JP5509003B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子ユニットや撮像ユニット等が挿入部の先端部に内蔵されている内視鏡に関する。
一般的に内視鏡は、被検体に挿入される挿入部と、この挿入部の基端部に配設されている操作部とを有している。挿入部は、先端部側から基端部側に向かって、先端硬質部と、湾曲部と、可撓管部とを有している。
先端硬質部は、硬質部材からなる本体部と、本体部の先端部を覆うカバーとを有している。本体部には、発光部としての発光ダイオードユニット(以下、発光素子ユニットと称する)や観察画像を電気信号化する固体撮像素子を有する撮像ユニットや送気送水チャンネルや処置具挿通チャンネルが挿通されている。またカバーには、照明窓及び観察窓が配設されている。照明窓には発光素子ユニットが光学的に接続され、観察窓には撮像ユニットが接続されている。
そして、体腔内は、発光素子ユニットによって照明され、撮像ユニットによって撮像される。また体腔内には、流体が送気送水チャンネルから必要に応じて送気及び送水される。また体腔内には処置具挿通チャンネルから処置具が挿入され、体腔内の病変部が処置具によって処置される。
一般的に、先端硬質部を含む挿入部は、体腔内へ挿入する挿入性の観点から細径であることが好適である。そのため発光素子ユニットと撮像ユニットとは互いに近接して配設せざるを得ない。一般的に、発光素子ユニットは発光することで発熱し、この熱が撮像ユニットに伝達することで、固体撮像素子は加熱してしまう。固体撮像素子が一定温度以上に加熱されるとノイズが増え、画像が荒れる。そのため固体撮像素子が加熱されることを防止するために、発光素子ユニットで発生する熱を冷却あるいは断熱する必要がある。
例えば特許文献1では、撮像ユニットが発光素子ユニットからの生じる熱の影響を受け難くするために、先端硬質部内の発光素子ユニットと撮像ユニットとの間に複数の流路が配設され、放熱面積が確保されている。また発光素子ユニットと撮像ユニットとの間に断熱材が配設されている。
また例えば特許文献2では、先端硬質部と発光素子ユニットとの間に間隙が形成され、発熱源である発光素子ユニットから撮像ユニットへの熱伝導を防止している。
特開2007−7321号公報 特開2009−22588号公報
しかしながら、特許文献1において、流路が別部材として配設されるために、先端硬質部が太くなる。さらに発光素子ユニットが先端硬質部と直接接続しているため、熱が先端硬質部を介して撮像ユニットに伝達する虞が生じる。これにより撮像ユニットの性能が劣化する虞が生じる。
また特許文献2においては、間隙によって、発光素子ユニットから先端硬質部への熱伝導は、軽減される。しかし、空気は、この間隙において移動せず停滞(滞留)する。そのため間隙における空気の温度が発光素子ユニットから発生する熱によって上昇した際、熱が空気から先端硬質部に移動し、熱が先端硬質部を介して撮像ユニットに伝達する虞が生じる。これにより撮像ユニットの性能が劣化する虞が生じる。
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、発光素子ユニットから先端部における他の部材への伝熱を抑制し、先端部の太径化を防止できる内視鏡を提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、発光素子ユニットと、前記発光素子ユニットが内部に配設される発光管路部有する本体部と、前記発光素子ユニットの先端部を含む前記本体部の先端部を覆うカバーとを有する先端部を具備する内視鏡であって、前記発光素子ユニットが前記発光管路部の内部に配設される際に、前記発光素子ユニットの外周面と前記発光管路部の内周面とが離れるように前記発光素子ユニットを前記発光管路部の内部に位置決めし、前記外周面と前記内周面との間に気体が流れる流路部の一部である空間部を形成する位置決め部材を具備することを特徴とする内視鏡を提供する。
本発明によれば、発光素子ユニットから先端部における他の部材への伝熱を抑制し、先端部の太径化を防止できる内視鏡を提供することができる。
図1は、本発明に係る内視鏡システムの概略構成図である。 図2Aは、第1の実施形態における本体部の斜視図である。 図2Bは、本体部における気体の流れと熱の流れとを示す図である。 図3Aは、2つの位置決め部材が配設されている発光素子ユニットの斜視図である。 図3Bは、図3Aに示す発光素子ユニットが発光管路部に配設されている状態の正面図である。 図3Cは、位置決め部材が内周面に配設されている状態で発光素子ユニットが発光管路部に配設されている状態の正面図である。 図3Dは、4つの位置決め部材が配設されている発光素子ユニットの斜視図である。 図4は、第1の実施形態における変形例を示し、ガイド部を有するカバーが本体部の先端部を覆う状態を示す図である。 図5Aは、第2の実施形態における位置決め部材を示す図である。 図5Bは、本体部における気体の流れと熱の流れと乱流とを示す図である。 図5Cは、促進部が配設されている発光素子ユニットの斜視図である。 図5Dは、促進部であるケーブルが配設されている発光素子ユニットの斜視図である。 図5Eは、図5Dにおける断面図である。 図5Fは、促進部であるケーブルが巻回している発光素子ユニットの斜視図である。 図5Gは、放熱フィンを有する発光素子ユニットの斜視図である。 図6Aは、第3の実施形態における本体部の正面図である。 図6Bは、第3の実施形態の本体部における気体の流れと熱の流れとを示す図である。 図6Cは、第3の実施形態の変形例を示す図である。 図7Aは、第4の実施形態における発光素子ユニットの斜視図である。 図7Bは、図7Aに示す発光素子ユニットの側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1と図2Aと図2Bと図3Aと図3Bと図3Cと図3Dとを参照して第1の実施形態について説明する。
なお図2Bでは位置決め部材151の図示を省略するように、一部の図面では図示の明瞭化のために図示の一部を省略している。
図1に示すように、内視鏡システム10は、例えば所望する観察対象物を撮像する内視鏡12と、内視鏡12と着脱自在に接続する画像処理装置14aと、画像処理装置14aと接続し、内視鏡12によって撮像された観察対象物を表示する表示部であるモニタ14bと、内視鏡システム10を制御する制御装置14dと、内視鏡12の先端部に気体201(例えば空気)を供給する気体供給部16と、後述する熱205を有する気体203を吸引する気体吸引部18とを有している。
観察対象物とは、被検体(例えば体腔)内における患部や病変部等である。
図1に示すように内視鏡12には、患者の体腔内等に挿入される細長い挿入部20と、挿入部20の基端部と連結し、内視鏡12を操作する操作部60とが配設されている。
挿入部20は、挿入部20の先端部側から基端部側に向かって、先端硬質部21と、湾曲部23と、可撓管部25とを有している。先端硬質部21の基端部は湾曲部23の先端部と連結し、湾曲部23の基端部は可撓管部25の先端部と連結している。
先端硬質部21は、挿入部20の先端部及び内視鏡12の先端部であり、硬い。先端硬質部21については、後述する。
湾曲部23は、後述する湾曲操作部67の操作によって、例えば上下左右といった所望の方向に湾曲する。湾曲部23が湾曲することにより、先端硬質部21の位置と向きとが変わり、観察対象物が観察視野内に捉えられ、照明光が観察対象物に照明される。湾曲部23は、図示しない節輪が挿入部20の長手軸方向に沿って回動可能に連結されていることで、構成されている。節輪は網状管によって被覆され、網状管は樹脂やゴム等の外皮によって被覆されている。
可撓管部25は、所望な可撓性を有しており、外力によって曲がる。可撓管部25は、操作部60の後述する本体部61から延出されている管状部材である。
操作部60は、可撓管部25が延出している本体部61と、本体部61の基端部と連結し、内視鏡12を操作する操作者によって把持される把持部63と、把持部63と接続しているユニバーサルコード65とを有している。
本体部61には、図示しない処置具挿入口が配設されている。処置具挿入口には、後述する図2Aに示すような処置具挿通チャンネル107の基端部が連結している。処置具挿通チャンネルは、挿入部20内において、可撓管部25から先端硬質部21に渡って配設されている。処置具挿入口は、図示しない内視鏡用処置具を処置具挿通チャンネルに挿入するための挿入口である。図示しない内視鏡用処置具は、処置具挿入口から処置具挿通チャンネル107に挿入され、先端硬質部21側まで押し込まれる。そして内視鏡用処置具は、先端硬質部21に配設されている処置具挿通チャンネル107の図示しない先端開口部から突出される。
把持部63には、湾曲部23を湾曲操作する湾曲操作部67が配設されている。また、把持部63には、図示しない吸引スイッチと、後述する送気・送水チャンネル109のための図示しない送気・送水スイッチとを有する図示しないスイッチ部が配設されている。また、把持部63には、後述する撮像ユニット105aのための図示しない各種ボタンが配設されている。また把持部63には、気体吸引部18と接続し、気体203を内視鏡12の内部から外部に排出する排出口63aが配設されている。排出口63aは、気体203を内視鏡12の内部から外部に流出させる流出口でもある。
ユニバーサルコード65は、画像処理装置14aや制御装置14dや気体供給部16等に接続する接続部65aを有している。
次に先端硬質部21について図1と図2Aと図2Bとを参照して説明する。
図1と図2Aと図2Bとに示すように、先端硬質部21は、硬質部材からなる本体部101と、本体部101の先端部101aを覆うカバー103とを有している。
図2Aに示すように、本体部101には、体腔内を撮像する撮像ユニット105aが内部に配設される撮像管路部105と、処置具挿通チャンネル107と、送気・送水チャンネル109とが本体部101を貫通するように配設されている。これら撮像管路部105と、処置具挿通チャンネル107と、送気・送水チャンネル109との先端部は、本体部101の先端面101dに配設されている。また撮像ユニット105aにおける図示しないケーブルと、処置具挿通チャンネル107と、送気・送水チャンネル109とは、挿入部20を挿通し、把持部63側にまで配設されている。
また図2Aに示すように、本体部101の先端面101dには、例えば溝部115(窪み)がさらに配設されている。溝部115は、先端面101dの面方向において、長穴形状を有している。
この図2Aと図2Bとに示すように、溝部115の例えば中央には、気体供給部16から供給された気体201が流れる気体管路部117が配設されている。溝部115の底面115aには気体管路部117の先端面117dが配設されており、気体管路部117は溝部115と連通している。また先端面117dが底面115aに配設されているため、先端面117dは本体部101の先端面101dよりも1段下がっている。
図2Bに示すように、気体管路部117の基端部117bには、例えば樹脂製のチューブ119aが連結されている。チューブ119aは、挿入部20を挿通し、把持部63とユニバーサルコード65とを介して接続部65aにまで配設されている。接続部65aが気体供給部16と接続することで、チューブ119aは気体供給部16と接続する。これにより気体201は、気体供給部16から接続部65aを介して内視鏡12の内部に供給され、さらにチューブ119aによって先端硬質部21にまで供給される。
また図2Aと図2Bとに示すように、溝部115の両脇には、後述する図3Aに示すような発光素子ユニット125が内部に配設される発光管路部137が配設されている。1つの発光管路部137には、1つの発光素子ユニット125が配設されている。溝部115の底面115aには発光管路部137の先端面137dが配設されており、発光管路部137は気体管路部117と同様に溝部115と連通している。また先端面137dが底面115aに配設されているため、先端面137dは本体部101の先端面101dよりも1段下がっている。
また図2Bに示すように、発光管路部137の基端部137bには、例えば樹脂製のチューブ119bが連結されている。チューブ119bは、挿入部20を挿通し、把持部63側にまで配設され、排出口63aと接続している。
図2Bに示すように、カバー103は、発光素子ユニット125と撮像ユニット105aと気体管路部117と撮像管路部105と処置具挿通チャンネル107と送気・送水チャンネル109との先端部と本体部101の先端面101dとを含む本体部101の先端部101aを覆う。このカバー103には、発光素子ユニット125(発光管路部137)に対応する位置に配設されている照明窓125fと、撮像ユニット105a(撮像管路部105)に対応する位置に配設されている図示しない観察窓とが配設されている。照明窓125fは、レンズを有していても良い。またカバー103には、処置具挿通チャンネル107に対応する位置に配設されている図示しない先端開口部と、送気・送水チャンネル109に対応する位置に配設されている図示しない送気送水ノズルとがさらに配設されている。
図2Bに示すようにカバー103が本体部101の先端面101dを含む先端部101aを覆うと、溝部115はカバー103よって覆われ、カバー103と溝部115との間には溝部115とカバー103とによって密閉された密閉空間部141が形成される。密閉空間部141は、カバー103と溝部115の底面115a(発光管路部137の先端面137d側)との間であることを示す。図2Bに示すように、密閉空間部141は、溝部115と、気体管路部117と、発光管路部137とに連通する。
次に図2Aと図2Bとに示すように発光管路部137の内部に配設される発光素子ユニット125について図3Aと図3Bとを参照して説明する。
図3Aに示すように、発光素子ユニット125は、照明光を出射する発光素子127と、発光素子127が先端面129dに配設され、発光素子127から伝達された熱205を放出し、発光管路部137の内部に配設される放熱部材129とを有している。
発光素子127は、発光することで発熱する発熱部でもある。発光素子127は、例えばLEDなどである。なお発光素子127から延設されている図示しないケーブルは、放熱部材129を貫通し、挿入部20と操作部60とを挿通し、接続部65aにまで配設されている。接続部65aが例えば制御装置14dと接続することで、ケーブルは例えば制御装置14dと接続する。これにより電力は制御装置14dから接続部65aとケーブルとを介して発光素子127に供給され、発光素子127は発光する。
放熱部材129は、発光管路部137の内部に配設された際、後述する空間部153に向けて放熱する。放熱部材129は、カバー103などよりも高い熱伝導率を有している金属などである。図3Bに示すように放熱部材129は、発光管路部137よりも微小に小さい。つまり放熱部材129の直径は、発光管路部137の直径よりも小さい。放熱部材129は、例えば円筒形状や角柱形状を有している。放熱部材129は、発光管路部137にはめ込まれる。放熱部材129は発光管路部137よりも長く、図2Bに示すように、放熱部材129の基端部129bは本体部101の基端部101bよりも把持部63側に突出している。そのため基端部129bには、チューブ119bの先端部がはめ込まれている。
次に発光素子ユニット125が発光管路部137の内部に配設される際に、発光素子ユニット125を発光管路部137の内部に位置決めする位置決め部材151について図2Bと図3Aと図3Bとを参照して説明する。
位置決め部材151は、図2Aと図2Bと図3Bとに示すように発光素子ユニット125が発光管路部137の内部に配設された際に、図2Bと図3Bとに示すように、発光素子ユニット125、詳細には放熱部材129の外周面129fと、発光管路部137の内周面137fとが離れるように、発光素子ユニット125を発光管路部137の内部に位置決めし、外周面129fと内周面137fとの間に気体201,203が流れる流路部161の一部である空間部153を形成する。
このような位置決め部材151は、図3Aと図3Bと図3Cとに示すように、発光素子ユニット125、詳細には放熱部材129の外周面129fと、発光管路部137の内周面137fとの少なくとも一方に配設されている。位置決め部材151は、外周面129fと内周面137fとが離れ、つまり発光素子ユニット125が発光管路部137に直接当接しない状態で発光管路部137の内部に配設され、図2Bと図3Bとに示すように空間部153が形成されるように、図3Aに示すように放熱部材129(発光管路部137)の周方向において例えば互いに等間隔離れた状態で少なくとも2つ配設されている。なお図3Dに示すように、位置決め部材151は、4つ配設されていてもよい。
また位置決め部材151は、発光素子127から放熱部材129に伝達された熱205が位置決め部材151を介して本体部101、及び本体部101を介して撮像ユニット105aといった先端硬質部21における他の部材への伝達を抑制するために、断熱機能を有している。
また図2Bに示すように位置決め部材151は、発光素子127の先端面127dが本体部101の先端面101dと略同一面に配設されるように放熱部材129(発光素子ユニット125)を発光管路部137の内部に位置決めし、これにより発光素子127の照明光が撮像ユニット105aにフレアなどの影響を与えることを防止する。言い換えると、カバー103が本体部101の先端部101aを覆う際に、発光素子127が密閉空間部141に配設されるように、位置決め部材151は放熱部材129(発光素子ユニット125)を発光管路部137の内部に位置決めする。
また位置決め部材151は、弾性変形可能な例えばゴムである。
また図3Aに示すように、位置決め部材151は、放熱部材129の長手方向に沿って配設されている。位置決め部材151は、発光素子ユニット125の長手方向に沿って連続して配設されている突起である。図3Aに示すように放熱部材129が発光管路部137の内部に配設された(はめ込まれた)際、図3Bに示すように位置決め部材151は上述した位置決めのために発光管路部137の内周面137fに当接する。このように径方向における位置決め部材151と放熱部材129との長さは、発光管路部137の直径と略同一である。
この点は、位置決め部材151が図3Cに示すように発光管路部137の内周面137fに配設されていても略同様である。この場合、位置決め部材151は上述した位置決めのために放熱部材129に外周面129fに当接する。
なお図2Bと図3Bと図3Cとに示すように放熱部材129が発光管路部137の内部に配設された(はめ込まれた)際、発光素子ユニット125と発光管路部137とは位置決め部材151によって直接当接せず、上述したように、放熱部材129の外周面129fと発光管路部137の内周面137fとは位置決め部材151によって離れる。これにより外周面129fと内周面137fと位置決め部材151との間には、上述したように空間部153(隙間)が形成される。言い換えると、空間部153は周方向において位置決め部材151によって区切られており、位置決め部材151と外周面129fと内周面137fとは空間部153を形成するための壁部となる。また空間部153は、放熱部材129(位置決め部材151)の長手方向に沿って形成されている。この空間部153は、放熱部材129(外周面129f)を全周に渡って囲んでいる。言い換えると、外周面129f全面と内周面137f全面とは、空間部153と接触している。空間部153は、溝部115(密閉空間部141)とチューブ119bと連通している。
また図3Bに示すように、2つの位置決め部材151が周方向に等間隔に離れ、放熱部材129と発光管路部137とが円筒形状である場合、2つの空間部153は例えばU字形状を有している。このように空間部153は、位置決め部材151の数と同数となる。
次に本実施形態において気体201,203が流れる流路部161について図1と図2Bとを参照して説明する。
本実施形態では、図2Bに示すように発光素子ユニット125が発光管路部137の内部に配設されると、空間部153が形成される。また図2Bに示すように、カバー103が本体部101の先端面101dを含む先端部101aを覆うと、密閉空間部141が形成される。さらに接続部65a(チューブ119a)が気体供給部16と接続すると、気体供給部16は、チューブ119aを介して気体201を本体部101にまで供給する。
これにより気体201は、チューブ119aから気体管路部117を介して溝部115(密閉空間部141)に流れ、さらに溝部115(密閉空間部141)から空間部153に流れる。そして気体201は、放熱部材129(外周面129f)から空間部153に放出された熱205を空間部153にて奪う。
このとき気体吸引部18は、チューブ119bと排出口63aとを介して熱205を有する気体203を吸引する。
これにより熱205を有する気体203は、空間部153からチューブ119bを介して排出口63aに流れ、排出口63aから内視鏡12の外部に排出される。
このように気体201,203は、空間部153を含む内視鏡12の内部に停滞(滞留)することなく、内視鏡12の内部を循環する。
またこのようにチューブ119aと気体管路部117と溝部115(密閉空間部141)と空間部153とチューブ119bとは気体201,203が流れる流路部161となり、それぞれは流路部161の一部となる。なおチューブ119aと気体管路部117と溝部115(密閉空間部141)と空間部153とは、先端硬質部21、詳細には発光素子ユニット125に気体201を供給する供給流路部161aとなる。またチューブ119bは、気体203を吸引する吸引流路部161bとなる。
次に本実施形態の動作方法について説明する。
発光素子ユニット125は、放熱部材129基端部129b側から発光管路部137にはめ込まれる。このとき図2Bに示すように、基端部129bは、本体部101の基端部101bよりも把持部63側に突出する。図2Bに示すように、基端部129bには、チューブ119bがはめ込まれ連結する。また位置決め部材151は、外周面129fと内周面137fとが離れ、発光素子127の先端面127dが本体部101の先端面101dと略同一面に配設されるように発光素子ユニット125を発光管路部137の内部に位置決めし、空間部153を形成する。このとき、発光素子ユニット125は、発光管路部137に直接当接しない。また空間部153は、放熱部材129を全周に渡って囲む。
カバー103が先端面101dを含む先端部101aを覆うことで、密閉空間部141が形成され、密閉空間部141には発光素子127が配設されることとなる。また接続部65a(チューブ119a)が気体供給部16と接続する。
発光素子127が発光することで、発光素子127は放熱する。この熱205は、放熱部材129に伝達される。なお位置決め部材151は、断熱機能を有している。そのために、放熱部材129に伝達された熱205は、放熱部材129から位置決め部材151を介して本体部101、及び本体部101を介して撮像ユニット105aといった先端硬質部21における他の部材へ伝達されることを抑制される。このように発光素子ユニット125から本体部101、及び本体部101を介して撮像ユニット105aといった先端硬質部21における他の部材への伝熱は、位置決め部材151によって抑制される。
なお発光素子127から放熱部材129に伝達された熱205は、放熱部材129(外周面129f)から空間部153に放出される。このとき、気体供給部16は、気体201を本体部101に向けて供給している。これにより、図2Bに示すように、気体201は、チューブ119aを介して気体管路部117に向かって流れ、密閉空間部141にて溝部115の両脇に向かうように2手に分かれて、両脇における空間部153に流れる。これら空間部153に流れた気体201は、放熱部材129(外周面129f)から空間部153に放出された熱205を空間部153にて奪う。つまり熱205は、空間部153にて気体201に伝達される。なお空間部153は放熱部材129を全周に渡って囲んでいるため、気体201は熱205を漏らすことなく奪う。
そして熱205を有する気体203は、空間部153からチューブ119bに流れ、気体吸引部18によって吸引されることで排出口63aから内視鏡12の外部に排出される。このように気体201、及び熱205を含む気体203は、空間部153を含む内視鏡12の内部に停滞(滞留)することなく、内視鏡12の内部を循環し、排出口63aから内視鏡12の外部に排出される。
このような気体201,203の循環、つまり気体供給部16による気体201の供給と気体吸引部18による気体203の吸引とは、内視鏡12及び発光素子ユニット125を含む内視鏡システム10が駆動した際に絶えず行われる。
このように本実施形態では、発光素子ユニット125が発光管路部137の内部に配設される際に、外周面129fと内周面137fとが離れるように発光素子ユニット125は位置決め部材151によって発光管路部137の内部に位置決めされ、位置決め部材151によって外周面129fと内周面137fとの間に流路部161の一部である空間部153が形成される。これにより本実施形態では、発光素子ユニット125が発光することで発熱しても、空間部153を流れる気体201によって熱205を空間部153にて奪うことができ、さらに熱205を含む気体203を排出口63aに向かって流すことができ、気体203が内視鏡12の内部に停滞(滞留)することを防止できる。よって本実施形態では、発光素子ユニット125から撮像ユニット105aといった先端硬質部21における他の部材への伝熱を抑制できる。またこれより本実施形態では、発光素子ユニット125と他の部材とを近接して配設できるために、先端硬質部21の太径化を防止できる。また本実施形態では、例えば撮像ユニット105aといった先端硬質部21における他の部材への熱205の影響を抑えることができ、熱205によるこれら部材の性能の劣化を防止することができる。
また本実施形態では、流路部161の一部である空間部153を本体部101に新たに配設するのではなく、空間部153を外周面129fと内周面137fとの間に形成するために、発光管路部137が、発光素子ユニット125を配設するための機能と、空間部153を形成する機能とを兼ねることができる。これにより本実施形態では、先端硬質部21の太径化を防止でき、新たに流路部161の一部を作成する手間を防止でき、内視鏡12を安価にすることができる。
また本実施形態では、内視鏡12及び発光素子ユニット125を含む内視鏡システム10が駆動した際に、気体供給部16は絶えず気体201を空間部153に供給し、気体吸引部18は絶えず気体203を吸引するために、常に発光素子ユニット125から撮像ユニット105aといった先端硬質部21における他の部材への伝熱を抑制できる。
また本実施形態では、外周面129fと内周面137fとが離れるように、つまり発光素子ユニット125が発光管路部137に直接当接しないように、発光素子ユニット125は位置決め部材151によって発光管路部137の内部に位置決めされているために、発光素子ユニット125から撮像ユニット105aといった先端硬質部21における他の部材への直接的な伝熱を防止できる。
また本実施形態では、位置決め部材151が断熱機能を有しているため、熱205が放熱部材129から位置決め部材151を介して本体部101、及び本体部101を介して撮像ユニット105a等の他の部材に伝達することを抑制できる。このように本実施形態では、発光素子ユニット125から撮像ユニット105aといった先端硬質部21における他の部材への伝熱を、位置決め部材151によって抑制できる。
また本実施形態では、放熱部材129(外周面129f)を全周に渡って囲んでいるため、気体201によって熱205を外周面129f全体から漏らすことなく奪うことができ、熱205を含む気体203をチューブ119bに流すことができる。
また本実施形態では、位置決め部材151を外周面129fと内周面137fとの少なくとも一方に配設することで、発光素子ユニット125と本体部101との製造性と組み立て性とを向上させることができる。
また本実施形態では、位置決め部材151を、発光素子ユニット125の長手方向に連続して配設することで、気体203を排出口63aに向けて素早く流すことができる。
また本実施形態では、密閉空間部141を流路部161の一部とすることで、発光素子127を発光素子127の側面127fから冷却することもできる。
また本実施形態では、発光素子127の先端面127dが本体部101の先端面101dと略同一面に配設されるように、位置決め部材151は放熱部材129を発光管路部137の内部に位置決めする。これにより本実施形態では、発光素子127の照明光が撮像ユニット105aにフレアなどの影響を与えることを防止できる。
また本実施形態では、放熱部材129の基端部129bを本体部101の基端部101bよりも把持部63側に突出させることで、基端部129bとチューブ119bとを素早く連結でき、空間部153とチューブ119bとを素早く連通させることができ、内視鏡12を素早く組み立てることができる。
なお本実施形態の外周面129fは、放熱部材129の放熱性を向上させるために、外周面129fの表面積を増やしても良い。そのため外周面129fは、凸凹を有していても良い。
また本実施形態では、空間部153を形成でき、外周面129fと内周面137fとが当接せず離れていれば、放熱部材129と発光管路部137との形状は特に限定されない。
また本実施形態では、気体201,203を、空間部153を含む内視鏡12の内部に停滞(滞留)させることなく、内視鏡12の内部を循環できれば、気体供給部16と気体吸引部18との少なくとも一方が配設されていればよい。
また本実施形態では、気体供給部16と排出口63aとが配設されていれば気体吸引部18を不要としてもよく、また気体吸引部18と気体201を内視鏡12の内部に流入させる流入口とが配設されていれば、気体供給部16を不要としてもよい。
また本実施形態では、気体201を気体管路部117から溝部115(密閉空間部141)を介して空間部153に向かって流したが、これに限定する必要は無く、気体201を空間部153から溝部115(密閉空間部141)を介して気体管路部117に向かって流しても良い。このように本実施形態では、気体201が空間部153を流れ、気体201,203を、空間部153を含む内視鏡12の内部に停滞(滞留)させることなく、内視鏡12の内部を循環できれば、気体201,203の流れの向きは特に限定されない。
次に本実施形態の変形例について図4を参照して説明する。
本変形例のカバー103は、気体201,203が、気体管路部117から密閉空間部141を介して空間部153、または空間部153から密閉空間部141を介して気体管路部117に向かって流れるように、気体201,203をガイドするガイド部103aを、気体管路部117に対向するように有している。
例えば気体201が気体管路部117から密閉空間部141に向かって流れる際、ガイド部103aは、気体201を分岐させて、気体201が溝部115の両脇における空間部153に向かうように、気体201をガイドする。
また例えば気体203が密閉空間部141から気体管路部117に向かって流れる際、ガイド部103aは、気体203が合流するように気体203を気体管路部117に向かってガイドする。
これにより本変形例では、より効率的に気体201,203を流すことができる。
次に本発明に関わる第2の実施形態について図5Aと図5Bと図5Cと図5Dと図5Eと図5Fと図5Gとを参照して説明する。
本実施形態の位置決め部材151は、図5Aに示すように発光素子ユニット125の長手方向に沿って断続的に配設されている突起である。
図5Bに示すように気体201が空間部153を流れる際、位置決め部材151が断続的に配設されることで、空間部153には乱流209が発生する。これにより空間部153を流れる気体201と、外周面129fとの接触面積が増加する。よって、気体201は第1の実施形態よりも多く熱205を奪う。つまり空間部153における熱伝達性が向上する。
このように本実施形態では、位置決め部材151を断続的に配設することで、空間部153に乱流209を発生でき、空間部153を流れる気体201と外周面129fとの接触面積を増加できる。これにより本実施形態では、気体201が第1の実施形態よりも多く熱205を奪うことができ、発光素子ユニット125の冷却性を向上させることができる。
なお位置決め部材151は、断続的に配設されていれば、例えば2列配設されてもよいし、互い違いに配設されていてもよい。
また図5Cに示すように、気体201が空間部153を流れる際に空間部153における乱流209の発生を促進する促進部165が配設されていてもよい。促進部165は、例えば突起であり、例えば位置決め部材151の間に配設されている。促進部165は、位置決め部材151が外周面129fに配設されている場合は外周面129fに、位置決め部材151が内周面137fに配設されている場合は内周面137fに、つまり位置決め部材151が配設されている側に配設されている。促進部165は、熱伝導率の高い材料からなる。
また図5Dに示すように、促進部165は、発光素子127から延設されているケーブル127gであってもよい。この場合、ケーブル127gは、図5Eに示すように波打つように外周面129fから突出している。またはケーブル127gは、図5Fに示すように、位置決め部材151の間に配設されるように、放熱部材129を螺旋状に巻回していてもよい。
このように本実施形態では、促進部165によってより容易に乱流209を発生することができる。
また空間部153を流れる気体201と外周面129fとの接触面積を増加するために、図5Gに示すように、放熱部材129は、発光素子ユニット125が発光管路部137の内部に配設された際に空間部153に配設され、空間部153を流れる気体201が接触し、放熱する放熱フィン129gを有していても良い。放熱フィンは、発光素子127から離れるように、基端部129b側に配設されていることが好適である。そのため基端部129b側は、先端部129a側よりも細径となっている。
本実施形態では、放熱フィン129gによって、熱205をより多く空間部153に放出することができる。これにより本実施形態では、発光素子ユニット125の冷却性をより向上させることができる。また本実施形態では、放熱フィン129gを基端部129b側に配設することで、先端部129a側を基端部129b側よりも太くでき、発光素子127を容易に先端面129dに配設することができる。
次に本発明に関わる第3の実施形態について図6Aと図6Bとを参照して説明する。
気体201,203は、一方の発光管路部1137aから他方の発光管路部1137bに直接流れても良い。
この場合、図6Bに示すように、発光管路部1137a側の放熱部材129の基端部129bにはチューブ119aがはめ込まれている。また発光管路部1137b側の放熱部材129の基端部129bにはチューブ119bがはめ込まれている。
本実施形態では、気体201は、気体供給部16からチューブ119aを介して発光管路部1137a側における空間部153に流れる。気体201は、発光管路部1137a側における空間部153にて熱205を奪う。熱205を有する気体203は、密閉空間部141から発光管路部1137b側における空間部153に流れる。そして気体203は、発光管路部1137b側における空間部153にて熱205をさらに奪う。このように2箇所の空間部153にて熱205を奪った気体203は、チューブ119bを介して排出口63aに流れ、排出口63aから内視鏡12の外部に排出される。
このように本実施形態では、発光管路部137が、発光素子ユニット125を配設するための機能と、空間部153を形成する機能と、気体201を流す機能とを兼ねているために、気体201を流す機能のみを有する気体管路部117を不要にできる。これにより本実施形態では、先端硬質部21の太径化を防止でき、気体管路部117を作成する手間を防止でき、内視鏡12を安価にすることができる。
なお本実施形態では、発光管路部1137aから他方の発光管路部1137bに気体201を流したがこれに限定する必要はない。図6Cに示すように、本実施形態の変形例では、例えば発光管路部137における一方の空間部153aに気体201を供給し、発光管路部137における他方の空間部153bから気体203を吸引しても良い。この場合、空間部153aはチューブ119aと連通し、空間部153bはチューブ119bと連通している。
これにより本変形例では、気体管路部117と発光素子ユニット125とがそれぞれ1つしかない場合であっても、上述した効果を得ることができる。
次に本発明に関わる第4の実施形態について図7Aと図7Bとを参照して説明する。
本実施形態の発光素子ユニット125は、発光素子127と、発光素子127が実装され、発光管路部137の内部に配設される部材170とを有している。部材170は、例えばプリント基板である。
この部材170は、一方の導電材料171aと、他方の導電材料171bと、導電材料171aと導電材料171bとの間に介在する絶縁層173とを有している。厚み方向において、絶縁層173には導電材料171bが積層し、絶縁層173は導電材料171aに積層している。なお発光素子127は、部材170の先端面170d(詳細には導電材料171a,171bと絶縁層173との先端面)に例えば半田によって実装されている。つまり部材170は、発光素子127の後方に配設されている。
導電材料171aは発光素子127におけるアノード側に接続され、導電材料171bは発光素子127におけるカソード側に接続されている。導電材料171a,171bは、熱抵抗が少なく、熱伝導率の高い例えば銅またはアルミである。導電材料171a,171bの基端部175a,175bには、発光素子127に電流を供給するケーブル177a,177bがそれぞれ例えば半田179によって接続されている。
本実施形態では、絶縁層173を、発光素子127の後方、且つ導電材料171aと導電材料171bとの間に介在させることで、発光素子127と導電材料171a,171bとの接続面に絶縁層173を形成する必要がない。また導電材料171aは発光素子127におけるアノードに接続され、導電材料171bは発光素子127におけるカソードに接続され、導電材料171a,171bの熱抵抗は少なく、導電材料171a,171bの熱伝導率は高い。そのため発光素子127から発生した熱は、導電材料171a,171bに、容易に伝達される。
発光素子127をプリント基板のような部材170に実装する場合、一般的に部材170には絶縁層173が含まれる。一般的に絶縁層173の熱抵抗は大きく、熱効率が低い。しかし本実施形態では、上述したような構造を取ることで、導電材料171a,171bと絶縁層173とを分けることができ、発光素子127から発生した熱を熱抵抗が小さく熱伝導率が高い導電材料171a,171bに容易に伝達でき、また熱を絶縁層173に伝わりにくくすることができる。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
10…内視鏡システム、12…内視鏡、16…気体供給部、18…気体吸引部、20…挿入部、21…先端硬質部、23…湾曲部、25…可撓管部、63a…排出口、65…ユニバーサルコード、65a…接続部、101…本体部、101a…先端部、101b…基端部、101d…先端面、103…カバー、105…撮像管路部、105a…撮像ユニット、115…溝部、115a…底面、117…気体管路部、117b…基端部、117d…先端面、119a,119b…チューブ、125…発光素子ユニット、127…発光素子、129…放熱部材、129f…外周面、137…発光管路部、137f…内周面、141…密閉空間部、151…位置決め部材、153…空間部、161…流路部、201,203…気体、205…熱。

Claims (10)

  1. 発光素子ユニットと、前記発光素子ユニットが内部に配設される発光管路部有する本体部と、前記発光素子ユニットの先端部を含む前記本体部の先端部を覆うカバーとを有する先端部を具備する内視鏡であって、
    前記発光素子ユニットが前記発光管路部の内部に配設される際に、前記発光素子ユニットの外周面と前記発光管路部の内周面とが離れるように前記発光素子ユニットを前記発光管路部の内部に位置決めし、前記外周面と前記内周面との間に気体が流れる流路部の一部である空間部を形成する位置決め部材を具備することを特徴とする内視鏡。
  2. 前記位置決め部材は、前記外周面と前記内周面との少なくとも一方に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記位置決め部材は、前記発光素子ユニットから前記本体部への伝熱を防止するために断熱機能を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記位置決め部材は、前記発光素子ユニットの長手方向に沿って連続して配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の内視鏡。
  5. 前記位置決め部材は、前記発光素子ユニットの長手方向に沿って断続的に配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の内視鏡。
  6. 前記流路部は、前記カバーと前記発光管路部の先端面側との間にも配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の内視鏡。
  7. 前記本体部に配設され、前記流路部の一部であり、前記気体が流れる気体管路部と、
    前記気体管路部に対向するように前記カバーに配設され、前記気体が、前記気体管路部から前記カバーと前記先端部の先端面との間を介して前記空間部、または前記空間部から前記カバーと前記先端部の先端面との間を介して前記気体管路部に向かって流れるように、前記気体をガイドするガイド部とを
    さらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の内視鏡。
  8. 前記位置決め部材が配設されている側に配設され、前記気体が前記空間部を流れる際に前記空間部における乱流の発生を促進する促進部をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の内視鏡。
  9. 前記発光素子ユニットは、前記発光素子ユニットが前記発光管路部の内部に配設された際に前記空間部に配設され、前記空間部を流れる前記気体が接触し、放熱する放熱フィンを基端部側に有していることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の内視鏡。
  10. 前記発光素子ユニットは、
    照明光を出射する発光素子と、
    第1の導電材料と、第2の導電材料と、前記第1の導電材料と前記第2の導電材料との間に介在されている絶縁層とを有し、前記発光素子が実装され、前記発光管路部の内部に配設される部材と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の内視鏡。
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