JP5579319B2 - ネットワーク・ノード制御 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤレス通信ネットワークのネットワーク・ノードを制御する方法、ネットワーク・ノード、およびコンピュータ・プログラム製品に関する。
ワイヤレス通信ネットワークが知られている。セルラ・システムでは、無線有効範囲は、地理的領域によってユーザ装置、たとえば携帯電話に提供される。無線有効範囲のそれらの地理的領域は、セルとして知られている。基地局は、必要な無線有効範囲を提供するために各地理的領域に配置されている。基地局は、同じ地理的領域で有効範囲を提供する複数のセルをサポートすることができる。基地局によってサービスを提供される領域内のユーザ装置は、基地局から情報およびデータを受信し、基地局に情報およびデータを伝送する。
基地局によってユーザ装置に伝送される情報およびデータは、ダウンリンク・キャリアとして知られている無線キャリアのチャネルに発生する。ユーザ装置によって基地局に伝送される情報およびデータは、アップリンク・キャリアとして知られている無線キャリアのアップリンク・チャネルに発生する。
既知の無線通信ネットワークでは、ユーザ装置は、地理的な基地局の通信可能領域間を移動することができる。ユーザ装置に提供されるサービスは、一般的に、無線ネットワーク制御装置(RNC)によって監視される。無線ネットワーク制御装置は、ユーザ装置および基地局と通信し、各ユーザ装置が主にどの基地局に接続されるかを決定する。さらに、無線ネットワーク制御装置は、ユーザ装置が1つの基地局によってサービスを提供される地理的領域から、他の基地局によってサービスを提供される地理的領域に、または同じ基地局によってサービスを提供される複数の地理的領域間で移動するときに、基地局およびユーザ装置を制御し通信するように機能する。
所定の基地局によってサービスを提供される領域は、一般的に、その基地局の通信可能領域をともに定義する複数のセクターを含む。一般的には、基地局は3つのセクターにサービスを提供する。それらのセクターは、一般的に、基地局で提供される個別のアンテナ・アレイによってサービスが提供される。基地局の通信可能領域間の移動を制御することに加えて、無線ネットワーク制御装置には、また、ユーザ装置が1つの基地局によってサービスを提供されている通信可能領域内のセクター間で移動する場合、基地局およびユーザ装置を認識して通信する。
1つの基地局によって提供されるセクター間の移動および基地局間の移動は、「モビリティ・イベント」または「再配置」として知られており、無線ネットワーク制御装置によって監視される。一般的には、そのようなモビリティ・イベントまたは再配置に無線ネットワーク制御装置が関与する範囲は、ユーザ装置の現在の状態にも依存する。たとえば、アクティブ状態(つまり、ユーザ装置とソース基地局との間のデータの通信を積極的にサポートしている)にある場合、ユーザ装置の再配置は、ソース基地局から、そのターゲット基地局から受信される信号の測定された特性を特定する、ユーザ装置によって提供される測定レポートによって特定されるターゲット基地局へのハンドオーバを制御することを含む。しかし、非アクティブ状態(アイドル・モードなど)にあるときの再配置は、ユーザ装置をターゲット基地局に再配置することを可能にするために無線ネットワーク制御装置の関与を必要としない場合がある。
ワイヤレス通信ネットワーク内の基地局など、ネットワーク・ノードの構成および配置が、ますます複雑化するにつれて、再配置が成功する可能性を下げる予期しない状況が発生する場合がある。
したがって、再配置を促進するために改善された技術を提供することが望まれる。
第1の態様によると、第2のネットワーク・ノードとの接続から複数の隣接するネットワーク・ノードの1つとの接続に、少なくとも第1のネットワーク・ノードの再配置を促進するために、ワイヤレス通信ネットワークのネットワーク・ノードを制御するための方法が提供され、ネットワーク・ノードの少なくとも1つは、ワイヤレス通信がサポートされる接続のアクティブ・モードとワイヤレス通信がサポートされない接続の休止モードとの間で、関連する事前に定めた切り替えパターンに従って、切り替わるように動作可能であり、方法は、第2のネットワーク・ノードとのワイヤレス通信をサポートするために、第1のネットワーク・ノードが構成されるときを決定するステップと、第1のネットワーク・ノードと複数ネットワーク・ノードの1つとの間でワイヤレス通信をサポートする可能性を改善し、それにより再配置を促進するために、関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するステップとを含む。
第1の態様では、電力を節約するために、それらのターゲット・ネットワーク・ノードが不連続伝送を実行している場合、再配置を実行することを求めているネットワーク・ノードは、再配置のための適切なターゲット・ネットワーク・ノードを特定しない場合がある。これは、ハンドオーバまたはセル再選択のターゲットとしてそれらの潜在的な適応性を決定するために、ネットワーク・ノードが近くのターゲット・ネットワーク・ノードによって行われる信号強度ブロードキャストの測定を試みるからである。しかし、それらのターゲット・ネットワーク・ノートが不連続伝送を行っている場合(つまり、伝送を行うアクティブ状態と、一般的にエネルギーを節約するために、伝送を行わない休止状態との間で切り替える)、潜在的な近くのターゲット・ネットワーク・ノードが伝送を行っている期間、そのネットワーク・ノードが適切な測定を実施することに失敗した場合、ネットワーク・ノードは、特定の近くのターゲット・ネットワーク・ノードからの伝送を特定することもできない場合がある。さらに、潜在的な近くのターゲット・ネットワーク・ノードが伝送を行っている期間に、ネットワーク・ノードが測定を実行しても、信号強度が時間を通じて平均されるため、潜在的なターゲット・ネットワーク・ノードからの信号の強度は、一般的に過小報告されるため、潜在的な近くのターゲット・ネットワーク・ノードが比較的長い期間、休止している場合、低い信号強度が報告される。
したがって、再配置を促進するためにネットワーク・ノードを制御する方法が提供される。そのような再配置は、たとえば、ハンドオーバまたはセル再選択を含むことがあることを理解されたい。促進される第1のネットワーク・ノードの再配置は、第2のソース・ネットワーク・ノードから複数の隣接するターゲット・ネットワーク・ノードの1つへでもよい。これらのネットワーク・ノードの1つまたは複数は、ネットワーク・ノードが、事前に定義した切り替えパターンに従ってアクティブ・モードと休止モードとを切り替える不連続モードで動作可能でもよい。ワイヤレス通信をサポートするために、いつネットワーク・ノードが構成または配置されるかについて評価することができ、また、ネットワーク・ノード間でサポートされる通信の可能性を改善するために切り替えパターンを調整または変更するために情報を提供することができる。下述するように、そのような情報は、切り替えパターンを調整するために、あるネットワーク・ノードによって他のネットワーク・ノードに様々な異なる方法で提供できることを理解されたい。たとえば、この情報は、互いに、または共通するアクティブ期間に切り替えパターンを合わせるために、隣接するターゲット・ネットワーク・ノードの切り替えパターンを変更する指示を含むことができる。同様に、情報は、隣接するネットワーク・ノードの切り替えパターンに合わせるために、識別子を調整し、その結果、第1のネットワーク・ノードの切り替えパターンを変更するために、第1のネットワーク・ノードに対する指示を含むことができる。また、情報は、ネットワーク・ノードによって第1のネットワーク・ノードに提供される、隣接するネットワーク・ノードの切り替えパターンを定義する詳細を含むことができる。あるいは、第1のネットワーク・ノードによって検出されるように、情報は切り替えパターン自体を含むことができる。この情報に基づいて切り替えパターンを調整することによって、第1のネットワーク・ノードが複数のネットワーク・ノードの1つの存在を検出できる可能性が高くなる。これらのネットワーク・ノードの存在を検出する可能性を改善することで、その結果として、再配置の成功が促進される可能性を改善することができる。
一実施形態では、情報を提供するステップは、それらの隣接するネットワーク・ノードをアクティブ・モードに維持するために、複数の隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つの切り替えパターンを調整させる。したがって、提供される情報は、それらの隣接するネットワーク・ノードをアクティブ・モードに維持するために、隣接するネットワーク・ノードの1つまたは複数の切り替えパターンを調整させることができる。隣接するネットワーク・ノードをアクティブ・モードに維持することによって、不連続伝送は効果的にオフに切り替えられ、隣接するネットワーク・ノードは常に伝送するため、第1のネットワーク・ノードが信号を検出する可能性が改善される。そのような方法は、第1のネットワーク・ノードが、たとえばCell_DCH状態などアクティブ状態にあり、アクティブ・コールがドロップされるのを防ぐために、ターゲットの隣接するネットワーク・ノードへのハンドオーバが必要である場合に特に役に立つことを理解されたい。
一実施形態では、方法は、第1のネットワーク・ノードから受信された測定レポートから、第2のネットワーク・ノードからのワイヤレス信号の強度が事前に定めたしきい値を達成するのに失敗したかどうかを確立するステップと、複数の隣接するネットワーク・ノードのいずれからのワイヤレス信号の強度も事前に定めたしきい値を超えていないことを測定レポートが示している場合、情報を決定および提供するステップを実行するステップとを含む。したがって、測定レポートで特定された隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つに十分に強力な信号がある場合、切り替えパターンの調整を回避することができる。これは、なお、隣接するネットワーク・ノードに常に不連続伝送を中止させる必要なく、再配置の発生を促進することを理解されたい。そのような方法は、必要な可能性がある信号の範囲を減らし、省電力化を維持し続けるのに役立つ。
一実施形態では、方法は、隣接する複数のネットワーク・ノードの少なくとも1つからのワイヤレス信号の強度を、そのネットワーク・ノードの切り替えパターンに基づいて考慮(factor)して、そのネットワーク・ノードに対するアクティブ・モードでの継続的な伝送に基づいて考慮された信号強度が事前に定めたしきい値を超えるかどうかを決定するステップを含み、該当する場合は、情報を提供するステップは、その隣接するネットワーク・ノードの関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するステップを含む。したがって、隣接するネットワーク・ノードが不連続伝送を中止する場合、隣接するネットワーク・ノードの切り替えパターンは、その隣接する基地局に第1のネットワーク・ノードによって提供される測定レポートから、受信される有望な信号強度を推定するために使用することができる。次に、切り替えパターンを調整するために、十分な信号強度を提供するネットワーク・ノードだけに信号を送る必要があり、伝送時でも適切な信号強度を達成しない他のノードは、不連続伝送構成に常に維持される。ここでも、この方法により、不必要な信号を減らし、省電力化を維持するのを支援するのに役立つことを理解されたい。
一実施形態では、方法は、位置情報、および複数の隣接するネットワーク・ノードからのワイヤレス信号の強度の少なくとも1つに基づいて、第1のネットワーク・ノードの最も近くに配置された複数の隣接するネットワーク・ノードの組を推定するステップを含み、情報を提供するステップは、複数の隣接するネットワーク・ノードの組の関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するステップを含む。したがって、近くのネットワーク・ノードの組を決定することができ、また、第1のネットワーク・ノードに最も近いと考えられるこれらのネットワーク・ノードだけが、不連続伝送を使用して動作するのを中止する。ここでも、これにより必要な信号を最小限に減らし、省電力化の程度を維持するのに役立つことを理解されたい。
一実施形態では、方法は、情報を提供するステップによって変更され、第1のネットワーク・ノードが再配置するのに失敗した複数の隣接するネットワーク・ノードのいずれかの以前の構成に、関連する切り替えパターンを戻すために情報を送信するステップを含む。したがって、それらの隣接するネットワーク・ノードが再配置のために選択されなかった場合、不連続伝送を中止するように指示された隣接するネットワーク・ノードに、不連続伝送を再び始めるように指示することができる。これは、ネットワークの該当部分に対する省電力化を回復させるのに役立つことを理解されたい。
一実施形態では、方法は、第1のネットワーク・ノード、およびそれらの切り替えパターンを調整するために第1のネットワーク・ノードが再配置された複数の隣接するネットワーク・ノードの1つを、複数の隣接するネットワーク・ノードの1つの関連する切り替えパターンの以前の構成に合わせるために情報を伝送するステップを含む。したがって、第1のネットワーク・ノードが再配置されるネットワーク・ノードが以前に不連続伝送状態で動作していた場合、第1のネットワーク・ノードおよびサポーティング・ネットワーク・ノードの両方に、その不連続な状態に戻るために信号を送ることができる。
一実施形態では、方法は、複数の隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つがアクティブ・モードになる期間の共通パターンを確立するステップを含み、情報を提供するステップは、複数の隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つがアクティブ・モードになる期間の共通パターンを含めるために、少なくとも1つの関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するステップを含む。したがって、隣接するネットワーク・ノードのそれぞれがアクティブ状態になる期間の共通パターンが決定される。隣接するネットワーク・ノードの多くがアクティブ状態になるように既に構成されている期間を決定することによって切り替えパターンへの変更を最小限にすることを求めるなど、期間のこの共通パターンの選択は、様々な基準に基づいて行うことができる。したがって、隣接するネットワーク・ノードの既存の切り替えパターンの多くを変更せずに維持することができ、隣接するノードの切り替えパターンの一部のみを変更する必要がある。ここでも、これにより信号を減らし、省電力化を維持するのに役立つことを理解されたい。
一実施形態では、情報を提供するステップは、期間の共通パターンの間に第1のネットワーク・ノードをアクティブ・モードにするために、第1のネットワーク・ノードの切り替えパターンを調整するために情報を提供するステップを含む。したがって、第1のネットワーク・ノードの切り替えパターンは、また、調整することができる。これを達成するために様々なメカニズムを利用できることを理解されたい。期間の共通パターンに合うように第1のネットワーク・ノードの切り替えパターンを調整することによって、ターゲット基地局を検出する可能性が高くなる。
一実施形態では、情報を提供するステップは、期間の共通パターンの間に測定機会(Measurement Occasion)を発生させるために、第1のネットワーク・ノードの識別子を処理するために情報を提供するステップを含む。したがって、第1のネットワーク・ノードの識別子は、期間の共通パターンの間に測定機会を発生させるために、処理または変更することができる。測定機会は、その周波数で動作しているセルで測定を実行するために他の周波数にユーザ装置を調整する、ユーザ装置によって計算される期間であることを理解されたい。これを達成するそのような1つの方法は、その第1のネットワーク・ノードの測定機会のタイミングに直接的な影響を及ぼす可能性がある、コア・ネットワークによってC_RNTIまたはH_RNTIなどの識別子を設定できるCell_FACH状態で動作するネットワーク・ノードに対して利用できることを理解されたい。そのような測定機会の間に、第1のネットワーク・ノードは、一般的に、隣接するネットワーク・ノードの存在を検出するために、事前に定めた周波数に受信機を再び調整するように動作可能な場合がある。測定機会を期間の共通パターンに一致させることによって、隣接する基地局が検出される可能性が高くなる。
一実施形態では、方法は、周波数間セル情報リスト(Inter−frequency Cell Information List)において、第2のネットワーク・ノードとのワイヤレス通信のために第1のネットワーク・ノードによって現在利用されている周波数帯を共有する複数の隣接するネットワーク・ノードの詳細を伝送するステップを含む。したがって、第1のネットワーク・ノードによって現在受信されている周波数とは異なる周波数で動作する基地局の詳細を通常は含む、既存の周波数間セル情報リストは、また、第1のネットワーク・ノードによって現在受信されている同じ周波数で伝送している隣接するネットワーク・ノードの詳細を含むために利用することができる。これにより、また、第1のネットワーク・ノードに、現在受信されている周波数で測定を実行させるのを支援することができる。
一実施形態では、方法は、第1のネットワーク・ノードのページング機会(paging occasion)を確立するステップを含み、情報を提供するステップは、複数の隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つがアクティブ・モードになる期間としてページング機会を含めるために、関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するステップを含む。したがって、第1のネットワーク・ノードのページング機会を確立することができる。第1のネットワーク・ノードがCell_PCHまたはURA_PCHモードで動作しているときに、そのようなページング機会が発生する可能性があることを理解されたい。ページング機会は、第1のネットワーク・ノードのIMSIから容易に得ることができる。これらのページング機会の間に、隣接するネットワーク・ノードをアクティブ・モードにすることによって、第1のネットワーク・ノードがそれらの隣接するネットワーク・ノードを検出する可能性が高くなる。
一実施形態では、方法は、複数の隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つに対して事前に定めた切り替えパターンを確立するステップを含み、情報を提供するステップは、第1のネットワーク・ノードに事前に定めた切り替えパターンを示すインジケータを伝送するステップを含む。したがって、隣接するネットワーク・ノードの切り替えパターンを詳しく述べる情報は、第1のネットワーク・ノードが適切なときにその測定を行えるように、第1のネットワーク・ノードに伝送することができる。これにより、第1のネットワーク・ノードが測定を行う適切なときを常に認識できるように支援する。
一実施形態では、各インジケータは、不連続伝送サイクルおよびシステム・フレーム番号オフセットを含む。
第2の態様によると、第2のネットワーク・ノードとの接続から複数の隣接するネットワーク・ノードの1つとの接続に、少なくとも第1のネットワーク・ノードの再配置を促進するために、ワイヤレス通信ネットワークのネットワーク・ノードを制御するように動作可能なネットワーク・ノードが提供され、ネットワーク・ノードの少なくとも1つは、関連する事前に定めた切り替えパターンに従って、ワイヤレス通信がサポートされる接続のアクティブ・モードと、ワイヤレス通信がサポートされない接続の休止モードとの間で切り替わるように動作可能であり、ネットワーク・ノードは、第2のネットワーク・ノードとのワイヤレス通信をサポートするために第1のネットワーク・ノードが構成されるときを決定するように動作可能なロジックと、第1のネットワーク・ノードと複数のネットワーク・ノードの1つとの間のワイヤレス通信をサポートする可能性を改善し、それにより再配置を促進するために、関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するように動作可能な提供ロジックとを決定するステップを含む。
一実施形態では、提供ロジックは、それらの隣接するネットワーク・ノードをアクティブ・モードに維持するために、複数の隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つの切り替えパターンが調整されるように情報を提供するように動作可能である。
一実施形態では、ネットワーク・ノードは、第1のネットワーク・ノードから受信された測定レポートから、第2のネットワーク・ノードからのワイヤレス信号の強度が事前に定めたしきい値を達成するのに失敗したかどうかを確立するように動作可能な確立ロジックを含み、決定ロジックおよび提供ロジックは、複数の隣接するネットワーク・ノードのいずれからのワイヤレス信号の強度も事前に定めたしきい値を超えていないことを測定レポートが示している場合、関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するように動作可能である。
一実施形態では、ネットワーク・ノードは、そのネットワーク・ノードに対するアクティブ・モードでの継続的な伝送に基づいて考慮された信号強度が事前に定めたしきい値を超えるかどうかを決定するために、そのネットワーク・ノードの切り替えパターンに基づいて、隣接する複数のネットワーク・ノードの少なくとも1つからワイヤレス信号の強度を考慮するように動作可能な考慮ロジックを含み、該当する場合は、提供ロジックは、その隣接するネットワーク・ノードの関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するように動作可能である。
一実施形態では、ネットワーク・ノードは、位置情報、および複数の隣接するネットワーク・ノードからのワイヤレス信号の強度の少なくとも1つに基づいて、第1のネットワーク・ノードの最も近くに配置された複数の隣接するネットワーク・ノードの組を推定するように動作可能な推定ロジックを含み、提供ロジックは、複数の隣接するネットワーク・ノードの組の関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するように動作可能である。
一実施形態では、提供ロジックは、提供するステップによって変更され、第1のネットワーク・ノードが再配置に失敗した複数の隣接するネットワーク・ノードのいずれかの以前の構成に、関連する切り替えパターンを戻すために情報を送信するように動作可能である。
一実施形態では、提供ロジックは、第1のネットワーク・ノード、およびそれらの切り替えパターンを調整するために第1のネットワーク・ノードが再配置された複数の隣接するネットワーク・ノードの1つを、複数の隣接するネットワーク・ノードの1つの関連する切り替えパターンの以前の構成に合わせるために情報を伝送するように動作可能である。
一実施形態では、ネットワーク・ノードは、複数の隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つがアクティブ・モードになる期間の共通パターンを確立するように動作可能な確立ロジックを含み、提供ロジックは、複数の隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つがアクティブ・モードになる期間の共通パターンを含めるために、少なくとも1つの関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するように動作可能である。
一実施形態では、提供ロジックは、期間の共通パターンの間に第1のネットワーク・ノードをアクティブ・モードにするために、第1のネットワーク・ノードの切り替えパターンを調整するために情報を提供するように動作可能である。
一実施形態では、提供ロジックは、期間の共通パターンの間に測定機会を発生させるために、第1のネットワーク・ノードの識別子を処理するために情報を提供するように動作可能である。
一実施形態では、提供ロジックは、周波数間セル情報リストにおいて、第2のネットワーク・ノードとのワイヤレス通信のために第1のネットワーク・ノードによって現在利用されている周波数帯を共有する複数の隣接するネットワーク・ノードの詳細を伝送するように動作可能である。
一実施形態では、ネットワーク・ノードは、第1のネットワーク・ノードのページング機会を確立するように動作可能な確立ロジックを含み、提供するステップは、複数の隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つがアクティブ・モードになる期間としてページング機会を含めるために、関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するステップを含む。
一実施形態では、ネットワーク・ノードは、複数の隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つに対する事前に定めた切り替えパターンを確立するように動作可能な確立ロジックを含み、情報を提供するステップは、第1のネットワーク・ノードに事前に定めた切り替えパターンを示すインジケータを伝送するステップを含む。
第3の態様によると、コンピュータで実行されたときに、第1の態様の方法のステップを実行するように動作可能なコンピュータ・プログラム製品が提供される。
添付の独立および従属請求項では、さらに特定および好ましい態様について記述する。従属請求項の機能は、独立請求項の機能と適切に組み合わせたり、特許請求の範囲に明示的に記述した以外に組み合わせたりすることができる。
次に、本発明の実施形態について、添付図面に関してさらに記述する。
一実施形態によるワイヤレス電気通信ネットワークの主な構成要素を示す図である。 図1のワイヤレス電気通信ネットワークで使用するのに適したユーザ装置の1組の無線資源制御状態を示す図である。 Cell_DCHモードで動作しているときに、ハンドオーバを実行することを求めるユーザ装置に隣接する基地局の配置例を示す図である。 Cell_DCHモードで動作しているときに、ハンドオーバを実行することを求めるユーザ装置に隣接する基地局の他の配置例を示す図である。 Cell_FACHモードで動作しているときに、セル再選択を実行することを求めるユーザ装置に隣接する基地局の共通するウェイクアップ時間の選択を示す図である。 Cell_FACHモードで動作しているときに、セル再選択を実行することを求めるユーザ装置に隣接する基地局の共通するウェイクアップ時間の選択を示す図である。 グループ化されたユーザ装置を示す図である。 Cell_FACHモードにおいてユーザ装置の共通するウェイクアップ期間に合わせるために、切り替えパターンを調整する隣接する基地局の配置例を示す図である。 Cell_FACHモードにおいてユーザ装置の共通するウェイクアップ期間に合わせるために調整された切り替えパターンの配置例を示す図である。 ユーザ装置が隣接する基地局の切り替えパターンに合わせるために切り替えパターンを調整する配置例を示す図である。
図1は、一実施形態によるワイヤレス電気通信システム(全体的に10)の主な構成要素を概略的に示す図である。ユーザ装置50は、ワイヤレス電気通信システム10全体を移動する。無線有効範囲30の領域をサポートする基地局20が提供される。ユーザ装置50に幅広い有効範囲を提供するために、多数のそのような基地局20が提供され、地理的に分散される。ユーザ装置50が基地局20によってサービスを提供される領域30内にある場合、関連する無線リンクを通じて、ユーザ装置50と基地局20との間で通信を確立することができる。各基地局20は、一般的に、サービス30の地理的領域内の多数のセクターをサポートする。
一般的に、基地局20内の異なるアンテナは、各関連するセクターをサポートする。各基地局20は複数のアンテナを持つ。図1は、一般的な無線通信システム10に存在する可能性があるすべてのユーザ装置50および基地局20の一部を示しているにすぎないことを理解されたい。
無線通信システム10は、無線ネットワーク制御装置(RNC)40によって管理される。無線ネットワーク制御装置40は、バックホール通信リンク60を通じて、複数の基地局20と通信することによって、ワイヤレス電気通信システム10の動作を制御する。RNC40は、また、各基地局20を介してユーザ装置50と通信し、無線通信システム10全体の範囲を効果的に管理する。
ユーザ装置50は、「アップリンク」または「逆方向」チャネルとして知られているチャネルでデータおよび情報を伝送することによって基地局20と通信し、基地局20は、「ダウンリンク」または「順方向」チャネルとして知られている無線チャネルでデータおよび情報を伝送することによってユーザ装置50と通信する。
ユーザ装置50は、「不連続受信」(DRx)または「不連続伝送」(DTx)モードで動作することができる。そのようなモードにより、非アクティブな期間(たとえばユーザ装置50がアイドル状態にあるとき)に、ユーザ装置50はバッテリー電力を節約することができる。
不連続受信時に、ユーザ装置50は、その受信アンテナを停止し、基地局20からユーザ装置50にダウンリンク・チャネルで送信されるデータを介して、ワイヤレス電気通信ネットワーク10から、たとえばページング・メッセージなど、可能性のあるデータのトラフィックおよび情報を受信するために定期的にウェイクアップする。ウェイクアップ期間にユーザ装置50によって受信されたメッセージがしきい値を超えていると認められる、または基地局20がユーザ装置50に、より多くの情報を送信することを希望していることを示している場合、ユーザ装置50は、不連続受信モードを終了するように動作可能である。
同様に、不連続伝送(DTx)モードは、ユーザ装置50によって実装することができる。そのような場合、本質的にアイドル・モードにある場合は、ユーザ装置50は、送信機を停止し、ネットワーク10へのデータのパケットをアップリンク・チャネルを介して基地局20に伝送するために、定期的にウェイクアップするだけである。
さらに、たとえば、午前の早い時刻に、遠隔地において、ネットワーク活動が極めて少ない期間に、基地局20は、また、不連続伝送および/または受信のモードを実装することができる。基地局20の送信機、特にその電力増幅器のスイッチをオフにすると、大きな省電力化につながることを理解されたい。基地局20が不連続伝送または受信を実装することを可能にするために、主にサービスを提供している基地局20が休止状態にある間に、ネットワーク10との通信を試みないように、ユーザ装置50は、DTx/DRxサイクルを認識する必要がある。長いDTxまたはDRxサイクルを利用する場合、大きな省電力化を達成できることを理解されたい。
基地局20によってサービスを提供されるセル30のユーザ装置50の動作を同期させるために、基地局20は、自身の基準時間フレームを持っており、最初に接続するときに、ユーザ装置50にシステム時間フレームを示す。基準時間フレームは、基地局20間で関連していない。既知のワイヤレス電気通信システム、たとえば、UMTSおよびLTEアーキテクチャ・システムの基準時間フレームは、システム・フレーム番号の使用によって達成される。システム・フレーム番号(SFN)は、基地局20によってサービスを提供されるセルのフレーミングおよびタイミングを特定するために使用される。システム・フレーム番号は、UMTSでは0から4095およびLTEでは0から1023という値の範囲を循環する。
DTxおよびDRxのサイクルは、SFNを参照することによって指定することができる。不連続の伝送または受信を制御するためのSFNの使用は、最大サイクル長4096無線フレームを循環する。1無線フレームは10ミリ秒続くので、これはUMTSネットワークの最大サイクル長が40.96秒であることを意味する。
バックグラウンドにおいて、図2は、ユーザ装置50がUMTS電気通信ネットワークで動作できる様々な無線状態を概略的に示している。セル30でユーザ装置50を最初にオンにするときに、一般的には「アイドル・モード」100にある。同期して基地局20に接続したら、無線資源制御(RRC)接続を取得して、接続モード200にあるものとして照会される。アイドル・モードにあるユーザ装置50は、無線資源制御(RRC)接続を持っていない。
ユーザ装置50がRRC接続200されている場合、Cell_DCH(201)、Cell_FACH(202)、Enhanced Cell_FACH(203)、Cell_PCH(204)、およびURA_PCH(205)状態という5つの異なるRRC状態の1つにある場合がある。
トラフィックが多い場合、ユーザ装置50は、一般的にはCell_DCH(201)状態に移動する。そのような状態では、ユーザ装置50は、基地局20との間でデータを伝送および受信するための専用チャネルを割り当てられるからである。UMTSネットワーク・アーキテクチャでは、ユーザ装置50は、多くのトラフィックが期待されるCell_DCH状態になることがある。
DRx/DTxを実装する基地局の省電力モードは、現在、Cell_DCH状態で動作するユーザ装置50との使用を対象としていない。
Cell_DCH状態以外(たとえば、Enhanced Cell_FACH、Cell_PCH、URA_PCH、およびアイドル・モード)で動作するレガシ・ユーザ装置は、DRxを実行できるだけである。Enhanced Cell_FACHまたはCell_FACH状態のいずれかで動作している場合、レガシ・ユーザ装置は一般的にランダム・アクセス・チャネル(RACH)で伝送する。RACHでの伝送は、いつでも発生する可能性があるため、レガシ・ユーザ装置がそれらの状態で動作している間に、基地局20が受信機をオフにするのは難しい。しかし、基地局20にデータを伝送しようと試みるユーザ装置50によって、RACHで伝送されるデータ・トラフィックは、複数回伝送されることが期待されるため、基地局20は、短いDRxパターンを実行することができ、RACHでレガシ・ユーザ装置によって送信されるメッセージおよびデータを取り込む可能性がある。オペレータは、短いサイクルの特定の構成を構成できることを理解されたい。
以下の記述では、ユーザ装置の再配置を促進するための異なる技術について記述する。最初の3つの技術は、レガシ・ユーザ装置の技術に関し、後の2つの技術は、追加機能を持つ新しいユーザ装置に関する。
レガシ・ユーザ装置
ハンドオーバ
Cell_DCHで動作しているときに、ユーザ装置のハンドオーバが実行される。この状態にいる場合、高いデータ・スループットがユーザ装置に期待されるため、基地局DTx/DRxはCell_DCH状態でサポートされない。したがって、Cell_DCH状態においてユーザ装置をサポートするソースのサービスを提供する基地局またはノードBは、DTX/DRXモードにはならない。上記のように、ユーザ装置は、コア・ネットワークに測定レポートを定期的に送信する。これらの測定レポートを使用して、コア・ネットワークは、ユーザ装置の受信がハンドオーバのしきい値を下回るまで低下するかどうか、およびハンドオーバ先として適切な隣接する基地局があるかどうかを認識する。この実施形態では、コア・ネットワークは、DTxを実行している隣接する基地局を「ウェイクアップ」させるために情報を伝送するため、この基地局はDTxを終了し、ユーザ装置は、この基地局で正確なパイロット測定を実行できるようになる。コア・ネットワークは、一般的に、測定可能な隣接する基地局のいずれも事前に定めたしきい値を上回るパイロット信号を提供しない場合にのみ、DTxモードから基地局をウェイクアップする。これは、不連続モードで動作している基地局を不必要にウェイクアップするのを回避するのに役立つ。さらに、コア・ネットワークは、関連する近くの不連続モードの基地局だけをウェイクアップする。これは、隣接する基地局の測定およびそれら基地局の位置に基づいて、ユーザ装置の位置を推定することによって達成される。
図3は、Cell_DCH状態で動作しているときに、ハンドオーバを実行することを求めるユーザ装置に隣接する基地局の配置例を示す図である。ユーザ装置は基地局NB1に接続されている。基地局NB3およびNB5は、不連続モードで動作している。ユーザ装置から受信した測定レポートは、基地局NB4およびNB6からのパイロット信号が、基地局NB2からのものより高いことを示しているため、コア・ネットワークは、ユーザ装置が、基地局NB3より基地局NB5に近い可能性があることを推定することができる。したがって、コア・ネットワークは、基地局NB5の切り替えパターンを調整する情報を基地局に伝送することによって、不連続モードでの動作から基地局NB5をウェイクアップするだけで、アクティブ・モードを維持させる。
ユーザ装置は、一般的には、隣接基地局の信号強度の測定を時間を通じて平均する。ユーザ装置は、不連続モードで動作している基地局のパイロットを測定できる可能性があるが、パイロットでの中断のために、報告される平均信号強度は、いつもより低い。したがって、コア・ネットワークは、不連続モードで動作している基地局が最も強い信号を持ち、ハンドオーバ先の可能性がある基地局だけをウェイクアップするかどうかを算出するために、不連続モードで動作しているときの基地局の切り替えパターンについての知識に基づいて、ユーザ装置の測定レポートに中断を考慮する。また、たとえばGPSを使用して、ユーザ装置がネットワークにその位置を報告する場合、これらの評価の精度をさらに支援することができる。
コア・ネットワークが、受信した測定レポートに基づいて、ユーザ装置がどの基地局にハンドオーバされるのかを決定するため、コア・ネットワークは、ウェイクアップされた基地局に、それらはハンドオーバのターゲットではないため、不連続モードを再開できることを通知することができる。ユーザ装置がターゲット基地局にハンドオーバする場合、ユーザ装置はCell_DCH状態にあるため、このターゲット基地局は不連続モードを再開できない場合がある。しかし、コア・ネットワークは、ユーザ装置のダウンリンク・トラフィックを決定できるため、Cell_FACH状態でユーザ装置にサービスを提供できるかどうかを決定することができ、ターゲット基地局は、不連続モードに戻ることができる。基地局が不連続モードを終了する必要があることがあるため、コア・ネットワークは、エネルギー節約を最大限にするために不連続モードの基地局へのハンドオーバを最小限にするべきであることを理解されたい。
図4は、少し異なるネットワークの配置を示し、Cell_DCH状態にあるときのレガシ・ユーザ装置の再配置の動作の例を提供している。ユーザ装置は、Cell_DCH状態にあり、基地局NB1に最初は接続されている。ユーザ装置は、絶えず隣接する基地局を測定し(つまり、地局NB2、NB3、NB4、NB5、およびNB6からのパイロット信号の測定を実行する)、コア・ネットワークにこれらの測定を報告する。ユーザ装置が基地局NB1から離れるように移動すると、コア・ネットワークは、ユーザ装置が他の基地局にハンドオーバする必要があると決定する。ユーザ装置から受信される測定レポートは、以下のとおりである。
NB2信号=−110dBm
NB3信号=−150dBm
NB4信号=−100dBm
NB5信号=−140dBm
NB6信号=−142dBm
この例では、ユーザがハンドオーバできる前にセル(または基地局)から必要とされる最小の信号は、−95dBmである。残念なことに、この場合、基地局から受信される信号のいずれも十分に強力ではない。しかし、ネットワークは、基地局NB3、NB5、およびNB6が不連続モードで動作していることを認識しているため、それらの測定結果は、時間の経過に伴い信号強度を平均するユーザ装置のために、より低くなる。したがって、基地局が不連続モードで動作していなかった場合に、信号強度は何かを推定するために、ネットワークは不連続の切り替えパターンを考慮する。これにより、以下の推定が得られる。
NB2信号=−110dBm
NB3信号=−105dBm
NB4信号=−100dBm
NB5信号=−90dBm
NB6信号=−93dBm
基地局NB4からの信号は基地局NB2の信号より強力である。また、コア・ネットワークは、基地局NB5およびNB6が基地局NB4の近辺にあり、基地局NB3は基地局NB2の近辺にあることを認識している。したがって、ネットワークは、基地局NB5およびNB6が基地局NB3よりハンドオーバの良い候補であると推定する。したがって、ネットワークは、基地局NB3を不連続モードからウェイクアップしないことを決定する。ネットワークは、基地局NB5またはNB6のいずれをウェイクアップするかを選択することができる。その理由は、これらはどちらも基地局NB1の近辺にあるためである。この例では、ネットワークは、基地局NB5は、NB6より不連続サイクルが長い(つまり、ウェイクアップ期間が短い)と決定する。したがって、エネルギー節約を最大限にするために、ネットワークは、基地局NB5は推定される信号強度がより高くても、基地局NB6をウェイクアップするために情報を伝送することを決定する。
次に、ユーザ装置は、−95dBmを上回るものとして基地局NB6からの信号強度を測定し、ハンドオーバ・ターゲットとしてこれを報告する。基地局NB6は、以前は休止またはスリープ(sleep)期間だったときにデータを伝送する必要がないため(測定目的のためにパイロットだけを伝送する必要がある)、基地局NB6は、不連続モードを終了しなければならないが、サービスを提供されるユーザ装置は、まだ不連続モードを維持できることを理解されたい。−95dBmのしきい値を超える信号として基地局NB6を特定するユーザ装置から測定レポートを受信すると、ネットワークは、基地局NB1から基地局NB6にユーザ装置をハンドオーバする。
ユーザ装置はCell_DCH状態にあるため、基地局NB6は、このユーザ装置にサービスを提供するために、少なくとも最初に不連続モードを完全に終了する必要がある。上記のように、ユーザ装置のトラフィック需要が減少すると、ネットワークは、Cell_FACH状態に移行するために基地局NB6およびユーザ装置の両方に信号を送ることができる。したがって、基地局NB6の切り替えパターンは、パイロット信号がユーザ装置によって測定される可能性を改善し、ハンドオーバを通じてユーザ装置の再配置を促進するために調整されると理解することができる。
レガシ・ユーザ装置
セル再選択
セル再選択は、ユーザ装置がCell_FACH、Cell_PCH、URA_PCH、およびアイドル状態にあるときに実行される。より詳細には下述するように、Cell_FACH状態中にあるときは、ある技術が利用され、Cell_PCH、URA_PCH、およびアイドル状態のそれぞれについては、他の技術が利用される。
CELL_FACHでの再選択
Cell_FACHでは、ユーザ装置は、事前に定めた測定機会の間に周波数間測定(inter−frequency measurement)を実行する。より詳細には下述するように、測定機会は、コア・ネットワークによって割り当て可能なユーザ装置識別子によって定義される。測定機会は、異なる周波数キャリアで動作している隣接する基地局からパイロット信号を測定するために、ユーザ装置が、サービスを提供している周波数キャリアでサービスを提供している基地局から信号を受信することを停止し、他の周波数に受信機を再び調整する、1つまたは複数の無線フレームの期間である。測定機会は定期的なものであり、下記のように、ネットワークによって決定される。
この実施形態は、不連続モードにある隣接する基地局に対して事前に定めた「ウェイクアップ」時間に、ユーザ装置の測定機会を合わせる情報を伝送する。測定機会は、周波数間基地局(inter−frequency base station)を測定することを目的としているが、コア・ネットワークによってユーザ装置にブロードキャストされる周波数間セル情報リストに周波数内セル(intra−frequency cell)を含めることにより、周波数内セルに対して利用することができる。したがって、次に、周波数間セル情報リストは、ユーザ装置が測定する必要のある1組の周波数内および周波数間のセル識別子を含む。そのセルをサポートする基地局が不連続モードにある場合、コア・ネットワークは、周波数内セルを含む必要があるだけである。
不連続モードで動作している隣接する基地局の切り替えパターンに、ユーザ装置測定を合わせるために、コア・ネットワークは、不連続モードで動作している基地局の切り替えパターン、および基地局間のシステム・フレーム番号の違いを認識する必要がある。R1−100914では、切り替えパターンは単純なサイクルではないことがある。しかし、測定機会は、単純な定期的なサイクルでもよい。したがって、各基地局の単純な切り替えパターンだけを信号で送る必要がある。この単純な切り替えパターンは、基地局切り替えパターンのサブセットでもよい。特に、基地局間のシステム・フレーム番号が同期されていない場合、基地局間の切り替えパターンは異なる可能性があり、一致しない場合がある。しかし、レガシ・ユーザ装置は、1つの測定機会サイクルしか持っておらず、セル再選択の決定を下すために、隣接するセル・パイロットのすべてを測定する必要がある。
この例を図5に示している。図5では、3つの基地局はすべて異なる切り替えパターンを持っており、ユーザ装置の測定機会は、基地局NB1およびNB2の切り替えパターンの一部に一致する。ここでは、ユーザ装置は、測定機会の間に基地局NB1およびNB2だけを測定することができる。これに対処するために、隣接するすべての基地局に切り替えパターンに加えて(システム・フレーム番号の違いを考慮に入れた後で)共通するウェイクアップ時間を持たせるために、情報がコア・ネットワークによって伝送される。コア・ネットワークは、隣接する基地局内で最も共通するウェイクアップ時間を見つけて、共通するウェイクアップ時間としてこれを選択する。このように、必要とされる追加のウェイクアップ時間は最小限にされる。
図5に示す例では、基地局NB1およびNB2は、矢印で示すような共通するウェイクアップ時間を持っている。図6に示すように、ネットワークは、すべての隣接する基地局に対する共通するウェイクアップ時間として基地局NB1およびNB2に対する共通するウェイクアップ期間を適用し、この期間に残りの基地局(基地局NB3)をウェイクアップさせる。測定機会は、このように、この強制された共通するウェイクアップ時間に合わせることができるため、ユーザ装置は、すべての基地局パイロットを測定することができる。共通する強制されたウェイクアップ期間サイクル(DTX_force_cycle)に加えて、ネットワークは、各基地局のオフセット(SFN_offset)を決定する。SFNオフセットは、基地局システム・フレーム番号と共通するウェイクアップ期間との違いを考慮する。これは基地局ごとに異なる。
共通するウェイクアップ期間を実施することは、特に共通するウェイクアップ期間が基地局の既存の切り替えパターンと一致しない場合、不連続モードで動作している基地局のエネルギー節約の増加を減らすことができることを理解されたい。しかし、コア・ネットワークは、特に、この強制された共通するウェイクアップ期間が基地局の切り替えパターンに一致しない場合、不連続モードで動作している一部の基地局に対して、共通するウェイクアップ期間を実施しないことを選択することができる。たとえば、コア・ネットワークは、この基地局の有効範囲が、また、他の基地局による対象である場合、基地局の切り替えパターンに他のウェイクアップ期間を追加しないことを決定することができる。
プレリリース7のユーザ装置(Enhanced Cell FACHなし)については、SFNが以下の等式を満たす場合、SFNで測定機会が発生する。
SFN div N=C_RNTI mod M_REP+n*M_REP
等式1
ここで、Nは、選択された第2共通制御物理チャネル(SCCPCH:Secondary Common Control Physical Channel)で最大のTTIを持つFACHの送信時間間隔(TTI−10ミリ秒の無線フレームの数)であり、これにより、測定機会の長さが(無線フレームで)決定され、C_RNTIは、0から65535のセル・レベルのUEの16ビットIDであり、M_REPは測定機会サイクル長で、M_REP=2として計算され、ここで、kは、ユーザ装置にブロードキャストされるFACH測定機会サイクル長の係数であり、SFNが最大値4095を下回る限り、n=0、1、2、・・・である。
等式1に見られるように、すべての変数は、コア・ネットワークによって制御することができる。基地局は、C_RNTI mod M_REPがすべてのユーザ装置に対して同じであることを保証することによって、ユーザ装置の測定機会を合わせることができる。次に、測定機会は、各ユーザ装置のC_RNTIを設定することによって、共通する「ウェイクアップ」期間に合わせることができるため、等式2が満たされる。
C_RNTI mod M_REP=SFN_Offset+Additional_Offset
等式2
ここで、Additional_Offsetは0である(必要ない場合)。
また、M_REPは、等式3のように、DTx_Forced_Cycleの整数の倍数に設定される。
M_REP=m*DTx_Forced_Cycle、m=1、2、3、4、・・・
等式3
Enhanced Cell FACHのユーザ装置のリリース7からは、測定機会は、SFNが等式4を満たすときに発生する。
SFN=H−RNTI mod M_REP+n*M_REP
等式4
ここで、H−RNTIは、ユーザ装置に対する16ビットのHSDPA IDであり、ネットワークによって割り当てられる。等式2と同様に、等式4のすべての変数は、ネットワークによって制御することができ、各ユーザ装置のH−RNTIが等式5を満たし、等式3が満たされる場合、測定機会を合わせることができる。
H−RNTI mod M_REP=SFN_Offset+Additional_Offset
等式5
測定機会は、同時に現在の周波数から外れるユーザ装置の数を最小限にするために、ユーザ装置のC_RNTIまたはH−RNTIの機能として最初に配置される。したがって、ユーザ装置のC_RNTIまたはH−RNTIは、切り替えパターンを調整するために提供される情報の例であることを理解されたい。しかし、この実施形態では、コア・ネットワークは、強制された共通するウェイクアップ期間に測定機会を合わせるために、ユーザ装置が同時に調整されることを要求する。Cell_FACH(またはenhanced Cell_FACH)のユーザ装置のみが測定機会を実行するため、これは、基地局のスループットに影響をほとんど及ぼさない。しかし、コア・ネットワークが、ユーザ装置のC−RNTIおよびH−RNTIを処理できる場合、等式2および5でadditional_offset変数を使用することによって、各グループの測定機会が他のグループのオフセットであるように、ユーザ装置をグループ化することができる。このためには、等式3の変数「n」がグループの数に等しいことが必要である。この例を図7に示している。図7では、ユーザ装置は、3つのグループにグループ化されている。各グループの測定機会は、他のグループの固定されたオフセットであるが、各グループでは、測定機会は、強制された共通するウェイクアップ期間の一部に一致する。この例では、等式3においてM=3である。
ユーザ装置が他のセルを再選択すると、現在は、このセルに接続されていることを示すために、そのセル(または基地局)にセル更新を送信する。ネットワークは、確認するためにセル更新を送信する。ユーザ装置は、新しいセル(基地局の通信可能領域)に入るときに、不連続モードにある必要があることを認識していないため、セル更新メッセージは、いつでも送信することができる。この状況を考えると、可能性のある更新を取り込めるように、この連続的な伝送を実行する基地局は、不連続受信を実行することができない。セル更新確認メッセージでは、コア・ネットワークは、ユーザ装置の能力に基づいて、Cell_FACH不連続受信またはCell_PCH状態のいずれかに、ユーザ装置を誘導するべきである。
図8は、Cell_FACH状態にあるユーザ装置の共通するウェイクアップ期間に合わせるために切り替えパターンを調整する4つの隣接する基地局(NB1、NB2、NB3、およびNB4)の配置例を示す。この例では、基準点SFNREFに関連する以下のシステム・フレーム番号オフセットが提供される。
Figure 0005579319
これが意味するのは、たとえば、基地局NB1 SFNが232である場合、基準点SFNREFに認識されるSFN(つまり、NB1 SFNとSFNREFとの差)は0である。SFNの差のために、非整数が得られる可能性がある、つまり、基地局間のSFN差は、無線フレームの整数の倍数ではない可能性があることを理解されたい。この場合、床関数を結果に適用することができる(つまり、床(SFN−SFN REF))。
各基地局の不連続伝送パターンを図8に示している。図8では、X軸がSFNREFなので、同期されていないSFNは共通する基準点に記入されている。共通するウェイクアップ期間は、すべての基地局の不連続の伝送パターンとできるだけ多く重なるように選択される。これは矢印を使って図8に示している。この共通するウェイクアップ期間の開始はSFNREF=30である(または30無線フレーム)。ネットワークは、共通するウェイクアップ期間サイクルDTX_forced_cycle=64フレームを決定する。結果として得られる共通するウェイクアップ期間を図9に示し影を使って表す。各基地局のSFNオフセットは、等式7のように計算することができる。
SFN_Offset=(SFN−SFNRef+WakeUp_Offset)mod DTx_Forced_Cycle
等式7
ここで、WakeUp_Offset=30は、共通する「ウェイクアップ」期間の開始である。
等式7を使用すると、各基地局のSFN_Offsetは、以下のように計算され、それぞれの基地局に送信される。
Figure 0005579319
SFN_Offsetの場合、基地局は、必要な測定機会を決定する。たとえば、基地局NB1がCell_FACHにある4つのユーザ装置を持っていて、ユーザ装置UE1およびUE2は、標準(プレリリース7)Cell_FACHにある一方、ユーザ装置UE3およびUE4は、Enhanced CELL_EACHにあると想定する。M_REPは64に設定される(つまり、DTx_Forced_Cycleと同じ)。基地局は、共通しない測定機会を持つ必要性を認識しない、つまり、等式2および等式5のAdditional_Offset変数はゼロに設定されると想定する。等式2および等式5を使用して、以下のC_RNTIおよびH−RNTIが使用される(他の値も可能であることに注意されたい)。
Figure 0005579319
基地局NB2、N83、およびNB4は、類似するC_RNTIおよびH−RNTI割り当てを実行する。基地局は、また、周波数間セル情報リストに隣接者(neighbour)を移動する(まだこのリストに載っていない場合)。したがって、ユーザ装置は測定機会の間に、これらの不連続の基地局の測定を開始するため、再配置が発生する可能性が高くなる。
CELL_PCH、URA_PCH、および、アイドル・モードでの再選択
Cell_PCH、URA_PCH、およびアイドル・モードでは、ユーザ装置はDRxモードにあり、ページング機会の間にのみウェイクアップする。これらの状態のユーザ装置は、ページング機会の間にのみ測定を実行する。ページング機会は、等式6に記述されている。等式は、ユーザ装置が「ウェイクアップ」する必要があるSFNを示している。
ページング機会={(IMSI div K)mod DRX_cycle_length}+n*DRX_cycle_length+Frame_Offset
等式6
ここで、IMSIは、UEの国際移動加入者識別符号−各携帯電話SIMの同定登録番号の記憶機構であり、Kは、利用可能なSCCPCH(第2共通制御物理チャネル)の番号であり、DRX_cycle_lengthは、5.12秒という最大DRxサイクルを得られる最大512のフレームの値を持つ無線フレームで測定されるDRxサイクルである。DRx_cycle_lengthは、アイドル状態および非アイドル状態(CeII_PCHおよびURA_PCH)で異なる場合がある。アイドル状態では、DRx_cycle_lengthは、コア・ネットワークから得られる一方、Cell_PCHおよびURA_PCHについては、UTRANに特有である。n=0、1、2、...最大SFN値(つまりUMTSで4095)。Frame_Offsetは、無線フレーム・オフセットである。
ページング機会は、IMSIの機能であり、ネットワークによって制御することはできない。しかし、ネットワークおよび基地局は、Cell_PCHにあるユーザ装置を認識しており、それらのページング機会を認識している。これは、強制された共通する「ウェイクアップ」期間を決定するのに使用できるため、強制された共通する「ウェイクアップ」期間は、また、できるだけ多数のページング機会に一致する。次に、ネットワークは、一致するページング機会の数を増やすために追加の「ウェイクアップ」期間を実施するために、基地局に情報を提供することができる。
URA_PCHおよびアイドル状態について、基地局は、これらの状態のいずれかにあるユーザ装置が基地局に滞在(接続)しているかどうかを認識しない。Cell_PCHと同様に、ネットワークは、一致するページング機会の数を増やすために追加の「ウェイクアップ」期間を実施するために、基地局に情報を提供することができる。ユーザ装置は、ページング機会の間に伝送する基地局を測定するため、再配置が発生する可能性が高くなる。
強化機能ユーザ装置
そのような強化機能ユーザ装置は、隣接する基地局の不連続伝送パターンを決定するように動作可能なロジックを含む。そのような決定は、2つの方法のうち1つを用いて下すことができる。第1の方法では、ユーザ装置自体が、隣接する基地局の不連続伝送パターンを感知し、第2の方法では、ネットワークが、隣接する基地局の不連続伝送パターンの詳細をユーザ装置に提供する。感知された不連続伝送パターンおよび隣接する基地局の不連続伝送パターンの詳細の両方は、ユーザ装置の切り替えパターンを調整するために使用できる情報の例であることを理解されたい。特に、信号品質がしきい値を下回って低下する場合、DTxを実行している基地局に接続されたユーザ装置は、DRxモードを終了する。次に、ユーザ装置は隣接する基地局のパイロットをスキャンし、それらのDTxパターンを取り込むことを試みる。この手順は、隣接する基地局が、DTx、DTxサイクル、およびSFN(システム・フレーム番号)オフセットを実行しているかどうかを認識している場合に改善することができる。この情報は、セル情報リストの一部としてブロードキャストすることができる。1単位時間ごとにどれだけのパイロットを期待するべきかをユーザ装置が認識しているため、これにより、隣接する基地局のパイロットをより高い精度で推定できるという利点がある。また、DTxを実行していない基地局に接続されたユーザ装置が、DTxを実行している基地局を測定し検索することがより簡単である。さらに、DRxを実行しているユーザ装置は、DTxを実行している隣接基地局の測定を実行するために、適切なときに「ウェイクアップ」することができる。これによりUEの電池寿命を延ばすことができる。ユーザ装置は、基地局からメッセージを受信するまで待つのではなく、DTxを実行しているNBを再選択するときに、新しいDTxサイクルに即座に参加することができる。
図10は、強化機能ユーザ装置(基地局の不連続伝送を認識するユーザ装置)は、移動目的のために隣接基地局のDTxパターン情報を使用することができることを示している。この例では、ユーザ装置は、基地局NB1から基地局NB2の通信可能領域に移動している。基地局NB2のDTxパターンは、ユーザ装置に信号で送られる(SFNオフセットおよびDTxサイクル期間)。ユーザ装置が基地局NB2に近づくように移動を続けると、基地局NB1からの信号品質(たとえばC−PICH)は、しきい値を下回って低下し、再選択するべき潜在的なセル(基地局の有効範囲)を探す必要がある。ユーザ装置は、基地局NB2のDTxパターンを認識しているため、UEは、基地局NB1に接続されている間に、基地局NB2で測定を実行するために、基地局NB2の「ウェイクアップ」期間の間に「ウェイクアップ」する。測定に基づいて、ユーザ装置は、基地局NB2を再選択する必要があることを決定し、セル再選択を実行する。ユーザ装置が基地局NB2を再選択すると、基地局NB2にセル更新を送信し、DRx(およびDTx)パターンを基地局NB2のものに変更し始める。ユーザ装置の切り替えパターンを調整することによって、再配置が発生する可能性が高くなる。
したがって、隣接基地局のDTx状態(つまりDTxパターン、DTxオン/オフ、およびSFNオフセット)を詳述する情報をユーザ装置にブロードキャストすると、移動プロセスが支援されると認識することができる。Cell_DCHでは、品質の低い信号を受けているユーザ装置が、この隣接する基地局で測定を実行できるようにするために、ネットワークは、DTxから適切な隣接する基地局を「ウェイクアップ」するために情報を伝送することができる。ネットワークは、ユーザ装置の測定(DTx基地局からの測定を含む)および位置調整に基づいて、「ウェイクアップ」するべき基地局を選択することができる。ネットワークは、基地局のDTxモードを維持するために、隣接するDTx基地局にハンドオーバするときに、Cell_FACHにユーザ装置を移すことができる。Cell_FACHでは、ネットワークは、共通する「ウェイクアップ」期間を1組の基地局で実施するために情報を伝送することができる。これらの基地局のそれぞれでは、測定機会は、共通する「ウェイクアップ」期間に合わせることができるため、ユーザ装置は、それらで測定を実行することができる。DTxの周波数内基地局(intra−frequency base station)は、周波数間セル情報リストに移動される必要がある場合があるため、UEは、測定機会の間にそれらを測定する。Cell_PCHでは、ネットワークは、基地局のDTxパターンと最大の重なりを持つ共通する「ウェイクアップ」時間を見つけるために、これらのユーザ装置のページング機会を使用することができる。URA_PCHおよびアイドル状態については、これらの状態にあるユーザ装置が、DTxを実行する基地局を測定できる可能性を改善するために、さらなる「ウェイクアップ」期間を追加できるように情報を伝送することができる。
上記の様々な方法のステップは、プログラムされたコンピュータによって実行できることは、当業者であれば容易に認識できるだろう。本明細書において、一部の実施形態は、たとえば、マシンまたはコンピュータで読み取り可能であり、マシンで実行可能またはコンピュータで実行可能な指示のプログラムを符号化する、デジタル・データ記憶メディアなど、プログラム記憶装置を対象にすることも意図しており、前述の指示は、上記方法の一部またはすべてのステップを実行する。プログラム記憶装置は、たとえば、デジタル・メモリ、磁気ディスクおよび磁気テープ、ハード・ドライブなどの磁気記憶メディア、または光学的に読み取り可能なデジタル・データ記憶メディアなどでもよい。また、実施形態は、上記方法のステップを実行するようにプログラムされたコンピュータを対象にすることを意図している。
「プロセッサ」または「ロジック」と記載している機能ブロックを含む、図に示した様々な要素の機能は、専用ハードウェア、および適切なソフトウェアと連携してソフトウェアを実行できるハードウェアの使用を通じて提供することができる。プロセッサによって提供される場合、機能は、単一の専用プロセッサによって、単一の共有プロセッサによって、またはその一部は共有することができる、複数の個々のプロセッサによって提供することができる。さらに、「プロセッサ」または「コントローラ」または「ロジック」という用語の明示的な使用は、ソフトウェアを実行できるハードウェアを排他的に指すものと解釈するべきではなく、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)ハードウェア、ネットワーク・プロセッサ、特定用途向けIC(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)、ソフトウェアを格納するための読み取り専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、および不揮発性記憶装置を限定することなく、暗黙的に含むことができる。従来および/またはカスタムの他のハードウェアも含むことができる。同様に、図に示した切り替えは、単に概念を示すものである。それらの機能は、プログラム・ロジックの動作を通じて、専用ロジックを通じて、プログラム制御および専用ロジックの対話を通じて、または手動でも、実行することができ、内容からより明確に理解されるように、特定の技術を実装者が選択可能である。
本明細書に記載のブロック図は、本発明の原理を具体化する実例となる回路の概念を表していることは、当業者なら自明であろう。同様に、フロー・チャート、流れ図、状態遷移図、擬似コードなどは、そのようなコンピュータまたはプロセッサが明示的に示されているかどうかにかかわらず、コンピュータ可読媒体で本質的に表すことができ、コンピュータまたはプロセッサによって実行できる様々なプロセスを表すものであることを理解されたい。
記述および図は、単に本発明の原理を示すものである。したがって、本明細書に明示的に記述または図示していないが、当業者なら、本発明の原理を具体化し、その精神および範囲に含まれる様々な配置を考案できるだろうことを理解されたい。さらに、本明細書に詳述したすべての例は、原則として、読者が本発明の原理、およびその技術を推進する発明者によって提供された概念を理解するのを支援するために、教育のみを目的とすることを明確に意図するものであり、そのような具体的には詳述された例および条件に限定しないものとして解釈するべきである。さらに、本明細書において、本発明の原理、態様、および実施形態を詳述するすべての記述、ならびにその特定の例は、その等価物を包含することを意図するものである。

Claims (14)

  1. 第2のネットワーク・ノードとの接続から複数の隣接するネットワーク・ノードの1つとの接続に、少なくとも第1のネットワーク・ノードの再配置を促進するためにワイヤレス通信ネットワークのネットワーク・ノードを制御する方法であって、前記ネットワーク・ノードの少なくとも1つは、ワイヤレス通信がサポートされる接続のアクティブ・モードとワイヤレス通信がサポートされない接続の休止モードとの間で、関連する事前に定めた切り替えパターンに従って、切り替わるように動作可能であり、
    前記第2のネットワーク・ノードとのワイヤレス通信をサポートするために前記第1のネットワーク・ノードがアクティブ・モードになるときを決定するステップと、
    前記第1のネットワーク・ノードと複数の隣接するネットワーク・ノードの1つとの間でワイヤレス通信をサポートする可能性を改善し、それにより前記再配置を促進するために、前記関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するステップと
    を含む方法。
  2. 情報を提供する前記ステップは、それらの隣接するネットワーク・ノードを前記アクティブ・モードに維持するために、前記複数の隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つの切り替えパターンを調整させる請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のネットワーク・ノードから受信された測定レポートから、前記第2のネットワーク・ノードからのワイヤレス信号の強度が事前に定めたしきい値を達成するのに失敗したかどうかを確立するステップと、
    前記複数の隣接するネットワーク・ノードのいずれからのワイヤレス信号の強度も前記事前に定めたしきい値を超えていないことを前記測定レポートが示している場合、前記隣接する複数のネットワーク・ノードの少なくとも1つからのワイヤレス信号の前記強度を、そのネットワーク・ノードの切り替えパターンに基づいて考慮して、そのネットワーク・ノードに対する前記アクティブ・モードでの継続的な伝送に基づいて考慮された信号強度が前記事前に定めたしきい値を超えるかどうかを決定するステップとを含み、該当する場合は、情報を提供する前記ステップは、その隣接するネットワーク・ノードの前記関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するステップを含む請求項1または2に記載の方法。
  4. 位置情報、および前記複数の隣接するネットワーク・ノードからのワイヤレス信号の強度の少なくとも1つに基づいて、前記第1のネットワーク・ノードの最も近くに配置された前記複数の隣接するネットワーク・ノードの組を推定するステップを含み、
    情報を提供する前記ステップは、前記複数の隣接するネットワーク・ノードの組の前記関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するステップを含む
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  5. 情報を提供する前記ステップによって変更され、前記第1のネットワーク・ノードが再配置するのに失敗した前記複数の隣接するネットワーク・ノードのいずれかの以前の構成に、前記関連する切り替えパターンを戻すために情報を送信するステップ
    を含む請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記第1のネットワーク・ノード、およびそれらの切り替えパターンを調整するために前記第1のネットワーク・ノードが再配置された前記複数の隣接するネットワーク・ノードの1つを、前記複数の隣接するネットワーク・ノードの1つの前記関連する切り替えパターンの以前の構成に合わせるために情報を伝送するステップを含む
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記複数の隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つが前記アクティブ・モードになる期間の共通パターンを確立するステップを含み、
    情報を提供する前記ステップは、前記複数の隣接するネットワーク・ノードの前記少なくとも1つがアクティブ・モードになる期間の前記共通パターンを含めるために、少なくとも1つの関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するステップを含む
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  8. 情報を提供する前記ステップは、期間の前記共通パターンの間に前記第1のネットワーク・ノードを前記アクティブ・モードにするために、前記第1のネットワーク・ノードの切り替えパターンを調整するために情報を提供するステップを含む請求項に記載の方法。
  9. 情報を提供する前記ステップは、期間の前記共通パターンの間に測定機会を発生させるために、前記第1のネットワーク・ノードの識別子を処理するために情報を提供するステップを含む請求項またはに記載の方法。
  10. 周波数間セル情報リストにおいて、前記第2のネットワーク・ノードとのワイヤレス通信のために前記第1のネットワーク・ノードによって現在利用されている周波数帯を共有する前記複数の隣接するネットワーク・ノードの詳細を伝送するステップを含む請求項乃至のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記第1のネットワーク・ノードのページング機会を確立するステップを含み、
    情報を提供する前記ステップは、前記複数の隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つが前記アクティブ・モードになる期間として前記ページング機会を含めるために、前記関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供することを含む請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記複数の隣接するネットワーク・ノードの少なくとも1つに対する事前に定めた切り替えパターンを確立するステップを含み、
    情報を提供する前記ステップは、前記第1のネットワーク・ノードに前記事前に定めた切り替えパターンを示すインジケータを伝送するステップを含む請求項1乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 第2のネットワーク・ノードとの接続から複数の隣接するネットワーク・ノードの1つとの接続に、少なくとも第1のネットワーク・ノードの再配置を促進するために、ワイヤレス通信ネットワークのネットワーク・ノードを制御するように動作可能なネットワーク・ノードであって、前記ネットワーク・ノードの少なくとも1つは、ワイヤレス通信がサポートされる接続のアクティブ・モードとワイヤレス通信がサポートされない接続の休止モードとの間で、関連する事前に定めた切り替えパターンに従って、切り替わるように動作可能であり、前記ネットワーク・ノードは、
    前記第2のネットワーク・ノードとのワイヤレス通信をサポートするために、前記第1のネットワーク・ノードがアクティブ・モードになるときを決定するように動作可能な決定ロジックと、
    前記第1のネットワーク・ノードと複数のネットワーク・ノードの前記1つとの間のワイヤレス通信をサポートする可能性を改善し、それにより前記再配置を促進するために、前記関連する事前に定めた切り替えパターンを調整するために情報を提供するように動作可能な提供ロジックと
    を含むネットワーク・ノード。
  14. 求項1乃至12のいずれか1項に記載の方法のステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータ・プログラム
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