JP5475608B2 - 撹乱システム、撹乱装置、撹乱方法及びプログラム - Google Patents
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Description
第1の確率と、前記所望のレベルを確保するための第2の確率とを設定するサーバと、
前記第1の確率に基づいて前記データ値を前記複数の値のうちのいずれかの値に置換した第1の撹乱データを生成するクライアントと、を有し、
前記サーバは、前記第1及び第2の確率を用いて第3の確率を算出し、該算出した第3の確率に基づいて前記第1の撹乱データに含まれる値を前記複数の値のいずれかの値に置換した第2の撹乱データを生成する。
第1の確率と、前記所望のレベルを確保するための第2の確率とを設定する維持確率設定部と、
前記第1の確率に基づいて前記データ値を前記複数の値のうちのいずれかの値に置換した第1の撹乱データを生成する撹乱部と、を有し、
前記維持確率設定部は、前記第1及び第2の確率を用いて第3の確率を算出し、
前記撹乱部は、前記算出された第3の確率に基づいて前記第1の撹乱データに含まれる値を前記複数の値のいずれかの値に置換した第2の撹乱データを生成する。
前記サーバが、第1の確率を設定する処理と、
前記クライアントが、前記第1の確率に基づいて前記データ値を前記複数の値のうちのいずれかの値に置換した第1の撹乱データを生成する処理と、
前記サーバが、前記所望のレベルを確保するための第2の確率を設定する処理と、
前記サーバが、前記第1及び第2の確率を用いて第3の確率を算出する算出処理と、
前記サーバが、前記算出した第3の確率に基づいて前記第1の撹乱データに含まれる値を前記複数の値のいずれかの値に置換した第2の撹乱データを生成する処理と、を有する。
前記攪乱装置の維持確率設定部が、第1の確率と、前記所望のレベルを確保するための第2の確率とを設定する処理と、
前記維持確率設定部が、前記第1及び第2の確率を用いて第3の確率を算出する算出処理と、
前記攪乱装置の攪乱部が、前記第1の確率に基づいて前記データ値を前記複数の値のうちのいずれかの値に置換した第1の撹乱データを生成する処理と、
前記攪乱部が、前記算出された第3の確率に基づいて前記第1の撹乱データに含まれる値を前記複数の値のいずれかの値に置換した第2の撹乱データを生成する処理と、を有する。
第1の確率と、前記所望のレベルを確保するための第2の確率とを設定する機能と、
前記第1及び第2の確率を用いて第3の確率を算出する算出機能と、
前記第1の確率に基づいて前記データ値を前記複数の値のうちのいずれかの値に置換した第1の撹乱データを生成する機能と、
前記算出された第3の確率に基づいて前記第1の撹乱データに含まれる値を前記複数の値のいずれかの値に置換した第2の撹乱データを生成する機能と、を実現させる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の撹乱システムの実施の一形態の構成を示すブロック図である。
(1)2回の撹乱の両方においてデータ値が元の値のままである場合
(2)1回目の撹乱でデータ値が他の値に置換され、2回目の撹乱でその他の値から元の値に置換される場合
従って、第1の撹乱データの秘匿性のレベルを、第2の維持確率ρ2に基づいてデータ値を置換した場合と同じレベルまで高めるためには、上記の式2〜4を用いると、以下に示す式5の関係が成立する必要がある。
(1)1回目の撹乱でデータ値が元の値のままであり、2回目の撹乱でその特定の値に置換される場合
(2)1回目の撹乱でデータ値がその特定の値に置換され、2回目の撹乱でその特定の値のままである場合
(3)1回目の撹乱でデータ値がその特定の値以外の値に置換され、2回目の撹乱でその特定の値に置換される場合
従って、第1の撹乱データの秘匿性のレベルを、第2の維持確率ρ2に基づいてデータ値を置換した場合と同じレベルまで高めるためには、上記の式2〜4を用いると、以下に示す式6の関係が成立する必要がある。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態では、クライアント20−1〜20−nにおいて、データに含まれるデータ値を第1の維持確率ρ1に基づいて置換して第1の撹乱データを生成した。そして、サーバ10において、第1の撹乱データに含まれる値を中間維持確率ρmに基づいて置換した。
11,31 維持確率設定部
12,22,32 撹乱部
13 送受信部
20−1〜20−n クライアント
21 記憶部
30 撹乱装置
33 データ受信部
Claims (9)
- 複数の項目から構成され、前記複数の項目のそれぞれに対応付けられた複数の値のうちのいずれかであるデータ値を含むデータの秘匿性を所望のレベルで確保するために、前記データ値を前記複数の値のうちのいずれかの値に確率的に置換する撹乱システムであって、
第1の確率と、前記所望のレベルを確保するための第2の確率とを設定するサーバと、
前記第1の確率に基づいて前記データ値を前記複数の値のうちのいずれかの値に置換した第1の撹乱データを生成するクライアントと、を有し、
前記サーバは、前記第1及び第2の確率を用いて第3の確率を算出し、該算出した第3の確率に基づいて前記第1の撹乱データに含まれる値を前記複数の値のいずれかの値に置換した第2の撹乱データを生成する撹乱システム。 - 請求項1に記載の撹乱システムにおいて、
前記第1及び第2の確率は、前記データ値を置換しない確率であり、
前記サーバは、前記第2の確率を前記第1の確率で除算した値を前記第3の確率とする撹乱システム。 - 複数の項目から構成され、前記複数の項目のそれぞれに対応付けられた複数の値のうちのいずれかであるデータ値を含むデータの秘匿性を所望のレベルで確保するために、前記データ値を前記複数の値のうちのいずれかの値に確率的に置換する撹乱装置であって、
第1の確率と、前記所望のレベルを確保するための第2の確率とを設定する維持確率設定部と、
前記第1の確率に基づいて前記データ値を前記複数の値のうちのいずれかの値に置換した第1の撹乱データを生成する撹乱部と、を有し、
前記維持確率設定部は、前記第1及び第2の確率を用いて第3の確率を算出し、
前記撹乱部は、前記算出された第3の確率に基づいて前記第1の撹乱データに含まれる値を前記複数の値のいずれかの値に置換した第2の撹乱データを生成する撹乱装置。 - 請求項3に記載の撹乱装置において、
前記第1及び第2の確率は、前記データ値を置換しない確率であり、
前記維持確率設定部は、前記第2の確率を前記第1の確率で除算した値を前記第3の確率とする撹乱装置。 - サーバとクライアントとを有し、複数の項目から構成され、前記複数の項目のそれぞれに対応付けられた複数の値のうちのいずれかであるデータ値を含むデータの秘匿性を所望のレベルで確保するために、前記データ値を前記複数の値のうちのいずれかの値に確率的に置換する撹乱システムにおける撹乱方法であって、
前記サーバが、第1の確率を設定する処理と、
前記クライアントが、前記第1の確率に基づいて前記データ値を前記複数の値のうちのいずれかの値に置換した第1の撹乱データを生成する処理と、
前記サーバが、前記所望のレベルを確保するための第2の確率を設定する処理と、
前記サーバが、前記第1及び第2の確率を用いて第3の確率を算出する算出処理と、
前記サーバが、前記算出した第3の確率に基づいて前記第1の撹乱データに含まれる値を前記複数の値のいずれかの値に置換した第2の撹乱データを生成する処理と、を有する撹乱方法。 - 請求項5に記載の撹乱方法において、
前記第1及び第2の確率は、前記データ値を置換しない確率であり、
前記算出処理は、前記サーバが、前記第2の確率を前記第1の確率で除算した値を前記第3の確率とする処理である撹乱方法。 - 複数の項目から構成され、前記複数の項目のそれぞれに対応付けられた複数の値のうちのいずれかであるデータ値を含むデータの秘匿性を所望のレベルで確保するために、前記データ値を前記複数の値のうちのいずれかの値に確率的に置換する撹乱装置における撹乱方法であって、
前記攪乱装置の維持確率設定部が、第1の確率と、前記所望のレベルを確保するための第2の確率とを設定する処理と、
前記維持確率設定部が、前記第1及び第2の確率を用いて第3の確率を算出する算出処理と、
前記攪乱装置の攪乱部が、前記第1の確率に基づいて前記データ値を前記複数の値のうちのいずれかの値に置換した第1の撹乱データを生成する処理と、
前記攪乱部が、前記算出された第3の確率に基づいて前記第1の撹乱データに含まれる値を前記複数の値のいずれかの値に置換した第2の撹乱データを生成する処理と、を有する撹乱方法。 - 請求項7に記載の撹乱方法において、
前記第1及び第2の確率は、前記データ値を置換しない確率であり、
前記算出処理において、前記維持確率設定部は、前記第2の確率を前記第1の確率で除算した値を前記第3の確率とする、撹乱方法。 - 複数の項目から構成され、前記複数の項目のそれぞれに対応付けられた複数の値のうちのいずれかであるデータ値を含むデータの秘匿性を所望のレベルで確保するために、前記データ値を前記複数の値のうちのいずれかの値に確率的に置換するコンピュータを、請求項3または請求項4に記載の撹乱装置として機能させるためのプログラム。
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JP2010224009A JP5475608B2 (ja) | 2010-10-01 | 2010-10-01 | 撹乱システム、撹乱装置、撹乱方法及びプログラム |
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JP2012080345A JP2012080345A (ja) | 2012-04-19 |
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