JP5595983B2 - 無線通信方法および無線通信システム - Google Patents
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Description
図6において、101 は制御局、102-1 〜102-5 は遠隔基地局、103-1 〜103-5 は端末局、104-1 〜104-5 は同一周波数チャネルを用いるセル、105 は有線伝送路を表す。同一周波数を用いるセル104-1 〜104-5 は、これらのセルの間に存在するセルにおいて複数周波数チャネルの繰り返し利用などをすることにより、それぞれのセル104-1 〜104-5 はある程度の距離で隔離されている。すなわち、ここには着目した周波数チャネルのセル以外は記載していないが、実際にはその他の周波数チャネルを利用するセルが存在する。各セル104-1 〜104-5 に設置される遠隔基地局102-1 〜102-5 は、有線伝送路105 を介して制御局101 と接続される。制御局101 は、各遠隔基地局102-1 〜102-5 とその配下の端末局103-1 〜103-5 との無線通信を一括して管理し、各種信号処理を行う。
(Hd・W)-1・Hnd・W
の項はそのまま流用するにしても、この行列を2乗し、さらにその左辺から行列Wを乗算する演算が必要になる。一般的に、N×Nの行列同士の乗算には、N3 の乗算回数が必要となる。非特許文献1にも記載されているように、全体としてのサービスエリアが広域になり、エリア全体での遠隔基地局のアンテナ数が増えるに従い、N3 に比例して乗算回数が膨大化する。すなわち、近似の精度を高めることは可能であるが、全体の行列Hall のサイズが増大した環境での適用は、回路規模が増大し、また演算の負荷が増大するために非現実的であった。
Mi,j =Wi,i(Hi,i Wi,i)-1・Hi,j
なる行列Mi,j を取得する第3のステップと、第iセルにおける送信情報をSi としたときに、送信ウエイトWi,i との乗算により第iセルにおける0次の送信信号Ti [0]を取得する第4のステップと、第iセルと同一周波数チャネルを用いて通信を行う周辺のセルの全てまたは一部において算出されたj≠iなる第jセルにおけるa次の送信信号Tj [a]を取得する第5のステップと、送信信号Tj [a]と行列Mi,j の積算結果を所定のjに対して総和を取り、かつその結果を0次の送信信号Ti [0] から減算することで第iセルにおけるa+1次の送信信号Ti [a+1]を算出する第6のステップと、a+1次の送信信号Ti [a+1]を送信する第7のステップとを有し、基地局は、予め既知のトレーニング信号を用いて第1のステップから第6のステップの処理をN(Nは1以上の整数)回繰り返して実施し、当該基地局と端末局との間のチャネル情報とN回目の繰り返しにおいて第6のステップで算出したN次のトレーニング信号の送信信号により生成した受信信号のレプリカが予め定めた通信品質を満たすことを検出したときに、繰り返し処理を終了して、送信情報Si を用いて当該N次の送信信号Ti [N]を算出し、予め定めた通信品質を満たさないときに、繰り返し処理を続ける。
Mi,j =Wi,i(Hi,i Wi,i)-1・Hi,j
なる行列Mi,j を取得する第3の手段と、第iセルにおける送信情報をSi としたときに、送信ウエイトWi,i との乗算により第iセルにおける0次の送信信号Ti [0]を取得する第4の手段と、第iセルと同一周波数チャネルを用いて通信を行う周辺のセルの全てまたは一部において算出されたj≠iなる第jセルにおけるa次の送信信号Tj [a]を取得する第5の手段と、送信信号Tj [a]と行列Mi,j の積算結果を所定のjに対して総和を取り、かつその結果を0次の送信信号Ti [0] から減算することで第iセルにおけるa+1次の送信信号Ti [a+1]を算出する第6の手段と、a+1次の送信信号Ti [a+1]を送信する第7の手段とを備え、基地局は、予め既知のトレーニング信号を用いて第1のステップから第6のステップの処理をN(Nは1以上の整数)回繰り返して実施し、当該基地局と端末局との間のチャネル情報とN回目の繰り返しにおいて第6のステップで算出したN次のトレーニング信号の送信信号により生成した受信信号のレプリカが予め定めた通信品質を満たすことを検出したときに、繰り返し処理を終了して、送信情報Si を用いて当該N次の送信信号Ti [N]を算出し、予め定めた通信品質を満たさないときに、繰り返し処理を続ける。
まず、式(10)で定義された送信信号ベクトルTを、以下の定義により各セル単位の信号に分解する。
T=(T1 [0] T2 [0] … TN [0])T …(14)
同様に、式(11)の左辺の送信信号ベクトルT′を、以下のように定義する。
T′=(T1 [1] T2 [1] … TN [1])T …(15)
図1において、1a〜1cは制御局、2a〜2cはチャネル情報取得・管理手段、3a〜3cは送信データ入力手段、4a〜4cは変調部、5a〜5cは送信信号生成手段、6a〜6cは干渉除去手段、7a〜7cは周辺セル情報取得手段、8a〜8cは干渉信号レプリカ生成手段、9a〜9cは信号伝達手段、10a 〜10i は遠隔基地局、11a 〜11c は端末局を示す。
まず、端末局11a 〜11c からのアップリンクにおいてトレーニング信号を受信すると、チャネル情報取得・管理手段2a〜2cにて遠隔基地局と端末局間のチャネル情報を取得し、受信ウェイト等を生成して保存する。
図3において、201-1 〜201-2 は制御局、202-1 〜202-5 は遠隔基地局、203-1 〜203-5 は端末局、204-1 〜204-5 は同一周波数チャネルを用いるセル、205-1 〜205-3 は有線伝送路を表す。
図4において、1a〜1cは制御局、2a〜2cはチャネル情報取得・管理手段、3a〜3cは送信データ入力手段、4a〜4cは変調部、5a〜5cは送信信号生成手段、6a〜6cは干渉除去手段、7a〜7cは周辺セル情報取得手段、8a〜8cは干渉信号レプリカ生成手段、9a〜9cは信号伝達手段、13a 〜13c は受信信号レプリカ生成手段、14a 〜14c は信号品質測定手段、10a 〜10i は遠隔基地局、11a 〜11c は端末局を示す。
2a〜2c チャネル情報取得・管理手段
3a〜3c 送信データ入力手段
4a〜4c 変調部
5a〜5c 送信信号生成手段
6a〜6c 干渉除去手段
7a〜7c 周辺セル情報取得手段
8a〜8c 干渉信号レプリカ生成手段
9a〜9c 信号伝達手段
10a 〜10i 遠隔基地局
11a 〜11c 端末局
13a 〜13c 受信信号レプリカ生成手段
14a 〜14c 信号品質測定手段
101 、201-1 〜201-2 制御局
102-1 〜102-5 、202-1 〜202-5 遠隔基地局
103-1 〜103-5 、203-1 〜203-5 端末局
104-1 〜104-5 、204-1 〜204-5 同一周波数チャネルを用いるセル
105 、 205-1〜205-3 有線伝送路
Claims (2)
- 複数のセルにそれぞれ1以上の基地局が配置され、各基地局が有線回線を介してネットワークと接続され、各基地局がセル内の端末局と無線回線を介して通信を行う無線通信方法であって、
同一セル内および異なるセル間における前記基地局と前記端末局の間のチャネル情報を取得する第1のステップと、
前記第1のステップで取得したチャネル情報を、第jセル内の基地局から第iセル内の端末局への干渉に相当するチャネル行列Hi,j として管理する第2のステップと、
第iセル内の基地局が同一セル内の前記端末局に対して用いる送信ウエイトをWi,i と表記したときに、前記チャネル行列Hi,j に対し、
Mi,j =Wi,i(Hi,i Wi,i)-1・Hi,j
なる行列Mi,j を取得する第3のステップと、
第iセルにおける送信情報をSi としたときに、前記送信ウエイトWi,i との乗算により第iセルにおける0次の送信信号Ti [0]を取得する第4のステップと、
第iセルと同一周波数チャネルを用いて通信を行う周辺のセルの全てまたは一部において算出されたj≠iなる第jセルにおけるa次の送信信号Tj [a]を取得する第5のステップと、
前記送信信号Tj [a]と前記行列Mi,j の積算結果を所定のjに対して総和を取り、かつその結果を前記0次の送信信号Ti [0] から減算することで第iセルにおけるa+1次の送信信号Ti [a+1]を算出する第6のステップと、
前記a+1次の送信信号Ti [a+1]を送信する第7のステップと
を有し、
前記基地局は、予め既知のトレーニング信号を用いて前記第1のステップから第6のステップの処理をN(Nは1以上の整数)回繰り返して実施し、当該基地局と前記端末局との間のチャネル情報とN回目の繰り返しにおいて前記第6のステップで算出したN次のトレーニング信号の送信信号により生成した受信信号のレプリカが予め定めた通信品質を満たすことを検出したときに、繰り返し処理を終了して、送信情報Si を用いて当該N次の送信信号Ti [N]を算出し、予め定めた通信品質を満たさないときに、繰り返し処理を続ける
ことを特徴とする無線通信方法。 - 複数のセルにそれぞれ1以上の基地局が配置され、各基地局が有線回線を介してネットワークと接続され、各基地局がセル内の端末局と無線回線を介して通信を行う無線通信システムであって、
同一セル内および異なるセル間における前記基地局と前記端末局の間のチャネル情報を取得する第1の手段と、
前記第1の手段で取得したチャネル情報を、第jセル内の基地局から第iセル内の端末局への干渉に相当するチャネル行列Hi,j として管理する第2の手段と、
第iセル内の基地局が同一セル内の前記端末局に対して用いる送信ウエイトをWi,i と表記したときに、前記チャネル行列Hi,j に対し、
Mi,j =Wi,i(Hi,i Wi,i)-1・Hi,j
なる行列Mi,j を取得する第3の手段と、
第iセルにおける送信情報をSi としたときに、前記送信ウエイトWi,i との乗算により第iセルにおける0次の送信信号Ti [0]を取得する第4の手段と、
第iセルと同一周波数チャネルを用いて通信を行う周辺のセルの全てまたは一部において算出されたj≠iなる第jセルにおけるa次の送信信号Tj [a]を取得する第5の手段と、
前記送信信号Tj [a]と前記行列Mi,j の積算結果を所定のjに対して総和を取り、かつその結果を前記0次の送信信号Ti [0] から減算することで第iセルにおけるa+1次の送信信号Ti [a+1]を算出する第6の手段と、
前記a+1次の送信信号Ti [a+1]を送信する第7の手段と
を備え、
前記基地局は、予め既知のトレーニング信号を用いて前記第1のステップから第6のステップの処理をN(Nは1以上の整数)回繰り返して実施し、当該基地局と前記端末局との間のチャネル情報とN回目の繰り返しにおいて前記第6のステップで算出したN次のトレーニング信号の送信信号により生成した受信信号のレプリカが予め定めた通信品質を満たすことを検出したときに、繰り返し処理を終了して、送信情報Si を用いて当該N次の送信信号Ti [N]を算出し、予め定めた通信品質を満たさないときに、繰り返し処理を続ける
ことを特徴とする無線通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011141501A JP5595983B2 (ja) | 2011-06-27 | 2011-06-27 | 無線通信方法および無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011141501A JP5595983B2 (ja) | 2011-06-27 | 2011-06-27 | 無線通信方法および無線通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013009223A JP2013009223A (ja) | 2013-01-10 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011141501A Active JP5595983B2 (ja) | 2011-06-27 | 2011-06-27 | 無線通信方法および無線通信システム |
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2011
- 2011-06-27 JP JP2011141501A patent/JP5595983B2/ja active Active
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