JP5523409B2 - Bar material with decorative sheet - Google Patents
Bar material with decorative sheet Download PDFInfo
- Publication number
- JP5523409B2 JP5523409B2 JP2011172361A JP2011172361A JP5523409B2 JP 5523409 B2 JP5523409 B2 JP 5523409B2 JP 2011172361 A JP2011172361 A JP 2011172361A JP 2011172361 A JP2011172361 A JP 2011172361A JP 5523409 B2 JP5523409 B2 JP 5523409B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- decorative sheet
- bar
- portions
- curved surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
本発明は、階段の手摺等に使用される化粧シート付棒材に関するものである。 The present invention relates to a bar with a decorative sheet used for handrails of stairs and the like.
従来のこの種の化粧シート付棒材として、例えば特許文献1に示されるものがある。この特許文献1に開示された化粧シート付棒材は、薄板を積層してそれを円柱状に加工した丸棒材の外周一個所に、断面形状がコの字形の角溝を丸棒材の軸心に沿って一直線状に形成し、木目模様等を施した合成樹脂製の化粧シートを丸棒材の外周全体を覆うように貼り付けると共に、化粧シートの両端縁を角溝の内面に貼り付けて止めたものとなっている。
As a conventional stick material with a decorative sheet of this type, there is one disclosed in
化粧シートの両端縁を角溝の内面に貼り付けるに当たっては、特殊な形状の先端部を有する第1のローラで化粧シートの一方の端縁付近の部分を角溝内の一方の角部に押し付けた後、化粧シートの他方の端縁付近の部分を第1のローラと同様の形状の第2のローラで角溝内の他方の角部に押し付け、その後化粧シートの両端縁を平坦な外周面を持つ押し付けローラで角溝の奥面(突き当たり面)に押し付けるようにしている。 When pasting both ends of the decorative sheet to the inner surface of the square groove, the first roller having a specially shaped tip is pressed against one corner of the decorative sheet against one corner of the decorative groove. After that, the portion near the other edge of the decorative sheet is pressed against the other corner of the square groove with a second roller having the same shape as the first roller, and then both end edges of the decorative sheet are flat outer peripheral surfaces. It is made to press against the back surface (butting surface) of the square groove with a pressing roller having a.
しかしながら、上述した従来の技術においては、以下の問題を有している。
すなわち、従来の技術では、丸棒材に設けられた角溝が断面形状コの字形であって、角溝内部の角部は90度であるので、この角部に化粧シートを密着させて貼り付けることは非常に困難であり、そのため角溝内部の角部に空気が残り易く、角部に空気が残った場合、その残留空気によって化粧シートの剥がれが生じるという問題がある。
However, the conventional techniques described above have the following problems.
In other words, according to the conventional technology, the square groove provided in the round bar has a U-shaped cross section and the corner inside the square groove is 90 degrees. It is very difficult to apply, and therefore air tends to remain at the corners inside the square grooves, and when air remains at the corners, there is a problem that the decorative sheet peels off due to the residual air.
また、角溝内の二つ角部に対し、特殊な形状の先端部を有する第1、第2のローラで順に化粧シートを貼り付けるため、化粧シートの貼り付けに手間がかかり、特殊なローラも必要になるという問題もある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
In addition, since the decorative sheet is sequentially attached to the two corners in the square groove by the first and second rollers having the tip portions having a special shape, it takes time and effort to apply the decorative sheet. There is also a problem that it is necessary.
An object of the present invention is to solve such a problem.
そのため、本発明の化粧シート付棒材は、棒材の外周一個所に少なくとも奥側の部分の断面形状をV字形とした溝を棒材の軸心に沿って一直線状に設け、この溝が、曲面に形成した開口縁部と、V字を成す斜面部と、前記斜面部が結合する最深部とを有し、前記最深部を曲面に形成し、前記棒材の外周面を覆うように化粧シートを棒材の外周面に貼着すると共に、化粧シートの両側端部を前記溝内に折り込んで、その両側先端部を溝の最深部に達しない位置にして化粧シートの両側端部を前記斜面部にそれぞれ貼着したことを特徴とする。 Therefore, decorative sheet with the bar of the present invention is set only in a straight line at least along the rear side parts of the cross-sectional shape and V-shape with the grooves in the axial center of the rod member on the outer circumferential one place of the bar, the groove but the opening edge portion formed in a curved surface, and a slope portion forming a V-shape, and a deepest portion of the inclined surface portion are attached to the deepest portion is formed in a curved surface, so as to cover the outer peripheral surface of the bar in addition to adhering the decorative sheet to the outer peripheral surface of the bar, by folding the two side portions of the decorative sheet in the groove, both ends of the decorative sheet by the both side tip position not reaching the deepest portion of the groove Is attached to each of the slope portions.
このようにした本発明は、化粧シートの側端部と溝との間に空気が残ることがなくなり、残留空気によって化粧シートの剥がれが生じる事を防止できるという効果が得られる。
また、溝に適合する断面(外周面)を有する図示しないローラを溝に嵌合させ、このローラを溝内で移動させるか、または棒材を軸方向に移動させることで、化粧シートの側端部を溝の斜面部に圧接して貼着させることが可能となり、化粧シートの貼り付けを特殊な形状の先端部を有するローラを用いることなく簡単に素早く行うことができるという効果も得られる。
According to the present invention thus configured, air does not remain between the side end portion of the decorative sheet and the groove, and an effect of preventing the decorative sheet from peeling off due to residual air can be obtained.
In addition, a roller (not shown) having a cross section (outer peripheral surface) that fits into the groove is fitted into the groove, and the roller is moved in the groove, or the bar is moved in the axial direction. Therefore, the decorative sheet can be attached in pressure contact with the inclined surface of the groove, and the effect that the decorative sheet can be attached easily and quickly without using a roller having a specially shaped tip is also obtained.
以下、図面を参照して本発明による化粧シート付棒材の実施例を説明する。 Hereinafter, embodiments of the bar with a decorative sheet according to the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は第1の実施例を示す断面図、図2は第1の実施例を示す側面図、図3は第1の実施例を示す要部拡大断面図で、本実施例の化粧シート付棒材は、例えば薄板を積層してそれを円柱状に加工した棒材1と、この棒材1の外周面を被覆する化粧シート(フィルム)2により構成されている。
1 is a cross-sectional view showing the first embodiment, FIG. 2 is a side view showing the first embodiment, and FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of the main part showing the first embodiment. The bar is composed of, for example, a
棒材1には、その外周一個所に断面形状がV字形の溝3が棒材1の軸心に沿って棒材1の全長にわたるように一直線状に設けられている。このV字形の溝3は、開口縁部(エッジ部)3a、3bと、この開口縁部3a、3bから丸棒材1の中側に入り込む斜面部3c、3dと、この斜面部3c、3dが結合するV字の最深部(先端部)3eを有し、開口縁部3a、3bは切削加工等によって曲面に形成されている。尚、本実施例では、最深部3eも切削加工等によって曲面に形成しているが、特に曲面に形成する必要はない。
In the
化粧シート2は、表面側に印刷等により木目模様等を施し、裏面側に粘着剤(接着剤)を塗布した合成樹脂製のシートで、この化粧シート2としては塩ビ系のダイノックシートあるいは非塩ビ系のオレフィンシートが用いられる。
The
本実施例の化粧シート付棒材の製造(組み立て)については、まず、棒材1の外周面全体を化粧シート2で覆うように、化粧シート2を裏面側の粘着剤により棒材1の外周面に貼着し、化粧シート2の側端部2a、2bを溝3内に折り込む。この工程は図示しない所定のシート貼着装置によって自動的に行われるが、溝3の開口縁部3a、3bは曲面に加工されているので、化粧シート2を開口縁部3a、3bに密着させながら側端部2a、2bを溝3内に折り込むことができる。
About manufacture (assembly) of the bar with a decorative sheet of this example, first, the outer periphery of the
次に、化粧シート2の側端部2a、2bを溝3の斜面部3c、3dに貼着するが、この貼着は、溝3に適合する断面(外周面)を有する図示しないローラを溝3に嵌合させ、このローラを溝3内で移動させるか、または棒材1を軸方向に移動させることで、化粧シート2の側端部2a、2bを溝3の斜面部3c、3dに圧接して貼着させる。これにより化粧シート2の側端部2a、2bと溝3の斜面部3c、3dとの間に空気が残留しないように一工程で化粧シート2の側端部2a、2bを溝3の斜面部3c、3dに貼着させることができる。
Next, the
この場合、化粧シート2の側端部2a、2bのそれぞれの先端が溝3の最深部3eに達しないように、つまり最深部3eの手前までの長さとなるように予め化粧シート2の幅を限定しておく。但し、本実施例では溝3の最深部3eが曲面に形成してあるので、化粧シート2の側端部2a、2bが溝3の最深部3eで重なる長さになっていても、溝3の最深部3eで化粧シート2の側端部2a、2bとの間に空気が残留することはない。
In this case, the width of the
以上説明したように、第1の実施例では、棒材1の外周一個所に断面形状がV字形の溝3を棒材1の軸心に沿って一直線状に設けることで、この溝3が曲面に形成した開口縁部3a、3bと、この開口縁部3a、3bから丸棒材1の中側に入り込む斜面部3c、3dと、最深部3eから成るものとして、このようにした棒材1の外周面を覆うように化粧シート2を棒材1の外周面に貼着すると共に、化粧シート2の側端部2a、2bを溝3内に折り込んで、化粧シート2の側端部2a、2bを溝3の斜面部3c、3dに貼着した構造としているため、化粧シート2の側端部2a、2bと溝3との間に空気が残ることがなくなり、残留空気によって化粧シート2の剥がれが生じる事を防止できるという効果が得られる。
As described above, in the first embodiment, a
また、溝3に適合する断面(外周面)を有する図示しないローラを溝3に嵌合させ、このローラを溝3内で移動させるか、または棒材1を軸方向に移動させることで、化粧シート2の側端部2a、2bを溝3の斜面部3c、3dに圧接して貼着させることが可能となり、化粧シート2の貼り付けを特殊な形状の先端部を有するローラを用いることなく簡単に素早く行うことができるという効果も得られる。
In addition, a roller (not shown) having a cross section (outer peripheral surface) adapted to the
図4は本発明の第2の実施例を示す要部拡大断面図で、この実施例は棒材1の外周一個所に少なくとも奥側がV字形の断面形状が五角形の溝4を設けたもので、この溝4は溝3と同様に棒材1の軸心に沿って棒材1の全長にわたるように一直線状に設けられている。
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view of an essential part showing a second embodiment of the present invention. In this embodiment, a groove 4 having a V-shaped cross section at least on the back side is provided at one outer periphery of the
本実施例における五角形の溝4は、開口縁部(エッジ部)4a、4bと、この開口縁部3a、3bから丸棒材1の中側に入り込む平行な平行面部4c、4dと、この平行面部4c、4dからV字形をなすように延在する斜面部4e、4fと、この斜面部4e、4fが結合するV字の先端部である最深部4gを有し、開口縁部3a、3bは切削加工等によって曲面に形成されている。また、平行面部4cと斜面部4e、平行面部4dと斜面部4fはそれぞれ鈍角を成すが、その平行面部4cと斜面部4eの境界部と平行面部4dと斜面部4f境界部も曲面に形成されていて角部が生じないようにしている。尚、この本実施例でも、溝4の最深部4gを曲面に形成しているが、特に曲面に形成する必要はない。
尚、棒材1そのものと、化粧シート2は第1の実施例と同様のものである。
In the present embodiment, the pentagonal groove 4 includes opening edge portions (edge portions) 4a and 4b, parallel
The
本実施例の化粧シート付棒材の製造(組み立て)については、まず、棒材1の外周面全体を化粧シート2で覆うように、化粧シート2を裏面側の粘着剤により棒材1の外周面に貼着し、化粧シート2の側端部2a、2bを溝4内に折り込む。この工程も第1の実施例と同様に行われるが、溝4の開口縁部4a、4bは曲面に加工されているので、化粧シート2を開口縁部4a、4bに密着させながら側端部2a、2bを溝4内に折り込むことができる。
About manufacture (assembly) of the bar with a decorative sheet of this example, first, the outer periphery of the
次に、化粧シート2の側端部2a、2bを溝4の平行面部4c、4dと斜面部4e、4fに貼着するが、この場合も溝4に適合する断面(外周面)を有する図示しないローラを溝4に嵌合させ、このローラを溝4内で移動させるか、または棒材1を軸方向に移動させることで、化粧シート2の側端部2a、2bを溝4の平行面部4c、4dと斜面部4e、4fに圧接して貼着させる。
Next, the
この実施例では、鈍角をなす平行面部4cと斜面部4e、平行面部4dと斜面部4fのそれぞれの境界部が曲面に形成されていて角部が生じないようにしているので、これにより化粧シート2の側端部2a、2bと溝4の平行面部4c、4dと斜面部4e、4fとの間に空気が残留しないように一工程で化粧シート2の側端部2a、2bを溝4の平行面部4c、4dと斜面部4e、4fに貼着させることができる。
In this embodiment, the
この場合も、化粧シート2の側端部2a、2bのそれぞれの先端がV字の最深部4gに達しないように、つまり最深部4gの手前までの長さとなるように予め化粧シート2の幅を限定しておく。また、この実施例でも溝4内の最深部4gが曲面に形成してあるので、化粧シート2の側端部2a、2bが溝4の最深部4gで重なる長さになっていても、溝4の最深部4gで化粧シート2の側端部2a、2bとの間に空気が残留することはない。
In this case as well, the width of the
以上説明したように、第2の実施例では、棒材1の外周一個所に断面形状が五角形の溝4を棒材1の軸心に沿って一直線状に設けることで、溝4が曲面に形成した開口縁部4a、4bと、この開口縁部3a、3bから丸棒材1の中側に入り込む2つの平行面部4c、4dと、この平行面部4c、4dからV字形をなすように延在する斜面部4e、4fと、この斜面部4e、4fによるV字の最深部4gから成るものとして、このようにした棒材1の外周面を覆うように化粧シート2を棒材1の外周面に貼着すると共に、化粧シート2の側端部2a、2bを溝4内に折り込んで、化粧シート2の側端部2a、2bを溝4の平行面部4c、4dと斜面部4e、4fに貼着した構造としているため、化粧シート2の側端部2a、2bと溝4の平行面部4c、4d及び斜面部4e、4fとの間に空気が残ることがなくなり、残留空気によって化粧シート2の剥がれが生じる事を防止できるという効果が得られる。
As described above, in the second embodiment, the groove 4 has a curved surface by providing the groove 4 having a pentagonal cross section along the axis of the
また、溝4に適合する断面を有するローラを溝4に嵌合させ、このローラを溝4内で移動させるか、または棒材1を軸方向に移動させることで、化粧シート2の側端部2a、2bと溝4の平行面部4c、4dと斜面部4e、4fに圧接して貼着させることが可能となり、化粧シート2の貼り付けを特殊な形状の先端部を有するローラを用いることなく簡単に素早く行うことができるという効果も得られる。
In addition, a roller having a cross section that fits the groove 4 is fitted into the groove 4, and the roller is moved in the groove 4 or the
図5は本発明の第3の実施例を示す要部拡大断面図で、この実施例は棒材1の外周一個所に断面形状が半円形の溝5を設けたもので、この溝5は溝3または溝4と同様に棒材1の軸心に沿って棒材1の全長にわたるように一直線状に設けられている。
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view of an essential part showing a third embodiment of the present invention. In this embodiment, a
本実施例における半円形の溝5は、開口縁部(エッジ部)5a、5bと、この開口縁部5a、5bから丸棒材1の中側に入り込む曲面部5cを有し、開口縁部5a、5bは切削加工等によって曲面に形成されている。
尚、棒材1そのものと、化粧シート2は第1の実施例と同様のものである。
The
The
本実施例の化粧シート付棒材の製造(組み立て)については、まず、棒材1の外周面全体を化粧シート2で覆うように、化粧シート2を裏面側の粘着剤により棒材1の外周面に貼着し、化粧シート2の側端部2a、2bを溝5内に折り込む。この工程も第1の実施例と同様に行われるが、溝5の開口縁部5a、5bは曲面に加工されているので、化粧シート2を開口縁部5a、5bに密着させながら側端部2a、2bを溝5内に折り込むことができる。
About manufacture (assembly) of the bar with a decorative sheet of this example, first, the outer periphery of the
次に、化粧シート2の側端部2a、2bを溝5の曲面部5cに貼着するが、この場合も溝5に適合する断面(外周面)を有する図示しないローラを溝5に嵌合させ、このローラを溝5内で移動させるか、または棒材1を軸方向に移動させることで、化粧シート2の側端部2a、2bを溝5の曲面部5cに圧接して貼着させる。
この場合、溝5の内部は角のない曲面部5cであるので、空気が残留することなく一工程で化粧シート2の側端部2a、2bを溝5の曲面部5cに貼着させることができる。
Next, the side edges 2a and 2b of the
In this case, since the inside of the
この場合も、化粧シート2の側端部2a、2bのそれぞれの先端が曲面部5cの最深部である中央部に達しないように、つまり最深部の手前までの長さとなるように予め化粧シート2の幅を限定しておくが、上記のように溝5の内部は角のない曲面部5cであるので、化粧シート2の側端部2a、2bが溝5の曲面部5cの中央部で重なる長さになっていても、その重なった側端部2a、2bとの間に空気が残留することはない。
Also in this case, the
以上説明したように、第3の実施例では、棒材1の外周一個所に断面形状が半円形の溝5を棒材1の軸心に沿って一直線状に設けることで、溝5が曲面に形成した開口縁部5a、5bと、この開口縁部3a、3bから丸棒材1の中側に入り込む曲面部5cから成るものとして、このようにした棒材1の外周面を覆うように化粧シート2を棒材1の外周面に貼着すると共に、化粧シート2の側端部2a、2bを溝5内に折り込んで、化粧シート2の側端部2a、2bを溝5の曲面部5cに貼着した構造としているため、化粧シート2の側端部2a、2bと溝5の曲面部5cとの間に空気が残ることがなくなり、残留空気によって化粧シート2の剥がれが生じる事を防止できるという効果が得られる。
As described above, in the third embodiment, the
また、溝5に適合する断面を有するローラを溝5に嵌合させ、このローラを溝5内で移動させるか、または棒材1を軸方向に移動させることで、化粧シート2の側端部2a、2bと溝5の曲面部5cに圧接して貼着させることが可能となり、化粧シート2の貼り付けを特殊な形状の先端部を有するローラを用いることなく簡単に素早く行うことができるという効果も得られる。
In addition, a roller having a cross section that fits the
図6は本発明の第4の実施例を示す要部拡大断面図で、この実施例は棒材1の外周一個所に断面形状がU字形の溝6を設けたもので、この溝6は溝3、溝4、または溝5と同様に棒材1の軸心に沿って棒材1の全長にわたるように一直線状に設けられている。
FIG. 6 is an enlarged sectional view of an essential part showing a fourth embodiment of the present invention. In this embodiment, a groove 6 having a U-shaped cross section is provided at one outer periphery of the
本実施例におけるU字形の溝6は、開口縁部(エッジ部)6a、6bと、この開口縁部6a、6bから丸棒材1の中側に入り込む2つの平行面部6c、6dと、この側面部6c、6dから延在する円弧形あるいは半円形の曲面部6eを有し、開口縁部6a、6bは切削加工等によって曲面に形成されている。
尚、棒材1そのものと、化粧シート2は第1の実施例と同様のものである。
The U-shaped groove 6 in the present embodiment includes opening edge portions (edge portions) 6a and 6b, two
The
本実施例の化粧シート付棒材の製造(組み立て)については、まず、棒材1の外周面全体を化粧シート2で覆うように、化粧シート2を裏面側の粘着剤により棒材1の外周面に貼着し、化粧シート2の側端部2a、2bを溝6内に折り込む。この工程も第1の実施例と同様に行われるが、溝6の開口縁部6a、6bは曲面に加工されているので、化粧シート2を開口縁部6a、6bに密着させながら側端部2a、2bを溝6内に折り込むことができる。
About manufacture (assembly) of the bar with a decorative sheet of this example, first, the outer periphery of the
次に、化粧シート2の側端部2a、2bを溝6の平行面部6c、6dと曲面部6eに貼着するが、この場合も溝6に適合する断面(外周面)を有する図示しないローラを溝6に嵌合させ、このローラを溝6内で移動させるか、または棒材1を軸方向に移動させることで、化粧シート2の側端部2a、2bを溝6の平行面部6c、6dと曲面部6eに圧接して貼着させる。
Next, the
この実施例でも、溝6の平行面部6c、6dと曲面部6eとの境界に角がないので、化粧シート2の側端部2a、2bと溝6の平行面部6c、6d及び曲面部6eとの間に空気が残留しないように一工程で化粧シート2の側端部2a、2bを溝6の平行面部6c、6dと曲面部6eに貼着させることができる。
Also in this embodiment, since there is no corner at the boundary between the
この場合も、化粧シート2の側端部2a、2bのそれぞれの先端が曲面部6eの最深部である中央部に達しないように、つまり最深部の手前までの長さとなるように予め化粧シート2の幅を限定しておくが、上記のように溝6の平行面部6c、6dと曲面部6eとの境界に角がないので、化粧シート2の側端部2a、2bが溝6の曲面部6eの中央部で重なる長さになっていても、その重なった側端部2a、2bとの間に空気が残留することはない。
In this case as well, the
以上説明したように、第4の実施例では、棒材1の外周一個所に断面形状がU字形の溝6を棒材1の軸心に沿って一直線状に設けることで、溝6が曲面に形成した開口縁部6a、6bと、この開口縁部6a、6bから丸棒材1の中側に入り込む平行面部6c、6dと、この平行部6c、6dから延在する円弧形の曲面部6eから成るものとして、このようにした棒材1の外周面を覆うように化粧シート2を棒材1の外周面に貼着すると共に、化粧シート2の側端部2a、2bを溝6内に折り込んで、化粧シート2の側端部2a、2bを溝6の平行面部6c、6dと曲面部6eに貼着した構造としているため、化粧シート2の側端部2a、2bと溝6の平行面部6c、6d及び曲面部6eとの間に空気が残ることがなくなり、残留空気によって化粧シート2の剥がれが生じる事を防止できるという効果が得られる。
As described above, in the fourth embodiment, the groove 6 is curved by providing the groove 6 having a U-shaped cross-section in a straight line along the axis of the
また、溝6に適合する断面を有するローラを溝6に嵌合させ、このローラを溝6内で移動させるか、または棒材1を軸方向に移動させることで、化粧シート2の側端部2a、2bと溝6の平行面部6c、6dと曲面部6eに圧接して貼着させることが可能となり、化粧シート2の貼り付けを特殊な形状の先端部を有するローラを用いることなく簡単に素早く行うことができるという効果も得られる。
Further, a roller having a cross section that fits the groove 6 is fitted into the groove 6, and the roller is moved in the groove 6, or the
尚、上述した各実施例では、薄板を積層してそれを円柱状に加工した棒材1を用いるものとしたが、木製の棒材であればよく、また形状は円柱状の他に五角形以上の多角形であってもよい。また化粧シート2は、木目模様等を施した合成樹脂製のシートとしたが、無地や他の模様を施したものでもよく、合成樹脂製のシートの他に、紙あるいは布製の化粧シートを用いることも可能である。
In each of the above-described embodiments, the
1 棒材
2 化粧シート
2a、2b、2c、2d 側端部
3 溝
3a、3b 開口縁部
3c、3d 斜面部
3e 最深部
4 溝
4a、4b 開口縁部
4c、4d 平行面部
4e、4f 斜面部
4g 最深部
5 溝
5a、5b 開口縁部
5c 曲面部
6 溝
6a、6b 開口縁部
6c、6d 平行面部
6e 曲面部
DESCRIPTION OF
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011172361A JP5523409B2 (en) | 2011-08-05 | 2011-08-05 | Bar material with decorative sheet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011172361A JP5523409B2 (en) | 2011-08-05 | 2011-08-05 | Bar material with decorative sheet |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013036210A JP2013036210A (en) | 2013-02-21 |
JP5523409B2 true JP5523409B2 (en) | 2014-06-18 |
Family
ID=47886065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011172361A Active JP5523409B2 (en) | 2011-08-05 | 2011-08-05 | Bar material with decorative sheet |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5523409B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6167701B2 (en) * | 2013-07-05 | 2017-07-26 | 大日本印刷株式会社 | Handrail material and mounting structure of this handrail material |
JP2020159146A (en) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 旭化成ホームズ株式会社 | Handrail bar and manufacturing method of handrail bar |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6236178U (en) * | 1985-08-21 | 1987-03-03 | ||
JPH07102532B2 (en) * | 1989-01-17 | 1995-11-08 | 朝日ウッドテック株式会社 | Manufacturing method of grooved decorative board |
JPH08144464A (en) * | 1994-11-25 | 1996-06-04 | Dantani Plywood Co Ltd | Handrail member and manufacturing method thereof |
JPH09170380A (en) * | 1995-12-21 | 1997-06-30 | Nippon Flash Kk | Door and production method therefor |
JP2000080777A (en) * | 1998-09-08 | 2000-03-21 | Misawa Homes Co Ltd | Coping |
JP2003020870A (en) * | 2001-07-10 | 2003-01-24 | Wood One:Kk | Stile material |
JP2003213874A (en) * | 2002-01-25 | 2003-07-30 | Eidai Co Ltd | Coping material |
JP4274110B2 (en) * | 2004-11-25 | 2009-06-03 | パナソニック電工株式会社 | Handrail |
JP2006200246A (en) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Matsuroku Kk | Handrail bar |
JP5202489B2 (en) * | 2009-09-25 | 2013-06-05 | パナソニック株式会社 | Method for manufacturing round bar handrail |
-
2011
- 2011-08-05 JP JP2011172361A patent/JP5523409B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013036210A (en) | 2013-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5523409B2 (en) | Bar material with decorative sheet | |
US20200368992A1 (en) | Assembly and method for creating custom structures from printable blank sheets | |
JP7101705B2 (en) | Battery assembly with removable tabs and tabs | |
US6842934B1 (en) | Adhesive roller | |
JP4725303B2 (en) | door | |
US20160347018A1 (en) | Assembly and method for creating custom structures from printable blank sheets | |
US10414124B2 (en) | Assembly and method for creating folder pockets from printable blank sheets | |
JP5715317B2 (en) | Curing board | |
JP6598842B2 (en) | Wrapping decorative board and method for producing the same | |
JP2021091135A5 (en) | ||
JP2011148182A (en) | Deaeration-adherable sheet | |
JP6793343B2 (en) | Decorative board and its manufacturing method | |
JP6530310B2 (en) | Round bar for handrail | |
JP6076393B2 (en) | Stair set, staircase, stair tread packing method and stair construction method | |
JP6531028B2 (en) | Laminated adhesive sheet | |
JPS5828839Y2 (en) | makeup sheet | |
JP3228923U (en) | Adhesive tape roll paper release jig for adhesive carpet cleaner | |
JP4939469B2 (en) | Composite film sheet, label body and container with label | |
JP6621308B2 (en) | Sheet wrapping product and decorative sheet used therefor | |
JP2018065297A (en) | Method for manufacturing decorative board | |
CN205989905U (en) | A kind of packing timber flitch of multilayer coating film | |
JP4312146B2 (en) | Joint material for foundation | |
JP6911605B2 (en) | Curing material and curing method using it | |
JP4236562B2 (en) | Panel with frame edge | |
KR101762380B1 (en) | Nail gel peeling off film and Nail gel peeling off film unit |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130514 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130515 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130628 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20130628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131112 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140401 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140408 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5523409 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S801 | Written request for registration of abandonment of right |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311801 |
|
ABAN | Cancellation of abandonment | ||
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |