JP5518085B2 - ランタイムにおいて生成したコードのキャッシュへの格納 - Google Patents
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Description
図1は、本明細書に開示された主題の態様に従って、ランタイムにおいて生成したコードをキャッシュに格納するシステム100を示している。システム100は、一又は複数の下記の事項を含んでいる。ランタイムで生成したコードをキャッシュに格納し、および/又は中間バイトコードのキャッシュ109および/又は再生可能な(マシンコードの)実行ファイルのキャッシュ118および/又はソースアセンブリキャッシュ122のようなランタイムにおいて生成したコードのキャッシュのルックアップ操作を行い、識別されたコードをリクエスタに戻す一以上のコンポーネント120と、コンパイラ105と、JIT又はオンザフライコンパイラ110と、中間バイトコードのキャッシュ109および/又は再生可能な(マシンコードの)実行ファイルのキャッシュ118および/又はソースアセンブリキャッシュ122のような一以上のキャッシュを含む。JIT又はオンザフライコンパイラは、実行可能だが再利用不可能なネイティブコードをメモリ中に生成させる。入力変数113のような入力変数はプログラムが実行しているときに与えられる。
本明細書で開示された主題の様々な態様の状況を提供するために、図3とそれに続く詳解は様々な実施例が実行に移されるだろう適切なコンピューティング環境510の短い全体的な説明を提供することが意図される。本明細書に開示された主題は、プログラムモジュールのようなコンピュータの実行の命令の全体的な状況において説明され、一以上のコンピュータ又は他のコンピューティングデバイスによって実行されるが、当業者は本明細書に開示された主題の一部が他のプログラムモジュールとの組み合わせおよび/又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにおいても実現することができることが認識できるであろう。一般的にプログラムモジュールは、特有なタスクを行ったり特有なデータタイプを実現したりする、ルーチン、プログラム、オブジェクト、物理的な中間性生物、データ構造などを含む。典型的には、プログラムモジュールの機能性は様々な実施例の要求に結合し又は分配される。コンピューティング環境510は適切な操作環境の一例に過ぎず、本明細書に開示された主題の使用又は機能の範囲に限定されることを意図するものではない。
Claims (15)
- ランタイムで生成したコードをキャッシュするシステムであって、
コンピュータ上でマネージドコード環境において実行して、エンティティを第1のキャッシュ又は第2のキャッシュにキャッシュするコンポーネントを備え、
前記キャッシュされたエンティティはランタイムで生成したコードを含み、該ランタイムで生成したコードは、動的コードを生成するエンティティによってランタイムで生成され、
前記動的コードを生成するエンティティはグローバルステートを混乱させず、
前記キャッシュされたエンティティは、該キャッシュされたエンティティの次の実行において、少なくとも1つのコード生成の段階を回避するよう、前記第1のキャッシュまたは前記第2のキャッシュから取り出され、
回避された前記少なくとも1つのコード生成の段階は、中間バイトコードの生成またはネイティブバイナリコードの生成を含み、
前記コンポーネントは、前記動的コードを生成するエンティティがグローバルステートを混乱させるかどうかを判定し、前記動的コードを生成するエンティティがグローバルステートを混乱させないと判定することに応答して、エンティティを前記第1のキャッシュ又は前記第2のキャッシュにキャッシュするよう動作する
ことを特徴とするシステム。 - 前記第1のキャッシュは、前記ランタイムで生成したコードを表している中間バイトコードを格納するキャッシュを含み、
回避された前記少なくとも1つのコード生成の段階は、前記ランタイムで生成したコードについての中間バイトコードを生成することを含む
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 前記第2のキャッシュは、ネイティブバイナリコードを格納するキャッシュを含み、
回避された前記少なくとも1つのコード生成の段階は、前記ランタイムで生成したコードについてのネイティブバイナリコードを生成することを含む
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 前記第1のキャッシュはソースアセンブリのキャッシュであり、
回避された前記少なくとも1つのコード生成の段階は、前記ランタイムで生成したコードについての中間バイトコードの生成または前記ランタイムで生成したコードについてのネイティブバイナリコードの生成を含む
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 前記ランタイムで生成したコードの前記中間バイトコードは、前記動的コードを生成するエンティティと関連付けられた名前と、前記動的コードを生成するエンティティへ渡される少なくとも1つの引数と、前記動的コードを生成するエンティティのためのバージョンのインジケータとを含む識別子により検索されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- ランタイムで生成したコードをキャッシュする方法であって、
ランタイムでコードを生成するエンティティが純粋関数であるかどうかを判定するステップと、
前記ランタイムでコードを生成するエンティティが純粋関数であると判定することに応答して、前記ランタイムでコードを生成するエンティティにより生成された、ランタイムで生成したコードを含むエンティティの識別子を計算するステップであって、前記ランタイムで生成したコードを含むエンティティは、リフレクションエミットの機構により生成された中間バイトコードを含み、前記計算された識別子は、前記ランタイムで生成したコードの実行コンテクストに特有の特性を備え、前記実行コンテクストに特有の特性により、前記ランタイムでコードを生成するエンティティのバージョンが識別されるステップと、
ランタイムで生成したコードを含む前記エンティティの最初の実行時に、前記計算された識別子がキーとなっている当該エンティティを第1のキャッシュに格納するステップと、
前記格納されたエンティティの2番目の実行に応答して、前記格納されたエンティティを戻すステップであって、前記格納されたエンティティの前記中間バイトコードの生成は、当該格納されたエンティティの前記2番目の実行について回避されるステップと、
を含むことを特徴とする方法。 - 前記格納されたエンティティについての前記中間バイトコードから前記ランタイムで生成したコードのネイティブバイナリコードを生成するステップをさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 前記生成したネイティブバイナリコードを、第2のキャッシュであるネイティブバイナリコードのキャッシュにキャッシュするステップをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の方法。
- 前記第1のキャッシュは前記格納されたエンティティを含むソースアセンブリであることを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 前記計算された識別子は、純粋関数の前記ランタイムでコードを生成するエンティティと関連付けられた名前と、純粋関数の前記ランタイムでコードを生成するエンティティへ渡される少なくとも1つの引数と、純粋関数の前記ランタイムでコードを生成するエンティティのバージョンのインジケータとを含む識別子を含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
- ランタイムで生成したコードをキャッシュする方法をマネージドコード環境に実行させるためのコンピュータ実行可能命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記方法が、
ランタイムでコードを生成するエンティティがグローバルステートを混乱させるかどうかを判定するステップと、
前記ランタイムでコードを生成するエンティティがグローバルステートを混乱させないと判定することに応答して、第1のキャッシュ又は第2のキャッシュにエンティティをキャッシュするステップと
を有し、
前記エンティティは、グローバルステートを混乱させない前記ランタイムでコードを生成するエンティティによって生成された、ランタイムで生成したコードを含み、
前記キャッシュされたエンティティは、前記キャッシュされたエンティティのその後の実行において少なくとも1つのコード生成の段階を回避することによって取り出される
ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。 - 前記方法が、
前記キャッシュされたエンティティのその後の実行の間に、前記ランタイムで生成したコードの中間バイトコードの生成を回避するステップ
を更に有することを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ可読記憶媒体。 - 前記方法が、
前記キャッシュされたエンティティのその後の実行の間に、前記ランタイムで生成したコードの中間バイトコードからのネイティブバイナリコードの生成を回避するステップ
を更に有することを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ可読記憶媒体。 - 前記方法が、
前記キャッシュされたエンティティのソースアセンブリに前記ネイティブバイナリコードまたは前記中間バイトコードをキャッシュするステップ
を更に有することを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ可読記憶媒体。 - 前記方法が、
前記キャッシュされたエンティティの実行に特有の性質を用いて、前記キャッシュされたエンティティに特別な識別子を提供するステップと、
前記第1のキャッシュまたは前記第2のキャッシュから、前記特別な識別子がキーになっている前記キャッシュされたエンティティを取り出すステップと
を更に有することを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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