JP5595595B2 - 複合型ガス・蒸気タービン設備の運転方法並びにこの方法を実施するためのガス・蒸気タービン設備および対応する調節装置 - Google Patents

複合型ガス・蒸気タービン設備の運転方法並びにこの方法を実施するためのガス・蒸気タービン設備および対応する調節装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5595595B2
JP5595595B2 JP2013533150A JP2013533150A JP5595595B2 JP 5595595 B2 JP5595595 B2 JP 5595595B2 JP 2013533150 A JP2013533150 A JP 2013533150A JP 2013533150 A JP2013533150 A JP 2013533150A JP 5595595 B2 JP5595595 B2 JP 5595595B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
value
feed water
steam turbine
evaporator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013533150A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013540231A5 (ja
JP2013540231A (ja
Inventor
ブリュックナー、ヤン
ブルクマイスター、アンチェ
トーマス、フランク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JP2013540231A publication Critical patent/JP2013540231A/ja
Publication of JP2013540231A5 publication Critical patent/JP2013540231A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5595595B2 publication Critical patent/JP5595595B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K15/00Adaptations of plants for special use
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D15/00Adaptations of machines or engines for special use; Combinations of engines with devices driven thereby
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K23/00Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids
    • F01K23/02Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled
    • F01K23/06Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle
    • F01K23/10Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle with exhaust fluid of one cycle heating the fluid in another cycle
    • F01K23/101Regulating means specially adapted therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B35/00Control systems for steam boilers
    • F22B35/06Control systems for steam boilers for steam boilers of forced-flow type
    • F22B35/10Control systems for steam boilers for steam boilers of forced-flow type of once-through type
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)

Description

本発明は、請求項1の前文に記載されたガスタービンとこのガスタービンに廃ガスもしくは高温ガス側で後置接続された廃熱蒸気発生器とを備えた複合型ガス・蒸気タービン設備の運転方法に関する。本発明はさらに上記の方法を実施するために構成されたガス・蒸気タービン設備並びに対応する調節装置に関する。
廃熱蒸気発生器は高温のガス流から熱を回収する熱交換器である。廃熱蒸気発生器はとりわけ主として電流発生に役立つガス・蒸気タービン設備(GUD設備)で使用されている。この場合最近のGUD設備は通常1基から4基のガスタービンと少なくとも1基の蒸気タービンを有し、その際各タービンはそれぞれ1基の発電機を駆動する(多軸設備)かまたはガスタービンと蒸気タービンとが共通の軸で唯一の発電機を駆動する(単軸設備)。ガスタービンの高温の廃ガスがこの場合廃熱蒸気発生器において水蒸気の発生に使用される。蒸気は続いて蒸気タービンに導かれる。一般に電力の約3分の2がガスタービン、3分の1が蒸気タービンに割り当てられる。
ここで完全を期すために言及すべきことは、廃熱蒸気発生器並びに蒸気タービン用の流れ媒体としては基本的に種々の物質が使用できることである。以下に水もしくは水蒸気の使用例を取り上げるが、これは最もよく使用されている流れ媒体であるからである。
蒸気タービンの種々の圧力段と同様に廃熱蒸気発生器も一般に多数の圧力段を有しており、それぞれが含有する水・蒸気混合物は通常運転において異なった熱力学的状態を示している。給水もしくは蒸気回路では流れ媒体はその流路においてまずエコノマイザを通流し、そこで廃ガス流中の残熱が流れ媒体の予熱に利用される。これにいわゆる蒸発器が続き、この蒸発器は好適には強制貫流蒸発器および特にベンソン蒸発器として形成される。蒸発器の出口では流れ媒体は蒸気または水・蒸気混合物となり、場合によって発生する残留湿気はそこに設置された分離装置で分離される。さらに伝送される蒸気は次に過熱器でさらに加熱される。その後過熱蒸気は蒸気タービンの高圧部に流れ、そこで開放され、蒸気発生器の次の圧力段に導かれる。そこで蒸気は改めて過熱され、続いて蒸気タービンの次の圧力段に導かれる。蒸気タービン出口には凝縮器が接続されており、ここで開放蒸気は凝縮され給水として貯留器に導かれる。続いて給水ポンプが給水を貯留器から再びエコノマイザに供給する。この場合給水流量は給水ポンプに後置接続された調節弁を介して制御される。
廃熱蒸気発生器の運転状態およびそれと関連した実際の蒸気発生器の出力に応じて給水流量は給水回路においておよび特に蒸発器において調節される。負荷変動の際には蒸発器の貫流はできるだけ蒸発器の伝熱面への熱搬入と同期して変化させなければならないであろう。なぜならそうでなければ蒸発器出口の流れ媒体の固有エンタルピの設定値からの偏差を確実に回避できないからである。固有エンタルピのこのような不所望な偏差は蒸気発生器から出る生蒸気の温度調節を困難にし、さらに蒸気発生器の高い材料応力およびそれによる寿命の減少を招くことになる。
このような所望の設定値からの固有エンタルピの偏差およびこれにより生じる蒸気発生器の全運転状態、特に過渡状態または負荷変動時における不所望な大きな温度変動をできるだけ小さく抑えるために、給水貫流調節はいわゆる予測または予想的な設定の形で行われる。この場合特に負荷変動時にも必要な給水流量設定値は実際のまたは近々予期される運転状態に応じて用意されなければならない。これに関連した極めて合目的的な調節系はいずれも本件出願人のものである特許文献1および特許文献2に記載されている。これらの特許文献の開示事項はすべて本願にも適用される。
最近の原動所では高い効率だけでなくできるだけ柔軟な運転様式が求められている。これには短い起動時間および大きな負荷変動速度のほかに、電流結合網における周波数障害を補償する可能性も含まれる。このような要求を満足させるために原動所はたとえば5%および数秒以内の付加出力を提供できる状態になければならない。
これは従来の一般的なGUD原動所では通常ガスタービンの負荷上昇により行われている。しかしある種の状況下では特に上側負荷範囲において、所望の出力上昇が専らガスタービンだけでは迅速に満足に用意できないことがある。それゆえ最近では、蒸気タービンを同様にとりわけ出力要求後数秒内に周波数支援に寄与できるようにする解決策も求められている
これはたとえば蒸気タービンの部分的に絞られたタービン弁またはいわゆる段弁の開放により行うことができ、これにより蒸気タービンの前の蒸気圧が低下される。前置接続された廃熱蒸気発生器の蒸気アキュムレータからの蒸気はこれにより追い出され蒸気タービンに導かれる。この処置により数秒内でGUD原動所における出力上昇が達成される。
このような付加的な出力は比較的短時間で開放されるので、ガスタービンによる(その構造および運転上の最大負荷変動速度により限定される)出力上昇の遅れは少なくとも部分的に補償される。全原動所ブロックはこのような処置により直ちに出力跳躍を成し、以後のガスタービンの出力上昇によりこの出力レベルも持続的に保持されるか、または設備が付加的に要求された予備出力の時点で部分負荷範囲にあるとの前提のもとでは、むしろこれを上回るものとなる。
予備出力を備えるためにタービン弁を永続的に絞ることはしかしながら常に効率の損失を生じるので、経済的な運転のためには絞りの度合いを絶対的に必要な程度に低くする必要がある。さらに廃熱蒸気発生器のある種の構造形態、たとえば強制貫流蒸気発生器は場合によってはたとえば自然循環蒸気発生器と比べて著しく小さいアキュムレータ容積を有する。アキュムレータ容積の大きさの差は上述の方法ではGUD原動所の蒸気タービンの出力変化時の挙動に影響を与える。
欧州特許出願公開第2065641号公報 欧州特許出願公開第2194320号公報
それゆえ本発明の課題は、必要に応じて即時予備出力を開放でき、設備の通常の運転効率を過度に阻害しないようにした上述のタイプの廃熱蒸気発生器を備えたガス・蒸気タービン設備の運転方法を提供することにある。同時に迅速な出力上昇を廃熱蒸気発生器の構造形態に無関係に全系における大幅な構造上の修正をせずに可能にしなければならない。本発明の別の課題は、この方法を実施するために特に適したガス・蒸気タービン設備ならびに対応する調節装置を提供することにある。
方法に関する課題は本発明によれば請求項1の特徴により解決される。従属請求項は本発明の部分的に有利なおよび部分的にそれ自体発明を成す実施態様を含む。
本発明による方法の開発の手掛かりは、蒸発器の給水貫流を一時的に高めるという考察にある。この処置により熱エネルギーが蒸発器および後続の過熱器伝熱面から回収され蒸気タービンにおいて負荷出力の形で開放される。
これを実現するための1つの可能性として、標準または通常運転に対しては高効率のために有利とされているいわゆる「ベンソン・コントロール法」からいわゆる「レベル・コントロール法」に単純に切り替えることが原理的に考えられる。
「レベル・コントロール法」では蒸発器は簡単に言えば永久的に給水を過剰供給される、すなわち本来的に過剰給水される。これにより増大する未蒸発の給水は従って後置接続された分離器で蒸気から分離しなければならない。このようにして付加出力を用意するための給水流量の増大は有効的に実現できるが、上述の状況下では蒸発器出口に不所望な残水が生じる。さらに実際の給水調節構想は、両運転モード間の切り替え過程時にパラメータの跳躍的な修正はできないように設定されている。その代わりに通常は両力学的系統状況間の緩やかな従って比較的時間の掛る移行が行われる。
これに対し「ベンソン・コントロール法」では、予測調節を介して正確に多くの給水を蒸発器中に導き、給水をできるだけ完全に生蒸気に一定の熱力学的状態で変換することが試みられている。この場合蒸発器出口にいわゆる過熱設定値が用意される。この出口の蒸気温度は従って所望の差だけ媒体の沸騰温度より上になければならない。このためまず蒸発器への熱流を表す特性値が検出される。蒸発器の部材に一時的に蓄熱された熱量を考慮してそこから給水に提供される熱エネルギーが生じる。再びそこから熱供給により予め定められた温度上昇により蒸気に変換できる給水量が計算される。給水ポンプに後置接続された調節弁を相応して制御することにより最終的に給水流量のためのこれに関して計算された一次設定値が生じるように配慮される。
本発明による即時予備出力の開放により過熱設定値はガス・蒸気タービン設備の標準運転用に比較的高効率に設定されている通常値から比較的小さい活性化値に低下される。これにより調節系による給水流量の上昇が生じる。この結果煙道ガスのほぼ均等な熱供給において直ちに蒸発器出口における流れ媒体の過熱もしくは温度の低下が生じる。必然的に当該伝熱面、すなわち蒸発器および下流側に置かれた過熱器の材料温度も低下する。このような材料温度の低下の結果最終的に熱エネルギーが蒸発器および過熱器の伝熱面から媒体の高められた貫流により低下された媒体温度で追い出されて蒸気タービンにおいて付加出力の形で放出される。
この場合両過熱設定値間において急激に跳躍的に、有利には最大1秒以下の切り替え時間で切り替えが行われると有利である。このようにして電流結合網における周波数障害への反応として即時予備出力をできるだけ短時間で用意する必要がある。
活性化値が小さくなるにつれて即時予備出力の大きさが上昇するので、温度上昇用に媒体の沸騰温度に近い値を選ぶのがさらに有利である。同時に沸騰温度への過度の近似はこの場合蒸発器出口の残水が不所望なほど増大するので不利である。
これと関連して活性化値としては媒体の沸騰温度に対する温度上昇は5Kから15Kの間がこれに関する有効な妥協策と考えられる。廃熱蒸気発生器と蒸気タービンの標準運転用の通常値としてはこれに対し最低30Kと40Kの間の温度上昇が望まれる。
生蒸気の熱力学的状態のより正確な規定のためにさらに改良された実施態様では、沸騰点をメモリに固定値として格納するのではなく、蒸発器入口および出口における有利には永続的な圧力測定により間接的に定めることが行われる。
さらに極めて合目的的な実施形態では給水流量に対する一次設定値の計算は商形成により行われる。この場合分子としては煙道ガスから蒸発器に伝送される熱流を表す熱流特性値が蒸発器の部品中に一時的に蓄熱された熱量を考慮して用いられる。また分母は、対応する過熱設定値並びに蒸発器出口の測定された圧力で表わされる蒸発器出口の媒体のエンタルピ値と、対応する温度並びに圧力測定により求められる蒸発器入口の媒体の検出されたエンタルピとの間の差から形成される。従って系が最良に調節された状態で要求された設定値を永続的に惹起する給水流量の基本設定値が与えられる。これは定義によれば対応する負荷条件の100%状態または出力状態とみなされる。これは廃熱蒸気発生器および蒸気タービンからなる系が部分または全負荷運転中にあるかどうかとは無関係である。典型的には限定された値範囲で特に有効に作動する全調節系はこれにより常に正確にこの値範囲に保たれる。
本発明方法を実施するための有利な調節系によれば予測調節回路に補充して第2の並列的に作動する調節回路が設けられる。この第2の調節系により給水流量に対する二次設定値が規定される。このため蒸発器出口の媒体の検出されたエンタルピと対応するエンタルピ設定値基準との差形成が行われる。この場合二次設定値はいわば修正値として用いられ、調節の精度を更に高め、一次設定値がシステム上大きな誤差を有するか変動する場合にこれを修正もしくは安定化する働きをする。
二次設定値を適切な相対値に変換する修正調節器を特に利用する場合この関係において特に合目的的なことは、給水流量に対する両設定値を互いに乗算的に結合することである。これにより調節系に対する絶対値の影響をさらに減少することができる。
過熱設定値、すなわち温度を予め規定する代わりに、調節系にエンタルピ設定値を予め与え、これを特性値により検出するかまたはこれらの特性値に一定の作用を与えることもできる。各場合において必要な通常値と必要な活性化値との間の切り替えを行い、熱供給が比較的大量の給水に分配されるようにしなければならない。
系を標準運転に戻す場合には、跳躍的に活性化値から標準値に再び切り替えるのではなく、連続的にそして時間遅れをもって戻し調節することが有利である。これはたとえば、この時間中の全原動所の連続的な出力が望まれるときには、ガスタービンの出力調節と同期して行うことができる。この目的のため調節装置は適当な箇所に相応する遅延素子を装備することができる。
選択的に即時予備出力を一時的に釈放する廃熱蒸気発生器並びに後置接続された蒸気タービンのここに記載した運転方法は有利には複合型ガス・蒸気タービン設備において使用される。この場合この即時予備出力は一義的には迅速に提供可能な出力緩衝器として用いられる。なぜなら付加出力は比較的に短時間で釈放できるからである。この出力緩衝器により、遅延した出力上昇をガスタービンにより(その構造上および運転上最大の負荷変動速度により限定される)少なくとも部分的に補償するのに十分な有限時間を与えることができる。全原動所ブロックはこのような処置により直ちに出力跳躍を成し、ガスタービンの並列的に始動される出力上昇によりこの出力レベルは永続的に維持されるかまたはこれ以上のものにすることができる。
最終的に確認されることは、本発明方法が大きな構造的処置を取らなくても実現できることである。調節系に付加的なモジュールを入れるだけで実施可能である。したがってより高い設備の柔軟性およびより高い設備効率が付加的な経費を要せずに得られる。
さらにこの方法は他の処置とは無関係なので、たとえば蒸気タービンの出力上昇をさらに増大するために、絞られたタービン弁を付加的に開放することもできる。そのうえ同時に廃熱蒸気発生器に設けられた噴射冷却器などの噴射流量の調節を同じ調節目的で行うことができる。方法の有効性はこのような並列的処置によっても大部分が影響を受けずに維持される。
本発明の一実施例を以下にブロックダイアグラムに基づき詳細に説明する。
図1は調節系を付設したガス・蒸気タービン設備のブロックダイアグラムによる概略図である。
本発明方法はこの実施例においては複合型ガス・蒸気タービン設備(GUD設備)の運転のために利用される。この場合概略化のため1つの圧力段のみを備えた蒸気タービンDTについて考察する。これを複数の圧力段および相応する中間過熱段を持つものに拡大することは当業者にとっては問題なく可能である。
GUD設備の蒸気タービンDTは給水回路1に組み込まれている。給水貯留器Rから出発して給水はポンプ2により強制貫流蒸発器3に供給される。この蒸発器には一般に給水を予熱するためのここには図示しないエコノマイザが前置接続される。強制貫流蒸発器3への給水流量は、弁位置が付属の調節モータMにより調節される調節弁4を介して変化させられる。強制貫流蒸発器3(以下蒸発器3と略す)には複数の伝熱面が設けられている。構造上これらは給水回路1内の順序に応じてエコノマイザ伝熱面5、蒸発器伝熱面6および過熱器伝熱面7と呼ばれる。蒸発器出口では給水は気相に移行され、蒸気として後続の過熱器伝熱面8によりさらに加熱される。蒸発器3と過熱器伝熱面8との間にはさらに分離器ASがあり、必要な場合に不所望な残水を蒸気から分離する。過熱された蒸気は最終的に蒸気タービンDTにおいて電気エネルギーの収得に用いられ、後置接続された凝縮器Kにおいて再び給水に凝縮され、給水貯留器Rに戻される。給水回路1の全伝熱面は高温ガス回路9内に配置される。この高温ガス回路9にはガスタービンGTの廃ガスが導入される。廃ガスはまず過熱器伝熱面8、7に、次いで蒸発器伝熱面6に、最後にエコノマイザ伝熱面5並びに場合によっては設けられるエコノマイザ伝熱面に溢流する。このようにして廃熱蒸気発生器が実現され、これにより蒸気タービンDTとの組み合わせでガスタービンGTの廃ガスに蓄積された熱が少なくとも部分的に電気エネルギーの収得のために利用される。
できるだけ高い効率を保証するため給水回路1内の給水流量を調節して、ガスタービンGTによる高温ガス供給に起こりうる変動に適合させる必要がある。このため対応する調節系10が設けられ、これは調節モータMを制御して調節弁4の位置をこれに適応させる。
上記の調節系10は主としていわゆる機能モジュールFB 01...FB 10から構成される。これらのモジュールは測定信号を処理し、メモリに格納されているデータにアクセスし、これらの信号もしくはデータを論理回路を介して機能値に変換し、これを次いで別の機能モジュールFB 01...FB 10に伝送し或いは調節モータMのような後続の機器を調節するための命令コードとして用いる。この実施例では調節モータMに対する制御命令は機能モジュールFB 01により作られる。基礎データまたは入力信号としてはこの場合2つの並列的に作動する調節回路を介して検出された2つの設定値が利用され、これらは乗算素子11を介して互いに結合される。
両調節回路の一方はいわゆる予測または予想調節回路として構想される。以下に一次回路と呼ぶこの調節回路により系の反応時間を考慮しながら、どの程度の給水流量により後続の時間間隔で基本的に安全な運転がさらに特に高い効率で達成されるかが予め計算されなければならない。これに関連する値はその大きさから流量を表すものであり、一次設定値と呼ばれ、後続の時間間隔において乗算素子11を介して互いに結合される両設定値のうちの第1の設定値に相当する。
一次設定値を求めるために2つの値A、Bが除算素子12で対置させられる。機能モジュールFB 02を介して検出された値Aはこの場合媒体である水のために用意される熱供給量を表し、すなわちガスタービンGTの廃ガスから取られ蒸発器3に供給される熱から蒸発器の伝熱面5、6、7に一時的に蓄熱される量を差し引いたものである。この熱供給量がまさに蒸発器3内の媒体の一定のエンタルピ変化Bを生じさせるために利用しなければならない。このエンタルピ変化量Bは蒸発器出口における媒体の所望のエンタルピ値と蒸発器入口における媒体のエンタルピ値との間の減算素子13における差形成によって生じる。蒸発器入口における媒体のエンタルピ値はこの計算において規定値であるが変数とみなされ、温度センサ14および圧力センサ14aの測定信号にアクセスする機能モジュールFB 03を介して求められる。これに対し媒体の熱力学的状態従って蒸発器出口におけるエンタルピ値も用意されるべきである。このため機能モジュールFB 04には過熱設定値が格納される。蒸発器出口における蒸気温度はそれゆえ所定量だけ通常値より、蒸発器出口における圧力センサ15のデータにより検出される媒体の沸騰温度の上になければならない。これから続く媒体のエンタルピ値は機能モジュールFB 04から減算素子13に導かれる。
一次設定値の計算に際してはさらに別の値、動的影響を表す値も考慮すべきである。相応する修正タームは機能モジュールFB 05で求められ、次いで除算素子12に後置接続された加算素子16に付加される。
二次回路とも呼ばれる第2の調節回路は反応性調節回路として構成され、一種の微調節により調節系10の全体の精度を更に高めなければならない。これは減算素子17における設定値・実際値の整合により行われる。設定値としては減算素子17に機能モジュールFB 06を介して機能モジュールFB 04により計算された蒸発器出口における媒体のエンタルピ設定値が導かれる。これに属するエンタルピ値は蒸発器出口における温度センサ18並びに圧力センサ15の測定信号に基づき、機能モジュールFB 07により求められる。これを介して検出された設定値・実際値の偏差は最終的にPI調節素子19に導かれ、この素子は出口側で乗算素子11対する第2の設定値または二次設定値を提供する。この設定値は無次元の相対値であり、複合原動所が全負荷運転状態か部分負荷運転状態かに無関係に値1に近い。調節回路の各部材が限定された値範囲においてでのみ特に有効に作動するので、このような相対値を考慮して、予期される値範囲が絶対値とは無関係に部材にとって良好な値範囲にできるだけ一致するように配慮することができる。
即時予備出力の開放のために本発明によれば過熱設定値はガス・蒸気タービン設備の定常運転用に比較的高い効率で設定された通常値からより低い活性化値に低下される。この設定値の低下は調節系10の一次回路にも二次回路にも作用する。これに該当する系の範囲は鎖線20、21で明示されている。
実施例では例示的に過熱設定値の変化が跳躍的に生じるものとする。それゆえこの変化は各調節回路の開閉器22、23の切り替えにより生じさせられる。この場合各開閉器はそれに属する機能モジュールFB 08、FB 09を介して制御され、両開閉器22、23の切り替えはほぼ同時に行われる。代替的に開閉器22、23なしの構成も可能である。この場合には機能モジュールFB 08、FB 09はより複雑な課題を引き受ける。2つの値間だけを単純に切り替えるかわりに、機能モジュールFB 08、FB 09は電流結合網における測定された周波数障害に関係して格納された値範囲にある適合過熱設定値を自動的に与える。
過熱設定値の低下とともに蒸発器出口における媒体のエンタルピ値の低下も惹起される。活性化値に基づくこのエンタルピ設定値は付加的な機能モジュールFB 10を介して計算される。このエンタルピ設定値は即時予備出力の活性化相中に二次回路の減算素子17並びに一次回路の減算素子13における通常値に属するエンタルピ設定値を代行する。
その結果として蒸発器3への給水流量は上昇し、従って給水はこの蒸発器を貫流する。この処置により熱エネルギーは蒸発器3および後続の過熱器伝熱面から比較的低い媒体温度でより高い貫流により回収され、蒸気タービンDTにおいて付加出力の形で放出される。
1 給水回路
2 ポンプ
3 強制貫流蒸発器
4 調節弁
5 エコノマイザ伝熱面
6 蒸発器伝熱面
7 過熱器伝熱面
8 過熱器伝熱面
9 高温ガス回路
10 調節系
11 乗算素子
12 除算素子
13 加算素子
14 温度センサ
14a 圧力センサ
15 圧力センサ
16 加算素子
17 減算素子
18 温度センサ
19 PI調節素子
22 開閉器
23 開閉器
DT 蒸気タービン
K コンデンサ
R 給水貯留器
M 調節モータ
AS 分離器
GT ガスタービン
FB 機能モジュール

Claims (14)

  1. ガスタービン(GT)と、このガスタービン(GT)に廃ガスまたは高温ガス側で後置接続され流れ媒体により貫流される少なくとも1つの蒸発器伝熱面(6)を有する廃熱蒸気発生器と、この廃熱蒸気発生器に流れ媒体回路において後置接続され流れ媒体が給水の形で前記廃熱蒸気発生器に導かれる蒸気タービン(DT)とを備え、給水流量の予測調節用の一次調節回路が設けられ、流れ媒体の沸騰温度に対して蒸発器伝熱面(6)の出口側の温度が上回っていることを表す過熱設定値と、蒸発器伝熱面(6)を介して高温ガスから流れ媒体に移される熱流を表す熱流特性値とにより、蒸発器伝熱面部材に蓄熱された熱を考慮して給水流量のための一次設定値を検出し、給水流量をそれに応じて後調節する複合型ガス・蒸気タービン設備の運転方法において、短時間に提供可能な即時予備出力を活性化させるために過熱設定値をガス・蒸気タービン設備の定常運転用に比較的高い効率に設定された通常値からより低い活性化値に低下させることを特徴とする複合型ガス・蒸気タービン設備の運転方法。
  2. 切り替えが急激かつ跳躍的に行われる請求項1記載の方法。
  3. 活性化値が活性化相中の温度上昇が正に留まるように選定されている請求項1または2記載の方法。
  4. 活性化相中に温度上昇が5Kから15Kの間の範囲に調節される請求項3記載の方法。
  5. 活性化相に先立つ通常運転中に温度上昇が少なくとも30Kに調節される請求項1から4の1つに記載の方法。
  6. 蒸発器伝熱面(6)の出口における流れ媒体の沸騰温度がそこで測定された流れ媒体の圧力の測定値に基づき検出される請求項1から5の1つに記載の方法。
  7. 給水流量用の一次設定値を検出するため熱流特性値と蒸発器伝熱面(6)における流れ媒体のエンタルピ上昇を表すエンタルピ差特性値との商により形成され、エンタルピ差特性値がエンタルピ設定値に換算される過熱設定値と蒸発器伝熱面(6)の入口における流れ媒体の測定エンタルピとに基づき検出される請求項1から6の1つに記載の方法。
  8. 二次調節回路により蒸発器伝熱面(6)の出口における流れ媒体の測定されたエンタルピをそこであらかじめ設定されているエンタルピ設定値と比較することにより給水流量用の二次設定値が検出され、給水流量が一次設定値と二次設定値から形成された全設定値に基づき後調節される請求項1から7の1つに記載の方法。
  9. 一次設定値と二次設定値が全設定値を形成するため互いに乗算される請求項8記載の方法。
  10. 活性化相中にエンタルピ設定値がガス・蒸気タービン設備の定常運転用に比較的高い効率に設定されている出力値からより低い活性化値に切り替えられる請求項8または9記載の方法。
  11. エンタルピ設定値が温度設定値と同時に切り替えられる請求項10記載の方法。
  12. 活性化相の終了後に連続的におよび時間遅れでそのときの活性化値から通常値に戻される請求項1から11の1つに記載の方法。
  13. ガスタービン(GT)と、このガスタービン(GT)に廃ガスまたは高温ガス側で後置接続され流れ媒体により貫流される少なくとも1つの蒸発器伝熱面(6)を有する廃熱蒸気発生器と、この廃熱蒸気発生器に流れ媒体回路において後置接続され流れ媒体が給水の形で前記廃熱蒸気発生器に導かれる蒸気タービン(DT)と、調節弁(4)を介して調節される廃熱蒸気発生器用の給水流入口とを備え、請求項1から12の1つに記載の方法を実施するための手段を有する給水流量用の調節装置が設けられる複合型ガス・蒸気タービン設備。
  14. 請求項1から12の1つに記載の方法を実施するための手段を有する複合型ガス・蒸気タービン設備用の調節装置。
JP2013533150A 2010-10-14 2011-10-05 複合型ガス・蒸気タービン設備の運転方法並びにこの方法を実施するためのガス・蒸気タービン設備および対応する調節装置 Active JP5595595B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102010042458.7 2010-10-14
DE102010042458A DE102010042458A1 (de) 2010-10-14 2010-10-14 Verfahren zum Betreiben einer kombinierten Gas- und Dampfturbinenanlage sowie zur Durchführung des Verfahrens hergerichtete Gas- und Dampfturbinenanlage und entsprechende Regelvorrichtung
PCT/EP2011/067393 WO2012049056A2 (de) 2010-10-14 2011-10-05 Verfahren zum betreiben einer kombinierten gas- und dampfturbinenanlage sowie zur durchführung des verfahrens hergerichtete gas- und dampfturbinenanlage und entsprechende regelvorrichtung

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013540231A JP2013540231A (ja) 2013-10-31
JP2013540231A5 JP2013540231A5 (ja) 2013-12-12
JP5595595B2 true JP5595595B2 (ja) 2014-09-24

Family

ID=44764155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013533150A Active JP5595595B2 (ja) 2010-10-14 2011-10-05 複合型ガス・蒸気タービン設備の運転方法並びにこの方法を実施するためのガス・蒸気タービン設備および対応する調節装置

Country Status (13)

Country Link
US (1) US9222373B2 (ja)
EP (1) EP2614303B1 (ja)
JP (1) JP5595595B2 (ja)
KR (1) KR101862893B1 (ja)
CN (1) CN103249997B (ja)
CA (1) CA2814560C (ja)
DE (1) DE102010042458A1 (ja)
ES (1) ES2540592T3 (ja)
MX (1) MX337101B (ja)
MY (1) MY166756A (ja)
PL (1) PL2614303T3 (ja)
PT (1) PT2614303E (ja)
WO (1) WO2012049056A2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2065641A3 (de) * 2007-11-28 2010-06-09 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Betrieben eines Durchlaufdampferzeugers sowie Zwangdurchlaufdampferzeuger
DE102011076968A1 (de) * 2011-06-06 2012-12-06 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Betreiben eines Umlauf-Abhitzedampferzeugers
WO2014060762A2 (en) * 2012-10-17 2014-04-24 Norgren Limited Fluid control module for waste heat recovery systems
US9377202B2 (en) 2013-03-15 2016-06-28 General Electric Company System and method for fuel blending and control in gas turbines
US9382850B2 (en) 2013-03-21 2016-07-05 General Electric Company System and method for controlled fuel blending in gas turbines
DE102014222682A1 (de) * 2014-11-06 2016-05-12 Siemens Aktiengesellschaft Regelungsverfahren zum Betreiben eines Durchlaufdampferzeugers
EP3495732B1 (en) * 2017-12-08 2024-02-14 General Electric Technology GmbH Once-through evaporator systems
EP3495731B1 (en) 2017-12-08 2022-02-16 General Electric Technology GmbH Once-through evaporator systems
EP3495729B1 (en) 2017-12-08 2020-11-25 General Electric Technology GmbH Once-through evaporator systems
EP3495730B1 (en) 2017-12-08 2024-01-24 General Electric Technology GmbH Once-through evaporator systems
EP3647657A1 (de) 2018-10-29 2020-05-06 Siemens Aktiengesellschaft Speisewasserregelung für zwangdurchlauf-abhitzedampferzeuger
CN109739107B (zh) * 2018-12-18 2022-03-18 西北工业大学 一种基于模型预测控制的功率缓冲器设计方法

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5237816A (en) * 1983-05-23 1993-08-24 Solar Turbines Incorporated Steam generator control systems
CH673697A5 (ja) * 1987-09-22 1990-03-30 Sulzer Ag
EP0507730B1 (de) * 1991-04-05 1995-03-01 Asea Brown Boveri Ag Einrichtung zum lastabhängigen Regeln der Speisewassermenge eines Zwanglaufdampferzeugers
DK0639253T3 (da) * 1992-05-04 1997-06-16 Siemens Ag Dampgenerator med tvungent gennemløb
US6230480B1 (en) * 1998-08-31 2001-05-15 Rollins, Iii William Scott High power density combined cycle power plant
DE10001997A1 (de) * 2000-01-19 2001-07-26 Alstom Power Schweiz Ag Baden Verbund-Kraftwerk sowie Verfahren zum Betrieb eines solchen Verbund-Kraftwerkes
US6397575B2 (en) * 2000-03-23 2002-06-04 General Electric Company Apparatus and methods of reheating gas turbine cooling steam and high pressure steam turbine exhaust in a combined cycle power generating system
WO2002081870A1 (de) * 2001-04-06 2002-10-17 Alstom (Switzerland) Ltd Verfahren zur bereitschaftshaltung eines kombikraftwerkes
JP2003214182A (ja) * 2002-01-24 2003-07-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービンコンバインドプラント、およびその運転方法
DE10228335B3 (de) * 2002-06-25 2004-02-12 Siemens Ag Abhitzedampferzeuger mit Hilfsdampferzeugung
EP2103785A3 (en) * 2002-08-09 2013-11-13 Hitachi Ltd. Combined cycle plant
EP1614962A1 (de) * 2004-07-09 2006-01-11 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Betrieb eines Durchlaufdampferzeugers
JP2006125760A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Babcock Hitachi Kk 排熱回収ボイラ及びその制御方式
JP4854422B2 (ja) * 2006-07-31 2012-01-18 バブコック日立株式会社 貫流型排熱回収ボイラの制御方法
EP2034137A1 (de) * 2007-01-30 2009-03-11 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Betreiben einer Gas- und Dampfturbinenanlage sowie dafür ausgelegte Gas- und Dampfturbinenanlage
CA2703948A1 (en) * 2007-11-01 2009-05-07 University Of Rochester Recombinant factor viii having increased stability
EP2065641A3 (de) 2007-11-28 2010-06-09 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Betrieben eines Durchlaufdampferzeugers sowie Zwangdurchlaufdampferzeuger
WO2009106563A2 (de) * 2008-02-26 2009-09-03 Alstom Technology Ltd Verfahren zur regelung eines dampferzeugers und regelschaltung für einen dampferzeuger
EP2194320A1 (de) * 2008-06-12 2010-06-09 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Betreiben eines Durchlaufdampferzeugers sowie Zwangdurchlaufdampferzeuger
US8904972B2 (en) * 2008-09-29 2014-12-09 General Electric Company Inter-stage attemperation system and method
EP2224164A1 (de) * 2008-11-13 2010-09-01 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Betreiben eines Abhitzedampferzeugers

Also Published As

Publication number Publication date
MX337101B (es) 2016-02-09
KR101862893B1 (ko) 2018-05-30
MY166756A (en) 2018-07-20
EP2614303A2 (de) 2013-07-17
ES2540592T3 (es) 2015-07-10
US20130192229A1 (en) 2013-08-01
WO2012049056A3 (de) 2013-01-24
DE102010042458A1 (de) 2012-04-19
KR20130115281A (ko) 2013-10-21
CA2814560C (en) 2018-02-27
CN103249997A (zh) 2013-08-14
JP2013540231A (ja) 2013-10-31
CA2814560A1 (en) 2012-04-19
US9222373B2 (en) 2015-12-29
PT2614303E (pt) 2015-09-04
MX2013003984A (es) 2013-06-05
PL2614303T3 (pl) 2015-10-30
EP2614303B1 (de) 2015-04-29
WO2012049056A2 (de) 2012-04-19
CN103249997B (zh) 2015-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5595595B2 (ja) 複合型ガス・蒸気タービン設備の運転方法並びにこの方法を実施するためのガス・蒸気タービン設備および対応する調節装置
US9593844B2 (en) Method for operating a waste heat steam generator
KR890001172B1 (ko) 복합형 순환 발전 설비용 증기 터어빈의 동작 및 댐퍼 제어시스템
KR101813741B1 (ko) 폐열 증기 발생기
JP2008309046A (ja) 排熱発電装置、排熱発電装置の作動媒体蒸気過熱度制御方法
JP2009197610A (ja) 発電複合プラント及びプラント制御方法
AU2008328934A1 (en) Method for operating a once-through steam generator and forced-flow-once-through steam generator
JP5659973B2 (ja) 蒸気供給システム及びその制御方法並びに蒸気供給方法
JPH0353525B2 (ja)
JP7111525B2 (ja) 貫流式排熱回収ボイラおよび貫流式排熱回収ボイラの制御システム
AU2012217271A1 (en) Method for operating a directly heated, solar-thermal steam generator
JP5855105B2 (ja) 蒸気タービンの短期間の出力増大を調節するための方法
JP5276973B2 (ja) 貫流式排熱回収ボイラ
CN110168207B (zh) 控制系统、燃气轮机、发电设备以及燃料温度的控制方法
RU2559208C1 (ru) Вспомогательный парогенератор в качестве дополнительного средства регулирования частоты или средства первичного и/или вторичного регулирования в пароэлектростанции
DK2655811T3 (en) A method for controlling a transient increase in power a steam turbine
JP2004190989A (ja) 変圧貫流ボイラの起動制御装置および制御方法
KR100311716B1 (ko) 발전설비용 배열회수보일러의 증기온도제어밸브를 조절하는 장치
KR102075556B1 (ko) 발전소의 유연한 작동 방법
JP2007177665A (ja) 蒸気タービンプラント
JP2011117358A (ja) 火力プラント制御装置および方法
Lepaev et al. Investigation of a P-96 heat-recovery boiler used as part of the PGU-450T power unit at the Kaliningrad TETs-2 cogeneration station in the course of perfecting the starting and shutdown operations and during running with base loads
KR20010026628A (ko) 발전설비 배열회수보일러의 드럼수위 조절장치
JP2012093026A (ja) 蒸気供給設備

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131001

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5595595

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250