JP5548235B2 - 履歴情報利用装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、履歴情報利用装置、方法、及びプログラムに係り、特に、分析モデルを用いてユーザの行動を分析するために、ユーザの行動履歴情報を収集して利用する履歴情報利用装置、方法、及びプログラムに関する。
ユーザが使用するパーソナルコンピュータ(PC)や携帯端末等のユーザ端末から、ユーザの行動を示す行動履歴情報を収集して、何らかの分析モデルを用いて、ユーザの行動を分析することが行われている。
例えば、サービスサーバにおいて、複数のユーザが所持する携帯端末からそれぞれその移動履歴情報を収集し、この移動履歴情報をもとに、各ユーザの移動手段、滞在地、各ユーザ間の同行の状況を求め、注目ユーザと同行ユーザとの同行場所の数等に基づいて、両ユーザ間の親密度を算出する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、利用者のWebページへのアクセス履歴を収集し、収集したアクセス履歴から抽出されるキーワードと関連付けられたライフイベントを抽出して推定する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、消費者端末で閲覧されたWebページのページソースを含む閲覧履歴を取得し、閲覧履歴の中から商品等の購入完了ページに関する閲覧履歴を特定すると共に、購入完了ページに関する閲覧履歴に基づいて購買データに含むべきデータを抽出する技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2011−76533号公報 特開2011−227746号公報 特開2011−232873号公報
しかしながら、ユーザ端末から行動履歴情報を収集する際に、必ずしも100%の情報が収集できるとは限らず、また、収集した行動履歴情報を分析する際の分析モデルやそのパラメータが100%正しいとも限らない。従来の手法では、収集した行動履歴情報を分析モデルにより分析して得た分析結果が、適切な分析結果ではなかった場合に、分析モデルやパラメータが間違っているのか、収集した行動履歴情報に欠損があったのかが分からない、という問題があった。
一方、適切ではない分析結果を修正するために、膨大な量の行動履歴情報に対して欠損の有無をユーザにチェックさせることは、ユーザへの負担が大きく、現実的ではない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ユーザへの負担を軽減しつつ、収集した行動履歴情報を利用して精度良くユーザの行動を分析することができる履歴情報利用装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明の履歴情報利用装置は、ユーザの行動を示す行動履歴情報として、電子商取引サイトにおける閲覧履歴を収集する収集手段と、前記収集手段により収集された前記行動履歴情報から、分析モデルを用いて、前記行動履歴情報に対応するイベント情報候補を、前記行動履歴情報から前記イベント情報候補が抽出される確度と共に抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出されたイベント情報候補のうち、前記確度が所定値より高いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御し、提示したイベント情報候補の正誤を示す確認情報、及び提示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報を前記ユーザから受け付けると共に、前記ユーザから正解の確認情報を受け付けたイベント情報候補をイベント情報として記憶部に格納し、前記ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補よりも前記確度が低いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御する制御手段と、を含み、前記抽出手段は、前記閲覧履歴から、前記ユーザが購入した商品に関する情報を前記イベント情報候補として抽出し、前記電子商取引サイトにおける商品購入のための各手続きに対応した複数のステップの各々に、購入手続きが進むほど高くなる確度を割り当て、抽出したイベント情報候補が示す商品の購入手続きに該当するステップに割り当てられた確度を、該イベント情報候補の確度とする
本発明の履歴情報利用装置によれば、収集手段が、ユーザの行動を示す行動履歴情報を収集し、抽出手段が、収集手段により収集された行動履歴情報から、分析モデルを用いて、行動履歴情報に対応するイベント情報候補を、行動履歴情報からイベント情報候補が抽出される確度と共に抽出する。そして、制御手段が、抽出手段により抽出されたイベント情報候補のうち、確度が所定値より高いイベント情報候補がユーザに提示されるように制御し、提示したイベント情報候補の正誤を示す確認情報、及び提示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報をユーザから受け付けると共に、ユーザから正解の確認情報を受け付けたイベント情報候補をイベント情報として記憶部に格納し、ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補よりも確度が低いイベント情報候補がユーザに提示されるように制御する。
このように、行動履歴情報から抽出した際の確度が高いイベント情報候補からユーザに提示し、ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補より確度の低いイベント情報候補をユーザに提示しながら、そのイベント情報候補の確認情報及び不足情報を受け付けるため、ユーザへの負担を軽減しつつ、収集した行動履歴情報を利用して精度良くユーザの行動を分析することができる。
また、前記収集手段は、前記行動履歴情報として、電子商取引サイトにおける閲覧履歴を収集し、前記抽出手段は、前記閲覧履歴から、前記ユーザが購入した商品に関する情報を前記イベント情報候補として抽出することができる。この場合、前記抽出手段は、前記電子商取引サイトにおける商品購入のための各手続きに対応した複数のステップの各々に、購入手続きが進むほど高くなる確度を割り当て、抽出したイベント情報候補が示す商品の購入手続きに該当するステップに割り当てられた確度を、該イベント情報候補の確度とすることができる。
また、第4の発明の履歴情報利用方法は、収集手段が、ユーザの行動を示す行動履歴情報として、電子商取引サイトにおける閲覧履歴を収集し、抽出手段が、前記収集手段により収集された前記行動履歴情報から、分析モデルを用いて、前記行動履歴情報に対応するイベント情報候補を、前記行動履歴情報から前記イベント情報候補が抽出される確度と共に抽出し、制御手段が、前記抽出手段により抽出されたイベント情報候補のうち、前記確度が所定値より高いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御し、提示したイベント情報候補の正誤を示す確認情報、及び提示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報を前記ユーザから受け付けると共に、前記ユーザから正解の確認情報を受け付けたイベント情報候補をイベント情報として記憶部に格納し、前記ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補よりも前記確度が低いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御する方法であり、前記抽出手段は、前記閲覧履歴から、前記ユーザが購入した商品に関する情報を前記イベント情報候補として抽出し、前記電子商取引サイトにおける商品購入のための各手続きに対応した複数のステップの各々に、購入手続きが進むほど高くなる確度を割り当て、抽出したイベント情報候補が示す商品の購入手続きに該当するステップに割り当てられた確度を、該イベント情報候補の確度とする。
また、第2の発明の履歴情報利用装置は、ユーザの行動を示す行動履歴情報として、移動履歴を収集する収集手段と、前記収集手段により収集された前記行動履歴情報から、分析モデルを用いて、前記行動履歴情報に対応するイベント情報候補を、前記行動履歴情報から前記イベント情報候補が抽出される確度と共に抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出されたイベント情報候補のうち、前記確度が所定値より高いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御し、提示したイベント情報候補の正誤を示す確認情報、及び提示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報を前記ユーザから受け付けると共に、前記ユーザから正解の確認情報を受け付けたイベント情報候補をイベント情報として記憶部に格納し、前記ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補よりも前記確度が低いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御する制御手段と、を含む履歴情報利用装置であって、前記抽出手段は、前記移動履歴から、滞在場所を推定して、前記イベント情報候補として抽出し、前記滞在場所を推定する際の推定精度を、該イベント情報候補の確度とする。
また、第3の発明の履歴情報利用装置は、ユーザの行動を示す行動履歴情報として、Webページの閲覧履歴を収集する収集手段と、前記収集手段により収集された前記行動履歴情報から、分析モデルを用いて、前記行動履歴情報に対応するイベント情報候補を、前記行動履歴情報から前記イベント情報候補が抽出される確度と共に抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出されたイベント情報候補のうち、前記確度が所定値より高いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御し、提示したイベント情報候補の正誤を示す確認情報、及び提示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報を前記ユーザから受け付けると共に、前記ユーザから正解の確認情報を受け付けたイベント情報候補をイベント情報として記憶部に格納し、前記ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補よりも前記確度が低いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御する制御手段と、を含む履歴情報利用装置であって、前記抽出手段は、前記閲覧履歴から抽出される予め定められたキーワードと関連付けられたライフイベントを推定して、前記イベント情報候補として抽出し、前記ライフイベントを推定する際の推定精度を、該イベント情報候補の確度とする。
また、第5の発明の履歴情報利用方法は、収集手段が、ユーザの行動を示す行動履歴情報として、移動履歴を収集し、抽出手段が、前記収集手段により収集された前記行動履歴情報から、分析モデルを用いて、前記行動履歴情報に対応するイベント情報候補を、前記行動履歴情報から前記イベント情報候補が抽出される確度と共に抽出し、制御手段が、前記抽出手段により抽出されたイベント情報候補のうち、前記確度が所定値より高いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御し、提示したイベント情報候補の正誤を示す確認情報、及び提示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報を前記ユーザから受け付けると共に、前記ユーザから正解の確認情報を受け付けたイベント情報候補をイベント情報として記憶部に格納し、前記ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補よりも前記確度が低いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御する履歴情報利用方法であって、前記抽出手段は、前記移動履歴から、滞在場所を推定して、前記イベント情報候補として抽出し、前記滞在場所を推定する際の推定精度を、該イベント情報候補の確度とする。
また、第6の発明の履歴情報利用方法は、収集手段が、ユーザの行動を示す行動履歴情報として、Webページの閲覧履歴を収集し、抽出手段が、前記収集手段により収集された前記行動履歴情報から、分析モデルを用いて、前記行動履歴情報に対応するイベント情報候補を、前記行動履歴情報から前記イベント情報候補が抽出される確度と共に抽出し、
制御手段が、前記抽出手段により抽出されたイベント情報候補のうち、前記確度が所定値より高いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御し、提示したイベント情報候補の正誤を示す確認情報、及び提示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報を前記ユーザから受け付けると共に、前記ユーザから正解の確認情報を受け付けたイベント情報候補をイベント情報として記憶部に格納し、前記ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補よりも前記確度が低いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御する履歴情報利用方法であって、前記抽出手段は、前記閲覧履歴から抽出される予め定められたキーワードと関連付けられたライフイベントを推定して、前記イベント情報候補として抽出し、前記ライフイベントを推定する際の推定精度を、該イベント情報候補の確度とする。
また、本発明の履歴情報利用プログラムは、コンピュータを、上記の履歴情報利用装置を構成する各手段として機能させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明の履歴情報利用装置、方法、及びプログラムによれば、行動履歴情報から抽出した際の確度が高いイベント情報候補からユーザに提示し、ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補より確度の低いイベント情報候補をユーザに提示しながら、そのイベント情報候補の確認情報及び不足情報を受け付けるため、ユーザへの負担を軽減しつつ、収集した行動履歴情報を利用して精度良くユーザの行動を分析することができる、という効果が得られる。
本実施の形態の履歴情報利用装置の機能的構成を示すブロック図である。 本実施の形態における収集・抽出処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるフィードバック処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本実施例の商品データ分析装置の機能的構成を示すブロック図である。 商品購入の各ステップに対する確度の割り当ての一例を示す図である。 商品データ候補抽出部の処理を説明するための概念図である。 フィードバックGUIへの表示の一例を示すイメージ図である。 本実施例における収集・抽出処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本実施例におけるフィードバック処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本実施の形態に係る履歴情報利用装置10は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、後述する収集・抽出処理及びフィードバック処理を含む履歴情報利用処理ルーチンを実行するためのプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)とを備えたコンピュータで構成されている。このコンピュータは、機能的には、図1に示すように、行動履歴情報収集部20と、イベント情報候補抽出部22と、フィードバック制御部24とを含んだ構成で表すことができる。なお、行動履歴情報収集部20が本発明の収集手段の一例であり、イベント情報候補抽出部22が本発明の抽出手段の一例であり、フィードバック制御部24が本発明の制御手段の一例である。
行動履歴情報収集部20は、ユーザ端末40で検出されたユーザの行動を示す行動履歴情報を、ネットワーク等を介して収集し、行動履歴情報格納部30に格納する。行動履歴情報は、例えば、GPS機能等を搭載した携帯端末により検出された、その携帯端末を保持するユーザの移動履歴情報や、ユーザが保有するPC等で閲覧されたWebページの閲覧履歴等とすることができる。
イベント情報候補抽出部22は、分析したいユーザの行動を前提とする分析モデルに従い、行動履歴情報格納部30に格納された行動履歴情報に基づいて、イベント情報候補を抽出して、イベント情報候補格納部32に格納する。ここで、イベント情報とは、分析の目的や分析モデルに応じて予め定義される出来事、人物、物、場所等を示す情報である。例えば、収集した閲覧履歴から抽出されるキーワードと関連付けられたライフイベント(事前に定義された結婚、退職といった出来事)を推定して、イベント情報として抽出することができる。また、収集したユーザの移動履歴情報に基づいて、特定の同行者と同時に滞在したレストランや遊園地などの同行場所を推定して、イベント情報として抽出することができる。また、EC(electronic commerce:電子商取引)サイト上で購入した商品情報等を、イベント情報として抽出することができる。なお、ここでは、後述するフィードバック制御部24によるユーザへのフィードバック前のイベント情報をイベント情報候補という。
また、イベント情報候補抽出部22は、イベント情報候補を抽出する際、行動履歴情報からそのイベント情報候補が抽出される確度を抽出する。例えば、上記のライフイベントや同行場所をイベント情報候補として抽出する場合には、行動履歴情報からライフイベントや同行場所を推定する際の推定精度を、抽出されたイベント情報候補の確度とすることができる。
フィードバック制御部24は、フィードバックGUI42を介して、行動履歴情報を提供するユーザからのフィードバックを受け付ける。フィードバックGUI42は、例えば、ユーザ端末40で利用可能なWebアプリケーションとして実現することができる。フィードバック制御部24は、ユーザからフィードバックGUI42を介してフィードバックの要求を受け付けた際に、イベント情報候補格納部32に格納されたイベント情報候補から、確度が所定値以上のイベント情報候補を取得する。そして、取得したイベント情報候補の一覧、各イベント情報候補に対する正誤を示す確認情報を受け付けるための表示、及び一覧に表示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報を受け付けるための表示が、フィードバックGUI42に提示されるように制御する。
また、フィードバック制御部24は、ユーザからのフィードバックとして、上記の各情報が表示されたフィードバックGUI42に対するユーザの入力である確認情報及び不足情報を受け付ける。フィードバック制御部24は、フィードバックとして受け付けた確認情報に基づいて、正しく抽出されたことが確認できたイベント情報候補を、イベント情報として確認結果格納部34に格納する。また、誤って抽出されたイベント情報候補は、負例として確認結果格納部34に格納する。なお、この負例のデータは、イベント情報候補抽出部22によるイベント情報候補の抽出精度を改善するためのパラメータのチューニング等に利用することができる。
さらに、フィードバック制御部24は、ユーザからのフィードバックとして不足情報を受け付けた場合には、現在提示中のイベント情報候補よりも確度が低いイベント情報候補をイベント情報候補格納部32から取得して、再度、フィードバックGUI42に提示されるように制御する。
次に、本実施の形態に係る履歴情報利用装置10の作用について説明する。ユーザ端末40により行動履歴情報の検出が行われると、所定のタイミングで、履歴情報利用装置10により、図2に示す収集・抽出処理ルーチンが実行される。また、ユーザからフィードバックGUI42を介してフィードバックの要求を受け付けた際には、履歴情報利用装置10により、図3に示すフィードバック処理ルーチンが実行される。以下、各処理について詳述する。
収集・抽出処理ルーチンでは、まず、ステップ100で、行動履歴情報収集部20が、ユーザ端末40で検出された行動履歴情報を、ネットワーク等を介して収集し、行動履歴情報格納部30に格納する。
次に、ステップ102で、イベント情報候補抽出部22が、分析したいユーザの行動を前提とする分析モデルに従い、行動履歴情報格納部30に格納された行動履歴情報に基づいて、イベント情報候補を抽出する。
次に、ステップ104で、イベント情報候補抽出部22が、上記ステップ102で抽出したイベント情報候補について、行動履歴情報からそのイベント情報候補が抽出される確度を抽出して、イベント情報候補と共にイベント情報候補格納部32に格納して、収集・抽出処理を終了する。
次に、フィードバック処理ルーチンでは、まず、ステップ110で、フィードバック制御部24が、フィードバックGUI42を介して、行動履歴情報を提供するユーザから、フィードバック要求を受け付けたか否かを判定する。フィードバック要求を受け付けた場合には、ステップ112へ移行し、受け付けていない場合には、フィードバック要求を受け付けるまで、本ステップの判定を繰り返す。
ステップ112では、フィードバック制御部24が、イベント情報候補格納部32に格納されたイベント情報候補から、フィードバック要求をしたユーザに関するイベント情報候補であって、確度が所定値以上のイベント情報候補を取得する。そして、取得したイベント情報候補の一覧、各イベント情報候補に対する正誤を示す確認情報を受け付けるための表示、及び一覧に表示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報を受け付けるための表示が、フィードバックGUI42に提示されるように制御する。
次に、ステップ114で、フィードバック制御部24が、ユーザからのフィードバックを受け付けたか否かを判定する。フィードバックを受け付けた場合には、ステップ116へ移行し、受け付けていない場合には、フィードバックを受け付けるまで、本ステップの判定を繰り返す。
ステップ116では、フィードバック制御部24が、上記ステップ114で受け付けた確認情報に基づいて、正しく抽出されたことが確認できたイベント情報候補を、イベント情報として確認結果格納部34に格納する。また、誤って抽出されたイベント情報候補を、負例として確認結果格納部34に格納する。
次に、ステップ118で、フィードバック制御部24が、上記ステップ114で受け付けたフィードバックに不足情報が含まれるか否かを判定する。不足情報が含まれる場合には、ステップ120へ移行して、フィードバック制御部24が、現在提示中のイベント情報候補よりも確度が低いイベント情報候補をイベント情報候補格納部32から取得して、再度、フィードバックGUI42に提示されるように制御し、ステップ114へ戻る。一方、フィードバックに不足情報が含まれていない場合には、フィードバック処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態に係る履歴情報利用装置によれば、行動履歴情報から抽出した際の確度が高いイベント情報候補からユーザに提示し、ユーザから不足情報を受け付けた場合には、確度の低いものへ徐々に範囲を広げてイベント情報候補をユーザに提示しながら、そのイベント情報候補の確認情報及び不足情報を受け付けるため、ユーザへの負担を軽減しつつ、収集した行動履歴情報を利用して精度良くユーザの行動を分析することができる。この結果、分析の前提となる分析モデルや、そのパラメータの改善や、分析に必要なデータの精度を向上させることもできる。
なお、上記実施の形態では、各機能部及び各格納部を1つのコンピュータ上に構成する場合について説明したが、機能部及び格納部毎、または機能部及び格納部の所定の組み合わせ毎に、ネットワーク上の異なるコンピュータ上に配置した履歴情報利用システムとして構成してもよい。例えば、行動履歴情報収集部20及び行動履歴情報格納部30を1つのコンピュータで構成し、また、イベント情報候補抽出部22、イベント情報候補格納部32、フィードバック制御部24、及び確認結果格納部34を1つのコンピュータで構成し、それぞれのコンピュータをネットワーク上の別の場所に配置することができる。
(実施例)
次に、本発明に係る履歴情報利用装置を適用した実施例について説明する。本実施例では、ECサイトにおける購買行動を分析するための商品データ分析システムに本発明を適用した場合を例に説明する。なお、本実施例に係る商品データ分析システムにおいて、上記実施の形態に係る履歴情報利用装置10と同一の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施例に係る商品データ分析システム11は、CPUと、RAMと、ROMとを備え、ネットワーク上の異なる位置に配置された2つのコンピュータで構成されている。一方のコンピュータは、機能的には、図4に示すように、Web閲覧履歴収集部21と、Web閲覧履歴格納部31とを含んだ構成で表すことができる。また、他方のコンピュータは、商品データ候補抽出部23と、商品データ候補格納部33と、フィードバック制御部24と、確認結果格納部34とを含んだ構成で表すことができ、コンピュータが備えるROMには、後述する抽出処理及びフィードバック処理を含む商品データ分析処理ルーチンを実行するためのプログラムが記憶されている。なお、Web閲覧履歴収集部21が上記実施の形態の行動履歴情報収集部20に相当し、Web閲覧履歴格納部31が上記実施の形態の行動履歴情報格納部30に相当し、商品データ候補抽出部23が上記実施の形態のイベント情報候補抽出部22に相当し、商品データ候補格納部33が上記実施の形態のイベント情報格納部32に相当する。すなわち、Web閲覧履歴収集部21が本発明の収集手段の一例であり、商品データ候補抽出部23が本発明の抽出手段の一例である。
Web閲覧履歴収集部21は、ユーザが保有するPCで閲覧されたWebページのWeb閲覧履歴を収集し、Web閲覧履歴格納部31に格納する。Web閲覧履歴は、行動分析の対象となるユーザを示すユーザID、ユーザがWebページを閲覧した閲覧日時、ユーザが閲覧したWebページのURL等の情報を含み、また、ユーザが閲覧したWebページのソース群(HTMLデータ)を含む。
商品データ候補抽出部23は、分析モデルに従い、Web閲覧履歴格納部31に格納されたWeb閲覧履歴からECサイトに関するWeb閲覧履歴(以下、「EC閲覧履歴」という)を抽出し、抽出したEC閲覧履歴に基づいて、購入された商品に関連する情報を示す商品データ候補、及びその商品が購入された確度を、各商品データ候補の確度として抽出する。
ここで、一般的に、ECサイトにおいて商品を購入する場合には、商品の詳細情報を閲覧する「詳細情報閲覧」ステップ、選択した商品を買い物カゴに入れる「買い物カゴ」ステップ、商品の選択を終了して支払いや送付先の条件を設定する「購入手続き」ステップ、購入する商品の内容や支払方法等の最終的な確認を行う「最終確認」ステップ、全ての購入手続きが完了したことが通知される「購入完了」ステップ等の各ステップを踏む。従って、ある商品の購入手続きにおいて、どのステップに対応するWebページまで確認できたかに対応して、その商品が購入されたか否かを示す確度を定めることができる。
本実施例では、図5に示すように、「購入完了」ステップまで確認できた場合には確度5、「最終確認」ステップまで確認できた場合には確度4、「購入手続き」ステップまで確認できた場合には確度3、「買い物カゴ」ステップまで確認できた場合には確度2、「詳細情報閲覧」ステップまで確認できた場合には確度1を割り当てる。なお、各ステップの内容や数、各ステップに対する確度の割り当ては、上記の例に限定されるものではない。
商品データ候補抽出部23は、具体的には、図6に示すように、まず、EC閲覧履歴に含まれるHTMLデータ内のテキスト等に基づいて、そのWebページが購入手続きのどのステップに対応するWebページかを判定し、そのステップに割り当てられた確度を抽出する。次に、Webページのステップ判定の結果に応じた抽出ロジックにより、そのHTMLデータ内のテキスト等に基づいて、商品名、価格、及びECサイト名を抽出する。そして、抽出した確度、商品名、価格、及びECサイト名と、EC閲覧履歴に含まれるユーザID及び閲覧日時とをまとめて、商品データ候補として抽出する。また最後に、閲覧日時が所定期間内の同一商品についての商品データ候補は、一連の購入手続きによるものであるので、ステップが最も進んでいるもの、すなわち確度が最も高い商品データ候補のみを残し、それ以外の商品データ候補は削除する。最終的に残った商品データ候補を商品データ候補格納部33に格納する。
フィードバック制御部24は、ユーザからのフィードバック要求を受け付けると、ユーザ認証を行ってユーザIDを確認し、商品データ候補格納部33に格納された商品データ候補のうち、ユーザIDが確認されたユーザIDと一致する商品データ候補であって、閲覧日時が、該当ユーザが前回フィードバックを実施してから現在までに含まれる商品データ候補を抽出する。なお、ここでは、閲覧日時をユーザが商品を購入した「購入日」として扱う。さらに、フィードバック制御部24は、抽出した商品データ候補から、確度が高い順に商品データ候補を取得し、取得した商品データ候補の一覧、各商品データ候補が示す商品を実際に購入したか否かの確認情報を受け付けるための表示、及び一覧に表示された商品データ候補に不足がある場合に不足情報を受け付けるための表示が、フィードバックGUI42に提示されるように制御する。表示の一例を図7に示す。図7の例では、確認情報を受け付けるための表示、及び不足情報を受け付けるための表示は、それぞれ、確認情報用のチェックボックス、不足情報用のチェックボックスとなっている。ユーザは、表示された商品を実際に購入した場合には、その商品の「購入済み」欄の確認情報用のチェックボックをチェックする。また、購入した商品が一覧に表示されていない場合には、「表示されない購入商品有り」のテキストの横の不足情報用のチェックボックスをチェックして、送信ボタンを選択する。これにより、商品データ分析装置11に確認情報及び不足情報が送信される。
次に、本実施の形態に係る商品データ分析システム11の作用について説明する。Web閲覧履歴収集部21によって、ユーザ端末40により閲覧されたWebページのWeb閲覧履歴が収集されて、Web閲覧履歴格納部31に格納されると、所定のタイミングで、図8に示す抽出処理ルーチンが実行される。また、ユーザからフィードバックGUI42を介してフィードバックの要求を受け付けた際には、図9に示すフィードバック処理ルーチンが実行される。以下、各処理について詳述する。
抽出処理ルーチンでは、まず、ステップ150で、商品データ候補抽出部23が、Web閲覧履歴格納部31に格納されたWeb閲覧履歴からEC閲覧履歴を抽出する。
次に、ステップ152で、商品データ候補抽出部23が、EC閲覧履歴に含まれるHTMLデータ内のテキスト等に基づいて、そのWebページが購入手続きのどのステップに対応するWebページかを判定し、そのステップに割り当てられた確度を抽出する。
次に、ステップ154で、商品データ候補抽出部23が、Webページのステップ判定の結果に応じた抽出ロジックにより、EC閲覧履歴に含まれるHTMLデータ内のテキスト等に基づいて、商品名、価格、及びECサイト名を抽出する。
次に、ステップ156で、商品データ候補抽出部23が、上記ステップ154で抽出した確度と、上記ステップ154で抽出した商品名、価格、及びECサイト名と、EC閲覧履歴に含まれるユーザID及び閲覧日時とをまとめて、商品データ候補として抽出する。
次に、ステップ158で、商品データ候補抽出部23が、閲覧日時が所定期間内の同一商品についての商品データ候補のうち、確度が最も高い商品データ候補のみを残し、それ以外の商品データ候補は削除し、最終的に残った商品データ候補を商品データ候補格納部33に格納して、抽出処理を終了する。
次に、フィードバック処理ルーチンでは、まず、ステップ200で、フィードバック制御部24が、フィードバックGUI42を介して、EC閲覧履歴を提供するユーザから、フィードバック要求を受け付けたか否かを判定する。フィードバック要求を受け付けた場合には、ユーザ認証を行ってユーザIDを確認して、ステップ202へ移行する。フィードバック要求を受け付けていない場合には、フィードバック要求を受け付けるまで、本ステップの判定を繰り返す。
ステップ202では、フィードバック制御部24が、確度に対応する変数iに、確度が最も高い値である5にセットし、次に、ステップ204で、商品データ候補格納部33に格納された商品データ候補のうち、ユーザIDが、上記ステップ200で確認したユーザIDと一致する商品データ候補であって、閲覧日時が、該当ユーザが前回フィードバックを実施してから現在までに含まれ、かつ確度がi(ここでは5)の商品データ候補を検索する。
次に、ステップ206で、上記ステップ204において、商品データ候補が検索されたか否かを判定する。検索された場合には、ステップ208へ移行し、検索されなかった場合には、ステップ216へ移行する。
ステップ208では、フィードバック制御部24が、上記ステップ204で検索された商品データ候補を取得し、取得した商品データ候補の一覧、各商品データ候補が示す商品を実際に購入したか否かの確認情報を受け付けるための表示、及び一覧に表示された商品データ候補に不足がある場合に不足情報を受け付けるための表示が、フィードバックGUI42に提示されるように制御する。
次に、ステップ210で、フィードバック制御部24が、ユーザからのフィードバックを受け付けたか否かを判定する。フィードバックを受け付けた場合には、ステップ212へ移行し、受け付けていない場合には、フィードバックを受け付けるまで、本ステップの判定を繰り返す。
ステップ212では、フィードバック制御部24が、上記ステップ210で受け付けたフィードバックに基づいて、確認情報用のチェックボックスにチェックされた商品データ候補を、商品データとして確認結果格納部34に格納する。また、確認情報用のチェックボックスにチェックがされていない商品データ候補を、負例として確認結果格納部34に格納する。
次に、ステップ214で、フィードバック制御部24が、上記ステップ210で受け付けたフィードバックに基づいて、不足情報用のチェックボックスにチェックがされているか否かを判定する。チェックされている場合には、一覧に表示されていない商品データ候補があると判定して、ステップ216へ移行する。
ステップ216では、フィードバック制御部24が、変数iが1か否かを判定する。i≠1の場合には、ステップ218へ移行して、変数iを1減少させて(ここでは4)、ステップ204へ戻り、ステップ204〜214の処理を繰り返す。これにより、現在提示されている商品データ候補より確度の低いものへ徐々に範囲を広げて商品データ候補を提示して、ユーザからのフィードバックを受け付ける。
上記ステップ214で、不足情報用のチェックボックスにチェックがされていないと判定された場合には、フィードバック処理を終了する。
また、上記ステップ216で、i=1と判定された場合には、ユーザから商品データ候補に不足があるとのフィードバックがあるにもかかわらず、確度が最も小さい商品データ候補まで提示済みとなっているため、ステップ220へ移行して、フィードバック制御部24が、不足する商品情報をユーザに入力してもらうための直接入力の画面が、フィードバックGUI42に提示されるように制御する。
次に、ステップ222で、フィードバック制御部24が、上記ステップ220で提示した直接入力の画面に対する入力データを受け付けたか否かを判定し、入力データを受け付けた場合には、ステップ224へ移行し、受け付けていない場合には、入力データを受け付けるまで本ステップの判定を繰り返す。
ステップ224では、上記ステップ222で受け付けた入力データを商品データとして、確認結果格納部34へ格納すると共に、EC閲覧履歴から抽出されなかった欠損データとして、確認結果格納部34へ格納して、フィードバック処理を終了する。
本発明は、上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
例えば、上記実施例では、抽出処理において、確度が最も高い商品データ候補以外を削除する場合について説明したが、確度が低い商品データ候補についても削除することなく、ユーザの行動解析に利用するために別途格納するようにしてもよい。
また、上記実施例では、フィードバック処理において、ユーザからのフィードバック要求の有無を判定するステップを設ける場合について説明したが、例えばhttpd(HyperText Transfer Protocol Daemon)から起動する構成としてもよい。
また、上述の履歴情報利用装置及び商品データ分析装置は、内部にコンピュータシステムを有しているが、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、本願明細書中において、プログラムが予めインストールされている実施形態として説明したが、当該プログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。
10 履歴情報利用装置
11 商品データ分析システム
20 行動履歴情報収集部
21 Web閲覧履歴収集部
22 イベント情報候補抽出部
23 商品データ候補抽出部
24 フィードバック制御部
30 行動履歴情報格納部
31 Web閲覧履歴格納部
32 イベント情報候補格納部
33 商品データ候補格納部
34 確認結果格納部
40 ユーザ端末
42 フィードバックGUI

Claims (7)

  1. ユーザの行動を示す行動履歴情報として、電子商取引サイトにおける閲覧履歴を収集する収集手段と、
    前記収集手段により収集された前記行動履歴情報から、分析モデルを用いて、前記行動履歴情報に対応するイベント情報候補を、前記行動履歴情報から前記イベント情報候補が抽出される確度と共に抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出されたイベント情報候補のうち、前記確度が所定値より高いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御し、提示したイベント情報候補の正誤を示す確認情報、及び提示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報を前記ユーザから受け付けると共に、前記ユーザから正解の確認情報を受け付けたイベント情報候補をイベント情報として記憶部に格納し、前記ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補よりも前記確度が低いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御する制御手段と、
    を含む履歴情報利用装置であって、
    前記抽出手段は、前記閲覧履歴から、前記ユーザが購入した商品に関する情報を前記イベント情報候補として抽出し、
    前記電子商取引サイトにおける商品購入のための各手続きに対応した複数のステップの各々に、購入手続きが進むほど高くなる確度を割り当て、抽出したイベント情報候補が示す商品の購入手続きに該当するステップに割り当てられた確度を、該イベント情報候補の確度とする履歴情報利用装置。
  2. ユーザの行動を示す行動履歴情報として、移動履歴を収集する収集手段と、
    前記収集手段により収集された前記行動履歴情報から、分析モデルを用いて、前記行動履歴情報に対応するイベント情報候補を、前記行動履歴情報から前記イベント情報候補が抽出される確度と共に抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出されたイベント情報候補のうち、前記確度が所定値より高いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御し、提示したイベント情報候補の正誤を示す確認情報、及び提示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報を前記ユーザから受け付けると共に、前記ユーザから正解の確認情報を受け付けたイベント情報候補をイベント情報として記憶部に格納し、前記ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補よりも前記確度が低いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御する制御手段と、
    を含む履歴情報利用装置であって、
    前記抽出手段は、前記移動履歴から、滞在場所を推定して、前記イベント情報候補として抽出し、
    前記滞在場所を推定する際の推定精度を、該イベント情報候補の確度とする履歴情報利用装置。
  3. ユーザの行動を示す行動履歴情報として、Webページの閲覧履歴を収集する収集手段と、
    前記収集手段により収集された前記行動履歴情報から、分析モデルを用いて、前記行動履歴情報に対応するイベント情報候補を、前記行動履歴情報から前記イベント情報候補が抽出される確度と共に抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出されたイベント情報候補のうち、前記確度が所定値より高いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御し、提示したイベント情報候補の正誤を示す確認情報、及び提示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報を前記ユーザから受け付けると共に、前記ユーザから正解の確認情報を受け付けたイベント情報候補をイベント情報として記憶部に格納し、前記ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補よりも前記確度が低いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御する制御手段と、
    を含む履歴情報利用装置であって、
    前記抽出手段は、前記閲覧履歴から抽出される予め定められたキーワードと関連付けられたライフイベントを推定して、前記イベント情報候補として抽出し、
    前記ライフイベントを推定する際の推定精度を、該イベント情報候補の確度とする履歴情報利用装置。
  4. 収集手段が、ユーザの行動を示す行動履歴情報として、電子商取引サイトにおける閲覧履歴を収集し、
    抽出手段が、前記収集手段により収集された前記行動履歴情報から、分析モデルを用いて、前記行動履歴情報に対応するイベント情報候補を、前記行動履歴情報から前記イベント情報候補が抽出される確度と共に抽出し、
    制御手段が、前記抽出手段により抽出されたイベント情報候補のうち、前記確度が所定値より高いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御し、提示したイベント情報候補の正誤を示す確認情報、及び提示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報を前記ユーザから受け付けると共に、前記ユーザから正解の確認情報を受け付けたイベント情報候補をイベント情報として記憶部に格納し、前記ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補よりも前記確度が低いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御する
    履歴情報利用方法であって、
    前記抽出手段は、前記閲覧履歴から、前記ユーザが購入した商品に関する情報を前記イベント情報候補として抽出し、
    前記電子商取引サイトにおける商品購入のための各手続きに対応した複数のステップの各々に、購入手続きが進むほど高くなる確度を割り当て、抽出したイベント情報候補が示す商品の購入手続きに該当するステップに割り当てられた確度を、該イベント情報候補の確度とする履歴情報利用方法
  5. 収集手段が、ユーザの行動を示す行動履歴情報として、移動履歴を収集し、
    抽出手段が、前記収集手段により収集された前記行動履歴情報から、分析モデルを用いて、前記行動履歴情報に対応するイベント情報候補を、前記行動履歴情報から前記イベント情報候補が抽出される確度と共に抽出し、
    制御手段が、前記抽出手段により抽出されたイベント情報候補のうち、前記確度が所定値より高いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御し、提示したイベント情報候補の正誤を示す確認情報、及び提示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報を前記ユーザから受け付けると共に、前記ユーザから正解の確認情報を受け付けたイベント情報候補をイベント情報として記憶部に格納し、前記ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補よりも前記確度が低いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御する
    履歴情報利用方法であって、
    前記抽出手段は、前記移動履歴から、滞在場所を推定して、前記イベント情報候補として抽出し、
    前記滞在場所を推定する際の推定精度を、該イベント情報候補の確度とする履歴情報利用方法
  6. 収集手段が、ユーザの行動を示す行動履歴情報として、Webページの閲覧履歴を収集し、
    抽出手段が、前記収集手段により収集された前記行動履歴情報から、分析モデルを用いて、前記行動履歴情報に対応するイベント情報候補を、前記行動履歴情報から前記イベント情報候補が抽出される確度と共に抽出し、
    制御手段が、前記抽出手段により抽出されたイベント情報候補のうち、前記確度が所定値より高いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御し、提示したイベント情報候補の正誤を示す確認情報、及び提示されたイベント情報候補に不足があることを示す不足情報を前記ユーザから受け付けると共に、前記ユーザから正解の確認情報を受け付けたイベント情報候補をイベント情報として記憶部に格納し、前記ユーザから不足情報を受け付けた場合には、提示中のイベント情報候補よりも前記確度が低いイベント情報候補が前記ユーザに提示されるように制御する
    履歴情報利用方法であって、
    前記抽出手段は、前記閲覧履歴から抽出される予め定められたキーワードと関連付けられたライフイベントを推定して、前記イベント情報候補として抽出し、
    前記ライフイベントを推定する際の推定精度を、該イベント情報候補の確度とする履歴情報利用方法
  7. コンピュータを、請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の履歴情報利用装置を構成する各手段として機能させるための履歴情報利用プログラム。
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