JP5538358B2 - セラミック系コーティングが被膜されているフィードスルー及びセラミック系コーティングをフィードスルーに塗布する方法 - Google Patents

セラミック系コーティングが被膜されているフィードスルー及びセラミック系コーティングをフィードスルーに塗布する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5538358B2
JP5538358B2 JP2011503040A JP2011503040A JP5538358B2 JP 5538358 B2 JP5538358 B2 JP 5538358B2 JP 2011503040 A JP2011503040 A JP 2011503040A JP 2011503040 A JP2011503040 A JP 2011503040A JP 5538358 B2 JP5538358 B2 JP 5538358B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive pin
header
adjacent
insulating
exposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011503040A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011517033A (ja
Inventor
マシュー ティー. クリスフィールド,
マイケル ムーア,
ロバート ビー. ガーネット,
Original Assignee
マイクロ モーション インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マイクロ モーション インコーポレイテッド filed Critical マイクロ モーション インコーポレイテッド
Publication of JP2011517033A publication Critical patent/JP2011517033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5538358B2 publication Critical patent/JP5538358B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/533Bases, cases made for use in extreme conditions, e.g. high temperature, radiation, vibration, corrosive environment, pressure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/73Means for mounting coupling parts to apparatus or structures, e.g. to a wall
    • H01R13/74Means for mounting coupling parts in openings of a panel
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/02Soldered or welded connections
    • H01R4/023Soldered or welded connections between cables or wires and terminals
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49117Conductor or circuit manufacturing
    • Y10T29/49174Assembling terminal to elongated conductor

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

本発明は、セラミック系コーティングが被膜されているフィードスルー及びセラミック系コーティングをフィードスルーに塗布する方法に関するものである。
フィードスルーは複数の電気デバイスの導体素子を接続するために用いられる。例えば、真空環境、高温環境もしくは低温環境、又は爆発性ガス環境、低湿度環境若しくは高湿度環境を含む気体環境のような特定の環境に第一の電気デバイスが設けられ、他の電気デバイスが第一の電気デバイスが設けられている特定の環境の外側に設けられている。このような例では、第一の電気デバイスが設けられている特定の環境を隔離するようにして、複数の電気デバイスを接続する1つ以上のフィードスルーが設けられる。
電気デバイスに接続できるようにするために、フィードスルーには、ヘッダーを貫通する少なくとも1つの導電性ピンが設けられている。ヘッダーは、導電性ピンの2つの一端側部分及び他端側部分の間の障壁として機能するようになっている。ヘッダーが導体材料である場合、ヘッダー又はピンとピンとの間に電流が流れないようにするために、導電性ピンにおいてヘッダーを貫通している部分のまわりに絶縁材を設けることができる。ヘッダーが非導体材料である場合、ヘッダー自体がピンとピンとの間に電流が流れることを防ぐ絶縁材として機能しうる。このように、導電性ピンの一端側部分は、第一の電気デバイスへ接続されている導体素子、例えばワイヤー又はターミナルの如き導体素子に接続され、他端側部分は、第二の電気デバイスと接続されている導体素子に接続されており、第一の電気デバイスと第二の電気デバイスと間に電導路を形成することができるようになっている。
導電性ピンを導体素子に接続させるために、導電性ピンの一端側部分及び他端側部分の少なくとも一部を露出させなければならないので、ヘッダーが導体材料である場合、フィードスルーが複数のピンを有している場合、又はフィードスルーが他の導体材料と接触している場合、クリープ絶縁破壊(creepage breakdown)すると、回路をショートさせてしまう場合がある。高温では、クリープ絶縁破壊が非常に問題となる。というのは、高温では、湿気が簡単に液化してしまう傾向があるからである。例えば、フィードスルーが複数のピンを有している場合、水分層が絶縁材上に液化してピンとピンとの間に電導路を形成してしまうおそれがある。別の例では、ヘッダーが導体材料である場合、水分層が、絶縁材上に液化し、ピンとヘッダーとの間に電導路を形成してしまうおそれがある。
フィードスルーの導電性ピンのまわりに位置する絶縁材の表面が汚染されていると、この問題をさらに悪化させるおそれがある。例えば、このような汚染物質は、湿気の液化させる点となるおそれがある。別の例では、このような汚染物質が凝縮液の中に溶けて100mVを超える電圧を生成する電解質を形成する場合もある。
この問題を解決する1つの方法としては、ピンが露出部に絶縁材からコーティングを形成し、及び/又はヘッダーが導体材料である場合には、ヘッダーに絶縁材からなるコーティングを形成することがある。このようにして、沿面距離を長くすることができる。さらに、露出した導体材料、すなわちピンの露出部、導体素子の露出部、更に、ピンを導体素子に接続するために用いられるろう材又は半田付け材料を使用されているならばそれらの部分をコーティングするために絶縁材が用いることができる。絶縁材が湿気を通さないと仮定するならば、このようにして露出した導体材料をすべてコーティングすれば、クリープ現象(creepage)をなくすことができる。この目的に用いられる1つのタイプの絶縁材としては、Lektro−tech、すなわち3,3-ジクロロ-1、1、12、2−ペンタフルオロプロパン(3、3−dichloro−1,1,12,2−pentafluoropropane)、1,3−ジクロロ−1,1,2,3−ペンタフルオロプロパンシクロヘキサン(1、3−dichloro−1,1,2,3−pentafluorpropropanecyclohexane)、含酸素炭化水素及び二酸化炭素プロペラントを含有する電気・機械防食剤が挙げられる。この化合物は、露出した導体材料上に被膜を形成して沿面距離を長くする又はクリープ絶縁破壊を防ぐのに有効である。
約150℃〜約205℃の範囲の温度でショートを防止するには、前述するLektro−Techが有効であるが、動作環境温度が約205℃を超える環境においてショートの防止のためにLektro−Techを使用しても効果はない。しかしながら、先に記載されているように、適切な換気が行なわれなければ、温度の上昇に伴って水分の液化が発生しやすくなる。
本発明は、セラミック系コーティングが塗布されたフィードスルー及びにセラミック系コーティングをフィードスルーに塗布する方法に関するものである。
本発明の技術範囲は添付の特許請求の範囲のみにより規定され、課題を解決するための手段の記載内容によりいかなる影響も受けない。
本発明の1つの実施形態によれば、少なくとも1つのフィードスルーが、ヘッダーを貫通している少なくとも1つの導電性ピンと、セラミック系コーティングとを備えている。この少なくとも1つの導電性ピンは、露出した一端側部分と、絶縁部により間隔をあけて配置されている露出した他端側部分とを有している。また、少なくとも1つの導電性ピンは、露出した一端側部分が第一の導体素子へ接続され、露出した他端側部分が第二の導体素子へ接続されることにより、第一の電気デバイスに接続される第一の導体素子と、第二の電気デバイスに接続される第二の導体素子とを接続するようになっている。また、少なくとも1つの導電性ピンの一端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、ヘッダーの一端部のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、及びヘッダーの他端部のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分のうちの少なくとも1つの部分に、セラミック系コーティングが設けられている。
本発明の他の実施形態によれば、第一の電気デバイスを他の電気デバイスへ接続させる方法が、ヘッダーを貫通し、露出した一端側部分と、絶縁部によって間隔をあけて配置されている露出した他端側部分とを有している少なくとも1つの導電性ピンを備えたフィードスルーを設けるステップと、第一の電気デバイスへ接続されている第一の導体素子に露出した一端側部分を接続するステップと、他の電気デバイスへ接続されている第二の導体素子へ露出した他端側部分を接続するステップと、セラミック系コーティングを、少なくとも1つの導電性ピンの一端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、ヘッダーの一端部のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、及びヘッダーの他端部のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分のうちの少なくとも1つの部分に設けるように、当該セラミック系コーティングを塗布するするステップとを有している。
[態様]
本発明の1つの態様によれば、少なくとも1つのフィードスルーが少なくとも1つの導電性ピンを備えており、この少なくとも1つの導電性ピンが、ヘッダーを貫通するとともに、露出した一端側部分と、絶縁部によって間隔をあけて配置されている露出した他端側部分とを有しており、少なくとも1つの導電性ピンは、露出した一端側部分が第一の導体素子に接続され、露出した他端側部分が第二の導体素子に接続されることにより、第一の電気デバイスに接続されている第一の導体素子と、第二の電気デバイスに接続されている第二の導体素子とを接続するようになっており、セラミック系コーティングが、少なくとも1つの導電性ピンの一端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、ヘッダーの一端部のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、及びヘッダーの他端部のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分のうちの少なくとも1つの部分に設けられている。
好ましくは、セラミック系コーティングが、1つの導電性ピンの他端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分ヘッダーの他端部のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分に設けられており、少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分がヘッダーの他端部から延出している。
好ましくは、セラミック系コーティングが、少なくとも1つの導電性ピンの一端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、及びヘッダーの一端部のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分に設けられており、少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分がヘッダーの一端部から延出している。
好ましくは、セラミック系コーティングが、少なくとも1つの導電性ピンの一端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、ヘッダーの一側部のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、及びヘッダーの他端部のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分に設けられており、少なくとも1つの導電性ピンの一端側部分がヘッダーの一端部から延出しており、少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分がヘッダーの他端部から延出している。
好ましくは、少なくとも1つの導電性ピンの露出した一端側部分が、第一の接続継手を通じて第一の導体素子へ接続されており、少なくとも1つの導電性ピンの露出した他端側部分が、第二の接続継手を通じて第二の導体素子へ接続されており、セラミック系コーティングが、第一の接続継手及び第二の接続継手のうちの少なくとも一方に設けられている。
好ましくは、第一の導体素子が第一の露出部と第一の絶縁部とを有しており、第二の導体素子が第二の露出部と第二の絶縁部とを有しており、セラミック系コーティングが第一の露出部及び第二の露出部のうちの少なくとも1つに設けられている。
好ましくは、第一の導体素子が第一の露出部と第一の絶縁部とを有しており、第二の導体素子が第二の露出部と第二の絶縁部とを有しており、少なくとも1つの導電性ピンの露出した一端側部分が第一の接続継手を通じて第一の導体素子の第一の露出部へ接続されており、少なくとも1つの導電性ピンの露出した他端側部分が第二の接続継手を通じて第二の導体素子の第二の露出部へ接続されており、セラミック系コーティングが、導電性ピンの絶縁部に隣接している少なくとも1つの導電性ピンの一端側部分から第一の導体素子の第一の絶縁部まで、及び導電性ピンの絶縁部に隣接している少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分から第二の導体素子の第二の絶縁部までのうちの少なくとも一方に延設されている。
好ましくは、フィードスルーが、第一の電気デバイスを他の電気デバイスへ接続する、ヘッダーを貫通した複数の導電性ピンを有しており、セラミック系コーティングが、各導電性ピンの一端側部分のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、各導電性ピンの他端側部分のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、ヘッダーの一端部のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、及びヘッダーの他端部のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分のうちの少なくとも1つの部分に設けられている。
好ましくは、フィードスルーが、第一の電気デバイス及び第二の電気デバイスを他の電気デバイスへ接続する、ヘッダーを貫通した複数の導電性ピンを有しており、セラミック系コーティングが、各導電性ピンの一端側部分のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、各導電性ピンの他端側部分のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、ヘッダーの一端部のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、及びヘッダーの他端部のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分のうちの少なくとも1つの部分に設けられている。
好ましくは、第一の電気デバイスが振動式流量デバイスのドライブを含み、他の電気デバイスが、振動式流量デバイスの1以上の電子機器を含んでいる。
好ましくは、第一の電気デバイスが、振動式流量デバイスのピックオフを含み、他の電気デバイスが、振動式流量デバイスの1以上の電子機器を含んでいる。
本発明の他の態様によれば、第一の電気デバイスを第二の電気デバイスに接続するための方法が、露出した一端側部分と、絶縁部によって間隔をあけて配置されている露出した他端側部分とを有し、ヘッダーを貫通する少なくとも1つの導電性ピンを備えているフィードスルーを設けるステップと、第一の電気デバイスへ接続されている第一の導体素子に露出した一端側部分を接続するステップと、他の電気デバイスへ接続されている第二の導体素子へ露出した他端側部分を接続するステップと、セラミック系コーティングを、少なくとも1つの導電性ピンの一端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、ヘッダーの一端部のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、及びヘッダーの他端部のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分のうちの少なくとも1つの部分に設けるように、当該セラミック系コーティングを塗布するステップとを有している。
好ましくは、セラミック系コーティングが、少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、及びヘッダーの他端側部分の少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分に塗布されており、少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分がヘッダーの他端側部分から延出している。
好ましくは、セラミック系コーティングが、少なくとも1つの導電性ピンの一端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、及びヘッダーの一端部のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分に設けられており、少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分がヘッダーの一端部から延出している。
好ましくは、セラミック系コーティングが、少なくとも1つの導電性ピンの一端側部分のうち少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、ヘッダーの一端部の少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分の少なくとも導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、及びヘッダーの他端部の少なくともピンの絶縁部に隣接している部分に設けられており、少なくとも1つの導電性ピンの一端側部分がヘッダーの一端部から延出しており、少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分がヘッダーの他端部から延出している。
好ましくは、係る方法は、露出した一端側部分を第一の導体素子へ半田付け又はろう付けして第一の接続継手を形成するステップと、露出した他端側部分を第二の導体素子へ半田付け又はろう付けして第二の接続継手を形成するステップと、セラミック系コーティングを第一の接続継手及び第二の接続継手のうちの少なくとも1つに塗布するステップとをさらに有している。
好ましくは、第一の導体素子が第一の露出部と第一の絶縁部とを有しており、第二の導体素子が第二の露出部と第二の絶縁部とを有しており、セラミック系コーティングを第一の露出部及び第二の露出部のうちの少なくとも1つに塗布するステップをさらに有している。
好ましくは、第一の導体素子が第一の露出部と第一の絶縁部とを有しており、第二の導体素子が第二の露出部と第二の絶縁部とを有しており、少なくとも1つの導電性ピンの露出した一端側部分が第一の接続継手を通じて第一の導体素子の第一の露出部へ接続されており、少なくとも1つの導電性ピンの露出した他端側部分が第二の接続継手を通じて第二の導体素子の第二の露出部へ接続されており、係る方法が、セラミック系コーティングを、導電性ピンの絶縁部に隣接している少なくとも1つの導電性ピンの一端側部分から第一の導体素子の第一の絶縁部まで、及び導電性ピンの絶縁部に隣接している少なくとも1つの導電性ピンの他端側部分から第二の導体素子の第二の絶縁部までのうちの少なくとも一方に延設するように、当該セラミック系コーティングを塗布するステップをさらに有している。
好ましくは、フィードスルーが、第一の電気デバイスを他の電気デバイスへ接続する、ヘッダーを貫通した複数の導電性ピンを有しており、係る方法が、セラミック系コーティングを、各導電性ピンの一端側部分のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、各導電性ピンの他端側部分のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、ヘッダーの一端部のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、及びヘッダーの他端部のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分のうちの少なくとも1つの部分に設けるように、当該セラミック系コーティングを塗布するステップをさらに有している。
好ましくは、フィードスルーが、第一の電気デバイス及び第二の電気デバイスを他の電気デバイスへ接続する、ヘッダーを貫通した複数の導電性ピンを有しており、係る方法が、セラミック系コーティングを、各導電性ピンの一端側部分のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、各導電性ピンの他端側部分のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、ヘッダーの一端部のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分、及びヘッダーの他端部のうち少なくとも各導電性ピンの絶縁部に隣接している部分のうちの少なくとも1つの部分に設けるように、当該セラミック系コーティングを塗布するステップをさらに有している。
好ましくは、第一の電気デバイスが振動式流量デバイスのドライブを含み、他の電気デバイスが、振動式流量デバイスの1以上の電子機器を含んでいる。
好ましくは、第一の電気デバイスが、振動式流量デバイスのピックオフを含み、他の電気デバイスが、振動式流量デバイスの1以上の電子機器を含んでいる。
複数の電気デバイスを接続するフィードスルーを示す断面図である。 複数の電気デバイスを接続するフィードスルーを示す断面図である。 複数の電気デバイスを接続するフィードスルーを示す断面図である。 複数の電気デバイスを接続するフィードスルーを示す断面図である。 複数の電気デバイスを接続するフィードスルーを示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る振動式流れデバイスを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る振動式流れデバイス用のハウジング、フィードスルー、導管及び接合部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るフィードスルー及び導管を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るフィードスルーを示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るフィードスルーを示す断面図である。
図1A〜図1Eには、複数の電気デバイス300、300a又は複数の電気デバイス301、300b、301を接続するために用いられるフィードスルー210が示されている。図示されているように、フィードスルー210は、ヘッダー217を貫通する少なくとも1つのピン220を有している。ヘッダー217は、たとえば金属の如き導体材料から製造されてもよい。この場合、ピン220は、例えばセラミック、ガラス、ゴム又はプラスチックの如き絶縁材280によってヘッダー217及び/又は他の導電性ピン220から電気的に絶縁されてもよい。絶縁材280は、前述するような材料に限定されない。ある実施形態では、図1B及び図1Dに示されているように、たとえばそれ自体で絶縁材料として働くセラミック、ガラス、ゴム又はプラスチックのような高い電気抵抗を有する材料によってヘッダー217が製造されてもよい。なお、ヘッダー217の材料は、前述するような材料に限定されない。
図1A、図1C及び図1Eに示されている実施形態では、ピン220は、第一の導体素子121と第二の導体素子121’とを接続している。これらの導体素子121,121’には、電気デバイス300及び301がそれぞれ接続されている。図1B及び図1Dに示されている実施形態では、複数のピン220により電気デバイス300a、300bが電気デバイス301に接続されている。当業者にとって明らかなように、同様の方法で複数のピン220によって電気デバイス300、301が相互に接続されるようになっていてもよい。例えば、複数のピン220によって電気デバイス300a、300bが電気デバイス301に接続されるのではなく、電気デバイス300、301間の複数のピン220によって複数の接続が形成されてもよい。
図1A〜図1Eに示されている実施形態では、各ピン220は、一端側部分221と、絶縁部224によって間隔をあけて並べられている他端側部分222とを有している。一端側部分221は、第一の導体素子121の露出部122に接続され、他端側部分222は、第二の導体素子121’の露出部122’に接続されている。当業者にとって明らかなように、必要であれば、それらの接続が、一端側部分221及び他端側部分222とその各々に対応する露出部122、122’と間の接続箇所215及び215’のように、溶接、半田付け又はろう付けによって機械的に成されてもよい。また、図1に示されているように、導体素子121、121’が絶縁部123、123’を有しており、この絶縁部123、123’が露出部122、122まで延在していることが好ましい。
図示されているように、一端側部分221又は他端側部分222のうちの少なくとも1方の排気が適切に行なわれていない環境に配置されてもよい。例えば、これらの一端側部分221は、電気デバイス300用又は電気デバイス300a、300b用のハウジング200内に配置されてもよい。但し、このような配置に限定するものではない。ハウジング200は、ピン220の一端側部分221の環境400とハウジング200の外側の環境500とを少なくとも部分的に隔離するようになっている。それに加えて又はそれに代えて、フィードスルー210は、導体素子121’用の導管250に接続されてもよい。この導管250は、ピン222の他端側部分222の環境401と導管250の外側の環境500とを少なくとも部分的に隔離するようになっている。
環境400及び/又は環境401が少なくとも部分的に隔離されているので、これらの環境における排気が適切におこなわれていない可能性があり、また、これらの環境400、401内の物質、例えば水分が凝縮液になるおそれがある。凝縮液は、環境400、401の温度が上昇した場合に特に問題となる。例えば、図1A、図1C及び図1Eの絶縁材280又は図1B及び図1Dのヘッダー217のような絶縁材上に凝縮液が発生すると、この凝縮液は、図1A及び図1Bに示されているような低抵抗路270を形成するおそれがある。この低抵抗路270は、ピン220の一端側部分221又は他端側部分222からヘッダー217へ電気エネルギーを伝達し、第一の電気デバイス300と第二の電気デバイス301との間の接続部にショートを発生させるおそれがある。多くのフィードスルーが複数のピン220を有しているので、ヘッダー217が高い電気抵抗を有する材料から成る場合であっても、同様に、図1Bに示されているように、低抵抗路270が複数のピン220の間に形成されるおそれがある。また同様に、低抵抗路が、ピン220と他の導体材料との間、例えば少なくとも1本のピン220とハウジング200及び/又は導管250との間に形成されるおそれがある。但し、ピン220と低抵抗路が形成される他の導体材料は、ハウジング200及び導管250に限定されるものではない。
本実施形態の1つの態様によれば、例えばキシレン、シリコーンエマルジョン、脂肪アルコール、ポリグリコールエーテル及び緑色染料を含む化合物であるCP 4050 Corr−Paint、ケイ酸溶液及び酸化アルミニウムを含む化合物であるCeramabond 512、ケイ酸溶液及び酸化アルミニウムを含む化合物であるCeramabond 552、ケイ酸溶液、及び無機の溶液内に分散された酸化アルミニウムを含む化合物であるCeramabond 569、ケイ酸溶液、及び無機の溶液内に分散された酸化アルミニウムを含む化合物であるCeramabond 671、又はケイ酸溶液及び酸化アルミニウムを含む化合物であるCeramabond 835−Mのコーティングのような高い電気抵抗を有するセラミック系コーティング260を塗布して長い沿面路271が形成されている。なお、セラミック系コーティング160として塗布される化合物としては、前述するものに限定されない。本実施形態の他の態様によれば、セラミック系コーティング260がクリープ絶縁破壊を防ぐために用いられてもよい。
前述の製品の各々は、ニューヨーク州バレーコテージにあるアレムコ プロダクト インク(Aremco Products Inc.)により市販されているが、これらの製品は、適切なセラミック系コーティング260を例示することを意図したものであって、他のセラミック系コーティング260を用いることも本発明の範囲内に含まれる。例えば205℃〜1100℃までの温度において安定しておりかつ高電気抵抗絶縁性を保持しているようなセラミック系コーティング260が選択されることが好ましい。但し、前述するような特性を有するセラミック系コーティング260に限定するものではない。
図1C、1Dに示されているように、導電性ピン220の露出端部221、222及び/又はヘッダー217の少なくとも一部分に、ある温度で長い沿面路271を形成する安定しているセラミック系コーティング260が設けられてもよい。長い沿面路271は、導電性ピン220の端部221、222の少なくとも絶縁部224に隣接している部分をコーティングすることによって形成されてもよい。長い沿面路271は、ヘッダー217の少なくとも絶縁部224に隣接している部分をコーティングすることにより形成されてもよい。図1Cに示されているように、長い沿面路271は、導電性ピン220の端部221、222の少なくとも絶縁部224に隣接している部分及びヘッダー217の少なくとも絶縁部224に隣接している部分をコーティングすることによって形成されてもよい。さらに、図1Cに示されているように、長い沿面路271を形成することは、必要ならば、導電性ピン220とヘッダー217との間に設けられている絶縁材280をコーティングすることを含んでいてもよい。
当業者にとって明らかなように、セラミッ系コーティング260が、一端側部分221若しくは他端側部分222及び/又はヘッダー217に沿って延設される終端が絶縁部224から離れれば離れるほど、長い沿面路271がより長くなる。例えば、ヘッダー217の全体をコーティングしてもよく、図1Cに例示されている実施形のヘッダー217の部分よりも広い範囲をコーティングすることによって、より長い沿面路217を形成することができる。別の例としては、より長い沿面路217が、一端側部分221及び他端側部分222の、絶縁部224と接続継手215、215’との間の部分をコーティングすることによって形成されてもよいし、一端側部分221及び他端側部分222の、絶縁部224と接続継手215、215’との間の部分をコーティングし、更に接続継手215、215’をコーティングすることによって形成されてもよいし、一端側部分221及び他端側部分222の、絶縁部224と接続継手215、215’との間の部分をコーティングし、接続継手215、215’をコーティングし、更に露出部122、122’の少なくとも接続継手215、215’から延びている部分をコーティングすることによって形成されてもよい。更に別の例としては、図1Eで示されているように、導体素子121、121’の露出した接続部分122、122’、接続継手215、215’、並びに導電性ピン220の一端側部分221及び他端側部分221の接続継手215、215’と絶縁部224との間の部分の全体をコーティングすることにで、クリープ絶縁破壊しないようにしてもよい。
当業者にとって明らかなように、ピン220の一方の側部221、222及び/又はヘッダー217の一方の端部217a、217bに対してのみ前述の又はそれに等しい技術を用いることも本発明の範囲内に含まれる。場合によっては、ピン220の一方の端部221、222及び/又はヘッダー217の一方の端部217a、217bによって生じるクリープ絶縁破壊によりショートが発生するようになっていてもよい。例えば、ハウジング200が湿気のない真空環境を有している状況では、真空による乾燥した環境に起因してヘッダー217aの一方の端部217a及びピン220の一端側部分221では、ショートが発生しにくくなっている。但し、ハウジング200を真空環境にすることを限定するのもではない。また、例えば、このような状況では、前述の技術は、ヘッダー217の他端側部分217b及び/又はピン222の他端側部分222に対して用いられてもよい。但し、そのようなものに限定するものではない。それに代えて、ヘッダー217の一方の端部217a、217bにおいて排気が適切に行なわれていれば、排気が不十分な他方の端部217a、217bに対して前述の又はそれと等しい技術が用いられてもよい。
当業者にとって明らかなように、電気デバイスがいかなるタイプものであっても、その電気デバイスを接続するために前述の及びそれに等しい技術を用いることも本発明の技術範囲内に含まれる。たとえば流量トランスミッタ、密度トランスミッタ、圧力トランスミッタ、温度トランスミッタ、デンシトメータ、コリオリ流量計、電磁流量計、渦流量計及び超音波流量計又はその他の電気デバイスのような2つ以上の電気デバイスに関連させて前述の及びそれに等しい技術を用いることも本発明の範囲内に含まれる。但し、このような電気デバイスに適用することに限定するものではない。
ここで図2〜図6には、センサー組立体10と1つ以上の電子機器20とを備えているコリオリ流量計のような振動式流量デバイスが記載されている。電子機器20は、周知の技術を用いて、たとえば密度、質量流量、体積流量、総合質量流量、温度及び他の情報のような流動物質の特性を測定するようになっている。以下に説明されているように、振動式流量デバイスの動作中、電気信号がセンサー組立体10と電子機器20との間で伝達される。
本実施形態に係る振動式流量デバイス5は、一対のフランジ101、101’と、一対のマニホルド102、102’と、一対の導管103A、103Bとを備えている。マニホルド102、102’は、導管103A、103Bの両端に固定されている。本実施形態に係るフランジ101、101’は、マニホルド102、102’へ固定されている。また、本実施形態に係るマニホルド102、102’は、スペーサ106の両端に固定されている。スペーサ106は、導管103A及び103Bの不要な振動を避けるために本実施形態に係るマニホルド102とマニホルド102’との間の間隔を維持するようになっている。これらの導管103A、103Bは、ほぼ並列にマニホルドから外方に向かって延びている。流動物質を運ぶ配管システム(図示せず)の中にセンサー組立体10が挿入されると、流動物質がフランジ101を通ってセンサー組立体10の中に流入し、流入口マニホルド102を通り、流動物質の全量が導管103A及び103Bの中に流される。導管103A及び103Bを流れる流動物質は、流出口マニホルド102’の中へ流れ込み、フランジ101’からセンサー組立体10の外へと流出する。
本実施形態に係る振動式流量デバイス5は、ドライブ104のような電気デバイスを備えている。ドライブ104は、ドライブモードにおいて導管103A、103Bを振動させることができる位置にて導管103A、103Bに固定されている。本実施形態では、ドライブモードが第一の逆位相曲げモードであり、導管103A、103Bが曲げ軸W−−W及びW’−−W’に対して実質的に同一の質量分布、慣性モーメント及び弾性モジュールをそれぞれ有するように、選択されて流入口マニホルド102及び流出口マニホルド102’に適切に取り付けられていることが好ましい。ドライブモードが第一の逆位相曲げモードである本実施形態では、導管103A及び導管103Bは、その各々に対応する曲げ軸W及び曲げ軸W’に対して相互に反対方向に向けてドライブ104により振動させられるようになっている。ドライブ104は、永久磁石が導管103A上に取り付けられ、さらに対向するコイルが導管103Bに取り付けられる装置のように公知になっている複数の装置のうちの1つから構成されうる。これに代えて、ドライブ104は、たとえば圧電デバイスのような前述の装置と異なる装置であってもよい。交流の形態を有しているドライブ信号が、たとえば経路110を通じて電子機器20によって供給され、このドライブ信号が対向するコイルに通電されて両方の導管103A、103Bの振動を引き起こすようになっている。
本実施形態に係る振動式流量測定デバイス5は、導管103、103Bに固定された一対のピックオフ105、105’のような電気デバイスを備えている。図示されている実施形態では、ピックオフ105、105’は、導管103A、103Bの両端に設けられている。ピックオフ105、105’は、導管103A、103Bの運動を検出し、導管103A、103Bの運動を表わすピックオフ信号を電子機器20へ送信する。例えば、ピックオフ105、105’は、経路111、111’通じて電子機器20へピックオフ信号を送信するようになっていてもよい。
本実施形態は、一つ以上の電子機器20のような電気デバイスを備えており、電子機器20は、ピックオフ105、105’からのピックオフ信号を受信してドライブ104にドライブ信号を送信するようになっている。経路26は、電子機器20にオペレータとの通信を可能とする入力手段及び出力手段を備えている。電子機器20の回路の説明は、本発明の理解にとって必要ではないので、本明細書を簡潔にするために省略する。
当業者にとって明らかなように、図2の記載は、1つの実現可能な振動式流量測定デバイス5の動作の例示することのみを意図して提示したものであり、本発明の内容を限定することを意図したものではない。当業者にとって明らかなように、導管の数、ドライバの数、ピックオフの数、振動の動作モード又は流動物質の所定の特性に関わらず、例えばデンシトメータを含むいかなるタイプの振動式流量デバイスに、本明細書に記載の技術思想を用いることも本発明の技術範囲に含まれる。さらに、当業者にとって明らかなように、1つ以上の抵抗式温度デバイス(「RTD」)を含んでいる振動式流量デバイスを提供することも本発明の範囲内に含まれる。さらに、導管103A、103BはおおむねU字形を有したものとして図示されているが、導管103A、103Bが例えば直線的な形状又は異形形状を有する構成であっても本発明の技術範囲内に含まれる。加えて、本実施形態では、ドライブモードが曲げモードであると記載されているが、他のドライブモードを用いることも本発明の技術範囲内に含まれる。
図3には、本発明の実施形態に係るハウジング200が例示されている。本実施形態の1つの態様によれば、ハウジング200は、導管103A、103Bを収納するようになっている。本実施形態の他の態様によれば、ハウジング200は、ドライブ104を収納するようになっている。本実施形態の更に他の態様によれば、ハウジング200は、ピックオフ105〜105’を収納するようになっている。
記載されている本実施形態では、ハウジング200の壁201によってキャビティ(図示せず)が形成されている。記載されている本実施形態では、このキャビティ(図示せず)に導管103A、103B、ドライブ104及びピックオフ105〜105’が収容されている。ハウジング200は、ハウジング200の外部の環境からハウジング200の内部の環境を隔離することができることが好ましい。このようにすると、例えば真空にしたり、ガスを充填したり、又は湿度を調節したりする等、複数の方法でハウジング200の内部環境を調整することができる。概ね、U字形のハウジング200が図示されているが、ハウジング200を例えば管形状、三角形状又は異形形状のような他の形状を有する構成にすることも、本発明の技術範囲内に含まれる。
当業者にとって明らかなように、電子機器20にピックオフ105〜105’及びドライブ104を接続するために、ハウジング200の壁201には、1つ以上の開口部(図示せず)が形成されている。図3に示されているように、ハウジング200は、当該ハウジング200の開口部(図示せず)に通されている少なくとも1つのフィードスルー210を備えている。フィードスルー210は、ハウジング200と一体化されていてもよいし、又は、締結部材、接着剤、半田付け、ろう付け若しくは溶接等、いかなる適切な方法により接続されてもよい。
本実施形態の1つの態様によれば、フィードスルー210は、電子機器20をピックオフ105、105’及びドライブ104と接続するように構成されている。本実施形態の他の態様によれば、図4〜図6に示されているように、フィードスルー210は、電子機器20に直接的に又は間接的に接続されている導体素子121’と、ドライブ104又はピックオフ105、105’に直接的に又は間接的に接続されている導体素子121とを接続するように構成されている。当業者にとって明らかなように、他の実施形態では、フィードスルー210が同様の方法で1つ以上のRTDを1つ以上の電子機器へ接続するようになっていてもよい。
図3に示されているように、フィードスルー210は、導管250にさらに接続されており、導管250は、電子機器20と接続されている導体素子121’を収納するようになっている。図3に示されているように、導管250には、フィードスルー210に接続されている一端部251が設けられている。さらに図示されているように、導管250は、他端部252を有している。他端部252は、たとえば第二のフィードスルー210’、接続箱250又は電子機器20を含むさまざまな構造体へ接続されるようになっていてもよい。他端部252が第二のフィードスルー210’へ接続されるようになっている記載の実施形態では、下記に説明されているように、第二のフィードスルー210’は、フィードスルー210が導体素子121を導体素子121’へ接続させた同様の方法で、導体素子121’をさらなる導体素子(図示せず)へ接続させるようになっていてもよい。
ここで、図4〜図6をさらに参照すると、フィードスルー210は、導体素子121及び導体素子121’に関して示されている。図5及び図6に示されているように、フィードスルー210は、たとえばガラス、セラミック、プラスチック又はゴムからなる外面を含む部分のような絶縁部224が設けられている複数の導電性ピン220と、ヘッダー217とを備えている。導電性ピン220には、導体素子121に接続される一端側部分221及び導体素子121’に接続される他端側部分222が設けられている。このように、導体素子121、121’は、例えばろう付け、半田付け又は他の方法で接合することにより接続されるようになっている。但し、前述するような方法で接合することに限定されない。図5及び図6に示されているように、導体素子121、121’は、接続継手215、215’を介して導電性ピン220へ接続されるようになっていてもよい。
当業者にとって明らかなように、導電性ピン220を導体素子121、121に接続するために、導電性ピン220及び導体素子121、121’の少なくとも一部が露出されていなければならない。図4に示されているように、導電性ピン220の一端側部分221及び他端側部分222は、露出されており、また、絶縁部224により間隔をあけて配置されている。同様に、図4及び図5に示されているように、導体素子121、121’には、露出接続部122、122’と、好ましくは絶縁部123、123’とが設けられている。このように、導体素子121、121’の露出接続部122、122’を導電性ピン220の一端側部分221及び他端側部分222へ接続して、ドライブ信号を電子機器20からドライブ104へ送信させ、さらにピックオフ105、105’からのピックオフ信号を電子機器20に受信させることができる電導路を形成することができる。
図4〜図6に示されているように、導電性ピン220の絶縁部224は、フィードスルー210のヘッダー217を貫通している。ヘッダー217が金属製である実施形態では、絶縁部224上の水分又は他の何らかの物質がヘッダー217とピン220との間に導電性の路を形成するおそれがある。このような導電路は、電子機器20、ドライブ104及びピックオフ105、105’の間の信号をアースしてしまうおそれがある。導電性ピン220を導体素子121、121’へ接続するために、導電性ピン220及び導体素子121、121の少なくとも一部分を露出させなければならず、また、水分が絶縁部224上に液化する又はその他の電導性物質が絶縁部224上に存在するので、導電性ピン220の露出した一端側部分221又は他端側部分221からヘッダー217まで電流を流すような低抵抗路270が形成されるおそれがある。当業者にとって明らかなように、270の如き低抵抗路270は、ショートを発生させる恐れがある。
したがって、図5に示されているように、導電性ピン220及び/又はヘッダー217の露出端部221、222の少なくとも一部分が、セラミック系コーティング260により被膜されている。長い沿面路271は、導電性ピン220の端部221、222の少なくとも絶縁部224に隣接している部分をコーティングすることにより形成されてもよい。図5に示されているように、長い沿面路271は、ヘッダー217の少なくとも絶縁部224に隣接している部分をコーティングすることにより形成されてもよい。図5に示されているように、長い沿面路271は、導電性ピン220の端部221、222の少なくとも絶縁部224に隣接している部分及びヘッダー217の少なくとも絶縁部224に隣接している部分をコーティングすることにより形成されてもよい。さらに、図5に示されているように、長い沿面路271を形成することは、必要ならば、絶縁部224の外面をコーティングすることを含んでいてもよい。
当業者にとって明らかなように、一端側部分221若しくは他端側部分222及び/又はヘッダー217に沿ってセラミッ系コーティング260を延設したときの終端が絶縁部224から離れれば離れるほど、長い沿面路271がより長いものとなる。例えば、図6に示されているように、ヘッダー217の全体をコーティングすることを含み、図5に例示されている実施形態に示されたヘッダー217の部分よりも広い範囲をコーティングすることによって、より長い沿面路を形成することができる。別の例としては、図6に示されているように、より長い沿面路は、一端側部分221及び他端側部分222の、絶縁部224と接続継手215、215’との間の部分をコーティングすることによって形成されてもよいし、一端側部分221及び他端側部分222の、絶縁部224と接続継手215、215’との間の部分をコーティングし、接続継手215、215’をコーティングすることによって形成されてもよいし、一端側部分221及び他端側部分222の、絶縁部224と接続継手215、215’との間の部分をコーティングし、接続継手215、215’をコーティングし、露出部122、122’の、少なくとも接続継手215、215’から延びている部分をコーティングすることによって形成されてもよい。更に別の例としては、図6に示されているように、クリープ絶縁破壊は、導体素子121、121の露出接続部分122、122’、接続継手215、215’、ならびに導電性ピン220の一端側部分221及び他端側部分221の接続継手215、215’と絶縁部224との間の部分の全体をコーティングすることによって防がれる。
当業者にとって明らかなように、導電性ピン220の一端側並びに他端部分221、222のうちの一方及び/又はヘッダー217の端部217a、他端部217bのうちの一方にのみ前述及びそれに等しい技術を用いることも、本発明の範囲内に含まれる。場合によっては、導電性ピン220の一端側並びに他端部分221、222のうちの一方及び/又はヘッダー217の端部217a、217bのうち一方によって生じるクリープ絶縁破壊によりショートが発生することもある。例えば、ハウジング200内が水分のない真空環境になっている状況では、真空による乾燥した環境に起因して、ヘッダー217aの一端側部分及び導電性ピン220の一端側部分221では、ショートが発生しにくくなっている。但し、ハウジング200内をこのような真空環境にすることに限定されるわけではない。このような場合、例えば、前述の技術は、ヘッダー217の他端側部分217b及び/又は導電性ピン222の他端側部分222に対して用いられてもよい。但し、このよう構成に限定されない。それに代えて、ヘッダー217の端部217a、217bのうち一方における排気が適切に行なわれていれば、排気が不十分な他方側の端部217a、217bに対して前述の又はそれと等しい技術が用いられてもよい。
さらに、当業者にとって明らかなように、他の実施形態では、たとえばプラスチック、ゴム、又はファイバーガラスのようなガラスのような金属材料に較べて高い電気抵抗を有する材料からヘッダー217が製造されてもよい。但し、前述のような材料によって構成されているものに限定するものではない。このような実施形態では、ヘッダー217は絶縁体として機能する場合もある。当業者にとって明らかなように、このような実施形態では、導電性ピン220の、ガラス、セラミック又はゴムからなる外面を有している部分が絶縁部224を構成しているのではなく、導電性ピン220のヘッダー217を貫通している部分が絶縁部224を構成していてもよい。しかしながら、このような実施形態では、クリープ絶縁破壊が様々な導電性ピン220の間で発生するおそれがあるので、前述し、且つそれと等しい技術が、いずれの露出伝導面、すなわち一端側部分221及び他端側部分222、接続継手215、215’、及び/又は接続部122、122’の間の沿面距離を長くするために用いられてもよい。
加えて、前述する技術で、且つそれに等しい技術は、本発明の技術範囲内において、必要ならば、接続継手215、215’に対する高温銀ろう付けに、また、絶縁材、導電性ピン220、接続継手215、215’及び導体素子121、121’からの例えばフラックスのような汚染物質を取り除くための洗浄に用いられてもよい。
本明細書には、本発明の最良の形態を実施又は利用する方法を当業者に教示するための具体的な実施形態が記載されている。本発明の原理を教示するために、従来技術の一部が単純化又は省略されている。当業者にとって明らかなように、これらの実施形態の変形例も本発明の技術範囲内に含まれる。
前述の実施形態の詳細な記載は、本発明の技術範囲内に含まれるものとして本発明者が考えているすべての実施形態を完全に網羅するものではない。さらに正確にいえば、当業者にとって明らかなように、前述の実施形態のうちの一部の構成要件をさまざまに組み合わせて又は除去してさらなる実施形態を作成してもよいし、また、このようなさらなる実施形態も本発明の技術範囲内及び教示範囲内に含まれる。当業者にとって明らかなように、本発明の技術及び教示の範囲に含まれるさらなる実施形態を作成するために、前述の実施形態を全体的に又は部分的に組み合わせてもよい。
以上のように、本発明の特定の実施形態又は実施例が例示の目的で記載されているが、当業者にとって明らかなように、本発明の技術範囲内において、さまざまな変更が可能である。本明細書に記載の教示を前述のかつそれに対応する図に記載の実施形態とは異なる実施形態に適用されてもよい。したがって、本発明の技術範囲は下記の請求項によって決まる。

Claims (22)

  1. ヘッダー(217)を貫通する少なくとも1つの導電性ピン(220)を備えており、
    前記少なくとも1つの導電性ピン(220)が、露出した一端側部分(221)と、絶縁部(224)により間隔をあけて配置されている露出した他端側部分(222)とを有しており、
    前記少なくとも1つの導電性ピン(220)が、前記露出した一端側部分(221)を第一の導体素子(121)へ接続させ、前記露出した他端側部分(222)を第二の導体素子(121)へ接続させることにより、第一の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)に接続される前記第一の導体素子(121)と、第二の電気デバイス(20、301)に接続される前記第二の導体素子(121)とを接続させており、
    セラミック系コーティング(260)が、
    前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)のうち少なくとも前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分と、
    前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分と、
    前記ヘッダー(217)の一端部(217a)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分及び前記ヘッダー(217)の他端部(217b)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分のうちの少なくとも一方の部分とに設けられ、
    前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)は、前記ヘッダー(217)の前記他端部(217b)から延出してなる、少なくとも1つのフィードスルー(210、210’)。
  2. 前記セラミック系コーティング(260)が、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、及び前記ヘッダー(217)の一端部(217a)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分に設けられており、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)が前記ヘッダー(217)の前記一端部(217a)から延びてなる、請求項1に記載の少なくとも1つのフィードスルー(210、210’)。
  3. 前記セラミック系コーティング(260)が、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、前記ヘッダー(217)の一端部(217a)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、及び前記ヘッダー(217)の前記他端部(217b)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分に設けられており、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)が前記ヘッダー(217)の前記一端部(217a)から延出し、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)が前記ヘッダー(217)の前記他端部(217b)から延出してなる、請求項1に記載の少なくとも1つのフィードスルー(210、210’)。
  4. 前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記露出した一端側部分(221)が第一の接続継手(215)を通じて前記第一の導体素子(121)へ接続され、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記露出した他端側部分(222)が第二の接続継手(215)を通じて前記第二の導体素子(121’)へ接続されており、前記セラミック系コーティング(260)が、前記第一の接続継手(215)及び前記第二の接続継手(215’)のうちの少なくとも一方に設けられてなる、請求項1に記載の少なくとも1つのフィードスルー(210、210’)。
  5. 前記第一の導体素子(121)が第一の露出部(122)と第一の絶縁部(123)とを有しており、前記第二の導体素子(121’)が第二の露出部(122’)と第二の絶縁部(123’)とを有しており、前記セラミック系コーティング(260)が、前記第一の露出部(122)及び前記第二の露出部(122’)のうちの少なくとも1つに設けられてなる、請求項1に記載の少なくとも一方のフィードスルー(210、210’)。
  6. 前記第一の導体素子(121)が第一の露出部(122)と第一の絶縁部(123)とを有しており、
    前記第二の導体素子(121’)が第二の露出部(122’)と第二の絶縁部(123’)とを有しており、
    前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記露出した一端側部分(221)が、第一の接続継手(215)を通じて前記第一の導体素子(121)の前記第一の露出部(122)へ接続されており、
    前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記露出した他端側部分(222)が第二の接続継手(215’)を通じて前記第二の導体素子(121’)の前記第二の露出部(122’)へ接続されており、
    前記セラミック系コーティング(260)が、前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)から前記第一の導体素子(121)の前記第一の絶縁部(123))まで、及び前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)から前記第二の導体素子(121’)の前記第二の絶縁部(123’))までのうちの少なくとも1つに延設されてなる、請求項1に記載の少なくとも1つのフィードスルー(210、210’)。
  7. 前記フィードスルー(210、210’)が、前記ヘッダー(217)を貫通し、前記第一の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)を他の電気デバイス(20、301)へ接続する複数の導電性ピン(220)を有しており、
    前記セラミック系コーティング(260)が、
    各導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、
    各導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、
    前記ヘッダー(217)の一端部(217a)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、及び
    前記ヘッダー(217)の他端部(217b)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分のうちの少なくとも1つの部分に設けられてなる、請求項1に記載の少なくとも1つのフィードスルー(210、210’)。
  8. 前記フィードスルー(210、210’)が、前記ヘッダー(217)を貫通し、第一の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)及び第二の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)を他の電気デバイス(20、301)へ接続する複数の導電性ピン(220)を有しており、
    前記セラミック系コーティング(260)が、
    各導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、
    各導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、
    前記ヘッダー(217)の一端部(217a)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、及び
    前記ヘッダー(217)の他端部(217b)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分のうちの少なくとも1つの部分に設けられてなる、請求項1に記載の少なくとも1つのフィードスルー(210、210’)。
  9. 前記第一の電気デバイスが振動式流量デバイス(5)のドライブ(104)を含み、前記他の電気デバイスが、前記振動式流量デバイス(5)の1以上の電子機器(20)を含んでなる、請求項1に記載の少なくとも1つのフィードスルー(210、210’)。
  10. 前記第一の電気デバイスが、振動式流量デバイス(5)のピックオフ(105、105’)を含み、前記他の電気デバイスが、前記振動式流量デバイス(5)の1以上の電子機器(20)を含んでなる、請求項1に記載の少なくとも1つのフィードスルー(210、210’)。
  11. 第一の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)を他の電気デバイス(20、301)に接続するための方法であって、
    ヘッダー(217)を貫通し、露出した一端側部分(221)と、絶縁部(224)によって間隔をあけて配置されている露出した他端側部分(222)とを有している少なくとも1つの導電性ピン(220)を備えているフィードスルー(210、210’)を設けるステップと、
    前記第一の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)へ接続されている第一の導体素子(212)に前記露出した一端側部分(221)を接続するステップと、
    前記他の電気デバイス(20、301)へ接続されている第二の導体素子(212’)へ前記露出した他端側部分(222)を接続するステップと、
    前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)のうち少なくとも前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分と、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分と、前記ヘッダー(217)の一端部(217a)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分及び前記ヘッダー(217)の他端部(217b)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分のうちの少なくとも一方の部分とにセラミック系コーティング(260)を設けるように、該セラミック系コーティング(260)を塗布するステップとを有し、
    前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)が前記ヘッダー(217)の前記他端部(217b)から延出している方法。
  12. 前記セラミック系コーティングが、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、及び前記ヘッダー(217)の一端部(217a)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分に設けられており、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記他端側部分が前記ヘッダー(221)の前記一端部(217a)から延出している、請求項11に記載の第一の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)を他の電気デバイス(20、301)に接続するための方法。
  13. 前記セラミック系コーティング(260)が、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、前記ヘッダー(217)の一端部(217a)の少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、及び前記ヘッダー(217)の前記他側部(217b)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分に設けられており、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)が前記ヘッダー(217)の前記一端部(217a)から延出し、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記他端部(222)が前記ヘッダー(217)の前記他端部(217b)から延出している、請求項11に記載の第一の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)を他の電気デバイス(20、301)に接続するための方法。
  14. 前記露出した一端側部分(221)を前記第一の導体素子(121)へ半田付け又はろう付けして第一の接続継手(215)を形成するステップと、
    前記露出した他端側部分(222)を前記第二の導体素子(121’)へ半田付け又はろう付けして第二の接続継手(215’)を形成するステップと、
    前記セラミック系コーティング(260)を前記第一の接続継手(215)及び前記第二の接続継手(215’)のうちの少なくとも1つに塗布するステップと
    をさらに有している、請求項11に記載の第一の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)を他の電気デバイス(20、301)に接続するための方法。
  15. 前記第一の導体素子(121)が第一の露出部(122)と第一の絶縁部(123)とを有し、前記第二の導体素子(121’)が第二の露出部(122’)と第二の絶縁部(123’)とを有しており、
    前記セラミック系コーティング(260)を前記第一の露出部(122)及び前記第二の露出部(122’)のうちの少なくとも1つを塗布するステップをさらに有している、請求項11に記載の第一の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)を他の電気デバイス(20、301)に接続するための方法。
  16. 前記第一の導体素子(121)が第一の露出部(122)と第一の絶縁部(123)とを有しており、
    前記第二の導体素子(121’)が第二の露出部(122’)と第二の絶縁部(123’)とを有しており、
    前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記露出した一端側部分(221)が第一の接続継手(215)を通じて前記第一の導体素子(121)の前記第一の露出部(122)へ接続されており、
    前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記露出した他端側部分(222)が第二の接続継手(215’)を通じて前記第二の導体素子(121’)の前記第二の露出部(122’)へ接続されており、
    セラミック系コーティング(260)を、
    前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)から前記第一の導体素子(121)の前記第一の絶縁部(123)まで、及び
    前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)から前記第二の導体素子(121’)の前記第二の絶縁部(123)までのうちの少なくとも1つに延設するように、前記セラミック系コーティング(260)を塗布するステップをさらに有している、請求項11に記載の第一の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)を他の電気デバイス(20、301)に接続するための方法。
  17. 前記フィードスルー(210、210’)が、前記ヘッダー(217)を貫通し、前記第一の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)を他の電気デバイス(20、301)へ接続する複数の導電性ピン(220)を有しており、
    セラミック系コーティング(260)を、
    各導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、
    各導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、
    前記ヘッダー(217)の一端部(217a)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、及び
    前記ヘッダー(217)の他端部(217b)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分のうちの少なくとも1つの部分に設けるように、前記セラミック系コーティング(260)を塗布するステップをさらに有している、請求項11に記載の第一の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)を他の電気デバイス(20、301)に接続するための方法。
  18. 前記フィードスルー(210、210’)が、前記ヘッダー(217)を貫通し、前記第一の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)及び第二の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)を他の電気デバイス(20、301)へ接続する複数の導電性ピン(220)を有しており、
    セラミック系コーティング(260)を、
    各導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、
    各導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、
    前記ヘッダー(217)の一端部(217a)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、及び
    前記ヘッダー(217)の他端部(217b)のうち少なくとも各導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分のうちの少なくとも1つの部分に設けるように、前記セラミック系コーティング(260)を塗布するステップをさらに有している、請求項11に記載の第一の電気デバイス(300、300a、300b、104、105、105’)を他の電気デバイス(20、301)に接続するための方法。
  19. 前記第一の電気デバイスが振動式流量デバイス(5)のドライブ(104)を有し、前記他の電気デバイスが前記振動式流量デバイス(5)の1以上の電子機器(20)を有してなる、請求項1に記載の少なくとも1つのフィードスルー(210、210’)。
  20. 前記第一の電気デバイスが振動式流量デバイス(5)のピックオフ(105、105’)を有し、前記他の電気デバイスが前記振動式流量デバイス(5)の1以上の電子機器(20)を有してなる、請求項1に記載の少なくとも1つのフィードスルー(210、210’)。
  21. 第一の電気デバイス(300)のハウジングに溶接され、第二の電気デバイス(301)に装着されている金属製のヘッダー(217)と、
    少なくとも1つの導電性ピン(220)は、前記金属製のヘッダー(217)を貫通し、絶縁部(224)により間隔をあけて配置されている露出した一端側部分(221)と露出した他端側部分(222)とを有しており、
    ガラス製の絶縁材(280)は、前記金属製のヘッダー(217)から前記少なくとも1つの導電性ピン(220)を電気的に絶縁する絶縁部(224)を形成するようにして金属製のヘッダー(217)に形成され、
    セラミック系コーティング(260)は、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記一端側部分(221)のうち少なくとも前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分と、前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分と、前記金属製のヘッダー(217)の一端部(217a)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分及び前記金属製のヘッダー(217)の他端部(217b)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分のうちの少なくとも一方の部分とに設けられ、
    前記少なくとも1つの導電性ピン(220)の前記他端側部分(222)は、前記金属製のヘッダー(217)の前記他端部(217b)から延出してなる、フィールドスルー(210)。
  22. セラミック系コーティング(260)は、前記金属製のヘッダー(217)の前記一端部(217a)の少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分、及び前記金属性のヘッダー(217)の前記他端部(217b)のうち少なくとも前記導電性ピン(220)の前記絶縁部(224)に隣接している部分に設けられている、請求項21に記載のフィールドスルー(210)。
JP2011503040A 2008-04-04 2009-03-25 セラミック系コーティングが被膜されているフィードスルー及びセラミック系コーティングをフィードスルーに塗布する方法 Active JP5538358B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US4246208P 2008-04-04 2008-04-04
US61/042,462 2008-04-04
PCT/US2009/038205 WO2009137178A2 (en) 2008-04-04 2009-03-25 A feedthru including a ceramic based coating and a method of applying a ceramic based coating to a feedthru

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011517033A JP2011517033A (ja) 2011-05-26
JP5538358B2 true JP5538358B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=41265257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011503040A Active JP5538358B2 (ja) 2008-04-04 2009-03-25 セラミック系コーティングが被膜されているフィードスルー及びセラミック系コーティングをフィードスルーに塗布する方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9024210B2 (ja)
EP (1) EP2274799B1 (ja)
JP (1) JP5538358B2 (ja)
CN (1) CN101990727B (ja)
AR (1) AR077438A1 (ja)
HK (1) HK1155562A1 (ja)
WO (1) WO2009137178A2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR112014028259B1 (pt) 2012-05-17 2020-05-05 Micro Motion Inc passagem de alimentação à prova de chama adaptada para uso com uma abertura, e, método de formar uma passagem de alimentação à prova de chama adaptada para uso com uma abertura
GB2533168B (en) * 2014-12-12 2017-05-24 Thermo Fisher Scient (Bremen) Gmbh An electrical connection assembly
DE102015223910A1 (de) * 2015-12-01 2017-06-01 Brose Fahrzeugteile GmbH & Co. Kommanditgesellschaft, Würzburg System aus einem ersten Bauteil mit einem Leiter und einem Trennwandelement und ein Verfahren zur Herstellung des Systems
DE102016003061B4 (de) * 2016-03-11 2021-06-02 Just Vacuum Gmbh Vakuumdichte elektrische Stromdurchführungsanordnung für Vakuumkammern

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5914867B2 (ja) * 1980-01-30 1984-04-06 三菱電機株式会社 絶縁端子
US4476155A (en) * 1983-04-18 1984-10-09 Dow Corning Corporation High voltage insulators
JPS61102847A (ja) 1984-10-24 1986-05-21 Sanyo Electric Co Ltd 情報フアイル装置ネツトワ−クシステム
JPS638574U (ja) * 1986-07-03 1988-01-20
US4876898A (en) * 1988-10-13 1989-10-31 Micro Motion, Inc. High temperature coriolis mass flow rate meter
US6286373B1 (en) * 1999-02-12 2001-09-11 Micro Motion, Inc. Coriolis flowmeter having an explosion proof housing
KR101229287B1 (ko) * 2005-07-05 2013-02-05 에머슨 일렉트릭 컴파니 전력 단자 피드 스루
WO2007117942A2 (en) * 2006-04-03 2007-10-18 Greatbatch Ltd. Feedthrough filter terminal assemblies with breathable components to facilitate leak testing

Also Published As

Publication number Publication date
EP2274799B1 (en) 2016-11-30
HK1155562A1 (en) 2012-05-18
CN101990727A (zh) 2011-03-23
WO2009137178A2 (en) 2009-11-12
WO2009137178A3 (en) 2010-03-04
US20110056745A1 (en) 2011-03-10
CN101990727B (zh) 2013-11-20
EP2274799A2 (en) 2011-01-19
US9024210B2 (en) 2015-05-05
JP2011517033A (ja) 2011-05-26
AR077438A1 (es) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5538358B2 (ja) セラミック系コーティングが被膜されているフィードスルー及びセラミック系コーティングをフィードスルーに塗布する方法
KR101753562B1 (ko) 진동계를 위한 개선된 전기 구성
JPH0778441B2 (ja) 高温コリオリ質量流量計
US20120266451A1 (en) Temperature sensor and method for its manufacture
KR20020000766A (ko) 방폭 하우징을 갖춘 코리올리 유량계
BR112013002138B1 (pt) método para determinar uma temperatura de um componente de sensor de vibração,e, para gerar uma correlação entre uma razão de voltagem-para-corrente e temperatura de um componente de sensor, e, eletrônica de medidor
US11619527B2 (en) Ultrasonic transducer with a sealed 3D-printed mini-horn array
US9995666B2 (en) Resonant sensors for fluid properties measurement
JP6475611B2 (ja) 防炎性の電気フィードスルー
JP6408553B2 (ja) 接着ptfe電極を備えた磁気流量計
AU2007362570A1 (en) A vibrating flow device and method for fabricating a vibrating flow device
CA2899764A1 (en) Method and system of an ultrasonic flow meter transducer assembly
US9506790B2 (en) Transducer mini-horn array for ultrasonic flow meter
JP2024133670A (ja) 高温用のコイル変換器
CN113227725A (zh) 振动测量系统
CN111492211A (zh) 振动型测量换能器及由其形成的振动测量系统
WO2014066433A1 (en) Method and device for measuring fluid properties
US20240055159A1 (en) Electrical junction having an improved feedthrough element
US9671265B2 (en) Thermal dispersion mass flow rate, material interface, and liquid level sensing transducer
RU2823118C1 (ru) Электрическое соединение, имеющее улучшенный проходной элемент
JP2018072237A (ja) 測定装置
JPS59109819A (ja) 電磁流量計
JP2020139890A (ja) 計測装置
JP7355613B2 (ja) 電磁流量計
WO2023158441A1 (en) Terminal connector

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120724

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121023

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121030

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121126

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121203

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121225

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5538358

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140428

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250