JP5549237B2 - 試験環境構築プログラム、試験環境構築方法、及び試験装置 - Google Patents

試験環境構築プログラム、試験環境構築方法、及び試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、装置間の通信状態を試験する技術に関する。
最近、ネットワーク上の複数のコンピューティング資源を、利用者のコンピューティング資源として使用することができるクラウド環境が注目を集めている。そして、クラウド環境を利用する場合、クラウド環境上に構築される仮想的なICT(Information and Communication Technology)システムの性能評価又は性能チューニングを行う必要がある(特許文献1等)。
従来、図1で示すように、上記システムの性能評価又は性能チューニングを行う場合、クラウド環境ではない、ローカルな試験環境を構築する。そして、試験対象となるICTシステムに対し物理的又は仮想的な負荷発生器(測定器又は仮想マシン上の負荷発生プログラム)から一次負荷を与えた状態でシステム性能評価及び性能チューニングを実施する。その後、当該ICTシステムをクラウド環境へ移行するという方法を採用していた。
また、図2で示すように、ローカルな環境にICTシステムを構築することなく、直接クラウド環境上にICTシステムを構築する方法もある。この方法では、クラウド環境上で試験対象となるICTシステムに対し、仮想的な負荷発生器(仮想マシン上の負荷発生プログラム)から一次負荷を与えた状態でシステム性能評価及び性能チューニングを行う。
特開平01−152545号公報
一方、クラウド環境下では、仮想化された複数のICTシステムが、物理的なコンピューティング資源及びネットワーク資源を共有しているため、試験対象システムは、資源を共有している他の仮想ICTシステムに起因して発生する二次負荷の影響を受けてしまう。
このため、図1で示す従来技術では、ローカルな環境で性能評価及び性能チューニングを実施していても、クラウド環境上の二次負荷が考慮されていない。そのため、ICTシステムをクラウド環境に移行しても、ローカル環境で実施した性能評価及び性能チューニング通りの性能が得られない可能性があり、クラウド環境に移行後、再び、システムの性能評価及び性能チューニングを行う必要があるという問題点があった。
他方、図2で示す従来技術では、他の仮想ICTシステムの負荷が与えられた環境下で性能評価を行うことが可能である。しかし、試験対象である仮想ICTシステムの性能評価及び性能チューニングの作業によって発生する過剰な計算機負荷や通信負荷が、クラウド上で実運用されている他システムに悪影響を及ぼす可能性があるという問題点があった。また、二次負荷が与えられている環境下ではあるが、試験対象であるICTシステムをチューニングする場合、他システムの負荷次第で適切な性能チューニングを行うことができないという問題点もあった。
そこで、本発明では、システムチューニングの手間と他システムへの影響とを軽減する試験環境を構築することが可能な試験環境構築プログラム、試験環境構築方法、及び試験装置を提供することを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、試験環境構築プログラムは、複数の仮想マシンが動作する第1サーバと、第2サーバとを備え、該第1サーバは、該第1サーバで動作する仮想マシンである第1仮想マシンから該第2サーバに対して送信するパケットを受けると該第1サーバの物理インタフェース部を介して該パケットを該第2サーバに送信する仮想ブリッジを備えた、試験システムにおいて、前記第1サーバが備えるプロセッサに、前記第1サーバで動作する仮想マシンである第2仮想マシンが、通信負荷を与える第1パケットを生成して、生成された該第1パケットを前記仮想ブリッジに送る負荷発生手順、前記仮想ブリッジから生成された前記第1パケットを受け取り、生成された該第1パケットを前記第2サーバに送信せずに、宛先変更を行って前記第2仮想マシンに折り返して終端する折り返し手順、を実行させる。
開示の技術によれば、システムチューニングの手間と他システムへの影響とを軽減する試験環境を構築することが可能である。
従来技術(その1)を説明する図である。 従来技術(その2)を説明する図である。 本実施の形態に係る通信試験システムの機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る通信試験システムを含む全体システム構成図である。 第1の実施形態に係る試験サーバの構成図である。 第1の実施形態に係る試験環境を構築する際のフローチャートである。 第1の実施形態に係る負荷トラフィック折り返し処理のフローチャートである。 第1の実施形態に係る試験環境で行う通信試験のフローチャートである。 第2の実施形態に係る通信試験システムを含む全体システム構成図である。 第2の実施形態に係る負荷情報データベースの作成フローチャートである。 第2の実施形態に係る試験環境を構築する際のフローチャートである。 第2の実施形態に係る試験環境で行う通信試験のフローチャートである。 第2の実施形態に係る負荷情報データベースの一例を示す図である。 第3の実施形態に係る通信試験システムを含む全体システム構成図である。 第3の実施形態に係る試験環境上のスイッチの構成図である。 第4の実施形態に係る通信試験システムを含む全体システム構成図である。 第5の実施形態に係る試験サーバの構成図である。 第5の実施形態に係る試験環境上のスイッチの構成図である。 本実施の形態に係る通信試験システムが含む試験サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(本実施の形態に係る通信試験システムの動作原理)
図3を用いて、本実施の形態に係る通信試験システム100の動作原理について説明する。図3は、通信試験システム100の機能ブロック図である。
通信試験システム100は、試験対象の仮想ICT(Information and Communication Technology)システムを評価しチューニング(調整)するためのシステムである。通信試験システム100は、試験サーバ200、試験サーバ300を有する。そして、試験サーバ200は、試験対象である仮想ICTシステムを構成する試験対象仮想マシンA1と、当該仮想マシンがクラウド環境上で物理サーバ資源を共有する他の仮想マシンB3、C2による二次負荷(CPU(Central Processing Unit)、メモリ使用、トラフィック)を発生させる手段を備えた負荷発生仮想マシン210とを有する。更に、試験サーバ200は、試験対象仮想マシンA1と負荷発生仮想マシン210とを接続する仮想ブリッジ250と、負荷発生仮想マシン210が発生させた負荷トラフィックを折り返す折り返し手段260とを有する。更に、試験サーバ200は、試験対象仮想マシンA1と負荷発生仮想マシン210とを仮想マシンとして制御するVM制御機構(スーパバイザ)を有する。
同様に、試験サーバ300は、試験対象である仮想ICTシステムを構成する試験対象仮想マシンA2、A3と、当該仮想マシンがクラウド環境上で物理サーバ資源を共有する他の仮想マシンC3による二次負荷(CPU負荷、メモリ使用、トラフィック)を発生させる手段を備えた負荷発生仮想マシン310と、それらを接続する仮想ブリッジ350と、負荷発生仮想マシン310が発生させた負荷トラフィックを折り返す折り返し手段360とを有する。
試験サーバは、試験対象である仮想ICTシステムに含まれる仮想マシンが配置される物理サーバの数だけ必要となる。例えば、ICTシステムを構成する3つの仮想マシンがあり、それら仮想マシンが2つの物理マシン上に配置される場合、通信試験システム100には2台の試験サーバが必要となる。
ここでは、試験サーバ200を例に挙げて、通信試験システム100の動作を説明する。試験サーバ200は、試験対象である仮想マシンA1と負荷発生仮想マシン210を備え、これら各仮想マシンは、仮想ブリッジで接続されると共に、試験サーバ200が備える物理インタフェースへ接続される。
負荷発生仮想マシン210は、試験対象である仮想マシンA1の動作環境がクラウド環境上の物理サーバ410と同じ環境となるように所定の負荷を発生させる。具体的に説明すると、負荷発生仮想マシン210は、クラウド環境上で仮想マシンA1と資源を共有する他の仮想マシンC2、B3の統計情報(例えば、CPU負荷、メモリ使用量、通信量などに関する統計情報)に基づいて、CPU、メモリ及び通信負荷を発生させる。
こうすることにより、試験サーバ200上の仮想マシンA1は、物理サーバ410と同等の二次負荷(CPU負荷、メモリ使用量)の環境下で動作させることが可能となる。また、ブリッジ250の外部出力ポート(物理インタフェースに接続されるポート)部分においては、物理サーバ410と同等の二次通信負荷が与えられた環境が再現される。そして、通信試験システム100における試験サーバ200では、実際のクラウド環境と同じ環境下で性能評価及びチューニングを実施することができる。
また、折り返し手段260は、負荷発生仮想マシン210が発生させた負荷パケットを折り返す機能を有するので、負荷発生仮想マシン210が発生させた負荷パケットが試験サーバ200の外部へ出力されない。そのため、通信試験システム100は、クラウド環境上の他の仮想ICTシステムへ悪影響を与えない。
なお、試験サーバ200内に2以上の負荷発生仮想マシン210が構築されてもよい。本実施の形態の場合、仮想マシンC2及びB3ごとに、それぞれに対応する負荷発生仮想マシン210が構築されてもよい。
(通信試験システム100の第1の実施形態)
図4乃至8を用いて、通信試験システム100の第1の実施形態について説明する。図4は、第1の実施形態における通信試験システム100を含む全体構成図であり、図5は、試験サーバ200、300の構成図である。図4で示すように、クラウド実環境上には3つの物理サーバ400、410、420が有り、各物理サーバ上に仮想化された複数の仮想サーバ(以下、仮想マシンと言う。)が稼働しているものとする。
そして、クラウド実環境上には、既に仮想ICTシステムBと仮想ICTシステムCが稼働しており、そこへ仮想ICTシステムAを新たに配置することを想定する。なお、仮想ICTシステムAを構成する仮想マシンA1は、性能評価の後、物理サーバ410へ配置され、仮想ICTシステムAを構成する仮想マシンA2、A3は、物理サーバ420へ配置される。以下では、仮想ICTシステムAの仮想環境上での性能評価及びチューニングを実施する際の処理例を説明する。
図6に、試験環境を構築する際のフローチャートを示す。S10で、クラウド環境上の仮想ICTシステムAに含まれる仮想マシンA1、A2、A3が配置される物理サーバと同数の試験環境用の試験サーバ200、300を用意する。S20で、試験サーバ200には試験対象である仮想マシンA1を配置し、試験サーバ300には試験対象である仮想マシンA2、A3を配置する。
S30で、試験サーバ200、300において、クラウド実環境上で想定される負荷(二次負荷)を発生させるため、試験サーバ200には負荷発生仮想マシン210を配置し、試験サーバ300には負荷発生仮想マシン310を配置する。
S40で、試験サーバ200上の仮想マシンA1及び負荷発生仮想マシン210、試験サーバ300上の仮想マシンA2、A3及び負荷発生仮想マシン310はそれぞれ仮想ブリッジ250、350で接続される。そして、試験サーバ200上の仮想マシンA1及び負荷発生仮想マシン210は仮想ブリッジ250を通じて試験サーバ200のネットワークインタフェースに接続される。また、試験サーバ300上の仮想マシンA2、A3及び負荷発生仮想マシン310は仮想ブリッジ350を通じて試験サーバ300のネットワークインタフェースに接続される。
S50で、負荷発生仮想マシン210上の擬似CPU負荷発生手段220、擬似メモリ負荷発生手段230、負荷トラフィック発生手段240が起動される。また、負荷発生仮想マシン310上では、擬似CPU負荷発生手段320、擬似メモリ負荷発生手段330、負荷トラフィック発生手段340が起動される。これら擬似CPU負荷発生手段220、320、擬似メモリ負荷発生手段230、330、負荷トラフィック発生手段240、340は、指定された負荷モデルに従って所定の負荷を発生させる。
ここで、擬似CPU負荷発生手段220、320は、特定の計算を繰り返すプログラム(ジョブ)を実行することで所定のCPU負荷を発生させることができる。また、擬似メモリ負荷発生手段230、330は、指定されたメモリ量をmalloc()関数などで確保するプログラムを実行することで、メモリ内に所定の記憶領域を確保する負荷を発生させることができる。また、負荷トラフィック発生手段240、340は、所定量の負荷パケットを発生させるプログラムを実行することで通信負荷を発生させることができる。
なお、負荷トラフィック発生手段240、340が生成する負荷パケットにおいて、送信先(宛先)のMAC(Media Access Control)アドレスは試験サーバ200、300内でユニークなMACアドレスとする。これは、折り返し処理手段260、360が負荷パケットであることを識別できるようにするためである。また、負荷トラフィック発生手段240、340が生成した負荷パケットにおいて、送信元のMACアドレスは負荷発生仮想マシン210、310のMACアドレスとする。
ここで図7を用いて、負荷発生仮想マシン210、310から送出された負荷パケットが仮想ブリッジ250、350を経由し折り返し手段260、360へ到達した際の処理について説明する。図7は、負荷パケット折り返し処理のフローチャートである。以下では、折り返し手段260を例に説明するが、折り返し手段360についても同様の処理フローとなる。
折り返し手段260にパケットが到着すると、S110で折り返し手段260が、受信パケットの宛先MACアドレスを参照して、負荷パケットであるか否かを判定する。S110で受信パケットの宛先MACアドレスが負荷パケットに付加されるMACアドレスを備える場合(S110でYes)、折り返し手段260が当該受信パケットを抽出する。そして、S120で折り返し手段260が、負荷パケットについて設定された、「入力レート」と「出力レート」とを比較する。
S120において「入力レート」<「出力レート」であれば、S140で折り返し手段260が、設定した「出力レート」の水準まで負荷パケットを複製する。S120において「入力レート」>「出力レート」であれば、S150で折り返し手段260が、設定した「出力レート」の水準まで負荷パケットを廃棄する。そして、S160で折り返し手段260が、受信した負荷パケットについて、宛先MACアドレスを当該パケットの送信元MACアドレスに変更すると共に、送信元アドレスを負荷パケット識別MACアドレスに変更する。さらに、S170で折り返し手段260が、S160で処理した負荷パケットを入力インタフェースに転送する。
これで、負荷発生仮想マシン210で発生させた負荷トラフィックが試験サーバ200の外部へ出力されないため、通信試験システム100はクラウド環境上の他の仮想ICTシステムへ悪影響を与えない。また、上記のように折り返し手段260において、出力レートを調整することで、通信レートがアップリンクとダウンリンクトとで異なる試験環境についても再現することができる。なお、試験サーバ200内に複数の負荷発生仮想マシン210が構築されている場合、負荷パケットは、送信元とは別の負荷発生仮想マシン210に折り返されてもよい。具体的には、ステップS160において、折り返し手段260は、受信した負荷パケットについて、宛先MACアドレスを送信元とは別の負荷発生仮想マシン210に対するMACアドレスに変更する。当該MACアドレスは、予め、折り返し手段260に設定しておけばよい。
一方、S110で受信パケットの宛先MACアドレスが負荷パケットに付加されるMACアドレスを備えていない場合(S110でNo)、当該受信パケットは出力インタフェースへ転送される。
一方で、図8で示すフローチャートに従って、通信試験システム100における通信試験は行われる。S210で試験対象である仮想マシンA1、A2、A3が起動され、S220で負荷発生仮想マシン210、310において発生させる負荷のパターンが選択される。そして、S230で負荷発生仮想マシン210、310が選択された負荷パターンに従い負荷を発生させ、試験対象である仮想マシンA1、A2、A3間で通信試験が行われる。
以上の処理により、試験対象である仮想マシンA1、A2、A3は、クラウド環境下の二次負荷(CPU負荷、メモリ負荷、通信負荷)が与えられた状態で動作することとなる。この環境下で仮想マシンA1、A2、A3の性能評価を実施することで、クラウド環境と同等の環境下で仮想ICTシステムの性能評価を実施することが可能となる。
例えば、仮想マシンA2がICTシステムのサーバ機能を担い、仮想マシンA1がクライアント機能を担い、さらに仮想マシンA3が仮想マシンA2に対する一次負荷発生機能を担うと仮定する。その場合、当該一次負荷に加えて、負荷発生仮想マシン210、310が発生させる二次負荷が与えられる環境下でICTシステムAの性能評価を行うことが可能となる。
また、負荷発生仮想マシン210、310が発生させた負荷パケットについて、折り返し手段260、360が試験サーバ内で折り返すことによって、負荷パケットが試験サーバ200、300の外部へ送出されない。そのため、通信試験システム100は、クラウド環境上で運用中の他の仮想ICTシステム(B、C)に悪影響を与えない。
(通信試験システム100の第2の実施形態)
図9乃至13を用いて、通信試験システム100の第2の実施形態について説明する。図9は、第2の実施形態における通信試験システム100を含む全体構成図である。図9で示すように、第2の実施形態においても、クラウド環境上には3つの物理サーバ400、410、420が有り、各物理サーバ上に仮想化された複数仮想マシンが稼働しているものとする。
ここで、第1の実施形態における負荷発生仮想マシン210、310は、特定の負荷モデルに従って負荷を発生させていた。一方、第2の実施形態における負荷発生仮想マシン210、310は、試験対象である仮想マシンA1、A2、A3が配置される物理サーバ410、420の実負荷(運用システムで動作したときに得られる負荷)を再現する。
第2の実施形態においては、クラウド環境上の全ての物理サーバ400、410、420に関し、CPU使用率、メモリ使用率、通信ポートの通信量を定期的に取得する。そして、取得したデータに基づき単位時間(例えば、1分、10分、1時間)毎の平均負荷を算出し、それらを時系列に並べて負荷データベースに保存する。つまり、S310で通信試験システム100が、全ての物理サーバ400、410、420に関し、CPU使用率、メモリ使用率を定期的に取得する。S320、330で通信試験システム100が、全ての物理サーバ400、410、420に関し、通信ポート毎の通信量を定期的に取得する。
S340で通信試験システム100が、S310乃至S330で取得したデータに基づいて、単位時間毎の負荷を算出する。そして、S350で通信試験システム100が、算出した負荷情報を時系列にして負荷データベースに保存する。図13に、負荷データベースの一例を示す。
一方、通信試験システム100は、図11で示すS410乃至S450の処理フローに従い試験環境を構築する。なお、図11で示す処理フローは、第1の実施形態における試験環境構築の処理フローと同じである。
そして、S450で負荷発生プログラムが起動した後、図12で示すフローチャートに従って、通信試験システム100における通信試験は行われる。S510で試験対象である仮想マシンA1、A2、A3が起動され、S520で負荷発生仮想マシン210、310において発生させる負荷のパターンが選択される。ここで、負荷パターンの選択は、再現させる負荷が発生していた日時を選択することにより行われる。
S530で負荷発生仮想マシン210、310が、選択された日時における負荷情報を負荷データベースより抽出し、抽出した負荷情報と同等の負荷を発生させる(選択された日時における負荷を再現する)。例えば、負荷発生仮想マシン210は、物理サーバ410の仮想マシンC2、B3の負荷情報を取得し、当該負荷を試験サーバ200上で再現する。試験サーバ300上でも同様の処理が行われ、その試験環境下で試験対象である仮想マシンA1、A2、A3間の通信試験が行われる。
上記のような処理を行うことで、通信試験システム100は、試験対象となる仮想マシンが実際に配置されるクラウド環境の負荷情報に基づいた、正確な性能評価及びチューニングを行うことを可能とする。
なお、負荷発生手段(負荷発生仮想マシン)210、310が負荷を発生させる場合、負荷発生プログラムそのものの負荷により、試験対象である仮想マシンA1、A2、A3に対し、再現させたい実環境負荷に比べ高い負荷を与えることとなる。これを回避するため、負荷発生手段210、310は、負荷データベースより取得した負荷情報から、負荷発生手段210、310そのものの負荷を控除し、その控除後の大きさの負荷を発生させる形態としても良い。ここで、負荷発生手段210、310そのものの負荷とは、負荷発生手段210、310が実行されることにより試験サーバ200、300が備える各CPUに与える負荷である。
以下では、図13を用いて、負荷発生手段210、310そのものの負荷を考慮した例について説明する。図13で示すように、例えば、時刻τ2の発生負荷は、負荷データベース参照値の12%から当該CPU負荷を発生させるために必要な負荷発生プログラムの負荷3%を控除した9%となる。負荷発生手段210、310は、9%の負荷を発生させるために必要なCPU処理発生用計算ループ回数を算出し、時刻τ2に対応する負荷として、当該回数分の計算ループを実行する。この処理を時刻毎に繰り返すことで、負荷発生プログラムによる負荷を考慮し、正確な試験環境の再現を行うことができる。
なお、図13を用いた説明ではCPU負荷について説明したが、メモリ使用量についても同様の方法によって、負荷発生プログラムによる負荷を考慮し正確な試験環境の再現を行うことができる。
上記の処理により、通信試験システム100は、再現したい環境の日時を指定して、任意の時間帯の環境を再現した試験環境でシステムの性能評価及びチューニングを行うことを可能とする。
(通信試験システム100の第3の実施形態)
図14乃至15を用いて、通信試験システム100の第3の実施形態について説明する。図14は、第3の実施形態における通信試験システム100を含む全体構成図であり、図15は、試験環境スイッチの構成を示す図である。
仮想ICTシステムを構成する仮想マシンA1、A2、A3が異なる物理ネットワーク機器SW1、SW2で接続される物理サーバ400、420に収容される場合、複数の物理サーバ間の通信は、複数の物理ネットワーク機器を経由する必要がある。その結果、仮想マシンA1、A2、A3間の通信は、物理ネットワーク機器SW1、SW2のリンク帯域を他の仮想ICTシステムと共有することとなる。
例えば、図14中のリンク2は、仮想ICTシステムAの仮想マシン間通信時に利用されるリンクであり、このリンクは仮想ICTシステムB、Cの仮想マシン間通信でも利用される。このため、試験環境を構築する際にも、この物理ネットワーク機器のリンク共有状態を再現する必要がある。以下では、この様な試験環境の構築方法について説明する。
第1の実施形態及び第2の実施形態と同様に、試験環境を構築する場合、はじめに、試験の対象となるICTシステムAに含まれる仮想マシンが収容される物理サーバ(ここでは、2台)と同数の試験サーバ2台を用意する。そして、図14で示すように、用意した2台の試験サーバ200、300それぞれに、試験対象である仮想マシンA1、A2、A3と負荷発生仮想マシン210、310を配置する。
次に、試験対象となるICTシステムAの仮想マシンが収容される物理サーバ400、420間に存在する物理ネットワーク機器(ここでは、SW1、SW2の2台)と同数の物理ネットワーク機器2台を用意する。ここで、物理ネットワーク機器とはイーサネットスイッチを想定している。
そして、用意した2台の物理ネットワーク機器(以下、スイッチと言う。)は、ダウンリンク(試験サーバ側のポート)上に、第1の実施形態で説明した折り返し手段260、360を備える。そして、ダウンリンク上の折り返し手段260、360は、負荷パケットを自ポート内で折り返す機能を備えている。
また、アップリンク(外部ネットワーク側のポート)上には、第1の実施形態で説明した負荷トラフィック発生手段240、340を備える。そして、アップリンク上の負荷トラフィック発生手段240、340は、指定された通信量に従って負荷パケットを発生させる。当該負荷パケットは次段のスイッチの折り返し手段で折り返されるため、通信試験システム100は、スイッチ間のリンク負荷を再現することができる。
ここで、通信試験システム100において発生させる負荷の設定は、第1の実施形態のように一般的な負荷モデルを指定して設定しても良い。また、当該負荷の設定は、第2の実施形態のように実環境のスイッチ間のトラフィック情報に基づいて実環境のトラフィックパターンを正確に再現するようにしても良い。
上記のような試験環境を構築することにより、試験対象となる仮想マシンが異なる物理ネットワーク機器に収容される構成であっても、仮想ICTシステムの性能評価及びチューニングを正確に実施することができる。
(通信試験システム100の第4の実施形態)
図16を用いて、通信試験システム100の第4の実施形態について説明する。図16は、第4の実施形態における通信試験システム100を含む全体構成図である。第3の実施形態では、複数のスイッチ間の通信状態を再現する場合、試験環境の構築に複数のスイッチが必要であった。一方、第4の実施形態では、仮想化技術を利用して一つのサーバで試験環境スイッチを構築する。
図16で示すように、試験環境のスイッチ機能はソフトウェアスイッチによって実現され、一つのサーバ内に、試験対象である仮想マシンA1、A2、A3間に存在するスイッチと同数の仮想ソフトウェアスイッチを設置する。そして、各仮想ソフトウェアスイッチの入出力ポートにおいては、第3の実施形態と同様の負荷パケット発生処理及び負荷パケットの折り返し処理を実施する。このようにして、第4の実施形態では、実環境における物理サーバ間のネットワーク構成を再現する。
上記のように、第4の実施形態における通信試験システム100は、試験対象となる仮想マシンを収容する試験サーバとソフトウェアスイッチを設置するサーバ1台とで、試験環境を構築することができ、スイッチなどの実装置を多数用意する手間を省くことができる。
(通信試験システム100の第5の実施形態)
図17及び18を用いて、通信試験システム100の第5の実施形態について説明する。図17は、第5の実施形態における試験サーバの構成を示す図(図5に対応する)である。一方、図18は、第5の実施形態における試験サーバの構成を示す図(図15に対応する)である。
第1の実施形態乃至第4の実施形態では、負荷発生仮想マシン210、310が発生させた負荷パケットを折り返し手段260、360で折り返し、外部ネットワークの方向のトラフィックに基づき仮想マシン方向のトラフィックを生成していた。
図17及び図18で示すように、第5の実施形態では、折り返し手段260、360は、アップリンクの負荷パケットを抽出すると共に、抽出した負荷パケットに基づきダウンリンクのトラフィックを新たに発生させる。
(本実施の形態に係る試験サーバのハードウェア構成例)
図19を用いて、試験サーバ200、300のハードウェア構成例について説明する。図14は、試験サーバ200、300のハードウェア構成の一例を示す図である。なお、試験サーバ200、300は、以下の説明のように同じハードウェア構成を有していても良く、異なっていても良い。試験サーバ200、300はそれぞれ、CPU(Central Processing Unit)510、ROM(Read-Only Memory)520、RAM(Random Access Memory)530、HDD(Hard Disc Drive)540、通信I/F550、表示装置560を有する。
CPU510は、ROM520に記憶されたプログラムを実行する装置で、RAM530に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、試験サーバ200、300の全体を制御する。ROM520は、CPU510が実行するプログラムやデータを記憶している。RAM530は、CPU510でROM520に記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時的に保持する。
HDD540は、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、本実施の形態に係るアプリケーションプログラムや機能拡張用のプラグインなどを、関連するデータとともに記憶する装置である。
通信I/F(Interface)550は、通信制御機能を有する他装置と情報通信を行う際のインタフェース装置である。表示装置560は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成され、試験サーバ200、300が有する機能をユーザが利用する際、各種設定を行うなどのユーザインタフェースとして機能する装置である。
試験サーバ200、300が備える各手段は、CPU510が、ROM520又はHDD540に記憶された各手段に対応するプログラムを実行することにより実現される形態としても良いし、当該各手段に関する処理をハードウェアで実現する形態としても良い。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
複数の仮想マシンが動作する第1サーバと、第2サーバとを備え、
該第1サーバは、該第1サーバで動作する仮想マシンである第1仮想マシンから該第2サーバに対して送信するパケットを受けると該第1サーバの物理インタフェース部を介して該パケットを該第2サーバに送信する仮想ブリッジを備えた、試験システムにおいて、
前記第1サーバが備えるプロセッサに、
前記第1サーバで動作する仮想マシンである第2仮想マシンが、通信負荷を与える第1パケットを生成して、生成された該第1パケットを前記仮想ブリッジに送る負荷発生手順、
前記仮想ブリッジから生成された前記第1パケットを受け取り、生成された該第1パケットを前記第2サーバに送信せずに、宛先変更を行って前記第2仮想マシンに折り返して終端する折り返し手順、
を実行させるための試験環境構築プログラム。
(付記2)
前記折り返し手順は、前記第1パケットを折り返さずに廃棄する、
付記1記載の試験環境構築プログラム。
(付記3)
前記負荷発生手順は、前記第1サーバで動作する仮想マシンである複数の前記第2仮想マシンが、通信負荷を与える前記第1パケットをそれぞれ生成して、該第1パケットを前記仮想ブリッジにそれぞれ送り、
前記折り返し手順は、前記仮想ブリッジから前記第1パケットを受け取り、該第1パケットを前記第2サーバに送信せずに、宛先変更を行って前記第1パケットを送った前記第2仮想マシンとは別の前記第2仮想マシンに折り返して終端する、
付記1または2記載の試験環境構築プログラム。
(付記4)
前記負荷発生手順は、CPU負荷とメモリ負荷を発生させる、
付記1乃至3いずれか一項記載の試験環境構築プログラム。
(付記5)
前記通信負荷と前記CPU負荷と前記メモリ負荷は、前記第2仮想マシンが運用システムで動作したときに得られた統計情報に基づいた負荷である、
付記4記載の試験環境構築プログラム。
(付記6)
前記負荷発生手順は、前記第1サーバと前記第2サーバ以外の装置が備えるハードウェアの負荷と同等の第2負荷を発生させる、
付記1乃至5いずれか一項記載の試験環境構築プログラム。
(付記7)
前記負荷発生手順は、前記第2負荷から、前記負荷発生手順を実行することにより発生する負荷を控除した負荷と同等の負荷を発生させる、
付記6に記載の試験環境構築プログラム。
(付記8)
前記折り返し手順は、前記第1パケットによる前記通信負荷を調整する、
付記1乃至7いずれか一項記載の試験環境構築プログラム。
(付記9)
複数の仮想マシンが動作する第1サーバと、第2サーバとを備え、
該第1サーバは、該第1サーバで動作する仮想マシンである第1仮想マシンから該第2サーバに対して送信するパケットを受けると該第1サーバの物理インタフェース部を介して該パケットを該第2サーバに送信する仮想ブリッジを備えた、試験システムにおいて、
前記第1サーバが備えるプロセッサが、
前記第1サーバで動作する仮想マシンである第2仮想マシンが、通信負荷を与える第1パケットを生成して、生成された該第1パケットを前記仮想ブリッジに送る負荷発生手順、
前記仮想ブリッジから生成された前記第1パケットを受け取り、生成された該第1パケットを前記第2サーバに送信せずに、宛先変更を行って前記第2仮想マシンに折り返して終端する折り返し手順、
を実行する試験環境構築方法。
(付記10)
前記折り返し手順は、前記第1パケットを折り返さずに廃棄する、
付記9記載の試験環境構築方法。
(付記11)
前記負荷発生手順は、前記第1サーバで動作する仮想マシンである複数の前記第2仮想マシンが、通信負荷を与える前記第1パケットをそれぞれ生成して、該第1パケットを前記仮想ブリッジにそれぞれ送り、
前記折り返し手順は、前記仮想ブリッジから前記第1パケットを受け取り、該第1パケットを前記第2サーバに送信せずに、宛先変更を行って前記第1パケットを送った前記第2仮想マシンとは別の前記第2仮想マシンに折り返して終端する、
付記9または10記載の試験環境構築方法。
(付記12)
前記負荷発生手順は、CPU負荷とメモリ負荷を発生させる、
付記9乃至11いずれか一項記載の試験環境構築方法。
(付記13)
前記通信負荷と前記CPU負荷と前記メモリ負荷は、前記第2仮想マシンが運用システムで動作したときに得られた統計情報に基づいた負荷である、
付記12記載の試験環境構築方法。
(付記14)
前記負荷発生手順は、前記第1サーバと前記第2サーバ以外の装置が備えるハードウェアの負荷と同等の第2負荷を発生させる、
付記9乃至13いずれか一項記載の試験環境構築方法。
(付記15)
前記負荷発生手順は、前記第2負荷から、前記負荷発生手順を実行することにより発生する負荷を控除した負荷と同等の負荷を発生させる、
付記14に記載の試験環境構築方法。
(付記16)
前記折り返し手順は、前記第1パケットによる前記通信負荷を調整する、
付記9乃至15いずれか一項記載の試験環境構築方法。
(付記17)
仮想マシンを有する試験装置であって、
ネットワークを介して接続されるコンピュータに対して送信するパケットを前記仮想マシンから受けると当該試験装置の物理インタフェース部を介して該パケットを前記コンピュータに送信する仮想ブリッジと、
通信負荷を与える第1パケットを生成して、生成された該第1パケットを前記仮想ブリッジに送る負荷発生手段と、
前記仮想ブリッジから生成された前記第1パケットを受け取り、生成された該第1パケットを前記コンピュータに送信せずに、宛先変更を行って前記第2仮想マシンに折り返して終端する折り返し手段、
とを有する試験装置。
(付記18)
前記折り返し手段は、前記第1パケットを折り返さずに廃棄する、
付記17記載の試験装置。
(付記19)
複数の前記負荷発生手段が、通信負荷を与える前記第1パケットをそれぞれ生成して、該第1パケットを前記仮想ブリッジにそれぞれ送り、
前記折り返し手段は、前記仮想ブリッジから前記第1パケットを受け取り、該第1パケットを前記第2サーバに送信せずに、宛先変更を行って前記第1パケットを送った前記負荷発生手段とは別の前記負荷発生手段に折り返して終端する、
付記17または18記載の試験装置。
(付記20)
前記負荷発生手段は、CPU負荷とメモリ負荷を発生させる、
付記17乃至19いずれか一項記載の試験装置。
(付記21)
前記通信負荷と前記CPU負荷と前記メモリ負荷は、前記負荷発生手段に対応する仮想マシンが運用システムで動作したときに得られた統計情報に基づいた負荷である、
付記20記載の試験装置。
(付記22)
前記負荷発生手段は、前記第1サーバと前記第2サーバ以外の装置が備えるハードウェアの負荷と同等の第2負荷を発生させる、
付記17乃至21いずれか一項記載の試験装置。
(付記23)
前記負荷発生手段は、前記第2負荷から、前記負荷発生手順を実行することにより発生する負荷を控除した負荷と同等の負荷を発生させる、
付記22に記載の試験装置。
(付記24)
前記折り返し手段は、前記第1パケットによる前記通信負荷を調整する、
付記17乃至23いずれか一項記載の試験装置。
100 通信試験システム
200、300 試験サーバ
210、220 負荷発生仮想マシン
220、320 擬似CPU負荷発生手段
230、330 擬似MEM負荷発生手段
240、340 負荷トラフィック発生手段
250、350 ブリッジ
260、360 折り返し手段
400、410、420 物理サーバ

Claims (10)

  1. 複数の仮想マシンが動作する第1サーバと、第2サーバとを備え、
    該第1サーバは、該第1サーバで動作する仮想マシンである第1仮想マシンから該第2サーバに対して送信するパケットを受けると該第1サーバの物理インタフェース部を介して該パケットを該第2サーバに送信する仮想ブリッジを備えた、試験システムにおいて、
    前記第1サーバが備えるプロセッサに、
    前記第1サーバで動作する仮想マシンである第2仮想マシンが、通信負荷を与える第1パケットを生成して、生成された該第1パケットを前記仮想ブリッジに送る負荷発生手順、
    前記仮想ブリッジから生成された前記第1パケットを受け取り、生成された該第1パケットを前記第2サーバに送信せずに、宛先変更を行って前記第2仮想マシンに折り返して終端する折り返し手順、
    を実行させるための試験環境構築プログラム。
  2. 前記折り返し手順は、前記第1パケットを折り返さずに廃棄する、
    請求項1記載の試験環境構築プログラム。
  3. 前記負荷発生手順は、前記第1サーバで動作する仮想マシンである複数の前記第2仮想マシンが、通信負荷を与える前記第1パケットをそれぞれ生成して、該第1パケットを前記仮想ブリッジにそれぞれ送り、
    前記折り返し手順は、前記仮想ブリッジから前記第1パケットを受け取り、該第1パケットを前記第2サーバに送信せずに、宛先変更を行って前記第1パケットを送った前記第2仮想マシンとは別の前記第2仮想マシンに折り返して終端する、
    請求項1または2記載の試験環境構築プログラム。
  4. 前記負荷発生手順は、CPU負荷とメモリ負荷を発生させる、
    請求項1乃至3いずれか一項記載の試験環境構築プログラム。
  5. 前記通信負荷と前記CPU負荷と前記メモリ負荷は、前記第2仮想マシンが運用システムで動作したときに得られた統計情報に基づいた負荷である、
    請求項4記載の試験環境構築プログラム。
  6. 前記負荷発生手順は、前記第1サーバと前記第2サーバ以外の装置が備えるハードウェアの負荷と同等の第2負荷を発生させる、請求項1乃至5いずれか一項記載の試験環境構築プログラム。
  7. 前記負荷発生手順は、前記第2負荷から、前記負荷発生手順を実行することにより発生する負荷を控除した負荷と同等の負荷を発生させる、請求項6に記載の試験環境構築プログラム。
  8. 前記折り返し手順は、前記第1パケットによる前記通信負荷を調整する、請求項1乃至7いずれか一項記載の試験環境構築プログラム。
  9. 複数の仮想マシンが動作する第1サーバと、第2サーバとを備え、
    該第1サーバは、該第1サーバで動作する仮想マシンである第1仮想マシンから該第2サーバに対して送信するパケットを受けると該第1サーバの物理インタフェース部を介して該パケットを該第2サーバに送信する仮想ブリッジを備えた、試験システムにおいて、
    前記第1サーバが備えるプロセッサが、
    前記第1サーバで動作する仮想マシンである第2仮想マシンが、通信負荷を与える第1パケットを生成して、生成された該第1パケットを前記仮想ブリッジに送る負荷発生手順、
    前記仮想ブリッジから生成された前記第1パケットを受け取り、生成された該第1パケットを前記第2サーバに送信せずに、宛先変更を行って前記第2仮想マシンに折り返して終端する折り返し手順、
    を実行する試験環境構築方法。
  10. 仮想マシンの試験装置であって、
    ネットワークを介して接続されるコンピュータに対して送信するパケットを前記仮想マシンから受けると当該試験装置の物理インタフェース部を介して該パケットを前記コンピュータに送信する仮想ブリッジと、
    通信負荷を与える第1パケットを生成して、生成された該第1パケットを前記仮想ブリッジに送る負荷発生手段と、
    前記仮想ブリッジから生成された前記第1パケットを受け取り、生成された該第1パケットを前記コンピュータに送信せずに、宛先変更を行って前記負荷発生手段に折り返して終端する折り返し手段、
    とを有する試験装置。
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