JP5624724B2 - Easy-open packaging bag - Google Patents
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- B65D33/00—Details of, or accessories for, sacks or bags
Description
本発明は、包装袋を容易に開封できるようにカットラインを備え、消費者が外力を加えることでカットラインに沿って引き裂くことができる易開封性包装袋に関する。 The present invention relates to an easy-open packaging bag that is provided with a cut line so that the packaging bag can be easily opened and can be torn along the cut line by an external force applied by a consumer.
特許文献1は、その従来例の説明のなかで典型的な易開封性包装袋を開示している。この従来の典型的な易開封性包装袋を図1に示す。図1に図示の包装袋1は「パウチ」と呼ばれており、パウチの種類としては、「平パウチ」と「スタンディングパウチ」とが知られている。図1のパウチはスタンディングパウチであり、その底部にマチ2を備えている。
パウチ1は、特許文献1にその説明があるように複数の層からなる断面構造を有している。図2は、特許文献1の図2と同じ三層構造を示す図である。本願明細書に添付の図2を参照して、パウチ1は、外表面層3と、最内層4と、中間層5とを備えた三層構造のフィルムで作られ、外表面層3及び最内層4は共に中間層5に接着されている。外表面層3はバリア層とも呼ばれ、一例として酸化珪素を蒸着したPETフィルム(厚み12μm)からなる。最内層4は熱溶着性を備えた例えば無延伸ポリプロピレンフィルム(厚み60μm)からなる。中間層5は例えばナイロンフィルム(厚み15μm)からなり、ある程度の伸び性を有している。勿論、パウチ1の各層3〜5を構成する上記の材料は一例に過ぎない。
The
パウチ1は、その両側縁部と底部が熱溶着(ヒートシール)された状態で包装材料メーカから食品メーカに納入され、食品メーカでは、パウチ1の中に内容物を充填した後に、上縁部を熱溶着(ヒートシール)することにより、中身入りのパウチ1が密封される。パウチ1の両側縁部の熱溶着した部分をサイドシール6と呼び、底部の熱溶着した部分をボトムシール7と呼び、上縁部の熱溶着した部分をトップシール8と呼ぶことにする。
The
パウチ1の上端部には、パウチ1を横断する直線状に延びるカットライン9を有している。カットライン9は弱化線、易切断線とも呼ばれるように、消費者が比較的小さな力で直線状に切り裂くことができるように、このカットライン9がパウチ1に設けられている。
At the upper end of the
図2を参照して、図示の例では、カットライン9の部位は中間層5が欠落しており、このカットライン9の部位は外表面層3と最内層4との2層構造で構成されている。そして、パウチ1は、カットライン9の両端に夫々設けられたノッチ10を有し、消費者はノッチ10を手がかりに切り裂くことにより、パウチ1をカットライン9に沿って開封することができる。
Referring to FIG. 2, in the example shown in the drawing, the
図1から分かるように、従来のパウチ1は、典型的には、その左右のサイドシール6の上端部6aの幅w1が、これよりも下方の部位6bの幅w2よりも大きく作られている(w1>w2)。より具体的には、左右のサイドシール6は、ノッチ10の部分を含むパウチ1の上端部が幅広ヒートシール部6aで構成され、この幅広ヒートシール部6aの下方が幅狭のヒートシール部6bで構成されている。
As it can be seen from Figure 1, the
なお、カットライン9の構成については、例えば特許文献2、3に見られるように、カットライン9を他の部位よりも弱化させて引き裂き性を確保する様々な提案が行われている。例えば、特許文献2にあっては、カットライン9の部位において、外表面層及び/又は中間層が連続的に又は断続的に溶融弱化樹脂層で構成され且つ特定の熱可塑性樹脂の発泡によってカットラインを形成することを提案している。特許文献3は、中間層及び最内層に溝状の弱化部を設けることを提案している。
In addition, about the structure of the
カットライン9と称される部位は、意図的に弱化した部位であることから、特許文献1でも指摘しているように、極めて稀ではあるがピンホールが発生することがある。下記の表1は、下記の条件の下で試験を行った結果を示す。この試験は、中身入りのパウチ1を外装箱に入れ、そして上下逆さまにした状態で落下させたときに、カットライン9上で屈曲した跡(以下、「折れ跡A」という。)の有無を確認するためのものである。この落下試験の条件は以下の通りである。
Since the part called the
図1に図示のパウチ1に例えばカレー食品を入れた後に上縁部をヒートシールすることで密封した。これは現在、市場で入手可能なレトルト食品などと同じであり、密封したパウチ1の中には若干のエアが混入した状態にある。内容物入りパウチ1を外装箱に入れて120cmの高さからコンクリートの上に落下させてピンホールが発生しているか否かを検証した。外装箱入りパウチ1は、意図的に上端部が真下になるようにして落下させた。検証の仕方として、外装箱入りパウチ1を30検体用意し、落下を10回繰り返し、各回毎に外装箱からパウチ1を取り出して、パウチ1にピンホールが発生しているか否かを目で確認した。破袋が発生した検体についてはその時点で除外して、落下回数10回まで試験を行った。この結果、カットライン9に折れ跡Aがあると、カットライン9と折れ跡Aとの交差点でピンホールが発生する確率の高いことが判明した。
For example, after putting curry food into the
上記の試験において、パウチ1に、カットライン9上の折れ跡Aだけでなく、幅広ヒートシール部6aの下端の段部11の近傍にも折れ跡B(図1)が見られ、カットライン9に折れ跡Aが見られないパウチ1においても段部11の近傍の折れ跡Bが見られた。本願発明者はこの現象に注目し、段部11を極力カットライン9に近づけたパウチ1を作って試験したところ、段部11をカットライン9に近づける程、カットライン9の方が段部11よりも、可能性としての屈曲を引き寄せる傾向が強くなるため、段部11の近傍で屈曲が発生する確率が小さくなることが分かった。他方、段部11をカットライン9から遠ざけたパウチ1を作って試験したところ、段部11をカットライン9から遠ざけるほど、段部11の近傍に折れ跡Bが発生するもののカットライ9上の折れ跡Aも発生することが分かった。
In the above test, not only the fold mark A on the
本願発明者は、これらの試験の結果を検証する過程で、カットライン9で発生しようとしている屈曲を段部11が引き寄せる、その引き寄せ力を段部11が備えているのではないだろうか、と思い付き、実際に実験を繰り返した結果、良好な結果が得られたので本発明を提案するに至ったものである。
In the process of verifying the results of these tests, the inventor of the present application draws the bending that is about to occur at the
本発明の目的は、カットラインを備えた易開封性包装袋において、落下したときにカットラインと交差する屈曲を抑制することのできる易開封性包装袋を提供することにある。 An object of the present invention is to provide an easy-open packaging bag that can suppress bending that crosses the cut line when dropped in an easy-open packaging bag having a cut line.
本発明の更なる目的は、落下したときに極めて稀に見られるカットラインでのピンホールの発生確率を小さくすることのできる易開封性包装袋を提供することにある。 It is a further object of the present invention to provide an easy-open packaging bag that can reduce the probability of pinholes occurring at cut lines that are very rare when dropped.
再び、従来例の図1を参照して、幅広ヒートシール部6aと幅狭ヒートシール6bとの間の段部11と、その近傍に発生する折れ跡Bとの関係を見ると、折れ跡Bが幅狭ヒートシール6bの側に発生する傾向にある。つまり図1の従来例で言えば、段部11が臨む下方領域に折れ跡Bが発生している。図1には折れ跡A及びBの双方とも「く」の字の形態で描いてあるが、その形態は様々であるのは言うまでもない。
Again referring to FIG. 1 of the conventional example, when the relationship between the
本願発明者は、段部11の近傍に見られる折れ跡Bと段部11の向きとの関係に着目し、この段部11が上方つまりカットライン9に臨んで開放するように設定すれば、この段部11によってカットライン9で発生しようとしている屈曲をカットライン9から引き寄せることができ、この屈曲引き寄せ力は、段部11をカットライン9の近傍に配設することで、その効果が得られると考えるに至った。
The inventor of the present application pays attention to the relationship between the trace B and the direction of the
図3は、本願発明の基本概念を説明するための図である。この図3において、従来例と同じ要素には図1で使用した参照符号を付してある。本願発明に従う易開封性包装袋100は、サイドシール6の上端部つまりノッチ10及びカットライン9を含む上端部が幅狭のヒートシール部6bで構成され、この幅狭ヒートシール部6bの下端に幅広のヒートシール部6aが連結されている。したがって、幅狭ヒートシール部6bと幅広ヒートシール部6aとの境界を構成する段部101は、カットライン9の下方且つ近傍に位置している。
FIG. 3 is a diagram for explaining the basic concept of the present invention. In FIG. 3, the same elements as those in the conventional example are denoted by the reference numerals used in FIG. The easy-
この構成を採用することにより、カットライン9の近傍において段部101を上方つまりカットライン9に臨ませて位置させることができる。そして、カットライン9の近傍で且つカットライン9に対して直接的に臨んで開放している上向きの段部101によってカットライン9で発生しようとしている、可能性としての屈曲を引き寄せることで、段部101の近傍の第1領域Ar(1)(図3)で屈曲を生じさせることができる。勿論、上向きの段部101がカットライン9に接近し過ぎると、上向きの段部101で屈曲を引き寄せる前にカットライン9で屈曲が発生してしまう可能性が大きくなる。他方、上向きの段部101のカットライン9から遠すぎるとカットライン9で発生しようとしている屈曲を引き寄せる力が弱くなり、上向きの段部101とカットライン9との間の相関関係が弱くなる。したがって、段部101の近傍の第1領域Ar(1)で屈曲が発生するように、カットライン9と上向きの段部101との間の離間距離D1の最適な値を実験により求めるのがよい。
By adopting this configuration, the
ちなみに、段部101の近傍の第1領域Ar(1)で屈曲が発生すると、これに隣接したカットライン9の周辺ゾーンZ(図3)では易開封性包装袋100を構成するフィルム又はシートに張りが出るため、この周辺ゾーンZでは屈曲が発生し難くなる。このことは、細長いゴム風船を2つ折りしたときをイメージすると理解し易い。細長いゴム風船を2つ折りすると、その瞬間、その屈曲部の周辺ではゴムに張力が働いてゴムが張った状態になる。したがって、カットライン9の周辺ゾーンZに隣接する第1領域Ar(1)に屈曲を生じさせると、上記の周辺ゾーンZでのフィルム又はシートに張りが出て当該周辺ゾーンZでは屈曲が生じ難くなる。ここに、図3に図示の周辺ゾーンZは、易開封性フィルム100の落下によるピンホール発生などの破袋防止対策の上で、落下による衝撃を受けた際にフィルム又はシートに張りが出て欲しい領域である。
Incidentally, when bending occurs in the first area Ar (1) in the vicinity of the
図4は図3に関連した図であり、サイドシール6の上端部を構成する幅狭ヒートシール部6b及びその下端に連続して下方に延びる幅広ヒートシール部6aを上向きの段部101を中心に拡大した部分図である。上向きの段部101は易開封性包装袋100の側縁102に対して鉛直に延びている。幅狭ヒートシール部6bの第1の内側境界線103が側縁102と平行であれば、この第1の内側境界線103と段部101との間の角度θ1は90度である(θ1=90°)。また、幅広ヒートシール部6aの第2の内側境界線104が側縁102と平行であれば、段部101と第2の内側境界線104との角部101aの角度θ2は、設計上、90度である(θ2=90°)。勿論、実際上は製造上の問題から、角部101aは丸みを帯びたラウンド形状となる。また、この角度θ1及びθ2は90°に限定されないのは言うまでもない。
FIG. 4 is a diagram related to FIG. 3, in which the narrow
図5は、第1の内側境界線103と上向きの段部101との間の角度θ1及び段部101の角部101aの角度θ2が共に鋭角である例を示す。図6は、第1の内側境界線103と上向きの段部101との間の角度θ1及び段部101の角部101aの角度θ2が共に鈍角である例を示す。角度θ1(θ2)は例えば段部11の高さが2mm程度である場合には約45°が下限値であると考えられ、上限値は約135°であると考えられる。角度θ1(θ2)が鋭角であると、段部101の近傍に屈曲が発生する第1領域Ar(1)が限定的になる傾向になり、角度θ1(θ2)が鈍角であると、段部101の近傍に屈曲が発生する領域Ar(1)が拡大する傾向になる。
FIG. 5 shows an example in which the angle θ1 between the first
本発明によれば、サイドシール6において、カットライン9を含む上端部が相対的に幅狭のヒートシール部6bで構成され、そして、この幅狭ヒートシール部6bの下端に連続する相対的に幅広のヒートシール部6aとの間の段部101が上方つまりカットライン9に臨んで開放しており、そして、この上向きの段部101がカットライン9の近傍に位置しているため、易開封性包装袋100が上下逆さまの状態で落下したときに易開封性包装袋100のカットライン9で発生する可能性としての屈曲を上向き段部101によって引き寄せて上向き段部101の近傍の第1領域Ar(1)に屈曲を引き寄せることでカットライン9を含む周辺ゾーンZで屈曲が発生するのを抑制することができ、これにより、カットラインで屈曲することにより発生し易いピンホールの発生確率を小さくすることができる。
According to the present invention, in the
本発明の好適な適用例は、複数の層を積層したシートからなるパウチであり、そして、カットラインが他の部位よりも層の数が少ないパウチである。具体的には図2に図示の3層構造のパウチであり、カットラインは中間層を欠落させることにより形成されている。 A preferable application example of the present invention is a pouch made of a sheet in which a plurality of layers are laminated, and a pouch having a cut line having a smaller number of layers than other portions. Specifically, the pouch has a three-layer structure shown in FIG. 2, and the cut line is formed by deleting an intermediate layer.
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図7は第1実施例の易開封性包装袋200を示す。この実施例の易開封性包装袋200は、図1、図2を参照して説明した従来例のパウチ1と基本的な構造が同じである。このことから、図1、図2を参照して従来のパウチ1を説明したのと同じ要素及び図3〜図6を参照した本発明の基本概念の説明で説明した要素と同じ要素に関しては同じ参照符号を付すことにより、その説明を省略する。
FIG. 7 shows an easy-
第1実施例の易開封性包装袋200は、マチ2を備えたスタンディングパウチであるが、変形例として、マチ2を備えていない平パウチであってもよい。
The easy-
第1実施例の易開封性包装袋つまりスタンディングパウチ200は、図7にも記載したとおり、高さHが165mmであり、幅Wが130mmである。このような大きさのパウチは、一般的に外装箱に入れて販売される。また、一般的には図7から分かるように左右対称の形態を有している。カットライン9は、パウチ200の上端縁105から25〜30mm下方に設けられている。
The easy-open packaging bag or standing
第1実施例のスタンディングパウチ200はサイドシール6に特徴を有し、サイドシール6は、その上端部に位置する幅狭ヒートシール部6bと、この幅狭ヒートシール部6bの下端に連続して下方に延びる幅広ヒートシール部6aとを備えているのは前述した本発明の基本概念(図3)と同じであるが、更に、幅広ヒートシール部6aの下端に連続して下方に延びる追加の幅狭ヒートシール部6bを備えている。スタンディングパウチ200の上端部に位置する幅狭ヒートシール部を「上方幅狭ヒートシール部6b(1)」と呼び、スタンディングパウチ200の下部に位置する幅狭ヒートシール部を「下方幅狭ヒートシール部6b(2)」と呼ぶことで、幅広ヒートシール部6aを挟んで上下に位置する幅狭ヒートシール部6bを区別することにする。
The standing
第1実施例の易開封性包装袋200にあっては、上方幅狭ヒートシール部6b(1)の幅w2(1)と下方幅狭ヒートシール部6b(2)の幅w2(2)が同じであるが、上方幅狭ヒートシール部6b(1)の幅w2(1)と下方幅狭ヒートシール部6b(2)の幅w2(2)が異なっていてもよく、この場合、上方幅狭ヒートシール部6b(1)の幅w2(1)を下方幅狭ヒートシール部6b(2)の幅w2(2)よりも大きくするのが、ノッチ10の部分のシール性を向上する上で好ましい。勿論、上方幅狭ヒートシール部6b(1)の幅w2(1)は、カットライン9の下方に位置する幅広ヒートシール部6aの幅w1よりも小さい(幅w1>幅w2(1))。各幅w1、w2(1)、w2(2)の設計上の寸法は、幅広ヒートシール部6aの幅w1は7〜8mmであり、上方及び下方の幅狭ヒートシール部6b(1)、6b(2)の幅w2(1)、w2(2)は5〜6mmである。したがって、段部101の高さは2mmである。
In the easy-
図8は、第1実施例の易開封性包装袋200の上端部を抽出した部分拡大図である。この図8から、第1に、ノッチ10を含むカットライン9の部分が、従来と違って相対的に幅狭のヒートシール部6b(1)で構成されている点、第2に、ノッチ10及びカットライン10の近傍且つ下方に相対的に幅広のヒートシール部6aで構成されている点、第3に、この幅広ヒートシール部6aの下端に連なって相対的に幅狭のヒートシール部6b(2)が下方に向けて延びている点が良く分かるであろう。また、このような構成により、幅広ヒートシール部6aの上端に上向きの第1段部101(1)が形成され、また、幅広ヒートシール部6aの下端に下向きの第2段部101(2)が形成されているのが図8から良く分かるであろう。
FIG. 8 is a partially enlarged view of an extracted upper end portion of the easy-
有限の長さD2を有する幅広ヒートシール部6aによってその上下に第1、第2の段部101(1)、101(2)が形成され、これにより、第1の上向きの段部101(1)の近傍の第1領域Ar(1)、第2の下向きの段部101(2)の近傍の第2領域Ar(2)の他に、幅広ヒートシール部6aの近傍の第3領域Ar(3)の3つの領域が周辺ゾーンZの下方に形成される。
First and second step portions 101 (1) and 101 (2) are formed above and below by the wide
外装箱(図示せず)に入れた内容物入りの易開封性包装袋200が上下逆さまの状態で落下することにより上端縁105に矢印Fで示す外力が加わったとき、上向きの第1段部101(1)によって屈曲が引き寄せられて、周辺ゾーンZの近傍の上向きの第1段部101(1)の近傍の第1領域Ar(1)で屈曲が発生する確率が高い。この第1領域Ar(1)で屈曲が例えば発生しなかったとき、そのバックアップとして下向きの第2段部101(2)が機能する可能性があり、この第2段部101(2)の近傍の第2領域Ar(2)に屈曲が発生するのが望ましい。このことから、この下向きの第2段部101(2)とカットライン9との間の離間距離(図8の距離D1+D2)が重要となる。すなわち、第1領域Ar(1)で屈曲が発生しなかったとき、下向きの第2段部101(2)で屈曲を引き寄せて第2領域Ar(2)で屈曲を生じさせ、これにより周辺ゾーンZに張りを与えることのできる距離に上記(D1+D2)を設定するのが望ましい。
When an external force indicated by an arrow F is applied to the
上記の距離D2は幅広ヒートシール部6aの上下長さであるが、第1領域Ar(1)で屈曲が発生しなかった場合や、第2領域Ar(2)で屈曲が発生しなかった場合に、これらの可能性としての屈曲が幅広ヒートシール部6aの近傍の第3領域Ar(3)に流れ込んで当該第3領域Ar(3)で屈曲が発生する可能性がある。すなわち、第1領域Ar(1)で発生しようとする可能性としての屈曲や、第2領域Ar(2)で発生しようとする可能性としての屈曲が第3領域Ar(3)に流れ込んで、この第3領域Ar(3)で屈曲が発生する可能性がある。
The distance D2 is the vertical length of the wide
したがって、幅広ヒートシール部6aの上下長さである距離D2を適当な長さに設定することで、第1領域Ar(1)で屈曲が発生しないときに、下向きの第2段部101(2)による屈曲引き寄せ力によって、第2領域Ar(2)や第3領域Ar(3)で屈曲が発生する確率を高めることができる。前述したように、カットライン9の周囲の周辺ゾーンZでフィルムに張りを与えて当該周辺ゾーンZで屈曲が生じるのを阻止するのに、第1、第2の段部101(1)、101(2)による屈曲引き寄せ力によって第1乃至第3の領域Ar(1)〜(3)に屈曲を発生させることで、カットライン9で屈曲が発生する確率を下げることができる。このことを図9を参照して説明すると、上向きの第1段部101(1)によって、その近傍である第1領域Ar(1)で屈曲するのを誘導するのが第1義であり、もし第1領域Ar(1)で屈曲が発生しなかった場合のバックアップとして第2段部101(2)によって第2、第3領域Ar(2)、Ar(3)を用意することができる。
Therefore, by setting the distance D2 that is the vertical length of the wide
ここに、上向きの第1段部101(1)の屈曲引き寄せ力によって生じた屈曲による第1折れ跡をB1を示し、下向きの第2段部101(2)の屈曲引き寄せ力によって第2領域Ar(2)に発生した屈曲による第2折れ跡をB2を示し、また、第1、第2の領域Ar(1)、Ar(2)から流れ込んだ第3領域の屈曲による第3折れ跡をB3で示してある。 Here, B1 indicates the first fold caused by the bending and pulling force of the upward first step portion 101 (1), and the second region Ar by the bending and pulling force of the downward second step portion 101 (2). B2 indicates the second fold caused by the bending generated in (2), and B3 indicates the third fold caused by the bending of the third region flowing from the first and second regions Ar (1) and Ar (2). It is shown by.
上記の第1実施例の易開封性包装袋200の折れ跡の付き方を確認するために、図8に記載した、カットライン9と上向き第1段部101(1)との間の離間距離D1と、幅広ヒートシール部6aの長さ寸法である距離D2とを変えた5つの種類の易開封性包装袋100を作って実際に落下試験を行った。
In order to confirm how the folds of the easy-
第1種は離間距離D1=5mm、長さD2=15mmであった。第2種は離間距離D1=10mm、長さD2=15mmであった。第3種は離間距離D1=15mm、長さD2=15mmであった。第4種は離間距離D1=5mm、長さD2=20mmであった。第5種は離間距離D1=5mm、長さD2=10mmであった。 The first type had a separation distance D1 = 5 mm and a length D2 = 15 mm. The second type had a separation distance D1 = 10 mm and a length D2 = 15 mm. The third type had a separation distance D1 = 15 mm and a length D2 = 15 mm. In the fourth type, the separation distance D1 = 5 mm and the length D2 = 20 mm. The fifth type had a separation distance D1 = 5 mm and a length D2 = 10 mm.
この易開封性包装袋100は、上端縁105からカットライン9までの離間距離D3(図4)が25mmであるから、第1種の離間距離D1=5mmは、離間距離D3=25mmの20%に相当する。つまり、上端縁105からカットライン9までの距離を20%延長した位置に中央幅広ヒートシール部6aを設置したのが第1種ということになる。また、この第1種は長さD2=15mmであるから、中央幅広ヒートシール部6aの長さD2は、上端縁105からカットライン9を超えて中央幅広ヒートシール部6aまでの離間距離(25+5=30mm)の50%ということになる。
In this easy-
同様に、第2種は離間距離D1=10mmであるから、上端縁105からカットライン9までの距離を40%延長した位置に中央幅広ヒートシール部6aを設置したのが第2種ということになる。また、この第2種は長さD2=15mmであるから、中央幅広ヒートシール部6aの長さD2は、上端縁105からカットライン9を超えて中央幅広ヒートシール部6aまでの離間距離(25+10=35mm)の約43%ということになる。
Similarly, since the second type is the separation distance D1 = 10 mm, it is the second type that the center wide
同様に、第3種は離間距離D1=15mmであるから、上端縁105からカットライン9までの距離を60%延長した位置に中央幅広ヒートシール部6aを設置したのが第3種ということになる。また、この第3種は長さD2=15mmであるから、中央幅広ヒートシール部6aの長さD2は、上端縁105からカットライン9を超えて中央幅広ヒートシール部6aまでの離間距離(25+15=40mm)の約38%ということになる。
Similarly, since the third type has a separation distance D1 = 15 mm, it is the third type that the center wide
同様に、第4種は離間距離D1=5mmであるから、上端縁105からカットライン9までの距離を20%延長した位置に中央幅広ヒートシール部6aを設置したのが第4種ということになる。また、この第4種は長さD2=20mmであるから、中央幅広ヒートシール部6aの長さD2は、上端縁105からカットライン9を超えて中央幅広ヒートシール部6aまでの離間距離(25+5=30mm)の約67%ということになる。
Similarly, since the fourth type is the separation distance D1 = 5 mm, it is the fourth type that the center wide
同様に、第5種は離間距離D1=5mmであるから、第4種と同様に、上端縁105からカットライン9までの離間距離を20%延長した位置に中央幅広ヒートシール部6aを設置したのが第5種ということになる。また、この第5種は長さD2=10mmであるから、中央幅広ヒートシール部6aの長さD2は、上端縁105からカットライン9を超えて中央幅広ヒートシール部6aまでの離間距離(25+5=30mm)の約33%ということになる。
Similarly, since the fifth type has a separation distance D1 = 5 mm, the central wide
第1〜第5種において、上端縁105からカットライン9までの距離をどの程度延長した位置に中央幅広ヒートシール部6aが位置しているかの延長の割合と、中央幅広ヒートシール部6aの長さが、上端縁105からカットライン9を超えて中央幅広ヒートシール部6aまでの距離に対してどの程度の割合になるかを一覧表にしたのが下記の表2である。
In the first to fifth types, the extension ratio of the extent to which the distance from the
図1を参照して従来例で説明したのと同様に上端部が真下になるように落下試験を行って、内容物入りパウチ100に見られる折れ跡を検証した結果を次の表3に示す。
The following Table 3 shows the result of verifying the fold marks seen in the
実施例のパウチ200には3種類の折れ跡B1〜B3が確認できた。第1の折れ跡B1は上向きの第1段部101(1)の近傍の第1領域Ar(1)で見られ、第2の折れ跡B2は上下の第1、第2の段部101(1)(2)の中間領域つまり幅広ヒートシール6aの近傍の第2領域Ar(2)に見られ、第3の折れ跡B3は下向きの第2段部101(2)の近傍に見られた。
In the
上記の表3について説明すると、各種のパウチ200を5袋用意して、各袋に対して試験を行った。例えば第1種の第1袋目の欄を見ると「40−42mm」の数値が見られるが、左の「40mm」は、パウチ200の左側のサイドシール6の近傍であってパウチ200の上端105から折れ跡B(ここでは、B1、B2、B3の区別はしていない)の位置までの離間距離を意味している。右の「42mm」はパウチ200の右側のサイドシール6の近傍であってパウチ200の上端105から42mmの箇所に折れ跡Bが見られたことを意味している。つまり、第1種での第1袋目では、袋100の左側では上端縁105から下方に40mmの箇所に折れ跡Bが見られ、右側では上端縁105から下方に42mmの箇所に折れ跡Bが見られたという意味である。第2種の第3回目の「37/55-43mm」はパウチ200の左側のサイドシール6の近傍であってパウチ200の上端105から37mmの箇所と55mmの箇所の2箇所に折れ跡Bが見られ、パウチ200の右側では、パウチ200の上端105から43mmの箇所に折れ跡Bが見られたという意味である。
Referring to Table 3 above, five bags of various types of
上述のように、実施例の易開封性包装袋200では、従来のようにカットライン9に折れ跡A(図1)が見られず、カットライン9よりも下方に折れ跡B1乃至B3が発生することを確認することができた。また、実施例の易開封性包装袋200の構成により、カットライン9で屈曲が生じるのを抑制できることが確認できた。
As described above, in the easy-
別の試験として、D1=8mm、D2=19mmの実施例の易開封性包装袋200を作成して、中身を入れた後に密封して落下試験を行った。比較のために、図1の従来例も同様に落下試験を行った。更に、比較のために、上から下まで直線状のサイドシール(幅5mm)の易開封性包装袋を作って、同様に、上端部が真下になるように落下試験を行った。その試験結果が下記の表4である。
As another test, an easy-
上記表4において「CL白」はカットライン9に折れ跡A(図1)が見られたという意味であり、ピンホールが発生している可能性がある。また、上記の結果から分かるように、カットライン9に折れ跡A(図1)が発生する確率として、直線状のサイドシールの袋では6/10の確率で発生しているのに対して、図1の従来例では4/10の確率で発生している。これに対して、第1実施例(D1=8mm、D2=19mm)では、1/10の確率であり、カットライン9上で屈曲が生じる確率を大幅に低下できるのが分かった。なお、表4の実施例の欄で例えば第3袋目では「32-35,51」と書いてあるが、これは、易開封性包装袋200の左側では、上端縁105から下方に32mmの箇所に折れ跡Bが見られ袋200の右側では、上端縁105から下方に35mmと50mmの2箇所で折れ跡Bが見られたという意味である。
In Table 4 above, “CL white” means that a fold A (FIG. 1) was seen in the
また、図1の従来例及び実施例を個体数として30袋作り、上端を真下にした落下試験を10回行った試験結果を表5に示す。 In addition, Table 5 shows the test results obtained by making 30 bags as the number of individuals of the conventional example and the example of FIG.
従来例では、第4回目の落下試験で、30袋のうち4袋にカットライン9に折れ跡A(図1)が見られた。第5回目の落下試験では、26袋のうち3袋にカットライン9に折れ跡A(図1)が見られた。これに対して、実施例では、第7回目に30袋のうち1袋にカットライン9上の折れ跡A(図1)が見られただけであった。
In the conventional example, in the fourth drop test, fold marks A (FIG. 1) were observed on the
如上のように、カットライン9を含む上端部に比較的幅狭のサイドシール部6bを設けると共に、カットライン9の近傍且つ下方に比較的幅広のサイドシール部6aを設けることで、易開封性包装袋200の落下に伴う屈曲をカットライン9の下方且つカットライン9の近傍に誘導させることによりカットライン9で屈曲が生じる確率を大幅に小さくできる効果のあることが確認できた。
As described above, a relatively narrow
図10、図11は、第1実施例の易開封性包装袋200の変形例であり、図10は、上向きの第1段部101(1)及び下向きの第2段部101(2)を共に袋200の内方に向けて傾斜させて幅広ヒートシール部6aを台形の形態にした例を示す。また、図11は、下向きの第2段部101(2)を下方に向けて延びる形態にした例を示す。
10 and 11 show a modification of the easy-
以上、本発明の実施例を、カットライン9の部分が二層構造(図2)である例に基づいて説明したが、カットライン9が他の部位よりも弱化されている易開封性包装袋に対しても本発明を適用することでカットライン9での屈曲を抑制することができ、これによりカットライン9でのピンホールなどの問題が発生する確率を下げることができる。
As mentioned above, although the Example of this invention was described based on the example whose part of the
また、本発明の実施例として典型的なパウチ200を例に説明したが、外装箱入りで市販しない易開封性包装袋の場合には、サイドシール6の幅を大きく設定する傾向にある。幅狭ヒートシール部6bの幅w1が5〜6mmよりも大きい場合若しくは幅広ヒートシール部6aの幅w2が7〜8mmよりも大きい場合や段部101の高さが2mmよりも大きい場合には、カットライン9と第1段部101(1)との間の離間距離D1を比較的大きく設定するのが好ましい。勿論、パウチの大きさによっても、カットライン9と第1段部101(1)との間の離間距離D1を適当な長さに設定するのが好ましく、上述したD1=15mmよりも大きい値であるのが最適な場合も想定される。
Moreover, although the
更に、パウチの上端縁105とカットライン9との間の離間距離D3についても、実施例では25〜30mmであったが、例えば易開封性包装袋の上下中間部分にカットラインを設けることも考えられ、この場合には、カットライン9を挟んでその上下に本発明を適用してもよいし、カットライン9で切り裂いて廃棄する側に本発明を適用してもよい。
Further, the separation distance D3 between the
100 本発明に従う易開封性包装袋
200 実施例の易開封性包装袋
3 外表面層
4 最内層
5 中間層
6 サイドシール
6a 幅広ヒートシール部
6b(1) 上方幅狭ヒートシール部
6b(2) 下方幅狭ヒートシール部
9 カットライン
10 ノッチ
101(1) 幅広ヒートシール部の上向き段部
101(2) 幅広ヒートシール部の上向き段部
102 パウチの側縁
105 パウチの上端縁
100 Easy-open packaging bag according to the
Claims (5)
当該カットラインの左右の端部には左右のサイドシールの端縁を切り欠いて成るノッチが形成されており、当該ノッチからカットラインを切り裂くことにより開封することのできる易開封性包装袋であって、
前記サイドシールが、前記カットラインを臨んで開放する第1段部を備えた幅広シール部を備え、
前記サイドシールにおける前記第1段部より下側は前記幅広シール部から成り、
前記サイドシールにおける前記第1段部より上側は前記幅広シール部より幅の狭い第1の幅狭シール部から成り、
該幅広シール部の前記第1段部が前記カットラインの近傍に位置し、前記カットラインの周囲の周辺ゾーンと前記第1段部との間に屈曲を引き寄せる第1領域が形成されていることを特徴とする易開封性包装袋。 A side seal thermally welded to the left and right side edges, and a cut line consisting of a weakening line extending linearly between the left and right side seals at a height position below a predetermined distance from the upper ends of the left and right side seals. Prepared,
The right and left ends of the cut line are formed with notches formed by cutting out the edges of the left and right side seals. And
The side seal includes a wide seal portion having a first step portion that opens facing the cut line,
The lower side of the first step portion in the side seal is composed of the wide seal portion,
The upper side of the first step portion in the side seal is composed of a first narrow seal portion narrower than the wide seal portion,
The first step portion of the wide seal portion is positioned in the vicinity of the cut line, and a first region that draws a bend is formed between a peripheral zone around the cut line and the first step portion. Easy-open packaging bag characterized by
前記幅広シール部の前記第1段部と対抗する第2段部の近傍に、落下した時に発生する可能性のある屈曲を引き寄せる第2領域と、
前記第1、第2の領域から、可能性としての前記屈曲が流れ込んで前記幅広シール部の近傍で前記屈曲が発生する第3領域とが形成されている、請求項1に記載の易開封性包装袋。 The side seal has a second narrow seal portion having a relatively narrow width below the wide seal portion;
A second region that draws a bend that may occur when dropped in the vicinity of the second step portion that opposes the first step portion of the wide seal portion;
The first, the second region, a third region in which the flows are the bending of the possibly in the vicinity of the wide sealing portion bent is generated is formed, peelable according to claim 1 Packaging bag.
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