JP5614748B1 - そろばん用スライド式定位点標識ガイド板 - Google Patents
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Abstract
【課題】 そろばん計算において、そろばんを押さえ保持している左手を離すことなく、定位点を簡単に設定できる方法手段を提供する。【解決手段】 細長い２枚の薄板を約１ｍｍの間隔をおいて一体に結合し、左右の端にストッパー部を設け、隙間に設けたスライド溝を自由に移動するスライド定位点標識を挿入設置して、スライド式定位点標識ガイド板を形成し、このスライド式定位点標識ガイド板をそろばんの手前長手枠の壁面に接着結合して利用することを特徴とするスライド式定位点標識ガイド板。【選択図】図２
Description
本発明は、そろばんにおいて、少数計算のときに１の位を定める際に用いるそろばん用スライド式定位点標識ガイド板に関するものである。
そろばんは、左手でしっかり持ち、左右、上下を自由に動かせるように持つのが基本である。
そろばんの学習において、たとえば、検定の３級に入ると少数計算が入り、１の位を定める定位が必要となる。
掛算では右に、割算では左に動かす。
このとき、左手人差指でそろばんの手前枠の上面で、定位点１の位を定めて押えていなければならなかった。
そろばんの学習において、たとえば、検定の３級に入ると少数計算が入り、１の位を定める定位が必要となる。
掛算では右に、割算では左に動かす。
このとき、左手人差指でそろばんの手前枠の上面で、定位点１の位を定めて押えていなければならなかった。
答の定位点を人差指で押えていると、そろばんをしっかりと左手でもっていることができず、計算をするときや、答を記入するときに不便になり、また、速度が遅くなり得点も下がる。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
幅１５ｍｍ、長さが２５０ｍｍの細長い２枚の薄板を、１ｍｍ間隔をおいて平行に並べ、長手辺の一方の側、即ち長手下辺側における間隔の隙間を、縁から内側へ５ｍｍ幅、左右の端から端まで埋める形で、全体を一体的に結合し、長手辺の他方側即ち長手上辺側における左右の端から中央部方向へ、それぞれ４０ｍｍの長さを、縁から内側へ５ｍｍ幅で隙間を埋めて、ストッパー部を形設し、こうして２枚の薄板の間に残された隙間をスライド溝とする標識ガイド板を形成する。
厚さ１ｍｍ、幅５ｍｍ、長さ８５ｍｍの薄板で、スライド定位点脚部を形成し、スライド定位点脚部の中央部に、板面に沿って直交する片方向に、長さ８ｍｍ、幅５ｍｍの形で突き出るスライド定位点を形設して、スライド定位点標識を形成する。
このスライド定位点標識を、スライド定位点脚部の方からスライド溝の中に挿込み装着する。
この様に全体として形成されたスライド式定位点標識ガイド板を、そろばんの手前側の長手枠の壁面に沿って接着結合し、そろばん用スライド式定位点標識ガイド板が使用可能となる。
以上を特徴とするそろばん用スライド式定位点標識ガイド板である。
厚さ１ｍｍ、幅５ｍｍ、長さ８５ｍｍの薄板で、スライド定位点脚部を形成し、スライド定位点脚部の中央部に、板面に沿って直交する片方向に、長さ８ｍｍ、幅５ｍｍの形で突き出るスライド定位点を形設して、スライド定位点標識を形成する。
このスライド定位点標識を、スライド定位点脚部の方からスライド溝の中に挿込み装着する。
この様に全体として形成されたスライド式定位点標識ガイド板を、そろばんの手前側の長手枠の壁面に沿って接着結合し、そろばん用スライド式定位点標識ガイド板が使用可能となる。
以上を特徴とするそろばん用スライド式定位点標識ガイド板である。
スライド式定位点標識ガイド板を、そろばんの手前側の枠壁に取り付けて、右手人差指でスライド定位点を左右に即座に動かして定位をすると、楽に定位点が決まる。
このとき、左手はそのまましっかりそろばんを保持したままでよい。
これにより計算上の効率も上がり、スピード得点も上がる。
このスライド式定位点標識ガイド板は、３級の定位のみならず、下級の掛算、割算からでき、掛算の０（ゼロ）落としや割算の立商位置の間違いをも防ぐことができる。
このとき、左手はそのまましっかりそろばんを保持したままでよい。
これにより計算上の効率も上がり、スピード得点も上がる。
このスライド式定位点標識ガイド板は、３級の定位のみならず、下級の掛算、割算からでき、掛算の０（ゼロ）落としや割算の立商位置の間違いをも防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）スライド式定位点標識ガイド板（４）をそろばんの手前側の長手枠（２）の壁面に 接着して取り付ける。
（ロ）スライド定位点標識（８）をスライド溝（５）に差込み右端のストッパー部（６） まで、スライド定位点標識（８）を移動して、スライド定位点（３）をストッパー（ ６）に接触させ、停止しておく。
（ハ）そろばんで計算を始めるときは、スライド定位点（３）をストッパー部（６）から 、右手人差指でスライド定位点（３）を定位点（１）のところに移動し定位する。
掛算のときは、実（掛けられる数）の１の位から右に、法（掛ける数）の正数の桁 数＋（プラス）１桁の数だけスライド定位点（３）を動かし、答の１の位の位置を決 める。
割算のときは、実（割られる数）の１の位から左に、法（割る数）の正数の桁数＋ （プラス）１桁の数だけスライド定位点（３）を動かし１の位の位置を決める。
このようにスライド定位点（３）を使えばそろばん習得の基本である、そろばんを 左手でしっかり持っていることができ、かつ運珠のときのブレ等を防ぎ、さらに速度 、正確性に多大なる効果がある。
（イ）スライド式定位点標識ガイド板（４）をそろばんの手前側の長手枠（２）の壁面に 接着して取り付ける。
（ロ）スライド定位点標識（８）をスライド溝（５）に差込み右端のストッパー部（６） まで、スライド定位点標識（８）を移動して、スライド定位点（３）をストッパー（ ６）に接触させ、停止しておく。
（ハ）そろばんで計算を始めるときは、スライド定位点（３）をストッパー部（６）から 、右手人差指でスライド定位点（３）を定位点（１）のところに移動し定位する。
掛算のときは、実（掛けられる数）の１の位から右に、法（掛ける数）の正数の桁 数＋（プラス）１桁の数だけスライド定位点（３）を動かし、答の１の位の位置を決 める。
割算のときは、実（割られる数）の１の位から左に、法（割る数）の正数の桁数＋ （プラス）１桁の数だけスライド定位点（３）を動かし１の位の位置を決める。
このようにスライド定位点（３）を使えばそろばん習得の基本である、そろばんを 左手でしっかり持っていることができ、かつ運珠のときのブレ等を防ぎ、さらに速度 、正確性に多大なる効果がある。
１ 定位点
２ 枠
３ スライド定位点
４ スライド式定位点標識ガイド版
５ スライド溝
６ ストッパー部
７ スライド定位点脚部
８ スライド定位点標識
２ 枠
３ スライド定位点
４ スライド式定位点標識ガイド版
５ スライド溝
６ ストッパー部
７ スライド定位点脚部
８ スライド定位点標識
Claims (1)
- 幅１５ｍｍ、長さが２５０ｍｍの細長い２枚の薄板を、１ｍｍ間隔をおいて平行に並べ、長手辺の一方の側、即ち長手下辺側における間隔の隙間を、縁から内側へ５ｍｍ幅、左右の端から端まで埋める形で、全体を一体的に結合し、長手辺の他方側即ち長手上辺側における左右の端から中央部方向へ、それぞれ４０ｍｍの長さを、縁から内側へ５ｍｍ幅で隙間を埋めて、ストッパー部を形設し、こうして２枚の薄板の間に残された隙間をスライド溝とする標識ガイド板を形成し、これとは別に、厚さ１ｍｍ、幅５ｍｍ、長さ８５ｍｍの薄板で、スライド定位点脚部を形成し、スライド定位点脚部の中央部に、板面に沿って直交する片方向に、長さ８ｍｍ、幅５ｍｍの形で突き出るスライド定位点を形設して、スライド定位点標識を形成し、このスライド定位点標識を、スライド定位点脚部の方からスライド溝の中に挿込み装着し、この様に全体として形成されたスライド式定位点標識ガイド板を、そろばんの手前側の長手枠の壁面に沿って接着結合し、そろばん用スライド式定位点標識ガイド板が使用可能となることを特徴とするそろばん用スライド式定位点標識ガイド板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013270236A JP5614748B1 (ja) | 2013-12-10 | 2013-12-10 | そろばん用スライド式定位点標識ガイド板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013270236A JP5614748B1 (ja) | 2013-12-10 | 2013-12-10 | そろばん用スライド式定位点標識ガイド板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP5614748B1 true JP5614748B1 (ja) | 2014-10-29 |
| JP2015115055A JP2015115055A (ja) | 2015-06-22 |
Family
ID=52574707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013270236A Expired - Fee Related JP5614748B1 (ja) | 2013-12-10 | 2013-12-10 | そろばん用スライド式定位点標識ガイド板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5614748B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102353713B1 (ko) * | 2021-02-05 | 2022-01-20 | 하정문 | 멀티형 주판 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55178731U (ja) * | 1979-06-04 | 1980-12-22 | ||
| JPS5958835U (ja) * | 1982-10-05 | 1984-04-17 | 日本コマ−ス株式会社 | スライド式定位点付そろばん |
| JPS5992923U (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-23 | 有限会社水野釉薬 | 珠算用見取定規 |
-
2013
- 2013-12-10 JP JP2013270236A patent/JP5614748B1/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55178731U (ja) * | 1979-06-04 | 1980-12-22 | ||
| JPS5958835U (ja) * | 1982-10-05 | 1984-04-17 | 日本コマ−ス株式会社 | スライド式定位点付そろばん |
| JPS5992923U (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-23 | 有限会社水野釉薬 | 珠算用見取定規 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102353713B1 (ko) * | 2021-02-05 | 2022-01-20 | 하정문 | 멀티형 주판 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2015115055A (ja) | 2015-06-22 |
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