JP5497047B2 - 媒体アクセス制御における緩和された決定論的バックオフ方法の送信スロットの選択 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信に関するものであり、より詳細には、マルチメディアアプリケーション向けの分散型無線アクセス制御のためにトリガイベント(エレメントとも呼ばれる)を選択する方法に関する。
本出願は、2008年10月23日に提出された“Selection of Triggering Events/Elements For Relaxed Deterministic Back-Off Method”と題された欧州出願EP08305713.3に対する優先権を主張するものである。
本明細書では「/」は、同じ又は類似の構成要素又は構造の代替的な名称を示す。すなわち、「/」は、本明細書で使用されたときに「又は」を意味するように解釈することができる。ユニキャスト送信は、1の送信者/送信機と1の受信機との間での通信である。ブロードキャスト送信は、1の送信者/送信機と該送信機の受信範囲内の全ての受信機との間での通信である。マルチキャスト送信は、1の送信者/送信機と該送信機の受信範囲内にある受信機のサブセットとの間の通信であり、この場合、送信機の受信範囲による受信機のサブセットは、全体のセットである場合がある。すなわち、マルチキャストは、ブロードキャストを含む場合があり、従って本明細書で使用されるときにブロードキャストよりも広義の用語である。データ/コンテンツは、パケット又はフレームで送信される。本明細書で使用されるとき、ステーションはノード又はクライアント装置とすることができ、このクライアント装置は、限定されるものではないがコンピュータ、ラップトップ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)又はデュアルモードスマートフォンのような移動体端末又は携帯装置とすることができる。
モバイルコンピューティングデバイスを通した音声又は映像の応用の需要は、媒体アクセス制御(MAC)プロトコルの性能に関する懸念を引き起こしており、このMACは、多数の通信ステーションに共有媒体のリソースを割り当て、2以上のステーションが媒体に同時にアクセスしたときに生じる衝突を解決する役割を果たす。現在のIEEE802.11無線LANでは、MACプロトコルレイヤのDCF(Distributed Coordination Function)は、基本的なチャネルアクセスのためにBEB(Binary Exponential Back-off)アルゴリズムを使用する。BEBアルゴリズムは、通信媒体を共有するステーション間で媒体アクセスのタイミングをランダム化することでネットワークの衝突の問題を緩和する。しかし、実際の実験及び理論的な分析の両者により示されるように、BEBアルゴリズムは、幾つかの問題を有している。第1に、送信の試行のための衝突の確率は、ネットワークにおいてアクティブなステーション数につれて指数関数的に増加し、大規模ネットワークのネットワークのスループットを著しく悪化させる。第2に、媒体アクセスの遅延は、境界をつけることができず、ジッタは、変わりやすく、これは、マルチメディアの応用に適さない場合がある。第3に、媒体アクセスの機会は、ステーションの間で公平ではない。すなわち、所与のステーションは、通信媒体へのアクセスを取得し、長時間にわたり給仕される場合がある。これは、他のステーションの媒体へのアクセスが非常に遅れることになる。さらに、失敗した送信に応じてコンテンションウィンドウを2倍にする使用は、これら成功したステーションに、より多くの送信の期間を与えるように見える。
競合に基づいたネットワークにおける競合を低減又は除去する概念は、従来の特許出願であるPCT/US2007/014607及びPCT/US2007/014608におけるラウンドロビンスケジューリングの形式を使用して、本出願人により導入された。この概念は、集中型のコントローラ又はコーディネータの競合に基づいたネットワークで良好に機能し、この集中型のコントローラ又はコーディネータは、ナレッジのグローバルリポジトリであり、ネットワークのノード又はステーションのアクティビティを調整するため、グローバルナレッジを発信及び配信する。
先に確認された問題を克服するため、代替的なバックオフ方法である“R-DEB(relaxed DEB)”は、EPO出願第08300154.5-2416で記載される。R-DEB方法は、2つのやり方でDEBアルゴリズムを改善する。第1に、R-DEB方法は、予め定義された値にバックオフウィンドウを固定する。第2に、R-DEB方法は、バックオフスロットのカウンタが最大値から最小値にカウントダウンされたときに多数の送信の機会を許容することで、フレーム送信のトリガ条件を変える。ランダム化は、トリガのセットの選択の間にR-DEBアルゴリズムに導入される。これは、ネットワーク効率の僅かな低下を犠牲にして、物理的な検出誤差に対するそのロバスト性を改善し、管理上の柔軟性を増加する。R-DEB方法は、旧式のIEEE802.11標準と後方互換性がある。フレーム及びパケットは、データの単位である。すなわち、データは、パケット又はフレーム或いは他の便利なフォーマットでパケット化することができる。本明細書で使用されるように、フレームは、送信用のフォーマットでパケット化されるデータ/コンテンツを示すために使用される。
EPO08300154.5-2416号では、R-DEB方法は、DEBアルゴリズムについて生じた後方互換性及び依存性のような問題を克服するために導入された。R-DEBは、ネットワークの衝突をできるだけ回避するためにできるだけ決定的なやり方で、バックオフスロットのカウントを選択し、また、R-DEBは、BEB(Binary Exponential Back-off)のようなランダムなバックオフアルゴリズムの特徴である柔軟性及び配置の容易さを保持する手順に対してランダム性を導入する。従って、R-DEBは、ネットワーク効率と柔軟性との間で和解を行い、DEBアルゴリズム及びBEBアルゴリズムの組み合わせとして見ることができる。R-DEBアルゴリズムの最初の動機付けは、前の標準との後方互換性を維持しつつ、ビデオトランスポートシステムについて決定論的なバックオフを適合することである。
R-DEBは、以下のように動作する。バックオフ期間は、ステーションがそのバックオフスロットのカウントslot(n)を固定された番号Mにリセットしたときに開始する(ここでnは時間軸に関する変数である)。ステーション/ノード/クライアントが、物理的なキャリア感知手順により、共有媒体があるタイムスロットについて何もしていないとひとたび判断すると、ステーション/ノード/クライアントは、そのバックオフスロットのカウントを1だけ減少する。この新たなスロットのカウントが送信をトリガするイベント/条件を満たす場合、又は言い換えれば、スロットカウントが、たとえばslot(n)=kといったトリガのセットQTのエレメントのうちの1つに等しい場合、ステーション/ノード/クライアントは、データ送信を開始する機会を得る(従って「送信をトリガする」)。このときにフレームが送出されない場合、ステーション/ノード/クライアントは、その機会を見送り、そのスロットカウントを減少し続ける。送信の結果は、エレメントkがトリガのセットにとどまるべきか否かを判定する。成功した送信は、このエレメントをトリガのセットにとどまることを可能にする一方、失敗の送信は、確率pにより、間隔[0,M]から古いエレメントkを新たなエレメントk’で置き代えるエレメントの置き換え手順をトリガする。k’の選択がR-DEBの性能に影響を及ぼす場合があるので、適切な選択方法は、トリガのセットQTへの挿入のために新たなセットとしてk’を選択するために設計されることは明らかである。EPO08300154.5-2416では、ランダムな選択方法は、kを選択するために記載される。
ランダムな選択方法は、それぞれが試行を選択し、失敗した送信の試行に応じてp-persistentバックオフを選択する、2つの主要な部分を含んでいる。ステーションが間隔[0,M]から新たなエレメントを選択してそのトリガのセットQTに挿入することを望むたびに、ステーションは、そのトリガのセットQTに現在ない間隔[0,M]で利用可能な整数から値をランダムに選択する。代替的に、ステーションは、過去の選択の履歴及びそれらの選択の結果を維持する。この後者の方法を使用したステーションは、失敗した送信の試行がより少ない値を選択する。たとえば、QTのエレメントとして値kを選択する最近の期間に、ステーションが他の選択よりも多くのネットワークの衝突に遭遇する場合、ステーションは、低い確率をもつトリガエレメント/値としてkを選択し直す。したがって、テーブル、ヒストグラム、マトリクス又は他の手段は、0〜Mまでのそれぞれの整数について、送信のトリガとしてこの整数を使用したときに過去の期間Tの間に失敗した送信の数と共に維持される。次いで、ステーションは、過去の期間Tの間に失敗した試行の数に反比例(negative proportional)する確率を持つ整数を選択する。たとえば、r(k)が整数kのレコードを示す場合、ステーションは、以下により計算される確率qkをもつQTの新たなエレメントとしてkを選択する。
Figure 0005497047
p-persistentバックオフのメカニズムは、失敗したフレーム送信の場合に基づく。ステーションは、予め定義された確率pをもつトリガのセットQTから対応するエレメントkを削除し、新たなエレメントは、上述されたランダムな選択方法を使用して、削除されたエレメントを補うため、トリガのセットに挿入するために選択される必要がある。この手順は、送信が成功させる適切なエレメントが選択されるまで引き続き継続される。
ランダムな選択方法では、[0,M]における候補となる整数は、過去の期間の間の送信のトリガのための整数を使用するとき、送信の結果の履歴に基づいてトリガのセットへの送信のために選択される。このアプローチは、選択の決定のために使用される情報はローカルな送信レコードに制限されるので、実現がシンプル且つ容易である。上記の意味で、R-DEB方法は、無線LANにおける多数のアクセス向けの完全に分散された決定論的なバックオフを達成する(なお、オリジナルのDEBアルゴリズムは、それぞれのステーションのグローバル情報を発信/更新する中央のコーディネータに依存する)。しかし、選択手順をローカル情報に制限することは、ネットワークの衝突の可能性を増加する。特に、ステーションA及びステーションBにより選択された2つのエレメントが共有媒体の時間軸に関して同じタイムスロットに対応する場合、2つのステーションは、両者が媒体アクセスのために2つのエレメントを使用するときに互いに衝突する。
直感的に、同じチャネルを使用した隣接するステーションの送信結果を、たとえば受身的に覗き見する(snooping)/小耳に挟む(overhearing)ことといった、幾つかの合理的な手段により記録することができる場合、それぞれのステーションは、他のステーションとの低い衝突の確率を有する適切なエレメントを多数の候補から選択することにおいて増加された確かさを有する。ここで、R-DEBについてトリガのセットQTの知的な選択を提供する方法が記載される。本発明の方法では、新たなトリガエレメント(triggering element)の選択が必要となるたびに、ステーションは、ステーションが記録することができた履歴の送信レコードに基づいて、それぞれの候補となるエレメントの衝突の確率を評価し、ステーションは、トリガのセットについて低い確率を持つエレメントを選択する。それぞれのエレメントの履歴のレコードは、PCS(Persistent Carrier Sensing)によりオンラインで終了される。
R-DEBの性能を改善するために新たな方法が導入される。この新たな方法は、トリガのセットQTの知的な選択を提供する。ランダムな選択のアルゴリズムと比較して、この新たな方法は、トリガのセットへの挿入のためにネットワークの衝突に関する低い確率を与える傾向があるエレメントを合理的に選択することで、ネットワークの衝突の可能性を更に低減する。同じチャネルを使用して隣接するステーションにより開始される送信の結果の履歴のレコードを評価することで、モバイルステーションは、低い衝突の確率のエレメントを他のエレメントから区別することができ、従って良好な選択の決定を行うことができる。考え方として、その後のバックオフ期間についてネットワークにおける送信の衝突の確率を減少する最近のバックオフ期間に、他のステーションにより殆ど使用されないエレメントを選択することである。EPO出願第08300154.5-2416では、ランダムな選択のアルゴリズムは、トリガのセットを決定するために履歴情報を使用しているが、履歴はローカルな情報に制限される(送信の試行の結果は、ステーション自身により開始される)。これに対して、本発明の方法では、履歴情報は、考慮されるネットワークにおける混雑のレベルの更に正確なプロファイルを与えるように、共有媒体を通して行われる全てのネットワークのアクティビティをカバーする。この新たな方法は、本明細書においてスマート選択アルゴリズムと命名される。
本発明の方法及び装置は、相補的なトリガのセットから、複数の候補となるイベントのうちの1つについて履歴レコードを更新し、前記候補となるイベントのそれぞれについてビジー指数を決定し、ビジー指数に応じて選択の確率を決定し、選択の確率に応じてトリガのセットへの挿入のため、相補的なトリガのセットにおいて複数の候補となるイベントのうちの1つを選択することを含む。
本発明は、添付図面と共に読まれたときに、以下の詳細な説明から良好に理解される。図面は、以下に簡単に記載される以下に図を含んでおり、ここで図面上の同じ符号が類似の構成要素を表す。
本発明のイベントトリガの選択方法に関するフローチャートである。 本発明のイベントトリガの選択方法に関するフローチャートである。 本発明の例示的な実施の形態に関するブロック図である。
説明の容易さを考慮して、
Figure 0005497047
は、間隔[0,M]におけるQTの相補的なセットとして示される。すなわち、
Figure 0005497047
は、トリガのセットQTへの挿入のために選択されないエレメントを表す。本発明のスマート選択アルゴリズムの主要なタスクは、セット
Figure 0005497047
におけるそれぞれのエレメントの履歴のレコードを評価し、本発明のスマート選択方法を実行するステーションは、その後のバックオフ期間において他のステーションにより使用される可能性がないか又はそれほど多くはないと思われる、エレメントをセット
Figure 0005497047
から選択する。言い換えれば、セット
Figure 0005497047
におけるそれぞれのエレメントkについて、本発明の方法は、データ送信をトリガするためにkを使用するときに衝突の確率を予測し、低い確率をもつエレメントが最終的に選択される。
本発明のスマート選択方法は、以下の仮説を基礎とする。
Figure 0005497047
におけるエレメントが過去の幾つかのバックオフ期間に余り使用されていない場合、高い確率で、その後のバックオフ期間でなお使用されない。この仮説は、R-DEBアルゴリズムにおける2つのファクタを観察することにより従う。第一に、全てのステーションは、Mと同じバックオフ周期を共有する。ここでMは、間隔[0,M]の境界を表す。すなわち、Mは、それぞれのステーションのバックオフサイクルの周期を定義する。第二に、それぞれのステーションは、そのバックオフスロットのカウントを更新するためにPCS(Persistent Carrier Sensing)を実行する。2つのファクタは、相対的なスロットカウントの関係を保持し、共有媒体の観点で、媒体がMのタイムスロット毎に周期的にステーションにより多重化されるやり方でR-DEBを動作させる。ある周期におけるそれぞれのタイムスロットは、そのタイムスロットに対応するトリガのセットにおいて1つのエレメントを有する固定されたステーションのグループにより使用されることが想定される。直感的に、相補的なトリガのセット
Figure 0005497047
におけるエレメントkについて、kに対応するそれぞれの周期におけるタイムスロットが滅多に使用されないことを履歴レコードが示す場合、そのタイムスロットを使用したネットワークにおけるステーションが殆どないか、又はそのタイムスロットに存在するトラフィックが殆どないと推定することが自然である。従って、トリガのセットへの挿入のためにkを選択することは、ネットワークの衝突の低い可能性を生じる。この考察は、本発明のスマート選択方法をサポートする。
典型的に、本発明のスマート選択方法は、3つの個々のコンポーネントを含む。
1)オンライン式の媒体の状態の記録。この場合、ステーションは、媒体を感知して、それぞれのバックオフ期間について
Figure 0005497047
におけるそれぞれのエレメントの媒体の状態を記録する。
2)ビジー指数の計算。この場合、ビジー指数は、その後のバックオフ期間における対応するタイムスロットでビジーになる媒体の状態の推定される程度を示すものであり、このビジー指数は、
Figure 0005497047
におけるそれぞれのエレメントについて媒体の状態のレコードから導出される。
3)エレメントの選択。この場合、ステーションは、計算されたビジー指数に基づいてトリガのセットへの挿入のために最良のエレメントを決定する。
それぞれのコンポーネントは、以下に記載される。
オンライン式記録の手順は、ネットワークが進化するとき、セット
Figure 0005497047
におけるそれぞれのエレメントの媒体の状態を記録する。時間が経過するとき、それぞれのステーションのスロットカウントは、M〜0に循環する。それぞれのバックオフ周期におけるステーションのスロットカウントの値を考慮して、ステーションのスロットカウントは、値Mで開始し、それぞれのアイドル状態のタイムスロットで、それがゼロに到達するまで1だけデクリメントされる。ゼロに到達すると、最大値Mにリセットされる。スロットカウントが減少するとき、1以上のトリガエレメントに遭遇する場合がある。それらのエレメントは、本明細書で記載されるように、間隔[0,M]から選択される。それぞれのタイムスロットで、たとえばsloti(n)=kであるとき、ステーションiは、共有媒体がそのタイムスロットでビジーであるか否かを判定するために、物理層で提供されるCCA(Clear Channel Assessment)メカニズムを利用して通信状況の監視(Carrier Sense)を実行する。通信状況の監視の結果は、
Figure 0005497047
のそれぞれのエレメントについて媒体の状態を記録するテーブル又はリストに追加される。たとえば、ステーションは、
Figure 0005497047
におけるそれぞれのエレメントの最後のL周期(cycle)にわたり媒体の状態を記録し、以下のようなテーブルを構築することが要求される。
Figure 0005497047
ここで、それぞれの行は、L周期にわたり
Figure 0005497047
におけるエレメントの媒体の状態を表しており、それぞれの列は、ある周期における全てのエレメントの媒体の状態を与える。テーブルにおけるセルは、たとえば1(ビジー状態)又は0(アイドル状態)により、媒体の状態を示す。これら2つの状態は、一般性を喪失することなしに、逆転される。従って、このテーブルにより、ステーションは、最後のLのバックオフ周期の間に、
Figure 0005497047
におけるエレメントについて媒体の状態を決定する。
共有媒体のブロードキャスト性は、受動的な記録の手順を容易にする。それぞれのタイムスロットについて、全てのステーションがすべきことは、媒体の感知結果に従ってそのスロットカウントを減少すること/フリーズすることであり、それらの結果をテーブルにタイムリーに追加することである。R-DEBアルゴリズムは、分散されたスロットカウントの変化を同期させるためにPCSが実行されることを必要とするので、履歴テーブルの更新は、感知手順と共に実行され、従ってR-DEB方法を使用したシステムの余分のオーバヘッドを受けない。
履歴テーブル(又はヒストグラム)は、効率的に管理され、タイムスロット毎に更新される。たとえば、ステーションは、多数のキュー(queue)によりテーブルを記憶することができ、それぞれのキューは、1つのエレメント(テーブルにおける1行)に対応する。キューにおける最後に挿入されたレコードの位置を追跡するため、あるキューについて位置の指標が使用され、この位置の指標は、問い合わせ及び新たなレコードのキューへの挿入を促進させる。他の多数の当該技術分野で知られているデータ構造を使用することもできる。
全ての履歴レコードは、ビジー指数(BI)を導出する基礎として使用され、このビジー指数は、考慮されるエレメントに対応するタイムスロットでビジー状態になる共有媒体の確かさを表す。
Figure 0005497047
におけるエレメントkについて、過去のLのバックオフ周期の間にスロットカウントがkに等しいときの媒体の状態としてr-1,r-2,…,r-Lを示し、ビジー指数は、関数Fによりエレメントkについて計算/算出/決定される。
BI(k)=F(r-1,r-2,…,r-L)
関数Fは、履歴レコードの正確なプロファイルを与えるために慎重に設計される。レコードr-1,r-2,…,r-Lが与えられると、Fは、その後のバックオフ期間においてkに対応するタイムスロットでの媒体の状態の推定又は予測を反映する値(ビジー指数)を与える。ポジティブな履歴レコードは、ノンポジティブなレコードよりも将来のバックオフ期間におけるビジー状態に対して優先度を与える可能性が高いので、Fはレコードr-1,r-2,…,r-Lを持つ単調増加関数であるように見える。すなわち、
Figure 0005497047
たとえば、Fは、ビジー指数を計算するために以下のように選択することができる。
Figure 0005497047
また、より一般的な式として、Fを以下のように表現することができる。
Figure 0005497047
セット
Figure 0005497047
におけるそれぞれのエレメントについてビジー指数が計算/算出/決定されると、セット
Figure 0005497047
から最良の適切なエレメントは、トリガのセットQTへの挿入のために選択される。1つのアプローチでは、最低のビジー指数を持つエレメントは、トリガのセットの候補として選択され、引き分け(tie)が存在する場合にランダムな選択の方法が適用される。このアプローチは、エレメントの選択が多数のステーション間で同時に行われるときに、これらのステーションにより選択されるエレメントが共有媒体について同じタイムスロットに対応する可能性があるというリスクにより、シンプル且つ直接的である。これは、理想的な状態において、同じタイムスロットに対応するエレメントについて、それぞれのステーションにより計算されるビジー指数が一致するはずであるので同じことが言える。従って、最も低いビジー指数をもつそれぞれのステーションにより選択されたエレメントは、高い確率で互いに衝突することになる場合がある。
別のアプローチとして、多数のステーションによりエレメントの衝突の選択のリスクを低減するため、選択の手順がランダム化される。すなわち、トリガのセットへの挿入のために選択されるべき相補的なトリガのセット
Figure 0005497047
におけるエレメントkの確率は、以下のように与えられる。
Figure 0005497047
このアプローチでは、低いビジー指数を持つエレメントは、高いビジー指数を持つエレメントよりも高い確率でトリガのセットへの挿入のために選択される。ランダム化を導入することで、ステーション間で衝突するトリガエレメントの可能性が低減される。さらに、選択の手順について適切な確率q(k)を生成する他の関数が存在する場合がある。
図1A及び図1Bは、ステーション/モバイル端末/モバイル装置/ノード/クライアントで実施されるときの、本発明のイベントをトリガする選択方法のフローチャートである。ステップ105で、スロットのカウントが初期化される。ステップ110で、通信媒体(たとえばチャネル)がアイドル状態であるとき、スロットカウントがデクリメントされる。ステップ115で、スロットカウントがトリガイベントに等しいかが判定される。スロットカウントがトリガイベントに等しい場合、ステップ120で、送出すべきデータ/コンテンツ(データ/コンテンツは、フレーム又はパケット或いは他の便利な構造としてフォーマット化される)が存在するかが判定される。
送出すべきフレームが存在する場合、ステップ125で、データ/コンテンツの(たとえばフレームとして)送信の試行が開始される。ステップ130で、データ/コンテンツの送信が成功したかが判定される。データの送信が成功した場合、ステップ140で、スロットカウントが区間の最小値(たとえばゼロ)であるかが判定される。スロットカウントが区間の最小値である場合、ステップ105に処理が進む。スロットカウントが区間の最小値ではない場合、ステップ110に処理が進む。ステップ120で送出すべきデータ/コンテンツ(フレーム)が存在しない場合、ステップ140に処理が進む。スロットカウントがトリガイベントに等しくない場合、ステップ135で、現在のスロットカウントの履歴レコードが更新される。
ステップ130での試行されたデータ/コンテンツの送信が失敗である場合、ステップ145で、ランダム数が発生される。ステップ150で、ランダム数がpよりも大きいかが判定される。ここでpは、失敗した送信が相補的なトリガのセットから新たなトリガイベント/エレメントの選択を引き起こす閾値/確率である。ランダム数がp以下である場合、ステップ155で、候補となるエレメント/イベントについて、ビジー指数が計算/算出/決定される。ステップ160で、候補となるエレメント/イベントについて、選択の確率が計算/算出/決定される。ステップ165で、選択の確率に応じてエレメント/イベントが選択される。処理はステップ140に進む。
図2は、本発明の例示的な実施の形態に関するブロック図である。ブロック図は、物理レイヤとネットワークレイヤとの間、従ってMACレイヤである。物理的な媒体は、PHY/CCA(Physical /Clear Channel Assessment)モジュール205を介して本発明と相互作用する。PHY/CCAモジュールは、トリガの候補となるイベント/エレメントの履歴レコーダのモジュール210に入力を与え、このモジュール210は、それぞれのタイムスロットで通信媒体のサンプルの状態を記録し、トリガのセットにないイベント/エレメントのセットにおけるエレメント/イベントのチャネルの利用の記録を更新する。PHY/CCA205は、フレーム(データ/コンテンツ)受信モジュール215に入力を供給し、このモジュール215は、受信されたフレーム(データ/コンテンツ)を処理するモジュールである。トリガのセットの管理エンティティのモジュール220は、トリガの候補となるイベント/エレメントの履歴レコーダのモジュール210、及びフレーム(データ/コンテンツ)受信モジュール215からの入力を受ける。トリガのセットの管理エンティティモジュール220は、本発明の方法の適切なトリガのセットを決定及び維持する役割を果たす。失敗した送信の試行がひとたび検出されると、本発明のスマート選択方法が利用される。トリガのセットの管理エンティティモジュールは、バックオフカウンタの管理エンティティモジュール225に入力を与え、このモジュール225は、媒体の状態(CCA: Clear Channel Assessment Status)に応じて、バックオフスロットカウンタの減少及びリセットを制御する。バックオフカウンタの管理エンティティモジュール225は、PHY/CCAモジュール205に入力を与える。フレーム(データ/コンテンツ)受信モジュール215は、データバッファ及び管理エンティティモジュールへの入力を与え、このモジュールは、データ/コンテンツバッファを管理する。データバッファ及び管理エンティティモジュール235は、ネットワークレイヤとのインタフェース接続を行い、フレーム送信モジュール230に入力を与える。このモジュール230は、送信のためのデータ/コンテンツを処理する。フレーム送信モジュール230は、バックオフカウンタの管理エンティティモジュール225に入力を与える。
本発明は、サーバ、(無線アクセスポイント又は無線ルータのような)中間装置又は移動体装置内で、ハードウェア(たとえばASICチップ)、ソフトウェア、ファームウェア、特定用途向けプロセッサ、又はその組み合わせの様々な形式で実現される場合がある。好ましくは、本発明は、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとして実現される。さらに、ソフトウェアは、プログラム記憶装置で有形に実施されるアプリケーションプログラムとして実現される。アプリケーションプログラムは、適切なアーキテクチャを有するマシンにアップロードされ、実行される場合がある。好ましくは、マシンは、1以上の中央処理装置(CPU)、ランダムアクセスメモリ及び入力/出力(I/O)インタフェースのようなハードウェアを有するコンピュータプラットフォームで実現される。また、コンピュータは、オペレーティングシステム及びマイクロ命令コードを含む。本明細書で記載される様々なプロセス及び機能は、オペレーティングシステムを介して実行される、マイクロ命令コードの一部又はアプリケーションプログラムの一部(或いはその組み合わせ)の何れかである場合がある。さらに、様々な他の周辺装置は、更なるデータ記憶装置及び印刷装置のようなコンピュータプラットフォームに接続される場合がある。
添付図面で示されるシステムの構成要素及び方法のステップの幾つかは、ソフトウェアで実現されることが好ましいため、システムの構成要素間の実際の接続は、本発明がプログラムされるやり方に依存して異なる場合がある。本実施の形態での教示が与えられると、当業者は本発明のこれらの実現又はコンフィギュレーション、並びに類似の実現又はコンフィギュレーションを創作することができるであろう。

Claims (5)

  1. 相補的なトリガのセットから、複数の候補となるイベントのうちの1つについて履歴レコードを更新するステップと、
    前記複数の候補となるイベントのそれぞれについてビジー指数を決定する第1決定ステップと、
    前記ビジー指数に応じて選択の確率を決定する第2決定ステップと、
    前記選択の確率に応じて、R−DEBにおいて使用されるトリガのセットへの挿入のため、前記相補的なトリガのセットにおける前記複数の候補となるイベントのうちの1つを選択するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第1決定ステップは、失敗したデータ送信の試行の検出に応じて実行される、
    請求項1記載の方法。
  3. ランダム数を計算するステップと、
    前記ランダム数を、前記選択するステップが行われる確率を示す閾値と比較するステップと、
    を更に含む請求項1記載の方法。
  4. 相補的なトリガのセットから、複数の候補となるイベントのうちの1つについて履歴レコードを更新する手段と、
    前記複数の候補となるイベントのそれぞれについてビジー指数を決定する第1決定手段と、
    前記ビジー指数に応じて選択の確率を決定する第2決定手段と、
    前記選択の確率に応じて、R−DEBにおいて使用されるトリガのセットへの挿入のため、前記相補的なトリガのセットにおいて前記複数の候補となるイベントのうちの1つを選択する手段と、
    を備えることを特徴とする装置。
  5. 前記第1決定手段、前記第2決定手段及び前記選択する手段は、トリガのセットの管理エンティティモジュールとして構成される、
    請求項4記載の装置。
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