JP5545285B2 - ネットワーク装置、ネットワークシステム、マルチプルスパニングツリープロトコル管理方法およびプログラム - Google Patents
ネットワーク装置、ネットワークシステム、マルチプルスパニングツリープロトコル管理方法およびプログラム Download PDFInfo
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Description
2)意図通りのネットワーク構成にならない場合の不具合原因箇所の特定作業
3)2)の不具合原因箇所の調査結果に基づいて実施する設定修正作業
b)Revision Level(リビジョン番号を示す数値。以降、「リビジョン番号」と称する)
c)Configuration Digest(ハッシュ情報を示すハッシュ値。以降、「ハッシュ情報」と称する)
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、マルチプルスパニングツリープロトコルの管理が容易になるネットワーク装置、それを用いたネットワークシステム、マルチプルスパニングツリープロトコル管理方法およびマルチプルスパニングツリープロトコル管理プログラムを提供することを、その目的としている。
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、VLANを使用するネットワークシステムを構成するためのネットワーク装置においてデータ転送経路に生じる可能性があるループ構造を回避するためのプロトコルとして、各ネットワーク装置の設定情報の同期機能(すなわちリージョン同期機能)を提供することによって、各ネットワーク装置の設定情報を一元管理するためのネットワーク管理システムを別途設ける必要もなく、ネットワーク装置においてデータの転送経路にループが発生することを確実に回避することが可能になり、初期導入時および構成変更時における管理者(または保守者)の管理負荷を軽減することを可能としている。
次に、本発明によるネットワーク装置の構成例について、その一例を、図1を用いて説明する。図1は、本発明によるネットワーク装置の内部構成の一例を示すブロック構成図であり、VLANを使用するネットワークシステムを構成するためのネットワーク装置の一例を示している。
1)データ受信部101にて受信されたプロトコルデータBPDUのうち、MSTPに関わるデータを解析し、MSTPプロトコル情報として、MSTPプロトコル情報記憶領域103に該当する情報を格納する機能を備えている。
2)他のネットワーク装置からSyncメッセージ(同期メッセージ:リージョンを特定するためのリージョン特定情報を含む同期化指示メッセージ)を受信した場合、該Syncメッセージに含まれているリージョン特定情報を基にして、必要に応じて、自ネットワーク装置自身のリージョン特定情報を生成して、生成したリージョン特定情報によってMSTPプロトコル情報記憶領域103に設定済みの情報(例:ユーザ設定入力部108から指定された設定情報)を更新する機能を備えている。
次に、図1に示したネットワーク装置からなるVLANを使用するネットワークシステムの動作例として、2つのネットワーク装置間のリージョン同期機能に関する動作の一例について、図2を用いて説明する。図2は、図1の構成からなる2つのネットワーク装置間のリージョン同期機能に関する動作の一例を説明するための説明図であり、リージョン同期機能を備えた2つのネットワーク装置を、それぞれ、ネットワーク装置(NW装置)X、ネットワーク装置(NW装置)Yとして表示し、2つのネットワーク装置X、ネットワーク装置Y同士でデータ転送経路にループが発生しない構造のネットワークシステムを構築する際の簡単な動作例を示している。
以上に詳細に説明したように、本実施形態においては、以下に示すような効果を発揮することができる。
102 MSTPプロトコル解析部
103 MSTPプロトコル情報記憶領域
104 トポロジ構築部
105 MSTPプロトコル情報作成部
106 リージョン同期情報作成部
107 データ送信部
108 ユーザ設定入力部
401〜403 意味上のリージョン
404〜410 ネットワーク装置
Claims (8)
- VLAN(Virtual Local Area Network)を使用するネットワークシステムを構成するためのネットワーク装置において、対向ネットワーク装置との間でリージョンの同期化を行う際に、IEEE規格の通常のMSTP(Multiple Spanning Tree Protocol)プロトコルに準拠したプロトコルデータBPDU(Bridge Protocol Data Unit)に、リージョンの同期化を有効とするか否かを示す同期機能表示情報と同一リージョンと看做すことが可能か否かを識別するためのリージョン識別情報とを少なくとも含んだ情報を前記対向ネットワーク装置との間で送受信し、前記対向ネットワーク装置からの前記プロトコルデータBPDUを受信した際に、該プロトコルデータBPDUに含まれている前記同期機能表示情報が有効な状態に設定されており、かつ、前記リージョン識別情報が自ネットワーク装置と同一リージョンと看做すことが可能であることを示していた場合であって、かつ、自ネットワーク装置が前記対向ネットワーク装置よりも優先度が高い上位装置であった場合には、自ネットワーク装置にあらかじめ設定されている設定情報から自ネットワーク装置のリージョンを特定するために必要とするリージョン特定情報を取り出し、該リージョン特定情報を含むプロトコルデータBPDUを、同期化を要求する同期メッセージとして前記対向ネットワーク装置に対して送信し、前記同期メッセージを受信した下位装置側の前記対向ネットワーク装置は、該同期メッセージに含まれている前記リージョン特定情報に基づいて、当該下位装置側のリージョンが上位装置側と同一リージョンとなるように当該下位装置側の前記リージョン特定情報を生成して先に設定されていた設定情報を更新することを特徴とするネットワーク装置。
- 前記プロトコルデータBPDUに含まれる前記リージョン特定情報は、ハッシュ情報を作成するための元情報となるVLAN用識別子VLAN−IDとマルチプルスパニングツリープロトコル用識別子MST−ID(Multiple Spanning Tree ID)との関連情報を含む情報、または、該関連情報と前記ハッシュ情報とを含む情報、または、該関連情報とリージョン名とリビジョン番号とを含む情報、または、該関連情報と前記ハッシュ情報とリージョン名とリビジョン番号とを含む情報、あるいは、MSTPプロトコルの範囲内にある前記いずれかの情報の他にさらにMSTPプロトコルの範囲外の任意の情報を含む情報、のいずれかからなっていることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク装置。
- 前記プロトコルデータBPDUに含まれる前記同期機能表示情報は、通常のMSTPプロトコルにおいては無視される領域を利用して設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のネットワーク装置。
- 前記プロトコルデータBPDUに含まれる前記リージョン識別情報は、MSTPプロトコルで使用されるリージョン名、または、リージョン名とリビジョン番号、または、MSTPプロトコルの範囲内か否かに関わらず、同一リージョンに属すると看做すことが可能となる任意の情報、のいずれかをあらかじめ定義して用いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のネットワーク装置。
- 各ネットワーク装置との同期動作が終了し、MSTPプロトコルに準拠したマルチプルスパニングツリーが構築された以降、あらかじめ定めた一定時間が経過するまで、構築されたマルチプルスパニングツリーの状態が変化しない場合、前記プロトコルデータBPDUに含まれている前記同期機能表示情報を無効な状態に設定し、リージョンの同期化動作を無効にし、通常のMSTPが有する経路切替およびスパニングツリー再構築時間を維持することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のネットワーク装置。
- VLAN(Virtual Local Area Network)を使用するVLAN用ネットワークシステムにおいて、ネットワークを構成するネットワーク装置として、請求項1ないし5のいずれかに記載のネットワーク装置を用いることを特徴とするVLAN用ネットワークシステム。
- VLAN(Virtual Local Area Network)を使用するネットワークシステムを構成するためのネットワーク装置においてIEEE規格の通常のMSTP(Multiple Spanning Tree Protocol)プロトコルに準拠したプロトコルデータBPDU(Bridge Protocol Data Unit)を用いて、対向ネットワーク装置との間でリージョンの同期化を行うマルチプルスパニングツリープロトコル管理方法であって、前記プロトコルデータBPDUにリージョンの同期化を有効とするか否かを示す同期機能表示情報と同一リージョンと看做すことが可能か否かを識別するためのリージョン識別情報とを少なくとも含んだ情報を前記対向ネットワーク装置との間で送受信し、前記対向ネットワーク装置からの前記プロトコルデータBPDUを受信した際に、該プロトコルデータBPDUに含まれている前記同期機能表示情報が有効な状態に設定されており、かつ、前記リージョン識別情報が自ネットワーク装置と同一リージョンと看做すことが可能であることを示していた場合であって、かつ、自ネットワーク装置が前記対向ネットワーク装置よりも優先度が高い上位装置であった場合には、自ネットワーク装置にあらかじめ設定されている設定情報から自ネットワーク装置のリージョンを特定するために必要とするリージョン特定情報を取り出し、該リージョン特定情報を含むプロトコルデータBPDUを、同期化を要求する同期メッセージとして前記対向ネットワーク装置に対して送信し、前記同期メッセージを受信した下位装置側の前記対向ネットワーク装置は、該同期メッセージに含まれている前記リージョン特定情報に基づいて、当該下位装置側のリージョンが上位装置側と同一リージョンとなるように当該下位装置側の前記リージョン特定情報を生成して先に設定されていた設定情報を更新することを特徴とするマルチプルスパニングツリープロトコル管理方法。
- 請求項7に記載のマルチプルスパニングツリープロトコル管理方法を、ネットワーク装置に搭載したコンピュータによって実行可能なプログラムとして実施していることを特徴とするマルチプルスパニングツリープロトコル管理プログラム。
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