JP5536347B2 - Food lock device - Google Patents
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Description
本発明は、フードロック装置に関するものである。 The present invention relates to a hood lock device.
一般に、図7に示されるような自動車1においては、エンジンルーム2が開閉自在なフード3によって覆われており、該フード3は、フードロック装置4(図8及び図9参照)によって、通常時には閉状態にロックされ、エンジンルーム2の点検時等にはロック解除されるようになっている。
In general, in an
前記フードロック装置4は、図8及び図9に示される如く、エンジンルーム2内におけるラジエータグリル5上部に固定配置されるベースブラケット6に、前記フード3を閉状態にロックするロック位置(図8(a)参照)とロック解除位置(図8(b)参照)との間で回動可能となるようロック機構7を配設すると共に、該ロック機構7をロック解除位置に回動させることによりフード3の開放端が若干上方に浮き上がった際、フード3の係合部3aに係合してフード3の開放を阻止するフック部8a、及び該フック部8aを回動させてフード3の係合部3aから離脱せしめるレバー部8bを有するオグジュアリレバー8を配設してなる構成を有している。
As shown in FIGS. 8 and 9, the
前記ベースブラケット6は、フード3の内面前部から突設されたストライカ3bが挿入される案内溝6aを有し、該案内溝6aを挟んだ両側位置におけるベースブラケット6の後面側にピン9,10を中心として回動自在にロック部材7aとストッパレバー7bとが取り付けられ、該ロック部材7aとストッパレバー7bとから前記ロック機構7が構成されている。
The
前記ロック機構7を構成するロック部材7aには、フード3の閉鎖時に前記ベースブラケット6の案内溝6aに挿入されるストライカ3bを係止するための係止凹溝7cと、該係止凹溝7cにストライカ3bが係止された状態でストッパレバー7bに形成された切欠部7dに係合する係合凸片部7eとが形成されており、又、前記ロック部材7aは、引張バネ11により前記ストライカ3bを解放する方向(図8中、ピン9を中心に反時計回りに回動する方向)へ付勢され、且つ前記ストッパレバー7bは、引張バネ12により、前記引張バネ11の付勢力に抗してストライカ3bを係止した状態にロック部材7aを保持する方向(図8中、ピン10を中心に時計回りに回動する方向)へ付勢されており、更に、前記ストッパレバー7bには、運転室内のフードロック解除用レバー(図示せず)につながるリリースワイヤ13が接続されている。
The
前記オグジュアリレバー8は、フック部8aとレバー部8bとが略V字形状となるよう形成され、そのV字の付根部分がベースブラケット6の前面側にピン14を中心として回動自在に取り付けられ、コイルバネ15により、フック部8aがフード3の係合部3aの上方への移動を規制してフード3の開放を阻止可能となる位置(図8(a)に示される位置)に保持されるよう付勢されている。
The
前述の如きフードロック装置4においては、フード3が閉じている状態では、図8(a)に示される如く、ロック機構7のロック部材7aにおける係止凹溝7cにストライカ3bが係止されており、このとき、ロック部材7aは、引張バネ11により前記ストライカ3bを解放する方向(図8中、ピン9を中心に反時計回りに回動する方向)へ付勢されているが、該ロック部材7aの係合凸片部7eがストッパレバー7bの切欠部7dに係合し、該ストッパレバー7bは、引張バネ12により、前記引張バネ11の付勢力に抗してストライカ3bを係止した状態にロック部材7aを保持する方向(図8中、ピン10を中心に時計回りに回動する方向)へ付勢されているため、前記ストライカ3bはロックされた状態に保持され、フード3が開いてしまうことはない。
In the
一方、エンジンルーム2の点検時等に、運転室内のフードロック解除用レバー(図示せず)を引くと、リリースワイヤ13が図8中、右方へ引っ張られることにより、ストッパレバー7bが引張バネ12の付勢力に抗して、図8(b)に示される如く回動し、該ストッパレバー7bの切欠部7dに係合していた係合凸片部7eが外れ、ロック部材7aが引張バネ11の付勢力によりピン9を中心として回動し、前記ロック状態に保持されていたストライカ3bが撥ね上げられ、フード3の開放端が、図9中、仮想線で示される如く、若干上方に浮き上がる形となる。
On the other hand, when the hood lock release lever (not shown) in the cab is pulled during inspection of the
この時点では、フード3の係合部3aがオグジュアリレバー8のフック部8aに係合するため、フード3を開放することはできないが、図9中、仮想線で示される如く、フード3の開放端が若干上方に浮き上がることによって生じた隙間から指を入れ、オグジュアリレバー8のレバー部8bを持ち上げるようにしてピン14を中心に回動させると、オグジュアリレバー8のフック部8aがフード3の係合部3aから離脱し、フード3を開放することが可能となる。
At this time, since the
このように、ロック機構7に加え更にオグジュアリレバー8を設けてロックを二重化しているのは、万一、運転者が走行中に誤って運転室内のフードロック解除用レバー(図示せず)を引いた場合に、ロック機構7によるストライカ3bの保持状態が解除されてしまったとしても、フード3の係合部3aがオグジュアリレバー8のフック部8aに引っ掛かり、フード3が開放されて前方の視界が遮られてしまうことを回避するためである。
In this way, in addition to the
尚、前述の如きフードロック装置と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
For example,
ところで、交通事故による死者数は、近年、減少傾向にあるものの、歩行者事故は死亡や重傷に至る割合が高いため、自動車と歩行者が衝突する事故において歩行者の頭部が受ける衝撃を少なくし、交通事故による死者数を減らすべく、国土交通省は、乗用車と一部の貨物車を対象として、前記フード3の衝撃緩和性能を規定する歩行者頭部保護基準を導入している。
By the way, although the number of fatalities due to traffic accidents has been decreasing in recent years, pedestrian accidents have a high rate of death or serious injury. However, in order to reduce the number of deaths due to traffic accidents, the Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism has introduced a pedestrian head protection standard that defines the impact mitigation performance of the
前記歩行者頭部保護基準は、前記フード3及びフロントガラス16(図7参照)を含む自動車1前部を15のエリアに分割し、各エリア毎に、人間の頭部を模した球状のインパクタ(大人と子供の二種類)を、前方から水平方向に対し下向きに20°の傾斜角度と60°の傾斜角度でそれぞれ衝突させ、該インパクタが受ける衝撃を測定し、その平均点によってレベル1〜5の五段階で評価するものであり、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構は、日本の自動車アセスメント(J-NCAP:Japanese New Car Assessment Program)における歩行者頭部保護性能試験を実施し、評価結果を公表している。
According to the pedestrian head protection standard, the front part of the
しかしながら、前述の如き従来のフードロック装置4のように、オグジュアリレバー8が一体に設けられた構造のものの場合、該オグジュアリレバー8が前記インパクタの受ける衝撃を緩和することを阻害するものとして存在しており、改善の余地が残されていた。
However, in the case of a structure in which the
因みに、従来のフードロック装置4においては、前記オグジュアリレバー8を別体としてフード3側に設けたものもあり、この場合、前記インパクタをフード3に衝突させると、該フード3と一緒にオグジュアリレバー8も変形するため、インパクタが受ける衝撃を緩和する上では有利であるが、設計上の制約や構成部品が増えコストアップにつながるという欠点を有していた。
Incidentally, in the conventional
本発明は、斯かる実情に鑑み、コストアップ等を避け且つオグジュアリレバー操作時の剛性並びに操作性を確保しつつ、フードの衝撃緩和性能を向上し得、歩行者頭部保護を図り得るフードロック装置を提供しようとするものである。 In view of such circumstances, the present invention can improve the impact mitigation performance of the hood and avoid pedestrian head protection while avoiding cost increase and ensuring rigidity and operability during operation of the auxiliary lever. A food lock device is to be provided.
本発明は、自動車におけるエンジンルームのラジエータグリル上部近接位置に固定配置されるベースブラケットと、
前記エンジンルームを覆うフードを閉状態にロックするロック位置とロック解除位置との間で回動可能となるよう前記ベースブラケットに配設されるロック機構と、
該ロック機構をロック解除位置に回動させることによりフードの開放端が所要量だけ上方に浮き上がった際、フードの係合部に係合してフードの開放を阻止するフック部、及び該フック部を回動させてフードの係合部から離脱せしめるレバー部を有するオグジュアリレバーと
を備えたフードロック装置において、
前記オグジュアリレバーのレバー部は、フック部を含む平面から前方へ張り出す張出部と、水平方向に対し上向きの傾斜角度θで延びる操作部とを有し、前記傾斜角度θを、
20°<θ<60°
とし、
前記張出部と操作部との間にノッチを形成したことを特徴とするフードロック装置にかかるものである。
The present invention relates to a base bracket fixedly disposed at a position close to an upper portion of a radiator grill in an engine room in an automobile,
A lock mechanism disposed on the base bracket so as to be rotatable between a lock position for locking the hood covering the engine room in a closed state and an unlock position;
A hook portion that engages with the engagement portion of the hood to prevent the hood from being released when the open end of the hood is lifted upward by a required amount by rotating the lock mechanism to the unlock position, and the hook portion In the hood lock device provided with an auxiliary lever having a lever portion for rotating the lever to disengage from the engaging portion of the hood,
The lever part of the auxiliary lever has a projecting part that projects forward from a plane including the hook part, and an operation part that extends at an upward inclination angle θ with respect to the horizontal direction, and the inclination angle θ is
20 ° <θ <60 °
And,
The present invention relates to a hood lock device characterized in that a notch is formed between the overhang portion and the operation portion .
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。 According to the above means, the following operation can be obtained.
自動車前部に、人間の頭部を模した球状のインパクタを、前方から水平方向に対し下向きに20°の傾斜角度と60°の傾斜角度でそれぞれ衝突させることから、操作部の前記傾斜角度θを20°と60°とした場合には、前記インパクタによる力が操作部には軸力として入力されるため、該操作部が変形しづらくインパクタの受ける衝撃は大きくなる。又、前記傾斜角度θを20°以下としてしまうと、操作部の下に指を入れるスペースを確保しにくくなる一方、前記傾斜角度θを60°以上としてしまうと、操作部に指を掛けにくく滑りやすくなって操作性が悪くなる虞がある。しかし、本発明では前記傾斜角度θを20°<θ<60°としてあるため、インパクタの受ける衝撃が和らぎ、操作性は良好となる。 A spherical impactor simulating a human head is caused to collide with the front part of the automobile downward from the front in a horizontal direction at a tilt angle of 20 ° and a tilt angle of 60 °. When the angle is set to 20 ° and 60 °, the force by the impactor is input as an axial force to the operating portion, and the impact of the impactor is increased because the operating portion is not easily deformed. If the tilt angle θ is set to 20 ° or less, it becomes difficult to secure a space for putting a finger under the operation portion. On the other hand, if the tilt angle θ is set to 60 ° or more, it is difficult to put a finger on the operation portion. There is a risk that the operability will be worsened. However, in the present invention, since the inclination angle θ is 20 ° <θ <60 °, the impact received by the impactor is reduced, and the operability is improved.
いずれの傾斜角度においても、オグジュアリレバーのレバー部が張出部の付根部分で変形し、インパクタの受ける衝撃が緩和されるため、実際の自動車と歩行者との衝突時において歩行者頭部保護が可能となる。又、前記フードロック装置においては、前記張出部と操作部との間にノッチを形成しているため、ノッチ形成部分に応力集中させて変形をより行いやすくすることが可能となり、インパクタの受ける衝撃を更に緩和し、実際の自動車と歩行者との衝突時における歩行者頭部保護を図る上でより有効となる。 At any inclination angle, the lever part of the auxiliary lever is deformed at the base part of the overhanging part, and the impact received by the impactor is mitigated, so the pedestrian head in the event of a collision between the actual car and the pedestrian Protection is possible. Further, in the hood lock device, since a notch is formed between the overhanging portion and the operation portion, it is possible to concentrate stress on the notch forming portion to facilitate deformation, and the impactor receives It is more effective in further mitigating the impact and protecting the pedestrian head at the time of collision between the actual car and the pedestrian.
一方、前記オグジュアリレバーを別体としてフード側に設けたフードロック装置とは異なり、構成部品が増えずコストアップ等も避けられる。 On the other hand, unlike a hood lock device provided on the hood with the auxiliary lever as a separate body, the number of components is not increased, and an increase in cost can be avoided.
前記フードロック装置においては、前記張出部と操作部との間に立上部を形成することができ、このようにすると、オグジュアリレバーのレバー部が張出部或いは操作部と、立上部との折れ部分で変形させることが可能となる。 In the hood lock device, an upright portion can be formed between the overhang portion and the operation portion, and in this way, the lever portion of the auxiliary lever can be formed between the overhang portion or the operation portion and the upright portion. It is possible to deform at the bent part.
本発明のフードロック装置によれば、コストアップ等を避け且つオグジュアリレバー操作時の剛性並びに操作性を確保しつつ、フードの衝撃緩和性能を向上し得、歩行者頭部保護を図り得るという優れた効果を奏し得る。 According to the hood lock device of the present invention, the impact mitigation performance of the hood can be improved and the pedestrian head can be protected while avoiding cost increase and the like and ensuring the rigidity and operability when operating the auxiliary lever. An excellent effect can be achieved.
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
図1〜図6は本発明の実施例であって、図中、図7〜図9と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図7〜図9に示す従来のものと同様であるが、本実施例の特徴とするところは、図1〜図6に示す如く、オグジュアリレバー8のレバー部8bを、フック部8aを含む平面から前方へ張り出す張出部8cと、該張出部8cの前端から上方へ立ち上がる立上部8dと、該立上部8dの上端から前方へ水平方向に対し上向きの傾斜角度θで延びる操作部8eとから構成し、前記傾斜角度θを、
20°<θ<60°
とした点にある。
1 to 6 show an embodiment of the present invention. In the figure, the same reference numerals as in FIGS. 7 to 9 denote the same components, and the basic configuration is shown in FIGS. As shown in FIGS. 1 to 6, the feature of this embodiment is that the
20 ° <θ <60 °
It is in the point.
本実施例の場合、図4に示す如く、前記フック部8aを含む平面と張出部8cとのなす張出角度αは90°とし且つその湾曲させた内面側における曲率半径R1は6[mm]以下とし、前記張出部8cと立上部8dとの立上角度βは90°とし且つその湾曲させた内面側における曲率半径R2は6[mm]以下とし、更に、フード3の開放端が若干上方に浮き上がることによって生じた隙間から指を入れる際の操作性を考慮し、前記傾斜角度θは30°としてある。尚、前記立上角度βは90°〜120°の範囲に設定することもできる。
In the case of the present embodiment, as shown in FIG. 4, the overhang angle α formed by the plane including the
一方、前記張出部8cの幅W1(図3参照)は15〜18[mm]とし、該張出部8cの前記曲率半径R2の湾曲部につながる前端部には、その両幅端位置にV字状のノッチ17を形成し、該ノッチ17の切込深さdは前記幅W1の15[%]以下とし且つその分減少した前記張出部8cの幅W2は前記幅W1の70[%]以上とすることにより、前記張出部8cの一般部の断面積に対し、前記ノッチ17が形成された部分における断面積の割合を調整するようにし、これにより、オグジュアリレバー8操作時における剛性の確保と、自動車1に対する歩行者或いはインパクタ18(図5及び図6参照)の衝突時における変形のしやすさとのバランスをとるようにしてある。
On the other hand, the width W1 (see FIG. 3) of the overhanging
次に、上記図示例の作用を説明する。 Next, the operation of the illustrated example will be described.
前述の如く構成すると、フード3を開く際の通常のオグジュアリレバー8操作時には、図4中、仮想線で示す如く、フード3の開放端が若干上方に浮き上がることによって生じた隙間から指を入れ、オグジュアリレバー8のレバー部8bの操作部8eを持ち上げるようにしても、該オグジュアリレバー8のレバー部8bは塑性変形せず、その剛性が確保され、操作に支障を来たす心配は全くない。
With the configuration as described above, when the normal
又、仮に、前記傾斜角度θを20°以下としてしまうと、操作部の下に指を入れるスペースを確保しにくくなる一方、前記傾斜角度θを60°以上としてしまうと、操作部に指を掛けにくく滑りやすくなって操作性が悪くなる虞があるが、本実施例では前記傾斜角度θを20°<θ<60°の30°としてあるため、操作性は良好となる。 If the tilt angle θ is set to 20 ° or less, it is difficult to secure a space for putting a finger under the operation portion. On the other hand, if the tilt angle θ is set to 60 ° or more, the operation portion is hung. Although it is difficult to slip and the operability may be deteriorated, the operability is improved because the inclination angle θ is set to 30 ° of 20 ° <θ <60 ° in this embodiment.
これに対し、自動車1前部に、人間の頭部を模した球状のインパクタ18を、前方から水平方向に対し下向きにγ=20°の傾斜角度で衝突させた場合、図5の仮想線で示す如く、オグジュアリレバー8のレバー部8bが張出部8cと立上部8dとのつなぎ部分で後方へ反り返るように変形しつつ該張出部8cの付根部分で下方へ折れ曲がるように変形し、インパクタ18の受ける衝撃が緩和されるため、実際の自動車1と歩行者との衝突時において歩行者頭部保護が可能となる。因みに、この場合、前記傾斜角度θを、30°に限らず、20°<θ<30°或いは30°<θ<60°の範囲に設定しても、図5の仮想線で示すのと同様に、オグジュアリレバー8のレバー部8bを変形させることが可能となる。
On the other hand, when a
又、自動車1前部に、人間の頭部を模した球状のインパクタ18を、前方から水平方向に対し下向きにγ=60°の傾斜角度で衝突させた場合、図6の仮想線で示す如く、オグジュアリレバー8のレバー部8bが張出部8cと立上部8dとのつなぎ部分で前方へ倒れ込むように変形しつつ該張出部8cの付根部分で下方へ折れ曲がるように変形し、インパクタ18の受ける衝撃が緩和されるため、実際の自動車1と歩行者との衝突時において歩行者頭部保護が可能となる。因みに、この場合、前記傾斜角度θを、30°に限らず、20°<θ<30°或いは30°<θ<60°の範囲に設定しても、図6の仮想線で示すのと同様に、オグジュアリレバー8のレバー部8bを変形させることが可能となる。
When a
尚、図5及び図6のいずれの場合にも、前記張出部8cの前端部にノッチ17を形成してあることから、前記張出部8cと立上部8dとのつなぎ部分に応力集中させて変形をより行いやすくすることが可能となっており、インパクタ18の受ける衝撃を確実に緩和し、実際の自動車1と歩行者との衝突時における歩行者頭部保護を図る上でより有効となっている。
5 and 6, since the
一方、前記オグジュアリレバー8を別体としてフード3側に設けたフードロック装置とは異なり、構成部品が増えずコストアップ等も避けられる。
On the other hand, unlike the hood lock device provided on the side of the
こうして、コストアップ等を避け且つオグジュアリレバー8操作時の剛性並びに操作性を確保しつつ、フード3の衝撃緩和性能を向上し得、歩行者頭部保護を図り得る。
In this way, it is possible to improve the impact mitigating performance of the
尚、本発明のフードロック装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。 Note that the hood lock device of the present invention is not limited to the above-described embodiments, and it is needless to say that various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
本発明のフードロック装置は、フードの衝撃緩和性能を規定する歩行者頭部保護基準をクリアする自動車を製造するのに有効である。 The hood lock device of the present invention is effective in manufacturing an automobile that satisfies the pedestrian head protection standard that defines the impact mitigation performance of the hood.
1 自動車
2 エンジンルーム
3 フード
3a 係合部
4 フードロック装置
5 ラジエータグリル
6 ベースブラケット
7 ロック機構
8 オグジュアリレバー
8a フック部
8b レバー部
8c 張出部
8d 立上部
8e 操作部
17 ノッチ
18 インパクタ
θ 傾斜角度
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記エンジンルームを覆うフードを閉状態にロックするロック位置とロック解除位置との間で回動可能となるよう前記ベースブラケットに配設されるロック機構と、
該ロック機構をロック解除位置に回動させることによりフードの開放端が所要量だけ上方に浮き上がった際、フードの係合部に係合してフードの開放を阻止するフック部、及び該フック部を回動させてフードの係合部から離脱せしめるレバー部を有するオグジュアリレバーと
を備えたフードロック装置において、
前記オグジュアリレバーのレバー部は、フック部を含む平面から前方へ張り出す張出部と、水平方向に対し上向きの傾斜角度θで延びる操作部とを有し、前記傾斜角度θを、
20°<θ<60°
とし、
前記張出部と操作部との間にノッチを形成したことを特徴とするフードロック装置。 A base bracket fixedly disposed at a position close to an upper portion of a radiator grill in an engine room in an automobile;
A lock mechanism disposed on the base bracket so as to be rotatable between a lock position for locking the hood covering the engine room in a closed state and an unlock position;
A hook portion that engages with the engagement portion of the hood to prevent the hood from being released when the open end of the hood is lifted upward by a required amount by rotating the lock mechanism to the unlock position, and the hook portion In the hood lock device provided with an auxiliary lever having a lever portion for rotating the lever to disengage from the engaging portion of the hood,
The lever part of the auxiliary lever has a projecting part that projects forward from a plane including the hook part, and an operation part that extends at an upward inclination angle θ with respect to the horizontal direction, and the inclination angle θ is
20 ° <θ <60 °
And,
A hood lock device , wherein a notch is formed between the overhanging portion and the operation portion .
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