JP5562094B2 - 血糖測定装置 - Google Patents

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    • A61B5/14532Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue for measuring glucose, e.g. by tissue impedance measurement

Description

本発明は、例えば、血糖値を計測する血糖測定装置及び血糖測定方法に関するものである。
従来より、例えば、患者が自ら血糖測定時間を確認し、血糖測定を実施する自己血糖測定(SMBG:self monitoring of blood glucose)が行われている(例えば、特許文献1)。
このような自己血糖測定において、患者が自分で血糖測定時間の管理をするため、血糖値の測定時間になっても、患者が測定を忘れてしまう可能性がある。このため、患者に血糖測定時間を認識させるため、アラーム装置を備えた血糖測定装置の提案がなされている。
特開2003−271744号公報
しかし、このようなアラーム装置を血糖測定装置に装備しても、患者がアラーム装置のアラーム時間の設定を忘れた場合や、患者がアラーム装置の機能をOFFにし、動作しない状態にしておくことがあり、結果として、患者が血糖測定を忘れてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、単に血糖値測定時間の到来を知らせるのではなく、血糖測定が必要な場合で、特定の事象が発生したときだけ、選択的に警報を自動的に発生させることができる血糖測定装置及び血糖測定方法を提供することを目的とする。
上記課題は、本発明にあっては、時刻情報を生成する計時部と、血糖測定を行う血糖測定部と、前記血糖測定部が血糖測定を行う血糖測定予定時刻情報を記憶する血糖測定予定時刻情報記憶部と、前記血糖測定部による血糖測定によって得られた血糖情報を記憶する血糖情報記憶部と、操作者に血糖測定を促す警報を報知するための警報手段と、前記血糖情報の管理目標の範囲情報である管理目標血糖値情報を記憶する管理目標血糖値情報記憶部と、を有し、前記計時部から取得した現在時刻が、前記血糖測定予定時刻に既に到達しており、且つ、前記血糖測定部による血糖測定の実施が特に必要となる特定の特別実施要求情報が存在するときにのみ前記警報手段が報知動作を実行する構成となっており、前記特別実施要求情報が、所定期間内における前記管理目標血糖値情報の範囲外にある血糖情報の存在情報及び前記血糖測定予定時刻情報に対応する前記血糖情報が、前記血糖情報記憶部に存在しない事象が所定の頻度で存在する情報を含み、いずれかの前記特別実施要求情報が存在するときに、前記警報手段が報知動作を実行する構成となっていることを特徴とする血糖測定装置により達成される。
前記構成によれば、計時部から取得した現在時刻が、血糖測定予定時刻に既に到達していると共に、血糖測定部による血糖測定の実施が特に必要となる特別実施要求情報が存在するときにのみ警報手段が報知動作を実行する構成となっている。
このため、単に、血糖測定予定時刻で警報手段が警報を報知するのではなく、血糖値を測定する他の特別な要求の発生を待って初めて報知する構成となっている。また、この警報手段による報知は自動的に実行される。
したがって、従来と異なり、血糖測定予定時刻毎に、警報が報知されることがないので、利用者が、警報手段の警報をうるさいと感じ、その動作をOFFにすることがない。また、真に必要な場合を選択して警報手段が警報を報知するので、その場合に利用者に必要な血糖測定を確実に実施させるよう促すことができる。
また、前記構成によれば、特別実施要求情報が、所定期間内における管理目標範囲外の血糖情報の存在情報を含むので、深刻な低血糖や高血糖の状態を招くおそれのある状態において、血糖測定を確実に実施させることができる。このため、その後の処方の変更を迅速に行い、低血糖や高血糖の状態の発生を防止することが可能となる。
また、前記構成によれば、特別実施要求情報が、血糖測定予定時刻情報に対応する血糖情報が、血糖情報記憶部に所定頻度で存在しないことを含むので、血糖測定の測定忘れの頻度が高くなったことを利用者に伝え、測定忘れを未然に回避することができる。
好ましくは、薬剤処方情報の変更情報である処方変更情報を記憶する処方変更情報記憶部を有し、前記特別実施要求情報が、所定期間内における前記処方変更情報の存在情報を含み、いずれかの前記特別実施要求情報が存在するときに、前記警報手段が報知動作を実行する構成となっていることを特徴とする血糖測定装置である。
前記構成によれば、特別実施要求情報が、所定期間内における処方変更情報の存在情報を含むので、処方変更があったときは、特別に血糖値測定の実施が必要と判断され,新処方の効果等を確実に確認することができる。
好ましくは、利用者の歩数を計測する歩数計測部から取得した歩数情報を記憶する歩数情報記憶部と、当該利用者の目標血糖値情報である目標血糖値情報を記憶する目標血糖値情報記憶部と、前記目標血糖値情報と、これに対応する推奨歩数情報である目標血糖値及び推奨歩数テーブル情報を記憶する目標血糖値及び推奨歩数テーブル情報記憶部と、前記特別実施要求情報が、前記歩数情報記憶部の歩数情報が、前記目標血糖値対応推奨歩数情報に比較して劣っていることの存在情報を含み、いずれかの前記特別実施要求情報が存在するときに、前記警報手段が報知動作を実行する構成となっていることを特徴とする血糖測定装置である。
前記構成によれば、特別実施要求情報が、歩数情報記憶部の歩数情報が、目標血糖値対応推奨歩数情報に比較して劣っていることを含む。したがって、運動不足であることを利用者に伝えると共に、血糖値の測定を確実に促すことができる。
以上説明したように、本発明によれば、単に血糖値測定時間の到来を知らせるのではなく、特に血糖測定が必要とされる状態にある場合のみ、選択的に警報を自動的に発生させることができる血糖測定装置及び血糖測定方法を提供することができる。
本発明の実施の形態にかかる血糖測定装置(血糖計)を有する血糖値管理システムを示す概略図である。 イベントの表示例を示す概略図である。 図1の血糖計の主な構成を示す概略ブロック図である。 各種データ記憶部の内容を示す概略ブロック図である。 本実施の形態にかかる血糖値管理システムの主な動作等を示す概略フローチャートである。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態にかかる血糖測定装置である血糖計10を有する血糖値管理システム1を示す概略図である。図1に示すように、血糖値管理システム1は、患者等の血糖値を計測する血糖計10を有している。
この血糖計10は、患者等が自己の判断で、自宅等で血糖値を測定する自己血糖測定(SMBG)において用いられるものである。
図1に示すように、患者の血液を採取するチップを装着するためのチップ装着部11や各種データを表示するためのディスプレイ12を有している。
また、血糖計10は、患者等が食事等をし、又はインスリン投与をした場合に、かかるイベント情報が実施されたことを血糖計10に入力するためのイベントボタン13や、時間設定ボタン14も有している。
このイベント情報は、血糖情報である血糖値に影響を与える情報であり、具体的には、「食事」、「間食」、「酒宴」及び「インスリン」投与等の情報となっている。
すなわち、患者が食事をする場合、通常の「朝食」「昼食」「夕食」と「間食」又は「酒宴」とでは、そのカロリー摂取量が大きく異なり、「血糖値」に与える影響も大きく異なる。また、多くの場合、食前に行う「インスリン」投与も当然ながら「血糖値」に大きな影響を与える。
そこで、本実施の形態では、これら「食事」「間食」「酒宴」及び「インスリン」投与を、血糖値に影響を与えるイベントとし、患者等がいずれかのイベント情報を選択入力する構成となっている。
具体的には、血糖計10のディスプレイ12には、その左側には、血糖値(「100」)が表示され、右上には「日付(「3月27日」)、中段には「時刻(「18時11分」)、下段にイベントが表示される。なお、図2は、イベントの表示例を示す概略図である。
このディスプレイ12では、図2に示すように「食事」→「間食」→「酒宴」→「インスリン」の順にイベント表示が変化する構成となっている。このイベント表示の変更は、図1のイベントボタン13を押下することで実行され、長押しすることで決定される構成となっている。これら「食事」等のイベント表示のデータは、血糖計10の内部に予め記憶されている。
さらに、血糖計10は、外部と通信するための通信装置15を内蔵しており、この通信装置15を介して、内部に蓄積した血糖値データやイベントデータを図1の血糖値管理装置3に送信することができる構成となっている。また、血糖計10は、この通信装置15を介して、図1の歩数計測部である歩数計2からの歩数情報を取得可能な構成となっている。
また、図1に示すように、血糖値管理システム1は、血糖計10から血糖値情報等を取得して血糖値等を管理する血糖値管理装置3を有している。
また、血糖計10は、この血糖値管理装置3から、後述する、血糖値の測定の日時等の測定スケジュール情報、当該血糖計10の利用者の主治医による薬剤処方の変更があった場合の情報である処方変更日時情報、そして、主治医等の医療従事者が、当該利用者のために設定した目標血糖値の範囲(例えば、81mg/dL乃至130mg/dL)データである管理目標血糖値情報を取得する構成となっている。
また、図1の歩数計2は、例えば、血糖計10を利用する利用者の歩数情報を取得可能な構成となっており、かかる情報を血糖計10に送信する構成となっている。
図1の血糖計10及び血糖値管理装置3は、コンピュータを有し情報を制御している。
このコンピュータは、CPU、RAM、ROM等を有し、これらは、例えばバスを介して配置されている。
このバスは、すべてのデバイスを接続する機能を有し、アドレスやデータパスを有する内部パスである。CPUは所定のプログラムの処理を行う他、バスに接続されたROM等を制御している。ROMは、各種プログラムや各種情報等を格納している。RAMは、プログラム処理中のメモリの内容を対比し、若しくはプログラムを実行するためのエリアとしての機能を有する。
図3は、図1の血糖計10の主な構成を示す概略ブロック図である。図3に示すように血糖計10は、制御部16を有し、上述の通信装置15、イベントボタン13、時間設定ボタン14、ディスプレイ12、計時部である例えば、計時装置17、そして、実際に血糖値を測定する血糖測定部18等が制御部16と接続されている。
また、血糖計10には、図3に示すように警報手段である例えば、鳴動装置19を有しており、この鳴動装置19が動作すると血糖計10自体が振動すると共に、アラーム音が出力される構成となっている。なお、鳴動装置19は振動のみ発生するもの、アラーム音のみ発生するもの、あるいは両方を切り換えられるものであってもよい。
また、血糖計10は、図3に示すように、各種データ記憶部20を有しており、図4は、この各種データ記憶部20の内容を示す概略ブロック図である。なお、図3に示す各プログラムや図4の各記憶部の内容については、後述する。
また、図3及び図4のデータの配置例では、各プログラムと各記憶部が分けて記載しているが、これらは、説明の便宜のために分けて記載したものであり、実際にかかる配置とされている必要はない。
図5は、本実施の形態にかかる血糖値管理システム1の主な動作を示す概略フローチャートである。以下、図5のフローチャートに沿って血糖値管理システム1の動作を説明すると共に、図1乃至図4等の構成等も併せて説明する。
先ず、図5のST1において、図1の血糖計10は、その血糖測定部18が測定した血糖情報である血糖値のデータを、図4の血糖情報記憶部である測定血糖値データ記憶部30に記憶させる。
また、血糖計10は、図1の血糖値管理装置3から、当該血糖計10の利用者の血糖測定予定時刻情報である測定スケジュールデータを受信して、図4の測定スケジュールデータ記憶部31に記憶する。
この測定スケジュールデータは、当該利用者が血糖計10で血糖値を測定する予定時刻等の情報となっている。
また、血糖計10は、図1の血糖値管理装置3から、当該血糖計10の利用者の主治医により薬剤処方が変更となったか否かの変更情報である薬剤の処方変更情報、すなわち、処方変更日時データを受信して、図4の処方変更日時データ記憶部32に記憶する。
そして、血糖計10は、図1の血糖値管理装置3から当該血糖計10の利用者のための主治医が設定した目標血糖値情報である管理目標血糖値データを受信して、図4の管理目標値データ記憶部33に記憶する。
この管理目標血糖値データとしては、例えば、血糖値のコントロールすべき範囲である、81mg/dL乃至130mg/dL等となっている。
さらに、血糖計10は、図1の歩数計2から、当該血糖計10の利用者の歩数情報を受信し、図4の歩数情報記憶部である歩数データ記憶部34に記憶される。
次いで、図5のST2へ進む。ST2では、血糖計10がスリープ状態となり、図3の計時装置17を参照して、1秒に1回、スリープ状態が解除される。
次いで、ST3へ進む。ST3では、図3の計時装置17を参照して、1分経過したか否かが判断される。
ST3で、1分経過したと判断された場合は、ST4へ進む。ST4では、図3の測定時刻判断部(プログラム)21が動作して、図4の測定スケジュールデータ記憶部31と図3の計時装置17を参照して、現在時刻が血糖値の測定予定時刻に到達したか否か判断する。
ST4で、測定予定時刻に到達したと判断した場合は、ST5以下に進む。ST4で、測定予定時刻に到達している場合は、図4の測定スケジュールデータ記憶部31に収納された測定スケジュールデータに則って、血糖計10が血糖を測定しなければならない状態となっているので、従来では、この段階でアラームが作動し、血糖計10の利用者に音声等で報知していた。
しかし、それでは、頻繁にアラームが動作することになり、利用者がそのアラームの動作を嫌がり、アラームをOFFにするような事態を招来していた。
そこで、本実施の形態では、ST4で測定予定時刻に到達しても直ちに図3の鳴動装置19を動作させず、血糖計10の血糖測定部18による血糖値の測定が特に必要となる状態(特別実施要求状態)の発生を待ち(選択)、その場合に初めて鳴動装置19を自動的に動作させる構成となっている。
以下、鳴動アラーム19が動作する具体的な場合について説明する。
図5のST4で「YES」と判断された場合は、ST5へ進む。ST5では、図3の処方変更日時基準期間判断部(プログラム)22が動作し、図4の処方変更日時データ記憶部32を参照し、図3の計時装置17から現在時刻データを取得し、直近の処方変更日時から例えば、1週間以内であるか否かを判断する。
そして、直近の処方変更日時から1週間以内の場合は、特別実施要求情報があると判断し、鳴動装置19を動作させ(ST10)、血糖計10の利用者に血糖値の測定の必要性を知らせる構成となっている。
すなわち、過去1週間以内に主治医により処方変更があった場合は、新処方の効果等を確認する必要があるため、血糖計本体18による血糖値の測定が特に必要となる状態(特別実施要求状態)と判断し、鳴動装置19を動作させる。
このように、1週間以内における処方変更日時データの存在が、特別実施要求情報が存在するときの一例となっている。
次いで、ST6へ進む。ST6では、図3の血糖データ探索部(プログラム)23が動作し、図4の測定血糖値データ記憶部30と、血糖値の管理目標範囲である管理目標血糖値データが記憶されている管理目標血糖値情報記憶部、すなわち、管理目標血糖値データ記憶部33を参照し、図3の計時装置17から現在時刻データを取得し、例えば3日以内に、管理目標値の範囲外のデータである、例えば低血糖値データ(例えば、80mg/dL以下)が存在するか否かを判断する。
そして、ST6で、低血糖データが存在すると判断された場合は、鳴動装置19を動作させ(ST10)、血糖計10の利用者に血糖値の測定の必要性を知らせる構成となっている。
すなわち、深刻な状態を招くおそれがある低血糖状態においては、血糖測定を確実に実施させる必要があると判断し、鳴動装置19を動作させる。
この例のように、3日以内における低血糖値データの存在が、特別実施要求情報が存在するときの一例となっている。なお、前記日数は3日に限定されるものではなく、また、低血糖だけでなく高血糖のときも同様に実施できるものである。
次いで、ST7へ進む。ST7では、図3の未測定判断部(プログラム)24が動作し、図4の測定スケジュールデータ記憶部31及び測定血糖値データ記憶部30を参照して、例えば3回連続して血糖計10の測定がなされていないか否かを判断する。
そして、ST7で、3回連続して測定が行われていないと判断された場合は、鳴動装置19を動作させ(ST10)、血糖計10の利用者に血糖値の測定の必要性を知らせる構成となっている。
すなわち、所定の頻度で血糖測定忘れが生じた場合、血糖計10によって警報が報知され、利用者の血糖値の測定忘れを未然に防ぐことができる。
このように、3回連続の血糖値の未測定状態が、特別実施必要状態が実施必要な状態にあるときの一例となっている。なお、測定忘れの頻度は3回連続に限定されず、2回連続や4回以上連続に設定してもよいし、所定の測定回数における測定忘れの発生数(例えば、5回中3回など)としてもよい。
次いで、ST8へ進む。ST8では、図3の推奨歩数データ取得部(プログラム)25が動作して、図4の管理目標血糖値データ記憶部33を参照して、管理目標血糖値データを取得する。
そして、目標血糖値及び推奨歩数テーブル情報である、図4の推奨歩数テーブル記憶部36を参照して、この管理目標血糖値データに対応する推奨歩数データを取得し、図4の当該推奨歩数データ記憶部37に記憶する。
次いで、ST9へ進む。ST9では、図3の推奨歩数達成判断部(プログラム)26が動作して、図4の歩数データ記憶部34内の歩数データが、当該推奨歩数データ記憶部37内の当該推奨歩数データを超えているか否か(歩数情報が当該推奨歩数データに劣っているか否か)を判断する。
そして、ST9で、歩数データが当該推奨歩数データを超えていない(劣っている)場合は、鳴動装置19を動作させ(ST10)、血糖計10の利用者に血糖値の測定の必要性を知らせる構成となっている。
すなわち、血糖計10の利用者に運動不足であることを知らしめ、血糖測定を確実に行なうよう促すために、鳴動装置19を動作させる。
このように、歩数データが当該推奨歩数データを超えていないことが、特別実施要求情報が存在するときの一例となっている。
このように、本実施の形態によれば、従来と異なり、血糖管理に影響する事象が起らない限り、血糖測定予定時刻毎に、警報が報知されるということがないので、利用者が、鳴動装置19の作動を不快に感じることが少なくなり、その警報機能をOFFにすることがなくなる。また、血糖管理に影響を及ぼす事象が存在するときだけ、鳴動装置19が警報を自動的に報知するので、利用者にその事象が存在することを認識させ、必要な血糖測定を確実に実施させることができる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。
1・・・血糖値管理システム、2・・・歩数計、3・・・血糖値管理装置、10・・・血糖計、11・・・チップ装着部、12・・・ディスプレイ、13・・・イベントボタン、14・・・時間設定ボタン、15・・・通信措置、16・・・制御部、17・・・計時装置、18・・・血糖測定部、19・・・鳴動装置、20・・・各種データ記憶部、21・・・測定時刻判断部(プログラム)、22・・・処方変更日時基準期間判断部(プログラム)、23・・・血糖データ探索部(プログラム)、24・・・未測定判断部(プログラム)、25・・・推奨歩数データ取得部(プログラム)、26・・・推奨歩数達成判断部(プログラム)、30・・・測定血糖値データ記憶部、31・・・測定スケジュールデータ記憶部、32・・・処方変更日時データ記憶部、33・・・管理目標値データ記憶部、34・・・歩数データ記憶部、36・・・推奨歩数テーブル記憶部、37・・・当該推奨歩数データ記憶部

Claims (3)

  1. 時刻情報を生成する計時部と、
    血糖測定を行う血糖測定部と、
    前記血糖測定部が血糖測定を行う血糖測定予定時刻情報を記憶する血糖測定予定時刻情報記憶部と、
    前記血糖測定部による血糖測定によって得られた血糖情報を記憶する血糖情報記憶部と、
    操作者に血糖測定を促す警報を報知するための警報手段と、
    前記血糖情報の管理目標の範囲情報である管理目標血糖値情報を記憶する管理目標血糖値情報記憶部と、を有し、
    前記計時部から取得した現在時刻が、前記血糖測定予定時刻に既に到達しており、且つ、前記血糖測定部による血糖測定の実施が特に必要となる特定の特別実施要求情報が存在するときにのみ前記警報手段が報知動作を実行する構成となっており、
    前記特別実施要求情報が、所定期間内における前記管理目標血糖値情報の範囲外にある血糖情報の存在情報及び前記血糖測定予定時刻情報に対応する前記血糖情報が、前記血糖情報記憶部に存在しない事象が所定の頻度で存在する情報を含み、
    いずれかの前記特別実施要求情報が存在するときに、前記警報手段が報知動作を実行する構成となっていることを特徴とする血糖測定装置。
  2. 薬剤処方情報の変更情報である処方変更情報を記憶する処方変更情報記憶部を有し、
    前記特別実施要求情報が、所定期間内における前記処方変更情報の存在情報を含み、
    いずれかの前記特別実施要求情報が存在するときに、前記警報手段が報知動作を実行する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の血糖測定装置。
  3. 利用者の歩数を計測する歩数計測部から取得した歩数情報を記憶する歩数情報記憶部と、
    当該利用者の目標血糖値情報である目標血糖値情報を記憶する目標血糖値情報記憶部と、
    前記目標血糖値情報と、これに対応する推奨歩数情報である目標血糖値及び推奨歩数テーブル情報を記憶する目標血糖値及び推奨歩数テーブル情報記憶部と、
    前記特別実施要求情報が、前記歩数情報記憶部の歩数情報が、前記目標血糖値対応推奨歩数情報に比較して劣っていることの存在情報を含み
    いずれかの前記特別実施要求情報が存在するときに、前記警報手段が報知動作を実行する構成となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載血糖測定装置。
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