JP5547334B2 - シングルおよびデュアルインターネットプロトコルベアラサポート - Google Patents

シングルおよびデュアルインターネットプロトコルベアラサポート Download PDF

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Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、参照により本明細書に組み込まれる、2010年3月31日に出願された「Single and Dual IP Bearer Support across eHRPD and LTE」と題する、米国仮出願第61/319,750号に関し、その優先権を主張する。
[技術分野]
本開示は、一般に電子通信に関する。より詳細には、本開示は、シングルおよびデュアルIPベアラサポート(bearer support)のためのシステムおよび方法に関する。
[背景]
電子技術の進歩は、ますます複雑で有用になる電子デバイスのコストを低減した。コスト低減および消費者需要により、電子デバイスが現代社会において事実上ユビキタス(ubiquitous)であるほど電子デバイスの使用が激増した。電子デバイスの使用が拡大するにつれて、電子デバイスの新しい改善された特徴に対する需要も拡大した。より詳細には、より高速に、より効率的に、またはより高品質で機能を実行する電子デバイスがしばしば求められる。
一部の電子デバイス(たとえば、セルラー電話、スマートフォン、コンピュータなど)は他の電子デバイスと通信する。たとえば、ワイヤレス通信デバイス(たとえば、セルラー電話、スマートフォンなど)は基地局とワイヤレスに通信し得、その逆も同様である。これは、ワイヤレス通信デバイスがボイス、ビデオ、データなどにアクセスし、および/またはそれらを通信することを可能にし得る。
一部の電子デバイスは、複数の異なる技術を使用して通信することが可能である。(異なる基地局などから)別の技術が利用可能になったとき、または(より高いデータ転送レートの必要など)状況により切替えが許されるとき、これらの電子デバイスは、使用される技術を切り替え得る。これらの電子デバイスは、そのような切替えが行われるとき、使用される通信設定を調整する必要があり得る。この説明からわかるように、電子デバイスの切替え機能を改善するシステムおよび方法が有益であり得る。
ワイヤレス通信システムの一構成を示すブロック図。 IPアドレスを廃棄する(discard)ための方法の流れ図。 ユーザ機器(UE)と、ユーザ機器(UE)がデータサービスおよび/またはボイスサービスのために利用し得るコアネットワークとの間の様々なタイプの接続性を示すブロック図。 IPアドレスを廃棄するための別の方法の流れ図。 発展型高速パケットデータ(eHRPD:evolved High Rate Packet Data)のためのネットワークアーキテクチャを示すブロック図。 ワイヤレス通信デバイスとパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW:Packet Data Network Gateway)との間のパケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)接続のセットアップを示すコールフロー図。 デュアルIPベアラ(または、同じアクセスポイント名(APN:access point name)に対する2つのシングルIPベアラ)をサポートしない無線アクセス技術(RAT:radio access technology)に移行した後にIPアドレスを廃棄するための方法の流れ図。 単一のプロキシモバイルIP(PMIP:Proxy Mobile IP)トンネルにマッピングされたIPv4およびIPv6ベアラを示すブロック図。 ワイヤレス通信デバイスがパケットデータネットワーク(PDN;Packet Data Network)接続ごとにただ1つのIPアドレスをサポートする機能を広告するための方法の流れ図。 本明細書で説明するデュアルIPベアラドロップ方法(dual-IP bearer dropping)を実行するための装置のハードウェア実装形態の一部を示す図。 本明細書で説明するデュアルIPベアラ命名方法を実行するための装置のハードウェア実装形態の一部を示す図。
[詳細な説明]
本明細書で開示するシステムおよび方法は、IPアドレスを廃棄するワイヤレス通信デバイスについて説明する。ワイヤレス通信デバイスは、ネットワークとの複数のデータ接続を確立し得る。データ接続ごとに、ネットワークは、第1のタイプ(たとえばIPv4)の第1のIPアドレスと、第2のタイプ(たとえばIPv6)の第2のIPアドレスとを割り当て得る。第1のIPアドレスは、特定のデータ接続を必要とし、第1のIPタイプを処理することが可能である、第1のアプリケーションに割り当てられ得、第2のIPアドレスは、同じデータ接続を必要とし、第2のIPタイプを処理することが可能である、第2のアプリケーションに割り当てられ得る。ワイヤレス通信デバイスは、IPタイプのうちの1つをまったくサポートすることができないと判断するか、または両方のIPタイプを単一のデータ接続上で同時にサポートすることができないと判断し得る。したがって、IPアドレスのうちの1つは廃棄されなければならない。たとえば、ワイヤレス通信デバイスは、Long Term Evolution(LTE)から発展型高速パケットデータ(eHRPD)に移動し、発展型高速パケットデータ(eHRPD)では複数のIPアドレスをサポートすることができないことがある。Long Term Evolution(LTE)ワイヤレス通信デバイスおよび発展型高速パケットデータ(eHRPD)ワイヤレス通信デバイスは、それらが異なるパケットデータネットワーク(PDN)接続に関連する場合、2つ以上のIPアドレスをサポートすることが可能になる。ワイヤレス通信デバイスは、どのIPアドレスを廃棄すべきか(したがって、どのIPアドレスを保持すべきか)を判断し得る。次いで、ワイヤレス通信デバイスは、それが廃棄すべきと判断したIPアドレスを廃棄し得る。これは、ワイヤレス通信デバイスが適切なIPアドレスを保ち、あいまいさを回避することを可能にする。
以下の説明では、簡潔性および明暸性の理由で、International Telecommunication Union(ITU)によって3rd Generation Partnership Project(3GPP)の下で公表されたLTE規格に関連する用語を使用する。本発明は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)などに関係する技術およびその関連規格など、他の技術にも適用可能であることに留意されたい。異なる技術に関連する用語は異なることがある。たとえば、考察する技術に応じて、ワイヤレスデバイスは、ほんのいくつかの例を挙げれば、ユーザ機器(UE)、移動局、モバイル端末、加入者ユニット、アクセス端末などと時々呼ばれることがある。同様に、基地局は、アクセスポイント、ノードB、発展型ノードB(eNB)などと時々呼ばれることがある。適用可能なとき、異なる用語が異なる技術に適用されることに留意されたい。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、グローバルに適用可能な第3世代(3G)モバイルフォン仕様を定義することを目的とする電気通信協会のグループ間のコラボレーションである。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)モバイルフォン規格を改善することを目的とした3GPPプロジェクトである。3GPPは、次世代のモバイルネットワーク、モバイルシステムおよびモバイルデバイスのための仕様を定義し得る。3GPP Long Term Evolution(LTE)では、移動局またはデバイスは、「ユーザ機器」(UE)と呼ばれることがある。
次に、図を参照しながら様々な構成について説明する。同様の参照符号は機能的に同様の要素を示し得る。本明細書で概して説明し、図に示すシステムおよび方法は、多種多様な異なる構成で構成および設計され得る。したがって、図に表されるいくつかの構成についての以下のより詳細な説明は、請求する範囲を限定するものではなく、システムおよび方法を代表するものにすぎない。
図1は、ワイヤレス通信システム100の一構成を示すブロック図である。ワイヤレス通信システム100は、ボイス、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。ワイヤレスシステム(たとえば、多元接続システム)における通信は、ワイヤレスリンクを介した送信によって達成され得る。そのような通信リンクは、単入力単出力(SISO)、多入力単出力(MISO)または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。MIMOシステムは、それぞれ、データ伝送のための複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを装備した、(1つまたは複数の)送信機と(1つまたは複数の)受信機とを含む。SISOシステムおよびMISOシステムは、MIMOシステムの特定の例である。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは、改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループット、より大きい容量、または改善された信頼性)を与えることができる。
ワイヤレス通信システム100はMIMOを利用し得る。MIMOシステムは、時分割複信(TDD)システムと周波数分割複信(FDD)システムの両方をサポートし得る。TDDシステムでは、アップリンク送信とダウンリンク送信とが同じ周波数領域上で行われるので、相反定理によりアップリンクチャネルからのダウンリンクチャネルの推定が可能である。これにより、送信ワイヤレスデバイスは、その送信ワイヤレスデバイスが受信した通信から送信ビームフォーミング利得を抽出することが可能になる。
ワイヤレス通信システム100は、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のワイヤレス通信デバイス104との通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、3rd Partnership Project(3GPP)Long Term Evolution(LTE)システム、および空間分割多元接続(SDMA)システムがある。
「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、W−CDMAおよび低チップレート(LCR)を含み、cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM)(登録商標)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDMAなどの無線技術を実装し得る。UTRA、E−UTRAおよびGSMは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。Long Term Evolution(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLong Term Evolution(LTE)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。明快のために、本技法のいくつかの態様については、以下でLong Term Evolution(LTE)に関して説明し、他の態様については、以下で発展型高速パケットデータ(eHRPD)に関して説明し、以下の説明では、Long Term Evolution(LTE)用語と発展型高速パケットデータ(eHRPD)用語の両方を使用する。
ワイヤレス通信システム100はワイヤレス通信デバイス104を含み得る。ワイヤレス通信デバイス104は、端末、アクセス端末(AT)、ユーザ機器(UE)、加入者ユニット、局などと呼ばれることがあり、それらの機能の一部または全部を含み得る。概して、拡張パケットコア(EPC:Enhanced Packet Core)ネットワーク(すなわち、発展型高速パケットデータ(eHRPD)技術とLong Term Evolution(LTE)技術とをサポートするコアネットワーク)に接続することが可能であるワイヤレス通信デバイス104は、ユーザ機器(UE)または拡張アクセス端末(eAT:enhanced access terminal)と呼ばれることがある。1xまたは高速パケットデータ(HRPD)などのレガシー3GPP2ネットワークに接続することのみが可能であり、拡張パケットコア(EPC)ネットワークへの接続が可能でないワイヤレス通信デバイス104は、アクセス端末(AT)と呼ばれることがある。ユーザ機器(UE)は、レガシー1x/HRPDネットワークに接続することも可能であり得る。本明細書で使用するワイヤレス通信デバイス104という用語は、ユーザ機器(UE)または拡張アクセス端末(eAT)のいずれかを指す。
拡張パケットコア(EPC)技術に関して、ワイヤレス通信デバイス104は、発展型高速パケットデータ(eHRPD)専用デバイス、Long Term Evolution(LTE)専用デバイス、または発展型高速パケットデータ(eHRPD)およびLong Term Evolution(LTE)デバイスの、3つのタイプのうちの1つであり得る。ワイヤレス通信デバイス104は、異なる無線アクセス技術(RAT)106a〜bを介してアクセスポイント名(APN)138からサービスを取得する能力を有し得る。ワイヤレス通信デバイス104は、複数のアクセスポイント名(APN)138からサービスを取得し得る。ワイヤレス通信デバイス104は、アクセスポイント名(APN)138とのIP接続を維持しながら、ソース無線アクセス技術(RAT)106aからターゲット無線アクセス技術(RAT)106bに切り替わり得る。
ワイヤレス通信デバイス104は高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS:Advanced Mobile Subscriber Software)108を含み得る。高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108は、すべてのサポートされた技術のためのオペレーティングシステム、データおよびネットワークプロトコルスタックと、デバイスドライバと、ボイスおよびデータ呼をセットアップし、管理するための制御ソフトウェアとを含む、ワイヤレス通信デバイス104上で実行しているシステムソフトウェアを指す。高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108は、ネットワークアクセスシステムとのデータ呼をセットアップし、維持することにおいてアプリケーション112a〜bを支援し得る。高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108はまた、パケットデータ呼が失敗したときにアプリケーション112に通知し得る。
ワイヤレス通信デバイス104は、第1のアプリケーション112aと第2のアプリケーション112bとを含み得る。ワイヤレス通信デバイス104上のアプリケーション112は、現在の無線アクセス技術(RAT)106を使用して、アクセスポイント名(APN)138との(本明細書では、パケットデータネットワーク(PDN)接続110a〜bと呼ぶ)パケットデータ呼を発信するように高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108をトリガし得る。パケットデータネットワーク(PDN)接続110をセットアップするときに、ネットワークは、ワイヤレス通信デバイス104にIPアドレス114a〜bを割り当て得る。次いで、ワイヤレス通信デバイス104は、IPアドレス114を、そのパケットデータネットワーク(PDN)接続110とIPタイプ116とを使用した接続性を必要とするアプリケーションに与え得る。各IPアドレス114はIPアドレスタイプ116a〜bを有し得る。たとえば、IPアドレス114は、IPv4またはIPv6のタイプ116a〜bを有し得る。ネットワークは、アプリケーション112がどのIPタイプ116を希望するかを知らない。パケットデータネットワーク(PDN)接続110を使用することを希望し、特定のIPタイプ116を希望する複数のアプリケーション112は、そのIPタイプ116をもつIPアドレス114を共有することができる。一例として、IPv4を希望する2つのアプリケーション112は、パケットデータネットワーク(PDN)接続110上でIPv4アドレスを共有することができる(これは、IPv6アドレスにも適用する)。
ワイヤレス通信デバイス104によって要求されるサービスの機能およびタイプと、アクセスポイント名(APN)138によって提供されるサービスの機能およびタイプとに応じて、ワイヤレス通信デバイス104は、1つのIPアドレス114または2つのIPアドレス114を割り当てられ得る。ワイヤレス通信デバイス104がただ1つのIPアドレス114を割り当てられる場合、IPアドレス114のタイプ116は、IPv4またはIPv6のいずれかであり得る。ワイヤレス通信デバイス104が2つのIPアドレス114を割り当てられる場合、IPアドレス114のうちの1つはIPv4アドレスであり、IPアドレス114のうちの1つはIPv6アドレスである。
ワイヤレス通信デバイス104は、IPv4のみ、IPv6のみ、またはワイヤレス通信デバイス104が全体としてIPv4機能とIPv6機能の両方を有するようなデュアルIPスタック(IPv4とIPv6の両方)が可能であり得る。ワイヤレス通信デバイス104は、ワイヤレス通信デバイス104の機能が何であるか(すなわち、IPv4のみ、IPv6のみまたはデュアルIPスタック)をネットワークに示し得る。次いで、ネットワークは、ネットワークがワイヤレス通信デバイス104に実際に何を使用して欲しいかをワイヤレス通信デバイス104に示し得る。これは、IPv4のみ、IPv6のみ、またはIPv4とIPv6の両方であり得る。それがIPv4のみである場合、単一のIPv4アドレスがパケットデータネットワーク(PDN)接続110のためにワイヤレス通信デバイス104に割り当てられ得る。それがIPv6のみである場合、単一のIPv6アドレスがパケットデータネットワーク(PDN)接続110のためにワイヤレス通信デバイス104に割り当てられ得る。それがIPv4とIPv6の両方である場合、IPv4アドレスとIPv6アドレスの2つのIPアドレス114がワイヤレス通信デバイス104に割り当てられ得る。
ワイヤレス通信デバイス104に割り当てられた(IPv4のみまたはIPv6のみのいずれかであり、両方ではない)ただ1つのIPアドレス114を用いて確立されたパケットデータネットワーク(PDN)接続110は、シングルIPベアラと呼ばれることがある。2つのIPアドレス114(IPv4アドレスとIPv6アドレスの両方)を用いて確立されたパケットデータネットワーク(PDN)接続110は、デュアルIPベアラと呼ばれることがある。したがって、デュアルIPベアラは、2つのIPアドレス114を用いて確立されたパケットデータネットワーク(PDN)接続110を指し、デュアルIPスタックは、IPv4アドレスとIPv6アドレスの両方を処理するためのワイヤレス通信デバイス104の機能を指す。ワイヤレス通信デバイス104は、ワイヤレス通信デバイス104が特定のパケットデータネットワーク(PDN)接続110に関して何が可能であるかをネットワークに示すことはできるが、ワイヤレス通信デバイス104は、ワイヤレス通信デバイス104が特定のパケットデータネットワーク(PDN)接続110のために実際に何を希望するか(たとえば、特定のアクセスポイント名(APN)138に接続することを試みているアプリケーション112が何を希望するか)をネットワークに示すことはできない。
本明細書で説明するように、ワイヤレス通信デバイス104はデュアルIPスタックが可能である。アクセスポイント名(APN)138に接続することを試みている特定のアプリケーション112は、IPv4のみを使用することが可能であり得る。アクセスポイント名(APN)138がIPv4のみを使用して接続することが可能である場合、問題はない。アクセスポイント名(APN)138は、要求アプリケーション112によって使用されるパケットデータネットワーク(PDN)接続110のためにワイヤレス通信デバイス104にIPv4アドレスのみを割り当て得る。アクセスポイント名(APN)138がIPv6のみが可能である場合、あいまいさはない。アクセスポイント名(APN)138は、要求アプリケーション112によって使用されるパケットデータネットワーク(PDN)接続110のためにワイヤレス通信デバイス104にIPv6アドレスを割り当て得る。高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108は、要求アプリケーション112がIPv4アドレスのみを希望する(割り当てられたIPv6アドレスを使用することができない)ことを知っているので、(このアクセスポイント名(APN)138を使用することを希望する他のアプリケーション112がないと仮定すると)IPv6アドレスを有しても無駄であり、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108はIPv6アドレスを解放する。
しかしながら、アクセスポイント名(APN)138が、IPv4とIPv6の両方が可能であるとき、あいまいさが生じる。これらの場合、ワイヤレス通信デバイス104が、パケットデータネットワーク(PDN)接続110のためにIPv4とIPv6の両方をサポートすることが可能であると示しているので、ネットワークは、パケットデータネットワーク(PDN)接続110のために割り当てるべきIPアドレス114のタイプ116を確信することができない。ネットワークのための唯一の安全なオプションは、ワイヤレス通信デバイス104にIPv4アドレスとIPv6アドレスの両方を割り当てることである。表1に、ワイヤレス通信デバイス104のIPアドレス114機能と、アプリケーション112のIPアドレス114機能と、対応するネットワーク割当てとの組合せを要約する。
Figure 0005547334
簡単のために、表1では、パケットデータネットワーク(PDN)接続110ごとに1つのアプリケーション112のみについて考える。「X」でマークされたセルは無効であるが、あいまいさはない。たとえば、v4専用ワイヤレス通信デバイス104(すなわち、v4のみのIPアドレス114機能をもつ高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108)は、v6アプリケーション112を有しないことになり、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108は直ちにエラーをシグナリングするであろう。ワイヤレス通信デバイス104はv4のみが可能であることを示すが、ネットワークがワイヤレス通信デバイス104にv6アドレスを割り当てた場合、それも無効である。ネットワークがそのような無効なアドレスを割り当てた場合でも、ワイヤレス通信デバイス104は、IPv6アドレスを用いたパケットデータネットワーク(PDN)接続110を処理し得ないので、ただエラーを示し、パケットデータネットワーク(PDN)接続110をティアダウンするであろう。「?」でマークされたセルは、本明細書で解決される問題(または、あいまいさ)を提示するセルである。
ワイヤレス通信デバイス104はデュアルIPスタック対応であるにもかかわらず、一部のワイヤレス通信デバイス104はシングルIPベアラのみが可能である。言い換えれば、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108は、ワイヤレス通信デバイス104全体としては発展型高速パケットデータ(eHRPD)に関してIPv4とIPv6の両方をサポートすることが可能であり得るが、ベンダー固有ネットワーク制御プロトコル(VSNCP:Vendor-Specific Network Control Protocol)インスタンスごとには一方または他方のみをサポートすることが可能であり得、両方をサポートすることは可能でない。対照的に、デュアルIPベアラをサポートすることが可能であるワイヤレス通信デバイス104は、IPv4とIPv6の両方を同時にサポートし得る。さらなる厄介な問題は、デュアルIPベアラをサポートすることが、Long Term Evolution(LTE)では可能であるが、発展型高速パケットデータ(eHRPD)では可能でないワイヤレス通信デバイス104があり得ることである。
Long Term Evolution(LTE)では、ワイヤレス通信デバイス104は、同じアクセスポイント名(APN)138に対して2つのシングルIPベアラを有することが可能である。したがって、同じアクセスポイント名(APN)138に接続された単一のIPアドレス114を各々がもつ、パケットデータネットワーク(PDN)接続110の2つのインスタンスがあり得る。しかしながら、発展型高速パケットデータ(eHRPD)では、これは、規格の最初の数バージョンでは不可能であった。発展型高速パケットデータ(eHRPD)のための規格の最新バージョンはこれを可能にする。しかしながら、すでに展開された発展型高速パケットデータ(eHRPD)ネットワークの大部分は、規格の初期バージョンに基づいて実装されたので、それをサポートしない。本明細書における発展型高速パケットデータ(eHRPD)ネットワークへの言及は、同じアクセスポイント名(APN)138に対する2つのシングルIPベアラをサポートせず、したがって、アクセスポイント名(APN)138に対するただ1つのパケットデータネットワーク(PDN)接続110をサポートする発展型高速パケットデータ(eHRPD)ネットワークである。規格制限ではなくネットワーク/デバイス機能に焦点を当てる場合、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)において同様の問題が発生し得る。
パケットデータネットワーク(PDN)接続110は、シングルIPベアラまたはデュアルIPベアラのいずれかとすることができる。上記の表1では、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108のデュアルIPスタック機能のみについて考えた。表2では、ワイヤレス通信デバイス104のデュアルIPベアラ機能のときの、ワイヤレス通信デバイス104のIPアドレス114機能と、アプリケーション112のIPアドレス114機能と、対応するネットワーク割当てとの組合せについて考える。レガシー発展型高速パケットデータ(eHRPD)ワイヤレス通信デバイス104はデュアルIPベアラ機能をサポートし得ないが、より新しい発展型高速パケットデータ(eHRPD)ワイヤレス通信デバイス104はデュアルIPベアラをサポートし得る。
Figure 0005547334
表2中の「?」でマークされたセルは、本明細書で解決される問題(または、あいまいさ)を提示するセルである。次のステップは、2つの無線アクセス技術(RAT)106をサポートし、これらの2つの技術間を移行する、マルチメディアデュアルIPスタック対応のワイヤレス通信デバイス104について考えることである。無線アクセス技術(RAT)106の例には、Long Term Evolution(LTE)および発展型高速パケットデータ(eHRPD)がある。異なる技術間での様々な移行を表3に示す。
Figure 0005547334
表3では、ワイヤレス通信デバイス104の機能に対する制限はないと仮定する。しかしながら、ネットワークは、技術に関する事業者のネットワーク機能(たとえば、技術として発展型高速パケットデータ(eHRPD)が同じアクセスポイント名(APN)138に対して2つのシングルIPベアラをサポートしない)、ネットワーク機能(たとえば、特定のHRPDサービングゲートウェイ(HSGW)ベンダーがデュアルIPベアラをサポートし得ない)またはリソース考慮事項(たとえば、特定の時間に、ネットワークが、配布するのに十分なIPv4アドレスを有し得ない)に応じて、IPアドレス114を割り当て得る。
ソース無線アクセス技術(RAT)106aとターゲット無線アクセス技術(RAT)106bとがまったく同じ方法でIPアドレス114とIPベアラとを割り当てるとき、あいまいさはなく、ワイヤレス通信デバイス104は何か特別なことを行う必要はない。これらは、シナリオ0と標示された表3中の対角線のエントリである。しかしながら、ターゲット無線アクセス技術(RAT)106bは、ソース無線アクセス技術(RAT)106aと同じ方法でワイヤレス通信デバイス104にIPアドレス114および/またはIPベアラを割り当てないことがある。「?」でマークされたセルは、適切なアクションを判断するためにアルゴリズムを使用するようにワイヤレス通信デバイス104に要求する問題(または、あいまいさ)を提示するセルである。
シナリオ1と標示された表3中のセルは、ターゲット無線アクセス技術(RAT)106bがワイヤレス通信デバイス104に、ソース無線アクセス技術(RAT)106aによって割り当てられた単一のIPアドレス114の反対のタイプ116である単一のIPアドレス114を割り当てるときのものである。シナリオ1は、何らかのエラーがない限り、起こる可能性が低い。しかしながら、シナリオ1が発生したとき、ワイヤレス通信デバイス104はそれに対処しなければならない。シナリオ2と標示された表3中のセルは、ソース無線アクセス技術(RAT)106aにはシングルIPベアラがあったが、ターゲット無線アクセス技術(RAT)106bはワイヤレス通信デバイス104に両方のIPアドレス114をもつデュアルIPベアラを割り当てるときのものである。
シナリオ3と標示された表3中のセルは、ソース無線アクセス技術(RAT)106aにはシングルIPベアラが割り当てられたが、ターゲット無線アクセス技術(RAT)106bはワイヤレス通信デバイス104に2つのシングルIPベアラ(1つのIPv4アドレスおよび1つのIPv6アドレス)を割り当てるときのものである。シナリオ4と標示された表4中のセルは、ソース無線アクセス技術(RAT)106aによって(デュアルIPベアラ上または2つのシングルIPベアラ上のいずれかの)2つのIPアドレス114が割り当てられたが、ターゲット無線アクセス技術(RAT)106bはただ1つのIPアドレス114を割り当てるときのものである。シナリオ5と標示された表3中のセルは、ソース無線アクセス技術(RAT)106aとターゲット無線アクセス技術(RAT)106bの両方がワイヤレス通信デバイス104に2つのIPアドレス114を割り当てるが、無線アクセス技術(RAT)106のうちの一方(ソース無線アクセス技術(RAT)106aまたはターゲット無線アクセス技術(RAT)106bのいずれか)は単一のデュアルIPアドレスベアラを使用し、他方の無線アクセス技術(RAT)106は2つのシングルIPベアラを使用するときのものである。
表4では、ワイヤレス通信デバイス104がソース無線アクセス技術(RAT)106aからターゲット無線アクセス技術(RAT)106bに移行するときのネットワークビヘイビアに加えて、ワイヤレス通信デバイス104のIPスタックおよびIPベアラの機能について考える。表4は、2つの無線アクセス技術(RAT)106間を移行しているワイヤレス通信デバイス104のためのすべての可能な組合せを含む全体の完全なテーブルである。「?」でマークされたセルは、本明細書で解決される問題(または、あいまいさ)を提示するセルである。興味深いケースは、一方の無線アクセス技術(RAT)106がデュアルIPベアラをサポートし、他方がサポートしないときである。簡単のために、表4では、ワイヤレス通信デバイス104が、Long Term Evolution(LTE)ではデュアルIPベアラをサポートするが、発展型高速パケットデータ(eHRPD)ではデュアルIPベアラをサポートすることもサポートしないこともあると仮定され得る。その反対も可能であるが、同様の原理が適用するので、それについては明示的に考えない。
Figure 0005547334
表5では、ワイヤレス通信デバイス104がLong Term Evolution(LTE)無線アクセス技術(RAT)106から発展型高速パケットデータ(eHRPD)無線アクセス技術(RAT)106に移行するときのネットワークビヘイビアに加えて、ワイヤレス通信デバイス104のIPスタックおよびIPベアラの機能について考える。したがって、表5は、上記の表4のより具体的な例である。表5中の「?」でマークされたセルは、本明細書で解決される問題(または、あいまいさ)を提示するセルである。
Figure 0005547334
表6では、ワイヤレス通信デバイス104が発展型高速パケットデータ(eHRPD)無線アクセス技術(RAT)106からLong Term Evolution(LTE)無線アクセス技術(RAT)106に移行するときのネットワークビヘイビアに加えて、ワイヤレス通信デバイス104のIPスタックおよびIPベアラの機能について考える。したがって、表6は、上記の表4のより具体的な例である。表6中の「?」でマークされたセルは、本明細書で解決される問題(または、あいまいさ)を提示するセルである。
Figure 0005547334
表7では、ワイヤレス通信デバイス104がLong Term Evolution(LTE)無線アクセス技術(RAT)106から発展型高速パケットデータ(eHRPD)無線アクセス技術(RAT)106に移動し、次いでLong Term Evolution(LTE)無線アクセス技術(RAT)106に戻るケースについて考える。表7は、ネットワークがデュアルIPアドレス114を割り当てるケースのみに焦点を当てる。表7中の「?」でマークされたセルは、本明細書で解決される問題(または、あいまいさ)を提示するセルである。
Figure 0005547334
表8では、ワイヤレス通信デバイス104が発展型高速パケットデータ(eHRPD)無線アクセス技術(RAT)106からLong Term Evolution(LTE)無線アクセス技術(RAT)106に移動し、次いで発展型高速パケットデータ(eHRPD)無線アクセス技術(RAT)106に戻るケースについて考える。表8は、ネットワークがデュアルIPアドレスを割り当てるケースのみに焦点を当てる。表8中の「?」でマークされたセルは、本明細書で解決される問題(または、あいまいさ)を提示するセルである。
Figure 0005547334
したがって、変動するワイヤレス通信デバイス104の機能と、アプリケーション112の機能と、技術依存性を含むネットワーク割当てとを考慮するとき、IPアドレス114の割当てに対処するためのストラテジが必要である。ネットワークは、ワイヤレス通信デバイス104が、デュアルIPスタックはサポートするが、デュアルIPベアラはサポートしないレガシーデバイスであるかどうかに気づいていないので、ネットワークは、ワイヤレス通信デバイス104が、パケットデータネットワーク(PDN)接続110をセットアップすることを試みるときに実際にどんなアドレス割当てを希望するかを見つけ出す手段を有しない。本明細書のシステムおよび方法は、論理的で一貫した方法で上記の表1〜表8中の「?」をアルゴリズムおよびオプションと置き換える。これらのシステムおよび方法は、ワイヤレス通信デバイス104内に実装され得る。
ワイヤレス通信デバイス104上の各アプリケーション112は非アクティビティ時間118a〜bを有し得る。非アクティビティ時間118は、アプリケーション112がデータ転送に最後に関与してからの時間量を表す。ワイヤレス通信デバイス104はまた、非アクティビティしきい値120を含み得る。ワイヤレス通信デバイス104がソース無線アクセス技術(RAT)106aからターゲット無線アクセス技術(RAT)106bに切り替わるとき、ワイヤレス通信デバイス104は、第1のアプリケーション112aと第2のアプリケーション112bの両方が非アクティビティしきい値120よりも長く非アクティブである場合と、一方または両方のアプリケーション112が非アクティビティしきい値120よりも長く非アクティブでない場合とで、既存のパケットデータネットワーク(PDN)接続110を別様に処理し得る。
ワイヤレス通信デバイス104はスロットリングタイマー122をさらに含み得る。ワイヤレス通信デバイス104がソース無線アクセス技術(RAT)106aからターゲット無線アクセス技術(RAT)106bに切り替わるとき、ワイヤレス通信デバイス104は、アプリケーション112に割り当てられたIPアドレス114の一方または両方がスロットリング(throttled)される(したがって、実行中のスロットリングタイマー122を有する)場合、既存のパケットデータネットワーク(PDN)接続110を別様に処理し得る。ワイヤレス通信デバイス104はまた、ドロップされたIPアドレスタイマー111を含み得る。ドロップされたIPアドレスタイマー111は、ワイヤレス通信デバイス104がソース無線アクセス技術(RAT)106aからターゲット無線アクセス技術(RAT)106bに移動した(したがって、アプリケーション112のうちの1つによって使用されるIPアドレス114のうちの1つをドロップした)ときにワイヤレス通信デバイス104によって開始され得る。ドロップされたIPアドレスタイマー111が満了するまで、ドロップされたIPアドレス114は、ワイヤレス通信デバイス104がソース無線アクセス技術(RAT)106aに戻る場合に備えて、ワイヤレス通信デバイス104によって記憶され得る。ドロップされたIPアドレスタイマー111が満了する前にワイヤレス通信デバイス104がソース無線アクセス技術(RAT)106aに戻らなかった場合、ターゲット無線アクセス技術(RAT)106bにおけるドロップされたIPアドレス114は、ソース無線アクセス技術(RAT)106aにおいてもドロップされたと見なされる。非アクティビティしきい値120、スロットリングタイマー122およびドロップされたIPアドレスタイマー111については、図7に関して以下でさらに詳細に説明する。
図2は、IPアドレス114を廃棄するための方法200の流れ図である。方法200はワイヤレス通信デバイス104によって実行され得る。一構成では、方法200は、ワイヤレス通信デバイス104上の高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108によって実行され得る。ワイヤレス通信デバイス104は、複数のIPアドレス114タイプ116をサポートするネットワークへのデータ接続を確立する(202)。次いで、ワイヤレス通信デバイス104は、第1のタイプ116aの第1のIPアドレス114aと第2のタイプ116bの第2のIPアドレス114bとの割当てを受信する(204)。一構成では、第1のIPアドレス114aはIPv4アドレスであり得、第2のIPアドレス114bはIPv6アドレスであり得る。
ワイヤレス通信デバイス104は、ワイヤレス通信デバイス104が両方のIPアドレス114を処理することが現在可能でないと判断する(206)。たとえば、ワイヤレス通信デバイス104は、ネットワークの構成が、ネットワークがデュアルIPベアラ接続をサポートしないようなものである(たとえば、ネットワークが発展型高速パケットデータ(eHRPD)無線アクセス技術(RAT)106を使用する)と判断する(206)。別の例として、ワイヤレス通信デバイス104はデュアルIPスタックをサポートしないことがある。さらに別の構成では、ワイヤレス通信デバイス104は、デュアルIPベアラ接続をサポートするソース無線アクセス技術(RAT)106aからデュアルIPベアラ接続をサポートしないターゲット無線アクセス技術(RAT)106bに移動していることがある。
ワイヤレス通信デバイス104は、どのIPアドレス114を廃棄すべきかを判断する(208)。一構成では、ワイヤレス通信デバイス104は、IPアドレス114を要求したアプリケーション112がIPアドレス114タイプ116を指定したかどうかに基づいて、どのIPアドレス114を廃棄すべきかを判断する(208)。別の構成では、ワイヤレス通信デバイス104は、事業者が保持されるべきIPアドレス114タイプ116を指定したかどうかに基づいて、どのIPアドレス114を廃棄すべきかを判断する(208)。アプリケーション112も事業者も保持されるべきIPアドレス114タイプ116を指定していない場合、IPv4アドレスは不足しており、枯渇しやすいので、ワイヤレス通信デバイス104は、常にIPv4アドレスを廃棄し、IPv6アドレスを保持し得る。ワイヤレス通信デバイス104は、判断されたIPアドレス114を廃棄する(210)。
図3は、ユーザ機器(UE)304と、ユーザ機器(UE)304がデータサービスおよび/またはボイスサービスのために利用し得るコアネットワーク399との間の様々なタイプの接続性を示すブロック図である。図3のユーザ機器(UE)304は、図1のワイヤレス通信デバイス104の一構成であり得る。ネットワークアーキテクチャは、発展型高速パケットデータ(EHRPD)エアリンク318と発展型高速パケットデータ(EHRPD)無線アクセスネットワーク(RAN)323とを介したコアネットワーク399へのデータ接続性を含み得る。発展型高速パケットデータ(EHRPD)無線アクセスネットワーク(RAN)323は、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)333に接続するためにA10インターフェース327を採用し得る。ネットワークアーキテクチャはまた、Long Term Evolution(LTE)エアリンク319とLong Term Evolution(LTE)eノードB324とを介したコアネットワーク399へのデータ接続性を含み得る。
Long Term Evolution(LTE)eノードB324は、サービングゲートウェイ(SGW)334に接続するためにS1−Uインターフェース328を採用し得る。HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)333は、S2Aインターフェース335a〜cを介して、第1のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)337aと、第2のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)337bと、第3のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)337cとに接続し得る。サービングゲートウェイ(SGW)334は、S5インターフェース336a〜cを介して、第1のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)337aと、第2のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)337bと、第3のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)337cと接続し得る。第1のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)337aは第1のアクセスポイント名(APN)338aに接続し得る。第2のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)337bは第2のアクセスポイント名(APN)338bに接続し得る。第3のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)337cは第3のアクセスポイント名(APN)338cに接続し得る。アクセスポイント名(APN)338は、限定はしないが、ボイスオーバIP(VoIP)またはビデオ電話サービスを取得するためにユーザ機器(UE)304が接続するインターネットマルチメディアシステム(IMS)、またはユーザ機器(UE)304のための構成情報をダウンロードするためにユーザ機器(UE)304が接続を確立し得る管理アクセスポイント名(APN)338を含み得る。
ユーザ機器(UE)304はネットワーク中を移動し得る。ユーザ機器(UE)304がネットワーク中を移動するとき、ユーザ機器(UE)304は、ある無線アクセス技術(RAT)106によって与えられるカバレージをもつエリアから、別の無線アクセス技術(RAT)106によって与えられるカバレージをもつエリアに移動し得る。したがって、ユーザ機器(UE)304は、ソース無線アクセス技術(RAT)106aからターゲット無線アクセス技術(RAT)106bに切り替わり得る。共通のコアネットワーク399は両方の無線アクセス技術(RAT)106をサポートし得る。ユーザ機器(UE)304がソース無線アクセス技術(RAT)106aからターゲット無線アクセス技術(RAT)106bに移動するとき、ユーザ機器(UE)304のパケットデータネットワーク(PDN)接続110に関連する1つまたは複数のIPアドレス114が調整される必要があり得る(たとえば、IPアドレス114のうちの1つが廃棄される必要があり得る)。
図4は、IPアドレス114を廃棄するための別の方法400の流れ図である。方法400はワイヤレス通信デバイス104によって実行され得る。一構成では、方法400は、ワイヤレス通信デバイス104上の高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108によって実行され得る。ワイヤレス通信デバイス104は、IPv4とIPv6の両方をサポートするアクセスポイント名(APN)138へのパケットデータネットワーク(PDN)接続110を確立する(すなわち、アクセスポイント名(APN)138はデュアルIPベアラ対応である)(402)。ワイヤレス通信デバイス104は、デュアルIPベアラを処理することが可能であり得るか、またはワイヤレス通信デバイス104は、デュアルIPベアラを処理することが可能でないことがある(たとえば、ワイヤレス通信デバイス104は、発展型高速パケットデータ(eHRPD)などのただ1つの技術ではデュアルIPベアラを処理することが可能でないことがある)。ワイヤレス通信デバイス104は、アクセスポイント名(APN)138からパケットデータネットワーク(PDN)接続110のためのタイプIPv4の第1のIPアドレス114とタイプIPv6の第2のIPアドレス114との割当てを受信する(404)。
ワイヤレス通信デバイス104がデュアルIPベアラを処理することが可能でない場合、ワイヤレス通信デバイス104は、割り当てられたIPアドレス114のうちの1つを廃棄すると判断し得る。ワイヤレス通信デバイス104は、パケットデータネットワーク(PDN)接続110を要求するアプリケーション112がIPアドレス114タイプ116をも要求したかどうかを判断する(406)。パケットデータネットワーク(PDN)接続110を要求するアプリケーション112がIPアドレス114タイプ116を要求した場合、ワイヤレス通信デバイス104は、アプリケーション112がIPv4アドレスを要求したかIPv6アドレスを要求したかを判断する(410)。アプリケーション112がIPv6アドレスを要求した場合、ワイヤレス通信デバイス104はIPv6アドレスを保持する(414)。
アプリケーション112がIPv4アドレスを要求した場合、ワイヤレス通信デバイス104は、IPv4が据え置かれるかどうか(すなわち、IPv4アドレスがすでに取得されているかどうか、またはワイヤレス通信デバイス104が、IPv4アドレスを取得するために動的ホスト構成プロトコル(DHCP)を使用するかどうか)を判断する(422)。IPv4が据え置かれない(したがって、ワイヤレス通信デバイス104がすでにIPv4アドレスを有する)場合、ワイヤレス通信デバイス104は、IPv4アドレスを保持し(426)、IPv6アドレスを廃棄する(428)。IPv4が据え置かれる場合、ワイヤレス通信デバイス104は、IPv4アドレスを取得するために動的ホスト構成プロトコル(DHCP)を用いる(424)。ワイヤレス通信デバイス104はまた、IPv6アドレスを廃棄する(428)。
パケットデータネットワーク(PDN)接続110を要求するアプリケーション112がIPアドレス114タイプ116を要求していない場合、ワイヤレス通信デバイス104は、事業者がそのパケットデータネットワーク(PDN)接続110のために保持されるべきIPアドレス114タイプ116を指定しているかどうかを判断する(408)。事業者がそのパケットデータネットワーク(PDN)接続110のために保持されるべきIPアドレス114タイプ116を指定していない場合、ワイヤレス通信デバイス104は、(IPv4アドレスは不足しており、枯渇しやすいので)IPv6アドレスを保持する(414)。事業者がそのパケットデータネットワーク(PDN)接続110のために保持されるべきIPアドレス114タイプ116を指定している場合、ワイヤレス通信デバイス104は、事業者が、IPv4アドレスが保持されるべきであると指定したか、またはIPv6アドレスが保持されるべきであると指定したかを判断する(412)。事業者が、そのパケットデータネットワーク(PDN)接続110のためにIPv4アドレスが保持されるべきであると指定している場合、ワイヤレス通信デバイス104はIPv4が据え置かれるかどうかを判断する(422)。事業者は、ネットワークによってパケットデータネットワーク(PDN)接続110に両方のIPアドレス114が割り当てられた場合、APNごとに、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108がデフォルトでどのIPアドレス114タイプ116を廃棄すべきであるかを指定し得る。たとえば、事業者は、第1のアクセスポイント名(APN)138(APN1)の場合はIPv6アドレスが常に保持されるべきであるが、第2のアクセスポイント名(APN)138(APN2)の場合はIPv4アドレスが常に保持されるべきであると指定することができる。
事業者が、IPv6アドレスが保持されるべきであると指定している場合、ワイヤレス通信デバイス104はIPv6アドレスを保持する(314)。ワイヤレス通信デバイス104はIPv4が据え置かれるかどうかを判断する(416)。IPv4が据え置かれる場合、ワイヤレス通信デバイス104は、動的ホスト構成プロトコル(DHCP)を介してIPv4アドレスを要求しない(418)。IPv4が据え置かれない場合、ワイヤレス通信デバイス104はIPv4アドレスを廃棄する(420)。
図5は、発展型高速パケットデータ(eHRPD)のためのネットワークアーキテクチャを示すブロック図である。図5のユーザ機器(UE)504は、図1のワイヤレス通信デバイス104の一構成であり得る。アクセス端末(AT)とは異なり、ユーザ機器(UE)504は、複数のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)559を介して複数のアクセスポイント名(APN)138からサービスを取得する能力を有する。ユーザ機器(UE)504からパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)559へのそのような接続はパケットデータネットワーク(PDN)接続110と呼ばれる。パケットデータネットワーク(PDN)接続110ごとに、ユーザ機器(UE)504は、パケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)559によって1つまたは2つのIPアドレス114を割り当てられる。
ユーザ機器(UE)504は、アクセスポイント名(APN)138によって提供されるサービスの機能およびタイプに応じて、単一のIPv4アドレス、単一のIPv6アドレス、またはIPv4アドレスとIPv6アドレスの両方を割り当てられ得る。ユーザ機器(UE)504とパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)559との間のパケットデータネットワーク(PDN)接続110は直接接続ではない。発展型高速パケットデータ(eHRPD)では、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)533がユーザ機器(UE)504と通信し、ユーザ機器(UE)504とのあらゆるパケットデータネットワーク(PDN)接続110を管理する。Long Term Evolution(LTE)では、サービングゲートウェイ(SGW)334がユーザ機器(UE)504と通信し、ユーザ機器(UE)504とのあらゆるパケットデータネットワーク(PDN)接続110を管理する。次いで、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)533(またはサービングゲートウェイ(SGW)334)は、各パケットデータネットワーク(PDN)接続110のためにパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)559と通信する。
3GPP2 539において、ユーザ機器(UE)504は、Umインターフェース541aを介してHRPD送受信基地局(BTS)542と通信し得るか、またはUmインターフェース541bを介して1xRTT送受信基地局(BTS)543と通信し得る。1xRTT送受信基地局(BTS)543は、Abisインターフェース548cを介して基地局コントローラ(BSC)/パケット制御機能(PCF)545と通信し得る。次いで、基地局コントローラ(BSC)/パケット制御機能(PCF)545は、A10/A11インターフェース551cを介してパケットデータサービングノード(PDSN)552と通信し得る。パケットデータサービングノード(PDSN)552は、A10/A11インターフェース551bを介してアクセスノード(AN)/パケット制御機能(PCF)546と通信し得る。HRPD送受信基地局(BTS)542は、Abisインターフェース544bを介してアクセスネットワーク(AN)/パケット制御機能(PCF)546と通信し得る。アクセスネットワーク(AN)/パケット制御機能(PCF)546は、A12インターフェース553bを介してAN−AAA(認証、許可およびアカウンティングアクセスネットワーク)554と通信し得る。
HRPD送受信基地局(BTS)542は、Abisインターフェース544aを介して発展型アクセスネットワーク(eAN)/パケット制御機能(PCF)548と通信し得る。次いで、発展型アクセスネットワーク(eAN)/パケット制御機能(PCF)548は、A12インターフェース553bを介してAN−AAA(認証、許可およびアカウンティングアクセスネットワーク)554と通信し得る。発展型アクセスネットワーク(eAN)/パケット制御機能(PCF)548は、さらに、A10/A11インターフェース551aを介してHRPDサービングゲートウェイ(HSGW)533と通信し得る。HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)553は、Piインターフェース513を介して3GPP2 AAA(認証、許可およびアカウンティング)サーバ555と通信し得る。A13/A16インターフェース547a〜bは、2つのアクセスネットワーク(AN)/パケット制御機能(PCF)546間または2つの発展型アクセスネットワーク(eAN)/パケット制御機能(PCF)548間のインターフェースであり得る。H1/H2インターフェース550は、2つのHRPDサービングゲートウェイ(HSGW)533間のインターフェースであり得る。
発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)/発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)540は、ホーム加入者サービス(HSS:Home Subscriber Service)568と、1つまたは複数のパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)559と、ポリシー課金およびルール機能(PCRF:Policy Charging and Rules Function)562と、事業者IPサービス565(たとえば、インターネットマルチメディアシステム(IMS)、パケット交換ストリーミングサービス(PSS)など)と、3GPP AAA(認証、許可およびアカウンティング)サーバ557とを含み得る。パケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)559は、S2aインターフェース558を介してHRPDサービングゲートウェイ(HSGW)533と通信し、Gxインターフェース561を介してポリシー課金およびルール機能(PCRF)562と通信し、SGiインターフェース564を介して事業者IPサービス565と通信し、S6bインターフェース536を介して3GPP AAA(認証、許可およびアカウンティング)サーバ557と通信し得る。ポリシー課金およびルール機能(PCRF)562は、Gxaインターフェース560を介してHRPDサービングゲートウェイ(HSGW)533と通信し、Rxインターフェース566を介して事業者IPサービス565と通信し得る。3GPP AAA(認証、許可およびアカウンティング)サーバ557は、STaインターフェース556を介して3GPP2 AAA(認証、許可およびアカウンティング)サーバ555と通信し、SWxインターフェース567を介してホーム加入者サービス(HSS)568と通信し得る。
図6は、ワイヤレス通信デバイス604とパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)637との間のパケットデータネットワーク(PDN)接続110のセットアップを示すコールフロー図である。図6のワイヤレス通信デバイス604は、図1のワイヤレス通信デバイス104の一構成であり得る。ワイヤレス通信デバイス104は、アプリケーション612と高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)608とを含み得る。ネットワークは、アクセスネットワーク(AN)669と、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633と、パケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)637と、ポリシー課金およびルール機能(PCRF)662と、3GPP2 AAA(認証、許可およびアカウンティング)プロキシ655と、ホーム加入者サービス(HSS)/AAA(認証、許可およびアカウンティング)670とを含み得る。
発展型高速パケットデータ(eHRPD)では、ワイヤレス通信デバイス604とHRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633との間の通信のためのプロトコルは、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)である。ポイントツーポイントプロトコル(PPP)は、ユーザデータ転送が行われる前に、リンク制御プロトコル(LCP)、認証、およびネットワーク制御プロトコル(NCP)の3つの段階を有する。発展型高速パケットデータ(eHRPD)では、認証プロトコルは、UMTS認証および鍵一致のための拡張認証プロトコル方法(EAP−AKA:Extensible Authentication Protocol Method for UMTS Authentication and Key Agreement)であり、ネットワーク制御プロトコル(NCP)はベンダー固有ネットワーク制御プロトコル(VSNCP)である。データ転送は、ベンダー固有ネットワークプロトコル(VSNP:Vendor-Specific Network Protocol)を介して行われる。ユーザ機器(UE)604とHRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633との間のリンク制御プロトコル(LCP)ならびにUMTS認証および鍵一致のための拡張認証プロトコル方法(EAP−AKA)は、すべてのパケットデータネットワーク(PDN)接続110に共通のただ1つのインスタンスを有する。ベンダー固有ネットワーク制御プロトコル(VSNCP)およびベンダー固有ネットワークプロトコル(VSNP)は、パケットデータネットワーク(PDN)接続110ごとにインスタンスを有する。
高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)608は、アクセスネットワーク(AN)669とのセッション確立671をシグナリングし得る。高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)608とアクセスネットワーク(AN)669との間のアクセスネットワーク(AN)認証672が行われ得る。次いで、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)608とアクセスネットワーク(AN)669との間のロケーション更新プロシージャ673が行われ得る。次いで、アクセスネットワーク(AN)669とHRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633との間のA11のRRQ/RRP(登録要求/登録返答)674が行われ得る。第1のアプリケーション604は、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)608へのネットワークのブリングアップ(bring up)を開始する(675)。次いで、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)608は、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633とのポイントツーポイントプロトコル(PPP)リンク制御プロトコル(LCP)ネゴシエーション613を実行し得、拡張認証プロトコル(EAP)が認証プロトコルとして選択される。次いで、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)608とHRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633とホーム加入者サービス(HSS)/AAA(認証、許可およびアカウンティング)670との間のUMTS認証および鍵一致のための拡張認証プロトコル方法(EAP−AKA)676a〜bが行われ得る。
ワイヤレス通信デバイス604がパケットデータネットワーク(PDN)110への接続性を確立することを希望するとき、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)608は、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633にVSNCP Config−Reqメッセージ677を送ることになる(VSNCP Config−Reqメッセージ677は、ワイヤレス通信デバイス604が追加のパケットデータネットワーク(PDN)接続110を要求しているときにも、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633に送られ得る)。VSNCP Config−Reqメッセージ677は、ワイヤレス通信デバイス604全体としてのIPアドレス114タイプ116サポートに関するワイヤレス通信デバイス604の機能を示し得る。しかしながら、VSNCP Conf−Reqメッセージ677は、ワイヤレス通信デバイス604が特定のパケットデータネットワーク(PDN)接続110のために実際にどんなIPアドレス114タイプ116を希望するかを示さない。言い換えれば、VSNCP Config−Reqメッセージ677は、特定のアクセスポイント名(APN)138に接続することを試みるアプリケーション612が何を希望するかを示し得ない。
VSNCP Config−Reqメッセージ677は、フィールドPDN−ID、APN、PDNタイプ、PDNアドレス、PCOおよびアタッチタイプを含み得る。PDN−IDフィールドは、ワイヤレス通信デバイス604によってパケットデータネットワーク(PDN)接続110に割り当てられた一意の識別子を含む。APNフィールドは、ワイヤレス通信デバイス604がパケットデータネットワーク(PDN)接続110を確立することを希望するアクセスポイント名(APN)138の名前を含み得る。PDNタイプは、ワイヤレス通信デバイス604のIPアドレス114タイプ116の機能を指す。ワイヤレス通信デバイス604がIPv4のみをサポートする場合、PDNタイプフィールドはv4を含むことになる。ワイヤレス通信デバイス604がIPv6のみをサポートする場合、PDNタイプフィールドはv6を含むことになる。ワイヤレス通信デバイス604がIPv4とIPv6の両方をサポートする場合、PDNタイプフィールドはv4/v6を含むことになる。
ワイヤレス通信デバイス604が初めてパケットデータネットワーク(PDN)110に接続している場合、PDNアドレスフィールドは空のままである。PDNアドレスフィールドは、ワイヤレス通信デバイス604が、前にパケットデータネットワーク(PDN)110に接続し、別の無線アクセス技術(RAT)106(たとえば、Long Term Evolution(LTE))において、ワイヤレス通信デバイス604が要求するIPアドレス114を前に割り当てられた場合、そのIPアドレス114を含む。PCOフィールドは、ワイヤレス通信デバイス604とパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)637との間でパラメータを転送するためにプロトコル構成オプション(PCO)を使用し得、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633を通して透過的に送られる。アタッチタイプフィールドは、ワイヤレス通信デバイス604が、初めてこのパケットデータネットワーク(PDN)110に接続している(初期アタッチ)か、または(Long Term Evolution(LTE)において)前に接続したかを示す。
HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633とポリシー課金およびルール機能(PCRF)662との間のゲートウェイ制御セッションセットアップ678が行われ得る。次いで、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633は、パケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)637にプロキシモバイルIP(PMIP)バインディング更新679を送り得る。ポリシー課金およびルール機能(PCRF)対話680が、パケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)637とポリシー課金およびルール機能(PCRF)662との間で行われ得る。次いで、ポリシー課金およびルール機能(PCRF)662とホーム加入者サービス(HSS)/AAA(認証、許可およびアカウンティング)670とが、パケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)637アドレスを更新するために通信する(681)。
パケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)637は、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633にプロキシモバイルIP(PMIP)バインディング確認応答682を送り得る。HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633は、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)608にVSNCP Config−Ackメッセージ683を送り得る。VSNCP Config−Ackメッセージ683は、フィールドPDN−ID、APN、PDNタイプ、PDNアドレス、PCOおよびアタッチタイプを含み得る。VSNCP Config−Ackメッセージ683中のPDNタイプフィールドは、ネットワークがワイヤレス通信デバイス604にどんなIPアドレス114タイプ116を使用して欲しいかを示し得る。HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633はまた、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)608に、PDN−IDを含むVSNCP Conf−Reqメッセージ684を送り得る。次いで、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)608は、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)633に、PDN−IDを含むVSNCP Config−Ackメッセージ685を送り得る。
次いで、ワイヤレス通信デバイス604は、デフォルトパケットデータネットワーク(PDN)110のための1または2つのIPアドレス114を取得する。ワイヤレス通信デバイス604が2つのIPアドレス114を取得しているが、1つのIPアドレス114のみを必要とするかまたは使用することが可能である場合、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)608は、ワイヤレス通信デバイス604が両方のIPアドレス114を処理することが可能でないと判断する(687)。高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)608は、どのIPアドレス114を廃棄すべきかを判断する(688)。次いで、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)608は、判断されたIPアドレス114を廃棄する(689)。
図7は、デュアルIPベアラ(または、同じアクセスポイント名(APN)138に対する2つのシングルIPベアラ)をサポートしない無線アクセス技術(RAT)106に移行した後にIPアドレス114を廃棄するための方法700の流れ図である。方法700はワイヤレス通信デバイス104によって実行され得る。一構成では、方法700は、ワイヤレス通信デバイス104上の高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108によって実行され得る。ワイヤレス通信デバイス104は、第1のIPアドレス114aをもつ第1のアプリケーション112aと、第2のIPアドレス114bをもつ第2のアプリケーション112bとを使用して、第1の無線アクセス技術(RAT)106aのアクセスポイント名(APN)138と通信する(702)。第1のIPアドレス114aと第2のIPアドレス114bとは、異なるIPアドレス114タイプ116を有し得る。たとえば、第1のIPアドレス114aはIPv4アドレスであり得、第2のIPアドレス114bはIPv6アドレスであり得る。第1の無線アクセス技術(RAT)106aは、デュアルIPベアラ、または第1の無線アクセス技術(RAT)106aに対する2つのシングルIPベアラのいずれかをサポートし得る。一構成では、第1の無線アクセス技術(RAT)106aはLong Term Evolution(LTE)であり得る。
次いで、ワイヤレス通信デバイス104は、ワイヤレス通信デバイス104とのデュアルIPベアラをサポートしない第2の無線アクセス技術(RAT)106bにおけるアクセスポイント名(APN)138と通信することに切り替わる(704)。一構成では、第2の無線アクセス技術(RAT)106bは発展型高速パケットデータ(eHRPD)であり得る。ワイヤレス通信デバイス104がIPアドレス114のうちの1つを廃棄する必要があるであろう2つのシナリオがある。第1のシナリオでは、第1のIPアドレス114aおよび第2のIPアドレス114bは2つのシングルアドレスベアラであり、したがって、ワイヤレス通信デバイス104はデュアルIPベアラを処理することが可能でない。ワイヤレス通信デバイス104が発展型高速パケットデータ(eHRPD)に切り替わるとき(704)、発展型高速パケットデータ(eHRPD)は、同じアクセスポイント名(APN)138に対する2つのシングルアドレスベアラをサポートせず、ワイヤレス通信デバイス104は、IPアドレス114のうちの1つを廃棄(または、単一のIPアドレス114をもつただ1つのベアラのセットアップを要求)しなければならない。第2のシナリオでは、ワイヤレス通信デバイス104はデュアルIPベアラを処理することが可能であるが、第2の無線アクセス技術(RAT)106bは(ワイヤレス通信デバイス104がデュアルIPベアラを処理することが可能でない)発展型高速パケットデータ(eHRPD)である。
ワイヤレス通信デバイス104は、IPアドレス114がアプリケーション112のいずれかに対してスロットリングされるかどうかを判断する(706)。両方のアプリケーション112のためのIPアドレス114がスロットリングされる場合、ワイヤレス通信デバイス104は、スロットリングタイマー122が満了するまで第1のIPアドレス114aと第2のIPアドレス114bとを阻止する(708)。スロットリングタイマー122が満了すると、ワイヤレス通信デバイス104は、アプリケーション112のIPアドレス114がサービス品質(QoS)構成済みであるかどうかを判断する(710)。アプリケーション112のためのいずれのIPアドレス114もスロットリングされない場合、ワイヤレス通信デバイスは、アプリケーションのIPアドレス114がサービス品質(QoS)構成済みであるかどうかを判断する(710)。
アプリケーションの両方が、サービス品質(QoS)構成済みであるIPアドレス114を有するか、またはアプリケーションのいずれも、サービス品質(QoS)構成済みであるIPアドレス114を有しない場合、ワイヤレス通信デバイス104は、第1のアプリケーション112aの非アクティビティ時間118aと第2のアプリケーション112bの非アクティビティ時間118bとが両方とも非アクティビティしきい値Tinactive120(たとえば、15分)よりも大きいかどうかを判断する(712)。第1のアプリケーション112aの非アクティビティ時間118aと第2のアプリケーション112bの非アクティビティ時間118bとが両方とも非アクティビティしきい値Tinactive120よりも大きい場合、ワイヤレス通信デバイス104は、事業者がパケットデータネットワーク(PDN)接続110のために保持されるべきIPアドレス114タイプ116を指定しているかどうかを判断する(714)。事業者がパケットデータネットワーク(PDN)接続110のためにIPv4が保持されるべきであると指定している場合、ワイヤレス通信デバイス104は、IPv4アドレスを保持し(720)、IPv6アドレスを廃棄する(722)。事業者がパケットデータネットワーク(PDN)接続110のためにIPv6が保持されるべきであると指定しているか、または事業者がパケットデータネットワーク(PDN)接続110のために保持されるべきIPアドレス114タイプ116を指定していない場合、ワイヤレス通信デバイス104はIPv6アドレスを保持する(716)。ワイヤレス通信デバイス104はまた、IPv4アドレスを廃棄する(または、IPv4アドレスが据え置かれる場合、動的ホスト構成プロトコル(DCHP)を介してIPv4アドレスを要求しない)(718)。
第1のアプリケーション112aの非アクティビティ時間118aと第2のアプリケーション112bの非アクティビティ時間118bとが両方とも非アクティビティしきい値Tinactive120以下である(すなわち、第1のアプリケーション112aの非アクティビティ時間118aと第2のアプリケーション112bの非アクティビティ時間118bとのうちの1つまたは両方が非アクティビティしきい値Tinactive120よりも小さい)場合、ワイヤレス通信デバイス104は、どのアプリケーション112がデータ転送に最も最近関与したかを判断する(728)。したがって、ワイヤレス通信デバイス104は、より小さい非アクティビティ時間118を判断するために、第1のアプリケーション112aの非アクティビティ時間118aを第2のアプリケーション112bの非アクティビティ時間118bと比較し得る。第1のアプリケーション112aがより小さい非アクティビティ時間118aを有する(したがって、データ転送に最も最近関与した)場合、ワイヤレス通信デバイス104は、第1のアプリケーション112aの第1のIPアドレス114aを保持する(730)。ワイヤレス通信デバイス104はまた、第2のアプリケーション112bの第2のIPアドレス114bを廃棄する(732)。第2のアプリケーション112bがより小さい非アクティビティ時間118bを有する場合、ワイヤレス通信デバイス104は、第2のアプリケーション112bの第2のIPアドレス114bを保持する(734)。ワイヤレス通信デバイス104はまた、第1のアプリケーション112aの第1のIPアドレス116aを廃棄する(736)。
ただ1つのアプリケーション112が、サービス品質(QoS)構成済みであるIPアドレス116を有する場合、ワイヤレス通信デバイス104は、どのアプリケーションが、サービス品質(QoS)構成済みであるIPアドレス114を有するかを判断する(726)。第1のアプリケーション112aの第1のIPアドレス114aがサービス品質(QoS)構成済みである場合、ワイヤレス通信デバイス104は、第1のアプリケーション112aの第1のIPアドレス114aを保持し(730)、第2のアプリケーション112bの第2のIPアドレス114bを廃棄する(732)。第2のアプリケーション112bの第2のIPアドレス114bがサービス品質(QoS)構成済みである場合、ワイヤレス通信デバイス104は、第2のアプリケーション112bの第2のIPアドレス114bを保持し(734)、第1のアプリケーション112aの第1のIPアドレス114aを廃棄する(736)。
ただ1つのアプリケーションが、スロットリングされるIPアドレス114を有する場合、ワイヤレス通信デバイス104は、どのアプリケーション112が、スロットリングされるIPアドレス114を有するかを判断する(724)。第1のアプリケーション112aが、スロットリングされるIPアドレス114aを有する場合、ワイヤレス通信デバイス104は、第2のアプリケーション112bの第2のIPアドレス114bを保持し(734)、第1のアプリケーション112aの第1のIPアドレス114aを廃棄する(736)。第2のアプリケーション112bが、スロットリングされるIPアドレス114bを有する場合、ワイヤレス通信デバイス104は、第1のアプリケーション112aの第1のIPアドレス114aを保持し(730)、第2のアプリケーション112bの第2のIPアドレス114bを廃棄する(732)。
IPアドレス114の廃棄時に、そのIPアドレス114を使用していたアプリケーション112は、IPインターフェースがもはや利用可能でないことを高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108によって通知される。一構成では、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108がIPアドレス114を廃棄したとき、そのIPアドレス114は、ソース無線アクセス技術(RAT)106aとターゲット無線アクセス技術(RAT)106bの両方について廃棄されたと見なされる。したがって、ワイヤレス通信デバイス104がソース無線アクセス技術(RAT)106aに戻る場合、廃棄されたIPアドレス114は再び使用され得ない。代わりに、ワイヤレス通信デバイス104は、対応するIPインターフェースを恒久的にクリーンアップすべきである。対応するIPインターフェースを恒久的にクリーンアップすることは、そのIPアドレス114に関する恒久的不通をアプリケーション112に通知し、そのIPアドレス114に関する内部状態をクリーンアップすることを意味する。ワイヤレス通信デバイス104がソース無線アクセス技術(RAT)106aに戻るときでも、そのIPアドレス114は、アプリケーション112が要求を開始し、ワイヤレス通信デバイス104がネットワークに対して新しい要求を実行することなしに、再び使用され得ない。これは、図1に関して上記で説明したように、ドロップされたIPアドレスタイマー111を使用することによって達成され得る。
別の構成では、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108がIPアドレス114を廃棄したとき、そのIPアドレス114は、ターゲット無線アクセス技術(RAT)106bのみについて廃棄されたと見なされる。ワイヤレス通信デバイス104は、そのIPアドレス114が依然としてソース無線アクセス技術(RAT)106aにおいて使用され得ることを記憶し得る。高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108は、廃棄されたIPアドレス114を使用するアプリケーション112に一時的障害を通知し得る。ワイヤレス通信デバイス104が、デュアルIPベアラがサポートされるソース無線アクセス技術(RAT)106aに戻る場合、ワイヤレス通信デバイス104は、再び両方のIPアドレス114を使用することができる。高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108は、廃棄されたIPアドレス114が再び使用可能であることをアプリケーション112に通知し得る。このようにして、IPv4サービスとIPv6サービスの両方のための接続性が再確立され得る。また、ワイヤレス通信デバイス104がデュアルIPベアラをサポートしない無線アクセス技術(RAT)106から、ワイヤレス通信デバイス104がデュアルIPベアラ(または、同じアクセスポイント名(APN)138に対する2つのシングルアドレスベアラ)のいずれかをサポートする別の無線アクセス技術(RAT)106にワイヤレス通信デバイス104が移行するときにIPアドレス114を処理するための拡張が提供される。
ワイヤレス通信デバイス104が、デュアルIPベアラをサポートしないソース無線アクセス技術(RAT)106aから、デュアルIPベアラをサポートするターゲット無線アクセス技術(RAT)106bに移動するとき、パケットデータネットワーク(PDN)接続110がワイヤレス通信デバイス104によって開始される場合、ワイヤレス通信デバイス104は、それがソースネットワークにおいて有した単一のIPアドレス114を指定し、そのIPアドレス114がハンドオフであることを指定する。したがって、ターゲットネットワークは、他のタイプ116の新しいIPアドレス114のみを割り当てる必要がある。2つのシングルIPベアラをサポートするターゲット無線アクセス技術(RAT)106bにハンドオフするとき、パケットデータネットワーク(PDN)接続110は、第1のIPアドレス114をハンドオフとして指定してワイヤレス通信デバイス104によって開始される。したがって、ターゲットネットワークは、そのタイプ116の新しいIPアドレス114を割り当てない。アプリケーション112が他のIPアドレス114タイプ116を除いて同じアクセスポイント名(APN)への接続を要求する場合、第2のシングルIPベアラがワイヤレス通信デバイス104によって開始され得る。
図8は、単一のプロキシモバイルIP(PMIP)トンネル893にマッピングされたIPv4およびIPv6ベアラを示すブロック図である。「ABC」と呼ばれるアクセスポイント名(APN)838は、IPv4サービスとIPv6サービスの両方を提供し得る。ユーザ機器(UE)804は、それぞれ(第1のアプリケーション812aを使用して)v4サービスにアクセスするためおよび(第2のアプリケーション812bを使用して)v6サービスにアクセスするためにパケットデータネットワーク(PDN)接続110を確立することを希望するときに名前「ABC_v4」および「ABC_v6」を使用すべきであるという理解が、ユーザ機器(UE)804とHRPDサービングゲートウェイ(HSGW)833との間にあり得る。HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)833は、ユーザ機器(UE)804からのこれらの2つのパケットデータネットワーク(PDN)接続110要求を受けたときに、それらが、両方とも単一のアクセスポイント名(APN)838に進むことを知っており、したがって、両方のパケットデータネットワーク(PDN)接続110(すなわち、「ABC_v4」に対するIPv4ベアラ892aおよび「ABC_v6」に対するIPv6ベアラ892b)を、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)833とパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)837との間の単一のプロキシモバイルIP(PMIP)トンネル893にマッピングする。
この命名規則を使用して、ユーザ機器(UE)804に関する限り、上記の表3のシナリオ0−シングルのみが起こることになる。デュアルIPベアラをサポートしないレガシーユーザ機器(UE)804では、ソフトウェア変更は必要とされない。デュアルIPベアラをサポートするユーザ機器(UE)804に対するアクセスポイント名(APN)838の名前のプロビジョニングのみが命名規則に従わなければならない。しかしながら、HRPDサービングゲートウェイ(HSGW)833は、ネットワーク側でv4とv6とを同じアクセスポイント名(APN)838にマッピングするために、ユーザ機器(UE)804によって使用される命名規則を理解するソフトウェアを必要とする。
アクセスポイント名(APN)838の名前が上記で説明した命名規則に従うことによってプロビジョニングされる代わりに、ユーザ機器(UE)804ソフトウェアは、アクセスポイント名(APN)838の名前とIPアドレス114タイプ116とを連結することによって、アプリケーションプロファイルからアクセスポイント名(APN)838の名前を構築する機能を用いて拡張され得る。たとえば、アプリケーション812が、「ABC」と命名されたアクセスポイント名(APN)838にIPv6サービスを要求する場合、ユーザ機器(UE)804は、アクセスポイント名(APN)838の名前を「ABC_v6」として構築し得る。
図9は、ワイヤレス通信デバイス104がパケットデータネットワーク(PDN)接続110ごとにただ1つのIPアドレス114をサポートする機能を広告するための方法900の流れ図である。方法900はワイヤレス通信デバイス104によって実行され得る。一構成では、方法900は、ワイヤレス通信デバイス104上の高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108によって実行され得る。この方法900では、v4v6は、発展型高速パケットデータ(eHRPD)におけるポイントツーポイントプロトコル(PPP)VSNCP Config−ReqメッセージのPDNタイプフィールド中で使用されない。ワイヤレス通信デバイス104は、ワイヤレス通信デバイス104がデュアルIPベアラをサポートしない発展型高速パケットデータ(eHRPD)無線アクセス技術(RAT)106において動作する(902)。ワイヤレス通信デバイス104は、アプリケーション112から、アクセスポイント名(APN)138へのパケットデータネットワーク(PDN)接続110についての要求を受信する(904)。
ワイヤレス通信デバイス104は、アプリケーション112がIPv4アプリケーションかIPv6アプリケーションかを判断する(906)。アプリケーション114がIPv4アプリケーションである場合、ワイヤレス通信デバイス104は、PDNタイプフィールド中で指定されたIPv4のみを用いてポイントツーポイントプロトコル(PPP)VSNCP Config−Reqを生成する(908)。次いで、ワイヤレス通信デバイス104は、ネットワークによって割り当てられたIPv4アドレスのみを取得する(910)。ワイヤレス通信デバイス104が、IPv6アプリケーションから、アクセスポイント名(APN)138へのパケットデータネットワーク(PDN)接続110についての要求を受信したとき(912)、ワイヤレス通信デバイス104は、IPv4アプリケーションがパケットデータネットワーク(PDN)接続110を終了しているかどうかを判断する(914)。IPv4アプリケーションがパケットデータネットワーク(PDN)接続110を終了していない場合、ワイヤレス通信デバイス104はIPv6アプリケーションからの要求を拒否する(916)。IPv4アプリケーションがパケットデータネットワーク(PDN)接続110を終了している場合、ワイヤレス通信デバイス104は、PDNタイプフィールド中で指定されたIPv6のみを用いてポイントツーポイントプロトコル(PPP)VSNCP Config−Reqを生成する(918)。
アプリケーション112がIPv6アプリケーションである場合、ワイヤレス通信デバイス104は、PDNタイプフィールド中で指定されたIPv6のみを用いてポイントツーポイントプロトコル(PPP)VSNCP Config−Reqを生成する(918)。ワイヤレス通信デバイス104がPDNタイプフィールド中で指定されたIPv6のみを用いてポイントツーポイントプロトコル(PPP)VSNCP Config−Reqを生成した後(918)、ワイヤレス通信デバイス104は、ネットワークによって割り当てられたIPv6アドレスのみを取得する(920)。ワイヤレス通信デバイス104が、IPv4アプリケーションから、アクセスポイント名(APN)138へのパケットデータネットワーク(PDN)接続110についての要求を受信したとき(922)、ワイヤレス通信デバイス104は、IPv6アプリケーションがパケットデータネットワーク(PDN)接続110を終了しているかどうかを判断する(924)。IPv6アプリケーションがパケットデータネットワーク(PDN)接続110を終了していない場合、ワイヤレス通信デバイス104はIPv4アプリケーションからの要求を拒否する(926)。IPv6アプリケーションがパケットデータネットワーク(PDN)接続110を終了している場合、ワイヤレス通信デバイス104は、PDNタイプフィールド中で指定されたIPv4のみを用いてポイントツーポイントプロトコル(PPP)VSNCP Config−Reqを生成する(908)。
高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108は、パケットデータネットワーク(PDN)110ごとにIPアドレス114タイプ116のための構成可能なルックアップテーブルを維持し得る。パケットデータネットワーク(PDN)接続110を要求するアプリケーション112が、パケットデータネットワーク(PDN)接続110のためのIPアドレス114選好を指定しない場合、高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS)108は、ルックアップテーブルに従ってIPアドレス114タイプ116を指定し得る。デュアルIPベアラがLong Term Evolution(LTE)においてサポートされ、ワイヤレス通信デバイス104がLong Term Evolution(LTE)にある間に2つのアプリケーション112が(1つはIPv4を使用し、1つはIPv6を使用して)実行中であり、ワイヤレス通信デバイス104がLong Term Evolution(LTE)から発展型高速パケットデータ(eHRPD)に移動する場合、ワイヤレス通信デバイス104は、PDNタイプフィールド中で単一のIPアドレス114機能のみを広告すべきである。どのアプリケーション112が接続を保持するかを判断するために、図7に関して上記で説明した方法700が使用されるべきである。
図10に、上記で説明した方式またはプロセスを実行するための装置1071のハードウェア実装形態の一部を示す。装置1071は、以下で説明する回路を備える。本明細書および添付の特許請求の範囲では、「回路」という用語は、機能上の用語ではなく構造上の用語として解釈されることが明らかなはずである。たとえば、回路は、図10に図示および説明する処理および/またはメモリセル、ユニット、ブロックなどの形態の回路構成要素の集合体、たとえば、多数の集積回路構成要素とすることができる。
この実施形態では、回路装置は、参照番号1071によって示され、説明したワイヤレス通信デバイス104またはユーザ機器(UE)204中に実装され得る。
装置1071は、いくつかの回路を互いにリンクする中央データバス1083を備える。回路は、CPU(中央処理装置)またはコントローラ1085と、受信回路1081と、送信回路1073と、メモリユニット1079とを含む。
受信回路1081および送信回路1073は、RF(無線周波数)回路(図面に図示せず)に接続され得る。受信回路1081は、受信信号を処理し、バッファした後、その信号をデータバス1083に送る。一方、送信回路1073は、データバス1083からのデータを処理し、バッファした後、そのデータをデバイス1071の外側に送る。CPU/コントローラ1085は、データバス1083のデータ管理の機能、さらに、メモリユニット1079の命令コンテンツを実行することを含む、一般的なデータ処理の機能を実行する。
メモリユニット1079は、参照番号1075によって概略的に示されたモジュールおよび/または命令のセットを含む。この実施形態では、モジュール/命令は、特に、上記で説明した方式およびプロセスを実行するデュアルIPベアラドロップ機能1077を含む。機能1077は、図1〜図7に図示および説明したプロセスステップを実行するためのコンピュータ命令またはコードを含む。エンティティに特有の特定の命令は、機能1077中に選択的に実装され得る。たとえば、装置1071がワイヤレス通信デバイス104の一部である場合、特に、図1〜図7において図示および説明したワイヤレス通信デバイス104に特有の命令は、機能1077中にコーディングされ得る。
この実施形態では、メモリユニット1079はRAM(ランダムアクセスメモリ)回路である。機能1077などの例示的な機能は、1つまたは複数のソフトウェアルーチン、モジュールおよび/またはデータセットを含む。メモリユニット1079は、揮発性タイプまたは不揮発性タイプのいずれかであり得る別のメモリ回路(図示せず)に結合され得る。代替として、メモリユニット1079は、EEPROM(電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、EPROM(電気プログラマブル読取り専用メモリ)、ROM(読取り専用メモリ)、ASIC(特定用途向け集積回路)、磁気ディスク、光ディスク、および当技術分野でよく知られている他のものなど、他の回路タイプから製造され得る。
図11に、上記で説明した方式またはプロセスを実行するための装置1171のハードウェア実装形態の一部を示す。装置1171は、以下で説明する回路を備える。本明細書および添付の特許請求の範囲では、「回路」という用語は、機能上の用語ではなく構造上の用語として解釈されることが明らかなはずである。たとえば、回路は、図11に図示および説明する処理および/またはメモリセル、ユニット、ブロックなどの形態の回路構成要素の集合体、たとえば、多数の集積回路構成要素とすることができる。
この実施形態では、回路装置は、参照番号1171によって示され、本明細書で説明した基地局またはeノードB324中に実装され得る。
装置1171は、いくつかの回路を互いにリンクする中央データバス1183を備える。回路は、CPU(中央処理装置)またはコントローラ1185と、受信回路1181と、送信回路1173と、メモリユニット1179とを含む。
装置1171がワイヤレスデバイスの一部である場合、受信回路1181および送信回路1173は、RF(無線周波数)回路(図面に図示せず)に接続され得る。受信回路1181は、受信信号を処理し、バッファした後、その信号をデータバス1183に送る。一方、送信回路1173は、データバス1183からのデータを処理し、バッファした後、そのデータをデバイス1171の外側に送る。CPU/コントローラ1185は、データバス1183のデータ管理の機能、さらに、メモリユニット1179の命令コンテンツを実行することを含む、一般的なデータ処理の機能を実行する。
メモリユニット1179は、参照番号1175によって概略的に示されたモジュールおよび/または命令のセットを含む。この実施形態では、モジュール/命令は、特に、上記で説明した方式およびプロセスを実行するデュアルIPベアラ命名機能1177を含む。機能1177は、図1、図3、図8および/または図9に図示および説明したプロセスステップを実行するためのコンピュータ命令またはコードを含む。エンティティに特有の特定の命令は、機能1177中に選択的に実装され得る。たとえば、装置1171がeノードB324の一部である場合、特に、図2、図8および図9に図示および説明したeノードB324に特有の命令は、機能1177中にコーディングされ得る。
この実施形態では、メモリユニット1179はRAM(ランダムアクセスメモリ)回路である。機能1177などの例示的な機能は、1つまたは複数のソフトウェアルーチン、モジュールおよび/またはデータセットを含む。メモリユニット1179は、揮発性タイプまたは不揮発性タイプのいずれかであり得る別のメモリ回路(図示せず)に結合され得る。代替として、メモリユニット1179は、EEPROM(電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、EPROM(電気プログラマブル読取り専用メモリ)、ROM(読取り専用メモリ)、ASIC(特定用途向け集積回路)、磁気ディスク、光ディスク、および当技術分野でよく知られている他のものなど、他の回路タイプから製造され得る。
上記の説明では、様々な用語とともに参照番号を時々使用した。用語が参照番号とともに使用されている場合、これは、1つまたは複数の図に示された特定の要素を指すものとされ得る。用語が参照番号なしに使用されている場合、これは、概して特定の図に限定されない用語を指すものとされ得る。
「判断」という用語は、多種多様なアクションを包含し、したがって、「判断」は、計算、算出、処理、導出、調査、探索(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認などを含むことができる。また、「判断」は、受信(たとえば、情報を受信すること)、アクセス(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含むことができる。また、「判断」は、解決、選択、選出、確立などを含むことができる。
「に基づいて」という句は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という句は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を表す。
本明細書で説明した機能は、1つまたは複数の命令としてコンピュータ可読媒体上に記憶され得る。「コンピュータ可読媒体」という用語は、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体を指す。限定ではなく、例として、そのような媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを記憶するために使用され得、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備え得る。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。コンピュータ可読媒体は有形で非一時的(non-transitory)であり得ることに留意されたい。「コンピュータプログラム製品」という用語は、コンピューティングデバイスまたはプロセッサによって実行、処理または計算され得るコードまたは命令(たとえば、「プログラム」)と組み合わせたコンピューティングデバイスまたはプロセッサを指す。本明細書で使用する「コード」という用語は、コンピューティングデバイスまたはプロセッサによって実行可能であるソフトウェア、命令、コードまたはデータを指すことがある。
ソフトウェアまたは命令はまた、送信媒体を介して送信され得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。
本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、本明細書で説明する方法の適切な動作のためにステップまたはアクションの特定の順序が必要とされない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正され得る。
特許請求の範囲は、上記に示した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明したシステム、方法、および装置の構成、動作および詳細において、様々な改変、変更および変形が行われ得る。
いかなるクレーム要素も、その要素が「手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、または方法クレームの場合には、その要素が「ステップ」という語句を使用して具陳されていない限り、米国特許法第112条第6項の規定に基づいて解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
通信システムにおいて動作可能な装置であって、
ネットワークへのデータ接続のために第1のアプリケーションのための第1のタイプの第1のインターネットプロトコルアドレスと第2のアプリケーションのための第2のタイプの第2のインターネットプロトコルアドレスとの割当てを受信するための手段と、
前記装置が前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方を処理することが現在可能でないと判断するための手段と、
廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための手段と、
前記判断されたインターネットプロトコルアドレスを廃棄するための手段と
を備える、装置。
[C2]
前記データ接続がパケットデータネットワーク接続であり、前記ネットワークがアクセスポイント名であり、前記第1のインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、前記第2のインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスであり、第1の無線アクセス技術がLong Term Evolutionであり、第2の無線アクセス技術が発展型高速パケットデータである、[C1]に記載の装置。
[C3]
廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプをも要求したと判断するための手段を備え、前記データ接続を要求する前記アプリケーションがIPv4アドレスを要求し、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスであり、前記IPv4アドレスを保持するための手段をさらに備える、[C1]に記載の装置。
[C4]
廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプをも要求したと判断するための手段を備え、前記データ接続を要求する前記アプリケーションがIPv6アドレスを要求し、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、前記IPv6アドレスを保持するための手段をさらに備える、[C1]に記載の装置。
[C5]
廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段が、
前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプを要求しなかったと判断するための手段と、
事業者が保持されるべきIPv4を指定していると判断するための手段であって、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスである、判断するための手段と、
前記IPv4アドレスを保持するための手段と
を備える、[C1]に記載の装置。
[C6]
廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段が、
前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプを要求しなかったと判断するための手段と、
事業者が保持されるべきIPv6を指定していると判断するための手段であって、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスである、判断するための手段と、
前記IPv6アドレスを保持するための手段と
を備える、[C1]に記載の装置。
[C7]
前記装置が前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方を処理することが現在可能でないと判断するための前記手段が、第1の無線アクセス技術におけるアクセスポイント名から第2の無線技術における前記アクセスポイント名に切り替わるための手段を備え、前記装置は、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方を処理することが前記第1の無線アクセス技術では可能であるが、前記第2の無線アクセス技術では可能でない、[C1]に記載の装置。
[C8]
廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスとがスロットリングされるかどうかを判断するための手段を備え、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方がスロットリングされ、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、
スロットリングタイマーが満了するまで前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスとを阻止するための手段と、
インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションとのために構成されたかどうかを判断するための手段と
をさらに備える、[C7]に記載の装置。
[C9]
廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスとがスロットリングされるかどうかを判断するための手段を備え、前記第1のインターネットプロトコルアドレスも前記第2のインターネットプロトコルアドレスもスロットリングされず、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションとのために構成されたかどうかを判断するための手段を備える、[C7]に記載の装置。
[C10]
前記インターネットプロトコルサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションのいずれのためにも構成されず、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、前記第1のアプリケーションの非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの非アクティビティ時間とが両方とも非アクティビティしきい値よりも大きいかどうかを判断するための手段をさらに備える、[C9]に記載の装置。
[C11]
前記インターネットプロトコルサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションの両方のために構成され、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、前記第1のアプリケーションの非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの非アクティビティ時間とが両方とも非アクティビティしきい値よりも大きいかどうかを判断するための手段をさらに備える、[C9]に記載の装置。
[C12]
前記第1のアプリケーションの前記非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの前記非アクティビティ時間とが両方とも前記非アクティビティしきい値よりも大きく、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、事業者が保持されるべきインターネットプロトコルアドレスタイプを指定しているかどうかを判断するための手段をさらに備える、[C11]に記載の装置。
[C13]
前記事業者が保持されるべきIPv4を指定しており、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスであり、前記IPv4アドレスを保持するための手段をさらに備える、[C12]に記載の装置。
[C14]
前記事業者が保持されるべきIPv6を指定しており、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、前記IPv6アドレスを保持するための手段をさらに備える、[C12]に記載の装置。
[C15]
前記事業者が保持されるべきインターネットプロトコルアドレスタイプを指定しておらず、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、IPv6アドレスを保持するための手段をさらに備える、[C12]に記載の装置。
[C16]
前記第1のアプリケーションの前記非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの前記非アクティビティ時間とが両方とも前記非アクティビティしきい値以下であり、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、どのアプリケーションがデータ転送に最も最近関与したかを判断するための手段をさらに備え、前記第1のアプリケーションがデータ転送に最も最近関与し、前記第2のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、[C11]に記載の装置。
[C17]
前記第1のアプリケーションの前記非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの前記非アクティビティ時間とが両方とも前記非アクティビティしきい値以下であり、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、どのアプリケーションがデータ転送に最も最近関与したかを判断するための手段をさらに備え、前記第2のアプリケーションがデータ転送に最も最近関与し、前記第1のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、[C11]に記載の装置。
[C18]
前記インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションのみのために構成され、前記第2のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、[C8]に記載の装置。
[C19]
前記インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第2のアプリケーションのみのために構成され、前記第1のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、[C8]に記載の装置。
[C20]
前記装置が前記第1の無線アクセス技術から前記第2の無線アクセス技術に切り替わるとき、ドロップされたインターネットプロトコルアドレスタイマーを開始するための手段と、
廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスを記憶するための手段と、
前記装置が前記ドロップされたインターネットプロトコルアドレスタイマーの満了より前にソース無線アクセス技術に戻った場合、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスを再利用するための手段と
をさらに備える、[C11]に記載の装置。
[C21]
ワイヤレス通信デバイスによって動作可能な方法であって、
ネットワークへのデータ接続のために第1のアプリケーションのための第1のタイプの第1のインターネットプロトコルアドレスと第2のアプリケーションのための第2のタイプの第2のインターネットプロトコルアドレスとの割当てを受信することと、
前記ワイヤレス通信デバイスが前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方を処理することが現在可能でないと判断することと、
廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することと、
前記判断されたインターネットプロトコルアドレスを廃棄することと
を備える、方法。
[C22]
前記データ接続がパケットデータネットワーク接続であり、前記ネットワークがアクセスポイント名であり、前記第1のインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、前記第2のインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスであり、第1の無線アクセス技術がLong Term Evolutionであり、第2の無線アクセス技術が発展型高速パケットデータである、[C21]に記載の方法。
[C23]
廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプをも要求したと判断することを備え、前記データ接続を要求する前記アプリケーションがIPv4アドレスを要求し、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスであり、前記IPv4アドレスを保持することをさらに備える、[C21]に記載の方法。
[C24]
廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプをも要求したと判断することを備え、前記データ接続を要求する前記アプリケーションがIPv6アドレスを要求し、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、前記IPv6アドレスを保持することをさらに備える、[C21]に記載の方法。
[C25]
廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することが、
前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプを要求しなかったと判断することと、
事業者が保持されるべきIPv4を指定していると判断することであって、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスである、判断することと、
前記IPv4アドレスを保持することと
を備える、[C21]に記載の方法。
[C26]
廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することが、
前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプを要求しなかったと判断することと、
事業者が保持されるべきIPv6を指定していると判断することであって、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスである、判断することと、
前記IPv6アドレスを保持することと
を備える、[C21]に記載の方法。
[C27]
前記装置が前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方を処理することが現在可能でないと判断することが、第1の無線アクセス技術におけるアクセスポイント名から第2の無線技術における前記アクセスポイント名に切り替わることを備え、前記装置は、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方を処理することが前記第1の無線アクセス技術では可能であるが、前記第2の無線アクセス技術では可能でない、[C21]に記載の方法。
[C28]
廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスとがスロットリングされるかどうかを判断することを備え、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方がスロットリングされ、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、
スロットリングタイマーが満了するまで前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスとを阻止することと、
インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションとのために構成されたかどうかを判断することと
をさらに備える、[C27]に記載の方法。
[C29]
廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスとがスロットリングされるかどうかを判断することを備え、前記第1のインターネットプロトコルアドレスも前記第2のインターネットプロトコルアドレスもスロットリングされず、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションとのために構成されたかどうかを判断することを備える、[C27]に記載の方法。
[C30]
前記インターネットプロトコルサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションのいずれのためにも構成されず、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、前記第1のアプリケーションの非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの非アクティビティ時間とが両方とも非アクティビティしきい値よりも大きいかどうかを判断することをさらに備える、[C29]に記載の方法。
[C31]
前記インターネットプロトコルサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションの両方のために構成され、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、前記第1のアプリケーションの非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの非アクティビティ時間とが両方とも非アクティビティしきい値よりも大きいかどうかを判断することをさらに備える、[C29]に記載の方法。
[C32]
前記第1のアプリケーションの前記非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの前記非アクティビティ時間とが両方とも前記非アクティビティしきい値よりも大きく、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、事業者が保持されるべきインターネットプロトコルアドレスタイプを指定しているかどうかを判断することをさらに備える、[C31]に記載の方法。
[C33]
前記事業者が保持されるべきIPv4を指定しており、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスであり、前記IPv4アドレスを保持することをさらに備える、[C32]に記載の方法。
[C34]
前記事業者が保持されるべきIPv6を指定しており、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、前記IPv6アドレスを保持することをさらに備える、[C32]に記載の方法。
[C35]
前記事業者が保持されるべきインターネットプロトコルアドレスタイプを指定しておらず、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、IPv6アドレスを保持することをさらに備える、[C32]に記載の方法。
[C36]
前記第1のアプリケーションの前記非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの前記非アクティビティ時間とが両方とも前記非アクティビティしきい値以下であり、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、どのアプリケーションがデータ転送に最も最近関与したかを判断することをさらに備え、前記第1のアプリケーションがデータ転送に最も最近関与し、前記第2のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、[C31]に記載の方法。
[C37]
前記第1のアプリケーションの前記非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの前記非アクティビティ時間とが両方とも前記非アクティビティしきい値以下であり、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、どのアプリケーションがデータ転送に最も最近関与したかを判断することをさらに備え、前記第2のアプリケーションがデータ転送に最も最近関与し、前記第1のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、[C31]に記載の方法。
[C38]
前記インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションのみのために構成され、前記第2のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、[C28]に記載の方法。
[C39]
前記インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第2のアプリケーションのみのために構成され、前記第1のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、[C28]に記載の方法。
[C40]
前記装置が前記第1の無線アクセス技術から前記第2の無線アクセス技術に切り替わるとき、ドロップされたインターネットプロトコルアドレスタイマーを開始することと、
廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスを記憶することと、
前記装置が前記ドロップされたインターネットプロトコルアドレスタイマーの満了より前にソース無線アクセス技術に戻った場合、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスを再利用することと
をさらに備える、[C31]に記載の方法。
[C41]
通信システムにおいて動作可能なコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が、命令をその上に有する非一時的有形コンピュータ可読媒体を備え、前記命令が、
装置に、ネットワークへのデータ接続のために第1のアプリケーションのための第1のタイプの第1のインターネットプロトコルアドレスと第2のアプリケーションのための第2のタイプの第2のインターネットプロトコルアドレスとの割当てを受信させるためのコードと、
前記装置に、前記装置が前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方を処理することが現在可能でないと判断させるためのコードと、
前記装置に、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断させるためのコードと、
前記装置に、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスを廃棄させるためのコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。

Claims (41)

  1. 通信システムにおいて動作可能な装置であって、
    ネットワークへのデータ接続のために第1のアプリケーションのための第1のタイプの第1のインターネットプロトコルアドレスと第2のアプリケーションのための第2のタイプの第2のインターネットプロトコルアドレスとの割当てを受信するための手段と、
    前記装置が前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方を処理することが現在可能でないと判断するための手段と、
    廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための手段と、
    前記判断されたインターネットプロトコルアドレスを廃棄するための手段と
    を備える、装置。
  2. 前記データ接続がパケットデータネットワーク接続であり、前記ネットワークがアクセスポイント名であり、前記第1のインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、前記第2のインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスであり、第1の無線アクセス技術がLong Term Evolutionであり、第2の無線アクセス技術が発展型高速パケットデータである、請求項1に記載の装置。
  3. 廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプをも要求したと判断するための手段を備え、前記データ接続を要求する前記アプリケーションがIPv4アドレスを要求し、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスであり、前記IPv4アドレスを保持するための手段をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  4. 廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプをも要求したと判断するための手段を備え、前記データ接続を要求する前記アプリケーションがIPv6アドレスを要求し、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、前記IPv6アドレスを保持するための手段をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  5. 廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段が、
    前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプを要求しなかったと判断するための手段と、
    事業者が保持されるべきIPv4を指定していると判断するための手段であって、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスである、判断するための手段と、
    前記IPv4アドレスを保持するための手段と
    を備える、請求項1に記載の装置。
  6. 廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段が、
    前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプを要求しなかったと判断するための手段と、
    事業者が保持されるべきIPv6を指定していると判断するための手段であって、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスである、判断するための手段と、
    前記IPv6アドレスを保持するための手段と
    を備える、請求項1に記載の装置。
  7. 前記装置が前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方を処理することが現在可能でないと判断するための前記手段が、第1の無線アクセス技術におけるアクセスポイント名から第2の無線アクセス技術における前記アクセスポイント名に切り替わるための手段を備え、前記装置は、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方を処理することが前記第1の無線アクセス技術では可能であるが、前記第2の無線アクセス技術では可能でない、請求項1に記載の装置。
  8. 廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスとがスロットリングされるかどうかを判断するための手段を備え、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方がスロットリングされ、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、
    スロットリングタイマーが満了するまで前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスとを阻止するための手段と、
    インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションとのために構成されたかどうかを判断するための手段と
    をさらに備える、請求項7に記載の装置。
  9. 廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスとがスロットリングされるかどうかを判断するための手段を備え、前記第1のインターネットプロトコルアドレスも前記第2のインターネットプロトコルアドレスもスロットリングされず、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションとのために構成されたかどうかを判断するための手段を備える、請求項7に記載の装置。
  10. 前記インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションのいずれのためにも構成されず、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、前記第1のアプリケーションの非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの非アクティビティ時間とが両方とも非アクティビティしきい値よりも大きいかどうかを判断するための手段をさらに備える、請求項9に記載の装置。
  11. 前記インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションの両方のために構成され、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、前記第1のアプリケーションの非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの非アクティビティ時間とが両方とも非アクティビティしきい値よりも大きいかどうかを判断するための手段をさらに備える、請求項9に記載の装置。
  12. 前記第1のアプリケーションの前記非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの前記非アクティビティ時間とが両方とも前記非アクティビティしきい値よりも大きく、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、事業者が保持されるべきインターネットプロトコルアドレスタイプを指定しているかどうかを判断するための手段をさらに備える、請求項11に記載の装置。
  13. 前記事業者が保持されるべきIPv4を指定しており、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスであり、前記IPv4アドレスを保持するための手段をさらに備える、請求項12に記載の装置。
  14. 前記事業者が保持されるべきIPv6を指定しており、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、前記IPv6アドレスを保持するための手段をさらに備える、請求項12に記載の装置。
  15. 前記事業者が保持されるべきインターネットプロトコルアドレスタイプを指定しておらず、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、IPv6アドレスを保持するための手段をさらに備える、請求項12に記載の装置。
  16. 前記第1のアプリケーションの前記非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの前記非アクティビティ時間とが両方とも前記非アクティビティしきい値以下であり、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、どのアプリケーションがデータ転送に最も最近関与したかを判断するための手段をさらに備え、前記第1のアプリケーションがデータ転送に最も最近関与し、前記第2のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、請求項11に記載の装置。
  17. 前記第1のアプリケーションの前記非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの前記非アクティビティ時間とが両方とも前記非アクティビティしきい値以下であり、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断するための前記手段は、どのアプリケーションがデータ転送に最も最近関与したかを判断するための手段をさらに備え、前記第2のアプリケーションがデータ転送に最も最近関与し、前記第1のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、請求項11に記載の装置。
  18. 前記インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションのみのために構成され、前記第2のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、請求項8に記載の装置。
  19. 前記インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第2のアプリケーションのみのために構成され、前記第1のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、請求項8に記載の装置。
  20. 前記装置が前記第1の無線アクセス技術から前記第2の無線アクセス技術に切り替わるとき、ドロップされたインターネットプロトコルアドレスタイマーを開始するための手段と、
    廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスを記憶するための手段と、
    前記装置が前記ドロップされたインターネットプロトコルアドレスタイマーの満了より前にソース無線アクセス技術に戻った場合、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスを再利用するための手段と
    をさらに備える、請求項11に記載の装置。
  21. ワイヤレス通信デバイスによって動作可能な方法であって、
    ネットワークへのデータ接続のために第1のアプリケーションのための第1のタイプの第1のインターネットプロトコルアドレスと第2のアプリケーションのための第2のタイプの第2のインターネットプロトコルアドレスとの割当てを受信することと、
    前記ワイヤレス通信デバイスが前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方を処理することが現在可能でないと判断することと、
    廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することと、
    前記判断されたインターネットプロトコルアドレスを廃棄することと
    を備える、方法。
  22. 前記データ接続がパケットデータネットワーク接続であり、前記ネットワークがアクセスポイント名であり、前記第1のインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、前記第2のインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスであり、第1の無線アクセス技術がLong Term Evolutionであり、第2の無線アクセス技術が発展型高速パケットデータである、請求項21に記載の方法。
  23. 廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプをも要求したと判断することを備え、前記データ接続を要求する前記アプリケーションがIPv4アドレスを要求し、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスであり、前記IPv4アドレスを保持することをさらに備える、請求項21に記載の方法。
  24. 廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプをも要求したと判断することを備え、前記データ接続を要求する前記アプリケーションがIPv6アドレスを要求し、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、前記IPv6アドレスを保持することをさらに備える、請求項21に記載の方法。
  25. 廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することが、
    前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプを要求しなかったと判断することと、
    事業者が保持されるべきIPv4を指定していると判断することであって、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスである、判断することと、
    前記IPv4アドレスを保持することと
    を備える、請求項21に記載の方法。
  26. 廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することが、
    前記データ接続を要求するアプリケーションがインターネットプロトコルアドレスタイプを要求しなかったと判断することと、
    事業者が保持されるべきIPv6を指定していると判断することであって、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスである、判断することと、
    前記IPv6アドレスを保持することと
    を備える、請求項21に記載の方法。
  27. 前記装置が前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方を処理することが現在可能でないと判断することが、第1の無線アクセス技術におけるアクセスポイント名から第2の無線アクセス技術における前記アクセスポイント名に切り替わることを備え、前記装置は、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方を処理することが前記第1の無線アクセス技術では可能であるが、前記第2の無線アクセス技術では可能でない、請求項21に記載の方法。
  28. 廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスとがスロットリングされるかどうかを判断することを備え、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方がスロットリングされ、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、
    スロットリングタイマーが満了するまで前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスとを阻止することと、
    インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションとのために構成されたかどうかを判断することと
    をさらに備える、請求項27に記載の方法。
  29. 廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスとがスロットリングされるかどうかを判断することを備え、前記第1のインターネットプロトコルアドレスも前記第2のインターネットプロトコルアドレスもスロットリングされず、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションとのために構成されたかどうかを判断することを備える、請求項27に記載の方法。
  30. 前記インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションのいずれのためにも構成されず、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、前記第1のアプリケーションの非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの非アクティビティ時間とが両方とも非アクティビティしきい値よりも大きいかどうかを判断することをさらに備える、請求項29に記載の方法。
  31. 前記インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションと前記第2のアプリケーションの両方のために構成され、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、前記第1のアプリケーションの非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの非アクティビティ時間とが両方とも非アクティビティしきい値よりも大きいかどうかを判断することをさらに備える、請求項29に記載の方法。
  32. 前記第1のアプリケーションの前記非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの前記非アクティビティ時間とが両方とも前記非アクティビティしきい値よりも大きく、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、事業者が保持されるべきインターネットプロトコルアドレスタイプを指定しているかどうかを判断することをさらに備える、請求項31に記載の方法。
  33. 前記事業者が保持されるべきIPv4を指定しており、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv6アドレスであり、前記IPv4アドレスを保持することをさらに備える、請求項32に記載の方法。
  34. 前記事業者が保持されるべきIPv6を指定しており、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、前記IPv6アドレスを保持することをさらに備える、請求項32に記載の方法。
  35. 前記事業者が保持されるべきインターネットプロトコルアドレスタイプを指定しておらず、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスがIPv4アドレスであり、IPv6アドレスを保持することをさらに備える、請求項32に記載の方法。
  36. 前記第1のアプリケーションの前記非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの前記非アクティビティ時間とが両方とも前記非アクティビティしきい値以下であり、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、どのアプリケーションがデータ転送に最も最近関与したかを判断することをさらに備え、前記第1のアプリケーションがデータ転送に最も最近関与し、前記第2のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、請求項31に記載の方法。
  37. 前記第1のアプリケーションの前記非アクティビティ時間と前記第2のアプリケーションの前記非アクティビティ時間とが両方とも前記非アクティビティしきい値以下であり、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断することは、どのアプリケーションがデータ転送に最も最近関与したかを判断することをさらに備え、前記第2のアプリケーションがデータ転送に最も最近関与し、前記第1のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、請求項31に記載の方法。
  38. 前記インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第1のアプリケーションのみのために構成され、前記第2のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、請求項28に記載の方法。
  39. 前記インターネットプロトコルアドレスサービス品質が前記第2のアプリケーションのみのために構成され、前記第1のインターネットプロトコルアドレスが、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスである、請求項28に記載の方法。
  40. 前記装置が前記第1の無線アクセス技術から前記第2の無線アクセス技術に切り替わるとき、ドロップされたインターネットプロトコルアドレスタイマーを開始することと、
    廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスを記憶することと、
    前記装置が前記ドロップされたインターネットプロトコルアドレスタイマーの満了より前にソース無線アクセス技術に戻った場合、廃棄すべき前記判断されたインターネットプロトコルアドレスを再利用することと
    をさらに備える、請求項31に記載の方法。
  41. 通信システムにおいて動作可能なコンピュータプログラムであって
    装置に、ネットワークへのデータ接続のために第1のアプリケーションのための第1のタイプの第1のインターネットプロトコルアドレスと第2のアプリケーションのための第2のタイプの第2のインターネットプロトコルアドレスとの割当てを受信させるためのコードと、
    前記装置に、前記装置が前記第1のインターネットプロトコルアドレスと前記第2のインターネットプロトコルアドレスの両方を処理することが現在可能でないと判断させるためのコードと、
    前記装置に、廃棄すべきインターネットプロトコルアドレスを判断させるためのコードと、
    前記装置に、前記判断されたインターネットプロトコルアドレスを廃棄させるためのコードと
    を備える、コンピュータプログラム。
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