JP5559711B2 - 無線通信システムおよび移動端末 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムおよび移動端末に関する。
近年、携帯電話(2G、3G等)、無線LAN(Local Aria Network)、無線MAN(Metropolitan Aria Network)、PHS(Personal Handyphone System)等の様々な無線通信システムが普及している。無線通信システムにおいては、時刻や移動端末の位置等に応じて通信環境が大きく変動するため、移動端末は、通信環境に応じて適切な接続先を選択する必要がある。この接続先選択の際の基準として、無線通信に用いられる電波強度の他、様々な基準が提案されている。
例えば、特許文献1には、無線通信システムにおけるハンドオーバ時に、リンク品質に基づいてパケットをスケジュールすることにより、ハンドオーバ時のパケット損失を抑制することが開示されている。すなわち、特許文献1の技術においては、サービス品質(QoS、Quality Of Service)としてのリンク品質に基づいて無線通信を制御している。
特表2008−543134号公報
しかしながら、特許文献1のように、リンク品質に基づいて無線通信を制御した場合、リンク品質が良好であってもその他の通信に関する品質が良好でない(信号到達時刻のゆらぎ(ジッタ)が大きい、信号遅延(ディレイ)が大きい、等)場合には、無線通信全体の品質が低下してしまい、ユーザの利便性の点から妥当でない場合が生じる。したがって、リンク品質等のサービス品質(QoS)ではなく、ユーザが体感する品質(QoE、Quality Of Experience)に基づいて接続先を選択することが、ユーザの利便性の点から考えてより好適である。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、ユーザが体感する品質に基づいて適切な接続先を選択することが可能な移動通信端末および無線通信システムを提供することを目的とする。
本発明に係る無線通信システムは、複数の基地局と、複数の前記基地局に一対一で対応する複数のベアラを利用して複数の前記基地局の各々と無線通信を行うことが可能な移動端末とを備える無線通信システムであって、前記移動端末は、前記移動端末において動作している通信サービスが要求する通信サービス品質に基づいて、前記移動端末のユーザが要求する要求体感品質を決定する要求体感品質決定部と、複数の前記ベアラのうちの1つである単一ベアラを利用して前記移動端末が無線通信を行った場合に前記ユーザが体感する単一ベアラ体感品質を、前記単一ベアラ毎に決定する単一ベアラ体感品質決定部と、複数の前記ベアラのうち2つ以上をマルチホーミングによる仮想統合ベアラとして同時に利用して前記移動端末が無線通信を行った場合に前記ユーザが体感する仮想統合ベアラ体感品質を、前記仮想統合ベアラ毎に決定する仮想統合ベアラ体感品質決定部と、決定された前記要求体感品質と、決定された前記単一ベアラ体感品質の各々および前記仮想統合ベアラ体感品質の各々とを比較した結果に基づいて、前記単一ベアラおよび前記仮想統合ベアラのうち前記要求体感品質を充足するいずれか1つを通信に利用するベアラとして選択するベアラ選択部とを備える。
「ベアラ(bearer)」は、移動端末と、移動端末の通信先(通話相手の移動端末、インターネット上のコンテンツサーバ等)との間にエンド・トゥー・エンド(End-to-End)で設定される通信経路のことを意味する。1つの基地局に対して1つのベアラが対応するので、移動端末が複数のベアラを利用して1つの通信先と接続する場合には、移動端末は、これら複数のベアラに一対一で対応する複数の基地局と無線通信を行い、さらにこれらの複数の基地局がインターネット等を介して1つの通信先と通信することとなる。本明細書では、1つの基地局に対応する1つのベアラのことを「単一ベアラ」と称する。
「体感品質(QoE)」は、通信を行う際にユーザが体感する品質を意味し、一例としては通信による通話の際の音声品質が挙げられる。また、この体感品質は、ITU勧告G.107で定められるR値(R factor)、ITU勧告P.862で定められるPESQ(Perceptual Evaluation of Speech Quality)、ITU勧告P.800で定められるDMOS(Difference Mean Opinion Score)等の値で示されると好適である。
「マルチホーミング(Multihoming)」は、同一の通信先(通話相手の移動端末、インターネット上のコンテンツサーバ等)に対して複数の通信経路(ベアラ等)を設定して通信を行うことを意味し、例えばトランスポート層のプロトコルとして規定されるSCTP(Stream Control Transmission Protocol)によって実現され得る。「仮想統合ベアラ」は、上述したマルチホーミングにより同一通信先(通話相手の移動端末、インターネット上のコンテンツサーバ等)に対して設定された、同時に利用される複数の単一ベアラのことを意味する。仮想統合ベアラにおいては、各々のベアラ同士は実際には独立している。しかし、マルチホーミングのためのプロトコル(例えば上述したSCTP)によって仮想的に統合されることにより、上位層は仮想統合ベアラを単一ベアラのように扱うことができる。そのため、以下では、単一ベアラと仮想統合ベアラとを含む概念として「ベアラ」という語を用いることがある。
本発明によれば、ユーザの要求体感品質(要求QoE)を充足するベアラを通信に利用するベアラとして選択して通信を行うので、サービス品質(QoS)に基づいてベアラを選択する構成と比較して、体感品質の観点から見てより好適なベアラを選択することができる。したがって、ユーザの体感品質をより高めることが可能である。また、単一ベアラ体感品質に加えて仮想統合ベアラ体感品質をも決定することにより、単一ベアラにより実現される体感品質と仮想統合ベアラにより実現される体感品質とを簡便に比較することができる。したがって、より好適なベアラ(単一ベアラまたは仮想統合ベアラ)を簡易に選択でき、ユーザの体感品質をより高めることが可能である。さらに、仮想統合ベアラを用いて無線通信を行う場合には、仮想統合ベアラに含まれる複数の単一ベアラにトラヒックが分散される。したがって、ネットワーク負荷を低減することが可能である。
本発明の好適な態様においては、前記要求体感品質決定部は、前記移動端末において動作している2以上の通信サービスの各々が要求する前記通信サービス品質のうち、最も高く要求される前記通信サービス品質に基づいて、前記要求体感品質を決定する。
以上の構成によれば、移動端末において複数の通信サービスが動作している際に、最も高く要求される通信サービス品質に基づいて決定された要求体感品質に基づいてベアラを選択するので、どの通信サービス品質からの要求をも充足できるベアラを選択することが可能である。したがって、ユーザの体感品質をより高めることができる。
本発明の好適な態様においては、前記要求体感品質決定部は、前記移動端末において動作している2以上の通信サービスの各々が要求する前記通信サービス品質を合算して、合算した通信サービス品質に基づいて前記要求体感品質を決定する。
以上の構成によれば、移動端末において複数の通信サービスが動作している際に、複数の通信サービスが要求する通信サービス品質を合算して決定された要求体感品質に基づいてベアラを選択するので、全ての通信サービスのために同時に無線通信を行われた場合でも全ての通信サービス品質を充足できるベアラを選択することが可能である。したがって、複数の通信サービスを同時に使用するユーザの体感品質をより高めることができる。
本発明の好適な態様においては、前記単一ベアラ体感品質決定部は、前記無線通信システムが備えるベアラ情報提供サーバまたは前記基地局から前記単一ベアラ体感品質についての情報を取得して前記単一ベアラ体感品質を決定する。
以上の構成によれば、移動端末の外部から単一ベアラ体感品質についての情報を取得するので、移動端末の処理負荷が低減され、消費電力も削減される。
本発明の好適な態様においては、前記単一ベアラ体感品質決定部は、前記単一ベアラの各々を利用して無線通信を行った結果を測定して前記単一ベアラ体感品質を決定する。
以上の構成によれば、移動端末自らが無線通信を行って単一ベアラ体感品質を決定するので、その移動端末からユーザに提供される体感品質をより正確に決定することが可能である。
本発明の好適な態様においては、前記仮想統合ベアラ体感品質決定部は、前記仮想統合ベアラに含まれる複数の前記単一ベアラが提供する通信条件を合算して、合算した通信条件に基づいて前記仮想統合ベアラ体感品質を決定する。
「通信条件」とは、スループット、伝送遅延等のサービス品質を含むが、これらに限定されるものではなく、利用料金その他の単一ベアラを用いた無線通信に関する条件をも含む。
以上の構成によれば、複数の単一ベアラが提供する通信条件を合算して、合算した通信条件に基づいて仮想統合ベアラ体感品質を決定するので、仮想統合ベアラの体感品質を単一ベアラの体感品質と同列に比較することが可能となり簡便である。
本発明の好適な態様においては、前記仮想統合ベアラ体感品質決定部は、前記仮想統合ベアラの各々を利用して無線通信を行った結果を測定して前記仮想統合ベアラ体感品質を決定する。
以上の構成によれば、移動端末自らが無線通信を行って仮想統合ベアラ体感品質を決定するので、その移動端末からユーザに提供される体感品質をより正確に決定することが可能である。
本発明に係る移動端末は、複数の基地局に一対一で対応する複数のベアラを利用して複数の前記基地局の各々と無線通信を行うことが可能な移動端末であって、前記移動端末は、前記移動端末において動作している通信サービスが要求する通信サービス品質に基づいて、前記移動端末のユーザが要求する要求体感品質を決定する要求体感品質決定部と、複数の前記ベアラのうちの1つである単一ベアラを利用して無線通信を行った場合に前記ユーザが体感する単一ベアラ体感品質を、前記単一ベアラ毎に決定する単一ベアラ体感品質決定部と、複数の前記ベアラのうち2つ以上をマルチホーミングによる仮想統合ベアラとして同時に利用して無線通信を行った場合に前記ユーザが体感する仮想統合ベアラ体感品質を、前記仮想統合ベアラ毎に決定する仮想統合ベアラ体感品質決定部と、決定された前記要求体感品質と、決定された前記単一ベアラ体感品質の各々および前記仮想統合ベアラ体感品質の各々とを比較した結果に基づいて、前記単一ベアラおよび前記仮想統合ベアラのうち前記要求体感品質を充足するいずれか1つを通信に利用するベアラとして選択するベアラ選択部とを備える。
本発明の実施形態に係る無線通信システムを示す図である。 本発明の実施形態に係る移動端末を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るベアラ選択方法を示すフローチャートである。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る無線通信システム100は、インターネットに接続された複数の無線LAN基地局10aと、インターネットに接続されかつ相互に接続された複数のLTE(Long Term Evolution)基地局10bと、無線LAN基地局10aおよびLTE基地局10bの各々と無線通信を行うことが可能な移動端末30とを備える。無線通信システム100は、インターネットに接続されたベアラ情報提供サーバ200を更に備えていてもよい。
なお、上述した各基地局10が従う通信規約は、説明のための例示に過ぎない。例えば、基地局10aまたは基地局10bは、第3世代移動通信(3G)の基地局であってもよいし、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)基地局であってもよいし、無線MANその他の通信規約に従う基地局であってもよい。すなわち、無線システム100内には複数の通信規約の各々に対応する複数の基地局10が存在している。
また、1つの通信規約に従う複数の基地局10が、インターネットとは異なる独自のネットワークを形成していてもよい。例えば、図1の複数のLTE基地局10bは、相互に接続されてLTEネットワークを形成している。
移動端末30は、在圏しているエリア(セル等)に存在する基地局10と、単一ベアラを利用して無線通信を行う。移動端末30は、単一の基地局10のみと無線通信を行うことも可能であるし、複数の基地局10と同時に無線通信を行うことも可能である。例えば、図1に示すように、複数のエリア(無線LAN基地局10aのエリアおよびLTE基地局10bのエリア)が重なり合う位置に移動端末30が位置している場合には、無線LAN基地局10aおよびLTE基地局10bと同時に無線通信を行うこと(マルチホーミングによる無線通信を行うこと)が可能である。
単一ベアラは基地局10と一対一で対応している。そのため、複数の基地局10の各々とマルチホーミングによる無線通信を行う場合には、移動端末は同時に複数の単一ベアラ(仮想統合ベアラ)を利用して無線通信を行うこととなる。
すなわち、移動端末30は、同時に複数の通信規約に従って無線通信を行うことが可能な移動端末である。図1の例では、移動端末30は、基地局10aと無線通信可能な無線LAN端末であり、かつ、基地局10bと無線通信可能なLTE移動局である。上述した各基地局10における説明と同様に、移動端末30が従う上記の通信規約はあくまで一例であって、移動端末30は任意の2以上の通信規約に従って無線通信を行うことが可能である。また、移動端末30は、IEEE802.21に規定されるMIH(Media Independent Handover)プロトコル等を利用して、異なる通信規約に従う基地局間でのハンドオーバ(異種網間ハンドオーバ)を実行することが可能である。
図2に、移動端末30の構成の一例を示す。図2に示すように、移動端末30は、制御CPU(Central Processing Unit)40と、アプリケーションCPU50と、記憶部60と、入力部70と、第1無線インタフェース80と、第2無線インタフェース90とを備える。第1無線インタフェース80には第1アンテナ82が接続され、第2無線インタフェース90には第2アンテナ92が接続されている。第1無線インタフェース80および第1アンテナ82は無線LANに適応されており、第2無線インタフェース90および第2アンテナ92はLTEに適応されている。なお、移動端末30が従う通信規約によって無線インタフェースおよびアンテナが適応される通信規約の種類が可変であることは当然である。また、移動端末30が従う通信規約の数に応じて無線インタフェース数およびアンテナ数が可変であることも当然である。
制御CPU40は、要求QoE決定部402と、単一ベアラQoE決定部404と、仮想統合ベアラQoE決定部406と、ベアラ選択部408と、通信部410とを備える。制御CPU40のこれらの要素は、制御CPU40がコンピュータプログラムを実行し、そのコンピュータプログラムに従って機能することにより実現される機能ブロックである。
要求QoE決定部402は、移動端末30のアプリケーションCPU50により実行中の1つ以上の通信サービスが要求する通信サービス品質(QoS)に基づいて、移動端末30のユーザが要求するQoE(要求QoE)を決定し、記憶部60に記憶する。
単一ベアラQoE決定部404は、移動端末30が在圏しているエリアの基地局10に対応する、移動端末30が利用可能なベアラを検出し、検出されたベアラを利用して移動端末30が無線通信を行った場合にユーザが体感するQoEを、検出されたベアラ毎(すなわち、単一ベアラ毎)に決定し、記憶部60に記憶する。移動端末30が1つのエリアのみに在圏している場合は、そのエリアと対応した基地局10に対応する1つのベアラのみが検出され、検出された1つのベアラを利用した場合のQoEが決定される。移動端末30が複数のエリアに跨って在圏している場合は、複数のエリア(すなわち複数の基地局10)と一対一で対応した複数の単一ベアラが検出され、検出された複数の単一ベアラの各々についてQoEが決定される。
仮想統合ベアラQoE決定部406は、2つ以上の単一ベアラを仮想統合ベアラとして同時に利用して移動端末30が無線通信を行った場合にユーザが体感するQoE(仮想統合ベアラQoE)を、仮想統合ベアラ毎に決定し、記憶部60に記憶する。利用可能な単一ベアラが2つの場合には、この2つの単一ベアラからなる仮想統合ベアラのみが仮想統合ベアラとして利用可能であるから、この仮想統合ベアラのQoEが決定される。利用可能な単一ベアラが3つ以上ある場合には、組合せ可能な全ての仮想統合ベアラについてQoEを決定し得る。例えば、ベアラA、ベアラB、およびベアラCの3つの単一ベアラが存在する場合には、ベアラAとBとからなる仮想統合ベアラ、ベアラAとCとからなる仮想統合ベアラ、ベアラBとCとからなる仮想統合ベアラ、およびベアラAとBとCとからなる仮想統合ベアラの各々についてQoEを決定しうる。すなわち、仮想統合ベアラは2つ以上の任意の数のベアラから構成され得、構成され得る仮想統合ベアラ毎にQoEを決定し得る。なお、組合せ可能な全ての仮想統合ベアラのうち一部のみについてQoEを決定することとしてもよい。
ベアラ選択部408は、要求QoE決定部402が決定した要求QoEと、単一ベアラQoE決定部404が決定した単一ベアラQoEの各々および仮想統合ベアラQoE決定部406が決定した仮想統合ベアラQoEの各々とを比較し、比較した結果に基づいて、単一ベアラおよび仮想統合ベアラのうち要求QoEを充足するいずれか1つを、通信に利用するベアラとして選択する。
通信部410は、ベアラ選択部408が選択したベアラを用いて無線通信を行う。ベアラ選択部408が単一ベアラを選択した場合には、単一ベアラを利用して単一の基地局10と無線通信を行う。ベアラ選択部408が仮想統合ベアラを選択した場合には、複数の単一ベアラを仮想統合ベアラとして同時に利用して、仮想統合ベアラを構成する複数の単一ベアラに一対一で対応する複数の基地局10と無線通信を行う。
また、通信部410はハンドオーバの制御を行う。例えば、移動端末30が第1通信規約に対応する単一ベアラのみを利用して無線通信を行っている際に、第2通信規約に対応する単一ベアラにハンドオーバすることが必要になった場合は、MIHプロトコル等を利用してハンドオーバを実行する。
図3は、通信中の移動端末30においてハンドオーバトリガが生成された場合のベアラ選択動作を示すフローチャートである。ハンドオーバトリガは、例えば、通信に利用しているベアラの電波強度が所定の閾値を下回った場合、または、無線通信中のベアラが提供するQoEが要求QoEを下回った場合に生成されるように設定され得る。
図示しないトリガ発生部がハンドオーバトリガを生成して制御CPU40に供給すると、制御CPU40の要求QoE決定部402は、実行中の通信サービスが要求するQoSに基づいて要求QoEを決定し、記憶部60に記憶する(ステップS10)。例示として、アプリケーションCPU50がVoIP(Voice over Internet Protocol)による音声通話サービスと動画ストリーミングサービスとの2つの通信サービスを実行している場合を考える。音声通話サービスが要求するQoSは「スループット1Mbps(bits per second)および転送遅延50ミリ秒以内」であり、動画ストリーミングサービスが要求するQoSは「スループット5Mbpsおよび転送遅延100ミリ秒以内」であるとする。要求QoE決定部402は、要求QoEの決定に先立ち、実行中の通信サービスが要求するQoSのうち最も高く要求されるQoS(換言すると、ユーザが体感する品質を最も高めるQoS)を、移動端末30が全体として要求するQoSとする。すなわち、スループット1Mbpsと比較した場合により多くのデータを単位時間あたりに送信できる「スループット5Mbps」と、転送遅延100ミリ秒以内と比較した場合により遅延が少ない「転送遅延50ミリ秒以内」とを、移動端末30が全体として要求するQoSとする。そして、要求QoE決定部402は、移動端末30が全体として要求するQoSである「スループット5Mbpsおよび転送遅延50ミリ秒以内」に基づいて要求QoEを算出し、VoIP音声通話サービスおよび動画ストリーミングサービスが実行されている場合の要求QoEとして記憶部60に記憶する。要求QoEは、例えばR値として算出され記憶されると好適である。
また、要求QoE決定部402は、アプリケーションCPU50が単一の通信サービスのみを実行している場合には、その通信サービスが要求するQoSを移動端末30が要求するQoSとして用いて要求QoEを算出し、記憶部60に記憶する。
なお、実行中の通信サービスに対応する要求QoEが既に記憶部60に記憶されている場合、要求QoE決定部402は、要求QoEを新たに決定する代わりに、記憶部60に記憶されている要求QoEを読み出して要求QoEとしてもよい。
ステップS10で要求QoEが決定されると、続いて、単一ベアラQoE決定部404が、単一ベアラを利用して移動端末30が無線通信を行った場合にユーザが体感するQoE(単一ベアラQoE)を、無線通信に利用可能な単一ベアラ毎に決定し、記憶部60に記憶する(ステップS20)。単一ベアラの品質に関する情報は、ベアラ情報提供サーバ200(例えば、802.21インフォメーションサーバ)および基地局10のいずれか一方または双方に記憶されている。そのため、単一ベアラQoE決定部404は、ベアラ情報提供サーバ200または基地局10から単一ベアラの各々の品質に関する情報を取得して、単一ベアラQoEを決定することができる。ここで、単一ベアラQoE決定部404が取得する単一ベアラの品質に関する情報は、単一ベアラのQoS(スループット、転送遅延等)であってもよいし、単一ベアラのQoE(R値等)そのものであってもよい。単一ベアラのQoSを取得した場合には、取得したQoSから単一ベアラQoEを算出することができる。
また、単一ベアラQoE決定部404は、実際に単一ベアラの各々を利用して無線通信を行い、その無線通信の結果を測定して単一ベアラの品質に関する情報を得て、単一ベアラQoEを決定することもできる。例えば、無線通信の結果からQoSを得て、得られたQoSに基づいてQoEを決定してもよいし、無線通信によってユーザが実際に体感したQoEを、ユーザが入力部70を操作して入力して単一ベアラQoEを決定してもよい。
実際に無線通信を行って品質を決定する場合、無線通信を行って決定した単一ベアラの品質に関する情報を、ベアラ情報提供サーバ200および基地局10のいずれか一方または双方に送信して記憶させると好適である。
なお、無線通信に利用可能な単一ベアラの単一ベアラQoEが既に記憶部60に記憶されている場合、単一ベアラQoE決定部404は、単一ベアラQoEを新たに決定する代わりに、記憶部60に記憶されている単一ベアラQoEを読み出して単一ベアラQoEとしてもよい。
ステップS20で単一ベアラQoEが決定されると、続いて、仮想統合ベアラQoE決定部406が、仮想統合ベアラを利用して移動端末30が無線通信を行った場合にユーザが体感するQoE(仮想統合ベアラQoE)を、仮想統合ベアラ毎に決定し、記憶部60に記憶する(ステップS30)。具体的には、単一ベアラが提供するサービス品質等の通信条件を合算して、合算した通信条件に基づいて仮想統合ベアラQoEを決定する。
図1の構成を例として、以下に仮想統合ベアラQoEの決定手順を説明する。移動端末30が在圏するエリアに対応する基地局10が2つ存在するから、移動端末30が通信に利用できる単一ベアラも2つである。したがって、仮想統合ベアラQoE決定部406は、基地局10aに対応する単一ベアラ(以下単一ベアラaと称する)と基地局10bに対応する単一ベアラ(以下単一ベアラbと称する)とからなる仮想統合ベアラを用いた際のQoEを決定する。説明のため、単一ベアラaにより「スループット1Mbps、伝送遅延100ミリ秒、利用料金1000円」という通信条件が提供され、単一ベアラbにより「スループット9Mbps、伝送遅延20ミリ秒、利用料金5000円」という通信条件が提供される場合を考える。この場合、仮想統合ベアラQoE決定部406は、単一ベアラaと単一ベアラbとをからなる仮想統合ベアラを利用して無線通信する場合、この仮想統合ベアラにより提供されるのは「スループット10Mbps(1Mbps(単一ベアラa)+9Mbps(単一ベアラb))、伝送遅延28ミリ秒(1/10×100ミリ秒(単一ベアラa)+9/10×20ミリ秒(単一ベアラb))、利用料金6000円(1000円(単一ベアラa)+5000円(単一ベアラb))」という通信条件であると算出する。
すなわち、スループットは単位時間あたりの情報伝送量であるから、単一ベアラaのスループットと単一ベアラbのスループットとを合計することにより仮想統合ベアラのスループットが得られる。伝送遅延については、異なる伝送遅延を有する複数の単一ベアラを同時に用いて伝送を行う場合には、単一ベアラにより伝送される情報量の割合に応じて単一ベアラ毎の伝送遅延が全体の伝送遅延に及ぼす影響が異なることから、仮想統合ベアラのスループット全体に対する単一ベアラのスループットの割合とその単一ベアラによる伝送遅延とを乗じた値を合計することにより仮想統合ベアラの伝送遅延が得られる。利用料金は、利用する単一ベアラ毎に利用料金が発生するから、単一ベアラaの利用料金と単一ベアラbの利用料金とを合計することにより仮想統合ベアラの利用料金が得られる。以上のように合算された仮想統合ベアラの通信条件に基づいて、仮想統合ベアラQoEが決定される。つまり、上述した例において「合算」とは、単に数値を合計することのみを意味するのではなく、通信条件の各々の性質に応じた計算方法により、複数の単一ベアラを同時に利用した場合に提供される通信条件を適切に算出する計算のことを意味する。
また、仮想統合ベアラQoE決定部406は、仮想統合ベアラを利用して無線通信を行った結果を測定して仮想統合ベアラQoEを決定してもよい。実際に仮想統合ベアラの各々を利用して無線通信を行い、その無線通信の結果を測定して仮想統合ベアラの品質に関する情報を得て、仮想統合ベアラQoEを決定することもできる。例えば、無線通信の結果から仮想統合ベアラのQoSを得て、得られたQoSに基づいてQoEを決定してもよいし、仮想統合ベアラを用いた無線通信によってユーザが実際に体感したQoEを、ユーザが入力部70を操作して入力することにより仮想統合ベアラQoEを決定してもよい。
なお、決定すべき仮想統合ベアラQoEが既に記憶部60に記憶されている場合、仮想統合ベアラQoE決定部406は、仮想統合ベアラQoEを新たに決定する代わりに、記憶部60に記憶されている仮想統合ベアラQoEを読み出して仮想統合ベアラQoEとしてもよい。
ステップS30で仮想統合ベアラQoEが決定されると、続いて、ベアラ選択部408が、無線通信に利用すべき(すなわち、ハンドオーバすべき)ベアラを選択する(ステップS40)。具体的には、記憶部60から要求QoEと単一ベアラQoEと仮想統合ベアラQoEとを読み出して、要求QoEと単一ベアラQoEおよび仮想統合ベアラQoEとのマッチングを実行して、無線通信に好適なベアラ(単一ベアラまたは仮想統合ベアラ)を選択する。要求QoEを充足するベアラのうち、最も要求QoEに近いQoEを提供するベアラを選択してもよいし、その他の公知のマッチングアルゴリズム(例えば、Fuzzy MADM(Multiple Attribute Decision Making)アルゴリズムまたはAHP(Analytic Hierarchy Process)アルゴリズム等)を用いてベアラを選択してもよい。
ステップS40でハンドオーバすべきベアラが選択されると、続いて、通信部410が選択されたベアラに対してハンドオーバを行う(ステップS50)。ハンドオーバ先として単一ベアラが選択された場合には、選択された単一ベアラに対して前述のMIHプロトコルを利用したハンドオーバを実行して通信を継続する。ハンドオーバ先として仮想統合ベアラが選択された場合には、選択された仮想統合ベアラ(すなわち、マルチホーミングにより仮想的に統合された複数の単一ベアラ)に対してハンドオーバを実行して通信を継続する。
以上に説明した実施の形態によれば、要求QoEを充足するベアラを選択して無線通信を行うので、QoSのみに基づいてベアラを選択して無線通信を行う構成と比較して、ユーザが体感する品質の観点から見てより好適なベアラを選択することができる。したがって、ユーザの利便性および利用満足度をより高めることが可能である。また、単一ベアラQoEに加えて仮想統合ベアラQoEをも決定することにより、単一ベアラにより実現されるQoEと仮想統合ベアラにより実現されるQoEとを簡便に比較することができる。したがって、より好適なベアラ(単一ベアラまたは仮想統合ベアラ)を簡易に選択でき、ユーザの体感品質をより高めることが可能である。さらに、仮想統合ベアラを用いて無線通信を行う場合には、仮想統合ベアラに含まれる複数の単一ベアラにトラヒックが分散される。したがって、ネットワーク負荷を低減することが可能である。
<変形例>
以上の実施の形態は多様に変形される。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は相互に矛盾しない限り適宜に併合され得る。
移動端末30は、複数の通信規約に従って複数の基地局10と無線通信可能な任意の装置である。例えば、移動端末30は、携帯電話端末でもよく、デスクトップ型パーソナルコンピュータでもよく、ノート型パーソナルコンピュータでもよく、UMPC(Ultra-Mobile Personal Computer)でもよく、携帯用ゲーム機でもよく、その他の無線端末でもよい。
要求QoE決定部402が、移動端末30において動作している2以上の通信サービスの各々が要求するQoSを合算して、合算したQoSに基づいて要求QoEを決定してもよい。この合算は、上述した仮想統合ベアラQoEを算出する際の合算と同様に行われ得る。この場合には、合算したQoSに基づいて決定された要求QoEに基づいてベアラを選択するので、全ての通信サービスのために同時に無線通信を行われる場合でも全ての通信サービス品質を充足できるベアラが選択される。
上述した形態では、要求QoE決定部402が、各通信サービスが要求するQoSに基づいて移動端末30が全体として要求するQoSを定め、この全体として要求するQoSに基づいて要求QoEを決定した。これに代えて、要求QoE決定部402が、各通信サービスが要求するQoEを決定し合算して、合算したQoEを移動端末30の要求QoEとしてもよい。また、要求QoE決定部402が、各通信サービスが要求するQoEを決定し、決定されたQoEのうち最も高く要求されるQoEを移動端末30の要求QoEとしてもよい。
上述した形態では、仮想統合ベアラQoE決定部406が、各単一ベアラが提供する通信条件を合算して、合算した通信条件に基づいて仮想統合ベアラQoEを決定した。これに代えて、仮想統合ベアラQoE決定部406が、単一ベアラQoE決定部404が決定した各単一ベアラQoEを合算して仮想統合ベアラQoEを決定してもよい。この場合には、既に決定された単一ベアラQoEを利用して仮想統合ベアラQoEを決定できるので処理が簡易となる。
上述した形態では、移動端末30においてハンドオーバトリガが発生した場合に、要求QoEと、単一ベアラQoEおよび仮想統合ベアラQoEとを比較した結果に基づいてハンドオーバすべきベアラを選択した。しかしながら、上述の内容はハンドオーバ時のみならず通信開始時にも適用可能である。すなわち、移動端末30が無線通信を開始する場合に、要求QoEと、単一ベアラQoEおよび仮想統合ベアラQoEとを比較した結果に基づいて、無線通信を行うべきベアラを選択することができる。この場合には、無線通信を行うべきベアラが要求QoEに基づいて選択されるので、無線通信の開始時から好適な体感品質を実現することが可能である。
移動端末30において、CPU(制御CPU40またはアプリケーションCPU50)が実行する各機能は、CPUの代わりに、ハードウェアで実行してもよいし、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array),DSP(Digital Signal Processor)等のプログラマブルロジックデバイスで実行してもよい。
10(10a、10b)……基地局、30……移動端末、40……制御CPU、402……要求QoE決定部、404……単一ベアラQoE決定部、406……仮想統合ベアラQoE決定部、408……ベアラ選択部、410……通信部、50……アプリケーションCPU、60……記憶部、70……入力部、80……第1無線インタフェース、90……第2無線インタフェース、100……無線通信システム、200……ベアラ情報提供サーバ。

Claims (8)

  1. 複数の基地局と、
    複数の前記基地局に一対一で対応する複数のベアラを利用して複数の前記基地局の各々と無線通信を行うことが可能な移動端末と
    を備える無線通信システムであって、
    前記移動端末は、
    前記移動端末において動作している通信サービスが要求する通信サービス品質に基づいて、前記移動端末のユーザが要求する要求体感品質を決定する要求体感品質決定部と、
    複数の前記ベアラのうちの1つである単一ベアラを利用して前記移動端末が無線通信を行った場合に前記ユーザが体感する単一ベアラ体感品質を、前記単一ベアラ毎に決定する単一ベアラ体感品質決定部と、
    複数の前記ベアラのうち2つ以上をマルチホーミングによる仮想統合ベアラとして同時に利用して前記移動端末が無線通信を行った場合に前記ユーザが体感する仮想統合ベアラ体感品質を、前記仮想統合ベアラ毎に決定する仮想統合ベアラ体感品質決定部と、
    決定された前記要求体感品質と、決定された前記単一ベアラ体感品質の各々および前記仮想統合ベアラ体感品質の各々とを比較した結果に基づいて、前記単一ベアラおよび前記仮想統合ベアラのうち前記要求体感品質を充足するいずれか1つを通信に利用するベアラとして選択するベアラ選択部と
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記要求体感品質決定部は、前記移動端末において動作している2以上の通信サービスの各々が要求する前記通信サービス品質のうち、最も高く要求される前記通信サービス品質に基づいて、前記要求体感品質を決定する
    請求項1の無線通信システム。
  3. 前記要求体感品質決定部は、前記移動端末において動作している2以上の通信サービスの各々が要求する前記通信サービス品質を合算して、合算した通信サービス品質に基づいて前記要求体感品質を決定する
    請求項1または2の無線通信システム。
  4. 前記単一ベアラ体感品質決定部は、前記無線通信システムが備えるベアラ情報提供サーバまたは前記基地局から前記単一ベアラ体感品質についての情報を取得して前記単一ベアラ体感品質を決定する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  5. 前記単一ベアラ体感品質決定部は、前記単一ベアラの各々を利用して無線通信を行った結果を測定して前記単一ベアラ体感品質を決定する
    請求項1から4のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  6. 前記仮想統合ベアラ体感品質決定部は、前記仮想統合ベアラに含まれる複数の前記単一ベアラが提供する通信条件を合算して、合算した通信条件に基づいて前記仮想統合ベアラ体感品質を決定する
    請求項1から5のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  7. 前記仮想統合ベアラ体感品質決定部は、前記仮想統合ベアラの各々を利用して無線通信を行った結果を測定して前記仮想統合ベアラ体感品質を決定する
    請求項1から6のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  8. 複数の基地局に一対一で対応する複数のベアラを利用して複数の前記基地局の各々と無線通信を行うことが可能な移動端末であって、
    前記移動端末は、
    前記移動端末において動作している通信サービスが要求する通信サービス品質に基づいて、前記移動端末のユーザが要求する要求体感品質を決定する要求体感品質決定部と、
    複数の前記ベアラのうちの1つである単一ベアラを利用して無線通信を行った場合に前記ユーザが体感する単一ベアラ体感品質を、前記単一ベアラ毎に決定する単一ベアラ体感品質決定部と、
    複数の前記ベアラのうち2つ以上をマルチホーミングによる仮想統合ベアラとして同時に利用して無線通信を行った場合に前記ユーザが体感する仮想統合ベアラ体感品質を、前記仮想統合ベアラ毎に決定する仮想統合ベアラ体感品質決定部と、
    決定された前記要求体感品質と、決定された前記単一ベアラ体感品質の各々および前記仮想統合ベアラ体感品質の各々とを比較した結果に基づいて、前記単一ベアラおよび前記仮想統合ベアラのうち前記要求体感品質を充足するいずれか1つを通信に利用するベアラとして選択するベアラ選択部と
    を備えることを特徴とする移動端末。
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