JP5457133B2 - Remote control device - Google Patents
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Description
本発明は、空調コントロールパネルに設けられた操作ノブ等の操作部と空調用ダクトに設けられたダンパ等の被操作部とを一対のケーブルで連結し、一対のケーブルの間の相対移動を利用して操作部の回転運動を被操作部にも回転運動として伝達するための遠隔操作装置に関する。 The present invention utilizes a relative movement between a pair of cables by connecting an operation part such as an operation knob provided on an air conditioning control panel and an operated part such as a damper provided on an air conditioning duct with a pair of cables. The present invention also relates to a remote control device for transmitting the rotational motion of the operation unit to the operated portion as rotational motion.
この種の遠隔操作装置は、自動車に搭載されてその空調コントロール用に広く用いられている。例えば特許文献1には、空調用ダクトに設けられたダンパを被操作部として、このダンパを回転させるための遠隔操作装置が開示されている。特許文献1が開示する遠隔操作装置は、ダンパの軸に回り止め状態で連結されるプーリを設け、このプーリに一対のケーブルの端部を連結固定している。一対のケーブルは、プーリに至るまでは複線式のアウターケーブルで一体的に保持され、プーリを取り囲むようにしてプーリの外周面に巻き付けられ、端部であるケーブルエンドが共にプーリに固定されている。したがって、一対のケーブルを相対移動させることでプーリを回転させ、プーリと一体で回転するダンパを角度調節することができる。そこで、空調コントロールパネルに設けられた操作ノブの側にも同種の遠隔操作装置を設ければ、操作ノブの回転運動をダンパにも回転運動として伝達することができ、これによって操作ノブによるダンパの角度調節が可能となる。 This type of remote control device is mounted on an automobile and widely used for air conditioning control. For example, Patent Document 1 discloses a remote control device for rotating a damper with a damper provided in an air conditioning duct as an operated portion. The remote control device disclosed in Patent Document 1 is provided with a pulley connected to a damper shaft in a non-rotating state, and the ends of a pair of cables are connected and fixed to the pulley. A pair of cables are integrally held by a double-wire type outer cable until reaching the pulley, wound around the outer peripheral surface of the pulley so as to surround the pulley, and both ends of the cable end are fixed to the pulley. . Accordingly, the pulley can be rotated by relatively moving the pair of cables, and the angle of the damper that rotates integrally with the pulley can be adjusted. Therefore, if a remote control device of the same kind is also provided on the side of the operation knob provided on the air conditioning control panel, the rotary motion of the control knob can be transmitted to the damper as a rotary motion. Angle adjustment is possible.
一般的に、空調ダクトに設けられたダンパに遠隔操作装置を連結するためには、狭い場所に遠隔操作装置を通していく必要がある。例えば、特許文献1に記載されているようなプーリを備える遠隔操作装置では、空調コントロールパネル取り付け用の開口部からプーリを備える遠隔操作装置を差し込み、この遠隔操作装置を各種の構造物の間の隙間を這わせながら、最終的に空調用ダクトに設けられたダンパの設置位置まで案内しなければならない。このため、プーリの大きさがそのような作業の妨げになり易く、作業性が悪いという問題がある。 Generally, in order to connect a remote control device to a damper provided in an air conditioning duct, it is necessary to pass the remote control device through a narrow place. For example, in a remote control device including a pulley as described in Patent Document 1, a remote control device including a pulley is inserted from an opening for attaching an air conditioning control panel, and the remote control device is interposed between various structures. It is necessary to guide to the installation position of the damper finally installed in the air-conditioning duct while creating a gap. For this reason, there exists a problem that the magnitude | size of a pulley tends to obstruct such an operation | work and workability | operativity is bad.
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、被駆動部までケーブル付きの遠隔操作装置を引き込む作業の作業性を良好にすることを目的とする。 The present invention has been made in view of such a point, and an object of the present invention is to improve the workability of the work of drawing the remote control device with a cable to the driven part.
本発明の遠隔操作装置は、共に回転自在な空調コントロールパネルに設けられた操作部と空調用ダクトに設けられた被操作部とを連絡し、前記操作部の回転運動を前記被操作部にも回転運動として伝達するための一対のケーブルと、前記ケーブルをその長手方向に変位自在に保持する基部と、長手方向が前記基部での前記ケーブルの変位方向に沿う収納状態と前記ケーブルを間に挟んで前記基部の両側から前記ケーブルの変位方向と非平行となる方向に拡がる使用状態とに変化自在に前記基部に保持され、前記基部の両側から拡がる二箇所の位置に前記一対のケーブルの一端側をそれぞれ連結固定する一対のケーブル固定部を備え、前記被操作部の回転軸と同軸上で当該被操作部と一体的に回転するように当該被操作部に着脱自在に連結する回転体と、前記回転体を前記基部から拡がらない回転位置で位置固定する、前記基部と前記回転体とに設けられた回転体保持機構と、を備える。 The remote control device of the present invention communicates an operation unit provided on an air-conditioning control panel that is rotatable together with an operated unit provided on an air-conditioning duct, and the rotational movement of the operation unit is also transmitted to the operated unit. A pair of cables for transmitting as a rotational motion, a base portion that holds the cable so as to be displaceable in the longitudinal direction, a storage state in which the longitudinal direction is along the displacement direction of the cable at the base portion, and the cable interposed therebetween One end side of the pair of cables at two positions that are held by the base so as to change freely from both sides of the base to a use state that extends in a direction that is non-parallel to the direction of displacement of the cable. A pair of cable fixing portions for connecting and fixing each of the operated portions, and detachably connected to the operated portion so as to rotate integrally with the operated portion on the same axis as the rotation axis of the operated portion. Comprising a rotating body, the position fixing the rotating body rotational position does not spread from the base, and a rotary member holding mechanism provided in the base portion and said rotating body.
本発明によれば、回転体を、基部に保持されたケーブルの変位方向に沿う状態(収納状態と呼ぶ)と、ケーブルの変位方向に対して非平行となる方向に基部から拡がる状態(使用状態と呼ぶ)とに変化させることができ、したがって、被駆動部の設置位置までケーブル付きの遠隔操作装置を搬送する作業に際しては回転体を収納状態にして狭い場所でも通し易くし、その作業の作業性を向上させることができる。 According to the present invention, the rotating body extends from the base in a state along the direction of displacement of the cable held by the base (referred to as a stored state) and in a direction that is not parallel to the direction of displacement of the cable (use state Therefore, when transporting a remote control device with a cable to the installation position of the driven part, the rotating body can be stored and easily passed in a narrow place. Can be improved.
第一の実施の形態を図1ないし図5に基づいて説明する。 A first embodiment will be described with reference to FIGS.
本実施の形態の遠隔操作装置11は、自動車の空調コントロールパネルに設けられた操作ノブを操作部とし、空調用ダクトに設けられたダンパを被操作部として、操作ノブの回転をダンパに伝えてダンパを回転調節する用途に用いられる(全て図示せず)。
The
図1(a)は回転体201が収納状態にある場合、(b)は回転体201が使用状態にある場合をそれぞれ示す装置全体の背面図である。図2は、回転体201が収納状態にある場合を示す装置全体の縦断側面図である。本実施の形態の遠隔操作装置11は、概略、細長い基部101に同様に細長い回転体201が回転自在に保持されて形成されている。これらの基部101及び回転体201は、一例として、共に樹脂等の弾性復元力を有する部材によって形成されている。
FIG. 1A is a rear view of the entire apparatus showing the case where the
基部101は、一対のケーブル51を摺動自在に保持するアウターケーブル52を収納保持するケーブル保持孔102を一端に備え、他端に回転体201を保持する保持溝103を備えている。ケーブル保持孔102は、その底部にケーブル孔102aを有する。ケーブル孔102aは、ケーブル保持孔102に保持したアウターケーブル52から引き出された一対のケーブル51を挿通することができる大きさに形成されている。ケーブル孔102aを挿通したケーブル51は、その先端が保持溝103の方向に向かう。ケーブル51は、アウターケーブル52内を摺動自在である。したがって、基部101は、ケーブル51をその長手方向に変位自在に保持することになる。このような基部101は、その下面が凹形状にオフセットしており、このオフセット部分を回転体201の配置空間としている。
The
回転体201は、矩形平板状のアーム部材202によって形成されている。アーム部材202は、基部101と略同一幅に形成されており、その四隅が丸く落とされている。このような回転体201は、アーム部材202の中央部分に位置させて、連結体203を有している。連結体203は、その中央部分に連結孔204を有し、この連結孔204を中心としてアーム部材202の平坦面から円筒状に突出する部材であり、その外周面に嵌合溝205を形成している。嵌合溝205は、基部101に形成された保持溝103に嵌合する寸法に形成されている。そこで、回転体201は、基部101の下面側のオフセット部分に配置され、基部101の保持溝103に連結体203の嵌合溝205を嵌め込むようにして基部101に取り付けられている。このような構造上、回転体201は、保持溝103内をスライド移動自在であると共に、保持溝103内で回転自在である。保持溝103は、基部101が保持するケーブル51の変位方向に沿って形成されているので、回転体201はケーブル51の変位方向に沿って移動自在である。また、回転体201は、回転することによって、ケーブル51を間に挟んで基部101の両側からケーブル51の変位方向と非平行となる方向にアーム部材202を拡げる。この際、アーム部材202は、回転体201の回転に応じて、ケーブル51の変位方向に対して僅かに非平行となる小さな角度から徐々にその角度を増していく。
The rotating
基部101に保持されたケーブル51は、回転体201に連結固定されている。回転体201は、その回転によって基部101の両側から拡がるアーム部材202の両端側のそれぞれに引掛け溝206を有し、中央部側端に固定孔207を有している。アウターケーブル52から引き出されてケーブル孔102aを通り保持溝103の方向に向かう一対のケーブル51は、それらの端部のケーブルエンド53がカシメ部54に結束されている。そこで、一対のケーブル51は、それぞれが引掛け溝206に引っ掛けられた状態で、そのカシメ部54が固定孔207に圧入されている。こうして、一対のケーブル51は、回転体201に連結固定されている。一対の引掛け溝206及び固定孔207は、基部101の両側から拡がる二箇所の位置に一対のケーブル51の一端側をそれぞれ連結固定する一対のケーブル固定部CHをなしている。
The
基部101と回転体201とには、アーム部材202が基部101から拡がらない回転位置で回転体201を位置固定する回転体保持機構RHが設けられている。この回転体保持機構RHとして、基部101には略半球形状の保持凸部104が突出形成され、回転体201には保持孔208が形成されている。回転体201が基部101と重なる位置、換言すると、互いの長手方向が一致する位置に位置付けられると、基部101の保持凸部104と回転体201の保持孔208とが嵌り合い、回転体201の回転が規制される。この状態において、回転体201は、基部101に保持されたケーブル51の変位方向に沿う状態となる。ここでは、便宜上、この状態を「収納状態」と呼ぶ。
The
基部101は、肉薄舌片形状の弾性変形体105に保持凸部104を形成している。舌片形状であることは図1(b)を、肉薄であることは図2を、それぞれ参照されたい。このような構造上、保持凸部104と保持孔208とが嵌り合って基部101に位置固定されている回転体201に外力を加えて回転させると、弾性変形体105が保持凸部104の斜面に沿って回転体201から離反する方向に弾性変形し、保持孔208と保持凸部104との嵌合状態が解除される。これにより、回転体201は回転自在となり、ケーブル51の変位方向に対して非平行となる方向に基部101から拡がる。ここでは、便宜上、この状態を「使用状態」という。
The
図3は、回転体201の回転状態を示す装置全体の正面図である。図1(b)に示す使用状態において、回転体201に連結固定されない端部側において一対のケーブル51のうち一方を引っ張ると、回転体201のアーム部材202がケーブル51に引っ張られて回転し、これに応じてもう一方のケーブル51が引き込まれる。そこで、一対のケーブル51を互いに反対方向に移動させると、図3に示すごとく、回転体201のアーム部材202を回転させることができる。
FIG. 3 is a front view of the entire apparatus showing the rotation state of the
更に、図1(a)、(b)及び図2に示すように、基部101は、その下面に、円柱状をした位置決めピン106を突出形成している。その配置位置は、ケーブル保持孔102の近傍位置である。この位置決めピン106は、後述する遠隔操作装置装着部301(図3参照)に遠隔操作装置11を取り付ける際の位置決めのために用いられる。
Further, as shown in FIGS. 1A, 1B, and 2, the
図4は、被操作部であるダンパの近傍に配置される遠隔操作装置装着部301を示す正面図である。遠隔操作装置装着部301は、平板状の基板302に台座部303と作動部304と一対の固定爪部305とを設けている。
FIG. 4 is a front view showing the remote operation
図5は、遠隔操作装置装着部301に遠隔操作装置11が取り付けられた状態の縦断側面図である。図5中、遠隔操作装置11については、図3中のBB線で断面にした部分を示している。台座部303は、基板302から突出しており、遠隔操作装置11の基部101を保持する。基部101を位置決めするために、台座部303には、基部101の下面に設けられた位置決めピン106を嵌合させるための位置決め孔306が形成されている。
FIG. 5 is a longitudinal side view of the remote control
作動部304は、基板302に回転自在に取り付けられた作動軸307を有する。この作動軸307は、図示しない空調用ダクトに設けられたダンパの回転軸に連結している。したがって、作動軸307が回転すればダンパも回転する。このような作動部304は、作動軸307と一体に形成された作動レバー308を有している。作動レバー308は、回転体201のアーム部材202と同一の形状及び大きさで形成されており、そのアーム部材202を重ね合わせて保持することができる。アーム部材202を保持するために、作動レバー308には、重ね合わされたアーム部材202に形成されている保持孔208に嵌合する嵌合凸部309が形成されている。
The
更に、作動部304は、作動軸307と同軸上に、回転体201の連結体203に形成されている連結孔204に嵌合する連結ピン310を有している。
Further, the operating
固定爪部305は、台座部303及び作動部304に取り付けられた遠隔操作装置11の基部101の両側部を挟み込んで抜け止めする一対の部材である。このような固定爪部305は、基板302から垂直に立設して対向配置された一対の弾性片311の先端部に爪部312が設けられて形成されている。一対の弾性片311の間の対向間隔は、基部101の幅と略同一幅に形成され、一対の爪部312の間の対向間隔は、基部101の幅よりも狭い幅に形成されている。
The fixed
このような構成において、遠隔操作装置11は、台座部303、作動部304及び固定爪部305を利用して遠隔操作装置装着部301に着脱自在に取り付け可能である。つまり、遠隔操作装置11は、台座部303に基部101を保持させ、作動部304に回転体201を保持させることで、遠隔操作装置装着部301に取り付けられる。この際、基部101は、その位置決めピン106が台座部303の位置決め孔306に嵌合することで位置決めされる。また、回転体201は、その連結孔204に作動部304の連結ピン310を嵌合させた状態でアーム部材202を作動レバー308に重ね合わせて取り付けられる。これにより、作動レバー308の嵌合凸部309がアーム部材202の保持孔208に嵌合し、回転体201が作動レバー308と一体化する。この際、遠隔操作装置11の基部101は、固定爪部305における一対の爪部312を押し拡げるようにして一対の弾性片311の間に収まり、爪部312によって抜け止めされる。こうして、遠隔操作装置11は、遠隔操作装置装着部301に取り付けられる。
In such a configuration, the
遠隔操作装置装着部301に取り付けられた遠隔操作装置11は、一対のケーブル51を互いに反対方向に移動させることによって回転体201を回転させることができ、この回転体201の回転を作動部304を介して空調用ダクトに設けられたダンパ(図示せず)に伝達することができる。そこで、回転体201に連結固定される一対のケーブル51の一端側であるケーブルエンド53とは反対側の端部にも遠隔操作装置11と同一の遠隔操作装置11を連結し、この遠隔操作装置11を駆動部(図示せず)に連結することで、駆動部の回転運動を被駆動部であるダンパの回転運動に変換して伝達することができる。一対のケーブル51のケーブルエンド53とは反対側の端部に連結する遠隔操作装置11については、これを図示しないが、便宜上、そのような遠隔操作装置11が有する基部101を第2の基部、回転体201を第2の回転体と呼ぶ。実施に際しては、第2の回転体を自動車の空調コントロールパネルに設けられた操作ノブの回転軸(全て図示せず)に連結する。これにより、操作ノブを回転させると第2の回転体も回転し、これによって一対のケーブル51がアウターケーブル52内で互いに反対方向に移動する。すると、図3に示すように、被駆動部であるダンパ(図示せず)に連結された遠隔操作装置11では、一方のケーブル51がアウターケーブル52内に引っ張られ、もう一方のケーブル51がアウターケーブル52から引き出されることで、回転体201が回転する。回転体201が回転すると作動部304も回転し、その作動軸307を介してダンパも回転する。こうして、自動車の空調コントロールパネルに設けられた操作ノブを回転させることで、空調用ダクトに設けられたダンパを回転させて調節することができる。
The
ここで、空調用ダクトに設けられた被駆動部であるダンパ(全て図示せず)に遠隔操作装置11を連結する作業手順について説明する。まず、自動車の空調コントロールパネルを取り付けるための開口部(図示せず)に、ダンパに連結する遠隔操作装置11を差し込む。この際、回転体201は、図1(a)に示すような収納状態にしておく。次いで、開口部に差し込んだ遠隔操作装置11を空調用ダクトに設けられたダンパの位置まで案内するために、遠隔操作装置11を各種の構造物の間の空間に通していく。この場合、遠隔操作装置11を通す各種の構造物の間の空間は狭くなっているのが一般的であるので、狭い空間に遠隔操作装置11を通していかなければならない。これに対して、回転体201が収納状態にある遠隔操作装置11は、基部101と回転体201とが重なり合って細長い形態をとることから、狭い空間でも容易に通し易くなる。したがって、その作業性を向上させることができる。しかも、収納状態にある回転体201は、回転体保持機構RHによって、基部101に保持された状態を維持する。これにより、遠隔操作装置11の搬送途中、回転体201が不意に回転して何らかの構造物に引っ掛かってしまうような事故の発生を防止することができる。
Here, an operation procedure for connecting the
遠隔操作装置11をダンパの近傍に位置する遠隔操作装置装着部301の設置位置まで運んだならば、基部101に対して回転体201を回転させ、作動部304における作動レバー308の角度に合わせる。この状態で、遠隔操作装置11は、前述した如く遠隔操作装置装着部301に取り付けることができる。
When the
ここで、本実施の形態では、中央部分が基部101に回転自在に保持され、基部101に対して回転することにより両端部分が基部101の両側から拡がるアーム部材によって回転体201を形成している。これにより、全体の構造を簡単にすることができ、ひいては製造コストを下げることができる。とりわけ、このような回転体201の構造上、本実施の形態のように平板状のアーム部材202の採用も容易であり、より一層構造を簡単にして製造コストを下げることができる。
Here, in the present embodiment, the rotating
更に、本実施の形態においては、回転体201が収納状態にある場合、一方のケーブル51が連結体203を避けた状態となっている(図1(a)参照)。このため、回転体201が収納状態にある場合(図1(a)参照)のアウターケーブル52から露出する一対のケーブル51の合計長さは、回転体201が使用状態にある場合(図1(b)参照)のアウターケーブル52から露出する一対のケーブル51の合計長さよりも長くなる。そこで、第1の実施の形態においては、保持溝103内で連結体203をスライド移動自在とすることで、回転体201が使用状態にある場合にあってもケーブル51に弛みが生じないようにしている。つまり、回転体201が使用状態にある場合、保持溝103の入口側に連結体203を移動させることで、ケーブル51に生ずる弛みを防止することができる。そして、遠隔操作装置装着部301は、ケーブル51に弛みが生じない状態で遠隔操作装置11を装着できるよう、各部の寸法を決めている。
Further, in the present embodiment, when the
第二の実施の形態を図6ないし図12に基づいて説明する。図6(a)は回転体251が収納状態にある場合、(b)は回転体251が使用状態にある場合をそれぞれ示す装置全体の背面図である。図7は、装置全体の縦断側面図である。本実施の形態の遠隔操作装置21は、概略、細長い基部151に回転体251が保持されて形成されている。これらの基部151及び回転体251は、一例として、共に樹脂等の弾性復元力を有する部材によって形成されている。
A second embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 6A is a rear view of the entire apparatus showing the case where the
基部151は、一対のケーブル51を摺動自在に保持するアウターケーブル52を挿入状態で保持するケーブル保持孔152を一端に備え、他端に回転体251を保持する保持溝153を備えている。ケーブル保持孔152は、アウターケーブル52を圧入によって保持している。アウターケーブル52の端部から飛び出たケーブル51は、その先端が保持溝153の方向に向かう。そして、ケーブル51はアウターケーブル52内を摺動自在であることから、基部151は、ケーブル51をその長手方向に変位自在に保持することになる。このような基部151は、その下面が凹形状にオフセットしており、このオフセット部分を回転体251の配置空間としている。
The
回転体251は、一対のアーム部材252を有している。一対のアーム部材252は、共に弧状に形成され、連結部253によって回転自在に連結されている。連結部253は、連結孔254を有しており、この連結孔254によって基部151に回転自在に取り付けられている。なお、図6(a)中、下側のアーム部材252の連結部253は、アーム部材252の本体に対してアーム部材252の厚みだけ回転軸方向に沿ってアダプタAD101の基体AD102側にオフセットして形成されている。
The
つまり、基部151には、その保持溝153に回転体251のアダプタAD101がスライド自在に設けられている。アダプタAD101は、基部151に接して摺動する基体AD102を備え、その一端側に保持溝153に嵌合する連結体AD103を有し、他端にボスAD104を立設している。連結体AD103は、保持溝153に嵌合する嵌合溝AD105を外周面に有する円筒状部材であり、その中央部分には連結孔AD106を形成している。連結孔AD106は、一部に平坦部AD106aを有し(図6(a)、(b)参照)、真円ではない形状に形成されている。
That is, the
基部151に形成された保持溝153は、ケーブル保持孔152とは反対側の端部からケーブル保持孔152の方向に向けて延びている。これにより、アダプタAD101は、ケーブル保持孔152にアウターケーブル52を保持されたケーブル51の変位方向にスライド移動自在である。
The holding
ボスAD104は、三つの弾性片AD107から形成されており、これらの弾性片AD107を繋ぐと仮想的な円筒をなすような形状を有している。弾性片AD107には、それらのいずれにも先端部に爪部AD108が設けられている。これらの爪部AD108は、全て外周面側を向いている。個々の弾性片AD107を繋いでなす仮想的な円筒の直径は、アーム部材252の連結部253に形成されている連結孔254の内径と略等しく形成されている。そこで、ボスAD104に2つのアーム部材252の連結部253の連結孔254をそれぞれ差し込み、アーム部材252を取り付ける。ここで、個々の弾性片AD107の爪部AD108を除く長さは、2つのアーム部材252の厚みを加えた長さに略等しく形成されている。そこで、ボスAD104に対する連結部253の差し込み過程で弾性片AD107が撓み、その差し込みが完了すると、撓んだ弾性片AD107が元の形状に復元する。これにより、爪部AD108が連結部253を抜け止めし、回転体251がアダプタAD101に回転自在に取り付けられる。この状態において、一対のアーム部材252は、連結部253によって回転自在に連結されているために、図6(a)に示すような窄まった状態にも、図6(b)に示すような開拡した状態にもなり得る。一対のアーム部材252は、図6(a)に示すような窄まった状態ではそれぞれの先端部が互いに接合し、図6(b)に示すような開拡した状態ではそれぞれの先端部が大きく口を開いた形態となる。便宜上、図6(a)に示す状態を「収納状態」、図6(b)に示す状態を「使用状態」と呼ぶ。
The boss AD104 is formed of three elastic pieces AD107, and has a shape that forms a virtual cylinder when these elastic pieces AD107 are connected. Each of the elastic pieces AD107 is provided with a claw AD108 at the tip. All of these claw portions AD108 face the outer peripheral surface side. The diameter of a virtual cylinder connecting the individual elastic pieces AD107 is formed to be substantially equal to the inner diameter of the connecting
基部151には、アーム部材252を収納状態に位置固定する回転体保持機構RH’が設けられている。この回転体保持機構RH’として、基部151には、一対の保持凸部155が突出形成されている。一対の保持凸部155は、アーム部材252が収納状態にある場合に、それぞれのアーム部材252の外側縁部に係合して、アーム部材252の使用状態への移動を規制している。
The
基部151は、肉薄舌片形状の弾性変形体156に略半球形状の保持凸部155を形成している。このような構造上、保持凸部155とアーム部材252の外側縁部とが係合して基部151に位置固定されているアーム部材252に所定以上の外力を加えて回転させると、弾性変形体156が保持凸部155の斜面に沿ってアーム部材252から離反する方向に弾性変形し、保持凸部155とアーム部材252の外側縁部との嵌合状態が解除される。これにより、アーム部材252は回転自在となり、使用状態への移動が可能となる。
The base 151 forms a substantially hemispherical holding
図8は、回転体251のアーム部材252が有するケーブル固定部255の構造を示す斜視図である。一対のアーム部材252は、その先端部にケーブル固定部255を有している。ケーブル固定部255は、一対のケーブル51の端部であるケーブルエンド53をそれぞれかしめるカシメ部54を収納保持し得るエンド保持空間256を備え、このエンド保持空間256に連絡してケーブル51を通すことができるケーブル溝257を有している。ケーブル溝257は、一対のアーム部材252の外周側となる弧面全体にわたり形成されている。このような構造上、アウターケーブル52から飛び出した一対のケーブル51は、ケーブル溝257に入り込んでエンド保持空間256まで案内され、そのケーブルエンド53をかしめるカシメ部54がエンド保持空間256の内部に収納保持されることで抜け止めされている。
FIG. 8 is a perspective view showing the structure of the
更に、図6(a)、(b)及び図7に示すように、基部151は、その下面に、位置決め孔154を形成している。その配置位置は、ケーブル保持孔152の直下の位置である。この位置決め孔154は、後述する遠隔操作装置装着部351(図9参照)に遠隔操作装置21を取り付ける際の位置決めのために用いられる。
Further, as shown in FIGS. 6A, 6B, and 7, the
図9は、被操作部であるダンパの近傍に配置される遠隔操作装置装着部351を示す正面図である。遠隔操作装置装着部351は、平板状の基板352に位置決めピン353と作動部354と一対の固定爪部355とを設けている。
FIG. 9 is a front view showing a remote operation
図10は、遠隔操作装置装着部351に取り付けられた遠隔操作装置21の縦断側面図である。図11は、遠隔操作装置装着部351に取り付けられた遠隔操作装置21の正面図である。基板352に設けられた位置決めピン353は、遠隔操作装置21の基部151の下面に形成された位置決め孔154に嵌合して基部151を位置決めする。
FIG. 10 is a vertical side view of the
作動部354は、基板352に回転自在に取り付けられた作動軸356を有する。この作動軸356は、空調用ダクトに設けられたダンパ(図示せず)の回転軸に連結している。したがって、作動軸356が回転すればダンパも回転する。このような作動部354は、作動軸356と一体に形成された作動レバー357を有している。作動レバー357は、開拡した状態の一対のアーム部材252の両端の位置まで延びた形状及び大きさに形成されており、それらのアーム部材252がそれ以上開拡する動作を規制する凸部358を形成している(図11参照)。
The
更に、作動部354は、作動軸356と同軸上に、アダプタAD101の連結体AD103に形成されている連結孔AD106に嵌合する連結ピン359を有している。この連結ピン359は、連結孔AD106の形状及び大きさに合わせて形成され、連結孔AD106の平坦部AD106aと同様に平坦部359aを有している。したがって、アダプタAD101の連結孔AD106と作動部354の連結ピン359とは回り止め結合され、回転体251のアダプタAD101が回転すれば作動部354も回転し、その作動軸356に連結するダンパも回転する。
Furthermore, the operating
固定爪部355は、位置決めピン353に位置決めされ作動部354に取り付けられた遠隔操作装置21の基部151の両側部を挟み込んで抜け止めする一対の部材である。このような固定爪部355は、基板352から垂直に立設して対向配置された一対の弾性片360の先端部に爪部361が設けられて形成されている。一対の弾性片360の間の対向間隔は、基部151の幅と略同一幅に形成され、一対の爪部361の間の対向間隔は、基部151の幅よりも狭い幅に形成されている。
The fixed
このような構成において、遠隔操作装置21は、位置決めピン353、作動部354及び固定爪部355を利用して遠隔操作装置装着部351に着脱自在に取り付け可能である。つまり、遠隔操作装置21は、位置決めピン353に基部151を位置決めさせ、作動部354に回転体251のアダプタAD101を保持させることで、遠隔操作装置装着部351に取り付けられる。この際、基部151は、その位置決め孔154に位置決めピン353を嵌合させることで位置決めされる。また、回転体251のアダプタAD101は、その連結孔AD106に作動部354の連結ピン359を嵌合させることで作動部354に取り付けられる。この状態で、遠隔操作装置装着部351に設けられた一対の固定爪部355は、遠隔操作装置21の基部151を一対の爪部361で抜け止め保持する。そして、回転体251は、開拡する一対のアーム部材252が作動レバー357に形成された一対の凸部358に位置規制されることで、作動レバー357と一体化する。こうして、遠隔操作装置21は、遠隔操作装置装着部351に取り付けられる。
In such a configuration, the
ここで、遠隔操作装置装着部351に遠隔操作装置21を取り付ける場合には、アダプタAD101の連結孔AD106を遠隔操作装置装着部351の連結ピン359に嵌合させた状態で、基部105を連結ピン359から離れる方向へ移動させると、回転体251は、ケーブル51の引き込み方向と反対側の基部151の端部側に移動する。つまり、基部151の保持溝153でアダプタAD101の連結体AD103をスライド移動させる。すると、ケーブル51が位置不動であるとの前提の下、当初は図6(a)に示すように窄まった形態(収納状態)を保っている一対のアーム部材252が、図6(b)に示すように開拡する(使用状態)。これは、回転体251の連結部253が移動することにより一対のアーム部材252の先端部が一対のケーブル51に引っ張られるからである。そこで、遠隔操作装置装着部351における位置決めピン353と作動部354との間の離間距離の設定により、一対のアーム部材252の先端部を程よく開拡させた状態にすることができる(図6(b)及び図11参照)。この時、遠隔操作装置装着部351では、開拡した一対のアーム部材252が、遠隔操作装置装着部351の作動レバー357の両端に形成されている凸部358に位置規制されるよう、各部の寸法を定めている。そして、この状態で、基部151の位置決め孔154を遠隔操作装置装着部351の位置決めピン353に嵌合させて、基部151を遠隔操作装置装着部351の基板352に向けて押し込むと、固定爪部355の爪部361が基部151の両側部の縁に係合することにより、基部151が遠隔操作装置装着部351に固定される。このように、遠隔操作装置21を遠隔操作装置装着部351に取り付ける場合には、回転体251の連結孔AD106を遠隔操作装置装着部351の連結ピン359に嵌合させて、基部105を連結ピン359から離れる方向へ移動させるだけで、回転体251が収納状態から使用状態に自動で変位する。したがって、遠隔操作装置21の遠隔操作装置装着部351に対する取り付けを容易に行なうことができる。
Here, when the
図12(a)は回転体251が時計方向に回転した状態、(b)は回転体251が反時計方向に回転した状態をそれぞれ示す装置全体の正面図である。遠隔操作装置装着部351に取り付けられた遠隔操作装置21は、一対のケーブル51を互いに反対方向に移動させることによって回転体251を回転させることができる。これを、図12(a)、(b)に示す一例を用いて説明する。
12A is a front view of the entire apparatus showing a state in which the
図12(a)に示すように、紙面下側に位置するケーブル51をアウターケーブル52に引き込むと、回転体251の紙面下側に位置するアーム部材252が時計方向に回転し、これを位置規制している凸部358がアーム部材252に押されて作動レバー357を時計方向に回転させる。これにより、作動部354の作動軸356に連結している空調用ダクトに設けられたダンパ(図示せず)を時計方向に回転させてその角度調節を行なうことができる。この際、紙面上側に位置するアーム部材252も時計方向に回転することから、このアーム部材252の先端部に連結しているもう一方のケーブル51はアウターケーブル52から引き出される。
As shown in FIG. 12 (a), when the
図12(b)に示すように、紙面上側に位置するケーブル51をアウターケーブル52に引き込むと、回転体251の紙面上側に位置するアーム部材252が反時計方向に回転し、これを位置規制している凸部358がアーム部材252に押されて作動レバー357を反時計方向に回転させる。これにより、作動部354の作動軸356に連結している空調用ダクトに設けられたダンパ(図示せず)を反時計方向に回転させてその角度調節を行なうことができる。この際、紙面下側に位置するアーム部材252も反時計方向に回転することから、このアーム部材252の先端部に連結しているもう一方のケーブル51はアウターケーブル52から引き出される。
As shown in FIG. 12B, when the
そこで、回転体251に連結固定される一対のケーブル51の一端側であるケーブルエンド53とは反対側の端部にも遠隔操作装置21と同一の遠隔操作装置21を連結し、この遠隔操作装置21を駆動部(図示せず)に連結することで、駆動部の回転運動を被駆動部であるダンパの回転運動に変換して伝達することができる。一対のケーブル51のケーブルエンド53とは反対側の端部に連結する遠隔操作装置21については、これを図示しないが、便宜上、そのような遠隔操作装置21が有する基部151を第2の基部、回転体251を第2の回転体と呼ぶ。実施に際しては、第2の回転体を自動車の空調コントロールパネルに設けられた操作ノブの回転軸(全て図示せず)に連結する。これにより、操作ノブを回転させると第2の回転体も回転し、これによって一対のケーブル51がアウターケーブル52内で互いに反対方向に移動する。すると、図12(a)、(b)に示すように、被駆動部であるダンパ(図示せず)に連結された遠隔操作装置21では、一方のケーブル51がアウターケーブル52内に引っ張られ、もう一方のケーブル51がアウターケーブル52から引き出されることで、回転体251が時計方向と反時計方向とに択一的に回転する。回転体251が回転すると作動部354も回転し、その作動軸356を介してダンパも回転する。こうして、自動車の空調コントロールパネルに設けられた操作ノブを回転させることで、空調用ダクトに設けられたダンパを回転させて調節することができる。
Therefore, the same
ここで、空調用ダクトに設けられた被駆動部であるダンパ(全て図示せず)に遠隔操作装置21を連結する作業手順について説明する。まず、自動車の空調コントロールパネルを取り付けるための開口部(図示せず)に、ダンパに連結する遠隔操作装置21を差し込む。この際、一対の回転体251は、図6(a)に示すような収納状態にしておく。次いで、開口部に差し込んだ遠隔操作装置21を空調用ダクトに設けられたダンパの位置まで案内するために、遠隔操作装置21を各種の構造物の間の空間に通していく。この場合、遠隔操作装置21を通す各種の構造物の間の空間は狭くなっているのが一般的であるので、狭い空間に遠隔操作装置21を通していかなければならない。これに対して、一対の回転体251が収納状態にある遠隔操作装置21は、基部151と一対の回転体251とが重なり合って細長い形態をとることから、狭い空間でも容易に通し易くなる。したがって、その作業性を向上させることができる。しかも、収納状態にある回転体251は、回転体保持機構RH’によって、基部151に保持された状態を維持する。したがって、ケーブル51の引き込み方向と反対側の基部151の端部側に回転体251を移動させない限り、一対のアーム部材252が図6(b)や図11に示すような開拡状態とならない。これにより、遠隔操作装置21の搬送途中、一対の回転体251が不意に開拡して何らかの構造物に引っ掛かってしまうような事故の発生を防止することができる。
Here, an operation procedure for connecting the
遠隔操作装置21をダンパの近傍に位置する遠隔操作装置装着部351の設置位置まで運んだならば、遠隔操作装置装着部351に遠隔操作装置21を取り付ける。すると、一対のアーム部材252は開拡して使用状態となる。
If the
51 ケーブル
101 基部
151 基部
201 回転体
202 アーム部材
251 回転体
252 アーム部材
253 連結部
255 ケーブル固定部
CH ケーブル固定部
RH 回転体保持機構
51
Claims (8)
前記ケーブルの前記被操作部側の一端側をその長手方向に変位自在に保持する基部と、
長手方向が前記基部での前記ケーブルの変位方向に沿う収納状態と前記ケーブルを間に挟んで前記基部の両側から前記ケーブルの変位方向と非平行となる方向に拡がる使用状態とに変化自在に前記基部に保持され、前記基部の両側から拡がる二箇所の位置に前記一対のケーブルの一端側をそれぞれ連結固定する一対のケーブル固定部を備え、前記被操作部の回転軸と同軸上で当該被操作部と一体的に回転するように当該被操作部に着脱自在に連結する回転体と、
前記回転体を前記基部から拡がらない回転位置で位置固定する、前記基部と前記回転体とに設けられた回転体保持機構と、
を備える遠隔操作装置。 A pair for communicating the operation unit provided on the air-conditioning control panel that can rotate with the operated unit provided on the air-conditioning duct, and transmitting the rotational motion of the operation unit to the operated unit as a rotational motion. And the cable
A base for holding one end of the cable on the operated part side so as to be displaceable in the longitudinal direction;
The longitudinal direction is freely changeable between a storage state along the displacement direction of the cable at the base and a use state that extends from both sides of the base across the cable in a direction non-parallel to the displacement direction of the cable. A pair of cable fixing portions that are held by the base and extend from both sides of the base to connect and fix one end side of the pair of cables, respectively, and are operated coaxially with the rotation axis of the operated portion A rotating body detachably coupled to the operated part so as to rotate integrally with the part;
A rotating body holding mechanism provided on the base and the rotating body, which fixes the rotating body at a rotational position that does not expand from the base;
A remote control device comprising:
前記ケーブルを間に挟んで前記第2の基部の両側から前記ケーブルの変位方向と非平行となる方向に拡がるように前記第2の基部に保持され、前記第2の基部の両側から拡がる二箇所の位置に前記一対のケーブルの一端側をそれぞれ連結固定する一対のケーブル固定部を備え、前記操作部の回転軸と同軸上で当該操作部と一体的に回転するように当該操作部に着脱自在に連結する第2の回転体と、
を備える請求項1ないし7のいずれか一記載の遠隔操作装置。 A second base for holding one end of the cable on the side of the operating portion so as to be displaceable in the longitudinal direction;
Two locations that are held by the second base so as to spread in a direction that is not parallel to the displacement direction of the cable from both sides of the second base with the cable sandwiched therebetween, and that extend from both sides of the second base And a pair of cable fixing portions for connecting and fixing one end sides of the pair of cables at the position, and is detachably attached to the operation portion so as to rotate integrally with the operation portion on the same axis as the rotation axis of the operation portion. A second rotating body coupled to
A remote control device according to any one of claims 1 to 7 .
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