JP5478466B2 - Rack frame of equipment mounting rack and assembling method of equipment mounting rack - Google Patents
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Description
本発明は、集合住宅の集中管理室等において、例えば通信用機器を収容するための機器搭載用ラックのラックフレームおよび機器搭載用ラックの組立て方法の技術分野に関するものである。 The present invention relates to a technical field of a rack frame of an equipment mounting rack for accommodating, for example, communication equipment and a method for assembling the equipment mounting rack in a centralized management room of an apartment house.
一般に、通信用機器等を収容する機器搭載用ラックは、上下方向に立設される四本の縦フレーム材を用いて直方体に枠組みされたラックフレームを用いて構成されている。このような機器搭載用ラックは、例えば集合住宅の集中管理室等の屋内に設置されるものであり、このため、ラックフレーム等の各種部材を分解して搬入しやすい形態として設置現場に搬入し、設置現場において作業者が組立てるようにしている。そこで、ラックフレームを、上下一対の横枠材と左右一対の縦枠材とにより四角枠状に形成される前後一対の前、後フレーム体と、これら前、後フレーム体の上下端部に固定される四角枠状の地枠体および天枠体とにより形成する構成としたもの(特許文献1)や、前記特許文献1と同様に四角枠状に形成した前、後フレーム体と、これら前、後フレーム体の上下の各四隅部をそれぞれ連結する左右各一対の上、下連杆とにより形成する構成としたもの(特許文献2)等が提唱されている。
In general, an equipment mounting rack that accommodates communication equipment or the like is configured using a rack frame that is framed in a rectangular parallelepiped using four vertical frame members that are vertically arranged. Such equipment mounting racks are installed indoors, for example, in a centralized control room of an apartment house. For this reason, various members such as rack frames are disassembled and are carried into the installation site in a form that is easy to carry in. In the installation site, the worker is assembling. Therefore, the rack frame is fixed to a pair of front and rear front and rear frame bodies formed by a pair of upper and lower horizontal frame members and a pair of left and right vertical frame members, and upper and lower ends of the front and rear frame bodies. A rectangular frame-shaped ground frame body and a top frame body (Patent Document 1), a front frame body formed in a square frame shape as in
前記特許文献1のものは、四角枠状の地枠体に対し、前、後フレーム体、天枠体とを仮保持状に立設し、その後、各連結箇所を溶接することにより組立てる構成であるので、熟練を要する溶接作業を設置現場で行なうことになって組立て作業が煩雑、かつ、難しいという問題がある。さらには、前、後フレーム体と天枠体、地枠体とは各部材同士の突き合わせ部を溶着する構成であるので、それぞれの枠材同士の直交精度を確保するのが難しいうえ、充分な剛性を確保できないという問題がある。また、特許文献2のものは、前、後フレーム体と連杆とを螺子止めする構成であって組立て作業は容易になるが、このものでは、前、後フレーム体と連杆とを、縦枠材側固定部と横枠材側固定部とを備えた剛性直交金具を用いて連結するものであり、剛性直交金具を用いる分、部品点数が増加して作業が煩雑になるという問題があるうえ、剛性直交金具と上下方向に長い縦枠材との固定部位置が、図8によると横枠材の直立板を越えない位置、つまり、横枠材配設部位のレベルとなっているため、ラックフレームが歪んだり、ガタつきやすいという問題がある。そのうえ、このものでは、前、後フレーム体が起立状態に仮保持されるものではないため、ラックフレームを一人作業で組立てるには、図8により示唆されているように、前、後フレーム体を横向き姿勢にして行なわなければならず、このようにすると、ラックフレームを床部に設置するまでの工程において繰返しラックフレームの姿勢を変る作業が強いられ作業性に劣るという問題があり、これらに本発明の解決すべき課題がある。
The thing of the said
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、上下一対の横枠材と左右一対の縦枠材とにより四角枠状に形成される前後一対の前、後フレーム体と、前、後フレーム体の上下の四隅部同士をそれぞれ連結する左右一対の上、下の奥行きフレームとを用いて機器設置用のラックフレームを構成するにあたり、奥行きフレームは、前後方向長尺状のベース片を備え、該ベース片の前後両端部に、前、後フレーム体の横枠材を前後方向から挟持して横枠材に螺着される前後一対の横枠固定片と、前、後フレーム体の縦枠材に当接して縦枠材に螺着される縦枠固定片とが起立状に一体形成されていることを特徴とする機器搭載用ラックのラックフレームである。
請求項2の発明において、奥行きフレームは、縦枠固定片と縦枠材とを、横枠固定片と横枠材との固定位置よりもフレーム空間の上下方向内側の位置で螺着するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の機器搭載用ラックのラックフレームである。
請求項3の発明において、ラックフレームは、床部に固定される床フレームに下側の左右一対の奥行きフレームを固定することにより床側への固定がなされることを特徴とする請求項1または2に記載の機器搭載用ラックのラックフレームである。
請求項4の発明は、上下一対の横枠材と左右一対の縦枠材とにより四角枠状に形成される前後一対の前、後フレーム体と、前、後フレーム体の上下の四隅部同士をそれぞれ連結する左右一対の上、下の奥行きフレームとを用いて構成されるラックフレームを用いた機器設置用ラックの組立て方法であって、奥行きフレームは、前後方向長尺状のベース片を備え、該ベース片の前後両端部に、前、後フレーム体の横枠材を前後方向から挟持して横枠材に螺着される前後一対の横枠固定片と、前、後フレーム体の縦枠材に当接して縦枠材に螺着される縦枠固定片とが起立状に一体形成されるものとし、床部に床フレームを固定し、該床フレームの左右端部に下側の左右一対の奥行きフレームを固定し、前記下側の左右一対の奥行きフレームの横枠固定片に、前、後フレーム体の下側の横枠材をそれぞれ挟持せしめて前、後フレーム体を起立状に仮保持し、その後、下側の奥行きフレームの横枠固定片を下横枠材に、縦枠固定片を縦枠材下端部に螺着する構成としたことを特徴とする機器搭載用ラックの組立て方法である。
請求項5の発明において、奥行きフレームは、縦枠固定片と縦枠材とを、横枠固定片と横枠材との固定位置よりもフレーム空間の上下方向内側の位置で螺着するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の機器搭載用ラックの組立て方法である。
The present invention was created with the object of solving these problems in view of the above-described circumstances, and the invention of
In the invention of
In the invention of claim 3, the rack frame is fixed to the floor side by fixing a pair of lower left and right depth frames to the floor frame fixed to the floor portion. 2 is a rack frame of the equipment mounting rack according to 2;
The invention of claim 4 includes a pair of front and rear front and rear frame bodies formed in a square frame shape by a pair of upper and lower horizontal frame members and a pair of left and right vertical frame members, and upper and lower corners of the front and rear frame bodies. A rack for equipment installation using a rack frame configured by using a pair of left and right upper and lower depth frames respectively connecting the depth frames, the depth frame having a longitudinally long base piece A pair of front and rear horizontal frame fixing pieces which are screwed to the horizontal frame member by sandwiching the horizontal frame member of the front and rear frame members from the front and rear direction at both front and rear ends of the base piece, and the vertical length of the front and rear frame members A vertical frame fixing piece that comes into contact with the frame material and is screwed to the vertical frame material is integrally formed in a standing manner, and the floor frame is fixed to the floor portion, and the lower frame is fixed to the left and right ends of the floor frame. A pair of left and right depth frames is fixed, and the horizontal frame of the lower left and right pair of depth frames The lower frame material on the lower side of the front and rear frame bodies is sandwiched between the fixed pieces, and the front and rear frame bodies are temporarily held upright, and then the horizontal frame fixing piece of the lower depth frame is placed on the lower horizontal frame. A device mounting rack assembling method is characterized in that a vertical frame fixing piece is screwed to a lower end portion of a vertical frame material.
In the invention of
請求項1の発明とすることにより、前、後フレーム体と奥行きフレームとの固定が簡単、かつ、容易でありながら、確実、かつ、堅固な固定ができ、しかも、部品点数の削減が図れて、作業性の向上が図れる。
請求項2の発明とすることにより、歪み、特に左右方向への歪みに対する強度を高めることができる。
請求項3の発明とすることにより、ラックフレームの耐歪み、耐ガタつき強度が高められるうえ、床部からの浮き上がりが防止されて耐震性に優れたラックフレームとすることができる。
請求項4の発明とすることにより、前、後フレーム体を床部側に仮保持できて、機器搭載用ラックを一人作業で組立てが可能となるうえ、別途耐震部品を用いることなく耐震構造を付与することができる。
請求項5の発明とすることにより、ラックフレームの歪みやガタつき、特に左右方向への歪みやガタつきに対する強度が高められて、優れた耐震性能を備えた機器搭載用ラックとすることができる。
According to the invention of
By setting it as invention of
According to the invention of claim 3, the rack frame can be improved in distortion resistance and backlash resistance, and the rack frame can be prevented from being lifted from the floor portion, and can be excellent in earthquake resistance.
According to the invention of claim 4, the front and rear frame bodies can be temporarily held on the floor side, the equipment mounting rack can be assembled by one person, and the seismic structure can be provided without using seismic parts separately. Can be granted.
According to the invention of
以下、本発明の第一の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図中、1は機器搭載用ラックであって、該機器搭載用ラック1を構成するラックフレーム2は、前後一対の前、後フレーム体3、4を用いて構成されるが、これら前、後フレーム体3、4は、それぞれ上下一対の横枠材5と、左右一対の縦枠材6とにより四角枠状に形成されている。そして、これら前、後フレーム体3、4の上下左右の四隅部同士、即ち、前、後フレーム3、4の上端部における左端部同士、および、右端部同士、前、後フレーム3、4の下端部における左側端部同士、および、右端部同士を、左右一対の上、下奥行きフレーム7、8により連結することにより、前、後フレーム体3、4同士が一体化された直方体の骨組であるラックフレーム2となるように構成されている。
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
In the figure,
前記前、後フレーム体3、4をそれぞれ構成する上下の横枠材5同士は、略同形状に形成されたものが上下方向勝手違いとして組込まれており、左右の縦枠材7同士は、同形状のものが左右方向勝手違い(左右方向において対称状)として組込まれている。さらに、前、後フレーム体3、4同士は前後方向勝手違い(前後方向おいて線対称状)に形成されている。このため、前、後フレーム体3、4同士において、略同様の形状に形成される横枠材5は上下および前後方向に勝手違いとなり、縦枠材6は左右および前後方向に勝手違いとして組込まれている。また、ラックフレーム2の上下に設けられる左右一対の上、下奥行きフレーム7、8は、それぞれ左右勝手違いのものにより構成されており、これら各一対の上、下奥行きフレーム7、8の前後の各端部において、前、後フレーム体3、4の四隅部同士であって、後述するように、都合八箇所の横枠材5と縦枠材6との連結部をそれぞれ固定することによりラックフレーム2が形成されている。
The upper and lower
つぎに、ラックフレーム2の各構成部材、および、これら構成部材の連結構成を説明するが、各構成部材は、前述したように、略同一形状のものを勝手違いとして組込む構成であるので、各構成部材の説明を、ラックフレーム2により構成される空間(以後、フレーム空間)を基準として、該フレーム空間の上下、左右、前後方向における内側、外側という方向性に基づいて表現する。また、ラックフレーム2の説明を図2〜図7の図面に基づいて行ない、特に前、後フレーム体3、4と上、下奥行きフレーム7、8との連結構成の説明については、図6、7の図面に基づいて行なうが、図6、7の図面は、ラックフレーム2の上下あわせて八箇所の連結部(隅部)のうち、図2(B)および図5(A)の図面向かって左下である連結部C1部位を図示するものである。
Next, each constituent member of the
まず、ラックフレーム2の横方向の部材である上下の横枠材5は、左右方向長尺状の金属製板材を折曲して嵌合状に一体化することにより、左右方向に貫通する貫通孔を備えたパイプ状体に形成されている。前記貫通孔はフレーム空間の上下方向内側となる半部が、フレーム空間の前後方向外側に突出する鉤型形状となっている。これによって、横枠材5は、フレーム空間の前後方向内側には平板状の横枠内片部5aが形成され、前後方向外側には前後方向内外に段差状となる第一、第二横枠外片部5b、5cとこれらの間の水平状の段差片部5dとが形成され、これによって、フレーム空間の上下方向外側に幅狭状部5eが形成されている。そして、幅狭状部5eを構成する横枠内片部5aおよび第二横枠外片部5cの左右両端部のそれぞれの部位には、左右に隣接する二つのボルト挿通孔とともに二つのボルト受けナット体5fが貫通孔内に位置してそれぞれ溶着されている。尚、上下の横枠材5は、下側の横枠材5の上下方向長さ、詳しくは、横枠内片部5aおよび横枠外片部5cの上下方向長さが上側の横枠材5よりも長く形成されていること以外は同様の構成となっている。
First, the upper and lower
また、ラックフレーム2の縦方向の部材である縦枠材6は、上下方向長尺状の金属製板材を折曲することにより、フレーム空間の前後方向内側が開口する形状に構成されている。これによって、縦枠材6は、フレーム空間の左右方向において対向する一対の縦枠内、外片部6a、6bと、これら縦枠内、外片部6a、6bをフレーム空間の前後方向外側において連結する連結片部6cとを備えて構成されているが、縦枠内、外片部6a、6bとの対向間に上下方向長尺状に形成される開口は、上下端部を含む上下方向複数箇所において、縦枠内、外片部6a、6bに沿って嵌入固定される補助プレート6fにより覆蓋されている。さらに、前記縦枠外片部6bはフレーム空間の前後方向両端部が凹状に折曲されており、これによって、縦枠材6は、フレーム空間の左右方向外側のコーナー部に、フレーム空間の前後方向に対向する一対の第一、第二凹部6d、6eが形成されている。また、前記補助プレート6fのうち、上下端部に位置する補助プレート6fには、フレーム空間の前後方向外側面に三つのボルト挿通孔とともにボルト受けナット体6gが上下方向に隣接して溶着されている。
In addition, the
そして、横枠材5と縦枠材6とは、図2(A)に示すように、左右一対の縦枠材6の縦枠内片部6aの上下端部に、上下の横枠材5の左右両端部をそれぞれ貫通状に組込み、これら貫通部を溶着することにより横枠材5と縦枠材6とが一体化された四角枠状の前、後フレーム体3、4に形成されている。ここで、横枠材5の前後方向幅は縦枠材6の前後方向幅よりも幅狭に形成されており、横枠材5の第一横枠外片部5bと縦枠材6の連結片部6cとを略面一状に組込むことにより、横枠材5の横枠内片部5aが縦枠材6の上下端部に位置する補助プレート6fよりフレーム空間の前後方向外側に偏倚して段差状となるように構成されている。
Then, as shown in FIG. 2 (A), the
一方、前、後フレーム体3、4同士を連結固定する上、下奥行きフレーム7、8は、図3、4に示すように、略同形状に形成されている。前記上、下奥行きフレーム7、8はそれぞれ金属製板材を用い、前後方向長尺状のベース片7a、8aを有して構成されている。前記ベース片7a、8aの左右方向長さは、横枠材5と縦枠材6との連結部である縦枠外片部6bから横枠材5のボルト受けナット体5f配設部位に至る長さに設定されている。また、上、下奥行きフレーム7、8の前後方向長さは、前、後フレーム体3、4の前後方向の対向間隔に応じて設定されるものであり、各フレーム体3、4の横枠材5の第二横枠外片部5c(幅狭状部5e)同士の対向間隔に相当する長さに設定されている。
On the other hand, the upper and lower frame bodies 3, 4 are connected and fixed to each other, and the lower depth frames 7, 8 are formed in substantially the same shape as shown in FIGS. The upper and lower depth frames 7 and 8 are each made of a metal plate material and have
そして、ベース片7a、8aの前後両端部において、フレーム空間の左右方向外側部位は縦枠材6に対向するように設定されており、該部位には、横枠材5と縦枠材6との連結部において、フレーム空間の前後方向内側に向けて段差状に突出する縦枠材6を嵌入するL字状の切欠き部7b、8bが切欠き形成されている。一方、ベース片7a、8aの前後両端部において、フレーム空間の左右方向内側部位は横枠材5に対向するように設定されており、幅狭状部5eの底片5g(フレーム空間の上下方向外側片)に対向する部位にまで延出されている。そして、該部位の端縁部にはフレーム空間の上下方向内側に向けて起立状に折曲され、横枠材5の第二横枠外片部5cに当接する第一横枠固定片7c、8cが形成されており、該第一横枠固定片7c、8cが本発明の横枠固定片の構成部材となっている。
And in the both front and rear ends of the
また、ベース片7a、8aの左右両端部にはフレーム空間の上下方向内側に向けて起立状に折曲された内外一対の内、外起立片7d、7e、8d、8eが形成されている。これら内、外起立片7d、7e、8d、8eの内端縁には、互いに近接する方向に折曲して上、下奥行きフレーム7、8の強度アップを図る内側補強片7f8f、第一外側補強片7g、8gがそれぞれ折曲形成されている。さらに、前記第一外側補強片7g、8gの端縁部には、フレーム空間の上下方向内側に向けて折曲された第二外側補強片7h、8hが形成されている。
そして、各奥行きフレーム7、8のベース片8aから内起立片7d、8dの先端縁、および、下奥行きフレーム8の第二補強片8hの先端縁までの長さは、それぞれ上下の横枠材5(横枠内片部5a)の長さに略対応し、横枠材5よりフレーム空間の上下方向内側に突出することがないように寸法設定されている。尚、上奥行きフレーム7の第二補強片7hは横枠材5を越えてフレーム空間の上下方向内側(下側)に突出するように寸法設定されており、該突出する第二補強片7hの端縁部には、フレーム空間の左右方向外方に向けて鉤状のカバー受け片7iが折曲形成されている。
In addition, a pair of inner and
The length from the
さらに、ベース片7a、8aの前後方向両端部には固定用プレート9が一体的に設けられている。前記固定用プレート9は、上、下奥行きプレート7、8のベース片7a、8a、内、外起立片7d、8d、7e、8e、内側補強片7f、8f、第一外側補強片7g、8gに囲繞される空間に溶着されることによりベース片7a、8aから起立し、フレーム空間の上下方向内側に向けて延出する状態で一体的に固定されている。さらに、固定用プレート9は平面視クランク状に折曲形成されていて、横枠材5と縦枠材6との連結部においてフレーム空間の前後方向内側の段差形状に沿って配設されている。そして、固定プレート9は、左右方向中間部の段差片部9aを基準としてフレーム空間の左右方向外方の部位は、切欠き部7b、8bに沿って起立し、該部位が縦枠材6に当接する縦枠固定片9bに構成されている。また、固定用プレート9の段差片部9aを基準としてフレーム空間の左右方向内方の部位は、第一固定片7cとの間に横枠材5の幅狭状部5eを挟持できる対向間隔を存して起立しており、該部位が横枠材5の横枠内片部5aに当接する第二横枠固定片9cに構成されている。これによって、上、下奥行きフレーム7、8の前後端部には、ベース片7a、8aと、第一横枠固定片7c、8cと、第二横枠固定片9cとにより囲繞され、フレーム空間の上下方向内側が開口する凹溝状の空間が形成されるように構成されている。
ここで、本実施の形態の縦枠固定片9bは、第二横枠固定片9cよりもフレーム空間の上下方向内側に長く延出して形成されており、これによって、縦枠材6の上下端部に位置する補助プレート6fに対し、横枠材5を越えてフレーム空間の上下方向内側部位に当接するように構成されている。
さらに、上、下奥行きフレーム7、8の第一、第二横枠固定片7c、8c、9cには、それぞれ横枠材5の左右両端部に溶着されたボルト受けナット体5fに対向して左右方向に隣接する二つづつのボルト挿通孔Hが開設されており、縦枠固定片9bには、縦枠材6の上下端部に位置する補助プレート6fに溶着されたボルト受けナット体6gに対向して上下方向に隣接する三つのボルト挿通孔Hが開設されている。
Further, fixing
Here, the vertical
Further, the first and second horizontal
そして、このように構成された前、後フレーム体3、4の各四隅部と上、下奥行きフレーム7、8とを一体化(固定)する場合では、上、下奥行きフレーム7、8のベース片7a、8aと、第一横枠固定片7c、8c、第二横枠固定片9cとにより形成される凹溝状の空間に、前、後フレーム体3、4を構成する横枠材5の幅狭状部5eを嵌め込むことで、幅狭状部5eが第一横枠固定片7c、8cと第二横枠固定片9cとにより前後方向から挟持されて、前、後フレーム体3、4が上、下奥行きフレーム7、8に仮保持されるように構成されている。そして、この状態において、第一横枠固定片7c、8cおよび第二横枠固定片9cに開設されたボルト挿通孔Hと、横枠材5の第二横枠外片部5cと横枠内片部5aに溶着されたボルト受けナット体5fとを位置合わせし、各ボルト挿通孔Hからそれぞれ挿入したボルト10を各ボルト受けナット体5fに螺合することにより、上、下奥行きフレーム7、8と横枠材5とが螺着されて一体化されるように構成されている。
一方、上、下奥行きフレーム7、8と横枠材5とを一体化した状態において、上、下奥行きフレーム7、8に設けられた固定用プレート9の縦枠固定片9bは、前、後フレーム体3、4を構成する縦枠材6の上下端部における前後方向内側を構成する片部である補助プレート6fに当接するように構成されており、この状態において、縦枠固定片9bのボルト挿通孔Hから挿入したボルト11を縦枠材6側のボルト受けナット体6gに螺合することにより、上、下奥行きフレーム7、8と縦枠材6とが螺着されて一体化されるように構成されいる。
When the four corners of the front and rear frame bodies 3 and 4 and the upper and lower depth frames 7 and 8 configured as described above are integrated (fixed), the bases of the upper and lower depth frames 7 and 8 are combined. The
On the other hand, in the state where the upper and lower depth frames 7 and 8 and the
このように、前、後フレーム体3、4と上、下奥行きフレーム7、8とを上下八箇所の隅部において螺着することにより、直方体の骨組みであるラックフレーム2が形成されるが、このとき、八箇所の隅部において横枠材5と縦枠材6とはそれぞれ個別に上または下奥行きフレーム7、8固定されるように構成されており、これによって、前、後フレーム体3、4は、前記上、下奥行きフレーム7、8を用いて一体化することにより、確実、かつ、堅固に一体化されるように構成されている。また、上下方向に延出する縦枠材6は、上下方向に延出し、横枠材5よりもフレーム空間の上下方向内側において縦枠固定片9bに螺着されており、これによって、ラックフレーム2(前、後フレーム体3、4)の歪み(変形)に対する強度であって、特に左右方向への歪みに対する強度が一層高められるように構成されている。
In this way, the front and rear frame bodies 3 and 4 and the upper and lower depth frames 7 and 8 are screwed at the upper and lower corners to form the
つぎに、前記ラックフレーム2を用いて建築物の屋内に機器搭載用ラック1を組立てる(設置)手順について説明するが、この場合、ラックフレーム2を組立てる床部には床フレーム12が固定され、該床フレーム12に対してラックフレーム2を固定するように構成されている。ここで、機器搭載用ラック1の組立てに際し、設置現場には、予め工場において組込み形成された床フレーム12、横枠材5と縦枠材6とにより構成された前、後フレーム体3、4、固定プレート9が溶着された上、下奥行きフレーム7、8の各部材、さらには、ラックフレーム2に装着される後述する各種部品をそれぞれ個別の部材として搬入し、これら部材を現場において組立てるように構成されており、これによって、搬入時の部材が最小化され、搬入作業が円滑になされるように構成されている。
尚、13は前、後フレーム体3、4の縦枠材6に対し、フレーム空間の前後方向外側面の所定位置に固定されるヒンジ部材である。
Next, a procedure for assembling (installing) the
まず、床部に床フレーム12を固定するが、前記床フレーム12は、図9に示すように、中央部に四角形状の開口12aが形成され、床部に固定される床固定部12bと、該床固定部12bの四周縁部を適宜折曲することにより断面コ字形形に折曲された四周枠部12cとにより構成されている。前記床固定部12bの四隅部には、床部への固定用のボルト挿通孔12dが開設されており、また、四周枠部12cのうち、左右に位置する枠部12cの前後端部には、ボルト挿通孔とともにボルト受けナット体12eがそれぞれ溶着されている。そして、床フレーム12は、ボルト挿通孔12dから挿入されるアンカーボルト(図示せず)を床部に螺入することにより固定される。
First, the
つぎに、床フレーム12の左右両側部に下奥行きフレーム8をそれぞれ固定するが、このとき、下奥行きフレーム8のベース片8aには、床フレーム12の左右の枠部12cに溶着されたボルト受けナット体12eに対向する部位に位置してボルト挿通孔8iが開設されており、該ボルト挿通孔8iから挿入したボルト(図示せず)をボルト受けナット体12eに螺合することにより、下奥行きフレーム8が床フレーム12に固定されるように構成されている。
続いて、左右の下奥行きフレーム8の前後端部にそれぞれ前、後フレーム体3、4を固定するが、前、後フレーム体3、4は、横枠材5の幅狭状部5eの左右両端部を、下奥行きフレーム8のベース片8aと該ベース片8aから起立する第一、第二横枠固定片8c、9cとにより囲繞される空間に嵌め込む(挿し込む)ことにより、第一、第二横枠固定片8c、9cに幅狭状部5eが挟持保持されるように構成されており、これによって、前、後フレーム体3、4は、それぞれ下奥行きフレーム8(床フレーム12)に対して起立した状態に仮保持されるように構成されている。
Next, the lower depth frames 8 are respectively fixed to the left and right side portions of the
Subsequently, the front and rear frame bodies 3 and 4 are respectively fixed to the front and rear end portions of the left and right lower depth frames 8. The front and rear frame bodies 3 and 4 are arranged on the left and right sides of the
そして、前、後フレーム体3、4が起立状に仮保持された状態において、下奥行きフレーム8と前、後フレーム体3、4の下端部との連結部である下側における前後左右の四隅部において、前述したように、下奥行きフレーム8の第一、第二横枠固定片8c、9cに開設されたボルト挿通孔Hと横枠材5側のボルト受けナット体5fとを位置合わせしてボルト10をボルト受けナット体5fに螺合するとともに、縦枠固定片9bのボルト挿通孔Hと縦枠材6のボルト受けナット体6gとを位置合わせしてボルト11を各ボルト受けナット体6gに螺合して、前、後フレーム体3、4を下奥行きフレーム8に固定する。
In the state where the front and rear frame bodies 3 and 4 are temporarily held in an upright manner, the front, rear, left and right corners on the lower side, which is a connecting portion between the
続いて、床部側に固定された前、後フレーム体3、4に対し上奥行きフレーム7を組込むが、前、後フレーム体3、4の上側の横枠材5の幅狭状部5eを、上奥行きフレーム7の前後端部に設けられるベース片7aと第一、第二横枠固定片7c、9cとにより囲繞される空間に挿し込むことにより、上奥行きフレーム7が上、下フレーム体3、4に仮保持される。そして、この仮保持状態において、上奥行きフレーム7と前、後フレーム3、4上端部との連結部である上側の前後左右の四隅部において、前述したように、上奥行きフレーム7の第一、第二横枠固定片7c、9cに開設されたボルト挿通孔Hと横枠材5のボルト受けナット体5fとを位置合わせしてボルト10を各ボルト受けナット体5fに螺合するとともに、縦枠固定片9bのボルト挿通孔Hと縦枠材6のボルト受けナット体6gとを位置合わせしてボルト11を各ボルト受けナット体6gに螺合して、前、後フレーム体3、4に上奥行きフレーム7を固定する。
Subsequently, the
このように、ラックフレーム2を床フレーム12に組込んだ状態において、前、後フレーム体3、4に固定(螺着)された下奥行きフレーム8は、床部に固定される床フレーム12に固定されている。これによって、ラックフレーム2は下奥行きフレーム8、床フレーム12を介して床部側からの支持を受けることができるように構成されて、ラックフレーム2の床部からの浮き上がりを防止する耐震構造が付与された状態となっている。さらに、本実施の形態では、床部から上方に起立する縦枠材6に対し、下奥行きフレーム8から上方に長く延出する縦枠固定片9bを螺着することにより床部側への固定支点が上位に設定され、ラックフレーム2の歪みやガタつき、特に左右方向における歪みやガタつきに対する強度が高められ、一層優れた耐震性能を備えた機器搭載用ラック1となるように構成されている。
Thus, in the state where the
続いて、前記組立てられたラックフレーム2に機器搭載用の部品が組込まれるが、ラックフレーム2の左右両側部には、上端部、および上下方向中間部に位置して都合四本の前後方向長尺状の支持フレーム14が固定される(図5参照)。前記支持フレーム14は、前後端部が前、後フレーム体3、4の左側の縦枠材6同士、右側の縦枠材6同士に螺着することにより縦枠材6に支持される本体フレーム14aと、該本体部位14aに固定され、フレーム空間の左右方向内側に向けて突出する固定用フレーム14bとを備えて構成されている。このように、支持フレーム14を前、後フレーム体3、4の左側縦枠材6同士、右側縦枠材6同士にそれぞれ螺着することにより、これら支持フレーム14がラックフレーム2の前後方向の歪みやガタつきに対する強度確保部材として兼用されるように構成されている。
さらに、左右に位置する上下方向二本の支持フレーム14の固定用フレーム14bに対し、上下方向長尺状に形成された前後方向各一対の機器搭載用のマウントフレーム15をそれぞれ螺子止め固定する。これらマウントフレーム15は前後一対の固定片15aを備えて構成されており、該固定片15cが、上下の支持フレーム14の固定用フレーム14bおよび下奥行きフレーム8の内起立片8dの都合三箇所に当てがわれ、螺着されるように構成されている。
尚、下奥行きフレーム8の内起立片8dには、複数のボルト挿通孔とともに、これらボルト挿通孔に沿ってボルト受けナット体8jが予め溶着されたものとなっており、前記ボルト受けナット体8jを用いてマウントフレーム15が螺着されるように構成されている。
ここで、前後各一対のマウントフレーム15のうち、前方に位置するマウントフレーム15は、前端縁に機器支持片15bが形成されており、該機器支持片15bには上下方向複数のボルト挿通孔15cが開設されていて、適宜位置のボルト挿通孔15cを用いて各種機器が螺着される構成となっている。また、マウントフレーム15の前後一対の固定片15aの間には部材支持片15dが形成されており、該部材支持片15dは、搭載する機器の大きさや荷重によって別途必要となる支持部材を設置するべく、複数のボルト挿通孔15eが上下方向に複数形成されている。
Subsequently, equipment mounting components are assembled in the assembled
Further, a pair of mounting
The
Here, of the pair of front and rear mount frames 15, the
さらに、前述したように必要な部材が組込まれたラックフレーム2に対し、図8、10に示すように、左右には左右のカバー体16を組込み、前後には左右一対の扉体17を組込み、上部には天板18を組込むことで機器搭載用ラック1の組立てが完了するように構成されている。
前記左右のカバー体16は四周に折曲片16aが形成され、上側の折曲片16aには下方に折返された係止片16bが形成されている。そして、カバー体16は、図10(A)に示すように、上側の係止片16bを、上奥行きフレーム7の外起立片7eから第一、第二外側補強片7g、7hに続いて折曲形成されたカバー受け片7iに係止することで容易に組込まれるように構成されている。そして、カバー体16は、左右の折返し片16bを縦枠材6のフレーム空間における前後方向内側に位置する第一凹部6dに沿って配設することで、縦枠材6の縦枠外片部6bと略面一状となるように設けられている。尚、16eはカバー体16と縦枠材6との間に設けられる係止具である。
Further, as shown in FIGS. 8 and 10, the left and
The left and
また、左右一対の扉体17は四周縁部に折返し片17aが形成され、各扉体17のフレーム空間の左右方向外側端部の折返し片17aに設けた図示しない係止部を、縦枠材6の第二凹部6eに設けられたヒンジ部13に支持させることにより、ラックフレーム2に対して開閉揺動自在に設けられるように構成されている。そして、各扉体17の上下端部の折返し部17aは、横枠材5のフレーム空間における上下方向外側に位置する第二横枠外片部5cに対向する状態で配設され、扉体17により上下の横枠材5が覆われるように構成されている。尚、17cは扉体17とラックフレーム2とのあいだに設けられる落し錠である。
Further, the pair of left and
一方、天板18は、上奥行きフレーム7のベース片7aに対し、複数箇所において螺着されることで上奥行きフレーム7に一体化されるように構成されているが、さらに、ベース片7a下面の前後端部には予めボルト受けナット7jが溶着されており、ここに、天板17側からアイボルト(吊りボルト)18aを螺合できるように構成されている。尚、アイボルト18aは、既に設置された機器設置用ラック1を必要において移動するような場合に、機器設置用ラック1を分解することなく吊り上げ可能とするように構成されている。
On the other hand, the
叙述の如く構成された本形態において、各種機器が搭載される機器搭載用ラック1を構成するラックフレーム2は、上下一対の横枠材5と左右一対の縦枠材6とにより四角枠状に形成される前後一対の前、後フレーム体3、4と、前、後フレーム体3、4の上下の四隅部同士をそれぞれ連結する左右一対の上、下奥行きフレーム7、8とにより構成されるが、前記上、下奥行きフレーム7、8は、前後方向長尺状のベース片7a、8aを備え、該ベース片7a、8aの前後端部に、前、後フレーム体3、4の横枠材5の幅狭状部5eの左右両端部を、前後方向から挟持して横枠材5に螺着される第一横枠固定片7c、8cと第二横枠固定片9cと、前、後フレーム体3、4の縦枠材6に当接して縦枠材6に螺着される縦枠固定片9bとが、フレーム空間の上下方向内側に向けて起立状に設けられている。この結果、上、下奥行きフレーム7、8と前、後フレーム体3、4とを連結固定する場合に、横枠材5と縦枠材6とを個別に一体化することができ、しかも、一体化手段を螺着によるものとすることができて、都合八箇所における前、後フレーム体3、4と奥行きフレーム7、8との固定を簡単、かつ、容易に行うことができるものありながら、確実、かつ、堅固な固定をすることができる。そのうえ、横枠材5と縦枠材6とに固定される第一、第二横枠固定片7c、8c、9cと縦枠固定片9bとは、上、下奥行きフレーム7、8に予め一体化されているので、従来のもののように別途連結部材を用意する必要がなく、部品点数の削減を図れて、作業性よく組立て(組込み)作業を行なうことができる。また、ラックフレーム2を組立てるにあたり、前、後フレーム体3、4と上、下奥行きフレーム7、8とは、横枠材5を各奥行きフレーム7、8の第一、第二横枠固定片7c、8c、9cに挟持状に仮保持させることができるので、螺着作業の作業性の向上を図ることができる。
In the present embodiment configured as described, the
さらに、このものにおいて、上、下奥行きフレーム7、8の縦枠固定片9bと縦枠材6とは、第一、第二横枠固定片7c、8c、9cと横枠材5との固定位置よりもフレーム空間の上下方向内側に位置して固定されているので、ラックフレーム2の歪み、特に、左右方向における歪みに対する強度を一層高めることができる。
Further, in this structure, the vertical
また、ラックフレーム2は、下奥行きフレーム8を床部に固定される床フレーム12に固定することにより機器搭載用ラック1に構成されて各種機器が搭載されるが、このようにすることで、ラックフレーム2は歪みやガタつきに対する強度が高いうえに床部からの浮き上がりが防止されて、耐震性の優れた機器搭載用ラック1とすることができる。
In addition, the
さらに、このようなラックフレーム2を用いて機器搭載用ラック1を建物内に設置する場合に、予め搬送しやすい形状に分解された各部材(床部フレーム12、前、後フレーム体3、4、上、下奥行きフレーム7、8、搭載用部品14、15、カバー体16等)を搬入し、設置箇所において組立てるが、このとき、床部に床フレーム12を固定し、該床フレーム12の左右側部に下側の左右一対の奥行きフレーム8をそれぞれ固定し、これら左右一対の下奥行きフレーム8の第一、第二横枠材固定片8c、9cに、前、後フレーム体3、4の下方の横枠材5の左右両端部をそれぞれ挟持せしめて前、後フレーム体3、4を起立状に仮保持し、その後、下奥行きフレーム8の第一、第二横枠材固定片8c、9cを下横枠材5に、縦枠材固定片9bを縦枠材6下端部に螺着する構成となっている。この結果、従来のもののように、ラックフレーム2の姿勢を変えるような煩わしい作業をすることなく、前、後フレーム体3、4を下奥行きフレーム8に作業性よく螺着することができ、一人作業が可能となる。そのうえ、ラックフレーム2は、予め床部に固定した床フレーム12に、下奥行きフレーム8を介して固定されることにより、床部からの浮き上がりが防止されて耐震構造を備えたものとなり、耐震用の部材を別途設けることなく耐震性に優れた機器搭載用ラック1とすることができる。
Furthermore, when the
そのうえ、上、下奥行きフレーム7、8の縦枠固定片9bと縦枠材6とは、第一、第二横枠固定片7c、8c、9cと横枠材5との固定位置よりもフレーム空間の上下方向内側に位置して固定されているので、ラックフレーム2の歪みやガタつき、特に、左右方向における歪みやガタつきが防止されて耐震強度を一層高めることができる。
In addition, the vertical
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、図11に示す第二の実施の形態のようにすることができる。
前記第二の実施の形態は、前記第一の実施の形態と同様の第一機器搭載用ラック1と、上下二段の開閉扉18が設けられた第二機器搭載用ラック19とを隣接して設けたものが示されており、第二機器搭載用ラック19は、開閉扉18を上下二段として取付ける構成としたこと以外は前記第一の実施の形態と同様に構成されており、同様の構成については同様の符号を付すことで説明を省略する。そして、第一、第二機器搭載用ラック1、19を一体的に連結する場合では、第一、第二機器搭載用ラック1、19の上端部に載置される天板18、20同士を、アイボルト螺着用として設けられている左右に隣接する前後二箇所の螺着部において、連結プレート21を積層した状態でアイボルト18a、20aを螺合することにより、容易に連結することができるように構成されている。
Of course, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and may be the second embodiment shown in FIG.
In the second embodiment, a first
本発明は、屋内に設置される機器搭載用ラックに利用することができる。 The present invention can be used for equipment mounting racks installed indoors.
1 機器搭載用ラック
2 ラックフレーム
3 前フレーム体
4 後フレーム体
5 横枠材
5e 幅狭状部
6 縦枠材
6f 補助プレート
7 上奥行きフレーム
7a ベース片
7c 第一横枠固定片
8 下奥行きフレーム
8c 第一横枠固定片
9 固定プレート
9b 縦枠固定片
9c 第二横枠固定片
10 ボルト
12 床フレーム
DESCRIPTION OF
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