JP5596188B2 - Program development history management system - Google Patents
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Description
本発明は、複数のプログラムの開発を同時並行的に進めていく、いわゆるマルチ開発状況下において、各プログラムに対する開発内容の履歴を管理するプログラム開発履歴システムに係り、特に、管理対象となるプログラムを検索するとともに、開発に伴ってプログラムに施された変更の内容とその履歴を容易に把握することが可能なプログラム開発履歴管理システムに関する。 The present invention relates to a program development history system that manages a history of development contents for each program in a so-called multi-development situation in which development of a plurality of programs proceeds simultaneously and in particular, a program to be managed The present invention relates to a program development history management system capable of searching and easily grasping contents and history of changes made to a program along with development.
業務用プログラムの開発においては、1つのプログラムに対して種々の変更を施し、要求される仕様や運用時期の異なる複数のプログラムを派生させることがある。通常、これらのプログラムは単独で使用されることは少なく、他のプログラムと組み合わされることが多い。この場合、必ずしも最後に変更されたプログラム同士を選択して組み合わせれば良い訳ではない。すなわち、要求される仕様や運用時期に応じて、所定の段階まで変更が加えられたプログラムを適切に選択することが必要である。
一般に、プログラムの開発履歴は時系列的に記録され保管される。しかしながら、マルチ開発状況下にあっては、膨大な数のプログラムに対して異なる時期に複数の異なる内容の変更が加えられるため、これらの変更履歴を人手によって照合するのでは、非効率であり、また、見落としや誤解等が発生するおそれもある。
In the development of business programs, various changes may be made to one program to derive a plurality of programs with different required specifications and different operation times. Usually, these programs are rarely used alone and are often combined with other programs. In this case, it is not always necessary to select and combine the programs changed last. In other words, it is necessary to appropriately select a program that has been changed to a predetermined stage according to the required specifications and operation time.
In general, the development history of a program is recorded and stored in time series. However, under a multi-development situation, multiple different content changes are made at different times for a huge number of programs, so it is inefficient to manually collate these change histories, There is also a risk of oversight or misunderstanding.
そこで、このような課題を解決するものとして、例えば、特許文献1には、「ソースプログラム比較情報生成システム」という名称で、2つのプログラムを比較して、その変更内容を示す情報を生成するシステムに関する発明が開示されている。
特許文献1に開示された発明は、業務プログラムを開発する際に発生するソースプログラムの変更作業において、変更前後のソースプログラムを比較することにより、加えられた変更の種別を認識するものであって、変更に係る箇所を各プログラムについて行単位で抽出する手段と、抽出された両プログラムの変更箇所について先頭予約語が含まれる行を分析し、比較情報を生成する構成となっている。
このような構成の「ソースプログラム比較情報生成システム」によれば、ソースプログラムの先頭に記述された命令語等に基づいて適切な変更種別情報が提供されるため、プログラム開発者は、この変更種別情報に基づいて変更前後のソースプログラムを比較することにより、変更内容を容易に把握することができる。
In order to solve such a problem, for example,
The invention disclosed in
According to the “source program comparison information generation system” having such a configuration, appropriate change type information is provided based on the instruction word or the like described at the top of the source program. By comparing the source programs before and after the change based on the information, the change contents can be easily grasped.
また、特許文献2には、「プログラム修正結果比較方法」という名称で、プログラムに対する修正作業が正しいか否かを構文単位で容易に判断することができる方法に関する発明が開示されている。
特許文献2に開示された発明は、プログラムの修正作業において、その修正以前に定義された修正内容と照合することで、修正が正しく行われたか否かを判断し、ユーザーに修正作業の確認を促す構成となっている。
このような方法によれば、ユーザーはプログラムの修正作業を容易に、かつ、確実に行うことができる。
Further,
In the invention disclosed in
According to such a method, the user can easily and reliably perform a program correction operation.
さらに、特許文献3には、「ソースプログラム修正個所抽出方法」という名称で、コンピュータを動作させるために作成されたソースプログラムとこれを修正したプログラムについて、その修正された部分を行単位で抽出する方法に関する発明が開示されている。
特許文献3に開示された発明は、ライン群一致テーブルとライン一致テーブルを作成し、ソースプログラムの修正個所をライン一致テーブルに基づいてライン単位で抽出する構成となっている。
このような方法によれば、修正後のプログラムソース中で修正前のプログラムソースの中間に修正されたプログラムソースが追加されている場合にも、すべてのプログラム修正箇所を誤りなく抽出することができる。そして、この抽出作業を、人間の目視によるプログラム修正箇所の抽出のように多くの時間を必要とせずに行うことができる。
Further,
The invention disclosed in
According to such a method, even when a modified program source is added in the middle of the program source before modification in the modified program source, all program modification parts can be extracted without error. . And this extraction operation | work can be performed without requiring much time like extraction of the program correction location by human visual observation.
しかしながら、上述の従来技術である特許文献1に開示された発明においては、開発済みのプログラム群から比較対象となる2つのプログラムを検索することが可能な構成となっていないため、例えば、同種の目的に用いる複数のプログラムを選択し、各プログラムについて変更前後の状態を比較して、その変更内容を把握することは困難である。
However, in the invention disclosed in
特許文献2に開示された発明においては、プログラムに加えられた変更が仕様の変更に対応したものであるか否かを確認できるものの、所定のプログラムに加えられた変更の履歴や、同種の目的に用いるプログラムに対して過去になされた変更の内容を容易に確認できないという課題があった。
In the invention disclosed in
特許文献3に開示された発明においては、あるプログラムについて修正箇所をすべて誤りなく抽出できるものの、修正箇所を抽出する対象となる当該プログラムを開発済みのプログラム群が格納されたデータベース等から検索することが可能な構成となっていないため、マルチ開発状況下において、各プログラムに対する開発内容の履歴を管理することができないという課題があった。
In the invention disclosed in
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであって、既に開発の終わった複数のソースプログラムの中から、本システムの利用者が開発内容の確認を希望するソースプログラム(以下、管理対象ソースプログラムという。)を効率良く検索し、その管理対象ソースプログラムに加えられた変更の履歴を容易に把握することが可能なプログラム開発履歴管理システムを提供することを目的とする。 The present invention has been made in response to such a conventional situation, and a source program (hereinafter referred to as a management program) from which a user of this system wishes to confirm development contents among a plurality of source programs that have already been developed. An object of the present invention is to provide a program development history management system capable of efficiently searching for a target source program) and easily grasping a history of changes made to the management target source program.
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、コメント欄に開発履歴番号が記述されたソースプログラムを対象として開発履歴を管理するプログラム開発履歴管理システムであって、複数の開発済みソースプログラムが格納された記憶装置と、この記憶装置から読み出された情報を画面上に表示する表示装置と、この表示装置と記憶装置の動作を制御するとともに開発済みソースプログラムの検索と比較を行う処理装置と、この処理装置へ開発済みソースプログラムの検索に用いるキーワードを入力する入力装置と、を備え、キーワードは開発履歴番号からなり、処理装置は、記憶装置にアクセスして開発済みソースプログラムを読み出す制御手段と、入力装置からキーワードとして入力された開発履歴番号に基づいて開発済みソースプログラムの中から管理対象ソースプログラムを検索するプログラム検索手段と、この管理対象ソースプログラムについて変更前後の状態を比較して変更箇所を抽出するプログラム比較手段と、を備え、開発履歴番号は、開発年度を示す記号と、開発件名ごとに付される識別番号の組合せからなることを特徴とするものである。
To achieve the above object, the inventions of
このような構成のプログラム開発履歴管理システムにおいては、プログラム検索手段によって、記憶装置に格納された複数の開発済みソースプログラムのうち入力装置から処理装置へ入力された開発履歴番号と一致する記述を含む開発済みソースプログラムが管理対象ソースプログラムとして検索され、この管理対象ソースプログラムに対する変更内容が抽出されるという作用を有する。また、開発履歴番号により、複数の開発済みソースプログラムについて開発年度及び開発内容が明確に識別されるという作用を有する。 In the program development history management system having such a configuration, the program search means includes a description that matches the development history number input from the input device to the processing device among the plurality of developed source programs stored in the storage device. The developed source program is searched as a managed source program, and changes to the managed source program are extracted. Further, the development history number clearly identifies the development year and the development contents for a plurality of developed source programs.
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載のプログラム開発履歴管理システムにおいて、記憶装置は、変更内容を表す開発件名と関連付けられた状態で開発履歴番号が開発履歴情報として格納され、キーワードは開発履歴番号に代えて、開発件名の少なくとも一部を示す語句からなり、処理装置は、制御手段が記憶装置にアクセスして開発履歴情報を読み出すとともに、入力装置から入力された語句に基づいて対象ソースプログラムに対応する開発履歴番号を検索する開発履歴番号検索手段を備えたことを特徴とすることを特徴とするものである。
このような構成のプログラム開発履歴管理システムにおいては、請求項1記載の発明の作用に加えて、記憶装置に格納された複数の開発済みソースプログラムのうち入力装置から処理装置へ入力された語句を含む開発件名に対応する開発履歴番号が開発履歴番号検索手段によって検索されるという作用を有する。
The invention according to
In the program development history management system having such a configuration, in addition to the operation of the invention described in
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項2記載のプログラム開発履歴管理システムにおいて、記憶装置は、開発済みソースプログラムの運用開始年度が開発履歴情報として開発履歴番号と関連付けられた状態で格納され、開発履歴番号検索手段は、入力装置から入力された運用期間に含まれる運用開始年度に基づいて管理対象ソースプログラムに対応する開発履歴番号を検索することを特徴とするものである。
このような構成のプログラム開発履歴管理システムにおいては、請求項2記載の発明の作用に加えて、記憶装置に格納された複数の開発済みソースプログラムのうち入力装置から処理装置へ入力された期間内に運用が開始された開発済みソースプログラムに対応する開発履歴番号が開発履歴番号検索手段によって検索されるという作用を有する。
Furthermore, the invention according to
In the program development history management system having such a configuration, in addition to the operation of the invention described in
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のプログラム開発履歴管理システムにおいて、処理装置は、管理対象ソースプログラムにおける変更箇所のイメージ図を含む書面を作成するプログラム変更書作成手段を備えたことを特徴とするものである。
このような構成のプログラム開発履歴管理システムによれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発明の作用に加えて、所望の開発済みソースプログラムにおいて変更内容が容易に把握されるという作用を有する。
According to a fourth aspect of the present invention, in the program development history management system according to any one of the first to third aspects, the processing device creates a document including an image diagram of the changed portion in the managed source program. It is characterized by having a program change document creating means.
According to the program development history management system having such a configuration, in addition to the operation of the invention according to any one of
本発明の請求項1に記載の発明によれば、開発済みの複数のソースプログラムの中から管理対象ソースプログラムを効率良く検索するとともに、その変更履歴を容易に把握することが可能である。また、複数の開発済みソースプログラムに関して開発年度及び開発内容が開発履歴番号によって明確に識別されるため、本システムの利用者は、管理対象ソースプログラムに施された変更の内容を容易に理解することができる。 According to the first aspect of the present invention, it is possible to efficiently search for a management target source program from a plurality of developed source programs, and to easily grasp the change history. In addition, the development year and development contents of multiple developed source programs are clearly identified by the development history number, so that users of this system can easily understand the contents of changes made to the managed source programs. Can do.
本発明の請求項2に記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、本システムの利用者が開発履歴番号を知らない場合でも開発件名の少なくとも一部を知っていれば、本システムを利用できるという効果を奏する。
According to the invention described in
本発明の請求項3に記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果に加えて、所定の期間内に運用が開始された開発済みソースプログラムについて変更箇所を容易に把握できるという効果を奏する。したがって、例えば、開発件名ごとにプログラムに対する開発内容の変遷を確認することで、その開発方法が妥当であったか否かの検証を効率良く行うことができる。
According to the invention described in
本発明の請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、所望の開発済みソースプログラムにおいて変更内容の把握が容易なため、あるシステムにおいて用いられるプログラムが適切な段階まで改良されたものであるか否かの検討を効率良く行うことができるという効果を奏する。
According to the invention described in
本発明のプログラム開発履歴管理システムは、コメント欄に開発履歴番号が記述された開発済みソースプログラムを対象として、その開発履歴を管理するために用いられるものである。以下、本発明のプログラム開発履歴管理システムの構成とその運用手順について、図1乃至図8を参照しながら具体的に説明する。 The program development history management system of the present invention is used to manage the development history of a developed source program whose development history number is described in the comment field. Hereinafter, the configuration and operation procedure of the program development history management system of the present invention will be specifically described with reference to FIGS.
図1は本発明のプログラム開発履歴管理システムの構成を説明するための図であり、図2は開発履歴データベースに格納された開発履歴情報を説明するための図である。
図1に示すように、本発明のプログラム開発履歴管理システムは、記憶装置1にプログラム格納データベース1aと開発履歴データベース1bが構築されており、これらのデータベースに格納された開発済みソースプログラムや開発履歴に関する情報を画面上に表示する表示装置2と、プリンタなどからなり、記憶装置1から読み出された情報やその処理結果を出力する出力装置3と、キーボードやマウスからなり、文字入力や表示装置2の画面上でのカーソル操作等を行うための入力装置4と、これらの各装置の動作を制御するとともに、本システムの利用者が入力装置4から入力した各種の指示に基づいて、記憶装置1に格納された情報を読み出して処理を行う処理装置5を備えている。
FIG. 1 is a diagram for explaining the configuration of a program development history management system of the present invention, and FIG. 2 is a diagram for explaining development history information stored in a development history database.
As shown in FIG. 1, in the program development history management system of the present invention, a
処理装置5は、所定の管理対象ソースプログラムに対応する開発履歴番号を検索する開発履歴番号検索手段5aと、入力装置4から入力されたキーワードに基づいてプログラム格納データベース1aに格納されている開発済みソースプログラムの中から管理対象ソースプログラムを検索するプログラム検索手段5bと、この管理対象ソースプログラムについて変更前後の状態を比較して、その変更箇所を抽出するプログラム比較手段5cと、上記管理対象ソースプログラムについて、その変更内容を示す書面(後述のプログラム変更書)を作成するプログラム変更書作成手段5dと、記憶装置1にアクセスして開発済みソースプログラムや開発履歴に関する情報を読み出し、その情報に基づく処理結果を記憶装置1に書き込むとともに、表示装置2、出力装置3及び入力装置4の動作を制御する制御手段5eとからなる。
The
図2(a)に示すように、開発履歴データベース1bには、「開発履歴番号」、「開発件名」及び「運用開始年月」が互いに関連付けられた状態で「開発履歴情報」として格納されている。
「開発履歴番号」とは、アルファベットと数字という2種類の文字からなる5ケタの文字記号であり、具体的には、図2(b)に示すように、開発年度ごとに付され、アルファベット1文字で表わされる「開発区分」と、「開発件名」ごとに連続して付され、2ケタの数字で表わされる「履歴番号」と、1つの「開発件名」に含まれる複数のソースプログラム同士を区別するために連続して付される「案件番号」とからなる。
As shown in FIG. 2A, in the
The “development history number” is a five-digit character symbol consisting of two types of letters, an alphabet and a number. Specifically, as shown in FIG. “Development classification” expressed in characters and “Development subject” are consecutively attached, “History number” expressed in two digits, and multiple source programs included in one “Development subject” It consists of “Item numbers” that are consecutively assigned for distinction.
すなわち、「開発区分」は、ある開発済みソースプログラムについて開発が開始された年度を示している。また、「履歴番号」は「開発内容」を識別するための番号であり、「開発区分」が異なる場合でも「開発件名」が同じであれば、同一の番号が付され、「案件番号」は「開発内容」が同じでもプログラムが異なれば、異なる番号が付されている。さらに、開発済みソースプログラムには、後述するように識別番号が付されている。
このように構成される「開発履歴番号」を用いることによれば、複数の開発済みソースプログラムについて開発年度及び開発内容が明確に識別されるため、本システムの利用者は、管理対象ソースプログラムに施された変更の内容を容易に理解することができる。
In other words, the “development category” indicates the year in which the development of a certain developed source program is started. “History number” is a number for identifying “development contents”. Even if “development category” is different, if “development subject” is the same, the same number is assigned. Even if the "development contents" are the same, different programs are given different numbers. Furthermore, an identification number is assigned to the developed source program as will be described later.
By using the “development history number” configured in this way, the development year and development contents of a plurality of developed source programs are clearly identified. The contents of the changes made can be easily understood.
そして、開発済みソースプログラムは、「COBOL」というプログラミング言語で作成されており、それぞれ所定の行の73カラム目以降に、「開発履歴番号」が記述されている。
なお、本実施例では「COBOL」を使用しているが、これに限らず、プログラム内にコメントの記述が可能であれば、他のプログラミング言語を使用することもできる。また、プログラム内に記述されたコメントの抽出は、周知の手法により可能であるため、その詳細な説明については省略する。
The developed source program is created in a programming language “COBOL”, and “development history number” is described after the 73rd column of each predetermined line.
In the present embodiment, “COBOL” is used. However, the present invention is not limited to this, and other programming languages can be used as long as comments can be described in the program. Further, since the comment described in the program can be extracted by a well-known method, detailed description thereof is omitted.
次に、プログラム開発履歴管理システムの動作について、図4〜図8を適宜参照しながら図3を用いて説明する。
図3は本発明のプログラム開発履歴管理システムの動作手順を示したフローチャートであり、図4及び図5は処理装置5の機能を説明するためのブロック図である。また、図6(a)及び図6(b)は、それぞれ「開発履歴番号リスト」と「プログラムリスト」の一例を示した図であり、図7及び図8は、それぞれ「変更箇所のイメージ図」及び「プログラム変更書(P票)」の一例を示す図である。なお、図1及び図2に示した構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
Next, the operation of the program development history management system will be described using FIG. 3 with reference to FIGS. 4 to 8 as appropriate.
FIG. 3 is a flowchart showing an operation procedure of the program development history management system of the present invention, and FIGS. 4 and 5 are block diagrams for explaining the functions of the
図3に示すように、ステップS1では、開発履歴番号検索手段5aが所定の開発済みソースプログラムを表す「開発履歴番号」を検索する。
具体的には、まず、図4(a)において、本システムの利用者が入力装置4を用いて処理装置5に対し、「開発件名」の少なくとも一部を示す語句を検索用キーワードとして入力すると(矢印A)、制御手段5eは、この検索用キーワードとともに検索開始の指令を開発履歴番号検索手段5aに送る(矢印B)。この指令を受け取った開発履歴番号検索手段5aは、開発履歴データベース1bに格納された「開発履歴情報」を参照し(矢印C)、上述の検索用キーワードが含まれる「開発件名」を検索し、その「開発件名」に対応する「開発履歴番号の一覧(開発履歴番号リスト)」(図6(a)参照)を作成して制御手段5eに送る(矢印D)。
このように、本発明のプログラム開発履歴管理システムは、本システムの利用者が「開発履歴番号」を知らない場合でも「開発件名」の少なくとも一部を知っていれば、利用することができる。
As shown in FIG. 3, in step S1, the development history number search means 5a searches for a “development history number” representing a predetermined developed source program.
Specifically, first, in FIG. 4A, when the user of this system inputs a phrase indicating at least a part of “development subject” as a search keyword to the
Thus, even if the user of this system does not know the “development history number”, the program development history management system of the present invention can be used if it knows at least a part of the “development subject”.
なお、「開発履歴番号リスト」を受け取った制御手段5eは、表示指令を表示装置2に指令を送り(矢印E)、表示装置2の画面に「開発履歴番号リスト」を表示させる。また、制御手段5eは、本システムの利用者から入力装置4を介して出力要求を受け付けると(矢印A)、出力装置3に指令を送り(矢印F)、「開発履歴番号リスト」を印刷させる。
The control means 5e that has received the “development history number list” sends a display command to the display device 2 (arrow E) and causes the “development history number list” to be displayed on the screen of the
ステップS2では、ステップS1において開発履歴番号検索手段5aが作成した「開発履歴番号リスト」に基づいてプログラム検索手段5bが管理対象ソースプログラムを検索する。
図4(b)に示すように、表示装置2に表示された「開発履歴番号リスト」の中から本システムの利用者が選択した「開発履歴番号」が入力装置4から入力されると(矢印A)、制御手段5eは、この「開発履歴番号」とともに検索開始の指令をプログラム検索手段5bに送る(矢印G)。この指令を受け取ったプログラム検索手段5bは、プログラム格納データベース1aに格納された開発済みソースプログラムを参照し(矢印H)、上述の開発履歴番号がプログラム内に記述されているものを検索し、該当する開発済みソースプログラムを管理対象ソースプログラムとして「開発履歴番号」ごとに、その識別番号が記載された「プログラムリスト」(図6(b)参照)を作成して制御手段5eに送る(矢印I)。
さらに、制御手段5eは、表示指令を表示装置2に指令を送り(矢印E)、表示装置2の画面に「プログラムリスト」を表示させる。また、制御手段5eは、本システムの利用者から入力装置4を介して出力要求を受け付けると(矢印A)、出力装置3に指令を送り(矢印F)、「プログラムリスト」を印刷させる。
In step S2, the program search means 5b searches for the management target source program based on the “development history number list” created by the development history number search means 5a in step S1.
As shown in FIG. 4B, when the “development history number” selected by the user of this system from the “development history number list” displayed on the
Further, the control means 5e sends a display command to the display device 2 (arrow E), and displays a “program list” on the screen of the
なお、本実施例では、表示装置2に表示された「開発履歴番号リスト」の中から本システムの利用者が所定の「開発履歴番号」を選択して入力装置4から入力しているが、必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば、図4(a)を用いて既に説明した工程において、本システムの利用者が所望の「開発件名」を示す適切な語句を入力装置4から処理装置5へ検索用キーワードとして入力することにより、検索された「開発履歴番号」をさらに絞り込む必要がない場合には、「開発履歴番号リスト」の中から本システムの利用者が所定の「開発履歴番号」を選択するという上記作業は不要となる。
In this embodiment, the user of this system selects a predetermined “development history number” from the “development history number list” displayed on the
さらに、本発明のプログラム開発履歴管理システムでは、「開発件名」の少なくとも一部を示す語句だけでなく、「開発履歴番号」や「運用期間」も入力装置4から検索用キーワードとして入力できる構成となっている。
したがって、「開発履歴番号」が既知の場合、本システムの利用者は、上記語句の代わりに、「開発履歴番号」を検索用キーワードとして入力装置4から入力することができる(図4(a)の矢印A)。この場合、制御手段5eは、この「開発履歴番号」を開発履歴番号検索手段5aに送り(図4(a)の矢印B)、開発履歴番号検索手段5aは、その「開発履歴番号」からなる「開発履歴番号リスト」(図6(a)参照)を作成して制御手段5eに送る(図4(a)の矢印D)。
Furthermore, in the program development history management system of the present invention, not only a phrase indicating at least a part of “development subject” but also “development history number” and “operation period” can be input from the
Therefore, when the “development history number” is known, the user of this system can input “development history number” from the
また、本システムの利用者が、前述の語句の代わりに、「運用期間」を検索用キーワードとして入力装置4から入力した場合(図4(a)の矢印A)、制御手段5eは、この検索用キーワードとともに検索開始の指令を開発履歴番号検索手段5aに送る(図4(a)の矢印B)。この指令を受け取った開発履歴番号検索手段5aは、開発履歴データベース1bに「開発履歴情報」として格納された「運用開始年月」を参照し(図4(a)の矢印C)、入力装置4から検索用キーワードとして入力された「運用期間」内に運用が開始された開発済みソースプログラムが含まれる「開発件名」を検索し、その「開発件名」に対応する「開発履歴番号リスト」(図6(a)参照)を作成して制御手段5eに送る(図4(a)の矢印D)。
When the user of this system inputs “operation period” from the
ステップS3では、プログラム比較手段5cが、ステップS2においてプログラム検索手段5bが検索した管理対象ソースプログラムについて変更前後の状態を比較して、その変更箇所を抽出する。
図5(a)に示すように、表示装置2に表示された「プログラムリスト」の中から本システムの利用者が選択した管理対象ソースプログラムの識別番号が入力装置4から入力されると(矢印A)、制御手段5eは、この管理対象ソースプログラムの識別番号とともに抽出開始の指令をプログラム比較手段5cに送る(矢印J)。この指令を受け取ったプログラム比較手段5cは、プログラム格納データベース1aに格納された管理対象ソースプログラムを参照し(矢印K)、管理対象ソースプログラムごとに修正前後の状態を比較して変更箇所を抽出する。そして、その変更箇所とともに、修正・削除・追加等の変更内容を示す「イメージ図」(図7参照)を作成して制御手段5eに送るとともに(矢印L)、この「変更箇所のイメージ図」を開発履歴データベース1bに格納する(矢印M)。
これにより、本システムの利用者は、既に開発された複数のソースプログラムの中から管理対象ソースプログラムを効率良く検索して、その変更履歴を容易に把握することができる。
また、前述したように入力装置4から検索用キーワードとして「開発履歴番号」を入力することによれば、所望の開発済みソースプログラムについて、「開発件名」ごとに開発内容の変遷を確認し、その開発方法が妥当であったか否かを効率良く検証することができる。
In step S3, the
As shown in FIG. 5A, when the identification number of the management source program selected by the user of this system from the “program list” displayed on the
As a result, the user of this system can efficiently search for a management target source program from among a plurality of source programs that have already been developed, and can easily grasp the change history.
Further, as described above, by inputting “development history number” as a search keyword from the
なお、制御手段5eは、表示指令を表示装置2に指令を送り(矢印E)、表示装置2の画面に上記「変更箇所のイメージ図」を表示させる。また、制御手段5eは、本システムの利用者から入力装置4を介して出力要求を受け付けると(矢印A)、出力装置3に指令を送り(矢印F)、上記「変更箇所のイメージ図」を印刷させる。
Note that the control means 5e sends a display command to the display device 2 (arrow E), and displays the “image diagram of the changed portion” on the screen of the
本実施例では、表示装置2に表示された「プログラムリスト」の中から本システムの利用者が所定の管理対象ソースプログラムを示す識別番号を選択して入力装置4から入力しているが、必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば、図5(a)を用いて既に説明した工程において、制御手段5eから抽出開始の指令を受け取ったプログラム比較手段5cが、プログラム格納データベース1aに格納された管理対象ソースプログラムを参照するとともに(図5(a)の矢印K)、上記識別番号に基づいて自動的に管理対象ソースプログラムごとに修正前後の状態を比較して変更箇所を抽出する構成としても良い。この場合、上述した本システムの利用者による管理対象ソースプログラムの絞り込み作業は不要となる。
In this embodiment, the user of this system selects an identification number indicating a predetermined management target source program from the “program list” displayed on the
ステップS4では、プログラム変更書作成手段5dが管理対象ソースプログラムについて、その変更内容を示すプログラム変更書(P票)を作成する。
図5(b)に示すように、ステップS3においてプログラム比較手段5cによって「変更箇所のイメージ図」が作成された管理対象ソースプログラムのうち、本システムの利用者がプログラム変更書の作成を希望する管理対象ソースプログラムの識別番号を入力装置4から入力すると(矢印A)、制御手段5eは、この管理対象ソースプログラムの識別番号とともにプログラム変更書作成開始の指令をプログラム変更書作成手段5dに送る(矢印N)。この指令を受け取ったプログラム変更書作成手段5dは、開発履歴データベース1bに格納された「変更箇所のイメージ図」を参照し(矢印O)、入力装置4から入力された識別番号に対応する「変更箇所のイメージ図」を読み出して、「プログラム変更書」(図8参照)を作成して制御手段5eに送るとともに(矢印P)、開発履歴データベース1bに格納する(矢印Q)。
このように、本発明のプログラム開発履歴管理システムによれば、開発済みソースプログラムにおける変更内容の把握が容易であるため、あるシステムにおいて用いられるプログラムが適切な段階まで改良されたものであるか否かの検討を効率良く行うことができる。
In step S4, the program change
As shown in FIG. 5B, among the management target source programs for which the “image diagram of changed portion” has been created by the program comparison means 5c in step S3, the management that the user of this system desires to create a program change document. When the identification number of the target source program is input from the input device 4 (arrow A), the
As described above, according to the program development history management system of the present invention, it is easy to grasp the contents of change in the developed source program. Therefore, whether or not the program used in a certain system has been improved to an appropriate stage. Can be efficiently studied.
なお、制御手段5eは、表示指令を表示装置2に指令を送り(矢印E)、表示装置2の画面にプログラム変更書を表示させる。また、制御手段5eは、本システムの利用者から入力装置4を介して出力要求を受け付けると(矢印A)、出力装置3に指令を送り(矢印F)、この「プログラム変更書」を印刷させる。
The control means 5e sends a display command to the display device 2 (arrow E), and displays a program change document on the screen of the
本発明のプログラム開発履歴管理システムの構成は、本実施例に示す場合に限定されるものではない。例えば、図4(b)において、本システムの利用者が「開発履歴番号」の代わりに、所望の開発済みソースプログラムの「識別番号」と「運用期間」を入力装置4から入力すると(矢印A)、制御手段5eが、この「識別番号」とともに検索開始の指令をプログラム検索手段5bに送り(矢印G)、プログラム検索手段5bが、この「識別番号」と「運用期間」に対応する開発済みソースプログラムをプログラム格納データベース1aの中から検索し(矢印H)、そのプログラム内に記述された全ての「開発履歴番号」を抽出して「開発履歴番号リスト」を作成する構成とすることもできる。
このような構成によれば、本システムの利用者が開発履歴の管理を望む特定の開発済みソースプログラムについて、所定の期間内にどのような「開発件名」の下で、どのような変更が加えられたかを容易に把握することができる。
The configuration of the program development history management system of the present invention is not limited to the case shown in this embodiment. For example, in FIG. 4B, when the user of this system inputs “identification number” and “operation period” of a desired developed source program from the
According to such a configuration, what kind of changes have been made under what “development subject” within a given period for a specific developed source program that the user of this system wants to manage development history. It is possible to easily grasp what has been done.
本発明の請求項1乃至請求項4に記載された発明は、複数のプログラムの開発を同時に行うマルチ開発状況下において、各プログラムの開発履歴を管理する場合に適用可能である。
The inventions described in
1…記憶装置 1a…プログラム格納データベース 1b…開発履歴データベース 2…表示装置 3…出力装置 4…入力装置 5…処理装置 5a…開発履歴番号検索手段 5b…プログラム検索手段 5c…プログラム比較手段 5d…プログラム変更書作成手段 5e…制御手段
DESCRIPTION OF
Claims (4)
複数の前記開発済みソースプログラムが格納された記憶装置と、
この記憶装置から読み出された情報を画面上に表示する表示装置と、
この表示装置と前記記憶装置の動作を制御するとともに前記開発済みソースプログラムの検索と比較を行う処理装置と、
この処理装置へ前記開発済みソースプログラムの検索に用いるキーワードを入力する入力装置と、を備え、
前記キーワードは前記開発履歴番号からなり、
前記処理装置は、
前記記憶装置にアクセスして前記開発済みソースプログラムを読み出す制御手段と、
前記入力装置から入力された前記開発履歴番号に基づいて前記開発済みソースプログラムの中から管理対象ソースプログラムを検索するプログラム検索手段と、
この管理対象ソースプログラムについて変更前後の状態を比較して変更箇所を抽出するプログラム比較手段と、を備え、
前記開発履歴番号は、開発年度を示す記号と、開発件名ごとに付される識別番号の組合せからなることを特徴とするプログラム開発履歴管理システム。 A program development history management system for managing a development history for a developed source program whose development history number is described in a comment field,
A storage device storing a plurality of the developed source programs;
A display device for displaying information read from the storage device on a screen;
A processing device for controlling operations of the display device and the storage device and for searching and comparing the developed source program;
An input device for inputting a keyword used for searching the developed source program to the processing device,
The keyword consists of the development history number,
The processor is
Control means for accessing the storage device and reading the developed source program;
Program search means for searching for a managed source program from the developed source programs based on the development history number input from the input device;
A program comparison means for comparing the state before and after the change with respect to the managed source program and extracting the changed portion , and
The development history number comprises a combination of a symbol indicating a development year and an identification number assigned to each development subject .
前記キーワードは前記開発履歴番号に代えて、前記開発件名の少なくとも一部を示す語句からなり、
前記処理装置は、
前記制御手段が前記記憶装置にアクセスして前記開発履歴情報を読み出すとともに、
前記入力装置から入力された前記語句に基づいて前記管理対象ソースプログラムに対応する前記開発履歴番号を検索する開発履歴番号検索手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のプログラム開発履歴管理システム。 In the storage device, the development history number is stored as development history information in a state associated with the development subject representing the change contents,
The keyword consists of a phrase indicating at least a part of the development subject instead of the development history number,
The processor is
The control means accesses the storage device and reads the development history information,
Program development history managing system according to claim 1 characterized in that example Bei development history number retrieval means for retrieving the development history number corresponding to the managed source program based on the phrase inputted from said input device .
前記開発済みソースプログラムの運用開始年度が前記開発履歴情報として前記開発履歴番号と関連付けられた状態で格納され、
前記開発履歴番号検索手段は、
前記入力装置から入力された運用期間に含まれる前記運用開始年度に基づいて前記管理対象ソースプログラムに対応する前記開発履歴番号を検索することを特徴とする請求項2記載のプログラム開発履歴管理システム。 The storage device
The operation start year of the developed source program is stored in the state associated with the development history number as the development history information,
The development history number search means includes:
3. The program development history management system according to claim 2, wherein the development history number corresponding to the managed source program is searched based on the operation start year included in the operation period input from the input device.
前記管理対象ソースプログラムにおける前記変更箇所のイメージ図を含む書面を作成するプログラム変更書作成手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のプログラム開発履歴管理システム。 The processor is
4. The program development history management system according to claim 1, further comprising a program change document creating unit that creates a document including an image diagram of the changed portion in the managed source program. 5. .
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