JP5557881B2 - Curing water recovery device and curing water recovery method - Google Patents
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Description
本発明は、養生水回収装置及び養生水回収方法に関するものである。 The present invention relates to a curing water recovery apparatus and a curing water recovery method.
アーチ状のトンネルの内壁面に打設された覆工コンクリートを養生するための養生装置として、例えば特許文献1に開示されるように、シート材と覆工コンクリートとの間の空間に霧状の水を噴霧して養生を行うものが提案されている。 As a curing device for curing the lining concrete placed on the inner wall surface of the arch-shaped tunnel, for example, as disclosed in Patent Document 1, a mist-like space is formed in the space between the sheet material and the lining concrete. The thing which sprays water and cures is proposed.
ところで、水を噴霧して覆工コンクリートの養生を行う場合、十分な養生を行うために噴霧量を多めにする結果、余剰の水が覆工コンクリート内壁面を伝って路盤に落下し、路盤に溜まった水が作業者や作業機械の往来の妨げになる等の問題が生じる。 By the way, when curing the lining concrete by spraying water, as a result of increasing the spray amount to perform sufficient curing, excess water falls along the inner wall surface of the lining concrete and falls to the roadbed, Problems such as accumulated water hindering the traffic of workers and work machines occur.
本発明は、上述のような問題点を解決したもので、余剰の養生水が覆工コンクリート内壁面を伝って路盤に落下することを防止することができ、また、回収した養生水を再利用することもできる極めて実用性に秀れた養生水回収装置及び養生水回収方法を提供するものである。 The present invention solves the above-mentioned problems, can prevent excess curing water from falling on the roadbed along the inner wall of the lining concrete, and reuses the recovered curing water. It is intended to provide a curing water recovery device and a curing water recovery method that are extremely practical and can be used.
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。 The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
トンネル内壁面に打設された覆工コンクリート1を養生する際に用いる養生水を回収する養生水回収装置であって、覆工コンクリート1の内壁面を伝って落下する養生水2を受ける樋部材3と、この樋部材3を前記覆工コンクリート1の内壁面に係止する係止部材4とから成り、前記係止部材4は、前記覆工コンクリート1の内壁面に設けた被係止部材6に係止する係止部7と前記樋部材3を支持する支持部8とを有することを特徴とする養生水回収装置に係るものである。
A curing water recovery device for recovering curing water used when curing the lining concrete 1 placed on the inner wall surface of the tunnel, and receiving the aging water 2 falling along the inner wall surface of the lining concrete 1 3 and a
また、請求項1記載の養生水回収装置において、前記樋部材3には、前記覆工コンクリート1の内壁面と接触して該覆工コンクリート1の内壁面を伝って落下する養生水2を該樋部材3内へとガイド導入するガイド導入部5が設けられていることを特徴とする養生水回収装置に係るものである。
The curing water recovery apparatus according to claim 1, wherein the dredging
また、請求項1,2いずれか1項に記載の養生水回収装置において、前記樋部材3は、前記覆工コンクリート1の左右の内壁面に夫々、トンネル長手方向一端側若しくは他端側に養生水2を集めるようにトンネル長手方向に複数並設されていることを特徴とする養生水回収装置に係るものである。
Further, in the curing water recovery apparatus according to any one of claims 1 and 2, the dredging
また、請求項3記載の養生水回収装置において、前記樋部材3はトンネル長手方向一端側若しくは他端側に傾斜するように設けられていることを特徴とする養生水回収装置に係るものである。
Moreover, the curing water collection | recovery apparatus of
また、請求項3,4いずれか1項に記載の養生水回収装置において、前記複数の樋部材3同士は連結部材9を介して連結されており、この連結部材9は、前記樋部材3の裏面側に重合せしめられ隣接する樋部材3同士を連通せしめる連通部材10と、この連通部材10を前記樋部材3に固定する固定部材11とで構成されていることを特徴とする養生水回収装置に係るものである。
Moreover, the curing water collection | recovery apparatus of any one of
また、請求項5記載の養生水回収装置において、前記連通部材10は、隣接する前記樋部材3同士間裏面側に重合せしめられる基部33と、隣接する前記樋部材3同士間に配設されるループ状若しくは鉤状の突出部15とから成り、前記固定部材11は、前記隣接する前記樋部材3同士間表面側において前記突出部15に挿入される楔部材であることを特徴とする養生水回収装置に係るものである。
Further, in the curing water collecting apparatus according to
また、請求項1〜6いずれか1項に記載の養生水回収装置において、前記係止部材4は上端側に前記係止部7が設けられ、下端側に前記支持部8が設けられたもので、前記被係止部材6に吊下げ係止されるフック形状に構成されていることを特徴とする養生水回収装置に係るものである。
Moreover, the curing water collection | recovery apparatus of any one of Claims 1-6 WHEREIN: As for the said
また、請求項7記載の養生水回収装置において、前記樋部材3の吊下げ高さ及び前記樋部材3の支持角度を可変し得るように前記係止部材4が構成されていることを特徴とする養生水回収装置に係るものである。
Further, in the curing water recovery apparatus according to
また、請求項1〜8いずれか1項に記載の養生水回収装置において、前記樋部材3に集まった前記養生水2を回収する回収機構が設けられていることを特徴とする養生水回収装置に係るものである。
Moreover, the curing water collection | recovery apparatus of any one of Claims 1-8 WHEREIN: The collection | recovery mechanism which collect | recovers the said curing water 2 gathered in the said dredging
また、請求項1〜9いずれか1項に記載の養生水回収装置において、前記覆工コンクリート1の内壁面には、前記覆工コンクリート1に養生水2を供給する養生装置12をトンネル長手方向に移動させるためのレール13が設けられ、前記被係止部材6は、前記レール13を支承する支承部材14に架設される横架部材であることを特徴とする養生水回収装置に係るものである。
Moreover, the curing water collection | recovery apparatus of any one of Claims 1-9 WHEREIN: On the inner wall surface of the said lining concrete 1, the curing apparatus 12 which supplies the curing water 2 to the said lining concrete 1 is a tunnel longitudinal direction.
また、請求項1〜10いずれか1項に記載の前記養生水回収装置における前記係止部材4の係止部7を前記被係止部材6に係止すると共に前記係止部材4の支持部8に前記樋部材3を支持せしめ、この樋部材3をトンネル長手方向に複数設けた後、前記トンネル内を移動する養生装置12により前記覆工コンクリート1に養生水2を供給し、前記覆工コンクリート1の内壁面を伝う養生水2を前記樋部材3を用いて回収することを特徴とする養生水回収方法に係るものである。
In addition, the
本発明は上述のように構成したから、余剰の養生水が覆工コンクリート内壁面を伝って路盤に落下することを防止することができ、また、回収した養生水を再利用することもできる極めて実用性に秀れた養生水回収装置及び養生水回収方法となる。 Since the present invention is configured as described above, it is possible to prevent excess curing water from falling on the roadbed along the inner wall surface of the lining concrete, and it is also possible to reuse the recovered curing water. It becomes the curing water collection | recovery apparatus and curing water collection | recovery method excellent in practicality.
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。 An embodiment of the present invention which is considered to be suitable will be briefly described with reference to the drawings showing the operation of the present invention.
樋部材3を覆工コンクリート1の内壁面に設けることで、養生装置による養生水2の供給量が過剰であっても、覆工コンクリート1の内壁面を伝って落下する養生水2を樋部材3で回収することができる。また、この際、例えば覆工コンクリート1の内壁面に接触するガイド導入部5を設けた場合には、養生水2を良好に樋部材3内へガイド導入することが可能となる。
By providing the
また、樋部材3の覆工コンクリート1の内壁面への取付けは、係止部材4を用いて容易に行うことができる。例えば、係止部材4の係止部7を被係止部材6に係止すると共に係止部材4の支持部8に樋部材3を支持せしめ、この樋部材3を(ガイド導入部5が覆工コンクリート1の内壁面に接触するように)トンネル長手方向に複数設けることで、トンネル内を移動する養生装置12により供給されて覆工コンクリート1の内壁面を伝って落下する養生水2を、この樋部材3により簡易且つ良好に集水・回収・再利用することができる。
Further, the
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。 Specific embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施例は、トンネル内壁面に打設された覆工コンクリート1を養生する際に用いる養生水を回収する養生水回収装置であって、養生中の覆工コンクリート1の内壁面を伝って落下する養生水2を受ける樋部材3と、この樋部材3を前記覆工コンクリート1の内壁面に係止する係止部材4とから成り、前記樋部材3には、前記覆工コンクリート1の内壁面と接触して該覆工コンクリート1の内壁面を伝って落下する養生水2を該樋部材3内へとガイド導入するガイド導入部5が設けられ、前記係止部材4は、前記覆工コンクリート1の内壁面に設けた被係止部材6に係止する係止部7と前記樋部材3を支持する支持部8とを有する養生水回収装置である。
The present embodiment is a curing water recovery device for recovering curing water used when curing the lining concrete 1 placed on the inner wall surface of the tunnel, and falls along the inner wall surface of the lining concrete 1 during curing. And a retaining
具体的には、本実施例は、図1に図示したように、養生水2を噴霧若しくは散水する養生水供給機構と、前記覆工コンクリート内壁面と間隔をおいて設けられる架台17と、前記覆工コンクリート1の左右の対向内壁面に夫々設けられトンネル長手方向に延びる一対のレール13とから成り、前記架台17には前記覆工コンクリート内壁面との間に空間を形成する遮水性を有するシート材18が設けられ、更に、前記架台17には前記レール13上を走行可能な走行部19(車輪)が設けられている養生装置12を用いる場合について説明する。図中符号20は噴霧口である。
Specifically, as shown in FIG. 1, the present embodiment includes a curing water supply mechanism that sprays or sprinkles curing water 2, a
即ち、本実施例に用いる養生装置12は、アーチ状の覆工コンクリート1を打設する覆工型枠により一時に打設され該覆工型枠の前進移動により露出した所定区間(例えば1日に約10mずつ打設)の覆工コンクリート1の表面と対向するように、覆工型枠の後方にシート材18を設ける架台17を設け、この架台17を覆工型枠に連結し、覆工型枠移動に伴って追従移動せしめつつ養生を行うものであり、覆工型枠による打設・前進移動による養生を要する覆工コンクリート1の表面区間の増加に伴い、順次後方に架台を(約10m単位で1台ずつ)増設連結するか若しくは1つの架台で前進・後進を繰り返して対象区間を逐次養生していくものである。
That is, the curing device 12 used in this embodiment is a predetermined section (for example, one day) that is placed at a time by a lining formwork for placing the arched lining concrete 1 and exposed by the forward movement of the lining formwork. The
各部を具体的に説明する。 Each part will be specifically described.
樋部材3としては、図2,3に図示したような、金属製の断面視L字状のもの(アングル材)を採用している。この樋部材3の覆工コンクリート内壁面側の片部の内面には、覆工コンクリート内壁面側に突出するように厚さ数mmのゴムシート(ガイド導入部5)が樋部材3の長手方向全長にわたって貼着されている。
As the
この樋部材3を、前記覆工コンクリート1の左右の内壁面に夫々、トンネル長手方向一端側若しくは他端側に養生水2を集めるようにトンネル長手方向に沿って複数並設する。即ち、トンネル底面(路盤)がトンネル長手方向一端側(若しくは他端側)に向かって下り若しくは上り傾斜している場合には、トンネル底面と水平になるように設けてもいずれかの方向に集まることになる。また、トンネル底面が水平の場合には、一端側若しくは他端側に集まるように(係止部材4を調整するか、後述する横架部材を傾斜させることで)樋部材3をトンネル底面に対して適宜傾斜させて設ける。
A plurality of the
これら複数の樋部材3同士は連結部材9を介して連結されている。この連結部材9は、図4,5に図示したように、前記樋部材3の裏面側に重合せしめられ隣接する樋部材3(の通水部)同士を連通せしめる断面視L字状の板状の連通部材10と、この連通部材10を前記樋部材3に固定する固定部材11とで構成されている。
The plurality of
本実施例においては、前記連通部材10は、隣接する前記樋部材3同士間裏面側に重合せしめられる基部33と、隣接する前記樋部材3同士間に配設されるループ状若しくは鉤状の突出部15とから成り、前記固定部材11は、前記隣接する前記樋部材3同士間表面側において前記突出部15に挿入される(突出部15及び連通部材10が裏面側に重合された樋部材3の相互対向面間に圧入される)楔部材から成るものを採用している。即ち、突出部15は、隣接する樋部材3同士の対向間隙を通過突出し得るループ状若しくは鉤状(本実施例ではループ状のものを採用)の通過突出部15である。図中符号16は、樋部材3の裏面との密着性を高め養生水2の漏出を防止するためのゴムシートである。
In the present embodiment, the
なお、本実施例においては上記構成の連結部材9を採用しているが、例えば、樋部材3同士を直接ボルトで連結する構成等、他の構成を採用しても良い。
In addition, in the present Example, although the
また、係止部材4は、上端側に前記係止部7が設けられ下端側に前記支持部8が設けられた前記被係止部材6に吊下げ係止されるフック形状に構成されている。
The locking
この係止部材4は、樋部材3の被係止部材6からの吊下げ高さ及び前記樋部材3の支持角度を可変し得るように構成されている。即ち、係止部材4は金属製の細長い板材の上端側を略U字状に折曲して係止部7を形成し、下端側を略コ字状に折曲して支持部8を形成している。この支持部8は、下端側寄り部位を略90°折り曲げて形成される樋部材3の底面裏側が丁度嵌合する嵌合部21と、この嵌合部21の上方部位を略120°折り曲げて形成される該嵌合部21に嵌合状態で支持される樋部材3の支持角度を規定する支持角度規定部22とで構成されている。従って、係止部7の折返し長さ(吊下げ高さ)及び支持部8の支持角度規定部22の開き角度(ガイド導入部5の密着具合)を夫々適宜調整設定することが可能となる。
The locking
また、前記樋部材3で集めた前記養生水2を回収する回収機構が、複数の樋部材3の下流端に設けられている。本実施例の回収機構は、図6に図示したように、貯水タンク23と、この貯水タンク23へと養生水2をガイドする集水ガイド導入部24と、再利用のための処理を行う再利用部へ送水するポンプとで構成されている。集水ガイド導入部24(回収機構)は、全部の樋部材3に対して一つだけ設けても良いし、所定数の樋部材3毎にその下流端に設ける構成(複数設ける構成)としても良い。また、集水ガイド導入部24は、上記連結部材9を用いて樋部材3と連結される。図中符号25は一端部が集水ガイド導入部24の排水口26に接続され、他端部から貯水タンク23へ排水するホースである。
A recovery mechanism for recovering the curing water 2 collected by the dredging
また、被係止部材6は、前記覆工コンクリート1に養生水2を供給して養生する養生装置12をトンネル長手方向に移動させるためのレール13を支承する支承部材14に架設される横架部材(金属製パイプ)としている。
In addition, the locked
本実施例においては支承部材14として、覆工コンクリート1を打設する際に少なくとも一部が該覆工コンクリート1の前記左右の対向内壁面に埋設された(覆工コンクリート1と共に設けられた)取付ボルト27(スタッドボルト)に、ナット28等を用いて取り付けられるレール支承具(レールブラケット)を採用している。レール13は、レール13の底面の挿通孔及びレール支承具の水平上面部に設けた長窓を挿通せしめたボルト30及びナット31を用いて固定される。
In this embodiment, at the time of placing the lining concrete 1 as the
本実施例においては、取付ボルト27は、トンネル長手方向に所定間隔で複数並設され、この取付ボルト27はレール支承具によりレール13をトンネル縦断勾配と平行に支持できるように夫々所定高さ位置(トンネル底面から同じ高さの位置)となるように覆工コンクリート1の打設時に設けられる。
In the present embodiment, a plurality of mounting
このレール支承具には、横架部材を挿通して支持するための挿通開口部29が形成されており、この挿通開口部29を通じて横架されて(更に針金等を用いて固定されて)、トンネル長手方向に一つ若しくは複数配設される。横架部材は、通常、上述の通りトンネル縦断勾配と平行に設けられるレール支承具によりトンネル底面と平行(水平)に配設されるが、レール支承具をトンネル長手方向で徐々に傾斜するように設けるか、挿通開口部29(における横架部材支持部32)をトンネル長手方向で徐々に傾斜するように設ける等してトンネル底面に対して傾斜状態に設けても良い。このように、本実施例は、上記養生装置12を移動させるためのレール13を支承するレール支承具を利用して、これに係止部材4を吊下げる構成であるため、測量をすることなく樋部材3を容易に設置することが可能となる。
In this rail support, an
従って、本実施例は、係止部材4の係止部7を被係止部材6に引っ掛け係止した後、支持部8に樋部材3を支持せしめ(係止部7を引っ掛け係止する前に支持部8に樋部材3を支持させても良い。)、ガイド導入部5の密着度合を適宜修正し、これを繰り返して複数の樋部材3を並設し、下流端に回収機構を設けることで、トンネル内を移動する養生装置12により供給されて覆工コンクリート内壁面を伝って落下する養生水2を前記樋部材3を用いて回収し再利用することが可能となる。
Therefore, in this embodiment, after the locking
本実施例は上述のように構成したから、覆工型枠により打設された覆工コンクリート1の養生対象部分に架台を移動せしめ、シート材と覆工コンクリート内壁面との間の空間に、養生水供給機構により霧状の水を噴霧するなどして当該部分の養生を行う際、覆工コンクリート内壁面を伝って落下する養生水2をガイド導入部5を通じて樋部材3で回収することができる。
Since the present embodiment is configured as described above, the pedestal is moved to the curing target portion of the lining concrete 1 placed by the lining formwork, and the space between the sheet material and the lining concrete inner wall surface, When curing the part by spraying mist water with the curing water supply mechanism, the curing water 2 that falls along the inner wall surface of the lining concrete can be recovered by the
また、樋部材3の覆工コンクリート内壁面への取付けは、係止部材4を養生装置12のレールを支承する支承部材14を利用して架設される横架部材を用いて極めて容易に行うことができる。
Further, the
よって、係止部材4の係止部7を被係止部材6としての横架部材に係止すると共に係止部材4の支持部8に樋部材3を支持せしめ、この樋部材3をガイド導入部5が覆工コンクリート内壁面に接触するようにトンネル長手方向に沿って複数設けることで、トンネル内を移動する養生装置12により供給されてトンネル内壁面を伝って落下する養生水2を、樋部材3を用いて集水し回収・再利用することが容易に行えることになる。
Accordingly, the locking
また、本実施例は、養生装置12とは別個に、予め樋部材3を配設する構成であるから、以下の作用効果を奏する。
Moreover, since the present Example is the structure which arrange | positions the
部材が軽量であり、設置が容易となる。また、養生装置12と分離することで、養生装置12をそれだけ軽量化でき、レールも簡易なものが採用でき、レールブラケット及びレールを軽量化でき、作業員の負担を低減できる。また、打設直後のコンクリートへの負担を軽減できる。 The member is lightweight and easy to install. Further, by separating from the curing device 12, the curing device 12 can be reduced in weight, a simple rail can be adopted, the rail bracket and the rail can be reduced in weight, and the burden on the worker can be reduced. Moreover, the burden on the concrete immediately after placing can be reduced.
また、養生装置12と分離するため、(係止部材4により)トンネル断面の下部に設置するため、覆工面を広範囲で散水養生できる(回収樋まで流れる余剰水も覆工面を濡らすことで養生になる。)。 Also, because it is separated from the curing device 12, it is installed at the lower part of the tunnel cross section (by the locking member 4), so the lining surface can be sprinkled over a wide range (excess water flowing to the recovery tank can also be cured by wetting the lining surface) Become.).
また、覆工コンクリート内壁面に凹凸がある場合も取付け可能であり、断面形状が変わっても容易に取り付けることができる。また、複数の樋部材3を用いるため、曲線部にも精度よく設置できる。
Moreover, it can be attached when the inner wall surface of the lining concrete has irregularities, and can be easily attached even if the cross-sectional shape changes. Moreover, since the some
また、予め覆工コンクリート内壁面に固定設置することで、コンクリート面の擦れによる障害を最小限にできる。 Moreover, the obstacle by rubbing of the concrete surface can be minimized by fixing and installing in advance on the inner wall surface of the lining concrete.
また、貯水タンクと送水ポンプを定位置とすることができるから、水の供給が容易となり、ヒーターやフィルター等を追加し易く、それだれ良好な養生が可能となる。 In addition, since the water storage tank and the water pump can be set in place, it is easy to supply water, and it is easy to add a heater, a filter, and the like, so that good curing is possible.
よって、本実施例は、余剰の養生水が覆工コンクリート内壁面を伝って路盤に落下することを防止することができ、また、回収した養生水を再利用することもできる極めて実用性に秀れたものとなる。 Therefore, this embodiment can prevent the excessive curing water from falling on the roadbed along the inner wall surface of the lining concrete, and can be reused. It will be.
1 覆工コンクリート
2 養生水
3 樋部材
4 係止部材
5 ガイド導入部
6 被係止部材
7 係止部
8 支持部
9 連結部材
10 連通部材
11 固定部材
12 養生装置
13 レール
14 支承部材
15 突出部
33 基部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Covering concrete 2
10 Communicating member
11 Fixed member
12 Curing equipment
13 rails
14 Bearing members
15 Protrusion
33 Base
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