JP5625634B2 - データ分散プログラム、データ格納プログラム、データ分散装置、データ格納装置、データ分散方法、およびデータ格納方法 - Google Patents
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Description
分散データベースは、ネットワークに接続した複数のコンピュータにデータを分散して配置し、複数のコンピュータが持っている複数のデータベースをあたかも単一のデータベースであるかのように見せる技術である。
また、実施の形態のプログラムによれば、複数のデータベースからデータが漏洩しても、データベース間のデータの対応関係が分からないため、セキュリティが向上するという効果を奏する。
図1は、実施の形態に係るデータベースシステムの構成図である。
データベース(DB)システム101は、DB Proxy102、データベース装置103−n(n=1〜3)を備える。尚、データベース装置103−1、103−2、103−3は、それぞれデータベース装置A、データベース装置B、データベース装置Cとも呼ぶ。
DB Proxy102は、データベース装置103へのデータ配置の決定や検索結果の応答などを行う。
クライアント104は、DB Proxy102に対して、データの登録や検索などを依頼する。また、DB Proxy102から検索結果などの処理結果を受け取る。
DB Proxy102は、リクエスト受付部201、データ配置決定部202、統計情報収集部203、データ再配置計画部204、リクエスト処理部205、および記憶部206を備える。
データ配置決定部202は、データベース装置103に配置するデータを決定する。
データ再配置計画部204は、データ配置がデータ配置ポリシーに適合しているか判断し、適合していない場合は、データの再配置を行う。
記憶部206は、データベース装置103の特性情報やデータ配置ポリシー等の情報を格納する。
情報収集部301は、データベース装置103が格納しているデータへのアクセス頻度や格納しているデータ量をカウントし、アクセス頻度およびデータ量を統計情報として記憶部303に記憶する。
記憶部303は、分散されたデータが記述されたテーブル(データベース)や該テーブルの構造を示すスキーマを格納する。
先ず、実施の形態の処理を説明する前に、実施の形態の処理で用いられる各種情報について説明する。
データベース装置特性情報401は、データベース装置名とデータベース装置の特性とが対応付けられて記述されている。特性として記述される内容としては、稼働率、性能、コスト、容量がある。
性能は、データベース装置103の処理速度やレイテンシ等に基づいた値である。
コストは、データ量に対する必要金額である。
例えば、図3のデータベース装置特性情報401において、データベース装置Aの稼働率は99.95%、性能は5、コストは1ドル当たり0.20GB、最大記憶容量は100GBである。
データベース装置特性情報401は、記憶部206に格納される。
データ配置ポリシー402には、データをどのように配置するかを示す情報(ポリシー)が記載されている。
データ配置ポリシー402は、記憶部206に格納される。
スキーマは、例えばStructured Query Language(SQL)スキーマであり、データベースの構造を表す。
スキーマ403は、例えば、従来と同様にSQLによって作成される。
ユーザは、同じデータベース装置103に配置したくないデータ項目がある場合、スキーマ403の該データ項目の制約条件にMUTEX(n)を記述することで、後述のデータ分散決定処理において、該データ項目は同じデータベース装置103に配置されなくなる。
図6の登録データ404は、データベース装置103に分散する前のデータである。
登録データ404は、データ項目として、顧客ID、顧客名、生年月日、資産、家族構成、掛金、および分類を有する。
したがって、実施の形態の登録データ404は、3行×7列のデータである。
図7の列名対応表405は、変更前のデータ項目名(列名)と変更後のデータ項目名(列名)の対応関係を示す表である。列名対応表405には、変更前のデータ項目名と変更後のデータ項目名とが対応付けられて記述されている。また、データベース名やテーブル名も記述しても良い。
オリジナルには、変更前のデータ項目名(列名)が記述されている。
変更後名は、変更後のデータ項目名(列名)が記述されている。実施の形態において、変更後名に記述されるデータの形式は、「データベース名.テーブル名.変更後のデータ項目名」である。
図8の行対応表406は、データベース装置間のテーブルの行の対応関係を示す表である。行対応表406には、各データベース装置のテーブルの行に割り当てられたキーが対応付けられて記述されている。
図9A〜Cのデータは、実施の形態のデータ配置決定処理を行い、図6の登録データ404を各データベース装置103に分散して登録したデータである。
尚、データベース装置A、B、およびCにおいて、それぞれデータを格納するテーブル(またはデータベースと呼ぶ)をFoo407、Bar408、およびBaz409としている。
図9D、E、およびFは、それぞれ図9A、B、およびCに示すデータの行をシャッフル(適当に入れ替え)したデータである。
尚、データベース装置A、B、およびCにおいて、シャッフル後のそれぞれデータを格納するテーブルをFoo410、Bar411、およびBaz412としている。
図10A、B、およびCは、それぞれデータベース装置A、B、およびCの統計情報である。
統計情報413には、データベース装置に登録されたデータに関する情報が格納されている。
アクセス頻度は、列名のデータに対するアクセスの頻度を示す。
例えば、図10Aにおいて、列名Bのデータは、1日あたり50万回アクセスされ、データのサイズは10GBであることを示す。
図11は、実施の形態に係るデータベース設定処理のフローチャートである。
ステップS1002において、ユーザはデータ配置ポリシー402を記憶部206に登録する。
ステップS1004において、各データベース装置103はスキーマを作成する。
尚、ステップS1004の詳細な処理については後述する。
ステップS1101において、リクエスト受付部201は、クライアント104からスキーマ作成リクエストを受信する。また、スキーマ作成リクエストに含まれるスキーマ403は、記憶部206に格納しておく。
尚、ステップS1102のデータ配置の決定処理の詳細については後述する。
ステップS1105において、データベース装置103は、スキーマ作成リクエストに基づいてスキーマを作成する。
ステップS1201において、データ配置決定部202は、データベース装置間でのデータ項目(列データ)の分散を決定する。
尚、列データの分散決定の処理の詳細については後述する。
実施の形態において、データベース装置A〜Cに作成するテーブル名は、それぞれFoo、Bar、Bazとする。
実施の形態において、上述のテーブル名やデータ項目名を登録すると、図7のような列対応表405が生成される。
ステップS1204において、データ配置決定部202は、列対応表を参照し、各データベース装置103に対して発行するスキーマ作成リクエストを生成する。
ステップS1301において、データ配置決定部202は、データベース装置特性情報401およびデータ配置ポリシー402を参照し、データベース装置特性情報401およびデータ配置ポリシー402に基づいて、データ配置ポリシー402に指定された稼働率を満たさないデータベース装置103を組み合わせる。
実施の形態において、図5のスキーマ403では、顧客IDと顧客名には引数としてMUTEX(1)、生年月日と家族構成には引数としてMUTEX(2)が割り当てられている。したがって、顧客IDと顧客名、生年月日と家族構成をそれぞれ組み合わせ不可な項目リストとして抽出する。
ステップS1304において、データ配置決定部202は、割り当て未決定の不可項目リストのうちの一つを選択する。
ステップS1305において、データ配置決定部202は、選択した不可項目リストのうち、サイズが大きい順にデータ項目をコストの安いデータベース装置103に順次割り当てる。サイズの大きさは、スキーマ403に記述されたデータ型(例えば、CHARACTER, DATE, INTEGERなど)に基づき判断する。尚、項目のデータ型が同じ場合は、不可項目リストの並び順に割り当てる。
また、生年月日と家族構成を割り当てる場合、生年月日と家族構成のデータ型は、それどれ、DATEとINTEGERである。DATEのほうがINTEGERよりサイズが大きいので、生年月日と家族構成の順で割り当てる。
ステップS1306において、データ配置決定部202は、全ての割り当て未決定の不可項目リストの割り当てを完了したか判断する。割り当てが完了した場合、制御はステップS1307に進み、割り当てが完了していない場合、制御はステップS1205に戻る。
実施の形態において、上述のようにデータベース装置Aのコストが最も安いので、スキーマ403を参照して、ステップS1302で抽出しなかった項目(すなわち、資産、掛け金、および分類)をデータベース装置Aに割り当てる。
実施の形態において、図5のスキーマ403では、顧客IDと顧客名には引数としてMUTEX(1)、生年月日と家族構成には引数としてMUTEX(2)が割り当てられている。したがって、顧客IDと顧客名、生年月日と家族構成をそれぞれ組み合わせ不可な項目リストとして抽出する。
また、生年月日と家族構成を割り当てる場合、生年月日と家族構成のデータ型は、それどれ、DATEとINTEGERである。DATEのほうがINTEGERよりサイズが大きいので、生年月日と家族構成の順で割り当てる。
ステップS1310において、データ配置決定部202は、全ての割り当て未決定の不可項目リストの割り当てを完了したか判断する。割り当てが完了した場合、制御はステップS1311に進み、割り当てが完了していない場合、制御はステップS1309に戻る。
実施の形態において、上述のようにデータベース装置B、Cの性能が最も高いので、スキーマ403を参照して、ステップS1302で抽出しなかった項目(すなわち、資産、掛け金、および分類)をデータベース装置B、Cに割り当てる。
次に、データベース装置103にデータを登録する処理について述べる。尚、上述のデータベース設定処理は、すでに行われているものとする。
尚、以下の処理において、ステップS1401〜S1405、S1409〜1411は、DB Proxy102で行われ、ステップS1406〜S1407はデータベース装置103で行われる。
ステップS1403において、リクエスト処理部205は、データの登録が済んでいないデータベース装置103を一つ選択する。
ステップS1406において、リクエスト処理部302は、受信した登録データの各行に対応するユニークキーを生成する。尚、データベース装置XのユニークキーはDB Xキーと呼ぶ。
ステップS1407において、リクエスト処理部302は、上記ユニークキーと受信した登録データをテーブルに登録する。そして、テーブルに登録したデータの行をシャッフル(適当に入れ替え)する。これにより、データベース装置103には、データの行がシャッフルされたテーブルが配置される。
これにより、データベース装置Aには、図9Dに示すようなテーブルFoo410が登録される。
ステップS1409において、リクエスト処理部205は、行対応表406に受信したユニークキーを登録する。
上述の処理により、各データベース装置103にデータが分散して登録される。
図16は、実施の形態に係るデータの配置変更処理のフローチャートである。
実施の形態において、統計情報収集部203は、データベース装置A、B、およびCから、それぞれ統計情報413−1、413−2、および413−3を収集する。また、収集した統計情報413は、記憶部206に格納しておく。
尚、データ配置がポリシーに合致しているか否かの判定処理の詳細については後述する。
ここで、データの再配置のため、データ移動を行うデータ項目を移動対象項目と呼ぶ。
ステップS1505において、データ再配置計画部204は、移動先データベース装置に対し、スキーマに移動対象項目を追加するように指示する。移動先データベース装置は、スキーマに移動対象項目を追加する。
ステップS1601において、データ再配置計画部204は、データ配置ポリシー402を参照し、ポリシーがコスト重視か性能重視か判定する。ポリシーがコスト重視の場合、制御はステップS1602へ進み、性能重視の場合、制御はS1608へ進む。
例えば、実施の形態において、組み合わせ不可項目リストとして顧客IDと顧客名を選択する。
ステップS1604において、データ再配置計画部204は、ステップS1603で抽出した各項目のデータ量に関して、コストの安いデータベース装置103に記録されているデータ量のほうがコストの高いデータベース装置103に記録されているデータ量より多いか判定する。コストの安いデータベース装置103に記録されているデータ量のほうがコストの高いデータベース装置103に記録されているデータ量より多い場合、制御はステップS1605へ進み、少ない場合、制御はステップS1607へ進む。尚、データベース装置のコストについては、上述のデータベース装置特性情報401を参照することに判断可能である。
ステップS1607において、データ再配置計画部204は、データ配置がデータ配置ポリシーに適合していないと判定する。
実施の形態において、組み合わせ不可項目リストとして顧客IDと顧客名を選択する。または、組み合わせ不可項目リストとして生年月日と家族構成を選択する。
また、生年月日(A.Foo.C)のアクセス頻度は30万アクセス/日、家族構成(B.Bar.β/C.Baz.III)のアクセス頻度は3万アクセス/日である。
また、生年月日と家族構成について判定すると、アクセス頻度の高い生年月日は、性能の低いデータベース装置Aに格納されている。よって、ポリシー違反と判定される。
ステップS1613において、データ再配置計画部204は、データ配置がデータ配置ポリシーに適合していないと判定する。
図18は、実施の形態に係るデータアクセス処理のフローチャートである。
ステップS1701において、リクエスト受付部201は、クライアント104からデータアクセスリクエストを受信する。データアクセスリクエストには、クライアント104が求めるデータ項目などの情報が含まれている。
例えば、列名Bのデータをリクエストされた場合は、アクセス先データベース装置は、列名Bのデータと対応するユニークキーをDB proxy装置102に送信する。
また、実施の形態のデータベースシステムによれば、各テーブルの行をシャッフルしているため、複数のデータベース装置からデータが漏洩しても、データ間の組み合わせが分からないので、セキュリティが向上する。
また、実施の形態のデータベースシステムによれば、データの統計情報を用いて、データの配置を動的に変更することが可能となる。
実施の形態のDB proxy102およびデータベース装置103は、例えば、図19に示すような情報処理装置1によって実現される。
情報処理装置1は、CPU2、メモリ3、入力部4、出力部5、記憶部6、記録媒体駆動部7、およびネットワーク接続部8を備え、それらはバス9により互いに接続されている。
入力部4は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等である。
記憶部6は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、テープ装置等である。情報処理装置1は、記憶部6に、上述のプログラムとデータを保存しておき、必要に応じて、それらをメモリ3に読み出して使用する。
記録媒体駆動部7は、可搬記録媒体10を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体としては、メモリカード、フレキシブルディスク、Compact Disk Read Only Memory(CD-ROM)、光ディスク、光磁気ディスク等、任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体が用いられる。ユーザは、この可搬記録媒体10に上述のプログラムとデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ3に読み出して使用する。
102 DB Proxy
103 データベース装置
104 クライアント
105 ネットワーク
201 リクエスト受付部
202 データ配置決定部
203 統計情報収集部
204 データ再配置計画部
205 リクエスト処理部
206 記憶部
301 情報収集部
302 リクエスト処理部
303 記憶部
401 データベース装置特性情報
402 データ配置ポリシー
403 スキーマ
404 登録データ
405 列名対応表
406 行対応表
407〜412 データテーブル
413 統計情報
Claims (15)
- 複数のデータ項目を有するデータを複数のデータベース装置に分散する処理をコンピュータに実行させるためのデータ分散プログラムであって、
前記複数のデータ項目のうち特定の複数のデータ項目を前記複数のデータベース装置のうち同じデータベース装置に配置しないことを示す排他情報を記憶部から読み出し、
前記排他情報に基づき、前記特定の複数のデータ項目を前記複数のデータベース装置のうち異なるデータベース装置に配置するように、前記データ項目の配置を決定し、
決定した配置に従って、前記特定の複数のデータ項目について、前記複数のデータベース装置への送信を行う、
処理を前記コンピュータに実行させるデータ分散プログラム。 - 前記データ項目の名前を変更する処理をさらに実行させることを特徴とする請求項1記載のデータ分散プログラム。
- 前記データベース装置の特性を示す特性情報および前記複数のデータベース装置にデータを配置するポリシーが記述された配置ポリシーを前記記憶部から読み出し、
前記特性情報および前記配置ポリシーに基づいて、前記データ項目の配置を決定する、
処理をさらに実行させることを特徴とする請求項1または2記載のデータ分散プログラム。 - 前記データベース装置に配置された前記データ項目のアクセス頻度およびデータ量を示す統計情報を収集し、
前記特性情報と前記統計情報とに基づき、前記統計情報が示すデータの配置が前記配置ポリシーを満たしているか判定し、
前記配置ポリシーを満たしていないとき、前記特性情報、前記統計情報、および前記配置ポリシーに基づき、前記データ項目の再配置を決定する、
処理をさらに実行させることを特徴とする請求項3記載のデータ分散プログラム。 - 複数のデータ項目を有するデータを複数のデータベース装置に分散するデータ分散装置から、1つ以上のデータ項目に対応し複数の行からなるデータを受信し、
受信したデータの各行に対応するユニークなキーを生成し、
前記キーと前記受信したデータの各行を対応付けたデータを記憶部に格納し、
前記対応付けたデータの行をシャッフルすることで、データ項目毎に複数の行のデータが入れ替えられたデータを生成して前記記憶部に格納し、
データ分散装置に前記キーを送信する、
処理をコンピュータに実行させるためのデータ格納プログラム。 - 複数のデータ項目を有するデータを複数のデータベース装置に分散するデータ分散装置において、
前記複数のデータ項目のうち特定の複数のデータ項目を前記複数データベース装置のうち同じデータベース装置に配置しないことを示す排他情報を記憶する記憶部と、
前記排他情報に基づき、前記特定の複数のデータ項目を前記複数のデータベース装置のうち異なるデータベース装置に配置するように、前記データ項目の配置を決定する配置決定部と、
決定した配置に従って、前記特定の複数のデータ項目について、前記複数のデータベース装置への送信を行うリクエスト処理部と、
を備えるデータ分散装置。 - 前記配置決定部は、前記データ項目の名前を変更することを特徴とする請求項6記載のデータ分散装置。
- 前記記憶部は、前記データベース装置の特性を示す特性情報および前記複数のデータベース装置にデータを配置するポリシーが記述された配置ポリシーを記憶し、
前記配置決定部は、前記特性情報および前記配置ポリシーに基づいて、前記データ項目の配置を決定することを特徴とする請求項6または7記載のデータ分散装置。 - 前記データベース装置に配置された前記データ項目のアクセス頻度およびデータ量を示す統計情報を収集する収集部と、
前記特性情報と前記統計情報とに基づき、前記統計情報が示すデータの配置が前記配置ポリシーを満たしているか判定し、前記配置ポリシーを満たしていないとき、前記特性情報、前記統計情報、および前記配置ポリシーに基づき、前記データ項目の再配置を決定する再配置決定部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項8記載のデータ分散装置。 - 記憶部と、
複数のデータ項目を有するデータを複数のデータベース装置に分散するデータ分散装置から、1つ以上のデータ項目に対応し複数の行からなるデータを受信し、受信したデータの各行に対応するユニークなキーを生成し、前記キーと前記受信したデータの各行を対応付けたデータを前記記憶部に格納し、前記対応付けたデータの行をシャッフルすることで、データ項目毎に複数の行のデータが入れ替えられたデータを生成して前記記憶部に格納し、前記データ分散装置に前記キーを送信する処理部と、
を備えるデータ格納装置。 - 複数のデータ項目を有するデータを複数のデータベース装置に分散する処理を実行するコンピュータが、
前記複数のデータ項目のうち特定の複数のデータ項目を前記複数のデータベース装置のうち同じデータベース装置に配置しないことを示す排他情報を記憶部から読み出し、
前記排他情報に基づき、前記特定の複数のデータ項目を前記複数のデータベース装置のうち異なるデータベース装置に配置するように、前記データ項目の配置を決定し、
決定した配置に従って、前記特定の複数のデータ項目について、前記複数のデータベース装置への送信を行う、
データ分散方法。 - コンピュータが、
複数のデータ項目を有するデータを複数のデータベース装置に分散するデータ分散装置から、1つ以上のデータ項目に対応し複数の行からなるデータを受信し、
受信したデータの各行に対応するユニークなキーを生成し、
前記キーと前記受信したデータの各行を対応付けたデータを記憶部に格納し、
前記対応付けたデータの行をシャッフルすることで、データ項目毎に複数の行のデータが入れ替えられたデータを生成して前記記憶部に格納し、
データ分散装置に前記キーを送信する、
データ格納方法。 - 特定の複数のデータ項目の配置に関する排他関係を示す排他情報を記憶部から読み出し、
前記排他情報に基づき、前記特定の複数のデータ項目のデータを異なる情報処理装置に配置させる、
処理をコンピュータに実行させるデータ分散プログラム。 - 特定の複数のデータ項目の配置に関する排他関係を示す排他情報を記憶する記憶部と、
前記排他情報に基づき、前記特定の複数のデータ項目のデータを異なる情報処理装置に配置させる処理部と、
を備えるデータ分散装置。 - コンピュータが、
特定の複数のデータ項目の配置に関する排他関係を示す排他情報を記憶部から読み出し、
前記排他情報に基づき、前記特定の複数のデータ項目のデータを異なる情報処理装置に配置させる、
データ分散方法。
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