JP5612350B2 - リリーフ弁 - Google Patents

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本発明は、流体配管や流体機器等の流体配管系に接続して流入口の圧力が流出口の圧力に比べて設定圧力値よりも高くなると開弁するリリーフ弁に関し、特にハンチングによる騒音を防止できるものに関する。
従来のリリーフ弁は、例えば特許文献1に開示されている。これは、流入口と流出口を有する弁ケーシング内に流入口と流出口が連通する弁室を形成し、流入口と弁室の間に弁口を有する環状弁座を設け、環状弁座に離着座して弁口を開閉する円板状の弁体を弁室内に配置し、常時は弁体が環状弁座に着座して弁口を閉弁し流入口の圧力が流出口の圧力に比べて設定圧力値よりも高くなると弁体が環状弁座から離座して弁口を開弁するものである。
特開2006−170321
上記従来のリリーフ弁は、流入口の圧力が流出口の圧力に比べて設定圧力値よりも高くなると弁体が環状弁座から離座して弁口を開弁することにより流体が流入口から流出口へ流れるのであるが、流体が流入口から流出口へ流れると流入口と流出口の圧力差が設定圧力値よりも低くなり弁体が環状弁座に着座して弁口を閉弁し、弁体が環状弁座に着座して弁口を閉弁すると流出口の圧力が低下して流入口の圧力が流出口の圧力に比べて設定圧力値よりも高くなり再び弁体が環状弁座から離座して弁口を開弁し、開閉弁を繰り返すハンチング現象が発生し、弁体が環状弁座に着座することを繰り返すことによる騒音が著しいという問題点があった。
したがって本発明が解決しようとする課題は、弁体が環状弁座に着座することを繰り返すことによる騒音を低減できるリリーフ弁を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明のリリーフ弁は、流入口と流出口を有する弁ケーシング内に流入口と流出口が連通する弁室を形成し、流入口と弁室の間に弁口を有する環状弁座を設け、環状弁座に離着座して弁口を開閉する円板状の弁体を弁室内に配置したものにおいて、弁体の外周を弁口の軸方向に摺動案内するシリンダを設け、弁体が環状弁座から離座して所定量開弁方向に変位したとき開口される流出窓をシリンダに設け、流出窓の幅を弁体の開弁方向への変位が大きくなるにしたがって広くなるように形成し、常時は弁体が環状弁座に着座して弁口を閉弁し流入口の圧力が流出口の圧力に比べて設定圧力値よりも高くなると弁体が環状弁座から離座して弁口を開弁すると共に弁体が所定量開弁方向に変位して流出窓を開口することを特徴とするものである。
本発明は、弁体の外周を弁口の軸方向に摺動案内するシリンダを設け、弁体が環状弁座から離座して所定量開弁方向に変位したとき開口される流出窓をシリンダに設け、流出窓の幅を弁体の開弁方向への変位が大きくなるにしたがって広くなるように形成し、常時は弁体が環状弁座に着座して弁口を閉弁し流入口の圧力が流出口の圧力に比べて設定圧力値よりも高くなると弁体が環状弁座から離座して弁口を開弁すると共に弁体が所定量開弁方向に変位して流出窓を開口するものである。そのため、流入口の圧力が流出口の圧力に比べて設定圧力値よりも高くなると弁体が環状弁座から離座して弁口を開弁すると共に弁体が所定量開弁方向に変位して流出窓を開口することにより流体が流入口から流出口へ流れる。流体が流入口から流出口へ流れると流入口と流出口の圧力差が設定圧力値よりも低くなり弁体が閉弁方向に変位して流出窓を閉口し、弁体が流出窓を閉口すると流出口の圧力が低下して流入口の圧力が流出口の圧力に比べて設定圧力値よりも高くなり再び弁体が開弁方向に変位して流出窓を開口し、流出窓の開閉を繰り返す。そのため、弁体が環状弁座に着座することを繰り返さないので騒音を低減できるという優れた効果を奏する。また、流出窓の幅を弁体の開弁方向への変位が大きくなるにしたがって広くなるように形成しているので、弁体の開弁方向への変位が小さいときは流入口から流出口へ流れる流体をより少なくすることができ、弁体が環状弁座に繰り返し着座することを確実に防止することができるという優れた効果を奏する。
本発明の実施の形態に係わるリリーフ弁の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。本体1と蓋部材2から弁ケーシングを構成し、弁ケーシング内に弁室3を形成する。弁室3に連通する流入口4と流出口5を本体1に形成し、流入口4の弁室3側開口端に弁口6を有する環状弁座7を設ける。環状弁座7と一体にシリンダ8を形成する。環状弁座7とシリンダ8は本体1と蓋部材2の間に挟んで固定する。環状弁座7に離着座して弁口6を開閉する円板上の弁体9を環状弁座5に対向して弁室3内に配置する。弁体9はその下面から突出させて設けた流入口側弁棒10と上面から突出させて設けた流出口側弁棒11を一体に有する。流入口側弁棒10の外周を摺動案内するガイド孔を有する流入口側ガイド部材12を本体1に一体に形成し、流出口側弁棒11の外周を摺動案内するガイド孔を有する流出口側ガイド部材13を蓋部材2に一体に形成する。
シリンダ8は弁体9の外周を弁口6の軸方向に摺動案内し、弁体9が環状弁座7から離座して所定量開弁方向に変位したときに開口される複数個の例えば4個の流出窓14を有する。流出窓14の幅は弁体の開弁方向への変位が大きくなるにしたがって広くなるように下方程狭く上方程広く形成する。常時は弁体9が環状弁座7に着座して弁口6を閉弁し流入口4の圧力が流出口5の圧力に比べて設定圧力値よりも高くなると弁体9が環状弁座7から離座して弁口6を開弁すると共に弁体9が所定量開弁方向に変位して流出窓14を開口する。
図示の状態は流入口4の圧力が流出口5の圧力に比べて設定圧力値よりも低い常時であり、弁体9が環状弁座7に着座して弁口6を閉弁している。
流入口4の圧力が流出口5の圧力に比べて設定圧力値よりも高くなると弁体9が環状弁座7から離座して弁口6を開弁すると共に弁体9が所定量開弁方向に変位して流出窓14を開口する。これにより、流体が流入口4から弁口6、流出窓14を通して流出口5へ流れる。流体が流入口4から流出口5へ流れると流入口4と流出口5の圧力差が設定圧力値よりも低くなり弁体9が閉弁方向に変位して流出窓14を閉口し、弁体9が流出窓14を閉口すると流出口5の圧力が低下して流入口4の圧力が流出口5の圧力に比べて設定圧力値よりも高くなり再び弁体9が開弁方向に変位して流出窓14を開口し、流出窓14の開閉を繰り返す。そのため、弁体9が環状弁座7に着座することを繰り返さないので騒音を低減できる。また、流出窓14の幅を弁体9の開弁方向への変位が大きくなるにしたがって広くなるように形成しているので、弁体9の開弁方向への変位が小さいときは流入口4から流出口5へ流れる流体をより少なくすることができ、弁体9が環状弁座7に繰り返し着座することを確実に防止することができる。
本発明は、流体配管や流体機器等の流体配管系に接続して流入口の圧力が流出口の圧力に比べて設定圧力値よりも高くなると開弁するリリーフ弁に利用することができる。
1 本体
2 蓋部材
3 弁室
4 流入口
5 流出口
6 弁口
7 環状弁座
8 シリンダ
9 弁体
10 流入口側弁棒
11 流出口側弁棒
12 流入口側ガイド部材
13 流出口側ガイド部材
14 流出窓

Claims (1)

  1. 流入口と流出口を有する弁ケーシング内に前記流入口と前記流出口が連通する弁室を形成し、前記流入口と前記弁室の間に弁口を有する環状弁座を設け、前記環状弁座に離着座して前記弁口を開閉する円板状の弁体を前記弁室内に配置したものにおいて、外周が摺動案内される流入口側弁棒を前記弁体の一面から突出させて設けるとともに外周が摺動案内される流出口側弁棒を前記弁体の他面から突出させて設け、前記弁体の外周を前記弁口の軸方向に摺動案内するシリンダを設け、前記弁体が前記環状弁座から離座して所定量開弁方向に変位したとき開口される流出窓を前記シリンダに設け、前記流出窓の幅を前記弁体の開弁方向への変位が大きくなるにしたがって広くなるように形成し、常時は前記弁体が前記環状弁座に着座して前記弁口を閉弁し前記流入口の圧力が前記流出口の圧力に比べて設定圧力値よりも高くなると前記弁体が前記環状弁座から離座して前記弁口を開弁すると共に前記弁体が所定量開弁方向に変位して前記流出窓を開口することを特徴とするリリーフ弁。
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