞれ所定値に制御する制御装置と
を具備することを特徴とする太陽熱利用発電プラント。 A boiler that generates steam by heating water;
A steam turbine driven by steam supplied from the boiler;
A condenser that cools the turbine exhaust discharged from the steam turbine to condensate;
A feed water heater that is disposed between the condenser and the boiler and that heats the feed water led from the condenser;
A solar heating device for heating the heat medium using solar heat;
A circulation path for circulating the heat medium heated by the solar heating device to at least one of the feed water heaters;
A bypass path connected to the circulation path on the upstream side and the downstream side of the solar heating device, and bypassing the solar heating device and flowing a heat medium,
A heat storage device that is interposed in the bypass path, stores excess heat in the heat medium heated by the solar heating device, or gives the heat medium the amount of heat stored;
The bypass path is branched from the bypass path on the heat storage device side than the connection portion on the upstream side of the solar heating device, and is connected to the circulation path downstream of the feed water heater through which the heat medium is guided. Branch path,
A first temperature detection device for detecting the temperature of the heat medium immediately before flowing into the solar heating device;
A second temperature detection device for detecting the temperature of the heat medium at the outlet of the solar heating device;
A third temperature detection device for detecting the temperature of the heat medium guided to the feed water heater;
A flow rate detection device for detecting the flow rate of the heat medium guided to the feed water heater;
Based on outputs from each of the temperature detection device and the flow rate detection device, the flow rate of the heat medium guided to the bypass path or a path composed of a part of the bypass path and the branch path, and the heat storage device are controlled. And a control device for controlling the temperature of the heat medium flowing out from the solar heating device and the temperature and flow rate of the heat medium guided to the feed water heater to predetermined values, respectively.
前記制御装置が、前記温度検知装置からの出力に基づいて、前記給水加熱器に導かれる熱媒体の温度が所定の温度よりも高いと判定した場合には、前記蓄熱装置を制御して、熱媒体における余剰熱を前記蓄熱装置に蓄熱して熱媒体を冷却し、熱媒体の温度を所定値に維持する工程と、
前記制御装置が、前記温度検知装置からの出力に基づいて、前記給水加熱器に導かれる熱媒体の温度が所定の温度よりも低いと判定した場合には、前記蓄熱装置を制御して、蓄熱装置に蓄熱された熱量を熱媒体に与えて、熱媒体の温度を所定値に維持する工程と
を具備することを特徴とする太陽熱利用発電プラントの運転方法。 A method for operating a solar thermal power plant according to any one of claims 1 to 3,
When the control device determines that the temperature of the heat medium guided to the feed water heater is higher than a predetermined temperature based on the output from the temperature detection device, the control device controls the heat storage device to Storing the excess heat in the medium in the heat storage device to cool the heat medium, and maintaining the temperature of the heat medium at a predetermined value;
When the control device determines that the temperature of the heat medium guided to the feed water heater is lower than a predetermined temperature based on the output from the temperature detection device, the control device controls the heat storage device to store heat. A method of operating a solar thermal power plant, comprising: applying a heat amount stored in the device to the heat medium to maintain the temperature of the heat medium at a predetermined value.
前記制御装置が、前記第2の温度検知装置からの出力に基づいて、前記太陽熱加熱装置の出口における熱媒体の温度が所定値となるように、前記太陽熱加熱装置に流入する熱媒体の流量を制御する工程を備え、
(1)前記制御装置が、前記流量検知装置からの出力に基づいて、前記給水加熱器に導かれる熱媒体の流量が所定値を超えていると判定した場合には、
前記制御装置が、前記バイパス経路の一部および前記分岐経路からなる経路に、前記太陽熱加熱装置から流出した熱媒体の一部を導入するための制御を行う工程と、
前記制御装置が、前記流量検知装置からの出力に基づいて、前記バイパス経路の一部および前記分岐経路からなる経路に導く熱媒体の流量を制御する工程と、
前記制御装置が、前記第1の温度検知装置からの出力に基づいて前記蓄熱装置を制御し、前記バイパス経路の一部を流れる熱媒体における余剰熱を前記蓄熱装置に蓄熱する工程とを備え、
(2)前記制御装置が、前記流量検知装置からの出力に基づいて、前記給水加熱器に導かれる熱媒体の流量が所定値を下回ると判定した場合には、
前記制御装置が、前記バイパス経路を介して、前記太陽熱加熱装置よりも上流側の前記循環経路から下流側の前記循環経路へ熱媒体の一部を導くための制御を行う工程と、
前記制御装置が、前記流量検知装置からの出力に基づいて、前記バイパス経路に導く熱媒体の流量を制御する工程と、
前記制御装置が、前記第3の温度検知装置からの出力に基づいて前記蓄熱装置を制御し、前記蓄熱装置に蓄熱された熱量を前記バイパス経路を流れる熱媒体に与える工程とを備え、
前記給水加熱器に導かれる熱媒体の温度および流量をそれぞれ所定値に制御することを特徴とする太陽熱利用発電プラントの運転方法。 A method for operating a solar thermal power plant according to any one of claims 4 to 6,
Based on the output from the second temperature detection device, the control device sets the flow rate of the heat medium flowing into the solar heating device so that the temperature of the heat medium at the outlet of the solar heating device becomes a predetermined value. A process of controlling,
(1) When the control device determines that the flow rate of the heat medium guided to the feed water heater exceeds a predetermined value based on the output from the flow rate detection device,
The control device performs a control for introducing a part of the heat medium flowing out from the solar heating device into a path consisting of a part of the bypass path and the branch path;
The control device, based on the output from the flow rate detection device, to control the flow rate of the heat medium that leads to a path consisting of a part of the bypass path and the branch path;
The control device includes a step of controlling the heat storage device based on an output from the first temperature detection device and storing excess heat in a heat medium flowing through a part of the bypass path in the heat storage device.
(2) When the control device determines that the flow rate of the heat medium guided to the feed water heater is below a predetermined value based on the output from the flow rate detection device,
A step of performing control for guiding a part of the heat medium from the circulation path upstream of the solar heating device to the circulation path downstream of the solar heating device via the bypass path;
The controller controls the flow rate of the heat medium guided to the bypass path based on the output from the flow rate detector;
The control device includes a step of controlling the heat storage device based on an output from the third temperature detection device, and providing a heat amount stored in the heat storage device to a heat medium flowing through the bypass path,
A method for operating a solar thermal power plant, wherein the temperature and flow rate of the heat medium guided to the feed water heater are controlled to predetermined values, respectively.
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