JP5524346B2 - 無線通信方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信ネットワーキング環境におけるハンドオーバーに関係する。それはとりわけいわゆる“フェムトセル”の使用によって定義される分野におけるハンドオーバーに関係する(ただし、これに制限されない)。
モバイル及び無線通信における最近の進展は、複数の局のブリッジング又はリレーイングの効果的利用によりセルラーネットワークのネットワークカバレッジの領域を増加させることに集中してきた。そのような進展にもかかわらず、多くの場所が(家庭内の状況及び商業的な状況の両方で)、貧弱な無線ネットワーク供給に悩まされていることが明白になった。これは通信の中断又は失敗の原因となる可能性があり、それはユーザをいら立たせる可能性がある。それはまた高データスループット通信プロトコルに対する縮小されたアクセスの原因となる可能性があり、それはデータ通信設備(例えばインターネット)へのユーザのアクセスに対して制限をかける。
この問題に対処するために、フェムトセルのコンセプトが導入された。明確にするために、用語「フェムトセル」は、相対的に小さなカバレッジ領域の中での無線通信の確立を参照する点に留意されるべきである(特にモバイル電話のために確立される伝統的なセルラーカバレッジ(「マクロセル」カバレッジとしても知られている)と比較したとき)。正確な定義は用意されておらず環境要因及び規制要因に依存するが、その意図は、マクロセルは数百メートルの有効な使用可能なカバレッジにわたる可能性があるのに対して、フェムトセルは数十メートルの範囲をカバーするだけであろうということであることは明らかである。
フェムトセルにおける通信は、フェムトセルアクセスポイント(FAP)を用いて確立される。FAPは、有線ブロードバンドアクセスを、セルラーネットワークを介する伝統的な無線通信と結合する。それは、その低送信電力及び低コストのフェムトセルアクセスポイント(FAP)によって特徴付けられる。FAPは、PSTN、ケーブルサービス又は任意の他の有線アクセスサービスへのコネクションを用いて、インターネットとのブロードバンドアクセスのために接続されるであろう。
フェムトセル技術は発生期であるが、FAPは(例えば「プラグアンドプレイ」により)家庭又はSOHO(スモールオフィス/ホームオフィス)環境に配置するのが容易であると予期される。つまり、適切なデバイスのメーカーは、ユーザが重要な技術的知識をもつとは仮定しないであろう。これは、昨今のWIFIアクセスポイントの使用と類似する…WIFIアクセスポイントのインストールは、通常、一連の簡単なインストラクション及びセットアップ「ウィザード」をフォローできるユーザにとっては容易であると考えられる。これは、基本的なコンピューティングを全体としてはよく知らないユーザが、そのようなタスクが容易であることに気付くであろうと言った方が適切かもしれない…慣れは明らかに有益である。過去の経験、若さ、器用さなどに基づいて、特定の家族が最も有能な計算装置の設置者に任命されることが当り前であると、読者は認識するであろう。これは、より少ない適性をもつ他の家族がそのようなタスクを実行することができなかったが、慣れの欠如がインストールの失敗を与える一因として認められると言った方が適切かもしれない。
FAPのインストールが家庭又は小さなオフィスのユーザに委譲されるという事実によって、マクロセルにおいては、そのようなデバイスの位置の集中制御が存在しない。マクロセルを確立するための基地局設備をオペレートするネットワークオペレータは、FAPの配備についてほとんど規制をしないであろうし、また、一つの場所の中で任意の数(ことによると何百のオーダーで)のFAPを収容する必要があるかもしれない。必然的に、これらのFAPがすべて最適な場所にあるとは限らないであろう;カバレッジがオーバーラップするかもしれない、幾つかはそれら自身のマクロセル信号の受信がいくぶん危うい場所に設置されるかもしれない、など。
特定の場所においてフェムトセルを定義するためにFAPを使用することは、そうしないと「マクロセル」通信配置(例えば3G又は無線電話の他の実装)からの貧弱なカバレッジ又はカバレッジがないことに悩まされる区域にネットワークカバレッジを提供することを目的とする。FAPの提供を通じて、適切に使用可能なモバイル局(MS)のユーザは、そのモバイル・ユーザがその得られたフェムトセルに入るように又はフェムトセルから出るように移動する間、他のネットワーク参加者とのシームレス通信を経験することができる。
マクロセルからの有用なカバレッジの制限(減少したSINR、可能性の増加した信号障害などに起因する)に達すると、配備されたFAPは、MSの通信リンクをハンドオーバーすることができるフェムトセルを提供するであろう。FAPの適切な配備によって、既存のブロードバンドコネクション上のゲートウェイを介したより広いネットワークへのMSのコネクションを可能にすることによって、満足できる屋内のカバレッジを提供することができる。モトローラによるホワイト・ペーパー(すなわち、“Femtocells ‐ The Gateway to the Home”)は、より詳細にこれを説明する。
MSが、FAP及びマクロセルセルラーコネクションの両方からのカバレッジをもつ領域へ移動するとき、マクロセル基地局(MCBS)又はFAPによって、マクロセルからフェムトセルへのハンドオーバーを開始することができるであろう。一般に、MCBSは、MS又は近隣のBSから情報を収集することによって、隣接リストを維持する。そして、MCBSは、他のMCBSへのハンドオーバーが必要である場合に備えて、当該のマクロセルの範囲の中にあるMSに対して、1又は複数の候補MCBSそれぞれの識別情報を知らせる隣接通知を、定期的にブロードキャストする。隣接通知メッセージは、近隣のBSのリスト及びFAPのリストを含むことができるであろう。このFAPのリストは、長い場合がある(例えば何百のオーダーで)。MSが、そのBSに知られているすべてのFAP及びBSのリストの全体を通してスキャンするのは、過度に時間がかかり或いは非実用的であろう(とりわけ該リストが、該MCがアクセスしないFAPを含み得るとき)。
効率的なハンドオーバー・メカニズムは、MSがある場所から他の場所へ移動するときにシームレスで広範囲な通信が実現されることを確実とするために望ましい。フェムトセル環境においては、3種類のハンドオーバーが存在する。
第1に、フェムトセルからマクロセルへのハンドオーバーは、FAPにより保持され管理される近隣リストを作成することによって、達成される。この隣接リストは、近隣のマクロセルの無線特性だけでなくそれら全部の識別情報も含むべきである。隣接リストは、近隣のマクロセル及びフェムトセルに割り当てられるスクランブリング・コード及びチャネル周波数を含み得る。スクランブリング・コードは、CDMAにおいて同一のチャネル周波数を共有している異なるアクセスポイントからの伝送を分離するために使用される。
第2に、複数のFAPがある屋内の環境でMSが移動するときに、フェムトセルからフェムトセルへのハンドオーバーが起こり得る。これは、例えば、複数の部屋がある建物(いくつかの部屋にFAPが設置されている)で起こり得るであろう。フェムトセルからフェムトセルへのハンドオーバーは、近隣のFAPの識別情報を検出するためにFAPがブロードキャスト・チャネル情報をインターセプトすることによって、又は、他の何らかの形の集中型コンフィギュレーション及び情報配信を使用することによって、達成することができる。
第3に、マクロセルからフェムトセルへのハンドオーバーは、マクロセルBSにおいてターゲット・フェムトセルの識別情報を一義的に判定することの難しさを考慮しなければならない。多数のフェムトセルが、その何百の規模においてさえ、一つのマクロセルでおおわれる可能性があるので、この困難が起こる。その結果、モバイル局(MS)によりレポートされる無線特性は、ハンドオフ・ターゲットの選択を可能にするには不十分である場合がある。ハンドオフを容易にするために、MSは、該MSとのコネクションを現在サービスしているマクロセルBSにより提供される隣接リストから、近隣のマクロセルBS又はFAPを判定する必要がある。
伝統的なハンドオーバー・プロセスでは、MSは、最初に、その現在のサービング・アクセスポイントから受信される隣接リストから、近隣のアクセスポイントのスクランブリング・コードを選択する。そして、MSは、通信チャネル品質(例えば、信号対雑音比、又は、干渉及び雑音比率(CINR)など)を判定するために、近隣のアクセスポイントにより繰り返し送信されるパイロット信号を復号するためにスクランブリング・コードを使用する。
MSがチャネル品質に満足するならば、それはアクセスポイントとのコネクションを確立する。さもなければ、MSは、異なるアクセスポイントについて隣接リストから異なるスクランブリング・コードを選択し、そして、適切なアクセスポイントが見つかるまで、同一のプロセスを繰り返す。したがって、スクランブリング・コードは、それが一意的に識別されることができるように、一つのアクセスポイントと一意的に関連していなければならない。
しかし、既存の標準に基づいて、隣接リスト長は制限される。例えば、UMTSにおいて、最高32のスクランブリング・コードだけが、収められることができる。したがって、マクロセルBSがその通信の範囲内のすべてのFAPの隣接リストを保持するならば、FAPのスクランブリング・コードが一意的でないことが起こり得る(何百のそのようなFAPがそのようなマクロセル中に配備され得るならば)。
したがって、任意の特定のスクランブリング・コードが2以上のFAPにより共有され得るので、正しいFAPへのハンドオーバーが達成されない可能性がある。また、使用が許可されなかった近隣のFAPへのハンドオーバーの試みが起こり得る。それは、「ハンドオーバー干渉」をもたらす。ハンドオーバー干渉は、MSのバッテリー有効期間だけでなく無線資源を浪費し、それゆえに、それは好ましくない。
米国特許出願US2009061892A1は、マクロセル基地局又はFAPに関して、三角測量方法を用いて判定され、MSにより保持される場所情報によって、フェムトセルへのハンドオーバーを容易にできることを示唆する。MSは、それから、1又は複数のフェムトセルがMSのすぐ近くにあるかどうか判定するために、現在の位置を、1又は複数のフェムトセルの記憶された位置情報と比較することができる。この後に、識別された一つのFAP又は複数のFAPとそのコネクションに関するスキャンが続く。
その文献では、FAPの位置が知られていると仮定される。しかし、実際には、既存のGPS方法を使用してFAPの位置を正確に突き止めることは難しい(例えば、欧州特許出願EP2051547A1により例証される)。特にGPSベースの位置決定は屋内環境でプアな信号品質のために損なわれる可能性があり、そのような方法は功を奏さない傾向がある。
国際特許出願WO2009058108A1は、MSの「ホーム・プロファイル」セッティングの使用を提案する。ユーザがFAPをインストールするとき、このセッティングが作成される。MSがホーム・プロフィールにおいて識別されるFAPと通信するとき、該MSは、そのホームFAPにより提供される隣接リストを適応させる。これは、MSは考慮する隣接リストに関して、限られた数の隣接局だけを有するので、ハンドオーバー・プロセスを単純化する。
本発明の態様は、マクロBSからFAPへのハンドオーバーを容易にし、ハンドオーバー干渉の発生を回避するために、RFID技術の単純さをうまく利用する。
本発明の態様は、RFID技術をフェムトセル技術と統合することによって、マクロセルからフェムトセルへのハンドオーバーを容易にする単純で効率的な方法を提供する。第1に、範囲内の許可されたMSユーザを検出するためにRFID検出方法が使用され、ハンドオーバー候補の決定を容易にするためにRFID距離推定が使用される。この方法は、領域中に複数のFAPが存在する屋内環境において、RFID統合されたFAP環境で容易に観測されるRSSI情報に基づき、(各FAPからMSへの)距離情報を提供することができる。
RFID技術は、その低コストと増加する能力のために、広範囲にわたる産業(例えば、小売、サプライチェーン、物流及び医薬など)において使用されてきた。受動RFIDタグは安価で軽量であり、そのようなタグが広く使用されている(特に能動RFIDタグと比較して)。
この開示において、本発明の態様は、
−MSの存在を、それに統合されたRFIDタグを検出することによって、検出し、
−該RFIDタグのIDをリストと照合することによって、該MSが許可されたユーザであるかどうか判定し、
−該RFIDタグのIDが読み込まれるときに(容易に利用できる)RSSI測定値を収集し、及び/又は、
−複数のFAPシナリオにおいてN個の(最も近い距離の)ハンドオーバー候補を判定するために、(事前に選択される)リーダーFAPと協調することができる、RFID統合されたFAPを提供する。
マルチ・アンテナRFID読取器は、アンテナにエネルギーを与えるように動作可能である。そして、それに応じて、範囲内のRFIDタグが駆動され、識別情報と場合により他のデータとで応答する。
本発明の特定の実施形態が次のような添付の図面を参照してこれから説明される。
図1は、本発明の第1の実施形態に従った、マクロセルを定義するための基地局と、フェムトセルアクセスポイントと、その中に位置しているモバイル局とを含んだ、通信ネットワークの概略図を示す。 図2は、図1のフェムトセルアクセスポイントを更に詳細な図で示す。 図3は、図1のモバイル局を更に詳細な図で示す。 図4は、本発明の第1の実施形態のフェムトセルアクセスポイントにおけるハンドオーバー方法のオペレーションのフローダイアグラムを示す。 図5は、本発明の第2の実施形態に従った、マクロセルを定義するための基地局と、複数のフェムトセルアクセスポイントと、その中に位置しているモバイル局とを含んだ、通信ネットワークの概略図を示す。 図6は、ハンドオーバー候補FAPリストを作成するために、図5で説明される通信ネットワーク中のFAPにおいて実行される方法のフローダイアグラムを示す。 図7は、ハンドオーバー候補FAPリストを確定させて、送信するために、図5に示される通信ネットワーク中のリーダーFAPにおいて実行される方法のフローダイアグラムを示す。 図8は、本発明の第2の実施形態に従った、基地局におけるハンドオーバー方法のオペレーションのフローダイアグラムを示す。
詳細な説明
本発明が二つの実施形態に関してこれから説明される。第1の実施形態では、特定の領域において単一のFAPが実装され、第2の実施形態では、特定の領域において複数のFAPが実装される。
はじめに図1を参照すると、典型的な通信ネットワークの概略図が示されている。モバイル電話のマストが、典型的なデザインのマクロセル基地局(MCBS)20により表され、モバイル局30とのテレコミュニケーション・コネクションを確立することができる。MCBS 20に関する双方向性通信について、動作可能な信号強度の典型的な範囲は、以下、マクロセルと称される。一般的に(ここでは図示されていないが)、複数のMCBS 20が提供され、広域にわたるセルラー無線通信カバレッジを提供するために互い関連して適当な位置に配置される。ほとんどの場合、セルラーネットワークは、調査及び他の情報に基づいて、入念に設計され、そして、各々のMCBS 20は、マクロセルの平均カバレッジが最大にされることを確実とするためにその情報に関して適当な位置に配置される。
このテレコミュニケーション・コネクションのために使用される特定の技術の標準は、本発明に影響しないが、この例のために、CDMAが使用される。本発明が多くのタイプの技術(例えば、GSM(登録商標)、LTE、UMTSなど)において適用性を有することは認識されるであろう。
フェムトセルアクセスポイント(FAP)40が提供される。図示されるように、これは、比較的小さい範囲内で(典型的には、数メートル程度の規模で)無線通信を確立することができる。この範囲は、一般に「フェムトセル」として知られており、前に述べられた「マクロセル」という用語に類似している。
MCBS 20及びFAP 40は、様々な物理コネクション媒体を用いて、インターネット資源50にそれぞれ接続される。MCBS 20の場合、これは伝統的な「バックホール」を含む。バックホールは、図示されるMCBS 20と、他の通信設備(例えば、マクロセル基地局、PSTN、インターネットなどにより提供されるような情報サービス、など)との間の接続性を提供する。
単一実体ラベル「インターネット」50の説明図は精密なものではなく概略図である。しかし、情報資源をもつコンポーネントの接続性の便利な説明図の働きをする点は読者により留意されるであろう。
FAP 40は、例えばインターネット50のような情報資源に接続され、また、例えば家庭又は小さい又はホームオフィスの環境において通常提供されるであろう物理コネクションを用いて、例えばPSTNのような通信資源に接続されるであろう。そのような接続性は、しばしば、PSTNへの直接の電話のコネクションを用いて、又は、独立したサービスプロバイダにより提供されるケーブル及び/又はインターネットサービスによって、提供される。ある遠く離れた場所において、衛星技術又はアプリケーション特有の無線通信が、特定の建物への有線コネクションの必要性を除去するために使用され得ることがまた考えられる。例えば、テレコミュニケーションのための基盤を提供するために、ほとんど永続的に、特定の建物と他の基地局との間にマイクロ波中継装置が提供されても良い。
図1のダイアグラム中に、モバイル局(MS)30が示されている。図示されるように、モバイル局30は、相対的にFAP 40の近くに存在するように表されているが、それでもMCBS 20の範囲の中に存在することが意図されている。そのようなものとして、MS 30からの通信を確立するために、通信方法の選択が利用できる。
この例では、MS 30は、モバイル電話又は他の携帯通信デバイスにより例示されることができる。
図2を参照すると、FAP 40は、コントローラ42、該デバイスのFAPとしての使用のための通信機能性を提供するように動作可能な「フェムトセルアクセスポイント機能ユニット」44、及び、RFID読取ユニット46を含む。RFID読取ユニット46は、伝統的な構造であっても良く、また、民生品(COTS)技術として提供されることができる。
同様に、本実施形態の状況で使用するモバイル局(MS)30が図3に示されている。これは、コントローラ32、無線通信機能ユニット34及び受動RFIDタグ36を含む。RFIDタグ36は受動的であるので、それは必ずしもデバイス自体に組み込まれなくても良い。それは独立したユニットとして提供されることができる(例えば接着性ラベル上に)。そして、接着性ラベルは、モバイル局30の外側の本体に貼ることができる。
使用中に、すでにMCBS 20へのコネクションが確立された状態で、MS 30がFAP 40のカバレッジの中へ移動するとき、マクロセルからフェムトセルへのハンドオーバーが開始されることができる。フェムトセルが使用可能になってすぐに、そのようなハンドオーバーを開始することは好都合である。なぜならば、フェムトセルによる通信は、マクロセル基地局20によるものに比べて、モバイル局でのより少ない電力消費を要求しそうであるからである。さらに、マクロセルサービスの提供は、技術的に複雑である可能性があり、また、キャパシティー及び電力消費の問題がある可能性があり、それで、マクロセルの使用を低減するコンフィギュレーションが促進されるという、マクロセルサービスのプロバイダへのインセンティブが存在する。
ここで、本開示は、図示された配置が現れることを可能にするサービスを提供するであろう様々なパーティーの商業的な補償のための処置に関していかなる特定の提案もしない点に留意されることができよう。例えば、それは、FAP 40に合致するデバイスを市販することは、(マクロセルをオペレートする)ネットワークプロバイダの利益によくかなうであろう。これは、ネットワーク・マクロセル機器の直接的な使用を低減する一方、それらのネットワークのカバレッジを増加させるであろう。それはまた、間接的に、ハンドセットの使用及びマクロセルネットワークプロバイダにより提供される情報サービスの利用を促進し得る。
しかし、マクロセルネットワークプロバイダは、FAPを提供することによって、そのネットワークに関するデータのトラフィックを減らすであろう。その代わりに、そのようなデータは、図1に示される「バックホール」を用いて伝えられるであろう。バックホールサービスのプロバイダは、マクロセルネットワークプロバイダと異なるであろう。バックホールサービスプロバイダは、この配置が存在することを可能にするために、モバイル電話サービスプロバイダからの補償を要求するかもしれない。さもなければ、フェムトセルを介した音声及びデータ通信を可能にする保証されたサービス品質の標準が、インターネットサービスプロバイダにより提供されないかもしれない。また、バックホールサービスの過度の使用は、インターネットサービスプロバイダにより規定される使用の規約に違反するかもしれない。
マクロセルからフェムトセルへのハンドオーバーを確立するために、MCBS 20又はFAP 40は、プロセスを開始することができる。一般に、MCBS 20は、モバイル局又は近隣の基地局から情報を収集することによって、隣接リストを維持する。MCBS 20は、それから、ハンドオーバーが必要である場合に備えて、モバイル局又は候補基地局に知らせる隣接通知を定期的にブロードキャストする。無線通信環境へフェムトセルを更に提供するという状況で、隣接通知は、隣接する基地局とFAPの長いリストとを含むことができる。モバイル局が、リスト中のすべてのFAPにわたってスキャンすることは、特に利用できるFAPの数が数百の規模又はそれ以上であることがあり、過度に時間がかかり又は非実用的であろうことは認識されるであろう。特に、基地局はその範囲の中の多くのFAPと通信し得るが、そのようなデバイスの相対的な送信電力のために、これらのうち、任意の特定のモバイル局に利用できるものは、非常に少ないであろう。
図4に示されるように、RFIDタグを添付されたモバイル局が、(図2に示されるような統合されたRFID読取器をもつ)FAP 40により観測される領域に入るとき、FAPのRFID読取ユニット44は、MS 30上のRFIDタグを検出する(ステップS1−2)。これは、RFID読取ユニット44が、MS 30のRFIDタグを読み込むことができると明らかに仮定する。この仮定は、RFID読取器がフェムトセルの範囲と実質的に同じ読み取り範囲を有するように調整可能である程度まで、なされることができる。
それから、RFIDタグ中に保持される情報は、RFID読取ユニット46により獲得される。この情報は、ステップS1−4において、許可RFID識別データのリストと照合される。このリストは、FAPの外部のデータベース中に保持されても良いし、或いは、ローカル・メモリ内に記憶されても良い。該リストは、FAP 40により確立されるフェムトセルを使用する許可が与えられるそれらMSを定義する。
ステップS1−6において、FAP 40は、RFIDタグIDが許可されるかどうか、すなわち、それが許可RFIDタグのリストに載っているかどうか、判定する。否定の場合には、いかなるアクションも、とられない(ステップS1−8)。MSに失敗メッセージを提示することは必要ではない。しかし、MSに対して、フェムトセルが存在するが、そのMSによっては使用できないことを知らせることは、役に立ち得る。その方法において、MSのユーザは、許可が与えられるに至るステップ(それは、会費がかかるか、さもなければアクセスの代金を払うことを伴うかもしれない)をとるよう促されるかもしれない。
もう一つの方法として、複数のFAPのシナリオにおいて(第2の実施形態のように)、RSSI情報が、RFIDタグから測定され、グループ中の他のFAPから収集され、そして、潜在的FAPリストに追加される。
図5に示されるように、本発明の第2の実施形態は、複数のFAPのシナリオを提供する。この実施形態において、通信システム10´は、いくつかのFAP 40を含む。図示されるように、それはまた、第1の実施形態に関して前述された他の要素を含む。
第2の実施形態は、ユーザがある場所にいくつかのFAPを設置した状況を示す。それは、とりわけ多くの部屋がある(潜在的に内壁が特に無線通信に対する透過性をもたない)家庭環境の場合に起こり得る。全面的なカバレッジを提供するために、ユーザは2以上のFAPが必要とされかもしれないと感じるかもしれない。
この特定の場所の中のいくつかのFAPの設置が、技術的な調査よりもむしろ直感又は「何となく感じること」に基づいてなされるかもしれない点に留意されるべきである。ユーザは、単一のFAPを設置することに基づいて、家又はオフィスにわたる全面的なフェムトセル・カバレッジを提供するために、より多くのFAPが必要であるとわかるかもしれない。しかし、更なるFAPの設置は、信号強度データ及び精細なネットワーク・デザインよりはむしろ、試行錯誤に基づいてなされるかもしれない。それゆえ、ある場所のいくつかの領域は、いくつかのフェムトセルによりカバーされているかも知れず、おそらく、他の領域は、1つのフェムトセルによりカバーされているか、又は、フェムトセルによりカバーされていないかも知れない。
この一連の状況において、複数のFAPはグループを形成する必要があり、そして、これらのFAPのうちの1つがリーダーに指定される必要がある。複数のFAPは、許可されたMSのグループにより使用可能なクローズドFAPグループ(CFG)に属するとされる。これは、例えば共通のサービスプロバイダによりサービスされる企業オフィスビル又は密集した住居地域で一般的であり得る。
この場合には、「リーダーFAP」は、CFGにおけるFAPの間で調整するために、事前に指定されることができる。これは、いくつかの方法で達成されることができる(例えば、最も小さなMAC IDをもつFAPをリーダーFAPとして選択することによって)。この例のために本実施形態がCFG又はOSG環境で用いるものであることを読者は認識するであろう。
同一のリーダーをもついくつかのFAPは、リーダーFAPの範囲内にあり、検出された許可MSに対してハンドオーバーの候補がいずれであるかを決定する観点から、リーダーFAPと協調するであろう。
この場合も同様に、許可プロセスが要求される。そして、これは、図6中のフローダイアグラムに従って、ネットワークにおいてMSに遭遇する任意のFAPにおいて実行される。該プロセスは、MSのRFIDタグの検出によって、開始される(ステップS2−2において)。このRFIDタグは、ステップS2−4において、ローカルに又はFAPがアクセス可能なデータベースに保持された許可RFIDのIDのリストと照合される。
ステップS2−6において、MSは許可されないと判定されるならば、ステップS2−8において、プロセスは更なるアクションなしで終了する。前述のように、コネクション拒否メッセージがMSへ送信されても良いが、これは必須ではない。
さもなければ、ステップS2−10において、FAPはRFIDタグからRSSI情報を測定する。それから、ステップS2−12において、それは、それがリーダーFAPであるかどうか調べる。それがそうでないならば、ステップS2−14において、それはタグから測定されたRSSI情報をリーダーFAPへ送信する。
FAPがリーダーFAPであるならば、ステップS2−16において、それはグループ中の他のFAPから対応するRSSI情報を収集して、「潜在的FAPリスト」を作成する。
図7に示されるように、この「潜在的FAPリスト」は、ハンドオーバーFAPリストを判定するために第2の実施形態で使用される。
この実施形態では、FAPのグループのうちのいずれが、ハンドオーバー先となる最適な候補であるかについて判定する必要がある。この場合、各々のFAPに組み込まれたRFID読取器は、MS上のRFIDタグとの受動通信を通してRSSI情報を収集することができる。予め定められたリーダーFAPにおいて収集された、異なるRFID読取器からの複数の測定値をつかって、潜在的ハンドオーバーFAPリストが構築される。これは、MSとFAPとの間の距離の推定を提供するであろう。そして、MSに最も近いFAPを判定することができる。リーダーFAPは、それから、ハンドオーバー候補FAPリストをMCBSへ提供する。図7において、ステップS3−2で、各々のFAPにおける所与のMSに対するRSSI測定値は、リーダーFAPにおいて収集され、比較され、ソートされる。それから、ステップS3−4において、これらの距離推定結果に基づいて、そのように識別された(すなわち、最も強い測定値)最初のN個のFAPが選択される。
この実施形態において、Nは、マクロセル基地局の範囲内にある、潜在的に数百のFAPよりも、非常に少ない数である。そして、その全リストが伝統的なハンドオーバー方法の基礎を形成するであろう。
ステップS3−6において、N個のFAPのリストが、MCBS 20に送信される。説明されるようにN個のFAPのリストを受信すると、MCBS 20は、例えば図8に示されるステップS4−2で始まるようなFAP選択方法を実行するであろう。
ステップS4−4において、MSハンドオーバーが開始される。ステップS4−6において、2つの量、すなわち、RSSI_Highest_Now(プロセスが始まってから遭遇した最も高いRSSI測定値を表す)と、Chosen_FAP_Now(プロセスが進行しているときの現在のFAP選択である)が、ゼロに初期化される。また、カウント“n”は、ゼロに初期化される(ステップS4−10)。
それから、ステップS4−12において、nを増加させることによって、受信されたリスト上の次のFAPがスキャンされる。ステップS4−14において、候補FAPのSINRが、SINR閾値と照合される。考慮中のFAPが不十分に良い信号品質をもつならば、プロセスはステップS4−12に戻る。
さもなければ、ステップS4−16において、候補FAPのRSSIが、量RSSI_Highest_Nowと比較される。RSSIがここまで遭遇した最も高いRSSIより低いならば、さらに、考慮中のFAPが棄却され、そして、プロセスはステップS4−12から再び続く。
FAPが考慮中であり続けるならば、量RSSI_Highest_Nowは、考慮中のFAPのRSSI測定値であるように更新される(ステップS4−18)。このFAPは、それから、暫定的な選択であると考えられ、それで、ステップS4−20において、これを反映するために、Chosen_FAP_Nowが更新される。
ステップS4−22において、考慮中のFAPが最後にチェックされるべきものかどうかに関してチェックがなされる。否定の場合には、ステップS4−12において、次のFAPが考慮される。さもなければ、S4−24において、量Chosen_FAP_Nowで示されるFAPが選択され、そして、そのFAPへのハンドオーバーが開始される。
MSごとに上記のプロセスが実行され、それらは、(他のMSが)ハンドオーバー干渉を引き起こすことなしに(でき得るとともに)、幾つかのMS(問題になっている幾つかの許可されたFAP)が存在する環境で使用するのに適している。該プロセスはまた、BSに、距離及び許可に関して最も関係のあるFAPをスキャンさせることによって、かかる時間及び費やされるエネルギーを減らす可能性を有する。
説明された実施形態は、マクロBSからFAPへのハンドオーバーに適切な方法を提供する。説明された配置が、MS上のRFIDタグの存在を検出できるために適切な読み取り範囲を有する(統合されたRFID読取器をもつ)適切に構成されたFAPに基礎を置くことは認識されるであろう。数メートル程度の読み取り範囲をもつRFID読取器は、既に存在するので、この状態は容易に満たされることができる。
本発明の説明された例はCDMAシステムに関連して示されるが、本発明は例えばGSM(登録商標)/LTE/UMTSなどのようなあらゆるタイプの技術で使用するために一般化されることができることは認識されるであろう。

Claims (16)

  1. モバイル局との無線通信コネクションの確立に適した基地局において、
    前記モバイル局との無線通信コネクションを確立するように動作可能な第1の通信手段と、
    前記モバイル局から識別情報を読み出すように動作可能な第2の通信手段とを含み、
    前記第1の通信手段は、前記第2の通信手段によりモバイル局から読み出された情報に基づいてなされる許可に基づいて、該モバイル局との無線通信コネクションを確立するようにのみ動作可能であり、
    前記第2の通信手段は、適切に構成されたモバイル局のRFIDタグと通信するように動作可能な無線識別情報受信機を含み、
    前記第2の通信手段は、前記読み出された情報により、前記読み出された情報を担う信号の信号強度を測定するように動作可能であり、
    前記信号強度は、前記モバイル局のハンドオーバーのための基地局選択のために、前記モバイル局と前記基地局との間の距離を示す情報として、使用される
    基地局
  2. サードパーティーのデータ資源とのコネクションを確立するように動作可能な第3の通信手段を更に含む、請求項1に記載の基地局
  3. 前記第3の通信手段は、インターネットへのコネクションを提供するための物理通信媒体に接続するように動作可能である、請求項2に記載の基地局
  4. 第1の基地局と、
    複数の第2の基地局とを含み、
    前記第1の基地局は、範囲内のモバイル局との無線通信コネクションを確立するのに適した第1の無線通信手段を含み、
    前記第2の基地局のそれぞれは、請求項1ないしのいずれか1項に記載の基地局であり、範囲内のモバイル局との無線通信コネクションを確立するのに適しており、
    前記第1の基地局の前記範囲は、それぞれの前記第2の基地局の前記範囲より実質的に広い、
    通信ネットワーク。
  5. 前記第2の基地局のうちの一つは、
    他の前記第2の基地局においてモバイル局から収集された情報を収集し、
    前記収集された情報に基づいて、前記第1の基地局にハンドオーバー情報を送信するように動作可能であり、ここで、該ハンドオーバー情報は、複数の第2の基地局に関する前記信号強度を含む、請求項に記載の通信ネットワーク。
  6. 第1の基地局と、
    複数の第2の基地局とを含み、
    前記第1の基地局は、範囲内のモバイル局との無線通信コネクションを確立するのに適した第1の無線通信手段を含み、
    前記第2の基地局のそれぞれは、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の基地局であり、範囲内のモバイル局との無線通信コネクションを確立するのに適しており、
    前記第1の基地局の前記範囲は、それぞれの前記第2の基地局の前記範囲より実質的に広く、
    前記第2の基地局のうちの一つは、
    前記他の第2の基地局においてモバイル局から収集された情報を収集し、
    前記収集された情報に基づいて、前記第1の基地局にハンドオーバー情報を送信するように動作可能であり、ここで、該ハンドオーバー情報は、複数の第2の基地局に関する前記信号強度を含む、
    前記第1の基地局は、前記受信されたハンドオーバー情報に基づいて、前記第2の基地局のうち、ハンドオーバーに適した一つを判定し、
    前記第1の基地局から前記判定された第2の基地局へのハンドオーバーを開始するように動作可能である
    信ネットワーク。
  7. 第1の通信装置と第2の通信装置との間の無線通信コネクションを確立する方法において、
    前記第1の通信装置は、第1の通信手段と第2の通信手段とを含み、
    前記第1の通信手段は、前記第2の装置との無線通信コネクションを確立するのに適しており、
    前記第2の通信手段は、
    前記第2の装置から識別情報を読み出すように動作可能であり、
    前記第2の通信手段を介して、前記第1の装置から、前記第2の装置からの情報を求め、
    受信された情報に基づいて許可チェックを実行し、
    前記許可チェックにおいて前記第2の装置の許可だけによって前記第2の装置との無線通信コネクションを確立することを含み、
    ここで、前記第2の通信手段は、適切に構成された第2の通信装置のRFIDタグと通信するように動作可能な無線識別情報受信機を含み、
    前記第2の通信手段は、前記読み出された情報により、前記読み出された情報を担う信号の信号強度を測定するように動作可能であり、
    前記信号強度は、前記第2の通信装置のハンドオーバーのための基地局選択のために、前記第2の通信装置と前記基地局との間の距離を示す情報として、使用される
    法。
  8. 前記第1の通信装置は、
    第3の通信手段を含み、
    前記第3の通信手段を用いて前記第1の装置とサードパーティーのデータ資源との間にコネクションを確立することを更に含む、請求項に記載の方法。
  9. インターネットへのコネクションの提供のための物理通信媒体に接続するように前記第3の通信手段を使用することを含む、請求項に記載の方法。
  10. 前記第2の通信手段は、
    無線識別受信機と、
    適切に構成された第2の装置のRFIDタグと通信するように、前記第2の通信手段を使用することを含む、請求項ないしのいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記第2の通信手段により、前記読み出された情報を担う信号の信号強度を測定することを含む、請求項ないし10のいずれか1項に記載の方法。
  12. モバイル局との無線通信コネクションの確立に適した基地局において、
    前記モバイル局との無線通信コネクションを確立するように動作可能な第1の通信手段と、
    前記モバイル局から識別情報を読み出すように動作可能な第2の通信手段とを含み、ここで、前記第2の通信手段が前記モバイル局から前記識別情報を読み出すことのできる範囲は、前記第1の通信手段が前記モバイル局との前記無線通信コネクションを確立することのできる範囲と同じになるように調整される、
    前記第1の通信手段は、前記第2の通信手段によりモバイル局から読み出された情報に基づいてなされる許可に基づいて、該モバイル局との無線通信コネクションを確立するようにのみ動作可能である、基地局
  13. 第1の基地局と、
    第2の基地局とを含み、
    前記第1の基地局は、範囲内のモバイル局との無線通信コネクションを確立するのに適した第1の無線通信手段を含み、
    前記第2の基地局は、請求項12に記載の基地局であり、範囲内のモバイル局との無線通信コネクションを確立するのに適しており、
    前記第1の基地局の前記範囲は、前記第2の基地局の前記範囲より実質的に広い、通信ネットワーク。
  14. 第1の通信装置と第2の通信装置との間の無線通信コネクションを確立する方法において、
    前記第1の通信装置は、第1の通信手段と第2の通信手段とを含み、ここで、前記第2の通信手段が前記モバイル局から前記識別情報を読み出すことのできる範囲は、前記第1の通信手段が前記モバイル局との前記無線通信コネクションを確立することのできる範囲と同じになるように調整される、
    前記第1の通信手段は、前記第2の装置との無線通信コネクションを確立するのに適しており、
    前記第2の通信手段は、
    前記第2の装置から識別情報を読み出すように動作可能であり、
    前記第2の通信手段を介して、前記第1の装置から、前記第2の装置からの情報を求め、
    受信された情報に基づいて許可チェックを実行し、
    前記許可チェックにおいて前記第2の装置の許可だけによって前記第2の装置との無線通信コネクションを確立することを含む方法。
  15. 請求項7、8、9、10、11または14に記載の方法を実行するようにコンピュータ制御の通信デバイスを構成するように動作可能なコンピュータープログラム。
  16. 請求項1、2、3または12に記載の基地局としてコンピュータ制御の通信デバイスを構成するように動作可能なコンピュータープログラム。
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